今月の乗ってよかったクルマ3台ーーCX-3に、クラリティPHEVに、ポロGTI

本記事では、プロが最近乗って良かったと思ったモデルを厳選して、コンパクトにお届けします。今回は、マツダのクロスオーバーSUV、CX-3の大幅改良モデルをフィーチャー。そのほか、ホンダの燃料電池車に追加されたプラグイン・ハイブリッドや、人気のフォルクスワーゲン ポロのスポーティモデルGTIと、多彩なラインナップを試乗して紹介します!

 

 

その1

エンジンを一新して快適な走りを手に入れた

マツダ CX-3

(SUV)

SPEC【XD Lパッケージ(4WD/AT)】●全長×全幅×全高:4275×1765×1550㎜●車両重量:1370㎏●パワーユニット:1756㏄直列4気筒DOHCディーゼル+ターボ●最高出力:116PS/4000rpm●最大トルク:27.5㎏-m/1600〜2600rpm●WLTCモード燃費:19.0㎞/ℓ

乗り心地が滑らかになりエンジンの力強さもアップ

CX-3は2015年に登場以来、早くも4回目のアップデートとなりました。今回の改良では初めて内外装のデザインをリニューアルしたことも話題となりましたが、注目したいのは何といってもエンジンが一新された点です。本車の主力となるディーゼルターボエンジンは、排気量1.5ℓから1.8ℓに拡大。さらに、昨年追加された2ℓガソリンエンジンも改良されています。足まわりの仕様変更、専用タイヤの採用、シート構造の見直しなどもあり、より快適な走りを手に入れました。

 

今回は、ディーゼルとガソリンの両方に試乗しましたが、いずれも従来モデルからの進化を実感できました。乗り心地は格段に滑らかになり、エンジンは日常域における力強さが大幅にアップしています。また、フロント/リアドアの外板や、リアドアガラスを厚くしたことで、静粛性を高めたのも好印象。スタイリッシュな外観のクルマという印象が強かったCX–3は、走りの質感と快適性が向上して、一層魅力的なモデルとなりました。

 

【注目ポイント01】操縦性はスポーティ

新開発タイヤの採用や足回りの仕様変更などの効果で、従来モデルと比べて乗り心地が格段に滑らかになりました。その一方で、持ち前のスポーティな操縦性は損なわれていません。

 

【注目ポイント02】質感も使い勝手も向上

室内では、前席の構造材が変更されたほか、パーキングブレーキを電動化したことでセンターコンソールのデザインを一新。質感に加えて使い勝手も向上しています。

 

【注目ポイント03】ディーゼルは1.8ℓターボに

ディーゼルエンジン(上)は、実用燃費の向上を図り1.8ℓに拡大。2ℓガソリン(下)も燃焼室や冷却まわりなど、細部を磨いて全域のトルク向上と燃費改善を実現しました。

 

 

その2

EV航続距離はPHEVのなかでもトップ

ホンダ

クラリティ PHEV

(セダン)

SPEC【EX】●全長×全幅×全高:4915×1875×1480㎜●車両重量:1850㎏●パワーユニット:1496㏄直列4気筒DOHC+モーター●エンジン最高出力:105PS/5500rpm●エンジン最大トルク:13.7㎏-m/5000rpm●モーター最高出力:184PS/5000〜6000rpm●モーター最大トルク:32.1㎏-m/0〜2000rpm●WLTCモード燃費:24.2㎞/ℓ●EV航続距離:101㎞

 

FCV仕様をはるかに凌ぐユーザビリティを獲得した

珍しいFCV(燃料電池車)として知られるホンダ クラリティに、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)仕様が追加されました。そのシステムはガソリンエンジンに電気モーター、総電力量17kWhのバッテリーを組み合わせたものですが、最大の魅力はEV走行時の“アシの長さ”。JC08モードよりリアルに近いとされるWLTCモードで101㎞という航続距離は、数あるPHEVのなかでもトップの性能なのです。

 

実際に試乗すると、満充電時のEV走行はやはり最高でした。日常的な使用環境ならエンジンの出番はなく、室内は常に静粛。水素充填の不便さが否めないFCVに対して、本車が大きなメリットを持つことは間違いありません。

 

【注目ポイント01】室内はくつろぎ感をアピール

充電&給油口の開閉スイッチが3つもあるのはPHEVならではですが、室内の作りは基本的にFCVと同じ。バッテリーは床下に搭載されるが、室内空間の広さは十分です。

 

【注目ポイント02】容量はFCVより大幅にアップ

FCV仕様は巨大な水素タンクにスペースを取られてしまいますが、PHEVでは512ℓもの荷室容量を実現。後席が分割可倒式となるため、長尺な荷物の積載も可能です。

 

 

その3

パワフルな走りは“ホットハッチ”に相応しい

フォルクスワーゲン ポロ GTI

(ハッチバック)

SPEC●全長×全幅×全高:4075×1750×1440㎜●車両重量:1290㎏●パワーユニット:1984㏄直列4気筒DOHC+ターボ●最高出力:200PS/4400〜6000rpm●最大トルク:32.6㎏-m/1500〜4350rpm●JC08モード燃費:16.1㎞/ℓ

 

