恐ろしい子ッ…! うちの猫がふとした瞬間に見せた「ホラーな一面」3選!「ホラ女はねこと共に」第4.1話(番外編)

ホラー映画中毒のOL・しおりと、飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載!

 

↑しおりは映画を観てはホラーな妄想ばかり…。そんな彼女を見てジョーンズは呆れていますが、前回は珍しく一緒に興奮しちゃいました…!

 

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今回は夏休みの特別番外編をお送りします! 身の毛もよだつ恐怖の4コマ…になるかな?

 

 

 

 

なんでもかんでもホラーの名シーンで連想してしまう、ホラー狂の変態な性についてのお話でした!

 

最後のネタは80年代の題名作ホラー「シャイニング」でしたね。38年も前の作品になりますが、今年公開された「とある作品」でも実はちょっと出ていたり…? 果たしてどんなドタバタになるでしょうか! 乞うご期待ー!

 

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霧と家の中には、人と猫を惑わすおぞましき「何か」が潜む…!?「ホラ女はねこと共に」第4話

ホラー映画中毒のOL・しおりと、飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載。梅雨でジメ~っとしてなくても、引きこもり率が高そうなしおりですが、霧が立ちこめる夜にぜひ観たい一本があるようです。そんな飼い主を尻目に、ジョーンズがテリトリーに外敵を発見した模様…!?

 

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【今夜の一作】

ミスト(2008年公開)

 

 

アメリカのホラー小説界において孤高の存在である、スティーブン・キング原作による本作。恐怖のピエロが少年少女たちを追い立てる、昨年公開のホラーなジュブナイル「IT」や、とある小説家と偏執的な愛に狂ったファンによるサイコホラー「ミザリー」など、数々のキング作品が映画化されていますが、本作はそのなかでもファン多しの作品です!

 

その魅力とは、キング作品に共通する部分でもありますが、ダイレクトな残酷描写や破壊シーンだけにあらず! しおりもクドいくらいにジョーンズに語っていますが、「人と人との間に起きる心理的な薄気味悪さ」も大きな魅力なのです。実はしおりもミストで本当に大好きなのは、きっとラスト間際の展開なはず…!

 

異形のクリーチャーたちも、直視すると細かな造形がとってもキモくて…(褒め言葉)、ホラー好きがここぞとばかりに見入る凄惨なシーンも繰り広げられます。猫のジョーンズからみると、狩るべき獲物がピュンピュン飛んでる…って感じのようですが、映画本編ではなかなかグロイので覚悟のほどを! 人間の暗い部分を見たときの「ゾクッ…」という寒気と、強烈な残酷描写みた時の「ヒィッ!!」と叫んでしまいそうな恐怖。2種類の感情をふんだんに楽しめる「ミスト」は、もちろんブルーレイ&DVDが発売中ですのでみなさんもぜひご覧ください!

 

■監督:フランク・ダラボン
■脚本:フランク・ダラボン
■出演:トーマス・ジェイソン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン、トビー・ジョーンズ
■発売元:ブロードメディア・スタジオ
■販売元:ポニーキャニオン

(c) 2007 The Weinstein Company,LLC. All rights reserved.

 

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愛猫と密室で縛られ興奮…! ホラー女子の酷すぎお部屋事情「ホラ女はねこと共に」第3話

ホラー映画中毒のOL・しおりと、飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載。今回は、「ソリッド・シチュエーション・スリラー」なんてかっこよすぎる代名詞の超人気シリーズと共に、ホラー映画好きのおぞましい「お部屋事情」にも言及したいと思います…。

 

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【今夜の一作】
SAW(2004年公開)

 

 

シリーズ屈指の名場面でもあるゴードン医師の「ちょんぱ」シーンが入った初代…。かなり衝撃的なシーンゆえに、しおりもついついゴードン化してしまいました(?) ホラー耐性のない方からすると、「うげ~~!」とひかれてしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください! SAWの魅力はただの残酷描写、陰惨な処刑シーンだけではないのです!

