あえての”ノンアル派”が急増中! プロが教える「ノンアルコールビール」の選び方

ノンアルコールビールといえば、”クルマを運転するときに選ぶ”という消極的な理由で飲むものだと思っていませんか? 実は、最近はそういったシチュエーションだけでなく、食事中やお風呂上がりなど日常生活で飲む人も増えているそうです。

 

とはいえ、「できるだけビールに近い味がいい」と思うのがビール好きの本音。かくいう筆者もノンアルはめったに飲まないので、”ビールに近いかどうか”が基準だと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。

 

そこで、日本ビアジャーナリスト協会でも活動しているビアライターの富江弘幸さんに、ノンアルコールビールを飲み比べながら選び方のポイントを教えていただきました!

↑1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、新聞社勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める

 

 

一番搾り麦汁の香りと旨みが際立つ「キリン 零ICHI」

最初に富江さんに飲んでもらったのが、「一番搾り製法」を採用した「キリン 零ICH(ゼロイチ)」です。麦汁をろ過する際の二番麦汁を使わず、最初に流れ出た一番搾り麦汁だけを使用しています。

↑キリンビールの「キリン 零ICH(ゼロイチ)」

 

「ノンアルコールビールには珍しく、麦の香りや味がしっかり感じられます。一番搾りに比べると、スッキリ感がありますね。香りもフルーティー。全体的にはビールに近い印象ですが、甘みは控えめ。食事に合わせるのに良さそうです」(富江さん)

 

富江さんがビールとの違いについて触れましたが、その味に違いがあるのは当然のこと。なぜなら、ノンアルコールビールは普通のビールからアルコールを抜いているわけではなく、”まったく別の製法でビールに近いものを作っている”からなんです。そんな飲料をビールに近い仕上がりにする一番搾り製法は、技術革新の賜物と言えそうです。

 

 

透明な「オールフリー オールタイム」はサイダー感覚で

全国のコンビニ限定で販売されているサントリーの「オールフリー オールタイム」は、職場でも気兼ねなく飲めるようにと「透明」「ペットボトル入り」の2つの特徴を持ったノンアルコールビール。この見た目のインパクトで記憶している人も多いでしょう。

↑サントリーの「オールフリー オールタイム」

 

 

「香りはサイダーのようなフルーティーさがありますね。飲んでみると麦の感じはほとんどせず、酸味が少し強いめなのでスッキリします」(富江さん)

 

筆者も実際に飲んでみましたが、たしかにこれはサイダーみたい! ホップ由来の苦みも加えられているのですが、ほのかなライムフレーバーや強めの炭酸がサイダーのように感じさせるのかもしれません。

 

「視覚や嗅覚は味覚に影響を与えるのですが、オールフリー オールタイムはビールっぽさを求める人には少し合わないかもしれません。逆に、スポーツのあとや仕事の合間など、リフレッシュしたいときにいいですね」(富江さん)

 

 

フルーティーな香りが際立つ「サッポロ 麦のくつろぎ」

発酵由来の香り成分を組み合わせる「ナチュラル香味製法」で、ノンアル特有の「人工的な香りや後味」を改善したという「サッポロ 麦のくつろぎ」。富江さんもこのフルーティーな香りが気に入ったそうです。

↑サッポロビールの「サッポロ 麦のくつろぎ」

 

「サッポロといえば『サッポロ生ビール黒ラベル』がフラッグシップブランドです。黒ラベルはホップの爽やかな香りが立つ印象ですが、それに近いフルーティーな香りがします。この香りのおかげで、ビールの味にも少し甘みがあるように感じますね」(富江さん)

 

また、麦芽を使わずに苦味料でホップに近い苦味を出すなど、ビールっぽさをかなり意識しているようです。富江さんによると、「ビールよりは苦味が弱いものの、この苦味のおかげで喉が引き締められて次のひと口に切り替えやすい」とのこと。

 

 

苦味でビールらしさを演出する「アサヒ ドライゼロ」

ビールにはやっぱり苦味を重視するという人におすすめなのが、「アサヒ ドライゼロ」。普段から「アサヒ スーパードライ」を好んで飲んでいる人であれば、この再現性の高さに気付くはず。

↑アサヒビールの「アサヒ ドライゼロ」

 

 

「ほかのノンアルコールビールと比較すると、苦味が強いです。こうすることでビールらしさを出しているのでしょう。香りもスーパードライに近いですし、麦芽を使わないのにここまで近付けているのには驚かされます」(富江さん)

 

また、アサヒビールでは「アサヒ ドライゼロスパーク」という商品も8月末まで期間限定発売していました(現在は店頭在庫のみ)。ドライゼロと比較すると、炭酸の強さを130%に高めたペットボトル入りとなっています。

↑アサヒビールの「アサヒ ドライゼロスパーク」。8月末で販売終了

 

「味わいはドライゼロとほぼ同じですが、炭酸は非常に強いです。缶ビールや瓶ビールはグラスに注ぐ前提で作られているので、炭酸が強めに入っているのですが、これはグラスに注いでも缶から飲んでいるかのようですね」(富江さん)

 

 

どのビールの味に近いかで満足感が変わる

今回は5種類のノンアルコールビールを富江さんに飲み比べてもらいましたが、いずれもはっきりと特徴が異なりました。これだけ違うと、どう選べばいいのかがピンと来ていない人もいるでしょう。そこで富江さんが提案するのは、「自分がどのビールの味が好きかを知っておくこと」だといいます。

 

「そもそも”ビールの味”とひとことで言っても、アサヒスーパードライとサントリー ザ・プレミアム・モルツでは苦味、甘み、酸味、のどごし、香りがまったく異なります。そうなると、自分がどんなビールが好きなのか、どういった特徴をビールに求めているのかを意識することが重要なんです」(富江さん)

 

自分の好みを知るためにも、まずはいろんなビールに触れてみることが大切。さて、今夜も自分を知るためにいろんなビールを飲んでみるしかありませんね!

ビアライターが飲み比べてわかった!コスパ最強な「高アルコールビール」の正しい選び方と飲み方

 

巷で大ブームの高アルコール飲料。1缶飲めばある程度気分良く酔えるので、家飲みでのコスパの高さは最強といわれています。

 

最初は「RTD(Ready to Drink)」と呼ばれる”注いですぐ飲めるお酒”、その代表例である缶チューハイで高アルコールブームに火が付きましたが、ここ最近はビールにおいても高アルコールのものが続々と登場しています。とはいえ、チューハイとは違い、ビールの味の違いは飲み比べないとわかりづらいもの。

 

そこで、日本ビアジャーナリスト協会でも活動しているビアライターの富江弘幸さんに、主要メーカーの高アルコールビールを飲み比べてもらいました。そこで判明したのが、高アルコールビールの意外と知られていない新たな飲み方だったんです!

↑1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、新聞社勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める

 

 

アルコール感の強さや麦っぽさに違いがある

今回飲み比べるのは、「キリン のどごし STRONG」「アサヒ グランマイルド」「サントリー 頂〈いただき〉」「サッポロ LEVEL9贅沢ストロング」の4種類。日本メーカーの一般的な缶ビールが4〜5%なのに対し、これらは7〜9%のアルコール度数となっています。

 

普段はクラフトビールを飲む機会が多いという富江さん。 そんな富江さんはどのようなジャッジをするのでしょうか?