ボディサイズに見合わない重厚な乗り心地を味わえた

フォルクスワーゲンの高性能なスポーツモデルに与えられる伝統ある称号「GTI」を冠したポロが、日本に上陸しました。エンジンはゴルフGTIと共通の2ℓターボを採用し、最高200馬力&最高トルク32.6㎏-mのパワーを備えています。全長約4mのコンパクトボディでこれを実現したのは圧巻で、“ホットハッチ”に相応しい性能でしょう。

 

パワフルではあるものの、ドライビングフィールに粗さはありません。わずか1500rpmで最大トルクに到達するエンジンは、日常域での扱いやすさも感じさせました。引き締まった乗り心地は上々で、ボディサイズに見合わない重厚感をも味わえるほど。速いだけでなく、ちょっと贅沢なコンパクトカーとして、オススメしたい一台です。

 

【注目ポイント01】エンジンはゴルフ譲りの2ℓ

ポロGTIで初採用となる2ℓターボエンジンは、ゴルフ用がベース。先代に対して出力が8馬力、トルクは7.1㎏-m向上しています。ミッションはツインクラッチの新世代ATです。

 

【注目ポイント02】チェック柄シートなどを継承

GTIの伝統でもあるチェック柄のシートファブリックや、トリムパネルをはじめとするレッドのアクセントで、室内はスポーティな装いになります。快適装備も充実しています。

 

文/小野泰治 写真/宮門秀行

100万円台のVW車は本当にお得か? 「クルマ&カー用品」4製品をプロが○×チェック

価格が安い、安すぎてちょっと心配になってしまうくらいの格安アイテムを、プロ・専門家が徹底的にチェック! 独自機能やおすすめポイントなど、良いところも悪いところも含めて惜しみなくレビューをお伝えしていきます。

 

クルマというとどうしてもハードルの高い買い物と思いがちですが、今ではデザインと実用性にこだわった国産ミニバンと、上質なスタイリングと走りを両立する輸入ハッチバックはいずれもU-200万円と、意外とお手ごろな価格で手に入ります。話題のドラレコや電アシも含めて、専門家がシビアに〇✕判定しました。

 

【○×判定した人】

クルマ編集・ライター 安藤修也さん

元ゲットナビ編集部員。スーパーカーから軽自動車まで、幅広いジャンルのクルマに日々触れています。

軽より少し高いだけの価格ではるかに凌ぐ満足度を得る

近年の新車ランキング上位で多くを占めるのは軽自動車ですが、人気の理由はもちろんコスパの高さ。車両価格が安いだけでなく、燃料代や税金、保険料などの維持費も普通車に比べてリーズナブルです。

 

とはいえ、高速道路を走行するときなどは、軽自動車ののんびりとした加速感に不満を感じる人も多い。また、ボディ剛性にはどうしても不安が残る。これらを解消するためにターボエンジン搭載グレードを選んだり、安全装備をオプションで付けたりすると価格が大きく跳ね上がり、結局200万円を超えてしまうこともままあります。

 

ここで紹介するトヨタ シエンタとフォルクスワーゲン up!は、いずれも普通車ながらエントリーグレードなら100万円台で購入できる。前者は、ミニバンらしからぬスポーティなデザインと3列シート7人乗り、後者はVWらしい質感の高いスタイリングと走りが特徴です。最近の軽自動車は、全体に性能が高められているのも事実。とはいえ、それらに少し上乗せした価格で、はるかに凌ぐ満足度を手に入れられるクルマとしてオススメしたい。

 

【その1 トヨタ シエンタの場合】

スポーティなコンパクトボディに余裕のある3列シートを搭載

トヨタ

シエンタ

168万9709円〜

「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」をコンセプトとし、従来の“ハコ型”イメージを覆すスポーティな外観が特徴。小型ながら3列目までゆとりある室内空間や、高齢者や子どもにやさしい乗降性も備えています。SPEC【X“Vパッケージ”・FF】●全長×全幅×全高:4235×1695×1675㎜●車両重量:1310㎏●パワーユニット:1496cc直列4気筒DOHCエンジン●最高出力:109PS(80kW)/6000rpm●乗車定員:7人●JC08モード燃費:20.6㎞/ℓ

 

↑後方に絞ったキャビンと、コーナーが張り出したアンダーボディが特徴のリアデザイン。安定感のあるスタンスです

 

【Check!】

デザイン:〇

有機的でシトロエンのよう!

「まるでシトロエンのような有機的なデザインは、ミニバンのイメージとは一線を画します。カラーリングもアバンギャルド!」

 

走り:×

走りは凡庸だが燃費性能は高い

「走りは凡庸で高速走行には向きません。ただ、街乗りがメインなら問題なく、ハイブリッドでもガソリンでも燃費性能は◎」

 

快適性:〇

3列目シートは床下収納式

「このコンパクトボディに3列シートを収めたのは素晴らしい。3列目は床下収納式で、使わないときは室内をかなり広く使えます」

 

総評

「デザインに面白みの欠けるミニバンのなかではユニークな存在。最もリーズナブルな価格で買える7人乗りカーとして高く評価したいです」

【その2 フォルクスワーゲン up!の場合】

VWのエントリーモデルながら質感の高いスタイリングが魅力

ハッチバック

フォルクスワーゲン up!

