好きな位置に置ける! 夢の壁掛け! 思い通りにレイアウトしやすくなったテレビに注目

キャスター付きスタンドに対応で、電源コードの範囲内ならディスプレイを自在に動かせるタイプと、まるで部屋に絵画を飾っているかのような感覚で壁掛けできる高画質・薄型タイプに注目。テレビが主張しすぎない部屋作りが叶って、空間を演出する楽しみが増えそう。

チューナー部分離型で好きな場所に動かせるテレビ

パナソニック
レイアウトフリーテレビ TH-43LF2
オープン価格(実勢21万円前後)

チューナー部とディスプレイが分かれていて無線で接続。アンテナ線に縛られずに、ディスプレイの置き場所を自由に選べる。独自の転倒防止設計が施されたスタンドにはキャスターが付いており、移動させたいときもラクに動かせる。

SPEC ●パネル:IPS×LED●画面サイズ:43V型●チューナー:地デジ/BS・110度CS×3、BS4K・110度CS4K×2●音声実用最大出力:20W(10W+10W)●接続端子:HDMI入力×5、USB×3ほか●サイズ/質量:W980×H1182×D492mm/約24.5kg(ディスプレイ部 スタンド含む)

↑チューナー部にはHDMI入力端子を装備し、接続機器の映像や音声をディスプレイにワイヤレスで送れる「Wireless Connect」も搭載。
↑電源コードはスタンド下部に収納可能。電源タップが磁石式で、コードに足を引っかけた際にプラグが外れて安全だ。
↑レコーダーやゲーム機などのHDMI機器をチューナー部に接続すれば、配線がスッキリして稼働もスムーズに。掃除もしやすくなる。

【編集部impression】テレビを自在に移動できるとQOLも爆上がりする
「キャスターで動かせるとディスプレイを自在に動かすことができて便利。料理動画を確認しながら調理したいときもキッチン前に移動させて大画面で観られるので、快適です」

まるで絵画のような美フォルムが空間をエレガントに演出

TCL
A300W 4K NXTFRAME TV
オープン価格(実勢15万円前後〜)
※可動式フロアスタンド別売

厚み約29mmの極薄ディスプレイながら、4K対応の高精細QLED Proパネルと144Hzのリフレッシュレート採用で圧巻の映像美を実現。映画鑑賞やスポーツ観戦、ゲームプレイ時などで、圧倒的な没入感が味わえる。

SPEC ●パネル:4K UHD●画面サイズ:55、65、75V型●チューナー:地デジ/BS・110度CS/BS4K・110度CS4K×2●音声実用最大出力:20W●接続端子:HDMI×4、USB/LAN×1ほか●壁掛け用ネジ穴:横400mm(上部2か所)サイズ/質量:W1238×H721×D29mm/16.1kg(55V)

↑超薄型のコンポーネント(チューナーなどの部品)を組み込んだ、一体型の背面フラット設計。壁際にピタッと寄せて設置できる。
↑背面下に凹みがあり、電源やHDMI端子のケーブルなどをスッキリと収納できる。配線が隠れてより洗練された印象だ。
↑壁に掛けると、まるで絵画が飾られているかのようなビジュアル。マグネットで簡単に装飾できるアートフレームも付属している。

【編集部impression】背面フラットでディスプレイの薄さのまま壁掛けできる!
「薄型でもチューナー部などのせいで壁に掛けると厚みが10cm程度プラスされるのが一般的。本品はディスプレイだけなので厚みが3mm弱しかなく、本当に絵を飾っている気分に!」

壁面に美しく馴染み部屋のインテリアに寄り添うテレビ

パナソニック
ウォールフィットテレビ LW2シリーズ
オープン価格(実勢38万円前後)〜

石膏ボードの壁にも細いピンのみで簡単に固定可能で、壁と一体化しているかのように設置できる。チューナー部とディスプレイが別で、チューナー部には接続機器の映像・音声をモニターにワイヤレス伝送できる「Wireless Connect」を搭載している。

SPEC ●パネル:4K有機EL●画面サイズ:55、65V型●チューナー:地デジ/BS・110度CS×3、BS4K・110度CS4K×2●音声実用最大出力:20W(10W+10W)●接続端子:HDMI入力×5、USB×4(モニター、チューナー部合わせて)●サイズ/質量:W1227×H706×D31mm/約12.5kg(TH-55LW2ディスプレイ部)

↑ピンが金具の内側と外側の方向に向かって刺さり、壁に固定できる。本体に沿う形状の金具のため、余計な厚みが出ない。
↑専用の金具を使うことで、厚みを極限まで抑えて壁に設置可能。テレビが存在を主張しすぎず、部屋にスッキリとした印象を与えられる。

高輝度で色純度の高い色鮮やかな映像が楽しめる

ハイセンス
MiniLED 4K液晶AIテレビ U9Rシリーズ

オープン価格(実勢24万円前後〜)

ミニLEDバックライトと量子ドットを組み合わせた「4K ADS液晶パネル」搭載のフラッグシップモデル。有機ELに迫る鮮明な黒を実現する「ARコート低反射フィルム」を新採用し、自然光の当たる明るいリビングでも鮮やかな映像が見られる。

SPEC ●パネル:広視野角パネルPRO●画面サイズ:65、75、85、116V型●チューナー:地デジ/BS・110度CS×3、BS4K・110度CS4K×2●音声実用最大出力:90W●接続端子:HDMI×4、USB×2ほか●サイズ/質量:W1448×H837×D45mm/24.4kg(65V・スタンド含まず)

↑最新AIエンジンがシーンに応じて最適な画質チューニングを行う。音質や省エネ設定もすべてAIが適切に調整してくれる。
↑高輝度、高純度色再現性、より黒く表現する高コントラスト、良質な低反射性などを実現。昼間のリビングでも見やすい。

