もっと注目してあげて! 「コードレスキャニスター掃除機」2大新モデルの「着実な進化」をチェック

掃除機市場でコードレススティック競争が激化するなか、シャープと東芝が推進する「コードレスキャニスター」が独自に進化。家電ライターの平島憲一郎さんは同分野の魅力をこう解説します。

 

「キャニスター型はモーターやバッテリーをハンドル部から分離でき、手元にかかる負担がスティックより少ない。“コードをコンセントに挿す”面倒も、バッテリー性能の進化で解消しました」

 

シャープの新モデルは掃除のしやすさを徹底追求。ラグマットの段差を軽々と乗り越えるヘッドなどで、掃除中の身体の負担を軽減します。東芝は強力な吸引力とスタミナを両立。「おまかせモード」の運転時間は従来機の約1.5倍に。以下では、その実力の詳細をチェックしていきましょう!

 

【教えてくれた人】

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機から調理家電、空調家電など生活家電全般を担当。新製品のお試し記事も数多く手掛けています

 

コードレスキャニスターその1

本体質量1.8㎏、手元質量1.1kgで操作もラクラク!

シャープ

RACTIVE Air

EC-AS710

実売価格8万6270円

モーターの軽量化などで本体質量1.8㎏、手元質量1.1㎏を実現。ヘッド前面が開いた構造になり、大きめのゴミもヘッドを持ち上げずに除去できます。自立できるヘッドを新採用し、掃除の中断・再開もスムーズ。着脱式バッテリーを2個付属。

SPEC●モーター:大風量高圧3Dファンモーター●運転時間(バッテリー2個連続使用時):弱モード約60分/自動エコモード約40分/強モード約16分●便利機能:強力ごみ圧縮ほか●サイズ/質量(本体):W204×H230×D390㎜/1.8㎏●最長連続使用期間:約60分(バッテリー2個連続使用時)●充電時間:約80分(バッテリー1個):別途形状:ラグ越えベッド(自走パワーアシスト)●集じん容量:0.25ℓ

↑身体を屈めず、スイッチひとつで吸込口を外せて小型ブラシに切り替わる「スグトルブラシ」を採用。部屋の角や棚の上を素早く掃除できます

 

↑吸込口を含む総質量は2.9㎏と世界トップクラスの軽さ。階段も片手で本体を持ってラクに掃除できます

 

【ココがプロ推し!】

圧倒的に軽いうえに掃除の負担を軽減する機能充実!

ラグマットの段差を乗り越えて掃除する「ラグ越えヘッド」や「スグトルブラシ」、自立するヘッドなど掃除の負担軽減機能を多数搭載。こうした細かな使い勝手の良さが、シャープの掃除機の魅力です。

↑ヘッド前面の開構造と自走アシスト機能でラグマットの段差もヘッドを持ち上げず走行

 

コードレスキャニスターその2

上下が反転しても掃除でき、毎分約12万回転のモーターでパワフル吸引

東芝

VC-NX2

実売価格8万6270円

円筒形ボディで上下が反転しても掃除が続けられるのが特徴。最大毎分約12万回転のモーターと大容量リチウム電池でパワフル吸引と最長約60分の連続運転を実現します。ゴミの有無に合わせ吸引力を自動制御し、室内を効率良く掃除。

SPEC●モーター:ハイスピードDCモーター●運転時間:標準約60分/おまかせ約30〜40分/強約7分●便利機能:ゴミ残しまセンサー、ワイドピカッとライトほか●サイズ/質量(本体):W261×H185×D234㎜/2.8㎏●最長連続使用期間:約60分●充電時間:約5時間●ヘッド形状:ラクトルパワーヘッド(自走式)●集じん容量:0.4ℓ

↑パイプ先端のLEDライトが家具の下など薄暗い場所を照射。見えにくい場所のゴミも見逃さずに掃除できます

 

↑ハンドル部の手元にかかる重さは約520g。ラウンド形状グリップの採用で、掃除場所により握る場所を変えられ、手首への負担を軽減できます

 

【ココがプロ推し!】

「ゴミ残しまセンサー」により強い吸引力がより長く持続

高性能モーターによるパワフル吸引が魅力的。さらに「ゴミ残しまセンサー」が吸引力を自動制御し、ムダなバッテリー消費を抑制、吸引力不足を感じることなく、約30〜40分の掃除が可能です。

↑「おまかせ」ボタンでセンサーによる運転制御を開始。ゴミがあるとランプが赤く点灯します

 

文/平島憲一郎 撮影/福永仲秋(ANZ)

芸術の秋だから――映画や音楽を存分に楽しめるおススメ家電がフラッシュセールでお買い得!

芸術の秋には映画や音楽を心ゆくまで楽しみたいもの。もちろん自宅で鑑賞するときも快適な空間を演出したいですよね。そこで楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は10月1日午前10時~10月8日午前9時59分まで。また、対象ショップで使える最大1200円OFFのクーポンも同じ期間で利用可能です。お得な商品が目白押しなのでこの機会にぜひ!

 

セール特設ページはコチラ

 

[その1]

普段見ている「地デジ」も圧倒的な映像美を楽しめる!


東芝
REGZA 43C310X
セール価格6万3800円

圧倒的な映像美を実現した、東芝REGZA「C310X」シリーズの43V型液晶テレビ。4K解像度による「地デジビューティ」は、普段見ている「地デジ」放送や「BS/110度CSデジタル」放送を緻密な映像にアップコンバートします。また、デジタル放送の中で目立ちやすいブロックノイズやモスキートノイズも低減してくれます。

 

【ここがポイント】

地上デジタル信号の映像をローカルエリアごとに解析し、平坦部とテクスチャー部を判別。それぞれの画素に適した処理を行うことで、ノイズを際立たせることなく高精細でクッキリ感のある映像を再現します。

 

[その2]

ポータブルオーディオプレーヤー最高峰の実力


パイオニア
デジタルオーディオプレーヤー XDP-300R
セール価格3万6600円

ハイレゾ音源を余すところなく堪能できる、パイオニアのデジタルオーディオプレーヤーです。「コンポーネントオーディオ」設計により、理想的なシンメトリーの回路設計を実現。最短かつ同距離の配線が組み込まれ、繊細なバランス表現が可能に。また、消費電力も低く抑えられます。

 

【ここがポイント】

回路やICチップごとの電源構成、配線など細部に至るまで徹底的に配慮し、デジタルノイズを極限まで低減。一般的なハイレゾ音源配信サイトで採用されているFLAC/ALAC/WAV/DSDなど様々な再生フォーマットに対応しているので、幅広い音源を高音質で再生できます。

 

[その3]

充実の便利機能を兼ね備えたハイテクレコーダー


東芝
REGZA  レグザブルーレイ DBR-W508
セール価格2万8200円

見る、録る、残す、探すを「時短」できるブルーレイレコーダーです。キーワードを登録するだけの「おまかせ自動録画」機能をはじめ、「人物リスト検索」や早送りする手間を省く「自動スキップ再生」などの機能を搭載。また、ハードディスクを外付けして録画容量も増やせます。

 

【ここがポイント】

スマートフォンと連動することで、様々な便利機能も使えるように。専用アプリをインストールすれば録画予約はもちろん、リモコン操作や「時短再生」もスマートフォンで操作できます。さらに録画した番組は、スマートフォンでも視聴可能。

 

[その4]

こだわりの高音質に浸れるワイヤレスヘッドセット


ソニー
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WI-1000X
セール価格2万8100円

ネックバンドからイヤホンが伸びたソニーのワイヤレスステレオヘッドセット。特徴的なデザインには、様々なハイテク機能が搭載されています。ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質が楽しめるよう、ヘッドセット側で圧縮音源をアップスケーリング。音楽を聴きながら、周囲の音も聞ける「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」にも対応しています。

 

【ここがポイント】

専用アプリを使えば、ノイズキャンセリングや外音取り込みレベルを調整可能。さらにユーザーの行動を分析し、自動でモードを切り替えることも。もちろんイコライザーなどサウンドエフェクトのカスタマイズもできます。ノイズからもケーブルからも解き放たれ、こだわりの高音質に浸れるはず。

 

[その5]

ワイヤレスの常識を覆す「B&O PLAY」珠玉のイヤホン!


B&O PLAY
ワイヤレスイヤホン BEOPLAY E8
セール価格2万6700円

世界でも有名なオーディオ機器メーカー、バング&オルフセンのカジュアルブランド「B&O PLAY」初の完全ワイヤレスイヤホンです。妥協を許さないこだわりの技術により、ワイヤレスの常識を覆す高音質を実現。4サイズのシリコンイヤーチップとMサイズの「Comply Sportイヤーピース」を付属し、あらゆる形やサイズの耳にフィットします。

 

【ここがポイント】

本体を指先でタッチするだけで、再生・停止、音量調整、曲送り・曲戻しなど多様なコントロールが可能。またイヤホンをつけたまま周囲の音を聞きたい場合、ワンタッチで外部の音を取り込める「Transparency」機能も搭載しています。

 

[その6]

スタイリッシュなデザインと多彩な機能が音楽を彩る


ケンウッド
CD/Bluetooth®/USBパーソナルオーディオシステム CR-D3
セール価格9800円

コンパクトサイズながら便利な機能を数多く搭載したケンウッドのパーソナルオーディオシステム。幅370mm×高さ180mm×奥行き108mmというスタイリッシュなデザインなので、ほとんど場所をとりません。Bluetoothを使えばスマートフォンやタブレット内の音楽も再生できるうえ、離れた場所から自由に選曲などの操作ができます。

 

【ここがポイント】

曲やテイストに合わせて音質を選択できるサウンドモードに加え、低音域を増強して豊かな低音再生を実現する「EX.BASS」も搭載。FMラジオやCDもボタンひとつで簡単に録音できるシンプル設計なので、様々なシーンで活躍してくれます。

 

提供:楽天市場

東芝の冷蔵庫「VEGETA」値段が違うと何が違う? 価格帯別3モデル、家電のプロが徹底比較!

冷蔵庫は常に稼動しているだけに、省エネ性能の高いモデルに買い替えたいもの。今回は、「まんなか野菜室」や「マジック大容量」などを特徴とする東芝の冷蔵庫を特集します。家電のプロ・戸井田園子さんにお願いし、4~5人の家庭で一般的な450~500Lクラスの3つの価格帯別でオススメを選んでもらいました。各モデルは電気代から機能の有無まで、表組みでわかりやすく比較しているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

教えてくれるのはこの人!

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

【東芝の冷蔵庫の特徴とは?】

野菜室に力を入れているのが特徴で、「ツイン冷却」など技術力は確か

「東芝の冷蔵庫は『VEGETA』(ベジータ)という名の通り、野菜室に力を入れています。最大の特徴は『まんなか野菜室』で、大容量サイズの冷蔵庫で唯一、野菜室を真ん中にレイアウトしたモデルを展開し続けてきました。また、冷蔵ゾーンと冷凍ゾーン、それぞれの温度帯に適したに冷却機を搭載する『新鮮ツイン冷却システム』も独自の技術。幅685mmで600L台をいち早く実現するなど、技術力は確かです。冷蔵室のタッチオープン式の自動ドアも古くから搭載されていて、使い勝手の面でも好評。最大601Lまでと超大容量タイプの展開はありませんが、現実的に一番よく売れる400L台のモデルが6機種と多く、地に足のついた展開をしています」(戸井田さん)

 

【東芝のオススメその1 ハイエンドモデル】

野菜の老化を抑制する「プラチナ触媒」を新搭載

FWシリーズ

GR-P510FW

実売価格33万260円

野菜室の性能を向上させた2018年の新モデル。野菜に適した低温・高湿度を保つ「もっと潤う 摘みたて野菜室」には、野菜を老化させるエチレンガスを分解する「プラチナ触媒」が新たに加わっています。従来の光触媒を用いた除菌・脱臭機能「ルネキャット」との組み合わせにより、エチレンガス分解性能が約10%アップ。野菜の水分保持率も約1.2倍に向上しました。また「自動節電機能」を新採用し、24時間扉の開閉がない場合は、自動で「おでかけモード」に切り替えて約20%の節電を行います。

 

↑野菜室にプラチナ触媒を追加したことで、野菜の劣化を促すエチレンガスを分解します(画像出典:東芝公式サイト)

 

戸井田さんのレコメンド

機能は最上位と肩を並べるフルスペックモデル

「扉がミラーガラスでないだけで、最上位と同様のフルスペックモデルです。『新鮮ツイン冷却システム』で、1日20回以上も『うるおい冷気』が庫内を循環。冷蔵室も高湿度がキープできます。扉は触れるだけで開く『タッチオープン』。両手が塞がっていてもひじや手首で開けられて便利です。

 

大風量のうるおい冷気で一気に冷却するチルド室(速鮮チルド)は、他社にはあまりない2段式で整理がしやすいのが特徴。また30分でサクッと切れる-7℃まで解凍する『解凍』モードは、独自の提案ですね。

 

『もっと潤う 摘みたて野菜室』で野菜の鮮度を維持するのはもちろん、生のままで野菜を冷凍できる『野菜そのまま冷凍』もあって野菜の保存は得意。『野菜そのまま冷凍』より水分を減らす冷凍『ドライモード』は揚げ物や煮物に使う予定の野菜をおいしく冷凍できます。

 

さらに、『マジック大容量』の名の通り、業界初のウレタンレス断熱構造で外壁の厚みを減らし、スリムなのに大容量(幅685mmで601L)を達成。『新鮮ツイン冷却システム』と真空断熱材の性能向上、センサーを活用した効率運転などにより高い省エネも実現しています」(戸井田さん)

 

【東芝のオススメその2 中位モデル】

スリムなのに機能・性能ともに上位モデル並み!

GWシリーズ

GR-M470GW

実売価格18万580円

スリムサイズながら、前述のGR-P510FWと同様、「もっと潤う 摘みたて野菜室」「速鮮チルド」といった人気機能を網羅したモデル。野菜室にエチレンガスを分解する「プラチナ触媒」がないのと、片開き5ドアになっているのが違いです。また、ウレタンレスにした外壁の薄型化で庫内容積をアップし、465Lの大容量を実現。2つの独立した冷却器で効率よく運転する「新鮮ツイン冷却システム」も搭載され、1年間の電気代も上位モデルと変わりません。

 

戸井田さんのレコメンド

すべての面において充実のスリムモデル

「幅600mmで上位機種と同等の機能を搭載したモデルです。冷蔵室と野菜室の背面を『ウレタンレス断熱構造』にすることによって外壁が薄くなり、465Lの容量を実現しました。

 

高湿度を保つ『新鮮ツイン冷却システム』のほか、『もっと潤う 摘みたて野菜室』『速鮮チルド』といった機能で、野菜・肉・魚などを新鮮なまま保存するのも得意です。その他の機能も、上位グレード『FWX』『FW』シリーズとほぼ変わらず。省エネ性能も高く、使い勝手も良好な充実のスリムモデルといえます」(戸井田さん)

↑従来は冷蔵・野菜・冷凍室をひとつの冷却器でまかなっていましたが、新たに冷蔵・野菜室用に独立した冷却器を設けることで、外気温との気温差が少なくなり(右)、断熱材のウレタンレス化が可能に。外壁の厚みが減って、スリムなままで庫内の大容量化を実現しました(左)(画像出典:東芝公式サイト)

 

【東芝のオススメその3 普及モデル】

光触媒「ルネキャット」や「タッチオープン」を搭載

GXVシリーズ

GR-M41GXV

実売価格12万2160円

光触媒で除菌・脱臭する「ルネキャット」やドアがタッチで開く「タッチオープン」などが搭載されたコスパのいいモデル。野菜室は「もっと潤う 摘みたて野菜室」ではなく「うるおいラップ野菜室」で、野菜室と冷凍室をしっかり仕切って野菜室の密閉性を高めることで湿度をキープし、野菜を新鮮に保ちます。新鮮ツイン冷却システムやウレタンレス断熱構造も採用されていないため、容量や省エネ性能は上位・中位モデルと比べてやや低くなっています。

 

戸井田さんのレコメンド

使い勝手を高める機能はそのままに、ガラスドアでデザイン性も高い

「チルド室・野菜室・冷凍室ともに基本性能がやや落ち、省エネ性も落ちます。ただ、扉が自動で開く『タッチオープン』や、LEDの庫内灯が前側に配置され庫内が明るい『フロントブライト照明』、全棚ガラス仕様など、使いやすさを高める機能は網羅。手をかざすと操作ボタンが浮かび上がるガラスドアでデザイン性も高くなっています。

 

さらに光触媒『ルネキャット』も搭載され、清潔対策も万全。野菜室の密閉性を高めて水分を閉じ込める『うるおいラップ野菜室』は、野菜に直接冷気を当てず野菜の乾燥を抑えてくれます」(戸井田さん)

 

<総括>

価格がこなれたGW、GXVは長期の鮮度維持機能の有無で選択すべき

「FWシリーズは、東芝ラインナップの第2グレードで、601L~462Lの4展開。『幅685mm・601L』『幅650mm・509L』など比較的スリムでも大容量なので、限られた寸法でも大きな冷蔵庫が欲しい方にオススメです。扉は大理石調のクリアガラス扉で、色は新色『クリアグレインホワイト』と従来の『ラピスアイボリー』の2色展開。新色は最近のインテリアトレンドを取り入れ木目の表現を生かし、ラグジュアリーなインテリアにもマッチします。高級感がありつつインテリアにも馴染む色で、コーディネートがしやすいですね。2018年9月末発売なので、価格は今が最高値。2017年モデルが残っていたら、おトクなそちらを検討するのもアリ。

 

GWシリーズは第3グレードに当たり、片開きタイプで容量は465Lの1サイズのみ。FWシリーズ同様に大理石調のクリアガラス扉で、色は『クリアシェルホワイト』と『ラピスアイボリー』の2色展開。幅600㎜とスリムなので、マンションや賃貸などで冷蔵庫の幅寸法に制約がある場合に向いています。ただし、片開きは扉を開けるスペースが観音開きより必要なため、設置寸法だけでなく周囲の寸法もしっかり確認を! 2018年3月発売で、価格はこなれている時期です。

 

GXVシリーズは、上から5番目グレードで、普及価格帯モデル。片開き5ドアタイプです。『幅600mm・411L』と寸法はスタンダード。色は『グランホワイト』と『サテンゴールド』の2色展開です。ガラス扉で高級感もありますね。ちなみにひとつ上のFDシリーズは、鮮度維持機能が上位モデルとほぼ変わらない分、使い勝手を向上させるいくつかの機能が省かれています。それに対し、本シリーズは使い勝手に関わる人気機能は網羅し、そのぶん鮮度維持機能を絞ってお手ごろ価格にしています。『買い物はこまめにするので、長期の鮮度維持にはそこまでこだわらない』『日々の使い勝手を重視したい』というにオススメです。2017年11月発売のため、価格も手ごろです」(戸井田さん)

残暑に心折れた方、10万円台のエアコンはどう? 主要6メーカー、買うべきコンパクトモデルはコレ!

8月も末だというのに、まだまだ暑いですね。この暑さは9月中旬まで続くとのこと。いままで、個室への設置を見送っていた方、「まだ暑さが続くのか……」と心が折れることも多いのでは。そこで今回は、家電のプロ・戸井田園子さん監修による、主要6メーカーのエアコンを紹介する連載から、10万円台のモデルをピックアップ。どれもコンパクトなモデルなので、個室への設置にぴったりです。この機会に、導入してみてはいかがでしょうか。

 

教えてくれるのはこの人!

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

メーカーその1 ダイキン

「ストリーマ」で清潔さを保つシンプル&コンパクトなシリーズ

Eシリーズ AN40VEP(※200V)

実売価格14万2000円

限られたスペースにすっきり設置できるコンパクトなベーシックモデル。風を直接的に体に当てない「風ないス運転」により、夏は冷風をより上向きに吹き出し、冬は温風を足元へ吹き下ろします。フィルターの自動掃除機能は非搭載ですが、ダイキン独自の「ストリーマ内部クリーン」で、熱交換器や気流の通路にプラズマ放電の一種「ストリーマ」を照射してエアコン内部のカビやニオイを抑制。フィルターで捕らえた物質にストリーマを照射する「ストリーマ空気清浄」機能も搭載されています。

APF…Annual Performance Factorの略で、1年間、規格に定められた環境下で運転した場合のエネルギー消費効率のこと。数値が大きいほど冷房・暖房時の消費電力量が少なくなります。

 

Eシリーズ 戸井田さんのレコメンド

ベーシックな冷暖房機能はしっかり搭載

「室内外の温度に応じて、暖房・ドライ・冷房3つの運転モードを自動でセレクトする『自動運転』あり。0.5℃単位で温度をコントロールできる『PIT制御』や、すばやく暖房する『ヒートブースト制御』も搭載しています。下位シリーズとはいえ、ベーシックな冷暖房機能は万全ですね。幅770mmのコンパクトな室内機で、半間幅も余裕で収まる横幅も特徴。室外機も3.6kW以下は幅675mmとコンパクトです(4.0kWは795mm)。

↑室内機は幅770mmのコンパクト設計(画像出典:ダイキン公式サイト)

 

フィルター自動掃除機能は非搭載ですが、エアコン内部・フィルターも独自のストリーマで清潔をキープ。熱交換器フィンには親水性に優れた2層コートを採用し、汚れを浮かせて洗い流せるので、上位機種と同等とはいきませんが、お手入れはラクな仕様になっています。ただし、省エネ性能は価格なりのレベルなので、短時間での使用を想定した部屋に設置するのがオススメですね」(戸井田さん)

 

メーカーその2 三菱電機

実績のある「ムーブアイ」を搭載し、価格を抑えた

霧ケ峰 Lシリーズ

MSZ-L4018S

実売価格18万8000円

赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載したコンパクトモデル。上位機種FZシリーズとZシリーズの未来の体感温度を予測するAI機能は省かれていますが、センサーが体感温度や人の位置を感知し、冷やしすぎない快適な冷房が可能です。左右のフラップを別々に動かし、2か所を同時に吹き分ける「ビッグWフラップ」を搭載。また「スマート除湿」は、風速を「自動」に設定すると、ファンの回転数を制御しながら除湿し、部屋が寒くなりにくい効果があります。汚れがつきにくい「ハイブリッドナノコーティング」はファンのみに実装。前面パネルやフラップなど、外観パーツは取外しが可能で掃除がしやすい「はずせるボディ」です。

 

Lシリーズ 戸井田さんのレコメンド

コンパクトながらリビングに必要な機能を搭載

「長年の実績がある赤外線センサー『ムーブアイ』搭載モデル。2か所吹き分け可能で、『フィルターおそうじメカ』『はずせるボディ』は、このグレードまでの搭載です。リビングに必要な機能なので、最低限このグレードを選びたいところ。本シリーズの特徴は高さ250mmのコンパクトさ。設置寸法も295mmあれば大丈夫なので、窓上にしか設置できない条件でも問題ありません。夏はエアコンと送風を組み合わせる『ハイブリッド運転』(特許)、冬は暖房とサーキュレーター運転を交互に行う『サーキュレーターモード』があるのも便利です。ただし、本体価格は安いものの、上位機種のFZシリーズやZシリーズと比べると電気代がかかるので、常にエアコンを使うという方は上位モデルを選んだほうがよさそうです」(戸井田さん)

↑Lシリーズの「ムーブアイ」のイメージ。床や壁などの温度から体感温度を測り、人の位置も見て冷やしすぎない、 あたためすぎない快適な空調を実現します(画像出典:三菱電機公式サイト)

 

メーカーその3 パナソニック

「フィルターお掃除ロボット」搭載でも奥行きはコンパクト!

