どんな新製品が出た?? 気になるカシオの新製品発表会に潜入してみた♪

「中村 優の走って試して優言実行」 2018 Autumn & Winter CASIO時計新製品展示会

 

9月6日、都内で開催された「2018 Autumn & Winter CASIO時計新製品展示会」に中村 優さんが潜入。特設会場には“G-SHOCK生誕35周年”で盛り上がるカシオの新作モデルたちが勢揃い。さて、中村 優さんに女性視点を交えながら感想を語ってもらいます。

 

歴代のG-SHOCKに、ちょっぴり感動!

潜入したイベント会が場はライトの明るさが抑えられ、クールな印象に演出されていたのが印象的。展示スペースはブランドによってブースが区切られ、すべての製品を手に取って確かめることができました。会場のエントランスには歴代のG-SHOCKが展示され、35周年という歴史の長さを実感。マニアならずとも感動です(笑)。

 

注目の「BABY-G G-SQUAD」は女性の強い味方!

G-SHOCKはメンズ用のイメージが強いと思うのですが、そんなことはありません。レディースラインとしてラインナップされるBABY-Gはカラフルなモデルも多く、ケース径も少し小さめなのでおすすめです。

 

今回のイベントでは「BABY-G G-SQUAD」にピンクゴールドのフェイスを持つニューモデルがお披露目され、熱い注目を集めていました。このモデルは日々の運動を時計とスマホで管理できる便利な機能が与えられ、歩数計や消費カロリーを時計のダイヤル内に表示してくれます。

 

スマートフォンに「BABY-G Connected」という専用のアプリをインストールすれば、消費カロリーや歩数を運動記録として確認することができ、歩いたルートを運動強度別に色を変えてマップ上に表示。毎日の達成グラフをマンスリーカレダー上に表示できるので、運動の習慣化にも役立ちます。また、インターバルトレーニング用のワークアウトメニューを作ることもできるので“筋トレ女子”にもおすすめ!

 

腕時計の進化はここまで来たか……のプロトレック!

BABY-Gのほかに、私が注目したのが最新のPRO TREK。以前から、その存在は知っていましたが、実際に最新モデル(WSD-F30/2019年1月)を手に取ってみると、そのすごさに圧倒されてしまいました。展示されていた「PRO TREK Smart」はアウトドアに最適な機能が満載。カラーとモノクロの二重構造を採用した有機EL文字盤は自分の好みによってカスタマイズできるのが大きな魅力。まさに最新ガジェット♪

 

カラー画面には詳細な地図情報を表示することができ、内蔵されたGPSによって自分の位置情報も正確に知ることができます。もちろん、既存のPRO TREKと同様、高度、気圧、方位、タイドグラフ、日の出・日の入りなどアウトドアに最適な情報が表示でき、なんとスマホと同期させておけばメールやSNS、電話着信などの各種通知を画面上に表示(画面上でメッセージへの返信も可能)してくれます。本格的なトレッキングや登山にも最適な機能が満載されているので、山ガールにもおすすめ。安全な登山をサポートする強い味方になることは間違いありません。

 

さらに驚くことにGoogleが提供するサービスが受けられるので、自分が必要なアプリを腕時計にダウンロードしておけば、ボイスアクションを使って必要な情報を素早く検索することも可能。また、ミュージックプレイヤーとしても使えるのでランニングの時にもスマホやミュージックプレイヤーを持たなくてもOKです。新しいPRO TREKは腕時計の領域を越え、通話機能がないだけのスマホのような存在へと進化を遂げていました。

 

 

女性向けのアイテムでライフスタイルをエンジョイ!

各ブースには最新のアイテムが数多く展示され、腕時計の進化を楽しむことができました。腕時計は時間や日付を知るだけにとどまらず、ユーザーの趣味やライフスタイルにマッチした最新の機能が盛り込まれ、便利な存在へと姿を変えています。

 

これまでは「腕時計=男性の趣味」というイメージがありましたが、CASIOではアクティブな女性に向けた製品にも力を入れているのが印象的でした。ランニング、トレッキング、ワークアウト、ダイエットなど、自分にマッチした機能を持つモデルをチョイスして、充実した毎日を楽しんでみませんか?

 

女性向けのアイテムも数多く、ライフスタイルやワードローブに合わせてチョイスすることができます。腕時計を上手に使ってアクティブな毎日をエンジョイしましょう!

腕に巻いた瞬間に普段使いを想像! 強バッテリー&小型化したカシオ新スマートウォッチ「Pro TREK Smart WSD-F30」

カシオ計算機は、Wear OS搭載の新たなスマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30」を2019年1月に発売します。想定実売価格は6万5880円です。

 

↑PRO TREK Smartシリーズ3代目となるWSD-F30。カラーはシリーズ定番のオレンジに加え、ブラックとブルーの3色をラインナップ

 

大きな変更点のひとつは、タフネス性能やスポーツに便利なアプリ群はそのままに、長時間のアウトドアに新アプリ「エクステンドモード」の追加。

 

エクステンドモードは、電池消費を極力抑えて、オフラインのカラー地図とGPSを長時間使うためのアプリ。待受画面にはモノクロで時計やセンサー情報を見やすく配置。ボタンを押すとダウンロードしておいたカラー地図を表示できます。

 

あらかじめ行動計画を入力することで、睡眠中などはスタンバイ状態に自動で切り替わり、電力消費を削減。1回の充電で最大3日間の利用が可能としています。本格的な山登りなどアクティビティでは、長く電波が届かず充電もできない状態にあってもおかしくありません。よりカシオならではの「スマート」の意味合いを強めたモデルと言えるでしょう。

 

ただ個人的にも充電の心配がないスマートウォッチというのは魅力的です。本格的なアクティビティの機会が少なくても、たとえば街歩きが好きという人もいるはず。そんな時、手元でサッと地図が確認できるのはありがたいですね。通信状況に左右されずに活用できるのもやはりポイント。

 

↑カラー地図表示

 

WSD-F30はディスプレイも、カラーとモノクロの二層式に進化しています。カラー画面はTFT液晶から有機ELに変更され、解像度も390×390ピクセルにアップ。より鮮やかで高精細な表示ができるようになりました。モノクロ画面は時刻だけでなく、気圧や高度などのセンサー情報を一覧表示できるようになっています。

 

↑詳細なセンサー情報

 

また本機の新機能として、周囲の明るさに合わせてディスプレイ輝度の自動調整機能が搭載されました。暗所でのアクティビティで有効なのはもちろん、日常使いでもリューズやボタンを触るひと手間なく、すぐ時刻を確認できるのはうれしい。

 

約W60.5×H53.8×D14.9mmと、前モデルより縦横3.9mm、厚さで0.4mmのサイズダウンを実現。細身の腕にも似合うスリムなデザインになりました。実機をこの目でみましたが前機種と比べると、数値以上にコンパクト化していると感じました。

 

↑前機種(右)との比較。ひとまわり小さくなっていることがわかる。ビス類をサイドに設計して薄型化している

 

 

↑つけてみると、ガッチリした感触は少なかった。ブルーならビジネスマンのスーツにも合いそう

 

バンドは穴の数を増やし、長さをより細かく調整できます。ベゼル部には樹脂に微細な加工を施し、金属のような光沢感を演出する仕上げを採用しました。手に巻いてみた感触は、普段使い用の時計と変わらないフィット感と軽さ。アウトドアウォッチだと堅牢性もあるガッシリした着け心地のある印象を持ちそうですが、きっとイメージ以上に軽やかで装着しやすく感じるはずです!

 

↑ベゼルに彫られた微細な溝が樹脂とは思えないような質感を生み出していた

 

↑バンド部は軽量性を重視してカーボンを採用

 

↑不安定なアウトドア環境でもボタンを押しやすいよう、支える側の指を置くゴムガードが設置されている

 

3日の電池持ちで地図も見られて、アウトドアの実用性と使いやすさを両立したWSD-F30。あまりアウトドア経験がなくても、ラフに使いやすさが増しているのはわかりました。

 

ただあまりにもナチュラルな着け心地だったため、これだけ長時間使えるなら是非ともアウトドア用途だけではなく普段使いもしてほしいですね。エクステンドモードの本領発揮とは言えないかもしれませんが、外回りの多いビジネスマンにも活用シーンはありそうです。さらには散策や街歩きが趣味の方々にも使ってみてほしいと思いました。

子どもの発明力を育てる! カシオの夏休み体験教室が大人も意外と楽しめた

子どもの頃、楽しみにしていた夏休みも、いざ自分が親になってみると結構悩みのタネになっているという親御さんも少なくないのではないでしょうか? かくいう筆者もそのひとり。我が家にも2人の小学生がいるのですが、夏休みということはずっと家にいるわけで、どこかに連れていかないと色々とうるさかったりします。

 

 

そんな時に見つけたのが、「樫尾俊雄発明記念館」で夏休みの間に開催されている特別展示と体験教室です。この記念館は世界初の小型純電気式計算機など、数多くの革新的な製品を開発し、発明家として知られるカシオ計算機設立者・樫尾俊雄氏の功績を伝えるために設立された施設。これは面白そうと思い、第1回の体験教室を取材してきました。

 

↑東京の世田谷区にある樫尾俊雄発明記念館は、樫尾俊雄氏の自宅を施設化したもの。そのため、成城の歴史ある住宅街の中にあります。立派な家の多い中、ひときわ目立つおしゃれな建物が記念館。早速足を踏み入れてみました

 

↑玄関ホールの高い天井を見上げるとシャンデリアが。そして、ステンドグラスには樫尾俊雄氏が好きだったという鳥が描かれています

 

まずは参加者の親子連れと一緒に館内を見学させてもらいます。夏休み中は、小学生向けの特別展示となっているので、子どもたちもかなり興味深そうに見学しています。

 

↑こちらは世界初の小型純電気式計算機「14-A」。小型とはいえ、今から見るとかなり大きいです。卓上に乗っている部分だけでなく、机全体が計算機

 

↑背面に回ると、こんな感じでリレー素子が並んでいます。実際に計算をすると、このリレーが一斉に動き出す様は圧巻

 

そのほかにも時計や楽器など、数々の開発に携わった製品が展示されています。

 

↑小学生向けのパネルも用意されているのでわかりやすい

館内の見学後は落ち着いた雰囲気の和室に移動して体験教室が始まります。今回のテーマは「発明家になろう」。G-SHOCKの開発秘話を聞きながら発明のきっかけや楽しさを体感できるワークショップです。

 

 

小型計算機は「計算する人たちを楽にしたい」という思いから生み出されたのだとか。G-SHOCKが誕生したのも、開発者の伊部菊雄氏が親からもらった大切な時計を壊してしまったことをきっかけに、落としても壊れない時計を開発したいという思いから開発されました。発明のポイントは「誰かが困っていることに気づくこと」。そこで、参加者の子どもたちがそれぞれ”誰かの役に立つ時計”を考えてみることに。

 

 

みんな、真剣に考え、アイディアを文章と絵で紙に描いていきます。”困っていることに気づく”、”誰かの役に立つ”というイメージしやすいきっかけを与えられて、子どもたちの創造力が刺激されたようです。

 

↑できあがったら、希望者からみんなの前で発表。「電子マネーを使える」という内容が、今の子っぽいですね

 