 

 

キリン のどごし STRONG(アルコール度数:7%)

↑黒い缶が目を引く「キリン のどごし STRONG」。酒税法上の区分は「リキュール」。キャッチコピーは「ガツンときてスカッと爽快」

 

 

「通常の5%のビールに比べると、アルコール特有のピリッとした感じがします。いわゆる、第三のビールらしい味わいですね」というのが富江さんの第一声。そう、今回紹介する高アルコールビールの多くが、「ビール」ではなく「リキュール」に分類されているのです

 

「アルコール度数が高いお酒は味のバランスを保つために甘みを強くすることが多いのですが、これも少し甘みを感じます。最初に麦っぽい味わいはほとんど感じませんが、あとから穀物の味わいを感じます。発酵度を高めて甘味を強くしすぎないことで、後味がスッキリしている印象。軽い苦みを感じるので、次のひと口に進みたくなりますね」(富江さん)

 

【特徴】
パンチ力あり。アルコールがガツンと来るものの、軽い苦みが次のひと口を誘う。

 

 

アサヒ グランマイルド(アルコール度数:7%)

↑今回登場したラインアップのなかで唯一「ビール」に分類される「アサヒ グランマイルド」。キャッチコピーは「続くやわらかなコク」

 

「アサヒ グランマイルド」が登場した背景には、今年4月に酒税法が変更になったことが挙げられます。スパイスや果物などこれまでに認められていなかった副原料を使ったものも「ビール」と呼べるようになったので、ビールメーカー各社がさまざまな副原料を使用したビールを登場させており、その流れのなかで誕生した銘柄です。

 

「アルコール度数が7%というだけあり、しっかりしたビールの味わいです。とはいえ、アルコールの香りをレモングラスで上手くマスキングしていて、同じ7%のビールのように”ガツン”と来るアルコール感はありません」(富江さん)

 

また、高アルコールビールは一気に飲み干さずに少しずつ飲むことから、時間が経ってからの飲み心地も富江さんはチェック。

 

「通常、ビールは時間が経つと嫌な苦みや香りが出やすいのですが、アサヒ グランマイルドはそういったことはないですね。同社のアサヒ スーパードライともまったく違いますし、ビールの新しい可能性を感じさせてくれるビールです」(富江さん)

 

【特徴】
アルコールを感じすぎず、ちびちびと飲みやすい。爽やかさもあってバランスがいい。

 

 

サントリー 頂〈いただき〉(アルコール度数:8%)

↑「サントリー 頂〈いただき〉」の品目は「リキュール」。キャッチコピーは「最高峰のコク刺激」

 

今回飲み比べたなかで、富江さんが万人受けしそうだと話していたのが「サントリー 頂〈いただき〉」です。以前は7%だったアルコールを今年2月から8%にして、使用する麦芽を増量するなどのリニューアルを加えています。

 

「麦っぽくて甘みが強いですね。アルコールの刺激は舌にピリッと感じます。甘みとアルコールをしっかり感じられるので、満足する人は多そうです」(富江さん)

 

ちなみにパッケージには「コク」が強調されているのですが、ビールにおけるコクとはどういうことなのでしょうか?

 

「いろいろな味が複雑に絡み合っていることを指す場合が多いです。たとえば、出汁をそのまま飲んでもコクはありませんが、味噌や醤油で味付けするとコクが生まれます。ビールの場合は、ベースに甘みがあって、そこに苦みや酸味が加わることで”コクがある”と言うんです。このビールもまさにそうですね」(富江さん)

 

【特徴】
甘みとアルコール感が強い。味の良さとアルコール度数の高さを求めるときに◎。

 

 

サッポロ LEVEL9贅沢ストロング(アルコール度数:9%)

↑今回紹介するなかではもっともアルコール度数の高い「サッポロ LEVEL9贅沢ストロング」。分類は「リキュール」

 

「アルコール度数9%だけあり、アルコール感がしっかりあります。とはいえ、それに負けない麦感もしっかりあって、”麦のお酒”という感じがすごくしますね」と、「サッポロ LEVEL9贅沢ストロング」を飲んだ富江さんは語ります。

 

「アルコールの刺激はほかのものよりも強いので、ビアカクテルや氷を入れて飲むのがおすすめです。ほかの高アルコールビールよりも甘みが控えめなので、割っても味を邪魔することはないはず」(富江さん)

 

【特徴】
アルコールの刺激や麦感を求める人に向く。ビアカクテルとして飲むのもアリ。

 

 

ビアカクテルという選択肢が増えるのも高アルコールならでは

高アルコールビールは、柑橘系のジュースで割ってもいいですし、ジュースを凍らせて氷を作り、それをビールに浮かべてもいいのだとか。

 

「オレンジジュースやレモネード、グレープフルーツジュースなどを使うのがおすすめ。氷をジュースで作ることで、味が徐々に変化していくのを楽しめます。ほかにも、トマトジュースで割ってレッドアイにしてもいいでしょう。トマトの青臭さが消えて、トマトジュースが苦手な人でも飲めるはずです」(富江さん)

↑ビアカクテルを作る際は1対1の配分がベスト。もともとのアルコール度数が高い高アルコールビールなら3.5〜4.5%になる

 

 

高アルコールビールは”酔いたいときのお酒”という認識が強いので、富江さんのこの提案はなかなか意外じゃないですか? また、「ビールに近いかどうか」を選ぶ基準にするものだと思っていた人にとっても、「自分がおいしいと思えるかどうか」を軸にすれば、その選択肢の多さに気付くはず。楽しくおいしく酔えるお気に入りの高アルコールビールを探してみませんか?

 

 

 

ビール好き外国人は「ノンアルコールビール」をどう評価する? 大手4社の代表作で検証してみた

日本の伝統料理や国民食、またはトレンドフードなどを様々な国の人に試食してもらう企画が本連載です。今回は透明色が出て再注目されている、ノンアルコールのビール風飲料でテスト。ビール好き外国人の評価はいかに?