エオリア EXシリーズ

CS-EX408C2(※200V)

実売価格14万6800円

奥行き239mmとコンパクトなモデル。フィルターについたホコリをかき取って自動で配管穴から屋外に排出する「フィルターお掃除ロボット」もしっかり搭載。熱交換器の汚れをはじく「ホコリレスコーティング」や空気の汚れに応じて可動する「アクティブクリーンフィルター」は省かれていますが、「ナノイーX」での機内の除菌やカビの抑制は可能です。ナノイーXによる空気清浄機能はないものの、空気がエアコンを通過する度に0.3μmの粒子を80%以上キャッチする「クリーンフィルター」を内蔵し、空気の汚れをキャッチ。心地よいリズムの気流を作り出す「1/f ゆらぎ気流」も搭載しています。

 

EXシリーズ 戸井田さんのレコメンド

「こちらは上から4番目のグレードです。フィルターお掃除ロボットの自動排出方式を搭載しているのに、設置性が良いのがウリ。これより下のグレードは、ダストボックスに集めたホコリを手動で捨てる方式になります。人がいるかいないかを見分けて省エネ運転をする『不在省エネ』や『オートオフ機能』、部屋の特性を学習する『おへや学習機能』、『日射センサー』などはしっかり搭載しており、省エネと快適性をソフト面でカバーしています。

↑フィルターお掃除ロボットの仕組み。かき取ったホコリは配管穴から自動排出します(画像出典:パナソニック公式サイト)

 

ただ、最上位と比べると消費電力が多いので、長時間使う部屋よりは短時間使う部屋にオススメ。また、本体価格が抑えられている割に、オートセーブやオートオフ機能があるので、出入りの激しい小さなお子さんが居るリビングに使うのもオススメです。別売の無線アダプターをつければスマホによる遠隔操作もできるので、自己管理がまだ難しいお子さんがお留守番するときも安心ですね」(戸井田さん)

 

メーカーその4 東芝

「プラズマ空清」と熱交換器の汚れを洗い流す機能を搭載

大清快 E-Pシリーズ

RAS-E405P 

実売価格12万9800円

上位機種と同じく、東芝独自の空気清浄機能「プラズマ空清」を搭載したコンパクトモデル。PM0.1レベルの微細な粒子も集めて帯電し、熱交換機に吸着して屋外に排出します。フィルターの自動お掃除機能はありませんが、除湿や冷房時に発生した水が熱交換器の汚れを洗い流す「マジック洗浄熱交換器」を搭載。運転停止後、プラズマ乾燥で送風路内のイヤなニオイも脱臭します。水平から足元まで風向をコントロールする「クルッとルーバー」で部屋の隅々まで風を届けます。

 

↑上下左右同時にスイングする「クルッとルーバー」を搭載(画像出典:東芝公式サイト)

 

E-Pシリーズ 戸井田さんのレコメンド

少しでも安く、使用頻度が低い部屋に設置したい人に

「こちらも、高さ250mm幅790mmのコンパクトサイズ。コンプレッサーや気流制御は、ひとつ上のE-Rシリーズと同等で、APFも変わりません。除湿に関しても同等。違いは掃除機能と省エネ運転関係で、フィルターの自動お掃除は非搭載ですが、熱交換器の汚れを自動で洗浄して屋外へ排出したり、送風路のニオイを脱臭したりする機能はあります。

 

また、センサーは『人サーチセンサー』がなくなり、『明るさ〔日あたり〕サーチセンサー』のみ。人がいない時、セーブ運転や自動オフにはなりませんが、部屋に入る日照を感知して、冷暖房の運転を調整してくれます。

 

基本性能はひとつ上のE-Rシリーズと同等なので、少しでも安くエアコンを調達したい人にオススメ。ただ、フィルター掃除や『ecoモード』などはなくなるので、自己管理が前提となります。日常的に頻繁に使う部屋よりは、使用頻度が低い予備部屋や客間などに設置したいところ。手入れの手間やムダな電気代がかからずにすむでしょう」(戸井田さん)

 

メーカーその5 富士通ゼネラル

清潔維持機能を重視したコンパクトなモデル

ノクリア Dシリーズ

AS-D40H

実売価格15万1200円

「デュアルブラスター」はありませんが、「熱交換器加熱除菌」を搭載したコンパクトモデル。スリムながら「フィルター自動おそうじ」もあり、清潔維持機能が重視されています。電気集じん方式の「プラズマ空清」の搭載により、0.3~2.5μmの粒子を88%キャッチして、部屋の空気を浄化してくれます。また、人感センサー「不在ECO」で人の有無を検知して、ひかえめ運転への切り替えやオン・オフを自動的に行い、節電をサポート。

 

Dシリーズ 戸井田さんのレコメンド

この価格帯で清潔機能が充実しているのはうれしい

「このクラスではかなりハイスペックでコスパが高いモデル。2018年モデルの目玉機能『熱交換器加熱除菌』を搭載するほか、『プラズマ空清』『フィルター自動おそうじ』などもあり、清潔機能は十分。お手入れが気になる人にはうれしいところですが、暖房を快適にする機能は少なくなるので、冷房メインの部屋で使うといいでしょう。

 

センサーは『人感センサー』のみになりますが、人がいなくなると節電運転に切り替えてくれるので省エネ。一年中適切な運転をセレクトしてくれる『毎日快適モード』もあります。上位機種で搭載する本体両側のサイドファン『デュアルブラスター』がないぶん、すっきりした見た目になっているのは、デザインにこだわる人にとっては魅力ですね。本体の高さが250mmで、高さ295mm(上部38mm・下部7mm)あれば設置できるスリム設計がウリ。パネルデザインもスッキリコンパクトで、狭い部屋でも圧迫感なく収まります。もうひとつ下にCシリーズもありますが、価格差があまりないでこちらがオススメ」(戸井田さん)

↑窓上のスペースにも収まる、コンパクトでスッキリしたボディが魅力(画像出典:富士通ゼネラル公式サイト)

メーカーその6 日立

「凍結洗浄」「フィルター自動お掃除」を省略して価格を抑えた

白くまくん Dシリーズ

RAS-D40H2

実売価格11万3400円

「凍結洗浄」を搭載しないベーシックモデル。フィルターの自動お掃除機能はありませんが、通風路、フラップ、フィルターにステンレスを採用した日立独自の「ステンレス・クリーン」仕様で、エアコン内の菌や汚れを抑制します。また、日差しを感知する「くらしセンサー」で日差しの変化を見分け、「ecoこれっきり」ボタンを押すだけで曇りや夜になると控えめ運転に切り替わります。除湿は弱冷房方式で、吹き出す風の量をコントロールして肌寒さを抑える「ソフト除湿」となっています。

 

Dシリーズ 戸井田さんのレコメンド

「くらしセンサー」で日差しの変化を見分けて、省エネ・快適な運転を行う

「『凍結洗浄』や『フィルター自動お掃除』などの清潔維持機能を省き、必要最低限の機能に絞ったベーシックモデルです。センサーは、温度・湿度のほか日差しを見る『くらしセンサー』を搭載。日差しの変化を見分けて、省エネ・快適な運転を行います。切りタイマーをセットしていても、室温が上がると再運転する『みはっておやすみ』タイマーも搭載。室内機が小さく、狭いスペースにも収まるので、設置スペースの狭い部屋に向いています。

 

ほとんどの機能を省略して価格を優先しているので、予備室や使用頻度の少ない部屋向き。内部の清潔機能が最小限ということもあって、汚れが発生しやすい部屋やタバコを吸う人が使う部屋などは避けた方が無難でしょう」(戸井田さん)

↑室内機がコンパクトなので、少ないスペースで設置できます(画像出典:日立公式サイト)

 

東芝レグザZシリーズの最新機は“4Kチューナー内蔵×全面直下LED×タイムシフトマシン”で隙のない仕上がりの「Z720X」だ!

東芝映像ソリューションは、BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビのハイエンドモデル液晶レグザ「Z720Xシリーズ」を9月下旬から発売します。サイズは55型と49型の2種で、実売予想価格は55型が24万円前後、49型が20万円前後(いずれも税抜)。

 

Z720Xは、東芝レグザのハイエンドモデルに受け継がれてきた“Zシリーズ”の名を冠した4K液晶テレビ。レグザのフラッグシップとしては7月25日に発売された4K有機ELテレビ「X920」が存在しますが、Z720Xは液晶モデルの最上位機種という位置づけになります。

 

フラッグシップ機と同様の高画質化技術を採用

同機の最大の特徴は、今年12月1日から放送が始まるBS/CS 4K放送用チューナーを内蔵していること。購入後に申し込むことで別送される「BS/CS 4K視聴チップ」を取り付けることで、すぐにBS/CS 4K放送を見ることができるようになります。

↑55Z720X

 

また、映像処理エンジンには、フラッグシップ機「X920」と同様、高い処理能力を誇る「レグザエンジンEvolution PRO」を採用。4K映像のフレームレートに応じて適切なフレームを参照し、三次元ノイズリダクション処理・フレーム超解像処理を実行する「BS/CS 4KビューティX PRO」や、地上デジタル放送の気になるノイズを高精度に抑制しくっきりと映し出す「地デジビューティX PRO」など、様々な高画質化技術であらゆる映像を美しく再生します。

↑レグザシリーズのなかでもハイエンドモデルにのみ搭載される「レグザエンジン Evolution PRO」

 

バックライトには「新開発全面直下LEDバックライト」を採用しており、LEDを緻密に制御する新開発「リアルブラックエリアコントロール」技術と相まって、高いピーク輝度と濃密な黒の高いコントラストでクリアな臨場感あふれる映像を実現。外光の反射を抑えて約2倍の高コントラストを実現した「高コントラストIPSパネル」も搭載しています。

↑全面直下型LEDバックライトを採用

 

音質や録画機能にも抜かりなし

画質だけでなく音質にもこだわり、新設計の「重低音バズーカオーディオシステムPRO」を搭載。「重低音バズーカウーファー」と「新型バスレフボックス2ウェイフロントスピーカー」を、総合出力66Wの4.1chマルチアンプにより駆動することで、迫力のある重低音と透明感のあるクリアな音質を再現します。さらに、「レグザサウンドイコライザー・ハイブリッド」のサウンドリフト機能により、画面の中央から音が出ているような自然な音像定位と臨場感のあるサウンドを体感できます。

↑重低音バズーカオーディオシステムPRO

 

レグザならではの録画機能「タイムシフトマシン」も搭載。別売のタイムシフトマシン対応HDDを接続することで、最大6ch分のテレビ番組を丸ごと録画でき、番組表から見たい番組を選ぶように過去の放送番組を視聴できます。

↑過去番組表のイメージ

 

このほか、2つの番組を同時表示する「ダブルウィンドウ」機能や、地デジ番組最大6chを画面上に同時表示する「まるごとチャンネル」機能も搭載。テレビ放送を楽しみ尽くすための機能を豊富に備えています。

 

「Z720X」の登場により、フラッグシップの4K有機ELテレビ「X920」、4K液晶のハイエンドモデル「Z720X」、音にこだわった重低音バズーカ搭載の「BM620X」、BS/CS 4Kチューナー搭載のエントリーモデル「M520X」と、全4機種の振るラインナップとなった東芝レグザなら、予算と欲しい機能に合わせて自分に合った機種が見つかりそうですね。12月からスタートするBS/CS 4K放送は、チューナー内蔵の東芝レグザで視聴してみてはいかがですか?

ローストビーフもオートで調理? 「食欲の秋」に使いたい「グリル上手なオーブンレンジ」5選

うだるような暑さで食欲が沸かなかったという人も、涼しい日が増えるにつれて、美味しくご飯が食べられるのではないでしょうか。そこで今回は、「食欲の秋」に備えて、食材を上手に焼き上げるグリル機能つきのオーブンレンジをご紹介。火加減おまかせでローストビーフが作れる「ヘルシーシェフ」や、特殊なグリル皿で時短調理を可能にした「ビストロ」をはじめ、注目の最新モデルをお見逃しなく!

 

[その1]

バラバラの食材でもまとめて一気に調理できる!


画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

シャープ
ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XW500
楽天市場実売価格 12万9800円

2段調理ができる総庫内容量30Lの「ヘルシオ」シリーズ最新モデル。複数の食材を角皿に並べても、調理方法を選ぶだけで最適に調理する、画期的な「まかせて調理」の機能を搭載。肉や魚、野菜でも、少量でもたっぷりの量でも、冷凍・冷蔵・常温でも、まとめて調理してそれぞれの食材を最適な状態に仕上げます。

 

<注目ポイント>
・総庫内容量30Lの2段調理式
・画期的な「まかせて調理」機能を搭載
・無線LAN接続で「COCORO KITCHEN」の音声操作が可能
無線LANに接続することで、シャープ独自のAIoT(※)クラウドサービス「COCORO KITCHEN」が利用できます。例えば、音声によって状況に応じた操作画面を呼び出したり、家族の好みを分析・学習してオススメのメニューを提案したりといったことが可能に。

※AIoT……シャープの造語。IoT(モノがインターネットに接続して、相互に情報をやりとりすること)とAI(人工知能)を組み合わせたもの

 

[その2]

進化したグリル性能で時短調理を実現


画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

パナソニック
スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS1500
楽天市場実売価格 12万8402円

総庫内容量30Lにもかかわらず、高さ45cmのスペースに置ける設置スペースが業界最小のオーブンレンジです。センサーで食品の分量・温度差・位置などをチェックし、加熱時間をコントロールして効率よく加熱。またマイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」によって、食品の中央部分からじっくり温めます。

 

<注目ポイント>
・高さ45cmのスペースに設置できる業界最小のオーブンレンジ
・食品の中央部分から温める「サイクロンウェーブ加熱」
・チタンコートグリル皿によって調理時間を短縮
グリル機能では高反射チタンコートのグリル皿が採用され、上部ヒーターの温度上昇を早めました。さらにグリル皿の裏面素材を新しくすることで、従来品より最高温度が約30℃アップ。調理時間の短縮に成功しただけでなく、旨みが凝縮された美味しい料理に焼き上げます。

 

[その3]

「Wスキャン」機能によっておまかせの調理メニューが充実!


画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

日立
ヘルシーシェフ MRO-VW1
楽天市場実売価格 6万3942円

日立の「ヘルシーシェフ MRO-VW1」は、最高温度300度に対応した2段式。重量と温度を測定する「Wスキャン」機能を搭載し、おまかせの調理メニューが充実しています。温めでは、温度変化から食品と容器のバランスを推測。「おかず」「ごはん」「酒かん」など、9つのオートメニューによって食品に合わせた最適な温め方を選べます。

 

<注目ポイント>
・重量と温度を測定する「Wスキャン」
・食品に合わせた9つのオートメニュー
・火加減の難しいローストビーフも調理可能
さらに、火加減の難しいローストビーフも、200g~800gまでオートで調理可能。焼網を使えば表面全体を加熱することができるため、裏返さなくても両面を焼けます。また主菜1品、副菜2品を一度にまとめて作れるセットメニュー「おかずセット」も用意。3品を同時進行で作れるため、忙しい朝などの時間にはうれしいですね。

 

[その4]

石窯ドームならではの高火力でスピーディに調理


画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

東芝
石窯ドーム ER-SD7000
楽天市場実売価格 11万9100円

業界最高350℃の火力を誇る、石窯ドームのオーブンレンジです。食材の旨みや水分を高火力で閉じ込め、スピーディに調理。庫内全面から遠赤外線を放射することで、食材の内側にもしっかり熱を通します。また石窯ドームの丸みを帯びた構造と「角皿スリット」によって、焼きムラを防止。

 

<注目ポイント>
・石窯ドームのオーブンレンジ
・業界最高350度の火力
・470種類の豊富な自動調理メニュー
本体には文字が見やすく簡単に操作できるカラータッチ液晶パネルが採用され、トップ画面の色も好みに応じて選択可能。また470種類という豊富な自動調理メニューが取り揃えられており、レンジまかせで料理のレパートリーが格段に広がります。

 

[その5]

来客時に自慢したくなるスタイリッシュなデザイン


画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

バルミューダ
BALMUDA The Range K04A
楽天市場実売価格 4万2790円

シンプルでスタイリッシュなデザインの「BALMUDA The Range」。その美しい佇まいは、来客時に思わず自慢したくなるかも。操作音がギターやドラムなど楽器の音で構成されているのも魅力です。本体の操作部は、わかりやすく設計されていて、複雑な機能は一切ナシ。しかし「おまかせ自動あたためモード」「ほっとひといき飲み物モード」など、手間を軽減してくれる設定はしっかり備えられています。

 

<注目ポイント>
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・分かりやすい操作部
・幅広い調理に対応した深さ4cmの深角皿
オーブンモードでは100~250℃の温度設定を10度単位で選べるので、発酵や予熱調理にも対応。また深さ4cmの深角皿を使うことで、鶏の丸焼きなど大きな食材も調理できます。

 

※商品価格は、2018年8月22日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

提供:楽天市場

プロが太鼓判! BS/CS 4K放送見るなら東芝レグザの有機ELテレビ「X920」がベストチョイス

今年12月1日よりいよいよ放送開始となる「BS/CS 4K放送」にむけて、メーカー各社からは外付けのBS/CS 4Kチューナーが続々発表されています。この4Kチューナーを従来のテレビに接続すれば、既存のテレビでもBS/CS 4K放送の視聴が可能となります。

 

詳しくはコチラの記事を参照下さい。

意外と手軽!?「新4K8K衛星放送」見るのに“本当に必要なもの”はなにか

 

しかし、それらの外付けチューナーを用意しなくてもBS/CS 4K放送を視聴できる“4Kチューナー内蔵テレビ”が東芝から発表され話題となりました。それが、同社のレグザシリーズ2018年夏モデルである4K液晶テレビ「M520X」、「BM620X」と、4K有機ELテレビ「X920」の3機種。また、今後の予定として「Z」シリーズの後継機となる4K液晶テレビのハイエンドモデルも登場予定とのこと。現段階で4Kチューナーを内蔵するテレビは、この東芝レグザだけとなっています。

 

すでに発売中の4K液晶テレビ「M520X」、「BM620X」に加え、いよいよ7月25日よりレグザシリーズ最上位機種となる4K有機ELテレビ「X920」が発売となります。そこで今回は、GetNavi読者にはおなじみのAV評論家・藤原陽祐さんによる徹底レビューをお届け。レグザの最新フラッグシップ機「X920」の画質は? 音質は? 機能性は? 気になる点をしっかりチェックしていきましょう。

↑サイズは65型と55型の2サイズをラインナップ(写真は65X920)

 

【プロがチェック】

AV評論家/藤原陽祐さん

新聞記者から専門誌の編集を経て独立。製品レビューやAV専門誌での評論活動などを行っています。

 

↑藤原陽祐さんが発売前のX920を徹底チェックしました

 

4Kチューナー内蔵は東芝レグザだけ

「X920」の最大の特徴は、なんといっても有機ELテレビでは唯一、4Kチューナーを内蔵していること。東芝では4K放送受信用CASを含む「BS/CS 4K視聴チップ」をテレビ購入後に別送し、それをテレビ背面の専用端子に装着するだけで4K放送が視聴可能になるという仕組みを採用しています。このチップは10月以降から順次送付されるので、12月より始まるBS/CS 4K放送を初日から楽しむことができます。

↑BS/CS 4K視聴チップは10月以降に送付される予定

 

最新パネル×新エンジンで有機ELレグザ史上最高の画質

X920の特徴はそれだけではありません。新開発の画素構造によりピーク輝度が向上した最新世代の有機ELパネルを採用しているほか、新開発の映像エンジン「レグザエンジン Evolution PRO」を搭載しており、画質も従来より大幅に向上しています。

↑レグザシリーズのなかでもハイエンドモデルに搭載される「レグザエンジン Evolution PRO」

 

この「レグザエンジン Evolution PRO」は、発売中の4K液晶テレビ「M520X」、「BM620X」に搭載されている映像エンジン「レグザエンジン Evolution」よりも処理能力が高く、先進の映像処理技術とAI技術により、有機ELのポテンシャルを引き出しています。

 

例えば4K映像でも、映画/アニメやCM、ビデオなど映像の種類によってフレームレートが異なりますが、X920では映像の種類を判別して超解像処理を行う「BS/CS 4KビューティX PRO」により、映像の種類に応じた適切なフレームを参照し、適切なノイズリダクション処理・超解像処理を行うことで、BS/CS 4K放送をより美しく再生します。

↑4K映像の種類に応じた処理を行う「BS/CS 4KビューティX PRO」

 

藤原さんに持参して頂いたUHD BDソフトを視聴して頂いたところ、「パネルが最新世代になって全体的に明るくなりましたね。これなら明るいリビングに置いても大丈夫。また、暗部の色味や諧調もねばっている印象です」とコメント。有機ELならではの、引き締まった深みのある映像が楽しめます。

↑引き締まった黒の表現は有機ELならでは

 

【藤原’s EYE】

 

 

4K映像だけじゃない! 地デジもBDも高画質に再現

美しく再生するのは4K映像だけではありません。レグザシリーズは、従来より地デジ放送のアップコンバート技術に定評があり、普段のテレビ番組も高精細かつノイズレスな画質で見ることができましたが、X920では「地デジビューティX PRO」により地デジ画質も大幅に向上しています。

 

一般的な4Kテレビでは、1440×1080ドットの地デジやBS放送の映像を3840×2160ドットの4K映像に引き伸ばし、その後で画質処理を行いますが、X920では、まず横1440ドットの映像を1920ドットに水平4/3倍伸長して再構成型超解像処理を実施。続いて、1920ドットに引き伸ばした映像をさらに3840ドットに水平2倍伸長して自己合同性型超解像処理を実施し、縦1080ドットの映像を2160ドットに垂直2倍伸長して自己合同性型超解像処理を行うという3段階のステップで超解像処理を施しているのです。この細かい処理によって、アップコンバート時に発生しがちなノイズを抑制し、自然で高精細な映像を実現しています。

↑3ステップの超解像処理により、ノイズの少ない4K映像にアップコンバートしている

 

このほか、映像の種類によって異なるフレームレートを判別し適切な参照フレームを決める「アダプティブフレーム超解像」や、処理対象画素の周囲を解析した絵柄の相関性に基づいてフィルターの形状を適正化する「絵柄構造適応型MPEG-NR」、映像のエリアごとに画素単位で適した超解像処理を実施する「絵柄解析 再構成型超解像」などの画像処理技術を用いることで、ネイティブ4Kと見間違えるほど精細感のある画質で地デジ放送が楽しめます。

 

タイムシフトマシンで録画した地デジ番組を視聴したところ、従来よりもノイズの少ない高精細な画質に思わず驚きの声が。「S/Nがかなり向上していますね」(藤原さん)。また、フルHD画質/HDR非対応のBDソフトで映画やアニメ作品を視聴してみると、まるでネイティブ4K/HDR映像と見間違えるような高精細で高コントラストな映像が再生されました。「AI機械学習HDR復元」機能により、シーンごとに画像をAI分析することで、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)映像でもHDR並みの高いコントラストに復元することができるのだそう。

 

【藤原’s EYE】

 

スピーカー設計を一新して音質も強化

せっかく美しい映像を再生できても、音質に満足できなければ没入感は得られませんよね。X920では、フルレンジスピーカー、ツイーター、バスレフボックスのすべてを新設計した「有機ELレグザオーディオシステム」を採用。総合出力46Wのマルチアンプ駆動することで、迫力の低音から伸びやかな高音まで臨場感豊かなサウンドを再生します。

また、低音と中高音をそれぞれ適切な分解能で補正する「レグザ サウンドイコライザー・ハイブリッド」により、全帯域にわたってフラットで明瞭なサウンドで再生。さらに、画面の高さから音が出ているような自然な音像定位に調整する「サウンドリフト機能」により、音と映像の一体感を高めています。

 

スマート機能でテレビ番組がネット動画のように自在に見られる

レグザならではの録画機能「タイムシフトマシン」も、さらに使いやすく進化しています。同機能は、対応する外付けHDDをつなぐことで地デジ番組を最大6チャンネル分丸ごと録画できる機能ですが、X920では見たい番組やシーンを検索する機能がよりスマートになりました。

 

見逃してしまった話題の番組を探すときは、リモコンの「過去番組表」ボタンを押すと、まるで新聞の番組欄から選べるように過去の番組を探すことができます。

↑過去番組表のイメージ

 

また、帰宅してテレビをつけると、見たかった番組がすでに終盤に……そんなときは、リモコンの「始めにジャンプ」を押すと瞬時にオープニングに戻って再生することができます。

 

録画した番組のなかから、見たい番組やシーンにすぐにアクセスすることも可能。リモコンの「ざんまい」ボタンを押すと、様々なカテゴリから好きなカテゴリを選び、画面下部にリストアップされた番組のなかから、スムーズに見たい番組を再生できます。さらに、番組を再生するとシーンリストが表示され、見たいニュースや好きなアーティストの出演シーンなどを選んで再生することができます。まるでテレビ番組がネット動画になったかのように、自由自在に再生することができますね。

また、X920のリモコンはマイクを搭載しており、音声で見たい番組やシーンを検索することも可能です。膨大な録画番組のなかからリモコン操作だけで見たい番組を探すのは大変ですが、音声検索ならすばやく目的の番組にアクセスすることができます。音声による録画予約にも対応しています。

 

Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーに連携することも可能で、リモコンを持たずに音声でチャンネル変更や音量調整なども行えます。家事で手が離せないときや、急な電話対応のときなどに便利に使えますね。

 

このほか、タイムシフトマシン録画時に放送中の地デジ6チャンネルを表示する「まるごとチャンネル」や、地デジ2チャンネルや地デジ+外部入力映像など2画面を同時に表示する「ダブルウインドウ」機能も搭載。テレビ番組を見ることにこだわった機能が多数備わっています。

↑6チャンネル分の番組を表示する「まるごとチャンネル」の画面イメージ

 

【藤原’s EYE】

 

プロが太鼓判! 4Kテレビを画質で選ぶなら「X920」がベスト

ここまで藤原さんに、東芝4K有機ELレグザ「X920」の画質や音質、使い勝手を徹底チェックして頂きましたが、その結論やいかに……?

 

「まだBS/CS 4K放送が始まっていない段階ですが、現在視聴できる地デジやBS/CS放送を見るなら『X920』がベストチョイス。早くBS/CS 4K放送をこのX920で見てみたいと思えるテレビです。来年には各社から4Kチューナー内蔵テレビが発売されると見通しですが、今年テレビを買い替えるなら、東芝レグザを選んでおけば間違いありません」(藤原さん)。

 

4Kチューナー内蔵や最新世代の有機ELパネル、タイムシフト録画にスマート視聴機能など、画質や音質、使いやすさにもこだわった東芝レグザの4K有機ELテレビ「X920」は、プロが太鼓判を押す、テレビの購入や買い替えを検討している方にオススメな1台です。7月25日から全国の家電量販店に並ぶとのことですので、ぜひ店頭でその画質や性能をチェックしてみて下さい。

 

「時短再生」と「スマホ持ち出し」で録画番組がガンガン消化できる!「レグザタイムシフトマシン」試してわかった完成度

番組の録画貯めはガッツリできるようになった。でも、録画したものを消化する時間が思うように取れない……そんな忙しい現代人に一番ぴったりなレコーダーなのかも。

 

東芝のレグザタイムシフトマシン「DBR-M4008/M2008」は、大量の番組録画を可能にしたタイムシフトマシンに加え、本製品では番組の視聴時間を賢く節約する「時短」機能、さらにスマートフォンとの連携機能も強化。録画忘れや見逃しをなくすことに徹底的にこだわったレコーダーになっています。

 

今回はこの「DBR-Mシリーズ」のうち、2TB ハードディスク搭載モデルである「DBR-M2008」を筆者が約2週間にわたり自宅でテスト。実際に触ってみてわかった使い勝手や利便性を詳しくレポートしていきます。

東芝
レグザタイムシフトマシン DBR-M2008
ハードディスク容量:2TB(2000GB)

 

「タイムシフトマシン」で7チャンネルまとめて録画!

「DBR-M4008/M2008」が録画に使えるチューナーは全部で7系統。「タイムシフトマシン」はこの7系統ともに利用でき、最大7チャンネルを常に自動録画することができます。

↑タイムシフトマシンの録画設定

 

これは当たり前のようですが、「7つチューナーがあっても、1つは予備(視聴だけ)で録画に使えない」というレコーダーもあるので、案外重要なことだったりします。タイムシフトマシンには「あと1チャンネル録画できればよかったのに!」と思うような場面が多いので、7チャンネル全部で録画できるという選択肢があるのはうれしい。

 

ちなみに、7系統のうち3系統は「通常録画/タイムシフトマシン兼用」チューナーになっています。つまり、タイムシフトマシンで常時録画にするチャンネルを減らし、残ったチューナーは普通のレコーダーのように録画予約するような使いかたもできるわけです。

 

さらに本製品では、「タイムシフトマシンの録画を止めているあいだは、最大3番組同時までの通常録画ができる」という仕様となっている。この仕様は前モデルであるDBR-M3007/M1007から採用されているが、全番組録画はゴールデンタイム~深夜だけ、昼間など他の時間帯は必要なときだけ予約を入れるといった使いかたもOKに。

↑タイムシフトマシンを休止する時間帯は、1週間のスケジュールから1時間刻みで自在に変更できる

 

録画しても見る時間がない人にこそ使って欲しい「時短」の実力

「DBR-M4008/M2008」最大の特徴といっても過言ではない「時短」機能。タイムシフトマシンでたくさん録画しても、見る時間が足りない……という人のために、番組の視聴時間を短縮する工夫がいろいろと施されています(※1)。

 

録画番組をテレビで見るときに、飛ばしたいシーンをスキップしたり、早送り(早見再生)を活用しながら見るという人は多いと思いますが、本製品ではそれらの操作を自動化。「通常再生」をベースに、あらかじめ3種類のコースから選んで見始められる「時短再生」機能を備えています。

・番組と番組のあいだに該当するチャプターを自動的に早送りして再生する「らく見」
・その「らく見」をさらに1.3倍速で早見再生する「らく早見」
・さらに、どんな番組でも約5分の言わばダイジェスト版にしてしまう究極の早見再生=「飛ばし見」

↑各コースで再生した際に、「番組がそれぞれ何分で見終わるのか」もあらかじめ表示してくれる

 

この時短再生を実際に試してみると、まず「らく見」は“自動早送り機能”といった趣きで、ほとんどすべての番組に有効と感じられます。「らく早見」は、再生速度を上げることによってニュースや情報番組などの流し見に効果的。

 

と、ここまでは何となく見当がついていましたが、意外に便利だったのが「飛ばし見」。長時間の歌番組などを見るとき、「どんな順番で、どの出演者が出てくるのかな……」というのをざっくり知れる。同じように、スポーツの試合の流れを大ざっぱにチェックするといった使いかたもできます。

 

使ってみるまで、「2~3時間もある番組をたったの5分に圧縮したら、ツギハギすぎて何も分からないのでは?」と思っていました。しかし5分って“ダイジェスト版の尺”としては案外たっぷりあるもので、この5分だけで全体像がけっこう把握できます。具体的にはこれを使うことで、とある音楽フェス特番(約2時間半の番組)を見る際、気になっていたアーティストが出てくるタイミングを数分のうちに発見できました。

 

「時短」ボタンで目当ての番組に最短でたどり着ける!

