ライカSL用の広角ズームレンズ「ライカ スーパー・バリオ・エルマーSL f3.5-4.5/16-35mm ASPH.」

ライカカメラが、フルサイズミラーレスカメラ「ライカ SL」用の広角ズームレンズ「ライカ スーパー・バリオ・エルマーSL f3.5-4.5/16-35mm ASPH.」を発表した。日本国内の発売日は2018年5月予定、価格は777,600円(税込)。

「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8-4/24-90mm ASPH.」「ライカ アポ・バリオ・エルマリートSL f2.8-4/90-280mm ASPH.」に続く3本目のライカSL用ズームレンズ。堅牢性に優れ、アウトドアでの過酷な状況下を含めた幅広い撮影シーンで活用できる。

 

■光学性能
非球面レンズや異常部分分散ガラスを採用し、諸収差を補正。また、マウント形状の改良とレンズ表面のコーティングにより、フレアやゴーストを防止。絞り開放からズーム全域で卓越した描写性能を発揮する。

 

■AF性能
AF駆動にはステッピングモーターを採用。ほぼ無音の高速オートフォーカスを実現する。

 

ライカSL装着時。本レンズの発売に合わせてライカSLのファームウェア Version 3.2も公開予定

 

■主な仕様

マウント ライカLバヨネットマウント(35mmフルサイズ) ●焦点距離 16〜35mm ●レンズ構成 12群18枚(非球面レンズ2枚) ●画角(対角線/水平/垂直) [16mm時]105.6°/ 95.3°/ 72° [24mm時]84.7°/ 74.4°/ 53.7° [35mm時]64.6°/ 55.5°/ 38.7° ●開放絞り [16mm時]F3.5 [35mm時]F4.5  ●最小絞り F22  ●最短撮影距離 25cm  ●最大撮影倍率 [16mm時]1:7.7 [35mm時]1:3.7  ●フィルターサイズ E82  ●サイズ(最大径×長さ) φ88×123mm ●質量 990g

究極の「完全防水バックパック」だ! 温度と湿度をモニタリングしてカビにとどめを刺す「Inrigo」

便利なデバイスがどんどん登場し、誰しもカバンのなかに最低1つはタブレットやカメラ、ラップトップコンピュータなどが入っているのが普通になりました。それに合わせて完全防水のリュックへのニーズも高まり、たくさんの製品が市場に出されてきました。

 

そんななかKickstarterで開発資金を募り始めたのが、「雨に打たれて川を渡るような熱帯雨林の移動でも安心な完全防水スマートバックパック」の「Inrigo」です。

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Inrigoが他の完全防水リュックと大きく違うのはスマートフォンとBluetoothで接続できる点です。カバンのなかの湿度と温度をモニタリングして、カバンの外側のディスプレイに常時表示。設定した湿度や温度を越えたり下回ったりするとスマホに通知してくれる仕組みです。

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精密な機械にとっては湿度や温度は最大の敵。特にカメラのレンズにはカビが生えてしまう危険性があり写真家は細心の注意を払っています。防水リュックはデザイン上熱や湿気がこもってしまいがちですので、カメラやレンズを守るための機能のせいでレンズがダメになってしまうという皮肉な事態もあり得るわけです。

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そうかと言って乾燥しすぎてもゴム部分の劣化などにつながるので、「最適な湿度・温度域をキープ」することが大事になります。Inrigoのスマホ通知機能があれば、高温多湿な地域で撮影に熱中していてもアプリを通して気づかせてくれるので、ありがたいですよね。

 

Bluetoothで通知してくれるのは湿度と温度だけではありません。本製品から一定の距離以上離れたときもスマホに通知が送られます。なので、被写体を追いかけているうちにカバンを置き忘れるという失敗も未然に防止。撮影中でなくても高価な機材が入っているカバンのモニタリングという意味でも安心です。

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内部に入れるカメラケースも付いた「ProPak」は約2万円(日本への発送料は約3900円)で乾燥剤200グラムが2つ付いてきます。自分がすでに使っているカメラケースをカバンに入れたいという人向けの「LitePak」は通常約1万7600円(日本への発送料は約2200円)となっています(どちらも2018年5月の配送予定)。