159万9000円〜

スタイリッシュなデザインが人気の小型ハッチバック。軽自動車よりひと回り大きいほどのサイズで、大人4人が無理なく乗れる室内スペースを確保します。ユーロNCAPで最高評価5つ星の安全性能も魅力。SPEC【move up! 2ドア】●全長×全幅×全高:3610×1650×1495㎜●車両重量:930㎏●パワーユニット:999㏄直列3気筒DOHCエンジン●最高出力:75PS(50kW)/6200rpm●乗車定員:4人●JC08モード燃費:22.0㎞/ℓ

 

【Check!】

内外装の質感:〇

上質かつポップなスタイリングが魅力

「エントリーモデルといえども、内外装は輸入車らしく質感高い仕上がり。ドライバーを選ばないポップなスタイリングも魅力的です」

 

走り:〇

路面に吸いつくように走る!

「同クラスの国産車と比べて、シャーシ性能がかなり高いです。運転操作にリニアに反応するだけでなく、路面に吸いつくように走ります」

 

パワーユニット:×

パワーは物足りなさを感じる

「1ℓ3気筒エンジンに5速ASG(セミAT)の組み合わせ。先代からギクシャク感は改良されましたが、パワーに物足りなさを感じることも」

 

総評

「200万円以下で買える輸入車が少ないなか、本車はかなり割安感あり。トランスミッションも改善され、普通に乗れる良いクルマとなりました」

 

 

【その3 オウルテックのドライブレコーダーの場合】

証拠映像に使うのは厳しいが基本性能は必要十分

オウルテック

OWL-DR05-BK

実売価格6790円

W71×H69×D31㎜の小型サイズながら、視認性が高い2.4インチTFT液晶モニターを搭載。画質はHD/30fpsですが、LED信号対策や、地デジ放送受信時に影響を及ぼさないノイズ低減など、基本性能を押さえています。

 

【Check!】

操作性:〇

物理ボタンの操作が快適

「タッチ操作には非対応ですが、画面下部にまとめられた物理ボタンによる操作は快適。ボタンピッチも適度で誤操作が少なくなります」

 

画質:×

細かい文字は視認しづらい

「HD画質のため解像感は低く、ナンバープレートなどは読み取れないことも。サイズのわりに画面が大きくて見やすいのは好印象でした」

 

機能性:○

車上荒らしなども録画できる

「モーションセンサーが動くものを検知すると、自動で録画がスタート。いざというときの録り逃しを防げます」

 

総評

「画質の粗さやGPS非搭載など“省略点”は多いものの、ドラレコとしての機能性は及第点。『とりあえず付けたい』という人にオススメです」

 

 

【その4 電動アシスト自転車の場合】

各パーツにこだわって快適な走りを実現

21Technology

DA246

実売価格5万4800円

3段階のアシストモードを搭載し、走行環境によって使い分けて節電可能。CST製の高品質タイヤや、軽量アルミクランク、肉厚のU字型サドルなど、一つひとつのパーツにこだわった。カラバリは4色を用意します。

 

【Check!】

乗り心地:〇

シフトチェンジが滑らか

「シマノ製6段変速ギアが、滑らかなシフトチェンジを実現。街乗りなら快適な走りを楽しめます。グリップシフターもシマノ製です」

 

アシスト力:〇

バッテリーは小型でも高性能

「最新ではないものの、小型軽量のパナソニック製リチウムイオンバッテリーを採用。約3.5時間の充電で最長約60㎞走行可能です」

 

デザイン:×

ママチャリ感は否めない

「いかにもママチャリなデザイン。スーツスタイルでのライドも訴求していますが、スタイリッシュではないです」

 

総評

「子どもの送り迎えや買い物時などに乗る、実用車としての用途なら十分な性能。一般的な電アシの半額程度と考えればかなりお買い得に思えます」

 

 

【1分解説】満を持して登場!「フォルクスワーゲン パサートTDI」ってどんなクルマ?

注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今回は期待されながらも導入が遅れてしまい、ついに日本に上陸したフォルクスワーゲン ポロをピックアップします。

 

力強い走りで「汚名返上」の切り札に

フォルクスワーゲン

パサートTDI

(セダン/ワゴン)

SPEC【ヴァリアント ハイライン】●全長×全幅×全高:4775×1830×1510㎜●車両重量:1610㎏●パワーユニット:1968㏄直列4気筒DOHCディーゼル+ターボ●最高出力:190PS/3500〜4000rpm●最大トルク:40.8㎏-m/1900〜3300rpm●カタログ燃費:20.6㎞/ℓ

長距離のドライブであるほど走りの性能を満喫できる

約3年前に発覚した「不正事件」により、フォルクスワーゲンのディーゼル車は著しく信頼を失ってしまいました。本来はもっと早いタイミングで日本へ導入されるはずだったパサートTDIは、最高水準の排ガス浄化システムを備えるユニットを搭載し、満を持して登場。強豪ひしめくディーゼル乗用車のなかで、色々な意味で注目度の高いモデルとなっています。

 

元々堅実な走りが魅力のパサートはディーゼルとの相性がピッタリで、トルク感や力強さは期待通りでした。試乗したのはワゴンタイプのヴァリアントでしたが、荷物を多く積んでの長距離ドライブほど同車の良さを満喫できるでしょう。「汚名返上」の切り札として、十分な説得力が感じられました。

 

【注目ポイント01ワゴンとセダンを用意

ワゴンボディのヴァリアント(写真)に加え、セダンも選択できます。その走りは実用域の扱いやすさと経済性の高さが持ち味。

 

【注目ポイント02内装もエンジンも快適

グレードはハイラインとエレガンスラインの2種。上級のハイラインはレザーシートを標準装備します(写真上)。2ℓディーゼルは快適な走りを実現(写真下)。

【1分解説】フォルクスワーゲン ポロの最新のやつってどんなクルマ?