ピーク輝度が従来比約3倍に!明るく鮮明な有機ELテレビ

LGエレクトロニクス
4K有機ELテレビLG OLED evo AI G5

オープン価格(実勢45万円前後〜)

有機EL特有の深みのある黒表現とコントラストによる、鮮明で立体的な映像を堪能できる。細いフレームと極薄ディスプレイを採用しており、シームレスなデザインが壁掛けにも最適。画面にアート作品を映し出すこともできる。

SPEC ●パネル:4K OLED●パネルサイズ:55、65、77、83V型●チューナー:マルチチューナー×3●音声実用最大出力:60W●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1222×703×27.2mm/16.8kg(55V・スタンド含まず)

↑低解像度の映像を高精細な4K画質に自動変換、映像のジャンルによって画質を最適化するなど、便利なAI技術も搭載。

世界初となる透過型ワイヤレス4K有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED T」が登場。“黒板”の圧迫感が解消されてテレビディスプレイの概念が変わる!?

※「GetNavi」2025年12月号に掲載された記事を再編集したものです。
※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

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【西田宗千佳連載】マイクロソフトが「ポータブルゲーミングPC」を発売した理由

Vol.156-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はマイクロソフトとASUSが共同開発したポータブルゲーミングPCの話題。携帯ゲーム機ではなくゲーミングPCを選んだ理由とは何か。

 

今月の注目アイテム

ASUS・マイクロソフト

ROG Xbox Ally

8万9800円(税込)

↑Windowsをゲーム向けに最適化した「ROG Xbox Ally」シリーズ。

小型PCメーカーと手を組んだ理由とは

10月にASUSとマイクロソフトは共同で「ROG Xbox Ally」シリーズを発売した。

Xboxというと家庭用ゲーム機というイメージがあるが、ROG Xbox AllyはあくまでPCだ。OSはWindows 11であり、マウスやキーボードをつなぎ、普通にPCとしても利用できる。

こうした「ポータブルゲーミングPC」は数年前から広がり始めた。ASUSは2023年に「ROG Ally」シリーズを発売してこの市場に参入。PCメーカーとしては最後発での参入と言ってもよい。だが同社はPC自体では大きなシェアを持っていて、小型機器の開発ノウハウもある。そのため製品の完成度に対する評価も高い。

そんななか、今回はマイクロソフトと組んで、Xboxという大きなブランドを冠した製品を作ることになった。

ここにはもちろん、マイクロソフトの思惑も関わっている。

マイクロソフトはXboxを「プラットフォームのブランド」にしている。ゲーム専用機自体を指すのではなく、PC上で動くゲームプラットフォームも「Xbox」だ。両者で完全に同じゲームが動くわけではないが、ゲーム機もPC上のXboxプラットフォームも、同じ“Xboxというアカウントで楽しむゲーム”として扱われている。

そこで“携帯型のデバイスを使ってどこでもゲームを楽しむ”と考えた場合、ゲーム機として携帯型の専用機を作るよりも、すでに広がっている“PCとしてのポータブルゲーム機”を用意したほうが開発しやすいと考えたことが予想できる。

Windowsをゲーム向けに最適化する

さらにそこで重要になるのは、PCゲームの世界ではXboxプラットフォームだけが使われているわけではないという点だ。もっともシェアが高いのはValveの「Steam」であり、ほかにもEPIC GAMESのストアなど、複数のゲームストアが併用されている。

マイクロソフトはPCとしてのポータブルゲーム機を選んだ段階で、自社のゲームストアだけでなく、PCゲーマーが使うこれらのストアの併用が必然のものになる。ただすでにポータブルゲーミングPCは多数あり、Xboxブランドだけでは競争力があるとは言えない。

そこでマイクロソフトは、“ゲーム向けにWindowsを最適化する”ことで差別化を図った。

ROG Xbox AllyのWindows 11には、「全画面表示エクスペリエンス」という、ゲームに特化したモードが先行搭載されている。ゲームに必要ないモジュールを読み込まないことで、起動時間とメモリー容量、動作負荷を若干減らす。結果として、ほんの少しだがゲームの動作が軽くなる。

また、Xboxアプリも改良し、Steamなどのゲームも同時管理可能になっている。

Windowsのデスクトップを使う必然性を減らし、PCだがゲーム機っぽく使えるように工夫することで商品性を高めているのである。

では性能はどうなのか? マイクロソフトが“自社ゲーム機だけ”にこだわらなくなったのはなぜか? それらの疑問には次回以降で答えていこう。


週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

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水出しコーヒーを2.5分で抽出! 1台で水出しもホットも楽しめる「ハイブリッドコーヒーメーカー」

山善は、ホットコーヒーと水出しコーヒーの抽出を1台で実現する「ハイブリッドコーヒーメーカー」を2025年12月下旬より順次発売します。実売予想価格は9000円前後(税込)。

「ハイブリッドコーヒーメーカー」

記事のポイント

豆本来の味と香りが楽しめると人気の水出しコーヒーが手軽に楽しめるコーヒーメーカー。抽出に長時間かかるというデメリットを解決し、わずか2.5分で抽出可能です。時間のない朝にも水出しコーヒーを楽しみたいという方にオススメです。

本製品は、ホットと水出しの両方に対応し、ボタンひとつで好みの抽出方法を選べる家庭用コーヒーメーカーです。

近年、コーヒー市場では、じっくりと抽出することで雑味を抑えて楽しめる水出しコーヒー(コールドブリュー)が人気を集めています。一方で、抽出に時間がかかるため、自宅で手軽に楽しむにはハードルが高いという課題がありました。

本製品では、コーヒーバッグ(1L)で抽出する際、一般的に約8時間かかる水出しコーヒーを、業界最短となる1杯(120ml)あたり約2.5分で抽出できる独自構造を採用(特許出願中)。朝の忙しい時間帯や来客時でも、短時間でバリスタ監修による本格的な味と香りを楽しめます。

