「シャネル」2020年秋冬メイクアップコレクションはピンクに注目 「ボーム エサンシエル」の新色も

 「シャネル(CHANEL)」は8月14日、2020年秋冬メイクアップコレクションを発売する(一部数量限定発売)。価格帯は3200〜6900円。

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「スマッシュボックス」がインスタグラム上でドラァグクイーンコンテストを開催

 多くの企業が新型コロナウイルス感染拡大により、人が密接する集客イベントの開催の中止や見合わせを余儀なくされる中、「スマッシュボックス コスメティクス(SMASHBOX COSMETICS以下、スマッシュボックス)」はインスタグラム上でプライドフェス(LGBT文化をたたえるイベントの総称)を開催している。

 同ブランドはその一環として、メイクアップアーティストでインフルエンサーのエンジェル・メリノ(Angel Merino)と協業したドラァグクイーンコンテストを開催している。参加者はハッシュタグを使用してドラァグクイーンメイクの動画を投稿し、その中から4人がファイナリストとして選出される。その後ファイナリストは、歌唱力ではなくリップシンク(口パク)でパフォーマンスを競い合う“リップシンク バトル”に出場し、優勝者は「スマッシュボックス」のキャンペーンビジュアルに登場するほか、1年分のメイクを受け取ることができる。月末には、インスタグラム上でドラァグクイーンパフォーマンスを公開し、プライド月間を締めくくる。

 グレン・エヴァンズ(Glenn Evans)=スマッシュボックス コスメティクスシニア バイスシニア・バイス・プレジデント兼グローバルジェネラルマネジャーは今回のイベントについて、「このような規模でデジタルイベントを行うのは初めて。これまでもプライド月間は支援してきたが、今年はより大きなスケールでサポートしたかった。私たちやその他のブランドも、デジタルイベントについてまだ学んでる最中だ。今後、デジタルは私たちが想像もできなかったようなコンテンツやコンセプトで、より多くの人々にリーチすることを可能にするだろう」と語った。

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「エストネーション」ニュウマン横浜店がオープン 限定アイテムが続々

 エストネーション(ESTNATION)は6月24日に、横浜駅前の新商業施設、ニュウマン横浜に新店をオープンする。3~4階の立体フロアには、ウィメンズ&メンズのウエアやアクセサリー、コスメ、アンティーク雑貨などを幅広くラインアップ。インショップとして、「ニコライ・バーグマン フラワーズ&デザイン(NICOLAI BERGMANN FLOWERS & DESIGN)」が横浜エリアに初出店する。また同店のオープンを記念したコラボレーションアイテムもバリエーション豊富に発売する。注目のアイテムを一足先に紹介する。

セットアップで楽しめる「マディソンブルー」のシャツ&スカート

 中山まりこデザイナー兼ディレクターが手掛ける人気ブランド「マディソンブルー(MADISONBLUE)」には、定番の“Jブラッドリー”シャツをベースにした、デニム地のノースリーブシャツとミモレ丈のフレアスカートを別注。セットアップでワンピースのようにも楽しめるアイテムは、着回しが利くためコーディネートの汎用性が高い。

限定カラーのアートTシャツ

 エストネーションで毎シーズン続く、アーティストとのコラボプロジェクトからは、アメリカ人フォトグラファー、ピーター・サザーランド(Peter Sutherland)の作品をプリントしたアートTシャツが登場。横浜店限定カラーとしてベージュを用意する。

存在感のある「トムウッド」のリング

 ノルウェーのジュエリーブランド「トムウッド(TOM WOOD)」からは、スターリングシルバーに無色透明なロッククリスタルをあしらったリングを横浜店で先行発売。存在感のあるクリーンなデザインは、シンプルなコーディネートにアクセントを添える。

横浜をイメージした限定フラワーボックスも

 「ニコライ・バーグマン フラワーズ&デザイン」では、セイリングブルーのボックスに、鮮やかなオレンジやパープルのバラやカーネーションを詰めたフラワーギフトを用意。上質で洗練された大人の街、横浜を爽やかなカラーリングでイメージしたという。

 エストネーション横浜店では、買い物時にショッパーの受け取りを辞退するとメンバーズカードにポイントを付与。たまったポイントに応じてギフトをプレゼントする。また税込み1万円以上の購入で、ノベルティーのトートバッグを先着順でプレゼントする。

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「ノア」が大阪に国内2号店 木彫りの熊の限定Tシャツ発売

 ベイクルーズ グループが運営する「ノア(NOAH)」は6月27日、大阪・南堀江にオープンする国内2店舗目となる路面店のオープンを記念し、木彫りの熊をプリントした大阪店限定Tシャツ(6000円)を発売する。店舗の正式名称や住所などは追って発表する。限定Tシャツはホワイトとネイビーの2色展開で、大阪店とオンラインショップで販売予定。

 「ノア」のジャパンチームは「2号店のプロジェクトは、昨年春にこの場所にとてもクラシックで素晴らしい物件を見つけたことからスタートした。地元に馴染むローカリズムのようなものを感じたのを覚えている。Tシャツには、実家や老舗和食屋の一角に飾られていた木彫り熊のグラフィックをプリントした。この木彫り熊は、海外から輸入されたことがきっかけで、日本各地で愛されたもの。海外のブランドが日本に上陸し、徐々に日本各地に知られていくストーリーに思いを巡らせながらデザインした。日本のノスタルジックなカルチャーとアイコニックなものへ敬意を払いたい」とコメントしている。

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名古屋のオアシス・久屋大通公園に「スノーピーク」新業態がオープン

 スノーピークは、愛知・名古屋の久屋大通公園内に2020年秋に開業する「ヒサヤオオドオリパーク(Hisaya-odori Park)」(三井不動産)内に新業態「スノーピーク 久屋大通公園」をオープンする。飲食や物販に加え、公園という立地を生かした屋外型オフィスも運営する。2層構造で店舗面積は606平方メートル。担当者は「緑豊かな公園に位置し、自然をより身近に感じられる店舗、そしてアウトドアの間口を広げる店舗になる」とコメントした。

 1階はレストラン「スノーピーク イート(Snow Peak Eat)」を、2階はアウトドアギアとアパレルを扱う物販エリアとなる。レストランでは全国で見つけた滋味深い食材や焚火台といったこだわりの調理器具を用いて、キャンプブランド「スノーピーク」が大事にしてきた食のあり方を発信する。

 オフィス空間は2種類を運営する。公園にテントやテーブル、チェアといったアウトドアギアを設置する屋外型オフィス「キャンピング オフィス(Camping Office)」と、店舗2階を利用する屋内型オフィス「キャンピング オフィス オソト(Camping Office osoto)」(有料会員制)だ。アウトドアギアによって自然や人との距離を身近に感じ、「いつものオフィスでは出ない意外なアイデアやポジティブな意見が生まれる」と担当者は述べた。

 名古屋の直営店は「ららぽーと 名古屋みなとアクルス」店に続く2店舗目。

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D2C専用のECシステムを開発 ファッションECの実力者が語る「D2Cブランド成功のルール」

 インフルエンサーの佐野真依子が手がけるD2Cブランド「トランク 88(TRUNC 88)」を運営するブランディット(BRADIT)はこのほど、D2Cブランドに特化したECシステム「ブランディットシステム」の提供を開始した。ブランディット(BRANDIT)は、マークスタイラーやライブコマース配信大手のCANDEEなどでEC部門のトップを務めてきた鍛冶良紀・代表取締役CEOが、昨年9月にCANDEEからスピンアウトして立ち上げたスタートアップ企業で、「ブランディットシステム」を機にECシステム事業に本格参入する。ファッションEC屈指の実力者である鍛冶CEOに、D2Cブランドの成功のカギを聞いた。

WWD:「ブランディットシステム」の特徴は?