注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今回は輸入コンパクトハッチバックの注目車・フォルクスワーゲン ポロをピックアップします。

 

スモールカーの“お手本”がさらに進化

 

フォルクスワーゲン

ポロ

SPEC【1.0TSIハイライン】●全長×全幅×全高:4060×1750×1450㎜●車両重量:1160㎏●パワーユニット:999㏄直列3気筒DOHC+ターボ●最高出力:95PS/5000〜5500rpm●最大トルク:17.9㎏-m/2000〜3500rpm●カタログ燃費:19.1㎞/ℓ

 

小さなクルマだと忘れるほど走りの質感が大きく向上!

ポロは初代が1975年に登場して以来、これまでに1400万台以上が生産されている世界的なヒットカー。約8年ぶりのモデルチェンジとなった6代目にあたる新型は、フォルクスワーゲンが「MQB」と呼ぶ新世代骨格を採用。このクラスの〝お手本〟といわれてきた作りが格段に進化しています。

 

ボディは先代よりひと回り大型化。日本では3ナンバー扱いになりますが、そのぶん室内空間、特に後席や荷室は劇的に広くなりました。また、ゴルフでも採用されている新しい骨格は、走りの質感の向上にも大きく貢献。ドイツ車らしい剛性感の高さやフラットな乗り心地は、小さなクルマに乗っていることを忘れさせるほどの出来映えです。

 

エンジンは1ℓターボで、組み合わせるギアボックスは新世代ATの7速DCT。動力性能は必要にして十分ですが、静粛性が高いため日常域では扱いやすい。堅実かつ上質という新型のキャラクターにマッチする性能でした。

 

【注目ポイント01】荷室容量は大幅に拡大

荷室容量は後席を使用する際は351Lで、倒すと最大1125Lとなる。先代比でそれぞれ71L、173Lぶん拡大されました。

【注目ポイント02】運転支援システムも充実

駐車支援の「パークアシスト」(写真)や歩行者検知機能付きの衝突回避&被害軽減ブレーキなど、運転支援システムも充実。

 

【注目ポイント03】大型化しながらも外観はシャープで上質に

シャープなキャラクターラインが印象的な外観は、最新世代のフォルクスワーゲンらしく質感が高い。全長と全幅は先代比でそれぞれ65㎜拡大されました。

 

【注目ポイント04】装備はゴルフ並に充実

外観だけでなく室内の質感もハイレベルです。新世代のインフォテインメントシステムやテレマティクス機能を採用。装備の充実度は、兄貴分のゴルフに匹敵する水準になりました。

【1分でわかる】フォルクスワーゲンの新しい旗艦車「アルテオン」ってどんなクルマ?

本記事では、業界最注目のモデル、フォルクスワーゲンのフラッグシップ・アルテオンの魅力をコンパクトに紹介していきます。

 

VWの魅力を凝縮した旗艦モデル

 

フォルクスワーゲン・アルテオン

SPEC【Rライン4モーション】●全長×全幅×全高:4865×1875×1435㎜●車両重量:1700㎏●パワーユニット:1984㏄直列4気筒DOHC+ターボ●最高出力:280PS/5600〜6500rpm●最大トルク:35.7㎏-m/1700〜5600rpm●カタログ燃費:13.3㎞/リットル

 

【グレード&価格】

<Rライン4モーション>

エンジン:2.0リットル+ターボ/駆動方式:4WD/ミッション:7速DCT/価格:549万円

<Rライン4モーション・アドバンス>

エンジン:2.0リットル+ターボ/駆動方式:4WD/ミッション:7速DCT/価格:599万円

 

広くて快適な室内空間でプチ贅沢な気分を味わえる

フォルクスワーゲンの新フラッグシップ・アルテオンは、ボディ形態こそ5ドアハッチでしましたが、クーペ風4ドアとして位置づけられるモデル。パッと見ではそのスタイリングの良さが目を引くものの、実車に接してみると、むしろ実用性の高さが強く感じられました。

 

室内、特に後席はリムジンを彷彿させるほど広くて快適。プチラグジュアリーな気分を堪能できます。さらに、ワゴン級の広い荷室空間を備えるうえ、4WD駆動でスポーティな動力性能を実現するため、SUV的な乗り方も楽しめます。安全装備についても、最新モデルらしい充実ぶりで不足はありません。

 

「フォルクスワーゲンのいいところ、ぜんぶ。」とは本車のキャッチコピーですが、その謳い文句に偽りのない完成度です。

 