 

新商品を中心に各メーカーのノンアルビールが集結

【左】ドイツ:チャン・ゼルコ さん

ブラウンシュバイク出身。ノンアル含め、週4〜5缶程度ビールを飲みます。

【中央】フランス:ヴァネッサ・ゴメス さん

パリ出身。週に約2〜3缶ビールを飲みますが、ノンアルコールは未体験。

【右】アメリカ:コリン・カナレ さん

ハワイ出身。毎日ビールを約2杯飲みます。ノンアルは体験済み。

 

 

【エントリーNo.1】

アサヒビール

アサヒドライ ゼロスパーク

実売価格201円/500㎖/0kcal

ビールらしいキレはそのままに、従来品比130%の高炭酸刺激に。8月までの限定商品でした。

 

【5点満点で評価】

チャンさん:3.5

ヴェネッサさん:4.0

コリンさん:4.0

→total=11.5/15.0

「バブリーでホップの香りも◎。一番ビールに近いのはコレかな」(コリンさん)

「炭酸が強くてフレッシュ。味は、最初は薄く感じたけど余韻はイイ苦みだね」(チャンさん)

 

 

【エントリーNo.2

キリンビール

キリン 零ICHI(ゼロイチ)

実売価格147円/350㎖/31.5kcal

独自の一番搾り麦汁を使用。麦のうまみを丁寧に引き出したおいしさを実現しています。

 

【5点満点で評価】

チャンさん:3.5

ヴェネッサさん:3.0

コリンさん:3.0

→total=9.5/15.0

「色味や炭酸の強さは悪くないわ。でも香りはもっと強いほうが好き」(ヴェネッサさん)

「ドイツに似た味の銘柄があるよ。少し甘みを感じるけどおいしいね」(チャンさん)

 

 

【エントリーNo.3】

サッポロビール

サッポロ 麦のくつろぎ

実売価格147円/350㎖/0kcal

発酵由来の香り成分を組み合わせる製法を採用。フルーティな香りと麦の味を実現しました。

 

【5点満点で評価】

チャンさん:2.5

ヴェネッサさん:2.5

コリンさん:2.0

→total=7.0/15.0

「惜しい! バナナガムのような甘いフレーバーが気になるよ」(コリンさん)

「これはドイツの白ビールのイメージかな。もっと自然な香りだとイイね」(チャンさん)

 

 

【エントリーNo.4

サントリービール

オールフリー オールタイム

実売価格147円/380㎖/0kcal

透明色で気軽に飲めます。ビールらしい味にほのかなライムフレーバーが加わり、爽やか。

 

【5点満点で評価】

チャンさん:3.5

ヴェネッサさん:3.5

コリンさん:3.0

→total=10.0/150.0

「見た目とのギャップが面白い! ビールの味は弱いけどおいしいわ」(ヴェネッサさん)

「甘くないトニックウォーターみたい。苦みがもっとあるといいかも」(コリンさん)

 

 

再注目を集めるノンアルコールビール、一番のお気に入りは?

今年のノンアルコールビールは強炭酸や透明ドリンクブームの影響を受けた新作が登場し、再注目を集めています。そこで今回は大手4社の代表作を集め、ビール好きの外国人に試飲してもらいました!

 

「アサヒとキリンはビールの味に近いけど、サッポロとサントリーは独自路線だね」(コリンさん)

特に「オールフリー オールタイム」には3人ともビックリ。

「最もビールの味からは遠いわね。でも味や香りの完成度は高いと思うわ。飲みやすいし、リフレッシュには最適ね」(ヴァネッサさん)

 

そして総合的に高評価を得たのは、今回の4本のなかで最も新しいあの限定商品でした。

「アサヒはキレのある苦みと強炭酸が心地よかった。日本のビールっぽかったよ!」(チャンさん)

 

日本一のビール「アサヒ スーパードライ」を有するアサヒビール。その開発力はダテじゃりませんでした!

 

 

【今月の1番人気!】日本一のビール作りがノンアルにも生きている

日本で一番飲まれているビール「アサヒ スーパードライ」。このクリアな辛口が外国人のイメージする日本のビールだとすれば、同社のノンアルが高評価なのは納得できます。

 

 

LIFE PEPPERとは?

外国人ネットワークを活用し、日本企業の海外進出支援とインバウンド観光支援を行う。市場調査からWeb広告までサービスの幅は広く、外国人のアサインもできる総合マーケティング企業です。

 

 

文/中山秀明 イラスト/マガポン 撮影/石上 彰(gami写真事務所)

 

 

これが酒税法改正の恩恵だ! 終わらない暑夏に飲むべきビールは副原料にこだわったニュータイプ

これまでビール飲料は、原料の違いによって「ビール」「発泡酒」「第三のビール」などと分けられてきました。ビールとは「麦芽比率が67%以上で副材料は米、麦、トウモロコシのみに限定されるアルコール飲料」のことです。そこに果実や香味料が含まれるものは、発泡酒。また、麦芽以外の原料でつくられたビール風味の飲料は、第三のビールと呼ばれ、新ジャンルを確立してきました。ところが、2018年4月の酒税法改正によってビールの定義が変わり、多くの副原料が認められるようになったことで、市場は新たな盛り上がりを見せています。

 

ビールがよりおいしく感じるシーズンに、その動向は気になるもの。そこで、今回の改正が消費者にどんな影響を及ぼすのか、どのようなビールが新登場したのか、フードアナリストの中山秀明さんに聞きました。

 

酒税法改正でビール飲料の価格差がなくなっていく

酒税法とは、そもそもお酒の税率について定められた法律。お酒は、原材料の比率やアルコール度数などによって、税率が変化します。

 

「これまでビールは約77円、発泡酒は約47円、第三のビールは約28円が酒税でした(すべて350mlの場合)。今後は2020年から段階的に、ビールの減税が計画されています。反対に他2種類は増税し、最終的に2026年には、すべてのビール類の税率が55円に一本化される予定なんです。この改正によって、商品の価格差がなくなっていくので、『ビールより安いから発泡酒を飲もう』という発想は変わるでしょうね。また、これまでのビールの価格も2020年以降安くなっていくと思うので、ビール党の人にはうれしい改正となります」(中山さん、以下同)

 

認められるようになった副原料は10種類

今回の新税制にともない、ビール類飲料に認められる原材料も見直されました。たとえば、これまで果実やハーブなどを副原料に使うと、ビールとして認められず発泡酒扱いになっていたのですが、今後は副原料を添加しても、その重量が麦芽の5%以下であればビールと認められるようになったのです。

 

「今回認められたのは、下記の10種類です。今までは、レモンを使用したものに“レモンビール”という商品名をつけることはできませんでしたが、これからはビールという名称が使えるようになります。これを受けて、副原料を使ったビールがより多く発売されており、消費者としてはバリエーション増によって選ぶ楽しみが増えるでしょう」

 

【ビールへの添加が認められるようになった副原料】
果実/コリアンダー・コリアンダーシード/胡椒や山椒などの香辛料/ハーブ/野菜/ソバやゴマ/はちみつや黒糖といった含糖質物・食塩・みそ/花/茶・コーヒー・ココア(これらの調製品を含む)/牡蠣・昆布・わかめ・かつお節

 

各社の新ビールは香りや味が豊か!