お母さんの役に立ちたいという思いから、夕飯に何が食べたいかを聞ける時計を考えた子もいました。お母さんのリアルな悩みを理解しています。

 

 

↑終了後は”発明家のタマゴ”としての認定証が手渡されます。この中から、未来の発明家が生まれるかも

 

実際に製品化された発明の数々を目にしたあと、その発明が生まれたきっかけを説明してもらって、子どもたちのイメージはかなり刺激された様子。そこで「誰かの役に立つ」というポイントを教わると、自分を含めて周囲の人たちの困りごとをリアルに想像できるのでしょうね。

 

こういうきっかけを与えられると、自分の子どもならどういう発想をするのか、楽しみなところです。元は地域の小学校で夏休みの出張授業として行われていた内容らしく、今までにも多くの子どもたちによって、様々なアイディアが生み出されています。

 

 

この体験教室は8月31日まで特別展示が行われており、その間に3回の体験教室が行われる予定。

 

8月8日(水):「はなうた作曲教室」

8月21日(火):「新聞記事をよみとこう ~電子辞書で楽しく学ぶ~」

8月24日(金):「電卓分解組立教室」

 

残りはあと2回になりますが、どちらも面白そう。8月後半だと親も子どもを連れ出す先のネタがなくなってくるので、親子で訪れるのには良さそうです。「うちの子を連れてくるなら、どの回がいいかな……」と真剣に考えてしまいました。

 

 

 

高級時計製造のノウハウを身近に感じる逸品!! 「ネオ・クラシック」腕時計のハイコスパモデル9選

高級時計は上を見ればキリがありませんが、現実的な予算でも良品は入手できます。しかも今年はコストパフォーマンスに優れた時計の当たり年。落ち着きある意匠に秘められた革新性にも注目です。ここでは、コスパに優れ、なおかつ2018年のトレンドである「ネオ・クラシック」なウオッチをセレクトしました。

 

【その1】

「山に挑む冒険の精神」を時計に反映

モンブラン

モンブラン 1858 オートマティック

Ref.117833

32万4000円

モンブラン傘下のミネルバの創業年をシリーズ名に冠した2針時計。文字盤外周のレイルウェイパターンやコブラ針など、古典的な意匠を満載しています。エイジング加工を施した自社製カーフストラップとブロンズベゼルが、使い込まれたツールの雰囲気を醸し出します。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.MB24.15)●素材:SSケース、カーフストラップ●サイズ:φ40×D11.07㎜●防水性:10気圧

↑1858のデザインルーツは、1920年代に作られたミネルバ製クロノ

 

【CLASSIC POINT】

クロノグラフの名門の伝統を継承

1920年代製の手巻きクロノグラフの意匠を取り入れ、デッドストック品のような風合いに仕上げました。

 

【NEO POINT】

「山岳冒険家」という新境地

山岳冒険家が愛用するツールのような世界観とミネルバの伝統の融合は、モンブランの新機軸です。

 

 

【その2】

端正な表情に最新技術を集約した一本

ボーム&メルシエ

クリフトン ボーマティック COSC

Ref.M0A10436

35万6400円

ブランドが属するリシュモン グループと共同開発した自社製ムーブを搭載。2層のシリコンの角度を変えて結合するTwinspiner™技術を用いたシリコン製ひげゼンマイを筆頭に、最新素材を内部に採用。優れた精度と耐磁性に加え、120時間駆動も実現しました。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.ボーマティックBM12-1975A COSC)●素材:SSケース、アリゲーターストラップ●サイズ:φ40×D10.3㎜●防水性:5気圧

↑1950年代の製品に着想を得たクリフトンは、流麗な形状が特徴

 

【CLASSIC POINT】

着け心地の良い王道ケース

かつての自社製品譲りの柔らかなラインを描くケースは、腕への干渉が少なく着け心地に優れています。

 

【NEO POINT】

革新的な新型ムーブメント

機能はシンプルでも標準性能は大幅に向上。日付表示も大きくするなど、実用性は極めて高いです。

 

 

【その3】

1943年製の耐磁時計の意匠を再現

ティソ

ティソ ヘリテージ 2018

Ref.T119.405.16.037.01

11万8800円(予価)

1943年に発表されたスモールセコンド仕様の耐磁ウオッチの意匠を現代に復刻。ヘアライン仕上げが施されたドーム型の文字盤にヘリテージロゴを配し、クラシックな雰囲気たっぷりに仕上げました。大型の手巻きムーブを搭載し、直径は42㎜の現代的なサイズです。

SPEC●ムーブメント:手巻き(Cal.ETA6498-1)●素材:SSケース、カーフストラップ●サイズ:φ42㎜●防水性:5気圧

↑ティソは1930年代より耐磁時計を製作。その先進性はいまも別格

 

【CLASSIC POINT】

1943年製モデルの復刻版

面積の広い文字盤にシンプルな書体のインデックスなどは、1943年製モデルそのものです。

 

【NEO POINT】

現代サイズで古典を味わう

大型ケースはシースルーバック仕様で、秀でた耐磁性能はないものの機械の動きが存分に楽しめます。

 

 

【その4】

防水性能から愛称がついた人気作が再誕

ブローバ

デビルダイバー

Ref.98B320

9万720円(予価)

欧米で“獣の数字”とされる666フィート(=20気圧)の防水性能を文字盤に記したことから、「デビル ダイバー」の愛称で呼ばれた1970年代製ダイバーズウオッチを復刻。個性的な柱形インデックスやオーバルケースがレトロな雰囲気を醸し出しています。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.8210)●素材:SSケース&ブレスレット●サイズ:φ44㎜●防水性:20気圧

↑文字盤色までオリジナルモデルを忠実復刻した限定666本の新作

 

【CLASSIC POINT】

味わい深い文字盤の表記

文字盤6時位置にある「SNORKEL」表記は、ダイビングがレジャーになった1970年代を象徴しています。

 

【NEO POINT】

力強く堅牢な作りに変更

ケースは直径44mmの現代的なサイズ。肉厚ブレスと合わせ、堅牢な雰囲気に仕上がっています。

 

【その5】

35年目のフルメタル化で形を変えずに進化を遂げる

カシオ

G-SHOCK

Ref.GMW-B5000D-1

6万4800

誕生35周年を迎えるG-SHOCKの原点であるスクエアケースを継承しながら、フルメタルケースを初採用。内部には、Bluetooth®+電波ソーラームーブメントを搭載。スマートフォントの同期で、世界中あらゆる場所で正確な時刻を示します。液晶版の視認性を高めるなど、細部も大幅に進化しました。

SPEC●ムーブメント:クオーツ(BLE搭載電波ソーラー)●素材:SSケース&ブレスレット●サイズ:W43.2×H49.3×D13㎜●防水性:20気圧

↑1983年に誕生した世界初の耐衝撃ウオッチのDW-5000C-1A

 

【CLASSIC POINT】

バンドのディンプル模様をSSで再現

G-SHOCKの樹脂バンドの特徴であるディンプル模様をメタルで再現。ケース形状だけでなく、細部までオリジナルデザインにこだわりました。

 

【NEO POINT】

構造もモジュールも現代的に進化

スマートフォンリンクに対応する新型モジュールを搭載しながら、オリジナルのサイズ感をキープ。6か国語の曜日表示にも対応しています。

 

 

【その6】

自動巻き版はさらに上質感が向上

モーリス・ラクロア

アイコン オートマティック

Ref.AI6008-SS002-430-1

21万600

1990年代のヒット作、カリプソに着想を得て2016年に誕生したコレクションに自動巻き版が加入。ベゼルやケースをシャープに仕上げ、文字盤には高級感漂うクル・ド・パリ装飾が新たに施されました。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.ML115)●素材:SSケース&ブレスレット●サイズ:φ42×D11㎜●防水性:20気圧

 

【CLASSIC POINT】

特徴的なベゼルのツメが、往年のカリプソを彷彿とさせます。懐かしくも新しい印象。

 

【NEO POINT】

エッジの立ったケースがモダンな雰囲気を演出。11mmまで厚みを抑えた点も現代的です。

 

 

【その7】

現代に蘇った1970年代の名作

ミッシェル・エルブラン

ケイプ カマラ スペシャルエディション

Ref.1645/B04

14万7960円

南仏の避暑地にインスピレーションを得た新コレクションの特別仕様。コンパスをイメージした盤面や角形インデックスは、かつて製造していたスペースマスターというモデルに着想を得たものです。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.SW200-1)●素材:SSケース+ブレスレット●サイズ:φ40.5×D10.35㎜●防水性:10気圧

 

【CLASSIC POINT】

1970年代製モデルと同様のツートーンのダイアルを採用。針の形状も復刻されました。

 

【NEO POINT】

ビス入りのベゼルとシャープなケースで、モダンな雰囲気に仕上げています。

 

 

【その8】

レトロなケース形状が新鮮な一本

ゾディアック

オリンポス リミテッドエディション

ミステリーダイアル

Ref.ZO9704 

12万5000円(予価)

スティングレー型と呼ばれる独特なケース形状がユニークな、1961年製ミステリーダイアルウオッチを復刻。時針がプリントされた文字盤が回転し、まるで針が浮いているように時刻を表示します。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.STP3-13)●素材:SSケース、レザーストラップ●サイズ:φ37×D11㎜●防水性:5気圧

 

【CLASSIC POINT】

毒棘を持つエイを想起させる形状がケース名の由来。当時の雰囲気が楽しめます。

 

【NEO POINT】

ブランドが属するフォッシル グループが製造した、スイス製高性能ムーブを搭載しています。

 

 

【その9】

四角へのこだわりが生んだ独創機

 

ラドー

トラディション 1965 M オート

Ref.R33019215 

22万6800円

1965年にラドーが手がけた角形時計を世界限定1965本で忠実復刻。ケース形状から、針、インデックスに至るまで、徹底して初号機を再現。9時位置の錨ロゴは時計の向きに合わせて回転します。

SPEC●ムーブメント:自動巻き(Cal.ETA2671)●素材:SSケース、レザーストラップ●サイズ:W35×D10.6㎜●防水性:5気圧

 

【CLASSIC POINT】

独特のデザインは、1965年当時のマンハッタンのスカイラインに着想を得たものです。

 

【NEO POINT】

トレンドカラーのブルーにヘアライン仕上げを施し、現代性をもたせています。

 

文/水藤大輔  撮影/山口雅則

ダウンサイジン“G”降臨――G-SHOCK 新MT-Gはデイリーウオッチの決定版だ!