鍛冶:最大の特徴は、在庫を極限まで効率的に運用することを目指したシステム設計だ。SKU単位で在庫の把握や原価、モールごとの手数料、販売開始日、配送データなどが一目で分かるようになっており、商品のSKU単位で粗利率を把握できる。アパレルに特化し、生産からEC販売、在庫管理、マーケティング分析、ロジスティックスを一元的に管理できるECシステムは、他にはあまりない。自社のD2Cブランド「トランク88」でこれまで培ってきたノウハウをすべてつぎ込んでおり、D2Cブランドのための究極のECシステムだと自負している。

WWD:クリエイターやインフルエンサー向けには、既存のBASEやSTORESなど安価で使いやすいECカートが人気だが。

鍛冶:インフルエンサーのSNSなどを通じてダイレクトにファンや消費者と繋がれるD2Cブランドは、今の時代にフィットするビジネスモデルだ。僕自身も「トランク88」の運営を通じて、裏側ではインスタの投稿のタイミング、投稿のいいね数や保存数などをかなり細かく見ながら、商品の販売日や供給量をコントロールしてきた。その一方で、D2Cブランドの運営者なら誰しも直面することだが肝心のECシステムが、そうしたきめ細かなマーケティングデータを運用面で反映できるかと言われれば疑わしい。多くのブランドは受発注や在庫管理は今もエクセルに手打ちで管理していることがほとんどだろう。特にファッションの場合、アイテムのバリエーションが多く、季節や時期で商品も入れ替わる。そこにさらに商品生産や管理も加わって、実はかなり複雑な業務フローになる。つまり、実はビジネスとして継続して利益を出すのが非常に難しい。

WWD:D2Cブランド運営のカギになるのは?

鍛冶:重要なのは、ロジカルな販売計画を立てて実行できるか、あるいは商品の企画から生産、販売までをPDCAをきちんと回せるかどうか、だろう。D2Cブランドの場合、インフルエンサーが顧客であるファンのことを一番良く理解している。彼女/彼らは直感的にファンが欲しいものを嗅ぎ分けつつ、その上で新しいトレンドや商品を企画する。それを支えるMDは当て勘や過去の経験ではなく、数字的な裏付けをもって販売を支えるべき。

鍛冶:例えば「トランク88」だったら、AとBを作るかで迷った場合、クリエイティブディレクターの佐野麻衣子はインスタライブでファンに直接聞いてしまうだろう。それが一番早いし正確からだ。ただ、それをどのくらいの数量を作って、どうやって売っていくか。それにはインスタ投稿のインサイト分析や初速の売れ行きをロジカルかつ丁寧に見ていくことが重要だ。「ブランディットシステム」は、インフルエンサーを含めたブランドのチーム全員が、商品に関わるすべてのデータや業務フローを共有・可視化し、検証して実行することに軸足をおいて設計している。

「トランク88」でも、インフルエンサーでありクリエイティブ・ディレクターの佐野麻衣子も、彼女自身はもともと数字に明るい方ではないものの、常に在庫や販売の数字のデータを常に共有している。

WWD:ターゲットは?

鍛冶:月商300万円から数億円のブランドを想定している。一つのアイテムのどう作り、どう売っていくのか、データをマイクロサービス化したことが、結果的にこのシステムに拡張性を与えることに成功している。今後はMD支援ツールや生産管理ツールなども順次開発して、載せていくことを考えている。

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「ユニクロ トウキョウ」4階で展示 シュールでポップなラグのインスピレーション源とは?

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」が6月19日、東京・銀座にオープンした。“ライフウエアのすべてをここに”をコンセプトにブランドの世界観を発信する同店舗では、1~4階のさまざまなエリアで新進気鋭のアーティストやデザイナー、スタイリストとコラボレーションし展示を行っている。参加しているクリエイターは、資生堂トップヘアメイクアーティストの原田忠やフラワークリエイターの篠崎恵美(エデンワークス)など計11人。4階のキッズ&ベビー売り場では、「スタジオ・ザ・ブル―・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルー・ボーイ)」のラグが展示されている。ラグは、曲線と直線が自由に組み合わされたシュールでポップなデザインで、ラグの概念を覆すインパクトがある。「ブル―・ボーイ」の正田啓介は以前、「WWD JAPAN.COM」などでアートディレクターやグラフィック・デザイナーとして活躍。現在は自身でラグやセラミックのクリエイションのほかさまざまなコラボを行っている。正田に「ユニクロ」とのコラボおよび、新作ラグについて話を聞いた。

WWD:「ユニクロ トウキョウ」とコラボした感想は?

正田啓介(以下、正田):5月初旬に連絡があった。多くの人が訪れる店舗に展示してもらい、作品を見てもらえることをとてもうれしく思う。昨年フランス・パリの小さなギャラリーの展示からはじまり、今年初めに東京で初の展覧会を行った。その次が「ユニクロ トウキョウ」と、展示のスケールがどんどん大きくなってきている。最初は、自己満足で作った小さなアートが、このような形でいろいろな人の目に触れることによって自分の意識も変わってきている。

WWD:「ユニクロ」から声がかかった理由は?

正田:SNSの影響だと思う。インスタグラムやツイッターで多くの反響があるので、それがきっかけだと思っている。

WWD:展示しているラグは?

正田:「ブルー・ボーイ」のアイコン的なウェーブのモチーフのラグを“エアリズム”のベッドリネンなどと展示している。新作を展示してもいいと思ったが、SNSで反響が大きかったラグに決定した。

WWD:新作のラグに関しては?

正田:以前のコレクションではニュージーランド産ウールを100%使用したが、新作ではウールとレーヨンを使用している。レーヨンを使用することで、光沢感が出るし、触感もシルクのようにスムーズになるから。また、タペストリーとしても楽しんでもらえる。

WWD:新作のラグのインスピレーション源は?