付属のステンレスサーバーは保温・保冷効果が高く、そのまま保存できます。抽出後は注ぎ口の向きを変え、そのままマグカップとしても使用できるため、手持ちのコップなどに移し替える必要がありません(特許出願中)。

↑ステンレスサーバーはマグカップとしても使用可能。

操作性にもこだわったシンプルな設計を採用し、手軽に自宅でコーヒー体験を実現します。ステンレスサーバーやドリッパーは、主要パーツが分解・丸洗いでき、お手入れも簡単なので、日常的な使用でも清潔さを保ちます。

↑ワンタッチで抽出スタート。

ホットコーヒーも、水出しコーヒーも、そしてお茶も、季節や気分に合わせて淹れ方を選べる、1台3役のハイブリッドなコーヒーメーカーです。

山善

「ハイブリッドコーヒーメーカー」

発売日:2025年12月下旬

実売予想価格:9000円前後(税込)

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水出しコーヒーを2.5分で抽出! 1台で水出しもホットも楽しめる「ハイブリッドコーヒーメーカー」

山善は、ホットコーヒーと水出しコーヒーの抽出を1台で実現する「ハイブリッドコーヒーメーカー」を2025年12月下旬より順次発売します。実売予想価格は9000円前後(税込)。

「ハイブリッドコーヒーメーカー」

記事のポイント

豆本来の味と香りが楽しめると人気の水出しコーヒーが手軽に楽しめるコーヒーメーカー。抽出に長時間かかるというデメリットを解決し、わずか2.5分で抽出可能です。時間のない朝にも水出しコーヒーを楽しみたいという方にオススメです。

本製品は、ホットと水出しの両方に対応し、ボタンひとつで好みの抽出方法を選べる家庭用コーヒーメーカーです。

近年、コーヒー市場では、じっくりと抽出することで雑味を抑えて楽しめる水出しコーヒー(コールドブリュー)が人気を集めています。一方で、抽出に時間がかかるため、自宅で手軽に楽しむにはハードルが高いという課題がありました。

本製品では、コーヒーバッグ(1L)で抽出する際、一般的に約8時間かかる水出しコーヒーを、業界最短となる1杯(120ml)あたり約2.5分で抽出できる独自構造を採用(特許出願中)。朝の忙しい時間帯や来客時でも、短時間でバリスタ監修による本格的な味と香りを楽しめます。

付属のステンレスサーバーは保温・保冷効果が高く、そのまま保存できます。抽出後は注ぎ口の向きを変え、そのままマグカップとしても使用できるため、手持ちのコップなどに移し替える必要がありません(特許出願中)。

↑ステンレスサーバーはマグカップとしても使用可能。

操作性にもこだわったシンプルな設計を採用し、手軽に自宅でコーヒー体験を実現します。ステンレスサーバーやドリッパーは、主要パーツが分解・丸洗いでき、お手入れも簡単なので、日常的な使用でも清潔さを保ちます。

↑ワンタッチで抽出スタート。

ホットコーヒーも、水出しコーヒーも、そしてお茶も、季節や気分に合わせて淹れ方を選べる、1台3役のハイブリッドなコーヒーメーカーです。

山善

「ハイブリッドコーヒーメーカー」

発売日:2025年12月下旬

実売予想価格:9000円前後(税込)

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見た目はそのまま機能性アップ! 進化したハート型ワイヤレスイヤホン「HeartBuds Pro」

ソフトバンクとSB C&Sは、「SoftBank SELECTION (ソフトバンクセレクション)」ブランドから、アクセサリーのようなハート型の完全ワイヤレスイヤホン「HeartBuds Pro(ハートバッズプロ)」を、全国の生活雑貨専門店ロフト(一部店舗を除く)で2025年12月12日以降に順次発売します。カラーはレッドとピンクの2色。

「HeartBuds Pro」

記事のポイント

ハート型のキュートな見た目はそのまま、機能性をアップした「Pro」モデルが登場。ノイズキャンセリング機能や低音重視モードなど、より音楽を楽しめる機能が追加されています。プレゼントにも◎。

「HeartBuds」は“可愛いワタシでいたい”をキーメッセージに、アクセサリー感覚で身につけるハート型のワイヤレスイヤホンです。耳元につけるだけ、持っているだけで心が弾むようなハート型のデザインで、誰が見てもかわいいと思うようなフォルムとカラーリングが特徴です。

今回登場するニューモデル「HeartBuds Pro」は、愛らしいフォルムはそのままに、イヤホン性能を大きく向上させ、充実した機能を搭載しています。

周囲の騒音を取り除き、聴きたい音にフォーカスできる高度なHybrid方式のANCを搭載しているほか、ボタン一つで切り替えができる二つの音質モードを備えており、「通常モード」とより重低音を楽しめる「低音重視モード(Bass Sound Mode)」を音楽のジャンルや好みに合わせて選択できます。

このほか、ゲームや動画などの音と映像のズレを軽減する「低遅延モード」も搭載しています。

さらに、二つのデバイスに同時接続し、シームレスに切り替えが可能なマルチポイント機能を搭載。パソコンを使用中にスマートフォンに電話がかかってきても、スムーズに通話を開始できます。

連続再生時間は約8時間(ANC OFF時)、充電用ケース併用時は約18時間。対応コーデックはSBCとAAC。XXS~Lサイズまで計5サイズのオリジナルイヤーピースを同梱し、耳穴の大きさに合わせて、最適なフィット感が選べます。