【注目ポイント01】荷室の容量はワゴンに匹敵

荷室容量は通常時でも563L。リアシートをたためば最大で1557Lに達する(数値はISO測定値)。この容量は、ミドル級のワゴンと比較しても遜色がないレベルです。

【注目ポイント02】クーペ風のスポーティな装い

フォルクスワーゲンでは、以前導入されていたパサートCCの後継に相当。リアにハッチゲートを持つ5ドアボディですが、外観はクーペ的なスポーティ仕立てとなりました。

 

【注目ポイント03】運転支援装備も最先端レベル

室内はスポーティなテイストでまとめられていますが、デジタルディスプレイなどのハイテク装備も充実。自動運転時代を予感させる運転支援システムも漏れなく装備します。

 

フォルクスワーゲン・ゴルフにマイクロハイブリッド仕様が登場

フォルクスワーゲンはこのほど、1.5リッター直4ターボエンジンにモーターを組み合わせたマイクロハイブリッドパワートレイン「1.5 TSI ACT BlueMotion」を現行型のゴルフに搭載したと発表した。

1.5リッター直4ターボエンジンは、高性能スポーツカーに搭載するターボチャージャー「VTG(ヴァリアブル・タービン・ジオメトリー)」を採用、130psを発揮する。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSGを組み合わせる。

その一方で、130km/hまでの車速、1400〜4000rpmまでの回転域で作動する気筒休止機構(2気筒モード)や、12V電装システムを組み合わせることにより、複合モードで20.8km/L、高速モードで24.3km/Lの欧州モード燃費を実現している。

12V電装システムは48Vシステムより小規模なシステムで、コンパクトなリチウムイオンバッテリーと組み合わされる。アイドリングストップ時など、エンジンが停止しているときに電装パーツの電力を供給する役割も担う。

今後、この新しいパワートレインは、フォルクスワーゲンの他のモデルにも搭載されていく見通しだ。

新型フォルクスワーゲン・トゥアレグがデビュー

フォルクスワーゲンは3月23日、中国・北京でフルモデルチェンジを受けた新型「トゥアレグ」を発表した。

3代目となったトゥアレグのボディサイズは全長4878×全幅1984×全高1702mm、ホイールベースは2894mm。従来型と比べて全長は約60mm、全幅が約40mm拡大されたことに伴い、キャビン空間が広くなった。一方でホイールベースは約10mm縮小し、全高は約40mm低くなっている。拡大されたボディは荷室スペースの拡大にも充てられた。荷室容量は後席使用時で従来型の697Lから810Lとなった。

ボディはアルミとスチールのハイブリッドで、従来型より最大で106kgの軽量化を実施。アルミはボディ全体の48%を占めるという。

エンジンは231ps仕様と286ps仕様の2種類のV6ディーゼルを皮切りに、追って340psのV6ガソリンと、421psのV8ディーゼルが搭載される。さらにシステム出力367psのプラグインハイブリッドも搭載される見通しだ。後輪操舵システムの採用もニュースのひとつだ。

ワイド&ローフォルムとなった新型のエクステリアは、大型化されたフロントグリルを装着するマスクが特徴的。前後のLEDライトはシャープな造形で、先進的なイメージを強調。イノベーション・コックピットと呼ぶデジタル化の進んだインパネは上質感が高く、高い快適性を予感させるデザインでまとめられている。

ナイトビジョンアシスタンスシステムや、半自動でステアリング操作をサポートするロードワークレーンアシストといった運転支援システムや、インフォテイメントシステムはVW最新の機能や技術が用いられた。

【1分でわかる】フォルクスワーゲン「eゴルフ」ってどんなクルマ?

注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今回は、定番インポートハッチバックのEVモデルをピックアップ。出来映えは上々で、作り手独自のキャラクターも実感できる仕上がりです。

 

ゴルフ初のピュアEVが上陸

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フォルクスワーゲン
eゴルフ

SPEC【eゴルフ】 ●全長×全幅×全高:4265×1800×1480mm ●車両重量:1590㎏ ●モーター種類:交流同期電動機 ●最高出力:136PS/3300〜11750rpm ●最大トルク:29.5kg-m/0〜3300rpm ●バッテリー総電力量:35.8kWh ●最大航続距離:301km

 

EVモデルでもゴルフらしい良質な走りを実現する

コンパクトカーの「お手本」として長年君臨してきたゴルフに、ピュアEVモデルが追加されました。

 

すでにプラグインHVはGETの名前で導入済みでしたが、こちらは完全なゼロエミッションを実現。その航続距離は、最大で301kmとなっており、ほぼ同じタイミングで発売された新型日産リーフと比較すれば控えめな数値ですが、EVとしてはこちらも十分に実用的です。日本仕様は「CHA de MO」の急速充電にも対応するので、長距離のドライブ時でも不安は少ないです。

 

その走りは、EVというよりクルマとしての高い完成度を強く意識させるものです。低速から力強く、スムーズで静粛な点はいかにもEVらしいが、常に良質なツール感を醸す点は、さすがゴルフという出来映えです。

 

【注目ポイント01】使い勝手はガソリン仕様と同じ

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メーター回りを中心にEVモデル専用の装備が与えられていますが、基本的な仕立てはノーマルなガソリン仕様のゴルフと変わりません。それだけに新鮮味は薄いものの、使い勝手は秀逸です。

 

【注目ポイント02】バッテリーは前後シート下に搭載

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Der neue Volkswagen e-Golf

総電力量35.8kWhのリチウムイオン電池は、前後のシート下に搭載。ガソリンエンジンがあった場所には電気モーターが収まります。充電は、200V&急速充電に対応。

フォルクスワーゲンの未来モビリティが1年を経て進化!