 

のちに続くシリーズにてお話が続いていきますので、多くのネタバレは控えますが、特に初代はサスペンス作品としても秀逸な映画となっています。物語冒頭から、意味もわからず緊縛されているゴードン医師とアダム(カメラマンです)ですが、物語が進むにつれて判明していく二人の意外な関係性。果ては彼らに近しい人物たちまでもがジグソウが仕組んだゲームに組み込まれていくことが明らかになっていきます。心理的、肉体的に追い詰められていくストーリー展開と、畳み掛けるように謎が解かれていく快感は、多くの人が興奮できること間違いなしです! そういったゲーム的、サスペンス的楽しさもあるのがSAWの大きな魅力なのです。

 

でも、やっぱり殺人鬼・ジグソウの凄惨すぎる肉体的、心理的拷問こそ見どころなんですよね…! 狩りの罠として有名な「トラバサミ」を応用して、人の顎を引き裂く拷問装置を作ったり相当イカれてるのですが、そんなジグソウが巻き起こす恐怖こそがやっぱり肝! 少しでも興味を抱いた人は、DVD/ブルーレイが昨年から「おトク値!」シリーズとして、価格が1944円/2700円(DVD/ブルーレイ)で発売中なのでぜひ観てみてください!

 

ちなみに6月13日には、最新作「ジグソウ:ソウ・レガシー」のDVD/ブルーレイも発売しますよー!! 最新作から入るなんて思い切った決断もありかもしれません…!!

 

■監督:ジェームズ・ワン
■脚本:リー・ワネル
■出演:ケイリー・エルウェス、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター、リー・ワネル

■発売元:アスミック・エース

■販売元:ポニー・キャニオン

© 2004 Saw Productions, Inc.

 

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「13日の金曜日」を飼い主と観た猫に惨劇が…!?「ホラ女はねこと共に」第2話

ホラー映画中毒のOL・しおりと、その飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載。前回、宇宙で暴れまわる「黒いやつ」の映画になんだかんだ感謝したジョーンズでしたが、「特別な金曜日」である今宵、彼にさらなる恐怖が訪れそう…!?

 

第1話はこちら

 

 

 

 

 

 

【今夜の一作】
13日の金曜日(1980年公開)

1957年の、とある13日の金曜日…。ニュージャージーのキャンプ場で、少年が1人溺れて行方不明になるという悲しき事件が起こる。はい、それがのちに伝説となるホラー界きっての殺人鬼「ジェイソン」なワケですが、実は第1作ではジェイソンはほとんど出てきません! 作中では、ジェイソン失踪事件のあった27年後、1980年に同じキャンプ場で次々と若者たちが襲われるわけですが、犯人が誰かわからない、かなりサスペンス色の強い構成になっています。

 

しおりが無反応だったラブシーンの連続にも実はワケがあります。「ラブシーン=死」というくらいセットで惨殺シーンが描かれますが、実は少年ジェイソンの事件のきっかけと、作中の真犯人が殺しを行う動機にラブシーンが密接に関係しているんです。真犯人であるジェイソンの●●(自主規制)、かなりイチャつくカップルを恨んでます!

 

というわけで、マスクを付けたジェイソンは出ませんというのが、第1作目「13日の金曜日」に隠された真実でございました。しかし、今ではなかなか拝めない直接的な殺人描写も観られる…ので、ぜひとも今宵ご覧ください!! ブルーレイ(価格:2571円)、DVD特別版(価格:1543円)ともに発売中。

 

■監督:ショーン・S・カニンガム
■脚本:ヴィクター・ミラー
■出演:ベッツィ・パーマー、エイドリアン・キング、ハリー・クロスビー、ケヴィン・ベーコン、アリ・レーマン
■配給:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
Friday the 13th is a trademark of New Line Productions, Inc. (c) 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 

第1話はこちら

俺の知ってる人魚じゃない! リアルな“魚感”がエログロいホラーが上陸

海から陸へ上がった麗しい人魚の姉妹。街で人気のナイトクラブで美声を披露した彼女たちは、瞬く間にスターとなる。初めての舞台、初めてのタバコ、初めての恋。たくさんの“初めて”を経験しながら、少女から大人へと変わっていく――。

 

ポーランド発のファンタジー・ホラー映画『ゆれる人魚』。「人魚姫」をモチーフにした斬新な切り口と独特の映像美、美しくも奇妙なストーリーは、世界の映画祭で絶賛されました。メガホンをとったのは、これが長編デビューとなるアグニェシュカ・スモチンスカ監督で、このたび日本での公開を機に来日。作品を通して、ファンタジーとリアリティ、エロティックとグロテスクの共通点、少女の成長とホラージャンルの親和性について、語っていただきました。

 

また後半では、女性に見て欲しいホラー映画の名作を5本、紹介しているのでお見逃しなく!