ところで、従来「タイムシフトマシン」搭載のレコーダーでは録画番組を「過去番組表」という画面から探す仕組みがありました。もちろん「DBR-M4008/M2008」でもこれは踏襲しており、番組を選ぶのが楽しくなるサムネイル画面付きの「ビジュアル過去番組表」にも対応しています。

↑「ビジュアル過去番組表」の画面

 

しかし、大量にたまった録画番組の中から「毎週見ている番組」などをこの番組表画面から毎回探し出すのはけっこう時間がかかるもの。そのため、最近のレコーダーでは、よく見るような番組をひとまとめにした画面を用意しています。

 

「DBR-M4008/M2008」の場合は、リモコンの「時短」ボタンから表示される「時短で見る」画面がそれにあたります。

↑リモコンの「時短」ボタンは目立つ位置に配置されている

 

↑「時短で見る」の画面

 

この画面では、録画番組を時短再生できるというだけではなく、好みの番組ジャンルや、「いつもの」、「新番組」などのカテゴリーが登録可能。

↑好きな番組のジャンルやカテゴリーを割り当ててメニュー画面を作れる

 

つまり、“再生コースによる時短”ができるだけでなく、“番組探しの時短”もこの画面に集約されているわけです。とにかく「時短」ボタンを押せば目当ての番組に最短でたどり着ける。なるほど、あちこち探さなくてもいいという意味で、これも効率的なひとつの時短になっているんですね。

 

スマートフォン上でも時短再生ができる。ちょっと感動ものの連携機能

さらに「DBR-M4008/M2008」が誇る時短機能は、テレビで見るときだけのものではありませんでした。

 

「せっかく録画しても、テレビの前で見ている時間がとれなくて……」というユーザーの声は少なくなく、最近はレコーダーの録画番組をスマートフォンから見られる機能が当たり前に。「DBR-M4008/M2008」はその機能へさらに時短のアイデアを採り入れることで、“忙しい人のためのレコーダー”としての完成度を高めています。

 

「DBR-M4008/M2008」をスマートフォンから利用できるアプリ「スマホdeレグザ」(※2)は、「DBR-M4008/M2008」の購入者が無償(※3)で利用でき、初期設定などを除くレコーダーのほとんどの機能はこのアプリから呼び出せるというものです。

 

録画番組の再生、放送中番組の再生、また録画予約ができるのは当たり前として、「過去番組表から見る」、「時短で見る」といった「DBR-M4008/M2008」固有の機能もサポート。“テレビを見る時間がないなら、スマートフォンで見ればいいじゃない”と言わんばかりの充実ぶりです。特に、時短再生がスマートフォンでできるというのはなかなかの感動もの。スマートフォン上でも再生速度を上げた早見ができるの、シンプルに便利だと思います。

 

さらに、スマートフォンを使った時短に関する本製品のこだわりは強く、その最たる要素が「番組持ち出し機能」にあります。

 

レコーダー本体に録画された番組は、外出先のスマートフォンからでもストリーミング再生ができるものの……電車の移動中などでは十分な画質で楽しめなかったり、通信容量が気になってしまうことも多い。そこで注目されるのが、録画番組をあらかじめスマートフォンに持ち出し(ダウンロード)するという使いかた。「DBR-M4008/M2008」では、この番組持ち出しに関して“保存・変換なしで即持ち出し可能”という仕組みを実現しています(※4)。

 

↑タイムシフトマシン録画時の設定で、新たに用意された「スマホ高画質」・「スマホ長時間画質」モードを選ぶと、あらかじめ持ち出しダウンロード可能な画質で録画を実行。画質を低めにするかわりに、これまで手間がかかっていた番組持ち出しが最少のステップで行える

 

タイムリーな話題としては、「せっかくなのでサッカーW杯を片っぱしから録画だ!」と意気込んだものの、1日にチェックできる試合数には限りがあったりして……。そこで、毎日1試合ぶんの番組を持ち出し、電車移動の時間に早見再生で追ってみたところ、空き時間をかなり有効に活用できた気がします。これ、移動時間が長い人ほど効果は絶大なはず!

 

「時短」が東芝レコーダーの新たな魅力に!

東芝がこれまで培ってきたハードディスクレコーダーのノウハウの集大成である「DBR-M4008/M2008」。タイムシフトマシン=録画機能の進化はもちろんのこと、同社ならではの最新「時短」機能がかなり強力なモデルになりました。

 

集大成という意味では、かつて東芝レコーダーが「RD-style」(※5)と呼ばれていた時代から受け継ぐプレイリスト編集、ダビング機能なども充実。“編集に強いレコーダー”としての付加価値も備えています。

 

時短・スマートフォン連携のアイデアを加えた総合力、そしてコスパも含め、いまもっともチェックしておくべきレコーダーのひとつが「DBR-M4008/M2008」となったことに間違いはないでしょう。

 

※1:「時短」機能について、番組によっては意図通りにならないことがあります。
※2:「スマホdeレグザ」を使用するには株式会社デジオンが提供する「DiXiM Play」をスマートフォンにインストールする必要があります。詳しくはhttps://www.digion.com/sites/diximplay/をご覧ください。
※3:2019年6月までに購入製品に付属されたアプリライセンスキーを登録して利用開始する必要があります。
※4:スマホ優先モードで録画やスマホ高画質・スマホ長時間画質でタイムシフト録画しておけば番組終了と同時に番組をスマートフォンに持ち出せますが、録画の条件等によっては録画と同時に持ち出し用の変換ができない場合があります。その場合は、録画後の変換(変換待ち)になります。また、宅外での視聴のための持ち出しダウンロードは宅内でのみ可能です。
※5:RD-Style商品とはRD-から始まる形名の東芝 のレコーダー商品のほか、DBR-Z150/Z160/Z250/Z260が該当します。

 

※ハードディスクの容量は、1TB=1000GB、1GB=10億バイトによる算出値です。
※ Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)、Blu-ray(ブルーレイ)は、Blu-ray Disc Association の商標です。
※ DiXiMは株式会社デジオンの商標です。
※ その他の本稿に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

【2018年】エアコン主要6メーカー「価格帯別オススメモデル」全18機を総まとめ

いよいよ本格的な夏がやってきました! より快適な空間を手に入れ、電気代を節約するためには、最新のエアコンに買い換えたいところ。とはいえ、どのメーカーのどんなモデルを買ったらいいかわからない……。エアコンは高い買い物だけに、失敗したくないし……。そんな方のために当サイトでは、家電のプロ・戸井田園子さんにお願いし、6回にわたってエアコンのガイド記事を掲載。6つの主要メーカーの特徴をガイドしてもらうとともに、各メーカーごとに3つの価格帯でオススメモデルを選んでもらいました。今回はこれらの記事の総集編。スペックや機能を比較した表組みを参照しながら、じっくり検討してみてください!

 

教えてくれるのはこの人!

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

【まずは重要なスペックの見方をチェック!】

「APF」が高いほど省エネ性能が高い

「適用畳数」の読み方は、「冷房11~17畳」という場合だと、木造住宅で11畳(左の数値)、鉄筋住宅で17畳(右の数値)に適しているという意味になります。11~17畳の範囲で使えるというわけではないので、ご注意ください。また、夏場を前にしたエアコン選びで見落としがちなのが、暖房の能力。暖房の適用畳数は冷房よりも小さいため、冷房の適用畳数が部屋のギリギリのモデルを購入してしまうと、夏場はいいが冬場はなかなか暖まりにくいといった事態になります。暖房の適用畳数は余裕をもって選びましょう。

 

「APF」とはAnnual Performance Factorの略で、1年間、JIS(日本工業規格)に定められた環境下で運転した場合のエネルギー消費効率のこと。数値が大きいほど冷房・暖房時の消費電力量が少なくなるので、予算内でこの数値がなるべく大きいものを選びましょう。なお、APFは普及価格モデルだと4.0~5.0台、最上位モデルだと7.0台になります。APFとよく似た数値として、「期間消費電力量」があります。こちらは年間を通じてエアコンを使用したとき、消費する電力量の目安のこと。JISが定めた一定の条件をもとに試算したもので、数値が低いほど電気代がかからないことになります。

 

寒冷地では「低温暖房能力」も要チェック

kWで表される「能力」とは、単位時間当たりに室内から取り除くエネルギー、または室内に与える熱エネルギーのこと。この数値が大きいほど広い部屋に対応します。今回はリビングで使われることが多い14畳用を想定し、冷房能力4.0kWのモデルを紹介しています。

 

「省エネ基準達成率」は、省エネルギー法が定めるAPFの基準値(目標値)をどれくらいクリアしているかを示すもの。ただし、冷房能力とサイズによって目標値が違うので、純粋に省エネ性能を比較するならAPFの数値を確認すべき。「低温暖房能力」はその名の通り、低温時の能力の目安。JISが定めた条件下(室内20度、室外2度)での能力を示し、数値が高いほど優秀です。寒冷地の方は注目したいポイントです。

↑下位モデルのスペックの例。APFは4.9、期間消費電力量は1544kWhです

 

↑上位モデルのスペックの例。期間消費電力量、APF、低温暖房能力(「外気温2℃時の暖房能力」と表記)など、すべてが下位モデルを大きく上回っています

 

メーカーその1 ダイキン

ダイキンのエアコンの特徴とは?

「部屋全体をムラなく均一な温度にする」がポリシー

「ダイキンは世界売上No.1の空調メーカー。確かな技術があり、基本性能が高いと評判です。外気温が低くても高くてもしっかり冷暖房してくれる、タフな室外機も大きなウリ。一方、他社に比べてセンサー技術にはあまり力を入れておらず、あくまで『部屋全体をムラなく均一な温度にする』というのが、ダイキンエアコンのポリシーです。人がいなくなると省エネ運転を行うオートセーブ機能やオートオフ機能は、上位機種以外にはないのも特徴。また、ラインナップは各グレードごとに個性があるというより、『グレードが下がるごとに確実に機能を減らして価格を下げる』というわかりやすい構成になっています。なお、全シリーズで、古い同社製エアコンの冷媒配管をそのまま利用することが可能(※)。露出配管であれは取り替えも手間ではないですが、隠蔽配管ならば助かる仕様です」(戸井田さん)

※Rシリーズの加湿ホースは流用不可

 

【ダイキンのオススメその1 ハイエンドモデル

無給水の「うるる加湿」や高度な気流制御で快適空間を実現

Rシリーズ うるさら7

AN40VRP(※200V)

実売価格24万2000円

他のシリーズにはない、無給水で加湿ができる「うるる加湿」を搭載した最上位シリーズ。暖房時には空気中の水分をエアコンが取り込み、自動で加湿してくれます。「さらら除湿」は除湿した冷風を室内の温まった空気と一緒に送風する機能。消費電力も少なく、寒くなりにくい除湿方法です。また、上位機種だけの、冷房時は天井に沿って冷風を回す「サーキュレーション気流」と、窓からの熱でできた温度ムラをセンサーが検知すると床付近に冷気を送る「垂直気流」で部屋の温度ムラも抑えます。年間電気代は他グレードのシリーズと比べてかなり割安です。

※実売価格は編集部調べ。年間電気代は1kWhあたり27円で計算(以下同)

 

うるさら7(Rシリーズ) 戸井田さんのレコメンド

基本性能が高く、清潔性や操作性を高める機能が豊富

「『R』シリーズは、無給水加湿『うるる加湿』を搭載する唯一のモデルです。4.0kWクラスなら、1時間あたり750mℓの加湿量があり、本格的な加湿能力です。速暖性を向上した『ヒートブースト制御』、湿度を下げることで素早く涼しくする『クールブースト制御』、寒くならないハイブリッド方式の『さらら除湿』など、冷房・暖房・除湿の性能は非常に高いものがあります。

↑「うるる加湿」は外の空気中の水分をエアコンが取り込んで、室内を加湿。加湿量は4.0kWクラスで750mℓ/hを誇っています(画像出典:ダイキン公式サイト)

 

また、上位シリーズに搭載されている音声ガイド機能は、リモコンで操作した内容やオススメの運転モードを音声で知らせてくれる便利な機能。エアコン内部の清潔性を保つ機能では、冷房・除湿で発生した水と一緒に汚れを洗い流す『セルフウォッシュ熱交換器』が採用され、下位クラスより高性能です。高温・高湿になると、音声で知らせて自動で冷房運転を開始する『高温パトロール』モードもあるので、高齢者や子どもだけのときも安心です」(戸井田さん)

 

【ダイキンのオススメその2 中位モデル

「さらら除湿」と「プレミアム冷房」で夏が快適に過ごせる

Fシリーズ AN40VFP

実売価格22万4845円

Rシリーズ、Aシリーズ、Sシリーズに次ぐ中位モデル。最上位の「R」シリーズと同様、「ヒートブースト制御」「クールブースト制御」と、設定温度到達後も温度と湿度をコントロールしてくれる「プレミアム冷房」を搭載したモデル。無給水の「うるる加湿」は省かれていますが、夏場に力を発揮する「さらら除湿」は搭載されています。「セルフウォッシュ熱交換機」は非搭載なものの、自動的にフィルターのホコリをブラッシングする「フィルター自動お掃除」機能でフィルターの目づまりを抑えます。ただし、APF(通年エネルギー消費効率)や年間電気代は、下位の「E」シリーズに近い数値となっています。

 

Fシリーズ 戸井田さんのレコメンド

体に風を当てない快適空調がポイント

「冷房時は、気流を天井に向けて持ち上げる『天井気流』で、エアコンの風が体に直接当たりにくく快適。暖房時は、気流を切り替える『暖気かくはん運転』で天井にたまった暖気をかくはんしてくれます。風をあてずに快適空調を実現する『立体気流』もあって、部屋をムラなく均一の温度にするというダイキンのポリシーはしっかり守られています。

↑「天井気流」イメージ。気流は、約5m先まで天井に沿って奥へ広がり、エアコンの風を直接身体に感じにくくなっています(画像出典:ダイキン公式サイト)

 

なお、『プレミアム冷房』や、室温に近づけて除湿する『さらら除湿』はこのグレードまでの機能。ダイキンの魅力であるタフな室外機も採用されていて、冷房・暖房・除湿の基本性能は申し分なく網羅されています。『R』シリーズにはある『垂直気流』や『サーキュレーション気流』は非搭載なので、暖房時はサーキュレーターなどの空気をかくはんするアイテムを追加すると、より快適性が増すと思います」(戸井田さん)

 

【ダイキンのオススメその3 普及モデル

「ストリーマ」で清潔さを保つシンプル&コンパクトなシリーズ

Eシリーズ AN40VEP(※200V)

実売価格14万2000円

限られたスペースにすっきり設置できるコンパクトなベーシックモデル。風を直接的に体に当てない「風ないス運転」により、夏は冷風をより上向きに吹き出し、冬は温風を足元へ吹き下ろします。フィルターの自動掃除機能は非搭載ですが、ダイキン独自の「ストリーマ内部クリーン」で、熱交換器や気流の通路にプラズマ放電の一種「ストリーマ」を照射してエアコン内部のカビやニオイを抑制。フィルターで捕らえた物質にストリーマを照射する「ストリーマ空気清浄」機能も、他シリーズと同様に搭載されています。

 

Eシリーズ 戸井田さんのレコメンド

ベーシックな冷暖房機能はしっかり搭載

「室内外の温度に応じて、暖房・ドライ・冷房3つの運転モードを自動でセレクトする『自動運転』あり。0.5℃単位で温度をコントロールできる『PIT制御』や、すばやく暖房する『ヒートブースト制御』も搭載しています。下位シリーズとはいえ、ベーシックな冷暖房機能は万全ですね。幅770mmのコンパクトな室内機で、半間幅も余裕で収まる横幅も特徴。室外機も3.6kW以下は幅675mmとコンパクトです(4.0kWは795mm)。

↑室内機は幅770mmのコンパクト設計(画像出典:ダイキン公式サイト)

 

フィルター自動掃除機能は非搭載ですが、エアコン内部・フィルターも独自のストリーマで清潔をキープ。熱交換器フィンには親水性に優れた2層コートを採用し、汚れを浮かせて洗い流せるので、上位機種と同等とはいきませんが、お手入れはラクな仕様になっています。ただし、省エネ性能は価格なりのレベルなので、短時間での使用を想定した部屋に設置するのがオススメですね」(戸井田さん)

 

<総括>

Fシリーズは冷房メインに最適で、Eシリーズは設置性でメリットあり

「『R』シリーズは、冷暖房の基本性能、室外機の性能、清潔維持機能など、ダイキン最高峰の仕様です。特に気流制御が優秀なので、エアコンの風が直接当たるのが苦手な人にオススメです。4.0kWは100Vと200V仕様がありますが、200V仕様の方が省エネ性能が高いので、電源の問題がなければ200Vがいいでしょう。

 

『F』シリーズは、最上位シリーズから『うるる加湿』と『垂直気流』を省いた中位モデルです。冷暖房の基本となるコンプレッサーの制御や室外機の性能はほぼ一緒。上位クラスに比べると付加機能が少なく、APF(通年エネルギー消費効率)もやや低くなくなります。しかし、夏に活躍する除湿機能や冷房機能は最上位クラスとほぼ同レベル。エアコンの使用は夏場がメインという人には最適な仕様といえるでしょう。

 

一方、『E』シリーズは、快適性能を高める最新機能がほぼ削られていますが、基本性能が高いダイキンエアコンが4.0kWクラスなら15万円以下で手に入るのが大きな魅力。室内機もコンバクトなので、設置スペースが限られている場合や、留守の時間が多く、リビングで長時間過ごすことは少ないという生活スタイルなら、おトク感がありますね」(戸井田さん)

 

メーカーその2 三菱電機

【三菱電機のエアコンの特徴とは?】

「三菱電機は、現在の家庭用エアコンで初めて、筒型のファン『ラインフローファン』を搭載。現在の壁掛けエアコンの雛形を作った老舗メーカーです。2015年には、世界で初めて左右独立駆動する新型ファン『パーソナルツインフロー』を開発し、エアコンの新世代を切り開きました。また、早くからセンサーを搭載しており、蓄積したセンシング技術の高さにも定評アリ。それらの技術でひとりひとりに適した温度で吹き分け、個人の快適性を重視した空調を得意としています。なお、三菱電機の4.0kWタイプは200Vのみなので、設置に際し電源工事が必要になる可能性があるので注意しましょう」(戸井田さん)

 

【三菱電機のオススメその1 ハイエンドモデル

2つのプロペラファンと「ムーブアイmirA.I.」がひとりひとりを快適に!

霧ケ峰 FZシリーズ

MSZ-FZ4018S

実売価格27万8000円

センサーとAIを活用して少し未来の体感温度を予測する「ムーブアイmirA.I.」が、快適な室温を保つプレミアムモデル。2つのプロペラファンがそれぞれ駆動する独自の機構「パーソナルツインフロー」が、ひとりひとりの温度の感じ方に合わせて気流の強弱と方向を細かくコントロールしてくれます。除湿運転時の「プレミアム除湿」は弱冷房方式ながら、2つのファンを制御することで室温低下を抑え、寒くなりにくい除湿を実現。APF(通年エネルギー消費効率)は「7.8」と他のシリーズに比べ優秀で、年間電気代も抑えられています。また、「ピュアミスト」を放出する機能を持ち、菌・ウイルス・カビ菌・花粉の活動の抑制、脱臭・保湿効果も期待できます。

 

FZシリーズ 戸井田さんのレコメンド

センサー、ファン、清潔機能も万全のハイスペックモデル

「ほかにはない独自の内部構造を持った、最先端のシリーズです。従来の筒型ファン(ラインフローファン)を止め、ふたつのプロペラファンを採用したダブルファン仕様『パーソナルツインフロー』が特徴。左右それぞれに違う温度帯(暖房時体感温度差 約5℃)の風を送り出せるため、ひとりひとりの快適さが追求できるのがメリットです。また『ムーブアイmirA.I.』による、未来を予想しての『先読み運転』もお見事。『フィルターおそうじメカ』搭載かつ、掃除がしにくいエアコン内部には汚れがつきにくい『ハイブリッドナノコーティング』を施し、カビの発生を抑制する『カビクリーンシャワー』『はずせるボディ』(特許)など、清潔維持対策も万全です! すっきりしたパネルでデザイン性も高く、デザイン・機能ともにまさにハイスペックモデルといえます」(戸井田さん)

↑左右独立駆動のファンで、1人ひとりの温度の感じ方の差や変化にあわせて、気流の強弱と方向を細かくコントロール(画像出典:三菱電機公式サイト)

 

「これだけ最先端のセンシング技術が搭載されているからには、『自動』運転での使用が最適。『ムーブアイmirA.I.』に学習機能もあるため、エアコンの能力を信じて、しばらく使い続けることがポイントです。ただ、ダブルファンという構造上奥行きがあるので、設置スペースの確認は忘れずに!」(戸井田さん)

 

三菱電機のオススメその2 ハイスペックモデル

ダブルファンはないが、最上位シリーズと機能はほぼ同等のスペック

霧ケ峰 Zシリーズ

MSZ-ZW4018S

実売価格24万8000円

「FZ」シリーズと同じく「ムーブアイmirA.I.」を搭載したハイスペックモデル。2つのプロペラファン「パーソナルツインフロー」は省いていますが、体温変化を感知して「自動風あて・風よけ」によって室内の2人を同時に快適にしてくれます。除湿機能としては、「さらっと除湿冷房」を搭載。「冷房」と室温の下がらない「再熱除湿」を自動で切り替えて、除湿していても寒くならず、快適な温度に保ってくれます。「フィルターおそうじメカ」や「ハイブリッドナノコーティング」など清潔機能は「FZ」シリーズと同クラス。


 

Zシリーズ 戸井田さんのレコメンド

エアコンにお任せでOKの十分な機能

「ラインナップ順ではFZシリーズに次ぐ第2グレードに当たります。内部構造は従来のタイプですが、デザイン面を除けば、機能面は最上位とほぼ同等。人の体感温度を予測して先回り運転する画期的な『ムーブアイmirA.I.』も搭載しています。また、FZシリーズと同様、タッチパネルリモコンを採用し、必要最低限の操作で快適運転ができるので高齢者でも迷いません。リモコンのメニューからは細かな設定も可能。FZシリーズもそうですが、高性能なセンサー機能を活かすために、基本的に『自動』運転がオススメ。好みに合わせた設定もできるので、カスタマイズしたい人は最初にリモコンでいろいろ試してみるのがいいでしょう」(戸井田さん)

↑ムーブアイmirA.Iは身体の温度を0.1℃単位でチェックし、個人の体感温度を予測します(画像出典:三菱電機公式サイト)

 

三菱電機のオススメその3 コンパクトモデル

実績のある「ムーブアイ」を搭載し、価格を抑えたコンパクトモデル

霧ケ峰 Lシリーズ

MSZ-L4018S

実売価格18万8000円

赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載したコンパクトモデル。FZシリーズとZシリーズの未来の体感温度を予測するAI機能は省かれていますが、センサーが体感温度や人の位置を感知し、冷やしすぎない快適な冷房が可能です。左右のフラップを別々に動かし、2か所を同時に吹き分ける「ビッグWフラップ」を搭載。また「スマート除湿」は、風速を「自動」に設定すると、ファンの回転数を制御しながら除湿し、部屋が寒くなりにくい効果があります。「ハイブリッドナノコーティング」はファンのみに実装。前面パネルやフラップなど、外観パーツは取外しが可能で掃除がしやすい「はずせるボディ」です。

 

Lシリーズ 戸井田さんのレコメンド

コンパクトながらリビングに必要な機能を搭載

「長年の実績がある赤外線センサー『ムーブアイ』搭載モデル。2か所吹き分け可能で、『フィルターおそうじメカ』『はずせるボディ』は、このグレードまでの搭載です。リビングに必要な機能なので、最低限このグレードを選びたいところ。本シリーズの特徴は高さ250mmのコンパクトさ。設置寸法も295mmあれば大丈夫なので、窓上にしか設置できない条件でも問題ありません。夏はエアコンと送風を組み合わせる『ハイブリッド運転』(特許)、冬は暖房とサーキュレーター運転を交互に行う『サーキュレーターモード』があるのも便利です。ただし、本体価格は安いものの、FZシリーズやZシリーズと比べると電気代がかかるので、常にエアコンを使うという方は上位モデルを選んだほうがよさそうです」(戸井田さん)

↑Lシリーズの「ムーブアイ」のイメージ。床や壁などの温度から体感温度を測り、人の位置も見て冷やしすぎない、 あたためすぎない快適な空調を実現します(画像出典:三菱電機公式サイト)

 

<総括>

価格を抑えて快適性を重視するならZシリーズが狙い目

「3シリーズの違いを簡単にまとめますと、FZシリーズは、基本性能(省エネ性)・機能・デザイン、すべてが最新・最上のハイスペックモデル。省エネも快適性も見た目も重視したいという人向きです。暑さ寒さの感じ方が違う複数の人が一緒に過ごす部屋には最適ですね。本シリーズは4.0kWタイプ以上しかないので、14畳越えの大きい部屋のみ対応しています。

 

一方、Zシリーズは、最新機能は網羅していますが、基本性能(吹き分け機能)とデザインがやや落ちます。とはいっても、『パーソナルツインフロー』は搭載しないものの、機能はFZとほぼ変わらないので、価格を抑えて快適性を重視したい人にはこちらが狙い目です。

 

コンパクトモデルのLシリーズは、本体価格がお手ごろ。ただし、上位モデルに比べて省エネ性・機能性で劣るのがネックです。1日中使うことが想定されるライフスタイルなら、少しムリをしても上位クラスを選んだほうが、10年使った場合はおトクになる場合も。とはいえ、三菱電機独自の『ムーブアイ』『ハイブリッド運転』を搭載し、『フィルターおそうじメカ』搭載など、清潔性が担保されているのはメリットです。このあたりをしっかり検討して選んでください!」(戸井田さん)

 

メーカーその3 パナソニック

【パナソニックのエアコンの特徴とは?】

プラスαの機能が充実し、使い勝手がいいのがメリット

「他社に比べて価格がややリーズナブルに設定され、家電量販店で高いシェアを誇っているのがパナソニック。全7グレードが用意され、幅広いラインナップでニーズに合ったモデルが選択できます。独自の微粒子イオン『ナノイー』での除菌・消臭機能や、『フィルターお掃除ロボット』を早くから搭載し、清潔性の維持にも力を入れてきました。重電メーカーと違ってパナソニックは家電メーカーだけに、使い勝手やプラスαの機能(ナノイーや『おやすみナビ』アプリなど)など、ソフトの提案に力を入れているのが特徴。一方で世界初、温度帯の異なる2つの冷風・温風を作る『ダブル温度熱交換器』や、室外機の蓄熱槽に排熱を蓄えて活用する『エネチャージシステム』など、基礎技術の開発にも積極的です」(戸井田さん)

 

【パナソニックのオススメその1 ハイエンドモデル】

高効率のスクロールコンプレッサーで省エネ性は抜群

エオリア WXシリーズ

CS-WX408C2(※200V)

実売価格26万3700円

コンプレッサーに高効率な「スクロール方式」を採用し、省エネ性能を強化した最上位モデル。APF(通年エネルギー消費効率)は7.7と高い数値を誇ります。さらに、「新・ひとものセンサー」で「ひと」と「もの」を高精度で見分け、「暑い」「寒い」の感じ方(温冷感)まで解析。「ダブル温度熱交換器」で2つの異なる温度の風を同時に作り、個人の温冷感に応じて吹き分けます。部屋の断熱性を解析して最適な運転を行う「おへや学習機能」などを備え、きめ細かく節電します。また、ナノイー濃度が従来の10倍になった微粒子イオン「ナノイーX」や、空気の汚れに応じて可動する新搭載の「アクティブクリーンフィルター」で部屋の空気を清潔にする空気清浄機能も充実しています。

※実売価格は編集部調べ。年間電気代は1kWhあたり27円で計算(以下同)

 

WXシリーズ 戸井田さんのレコメンド

動くフィルターで空気清浄機としても使える!