正田:今年1月に訪れた米ロサンゼルス(以下、LA)やサンフランシスコで出合った建築物。フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が設計したマリン郡シビックセンターなどミッドセンチュリーの建築物に見られるアールデコの要素やウェーブがモチーフになっている。幸運なことにLAでは富豪のジェームズ・ゴールドスタイン(James Goldstein)の自宅を訪問することができた。LAの緑豊かな自然と彼の自宅に置かれた木製家具のコントラストに感動した。その家はロイドの門下生だったジョン・ラトナー(John Lautner)が設計したというから納得だ。

WWD:鮮やかな色使いはどこから?

正田:マイアミのサウスビーチにあるピンクやブルー、イエローなどのアールデコ建築が着想源だ。ジャンニ・ヴェルサーチェ(Gianni Versace)の元邸宅に使われていた3本のエメラルドグリーンのラインなどもイメージソースになっている。

WWD:最近では、お香なども製作しているが、今後の予定は?

正田:新型コロナウイルス感染拡大の影響で“おうち時間”が増えているので、お香立てやランチョンマット、玄関用マットなどを提案していく。また、トートバッグも製作する予定だ。これからも、いろいろなコラボレーションをしていくつもりだ。

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ウェブメディア「ハイスノバイエティ」がオンラインイベントを開催 「ディオール」「エルメス」など参加

 ベルリンを拠点にするストリートウェブメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」は、「ノット イン パリス(NOT IN PARIS)」と題したオンライン・エキシビジョン・イベントを6月24日〜7月2日に開催する。国境やアートの枠組みを超えたデジタルの取り組みで、ラグジュアリーアイテムやストリートウエアからアート、音楽、建築、さらに高級ワインまでを取り上げるほか、イベント関連グッズの販売も行う。開催のきっかけは、新型コロナウイルスの世界的流行により2021年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイークの物理的なイベントが中止となったこと。ファッション業界内でファッション・ウイークの未来やバーチャルランウエイの魅力が話し合われる中、「ハイスノバイエティ」は独自のソリューションを提案する。

 参加ブランドは、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「エルメス(HERMES)」といったラグジュアリーブランドから「ゲーエムベーハー(GMBH)」「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」「マリーン セル(MARINE SERRE)」などの新進ブランドまで多岐にわたる。「エルメス」は象徴的なシルクスカーフの歴史を披露するためにアーカイブを開放し、「ゲーエムベーハー」は今回のためにベルリンで映像を撮り下ろした。さらにルクセンブルク美術館(Musee du Luxembourg)の協力によるマン・レイ(Man Ray)のファッション写真展や、グッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum)とデビッド・ツヴィルナー・ギャラリー(David Zwirner Gallery)によるレイモンド・ペティボン(Raymond Pettibon)の作品展もオンラインで開催する。

 「ハイスノバイエティ」のトム・ベットリッジ(Thom Bettridge)編集長は、「私たちが普段記事にしている多くのイベントがキャンセルになったため、自分たち自身をカルチャーにおけるプロデューサーと考えざるを得なかった。それなら独自のカレンダーを作って、プロジェクトを基盤としたメディアブランドになろう、世界で(イベントが)何も起こっていないならば自分たちで形にしようと考えた」と述べ、「これはファッションイベントではなく、コンテンツイベント。皆がフォローしているブランドの世界観に浸るためのものだ」と語った。

 「ハイスノバイエティ」は直接ブランドとタッグを組み、読者の要望に正確に応えることを重視している。これについて、「新型コロナウイルスが発生した直後にとったアンケートでは、読者の3分の2が経済的なストレスを感じているか、周りがそういう状況にある中で目立った買い物をすることに罪悪感を持っていることがわかった。しかし同時に、85%はスタイルとカルチャーに思い入れを持っていると答えた。読者はファッションの持つ物語に夢中で、もっと文化的側面を知りたいと意欲的だ。コンテンツを届ける側にいる私たちにとってこれはすごく重要なことで、目的意識を感じた」とベットリッジ編集長。さらに同編集長は、このような若くファッションに関心を持つ層にとっては、実際にランウエイで披露される新シーズンのアイテムよりも、アーティストとのコラボレーションの背景にあるストーリーやショー音楽などがはるかに重要だと加えた。

 また、「ハイスノバイエティ」は新型コロナ終息後も同イベントの存続を目指すとともに、オブザーバーにとどまらず対等の関係でブランドと提携するメディアビジネス運営の新しい方法を示す。「過去にもこのような連携はあったが、それをより幅広く行うことができたのは素晴らしいこと。これまでショーや街中にあるものには少し恣意性が感じられたが、今は目の前にあるものの中から何と対話するかを決めることができる。キュレーターの視点から考えると、とても自由だ。オンラインであることの素晴らしさは、メディア、店舗、エージェンシーの境界線がなくなること。今では全てが同じ場所(オンライン上)で行われている」と、ベットリッジ編集長は述べた。

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「マックスマーラ」とサフィロがアイウエアのライセンス契約を早期解除 マルコリンへ移動か?

 「マックスマーラ(MAX MARA)」とイタリアのアイウエア企業サフィロ(SAFILO)は、両社が締結しているアイウエアのライセンス契約を2020年10月31日をもって解除すると発表した。これは1997年から続く契約で、現契約では23年12月31日まで更新の予定だったが前倒しの終了となる。サフィロによると、19年の売上高に占める「マックスマーラ」の割合は2%以下という。同社の19年12月期の売上高は前期比3.1%増の9億3900万ユーロ(約1100億円)だった。

 「マックスマーラ」の次の契約先は明かされていないが、マックスマーラ ファッション グループの「スポーツマックス(SPORTMAX)」と「マックス アンド コー(MAX & CO.)」のアイウエアを手掛けるマルコリン(MARCOLIN)が有力視されている。

 サフィロは、ハウスブランド「ポラロイド(POLAROID)」「カレラ(CARRERA)」「スミス(SMITH)」のほか、20以上のライセンスブランドを手掛けており、昨年は「リーバイス(LEVI’S)」「ミッソーニ(MISSONI)」「デヴィッド ベッカム(DAVID BECKHAM)」をスタートさせた。一方、来年は主力ブランドの「ディオール(DIOR)」と「フェンディ(FENDI)」のライセンスが、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)とマルコリンの合弁会社ティリオス(THELIOS)に移動する予定で、同社のポートフォリオはビジネスを大きく左右する変動が続いている。

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「パテック フィリップ」がスイスに新工場を建設 講堂やレストランも併設

 スイスの高級時計ブランド「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」が新たな工場をスイスに設立した。完成を祝して同ブランドはステンレススチールの“カラトラバ”を1000本限定で発売する。新工場は今後20〜30年間の成長に対応できるように、6億スイスフラン(約672億円)を投入してジュネーブのプラン・レ・ウアットに建てられたもので、地下4階を含む10層の広大なスペースを確保。さらに299席ある講堂や880人を収容することができるレストラン、4つのVIPラウンジを設け、駐車場は600台分の面積を持つ。