日本が誇る耐衝撃ウオッチのG-SHOCKの上位シリーズ、MT-Gが新構造でより薄く、着けやすく進化を遂げた。複合ケースの高級感溢れる仕上げにも要注目だ。

 

G-SHOCK(https://g-shock.jp/

 

G-SHOCK=カジュアルのイメージを覆す高品位な一本

MT-Gは、メタルと樹脂の融合をテーマに作られる、G-SHOCKの上位機種である。この時計は、2013年の大幅リニューアルを受けて以来、力強いケースの造形と、それらを徹底的に磨き上げたケースの美しさで好評を博してきた。

 

最新作は、Bluetooth®と電波受信の2アンテナを備え、定期的な電池交換が不要なソーラー駆動という仕様。正確な時刻情報を主にスマホに依存することで、国内はもちろん、海外でも正確な現地時間を瞬時に表示可能とした。各種通知などの報知機能はないものの、時刻表示の正確性は折り紙付き。また、これだけの条件があるため、先代機にあった大型のGPS受信アンテナは本機に搭載されていない。だからこそ、モジュールとケースのダウンサイズが可能となったわけだ。

 

厚さ14.4㎜のケースは、カーボン製インナーケースの採用も手伝って軽く、着けやすい。加えて、多面カットされたメタルケースには、平滑度が高く均一なミラー面を創出できる高級仕上げ「ザラツ研磨」を採用。上位機種に相応しい品格を備えている。当然、特有のタフ性能は保たれたままだ。

 

まだ「G-SHOCK=カジュアルウオッチ」という認識がある人もいるだろう。だが、その概念は本機を見ればきっと変わるに違いない。

 

 

作り込まれたケースと力強い赤が時計のタフさを強調

高級なザラツ研磨仕上げを採用

↑初採用のラバーバンドは、結合部にユニークな構造を採用。素材表面の仕上げ分けも見事!

 

 

↑GPSアンテナを搭載していた従来機から縦幅で3.0㎜、厚さは2.5㎜も小型化した

 

↑フルアナログ表示ながら、G-SHOCKらしくLEDライトを搭載。暗所でも視認性は抜群だ

 

 

【着用 Impression!】

カジュアルはもちろんスーツにも合う万能仕様

腕時計は一般的に15㎜を越えるとかなり厚いとされる。本機は14.4㎜なので、多くの製品と同じようなサイズ感で着用が可能。さらに高級感溢れる仕上げがケースに施されているため、上質な仕立てのスーツにも映える。もちろん、カジュアルスタイルとも好相性だ。

 

G-SHOCK
MT-G MTG-B1000
Ref.MTG-B1000B-1AJF

価格:10万8000円

スマートフォンとのBluetooth®接続と、電波受信機能により世界中のあらゆる場所で正確な時刻表示を可能にした新世代機。ケースに新コアガード構造を採用し、より信頼の置けるタフ性能とダウンサイジングを両立している。

 

 

 

新MT-Gの進化のPOINT

カーボンファイバー製のインナーケースを採用

新コアガード構造では、ケース内部に軽量かつ堅牢なカーボンファイバー製のインナーケースを採用。内部モジュールをあらゆる外圧から保護する。

 

複数の素材を駆使してバンド結合をより強固に

結合部の構造は複雑。ワッシャーを噛ませた共締めのパイプで中間ゴマを固定。そのコマにバンドの先端をはめ込み、裏から3点のビスで留めている。

 

 

金属部の面積が拡大した新コアガード構造

 

柱状のパーツで時計の四隅を支える構造だった旧型(写真左)に対し、新型(写真右)ではケース上下にプレートを追加。外からの衝撃をより広く分散できるようにした。

 

アプリとの連携により時間修正も思いのまま

多機能時計でネックになる煩雑な操作も、本機ならスマホの画面で迅速に設定可能。Bluetooth®接続時に自動で時刻が修正される点も便利。

 

 

屈強な製品イメージを際立たせたシルバーとレッドも展開

G-SHOCK
MT-G MTG-B1000
右/Ref.MTG-B1000B-1A4JF 10万8000円(7月発売予定)
左/Ref.MTG-B1000-1AJF 9万7200円

ステンレススチール無垢にブラックの樹脂を組み合わせた仕様と、黒く表面処理を施したケースにレッドの樹脂を組み合わせたバリエーション。スペックは右の時計と共通ながら、よりスポーティに仕上がっている。

夏のボーナスで狙いたい! 友達に差をつける2018年の新作腕時計3選――「WATCH NAVI 7月号2018 Summer」

いよいよ夏がやってきました!

 

夏にぜひ取り入れたいファッションアイテムといえば腕時計です。実は、夏になると腕時計がすごくよく売れるのだとか。みんなが半袖になり、腕元が露出するため、自然と腕時計に注目が集まりやすいからだそうです

 

 

夏は腕時計を手に入れるチャンス!

夏はいろいろなイベントが目白押し。休暇をとって海や山、フェスなどに行きたいと思っている人も多いことでしょう。帰省したとき、同窓会をする人もいるかもしれません。

 

人と会う場面で自分を主張したい、差をつけたいと思ったら、本格派の腕時計を手にしてみましょう。なにより、夏といえば、ボーナスが支給されます! 一生モノの腕時計を狙うなら、このタイミングで狙いたいものです。

 

WATCH NAVI 7月号2018 Summer」(WATCH NAVI編集部・編/学研プラス・刊)には、今年発表された新作腕時計の情報がてんこ盛りです。気になる新作を紹介してみましょう。

 

 

夏におすすめのダイバーズウォッチ

夏に身に着ける腕時計を選ぶとき、気にしたいのは“汗”です。また、海やプールなど、水回りで活動することも多くなることでしょう。精密機器である腕時計にとって、汗や水は天敵。内部に浸水すると故障の原因になります。

 

でも、ご安心あれ! 水に強い腕時計はたくさんあります。特に、ダイバーが使う“ダイバーズウォッチ”であれば、防水性能は文句なし。着けたまま海やプールにでかけても問題ありません。

 

ダイバーズウォッチの魅力は、なんといってもその男らしくて迫力のあるデザインでしょう。意外にもスーツにも合わせやすいので、オン・オフ気兼ねなく使えるのもうれしいポイントです。

 

 

完成度を高めた定番モデルの新作

長年、オリンピックで公式計時を務め、宇宙飛行士にも愛用されているブランドと言えばオメガです。そんなオメガの定番ダイバーズウォッチである「シーマスター」に、新作が登場しました。

 

「シーマスター ダイバー 300M マスタークロノメーター」(定価:56万1600円)は、文字盤にセラミックを使って高級感を高めていますが、300m防水という圧倒的な防水性能は変わりありません。

 

セラミックは劣化することがなく、いつまでも美しさが長持ちする素材。より完成度を高めた定番モデルなら、この夏だけでなく、長く愛せる逸品になりそうです。

 

 

元祖“デカ厚”時計の新作にも注目!

最近は、女性でも大きなサイズの腕時計を身に着ける人が増えています。男性向けモデルなら40mm超えのケースサイズは当たり前。かつて“デカ厚”時計ブームを牽引したブランドといえば、パネライです。

そんなパネライの新作「ルミノール ドゥエ 3デイズ オートマティック アッチャイオ-38mm」(定価:72万3600円)は、同ブランドでは初めての小さく薄いモデル。45mm超えが珍しくないパネライでは初となる38mmという絶妙なサイズ感で、男女問わず愛用できます。

 

ルミノールはもともと軍用時計として開発されたモデルですから、頑丈で機能的。小型化されても特有の存在感は変わりませんから、目を引きやすく、夏にぴったりの腕時計です。

 

 

あのG-SHOCKに記念モデルが登場

発売から35周年を迎えたG-SHOCK。落としても衝撃を与えても壊れないというタフさがウリですが、どんな服にも合わせやすいファッション性の高さから、愛用する人が多いブランドですよね。

 

そんなG-SHOCKから、記念すべき年にふさわしい特別モデルが登場しました。「GMW-B5000」(定価:6万4800円)は、初代モデルの完成されたデザインはそのままに、ボティもブレスレットもすべてメタル化されています。

 

銀色に輝く見た目がとにかくカッコイイ。それでいて20気圧防水ですから、もちろん夏でも問題なく使えます。その人気ゆえに入手困難な状態ですが、もしこのモデルを手に入れたら、間違いなく人と差をつけることができるはず!

 

 

腕時計購入の強い味方!

本書にはなんと、今年の新作腕時計の主なモデルが網羅された「バーゼルワールド&ジュネーブ・サロン&etc. 新作時計カタログ」が付録についています!

 

さらに、若者にも人気の高い「タグ・ホイヤー 完全マスターBOOK 2018」もセット。とてもお得な号になっていますので、本書を手に、購入計画を立ててみてはいかがでしょうか。

 

ページをめくって気になるモデルがあったら、ぜひ、お近くの時計店に足を運んでみましょう!

 

【書籍紹介】

WATCH NAVI 7月号2018 Summer

著者:WATCH NAVI編集部
発行:学研プラス

一体どれが価値ある時計? いまやヒト桁万円~1億円までと価格レンジが広がり、多様化する時計の魅力。巻頭特集では素材や機械の根本的な魅力から、全世界での生産本数、日本での取り扱い店数などまで考察し、その価値を再定義する。

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「うん、これマジでいい!」と唸ること請け合いの仕事がはかどる便利グッズ4選

この春新社会人になった人も、仕事に慣れて楽しくなってくる時期ではないでしょうか。もしかしたら、仕事に役立つアイテムがあれば社会人生活がさらに面白くなるかもしれません。そこで今回は、挟む以外にも様々な使い方ができるクリップや、こんな便利なマウスパッドがあったのか、と思わず唸ること請け合いの便利アイテムをご紹介。画期的なアイデア商品が目白押しなのでぜひチェックしてみて下さい。

出典画像:cheero 公式サイトより

 

[その1]

手書きメモをそのままプリントできる電子メモ帳

出典画像:カシオ 公式サイトより

カシオ
メモプリ MEP-T10
「MEP-T10」は、メモやスケジュール管理、プリントもできる電子メモ帳。タッチパネル式のモノクロ液晶には、付属のタッチペンで文字などを書いて保存できます。さらに手書き文字をそのままプリントし、手帳などに貼ることも可能。画面にキーボードを表示して入力した文字もプリントできます。

 

<注目ポイント>
・手書き文字をそのままプリント
・メモをアラームで表示
・USB接続でパソコンからも文字入力
手書きメモにアラームを設定すれば、指定した時刻に音が鳴ってメモの内容が表示されます。ほかにもデスクワークに欠かせない時計機能やカレンダーもついており、電卓機能では計算結果をプリントできるのも特徴の1つ。USBでパソコンに接続すればキーボードで素早くメモ入力できるうえ、ネットやメール内の文章もそのままプリントできます。

 

[その2]

デスク上で書類を簡単管理! コンパクトスキャナー

出典画像:FUJITSU 公式ショップより

富士通
ScanSnap S1100
273mm×47.5mmという超コンパクトボディの「S1100」は、デスク上で簡単に書類をスキャンできる便利グッズ。A4、B5、A5、B6、A6、はがき、名刺サイズに加え、海外文書取引で一般的なレター、リーガルサイズにも対応しています。USBケーブルでパソコンにつなげるだけの簡単接続ながら、専用ソフトウェアを使えば傾き補正や白紙ページの自動削除など機能も充実。

 

<注目ポイント>
・デスクに置いても邪魔にならないコンパクトボディ
・USB一本でパソコンと簡単接続
・クラウドサービスとの連携も可能
DropboxやEvernoteといった、クラウドサービスにも簡単に書類の共有が可能。スマートフォンやタブレットで出先でも資料を確認することができます。ページ上にマーカーで囲んだ部分がある場合、自動認識して切り出してPDFに変換する機能もあり、効率的な書類管理にはうってつけ。

 

[その3]

使い方自由自在の万能クリップ

出典画像:cheero 公式サイトより

cheero
cheero CLIP
「cheero CLIP」は、挟む以外にも様々な用途に使える万能クリップ。クリップは折り曲げたりひねったり自由自在に屈曲でき、両端にマグネットがついています。ケーブルをまとめたりお札を挟んでマネークリップにしても便利。マグネット部分を使って壁にメモをとめてみてもよさそうです。

 

出典画像:cheero 公式サイトより

<注目ポイント>
・使い方は自由自在
・カラフルな5色セット
・コンパクトなのでかさばらない
スマートフォンのスタンドにしたりメガネ置きなどにも使えます。カラフルな5色セットで見た目がオシャレなので、家族や友人とシェアするのもおススメ。ちなみに「ポケットモンスター」のシルエットがデザインされた「Pokémon version」も発売されています。アイデア次第で使い方は無限大!