SB C&S

「HeartBuds Pro」

発売日:2025年12月12日以降

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iPhone Airの販売不振、中国メーカーにも影響

アップルの薄型スマートフォン「iPhone Air」の販売不振により、中国スマートフォンメーカーも薄型モデルを巡る方針を転換しているようです。

↑iPhone Airの波紋(著者作成)。

iPhone Airは最薄部5.6mmの史上最も薄いiPhoneとして登場しましたが、販売不振や製造数の削減が報じられています。報道によれば、iPhone Airのサプライヤーであるフォックスコンは生産ラインを解体し、別のサプライヤーのラックスシェアも、10月末に生産を停止しました。

このような動きを受け、中国のシャオミ、OPPO、Vivoなどは、iPhone Air風の薄型モデルの開発計画を中止または修正し、別の生産ラインへ転用したと報じられています。

例えば、シャオミはアップルに対抗する「真のAirモデル」を計画していた一方、Vivoはミッドレンジの「Sモデル」で薄型スマホの投入を予定していました。しかし、両プロジェクトは停止した模様です。

iPhone Airが失敗した原因について、MacRumorsは「価格の高さ」を挙げています。iPhone Airにはシングルカメラしか搭載されておらず、バッテリー容量も小さったのに、価格はプレミアモデルとほぼ同等だからです。

薄型、あるいは小型のスマートフォンはこれまでも存在していたものの(iPhone miniシリーズなど)、売れ行きはよくありませんでした。やはり高いお金を払うなら、大きく大画面な製品が欲しいのが、消費者の本音のようです。


Source: MacRumors

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バッテリー最大4時間延長! Pixel 10シリーズ、Googleマップの省電力モードを追加

Googleは11月のソフトウェアアップデート「Pixel Drop」で、Pixel 10シリーズ向けにGoogleマップの省電力モードを新たに提供しました。対象端末はPixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Foldの4モデルです。

↑省エネモードでより長く使用できる(画像提供/Google Gemini/Nano Banana)。

この省電力モードは縦向き表示でのみ動作し、ロック画面でも利用できます。ドライブ用ナビを使っている最中に電源ボタンを押すと、画面はモノクロ調の簡易表示に切り替わり、地図の基本レイヤーだけが残ります。Uberのダークモード地図のような見た目です。

画面に表示されるのは、次の曲がり角、到着予想時間など必要最低限の情報のみで、現在速度などの要素は非表示になります。通知は、画面を下へスワイプすれば確認可能。

元の画面に戻したい場合は、電源ボタンを押すか画面をタップすれば、通常のGoogleマップ表示に復帰します。また、目的地に到着すると自動で省電力モードが解除されます。

Googleによると、この省電力モードによりPixel 10シリーズのバッテリー持ちは最大4時間延長できるとのこと。車内でスマホを充電しづらい長距離運転では、特に役立つ機能となりそうです。加えて、このシンプルな画面表示は、運転中の注意散漫を軽減する効果も期待できます。

現在はPixel 10シリーズ限定ですが、今後ほかのデバイスにも展開される可能性はあります。

なお、Google側のサーバーアップデートによって標準で有効になっていますが、不要な場合は、Googleマップアプリの設定から「ナビゲーション > 運転オプション > 省電力モード」でオフにできます。


Source: Google

via: Engadget

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Galaxy S27 Ultraでも古い200MPセンサーのまま? ソニーの新型センサー導入は見送りか

サムスンが2027年に発売予定のフラッグシップ最上位モデル「Galaxy S27 Ultra」のメインカメラについて、S23 Ultra以降3世代にわたり採用してきた200MPセンサーを引き続き使用する可能性があると報じられています。

↑ライバルのセンサーはお断り?(画像提供/Amanz/Unsplash)

信頼性の高いリーカーIce Universe氏によると、サムスンは当初、ソニーの新型200MPセンサー「LYTIA 901」を搭載する計画を検討していたとのこと。しかし、部品コストの高さや利益率への影響が懸念され、最終的にこの計画はキャンセルされたと言います。

その結果、Galaxy S23 Ultra、S24 Ultra、S25 Ultraにも採用された1/1.3インチの200MP ISOCELLセンサーをS27 Ultraでもそのまま使う見込みだとされています。

ソニーのLYTIA 901センサーは、11月27日に正式発表された最新の高性能イメージセンサーであり、長らくスマートフォンの超高解像度センサー市場をリードしてきたサムスンのISOCELLに対抗するものです。その仕様は次の通りです。

  • 200MP 積層型CMOSイメージセンサー
  • スマートフォンとしては非常に大型の1/1.12インチセンサーサイズ
  • 0.7µmピクセル
  • AI駆動のリモザイク処理
  • Quad-Quad Bayer Coding(QQBC)配列
  • 4倍ズーム時の高精細画質
  • 100dB超のHDR性能

ソニーはこのセンサーについて「高解像度」と「高感度」の両立を強調しており、従来は相反しがちだった細部描写力と低照度性能の向上が期待されています。

さらに、ソニーが公開した撮影サンプルでは、ダイナミックレンジの広さ、細部の再現力、質感描写の精度などが高く評価されています。2026年3月にはVivo、Oppo、Xiaomiなどが初期採用すると見られており、サムスンのカメラ戦略に強いプレッシャーとなりそうです。


Source: Ice Universe (X)

via: PhoneArena

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圧倒的色再現と2万超LEDの実力とは――新時代の4K液晶テレビ「RGB Mini LEDレグザ 116ZX1R」発表

TVS REGZAは、RGB(赤・緑・青)の3原色のLEDをバックライトに用いた116インチの4KミニLEDテレビ「RGB Mini LED液晶レグザ 116ZX1R」を発表しました。予想実勢価格は660万円前後(税込)です。

↑TVS REGZAが2025年11月20日に発表した「RGB Mini LED液晶レグザ 116ZX1R」(予想実勢価格660万円前後)。

116ZX1Rは、従来の白色LEDに比べて色純度の高いRGBの3原色LEDバックライトを採用することで色再現性を高めただけでなく、各LEDを個別制御するミニLED技術を組み合わせることで広色域かつ高コントラストを実現したのが大きな特徴です。