酒税法改正を受け、どのようなビールが発売されているのでしょうか? 早速、各社の商品を見ていきましょう。

 

・飲みやすいのに高アルコールの「アサヒ グランマイルド」

4月に発売されたアサヒビールの新しいビール「アサヒ グランマイルド」は、「ゆっくり時間をかけて楽しむお酒」をテーマに作られており、飲みごたえのあるアルコール分7%であることが最大の特徴。

 

「7%とアルコールはやや高めなのでパンチは強めですが、アルコール臭が控えめなので、とても飲みやすい印象があります。ビール独特のアルコール臭を軽減させ、飲みやすさを考えて副原料にスターチやレモングラスを使用しているのだとか。レモングラスの風味は意識しないと感じないレベルで、定義拡大ビールというよりは、正統派ビールに近い印象です」


アサヒビール「アサヒ グランマイルド 350ml」
225円(編集部調べ)
アサヒビールお客様相談室 Tel:0120-011-121

 

・ほうじ茶を使った香ばしい味わいの「HOJICHA Brown Ale」

キリンビールのクラフトビールブランドであるSVB(スプリングバレーブルワリー)のファンクラブ「CLUB SVB」の会員と、直接コミュニケーションを取りながら共創したビールです。旨味に着目して昆布や炒り玄米などの副材料を使って開発を進め、焙煎した麦芽とほうじ茶の香ばしさを感じられるように作られました。

 

「キリンは自社のクラフトビアブランドを持ち、個性的なビールの開発を積極的にしながらバリエーションを増やしています。また、お茶という意外な副原料を使っていながらも、ビールを飲んだという感覚をしっかり感じられます。飲んだ後に喉の奥から鼻に抜けるほうじ茶の香ばしさと、柔らかく漂う麦芽の風味が特徴的で、特にお寿司や和菓子などに合いそうです」


SVB「HOJICHA Brown Ale(330ml×6本)」
2332円
キリンビールお客様相談室 Tel:0120-111-560

 

・塩と胡椒が麦の旨味を引き出す「Innovative Brewer グルメビア」

マイルドな塩味でお馴染みの岩塩・アルペンザルツと、皮を削ってシャープな辛味になった黒胡椒で麦のおいしさを引き出したビールです。ライムピールを加え、爽やかな味わいが楽しめます。

 

「Innovative Brewerブランドは、昨年10月の立ち上げ以降、既存のビール概念に縛られない自由な発想でビールを発売しています。塩胡椒という挑戦的な味わいも、この会社ならではでしょう。一見、塩と胡椒でトガった味というイメージを持つかもしれませんが、塩胡椒は縁の下の力持ち的な立ち位置で、一口目から複雑さを持ったどっしりとした旨味を感じられます。また、ライムの酸味による後キレのよさがあり、余韻が爽快です」


ジャパンプレミアムブリュー「Innovative Brewer グルメビア 350ml」
288円(編集部調べ)
サッポロビールお客様センター Tel:0120-207800

 

・カリブ海を思わせる爽やかさ「海の向こうのビアレシピ〈柑橘の香りの爽やかビール〉」

6月から数量期間ともに限定で、コンビニエンスストアのみで発売されているこちらのビールには、数種類のホップとフレッシュな香りが楽しめます。

 

「サントリーは、新ブランドを立ち上げ、チャネルや数量を限定して多彩なスタイルを市場投入しています。こちらのビールも数量限定で、コンビニエンスストアのみの販売に絞っています。味は軽やかでスカッと爽快。シトラスがほんのり香るフレーバービールという印象です。フルーティさよりも、フレッシュさを強調するために柑橘が使われているように感じました。メキシコのピルスナービールの飲み方でおなじみの、ライムを入れて飲むビールを彷彿とさせる爽やかさです」


サントリー「海の向こうのビアレシピ〈柑橘の香りの爽やかビール〉350ml」
220円(編集部調べ)
サントリーお客様センター Tel:0120-139-310
※限定商品ですので店頭にない場合もございます。

 

このほかにも、各社からさまざまなビールが登場しています。たとえば、高知の生姜や静岡のわさび、緑茶、和歌山の山椒、沖縄の黒糖など、地元の名産を使ったビールなども新発売に。この夏は、たくさんのビールを飲み比べる楽しみがありそうですね。

 

【プロフィール】


フードアナリスト/中山秀明さん

フードアナリスト・ライター。なかでもビールに関する執筆が多く、大手メーカー、マイクロブリュワリー、ブリューパブ、クラフトビアレストランなど、小売り、外食問わず全国各地へ取材に赴いている。

 

取材・文=吉川愛歩 撮影=矢部ひとみ 構成=Neem Tree

 

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角煮にも使える! 広がるウイスキーの世界――『ニッカウヰスキーアレンジレシピ』

お酒を飲むとき、つまみを大事にするタイプとお酒そのものを味わうのに専念する方がいると思います。お酒の種類によって、使い分ける場合もあるでしょう。私はお酒を飲むのが好きで、若い頃は酒豪でした。いくら飲んでも酔わない体質なのか、みんなでお酒を飲みに行くと、もっぱら介抱する役に回り二日酔いもほとんどありません。

 

 

私のお酒の飲み方

お酒は種類を問わず何でも飲みます。ただし、改めて考えてみると、お酒によって飲み方は変えていたようです。ビールは食事の前にぐいっと喉を鳴らして飲むのが好きです。身体に悪いと言われても、夕方から水分をとらないようにしたりします。夜、焼き鳥屋さんで食事をする前にまずはビールを流し込み、「ぷは~~」と言うときの快感はやめられません。ワインは食事と一緒に楽しみます。銘柄などに詳しいわけではありませんが、この食事には軽めのワイン、この料理にはどっしり重めと、考えるのは至福の時間です。

 

 

亡き父の教え、ウイスキーを飲みなさい

では、ウィスキーは?  となると答えに窮します。ウイスキーも好きは好きなのですが、ワインやビールに比べると飲む回数が明らかに少ないのです。特に最近はほとんど飲んでいませんでした。バーにも行く機会がなく、寝酒に飲む習慣もありませんでしたから…。

 

けれども、私にお酒の飲み方を教えてくれた父は、いつもこう言っていました。「ウイスキーはいいよ。ハイボールもおいしいし、そのまま飲むのもいい。大切に少しずつ舌にしみこませていると、ああ、お酒っていいなと思うようになるよ」と。

 

日本のウイスキーの素晴らしさ

ニッカウヰスキー アレンジレシピ』(アサヒビール・監修/ワニブックス・刊)を読み、父の言葉は嘘ではなかったと改めて実感しています。ニッカウヰスキーは、「日本人に本物のウイスキーを飲んでもらいたい」と願った竹鶴政孝が創業した会社です。NHKのテレビドラマにもなりましたから、皆様、よくご存じのことと思います。

 

創業当時は「洋酒なんて」と理解されずに苦しんだといいますが、今や大人気。日本はもちろんのこと、海外でも「日本のウイスキーは素晴らしい」と、賞賛されるようになっています。外国へのおみやげに「日本のウイスキーがいい」と、頼まれることも多々あります。

 

ニッカウヰスキーをアレンジするとこうなります

愉しみ方の幅も広がりました。そのまま味わうのももちろん美味しいのですが、『ニッカウヰスキー アレンジレシピ』に掲載されているようなバリエーション豊かな飲み方も、ウイスキーの楽しみを広げてくれます。

 

「えっ! こんな飲み方もあったの?」と、びっくりするに違いありません。この本は、ニッカウヰスキー公式Twitterで配信された数々のレシピを集めたものですが、私たちに新しい世界を示してくれます。

 

『ニッカウヰスキー アレンジレシピ』で扱われているウイスキーは三種類。順に簡単に説明します。

 