↑今作で初めてメガホンを握ったアグニェシュカ・スモチンスカ監督

 

アグニェシュカ監督(以下、アグニェシュカ):この映画の舞台は、1980年代風ワルシャワのナイトクラブです。私は’78年生まれなので、当時はまだ子どもだったのですが、とても印象的な時代でした。劇中に出てくるようなダンシング・レストランを母が経営していまして、子どもの私は、いつもそこで過ごしていました。
きらびやかな衣装を身にまとったダンサーやミュージシャンたちのパフォーマンスを間近で眺め、客席にはさまざまな階層の人が来ていました。彼らはお酒とタバコ、料理を楽しみながら音楽を聴き、エロティックなダンスを鑑賞して、非常に独特な雰囲気に充ちていました。

 

――映画のなかでもクラブのシーンは魅力的ですね。エネルギッシュで猥雑で、洗練されたムードもあって、子どもの目に映る“大人の世界”そのもののような感じがしました。

 

アグニェシュカ:私だけでなくスタッフの多くが70年代後半生まれなので、この世代にとっての80年代のイメージがそれなのでしょうね。もともとは音楽を担当しているヴロンスキ姉妹――彼女たちは現在ポーランドで大人気のバンド“バラデ・イ・ロマンセ”のメンバーなのですが――の伝記映画として作る予定でした。彼女たちのご両親もミュージシャンで、ダンシング・レストランで演奏をしていて、よく仕事場へ連れていかれていたそうです。私と同じですね。ですが、映画化を進めるうち、妹さんの方が『あからさまに私たちの伝記として作られるのはちょっと……』と正直な気持ちを語ってくださって、それで脚本家と一緒に内容を練り直したんです。

↑人いきれと毒々しい色にまみれたナイトクラブのシーン。独特の世界に幻惑される

 

――そこからなぜ人魚の話になったのでしょうか?

 

アグニェシュカ:脚本家のロベルト・ボレストのアイデアでした。「ふたりの少女を主人公にする代わりに、ふたりの人魚を主人公にした物語にしよう」と。この案には彼女たちも賛成してくれて、私も大いに刺激されました。人魚というモチーフに色々な意味を込めることができるからです。

 

――では、本作における人魚とはどのような存在ですか?

 

アグニェシュカ:アンデルセンの「人魚姫」に代表されるように、一般的な人魚のイメージというのは、美しくて儚いものですよね。ですが私たちは、人魚の中の獣の部分も盛り込もうと考えました。半分は人間の女性だけど、もう半分はクリーチャー。それは外見だけでなく中身もそうで、人魚にとって人間の男性は餌であり、彼女たちは捕食者なのです。
そして人魚とは、まだ大人へと成熟していない少女のメタファーでもあると考えました。初めての恋やセックス、様々な体験に怯えと期待を感じ、変化していく自分に戸惑う思春期の少女。大人と子どもの端境期で混乱する少女の心情を描くのに、人魚はぴったりだと思いました。

↑今作のメインビジュアル。薄汚れたバスルームで人魚が横たわる

 

――たしかに人魚姉妹のビジュアルには、ギョッとするものがありました。上半身は美しい人間の女性なのに下半身はリアルな魚体型で、歯も鋭くてときおり牙のように変化します。

 

アグニェシュカ:ストーリーにファンタジックなところがある分、ビジュアル面ではリアルに作り込もうと決めました。尾びれやウロコもきちんと見せて、歯はピラニアを意識しました。見ようによってはグロテスクですが、奇妙なエロスも生まれていると思います。

↑姉のシルバーと妹のゴールデン。ある日、街のナイトクラブに姿を現す

 

↑バスタブで重い沈むゴールデン。よそゆきの表情を脱ぎ捨てたとき、歯は鋭くピラニアのように尖る

 

――おっしゃるとおり、グロテスクとエロティックのバランスが絶妙です。本国での反応はいかがでしたか?

 

アグニェシュカ:実は配給会社からは、あまりグロテスクにはしないでほしい、と釘を刺されたのです。というのも、ポーランドではホラー映画の伝統というものがなくて。観客の間でも、ホラーに対する免疫というか親しみがほとんどないのです。ですから、資金を提供する会社側からしたら、あまりグロテスクな部分を強調してほしくなかったのでしょう。残酷なシーンを含めたファーストカットをお見せしたところ、「そこは削ってください」と言われてしまいました。おもしろいことに、セックス場面に関しては何も言われなかったのに(笑)。でも、その要求にはノー! と答えました。グロテスクな部分は絶対に外せなかったのです。

 

――それはなぜですか?