TVS REGZA 取締役副社長の石橋泰博氏は「本製品はレグザのDNAの中でも非常に重要な『高画質の絶えまぬ追求』を一つの形にできたのではないか」と自信を見せました。

↑TVS REGZA 取締役副社長の石橋泰博氏。

TVS REGZA 営業本部 ブランド統括マネージャーの本村裕史氏は従来の白色LEDバックライトに対するRGB LEDバックライトのメリットを次のように語りました。

「白色LEDバックライトを使うとRGB 3原色のうち青色系はちゃんと出せるのですが、緑系と赤系の2色はどうしても色が濁ってしまいます。バックライトをRGBで駆動することによって本当にピュアな赤、青、緑色を再現でき、これによってリアルな色使いができるようになります」(本村氏)

↑TVS REGZA 営業本部 ブランド統括マネージャーの本村裕史氏。

白色LEDバックライトを搭載する上位モデルは、色再現性を高めるために量子ドット技術が用いられています。量子ドットは照射された光のエネルギーを吸収し、光の波長を変換することで色を変える特性を持っています。従来のカラーフィルターのように多くの光をロスすることなく高効率で高画質化できるのが特徴です。

↑RGB Mini LED液晶パネルの構造。

「RGB Mini LEDは、通常LEDの色域に比べてかなり広い色域を再現できるのが特徴です。通常LEDよりも通常LED+量子ドットの方が色再現性が高く、RGBバックライトはそれをさらにしのぎます。従来(量子ドット非対応の通常LED)比で約110%の広色域化を実現しました」(本村氏)

↑RGBそれぞれのLEDに高色純度で発光する直接発光型RGB LEDが採用されています。
↑画面内の黄色い三角形が通常LEDモデルの「75E350R」の色再現範囲で、ピンクの三角形がRGB Mini LEDを採用する「116ZX1R」の色再現範囲。

RGB LEDバックライトはどの箇所でも赤・緑・青のLEDが同一方向に配置されているのではなく、ランダムに見えるような形でそれぞれの箇所ごとに配向が異なっています。

↑RGB 3色のLEDの光を均一に拡散させるためにさまざまな方向を向いているのが特徴です。

「例えば赤だけを光らせたときにどうしても輝度ムラになってしまうので、色ムラを抑制した均一な色を再現したいと考えてLEDの配置を変更しました」(本村氏)

↑116ZX1RのRGB LEDバックライト。数を数えたところ、水平192×垂直112個、合計2万2176個配置されていました。
↑バックライトの一部を見ると、確かに光がさまざまな方向に向かっているのが分かります。

映像処理エンジンには、従来のレグザシリーズのフラッグシップモデルにも搭載している高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を採用しています。「反射光と自発光を判別して、反射光の最も明るい色を考慮し、108ビットによる緻密な解像表現でリアルな色を描き出しています」(本村氏)

↑従来のレグザシリーズのフラッグシップモデルにも搭載している高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を採用しています。
↑映像エンジンが絵柄を分析してエリアごとのRGB Mini LEDを緻密に駆動する「RGB独立エリア駆動PRO」。
↑映像(写真左)とバックライト(写真右)がしっかりと連動しているのがよく分かります。

RGB Mini LEDバックライトのポテンシャルをフルに発揮するため、「RGB エリア輝度ブースト」機能も搭載されています。これは映像の暗部エリアはLEDの点灯時間と電流を大幅に抑制することで引き締まった黒を再現し、明部ではLEDの点灯時間と電流を最大化することで高いピーク輝度を実現するというものです。

「明部をさらに明るく描き、暗部はさらに引き締めるテクノロジーによって、非常にきれいな映像を再現できます」(本村氏)

↑RGB エリア輝度ブースト機能のイメージ。

AIでシーン別に自発光や反射光などを判別して高画質化する「RGB AIシーン高画質 PRO」も備えています。

↑RGB AIシーン高画質 PROのイメージ。

自発光というのは夜間のビル照明や車のテールランプなど光源自体が光っているもので、反射光は太陽の光が反射して光るものを指しています。

「車のテールランプや信号機は自発光するため、色域を非常に伸ばしても問題ありません。太陽光が当たって反射する光はある一定以上に色域を伸ばしてしまうと、建物自体が光っているように見えて下品になってしまいます。そこをAIがコントロールすることで、色をマネジメントする技術です。パネルだけではなく、エンジンで高画質処理を行うのが我々の強みだと考えています」(本村氏)

音響面でもさまざまな機能が搭載されています。2Wayトップスピーカーや2Wayサイドスピーカー、2Wayメインスピーカー、センタースピーカー、重低音バズーカなど全部で20個のスピーカーを110Wの大出力アンプで独立駆動。立体音響技術のDolby Atmosにも対応しています。

↑20個のスピーカーを110Wの大出力アンプで独立駆動する「重低音立体音響システム ZIS」。

もちろん、地上/BS/110度CS放送から好きなチャンネルを常時録画できるレグザシリーズならではの「タイムシフトマシン」機能も搭載(別売の外付けHDDが必要)しており、録画番組と配信番組を横断的に検索して素早くアクセスできる「ざんまいスマートアクセス」機能なども備えています。

↑レグザシリーズならではのスマート機能も備えています。

生成AIを活用してチャット形式でコンテンツを選んだり、好みに合わせてコンテンツリストを提案してくれたりする「レグザAIボイスナビゲーター」も搭載しています。

↑生成AIを活用してコンテンツを選んだり提案してくれたりする「レグザAIボイスナビゲーター」も搭載。

説明会には、「レグザ」公式YouTubeチャンネルに出演する声優の小岩井ことりさんが登壇しました。

↑「レグザ」公式YouTubeチャンネルに出演する声優の小岩井ことりさん(写真/TVS REGZA提供)。

「本当に美しくて、今まで体験したことがない映像体験だと感じています。これだけ引き締まった黒は体験したことがなかったので、まるでここにネオン管があって光っているよう見えます。緑や赤が本当に美しいと感じています」(小岩井さん)