1:ブラックニッカ クリア
アルコール度数は37パーセント。
クセのないやわらかな香りのモルト原酒と、ほのかに甘いグレーンウィスキーが互いに個性をひきたてています。
値段も手頃ですから、料理にも躊躇せずに使うことができるでしょう。

 

2:ブラックニッカ リッチブレンド
アルコール度数は40パーセント。
シェリー樽で熟成を重ね、フルーティで華やかな香りを身につけたモルト原酒と、ほのかな甘みとしっかりしたコクを感じるカフェグレーンを調和させたブレンデッドウイスキーです。ハイボールがおすすめ。

 

3:ブラックニッカ ディープブレンド
アルコール度数45パーセントで、ブラックニッカ史上、最も濃厚なディープブレンド。
新樽で熟成を重ねたウッディな香りを漂わせる力強いモルトが、樽の香り豊かなカフェダレーンと深く溶け合い、濃密で複雑な味わいとなって広がります。

 

 

ウイスキーの可能性を広げてくれる本

『ニッカウヰスキー アレンジレシピ』には、上の三種類のウイスキーを駆使したおつまみやアレンジドリンクが満載されています。趣向を凝らしたレシピは作品と呼びたくなるほどオリジナリティにあふれたものです。アレンジドリンク、漬込み酒、おつまみ、スイーツまで、実に様々のジャンルがあることにも驚きます。

フローズンレモンソルティハイボール

アレンジドリンクとして紹介されていたレシピです。ウイスキーに手を加えるなんてと、内心、思いつつ、作ってみました。

レシピに従って用意したのは

ブラックニッカクリア・・300ml
レモン・・1個
粗塩・・適宜
炭酸水・・120ml

 

作り方は簡単です。

①レモンは皮ごとよく洗い、輪切りにして冷凍する
②グラスの口を水で濡らして粗塩をつけ、①を入れブラックニッカクリアを注ぐ
③冷やした炭酸水を注ぎ、軽く混ぜる

 

さわやかな香りとキーンと冷えたハイボールが、夏の暑さを忘れさせてくれます。見た目も綺麗だし、ホームパーティなどでも人気が出そうです。

 

 

ウイスキー角煮

おつまみレシピからは、ウイスキー角煮を選びました。角煮は私が常日頃、よく作る料理です。ただし、ウイスキーを使って作るのは初めてでした。今までは、もっぱら泡盛とか日本酒を使っていましたから…。

 

レシピは以下の通り
材料(2人分)
豚バラ(ブロック)・・400グラム
パクチー・・・1株
長ねぎ・・・5㎝
A
ブラックニッカクリア・・100ml
水・・300ml
しょうが(薄切り)・・1かけ分

しょうゆ・・大さじ3
ブラウンシュガー・・大さじ2

作り方は

 

①豚肉は6等分に切る。パクチーはざく切りに、長ネギは千切りにして水にさらし、水気を切る。
②鍋に①の豚肉とたっぷりの水を入れて沸かし、弱火にして30分茹でる。蓋をして余熱で30分置く。湯を捨ててAを入れ、ひと煮立ちさせたら弱火で30分煮る。
③しょうゆとブラウンシュガーを加え、弱火で2時間ほど、煮汁が半分くらいになるまで煮る。
④を器に盛り、①のパクチーと長ねぎをのせる。

 

時間はかかりますが、火にかけておくだけですし、そんなに難しくありません。私がいつも作っている角煮より、脂っこくないひと品となりました。ウイスキーの力でしょうか?

 

他にもたくさんのレシピがありますが、ここでは紹介しきれません。ウイスキーの可能性を広げてくれる 『ニッカウヰスキー アレンジレシピ』の数々、是非、ご自身でお試しあれ~~!

 

【書籍紹介】


ニッカウヰスキーアレンジレシピ

監修:アサヒビール
発行:ワニブックス

こんなの、家で飲めたんだ! Twitterフォロワー400,000人突破! (※2018年4月時点)ニッカウヰスキー公式アカウント(@nikka_jp)で人気の自宅で楽しめるウイスキーを使ったレシピが1冊に。

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アサヒ、サントリー、キリンの定番ビールを徹底比較! 担当者に聞く「泡」へのこだわりとは?

大手各社のド定番ビールが、実は「泡」にこだわっていることをご存じですか。 しかも、なかには専用の簡易サーバーまで用意するブランドも。各担当者から泡へのこだわりを聞くとともに、フードアナリスト・中山秀明氏が実力をチェックしました!

 

泡持ちに寄与する成分が向上してさらにクリアに!

アサヒビール
スーパードライ
実売価格225円

辛口やキレ以外に、泡のおいしさも魅力。しかも今春新たな醸造管理技術を導入し、ビールの泡持ちに寄与する成分を約1割高めることに成功。より洗練されたクリアな味に進化しました。

 

【こだわりポイントをメーカー担当者が解説】

アサヒビール・マーケティング第一部
松葉晴彦さん

新たな醸造管理技術で泡持ちと切れ味がアップ!

仕込み・発酵・ろ過の工程において新たな醸造管理技術を導入しています。さらにビールの泡持ちに寄与する成分を従来品に比べ約1割高め、キレ味が向上するように脂質酸化物も低減させています。

 

【缶にかぶせるだけのオリジナルサーバーを試してみた】

ギフトセットなどでゲットできる、「うまさ実感サーバー」を使用。乾電池で駆動するタイプで、缶にセットしワンプッシュで注げます。

 

↑左がそのまま注いだもの。右がオリジナルサーバーで注いだもの 

クリーミーな泡と、スーパードライのキレのある味とのメリハリが楽しめます! 抽出部がソフトなプラスチック製となっていて、着脱や洗浄が簡単な点も秀逸。ドライのファンはぜひ入手しましょう!(フードアナリスト・中山秀明さん)

 

 

うま味や香りの豊かな素材が生み出すコク深く華やかな味

サントリー
ザ・プレミアム・モルツ
実売価格231円

うま味豊かなダイヤモンド麦芽やアロマホップを独自の技で醸造し、コク深く華やかな香りを実現。そのこだわりの製法と、注ぎ方で実現したクリーミーな泡を「神泡」と呼びます。

 

【こだわりポイントをメーカー担当者が解説】

サントリービール・プレミアム戦略部
中野景介さん

厳選された麦芽と製法でクリーミーな泡を実現

きめ細かな泡には麦芽由来のたんぱく質が必要不可欠。そのため、麦芽100%であるとともに、たんぱく質が豊富なダイヤモンド麦芽を使っています。ダブルデコクション製法(※)で素材の良さを引き出すのもポイントです。

※麦芽本来のうま味とコクを余すことなく引き出すための製法。一部の麦汁を仕込み釜で2回煮出し、濃厚な麦汁を作る。

 

缶にかぶせるだけのオリジナルサーバーをお試し!

キャンペーン中の「神泡体感キット」を使用。このキットには電動式と手動式があり、今回はより手軽にゲットできる後者で試してみました。

↑左がそのまま注いだもの。右がオリジナルサーバーで注いだもの

おいしいのはもちろん泡を付けるのが楽しい

店レベルとまではいきませんが、サーバーを使った方がきめ細やかでもちのいい泡が作れます。味もよりまろやかになり、口あたり良好。自分で泡を付けるという所作も面白くてイイですね!(フードアナリスト・中山秀明さん)

 

うまさの長持ちする麦芽が泡をもきめ細やかに!

