カテゴリーアーカイブ: データベース&テクノロジー

素材の可能性を追求して「医薬品開封検知」に — UACJが取り組むオープンイノベーション

今年のSAPPHIRE NOWのハイライトのひとつに掲げた通り、SAPはこれまでのITソフトウェアベンダーから積極的にエコシステムパートナーへの脱皮を図っています。SAPジャパンでは日本企業のイノベーションをさらに加速させていくために、具体的な協働イノベーションのためのデジタルエコシステムの各種プログラムを立ち上げ、既に多くの方々にご参加いただいています。
その中でも株式会社UACJ様(以後UACJ様)は各種の弊社プログラムに早くから興味を持ってくださったお客様の中の一社です。…

サブスクリプションエコノミーを支える課金処理:インドの急成長通信会社ジオの取り組み

最近、”サブスク”という言葉がよく聞かれるようになりました。もちろん皆さんご存知の”サブスクリプション”の略称です。ちょっと堅くまとめると、「長期の契約を元にした月額などの定期課金を軸としたビジネスモデルのひとつ」でしょうか。 この最近流行のサブスクですが、実は2000年頃からビジネスモデルについて考える潮流が始まり、さまざまなビジネスがサブスク化しています。過去に当ブログシリーズでもご紹介してきました。ここで、サブスクリプションを含む課金決済処理を武器にしている企業として、インドのリライアンス・イ…

マサチューセッツ工科大学が提供する利用者の声に基づく新たな学生サービス

マサチューセッツ工科大学が提供する利用者の声に基づく新たな学生サービス。SAP Innovation Award2019に発表された、①利用者の声のもとづいた施設の維持、②最先端技術による便利な駐車場サービス、をご紹介します。…

itelligence社の取り組みより — 社会課題の解決に向けたテクノロジーの活用

私は最近、日本の通信企業様やITサービス企業様の経営計画を拝見させていただくことが多いのですが、多くの会社様が「社会課題の解決」を会社の経営理念やミッションに掲げていることにあらためて気づきました。しかしそもそも営利企業であれNPOであれ、政府でさえも存在する理由が何らかの課題解決であり、「社会課題」を解決するのはどんな組織であれ当然のことかもしれません。ちなみに弊社のコーポレートビジョンも”Help the world run better, and improve people’s lives….

来たれエンジニア! SAP DemoJAM Tokyo 開催

きたる2019年10月24日に、SAP TechX が開催されます。 特に、開発者の皆さん向けに、技術的なセッションを TechJAMとして位置付けています。 SAP Intelligent RPAや機械学習のお客様Po ...

IDC調査レポートに見るSAP顧客のSAP S/4HANA移行動向

IT専門調査会社のIDC社がSAP顧客企業300社に行ったSAP S/4HANA関連の調査によると、SAP S/4HANAを複数ERP統合の機会にしたい顧客が43%、今のERPを継承したコンバージョンを選びたい顧客が33%、SAP S/4HANAを契機に全く新規にERPを入れ直したい顧客23%という結果がでました。SAP SEからのニュースにてこの結果をまとめ紹介した記事が出ていますので日本語の抄訳をご紹介したいと思います。是非、モダンERPとは?SAP顧客全体の方向性とは?を知るトレンド研究の参考…

境界を超えた”防災・減災社会”の真の社会実装に向けて

災害多発時代を迎えて 私たちが住む日本は世界有数の自然災害多発国です。日本の国土は全世界のたった0.25%の面積しかありませんが、世界で起こったM6以上の地震の約2割は日本周辺で発生しており、世界の活火山の約1割は日本に ...…

デジタルトランスフォーメーション — 2019 SAPPHIRE NOW で見えたこれからの世界

今回のブログは今年の SAPPHIRE NOW の基調講演および SAP Innovation Awards 受賞の取り組みにみる最新デジタルトランスフォーメーション動向から今後の世界が向かう方向を推察し、さらに日本のリアルな状況を踏まえ、今後の世界が向かう方向の中での我々のなすべきことについて考察していきます。…

デジタルトランスフォーメーション — 2019 SAPPHIRE NOW で見えたこれからの世界

今回のブログは今年の SAPPHIRE NOW の基調講演および SAP Innovation Awards 受賞の取り組みにみる最新デジタルトランスフォーメーション動向から今後の世界が向かう方向を推察し、さらに日本のリアルな状況を踏まえ、今後の世界が向かう方向の中での我々のなすべきことについて考察していきます。…