大型テレビは“壁掛け”が主流に!? すき間1cm未満を実現する金具も発表

本村氏は、116ZX1Rをはじめとする大画面レグザシリーズを手軽に壁掛け設置できる「レクザすっきり壁掛けユニット」を開発中だと発表しました。

↑55V型から116V型まで対応予定で、2026年初頭の発売を目指しています。

「一般的な調査を行うと、30%ぐらいの人がテレビを壁掛けしてみたいと答えるのですが、実際には5~7%程度しか壁掛け設置されていません。でも、85V型以上は約60%の方が壁掛けしています。レグザシリーズの購入者でいうと、約7割の方が壁掛けしているという事実があるのです。そこで大画面テレビの壁掛け設置してくださいという提案をすべきだと考えて、レクザすっきり壁掛けユニットの開発を加速しております」(本村氏)

ユニットは現在開発中で、2026年初頭には商品化したいとのことです。

一般的な壁掛け設置ユニットの場合、壁とテレビ背面とのすき間が10cmほど空いてしまうのですが、レクザすっきり壁掛けユニットは5mm以下の設置を目指すと本村氏は話していました。

↑レクザすっきり壁掛けユニットの設置イメージ。

壁には2つの金具を取り付け、ネオジウムマグネットを利用して壁に固定する形になっています。

↑壁掛け設置したテレビを取り外したところ。壁面に金具が取り付けられています。

壁側の金具のフックに引っ掛けた上に、最も強力なマグネットと言われるネオジウム磁石を使うことで、薄型での設置が可能になったとのことです。

「壁掛け設置は部屋が広くなるだけでなく、地震に強いテレビ設置ができるのがメリットです。通常設置の場合、震度5から6程度でテレビ台が落ちてしまうため、我々はネジ留めをお願いしているのですが、なかなか実際にされている方は多くありません。壁掛け設置は施工業者がしっかり補強工事をしますので、実は地震にかなり強いです」(本村氏)

今回発表されたRGB Mini LEDテレビは一般の庶民にとって手が出せるものではありませんが、すっきりと壁掛け設置ができる金具の登場を待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。大型テレビへの買い替えるのと同時に、いよいよ壁掛け設置デビューを検討してみるのもいいかもしれません。

TVS REGZA

「RGB Mini LED液晶レグザ 116ZX1R」

発売日:2025年12月5日

実売価格:660万円前後(税込)

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EC民の最強アイテム現る。ダンボールをギコギコできる多機能バサミをレビュー!

総務省の調査によると、いまや二人以上世帯におけるネットショッピングの利用率は50%を越えているとのこと。独身世帯だとこの数字はさらに上がるわけで、全体的にはもう普段ネットショッピングを使っていない、という人の方が少ないといって間違いないだろう。

そうなってくると気になるのが、「空きダンボールをどう片付けるか」問題である。

ネットショッピングで届いたダンボールの空き箱って、気が付くと「え、こんなに溜めていたっけ?」と驚くぐらい積み重なってしまうもの。

ほとんどの人は部屋の隅に折り畳んで積んでいるだけだと思うが、少しでもカサを減らしたいなら、ほどよく切って分解した方がスッキリと片付きやすいというのはご存知だろうか?

そのためには専用のダンボールノコがあると便利なんだけど、用途の限定された単機能ツールは気軽に導入しづらい。そこでおすすめなのが、ハサミ・開梱カッター・ダンボールノコギリを1つにまとめた、ダンボール向けの便利なハサミである。

ダンボールを切る道具を合体

コロナ禍でネットショッピングの普及率が大きくアップしたのを機に、ダンボールを開けるための開梱カッターの注目度もかなり高まってきた。

実際、現在でも結構な頻度で新製品が出続けているし、さらには「開梱カッターとハサミを一体化させた」発展タイプもいくつか登場している。

そして、今回紹介するレイメイ藤井の最新型ハサミ「ZACCC」に至っては、開梱カッターとハサミ、そしてダンボール用ノコギリまでまとめて合体させた超多機能っぷりなのである。

レイメイ藤井

ZACCC

スタンダード(左)1650円

チタンコート(右)1980円(共に税込)

絶妙な切れ味のノコギリ刃

専用のケースから取り出すと、まず目を引くのが独特の形状をした刃だろう。

刃の外縁に細かなギザギザが設けられており、これがそのままダンボール用のノコギリとして機能するわけだ。 ノコギリ刃はさほど鋭くないが、引き切りにすると一般的な3mm厚のダンボールぐらいはザクザクと切ることができる。

↑細かなノコギリ刃は「切れ過ぎなさ」がちょうどいい。
↑普通のノコギリと同様にギコギコと前後へ動かすことで、思ったようにダンボールをまっすぐ切ることができる。

実のところ、ダンボールノコに重要なのは「切れ過ぎないけど、程よくそこそこに切れる」という切れ味だ。

例えばダンボールをカッターナイフで切ろうとすると、硬さに抵抗するため力を入れて切ってしまいがち。すると一気に想定しないところまでズバーッと切りすぎてしまう、ということがよくあるのだ。

思うより切れ過ぎてしまうというのは作業用として使いづらいし、さらには不意のケガにつながることもある。

↑大きめのダンボール箱は、折りたたむだけでは厚みが出てしまう。そこで1辺をギコギコと切ってやると…。
↑この通り一気にフラットに。ゴミ収集に出すときに束ねやすく、かさばりにくい。