 

アグニェシュカ:結果論になるのですが、この映画が世界各国の映画祭で評価をされた理由は、人魚の美しい面ばかりでなくダークサイドも描いているからだったのではないでしょうか。恐怖と詩情、リアリズムとファンタジー、エロティックとグロテスク。これらの対極的な要素が混ざりあっているからこそ、独特の魅力が生まれているように思えるのです。ですので、配給会社とはけっこうなバトルをして(笑)、最終的には理解していただきました。
観客の反応ですが、予想どおりホラーが苦手な方たちからは「ショッキングだった」という声が上がりました。アメリカなどでは全く大丈夫でしたが。

 

――演出する上で、どんなところが難しかったですか?

 

アグニェシュカ:ホラーとファンタジー、エロス、暴力、さらにはミュージカルなど、いろいろなジャンルが混ざりあっているので、それらのバランスをとることが大変でした。
一番難しかったのは、ミュージカルの場面から一転して、バンドメンバー全員でテレビのニュースを観はじめるところでした。殺人事件が起きて、ふたりの人魚のうちどちらかが犯人なんじゃないか? と疑いあう展開になるのですが、各人物の目線が交錯して心理ドラマの緊迫感を醸しつつ、次の瞬間にはホラータッチになるのです。トーンがどんどん変わっていく中でいかにバランスをとるか。言い換えると、この映画独自のリズム、テンポを確立するまでに時間がかかりました。
ただ、どんなにリハーサルを重ねるよりも直感に従って撮ったテイクが一番いいということに気づいてからは、コツが掴めていきましたね。

↑シルバーとゴールデンの人魚姉妹は、ときに2本の脚で立ち、ときに尾びれで横たわりながらショーを繰り広げ、ナイトクラブで人気を博す

 

――人魚を演じた女優たちは、どのようにして見つけたのでしょうか?

 

アグニェシュカ:キャスティングには一年かけて、全部で2000人くらいの女優と会いました。まず決まったのは、姉人魚シルバー役のマルタ・マズレクです。彼女は柔和で、感受性が豊かでありながら野性的な部分もあり、人間の男と恋に落ちてしまうシルバーにぴったりでした。
次に妹ゴールデン役を任せられる女優を探したのですが、候補者を17人にまで絞り、その方たちとワークショップをやったのです。“人魚の歩き方”といった課題を出したり、ずっと水の中にいた人魚が初めて陸地に上がったとき、どんな気持ちになるかを尋ねたり。身体の動きだけでなく内面にも迫る課題をたくさん与えて、参加者には難しかったと思います。そして何より大切なのは、姉妹の間のケミストリーを表現できる女優であること。最終的にミハリーナ・オルシャンスカに決まり、このワークショップでの経験を活かして彼女はみごとな人魚像を表現してくれました。

 

――ミュージカルになる場面がいくつかありますが、それぞれに違う演出が施されていますね。

 

アグニェシュカ:これは、振付担当のカヤ・コロジェイチェクさんのおかげです。クラシックバレエからアメリカのミュージカル映画、ビョークのPV、ピナ・バウシュなど、参考になりそうなダンスナンバーをたくさん探してくれました。エモーションの詰まった集団でのダンスと、ひとりだけで踊る場面の描き分けに悩みました。そしてこのようにしたのです。
みんなで踊るシーンは、その中心にいる人物の動きはシンプルで自然な感じにすること。ひとりで踊るシーンは、周囲にいる人たちを静止させること。例を挙げると前半で、お腹の空いたゴールデンが全裸で室内を歩きまわりながら歌う場面。周りの人間たちがフリーズしている中、彼女だけが動いています。あれは彼女の獣性の目覚めを意味しています。
群舞であれ、ソロであれ、それぞれのキャラクターの心情を表す曲にふさわしいダンスとなるよう意識したので、場面ごとに異なる踊り方になったのかもしれませんね。

↑打って変わって、悪魔のようなメイクで歌唱するシルバーとゴールデン。襲い掛かるような群舞が強烈

 

――絵画のように美しい、あるいはおぞましい場面がたくさんあります。特に気に入っているシーンはどれでしょうか?