 

[その4]

ショートカットキーをすぐに確認できるマウスパッド

出典画像:エレコム 公式サイトより

エレコム
爆速効率化マウスパッド for Excel MP-SCE
「Office Excel」のショートカットキーが、全部で64種記載されたエレコムのマウスパッド「MP-SCE」。知っていると便利なショートカットが満載です。「ブックの操作」「データ入力と編集」など同系統のカテゴリーで分けられているので、一目で分かりやすいのも嬉しいポイント。

 

<注目ポイント>
・極薄で使いやすい
・再剥離性に優れた微粘着シート
・全てのマウスに対応
厚さ0.3mmなので、机との段差を気にせずに使えます。裏面は再剥離性に優れた微粘着シートで、デスクにぴったり吸着してズレにくく、剥がした後でもベタつきません。ノートパソコンに貼りつけて持ち運びも可能。さらにレーザー式・光学式・ボール式全てのマウスに対応しています。

電卓はスマホに食われるか? 名作とともに振り返るカシオが考える「電卓の未来」

前回は、すべてのカシオ製品のルーツとも言える電卓の歴史について聞きましたが、近年スマートフォンなどのデバイスにあらゆるツールが集約されているなかで、電卓には影響がないのか、そして、カシオが考える電卓の未来について、前回に続きカシオ計算機、尾澤慶子さん、松本 学さんにうかがいます。

 

↑カシオ計算機の尾澤慶子さん(右)、松本 学さん(左)。電卓、そしてカシオ計算機の歴史について、詳しく教えてくださいました!

 

 

【うかがったのはコチラ!】
樫尾俊雄発明記念館

カシオ計算機相談役で発明家の樫尾俊雄さん(故人)の功績、同社の歴史が見学可能。予約制で、見学を受け付けています

 

電卓で培った技術はやがて、電子辞書にも!

――電卓の薄型化競争と前後しますが、カシオ計算機では複合型電卓もいくつか発売されています。

 

はい。0.8mmの薄型電卓SL-800以前から並行し、薄型とは別の道も開拓しようと考えていました。電卓への新機能付加によって、電卓の市場をより拡大させようという試みで、まず1975年に、当時話題となっていたバイオリズムを算出できる電卓として、バイオレーターを発売します。

 

これを皮切りに翌1976年には、時計付き電卓でんクロ、さらに1979年にはメロディーを奏でるカシオメロディーなどを発売。続く1980年にはゲーム電卓のMG-880を発売し、ソフトウェアによる付加価値向上を明確にしました。

 

また、メモリー容量の増加、そしてドット表示液晶などの登場を背景に、電卓で使った技術をもとに1983年には電子手帳のPF-3000を発売しました。これは今日の電子辞書の礎となった商品でした。

 

↑1983年、当時の技術革新と、カシオ計算機が電卓で培った技術をもとに発売された電子手帳。初号機のPF-3000はアルファベットと数字のみでしたが、後の機種では漢字も扱えるようになりました
↑1980年に発売された複合電卓の発展系、ゲーム電卓の「MG-880」。右側から攻めてくる数字の標的を、左側にある同じ数字で撃ち落とすシンプルなシューティングゲームでした。後にゲーム電卓は、ボクシングやベースボールなどのゲームをテーマにした機種も加わったそうです
↑「MG-880」と同じゲーム内容を搭載し、今年復活を果たし話題となっている「SL-880」

 

「SL-880」のゲーム機能。数字の標的とUFO(ボーナス標的)を、3基のビーム砲台から撃ち落とす仕組み

 

 

関数電卓は教育にも大きく貢献!

――また、前後しますが、1970年代からカシオ計算機では関数電卓の開発も熱心にされていたようですね。

 

1959年に発売した、√計算機能を備えた14-Bというリレー計算機を起点に、エンジニア向け計算機というジャンルを確立しました。ですから、電卓の時代になって、当社が関数電卓にも積極的に取り組んでいったのは当然のことでした。

 

1972年に国産初の関数電卓fx-1を発売し、さらに2年後の1974年にハンディサイズのfx-10を発売。技術計算や統計分析などを関数電卓で行えるようになると、より複雑な計算を処理する機能が望まれるようになり、計算手順をプログラム化できるFX-502Pという関数電卓を手帳サイズで発売しました。

 

さらに関数への理解促進にはグラフ描画が有効ということで、世界初のグラフ関数電卓fx-7000Gを1985年に発売します。fx-7000Gはアメリカの数学教育に貢献した電卓として教育界で知られた機種で、スミソニアン博物館に収蔵されています。

 

↑16種類の関数キーを搭載し、1972年に発売された「fx-1」。国産初の関数電卓となった商品です。

 

↑「fx-1」からわずか2年でハンディ化されたという1974年発売のパーソナル関数電卓「fx10」

 

↑おもにエンジニア向けとして、1979年に発売された手帳サイズのプログラム関数電卓「FX-502P」

 

↑1985年に発売され、アメリカの数学教育に貢献したという世界初のグラフ関数電卓「fx7000G」

 

↑2004年発売の「fx-82ES」。分数の分母と分子を上下2段で表示し、教科書通りの表記を実現したシリーズ第一弾

 

↑2012年には、噴水の軌跡など、身の回りの事象をグラフ化できる新機能を搭載した関数電卓「fx-CG20」を発売

 

↑世界の各エリアごとの最適化を計った関数電卓の新シリーズ「ClassWiz」。「fx-JP900」は、2014年に発売された日本向けモデルで日本語表示に対応

 

↑2017年には、立体図形への理解を促す、3Dグラフ関数電卓「fx-CG50」を発売

 

↑カラー液晶で3Dグラフが表現されます

「誰にどう使ってもらうか」にこだわり抜いた多彩なカシオの電卓

――今日まで紆余曲折や時代ごとの挑戦があり、複合機、関数計算にも派生していったカシオの電卓ですが、現在の電卓にはどんなラインナップがありますか?

 

一般企業の経理、財務、簿記や金融機関をはじめとするプロのニーズを追求した電卓から、画面の角度を自由に調節できるチルト画面を採用したタイプ、個人のセンスで好きなボディカラーを選べるカラフル電卓など様々です。いずれも、買い替え需要を考慮してキー配置の大幅な変化は行わずに、細部にこだわって進化させています。

 

弊社は「誰にどう使っていただく電卓か」「誰がどの場面で使う電卓なのか」ということには徹底的にこだわり続けてきたメーカーだと自負しています。「売れている要素と、別の何かを兼ね備えさせれば良い」という考えではなく、あくまでも使う方にどういったメリットがあるかを重視して開発しています。特に経理や簿記など電卓のプロとも言える方のニーズに応える実務電卓の開発にあたっては、従来製品から継承するべき点と、進化させる点を明確にした上で、新製品開発にあたる必要があります。

 

――実務電卓の定番というと、どのモデルになりますか?

 

1983年から現在まで、モデルチェンジを繰り返しながら販売し続けているJS-20シリーズは、桁下げ、四捨五入などの実務に役立つ計算機能を初号機から一貫して搭載していて、まさに定番シリーズと言えます。太陽電池が遮られた際には内蔵電池がバックアップする機能、使い込んでも数字が消えない2色成型樹脂キー、指の動きを考えたキー形状の最適化、操作音をできるだけ抑えたキー、早打ち対応など、モデルチェンジを行いながら細部を進化させてきました。

 

2004年からは、桁数やサイズの異なる機種も含めて、これらの条件を全て満たした電卓を「本格実務電卓」と命名し、同年発売のJS-20WKはその一員となりました。

 

2015年には、本格実務電卓とは別の新シリーズをたちあげました。新シリーズは、従来機種の継承にこだわらない新デザインへのチャレンジを出発点に「電卓としての正当進化」を追求し、プレミアム電卓S100として発売しました。本格実務電卓がプロの方からご支持いただいている一方、プレミアム電卓は贈答用としても好評を博しております。

↑1983年発売の「JS-20」。カシオの実務電卓としてソーラーパワーを初採用したモデルで、その実務性によって信頼を獲得し、今日まで続く「JS-20」シリーズの源流となりました
↑「JS-20」をさらに進化させ本格実務電卓と位置づけた、2004年発売の「JS-20WK」

 

↑2015年には「JS-20」シリーズで培った実務電卓の要素を昇華させ、アルミ削りだしボディの採用など高い質感やデザイン性を追求したプレミアム電卓「S100」を発売。高価格でありながら、高い質感で人気を得ています

 

↑定番「JS-20」シリーズ用の皮ケースも登場。こちらは、本年4月24日に発売されました

 

 

ワリカン計算機の需要は減ったものの、根強い電卓支持の理由とは?

――どれだけスマートフォンで様々なことが出来ると言っても、やはり電卓は電卓として持っておきたい人が圧倒的に多いと思います。この理由はなんだと思いますか?

 

前編でお話した薄型、小型で発売したカードサイズの電卓というのは、わかりやすい用途例で言うと、「ワリカン計算」などで使われていたと思います。財布の中に入れておいて、飲食をした後に取り出して皆さんでワリカンの計算をする……というような。こういったケースではもちろん、スマートフォンで出来ますし、これくらいの機能でしたら、ガラケーの時代から電話にありましたよね。

 

ワリカン用として電卓を携帯するケースはレアになりましたが、これまで申したプロユースの分野、教育の分野においては、やはり電卓の需要はまだまだ強いですし、特に教育分野は今後も伸長の余地があると見ています。

 

世界的には、まだ関数電卓ご活用いただいていないエリアもありますので、こういったところを視野に、現場の方々の声を密にお聞きしながら、今後もより一層、電卓開発に力を注いでいきたいと考えています。

 

↑これら電卓の深く、アツい歴史は、ここ樫尾俊雄発明記念館で、実際に見学することができます

 

リレー式計算機からスタートし、電卓戦争を経て、今日まで電卓市場をリードし続けるカシオ計算機。足早ではありましたが、その深い歴史、本当に学びになりました。読んでくださった方が今使っている電卓に対する思いもまた変わるかも?

 

 

撮影/我妻慶一

約50年前の「電卓戦争」をカシオとともに振り返るーーなぜカシオは生き残ったのか?