「空気の汚れを感知して、空気清浄フィルターが自動で動く『アクティブクリーンフィルター』がユニーク! エネルギー効率を重視し、空気の汚れがある時だけ密度の高い高性能フィルターが出てくるので、省エネ性を維持しつつ空気を浄化することができます。4.0kWの200V仕様なら20畳相当をカバーできますよ。空気清浄機として単独運転もできるので、わざわざ空気清浄機を置きたくないという人にもオススメ。2018年モデルから無線LAN内蔵になり、『エオリアアプリ』をダウンロードすればすぐにスマホで遠隔操作が可能になりました。

↑アクティブクリーンフィルターの仕組み。空気が汚れに応じてフィルターが可動します(画像出典:パナソニック公式サイト)

 

また、室温と湿度のバランスを考えた『快適除湿モード』、弱冷房で除湿する『冷房除湿モード』のほか、ナノイーXで脱臭しながら除湿する『衣類乾燥モード』を搭載と、除湿機能が充実しているのが魅力。その他、熱交換器の『ホコリレスコーティング』が、オンリーワン。フィン表面だけでなく切断面までしっかりコーティングを施すことで汚れをはじく仕上げです。耐塩害仕様で、海岸近くのエリアでも大丈夫。北海道・東北電力推薦の『あったかエアコン』になっているほど暖房性能も高く、寒い地域の人にも安心です!」(戸井田さん)

 

【パナソニックのオススメその2 セカンドモデル】

省エネ性能以外の機能は最上位と同レベル!

エオリア Xシリーズ

CS-X408C2(※200V)

実売価格25万1600円

省エネ性能が高い「スクロールコンプレッサー」を採用していない(※)以外は、最上位のWXシリーズと同等の機能を搭載。「ナノイーX」と「内部クリーン」運転でエアフィルターを除菌する「オートクリーンシステム」、熱交換機表面(フィン切断面)にもコーティングした「ホコリレスコーティング」「フィルターお掃除ロボット」などで機内を清潔に保ちます。APF(通年エネルギー消費効率)は、200Vの「CS-X408C2」を選べば「WX」シリーズとあまり変わりませんが、100Vの「CS-X408C」の場合、APFは6.3とややダウン。その結果、年間の電気代目安も5000円ほど高くなっています。

※Xシリーズでは、5.6kW(18畳用)以上でスクロールコンプレッサーを搭載

 

Xシリーズ 戸井田さんのレコメンド

最先端の機能がありながら本体価格はお得!

「セカンドグレードに当たりますが、目玉機能である『アクティブクリーンフィルター』『ナノイーX』をはじめ、『ダブル温度熱交換器』や無線LAN内蔵、除湿機能、センサーなど、最上位WXと機能は一緒です。違いはAPFが下がる点。最先端の機能を少しでもおトクな価格で試したい人向けです。能力のバリエーションが幅広く用意されており、6畳用~29畳用まで10種類と豊富に用意しているのも強みです(WXシリーズは14畳用以上のみ6種類)。WX同様、空気清浄機を置かずに済むのでそのぶん費用も浮き、空気清浄機の置き場所も必要なくリビングを広々と活用できます。グッドデザイン賞を受賞した『Jコンセプトシリーズ』のエアコンなので、インテリアにこだわりたい人にもオススメ」(戸井田さん)

↑ダブル温度熱交換器の仕組み。センサーが個々の人の「暑い」「寒い」の感じ方を見分け、フラップで2つの温度の風を混ぜずに独立して吹き分けることで、複数の人を同時に快適にします

 

【パナソニックのオススメその3 コンパクトモデル】

「フィルターお掃除ロボット」搭載でも奥行きはコンパクト!

エオリア EXシリーズ

CS-EX408C2(※200V)

実売価格14万6800円

奥行き239mmとコンパクトなモデル。フィルターについたホコリをかき取って自動で配管穴から屋外に排出する「フィルターお掃除ロボット」もしっかり搭載。「ホコリレスコーティング」や「アクティブクリーンフィルター」は省かれていますが、「ナノイーX」での機内の除菌やカビの抑制は可能です。ナノイーXによる空気清浄機能はないものの、空気がエアコンを通過する度に0.3μmの粒子を80%以上キャッチする「クリーンフィルター」を内蔵し、空気の汚れをキャッチ。心地よいリズムの気流を作り出す「1/f ゆらぎ気流」も搭載しています。

 

EXシリーズ 戸井田さんのレコメンド

「こちらは上から4番目のグレードです。フィルターお掃除ロボットの自動排出方式搭載なのに、設置性が良いのがウリ。これより下のグレードは、ダストボックスに集めたホコリを手動で捨てる方式になります。人がいるかいないかを見分けて省エネ運転をする『不在省エネ』や『オートオフ機能』、部屋の特性を学習する『おへや学習機能』、『日射センサー』などはしっかり搭載しており、省エネと快適性をソフト面でカバーしています。

↑フィルターお掃除ロボットの仕組み。かき取ったホコリは配管穴から自動排出します(画像出典:パナソニック公式サイト)

 

ただ、最上位と比べると消費電力が多いので、長時間使う部屋よりは短時間使う部屋にオススメ。また、本体価格が抑えられている割に、オートセーブやオートオフ機能があるので、出入りの激しい小さなお子さんが居るリビングに使うのもオススメです。別売の無線アダプターをつければスマホによる遠隔操作もできるので、自己管理がまだ難しいお子さんがお留守番するときも安心ですね」(戸井田さん)

 

総括

Xは高性能でWXよりコンパクト。EXはエアコンをスッキリ見せたい人に

「WXシリーズは、省エネ性能を強化し、パナソニックの技術を詰め込んだ『全部のせ』タイプ。冷暖房の性能も高く、エアコン内部の清掃機能や空気清浄機能も高性能です。アプリで様々な操作が可能ですし、最先端のエアコンライフを楽しむならこのモデルでしょう。200V仕様は寸法フリータイプで本体幅899mmとやや大きめということもあり、電源や取り付け位置のレイアウト確認も忘れずに。なお、4.0kW(冷房14畳用)以上の大きさのみの展開なので、これより小さい部屋の場合はXシリーズをチェックしましょう。

 

Xシリーズは、性能・機能は最上位モデルと基本的には一緒。こちらもWXシリーズ同様、北海道・東北電力推薦の『あったかエアコン』で暖房性能が高いです。室内機の幅が799mmの寸法規定サイズになるため、そのぶん最上位のWXよりAPFが落ちますが、半間幅(約91cm)のスペースで高性能のエアコンをつけたい場合に最適です。リビングにも使える14畳用は100Vと200Vの仕様があり、200VのほうがAPF7.2と優秀。200Vでも本体価格はほぼ変わらないので、電源工事をしてでも200Vの方がオススメです。100Vか200Vかの確認は、エアコン専用コンセントの表示を確認するか、エアコン専用コンセントの穴の数(100Vは2つ、200Vは3つ)で判断してください。

↑200Vのコンセントの穴の形状は、スペック表にも表示されています(赤い円で囲んだ部分)。同じ形状か否か、しっかりチェックしましょう

 

EXシリーズは、全体的に性能は下がりますが、冷暖房の基本能力は搭載しており、日々の使いやすさを重視したタイプです。奥行きがコンパクトなので、エアコンをできるだけすっきり収めたい人にオススメ。お掃除ロボット搭載で清潔性も維持もしやすいです。4.0kW(14畳用)以上は200Vなので電源の確認を!」(戸井田さん)

 

メーカーその4 東芝

【東芝のエアコンの特徴とは?】

電機集じん方式の空気清浄機を搭載し、キレイなフォルムも魅力

「他メーカーに比べて、シリーズが少なく、選択肢があまりないのが惜しい。ただし東芝のエアコンは、しっかりした空気清浄機能が搭載されているのがウリで、エアコンで全シリーズ空気清浄機能の具体的なスペックが表記できるのは東芝のみ。全シリーズに搭載されている『プラズマ空清』は、プラズマ放電で汚れを帯電させて熱交換器に吸着させる『電気集じん方式』なので、空気清浄用のフィルターが不要、かつ交換の手間やコストもかかりません。空気清浄機を床に一台置く必要がなく、そのぶん部屋が広く使えるのもメリットです。

 

また、デザインエアコンと言えるほどの特別仕様ではないですが、室内機のキレイなフォルムは高評価。両サイドを包むように巻き込んでいる前面パネルが、すっきりとした印象を与えてくれます」(戸井田さん)

東芝のオススメその1 ハイエンドモデル

空気清浄機能の適用範囲が広く、「エナジーセーブコンプレッサー」で省エネ性能も高い

大清快 E-DRシリーズ

RAS-E405DR

実売価格21万8000円

省エネ性能が高い最上位モデル。必要な能力に応じてシリンダーを切り替える、東芝独自の「エナジーセーブコンプレッサー」を搭載。「節電」ボタンを押せば、扇風機並みの省電力45Wで運転が可能です。「プラズマ空清」は、4.0kWで適用床面積15畳と他モデルに比べてパワフル。また「Wビッグルーバー」を搭載し、二間続きの部屋でも隅々まで風が行き渡ります。寒くなりにくい「おすすめ除湿」を搭載するほか、「衣類乾燥」モードを選べば4kgの洗濯物が3時間で乾燥できます。

※200V電源の機種は適用畳数20畳。実売価格は編集部調べ。年間電気代は1kWhあたり27円で計算(以下同)

 

E-DRシリーズ 戸井田さんのレコメンド

好みの気流が選べるうえ、長時間使うほどオトク!

「すべての機能が搭載されているフルスペックの最上位モデル。東芝独自の『エナジーセーブコンプレッサー』が採用されている唯一のモデルで、コンプレッサーのシリンダーが2つあり、フル稼働の時は2シリンダーを動かし、安定してくると1シリンダーだけ動かすことで少ない電力で運転できます。『プラズマ空清』に加え、『空質センサー』で得た情報をわかりやすく表示する『エアモニター』があるのもこのシリーズのみ。空質センサーが空気の汚れを感知するとランプがオレンジ色に、キレイになると青色に光り、状況が一目でわかります。

↑エナジーセーブコンプレッサーの仕組み。設定温度に近づくと2シリンダー運転から1シリンダー運転に切り替えて、エネルギーを節約します(画像出典:東芝公式サイト)

 

『Wビッグルーバー』でワイドかつロングに気流が届き、リモコンの『スイング』ボタンで『上下』『左右』『上下左右同時』の3つのモードが選べます。さらに、状況に応じて『風よけ』『風あて』『ワイド』『スポット』の4つの気流が選べる『快適気流』もあり。さらに、暖房はあらかじめ時刻を予約しておくと、それまでに室外機・室内機がスタンバイ状態になり、スイッチを入れると30秒で温風が出る『秒速ダッシュ暖房』が便利です。

 

最近の住宅は高気密・高断熱になっているだけに、温度が安定したときに電力が少なくてすむ『エナジーセーブコンプレッサー』の技術が活きてきます。ですから本機の場合、少しの外出(冷房1時間・暖房30分目安)でオンオフするのはやめて、ずっとつけたままにするのがオススメ。長時間エアコンを使う人ほど、電気代がおトクになりますよ!」(戸井田さん)

↑E-DRシリーズの設置例

 

東芝のオススメその2 中位モデル

フィルター自動お掃除機能を搭載し、センサーによる省エネ運転が充実

大清快 E-Rシリーズ

RAS-E405R

実売価格13万9800円

上位機種同様、「プラズマ空清」を搭載。最上位機種と同様、「楽ダストボックス」「フィルター自動お掃除」を搭載し、お掃除・清潔機能が充実しています。「楽ダストボックス」はフィルター自動お掃除でたまったホコリを掃除機で吸えるのが便利です。「ecoモード」では「人サーチセンサー」「明るさ〔日あたり〕サーチセンサー」により省エネ運転を実施。「人サーチセンサー」で不在が30分続くと自動で能力を抑え、1時間で運転を停止します。

※1:18畳用のRAS-E566Rのプラズマ空清の適用畳数は18畳 ※2:18畳用のRAS-E566RのみWビッグルーバーを搭載

 

E-Rシリーズ 戸井田さんのレコメンド

基本性能は最上位に劣るが、コンパクトサイズとメンテ性能が魅力

「4.0kWまでの機種なら、高さ250mm幅790mmとコンパクトサイズなので、狭い窓上にも収まります。また『フィルター自動お掃除』と、この機能で溜まったホコリを吸い取ることができる『楽ダストボックス』があるのは、このグレードまで。清潔性を重視する人にオススメです。

↑「楽ダストボックス」の吸引イメージ。フィルター自動お掃除で溜まったホコリを専用のお掃除ノズル(付属)を使って、掃除機で吸引できます(画像出典:東芝公式サイト)

 

センサーは、『人サーチセンサー』と『明るさ〔日あたり〕サーチセンサー』の2つ(最上位も同じ)。『ecoモード』やボタンひとつで省電力運転を行う『節電運転』など、節電機能も上位機種と同等です。ただし、『エアモニター』『Wビッグルーバー』『快適気流』は非搭載(※)。APFは4.9と、基本性能は上位機種に比べるとやや落ちます。

※18畳用のRAS-E566RのみWビッグルーバーを搭載

 

共働きなどで日中エアコンはあまり使わないが、省スペースで設置しつつ、メンテナンスの手間は省きたいという人にオススメ。下位モデルと本体価格は大きく変わらないので、お手入れをエアコンにお任せしたいなら、ぜひこちらを選ぶべき」(戸井田さん)

 

【東芝のオススメその3 コンパクトモデル】

「プラズマ空清」と熱交換器の汚れを洗い流す機能を搭載

大清快 E-Pシリーズ

RAS-E405P 

実売価格12万9800円

上位機種と同じく、東芝独自の「プラズマ空清」を搭載したコンパクトモデル。PM0.1レベルの微細な粒子も集めて帯電し、熱交換機に吸着して屋外に排出します。フィルターの自動お掃除機能はありませんが、除湿や冷房時に発生した水が熱交換器の汚れを洗い流す「マジック洗浄熱交換器」を搭載。運転停止後、プラズマ乾燥で送風路内のイヤなニオイも脱臭します。水平から足元まで風向をコントロールする「クルッとルーバー」で部屋の隅々まで風を届けます。

 

↑上下左右同時にスイングする「クルッとルーバー」を搭載(画像出典:東芝公式サイト)

 

E-Pシリーズ 戸井田さんのレコメンド

少しでも安く、使用頻度が低い部屋に設置したい人に

「こちらも、高さ250mm幅790mmのコンパクトサイズ。コンプレッサーや気流制御は、ひとつ上のE-Rシリーズと同等で、APFも変わりません。除湿に関しても同等。違いは掃除機能と省エネ運転関係で、フィルターの自動お掃除と『楽ダストボックス』は非搭載ですが、熱交換器の汚れを自動で洗浄して屋外へ排出したり、送風路のニオイを脱臭したりする機能は残っています。

 

また、センサーは『人サーチセンサー』がなくなり、『明るさ〔日あたり〕サーチセンサー』のみ。人がいない時、セーブ運転や自動オフにはなりませんが、部屋に入る日照を感知して、冷暖房の運転を調整してくれます。

 

基本性能はひとつ上のE-Rシリーズと同等なので、少しでも安くエアコンを調達したい人にオススメ。ただ、フィルター掃除や『ecoモード』などはなくなるので、自己管理が前提となります。日常的に頻繁に使う部屋よりは、使用頻度が低い予備部屋や客間などに設置したいところ。手入れの手間やムダな電気代がかからずにすむでしょう」(戸井田さん)

 

総括

価格を抑えるなら清潔機能をカバーするE-Rシリーズがオススメ

※1:200V電源の機種は適用畳数20畳 ※2:18畳用のRAS-E566Rのプラズマ空清の適用畳数は18畳 ※3:18畳用のRAS-E566RのみWビッグルーバーを搭載

 

「E-DRシリーズは、すべての機能が搭載されているフルスペックモデル。独自のコンプレッサーを搭載し、基本性能が高いのが最大のウリです。在室時間が長いリビングや寝室などにオススメ。6畳(2.2kW)~26畳(8.0kW)まで全ラインナップが揃っているので、どんな大きさの部屋でも選べるのもこのグレードの特徴です。14畳(4.0kW)は100V(品番:RAS-E405DR)と200V(品番:RAS-E406DR)があり、200Vの方がAPFが高いので、より省エネ性能を求めるなら200Vで計画を!

 

E-Rシリーズは、基本性能はやや落ちるものの、清潔機能と省エネ機能はカバーされているモデルです。最上位と比べると、電気代は1年間で8000円強の差があり、また空気清浄能力も落ちるので、在宅率が低い家庭向き。コンパクトサイズを活かして、設置条件が厳しい場所の選択肢として有効です。ラインナップは18畳まで5機種で、12畳(3.6kW)はありません。また、5.6kWの18畳タイプ(品番:RAS-E566R)は高さが250mmではなくなる(293mmになる)ので、設置寸法で選ぶ場合は注意して下さい。

 

E-Pシリーズは、基本性能はひとつ上のE-Rシリーズと一緒。ラインナップは6畳(2.2kW)~14畳(4.0kW)までの4機種で、12畳(3.6kW)はなし。清潔機能や省エネ機能もシンプルなので、エアコンの使用頻度が少ない部屋向きです。ひとつ上のE-Rシリーズと実売価格で大きな差がないなら、E-Rシリーズのほうがオススメです!」(戸井田さん)

↑E-Rシリーズの設置例

 

メーカーその5 富士通ゼネラル

【富士通ゼネラルのエアコンの特徴とは?】

室内温度のムラをなくし、清潔機能でも一歩先行く

「冷暖房ともに室内温度のムラをなくし、快適にするのが富士通ゼネラルのポリシー。風を感じにくい穏やかな冷暖房はとても心地がいいもので、両サイドにファンを搭載した『デュアルブラスター』はそれを具現化するための象徴的な機構です。また、部屋の温度・湿度を計測し独自のアルゴリズムで分析して、季節と室温に応じて冷房・送風・除湿・暖房の切り替えを自動で行う『毎日快適モード』を全シリーズに搭載。これにより、運転モードの切り替えを気にせず生活でき、『一年中つけたままにする』という、一歩踏み込んだ新しい提案をしています。

 

清潔機能においても、同社は積極的な提案をしてきました。『フィルター自動おそうじ』機能を、業界で初めて開発したのは同社。さらに2018年モデルのXシリーズには、業界初の『熱交換器加熱除菌』を搭載。熱交換器のフィンとフィンの隙間に水分が残るとカビの原因となりますが、その水分を55℃以上に加熱してお湯にすることでカビ菌・細菌を除去できます。日立の『凍結洗浄』もそうですが、エアコン内部の清潔機能が今後のトレンドになりそうです」(戸井田さん)

 

【富士通ゼネラルのオススメその1 プレミアムモデル】

「熱交換器加熱除菌」「メタルハイコート」で内部は常に清潔!

ノクリア Xシリーズ

AS-X40H2

実売価格24万6460円

冷房や除湿で発生した水を加熱して、カビ菌・細菌などを除去する業界初の新提案「熱交換器加熱除菌」を搭載したプレミアムモデル。冷風・温風が吹き出すセンターファンをチタン化合物などでコーティングした「メタルハイコート」でホコリの付着も防止します。本体両側に設置されたサイドファン「デュアルブラスター」も特徴。本体センターからの「冷暖気流」とともに、温度と速さの違う2種類の気流を生み出して制御することで(ハイブリッド気流)、部屋全体の空気をムラなく快適にします。

↑加熱除菌運転の効果のイメージ(画像出典:富士通ゼネラル公式サイト)

 

※実売価格は編集部調べ。年間電気代は1kWhあたり27円で計算(以下同)

 

Xシリーズ 戸井田さんのレコメンド

「デュアルブラスター」が温度ムラを減らし、清潔機能も充実

「本体両サイドについているファン『デュアルブラスター』が他メーカーにはない機能。冷房時は下に落ちやすい冷気を両サイドのファンから吹き出す風で持ち上げ、また、風を人に当てて涼感をアップさせることも可能です。暖房時は天井に昇りがちな暖気を両サイドのファンから吹き出す風で押さえつけ、暖気を床全体に広げるので、足元がしっかり温まり、顔だけが温まってぼーっとすることがなくなります。冷気だまり・暖気だまりができやすい大きな部屋や、長時間エアコンを使うと風が気になるという人にオススメです。部屋全体の温度を均一にするので、家事で四六時中動いていたり、子どもが常に動き回っていたり……といった家庭には最適ですね。

↑冷房(左)では、室内機の左右に搭載した「デュアルブラスター」の室温気流が冷気を持ち上げ、遠くまで運んで部屋中をムラなく涼しく。また、暖房時(右)は床付近を這うように遠くへ暖気が行き届きます(画像出典:富士通ゼネラル公式サイト)

 

また、深夜の暖房運転は静音運転に自動で切り替えるなど、AI(人工知能)が分析・判断して最適な運転を行う『ノクリアセレクト』を搭載。このほか、エアコン任せで自動で最適な運転を行う『おまかせノクリア』では、全シリーズ標準の『毎日快適』モードに加え、X、XS、Zの上位モデルのみ搭載する『毎日みまもり』モードも用意しています。こちらは夏は31度以上・冬は15度以下になると自動運転を開始してくれるので、体感温度が鈍くなりがちな高齢者の見守りとしても活用できます。

 

清潔機能は、他のグレートにもある『熱交換器加熱除菌』『フィルター自動おそうじ』のほか、『メタルハイコート』と、電気集じんで室内の空気もキレイにする『プラズマ空清』が搭載されるなど、機能が充実しています。除湿は寒くならない再熱除湿、あるいは弱冷房除湿と、いずれかを好みに合わせて選べるので便利です」(戸井田さん)

 

【富士通ゼネラルのオススメその2 セカンドモデル】

「デュアルブラスター」搭載ながら「熱交換器加熱除菌」などを省略

ノクリア XSシリーズ

AS-XS40H

実売価格18万6840円

「デュアルブラスター」を搭載したスタンダードモデル。2種類の気流で室温を制御する「ハイブリッド気流」で、冷房時は気流を攪拌し、やわらかな風を部屋中に行き渡らせます。「熱交換器加熱除菌」は非搭載なものの、「フィルター自動おそうじ」は搭載。室温、リモコン付近、床温度の3点を計測する「3D温度センサー」を活用して運転を制御し、暖めすぎ・冷やしすぎのムダを抑制します。あらかじめ室温を上げて、霜取り運転中も暖かさをキープする「ホットキープ除霜」も搭載。

 

XSシリーズ 戸井田さんのレコメンド

デュアルブラスター搭載かつ設置スペースも少なくて済む!

「簡単に言うと『デュアルブラスター』は搭載しながら、『熱交換器加熱除菌』『プラズマ空清』などを省略し、価格を手ごろにしたモデルです。Xシリーズに比べ清潔機能と低温暖房能力が落ちますが、先述の『おまかせノクリア』や『ノクリアセレクト』といった便利機能やリモコンなどは最上位モデルと一緒です。除湿は再熱除湿はなく弱冷房除湿方式。温度が下がる『ソフトクール除湿』と、寒くなりにくい『ひかえめ除湿』の2モードから選べます。『デュアルブラスター』による温度ムラのない冷暖房が実現できるので、快適性重視の部屋で使うのがオススメ。『毎日快適』モードにすれば、ムダなく最適運転をしてくれます。子どもだけで過ごすときや、季節の変わり目で運転モードに悩むときなどにぜひ活用して下さい。

 

上位機種と同様、抗菌・防カビコーティングを施した『ハイドロフィリック熱交換器』となっていますが、エアコン内部の清潔機能は『フィルター自動おそうじ』のみ。Xシリーズに比べて清潔機能は大きく省かれているので、汚れやすいキッチン近くではなく、比較的汚れにくい子ども部屋や寝室で使うのがいいでしょう。6.3kW(20畳用)・7.1kW(23畳用)でも幅786mmとコンパクトなので、設置できるスペースが半間(約91cm)しかない部屋にも取り付けられます」(戸井田さん)

↑「ハイドロフィリック熱交換器」イメージ。冷房時と除湿時に発生した水で、熱交換器を自動で洗浄します(画像出典:富士通ゼネラル公式サイト)

 

【富士通ゼネラルのオススメその3 ベーシックモデル】

清潔維持機能を重視したコンパクトなモデル

ノクリア Dシリーズ

AS-D40H

実売価格15万1200円

「デュアルブラスター」はありませんが、「熱交換器加熱除菌」を搭載したコンパクトモデル。スリムながら「フィルター自動おそうじ」もあり、清潔維持機能が重視されています。電気集じん方式の「プラズマ空清」の搭載により、0.3~2.5μmの粒子を88%キャッチして、部屋の空気を浄化してくれます。また、人感センサー「不在ECO」で人の有無を検知して、ひかえめ運転への切り替えやオン・オフを自動的に行い、節電をサポート。

 

Dシリーズ 戸井田さんのレコメンド

この価格帯で清潔機能が充実しているのはうれしい

「このクラスではかなりハイスペックでコスパが高いモデル。2018年モデルの目玉機能『熱交換器加熱除菌』を搭載するほか、『プラズマ空清』『フィルター自動おそうじ』などもあり、清潔機能は十分。お手入れが気になる人にはうれしいところですが、暖房を快適にする機能は少なくなるので、冷房メインの部屋で使うといいでしょう。

 

センサーは『人感センサー』のみになりますが、人がいなくなると節電運転に切り替えてくれるので省エネ。一年中適切な運転をセレクトしてくれる『毎日快適モード』もあります。両サイドの『デュアルブラスター』がないぶん、すっきりとした見た目になっているのはデザイン面にこだわる人にとっては魅力ですね。本体の高さが250mmで、高さ295mm(上部38mm・下部7mm)あれば設置できるスリム設計がウリ。パネルデザインもスッキリコンパクトで、狭い部屋でも圧迫感なく収まります。もうひとつ下にCシリーズもありますが、価格差があまりないでこちらがオススメ」(戸井田さん)

↑窓上のスペースにも収まる、コンパクトでスッキリしたボディが魅力(画像出典:富士通ゼネラル公式サイト)

 

総括

「デュアルブラスター」「熱交換器加熱除菌」の有無で選択を!