フォルクスワーゲングループは、「フォルクスワーゲングループ・ナイト・ジュネーブ-未来を形作るアーバンモビリティ」と題されたジュネーブ・ショーの前夜イベントにおいて、完全な自動運転のためのモビリティコンセプトの最新バージョン、「SEDRIC・School・Bus(セドリック・スクールバス)」を発表した。

 

 

 

 

フォルクスワーゲンは、持続可能、安全で便利なモビリティを実現するために、ブランドの垣根を越えたアイデアプラットフォームとして、自動運転車両の重要性を強調。セドリック・モビリティ・コンセプトの最新バージョンを発表することによって、フォルクスワーゲングループが自動運転の分野において世界的なリーダーの役割を果たすという目標の実現に向かって進んでいることを示唆している。そして、セルフ ドライビングシステム(SDS)の開発は、いつでも、どこでも、誰もがボタンを押すだけで利用できるモビリティのビジョンを具現化するものであり、未来のパーソナル モビリティの技術的な基盤を形成している。

 

 

 

セドリックは、昨年のジュネーブ・ショーでの初公開以来、完全自動運転の世界を見据えブランドの垣根を越えてアイデアを生み出すプラットフォームとして機能してきた。そして、1年の間で自動運転システムの開発、周囲の環境や交通データ分析を認識するためのシステムが大きな進化を遂げ、最新のセドリック・スクールバスは、スマートなモビリティソリューションを代表するシンボルとなった。フォルクスワーゲン グループは、渋滞や大気汚染、そして安全性に関係する都市の問題を克服するために、このモデルを活用することを考えてる。

 

また、自動走行システムの技術的進化と平行する形で、デザイン、ユーザー体験および快適性の領域におけるソリューションの開発も進められており、「フォルクスワーゲングループナイト」で発表されたセドリックの最新版は、どのような場所にも採用でき、万人が利用できるパーソナルモビリティを完成させる願望を明確に示すものとなった。

 

 

 

この「セドリック・スクールバス」は、イエローとブラックの基本色にグラフィティ(落書きのようなデザイン)を配し、内外装ともスクールバスのデザインを採用した。そして、ひとつの大きな塊のようなプロポーション、頑丈なボディピラー、そして広々とした室内スペースによって、このクルマの親しみやすいキャラクターが強調されたものになった。一方、インテリアはステッカーで飾られたアルミ製のボックスが、4座のうちの2座のベースとなり、大型OLEDディスプレイとして設計されたフロントウインドーは、オンボードエンターテインメントを上映できる。

 

また、“OneButton”と呼ばれる操作エレメントを使用。ボタンを押すだけで自動運転の電気自動車を呼び出し、ドアツードアで便利な移動を可能にし、子供たちを移動させるための理想的な自動運転車両となっている。

 

関連情報は、ウェブサイト(http://www.discover-sedric.com)に掲載されている。

 

 

 

新型フォルクスワーゲン・トゥアレグのテスト模様が公開

3月23日に開幕する北京モーターショーで新型トゥアレグのワールドプレミアを予告しているフォルクスワーゲンは、3月1日、新型トゥアレグのテスト走行の模様を公開した。

 

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公開されたのはスペイン・サラゴサで行われたテスト走行の様子。公開された写真は、荒れた路面からオンロードでのテスト走行が収められている。発表前のため、ボディには一部カムフラージュが施されている。

 

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フォルクスワーゲンではすでに、極寒から猛暑までのあらゆる場所で、これまで延べ300万km以上にわたってテストを重ねてきたという。新型には前後アクスルにスタビライザーを装着したほか、後輪操舵システムを搭載しているとのこと。これらによって、大柄なボディながら高い取り回し性と走行安定性を両立させているという。

 

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インテリアではデジタルコックピットの採用がニュース。12インチと15インチのふたつのディスプレイが装備され、インフォテイメントやナビゲーション、空調制御などをコントロールできる。

 

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フルモデルチェンジを受けて3代目に進化したトゥアレグの登場は、目前に迫っている。

 

 

 

フォルクスワーゲンがジュネーブ・ショーで「I.D.VIZZION」を世界初公開!