サッポロビール
黒ラベル
実売価格211円

世界中の生産者と協働契約栽培に取り組む同社独自の「旨さ長持ち麦芽」を採用。味や香りを新鮮に保ち、うま味と爽やかさに加え、きめ細やかな泡も魅力です。

 

【こだわりポイントをメーカー担当者が解説】

サッポロビール・ブランド戦略部
田邊稔博さん

独自開発した麦芽が味と香りと鮮度を保つ!

独自開発した「旨さ長持ち麦芽」は、味と香りを新鮮に保ち、泡持ちの良さをアップさせます。この麦芽は2011年のクオリティアップから黒ラベルで一部使用していて、ご家庭でも生ビールのクリーミーな泡を楽しんでいただけます。

 

ビール泡品質向上への取り組み

酵母や原料の研究に始まり、工場・流通・店までの一貫した取り組みが農芸化学会技術賞を受賞。それらの卓越した技術が集結し、品質が保たれているのです。

 

【こちらも注目!】

世界150か国で愛される“泡の代名詞”的存在「ギネス」

ほかのビールとは異なる特殊な方法で泡を作るビールがあります。それがギネス。世界150か国で愛飲され、「クリーミーなビール」といえばギネスを思い浮かべる人も多いでしょう。そんな唯一無二の泡の秘密を紹介をします!

 

 

キリン
ドラフトギネス
実売価格303円

1759年に誕生し、いまや世界150か国以上で愛されている黒ビール。ロースト麦芽による香ばしい風味とクリーミーな泡が、リッチな味わいを生み出しています。開栓時に、缶の中に入っている独自のボール型ウィジェットの穴から窒素ガスと炭酸ガスが放出され、シルキーな泡を生みだしているのです。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりウイスキーは「スコッチのシングルモルト」だ!王者の風格漂う3ブランドが今夏新発売

酒類のトレンドとしては、レモンサワーやクラフトジンなどがいまの新潮流といえるでしょう。が、ハイボールブームや朝ドラ「マッサン」などで盛り上がったウイスキーも依然大人気。そんなシーンをさらにアツくする商品が、3ブランドから計8本も新発売されます。しかもカテゴリはスコッチウイスキーのシングルモルト。今回は発表会の様子を伝えながらアイテムの紹介もしていきましょう!

 

 

追い風が吹くシングルモルトスコッチから新作が登場!

まずは国内ウイスキー市場の動向から。先日、サントリーの「響17年」と「白州12年」の販売休止が大きく報じられましたが、国産だけでなく海外からの輸入商品も好調です。そのなかで、スコッチが占めるのは約5割。バーボンなどのアメリカンウイスキーもトレンド傾向にあるものの、やはり王者はスコッチであり、2016年で約167万箱、2012年比で約1.5倍の規模に拡大しているのです。

 

↑イギリスの調査会社「IWSR」の資料より。スコッチウイスキーのなかでも、シングルモルトタイプは希少性からも年々需要が高まっています

 

この追い風のなかで新たに発売されるスコッチの銘柄は、「グレンドロナック」「ベンリアック」「グレングラッサ」の3ブランドから。「グレングラッサ」は飲食店限定となります。ひとつずつ簡単に歴史や味わいの特徴を紹介しましょう。

 

ハイランドモルトの入門に最適なグレンドロナック

↑グレンドロナック。左から18年(1万3080円)、12年(5770円)、21年(1万7470円)

 

グレンドロナックは1826年に創業。スコットランドで最も歴史ある蒸溜所のひとつで、東ハイランド奥深くのフォーグの渓谷に位置しています。創業以来、シェリー樽熟成のエキスパートとして知られていますが、その理由は原酒が力強いタイプだから。シェリー樽で長期熟成するのに、ベストであるということです。

 

↑特徴は、厳選されたシェリー樽による甘く果実味のあるテイスト。また、ナッツのような香りによる芳醇なフレーバーが高く評価されています。写真の12年はバランスがよく、ハイランドモルトの入門に最適

 

 

革新的な製造方法で高い評価を受けるベンリアック

↑「ベンリアック」。左が10年(5190円)、右がキュオリアシタス10年(5330円)

 

1898年に創業したベンリアック蒸溜所は、スペイサイドの中心に位置。スコッチの蒸溜所としては珍しく、古くからノンピートとヘビーピート(麦芽を乾燥させる際にピートという泥炭を炊くことでスモーキーになる)の2つのタイプのシングルモルトを製造してきたユニークな蒸溜所として知られています。また現在では希少となっている伝統的な製麦工程(フロアモルティング)を自社内で行っていることや、熟成と仕上げに様々な樽を使用する革新的な製造方法で高い評価を受けています。

 

↑キュオリアシタス10年は、自家製麦したヘビーピートモルトを使用。パワフルなスモーキー香と、フレッシュフルーツのような甘みが調和しています

 

 

奇跡の復活から一躍有名となったグレングラッサ

↑「グレングラッサ」。左から、トルファ(6500円)、リバイバル(5190円)、エボリューション(5770円)

 

創業が1875年と長い歴史を持ち、小規模少量生産のクラフトマンシップを貫いていましたが、1986年に生産がストップ。再開は絶望的とされていましたが、2008年に復活を遂げたことで一躍有名になったのがグレングラッサです。サンデント湾の沿岸近くに位置し、名産地と称されるハイランドとスペイサイドの境界をまたぐ唯一の蒸溜所であり、3つの環境の影響を受けていると言われています。

 

↑リバイバルは、赤ワインを熟成させたヨーロピアンオーク樽とバーボン樽でそれぞれ熟成させた原酒を、シェリー樽に入れ替えて再度熟成。甘いキャラメルのような香りと、クリーミーな味わいが特徴です

 

安すぎず高すぎずのプライスで特別なシーンにぴったり

発表会には、製造元のブラウンフォーマン社、アジアパシフィックブランドアンバサダーのクレイグ・ジョンストンさんがスコットランドより来日して登壇。商品のストーリーなどを開設するとともに、テイスティングのコツも教えてくれました。

 

↑クレイグ・ジョンストンさん。テイスティングは一見難しそうに見えますが、コツが5つあると言います

 

まずはグラスをライトに透かして色を見ます。次はグラスを傾けて回し、側面に液体の余波がどれだけ残るのかをチェック。この残量が多いほどアルコールの含有量も多いのだとか。3つめはアロマ。そしていよいよ口に含んでテイスティング。最後は飲んだ後に残る香りの余韻です。神経を研ぎ澄ませて意識しながらやってみると、ウイスキーの立体的な味わいに驚かされるでしょう。

 

↑会場にはフードペアリングを考慮した料理がズラリ。こちらは「グレンドロナック 12年」向けに用意された「蔵王牛ローストビーフとクレソンのピンチョス バルサミコソース」

 

最後には試飲とフードペアリングも。個人的に筆者が好みだったのは、「グレングラッサ トルファ」。ピートを焚き込んだ麦芽を使用し、バーボンバレルで熟成。その後、アルコール度数50%でボトリングした力強い風味が特徴の一本です。

 

↑「グレングラッサ トルファ」とのペアで提供されたのは、「粒貝と牡蠣のオイル漬け タイムとクローブの香りをうつして」。海の影響とピートのスモーク香が、磯の風味が詰まったホタテと牡蠣にベストマッチ!