 今回の5年間にわたった新しい工場設立計画は、ティエリー・スターン(Thierry Stern)社長の父フィリップ・スターン(Philippe Stern)が活動した地にワークショップを開きたいという思いとともに、ブランドの諸活動を独立したものにしたいと同社長が考えてのことだという。年間6万2000本の生産量を増やすことが狙いではなく、生産に関わるさまざまなリソース運用を効率的で合理的なものにするためだという。同ブランドは「この工場は『パテック フィリップ』のジュネーブのルーツを再確認し、伝統と革新を完璧に融合させた時計作りのこれからの芸術性を確信するものだ」と述べた。

 スイス時計産業連盟の月次統計によるとスイス時計の輸出量は減少し続けており、新工場は新型コロナによる経済への打撃を受けた困難な時期に完成を迎えることとなった。統計によると、5月のスイス全体の輸出量は前年同期比67.9%減で、6月までの5カ月の間に全体で同35%減少した。5月は中国市場も同54.6%減で、市場の回復は「まだ見通しがついていない」と連盟は述べる。

 新型コロナウイルスによって経済に打撃を受ける前から、スイス時計業界は厳しい状況にあった。“アップル ウオッチ(APPLE WATCH)”の台頭や、主要市場の香港で長期化したデモの影響を残したままであるほか、20年現在は新型コロナウイルスによって苦戦を強いられている。

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スーツとネクタイ姿で抗議デモ 仕掛けた3人の黒人業界人がその理由を語る

 6月4日、ファッションやアートの分野で活躍する3人の黒人業界人による呼びかけで、ニューヨーク・マンハッタン北部(ハーレム)で抗議運動が平和的に行われた。これは5月25日に、米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)氏が白人の警察官に首を押さえつけられて死亡した事件に対するものだが、一風変わっていたのは、参加者が全員スーツやネクタイなどを着て正装していたことだ。

 子ども連れで参加した父親なども見られたこのデモを企画したのは、スタイリストのガブリエル・ガーモン(Gabriel M. Garmon)、デザイナーのブランドン・マーフィー(Brandon Murphy)、そしてアートキュレーターのハロルド・ジェームズ・アレクサンダー・ワイト(Harold James Alexander Waight)だ。当日は1000人以上が集まるなど好評だったことを受けて、彼らはジューンティーンス(Juneteenth)と呼ばれる米国の「奴隷解放記念日」の6月19日にも、同じようにスーツ姿で抗議運動を行っている。

 なぜ“正装”でのデモを企画したのか、またファッション業界における構造的な人種差別や今後それをどう改善するべきなのかについて、米「WWD」が聞いた。

WWD:6月4日はミネアポリスでフロイド氏の葬儀が行われた日だが、ニューヨークでも抗議運動を実施しようと考えた理由は?

ガブリエル・ガーモン(以下、ガーモン):アトランタで行われていた抗議運動にインスピレーションを受けた。フロイド氏をはじめ、これまで命を奪われてきた同胞たちを追悼し、連帯を示す運動をニューヨークでもやりたいと思ったことがきっかけだ。

ブランドン・マーフィー(以下、マーフィー):スーツなどの正装で参加するように呼びかけたのは、黒人や有色人種に対する固定観念とは違うイメージをメディアで伝えたかったから。重苦しい社会情勢の中ではあったが、士気も上がったし、協力し合えば世の中を変えられると感じられてよかったと思う。

WWD:1960年代の公民権運動でも、活動家らはメディアでどう見えるかを意識してスーツを着用するなど、服装を武器の一つとして闘った。当時の写真には、完璧にドレスアップした黒人男性が白人の警察官に不当な暴力を受けている様子が多く残されているが、今回のデモはそうした歴史からも影響を受けているか。

マーフィー:公民権運動があった頃は、男性は三つぞろえのスーツを着て帽子をかぶっていたし、女性もドレスを着ているなど、今よりもドレスアップすることが当たり前だった。服装によって人の印象は変わるし、世論もそれによって変わってくるので、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King Jr.)やマルコム・エックス(Malcolm X)といった当時の活動家からは多いに影響を受けている。今回の抗議運動は連帯を示すことはもちろん、インパクトのあるイメージを発信したいという意図もあったから。

ハロルド・ジェームズ・アレクサンダー・ワイト(以下、ワイト):正装することに関しては、「ドレスアップしなくてもいいのではないか」「スーツを着ないと尊重されないのはおかしい」という声もあった。しかしこれは、失われた命に対する私たちなりの敬意の表し方なのだ。表現方法は自由であるべきで、私たちの場合はそれがファッションだった。人は身なりで判断されることが多いが、今回は“スーツを着た人間”として見られ、真剣に受け止めてもらいたいと考えた。

ガーモン:正装しなくてもいいのではという意見は私も耳にしたが、私たちはファッションを愛しているので、自分を表現する手段として自然なものだ。またユニホームやそろいの服を身につけることで連帯が生まれるし、集団として効果的に意見を表明できる。

マーフィー:何か行動を起こすと、ポジティブな反応もあれば、ネガティブな反応もある。しかし信念を持って、自分が正しいと思うことを続けていくしかない。私たちは自分たちの声を社会に届け、変化を起こしたいと考えている。スーツを着ることで、これまでとは違う形でメディアに取り上げられるのであれば、それはいいことだと思う。今回のデモには高齢者や子どもも参加していたし、スーツやネクタイがない人のためにと余分に持参している参加者もいた。とても胸を打たれる光景で、こうして協力し合えばきっと変化を起こせると希望を持つことができた。

WWD:人種差別に対する闘いを支持すると表明しながらも、実際には黒人や有色人種の従業員がほぼいないなど、口先だけのファッションブランドやメディアが批判されているが、どのような変化が起きてほしいと思うか。

ワイト:企業は黒人や有色人種をもっと採用する、門戸をさらに開くと発表しているが、採用後の扱いが平等でないケースが多いことも問題だ。白人と同じ学歴や職歴があり、同じ職種に採用されたにもかかわらず、肌の色が違うというだけで給料が少ない。それが現実だ。企業やファッションブランドは、多様性を推進している体(てい)を装うために黒人を何人か採用してイメージアップを図るのではなく、真の意味で平等に扱う必要がある。

ガーモン:プライド月間(Pride Month、LGBTQ+の権利について啓発するイベントなどが開催される)に対する企業の態度がまさにそれだ。6月はレインボーフラッグ(LGBTQ+を象徴する旗)を掲げ、いかにも支持しているかのようだが、7月1日になった途端に旗を下ろして後は知らないふりを決め込む。企業は運動を継続し、本当の意味でのアライ(支援者)になることが重要だ。