「Xシリーズは『デュアルブラスター』に加え、清潔機能も便利機能もすべて搭載するフルスペックモデル。室温を均一に保つ冷暖房がしっかり実現されているので、エアコンの風が苦手という人も満足できます。両サイドにファンがありますが、5.6kW(18畳用)までは横幅が786mmに収まっています。それを超えると横幅が大きくなるので(20畳用のAS-X63H2だと幅898mm)、設置スペースにご注意を。

 

なお、停止時の姿は、以前のモデルよりもかなりスッキリしましたが、運転時は両サイドの『デュアルブラスター』が動くためメカニックな印象。『カッコいい』と感じる人と『ゴツい』と感じる人と、好みが分かれるデザインなので、動いた状態を見て判断することをオススメします。

 

XSシリーズは、清潔維持機能と暖房の快適機能が省かれているほか、APFも最上位機種に比べて低く、年間の電気代はXシリーズと比べて6000円強高くなります。清潔性を維持する機能が少ないため、エアコン内部のお手入れは定期的に業者に頼むつもりで購入をしたほうがいいでしょう。本シリーズは、とにかく風があたる冷暖房が苦手で、風をダイレクトに感じにくい『デュアルブラスター』をお手ごろに手に入れたいという人に最適です。

 

Dシリーズはデュアルブラスター非搭載ですが、清潔維持機能が充実しているモデル。冷暖房の快適性より、お手入れの手間を省くことを重視する人向き。スリムタイプなので、設置スペースに制約がある場合にも合っています。なお、ラインナップは2.2kW(6畳)~5.6kW(18畳)までなので、大きい部屋はXSまたはXシリーズで検討を!」(戸井田さん)

 

メーカーその6 日立

【日立のエアコンの特徴とは?】

「凍結洗浄」を新開発し、清潔性に磨きをかけた

「日立のエアコンは、『白くまくん』の愛称でおなじみ。寒冷地仕様を除くと全5シリーズあり、選びやすいバリエーションとなっています。室内機の内部にステンレスを採用した独自の『ステンレス・クリーン システム』で清潔性の高さには定評アリ。今季はさらに、熱交換器を凍らせてから一気に溶かして汚れを洗い流す『凍結洗浄』を開発。最下位モデルを除く4シリーズに搭載し、ますます清潔性を高めてきました。

 

近年、室内の状況をセンシングするために各社さまざまなセンサーを搭載していますが、画像によってセンシングするのは日立のみ。また、基本性能であるエネルギー効率が高いのも特徴です。高さや奥行きが小さいモデルも積極的に展開し、設置性が良い点も見逃せません」(戸井田さん)

 

【日立のオススメその1 ハイエンドモデル】

「くらしカメラAI」で幅広いデータを把握し、適した空調を行う

白くまくん Xシリーズ

RAS-X40H2

実売価格24万9130円

「くらしカメラ AI」と「凍結洗浄Premium」を搭載した最上位モデル。30万画素のセンサーを採用した画像カメラ、温度カメラや近赤外線LED技術を搭載した「くらしカメラ AI」で室内をセンシング。在室人数や時間、一人ひとりの体感温度までを把握し、高精度な空調制御を可能にしました。天井の温度を検知して天井から伝わる熱を抑える間接冷房「プレミアム天井気流」も備えています。また、熱交換器を凍らせて汚れを洗い流す「凍結洗浄」は、本シリーズでは「凍結洗浄Premium」に。「くらしカメラ AI」でエアコン内部の汚れ方を予測して自動で2回洗浄するなど、清潔性をキープする能力も高いです。ホコリなどを帯電させてフィルターで捕集する「ステンレスイオン空清」も採用。

※実売価格は編集部調べ。年間電気代は1kWhあたり27円で計算(以下同)

 

Xシリーズ 戸井田さんのレコメンド

基本性能が高く内部クリーン機能が優秀

「最上位のプレミアムモデルです。APF7.7と基本性能が高く、幅800mm以下のコンパクトサイズながら優秀な省エネ性能を達成しています。エアコンを長時間使う生活スタイルであれば、よりメリットを感じるはず。『くらしカメラ AI』は、温度・湿度に加え、人の識別・在室時間・活動量・間取り・家具や窓の位置など、多数の情報を把握し、快適かつ省エネな運転をしてくれます。ただ、中央部分にカメラやセンサーがあり、運転時は全面パネルが開いて、フラップも6枚可動するのでややゴチャゴチャした見た目に。すっきりしたインテリアにしたい人は、運転時の姿を確認してください。

 

『カラッと除湿』は、寒くならずに除湿ができる再熱除湿を採用。室温が低くてもしっかり除湿ができるので、梅雨時や秋口も快適です。また、起きる時刻に合わせて温度と湿度をコントロールする新『快眠』モードや、タイマー時間が経過して運転停止した後も、室温の上昇や寝返りの頻度を見て、自動で再運転を行う『みはっておやすみ』タイマーなど、快眠のための機能が充実しているのもうれしいところです。

 

なお、ウリである『凍結洗浄』は、『くらしカメラ AI』により部屋の状況を認識して、汚れがひどくなる前に自動洗浄をするのがこのシリーズの特徴。エアコン内部を清潔に保つ機能は、他社より完成度が高いと感じます。そのため、調理時の油煙がつきやすいLDKなどに設置するのもオススメですね」(戸井田さん)

↑「くらしカメラ AI 」には、近赤外線LED技術や画像カメラ、温度カメラなど多数のセンシング機器を搭載(画像出典:日立公式サイト)

 

【日立のオススメその2 スタンダードモデル】

白くまくん E・ELシリーズ

RAS-E40H2

実売価格20万3040円

一部機能は省かれているものの、「凍結洗浄」と「くらしカメラ F」を搭載

「凍結洗浄Standard」と「くらしカメラ F」を搭載したスタンダードモデル。熱交換器を凍らせて自動で洗浄する「凍結洗浄」は、汚れを予測して洗浄する機能はありませんが、基本的な機能は最上位機種と同等です。「くらしカメラ F」は温度カメラ、湿度カメラなどは省かれていますが、画像で室内の状況を認識して人のいるエリアだけに風を送るなど温度や風向、風量をコントロールしてくれます。上位機種と同様、人がいなくなると1時間で運転を自動停止する「オートオフ」や「風よけエリアセレクト」機能も搭載されています。

 

E・ELシリーズ 戸井田さんのレコメンド

清潔性は優秀で、複数の人が居ても効率よく運転

「最上位シリーズと同様に『凍結洗浄』を搭載していて、不在時の自動洗浄のほか、タイマーでの洗浄の設定もできます。これより下のグレードでは『凍結洗浄』のタイマー設定はできません。フィルター自動掃除機能のほか、内部は『ステンレス・クリーン システム』で汚れがつきにくいのがメリット。汚れが多い環境で使うなら、タイマーで定期的に洗浄すると、汚れがたまらず清潔に使えます。

 

家具の位置や形状を検知し、気流の通り道を見つけて送風する機能は省略。フラップも6枚ではなくなりますが、人の位置と足もと、人数、活動量、日差しなどを認識して、温度・風向・風量をコントロールしてくれるので、複数の人がくつろぐ空間でも効率よく運転してくれます。冷やしすぎない冷房『涼快』や寒くならない再熱方式の『カラッと除湿』搭載で冷房機能は快適。寝返りの感知はありませんが、温度を見張って暑くなると再運転してくれる『みはっておやすみ』タイマーは搭載されています」(戸井田さん)

↑「凍結洗浄」の仕組み。熱交換器を急速冷却。大量の霜をつけて一気に溶かし、汚れを洗い流したのちに乾燥させます(画像出典:日立公式サイト)

 

【日立のオススメその3 ベーシックモデル】

「凍結洗浄」「フィルター自動お掃除」を省略して価格を抑えた

白くまくん Dシリーズ

RAS-D40H2

実売価格11万3400円

「凍結洗浄」を搭載しないベーシックモデル。フィルターの自動お掃除機能はありませんが、通風路、フラップ、フィルターにステンレスを採用した日立独自の「ステンレス・クリーン」仕様で、エアコン内の菌や汚れを抑制します。また、日差しを感知する「くらしセンサー」で日差しの変化を見分け、「ecoこれっきり」ボタンを押すだけで曇りや夜になると控えめ運転に切り替わります。除湿は弱冷房方式で、吹き出す風の量をコントロールして肌寒さを抑える「ソフト除湿」となっています。

 

Dシリーズ 戸井田さんのレコメンド

「『凍結洗浄』や『フィルター自動お掃除』などの清潔維持機能を省き、必要最低限の機能に絞ったベーシックモデルです。センサーは、温度・湿度のほか日差しを見る『くらしセンサー』を搭載。日差しの変化を見分けて、省エネ・快適な運転を行います。切りタイマーをセットしていても、室温が上がると再運転する『みはっておやすみ』タイマーは本シリーズにも搭載。室内機が小さく、狭いスペースにも収まるので、設置スペースの狭い部屋に向いています。

 

ほとんどの機能を省略して価格を優先しているので、予備室や使用頻度の少ない部屋向き。内部の清潔機能が最小限ということもあって、汚れが発生しやすい部屋やタバコを吸う人が使う部屋などは避けた方が無難でしょう」(戸井田さん)

↑室内機がコンパクトなので、少ないスペースで設置できます(画像出典:日立公式サイト)

 

総括

日立のウリの機能を網羅したいならE・ELシリーズも狙い目

「Xシリーズは基本性能が高く、多彩な機能を搭載。まさに日立の技術を結集したプレミアムなモデルです。6畳(2.2kW)~29畳(9.0kW)まで、幅広いラインナップを用意。また、3.6kW(12畳)には珍しく100Vと200Vがあります。200Vのほうが年間の電気代が2500円ほど安くなるので、電源に問題がなければ、200Vタイプがおすすめです。なお、他メーカーと比べて、最上位のXシリーズとそれ以下のシリーズとの機能差が大きいのも特徴。Xシリーズだと年間の電気代も1万円以上安くなる計算です。快適性も省エネ性も差がつくので、予算が許すならXシリーズがオススメ。

 

E・ELシリーズは『凍結洗浄』搭載のスタンダードモデル。価格を抑えつつ、日立のウリの機能を網羅したいならこちらです。ただ、最上位Xシリーズとの差はかなりあるので、欲しい機能が落ちていないか、しっかり確認を! また、ひとつ下のW・WLシリーズは室内機がコンパクトな設計になっていますが、価格差はあまりないので、設置寸法に制約がない場合はE・ELシリーズがオススメです。

 

Dシリーズはもっとも廉価なベーシックモデル。といってもAPFや低温時暖房能力など、冷暖房の基本性能は悪い数値ではありません。付加機能は必要最低限で、快適性能も重視されていませんが、そこは割り切って『とりあえず冷暖房が欲しい』という部屋であれば問題なし。ラインナップは5.6kW(18畳)までなのでご注意を」(戸井田さん)

 

我が家に“日本初”のBS/CS 4Kチューナー搭載レグザ「50M520X」がやってきた! 4K放送開始が待ち遠しくなる画質にぞっこん!!

現在の地デジ放送をはるかに超える高画質な映像が楽しめる次世代テレビ放送の4K放送。これまで数年間にわたり試験放送が行われてきましたが、いよいよこの12月からNHK・民放各社によるBS・110度CSの4K放送(以下、BS/CS 4K放送)がスタートします。このBS/CS 4K放送は、これまでの試験放送とは違い、NHKや民放各社が様々なジャンルの番組を放送する予定。「どうせキレイな環境映像が流れるだけでしょ?」と思っている人は損しちゃいますよ!

 

このBS/CS 4K放送に関する質問でよく聞かれるのは、「4K放送を見るために何が必要なのかわからない」というもの。実のところ、12月から始まるBS/CS 4K放送を見るために最低限必要なものは「4Kテレビ」と「4Kチューナー」、「BS/CS受信設備」のみ。そして、あまり知られていませんが、既存のBS/CSアンテナ設備(右旋アンテナ)のままでも、NHK・民放各社の6ch分は視聴できます。すでにBS/CSの視聴設備が自宅に備わっていれば、4Kテレビと4Kチューナーを用意するだけで4K放送が視聴できるようになるのです。

↑従来のアンテナ設備でもNHK・民放6チャンネル分の視聴が可能(出典:東芝映像ソリューション)

 

さらに、設備工事を行い右旋・左旋対応アンテナなどの新設備を導入すれば、スカパーやWOWOWといった5chが視聴でき、最大11chも見られるチャンネルが増えます。

↑左旋対応のアンテナを含む新しい設備を導入すると11チャンネルもの4K放送が視聴可能になる(出典:東芝映像ソリューション)

 

BS/CS 4K放送開始に合わせ、メーカー各社は今秋~冬にかけて外付け4Kチューナーを発売する予定。すでに4Kテレビを購入した方でも、チューナーを追加すればBS/CS 4K放送が視聴できるようになります。しかし、2011年までの地デジ移行期に購入したHD/フルHD解像度テレビからの買い替えを検討されている方には、4Kチューナーを搭載したモデルが絶対オススメ。外付けチューナーを別途購入しなくても、テレビだけでBS/CS 4K放送が楽しめるのです。

 

東芝レグザの2018年夏モデルとして登場した4Kテレビ「X920」、「BM620X」、「M520X」シリーズは、なんと全機種がBS/CS 4Kチューナー搭載モデル。この夏に発売される4Kテレビで、4Kチューナーを搭載するのは東芝レグザだけとなります。今年の夏ボーナスでテレビを買い替えても、レグザなら安心して長く使用することができますね。

 

そこで今回、GetNavi web編集部・一條 徹が発売されたばかりの東芝4Kレグザの「M520X」の使用レポートをお届けします。

↑東芝4Kレグザ「M520X」

 

【M520Xスペック(50型)】

●解像度:3840×2160ドット ●搭載チューナー:地上デジタル×3、BS/CS×3、4K(BS/CS)×1 ●録画機能:地デジ・BS/CS W録画、4K録画(いずれも別途外付けHDDが必要)、タイムシフトリンク ●音声:レグザパワーオーディオシステム 音声実用最大出力20W ●端子:HDMI入力×4、ビデオ入力端子(アナログ)×1、光デジタル音声出力×1、USB×2(汎用×1、録画専用×1)、アナログ音声/ヘッドホン出力×1、LAN端子×1 ●サイズ/質量:W112×H67.7×D18.2cm/18kg(卓上スタンド含む)

 

日本初のBS/CS 4Kチューナー搭載の秘密は“後付け”

今回、編集部一條宅にやってきたのは、東芝レグザの4K液晶テレビ「M520X」の50型モデル。こちらは日本初のBS/CS 4Kチューナー内蔵テレビとして6月6日に発売開始されました。東芝の2018年夏モデルは、フラッグシップとなる4K有機ELテレビ「X920」(7月下旬発売)と、バスーカオーディオ搭載の4K液晶テレビ「BM620X」(6月下旬発売)、バズーカオーディオを省いた4K液晶エントリーモデル「M520X」(発売中)の3機種がラインナップされていますが、いずれもBS/CS 4Kチューナーを内蔵していることが特徴です。

 

4K放送を視聴するためには地上デジタル放送と同様に「CAS」が必要になりますが、4K放送では従来のようなカード形式のB-CASではなく、ICチップを機器に内蔵するA-CASを採用しています。しかし、東芝では4K放送受信用CASを含む「BS/CS 4K視聴チップ」をテレビ購入後に別送し、それをテレビ背面の専用端子に装着するだけで4K放送が視聴可能になるという仕組みを採用。他社に先駆けて東芝がBS/CS 4Kチューナー搭載モデルを発売できたのは、この“BS/CS 4K視聴チップを後付けする”というウルトラCがあったからこそ実現できたのです。

↑背面のカバーを開けるとBS/CS 4K視聴チップ専用の端子が備わっています

 

↑BS/CS 4K視聴チップは10月以降に別送される予定

 

BS/CS 4K放送のスタート直前というタイミングでテレビを買い替えるのはちょっと……とお考えの方もいるかもしれませんが、これなら安心して購入できますね。

 

買い替えるなら50型以上の大画面モデルがオススメ

M520Xは43型、50型、55型、60型の4サイズをラインナップしていますが、筆者宅に導入したのは50型モデル。これまで、6畳のリビングに32型の液晶テレビを置いていたので、「50型は大きすぎるかな……」と少し不安でしたが、いざ実機が届いてみるとその不安も吹き飛びました。最新の液晶テレビはベゼルがとても薄く、画面サイズの割にそれほど大きく感じません。32型のテレビに合わせて購入したテレビ台もそのまま流用できたので、浮いたお金でラグマットでも新調しようかと考えちゃいました。いま40型以下のテレビを使っている方も、買い替えるなら50型以上の大画面モデルがオススメです!

↑リビングにM520X(50型)を設置。これまで使っていたテレビ台に置くことができた

 

これまでの地デジやBDも高画質に再生

さっそくテレビを設置し、まずは普段からよく見る地デジ放送を見ることに。筆者は普段からバラエティ番組をよく見ているのですが、これまで使っていたHD解像度のテレビよりもくっきりクリアに映るため、タレントさんの肌の調子も丸わかりに……「あ、この人、肌荒れてるな」とか「この人は化粧でごまかしてない本物の美肌だな」と、ついつい肌に目がいきがちになってしまいました。

 

それもそのはず、地上デジタル放送の解像度1440×1080ドット(約156万画素)対し、4K液晶テレビの解像度は3840×2160ドット(約829万画素)と、なんと約5.3倍も精細。そのため、地デジ放送をただ拡大して表示しただけでは荒い画質になってしまいますが、M520Xでは新エンジン「レグザエンジン Evolution」やノイズや動きボケを抑える「地デジビューティX」、肌の質感をリアルに再現する「美肌リアライザー」といった技術により、解像感を高めながらアップコンバートすることで地デジも高精細な画質で楽しめるのです。

↑新開発の映像エンジン「レグザエンジン Evolution」

 

さらにBDは、フルHD解像度(1920×1080ドット)で、ビットレートも地デジの14~17Mbpsを超える最大54Mbpsとなっており、4Kアップコンバートしたときの精細さはかなりのレベル。手持ちのBDソフトのなかから映画「パシフィック・リム」を視聴したところ、4Kネイティブの映像にはかなわないものの、いままでのテレビでは見えなかった細かい部分までしっかり描写され、かなり満足いく画質で楽しめました。アップコンバート性能に優れたレグザなら、地デジやBDといったこれまで慣れ親しんできたコンテンツも高画質で視聴できるのがうれしいですね。

 

超美麗4K画質に久しぶりの衝撃!

いよいよ本題の4Kコンテンツを見てみることに。4Kアプコンでだいぶ目が肥えてきたので、4K画質の評価も少々シビアになっています。

 

数年前に4Kテレビが発売された当初は、「せっかく4Kテレビを買っても見るものがない」という声がよく聞かれましたが、現在は手軽に見ることができるコンテンツが増えてきています。最も手軽なのは「YouTube」。M520Xは有線/無線LANに接続すると、STB(セットトップボックス)などを使わず直接YouTubeを見ることができます。これまではGoogleのChromecastのようなHDMI接続型端末や、PlayStationといったゲーム機からYouTubeを見ていましたが、いちいち端末を立ち上げたり電源につなげるのが手間と感じていたので、テレビ単体で見られるようになってグッと手軽になりました。

 

YouTubeで“4K”と検索すると、様々な4K映像が表示されますが、そのなかからペルーの美しい風景を撮影した「PERU 8K HDR 60FPS(FUHD)」という動画を再生してみました。説明文によると、元々は8Kカメラで撮ったHDR映像を4Kにダウンコンバートしているものとのことですが、従来のネット動画とは別次元の高精細な映像にビックリ。自宅の再生機がVHSビデオデッキからDVDプレーヤーに変わったときと同じ衝撃を感じました。フルHDでも十分とお考えのアナタ、一度4K映像をじっくり自宅で見てみて下さい。世界が変わりますよ。

↑4K/HDR映像を再生できる環境であればクオリティアイコンに「4K」「HDR」と表示される

 

また、HDR映像の色彩をさらに色鮮やかに再現する「HDRリアライザ―」により、晴れた青空のようなコントラストの高い映像でも雲の輪郭までしっかり描写するなど、M520Xのポテンシャルの高さにも感動しました。エントリーモデルとはいえ、4K/HDR映像ならではのリアリティのある映像を十分に再現できる実力を持ってるといえます。

↑コントラストの高い映像も独自の「HDRリアライザ―」で美しく再現(画像はYouTube「PERU 8K HDR 60FPS(FUHD)」のもの)

 

続いて、4K作品を積極的に配信している定額制動画配信サービス「Netflix」を視聴。M520XのリモコンにはNetflix専用ボタンがついているので、ワンタッチでホーム画面に飛ぶことができます。作品にカーソルを合わせると解像度やHDR対応といった情報が表示されるので、4K作品を優先して選んでみてもいいですね。なお、4K画質で視聴するためには、Netflixのプレミアムプラン(月額1450円/税抜)で契約する必要があります。

↑4K対応作品は「Ultra HD 4K」と表示される

 

↑付属のリモコンには4K放送やNetflixの専用ボタンも

 

まずはNetflixオリジナルドラマ「さぼリーマン 甘太郎」を見てみることに。この「さぼリーマン 甘太郎」は2017年7月~9月までテレビ東京系で地上波放送されており、筆者もその放送を視聴していたのですが、4K画質で見ると段違いの精細さに驚かされます。第1話で登場する「あんみつ」のツヤツヤとした黒豆やぷりぷりの白玉の質感、第4話の「フルーツパフェ」に乗せられたイチゴの鮮やかな彩りなど、本物以上の美しさでは? と思うほど。スイーツがあまりおいしそうに見えるので、深夜は「レグザ禁止令」を出したくなるレベルです。

 

ただ、映像があまりも高精細でなめらかなため、CG部分と実写部分の境目がはっきりわかってしまうという、高画質ならではの問題も。そこで、「設定」画面の「映像設定」から「映像メニュー」を選び、デフォルトの「おまかせ」から「映画」に変更してみました。その結果、倍速処理や超解像処理などがほどよいレベルに抑えられ、ドラマを楽しむのにピッタリな雰囲気のある映像に。映像メニューは「おまかせ」「映画」のほかにも、「あざやか」「標準」「スポーツ」「アニメ」「ライブ」などがあるので、視聴するコンテンツに合わせて映像設定を変更すると、より一層映像に没頭することができますよ。

↑映像設定はコンテンツに合わせて変更するのがオススメ

 

いまでは地デジ放送と同じくらい毎日見ているYouTubeやNetflixなどのネット動画が、こんなにも手軽かつ高画質に楽しめるのはうれしい誤算でした。また、ネット配信の4K動画に比べて、12月に始まるBS/CS 4K放送ではより高いビットレートになるとされており、より高精細な4K映像を毎日気軽に見ることができるのかと思うと、BS/CS 4K放送に対する期待が高まります。

 

「ダブルウインドウ」機能など便利な機能も

このほかにもM520Xを使っていて便利だった機能を紹介していきましょう。東芝レグザのM520X、BM620X、X920の3機種は、以前の機種でも備えていた2画面を同時に表示できる「ダブルウインドウ」機能が久しぶりに復活しています。これは「地デジと4K放送」、「地デジとレコーダーなどの外部入力映像」など2つの映像を並べて同時に表示できるもの。音声はどちらか一方のみの再生ですが、スポーツ中継などを無音で流しながら録画していた番組をチェックするなど、マルチタスクな使い方ができます。

↑2つの映像を並べて同時に視聴できる「ダブルウインドウ」機能が便利

 

もうひとつ、活用したいのが「みるコレ」という機能。これは、リモコンの「みるコレ」ボタンを押して、好きなタレントやジャンルの番組、録画番組、ネット動画など、横断的に表示して見たい映像コンテンツを見つけやすくするもの。さらに、お気に入りパックに好きなタレントやよく見るジャンルなどを追加しておけば、録画した番組やこれから放送される番組、ネット動画などを検索して表示してくれます。これで応援しているタレントの出演番組などをうっかり見逃してしまうこともありません。

↑みるコレのホーム画面

 

また、番組視聴中に「次みるネビ」ボタンを押すと、現在見ている番組出演者が出ているほかの番組やネット動画、好みのテーマの番組といった候補を画面右側に表示してくれます。チャンネルをザッピングするよりも見たい番組に出会える確率が高く、「次は何を見ようかな~」と考える前にチェックしてみましょう。

 

【結論】東芝4Kレグザはテレビの買い替えを検討している人にオススメ

地デジ移行期の2011年にHD解像度の液晶テレビを購入してから、ここ数年間はずっと「そろそろ4Kテレビに買い替えたいなぁ」と思いながらも踏み切れませんでしたが、いよいよ4K放送がスタートするというタイミングで登場した東芝4Kレグザ「M520X」は、思わず「これだ!」と飛びついてしまいたくなるほど魅力的な機種でした。新たに放送開始となるBS/CS 4K放送を外付けチューナーなしで視聴できるテレビは、いまのところ東芝4Kレグザ「M520X」シリーズだけなので、テレビの買い替えを検討している方は、「M520X」シリーズを選んでおいて間違いなし!