 

アグニェシュカ:難しい質問(笑)。ひとつだけ選ぶとすれば、この作品の核となる、シルバーに関するとある場面で、裸になって横たわる彼女を真上から映しているところです。視覚的にも美しく、残酷で、映画の主題そのものを表しているシーンでもあり、我ながらいい映像になっていると思います。読者のみなさんも、ぜひご覧になって探してみてください。

 

――本作は陸に上がった人魚姉妹の冒険物語であると同時に、少女の普遍的な成長を描いてもいます。女の子の成長を描く上で、ホラーというジャンルは相性がいいのでしょうか?

 

アグニェシュカ:思春期というのは人生の中でとてもエモーショナルな時期であり、恐ろしいものでもありますよね。これまでの自分ではなくなり、違う自分へと変わっていく。身体も心も変化して不安になります。例えるなら、大きなパレットの上でいろんな感情を混ぜこぜにするようなもの。そうして予想外の、自分でもぎょっとするような色彩が生まれたりもする。
この映画では、人間世界に足を踏み入れた人魚たちがさまざまなできごとに遭遇して、それによって変わってしまい混乱する感情を、グロテスクに、ファンタジックに、リリカルに、そしてリアルに描きたかったのです。
それで結果的に、彼女たちと同じ若い世代の女性にとっては真に迫る内容となっているのかもしれません。人間であれ人魚であれ、大人になるって簡単なことじゃないですものね(笑)

 

【作品情報】
『ゆれる人魚』
監督=アグニェシュカ・スモチンスカ
脚本=ロベルト・ボレスト
衣装=カタジーナ・レヴィンスカ
撮影監督=クバ・キヨフスキ
ペインティング=アレクサンドラ・ヴァリシェツカ
振付=カヤ・コロジェイチェク
作詞・作曲=ズザンナ・ヴロンスカ&バルバラ・ヴロンスカ

公開中
http://www.yureru-ningyo.jp/

 

部屋でじっくり。女性におすすめのホラー映画5選

 

「ぼくのエリ 200歳の少女」

母親と暮らす12歳の少年オスカーは、神秘的な魅力を持つ“少女”エリと出会う。その頃、周囲では残忍な殺人事件が発生していた――。孤独な男の子と吸血鬼の女の子の微笑ましい初恋物語……というムードをとりつつ、エリの秘密(吸血鬼であるだけに非ず!)が明らかになるところから、ストーリーの持つ意味あいが変わっていきます。子ども時代特有のイノセンスと残酷が絶妙にブレンドされて、ブロンドのオスカーと黒髪のエリの組みあわせはビジュアル的にも、とってもキュート! ラストシーンでの彼らの選択には胸が締めつけられます。

 

「箪笥―たんす―」

長期入院から退院し、郊外の一軒家に帰ってきたスミとスヨンの姉妹。継母ウンジュは笑顔で迎え、父のムヒョンを中心に四人での新生活が始まるが――。韓国の古典怪談「薔花紅蓮伝」を現代風にアレンジ。いたいけな姉妹が意地悪な継母に苛められるという、一昔前の少女マンガのようなストーリーラインながら、映像はどこまでもスタイリッシュ。あどけない姉妹、美しすぎる継母、ロマンスグレーの父親と、フォトジェニックな登場人物たちが神経戦のようなやり取りを繰り広げ、やがて崩壊していく姿をおぞましくも耽美的に描いています。

 

「ジェニファーズ・ボディ」

高校一の美少女ジェニファーと、内気なニーディは親友同士。悪魔に取り憑かれたジェニファーは男子生徒を次々と襲い、ニーディのBFまで毒牙にかけようとする――。学園ホラー映画のスタイルを踏まえた上で、スクールカーストや女子特有のフレネミーな友人関係(フレンズとエネミーを併せた造語)などティーンの生態があまりにリアル、かつ切実。ビッチキャラを通すことで居場所を確立しているジェニファーと、イケてないけど自然体でいようとしているニーディ。かる~いB級ホラーながら、少女たちの内面描写は意外(?)と深いのです。

 

「リパルジョン/反撥」

姉とふたり暮らしの内気なキャロル。姉の恋人が毎晩現れては愛しあう物音を壁越しに聞かされて、次第に神経がすり減っていく――。巨匠ロマン・ポランスキー監督が、少女の内に潜むセックスへの恐怖と憧れをモノクロームの映像で描くサイコスリラーの傑作! フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴが21歳のときに出演し、繊細なヒロインが狂気に呑み込まれていく姿を被虐美たっぷりに熱演します。ウサギの丸焼き、伸び続けるジャガイモの芽、壁に入る亀裂……彼女の視点にカメラも同化して、画面に映る何もかもが不気味になっていくのです。