San Francisco 49ers:顧客体験の向上に向けたリアルタイムなスタジアムオペレーションの見える化

近年「顧客体験 / Customer Experience (CX)」という言葉が注目されています。Levi’s Stadiumではデジタルを活用した様々な顧客(観客・ファン)体験を提供しています。主要な取り組みとしては、当時としてはかなり最先端の取り組みであったスマートフォン向けのスタジアムアプリケーションがあります。スタジアムアプリケーションを通じたデジタルチケットはもちろんのこと、入場ゲートから自分の席までの経路案内、トイレの混雑状況の見える化、さらには座席から飲食の注文ができたり、追加料金を…

インダスモーター:自動車生産販売会社のインテリジェントエンタープライズへの変革

今回はトヨタ自動車のパキスタン生産販売会社のインダスモーターのデジタルトランスフォーメーションを取り上げます。
同社は、トヨタ自動車、豊田通商、それと現地パキスタンのハビブ財閥との合弁会社として1989年に創業し、1993年から車両の現地生産を開始しました。当時は、一日当たりの生産台数は20台でしたが、いまでは250台/日の規模にまで成長しました。…

コープの持続可能な買い物と”廃棄ゼロ(ゼロ・ウェイスト)”の取り組み

昨今日本でも、賞味期限切れ食品を売る店が人気を博していたり、食品ロスを減らそうと、コンビニ各社が消費期限が迫った弁当やおにぎりにポイント還元していくなどロスの削減は世界的な課題になっています。282843_Hands-recycling_R_purple

世界の食料廃棄量は年間約13億トン で、人の消費のために生産された食料のおよそ1/3が廃棄されているといいます。*1
食料が消費されずに捨てられるということは、その食料を育てるのにかかった人件費や土地代、肥料代など莫大なコストも無駄にしてい…

SAP Fiori どう始まり、どこへ向かっているか?

SAP Fiori。まだまだ浸透はこれからなものの、私達SAP社内では、SAP Fioriは当たり前のUXになってきています。1人のエンドユーザーとしてSAP社内でSAP Fioriを使い、その威力を日増しに感じる事が多くなっています。以前は仕事上必要な社内情報を、複数の情報ソースから手当たり次第に取って時間を消費していたのが、今ではSAP Fiori画面に1つにまとまりつつあり、意思決定のために多くの示唆を与えてくれるようになっています。

ミートアップレポート:「RPA しくじり先生と語る」 失敗事例

2019年1月21日、コンカー本社のセミナールームにて4回目となるBack Office Heroesミートアップ「RPAによる業務革新の現実と未来」を開催しました。今回は、そのレポートをお届けします。

デジタルトランスフォーメーション待ったなし! — 躍進する新興国、貫禄を見せる先進国、我々は?

「リバースイノベーション」という言葉をご存知でしょうか?米ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスの世界的戦略論の権威、ビジャイ・ゴビンダラジャン教授が2009年ごろに提唱したイノベーションの一形態です。イノベーシ ...…

あなただけの1足を簡単に手に入れる~Fashion Industryに見るAIの活用~

AI(人工知能)はファッションの世界でも接客や需要予測などに活用され始めています。 前回のブログ(ブラを試着する時間はない⁉ サイズと好みのデジタル化)では、自分にあったサイズを簡単に見つけるためのデジタル活用を書きまし ...…

タスネットワークス:デジタルトランスフォーメーションによる託送料削減を実現

タスマニアから、送配電事業を担っているタスネットワークスのデジタルトランスフォーメーションの取り組みが公開されました。今年10月の最新情報をご紹介します。

納税者目線の健全な「税金滞納」防止ーーー豪クイーンズランド州のマシンラーニングを利用した取り組み

電子政府が2001年にe-Japan構想として我が国の重点政策課題になって以来、様々な形で行政サービスのデジタル化・ワンストップ化は推進されています。近年は「デジタル・ガバメント推進方針」(平成29年5月30日)、「デジ ...…

インテリジェントエンタープライズの時代に SAPのマシンラーニングが果たす役割(第2回)

インテリジェントエンタープライズの中核となり、SAP Leonardoの要素の1つであるマシンラーニング。第二回の今回はSAP Cash ApplicationのPoCを実施された、JFEシステムズ様と三井物産様の事例をご紹介します。…

インテリジェントエンタープライズの時代に SAPのマシンラーニングが果たす役割(第1回)

インテリジェントエンタープライズの中核となり、SAP Leonardoの要素の1つであるマシンラーニング。第一回の今回は機械学習機能による入金消込の自動化を行うSAP Cash Applicationのご紹介とPoCを実施された、イーグル工業様の事例をご紹介します。…

ハンコが消えた!半年弱で電子決裁100%を実現した茨城県の挑戦

茨城県が電子決済100%!?と聞き、県庁を直撃。電子決済の話から、役所がなぜ紙だらけか?そして、RPAや自動化と抱える社会課題などに話が及びました。

職場にロボットがやってくる!- AIや機械学習で経理・財務の仕事はどう変わるのか?