 

今回の商品は価格帯にも注目。8本中6本が5000~6000円台となっており、デイリーで飲むにはややハードルが高いものの、ちょっとしたプレゼントや特別な場には重宝するプライスゾーンではないでしょうか。発売はすべて6月19日。父の日には間に合いませんが、これからの贈答シーンには実にアリですよ!

 

「カミュ」でブランデーの常識を覆す! 7名の実力派バーテンダーが集結したコンテストに潜入

熟成された深くて柔らかい味わいと豊かな香り。「カミュ」は、150年以上にわたって世界中で愛されてきた「ハイエンドブランデー」というべき世界最高峰のコニャックの1つです。ストレートもよし、ロックもよし。そしてカクテルベースにもよし。どのような飲み方にも寄り添ってくれる、懐の深いお酒です。

 

カミュのラインナップはいくつかありますが、近年注目度が上がってきているのがコニャック地方最西端のレ島でつくられているカミュ「イル・ド・レ」シリーズです。ストレートで飲むと引き締まった味わいで、ロックや水割りにすると甘みが引き立ってくる、シチュエーションによってさまざまな表情を見せてくれる1本です。

 

そして神戸では現在、イル・ド・レをベースとした「神戸フレンチハイボール」が大人気! 2017年の神戸開港150年を記念して開発された1杯で、華やかな風合いのなかにもぴりっとくる酸味と塩味がきいており、夏のリゾート地を思わせる味わいが魅力です。神戸全域約100店舗のバーやホテル、レストランで提供されており、イル・ド・レと強炭酸であるウィルキンソンの組み合わせが生んだ爽やかさが、カミュの新しいトレンドとなっています。

 

兵庫県内のバーテンダーが競いあう「カミュ神戸フレンチハイボール杯 カクテルコンペティション」

 

2018年3月11日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルにおいて、カミュ 神戸フレンチハイボール杯 カクテルコンペティションが開催されました。次世代の神戸フレンチハイボールを見つけ出すコンペティションで、兵庫県内のバーテンダー7人がファイナル大会に参加。オリジナルの1杯を披露しあいました。

 

 

神戸フレンチハイボール・ツイストの基本ルールは2つ。イル・ド・レをベースとすること。そしてウィルキンソンタンサンを使うこと。評価ポイントは見ため、作りやすさ、香り・味わい、ブランドとコンセプトとなっており、ファイナリストに選ばれたバーテンダーがイメージする神戸らしさ、カミュらしさ、バースペースで楽しむハイボールらしさをどうアピールするかが重要視されました。

 

↑「カミュ イル ド・レ ダブルマチュアード」。実売価格は8046円

 

また神戸の美しい夜景を眺めながら楽しめる食後酒として、カミュボルドリーを用いた神戸アフターディナーカクテルの審査も同時に行われました。

 

↑「カミュ ボルドリーVSOP」。実売価格は8964円

 

落ち着きがありリラクゼーションともなる1杯は、神戸フレンチハイボールとはまた違った魅力を醸すもの。いったいどのようなカクテルが考案されたのでしょうか。ファイナリストごとの作品をご覧ください。

 

[BAR SLOPPY JOE] 生田理実:SLOPPY French Highball&le pont blanc

 

↑写真右がSLOPPY French Highball、左がle pont blanc

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]SLOPPY French Highball

イル・ド・レ ファインアイランド 70ml
ウィルキンソンタンサン 1本
オレンジピール

神戸フレンチハイボール・ツイストに出品されたSLOPPY French Highballは、190mlのウィルキンソンタンサンを1本まるごと使ったもの。オレンジピールで柑橘系の香りをトッピングして、ゴールドが煌めく海となりました。水面に立ち上がっていく炭酸の泡と、星型のオレンジピールが、夏の夜空を感じさせます。

 

[アフターディナーカクテル名]le pont blanc
カミュボルドリーVSOP 25ml
フランジェリコ 10ml
生クリーム 10ml
パインジュース 15ml
蜂蜜 2tsp
コーヒーパウダー・南天の葉

le pont blancは力強い印象があるコニャックのイメージを一変させ、うっとりとするような深みがある甘さを蜂蜜で演出。またコーヒーパウダーをスノー・スタイルであしらい、ビターなトーンも味わえます。飲んでいると次第に眠りへといざなってくれそう。

 

[KOBE GARAGE] 田中美也子:Jolie Highball&Cache cache

 

↑写真右がJolie Highball、左がCache cache

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]Jolie Highball
イル・ド・レ ファインアイランド 40ml
ボルスラズベリー 10ml
ウィルキンソンソーダ 100ml
レモンピール

フルーティなカミュ イル・ド・レの個性を、レモンピール&ラズベリーリキュールで印象力UP。氷を使わないために、グラスの中で温度が変わるごとに風味が変化していきます。多めの炭酸を使っていますが、ゆっくりと楽しみたくなる1杯といえるでしょう。

 

[アフターディナーカクテル名]Cache cache
カミュボルドリーVSOP 45ml
ボルスドライオレンジ 15ml
オレンジスライス 1枚
スターアニス 1/2個
シナモンパウダー 1振り
ウィルキンソンソーダ 15ml
シナモンスティック

ポートタワーに見立てたシナモンスティックと、三日月を思わせるオレンジスライスで、神戸の夜景をグラスにで表現したCache cache。フレッシュだけどスパイシー。1口、1口とすすめるたびに、新しい香りに気づかせてくれます。

 

[SAVOY hommage] 森崎和哉:Vent de mer&Belle soiree

 

↑写真右がVent de mer、左がBelle soiree

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]Vent de mer
イル・ド・レ ファインアイランド 45ml
神戸紅茶アールグレイ茶葉 2g
みょうが 1/4cut
フレッシュライム 1/8cut
砂糖 1tsp
ウィルキンソンタンサン 90ml

ミョウガのカクテルですか? と驚きましたが、これが合うんです。茶葉を使ったことでさらに重層的となった香り、ライムの効果でタイトに引き締まりつつも甘みが表にでてきている味わいに、ミョウガのエッセンスが爽快感ある炭酸とともに味わえます。

 

[アフターディナーカクテル名]Belle soiree
カミュボルドリーXO 30ml
グラハム・シックス・グレープス 10ml
シャンボールリキュール 10ml
グリオッティン 10ml
グリオッティン・チェリー

カミュボルドリーXOのエレガントさはそのまま、チェリーやピーチ、ベリーのリキュールというドレスであしらった1杯です。まろやかさのなかに果実味からくる甘さが身体の中に溶け込んでいくかのよう。リキュールに漬け込まれていたチェリーのアクセントも効いています。

 