 

「フランケンシュタイン」

生命の創造という夢に取り憑かれたフランケンシュタイン博士は、世にも醜いモンスターを作り上げる。その容貌ゆえに迫害されるモンスターは人々を殺めていく――。「ドラキュラ」と並ぶホラーの古典として何度も映画化されてきた「フランケンシュタイン」の記念すべき第1作目。ボリス・カーロフ扮するモンスターの造型は、あまりに有名、あまりに強烈! 顔は怖いけど心は純粋なモンスターが、幼い少女と遊ぶうちにその子を死なせてしまう場面は、今見てもショッキングです。『シザーハンズ』の原型とも言える、切ない系ホラーの原点です。

 

取材・文=皆川ちか

 

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「誰がなんと言おうと最高に面白い!」 ゾンビコメディ「バタリアン」に捧げられる熱狂的絶賛の声!!

現代では見たい映画やアニメなどをレンタルするのではなく、動画配信サイトで見ることが主流になってきている。しかし、どの動画サイトに何が配信されているかを調べるのは意外と手間がかかるもの。そこでこの記事では、最近配信を開始した注目作品と掲載サイトを紹介!

 

出典画像:U-NEXT (ユーネクスト) 公式サイトより出典画像:U-NEXT (ユーネクスト) 公式サイトより

 

今回紹介するのは、……「バタリアン」

 

出典画像:Amazon より出典画像:Amazon より

 

U-NEXTで配信が始まった映画「バタリアン」は、1980年代に日本でも大きな話題を呼んだホラーコメディ。ジョージ・A・ロメロ監督が手がけた映画「ゾンビ」にオマージュを捧げつつ、ゾンビ映画の独自路線を切り開く斬新な作品となった。

 

1969年、軍人病院で薬品事故が発生したために死体が蘇生する事態が発生。蘇った死体=ゾンビは長年にわたって極秘保管された。ところが、ゾンビを保管する薬品庫で働くフランクらの行動が原因でゾンビが覚醒。謎のガスが充満して庫内の死体まで蘇ってしまう。さらに、煙突から排出されたガスは雨となって降り注ぎ、近隣墓地から次々とゾンビが誕生。食欲願望のままに街をさまよい始める──。

 

ストーリーを聞くと“B級ホラー”感にあふれたプロットだが、批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家からの支持率が91%と意外な高評価を受けている。1986年の日本公開時には、全身ドロドロの“タールマン”や上半身だけでしゃべり続ける女ゾンビ“オバンバ”など個性派ゾンビが話題に。同作は当時流行した“オバタリアン”という造語の語源としても有名になった。

 

同作で監督デビューを果たしたダン・オバノンは、SFホラー映画「エイリアン」の原案・脚本家としても知られている。エイリアンを創造したオバノンは、“頭を破壊しても死なないゾンビ”といった独自のスタイルを追及。終末モノに相応しい衝撃的なエンディングを用意するなど、存分に観客を驚かせている。

 

30年以上も前の作品ながら、現在もホラーファンなどから高い支持を受けている同作。ネット上では「ダサいところがカッコいい映画!」「ツッコミどころ満載すぎるwww」「誰がなんと言おうとバタリアンは最高に面白いぞ!」「初めて観たとき本当に衝撃的だった思い出の作品です」「映画愛に溢れた傑作!!」と賛辞が贈られている。

 

もしもホラー耐性があるなら、度胸試しのつもりで鑑賞してみては?

 

●U-NEXT(ユーネクスト)で2月27日より配信を開始したおもなラインナップ。
(最新作品情報は「JustWatch」を参照)

 

■ドラマ/アニメ 最新エピソード
・「オーバーロードⅡ」第7話
・「グランクレスト戦記」シーズン1 第8話
・「ゆるキャン△」シーズン1 第8話
・「99.9-刑事専門弁護士- SEASON Ⅱ」第6話 … etc.

 

■映画/その他
・「バタリアン」
・「少女椿」
・「365日のシンプルライフ」
・「アンナプルナ南壁 7400mの男たち」

「誰がなんと言おうと最高に面白い!」 ゾンビコメディ「バタリアン」に捧げられる熱狂的絶賛の声!!