AIが自動化する省力化するプロセスは数多く存在しますが、仕事の半分はAIや機械学習などにより何らかの影響を受けるが、完全に失われる職業は5%に満たない(マッキンゼー・アンド・カンパニーの調査)と言われています。

経費入力、請求書処理、監査といった、大量、かつ単調な作業の多くは最新テクノロジーで効率化と自動化が可能です。

技術者必見。これさえ読めば疑問は解決。―インテルとの技術協業で開発されたSAP HANAの基礎の基礎と最新情報(2)

2010年にインテル® Xeon®プロセッサーがリファレンス・アーキテクチャーとなり、インメモリーデータベースとして登場したSAP HANA。ビッグデータの高速処理基盤であり、SAP S/4HANAの基盤にも採用され、S ...…

技術者必見。これさえ読めば疑問は解決。―インテルとの技術協業で開発されたSAP HANAの基礎の基礎と最新情報(1)

2010年にインテル® Xeon®プロセッサーがリファレンス・アーキテクチャーとなり、インメモリーデータベースとして登場したSAP HANA。ビッグデータの高速処理基盤であり、SAP S/4HANAの基盤にも採用され、S ...…

AIで変えるバックオフィスの未来 – ミートアップレポート

2018年9月11日、ザ・プリンスパークタワー東京で開催された「SAP Concur Fusion Exchange 2018 Tokyo」 展示会場内の特設ステージにて、3回目となるBack Office Heroesミートアップを開催しました。
当日行われた2つのミートアップから、「AIで変えるバックオフィスの未来」のレポートをお届けします。

通信業界における ビッグデータを活用した収益計上漏れの把握

サービス・製品の利益率や粗利益はどんな事業にとっても重要なKPIです。例えば製造業では製造原価が重要なKPIのひとつです。しかし通信業界では慣習上、収益は収益、費用は費用と分けて管理されることが一般的でした。実際に、ほと ...…

データ駆動型行政—投資対効果の高い政策の実現

役所仕事は縦割りでたらいまわしにされる、そんなイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。また、業界団体などの要請で政策や予算が決まり、国民が直面している真の課題、現実に起きている問題への対応が十分なされない ...…

電子国家エストニアから学ぶ、日本の電子化の未来

世界最高峰の電子政府を整備するエストニア、日本でもマイナンバーをはじめとする取り組みが進展しています。今回は元エストニア投資庁 日本支局長の 山口 功作 氏にお話をお伺いしました。…

SAP TechDays 2018 セッションハイライト~SAP HANA概要とビッグデータウェアハウス構築のための実装技術

圧倒的な高速処理を実現するSAP HANAの内部構造を解説 SAP HANAは、SAPの次世代ビジネススイートSAP S/4HANAを支える基盤として活用されているのはもちろん、ビッグデータ分析のような大規模な処理が必要 ...…

SAP TechDays 2018 セッションハイライト~SAP Data Hubで実現するビジネスデータとビッグデータの上手な連携

SAP Data Hubで実現するビジネスデータとビッグデータの連携 SAPでは企業のビッグデータ活用を促すデータソリューション「SAP Data Hub」を2017年9月に発表し、日本でも11月から提供開始しています。 ...…

SAP TechDays 2018 セッションハイライト~データから付加価値を生み出す SAP HANAの戦略的活用術

SAP HANAと独自の理念を融合し、データの価値を高めたNTTコムウェアと川崎重工業の先進事例 グループを横断した情報分析や、業務プロセス間でのリアルタイムな情報共有といった情報活用は、多くの企業のIT戦略における重要 ...…

世界の最新デジタルトランスフォーメーション成功事例から見えてくること

今や「デジタルトランスフォーメーション」という言葉を検索すると、30万件に届こうかというほどの記事にヒットします。
弊社内でも、この言葉を聞かない日はありません。しかし、弊社では単にSAP S/4HANAやSAP Leonardoといった弊社最新ソリューションをお使いいただくことのみを切り取って、デジタルトランスフォーメーションと呼んではいません。

中東から世界へ、最先端の保険プラットフォーム作りを目指すエルセコの挑戦

現代生活において我々の日常に浸透している自動車保険、火災保険、地震保険を筆頭に、様々なニーズに応じた個人向け傷害保険からペット保険などの少額短期保険まで広がっています。そして、企業向けには、事業活動を取り巻く様々なリスクに対応するための賠償責任保険が提供されています。