言うまでもなく、世界中の様々なシーンで使われている電卓。現在、日本国内での電卓は主にカシオ、キヤノン、シャープの3社製に集約されますが、その歴史はバラバラであり、そして各社とも異なる思いが隠されているようです。今回は、独自に開発した計算機の事業化を目的に樫尾四兄弟によって興され、ご存知の通り今日は巨大な電子機器メーカーとなったカシオ計算機の、尾澤慶子さん、松本 学さんにうかがいます。

 

↑カシオ計算機の尾澤慶子さん(右)、松本 学さん(左)。電卓、そしてカシオ計算機の歴史について、詳しく教えてくださいました!

 

 

 

【うかがったのはコチラ!】

樫尾俊雄発明記念館

カシオ計算機は、樫尾忠雄(故人)・樫尾俊雄(故人)・樫尾和雄(現 会長)・樫尾幸雄(現 特別顧問)の樫尾四兄弟が中心となって設立。樫尾俊雄発明記念館は、多くの発明を考案した俊雄さんの自宅の一部を一般公開しているもので、俊雄さんの功績、同社の歴史が見学できます。見学は予約制となっています。

 

 

そろばんVS計算機の日米試合を見た樫尾俊雄が、計算機開発に一念発起!

――カシオ計算機は、世界的な電子機器メーカーですが、現在はどんな商品があるのでしょうか?

 

時計、電子辞書、楽器、デジタルカメラ、レジスター、データプロジェクターなど様々な商品を開発しています。こういった多様な商品の礎となったのはやはり計算機、いまの電卓の開発でした。

 

――計算機開発にも長い歴史があるようですが、ご説明ください。

 

6歳の時、エジソンに感動して発明家を志した樫尾俊雄は、1946年に逓信省を退官し、樫尾四兄弟の長兄が営む樫尾製作所に参加しました。あるとき、そろばんと当時の計算機による日米対抗試算試合の新聞記事を見ます。そのとき、樫尾俊雄は「そろばんは神経、されど計算機は技術なり」というメモを残しました。

 

やがて、俊雄は1949年に開催された「第1回ビジネスショウ」を訪れ、モーターで歯車を動かす電動計算機を見て、計算機の将来性を確信し、長兄の忠雄に事業化を持ちかけます。

 

電動計算機は、歯車を高速で回転させながら計算していくため、騒音の問題がありました。また、歯車は摩耗に対する耐久性の高い素材で製作する必要があり、さらに高度な加工技術が必要でした。そこで俊雄は、歯車をまったく用いない純電気式の計算機を開発することにし、先ずはソレノイドを用いた計算機を1954年に試作します。続く、1956年にはリレー(継電器)を用いた計算機の開発を始めました。

 

――このリレー式計算機は翌年1957年に発売され、後のカシオ計算機の母体となった商品ですね。

 

そうです。弊社の礎であることはもちろん、電卓(電子式卓上計算機)のルーツと呼ぶにふさわしい計算機です。四則演算の機能、操作法、表示方法は現代の電卓とまったく同じですが、電卓との大きな違いは演算素子が電子ではなく電気部品のリレーを使っており、卓上型ではなく事務机くらいの大きさだったところです。

 

↑樫尾俊雄発明記念館のほか、国立科学博物館にも収蔵されているカシオ計算機製計算機第1号(14-A型)

 

↑当時は珍しかったテンキーを搭載

 

【実際に動かしてもらってみた!】

リレーの電磁石スイッチによって計算中。これは割り算をしている最中で、計算し終えるまでに何秒もかかりましたが、音はパタパタというリレーの動作音のみで、思ったより静かでした。

 

 

シャープ、キヤノンに遅れを取ったカシオ計算機

――このリレー式計算機は発売後、ヒットしたと聞いています。

 

大手企業や研究機関を中心に普及していきました。しかし、1962年にイギリスのサムロック・コンプトメーターさんが、真空管を使った初の電子式卓上計算機(電卓)を発売します。国内では1964年にシャープさん、そしてキヤノンさんがトランジスタを用いた電卓を発売するなど、電子化で弊社はやや遅れを取るカタチとなってしまいました。

 

――技術革新の波が押し寄せた時代ですね。

 

そうです。

弊社はリレー式計算機の新製品開発を継続しながら、トランジスタを用いた電卓の試作も進めていました。1965年5月に弊社が開催した流通向けの内覧会では、リレー式計算機の新製品よりも、まだ試作段階だった電卓への期待が圧倒的に高かったことをきっかけに、弊社もリレーからトランジスタへの全面転換を決意します。

 

その後たった3か月でトランジスタを使った弊社初の電卓を完成させ、同年9月に発売するに至りました。これが001というモデルです。「後発となるからこそ革新的な機能がないといけない」という思いのもと、電卓初のメモリー機能を搭載していました。

 

↑1965年に発売となったカシオ計算機初の電卓、001。「001」の名称には、加減算の速度が0.01秒と速かったことと、電子時代のゼロ地点から再スタートをする同社の気構えが込められていたそうです

市場参入メーカーは40~50社にも至った電卓戦争

――やがて電卓は一般に広まっていきます。

 

1960年代後半~1970年代初頭のマーケットは、大手電機メーカー、事務機メーカー、計測器メーカーなどが続々と電卓市場に参入するようになりました。

 

――それだけ多くの企業が参入した理由はなんだったのですか?

 

一つは電卓の機能、演算素子の進化が挙げられます。それまでの演算素子は、電子回路を1チップに納めたICが主流でしたが、やがてICよりも集積度の高いLSIに移っていったからです。

 

初のLSI電卓は1969年にシャープさんが発売し、1971年には単3電池で駆動するハンディサイズのLSI電卓をビジコンさんが発売しました。そして、同じ1971年には、アメリカのテキサス・インスツルメンツさんが外販を目的とした電卓用のLSIを開発し、日本に供給し始めます。これによって、電卓の開発実績に乏しい企業でも参入が容易となりました。

 

これらの経緯で、電卓市場へは一時期40~50社が参入したと言われ、各社入り乱れての熾烈な戦いが強いられました。実際、市場は驚異的なスピードで成長し、生産量は毎年2倍以上のペースで伸び続け、1970年には1000億円市場に。この時代の市場争いは「電卓戦争」とも呼ばれました。

 

――やがて、その電卓戦争の雌雄を決した製品はナンだったのですか?

 

1972年、弊社が開発した、世界初のパーソナル電卓、カシオミニでした。当時、電卓の最普及価格帯は4万円程度まで下がっていましたが、これらはあくまでも事務用のものです。

 

それを「一家に一台」普及を掲げ、それまでの3分の1以下となる1万2800円の価格を実現し、発売後10か月で100万台ものヒットに至りました。

 

↑1960年代後半から続いた電卓戦争に決着をつけたカシオミニ(1972年)。あまりのヒットで、業界では「カシオミニショック」とも呼ばれたほどだそうです

 

 

なぜ、カシオミニは3分の1の価格を実現できたのか?

――しかし、何故そこまでの低価格を実現できたのでしょうか?

 

確かにいくら技術の進展があったとしても、4万円だった商品をいきなり3分の1の価格に落とすことは困難です。しかし、そこで弊社はある決断をしました。

 

それまでの計算機は事務用ですので、10桁表示が主流でした。当時の技術では、この桁数は回路と表示の複雑さ、つまりコストに非常に影響するものでした。そこで「個人向け」「家庭向け」ということを想定し、表示を6桁に抑え、かけ算の答えについては桁送り方式で12桁まで判る方式を考案しました。つまり、個人用ならば99万9999円まで表示できれば充分だと判断したのです。この6桁仕様のLSIを弊社で独自設計し、用途を伏せてLSIメーカーに大量発注することで大幅なコストダウンを実現させたのです。

 

――「用途を伏せて」というのがすごいですね。

 

新世代の電卓用だと判ってしまうと、有望市場向けということで、価格交渉の難易度が高まる可能性がありました。また、LSI発注の段階で半導体業界に知れ渡ってしまうと、電卓他社が追随する要因にもなり得ることから、用途を伏せて発注するのが得策と判断したのです。

 

これらによってカシオミニは大幅なコストダウンを実現したわけですが、かつて40~50社あった市場参入メーカーは、撤退が相次ぎました。特に「多角化」「品揃え」のうちの一つとして電卓を手掛けていた企業にとっては「全社のリソースを電卓に集中する」という決断は出来なかったのです。

 

↑カシオミニの当時のフライヤー。シリーズ機も合わせた累計で1000万台を突破した大ヒット商品だったそうです

 

 

0.1mm単位の薄型化をめぐって続いた電卓戦争・第二幕

――これらのことで電卓市場のメーカーはカシオ計算機、キヤノン、シャープの3社に集約されます。

 

はい。ただし、この後も、言わば「電卓戦争・第二幕」のような競争が繰り広げられるようになります。まず、1973年にシャープさんが表示に液晶を採用した電卓を、さらに1977年には厚さわずか5mmというボタンレスの手帳サイズ電卓を発売します。

 

つまり薄型化による差別化が盛んになっていったわけですが、弊社では1978年に厚さ3.9mmの名刺サイズ電卓、LC-78を発売しました。以降、しばらくの間はシャープさんと当社の間で0.1mm単位で競い合う薄型化競争が続くようになります。

 

そして、1983年にはクレジットカードサイズの電卓、SL-800を発売します。これは厚さわずか0.8mmという極薄のもので、以降は、これよりも薄い電卓は出現していません。結果的に、このSL-800をもって、薄型化競争は収束したと言って良いかもしれません。

 

↑いち早く液晶・薄型電卓を手掛けたシャープに遅れを取りながらも1978年、カシオ計算機が満を持して発売したLC-78。厚さ3.9mm、名刺サイズで発売された実現

 

↑1970年代後半から続いた薄型化による電卓戦争・第二幕に終止符を打ったカシオ計算機の「SL-800」。この開発は、後のカシオ製品の小型化、高性能化にも寄与したそうです

 

深過ぎます、カシオ計算機と電卓の歴史……。ですが、この後もまだまだ続きます。次回は、複合型電卓、そして現在に至るまでのカシオの電卓について、さらにお聞きします。お楽しみに!