その点、刃を前後に動かすことでようやく切ることができるダンボールノコなら、切れ具合を意識してコントロールすることができる。

ダンボールを片付けるのに束ねやすいように分解したり、梱包材としてちょうど良いサイズに切ったり……という使い方をするなら、ダンボールノコはマストな刃物と言えるだろう。

安心して使えるカッター刃

↑刃先のカドは開梱カッター刃として使用可能。ほんの小さな刃だが、このサイズだからこそ開梱しやすいのだ。

ノコギリ刃が上になるよう反転させて持ち変えると、ハサミの四角い刃先が開梱用カッターとして機能する。

薄く尖った刃のカドが外側に約3mm突き出すようになっており、このカドの先端を梱包テープに突き刺して引くことで、スムーズにテープを切り裂いて開梱ができるのだ。

↑開梱カッター刃をダンボールの合わせ目に刺してスーッと引けば開梱完了。ハンドルに付いたグリップに指を乗せると作業がしやすい。

ハサミやカッターナイフで開梱すると、切れ過ぎて無駄にダンボールを切ってしまったり、刃が内側に入りすぎて梱包された中身を傷つけてしまったりすることもある。

その点、3mmという小さな刃なら中身まで届く心配が少ないし、切れ過ぎて危ないということもないだろう。

また、グリップから刃先までの距離が長いので刃がテープを切る様子が目視しやすく、開梱作業が失敗しにくいというのも使いやすいポイントのひとつだ。

ハサミとしての完成度は…

ハサミとしては刃厚が約2mmと、やや厚め。用途的にダンボールをそのままハサミで切ることも想定できるため、頑丈さ・ブレなさを考慮しての作りだろう。

また見た目において特徴的なのが、ハンドルがカシメ(ハサミの支点になる部分)に対して均等に開くのではなく、片側に偏った形状ということ。

↑一般的なハサミ(上)との比較。偏った形状のハンドルは手がダンボールに当たらず、切りやすい。

これにはダンボールノコとして使いやすいというメリットがあるが、それに加えて、ハサミでダンボールを切る際、ハンドルや手がダンボールに当たるのを回避できるという利点もある。

ただし、この偏ったハンドルは力を入れてグイグイとは切りづらく、慣れないと指が痛くなることもある。

使いやすさと切りやすさが完全には両立できず、そこは少し惜しかったところである。

ハサミに備わった便利な機能

↑刃に空いた1cm刻みの目盛穴に紙の端を合わせると、カット長を揃えて切ることも(上画像は2cmで切り揃えている)。

もうひとつハサミの機能として面白いのが、刃に等間隔に空いた目盛穴だ。

この穴はほぼ1cm間隔で空いており、例えば2cmの切り口を複数か所作りたい場合に、わりと直感的に切り口の長さを揃えることができる。

もちろんあくまでも目安であり、長さピッタリにいくわけではない。でも、こういう機能があると覚えておくと、意外と役に立つシーンもあるかも知れない。

↑カシメの後ろにある穴は、細い針金を切るワイヤーカッターに。多機能ハサミだけにこんな機能も付いている。

付属のケースは裏側に強力な磁石が2つ備わっており、冷蔵庫や鉄製の玄関ドアにハサミを貼り付けておくことができる。

特に玄関は、荷物の開梱やゴミ出しのためにダンボールを解体する機会の多い場所だけに、ZACCCの定位置としてかなりアリ。普段からケースごとドアに貼っておけば、使った後に放置して紛失みたいなトラブルも減るはずだ。

↑ケース裏の磁石はかなり強力。貼り付けたままでケースからハサミを抜き差しすることも可能だ。
↑ケースもcm刻みの目盛付き。梱包を切ってサイズ調整するときなどに、これもあると便利な機能だ。

玄関前にあると重宝する1本

ZACCCを実際に使ってみると、従来の「開梱カッター+ハサミ」よりもさらにストイックに、とにかく徹底的に梱包ダンボールと向き合う専用ハサミ、といった感じがした。

惜しむらくは、ダンボールノコ・ダンボール用ハサミとしては、それぞれ従来からある単機能の専用品には少し及ばないということ。この辺りは本当に残念だ。

とは言ってもどちらもそれなりに使えるわけで、「それぞれ専用品を買うぐらいならこれ1本買えばいいや」という判断は十分にできそうだ。

なにより使用頻度の高い開梱カッター機能はかなり優秀なので、ダンボール用ツールとして玄関前に備えておくのはアリだと思う。

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“レトロ×今っぽ” の新境地――Bluetooth対応カセットプレーヤー「WE-001」登場

完実電気は、フランスのオーディオブランド「We Are Rewind」の取り扱いを開始し、Bluetooth対応のポータブルカセットプレーヤー「WE-001」を2025年12月5日に販売開始します。公式オンラインストアでの販売価格は2万5780円(税込)。

「WE-001」

記事のポイント

Z世代にも人気のカセットテープを再生できるポータブルなカセットプレーヤーが登場。レトロポップなデザインだけでなく、Bluetooth対応といった今どきの機能性も備えているので、ちゃんと“使える”性能に仕上げられています。

本製品は、美しく堅牢なアルミニウム製ボディに、Bluetooth 5.1 機能と充電式バッテリーを搭載したカセットプレーヤー。有線イヤホンやヘッドホンのほか、ワイヤレスイヤホンやワイヤレススピーカーなどでも音楽を楽しめます。

さらに、3.5mmRCAプラグによるステレオ録音対応。かつてのように自分だけのミックステープを作れる録音機能も備えています。

Type I〜IVすべてのコンパクトカセットに対応しています。

充電時間は約4〜5時間(充電時の電池残量による)、連続再生は約10〜12時間。

カラー:Serge (オレンジ)
カラー:Kurt (ブルー)
カラー:Ketih (グレイ)
カラー:Amy (ブラック & イエロー) 一部販路限定モデル
カラー:Edith(ピンク&グリーン) 一部販路限定モデル

We Are Rewind

「WE-001」

発売日:2025年12月5日

実売価格:2万5780円(税込)

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最大55%オフ! Amazonの防犯・見守りカメラもブラックフライデーでお安い

Amazonのビッグセール「Amazonブラックフライデー」が12月1日(月)23時59分まで開催中。家電やガジェットのジャンルで、多数の製品がセール価格で販売されています。

Amazonが販売するKindleやRingといった各種製品もセール対象となっており、人気モデルがお買い得価格で販売中です。

低コストで用途別に使い分けられるネットワークカメラ「Ring」シリーズ

近年ますます注目が高まっている防犯グッズ。生活必需品ではないからこそ、こういったセールの機会に手に入れたいという人も多いのでは?