フォルクスワーゲンは3月6日から始まる、ジュネーブ・モーターショーに出展する「I.D.VIZZION(I.D.ヴィジョン)」を公開した。このコンセプトカーは、未来のパーソナルモビリティに対するフォルクスワーゲンの取り組みを体現したもの。また、未来のクルマのデザインが、どれほどエレガントでエモーショナルなものであるかをアピールするフォルクスワーゲンの提示でもある。

 

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フォルクスワーゲンの「I.D.」ファミリーとしては4作目となるこのモデルでは、自動運転の可能性を徹底追及。数多くのアシスタンスシステムを備えた「デジタル・ショーファー」は、ステアリングをはじめとする操作系を使わずにクルマを制御することを想定している。運転、各種操作やナビゲーションは自動的に行なわれ、乗員はボイスコントロールやジェスチャーコントロールを介してバーチャルホストとコミュニケーション。バーチャルホストは、デジタル・エコシステムに組み込まれることで乗員の好みを学習、各乗員個別に対応する機能も持つという。

 

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クルマとしてのアウトラインだが、この「I.D. VIZZION」の全長は5.11m。EVのシステムパワーは225kWを発揮し、最高速度は180 km/hをマークする。111 kWhの総電力量となるリチウムイオンバッテリーは、ブレーキ回生を活用した場合で最大665kmの航続距離を実現している。また、電気モーターは2つ搭載。インテリジェントな制御によって駆動は4WDとなる。

 

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この「I.D. VIZZION」は、フォルクスワーゲンによる完全な電気アーキテクチャーである「MEB」の大きな可能性を示すものだが、フォルクスワーゲンでは2025年までに20車種以上の電気自動車導入を計画している。2020年にコンパクトクラスの電気自動車として「I.D.」が発売。その後にSUVの「I.D. CROZZ(アイ.ディ.ク ロス)」、および「I.D. BUZZ(アイ.ディ.バズ)」が続くことになる。

 

 

ユーロNCAPが2017年のベスト・イン・クラスを発表

欧州で新車の安全性能評価を行うユーロNCAPが、2017年のベスト・イン・クラスを発表。年間を通じて最も安全性評価が高かったクルマを賞するもので、安全性のカー・オブ・ザ・イヤーといってもいいだろう。なお、同賞は各セグメントのベスト・イン・クラスを表彰するが、カー・オブ・ザ・イヤーのようにその中の1台に大賞(本賞)を授けるようなシステムはとっていない。

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栄冠に輝いたモデルは別表の通りだが、エグゼクティブクラスではフォルクスワーゲン(VW)の最新モデルであるアルテオンが受賞。乗員保護や安全装備の高評価に加え、歩行者保護性能が’17年にテストされたモデルの中でトップだったのが大きかったようだ。 中型および大型のSUVセグメントであるラージ・オフロードクラスではボルボXC60が受賞。XC60は乗員保護および安全装備で他の追随を許さず、同ブランドのV90/S90をも上回ってベスト・イン・クラスに輝いている。

 

スモール・オフロードクラスでは、日本にはまだ入っていないVW T-Rocが受賞。各項目の評価はXC60やアルテオンには劣るものの、このクラスとしては最高の安全性と評価されたようだ。コンパクトカーのカテゴリーであるスーパーミニでもVWポロが受賞。歩行者保護や安全装備ではやや厳しい評価だったが、総合的な評価でベスト・イン・クラスに選ばれたようだ。ちなみに6クラスのうち3クラスをVWが制しており、これはなかなかの快挙といえそうだ。

 

コンパクトSUVのクラスであるスモールMPVではオペル/ボクソールのクロスランドXが受賞。日本への正規輸入はなく、各項目の評価もさほど高くないが、このクラスでは最も安全と結論づいけられている。そしてスモールファミリーカーのクラスではスバル・インプレッサ/XVがベスト・イン・クラスを受賞。小児保護性能では全車トップ、歩行者保護性能でも高評価を得た結果で、日本車では唯一の受賞として誇ってもいいだろう。’18年からは夜間の歩行者検知機能や自転車検知機能も評価基準に加えるなどより厳しくなるユーロNCAPだが、’17年の最高評価を上回るクルマが次々と出てくるのか。期待したい。

 

 

 

2017年の輸入車ランキング、ミニの牙城は崩れず

輸入車セールスが好調だった’17年は、外国メーカー乗用車が前年比3.7%増の30万5043台と、初めて30万台を超えた。輸入車のピークは’96年の32万4973台だが、当時は人気のあったアメリカンSUVやバンが貨物車登録だったこともあり、この台数は外国メーカー車の乗用車・貨物車トータルのもの。外国メーカー乗用車に限れば’96年でも29万9409台と30万台に届いておらず、’17年は新記録となった。当時とはブランド/モデル構成は変わったものの、輸入車ブーム再び、と見ていいだろう。

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乗用車ブランド別ではメルセデス・ベンツが前年比1.2%増の6万8215台と伸び率はやや鈍化しながらも3年連続で首位をキープ。フォルクスワーゲン(VW)が’14年に打ち立てた6万7438台を上回り、輸入乗用車販売記録を塗り替えた。2位BMWは3.9%増と伸び率ではメルセデスを上回ったものの、台数は5万2527台と1万5000台以上も水を開けられている。

 

VWは3年ぶりに前年比プラスとなったが、4万9036台と5万台にも達せず3位に甘んじる。新型ポロが上陸する’18年の奮起に期待したいところだ。続く4位のアウディは0.6%減の2万8336台とやや元気なく、5位にはBMWミニが3.6%増で続いている。ちなみに上位ブランドで伸び率トップは9位ルノーの34.2%増で、年の中盤まで8位プジョーと激しく競い、最終的に後塵を拝する結果となったものの、’18年も伸びが期待できそうだ。

 