現代では見たい映画やアニメなどをレンタルするのではなく、動画配信サイトで見ることが主流になってきている。しかし、どの動画サイトに何が配信されているかを調べるのは意外と手間がかかるもの。そこでこの記事では、最近配信を開始した注目作品と掲載サイトを紹介!

 

出典画像:U-NEXT (ユーネクスト) 公式サイトより出典画像:U-NEXT (ユーネクスト) 公式サイトより

 

今回紹介するのは、……「バタリアン」

 

出典画像:Amazon より出典画像:Amazon より

 

U-NEXTで配信が始まった映画「バタリアン」は、1980年代に日本でも大きな話題を呼んだホラーコメディ。ジョージ・A・ロメロ監督が手がけた映画「ゾンビ」にオマージュを捧げつつ、ゾンビ映画の独自路線を切り開く斬新な作品となった。

 

1969年、軍人病院で薬品事故が発生したために死体が蘇生する事態が発生。蘇った死体=ゾンビは長年にわたって極秘保管された。ところが、ゾンビを保管する薬品庫で働くフランクらの行動が原因でゾンビが覚醒。謎のガスが充満して庫内の死体まで蘇ってしまう。さらに、煙突から排出されたガスは雨となって降り注ぎ、近隣墓地から次々とゾンビが誕生。食欲願望のままに街をさまよい始める──。

 

ストーリーを聞くと“B級ホラー”感にあふれたプロットだが、批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家からの支持率が91%と意外な高評価を受けている。1986年の日本公開時には、全身ドロドロの“タールマン”や上半身だけでしゃべり続ける女ゾンビ“オバンバ”など個性派ゾンビが話題に。同作は当時流行した“オバタリアン”という造語の語源としても有名になった。

 

同作で監督デビューを果たしたダン・オバノンは、SFホラー映画「エイリアン」の原案・脚本家としても知られている。エイリアンを創造したオバノンは、“頭を破壊しても死なないゾンビ”といった独自のスタイルを追及。終末モノに相応しい衝撃的なエンディングを用意するなど、存分に観客を驚かせている。

 

30年以上も前の作品ながら、現在もホラーファンなどから高い支持を受けている同作。ネット上では「ダサいところがカッコいい映画!」「ツッコミどころ満載すぎるwww」「誰がなんと言おうとバタリアンは最高に面白いぞ!」「初めて観たとき本当に衝撃的だった思い出の作品です」「映画愛に溢れた傑作!!」と賛辞が贈られている。

 

もしもホラー耐性があるなら、度胸試しのつもりで鑑賞してみては?

 

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(最新作品情報は「JustWatch」を参照)

 

■ドラマ/アニメ 最新エピソード
・「オーバーロードⅡ」第7話
・「グランクレスト戦記」シーズン1 第8話
・「ゆるキャン△」シーズン1 第8話
・「99.9-刑事専門弁護士- SEASON Ⅱ」第6話 … etc.

 

■映画/その他
・「バタリアン」
・「少女椿」
・「365日のシンプルライフ」
・「アンナプルナ南壁 7400mの男たち」

あの伝説的ポスターの 映画「シャイニング」が動画配信開始! 自宅で身も凍るホラー体験を!!

現代では見たい映画やアニメなどをレンタルするのではなく、動画配信サイトで見ることが主流になってきている。しかし、どの動画サイトに何が配信されているかを調べるのは意外と手間がかかるもの。そこでこの記事では、最近配信を開始した注目作品と掲載サイトを紹介!

出典画像:U-NEXT (ユーネクスト) 公式サイトより出典画像:U-NEXT (ユーネクスト) 公式サイトより

 

今回紹介するのは、……「シャイニング

 

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

U-NEXTで配信が始まった映画「シャイニング」は、ホラー小説界の帝王スティーヴン・キングの同名小説が原作。雪山のホテルを舞台に、徐々に精神が崩壊していく男とその狂気にさらされる妻子の恐怖を描いている。

 

同作の主人公・ジャックは冬のあいだ雪に閉ざされる「オーバールック・ホテル」の管理人として、妻子を連れて現地へと向かう。過去に管理人が家族を惨殺する事件が起きたというオーバールック・ホテルで、息子のダニーが幻覚を見るようになる。ジャックの周囲でも次々と奇怪な現象が起き、徐々に精神を蝕まれていった彼はやがて家族をも追い込んでいく─。

 