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もちろんスマートなだけがセールスポイントではありません。カメラ2台、レンズ5つを収納できる35リットル容量のカバンとなるとかなりの重量になりますが、腰の部分をしっかりと巻いてくれるランバーサポート・ストラップで重い機材の腰への負担を軽減してくれます。カバンの外側にはフックとして使えるストラップがついているのでドローンや寝袋、三脚などを取り付けるのも簡単です。

 

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そして、完全防水(保護等級はIP78であり、継続的に水のなかに沈んでも内部に浸水しません)でありながらパッと開くことができるジッパー構造も非常に魅力的です。防水バッグというと、二つ折りにしてフタを付けるという複雑なデザインのために開閉が面倒なものも多いですが、Inrigoの場合はそれがありません。一番上を全開にできて簡単に中身を取り出すことができるため、シャッターチャンスを逃すこともなさそうです。

 

さらに空気をなかに送りこむためのバルブもついています。ポンプを使ってカバンを膨らませておくことで、予想外の衝撃からカメラを守ってくれます。これは賢いデザインですよね。

 

Kickstarterでは目標金額の144万円を上回る資金を獲得。従来の防水リュックを越えるInrigoは高い期待を集めながら、多くのバッカーに届きます。

キヤノンの新TS-Eレンズ3本が12/22発売に決定

アオリ撮影が可能なキヤノンのTS-Eレンズ3本「TS-E50mm F2.8L マクロ」「TS-E90mm F2.8L マクロ」「TS-E135mm F4L マクロ」が、2017年12月22日(金)発売に決定した。3本とも、希望小売価格は315,000円(税別)。

左から「TS-E50mm F2.8L マクロ」「TS-E90mm F2.8L マクロ」「TS-E135mm F4L マクロ」。3本とも最大撮影倍率は0.5倍で、マクロ撮影が可能。左から「TS-E50mm F2.8L マクロ」「TS-E90mm F2.8L マクロ」「TS-E135mm F4L マクロ」。3本とも最大撮影倍率は0.5倍で、マクロ撮影が可能。

 

レンズの光軸を傾けるティルト機能と、レンズの光軸を平行に移動させるシフト機能により光軸と撮像面の関係を変化させ、フォーカス面の傾きや遠近感を調整するアオリ撮影が可能なTS-Eレンズシリーズ。「TS-E50mm F2.8L マクロ」と「TS-E90mm F2.8L マクロ」は、1991年4月に発売された従来機種から約26年ぶりにリニューアル。新たに「TS-E135mm F4L マクロ」がラインナップに加わった。

 

 

製品の詳細はこちら。

開放F1.25の明るいライカMレンズ「ライカ ノクティルックス M f1.25/75mm ASPH.」

レンジファインダーカメラ「ライカM」システム用の単焦点レンズとして、開放F値1.25の明るさを持つ「ライカ ノクティルックス M f1.25/75mm ASPH.」が発売される。発売日は2018年初旬予定、価格未定。

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最短撮影距離は0.85m、最大撮影倍率は1:8.8。ライカM8シリーズ装着時は35mm判換算で約100mm相当をカバーする。浅い被写界深度とソフトなボケ味を生かし、背景をぼかして被写体を際立たせたポートレート撮影や接写が楽しめる。

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非球面レンズ2枚と異常部分分散ガラスを含む6群9枚のレンズ構成で、色収差をはじめとする諸収差を補正。フローティング方式を採用し、全撮影距離で安定した描写性能を発揮する。

 

引き出した位置でロック可能なねじ込み式のレンズフード、三脚用アダプターが付属する。

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ライカM10」装着時。

 

■主な仕様

マウント ライカMバヨネットマウント(デジタルライカM識別用6ビットバーコード付き)/ ●焦点距離 75mm(ライカM8シリーズ装着時は35mm判換算 約100mm相当)/ ●レンズ構成 6群9枚(非球面レンズ2枚)/ ●画角(対角線/水平/垂直) [35mm判]32°/ 27°/ 18° [ライカM8シリーズ]24°/ 20°/ 14°/ ●絞り羽根枚数 11枚/ ●開放絞り F1.25/ ●最小絞り F16/ ●最短撮影距離 0.85m/ ●最大撮影倍率 [35mm判]1:8.8 [ライカM8シリーズ]1:8.9/ ●サイズ(最大径×長さ) φ約74×91mm/ ●質量 約1055g

カメラ機材が増えるのはしょうがないことなのだ!