マーフィー:ファッション業界では多数の有色人種が働いているのに、業界がそのことを認識していない。アシスタント・デザイナーやアシスタント・エディターなど、私たちはどれだけ頑張っても“アシスタント・何とか”な立場か、販売員にしかなれない。私がテーラリングのブランドで仕事をしていたときも、作業フロアにいる従業員の多くは黒人や有色人種なのに、上階のオフィスには白人しかいなかった。これではやる気を削がれるし、自分はファッション業界に受け入れられていないのではと疑問に感じてしまうので、経営側になったり、ブランドのオーナーになったりするための道筋が必要だ。これは公平性の問題で、人々の暮らしや人生がかかっている。ソーシャルメディアに「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」と投稿するだけでは十分ではない。

ワイト:「Black Lives Matter」がトレンドになってほしいわけではなく、本当に変化が起きて、それが定着してほしいと思う。ファッション業界は黒人や有色人種のさまざまなカルチャーを取り入れて利益を上げているのに、なぜ私たちのことをまるで背景か下働きのように扱うのかをよく考えてほしい。また、私たちはほかの人種に対して抗議しているのではなく、人種差別に抗議しているのだということも明確にしておきたい。

WWD:希望を感じるものは?

ガーモン:若い世代。今回のデモでは、ネクタイの結び方を教えてもらっている子どもの姿を見かけたが、私たちは彼らのために闘っているのだと思った。変化は一晩で起きるものではないが、子どもや若者を見ると希望を感じる。

マーフィー:黒人のデザイナーやクリエイターが連帯し、互いにサポートしている様子に心を打たれた。本気なのかどうかに多少の疑念は残るものの、大企業も誠意のこもった支援策を発表しているし、社会でも対話が続けられていることをうれしく思っている。

ワイト:未来に希望を感じる。過去は変えられないが、現在の行動で未来が変わるのだと思うと勇気が湧いてくる。またデモに参加できない人も、人種差別に反対する絵画や詩を発表したり、曲を作ったりして、みんな自分なりに行動している。そうした姿を見て、私は未来に対する希望を感じているのだと思う。

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「NYX」がわずか2年で再撤退 9月に順次閉店

 米国発のメイクアップブランド「ニックス プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」が23日、公式サイトとSNSで9月末での日本事業終了を発表した。

 同ブランドは現在国内に5店の直営店を持つが、9月14日にルクア大阪店、22日に名古屋ゲートタワーモール店、27日に池袋PARCO店と沖縄パルコシティ店を閉店する。表参道原宿店の閉店日は追って発表。楽天市場やロハコ(LOHACO)での取り扱いは9月30日で終了する。

 同ブランドは1999年に誕生。豊富なカラーバリエーションと手軽な価格で個性を発揮し、過去に日本には数回上陸したがいずれも撤退。2014年にロレアルグループに買収され、18年3月16日に東急プラザ表参道原宿に出店し再上陸を果たした。1号店オープン日には開店前から約400人が行列を作るなど高い注目を集めていたが、2年でまたしても撤退することになった。

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ママ雑誌「ママガール」休刊 ウェブやユーチューブなどのデジタル施策にシフト

 エムオン・エンタテインメントが発行する女性向け季刊誌「ママガール(mamagirl)」は、7月28日発売(新型コロナウイルスの影響で5月末発売から延期)の夏号をもって休刊する。ウェブ版は継続し、今後はインフルエンサーの活用やユーチューブ公式チャンネルでの動画施策など、デジタル領域にさらに注力していくという。

 「ママガール」は2012年8月にムックとして創刊。ママの新しいライフスタイルを提案し続けてきた。2013年には読者からの反響を受けて、定期刊行化していた。休刊に関して同社は「昨今、ユーザーの情報を入手するスタイルが変化し、メディアフォーマットが変容していく中、その価値を提供する上で雑誌というスタイルの役目は終了したと判断した」としている。

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「ディオール」と「ジョーダン ブランド」がコラボした“エア ジョーダン 1”の発売方法が決定 専用サイトで購入資格をエントリー

 「ディオール(DIOR)」はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響で発売が延期となっていたナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とコラボした“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”の発売方法を発表した。

 購入希望者は、後日発表される専用サイトから希望モデルやサイズ、受け取り希望店舗などを登録して購入資格を申請することができる。当該の店舗では購入資格取得者のみを対象に先着順に販売し、在庫がなくなり次第終了となる。購入資格のエントリーは1人につき1足まで。

 なお、ウエアとアクセサリーを含むカプセルコレクションの“エア ディオール”は7月以降に、イギリス・ロンドンのセルフリッジ(SELFRIDGES)と中国・成都市の太古里ショッピングセンター内のポップアップショップなどで販売を予定している。

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ヴァレンティノとアマゾンがタッグ 共同で模倣品販売会社を提訴

 ヴァレンティノ(VALENTINO)とアマゾン(AMAZON)は、靴の小売り事業を展開する米ニューヨーク州のケイトリン パン グループ(KAITLYN PAN GROUP LLC)が、「ヴァレンティノ」のアイコンであるロックスタッズをあしらった「ヴァレンティノ ガラヴァーニ」のシューズの模倣品を同社のECサイトと「アマゾン」で販売したことがアマゾンの規約違反およびヴァレンティノの知的財産権侵害に当たるとして、損害賠償請求等を求め、共同でケイトリン パン グループと米ニューヨーク州在住のハオ・パン(Hao Pan)を相手取り訴訟を提起した。

 アマゾンにとってラグジュアリーブランドと共同訴訟を提起するのは初のことであり、またヴァレンティノにとっても、オンライン小売企業と共同訴訟を提起するのは初だという。

 アマゾンのウェブサイトに掲載された連名のプレスリリースの中で、「ヴァレンティノは伊ローマのアトリエで完全生産し、メード・イン・イタリーを維持する代表的なラグジュアリーブランドだ。イタリア製であることはブランドの根幹をなす価値である。私たちの使命はブランドの保護と、創造性と包括性を持って行動することによってヴァレンティノコミュニティーを守ることだ。アマゾンと協働でオンライン上のブランドとリソースを保護することにより、ファッション業界に危機感を持たせ、知識や理解することの重要性を強調する」とコメントしている。また、アマゾンは「『アマゾン』の出店者の大半は誠実だ。われわれは消費者やブランド、出店者を偽造者から守るためには積極的な行動をとることをいとわない」とコメントしている。

 アマゾンは「複数回におよぶ警告や停止命令にもかかわらず、ケイトリン パンは輸入、販売、侵害品の提供を続けた」と説明する。加えて、ケイトリン パン グループは米国でロックスタッズの商標登録申請を試みたという。このためアマゾンはケイトリン パンのアカウントを2019年9月に凍結している。

 ヴァレンティノは米国における模倣品対策に力を入れており、過去3年間で2000点以上の模倣品を税関で差し止めたという。また同社は、複数のマーケットプレイスで模倣品を販売する7000以上のアカウントを凍結したほか、360以上のウェブサイト、1000以上のSNSアカウントを停止することにも成功している。