 

 

撮影/我妻慶一

カシオ「プロトレック・スマート」で、できる最新連携アプリ9選! 登山/釣りなどアウトドアをほぼ網羅

カシオは先日、スマート・アウトドアウォッチ「プロトレック・スマート」に関して、海外アプリ9社とのパートナーシップ契約を発表しました。筆者はゴルフと登山が趣味で、かつデジタルガジェットが大好きなため、少し前からプロトレック・スマートを実際に使用しています。自分が使っているギアがどのように進化するのか、非常に興味があります。

 

先日行われた発表会の冒頭で、あいさつに立ったカシオ計算機の伊藤重典取締役専務執行役員は、「当社の時計事業は全世界的に非常に好調に推移している」と語りました。好調さの要因はそのポジショニングにあります。

 

カシオによると、2017年のリスト型ウエアラブルデバイスの世界市場規模は約1兆3,000億円ほど。その内訳は、Apple Watch等のスマートフォン連携型スマートウォッチが約8,000億円、活動量計機能を搭載したアクティビティトラッカーが約3,000億円、そして、「プロトレック」をはじめとしたGPSを搭載した独自OSのスポーツウォッチが約2,000億円。スポーツウォッチの市場規模は最も少ないが、ユーザーの目的明確化が進んでおり、自分が求める使用シーンに合ったスポーツウォッチのニーズが高まっているとのことです。

 

↑カシオ計算機の伊藤重典取締役専務執行役員↑カシオ計算機の伊藤重典取締役専務執行役員

 

カシオでは、GPS搭載スポーツウォッチ市場は今後さらに拡大していくと見ており、その中でシェアを獲得していくために3つの戦略を進めていくとしています。1つ目は、登山やウインタースポーツなどタフな環境下でも使用できるデザイン。「G-SHOCK」の性能を受け継いでいるプロトレックは、米国防省のMIL規格準拠の耐久性能を有しています。2つ目はマップ機能。スマホに繋がっていなくても、時計の画面に表示された地図で自分の位置を確認でき、それまでの軌跡も表示できます。3つ目が充実したアプリラインアップ。その第一歩として、今回9社のパートナー契約を進めました。

 

↑GPS搭載スポーツウォッチの市場シェアは、全体の15%ほどですが、カシオでは今後の成長率が最も高いカテゴリーと予測している↑GPS搭載スポーツウォッチの市場シェアは全体の15%ほどだが、カシオでは今後の成長率が最も高いカテゴリと予測している

登山ルートを外れるとバイブで警告する「ViewRanger」

では、提携9社のアプリを詳しく見ていきましょう。まずは、トレッキングアプリの「ViewRanger」。現在、全世界370万人が登録し、毎日誰かがアドベンチャーを計画し、実行しているという人気のアプリです。また、世界的にプロのレスキューチームによる救助活動にも活用されているそうです。

 

ViewRangerは、登山を楽しむユーザー向けにオフラインでも利用できる山岳地図を提供しており、現在22カ国のトレッキングマップと、山岳ガイドや旅行代理店、一般ユーザーが作った15万ものトレッキングルートが登録されています。ユーザーがこの登録ルートを利用すれば、時計に表示されるマップに沿って歩いてゆくことで道に迷う心配がありません。時計を見ていない場合でも、道の分岐点でバイブにより注意を促し、ルートを外れた場合にもバイブでアラートしてくれるので安心。自分が歩いた時間、距離、高度のログも記録できます。

 

↑「ViewRanger」は世界中の山岳地図がオフライン環境でも使え、GPS機能で常に自分の位置を把握できる↑「ViewRanger」は世界中の山岳地図がオフライン環境でも使え、GPS機能で常に自分の位置を把握できる

GPSを使ってゴルファーをサポートする「HOLE19」

「HOLE19」はゴルフナビゲーションアプリです。GPS機能で自動的に近くのゴルフ場を検索し、プレイするコースを選べばショットごとにグリーンまでの位置が分かる仕組みです。ホールの切り替えは自動的に行われるので、ユーザーは一度スタートすればほぼ時計に触る必要がありません。将来的には、コースマップの表示やスコアカンター機能も搭載する計画です。

 

↑「HOLE19」はGPS機能により、コース上で自分の位置からグリーンまでの距離が分かります(写真中央)。表示は、上からグリーンの奥、中央、グリーンの手前↑「HOLE19」はGPS機能により、コース上で自分の位置からグリーンまでの距離が分かる(写真中央)。表示は、上からグリーンの奥、中央、グリーンの手前

ユーザー同士のデータがマリンスポーツの楽しみを増幅させる「Glassy Pro」

サーフィンやスタンドアップパドル、カイトサーフィンなど、マリンスポーツを楽しむためのソーシャルアプリが「Glassy Pro」。世界25万人のユーザーによって、世界1万5,000カ所のサーフィン・スポットのデータが登録されています。プロトレックユーザーはサーフィンした日時と、1回ごとのライドのスピード・距離といったパフォーマンスを自動登録でき、同アプリを利用している友人同士でデータの共有もできます。天気情報から、7日間の波・うねりを予測する機能も搭載。

 

↑世界で25万ダウンロードされている「Glassy Pro」。カラー地図でサーフィンスポットが見られ、各地の波・うねり予想もあるのでライドの計画を立てやすい↑世界で25万ダウンロードされている「Glassy Pro」。カラー地図でサーフィンスポットが見られ、各地の波・うねり予想もあるのでライドの計画を立てやすい

 

AI解析で釣れる魚の種類、時間帯、仕掛けが分かる「FISHBRAIN」

「FISHBRAIN」は、世界最大規模のスポーツフィッシングアプリです。現在、世界500万ユーザーによって釣った魚の種類、サイズ、釣れたスポット、時間帯・餌・仕掛けといった、釣果が360万匹分登録されています。そのデータをAI解析し、それぞれのスポットでどの時間帯に、何が最も釣れるかという情報が確認できるのです。「釣りの最中は餌などを触って手が汚れているのでスマホを操作したくない。ボートフィッシングでは、海にスマホを落とすリスクがあるので取り出すことも避けたいだろう。プロトレックは手首上で素早く確認できるので、まさにFISHBRAINに最適のギアだ」(CEOのJohan Attby氏)。

 

↑「FISHBRAIN」のJohan Attby氏↑「FISHBRAIN」のJohan Attby氏

 

↑500万ユーザーによる360万の釣果データにより、どこで、いつ、何が、どんな餌・仕掛けで釣れたかが分かる↑500万ユーザーによる360万の釣果データにより、どこで、いつ、何が、どんな餌・仕掛けで釣れたかが分かる

 

運動を検知してトレーニングできるアプリ群も

スイミングを楽しんでいる人には「MySwimPro」。あらかじめ作ったトレーニングメニューに沿って時計がリアルタイムにコーチングし、自分のスイミングの分析もしてくれます。変わり種としては、乗馬アプリの「Equilab」がラインアップされています。

 

乗馬中の動きをセンサーで計測し、ライドの軌跡、馬の歩容、馬の体力消耗度をデータ化、チーム内で情報共有できます。体を鍛えたい人向けにはシンプルな「Exercise Timer」を用意。自分でプログラムを作成、時計の指示に従いトレーニングをするだけで効果的なエクササイズができます。

 

↑「MySwimPro」はスイミングのトレーニングに最適なアプリ。予めプログラムした練習メニューに沿って時計がコーチングする↑「MySwimPro」はスイミングのトレーニングに最適なアプリ。予めプログラムした練習メニューに沿って時計がコーチングする

 

↑乗馬アプリの「Equilab」はライドの軌跡や時間・速度、馬の消費カロリーなどのログを記録↑乗馬アプリの「Equilab」はライドの軌跡や時間・速度、馬の消費カロリーなどのログを記録

 

ジムトレーニングに最適な「Exercise Timer」。自分のペースでスタート・一時停止ができ、トレーニング内容のログも記録できるジムトレーニングに最適な「Exercise Timer」。自分のペースでスタート・一時停止ができ、トレーニング内容のログも記録できる

ゾンビに捕まらないように走れ!

今回、代表者は来日しませんでしたが、「Ski Tracks」と「Zombies,Run!」の2つのアプリもパートナー契約しました。「Ski Tracks」はスキーやスノーボードの滑走データを記録するアプリ。滑走ごとに時間、距離、スピードを測定・記録し、GPSによりどのゲレンデを滑ったかも記録します。1日の合計、平均、高度差も分かります。また、あらかじめ特定の地点をマークしておけば、ゲレンデから外れて迷った場合でも、マーク地点に誘導してくれる機能もあります。今年はバブル世代がゲレンデに戻り始めていますが、自分のスピードを測り、友人と競うなんて、当時にはとても考えられない楽しみ方です。

 

↑「Ski Tracks」で自分の滑走スピードが見られるのは、これまでにないスキー・スノボの新しい楽しみ方。友人と競い合うのも面白そう↑「Ski Tracks」で自分の滑走スピードが見られるのは、これまでにないスキー・スノボの新しい楽しみ方。友人と競い合うのも面白そう

 

「Zombies,Run!」はランナー向けのアプリですが、走った距離、時間、スピードを測定・記録できるだけでなく、小説家が作ったストーリーの中で走ることができるというユニークな仕組みです。名前の通り、ゾンビに追いかけられるというストーリーですが、ユーザーが走ることによってストーリーが展開していく、ハラハラドキドキのアプリです。ただモクモクと走るだけでなく、ゾンビに捕まらないように走るのは、マラソントレーニングや健康のためのランに、新しい楽しみを提供してくれそうです。

 

↑「Zombies,Run!」でゾンビに追いかけられるタイミングはインターバルトレーニングを考慮したもの。↑「Zombies,Run!」でゾンビに追いかけられるタイミングはインターバルトレーニングを考慮したもの。

 

これら9つのアプリの総ダウンロード数は全世界で約2,000万(スマートフォンベース)。カシオとしては、この提携により、世界2,000万人にプロトレック・スマートが認知され、販売拡大へとつながることを期待しています。カシオの中村寛取締役副社長執行役員は、「本日のパートナーシップ契約発表は、カシオが本気でスマートウォッチ事業に取り組んでいくという意思表明。スポーツやアウトドアアクティビティ時にスマートフォンを使用するは難しい。自分のパフォーマンスやログを記録するにはウエアラブルは最適であり、今後、この市場は必ず拡大する。カシオはアウトドアを楽しむ人に新たな楽しみ方を提供していきたい」と力説しました。今後さらにほかのアウトドアスポーツアプリとの提携を進めていく計画です。

 

カシオ計算機の中村寛取締役副社長執行役員 カシオ計算機の中村寛取締役副社長執行役員

 

自然の中で行うアウトドアスポーツは時に、命にかかわる危険と隣り合わせの場合もあります。単純にログをとるだけならば、それぞれのスポーツに最適化した専用デバイスがありますが、GPSで自分の位置が分かり、同時に地形データ、気象データなどを見られるのは非常に便利で、かつ安心感があります。自分でもトレッキングで使ってみて分かったのですが、紙の地図とプロトレック・スマートのGPS地図機能を併せて利用することで、道に迷うことなく安心して山登りが楽しめました。今、シニア世代で軽登山を楽しむ人が増え、さらに山ガール・森ガールも引き続きブームとなっています。2,000メートル級だけでなく、低山でも入念な準備をしないと遭難する危険は高いのです。読図(地形図を読み解くこと)ができない初級者にこそ、プロトレック・スマートのようなデジタルギアが必須ではないでしょうか。

 

↑3月16日に世界限定1,500個を販売する限定色「フローライトホワイト」バージョン↑3月16日に世界限定1,500個を販売する限定色「フローライトホワイト」バージョン

 

↑昨年11月に発売したWSD-F20X。バンド部分が取り外し可能で、スキーウエアなど厚手の冬装備の上からでも装着できるロングタイプのクロスバンドを付属する↑昨年11月に発売したWSD-F20X。バンド部分が取り外し可能で、スキーウエアなど厚手の冬装備の上からでも装着できるロングタイプのクロスバンドを付属する

 

また、サイクリングやスキューバダイビング、スカイダイビングなど、プロトレック・スマートにアプリ対応していないアウトドアスポーツはまだまだたくさんあります。圧力センサー・加速度センサー・ジャイロセンサー・磁気センサーといったプロトレック・スマートに搭載されている各種センサーがどのように各種スポーツアプリと連携し、新しい楽しみ方を提供してくれるか、とても楽しみです。