 

また、M520Xの上位機にあたるバスーカオーディオ搭載の「BM620X」が6月下旬発売開始となり、7月下旬には4K有機ELを採用した最上位機「X920」も発売されますので、音質や画質にこだわりたい方はそれらを待つのもアリですね。

 

この夏は、12月1日のBS/CS 4K放送開始を待ちわびながら、ネット動画やUHD BDなどの4K映像を満喫したいと思います。ぜひみなさまも、お近くの家電量販店の店頭などで東芝4Kレグザ「M520X」をチェックしてみて下さい。

【楽天フラッシュセール開催!】ボーナスでぜひ購入したいワンランクアップ家電6選

ボーナス支給の季節です! 使い道をあれこれ考えると、「何を買おうかな」と悩んでしまいますよね。そこで今回は、買い替えにオススメのワンランクアップ家電6選を紹介します。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを、6月29日午前10時~7月6日午前9時59分までの期間で開催します。お得な商品が目白押しなのでお見逃しなく!

 

セール特設ページはコチラ

 

[その1]

ギュッと濃縮された映像美を楽しめる液晶テレビ


maxzen
43型 J43SK03
セール価格 3万5800円
「高画質で視聴する」ことに特化した、シンプル設計の「43インチ液晶テレビ」です。「直下型 LEDバックライト」を内蔵し、高画質化を実現。さらに「発色特性」と「視野角特性」が高い「IPSパネル」によって、高彩度な映像美を提供します。シンプルかつスタイリッシュなデザインなので、PCやAV機器とも違和感なくマッチするはず。

 

【ここがポイント】

旧モデルよりも進化したスピーカーは、位置を前面にすることによって音の広がりが向上。臨場感もさらに増しているので、映画鑑賞やスポーツ観戦などにぴったりです。リモコンは必要最低限のキーを配置し、押しやすさを重視したボタンデザインと配置で操作がラクチン。

 

[その2]

4つのスタイルに変化するノートPC


HP
HP Pavilion x360 14
セール価格 9万1500円
利用シーンに応じてベストな使い方ができる「2in1コンバーチブルPC」。シンプルにパソコン機能を楽しむ「ノートブックモード」や4方向に画面が自動回転する「タブレットモード」、指での画面操作に最適な「スタンドモード」など多彩な形態に対応しています。狭いスペースでも立てられる「テントモード」は、動画視聴におススメ。

 

【ここがポイント】

画面には高精細の「フルHDディスプレイ」を採用。またプレミアムオーディオ機器の老舗メーカー「バング&オルフセン」のテクノロジーが組み込まれた、「デュアルスピーカー」が備わっています。フルサイズの「USB3.1」や「SDカードスロット」など、豊富なインターフェイスを搭載して拡張性もバッチリ。ワンランク上の機能が目白押しのノートPCをゲットしてみては?

 

[その3]

3つの水流でガンコな汚れを落とす自動洗濯機


東芝
AW-6D6-T ブラウン ZABOON
セール価格 5万5000円
ガンコな汚れをスッキリ落とす機能「浸透ザブーン洗浄」が備わった自動洗濯機です。「DDモーター」が内蔵されていて、強いパワーときめ細かいセンシングで洗いから脱水までをコントロール。「浸透もみ洗い」や「スクリュー押し洗い」、「ほぐし洗い」といった3種類の水流で、衣類の汚れを芯からとり除いてくれます。

 

【ここがポイント】

洗濯槽のお手入れをしないと繁殖してしまう黒カビ。そんな厄介な黒カビを抑えてくれる機能が「自動お掃除モード」です。最終すすぎの水を使用し、高速回転による強力な水流で洗濯槽をすみずみまで自動でお掃除。ボタン1つで黒カビの発生を抑えてくれるので、面倒なメンテナンスが必要ありません。

 

[その4]

全身をもみほぐしてくれるコンパクトなマッサージチェア


大東電機工業
スライヴ くつろぎ指定席Light マッサージチェア CHD-3500(WH)
セール価格 4万8400円
室内に設置しても圧迫感を与えない、コンパクトデザインのマッサージチェア。施療部を効果的にマッサージしてくれる自動コースは「全身」や「肩」、「腰」の3種類を用意しています。さらに手動コースは、「もみ」「もみたたき」「背すじ」「脚」の計4種類。単独もしくは2つを組み合わせる複合動作ができるので、こっている箇所を一気にもみほぐせます。

 

【ここがポイント】

背すじのマッサージは、「横回転もみ玉」が身体のラインに沿って「親指でこねる」ように施療。椅子の足元にある「もみボード」は、脚を絞り上げて筋肉の疲れを緩和してくれます。もみ玉の幅と肩の高さは調節できるので、身体にフィットした施術を満喫してください。

 

[その5]

石窯で焼いたような仕上がりが楽しめるオーブンレンジ


東芝
過熱水蒸気オーブンレンジ ER-RD3000 (W)
セール価格 3万9500円
350度の火力で加熱できる「石窯ドーム」を搭載した「過熱水蒸気オーブンレンジ」。業界最高の「贅沢火力」で焼くと、食材のうまみを閉じ込める効果があり、ピザなら表面はパリッと、中はモチッとした仕上がりを堪能できます。焼きムラもしっかりと抑えてくれるので、石窯で焼き上げたような本格的な料理を味わえるでしょう。

 

【ここがポイント】

サイズは業界最小の奥行き39.9cm。コンパクトサイズにも関わらず、庫内はワイド&フラットで食材の出し入れがラクチンです。間口は41.5cmもあるので、大きなお皿ごと温められるのがうれしいポイント。同製品を活用すれば、難しい料理もお手軽に作れるかも!?

 

[その6]

優れた耐久性&防水性を備えたアクションカメラ


GoPro
HERO6 Black CHDHX-601-FW
セール価格 4万1000円
水深10mまで耐えられる優れた耐久性&防水性が特徴のアクションカメラ。新しい「GP1チップ」を搭載して、これまでにない最高画質の写真と安定感抜群の滑らかな映像を撮影できます。また光の少ない状況でも鮮明に撮影できるので、夜のアウトドアシーンの撮影もバッチリです。

 

【ここがポイント】

前作に比べて様々な機能が大幅に進化しており、例えば手ブレ補正は2軸から3軸にグレードアップ。カメラには「ボイスコントロール」機能が搭載され、シンプルな「音声コマンド」を発声すると手を触れずとも操作できます。決定的な瞬間をしっかりと残したい時に活用しましょう!

 

提供:楽天市場

【2018年版】東芝エアコン「大清快」価格が違うと何が違う? 家電のプロがオススメ3モデルを徹底比較!

エアコンを買い替えるなら、設置工事が混みあう前に選んでおきたい。でも、どのモデルを選べばいいのかわからない……。そんな人のために、今回は空気清浄機能「プラズマ空清」をはじめ、独自技術が光る東芝の「大清快」をご紹介。家電のプロ・戸井田園子さんが3つの価格帯ごとにオススメモデルを選び、詳しくガイドしていきます。各モデルは、表組みで機能を徹底比較していますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

教えてくれるのはこの人!

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

【東芝のエアコンの特徴とは?】

電機集じん方式の空気清浄機を搭載し、キレイなフォルムも魅力

「他メーカーに比べて、シリーズが少なく、選択肢があまりないのが惜しい。ただし東芝のエアコンは、しっかりした空気清浄機能が搭載されているのがウリで、エアコンで全シリーズ空気清浄機能の具体的なスペックが表記できるのは東芝のみ。全シリーズに搭載されている『プラズマ空清』は、プラズマ放電で汚れを帯電させて熱交換器に吸着させる『電気集じん方式』なので、空気清浄用のフィルターが不要、かつ交換の手間やコストもかかりません。空気清浄機を床に一台置く必要がなく、そのぶん部屋が広く使えるのもメリットです。

 

また、デザインエアコンと言えるほどの特別仕様ではないですが、室内機のキレイなフォルムは高評価。両サイドを包むように巻き込んでいる前面パネルが、すっきりとした印象を与えてくれます」(戸井田さん)

 

【スペックの見方】

「APF」が高いほど省エネ性能が高い

「適用畳数」の読み方は、「冷房11~17畳」という場合だと、木造住宅で11畳(左の数値)、鉄筋住宅で17畳(右の数値)に適しているという意味になります。11~17畳の範囲で使えるというわけではないので、ご注意ください。また、夏場を前にしたエアコン選びで見落としがちなのが、暖房の能力。暖房の適用畳数は冷房よりも小さいため、冷房の適用畳数が部屋のギリギリのモデルを購入してしまうと、夏場はいいが冬場はなかなか暖まりにくいといった事態になります。暖房の適用畳数は余裕をもって選びましょう。

 

「APF」とはAnnual Performance Factorの略で、1年間、規格に定められた環境下で運転した場合のエネルギー消費効率のこと。数値が大きいほど冷房・暖房時の消費電力量が少なくなるので、予算内でこの数値がなるべく大きいものを選びましょう。なお、APFの目安は普及価格モデルだと4~5点台、最上位モデルだと7点台になります。APFとよく似た数値として、「期間消費電力量」があります。こちらは年間を通じてエアコンを使用したとき、消費する電力量の目安のこと。JISが定めた一定の条件をもとに試算したもので、数値が低いほど電気代がかからないことになります。

 

寒冷地では「低温暖房能力」も要チェック

kWで表される「能力」とは、単位時間当たりに室内から取り除くエネルギー、または室内に与える熱エネルギーのこと。この数値が大きいほど広い部屋に対応します。今回はリビングで使われることが多い14畳用を想定し、冷房能力4.0kWのモデルを紹介しています。

 

「省エネ基準達成率」は、JIS(日本工業規格)が定めるAPFの基準値(目標値)をどれくらいクリアしているかを示すもの。ただし、冷房能力とサイズによって目標値が違うので、純粋に省エネ性能を比較するならAPFの数値を確認すべき。「低温暖房能力」はその名の通り、低温時の能力の目安。JISが定めた条件下(室内20度、室外2度)での能力を示し、数値が高いほど優秀です。寒冷地の方は注目したいポイントです。

↑下位モデルのスペックの例。APFは4.9、期間消費電力量は1544kWhです

 

↑上位モデルのスペックの例。期間消費電力量、APF、低温暖房能力(「外気温2℃時の暖房能力」と表記)など、すべてが下位モデルを大きく上回っています

 

東芝のオススメその1 ハイエンドモデル

空気清浄機能の適用範囲が広く、「エナジーセーブコンプレッサー」で省エネ性能も高い

大清快 E-DRシリーズ

RAS-E405DR

実売価格21万8000円

省エネ性能が高い最上位モデル。必要な能力に応じてシリンダーを切り替える、東芝独自の「エナジーセーブコンプレッサー」を搭載。「節電」ボタンを押せば、扇風機並みの省電力45Wで運転が可能です。「プラズマ空清」は、4.0kWで適用床面積15畳と他モデルに比べてパワフル。また「Wビッグルーバー」を搭載し、二間続きの部屋でも隅々まで風が行き渡ります。寒くなりにくい「おすすめ除湿」を搭載するほか、「衣類乾燥」モードを選べば4kgの洗濯物が3時間で乾燥できます。

※200V電源の機種は適用畳数20畳。実売価格は編集部調べ。年間電気代は1kWhあたり27円で計算(以下同)

 

E-DRシリーズ 戸井田さんのレコメンド

好みの気流が選べるうえ、長時間使うほどオトク!

「すべての機能が搭載されているフルスペックの最上位モデル。東芝独自の『エナジーセーブコンプレッサー』が採用されている唯一のモデルで、コンプレッサーのシリンダーが2つあり、フル稼働の時は2シリンダーを動かし、安定してくると1シリンダーだけ動かすことで少ない電力で運転できます。『プラズマ空清』に加え、『空質センサー』で得た情報をわかりやすく表示する『エアモニター』があるのもこのシリーズのみ。空質センサーが空気の汚れを感知するとランプがオレンジ色に、キレイになると青色に光り、状況が一目でわかります。

↑エナジーセーブコンプレッサーの仕組み。設定温度に近づくと2シリンダー運転から1シリンダー運転に切り替えて、エネルギーを節約します(画像出典:東芝公式サイト)

 

『Wビッグルーバー』でワイドかつロングに気流が届き、リモコンの『スイング』ボタンで『上下』『左右』『上下左右同時』の3つのモードが選べます。さらに、状況に応じて『風よけ』『風あて』『ワイド』『スポット』の4つの気流が選べる『快適気流』もあり。さらに、暖房はあらかじめ時刻を予約しておくと、それまでに室外機・室内機がスタンバイ状態になり、スイッチを入れると30秒で温風が出る『秒速ダッシュ暖房』が便利です。

 

最近の住宅は高気密・高断熱になっているだけに、温度が安定したときに電力が少なくてすむ『エナジーセーブコンプレッサー』の技術が活きてきます。ですから本機の場合、少しの外出(冷房1時間・暖房30分目安)でオンオフするのはやめて、ずっとつけたままにするのがオススメ。長時間エアコンを使う人ほど、電気代がおトクになりますよ!」(戸井田さん)

↑E-DRシリーズの設置例

 

東芝のオススメその2 中位モデル

フィルター自動お掃除機能を搭載し、センサーによる省エネ運転が充実

大清快 E-Rシリーズ

RAS-E405R

実売価格13万9800円

上位機種同様、「プラズマ空清」を搭載。最上位機種と同様、「楽ダストボックス」「フィルター自動お掃除」を搭載し、お掃除・清潔機能が充実しています。「楽ダストボックス」はフィルター自動お掃除でたまったホコリを掃除機で吸えるのが便利です。「ecoモード」では「人サーチセンサー」「明るさ〔日あたり〕サーチセンサー」により省エネ運転を実施。「人サーチセンサー」で不在が30分続くと自動で能力を抑え、1時間で運転を停止します。

※1:18畳用のRAS-E566Rのプラズマ空清の適用畳数は18畳 ※2:18畳用のRAS-E566RのみWビッグルーバーを搭載

 

E-Rシリーズ 戸井田さんのレコメンド

基本性能は最上位に劣るが、コンパクトサイズとメンテ性能が魅力

「4.0kWまでの機種なら、高さ250mm幅790mmとコンパクトサイズなので、狭い窓上にも収まります。また『フィルター自動お掃除』と、この機能で溜まったホコリを吸い取ることができる『楽ダストボックス』があるのは、このグレードまで。清潔性を重視する人にオススメです。

↑「楽ダストボックス」の吸引イメージ。フィルター自動お掃除で溜まったホコリを専用のお掃除ノズル(付属)を使って、掃除機で吸引できます(画像出典:東芝公式サイト)

 

センサーは、『人サーチセンサー』と『明るさ〔日あたり〕サーチセンサー』の2つ(最上位も同じ)。『ecoモード』やボタンひとつで省電力運転を行う『節電運転』など、節電機能も上位機種と同等です。ただし、『エアモニター』『Wビッグルーバー』『快適気流』は非搭載(※)。APFは4.9と、基本性能は上位機種に比べるとやや落ちます。

※18畳用のRAS-E566RのみWビッグルーバーを搭載

 

共働きなどで日中エアコンはあまり使わないが、省スペースで設置しつつ、メンテナンスの手間は省きたいという人にオススメ。下位モデルと本体価格は大きく変わらないので、お手入れをエアコンにお任せしたいなら、ぜひこちらを選ぶべき」(戸井田さん)

 

【東芝のオススメその3 コンパクトモデル】

「プラズマ空清」と熱交換器の汚れを洗い流す機能を搭載

大清快 E-Pシリーズ

RAS-E405P 

実売価格12万9800円

上位機種と同じく、東芝独自の「プラズマ空清」を搭載したコンパクトモデル。PM0.1レベルの微細な粒子も集めて帯電し、熱交換機に吸着して屋外に排出します。フィルターの自動お掃除機能はありませんが、除湿や冷房時に発生した水が熱交換器の汚れを洗い流す「マジック洗浄熱交換器」を搭載。運転停止後、プラズマ乾燥で送風路内のイヤなニオイも脱臭します。水平から足元まで風向をコントロールする「クルッとルーバー」で部屋の隅々まで風を届けます。

 

↑上下左右同時にスイングする「クルッとルーバー」を搭載(画像出典:東芝公式サイト)

 

E-Pシリーズ 戸井田さんのレコメンド

少しでも安く、使用頻度が低い部屋に設置したい人に

「こちらも、高さ250mm幅790mmのコンパクトサイズ。コンプレッサーや気流制御は、ひとつ上のE-Rシリーズと同等で、APFも変わりません。除湿に関しても同等。違いは掃除機能と省エネ運転関係で、フィルターの自動お掃除と『楽ダストボックス』は非搭載ですが、熱交換器の汚れを自動で洗浄して屋外へ排出したり、送風路のニオイを脱臭したりする機能は残っています。

 

また、センサーは『人サーチセンサー』がなくなり、『明るさ〔日あたり〕サーチセンサー』のみ。人がいない時、セーブ運転や自動オフにはなりませんが、部屋に入る日照を感知して、冷暖房の運転を調整してくれます。

 

基本性能はひとつ上のE-Rシリーズと同等なので、少しでも安くエアコンを調達したい人にオススメ。ただ、フィルター掃除や『ecoモード』などはなくなるので、自己管理が前提となります。日常的に頻繁に使う部屋よりは、使用頻度が低い予備部屋や客間などに設置したいところ。手入れの手間やムダな電気代がかからずにすむでしょう」(戸井田さん)

 

総括

価格を抑えるなら清潔機能をカバーするE-Rシリーズがオススメ

※1:200V電源の機種は適用畳数20畳 ※2:18畳用のRAS-E566Rのプラズマ空清の適用畳数は18畳 ※3:18畳用のRAS-E566RのみWビッグルーバーを搭載

 

「E-DRシリーズは、すべての機能が搭載されているフルスペックモデル。独自のコンプレッサーを搭載し、基本性能が高いのが最大のウリです。在室時間が長いリビングや寝室などにオススメ。6畳(2.2kW)~26畳(8.0kW)まで全ラインナップが揃っているので、どんな大きさの部屋でも選べるのもこのグレードの特徴です。14畳(4.0kW)は100V(品番:RAS-E405DR)と200V(品番:RAS-E406DR)があり、200Vの方がAPFが高いので、より省エネ性能を求めるなら200Vで計画を!

 

E-Rシリーズは、基本性能はやや落ちるものの、清潔機能と省エネ機能はカバーされているモデルです。最上位と比べると、電気代は1年間で8000円強の差があり、また空気清浄能力も落ちるので、在宅率が低い家庭向き。コンパクトサイズを活かして、設置条件が厳しい場所の選択肢として有効です。ラインナップは18畳まで5機種で、12畳(3.6kW)はありません。また、5.6kWの18畳タイプ(品番:RAS-E566R)は高さが250mmではなくなる(293mmになる)ので、設置寸法で選ぶ場合は注意して下さい。

 

E-Pシリーズは、基本性能はひとつ上のE-Rシリーズと一緒。ラインナップは6畳(2.2kW)~14畳(4.0kW)までの4機種で、12畳(3.6kW)はなし。清潔機能や省エネ機能もシンプルなので、エアコンの使用頻度が少ない部屋向きです。ひとつ上のE-Rシリーズと実売価格で大きな差がないなら、E-Rシリーズのほうがオススメです!」(戸井田さん)

↑E-Rシリーズの設置例

4K有機ELテレビの最新モデルの実力とは?専門家が4モデルの「期待度」を採点

各社ともに有機ELテレビの新作が出揃い、市場はにわかに活気づいてきました。国内メーカーにとっての“第2世代”は、いずれも12月開始の「新4K8K衛星放送」を意識した進化を遂げています。今回はAV評論家の藤原陽祐さんが、近日発売の製品も含めた最新モデルの「期待度」を評価します。

※各モデルアイコンの「4K VOD対応数」はYouTubeを含むサービス数。テレビのサイズ/質量はスタンド含む数値

 

4K本放送を堪能できるチューナー内蔵モデルが登場

5月上旬に各社からほぼ一斉に発表された新型の有機ELテレビは、いずれもパネルやエンジン、音響などが進化しています。なかでも最大のトピックは、「BS/CS 4Kチューナー」を唯一内蔵するレグザ X920の登場。

 

今年12月1日に「新4k8K衛星放送」がスタートしますが、従来機では別売チューナー(発売時期未定)を接続しなければ視聴できません。しかし内蔵モデルでは、チップを本体に装着し、対応BSアンテナにつなぐだけで視聴が可能。そのアドバンテージは大きいです。

 

その1.BS/CS 4K放送を単体で視聴できる唯一の有機ELテレビ

東芝

レグザ 55X920

実売予想価格48万5870円(7月下旬発売)

他社に先駆け、BS/CS 4Kチューナーを内蔵。BSアンテナとつなげば、本機だけで4K本放送を視聴できます。また、「新世代有機ELパネル」や「レグザエンジン Evolution PRO」など最新の高画質技術を投入。4Kの映像美を最大限に引き出します。

【BS/CS 4Kチューナー:内蔵】

【チューナー:地デジ×9、BS/110度CS×3】

【4K VOD対応数:5】

【音声実用最大出力:46W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):対応●接続端子:HDMI×4、USB×4ほか●サイズ/質量:W1226×H722×D251mm/未定

 

↑BS/CS 4Kボタンを備える新リモコン。色が異なり文字が大きいので、直感的に視認できます

 

↑新開発の「レグザエンジン Evolution PRO」。有機ELパネルの表現力を最大限に引き出します

 

↑「BS/CS 4K視聴チップ」を装着すると4K放送が視聴可能に。チップは10月以降に送付予定

 

【“買い”の理由】

地デジの“全録”に加え4K放送もHDDに録画できる

「タイムシフトマシン」を搭載し、外付けHDDをつなげば地デジの全録が可能。4K放送の番組も録画できます。

 

【藤原’s impression】

<期待度A+>

地デジから4Kまで究極の高画質で楽しめる

「元々レグザは信号処理に定評がありますが、新エンジンにより地デジのノイズ感などがさらに改善されました。現状、4K本放送の視聴・録画に対応する唯一のモデルという点も高く評価。市場をリードする存在になりそうです」

 

その2.画質・音質の強化に加えAIを駆使することで使い勝手が著しく向上

LGエレクトロニクス

OLED 55E8PJA

実売価格45万5550円

自社グループで開発したパネルの性能を最大限に引き出す高画質回路「α9 Intelligent Processor」を搭載し、卓越した映像美を実現。また高度なAI機能を備え、音声による番組検索やアプリ起動などが直感的な操作で行えます。音が立体的に広がる「Dolby Atmos」に対応。

【BS/CS 4Kチューナー:非内蔵】

【チューナー:地デジ/BS/110度CS×3】

【4K VOD対応数:6】

【音声実用最大出力:60W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):非対応●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1228×H784×D222mm/23.8㎏

 

↑有機EL専用に開発された「α9 Intelligent Processor」。映像内のノイズを徹底除去します

 

↑パネル部は、わずか約9mmの薄さ。本体突起部分を入れても52mmなので、壁掛け設置が容易です

 

↑ベゼル部の幅が狭く、パネル全体に映像を表示できます。圧迫感はほとんど感じられません

 

【“買い”の理由】

浮遊感のあるデザインで映像の没入度はピカイチ

パネル周りにガラスを配して画面だけが宙に浮いて見えるデザインを採用。映像世界への没入感が高まります。

 

【藤原’s impression

<期待度B+>

有機EL専用の新エンジン搭載で画質が向上

「これまでLGはあまりエンジンを訴求してきませんでした。新世代では、有機EL用に開発した「α9 Intelligent Processor」を搭載し、高画質化をアピール。ノイズ除去や色再現の精度が向上し、倍速の処理性能も高まりました」

 

その3.4K映像のリアリティを高音質スピーカーがさらに高めてくれる

パナソニック

ビエラ TaxH-55FZ1000

実売予想価格48万5870

進化した3次元カラーマネジメント回路「ダイナミック3D-LUT」を搭載。シーンの明るさに応じてリアルタイムで補正量を変化させ、明るい映像でも階調や色を忠実に再現します。また、スピーカー部のウーファーユニットなどを大型化し、迫力ある低音を実現。

【BS/CS 4Kチューナー:非内蔵】

【チューナー:地デジ/BS/110度CS×3】

【4K VOD対応数:7】

【音声実用最大出力:80W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):非対応●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1228×H785×D330mm/約29.0㎏

 

↑スピーカーにはテクニクス製品と共通のパーツも使用。低音の音圧感が大幅に向上しました

 

↑背面の端子部。付属のケーブルカバーを取り付ければ端子類を隠せます

 

↑マイク一体型のリモコン。話しかけるとネット動画や放送/録画番組などからコンテンツが検索できます

 

【“買い”の理由】

明暗の表現がアップし映画鑑賞を堪能できる

暗部の表現力に加え、明るいシーンの色/階調表現も向上。映画鑑賞に最適の、上質な映像に仕上げられました。

 

【藤原’s impression】

<期待度A>

極上の画に相応しいサウンドに進化

「とにかくサウンドの進化が著しいことに驚き! スピーカーは新設計で、低音の量感や声の艶っぽさが非常に魅力的です。画質に関しては先代からかなり完成度が高かったのですが、本機ではより明るさがアップしました」

 

その4.画面から音が出るシステムを踏襲しつつよりスリムな佇まいに

ソニー

ブラビア KJ-55A8F

実売予想価格37万7870

昨年から継続するA1同様、画面を振動させることで音を出すシステム「アコースティック サーフェス」を採用。サブウーファーを背面に搭載しながら、スタンド幅を極小化することでスリムなシルエットを実現しました。テーブルトップ設置のほか、壁掛けスタイルにも対応。

【BS/CS 4Kチューナー:非内蔵】

【チューナー:地デジ/BS/110度CS×2】

【4K VOD対応数:9】

【音声実用最大出力:50W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):非対応●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1226×H717×D255mm/約22.2㎏

 

↑スタンド装着時の奥行きは約255mm。現行のA1と比べて、約84㎜もスリムで設置性が向上しました

 

↑背面センター部分にサブウーファーを搭載。アクチュエーターは左右にレイアウトしています

 

↑4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」はA1と共通。高い処理能力で、倍速でも滑らかに描きます

 

【“買い”の理由】

映像と音が融合する感動を手ごろに味わえる

「画面から音が出る」革新性を、A1より手ごろな価格で体感。映像と音が融合する感動を味わえる一台です。

 

【藤原’s impression】

<期待度B+>

ソニーならではの“嫌みのない化粧”が見事

「“化粧は濃いが、嫌みがない”という同社伝統の画作りを踏襲。メリハリのある色や画のインパクトは、他社と一線を画します。音質の好みは分かれますが、画面から音が出るシステムは劇場の感覚に近く、映像に没入できます」

 

 

サイフに優しい!高コスパな有機ELテレビ

最新ハイエンドモデルは魅力的ですが、予算がない……という人は、ひと世代前のモデルが狙い目。有機ELならではの色彩豊かな高画質映像を、リーズナブルに堪能できます。

 

その1.独自の高画質技術で色彩や輝度を忠実に再現

パナソニック

ビエラ

TH-55EZ950

実売価格34万8472

有機ELパネルに合わせて進化した高画質技術「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載。色彩も輝度も忠実に再現します。●サイズ/質量:W1230×H766×D280mm/約18.5㎏

 

その2.最新のHDR規格に対応し4Kの映像美を堪能できる

 

LGエレクトロニクス

OLED 55C7P

実売価格20万7550

「Dolby Vision」や「HDR10」などのHDR規格に対応。有機ELならではのハイコントラスト&色彩美を楽しめます。●サイズ/質量:W1230×H750×D217mm/19.2㎏

 

その3.上質な画と音だけでなく最大6chの全録機能も魅力

東芝

レグザ 55X910

実売価格41万270

純度の高い黒ときらめきを実現。地デジを最大6chまるごと録画できる「タイムシフトマシン」を搭載するのも魅力です。●サイズ/質量:W1229×H728×D170mm/24.9㎏

 

【チェックした人】

AV評論家/藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集を経て独立。本誌AV記事のご意見番として、的確な評価が好評を博しています。

「気流制御」「省エネ」機能とも「5」のエアコンはコレだ! 家電のプロが最新3モデルを4項目で徹底チェック

最近のエアコンは特に、各社でアピールポイントがそれぞれ異なるため、部屋や目的に合わせて吟味したいところ。気流制御機能と省エネ性、メンテナンスのしやすさ、独自機能などを総合的にチェックして選びましょう。今回は、家電コーディネーターの戸井田園子さんが、「気流制御機能」「省エネ性能」「お掃除性能」「独自機能」の4つの項目でチェック。それぞれ5段階で採点したので、ぜひ参考にしてみてください!