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「ディオール」がイタリアでのショー決行へ 無観客で2021年クルーズ・コレクションを披露

 「ディオール(DIOR)」は6月21日に開かれたオンライン記者会見で、2021年クルーズ(プレ・スプリング)・コレクションのランウエイショーを7月22日に南イタリア・プーリア州のレッチェで開催することを発表した。衛生面を考慮して無観客で行い、その模様をライブ配信する。今回のショーは当初5月9日に予定されていたもので、新型コロナウイルスのパンデミックにより無期限延期となっていた。

 世界から600人以上のメディア関係者が参加した記者会見には、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=クリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)社長兼最高経営責任者(CEO)とマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターが登場。ロックダウンよりも前にコレクション制作を始めていたキウリ=アーティスティック・ディレクターは、「父がプーリア州出身なので、私にとってこのプロジェクトはとても大切なものだった。そして、私に困難なときでも自分自身と未来を信じることを教えてくれた父に、このショーを捧げたいという気持ちもある」と、ショーにかける特別な思いを語った。

 一方、ベッカーリ社長兼CEOはショーを“美しい映画”に例え、モデルやフォトグラファー、ヘア&メイクアップアーティスト、イベントプロデューサーから職人や大工、電気技師まで1000人以上が携わることになるだろうと明かす。開催を決めた理由の一つとしては、「ラグジュアリーはエモーションであり、ファッションに関してはリアルなファッションショーほど感情を喚起するものはない」とコメント。大きなメーカーから家族経営の工房まで多くのサプライヤーだけでなく、新型コロナの最も深刻な影響を受けた国の一つであるイタリアへの支援を表すための取り組みでもあると説明した。さらに、第2次世界大戦直後にメゾンを立ち上げた創業者のクリスチャン・ディオール(Christian Dior)の勇気と前向きな姿勢に触れ、「これが私たちのDNAだ。この特別な時代に、ファッション界のために『ディオール』が立ち上がり行動を起こすことは象徴的だと思う」と述べた。

 また、ベッカーリ社長兼CEOは9月に再開予定のパリ・ファッション・ウイークでショーを続ける意向も示し、「ファッションの世界には、生のファッションショーが常に存在するだろうと考えている。9月のパリでは、少なくともある程度の観客を呼べることを期待している」という。キウリ=アーティスティック・ディレクターも「ファッション・ウイークはファッション界にとってだけでなく、開催都市にとっても重要」と、パリに与える経済的影響を強調した。

 なお、7月6〜8日のオートクチュール・ファッション・ウイークでは、6日14時半(現地時間)から発表が予定されている。生のショーは行わないというが、形式の詳細については明言を避けた。

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雨の日も使える!コンバットブーツにヒットの予感 ゴツさと量感で細見え

 秋に向けてヒットの兆しが見えている新顔シューズは、コンバットブーツに代表されるボリュームたっぷりのゴツめブーツ。背景にあるのは、“強い女”のイメージや、不安な時代の空気。アンフェアや不合理と戦いながら、今の時代を生き抜く女性像に、軍用シューズならではのタフ感がぴったりです。

 「ディオール(DIOR)」は2020年春夏パリ・コレクションで、ショートボトムスとゴツめブーツの組み合わせを提案。このように相反する印象の、フェミニンなスカートやキュートなミニボトムスとブーツを合わせるのがコンビネーションのコツです。おしゃれスナップを参考に、コンバットブーツの上手な取り入れ方を、夏のうちから先取りマスターして、梅雨のレインファッションにも取り入れていきましょう。

◆スカート・ワンピースに合わせてフェミニン×強さ

 秋元梢さんはラバーソールのコンバットブーツを履いて、「サカイ(SACAI)」の2020年春夏パリ・ファッション・ウイーク会場に来場。透ける袖のトップスに、ハイウエストのフレアシルエットのロングスカートを合わせ、とどめにタフな戦闘シューズをマッチング。シアー素材やフレアシルエットにぐっと緊張感がプラスされクールな装いが完成しました。

 2枚目のルックは「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」のショー来場者。ミニマルなノースリーブの白ワンピースに、スパイシーなブーツを引き合わせました。“上半身はたおやかに、靴はハードに”はおしゃれテクニシャンの得意技。腰にニットを巻いて、アクセントを添えました。夏場のシンプルなワンピースも、タフ顔のブーツを添えれば、スパイシーな着こなしに。大人女性でも取り入れやすいスタイリングです。

◆ジャケット×ミニボトムスで脚をきゃしゃ見せ

 ゴツめブーツは量感が豊かなので、コーデ全体のめりはりを演出できます。端正なテーラードジャケットや、コンパクトなミニボトムスと組み合わせて、トレンド感の高い着こなしに整えるのは、賢い組み立て方。写真1枚目はジャケットとミニボトムスでスクールガール風の雰囲気に。足元に戦闘モードのコンバットブーツを迎えて、スパイスをまぶしました。足元をハードに決めるだけで、自然な華奢感がアップ。脚線が細見えするおまけつきです。

 2枚目はジャケットとショートパンツのコンビネーション。ニュートラルカラーでまとめました。きれいめに整えつつ、足元だけはゴツめブーツではずしているのが、おしゃれエリートならではの隠し味的アレンジ。スーパースリーブ丈のシャツもアンバランスを印象づけて、遊び心を醸し出します。ショートパンツの裾がゆったりしているうえ、ブーツが豪快なので、シャープなレッグラインが引き立ちました。

◆ブーツインでスレンダー&ジェンダーレスなムード

 ゴツめブーツを目立たせるには、パンツの裾をブーツインするのが一番。「サカイ(SACAI)」の20年春夏パリ・ファッション・ウイーク会場で、モデルの高瀬真奈さんは、シアー素材のドット柄シャツとパンツのセットアップ姿を披露。パンツの裾はコンバットブーツに収めています。足首周りに適度なたるみを生んで、細感を際立たせるテクニックが参考になります。

 2枚目の写真は、夏らしいシンプルなTシャツ姿。パンツとのコーデはさっぱりして見えがちですが、コンバットブーツを取り入れれば、退屈に見えません。サンダルやスニーカーではイージーに見えすぎたり、物足りなく見えたり。でも、コンバットブーツに裾をインするだけで、こんなに新鮮な着映えにさま変わり。ジェンダーレスなたたずまいに整うので、ゆるっと見えがちなラフなコーデが凜々しく映ります。

 肌の露出をカムフラージュする効果が高いので、コンバットブーツはサマールックの相棒にうってつけ。手抜きに見えがちな装いにも、“強め感”を添えてくれます。秋冬にはさらに盛り上がりを見せそうなので、夏のうちから手なずけておくのが賢い先取りコーデです。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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ワグとiDAが渋谷パルコでチャリティーセールイベント開催 「ファセッタズム」や「ランバン」などが参加