↑屋内向けの「Ring Indoor Cam」。

Amazonが販売するネットワークカメラ「Ring」シリーズは、用途別に複数モデルをラインナップしており、いずれもコストパフォーマンスに優れるのが特徴です。今回のセールでは、屋内向けの「Ring Indoor Cam」が55%オフの2,680円、屋外向けの「Ring Stick Up Cam Battery」が33%オフの5,980円、「Ring Outdoor Cam Plus Battery」が40%オフの7,780円となっています。

↑屋外向けの「Ring Stick Up Cam Battery」。
↑同じく屋外向け「Ring Outdoor Cam Plus Battery」。

いずれもモーション検知やリアルタイム映像の視聴、双方向音声通話などの機能を搭載。屋外向けの2台は防塵防沫仕様となっており、取り外し可能なバッテリーを内蔵しているほか、別売の純正ソーラーパネルと組み合わせての運用も可能です。

ほかにも、KindleやFireタブレットなどがセール価格となっています。この機会に各種ガジェットをそろえたいと考えている人は、ぜひAmazonでチェックしてみてください。

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

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サンディスクの外付けSSDが20%オフで買える! Amazonブラックフライデーセールまもなく終了

Amazonのビッグセール「Amazonブラックフライデー」が12月1日(月)23時59分まで開催中。家電やガジェットのジャンルで、多数の製品がセール価格で販売されています。

SDカードや外付けSSDでおなじみのサンディスクも、複数の製品をお買い得価格で販売中です。

リード最大800MB/秒! 万能ポータブル外付けSSD「SanDisk Portable SSD (SDSSDE30)」

近年は写真編集・動画編集などのクリエイティブな作業が人気ですが、大容量のデータの保管や持ち運び、あるいはPCデータのバックアップなどに欠かせない周辺機器といえば外付けSSDです。そんな外付けSSDの中でも鉄板製品とも言えるサンディスクの「SanDisk Portable SSD (SDSSDE30)」は、最大2TBの容量と最大800MB/秒の高速なデータ読み出しが特徴。

今回のセールでは、2TBモデル「SDSSDE30-2T00-GH26」が20%オフの21,111円(税込)で販売中です。

持ち運びを想定したポータブルタイプで、USB 3.2 Gen2接続に対応。本体のゴム製フックにより携帯性能に優れており、最大2メートルの落下保護を備えるなど、優れた高耐久性でドライブを衝撃から保護します。

ケーブルはUSB-C to Aタイプが付属。製品保証は3年間です。

ほかにも、高速タイプのSDカードなどがセール価格となっています。この機会にデータ保存用のSSDやSDカードをそろえたいと考えている人は、ぜひAmazonでチェックしてみてください。

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アップル、時価総額がNvidiaを抜いて世界一になる?

アップルの時価総額がNvidiaに迫っており、数日から数週間のうちに世界首位の座が入れ替わる可能性があると、海外メディアの9to5Macが報告しています。

↑AI競争で先頭を走らないのが功を奏す?(画像提供/wang binghua/Unsplash)

米国時間11月25日の時点で、アップルの時価総額は4.124兆ドル(約644兆円※)となっています。一方、Nvidiaの時価総額は4.234兆ドル(約661兆円)で、かなり肉薄していることがわかります。

※1ドル=約156円で換算(2025年11月28日現在)

9to5Macはアップルの好調な業績について、「AIバブルへの懸念」「循環取引疑惑」をあげています。先日Nvidiaは四半期決算を発表し、時間外取引で株価が数パーセント上昇しましたが、翌日にはテクノロジーセクター全体とともに下落に転じました。

また、NvidiaがAI企業に資金を提供し、その顧客がNvidiaのAIチップに多額の投資をするという循環取引の疑惑も指摘されているのです。

アップルが実力で、あるいはNvidiaの市場価値の低下によって、本当に時価総額で首位を獲得するのかどうか今後が注目されます。

Source: 9to5Mac

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噂の「折りたたみiPhone」、海外メディアが注目する3つの機能とは?

アップルが2026年に投入すると噂の「折りたたみiPhone」に関して、海外メディアなどの間では現在3つの機能が注目されています。

↑期待が高まる折りたたみiPhone(画像提供/Google Gemini/Nano Banana)。

1: 業界初の高画質な「画面下カメラ」

従来の画面下カメラが400万〜800万画素だったのに対して、折りたたみiPhoneのものは2400万画素と大幅に画素数が増える見通し。画面下カメラでは「光の透過率」「画像の鮮明さ」といった課題がありますが、これらが解決されている可能性があります。

2: シワのないディスプレイ

折りたたみiPhoneは、この分野で初の「シワのない折りたたみスマホ」になる可能性が浮上しています。これを実現するために、アップルはヒンジと折りたたみディスプレイの開発に注力したそう。

3: 高密度のバッテリー

韓国の情報筋によれば、折りたたみiPhoneのバッテリー容量は5400〜5800mAhになるとのこと。リークアカウントのInstant Digitalは、最終的には5000mAhを超えると報告しています。

折りたたみiPhoneへの期待が高まります。

Source: MacRumors

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