精度を極めたビジネスの最強パートナー・オシアナスの上質な世界に浸る

2004年にデビューしたカシオのオシアナスは、10万円代の高級マルチファンクションウオッチの市場を開拓したパイオニア。いまでは数多くのメーカーから同様のモデルが出ていますが、一番人気はいまもオシアナスのようです。それほどまでに多くの人を惹きつける理由がどこにあるのか、先日行われた「オシアナス プレミアムパーティ2017」を通じて探っていきます。

 

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舶来の高級時計に匹敵するラグジュアリーな世界観

国産時計で、しかも10万円代という価格は、決して安いものではありません。むしろ言葉の響きだけなら、多くの人にとっては「高い」と感じることでしょう。それでもオシアナスはビジネスマンを中心とする多くの人々から支持を集め続けてきました。

 

ブルーをテーマカラーにする手法は、いまやすっかり腕時計の新スタンダードとして定着していますが、オシアナスでは当初からブランドカラーとして使い続けています。それとアーバンな世界観が融合したオシアナスには、特別な上質感があります。

 

こうした製品のキャラクターを空間で演出すると、このような世界が生まれるわけです。

↑イベント中盤では、OCEANUSが提案するWebスタイルマガジン「BLUE MOTIONS」編集長の長崎義紹氏(左)、時計ライターの篠田哲生氏(中央)、カシオ計算機 デザイン企画部の花形茂氏(右)の3名によるOCEANUS新作のトークセッションが行われた↑イベント中盤では、OCEANUSが提案するWebスタイルマガジン「BLUE MOTIONS」編集長の長崎義紹氏(左)、時計ライターの篠田哲生氏(中央)、カシオ計算機 デザイン企画部の花形茂氏(右)の3名によるOCEANUS新作のトークセッションが行われた

 

 

↑氷でできたオシアナスのオブジェは、上からカクテルと通してグラスへ注ぐという趣向も。出来上がったオリジナルカクテルは、もちろんブルー↑氷でできたオシアナスのオブジェは、上からカクテルと通してグラスへ注ぐという趣向も。出来上がったオリジナルカクテルは、もちろんブルー

 

 

↑パーティの最後を飾るのは、ORIGINAL LOVE・田島貴男氏。アコースティックギター一本で代表曲の『接吻』や『プライマル』など全5曲を熱演すると、会場の盛り上がりも最高潮に!↑パーティの最後を飾るのは、ORIGINAL LOVE・田島貴男氏。アコースティックギター一本で代表曲の『接吻』や『プライマル』など全5曲を熱演すると、会場の盛り上がりも最高潮に!

 

 

先ほど国産時計で10万円代は高いと言いましたが、スイス製の高級時計で購入を検討すれば、その予算は50万円は必要となるでしょう。それは職人技が詰まった製品であることと同時に、ブランドのステータスを手にいれるための価格でもあるのです。

 

一方、オシアナスに関していえば、先進テクノロジーと職人技を結集して作られた腕時計で、かつ上質な世界観も兼ね備えているわけです。

 

 

オシアナスはビジネスウオッチの最有力候補

ビジネスウオッチは、「目上の人に失礼にならず、部下に対する手本にもなる」という第三者の目線をも考慮すべきですが、この条件をオシアナスは満たしてくれるわけです。

 

しかも基本的には薄型設計でシャツへの収まりがよく、ブレスレット仕様が標準なので毎日の着脱にも耐えてくれます。ソーラー駆動で定期的な電池交換が不要な点も大きな魅力。

 

GPSハイブリッド電波ソーラーや、3way受信のハイエンドモデルなら、世界中あらゆる場所で正確な現地時刻が瞬時にわかるので、急な海外出張にも強力なパートナーになってくれます。

 

 

最新ハイエンドモデル3作

 

↑「OCW-G2000-2AJF」21万6000円。3way受信システムに対応したソーラーウオッチのシンプル版。見た目は控えめながら、ザラツ研磨による平滑度の高い面仕上げや透明度99%を誇る両面無反射コーティングデュアルカーブサファイアレンズなど、上質な作り込みは健在↑「OCW-G2000-2AJF」21万6000円。3way受信システムに対応したソーラーウオッチのシンプル版。見た目は控えめながら、ザラツ研磨による平滑度の高い面仕上げや透明度99%を誇る両面無反射コーティングデュアルカーブサファイアレンズなど、上質な作り込みは健在

 

 

↑「OCW-G2000-2AJF」21万6000円。3way受信システムに対応したソーラーウオッチのシンプル版。見た目は控えめながら、ザラツ研磨による平滑度の高い面仕上げや透明度99%を誇る両面無反射コーティングデュアルカーブサファイアレンズなど、上質な作り込みは健在↑「OCW-G2000-2AJF」21万6000円。3way受信システムに対応したソーラーウオッチのシンプル版。見た目は控えめながら、ザラツ研磨による平滑度の高い面仕上げや透明度99%を誇る両面無反射コーティングデュアルカーブサファイアレンズなど、上質な作り込みは健在

 

 

↑「OCW-G2000L-1AJF」21万6000円。縦51.1×横46.1×厚さ14.3mm/質量68g。3way受信システムに対応した先進モデルに、チタンベゼル&本革クロコバンドを採用した限定品↑「OCW-G2000L-1AJF」21万6000円。縦51.1×横46.1×厚さ14.3mm/質量68g。3way受信システムに対応した先進モデルに、チタンベゼル&本革クロコバンドを採用した限定品

 

 

このようにハイクラスな世界観と先進のテクノロジーが10万円代で手に入るわけですから、オシアナスが誕生から約15年を経てなお人気があるのも納得のいく話。この価格帯で、このクオリティはむしろ安いとさえ思います。

 

2018年1月15日まで、オシアナス購入者を対象にしたキャンペーンを開催中。

 

詳細はキャンペーンサイトへ http://oceanus.casio.jp/cp/

オシアナスブランド公式サイト http://oceanus.casio.jp

OCEANUS WEBマガジン『BLUE MOTIONS』 http://oceanus.casio.jp/club/blue/

 

 

 

「インスタ映え」の最終兵器–超広角でG-SHOCK譲りのタフカメラ「G’z EYE」をNYで使い倒した

世の中、「インスタ映え」だのなんだのと騒がれていますが、有名な観光地やメニューを前にして、人とまるっきり違う「自分だけの一枚」を撮るのはなかなか難しいですよね。ならばいっそ思いっきり変わりダネのカメラに変えてみたらどうなるでしょう。ということで、人間の視野以上の広角写真が気軽に撮れるというG’z EYEを、世界的な「インスタ映え」スポットが満載のニューヨークで試してきました。

 

お馴染みの景色も超広角で激変

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やってきましたニューヨーク。羽田から飛行機で約12時間。朝10時に出て朝10時には到着です。チェックインできないので、カバンを持ったまま移動。まずは、定番のタイムズスクエアを目指します。JFK空港からLIRRを使ってPenn stationに到着。さらに地下鉄で移動です。※記録写真は主にiPhone 7で撮影しています。

 

目的地に着くまでカメラのチェックです。カシオから出たG’z EYEは、その名の通り、G-SHOCKの耐衝撃技術を応用したものです。落下4mの耐衝撃性能、水深50mの防水性能、防塵性能はIP6X相当、-10℃環境に耐える耐低温性能もあり、サーフィンから雪山でのアクティビティまで広範囲で使えるタフスペックを備えています。

 

20171205_ashida02_img01_l↑カシオG’z EYE/GZE-1、オープン価格(実売価格4万8400円)。FHD動画撮影時170.4度、静止画撮影時190.8度の超広角レンズを搭載。スマートフォン専用アプリを使ってカメラとWi-Fi接続すれば、スマホでリモート撮影ができたり、撮影した写真や動画の確認ができたり、各種設定が行えたりする。サイズ/質量はW74.2×H75×D46.4mm/約172g(電池及びメモリーカード含む)、有効画素数:690万画素、撮像素子:1/2.3型CMOS(裏面照射型)、外部メモリ:microSDの各規格に対応

 

20171205_ashida03_IMG_3532↑G-SHOCK由来の設計で、あらゆる角度での落下からレンズを確実に保護。カメラのレンズを装着するようにカチッと止まる裏蓋。内部にはリチウム電池とmicroSDカードスロット、マイクロUSB端子がある

 

ということで、タイムズスクエアに着きました。ここを、さっそくG’z EYEで撮影してみます。

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まるで全方位から広告が押し寄せてくるようです。突っ立ってカメラを構えただけなのに、なんだか臨場感があります。ちなみに、190度という超広角なので油断するとすぐ指が写り込んできます。手持ち撮影は要注意。

 

次に目指すはウォール街。再び地下鉄へ乗り込みます。せっかくなので、地下鉄も撮影。これもなかなか面白い写真だと思うのですが、どうでしょうか?

20171205_ashida05_CIMG0044↑左/ベンチの上にセットしてスマホでリモート撮影。 右/地下鉄が来たタイミングでシャッターを押してできた画像

 

 

ウォールストリートのウォールっぷりがスゴい

世界的な金融街ウォールストリートに到着です。裏道のような細い道路の両脇に高いビルが立ち並ぶ街並みは、なんというか、すごく圧迫感があります。このエリアをG’z EYEで撮影してみると……

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「ぎゃー、壁が襲ってくる? 逃?げ?ろ?!」と、言いたくなるような写真が撮れました。ついでに少しあるいてバッテリーパークへ。動画モードでリスを撮影してみました。

リス可愛い。

 

 

G’z EYEは、記録用の動画としても使えるか?

2日目。今日は朝活で日の出を狙ってからフェリー乗船。

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タイムラプスモードで船窓からの眺めを動画に収めてみます。

 

このカメラは、被写体が歪むので記録用としては不向きかと思ったのですが、思ったよりもいい感じ。ちなみに、乗ったフェリーは終点がどこかよくわかっておらず、再びウォール街方面に到着したのは秘密です。

 

 

G-SHOCK譲りのタフ設計だから投げても大丈夫!?

帰国日も朝から活動開始。エンパイアステートビルディングでマンハッタンの街並みを撮影です。

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G’z EYEとiPhone7を同じように並べて比較撮影

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どうでしょう、この「地球」感。適当なところに置いてiPhoneからシャッターを押しただけで、この写真です。

 

さて、いろいろ巡ってきましたが、G’z EYEを語るうえで欠かせない耐久性がまったく試せていません。でも、自分は完全にインドア派。いきなりエクストリームなアクションはできないので、カメラにエクストリームなことをさせます。といっても、上に放り投げるだけ。ついでにドラマティックスローも試してみます。

 

4mから落下しても大丈夫というだけあって、キャッチするところまでしっかり収まっています。ただ、動画撮影中にスロー撮影を格好よく挟み込むのはタイミングが難しいので、使いこなすには事前に練習が必要かもしれません。

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いまはアプリなどでいろいろな加工ができてしまうので魚眼ぐらいはたやすくできるでしょう。でも、加工の素材となる写真のクオリティは重要ですよね。素材が変われば、仕上がりも変わる。写真ではなく「作品」を撮りたいなら、190度広角のG’z EYEはオススメです。多少の無茶もできますしね。

 

公式サイト(こちらではエクストリームな動画が観られます)

G-SHOCK 35年目の到達点。アニバーサリーイヤーの限定スペシャルカラーモデルは才色兼備!