 

【チェックした人】

家電コーディネーター

戸井田園子さん

テレビや雑誌、Webなど幅広い媒体で活躍しています。

 

デザイン性・気流制御など様々な特徴を持つ機種が登場

最近のエアコンは、気流制御が向上し、ますます快適に。多くの機種に新しいセンサー技術や吹き分け技術が搭載されています。デザインのブラッシュアップも顕著。今回はこれらの流れを踏まえつつ、4項目で吟味。気流制御の先進性では、体感温度を予測する三菱電機の「ムーブアイmirA.I.」が抜群だと家電コーディネーターの戸井田園子さんは語ります。

 

「複数の人の体感温度を検知できて優秀。冷暖房と送風を交互に運転する機能で省エネかつ快適です」

 

省エネ性では独自の2シリンダーで運転制御する東芝も優秀。本格的な空気清浄機能もユニークです。一方、デザイン面ではダイキンのrisoraがスタイリッシュ。

 

「7色展開でインテリアに合ったモデルが選べます」(戸井田さん)

 

【その1】最新の「ムーブアイ」が少し先の体感温度を予測し先回り冷暖房

三菱電機

霧ヶ峰 FZシリーズ

実売価格32万1840

(MSZ-FZ4018S-W/14畳)

先進のAI技術で少し先の体感温度を予測するモデル。新型コンプレッサーがハイパワー運転と安定運転時の両方で高効率運転を行います。運転停止中も室温が28℃以上になると冷房を開始する機能を搭載。【冷房能力:4.0kW】【低温時暖房能力:8.5kW】【期間消費電力量:970kWh】【サイズ/質量(室内機):W890×H285×D358mm/22.0kg】

↑センサーが住宅性能、外気温や日射熱など熱源の影響を検知。室温が変わる前に各人の体感温度を先読みし冷暖房を行います
↑家族ごとの温度の感じ方の差に合わせて左右独立駆動のファンで気流の強さと方向を細かく制御。暖房時足元温度差最大5℃で、暑がりも寒がりも快適です

 

【戸井田さんのJUDGE!】

気流制御機能:☆×5

省エネ性能:☆×5

お掃除性能:☆×4

独自機能:☆×4.5

気流制御やセンサーの技術力が圧倒的!

「業界初のダブルファン構造や、体感温度を予測して先回り運転するセンサー技術が見事。エアコン吹き出し口が中まで取り外しやすく、メンテナンスしやすいのもうれしい」(戸井田)

 

【その2】適用20畳の強力な空気清浄機能搭載で室内空気を通年浄化

東芝

大清快 E-DRシリーズ

実売価格30万450円(RAS-E406DR(W)/14畳)

PM0.1レベルの汚れも除去する強力な空気清浄機能を搭載。高性能コンプレッサーで冷やしすぎや温めすぎを抑えた快適空調を行います。エアコン内部自動掃除機能や抗菌の送風ファンなども採用し清潔性が高いです。【冷房能力:4.0kW】【低温時暖房能力:8.3kW】【期間消費電力量:1097kWh】【サイズ/質量(室内機):W798×H293×D352mm/17kg】

↑フィルター自動掃除したホコリは「楽ダストボックス」に。本体付属の掃除ノズルを掃除機に装着すれば、溜まったホコリを簡単に吸えます

 

↑微粒子をプラズマ空清ユニットで帯電させ、熱交換器に吸着。熱交換器は特殊コーティングしており、微粒子を除湿・冷房時に発生した水で洗い流します

 

【戸井田さんのJUDGE!】

気流制御機能:☆×4

省エネ性能:☆×4.5

お掃除性能:☆×4.5

独自機能:☆×4

室内空気と本体内部のキレイさは随一

「専用機レベルの空清機能搭載は東芝だけ。フィルター掃除後のホコリを掃除機で吸える機能も独創的。運転のON/OFFが少ない2シリンダー運転で省エネ性も高いです」(戸井田)

 

【その3】インテリアになじむ極薄スマートボディに多くの快適機能を搭載

ダイキン

Sシリーズ  risora(リソラ)

実売価格22万4850円(AN40VSP-W/14畳)

業界最薄の奥行き185㎜で、前面パネルの高級な質感がインテリアになじみます。設定温度到達後に温度と湿度を制御して、快適空間を維持する「プレミアム冷房」など、最上位機種譲りの機能を搭載。【冷房能力:4.0kW】【低温時暖房能力:5.5kW】【期間消費電力量:1513kWh】【サイズ/質量(室内機):W798×H295×D185mm/10kg】

↑専用アプリをスマホにダウンロードしエアコンを登録。屋外から運転ON/OFFやモード切替、温度・湿度調整が手軽に行えます

 

↑湾曲した2枚の吹出し羽根で気流を上に持ち上げ。冷房時は風を天井に沿わせることで人に直接当てず、身体にやさしい空調を行えます

 

【戸井田さんのJUDGE!】

気流制御機能:☆×4

省エネ性能:☆×3.5

お掃除性能:☆×3

独自機能:☆×5

デザイン性重視だが基本性能は不安なし

「薄型かつ前面パネルの高級感で、インテリア性を強く打ち出しているエアコン。カラバリが豊富なのも特徴です。もちろん、基本的な冷暖房能力や気流制御技術も不安なし」(戸井田)

集じん力「5」はダイソンだけじゃない! 最新コードレス掃除機6モデル、家電のプロが4項目で採点したら

ダイソンの独壇場だったスティッククリーナー市場に、国産メーカーも様々なアプローチで新製品を投入して、いまや群雄割拠に。今回は、最新モデル6機種を集め、吸引テスト(※)と使い勝手の面でプロが実力を検証しました。

※吸引テストでは、床にシリアル5gと重曹10gを撒き1往復して、集じん性能を検証しました

 

【チェックした人】

家電コーディネーター

戸井田園子さん

テレビや雑誌、Webなど幅広い媒体で活躍しています。

 

【その1】高い集じん力とスタミナで家中の掃除もこれ一台!

ダイソン

Dyson Cyclone

V10 Fluffy

実売価格7万5380

毎分最大12万5000回転を誇る新型モーター採用などで、コード付きを凌ぐ吸引力を実現。直線的な風路設計で吸引効率が向上しました。独自のローラー型ヘッドで大小のゴミを同時に捕集。クリアビンの形状変更でゴミ捨ても快適です。●サイズ:W250×H1232×D245㎜、質量:2.58kg

【吸引テスト】

Before

After

フェルト素材のローラーヘッドがシリアルも重曹も包み込んで、根こそぎ吸引。「前進」の段階で、すべてのゴミを吸いこんでいました

 

↑赤と青紫のナイロンフェルトで、大きなゴミを捕らえます。静電気を抑える黒いカーボンファイバーブラシで、微細なホコリまでも吸い取ります

 

↑アタッチメントは4種。ソファや布団の掃除に適したミニモーターヘッド、ブラシの出し入れ可能なコンビネーションノズルなどです(※)

※:専用のブラケットも付属

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×5

操作性:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4

アタッチメント:☆×4

吸う力の強さは圧倒的で特にフローリングと好相性

「高い集じん力で、ロール型ヘッドがフローリングで活躍。本体がやや長く、背が低い女性は若干扱いにくいかも。ゴミ捨てはパイプを外す必要がありますが、従来機よりラク」(戸井田)

 

【その2】軽さとハイパワーを両立し様々な場所を掃除しやすい

 

東芝

トルネオV コードレス

VC-CL1400

実売価格4万7280

毎分最大約11万回転のパワフルなモーターで吸引。本体やヘッドなどに軽量で丈夫なグラスファイバーを採用し、標準質量1.9kgを実現しました。窓サッシのレールにたまった砂も吹き飛ばすエアブローノズルなど付属品も充実します。●サイズ:W266×H1030×D224㎜、質量1.9kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」で床面に薄く重曹が残ったが「バック」でその重曹も吸引。掃除後にヘッドを持ち上げると、シリアルが少しこぼれました

 

↑ヘッド部のゴミの吸込み幅を従来機種より広く取り、集じん効率を改善。自走式で軽いタッチで進み、床や壁面のゴミを取り除きます

 

↑エアブローノズルや布団用ブラシなど計5個を用意。付属品用ホースを使うと右手で本体、左手でアタッチメントを持ててラクです

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4.5

操作性:☆×5

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×5

集じん力から拡張性までバランスが取れた一台!

「普段使いには十分な集じん力。重心バランスが良く、掃除の負担感が少ない。8気筒の本格サイクロン式で唯一、気筒部分まで丸洗い可能。付属品が充実し細かい掃除もカバーできます」(戸井田)

 

【その3】狭い場所もノズルの交換せずにそのまま掃除できる

パナソニック

iT(イット)

MC-SBU510J

実売価格5万1840

持ち手をひねるとヘッドが縦(Ⅰ字)になるので、そのまま家具などの隙間の掃除ができます。壁に当たるとヘッド前部が開き、壁際のゴミも除去可能。●サイズ:W252×H1160×D153㎜、質量:2.2kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」でシリアルを全部除去。薄く残った重曹も「バック」で吸引しました。ヘッドからのこぼれもありませんでした

 

↑ヘッド前方の横滑り用ローラーで壁際も快適に掃除。Y字ブラシが、ゴミを確実に吸込口に運びます

 

↑すき間用ノズルとペタすき間ノズルを付属しています。大きめの隙間なら標準の「くるっとパワーノズル」で対応可

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4.5

操作性:☆×4

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×3.5

小さなゴミの吸引力は十分に備えている

「大きいゴミはヘッドを浮かせて取る必要があるものの、吸引力は十分。操作感はやや重く感じますが、『くるっとパワーノズル』は便利です」(戸井田)

 

【その4】ヘッド前面の開閉で大小のゴミをしっかり集じん

日立

パワーブーストサイクロン

PV-BEH900

実売価格4万9200

前進時はヘッド前面が開き大きなゴミを、バック時は閉じて微細ゴミをしっかり吸引。多彩なツールを装備し、車中など様々な場所を掃除できます。●サイズ:W255×H1012×D308㎜、質量:2.1kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」の段階でシリアルと重曹をすべて吸いこみました。今回の検証では、ダイソンに劣らぬ見事な結果に

 

↑ブラシに拭き専用毛(緑)を装備。フローリングに付着した菌も拭き取ります。ブラシは水洗い対応

 

↑ミニパワーヘッド、ハードブラシ、スマートホースなど。ツールの種類は随一です

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×5

操作性:☆×4

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×5

ヘッドの戻りでも強力に吸引する機構が◎

「ヘッドを後ろに引いてもしっかり吸う独自機構が◎。ツールは豊富ですが、組み合わせが多く煩雑に感じる一面も。ゴミ圧縮機能付きでゴミ捨てが快適」(戸井田)

 

【その5】吸引パワーも使いやすさもさらに進化した極軽タイプ

シャープ

RACTIVE Air

EC-AR2SX

実売価格6万2290

軽量ボディに吸引力が従来比約1.3倍の「フルパワーモード」を搭載。手元レバーでヘッドが外れ、棚を掃除しやすい「スグトルブラシ」に切り替わります。●サイズ:W222×H980×D220㎜、質量:1.5kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」でほぼすべてのゴミを吸い「バック」で残りのゴミも除去。ヘッド下に少しシリアルが残りました

 

↑極細繊維をループ加工したブラシを採用。微細な汚れも逃さず絡め取ります

 

↑ふとん掃除パワーヘッド、縦横に曲がるすき間ブラシなど豊富。部屋中の掃除が可能です

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4.5

操作性:☆×5

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×5

負担の少なさは随一でパワー・スタミナも十分!

「とにかく軽く、掃除しやすい。一般的な家庭では吸引力不足も感じません。バッテリーが2個付属し、外して充電できるのも◎」(戸井田)

 

【その6】床も隙間もふとんにも対応! 1台3役で使えるクリーナー

 

エレクトロラックス

エルゴラピード・リチウム

プレミアム ZB3324B

実売価格5万6820

スティック、ハンディ、ふとん掃除機の3役で使えます。下重心のため軽い力で動かせて、ヘッドも小回りが効きます。フィルターは微粒子をほぼ除去。●サイズ:W265×H1070×D140㎜、質量:2.5kg

【吸引テスト】

Before

After

吸引力は強いですが、ブラシの回転で左右に弾いたシリアルが少し残りました。重曹は「前進」でほぼ集じんしました

↑強力な電動ノズルを採用。ブラシに絡まった髪の毛などをカットして吸引する機能を搭載します

 

↑ふとん用ヘッド、布用ノズル、隙間ノズル、延長ホースなど種類が豊富。アタッチメント収納袋も付属します

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4

操作性:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4

アタッチメント:☆×4.5

フロア掃除に強いので床がフラットな家に最適

「足元に重心があり、フロア掃除はラクですが、敷居などの段差乗り越えは腕に負担がかかります。本格ふとん用ヘッドが付くのは魅力的」(戸井田)

単純だが効果絶大! 「事前のミスト噴射」で汚れを抑える4万円台の温水洗浄便座

東芝ホームテクノは、瞬間式温水洗浄便座の新製品として、便器に汚れがつきにくくなる「プレケアミスト」を搭載した「SCS-SW311」「SCS-SW301」を発売します。発売日は6月中旬。実売予想価格はワイヤレスリモコン付属の「SCS-SW311」が4万5000円前後(税抜)、手元操作パネルで操作する「SCS-SW301」が4万円前後(税抜)となっています。なお、プレケアミストを省略したSCS-S301も6月中旬に発売。こちらは3万5000円前後(税抜)です。

↑リモコン付属のSCS-SW311

 

あらかじめ便器にミストを噴射し、汚れを落ちやすくする

新製品の大きな特徴は、便器洗浄時の汚れ落ちをよくする新機能「プレケアミスト」を搭載していること。こちらは、便座のフタを開けると、自動で便器内にミストを噴射。内壁を濡らすことにより、汚れが付着するのを抑え、便器洗浄時の汚れ落ちを良くしてくれます。必然的に便器のお手入れや掃除もラクになりますね。

↑プレケアミストのイメージ

 

↑プレケアミストあり(左)となし(右)の比較

 

もうひとつ、注目の新機能が「リズム洗浄」です。東芝独自のエアインマイルド洗浄(※)をさらに進化させ、エアポンプのON-OFFを短い周期で繰り返すことで、おしりにやさしく、しっかり汚れを落とす新機能です。エアポンプOFF時にはソフトな当たりでおしりにやさしく、エアポンプON時にはしっかり汚れを落とします。

※洗浄水にエアポンプで気泡を混入することでシャワーにボリューム感を与え、シャワーの当たりをやわらかくする機能のこと

↑リズム洗浄のイメージ

 

また着脱式のステンレスノズルを引き続き採用し、傷がつきにくく、ブラシやぞうきんでも掃除がカンタン。着脱式なのでお手入れや交換も簡単です。さらに、おしり洗浄とビデ洗浄は異なる二つのノズルを使用する点、女性にはうれしい気配りとなっています。

 

汚れがつきにくくなってお掃除がカンタンになり、かつ効果的なおしり洗浄ができるのはうれしいですね。洗浄に使う水量だけ温める省エネに役立つ機能や、着座するたびに自動で脱臭運転を行うオート脱臭も便利。この付加機能がついて4万円台という価格もお手ごろです。まだ洗浄便座がない、あるいは掃除が大変と感じている家庭は、検討してみてはいかがでしょう。

「洗剤は落としたい…でも水は使いたくない」永遠の矛盾を、東芝のタテ型洗濯機「ZABOON」が「Wの泡」で消し去った!

東芝ライフスタイルは、縦型洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズから、業界最大クラスの洗濯容量12kgタイプ「AW-12XD7」を7月下旬より発売します。実売予想価格は17万円前後(税抜)です。

↑AW-12XD7。グレインブラウン(左)とグランホワイト(右)

 

 

「ウルトラファインバブル洗浄W」新搭載で、洗浄力、すすぎ効果、柔軟剤効果がアップ

本製品は、2つの「ウルトラファインバブル」(ナノサイズの超微細な泡)の発生器の搭載を実現し、「ウルトラファインバブル洗浄W(ダブル)」を搭載した縦型洗濯機。“洗い”に加え、“すすぎ”の工程でもウルトラファインバブルを投入することで、3つの効果(洗浄力、すすぎ効果、柔軟剤効果)を向上させました。

 

まず、ウルトラファインバブルがまとまりやすい洗剤の洗浄成分をバラバラに分解して吸着、黄ばみの原因となる繊維の奥の汚れまで洗浄成分を届け、皮脂汚れをしっかり落とします。“すすぎ”工程にも「ウルトラファインバブル」を投入することで、「標準コース」でも使用水量やすすぎ回数、洗濯時間を増やすことなく、すすぎ・柔軟剤の効果もアップ。繊維の奥まで徹底洗浄し、汚れも洗剤もスッキリ洗い流してくれるほか、柔軟剤の働きを妨げる洗剤の洗浄成分をウルトラファインバブルが除去。まとまりやすい柔軟剤の成分を分解して吸着し、繊維の奥まで柔軟剤を届け、柔軟剤の効果(柔らかさと香り) を向上させます。

↑洗浄力の向上

 

↑ウルトラファインバブルの働きとすすぎ効果の実証

 

12kgの洗濯容量は、4人家族であれば2日ぶん、2人家族であれば4日ぶんの洗濯物が洗える容量。まとめて洗えば、時間もコストも節約できます。しかも、厚手のシングル毛布(1枚3.0kg以下)も1回で2枚まで洗えるので、自宅で手軽に大物洗いが可能です。

 

また、深夜や早朝の洗濯でも気兼ねなく行なえる低振動・低騒音設計も特徴です。騒音の原因となるギアやベルトがなく、モーターと洗濯槽が直結し、駆動音を抑える「DD(ダイレクトドライブ)モーター」を搭載。洗いだと約29dB、脱水でも約37dBと運転音も静かです。

↑静かな運転音に貢献する「DD(ダイレクトドライブ)モーター

 

そのほか、傷がつきにくい強化ガラスのガラストップを採用してデザイン性を高め、「ワイド投入口」の採用で、毛布やシーツなどの大物も出し入れしやすくなったのも特徴。自動で槽を除菌、黒カビの発生を抑える「自動お掃除モード」も搭載し、デザイン面や使いやすさ、衛生面にも配慮しています。

 

同社調べによると、縦型洗濯機を使う既婚女性の半数以上が衣類の洗剤残りに不満や不安を感じながらも、その7割以上がすすぎに使用する水量はなるべく抑えたい、と考えているそう。一見矛盾する願いですが、「ウルトラファインバブル洗浄W」搭載で、この問題が一気に解決するかもしれません。忙しい共働き世帯のまとめ洗いや大物洗いのニーズに応える新「ZABOON」。ぜひチェックしてみてください。

 

東芝

ZABOON AW-12XD7

●発売:7月下旬●実売予想価格:17万円前後(税抜)●洗濯容量:12kg●運転目安時間:洗濯約49分●使用水量:洗濯約139L●運転音:29/37dB●サイズ/質量:W637×D609×H1051mm/49kg●カラー:グレインブラウン、グランホワイト

パン作りの時間が4分の1になるって? 東芝オーブンレンジ「石窯ドーム」が時短機能を強化

東芝ホームテクノは、業界最高オーブン温度350℃の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」から、新製品「ER-SD7000」(実売価格17万円前後)など4機種を6月上旬より順次発売します。

↑ER-SD7000

 

パンの生地作りから焼き上げまで1時間で完了!

新製品のフラッグシップモデル「ER-SD7000」は、毎日の食事のレパートリーが広がり、洗い物も減らせる「時短・省手間」の機能をブラッシュアップ。そのひとつが、新搭載の「お手軽パン」メニュー。生地作りから焼き上げまで、通常4時間程度かかるフランスパンが約1時間でできるのが特徴です。手間となる“こね作業”を行う必要がなく、ヘラを使ってボウルで混ぜ、レンジで発酵することで発酵時間も大幅に短縮可能に。この「お手軽パン」には、基本の丸パンやフランスパンのほか、メロンパンやカレーパン、ピザなど、14レシピのメニューを搭載しています。

↑「お手軽パン」で作れるフランスパンのイメージ

 

深皿で混ぜて焼くだけの「深皿メニュー」も充実

また、同社独自の深さ5㎝の深皿を使用した「深皿メニュー」 67レシピを搭載。煮込み、焼き物、ごはん、麺類など食事メニューから、パン、スイーツまで幅広い料理が作れます。加えて‟切って・混ぜて・焼くだけ“の「スピード深皿メニュー」8レシピを新たに搭載し、全12レシピに増加。「スピード深皿メニュー」は、洗い物の手間を省くことができ、焼き時間は20分以内と、こちらも時短・省手間に貢献します。

↑「スピード深皿メニュー」調理イメージ

 

↑「スピード深皿メニュー」の例

 

耐熱ボウルに食材を入れて電子レンジで加熱するだけの短時間自動調理「3分・5分・7分」のスピードメニューも用意。なかでも、お肉メインの「7分メニュー」は加熱制御を改良し、従来の8分から時間を短縮しています。忙しい朝のお弁当作りや、さっともう一品作りたいときに便利ですね。

このほか、あたため機能も進化しています。新搭載の「おかずあたため」機能は、おかずをあたためる際、赤外線センサーで食品の温度変化を細かく検知。段階的にレンジ出力をコントロールすることで、肉の表面が硬くなるのを防ぎます。さらに、加熱の出力制御で食品のはじけを防ぐため、庫内も汚れにくいのもメリットです。

 

同社調べによると、オーブンレンジを購入する理由として、美味しい料理が作りたいほかに、「時短・省手間」、「レパートリーの広がり」といったニーズが高いとのこと。なかでも共働き世帯の増加と比例して、時短・省手間がより望まれる傾向にあるようです。そんなニーズに応え、充実した時短・省手間機能を備えた新「石窯ドーム」。本機を使って、手軽でおいしい「オーブンごはん」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

↑今回リリースされた4機種。フラッグシップモデル「ER-SD7000」(写真上の2機種・6月上旬発売)、大型ホワイトバックライト液晶の「ER-SD5000」(写真左下・6月中旬発売・実売価格13万円前後)、オーブン温度300℃の「ER-SD3000」(写真下中・7月上旬発売・実売価格9万円前後)、オーブン温度250℃の「ER-SD100」(写真右下・7月中旬発売・実売価格6万8000円前後)の4機種

日本初の4Kチューナー内蔵! 東芝レグザから有機EL/液晶の4Kテレビ3機種登場

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより日本初となる4Kチューナー内蔵テレビ3機種を6月6日より順次発売します。ラインナップは、4K有機ELテレビ「X920」シリーズ(7月下旬発売予定)、重低音バズーカ搭載の4K液晶テレビ「BM620X」シリーズ(6月下旬発売予定)、4K液晶テレビ「M520X」(6月6日より順次発売予定)を用意。

 

いずれも、別送される「BS/CS 4K視聴チップ」を装着することで、12月1日より開始される新4K8K衛星放送がテレビのみで視聴可能となります。チップの発送は10月以降の予定となっていますので、12月の放送開始時から4K放送を視聴できます。

↑4K放送用のチューナーを内蔵した視聴チップを装着することにより、4K放送が視聴可能となる

 

↑「BS/CS 4K視聴チップ」はテレビ購入後に申し込み手続きを行うことで、別送される

 

新世代4K有機ELパネル搭載の新フラッグシップ機「X920」

X920は、「新世代4K有機ELパネル」を採用したレグザの新フラッグシップモデル。新たに開発された映像エンジン「レグザエンジン Evolution PRO」により、最新有機ELパネルの表現力を引き出して4K放送を高画質で楽しめます。

↑新世代4K有機ELパネル搭載の「X920」シリーズ

 

↑新開発の「レグザエンジン Evolution PRO」を搭載

 

また、ノイズを抑えた高精細な4K画質を実現する超解像技術「BS/CS 4KビューティX PRO」や、立体感のある質感を再現する「HDRリアライザ― PRO」、地デジのノイズを抑えて高精細に4Kアップコンバートする「地デジビューティX PRO」、肌の質感を美しく再現する「美肌リアライザ―」などの最先端技術を惜しみなく投入し、従来の地デジ放送やBD・ネット配信動画などあらゆる映像を高画質に再現します。

 

さらに、新開発のスピーカーシステム「有機ELレグザオーディオシステム」を備え、高品位なサウンドを再生。東芝独自の録画システム「タイムシフトマシン」(※)にも対応し、放送済みの過去の番組表から見たい番組がすぐに再生できます。もちろん4K放送も録画可能。地デジ・BS/CS用チューナーは3基で、W録画も行えます。

※:利用には別売のタイムシフトマシン対応USB HDDが必要

↑「有機ELレグザオーディオシステム」を備え音質も強化

 

このほか、画面を2分割して同時に2つの映像を再生する「ダブルウインドウ」機能も搭載。4K放送と地デジ放送、BDレコーダーからの外部入力映像など2つの映像を1画面で同時に視聴することができます。

 

4K液晶はバズーカオーディオ搭載の「BM620X」に注目

4K液晶テレビの「BM620X」と「M520X」は、画質などの基本性能は同等ですが、BM620Xのみ「バズーカオーディオシステム」を搭載。「クリアダイレクトスピーカー」と「重低音バズーカウーファー」により、迫力のサウンドを楽しめます。

↑M520Xシリーズ

 

↑サウンド強化モデルの「BM620X」シリーズ

 

↑重低音を再生するBM620Xの「バズーカオーディオシステム」

 

2モデルとも4K放送のための新エンジン「レグザエンジン Evolution」を搭載するほか、高精細な映像処理を行う「BS/CS 4KビューティX」や地デジ放送も高画質で楽しめる「地デジビューティX」、立体感のある質感を再現する「HDRリアライザ―」、肌の質感を美しく再現する「美肌リアライザ―」といった技術を採用。きめ細かく高精彩な映像を再生します。

 

4Kチューナーのほか、地デジ・BS/CSチューナーを各3基ずつ備え、W録画も可能。2つの番組を同時に表示する「ダブルウインドウ」機能も備えています。

 

外付け4Kチューナーも秋に登場予定

また、東芝では既存の4Kテレビに接続して4K放送を視聴できる外付け4Kチューナー「TT-4K100」(実売予想価格4万円前後)も秋に発売予定。レグザ以外のテレビにも接続して使えますが、レグザ接続時のみノイズを抑えてクリアな画質を楽しめる「レグザコンビネーション高画質」機能が働きます。外付けHDDをつなぐことで4K放送の録画も可能。4Kチューナーのほか、地デジ・BS/CSチューナーも各2基備えています。

↑外付け4Kチューナー「TT-4K100」

 

↑4Kテレビのほか、フルHDやHD解像度のテレビにも対応

 

いよいよ12月から始まる4K放送は、4Kチューナー内蔵テレビや外付け4Kチューナーを用意すれば、既存のBSアンテナでも最大6チャンネルが視聴可能。4K放送にいち早く対応した東芝レグザなら、いまのうちに購入しても安心して高精彩な4K放送が楽しめます。そろそろテレビの買い替えを……と検討されていた方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

【2018年エアコンガイドまとめ】買うべきモノが見えてくる! 家電のプロに聞いた「賢い選び方&おすすめモデル15選」

本格的な夏場になってしまうと、販売店に注文が殺到して設置工事が順番待ちとなり、エアコンの価格も高騰。エアコンを買い替えるならいまがチャンスです。ただ、どうやって選べばいいか、わからない…そんな人のために、GetNavi webでは、家電のプロ・戸井田園子さんにお願いし、エアコンのガイド記事を3回にわたって公開してきました。各記事のテーマはそれぞれ「リビング向け・機能性重視モデル」「リビング向け・デザイン重視モデル」「個室向け・買い足し用モデル」。今回は、この3本の記事をまとめましたので、ぜひ一気にチェックしてみてください。ご自身がどんなモデルを求めているのか、はっきりわかるはずですよ!