監督を務めたのは「時計じかけのオレンジ」や「フルメタル・ジャケット」で知られるスタンリー・キューブリック。廊下に佇む双子の幻覚などこだわりぬいたホラー描写で観客を震え上がらせたが、原作の改変を理由にキングが激怒したというエピソードも有名になっている。また、主演のジャック・ニコルソンの鬼気迫る演技への高評価も続出。斧で扉を突き破って顔をのぞかせるシーンはポスターデザインに採用されるなど話題を呼び、オマージュやパロディなど後世に影響を与え続けている。

 

“ホラー映画ランキング”の常連作品だけあって、配信後に再観賞した映画ファンも多い様子。ネット上には「キューブリックのこだわりがつまった唯一無二のホラー!」「ジャック・ニコルソンの怪演は本当にゾクゾクするね」「ホラー苦手なのに食い入るように見ちゃった」「ホラー作品としてだけじゃなくて、映画としてトップクラスに面白い!!」「カメラワークとか美術とか、息をするのも忘れるような緊迫感が凄い」と絶賛の声が並んだ。

 

同作は製作から38年が経過しているものの、原作の続編小説「ドクター・スリープ」の映画化が先日発表されたばかり。改めて話題を集めているモダン・ホラーの金字塔を、じっくりと堪能してほしい。

 

●U-NEXT(ユーネクスト)で2月18日より配信を開始したおもなラインナップ。
(最新作品情報は「JustWatch」を参照)

 

ドラマ/アニメ 最新エピソード
・「ポプテピピック」シーズン1 第7話

 

映画/その他
・「シャイニング」
・「アトミック・ブロンド」

「クロエちゃんがおどろおどろしい…」、『キャリー』再映画化でクロエ・グレース・モレッツが血まみれに!

現代では見たい映画やアニメなどをレンタルするのではなく、動画配信サイトで見ることが主流になってきている。しかし、どの動画サイトに何が配信されているかを調べるのは意外と手間がかかるもの。そこでこの記事では、最近配信を開始した注目作品と掲載サイトを紹介!

出典画像:U-NEXT(ユーネクスト)公式サイトより 出典画像:U-NEXT(ユーネクスト)公式サイトより

 

今回紹介するのは、……「キャリー

 

出典画像:Amazon より 出典画像:Amazon より

 

U-NEXTで配信が始まった2013年公開の映画「キャリー」は、アメリカ小説界の大御所スティーヴン・キングの同名小説を原作にしたホラー作品。原作小説の映画化は1976年にブライアン・デ・パルマ監督も挑んでおり、主演のシシー・スペイセクの名を広めたことでも知られている。

 

主人公のキャリーは、学校で同級生から笑いものにされる内気で地味な女子高生。さらに、家庭では狂信的な母親に監視される日々を送っていた。そんなキャリーが、人気者の男子学生からプロムパーティーの誘いを受けることに。母親の反対を押し切ってパーティーに向かったキャリーだったが、パーティー会場でも凄惨ないじめを受けてしまう。その結果、キャリーが隠していた念動力を発動。パーティー会場で大惨事を引き起こしてしまう……。

 

「ミスト」や「IT イット “それ”が見えたら終わり」など有名ホラー映画の原作を手がけるキング作品とあって、血まみれ描写が満載となった同作。監督は「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアースが務め、女性監督らしい感性でキャリーの青春面も描き上げた。キャリー役には「キック・アス」のヒットガールとして知られているクロエ・グレース・モレッツ。キャリーに過干渉する母親を、アカデミー賞受賞女優のジュリアン・ムーアが熱演している。

 

名作ホラーのリメイクとあって、映画ファンの関心が高かった同作。ネット上には「ピュアさ、恐ろしさ、儚さといろいろ詰まった作品」「超能力も怖いけど、いじめっこの人間性の方が怖いと思えた作品」「心霊的な怖さじゃなくて、人の怖さがよく出てたね」「血まみれのクロエちゃんがおどろおどろしい…」「最初から最後まで切なくて悲しい物語だった」といった称賛の声が並んでいた。

 

キングの往年の名作小説を、再び現代に蘇らせた同作。各キャラクターの内面性も含めて、じっくりとホラー描写を堪能してほしい。

 

●U-NEXT(ユーネクスト)で2月14日より配信を開始したおもなラインナップ。
(最新作品情報は「JustWatch」を参照)

 

■ドラマ/アニメ 最新エピソード
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■映画/その他
・「キャリー」
・「ピーター・パン」
・「ワン・ダイレクション THIS IS US」