僕は、なぜかカメラ機材が多い。カメラ本体、レンズが多いというのならわかるが、実はそれ以外の機材が多いのだ。

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たとえば三脚。5本くらい持っている。そしてカメラバッグ。大小合わせると10個くらいは持っているだろうか。

 

三脚が増えてしまう経緯

最初の三脚は、20年ほど前に購入した大きめのアルミ三脚。しかし、これが持ち運ぶには大きくて重い。

 

そこで、もうちょっと軽くて持ち運びに適した三脚を買おうと探し、カーボン製の中型の三脚を購入。

 

しばらくはこの2台体制だったが、「もうちょっと大きめのカーボン三脚があったほうがロケに便利だな」「クルマで移動するときは重さ関係ないからアルミ製の中型三脚があってもいいな」「出張用に超小型の三脚があると便利だ」などというように、どんどん増えていく。同様に雲台も増えてしまっている。

 

カメラバッグが増えてしまう経緯

カメラバッグの場合も同様だ。最初に買ったカメラバッグは、機動性を重視して少々小型のもの。

 

しかし、大きめのレンズなどが入らなくなり、もう少し大きめのバッグを購入。そのうち、ノートPCも持ち運ぶようになったので、ノートPCも入るバッグを追加した。

 

仕事で複数のカメラを持ち歩く必要が増えてきたので、さらに大きめのバッグを購入。機材が増えてきて、ショルダータイプはきついということでリュックタイプも追加。しかし、あまりにも機材が重くて両腕がしびれ、腰への負担もかなりのものになってきたので、トローリータイプを購入。

 

また、たまたま立ち寄ったリサイクルショップにかっこいいカメラバッグが激安であったので買ってしまったりもした。

 

いくつも買う最大の理由は「使い分け」

僕としては、ただ無尽蔵に三脚やカメラバッグを買っているわけではなく、それなりに理由がある。要は「使い分け」をしているのだ。

 

カメラ機材は、そのときそのときで持って行くものが違う。だから三脚やバッグは、持って行く機材の量などによって変える必要があるのだ。

 

「大きめの三脚とバッグだけでいいじゃん」という声もあるだろうが、カメラ1台にレンズ2本というだけのときに、とても大きなバッグと三脚で出かけるのは機動力が下がってしまう。

 

やはり、機材や目的に合わせて三脚もバッグも適したものを使ったほうが効率がよくなる。

 

機材部屋にある大量のカメラバッグを見ながら、そう自分に言い聞かせている。

 

三脚は目的とシーンで選ぼう

カメラ雑誌『CAPA 2017年7月号』(CAPA編集部・編/学研プラス・刊)に「撮影用品ベスト100セレクション」という冊子がついている。三脚やストロボ、カメラバッグ、SDカードなど、撮影用品のベストバイ的な内容となっている。

 

そのなかの三脚の項目に、「三脚は撮影目的とシーンに合わせて選ぼう」というコラムがある。

 

三脚を選ぶ基準は、まず使用目的と載せる機材を明確にすること。重たい一眼レフと望遠レンズの組み合わせで朝夕の風景を狙いたいのか、超軽量ミラーレスカメラが載せられるぐらいの、旅行カバンにすっぽり入るサイズのものが欲しいのかで選ぶべき三脚はまったく違ってくる。

『CAPA 2017年7月号』撮影用品ベスト100セレクションより引用

 

そうなのだ。僕は一眼レフに望遠レンズで風景写真を撮ることもあるし、小さめのカメラでイベント会場を動き回ることもある。

 

そのときそのときで、使う三脚が違うのだから、必然的に三脚が増えてしまうのはしょうがないことなのだ。

 

万能のカメラバッグはない

同じ冊子のカメラバッグの項目では、「万能のカメラバッグは無いので行き先と機材に合わせて選ぼう」というコラムにはこう書かれている。

 

行き先や撮影目的が変われば、持参する機材の選択や組み合わせも変わる。だから、いろんなタイプやサイズのバッグが欲しくなるもの。そう、すべてのシチュエーションに対応可能な万能バッグは存在しないのだから。

『CAPA 2017年7月号』撮影用品ベスト100セレクションより引用

 

そうなのだ。あらゆるシチュエーションに対応できるカメラバッグなどは存在しない。だからいくつも買ってしまうのだ!