[神戸メリケンパークオリエンタルホテル VIEW BAR] タバリヤ ロビン ラジュ:Port Tower Cocktail&Green Rose

 

↑右がPort Tower Cocktail、左がGreen Rose

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]Port Tower Cocktail
イル・ド・レ ファインアイランド 40ml
アペロール 15ml
ボルスマラスキーノ 10ml
フレッシュレモンジュース 1tsp
ウィルキンソンソーダUP
レモンスライス

氷でまろやかさが出たカミュイル・ド・レの味わいに、リキュール&レモンスライスで柑橘類のシャープな味をMIX。ビター寄りのグラデーションが感じ取れます。またグラスの上には華やかな花壇のような香りが常に漂い、風味を味わい続けたくなりますね。

 

[アフターディナーカクテル名]Green Rose
カミュボルドリーVSOP 35ml
ボルスグリーンバナナ 15ml
ボルストリプルセック 10ml
フレッシュライムジュース 1stp
ライムピール

グリーンに彩られたショートグラスは、逆に見立てればまるで自然味あふれる山。実際に六甲山や摩耶山をイメージしたそうです。こちらもバラの香りを軸としたフローラルさが魅力。またオレンジリキュールの甘みとライムジュースの酸味のフレーバーが心を落ち着かせてくれるよう。

 

[Bar el CAMINO] 村本恭一:柚桜&Hedene(エデーヌ~エデンの園の宴~)

 

↑写真右が柚桜、左がHedene(エデーヌ~エデンの園の宴~)

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]柚桜
イル・ド・レ ファインアイランド 40ml
ユズ・フルーツミックス 10ml
サクラ・シロップ 10ml
卵白 10ml
ウィルキンソンソーダ 適量
桜の花びら 数枚

香りゆたかで味の輪郭がしっかりとしているユズと、チェリーに、華やかさの象徴たるサクラ。さらにカミュイル・ド・レが持つ余韻の長さが、なめらかで、口のなかでゆっくりとひろがっていく卵白がまとめ上げてます。1つのスイーツとなった?と思わせてくれます。

 

[アフターディナーカクテル名]Hedene(エデーヌ~エデンの園の宴~)
カミュボルドリーVSOP 40ml
エスプレッソコーヒー 60ml
ブルーベリージャム(カシス、ブルーベリー、ブラックベリー、ドライブベリー、はちみつ) 2tsp
ペイショーズビターズ 1dash
金粉

複数のベリーを用いたジャムで色付けしたダークな水面に浮かぶのは、神戸の夜景をイメージした金粉。そのコントラストに目を奪われますね。コニャック同様にテロワール(土地)が味わいの要となるエスプレッソの苦味が、ジャムとカミュボルドリーの甘みとのコントラストを作り上げています。

 

[Bar rug] 高橋卓志:glass no.078&Lover’s time

 

↑写真右がglass no.078、左がLover’s time

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]glass no.078
イル・ド・レ ファインアイランド 30ml
みりん 3ml
レモン果汁 5ml
ウィルキンソンタンサン 80ml
ローズマリー
生姜スライス

柔らかみをもたせつつもタンサンでキリっとさせる。筆圧の高いアウトラインがハイボールらしさを演出し、その上でカミュイル・ド・レの豊かな風味を活かしていることに気が付きます。それにしてもみりんを入れるというアイディアには脱帽です。

 

[アフターディナーカクテル名]Lover’s time
カミュボルドリーVSOP 30ml
ボルスドライオレンジ 10ml
ボルスピーチ 10ml
ボルスカカオブラウン 10ml
ボルスチェリーブランデー 5ml
レモン果汁 10ml
シロップ 5ml
卵白 1つぶん
くこの実
ローズマリー
炙ったオレンジ
シナモンスティック

熟成された桃とチェリーのトーンに、カカオに苦味が乗せられて、年季の入った地層を思わせます。また提供されるプレートはオレンジや砂門スティック、くこの実で彩られており、まるで深夜のパーティ会場のよう。カクテルは自由なんだ、というメッセージがこめられているように感じました。

 

[BAR 151] 森広貴:voyageur&mystique tea

 

 

[フレンチハイボール・ツイスト名]voyageur
イル・ド・レ ダブルマチュアード 50ml
オーガニックブルーベリージャム 1stp
ウィルキンソンソーダ Full
レモンピール

カミュイル・ド・レのバリエーションの1つ、ダブルマチュアードを使ったハイボールです。ベリーの酸味とダブルマチュアードの塩気が生き生きとしたフレッシュさが気持ちいい。炭酸が弾ける都度、独特のスモーキーフレーバーが周囲に広がっていく様子も見事です。

 

[アフターディナーカクテル名]mystique tea
カミュボルドリーVSOP 45ml
ブルスブラウンカカオ 10ml
生クリーム 5ml
アッサム 15ml
シナモンスティック

ウイスキーボンボンならず、コニャックチョコといいましょうか! カミュボルドリーの甘さのポテンシャルもフルに活かした、1杯のチョコレートの完成です。炙ったシナモンスティックの香りがまた見事。しっかりとしたボディで飲みごたえもあります。

 

 

全ファイナリストのプレゼンテーションが終了し、審査の間は会場を変えてのパーティに。ここではファイナリストが作り上げた作品の数々をいただくことができました。

 

 

GetNavi web取材班も酔っ払わないように気をつけながら、少しずつ試飲にチャレンジ。バーやホテルのラウンジで飲めるハイボール、ということもあるのでしょう。そしてカミュの繊細な味わいを活かしたものであるからでしょう。その多くは香りと味わいの豊かさの地平を広げていくものでした。

 

そのなかでも取材班全員一致で「これは旨い!」と票が集まったのは、生田さんのSLOPPY French Highball。強炭酸を活かしたハイボールらしさがあり、ゴクゴクと飲んでみたくなる魅力が強烈でした。

 

カミュ神戸フレンチハイボール杯 カクテルコンペティション、No.1バーテンダーは森崎さん!

↑トップ3発表を控えて一堂に会すファイナリストたち

 

カミュ神戸フレンチハイボール杯カクテルコンペティションも終りが近づいてきました。結果発表の時間がやってまいりました。栄えある1位となったのは、どなたでしょうか? ダカダカダカダカ(ドラムロール)…ダン!

 

 

SAVOY hommageの森崎さんです! 彼には「カミュを巡るコニャックの旅」がプレゼントされました! おめでとうございます!

 

「コニャックは勉強してきたのですが、改めて素晴らしさに気づかせてくれたことは本当に幸せなことだなと思います。カミュの畑や蒸留所に行かせていただけるので、現地の空気感を自分の中にしっかりととりこんで、それを神戸に持って帰ってきて、 カミュの魅力をお客様に精一杯伝えていきたいとおもいます」(森崎さん)

 

 

神戸にいったらぜひとも神戸フレンチハイボールを頼んでみたいもの。また自宅でも、こちらで紹介したレシピにチャレンジしてみるのもいいでしょう。みょうがやみりんなど、驚きの食材が1杯のカクテルの中で味と香りを花開かせていく様子も味わってみてくださいね。