イタリアの「No.1ポテトチップ」が決定! 1位は日本でも見たことあるやつ!

スナック菓子の代表ポテトチップ。素敵なラテンの習慣、アペリティーヴォ(食前酒)にもポテトチップは欠かせません。今回は、ガンベロロッソ(※)が選んだベストポテトチップをご紹介!ナンバーワンは、なんと日本でもお馴染みのあのブランドでした!

※イタリアのミシュランと称されるイタリアのレストラン格付け本ガンベロロッソで知られる老舗グルメ専門出版社。

 

昨今のイタリアの食のキーワードは、「オーガニック」と「グルテンフリー」。ポテトチップ界にもなんと“塩なし”が登場!「根菜」「ベジタブル」などなど気になるバリエーションは百花繚乱ですが、今回のセレクト基準は、クラシックスタイルのポテトチップ(塩なし以外は、すべて塩味)。約40種類から、かのガンベロロッソが選んだポテトチップをテイスティングコメントとともに紹介します。日本で見つかるものもあるかも?

 

【いきなり第1位】

レイズ/ クラシック

イタリア人グルメも認めちゃう、あのレイズがベスト1でした。やはり最強ですね。世界で最も売れているポテトチップらしいですが、イタリアには2014年に上陸。イタリア全土で売られています。

 

ガンベロロッソの評価は、「コーン油で揚げて、塩をひと振り。ひとつひとつが小さめのチップスは、信頼感が湧く生き生きとした黄金色。素材や揚油の品質を感じさせる香りや味わい、うまみも完璧で、松の実やドライフルーツを思い出す。薄く、心地よい歯ごたえ。サクサクと耳からも満足感が得られる」そうです(笑)。アメリカ原産の商品とは、塩加減等微妙に異なるのかもしれませんが、お試ししてみては?

 

そのほか、選ばれた9品がこちらです。

 

 

【コストパフォーマンス部門1位】


コナード/クラシック Conad Classiche

全国展開するイタリアの大手スーパーマーケットのオリジナル。製造元はパタ(アミーカ・チップス傘下)で、「白を基調にしたパッケージが食欲をそそる。大き目で、色は古典的な明るい金色。やや油っぽさは残るが、素材の良さを感じさせる香り。しっかりとした固さで歯ごたえ、バランスの良いうまみ、クリアな油感、口に残る満足感は高い」とのコメント。

 

以下、順不同に。

 

↑左からアミーカ・チップス、サン・カルロ。右端は最近流行りの「ノーソルト」

 

 

アミーカ・チップス/かつての味! (Come una volta!)

モラッティ家がオーナーのエルドラーダ社のブランド「アミーカ・チップス」シリーズのひとつ。昔の食生活は健康的だったとイメージする層を狙う「あるある系」の懐古主義的商品名の人気商品です。コメントは「やや小さめで、重層的な黄金色。少々ベタつき、ほとんど抜けた香りに、やや濁った油臭。ただし味わいは繊細で、新鮮なポテトのでんぷん質を感じさせる。塩味は濃厚で、歯ごたえも充分。香りとは裏腹に、きちんとした油を使っていることがわかる」とのこと。

 

 

サン・カルロ/1936 アンティークレシピ (1936 antica ricetta)

創業者フランチェスコ・ヴィタローニが、1936 年、ミラノ中心部のサン・カルロ教会の近くに開店したロスティチェリア(総菜店)をオープン。その店の人気スペシャリテが、薄くスライスしたフライドポテトだったことから発展し、今ではイタリアを代表するスナックの大手に。「アミーカ・チップス」と合わせて、50%以上のシェアを誇っています。

 

「薄いスライスをヒマワリ油で揚げて海塩をまぶした、いかにもポテトチップ然とした風味。黄金色の中サイズで、たまにチップス同士がくっついた状態のものもあり、手作りっぽさを醸している。ポテトと悪くはない油の香り。十分な塩味と歯ごたえで、口に入れた時に最高のパフォーマンスを発する」。

 

 

パタタス ナナ/ナチュラルフライドポテト

イタリアで企画考案され、スペインで2016年に実現したプレミアムなポテトチップ。アンダルシアの小さな村セニガリアの“ナナ・ピッコロ・ビストロ”のオーナーシェフ、ミケーレ・ジレッビが中心になり、専用工房で製造されています。