私たちが愛してやまないG-SHOCKは、2018年で誕生から35周年を迎える。この節目を祝して、最新技術が投入された3作より特別仕様が登場した。進化し続ける世界最高峰の耐衝撃ウオッチの限定モデルは、完売必至!

 

 

コレクター心をくすぐるゴールド・トルネード仕様

世界初にして唯一の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」は、1983年にデビューした。発売当初より北米から徐々に人気に火が付き、1990年代に入ってからは逆輸入的に日本でも愛用者が増加。スケートボードに代表される横乗り系スポーツやストリートファッションの流行と共に、G-SHOCKは一大ブームを巻き起こした。

 

こうしたブームの中で、社会現象にもなったのが、レアG-SHOCKの存在だ。定価数万円のモデルに何倍もの価格が付けられていても、それを買い求めるコレクターは数知れず。それが限定モデルともなれば、発売日の店頭で凄まじい争奪戦が繰り広げられていた。

 

そして来年に35周年を控えたG-SHOCKより、新たな限定機が登場する。「ゴールド・トルネード」と名付けられたアニバーサリーモデルは、全3作。ベースモデルは、Bluetooth接続に対応したG-STEELに、“G”唯一の潜水時計フロッグマン、そして3つの受信方式を備えるグラビティマスターと、いずれもカシオの技術力が詰まった最新世代だ。

 

3モデルとも少しばかり値は張るが、それに見合うだけの技術が十分に投入された傑作揃い。かつてレアモデルを追い求めていた人ならば、むしろ安いと思うのではないだろうか。

 

【3作共通仕様】
G-SHOCK誕生35周年記念モデルだけの特別仕様をチェック

アニバーサリー限定は、外装デザインから付属のボックスまで特別仕様。黒×赤×金の「ゴールド・トルネード」カラーとともに、格別のスペシャル感を満喫しよう!

 

ケースバック――金色のケースバックにスペシャルロゴが輝く

086-05__DSC2281↑ネジ留めされた金色のケースバックの中央に、35周年記念ロゴを配置。ロゴデザインは、ストリートアートの重鎮エリック・ヘイズ!

 

遊環――バンドでも主張するゴールドの存在感

086-06__DSC2282↑バンドのあまりを留める遊環にもゴールドを採用。大きな3つの星と小さな5つの星が、アニバーサリーイヤーを象徴している

 

文字盤――歴史を感じさせる「SINCE1983」

086-07__DSC2292↑文字盤には、「SINCE 1983」の赤文字をさりげなく配置。腕時計の常識を覆したG-SHOCKの35年に及ぶ歴史を感じさせる意匠だ

 

専用箱――周年記念ロゴはパッケージにも!

086-08_img02_l↑ケースバックと同じエリック・ヘイズデザインの35周年ロゴを、外箱にも採用。内箱は、ゴールドプレート付きの高級仕様だ

 

【限定モデルその1】
Bluetoothを搭載した最新G-STEELの35thアニバーサリー仕様

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カシオ
G-STEEL GST-B100TFB-1AJR
9万7200円

SPEC●ムーブ:Bluetoothソーラー●防水性:20気圧●素材:カーボン+SS+樹脂ケース、ウレタンスバンド●サイズ/質量:W53.8×H58.1×D14.1㎜/約104g

 

「異素材の融合」をコンセプトに開発されたG-STEELの最新作に、特別カラーを採用。ナノアロイ技術を駆使して作られた高機能カーボンベゼルと、耐傷性に優れたサファイアガラスの組み合わせが時計の品格を高める。

 

重厚感溢れるディスク針

086-02__DSC2300↑特徴的なディスク針は、ジェット機エンジンのブレードがモチーフ。クロノグラフの作動やバッテリー残量などを

 

実用性を高めるBluetooth接続

086-04_App_G_STEEL↑スマートフォンとのBluetooth接続に対応。専用アプリを使えば、世界各地の時刻ルールのアップデートや時刻修正を自動で行う

 

耐衝撃構造を複数素材で実現

086-03__DSC2293↑ゴールドIP処理が施されたSSと樹脂の複合ケースに、カーボンベゼルをセット。手の込んだ設計が、価格以上の価値を生み出す

 

【限定モデルその2】

限定フロッグマンはレア“G”の代名詞!

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カシオ
フロッグマン GWF-D1035B-1JR
14万5800円

SPEC●ムーブ:ソーラー電波●防水性:ISO規格200m潜水用●素材:SS+樹脂ケース、カーボンファイバーインサートバンド●サイズ/質量:W53.3×H59.2×D18㎜/約141g

 

数あるG-SHOCKの中でも唯一、ISOが定める潜水時計の規格に準拠したスペックを有するフロッグマンのゴールド・トルネード仕様。水深、水温、方位を測れるトリプルセンサーなどの搭載機能を、ゴールド色で強調した。

 

非対称ケースの要所も金色に

086-10__DSC2312↑周囲がカバーされたゴールドの大型ボタンは、まるでカエルの顔のよう。8時側のボタン操作で、ダイビングモードに切り替え可能だ

 

ブラックの裏蓋で独自性をアピール

086-11__DSC2309↑プロユースが想定された本機には、ブラックのケースバックを採用。通常はカエルのイラストが描かれる場所に、35周年ロゴを配置

 

【限定モデルその3】
最高峰の精度維持性能を最上級の輝きで表現 グラビティマスター

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カシオ
グラビティマスター GPW-2000TFB-1AJR
11万8800円
SPEC●ムーブ:ソーラー(Bluetooth、GPS、標準電波対応)●防水性:20気圧●素材:SS+樹脂ケース、カーボンファイバーインサートバンド●サイズ/質量:W57.1×H66×D18.2㎜/約120g

 

ハイブリッドGPS電波ソーラーに加え、Bluetooth接続による時刻修正にも対応したハイスペックモデルの限定版。ゴールドのベゼルは、上下のみ鏡面に仕上げる手の込んだ仕様。立体的な文字盤構造も高級感に溢れる。

 

赤色の要素は側面にさりげなく

086-13__DSC2308↑ベゼルと同じく、大型プッシュボタンもヘアラインと鏡面で仕上げ分け。サイドを走る赤いラインが、複雑な造形を際立たせている

 

金とカーボンで耐振動構造を強調

086-14__DSC2302↑ラグ部にあるカーボンプレートは、本機から採用された新たな耐振動構造の象徴。それを覆うカバーの固定用ビスにもゴールドを配色

 

【G-SHOCK】独自のレイヤーガード構造にBluetoothを搭載! 最新G-STEELが“G”の概念を覆す!

G-SHOCKから放たれた最新作は、初となるフルアナログのクロノグラフでスリム化も実現したG-STEELだ。驚くべきは価格を感じさせない、造形へのこだわり。新感覚のG-SHOCKを、とくとご覧あれ!

 

 

オンオフ使えるタフ×エレガントな“Gスティール”GST-B100バリエーション

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8万6400円

G-STEEL初となるフルアナログのクロノグラフフェイスを採用。Bluetoothでスマートフォンと接続すれば、自動時刻修正などの機能が使え、実用性が倍増する。光発電「タフソーラー」で、ケーブル充電が不要という点も大きな魅力だ。ケースはSS製で縦58.1×横53.8㎜(厚さ14.1㎜)。20気圧防水。

G-SHOCKの可能性を大幅に広げた最新作

時間を見るなら、スマートフォンで十分?という人は多い。ならば、スマートフォンで腕時計を管理すれば、文字盤の表示は常に正確さを保つことができる。この逆転の発想が、G-STEEL最新作のコア技術である。

 

GST-B100は、スマートフォンとのBluetooth接続により、自動時刻修正などが可能となる。光発電「タフソーラー」で動くため、定期的な電池交換やケーブル充電も不要。とにかく手間要らずなのだ。

 

さらに、外装へのこだわりも満載だ。フルアナログ針&ディスク表示という、電力消費が大きく、ギアの枚数も増える仕様に挑みながら、新しいケース構造で薄型化を達成。しかも上位機種には、航空宇宙用途などにも使われる高性能炭素繊維とナノアロイ技術を組み合わせ、37層も積層させた軽量かつ高剛性のカーボン素材をベゼルに採用。複雑な成形も妥協なく行うだけでなく、表面となる最後の1層だけカーボン織りにするという、ひと手間まで加えている。

 

これだけの作り込みで10万円以下は、はっきりいって破格。しかも、従来にないオンオフ使える多用途なデザインとくれば、一本は持っておくべきだろう。

 

実用的なのは当たり前! 品格を高めるこだわりの細部

G-SHOCKらしさと価格以上の高級感を両立させたGST-B100の秘密を、ここで明らかにする。

 

【Bluetooth接続】

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8時側のボタンを押せば、スマートフォンとBluetoothで接続。時刻修正や世界各国の時刻ルールの更新を自動で行う。300エリアのワールドタイム設定などは画面上で簡単に操作可能。

 

【ディスク針】

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プロペラ状のディスクは、ストップウオッチと連動した回転表現を行う。この他、タイマーの残り時間や、バッテリー充電残量も表示。こうした“使う楽しさ”は、アナログG-SHOCKの魅力。

 

【新レイヤーガード構造】

casio実087-06_QX-ST8_assy※画像はイメージです

これまでミドルケースとベゼルの間にあった緩衝パーツを、新構造では内部に配置。さらにカシオが誇る「高密度実装技術」によるモジュールの小型・薄型化で、外装をスリムにした。

 

【サファイアガラス&LED】

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最新作は、風防にサファイアガラスを採用。品質を高めるとともにクリアな視認性を確保した。さらにLEDライトを備え暗所での視認性も確保。ソーラー駆動を感じさせない充実ぶりだ。

 

【ココも注目01】
“異素材の融合”をコンセプトにするG-STEELの象徴

casio実087-02_DSC2228↑SSと樹脂からなるケースに、最先端の炭素繊維と特殊技術で作られたカーボンベゼルを合体

 

【ココも注目02】
ジャケットとも好相性

casio実087-03_DSC2236↑アナログのみの文字盤と、既存モデルより1㎜薄くなったケースで大人顔に。ジャケットとの相性が向上し、ビジネスシーンでも使える

 

【バリエーションも豊富】

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GST-B100D-1A9JF
5万9400円

SSのシルバーと樹脂の黒にゴールドカラーが融合したゴージャス仕様は、重厚な針の脱落も防ぐ耐衝撃構造を感じさせない華やかさが特徴。発電効率に優れる遮光分散型ソーラーパネルを用いた、質感の高い文字盤デザインとも上手くマッチしている。

 

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GST-B100D-1AJF
5万9400円

堅牢性の高いステンレス製の無垢バンド採用モデルは、メタルの質感が強調されたビジネスシーン向けの一本。ジェット機エンジンの重厚なブレードをモチーフにしたディスク針は、文字盤面と同色のブラックに。その下層には赤いカラーリングを施す。

 

casio実087-08_GST-B100-1AJF

GST-B100-1AJF
5万4000円

ヘアライン仕上げのSSベゼルが印象的な基本モデル。バンドにはソリッドなブラックウレタンを採用し、Bluetooth接続ボタンにはレッドを配色。2都市の時刻を同時表示できるデュアルダイアルワールドタイムのリングも、シルバーで統一されている。