 ファッションPRのワグと人材会社のiDAは6月26~28日に、東京都の新型コロナ対策医療支援の寄付を目的としたチャリティーセールイベントを渋谷パルコ9階の特設会場で開催する。

 「ウィー バイ プロジェクト(WE BUY PROJECT)」と題した同イベントは“ファッションの力で社会貢献”をコンセプトに掲げ、その趣旨に賛同するファッションブランドやセレクトショップがそれぞれの商品やアーカイブ品、サンプル商品の出品に加え、デザイナーの私物も販売する。売り上げの一部は東京都福士保護局の「守ろう東京・コロナ対策支援寄附金」に寄付する。

 6月18日時点では、「ファセッタズム(FACETASM)」「ランバン(LANVIN)」「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」「アレッジ(ALLEGE)」やセレクトショップのベスト パッキング ストア(BEST PACKING STORE)など計30以上のブランドおよびセレクトショップの参加が決定している。

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ペッパーランチ売却先、投資ファンドJ-STAR浮上。治郎丸・相席屋の買収実績。

株式会社ペッパーフードサービス(本社/東京都墨田区、代表取締役社長CEO:一瀬 邦夫)が、ペッパーランチ事業の売却先について、6月18日には食肉卸大手のエスフーズやコメ卸最大手の神明ホールディングスによる連合の可能性を否定しなかったが、6月22日には国内投資ファンドの J-STARの名を挙げて同社は決定していないと発表した。
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ペッパーランチ売却先、投資ファンドJ-STAR浮上。治郎丸・相席屋の買収実績。

株式会社ペッパーフードサービス(本社/東京都墨田区、代表取締役社長CEO:一瀬 邦夫)が、ペッパーランチ事業の売却先について、6月18日には食肉卸大手のエスフーズやコメ卸最大手の神明ホールディングスによる連合の可能性を否定しなかったが、6月22日には国内投資ファンドの J-STARの名を挙げて同社は決定していないと発表した。
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ゴーストレストランをFC展開。売上200万円プラスにできて、300店展開するってホント?

 厨房を外部に貸し出すゴーストレストラン。デリバリー需要が注目され、脚光を浴びているが、それをフランチャイズ(FC)展開する新しいビジネスモデルを始めた企業がある。商品は唐揚げ。これで月商200万円を上乗せできるという。そんな夢みたいなことがあるのか? しかも8月には300店が見えているという。直撃した。
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ゴーストレストランをFC展開。売上200万円プラスにできて、300店展開するってホント?

 厨房を外部に貸し出すゴーストレストラン。デリバリー需要が注目され、脚光を浴びているが、それをフランチャイズ(FC)展開する新しいビジネスモデルを始めた企業がある。商品は唐揚げ。これで月商200万円を上乗せできるという。そんな夢みたいなことがあるのか? しかも8月には300店が見えているという。直撃した。
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欧米で注目集める“定額レンタル服”をパリで体験 届いた服やサービスに見るビジネスの可能性

 新型コロナウイルスの影響で、ファッション業界の流通に大きな変化が起き始めています。中でも私が注目しているのは、コロナ騒動前から需要を伸ばしていたレンタルサービスです。未使用の中古品をレンタルで共有することで、衣類を循環させて生産を減らすという持続可能な新たなファッションビジネスだと近年うたわれており、昨年からいよいよレンタル事業を本格的に開始する企業も増えました。日本でもストライプインターナショナルの「メチャカリ」をはじめ、エディストの「エディスト クローゼット」、高級バッグに特化した「ラクサス」などがあります。パーティー用のフォーマルウエアだけではなく、日常着を定額制でレンタルするのがトレンドです。この潮流をつくったのはレント・ザ・ランウェイ(RENT THE RUNWAY)やル・トート(LE TOTE)、グウィニー・ビー(GWYNNIE BEE)などのアメリカのスタートアップ企業でした。中でも、11年前にサービスを開始したレント・ザ・ランウェイは現在約1100万人のユーザーを抱えており、世界中で売上高10億ドル(約1060億円)に達し、今もなお成長を続けています。昨夏には「アーバンアウトフィッターズ(URBAN OUTFITTERS)」「アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)」「バナナ リパブリック (BANANA REPUBLIC)」などファションブランドも相次いでレンタルサービスを発表しました。

 アメリカ企業の成功を参考にし、フランスでもル・クローゼット(LE CLOSET)やパノプリー(PANOPLY)、テール・ミー(TALE ME)などの企業が続々と誕生しました。老舗百貨店のギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)オスマン本店では、パノプリーと協業したレンタルサービス専門コーナーが設けられています。

背景には自然環境への意識

 レンタルサービスが注目を集めることになった背景の一つに、環境問題への意識の高まりがあります。米新聞「ブルームバーグ(BLOOMBERG)」紙と「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」紙は2018年、「H&M」では未販売の衣類とアクセサリー計42億ドル分(約4876億円)が倉庫に山のように積まれ無駄になっていると暴きました。ファッション業界が環境汚染に加担する産業だと長年問題視される主な要因は、ファストファッションが生み出す過剰生産です。多くの企業がサステナビリティを指針に掲げて取り組む一方で、生産された衣類の大部分は倉庫もしくはクローゼットの中で眠っているという悪循環に陥ってしまっているようです。IFM(フランスのテキスタイル・モード・ラグジュアリーブランド産業の高等専門学校)の調べでは、環境および社会に悪影響を与える洋服の過剰消費を制限することで、中古衣料品市場(再販売、レンタル、リサイクル)が生み出す利益は10億ユーロ(約1221億円)に相当するという試算が出されました。

 このような矛盾を解消するために、使用されていない衣類をレンタルによって共有して寿命を延ばすという考えは、環境的な視点からも有意義であると言えます。さらに、新型コロナウイルスの脅威を経験したことで、人々の自然環境への関心は今後いっそう高まり、衣料品に対してサステナブルな選択を意識することになるでしょう。

 しかし、環境問題に関しては結果がすぐ表れないだけに、正しい結論を導き出すのは容易ではありません。昨今フランスでは、サステナビリティをマーケティングの手法として用いる欺瞞的なアピールである“グリーン・ウオッシング”を指摘する記事も話題になっています。環境に関する科学的根拠が出ていないレンタルサービスに対して、私はまだ懐疑的です。また、コロナ騒動の最中「レンタル品によってウイルスがまん延する」といううわさがアメリカで飛び交いました。これに対しレント・ザ・ランウェイは、徹底した清掃方法に則っていると主張する書簡を出しましたが、外出規制で衣類着用の機会が減ったことと、感染の不安からサービス利用者が激減したと想像できます。現に同社は3月末に、アメリカ国内にある5つの実店舗の従業員を解雇しました。外出規制が解除されたとしても、レンタル品に対する不安はなかなか払拭できないかもしれません。