 

コメントは、「スペインのシエラネヴァダ山脈起源のドゥルカル川の水で育てたアグリア種のジャガイモ、純粋なヒマワリ油、カディスの海塩。均一なブロンド色、大きく、しっかりしたボディは気品のある美しさ。油とジャガイモの素材の香り。塩の量も充分。ミケーレの提案は、黒胡椒と新鮮なレモンかライムをかけるか、カンタブリア産の酢漬けのアンチョビと合わせて」。

 

パイ/マックススライス(Maxi fette)

1959年創業のパイは、イタリアのポテトチップスの代名詞。「環境に配慮した農園で作られるジャガイモをパーム油でフライし、ヨウ素添加塩で味付け。香りはデリケート。風味は中庸で、ジャガイモ感も余り感じられないが、油も攻撃的でなく欠陥は感じられない。後味にやや苦み」。

 

 

レ・コンタディーネ / 手作りスタイル(Stile fatte a mano)

イタリアの人気スナックシリーズの“クリック・クロック”や“プフ”と同じ、ローマのICAフーズのポテトチップブランド。「エクストラ・バージン・オリーブオイル100%で揚げた中サイズ。やや油っぽさがあり、うっすら緑がかっていたりもする。油の香りを正確には感じないが、うまみも大げさではなく、ジャガイモの香ばしい風味が残る」。

 

 

ティレル/ノーソルト

イタリアに2014年に上陸したイギリスのこだわりチップスブランド、ティレル。日本でも見かけるようになってきていますね。塩なしフレーバーは、“キュウリのサンドイッチにぴったり”とのこと。「淡いアンティークな金色、ややベタつくが、ちょうど良い厚さで充分な歯ごたえが魅力のひとつ。素材の良さと香り」。

 

ヴィヴィウェルネス/ザ・シンプル(La semplice) 

イタリアの大手ディスカウントチェーンTuodiの健康ダイエットラインブランド。「ヨウ素添加塩とヒマワリ油を使用。古典的な薄い黄金色。明瞭な香りはないが、うま味は十分あり、ガラスのような歯ごたえや若いジャガイモの風味が心地よい。でんぷん質はわずかに感じる程度。同社の一般商品より30%カロリーオフ」。

 

エッセルンガ/クラシック風味

イタリア中北部を中心に展開する大手スーパーのオリジナル商品。製造元はアミーカ・チップス。「大きめで薄く、均一なゴールドトーン。オイルの質は高くはないが受け入れられる範囲。旨味は濃厚で喉が乾く。歯ごたえは軽く心地よい。でんぷん質にやや飽きがくる」。

 

カロリー、塩分、添加物。手に取るのを躊躇してしまうポテトチップですが〜、味を知るにはやはりテイスティングも必要ですよね(笑)! いつものポテトチップも、ガンベロロッソ流に……テイスティングしてみては?

「回転寿司」ならぬ「回転ピザ」が誕生! イタリアのピッツェリア業界に新旋風を巻き起こす「GIRO PIZZA」

イタリアといえば、やはりピッツァ! 本場のピッツァは使われている素材が新鮮で、注文を受けてから薪を使った窯で焼いてくれるのでシンプルでも味が生きています。そしてイタリアのピッツェリアでは老若男女構わず、直径30~40cmはあるピッツァをナイフとフォークを使いながら、自分が頼んだものを一人で丸ごとたいらげているのが普通で、1枚のピッツァをみんなでシェアするというのはあまり見たことがありません。しかし、イタリアでは最近ちょっとした変化が起きつつあるようです。

 

「GIRO PIZZA 」は直訳すると「回転ピッツァ」

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通常のように、客がメニューを見て注文するスタイルではなく、ウエイトレスが焼きたてのピッツァを片手に、そのピッツァ名を叫びながらテーブルを回って来ます。食べたい場合は、手を上げて1ピースから食べることができ、種類も豊富なので一度に色々な種類のピッツァを味わうことができます。しかも料金は一律10ユーロで食べ放題なので、お客様は色々なメニューに挑戦できます。