そして乗用車の車名別ランキングでは別表の通りミニが’17年に続いて2年連続で首位を獲得。前年比3.6%増の2万5427台は、3万台を超えた最盛期のVWゴルフほどではないものの人気は衰えていないようだ。’17年も新型クロスオーバーの追加に加え、ディーゼル車やエントリーモデルの充実などを図り、ミニの牙城をしっかり守った形だ。

 

ゴルフは、マイナーチェンジ効果が期待していたほどではなかったようだが、わずかに台数を伸ばして2位をキープ。やや行き渡った感はあるものの、特別仕様車の設定などでお買い得感が増すであろう。’18年も伸びを保つのか、興味深いところだ。続く3位と4位にはメルセデス・ベンツが入ってきたが、Eクラスが新型車効果もあって9位からジャンプアップ。ステーションワゴンやクーペの追加が後押しし、上位常連のBMW3シリーズをも上回ったところは特筆できる。さらに10位以下ながらGLCも着々と台数を伸ばしており、一度はベスト20外へ下がったGLAも20位で復帰。各セグメントで手堅く稼ぐこのメルセデスの強さこそが、ブランドトップを維持する原動力となっているのだろう。

 

一方、BMWは3シリーズがやや元気がないものの、5シリーズは新型車効果でベスト20外からいきなり10位へランクイン。台数ではまだEクラスにおよばないものの、デリバリーが安定する’18年は上位へと上がってきそうだ。また、BMWは1シリーズやX1も好調で、まだ新型となって間もないためベスト20には入っていないX3もランクインしてくるはず。加えてニューモデルX2の投入もあり、’18年はBMWの攻勢からも目が離せない。

 

’18年も多くのニューモデル投入が予定される輸入車マーケット。30万台超えを果たした’17年を上回る盛り上がりとなることは間違いないだろう。

 

 

【東京モーターショー2017】「すぐそこにある」最新が揃う堅実さは、まさにフォルクスワーゲンならでは!

出展車両の9台中、実に8台がジャパンプレミアとなるフォルクスワーゲンだが、そのラインナップは実に堅実。売っていない、あるいは売る予定のないクルマは1台も存在せず、唯一近未来的なのはVR(仮想現実)、あるいはAR(拡張現実)を駆使したインタラクティブな展示コーナーぐらいのもの。

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ブースの主役は往年の名車、「タイプ2」のオマージュ的キャラクターのI.D BUZZだが、このコンセプトカーも2022年の市販化がアナウンスされている。

 

 

I.D BUZZ

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20171101_hayashi_LV_04↑2022年の市販化が決定しているフルEVのミニバンで、航続距離は600㎞以上という実用性の高さが魅力。発売時期から察せられる通り、運転支援システムも完全自動運転レベルになるとか。その外観は往年のミニバス「タイプ2」を彷彿とさせる仕上がり

 

すでに商品化されている展示モデルにも見どころは多い。今回の準主役は最近日本でも発売されたアルテオンだが、要注目株はやはり新型ポロと走り好きにはたまらないup! GTIだろう。いずれも2018年にはリリースされる予定だ。

 

 

ポロ

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20171101_hayashi_LV_06↑欧州Bセグメントのベンチマークとして君臨してきたポロの最新バージョン。ゴルフと同じく、MQBと名付けられたフォルクスワーゲン入魂の基本骨格を採用。ボディは先代より大きくなったが車重は逆に軽くなった

 

 

アルテオン

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20171101_hayashi_LV_08↑かつてはパサートCC、後に単にCCと名乗った4ドアクーペの実質的な後継モデル。外観はクーペテイストながら、ワゴンに匹敵する使い勝手を実現している点も魅力のひとつで運転支援システムも充実。日本には280㎰を発揮する2ℓターボ+4WD仕様が導入。価格は5,490,000~5,990,000円

 

 

up! GTI

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20171101_hayashi_LV_10↑フォルクスワーゲンではルポGTI以来となるスモールクラスのスポーツモデル。115㎰と200Nmを発揮する1ℓ3気筒ターボに6速MTを組み合わせ最高速は197㎞/hをマーク。その車重は本国仕様で1トンを切る997㎏

 

 

パサート・ヴァリアントTDI

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‘18年初頭の導入が決定したパサートのディーゼルモデル。搭載するのは2ℓターボで、日本仕様はEGR、尿素SCR、DPFを標準で装備するという。そのキャラクターを思えば、待望の正式導入といえるだろう。↑‘18年初頭の導入が決定したパサートのディーゼルモデル。搭載するのは2ℓターボで、日本仕様はEGR、尿素SCR、DPFを標準で装備するという。そのキャラクターを思えば、待望の正式導入といえるだろう

 

 

eゴルフ

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日本でもすでに受注開始となっているゴルフ初のフルEV。200Vの普通充電とチャデモの急速充電に対応。35.8kWhの総電力量を持つリチウムイオン電池を搭載し、最大の航続距離は301㎞という。モーターの出力とトルクはそれぞれ136㎰と290Nm。価格は4,990,000円。↑日本でもすでに受注開始となっているゴルフ初のフルEV。200Vの普通充電とチャデモの急速充電に対応。35.8kWhの総電力量を持つリチウムイオン電池を搭載し、最大の航続距離は301㎞という。モーターの出力とトルクはそれぞれ136㎰と290Nm。価格は4,990,000円