フランスのレンタル服を体験

 このように情報はいろいろと溢れていますが、体験してみないと何もわかりません。そこで、パリ在住の私は実際にフランス企業ル・クローゼットの1カ月定額レンタルサービスを体験してみることにしました。まずはオンライン上でユーザー登録を行い、洋服の好みやサイズなど、10項目の簡単な質問に答えます。レンタルする洋服とアクセサリーの数によって3段階の料金設定があり、私は一番安い月額39ユーロ(約4700円)で2着の衣類と1つのアクセサリーをレンタルできるコースを選びました。どのコースでも返却時のクリーニングは不要で、月に何度でもレンタル品の依頼が可能です。

 注文から5日後、最初に届いたのはコットン素材の黒のトップスと淡いブルーのジャケット、ストーンが付いたリングでした。でも好みとは違ったため、一度も着用することなく返却しました。レンタル品はナイロン素材のバッグに入って届けられ、洋服を包む梱包紙などは使用されていません。ナイロン素材の品質は不明ですが、プラスチック製ではなく植物由来の繊維素材であるといいなと思ったのが、受け取って最初に感じたことです。2度目の配送で届いたのは、ジーンズとロングドレス、ネックレスでした。サービスを利用したのはまだまだ寒い時季だったため、最初のレンタル品同様、素材や丈感は寒い時季には適していませんでした。今回の体験で唯一着用したのは、ジーンズだけです。気に入ったら買い取ることもできますが、一度着用したら返却し、レンタル体験を終えました。

配送法とクリーニングに疑問

 サービスを利用して気になった点が2つあります。まずは配送に関して。レンタルサービスにおいて往復の配送は必須ですが、ビジネスが拡大すると同時に二酸化炭素排出量は増える一方ではないでしょうか?米「アマゾン(Amazon)」は、二酸化炭素量排出を実質ゼロにするカーボンニュートラル達成のために電動トラックを導入し始めたというニュースが記憶に新しいところです。レンタルサービスを行う企業は、環境への負荷が少ない車両での輸送でなければ利用者は疑問を感じてしまうはず。ル・クローゼットの往復の輸送は郵便局を利用したもので、電気自動車は導入されていません。

 もう一点気になったのは、クリーニングのサービスについて。私のように一度も着用せず返却された場合であっても衣類はドライクリーニングにかけられます。家庭での洗濯よりもドライクリーニングの方が多くのエネルギーを要し、溶剤は大気汚染を助長する有害な成分を含んでいることがほとんどです。レンタルサービスを行う企業は、非毒性で生分解性の洗剤と純水のみを使用するドライクリーナーとの提携であってほしいと感じました。

 今回は“環境的視点でレンタルサービスについて考察する”という目的でしたが、私の結論は、レンタルサービスが環境問題に対する最善策であるかどうかは“未知数”でした。倉庫や配送に再生可能エネルギーを使用し、包装を最低限にして廃棄物を出さない、クリーニングは水洗いか植物由来の溶剤のみを使用することなど、カーボンニュートラルを目指せば環境に優しいサービスだと言い切れるようになるかもしれません。

コロナ禍でどう変わるか

 ほしいと思っていた衣服を選択でき、購入するかどうかの最終決断として試着目的でレンタルを利用するのはとてもいいと思います。しかし、たとえレンタルサービスがサステナブルだという科学的根拠が出ても、個人的には今後利用しないと思います。なぜなら、レンタルした衣服には何の愛情も湧かなければ、それを着用して“自分らしくいられる感覚”を得られないからです。衣服は身を覆うだけが目的ではなく、感情やアイデンティティーと深いつながりがあると私は信じています。所有する衣服と時間を重ねることで生活、人生に深みが増していくもので、人生のあらゆる場面で衣服は重要な役割を持ち、人間性を構成する一部であると思っています。少なくとも私にとって、衣服はとそういう存在です。購入するよりも安くトレンドの衣服をまとえるとしても、私はこの先レンタルサービスとは縁がなさそうです。

 仏新聞「ル・モンド(Le Monde)」紙の取材に答えた「パノプリー」共同創始者アングリッド・ブロシャール(Ingrid Brochard)は、従来の消費スタイルから洋服レンタルのスタイルにくら替えする人が増えている理由について、SNSが背景にあると分析しています。「1、2回着用してSNSに投稿したら満足感を得られる。人々は実生活よりもSNSで人気がある方を好み、写真であれば洋服がレンタルか所有物であるかは見分けられないから利用者が増えている。洋服自体への関心や敬意は減り、自分自身への関心が増しているのだ」。

 とどまるところのないSNSの普及とともにレンタルサービスは成長していくのでしょうか。新型コロナウイルスによる外出自粛で売り上げを伸ばした企業もあれば、大きな打撃を受けた企業もあることは間違いないため、各社がビジネスを今後どのように広げていくのか引き続き注目していきたいです。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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肉汁餃子製作所ダンダダン、看板から「酒場」消す。アフターコロナは「餃子食堂」。

株式会社NATTY SWANKY(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井石 裕二)が、全国に91店舗を展開する「肉汁餃子製作所ダンダダン酒場」の業態名を2020年7月より「肉汁餃子のダンダダン」へ変更することを決定した。業態名から「酒場」を消すことで酒場機能を残した「お食事処(飲食店)」へ進化させる。
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「フェンディ」がビジュアル・アーティストのジョシュア・ヴィーダスとコラボ キャンペーン動画も公開

 「フェンディ(FENDI)」は6月25日に、ロサンゼルスを拠点に活躍するビジュアル・アーティストのジョシュア・ヴィーダス(Joshua Vides)とのコラボコレクション“カリフォルニア スカイ”を発売する。

 ヴィーダスは黒と白のマーカーで描くユニークなスタイルで、FFロゴやフローラルモチーフをグラフィカルに再解釈した。軽量素材に注目した同コレクションは、ナイロンのウインドブレーカーやエンボス加工が施されたサイクリングショーツなどの都会的なアイテムから、カフタンやポプリン素材のシャツドレスなどのリゾートアイテムまでがそろう。メンズアイテムにも同様のグラフィックを施した。

 アクセサリーも豊富にそろえ、“ピーカブー”や“バゲット”などのアイコンバッグに加えて、ポリッシュレザーの新作スニーカーや人気のウィメンズサングラス“フェンディラマ”、メンズの最新作サングラス“ボタニカル フェンディ”などが登場する。

 また「フェンディ」表参道店では7月29日まで、同コレクションの世界観を表現した店内装飾やショーウインドーを楽しむことができる。また公式LINEアカウントでは7月31日までの期間中、ヴィーダスのグラフィックやイメージビジュアルを用いたオンラインジグソーパズルコンテンツをLINEの友だち限定で配信する。パズルゲームをクリアするごとに壁紙をプレゼントするほか、最終レベルをクリアした人を対象に“カリフォルニア スカイ”コレクションのスケートボードステッカーを数量限定でプレゼントする。

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