 

ラインナップは驚くほど豊富です。ベーシックなマルゲリータはもちろん、高級食材でもある水牛のモッツァレラチーズを使った贅沢なものもあれば、ペペロンチーノや辛いサラミがびっしり詰まった真っ赤な激辛ピッツァ、マシュマロやチョコレート、フルーツ、生クリームなどがのった甘いデザートピッツァもあります。

 

また、玉ねぎと蜂蜜、ジャムとアーティチョーク、フィノッキオ(フェンネルの根の部分)と生ハムとレモンといった、味の想像もつかないような取り合わせのピッツァや、子どもたちに人気の高い、ゆで玉子とフライドポテトとソーセージといった欲張りな組み合わせもあります。さらに、イタリアには各地方のご当地チーズというものがあり、チーズだけでも種類がたくさんあるので、5種類のチーズピッツァなど、とても味わい深くイタリアらしいものもあります。

 

こういう色々なメニューが予告もなく現れるので、レストラン全体がまるで大試食会のようです。「次は何が出てくるのかな」とワクワクしながら待つのも楽しいですし、「えっ!?」と思うメニューでも、食べてみると意外と美味しく病みつきになってしまうものもあるので、臆せず試してみる価値は十分あります。

 

しかも、食べ放題ということで食べ盛りの若者や働く人たちのランチとしても人気があります。その一方、レストランから醸し出される楽しい雰囲気がイベントを盛り上げるちょっとしたアクセントにもなるので、誕生日会や打ち上げ、年末年始のパーティーシーズンには持ってこいです。ピッツァだけでなく、パーティーを盛り上げてくれる花火風ロウソクがついたケーキも予約可能。

 

さらに、専用スタッフが常駐している大型遊具が備えられたキッズコーナーも併設してあり、ファミリーにはうれしい限りです。小さな子どもは食事の途中で飽きたり、ぐずり始めたりするので、親はゆっくり食事を楽しめないことが多いのですが、このキッズコーナーがあれば、大人たちも安心してゆっくりと食事を楽しむことができます。このようなサービスを提供することで家族連れやグループの来客数を増やし、着々と売り上げを伸ばしています。

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客をあっと言わせるようなバリエーション豊富なメニューや、生地を空中で伸ばすデモンストレーションなど、このレストランでは作り手が楽しみながら仕事をしている様子がよく分かります。お客様と働き手が賑やかな空間をともにし、それが売り上げになる。これこそレストラン活性化の1つの好事例と言えるでしょう。

 

このGIRO PIZZAでは平日のランチ以外は飲み物代が別料金になりますが、メニューは一律10ユーロで食べ放題です。普通のイタリアのピッツェリアでは、1枚の価格が平均6~10ユーロくらいであることを考えると、ここはかなりのお得感があります。それに、ピッツァの種類は常時20~30種類あり、新しいメニューも次々と増えているので、常に客の好奇心を引きつけてやみません。ハロウィーンやカーニバルのときは、客も店側も仮装をしたり、色々なサプライズを準備したりするなど、季節ごとに異なるエンターテイメント要素もあるので、「とにかく楽しい」「またみんなで行きたい」という気持ちにさせられます。

 

以前は、お客様がお店に滞在する平均時間は45分といったところでしたが、このGIRO PIZZAメニューにしてから、それが2時間30分に増え、ピッツァ以外の注文が入るようになったり、団体客が圧倒的に増えたりしたそうです。大人も子どもも大満足できるピッツェリアの登場で、イタリアの停滞気味のレストラン業界の風向きが変わり始めています。

「回転寿司」ならぬ「回転ピザ」が誕生! イタリアのピッツェリア業界に新旋風を巻き起こす「GIRO PIZZA」

イタリアといえば、やはりピッツァ! 本場のピッツァは使われている素材が新鮮で、注文を受けてから薪を使った窯で焼いてくれるのでシンプルでも味が生きています。そしてイタリアのピッツェリアでは老若男女構わず、直径30~40cmはあるピッツァをナイフとフォークを使いながら、自分が頼んだものを一人で丸ごとたいらげているのが普通で、1枚のピッツァをみんなでシェアするというのはあまり見たことがありません。しかし、イタリアでは最近ちょっとした変化が起きつつあるようです。