そして、すでに様々な社会活動の中でデジタル渦が押し寄せています。その中でも日本の損害保険大手の収支の半分以上を占めている自動車保険においては、日進月歩で自動運転技術開発が行われており、新規参入も含め市場競争は国を関係なく加熱して…

もうひとつの「ERP」 - ドローン・データ・IoTを使った野生動物の保護

実はSAPには、ビッグデータのリアルタイム性を生かしたもうひとつの「ERP」の話があります。本ブログでは、もう一つの「ERP」- ドローン・データ・IoTを使った野生動物の保護をご紹介します。

農作物病害との戦いにビッグデータで立ち向かう ~ ウォーターワッチ・コーペラティブの挑戦

世界的な飢餓の問題は複雑であり、世界の食糧供給に対する脅威として、人口増加、耕作地の喪失、水資源の先細り、気候変動などがあげられます。
これら現代のチャレンジだけではなく、農業に従事する人々にとって何世紀にもわたる「敵」がいました。農作物病害です。害虫や病原体による農作物の損失は毎年数十億ドルもの損失となっています。

そこに最新の情報テクノロジーで古い敵との戦いの流れを有利にもっていくことができるのではないかと考えるイノベーターたちが現れました。…

my震度 — 白山工業とSAPの地震防災の取り組み、世界へ!

SAPジャパンは2016年4月より白山工業様と協業させていただいています。テーマは地震防災。白山工業様は地震観測のプロフェッショナル集団、弊社はインメモリーコンピューティングプラットフォームSAP HANAの提供元。この2社の強力なタッグで未だこの世にない地震防災のしくみの構築を目指しています。

ベーリンガー・インゲルハイム:患者さんに正規の医薬品を届けるために

グローバル製薬企業トップ20のひとつであるドイツのベーリンガー・インゲルハイム社は、医薬品のシリアル番号を管理する法規制に対応、患者さんの手元に届くまでのさまざまなビジネスパートナーと連携するサプライチェーンプラットフォームを構築し、2017年夏に稼働させました。

「IoT」はいったん忘れましょう。SAP Leonardoが支援するイノベーション企画の進め方の事例

耐久品を製造する企業が、IoTを使ってお客様先に収めた機器の予防保全をしたい、 また、ビジネスを「モノ」から「コト」へ変革したいという企画は良く耳にするテーマです。

そのような企画を進める企業に対して、SAPでは、いったん「IoT」といった技術要素は忘れて『幅広い視点で一回考えてみませんか?』と提案します。

今回は、より早く確実にイノベーションを実現するSAP Leonardoの進め方と合わせて、どのような検討の仕方がより確実かについて、ある企業の事例をもとに考えてみたいと思います。…

デジタル技術を活用したイノベーションをより早く確実に実現するSAP Leonardo

現在のSAPが提供する主力商品は2つです。1つはERP代表SAP S/4HANA、そしてもう1つがSAP Leonardoです。
SAPはなぜこのSAP Leonardoの開発に注力しているのでしょうか?

お客様別SAP Fiori適合性診断サービス

今のSAP ERPの使用範囲で想定すると、SAP S/4HANAになった際にどのようなSAP Fioriが標準で用意されていて、どのような効果が期待できるか?という疑問にお答えするのがお客様別SAP Fiori適合性診断サービスです。…

SAPの電子帳簿保存対応

SAPでは電子帳簿保存を実現する機能を提供するだけでなく、いろいろな記録項目での検索が可能となっており、業務の効率化も同時に実現します。当ブログでは「電子帳簿保存法」の要件である、会計帳簿や国税関係書類の電子作成、保存について、SAPがどのように対応しているのかについて解説いたします。…

SAP S/4HANAの拡張機能開発を強力に支援するSAP S/4HANA Cloud SDK

SAP S/4HANA拡張アプリケーションの構築から展開にいたるライフサイクル全体にわたる機能群を追加したSAP S/4HANA Cloud SDKの特徴をご紹介いたします。

新たなイノベーションフレームワークが生み出すビジネスの可能性とは? – SAP Leonardo Executive Summitレポート

イノベーションの推進を支援する新たなフレームワークとして、各方面から熱い視線が注がれている「SAP Leonardo」。日本においては、2017年10月からSAP Leonardoの導入を支援する「SAP Leonardo Innovation Services」の提供もスタートし、活用に向けた期待が高まっています。…

SAP S/4HANA のライブデータを BI ツールから参照するための仕組みを理解しよう

SAP が提供する BI ツールである SAP Lumira, discovery edition から SAP S/4HANA のライブデータを参照するための仕組みと方法をご紹介します。