 

カメラ機材に終着点はない

ということで、カメラ機材がいつの間にか増えてしまうというのは、どうしようもないことなのだ。なんせ日本でも有数のカメラ雑誌がそう言っているのだから、間違いない。

 

僕は最近、超大型のアルミ三脚が欲しいと思っているし、ミラーレス一眼のシステムにノートPCという組み合わせでしっくりくるカメラバッグもあると便利だなと思っている。

 

そう、カメラ機材に終わりなんてないのだ。写真を撮り続ける以上、カメラ機材は欲しくなるし必要になるもの。だから、いくら三脚やカメラバッグが増えようとも、それはしかたないことなのだ。

 

よし、これからカメラ屋を覗きに行こう。いいカメラバッグ、あるといいな。

 

 

【著書紹介】

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CAPA 2017年12月号

著者:CAPA編集部(編)

出版社:学研プラス

デジタル一眼カメラや交換レンズ、周辺機材の最新情報が満載。豊富な作例とわかりやすいハード記事で、多くの一眼カメラファンの支持を集める。撮影テクニック記事やプロ写真家の作品紹介、充実したフォトコンテスト記事も人気。

Kindleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
BookBeyondで詳しく見る
BookLive!で詳しく見る
紀伊國屋書店ウェブストアで詳しく見る

シグマが、待望のミラーレス用大口径広角レンズ「SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary」を開発発表

シグマが、ミラーレスカメラ用大口径広角レンズ「SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary」の開発を発表した。ソニーEマウントとマイクロフォーサーズマウントを用意し、ソニーEマウントのAPS-Cミラーレスカメラ用としては初めて、35mm判換算で24mm F1.4相当をカバー。マイクロフォーサーズマウントは、35mm判換算で32mm F1.4相当をカバーする。発売日、価格は未定。

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2016年に発売された標準レンズ「30mm F1.4 DC DN | Contemporary」に続いてシグマが放つ、開放F1.4のミラーレスカメラ用大口径レンズ第2弾。シグマでは、今後は望遠レンズも開発し、ミラーレスカメラ用レンズ・システムのラインナップ拡充を目指すとのこと。

フード装着時フード装着時

 

■光学性能

フルサイズ用の大口径レンズに匹敵する13群16枚のレンズ構成で、サジタルコマフレア*や諸収差を抑制。2枚採用しているグラスモールド非球面レンズは、表面を高精度に加工することで渦巻き状の輪線ボケを抑え、画面全体でクリアな描写をもたらす。カメラ内収差補正機能にも完全対応。

 

* 点光源の像が一点に集まらず、尾を引いたような形ににじむ収差。

 

周辺光量を多く取り入れ、画面周辺でも円形のボケを保つことが可能。コーティングは、フレアやゴーストを抑制するスーパーマルチレイヤーコートを施している。

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FLD(“F” Low Dispersion)ガラス3枚、SLD(Special Low Dispersion=特殊低分散)ガラス2枚、グラスモールド非球面レンズ2枚を採用した13群16枚のレンズ構成。

 

■AF性能

静粛性に優れたステッピングモーターの採用により、動画撮影時も快適なAFが可能。ソニーEマウントではファストハイブリッドAFにも対応し、高速性と追従性に優れたAFを実現する。

 

■その他の機能

マウント部にゴムのシーリングを施した簡易防塵防滴構造。精度と堅牢性に優れた真鍮製バヨネット・マウントを採用している。

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付属の花形フード「LH716-01」は、フード部分を持って撮影することに配慮し、滑り止めの溝やラバーを採用している。

 

■主な仕様

●マウント ソニーEマウント、マイクロフォーサーズマウント ●焦点距離 ソニーEマウント 24mm相当 / マイクロフォーサーズマウント 32mm相当(いずれも35mm判換算) ●レンズ構成 13群16枚 ●画角(DC) 83.2° ●絞り羽根枚数 9枚(円形絞り) ●開放絞り F1.4 ●最小絞り F16 ●最短撮影距離 25cm ●最大撮影倍率 1:9.9 ●フィルター径 φ67mm ●サイズ(最大径×長さ) φ72.2×92.3mm ●質量 405g ●付属品 花形フード LH716-01