 

「GIRO PIZZA 」は直訳すると「回転ピッツァ」

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通常のように、客がメニューを見て注文するスタイルではなく、ウエイトレスが焼きたてのピッツァを片手に、そのピッツァ名を叫びながらテーブルを回って来ます。食べたい場合は、手を上げて1ピースから食べることができ、種類も豊富なので一度に色々な種類のピッツァを味わうことができます。しかも料金は一律10ユーロで食べ放題なので、お客様は色々なメニューに挑戦できます。

 

ラインナップは驚くほど豊富です。ベーシックなマルゲリータはもちろん、高級食材でもある水牛のモッツァレラチーズを使った贅沢なものもあれば、ペペロンチーノや辛いサラミがびっしり詰まった真っ赤な激辛ピッツァ、マシュマロやチョコレート、フルーツ、生クリームなどがのった甘いデザートピッツァもあります。

 

また、玉ねぎと蜂蜜、ジャムとアーティチョーク、フィノッキオ(フェンネルの根の部分)と生ハムとレモンといった、味の想像もつかないような取り合わせのピッツァや、子どもたちに人気の高い、ゆで玉子とフライドポテトとソーセージといった欲張りな組み合わせもあります。さらに、イタリアには各地方のご当地チーズというものがあり、チーズだけでも種類がたくさんあるので、5種類のチーズピッツァなど、とても味わい深くイタリアらしいものもあります。

 

こういう色々なメニューが予告もなく現れるので、レストラン全体がまるで大試食会のようです。「次は何が出てくるのかな」とワクワクしながら待つのも楽しいですし、「えっ!?」と思うメニューでも、食べてみると意外と美味しく病みつきになってしまうものもあるので、臆せず試してみる価値は十分あります。

 

しかも、食べ放題ということで食べ盛りの若者や働く人たちのランチとしても人気があります。その一方、レストランから醸し出される楽しい雰囲気がイベントを盛り上げるちょっとしたアクセントにもなるので、誕生日会や打ち上げ、年末年始のパーティーシーズンには持ってこいです。ピッツァだけでなく、パーティーを盛り上げてくれる花火風ロウソクがついたケーキも予約可能。

 

さらに、専用スタッフが常駐している大型遊具が備えられたキッズコーナーも併設してあり、ファミリーにはうれしい限りです。小さな子どもは食事の途中で飽きたり、ぐずり始めたりするので、親はゆっくり食事を楽しめないことが多いのですが、このキッズコーナーがあれば、大人たちも安心してゆっくりと食事を楽しむことができます。このようなサービスを提供することで家族連れやグループの来客数を増やし、着々と売り上げを伸ばしています。

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客をあっと言わせるようなバリエーション豊富なメニューや、生地を空中で伸ばすデモンストレーションなど、このレストランでは作り手が楽しみながら仕事をしている様子がよく分かります。お客様と働き手が賑やかな空間をともにし、それが売り上げになる。これこそレストラン活性化の1つの好事例と言えるでしょう。

 

このGIRO PIZZAでは平日のランチ以外は飲み物代が別料金になりますが、メニューは一律10ユーロで食べ放題です。普通のイタリアのピッツェリアでは、1枚の価格が平均6~10ユーロくらいであることを考えると、ここはかなりのお得感があります。それに、ピッツァの種類は常時20~30種類あり、新しいメニューも次々と増えているので、常に客の好奇心を引きつけてやみません。ハロウィーンやカーニバルのときは、客も店側も仮装をしたり、色々なサプライズを準備したりするなど、季節ごとに異なるエンターテイメント要素もあるので、「とにかく楽しい」「またみんなで行きたい」という気持ちにさせられます。

 

以前は、お客様がお店に滞在する平均時間は45分といったところでしたが、このGIRO PIZZAメニューにしてから、それが2時間30分に増え、ピッツァ以外の注文が入るようになったり、団体客が圧倒的に増えたりしたそうです。大人も子どもも大満足できるピッツェリアの登場で、イタリアの停滞気味のレストラン業界の風向きが変わり始めています。