 

教えてくれるのはこの人!

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

【その1「リビング向け・機能性重視モデル」の選び方&おすすめモデル5選】

リビングのエアコン選びで注意すべきポイントは?

価格の安さだけを追わず、センサー機能の良いモノを選んで!

「リビングのエアコンの場合、価格の安さだけを優先しすぎるのはNG。ハイエンドクラスか、そのひとつ下のクラスまでで選んでほしいです。なぜなら安価なモデルを選ぶと、センシング能力や吹き分け機能が劣ってくるため、複数の人の快適を維持しにくくなります。快適性が損なわれることで、複数の人が無闇に温度変更したりON/OFFしたりするようになると、電気代がかさむ羽目に。その意味では、ある程度本体に投資した方が、使い初めてからストレスがたまらず、節約につながる可能性が高いです。特に、センサー機能が良いものを選んでほしい。センサーが良いと、温度を一定に保つ精度が高くなる=快適かつ省エネにつながります。

もうひとつ注目したいのが、清潔性を維持する機能。最近の家は、リビング・ダイニング・キッチンが一部屋になっているLDKが多いうえ、キッチンが対面かつ吊り戸棚や下り壁がない、オープンな空間構成も多いです。必然的にリビングにも調理の湯気や煙が回りやすくなり、エアコンの内部も汚れやすくなります。だからこそ、フィルターの自動お掃除だけでなく、フィンや熱交換器など、内部の汚れがつきにくい仕様のものを選びたいところ。『自動お掃除』といっても、フィルターだけのものもあるので、カタログなどでしっかりと確認を!」(戸井田さん)

 

リビング向け・機能性重視モデルその1

人工知能が“ちょっと未来”の体感温度を先読み!

三菱電機

霧ヶ峰 Zシリーズ

MSZ-ZW4018S

実売価格18万9800円

高精度赤外線センサーと人工知能が連携する「ムーブアイ mirA.I.(ミライ)」搭載で、ひとりひとりの“ちょっと未来”の温度の感じ方を予測して「先読み運転」をするハイスペックモデル。「ハイブリッド運転」モード時は、暑い昼間は冷房、涼しい朝は「爽風」(消費電力最小15W)というように自動で切り替わり、「エアコン」と「扇風機」のいいとこどりで快適性と省エネを両立します。

●サイズ/質量:W799×D385×H295mm/17kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF(後述):7.0●省エネ基準達成率:142%

 

家電のプロのレコメンド!

「人の体感温度を予測して先回り運転する『ムーブアイmirA.I』が画期的です! 複数の人がいても、ひとりひとりの体感温度を考慮してくれるのでファミリー向き。最上位のFZシリーズとほぼ変わらないスペックですが、FZに比べるとデザインがノーマルな仕上げとなっているぶん、価格はおトクになっています。また、『フィルターおそうじメカ』を取り外せる新構造で、中まで掃除しやすく清潔に維持できます」(戸井田さん)

 

【ココもポイント!】

「APF」の数値と「適用畳数」を吟味しよう!

APFとはAnnual Performance Factorの略で、1年間、規格に定められた環境下で運転した場合のエネルギー消費効率のこと。数値が大きいほど冷房・暖房時の消費電力量が少なくなるので、予算内でこの数値がなるべく大きいものを選びましょう。なお、APFは普及価格モデルだと4~5点台、最上位モデルだと7点台になります。

 

また、スペックの適用畳数の読み方は、「冷房11~17畳」という場合だと、木造住宅で11畳(左の数値)、鉄筋住宅で17畳(右の数値)に適しているという意味になります。11~17畳の範囲で使えるというわけではないので、ご注意ください。また、夏場を前にしたエアコン選びで見落としがちなのが、暖房の能力。暖房の適用畳数は冷房よりも小さいため、冷房の適応畳数が部屋のギリギリのモデルを購入してしまうと、夏場はいいが冬場はなかなか暖まりにくいといった事態になります。暖房の適応畳数は余裕をもって選びましょう。

↑スペックの例。適用畳数とAPFに注目してみましょう

 

リビング向け・機能性重視モデルその2

冷暖房開始時の“ブースト”で一気に快適な室内に

ダイキン

うるさら7 Rシリーズ

AN40VRS-W

実売価格31万820円

ダイキン最上位「Rシリーズ」のモデル。エアコンの基本性能を最大限に引き出す「ブースト制御」を行い、これまで以上に素早く快適環境を実現します。冷房時の「クールブースト」制御では、快適な湿度への到達時間が従来比40%も短縮しました。天井に沿って大風量で吹き出す「サーキュレーション気流」や、設定温度到達後も除湿を行う「デシクル制御」、0.5℃単位で温度をコントロールする「ピット制御」などで心地よい冷房環境が保てます。

●サイズ/質量:W798×D370×H295mm/15kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:6.3●省エネ基準達成率:128%

家電のプロのレコメンド!

「空気中の水分をエアコンが取り込んで加湿する『無給水加湿』ができる唯一のシリーズなので、少々お高くてもこちらがおすすめ。気流を制御して、部屋全体をムラなく均一に冷暖房するタイプで、風が当たるのが嫌いな人でも快適に過ごせます。ダイキンは基本性能に確かな実力があり、気象条件が厳しいエリアの人には特にオススメしたいですね」(戸井田さん)

 

リビング向け・機能性重視モデルその3

左右に付いた可動式ファンが2種類の気流を生み出す

富士通ゼネラル

ノクリアXS

AS-XS40H

実売価格18万6840円

最上位機種で好評だった、本体両横の可動式サイドファン「デュアルブラスター」を搭載したモデル。吹き出し口の角度が変わるデュアルブラスターで、温度と速さの違う2種類の気流「ハイブリッド気流」を生み出し、部屋全体をムラなく快適にします。また、AI機能「ノクリアセレクト」によって、深夜の暖房運転は静音運転に自動で切り替わるなど、AIが分析・判断して使用環境に応じた最適な運転を行います。

●サイズ/質量:W786×D378×H293mm/17kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:5.6●省エネ基準達成率:114%

家電のプロのレコメンド!

「両サイドについた扇風機のようなファンが特徴の『デュアルブラスター』にコンパクトタイプが登場しました。これまではファンがある分、横幅が大きかったですが、このXSシリーズは全機種が横幅786mmになり設置性がアップしています。部屋の温度・湿度を計測し、独自のアルゴリズムで分析して最適な運転を行う『毎日快適モード』も搭載。子どもだけの時も、季節の変わり目も、この機能をONにしておけば、無駄なく運転してくれて安心・快適です!」(戸井田さん)

 

リビング向け・機能性重視モデルその4

空気の汚れに応じて動く「アクティブクリーンフィルター」を搭載!

パナソニック

エオリア Xシリーズ

CS-X408C2-W

実売価格25万3000円

独自の「アクティブクリーンフィルター」と、ナノメートルレベルの凹凸表面処理を施した新開発の「ホコリレスコーティング」で、部屋の空気環境の清潔性と快適性を向上させた「Xシリーズ」の新モデル。20畳相当の高い集じん能力を持つ可動式「アクティブクリーンフィルター」は、PM2.5や浮遊ウイルス、花粉までしっかり除去します。また無線LANを内蔵し、スマホから遠隔操作はもちろん、部屋の空気清浄効果を確認することも可能です。

●サイズ/質量:W799×D385×H295mm/16kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:7.2●省エネ基準達成率:146%

家電のプロのレコメンド!

「2018年度モデルは、空気が汚い時だけフィルターが出てきて空気清浄効果を高める『アクティブクリーンフィルター』が目玉です。空気が汚れていないときは、エネルギー効率を重視して密度の高いフィルターは格納されるという仕組みが画期的でユニーク! 空気清浄機を置かずに済むので、そのぶん費用も浮きますし、リビングが少しでも広く使えるのはうれしいですね。空気の浄化効果と脱臭効果が高い『ナノイーX』も搭載されているなどメリット満載。価格がややお高くても、家族が長時間過ごすリビングには、ぜひオススメしたいです」(戸井田さん)

 

リビング向け・機能性重視モデルその5

熱交換器を凍らせて一気に洗浄する「凍結洗浄」を新搭載

日立

白くまくん Eシリーズ

RAS-E40H2

実売予想価格21万3840円

手入れのしにくい熱交換器の洗浄を、年間通して定期的に行う「凍結洗浄」を搭載。エアコン内部の熱交換器を自動で凍らせて一気に溶かし、ニオイの一因となるホコリや油汚れを洗い流せます。通風路、フラップ、フィルターに除菌効果があるステンレスを採用した日立独自の「ステンレス・クリーン システム」と合わせて、高い清潔性が特徴です。

●サイズ/質量:W798×D323×H295mm/重量13kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:5.3●省エネ基準達成率:108%

家電のプロのレコメンド!

「内部の汚れを落とす『凍結洗浄』が、2018年モデルから搭載されています。最上位モデルのような汚れに応じて洗い方をコントロールする機能はないですが、不在時の自動洗浄のほか、タイマー洗浄も可能です。エアコン内部がステンレス製なので汚れがつきにくく、キッチンが同じ空間にあるLDKにオススメ。また、人の数、居場所、動きなどをセンシングする『くらしカメラ F』の搭載により、温度・風向・風量をコントロールしてくれるので、部屋にいる全員が快適に過ごせます」(戸井田さん)

 

【その2「リビング向け・デザイン重視モデル」の選び方&おすすめモデル5選】

デザイン重視のエアコン選びで注意すべきポイントは?

冷暖房の能力と設置環境をしっかりチェック!

「デザイン重視モデルの場合、冷暖房の能力の展開が少ないものもあるので要注意。設置したい部屋に見合った能力があるか最初に確認を! また、こうしたデザイン重視のモデルは、薄型のフォルムを採用した手前、『自動フィルターお掃除機能』を諦めている場合があります。その場合は、日々のメンテナンスが自分で管理できるのか、しっかりと吟味して判断してください。

 

もうひとつ、デザイン重視モデルのイメージ画像は、壁の中心に設置している場合が多いです。これは、余白がある状態で設置すると美しく見えるデザインになっているから。実際に設置する場所が天井や壁ギリギリだと、イメージ通りにならないこともあるので、設置環境には注意してください!」(戸井田さん)

画像出典:三菱電機「霧ヶ峰FLシリーズ」製品紹介ページ

 

リビング向け・デザイン重視モデルその1

光を受けて華やかに輝く、ソリッドなデザイン

三菱電機

霧ヶ峰 FLシリーズ

MSZ-FL4018S

実売価格21万200円

2016年度の「グッドデザイン賞 グッドデザイン・ベスト100」にも輝いた「FLシリーズ」。正面から吹き出し口が見えない端正なフォルムでインテリアとも調和します。透明パネルとその裏面のヘアライン加工で表面を美しく仕上げ、光が当たる角度によって多彩な表情を生み出します。新色「オニキスブラック」、深みのあるメタリック調の「ボルドーレッド」、きらめくパール調の「パウダースノウ」の3種類のカラバリを展開。

●サイズ/質量:W890×D233×H307mm/17kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:6.7●省エネ基準達成率:111%

家電のプロのレコメンド!

「発売当初は、これまでにないデザイン性が大きく話題になったシリーズです。シンプルかつシャープなフォルムと、素材感や仕上げにこだわったパネルは美しいのひとこと! 三菱のメイン機能である赤外線センサー『ムーブアイ極』や、冷暖房と送風を組み合わせる『ハイブリッド運転』、不在時はセーブ運転から自動オフになる『スマートSTOP』など、基本的な性能は網羅。ただし、薄型にしたためフィルター自動掃除機能は非搭載です。とはいえ、内部のメカに特殊なコーティングがしてあり汚れがつきにくく、フラップも外せるのでお手入れはしやすいです」(戸井田さん)

 

リビング向け・デザイン重視モデルその2

機能とデザイン、どちらも兼ね備えたハイスペックモデル

三菱電機

霧ヶ峰 FZシリーズ

MSZ-FZ4018S

実売価格25万4000円

「霧ヶ峰」のプレミアムモデル。高精度赤外線センサーとAIの連携で、少し未来の体感温度を予測する、世界初の「ムーブアイmirA.I.(ミライ)」を搭載します。「先読み運転」設定時には、左右独立駆動のファン「パーソナルツインフロー」が部屋にいるひとりひとりの温度の感じ方に合わせて、気流の強弱と方向を細かくコントロール。また、「プレミアム除湿」は、2つのファンの動きを制御することで寒くなりにくい快適な除湿を実現しています。

●サイズ/質量:W890×D358×H285mm/22kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:7.8●省エネ基準達成率:130%

家電のプロのレコメンド!

「FLシリーズと同様、シャープですっきりしたパネルを採用し、デザイン性は高いです。外見だけではなく、内部の構造も他にはない最先端のデザインモデル。従来の筒型ファンではなく、左右独立したふたつのプロペラファンを搭載し、それぞれに違う温度帯(最大5度差)の風を送り出すことができます。エアコン内部はハイブリッドナノコーティングが施され、カビの発生を抑制するモードやフィルター自動掃除など、清潔性も万全。デザイン・最先端技術の双方が揃ったハイスペックモデルです!」(戸井田さん)

 

リビング向け・デザイン重視モデルその3

7色のカラバリ展開で、部屋の雰囲気とピッタリのカラーが選べる

ダイキン

risora(リソラ)

AN40VSP-W

実売価格23万5440円

壁から突き出たエアコンの圧迫感をなくすため、185㎜という業界最薄を実現したスタイリッシュな新モデル。前面パネルは表面加飾でマット質感やツヤ感を実現しています。カラバリは「ラインホワイト」「グレイッシュブラウンメタリック」のほか、綾織りの質感を表現した受注生産の「ツイルゴールド」など全7色。ダイキンの最上位機種「うるさら7」と同じく、温度と湿度を制御し続ける「プレミアム冷房」を搭載し、心地よさも追求しています。

●サイズ/質量:W798×D185×H295mm/10kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:5.0●省エネ基準達成率:102%

家電のプロのレコメンド!

「ダイキンがこの3月に発売した、カラバリが豊富なインテリアエアコンです。7色展開で、部屋のインテリアイメージに合わせてコーディネートしやすいのがポイント! 実は、かなり前に三洋電機が似たような製品を発売し、インテリア関係者の間では大いに話題になりましたが、当時は省エネや快適性重視の流れに負けて消えてしまいました。今回、売れ行きが好調ならば、ようやく時代が追いついたといえそうです。もちろん、ダイキンらしく基本性能に不安はなし。フィルターの自動お掃除機能は非搭載ですが、有害物質を分解する技術『ストリーマ』で内部を清潔に保つとともに、フィルターで捕らえた物質にストリーマを照射し、気流を清潔に保つ機能があります」(戸井田さん)

 

リビング向け・デザイン重視モデルその4

空気清浄機能を持ち、丸みのある前面パネルも美しい

東芝

大清快 E-Rシリーズ

RAS-E405R

実売価格16万2000円

強力な空気清浄機能「プラズマ空清」を備えた「E-Rシリーズ」の新モデル。プラズマ空清ユニットが吸い込んだ汚れを帯電させて熱交換器に吸着し、屋外に排出することで、空気中に浮遊する花粉やカビ、PM2.5を99%除去します。さらにPM0.1レベルの微細な粒子も90分間で90%以上除去できるようになりました。前面パネルは落ち着いた質感のマット調。フィルター自動お掃除で取れたホコリは「楽ダストボックス」にたまり、掃除機で3か月に1度吸えばいいので手入れが簡単です。

●サイズ/質量:W790×D255×H250mm/11kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:4.9●省エネ基準達成率:100%

家電のプロのレコメンド!

「個人的には、スタンダードなエアコンの中では、東芝の『大清快』が一番キレイなデザインだと思います。両サイドを包むように巻き込んでいる前面パネルがすっきりとした印象。特別尖ったデザインではないですが、さりげなく完成度が高いのが良いですね。なかでもオススメは自動フィルター掃除機能が搭載されているセカンドラインの『E-Rシリーズ』。空気清浄機と呼べるレベルのしっかりした空気清浄機能が搭載されているのがウリ。また、本機はふたつのシリンダーを持ち、パワーがそれほど必要ないときはひとつだけ動作させるなど、省エネなのもポイントです。ちなみに、すべてのグレードで同じデザインなので、予算に応じてどれを選んでもデザイン面では問題ありません」(戸井田さん)

 

リビング向け・デザイン重視モデルその5

ヨーロッパの美意識が生んだ、インテリアの一部となる新スタイル

ダイキン

UXシリーズ

C40RTUXV-W

実売価格7万1195円(室内機のみの価格)

「ダイキンヨーロッパ」が工業デザイナーAlexander Schlag(アレキサンダー・シュラッグ)氏と共同でデザインしたモデル。ヨーロッパでは主流スタイルとなっている、室外機ひとつに複数の室内機を接続するハウジングエアコンです。室外機がひとつで済むため、住宅の外観も損ないません。室内機は風の流れをイメージして曲面を基調とした前面パネルを採用。左右両端の厚みを129mmに抑え壁との一体感を演出しています。飛行機のフラップのように前面パネルがスライドして、気流の吹き出し口が登場するなど、動きのクオリティにもこだわっています。

●サイズ/質量:W998×D212×H303mm/11kg(室内機)

家電のプロのレコメンド!

「いままでにない流れるようなフォルムのデザインが画期的! 壁掛けタイプですが、ハウジングエアコンなので単体で設置することは難しく、新築時やリフォーム時に導入するのがオススメ。特にインテリアデザインにこだわって家を新築する際は、ぜひ検討してほしいモデルです」(戸井田さん)

 

【その3「個室向け・買い足し用モデル」の選び方&おすすめモデル5選】

買い足し用エアコンを選ぶときのポイントは?

付加機能が削られていてもOKかよく吟味を!

「目的は買い足しなので、価格面のメリットを重視してOK。廉価モデルの場合、エネルギー効率(APF※)や低温時の暖房能力など、基本性能が悪くなることもあるので、スペックが低くなりすぎないよう確認を! 最上位は8畳だとAPF7.0前後なのに対し、廉価モデルは5.8くらいが相場になっています。期間消費電力量にすると100~50kWhくらいの差があり、電気代だと年間2700~1350円くらいの差に。ですから、使用頻度が高い部屋なら10年使うことを前提に、電気代も考慮して上のグレードを検討するほうが良い場合もあります。

また、廉価モデルは基本性能がそこまで落ちていなくても、付加機能がぐっと削られている場合が多い傾向があります。特に、内部の自動掃除機能はほぼ非搭載、搭載していてもフィルターのみという可能性が大なので、それでも良いかしっかり検討を。不在時自動オフなどの機能がない場合もあり、子ども部屋に使うとき、つけ消しの管理が任せられない場合があるので、こちらもよく吟味してください!」(戸井田さん)

 

個室向け・買い足し用モデルその1

スマホで遠隔操作して帰宅時には快適な温度に!

アイリスオーヤマ

ルームエアコン Wi-Fi・人感搭載シリーズ

IRW-2817C

実売価格7万5384円

アイリスオーヤマが大型白物家電事業への参入第一弾として2017年に発売し、話題となったエアコン。無線LANを内蔵しているため、スマホでの遠隔操作が簡単にできるのが特徴。帰宅途中にスマホでエアコンの電源をオンにしておけば、家に帰ったときに快適な温度で迎えてくれます。睡眠モードは温度設定を1時間ごとに変更可能など、アプリで生活リズムに合わせた細やかな設定も可能。人の動きを検知する人感センサー搭載で、人がいない時は自動で省エネ運転をしてくれます。

●サイズ/質量:W795×D230×H250mm/9.5kg(室内機)●適応畳数:冷房8~12畳、暖房8~10畳●定格能力:冷房2.8kW、暖房3.6kW●APF:5.8●省エネ基準達成率:100%

家電のプロのレコメンド!

「無線LAN内蔵モデルで、しかも廉価ということで昨年発売以来注目のモデルです。そろそろ発売後1年が経過しますが、2018年にモデルチェンジの予定はなく、今後も現行モデルとして継続販売。価格面でもおトク感があります。人感センサーも搭載されていて、不在時はセーブ運転に切り替わります。オートオフにはなりませんが、付けっ放しだとわかれば外から遠隔操作もできるので、オフにならないのは妥当な仕様ですね。エアコン内部の清潔維持機能がないのが惜しいですが、この価格では十分な機能があるといえます」(戸井田さん)

 

個室向け・買い足し用モデルその2

清潔性の維持機能が充実し、「プラズマ空清」を搭載

富士通ゼネラル

nocria(ノクリア) Dシリーズ AS-D25H

実売価格10万5100円

熱交換器を加熱して除菌する業界初の「熱交換器(アルミフィン)加熱除菌」が搭載されたスリムモデル。熱交換器を55℃以上に加熱するため、付着したカビ菌や細菌に効果があります。部屋の空気を清潔にする「プラズマ空清」は、0.3~2.5μmの粒子を88%キャッチ。しかもフィルター方式ではない電気集じん方式のため、高い集じん力が持続します。本体の高さは250mmとスリムで、窓上の狭い空間にも納まる設置性の高いモデルです。

●サイズ/質量:W777×D319×H250mm/12kg(室内機)●適応畳数:冷房7~10畳、暖房6~8畳●定格能力:冷房2.5kW、暖房2.8kW●APF:5.8●省エネ基準達成率:100%

家電のプロのレコメンド!

「ひとつ下のCシリーズと比べても価格差はないので、こちらがオススメです。『熱交換加熱除菌』に加えて、抗カビ・抗菌コーティングされた『ハイドロフィリック熱交換器』なので汚れもつきにくくなっています。フィルター自動おそうじ機能や人感センサーを利用した自動セーブ・自動オフ機能も搭載。一年中適切な運転をセレクトしてくれる『毎日快適モード』も便利ですね。このクラスではかなりの高スペックで、コスパが高いモデルです」(戸井田さん)

 

個室向け・買い足し用モデルその3

高濃度プラズマクラスターが部屋の空気と本体内部をキレイに!

シャープ

H-Dシリーズ AY-H25D

実売価格11万4400円

高濃度のプラズマクラスターを発生させる空気浄化技術「プラズマクラスター25000」搭載モデル。冷暖房を使わない時期でも、プラズマクラスターを単独運転することで空気をキレイにできます。「部屋干しモード」は、部屋干しのイヤなニオイを抑えつつ、暖房と除湿を効率よく組み合わせて、2時間の運転で約4kgの洗濯物を乾かせます。リモコンのカレンダー情報と外気温の変化で季節を判定し、エアコンが自動で適切な運転を選んでくれる機能もあるので、手間なく省エネができます。

●サイズ/質量:W770×D254×H260mm/9kg(室内機)●適応畳数:冷房7~10畳、暖房6~8畳●定格能力:冷房2.5kW、暖房2.8kW●APF:5.8●省エネ基準達成率:100%

家電のプロのレコメンド!

「ひとつ下のグレードと1万円程度の差なので、こちらのモデルがオススメ! フィルター自動おそうじ機能は非搭載、かつルーバーを取り外しての丸洗いもできませんが、シャープ独自の空気浄化機能のプラズマクラスターが搭載されていて、冷暖房を使わないときもプラズマクラスター発生機として単独運転ができます。また『パトロール』機能は、エアコン停止中でもカビが発生しやすい環境になると、自動的にプラズマクラスターを放出。同時にエアコン内部にもプラズマクラスターを満たし、送風ファンにカビが発生しにくい環境にしてくれます。熱交換器にも『親水性コート』が施されていて汚れが落ちやすいなど、清潔さをキープする環境はまずまず整っています」(戸井田さん)

 

個室向け・買い足し用モデルその4

大風量と、一瞬で快適な温度に近づける「ワープ運転」が魅力

三菱重工

ビーバーエアコンTWシリーズ

SRK25TW

実売価格8万6172円

三菱重工ならではの、ジェットエンジンの翼形状設計に使われる技術を応用した「JET BODY」が特色のモデル。ファンと熱交換器の配置や吹き出し口の道筋を最適化することで、電力を抑えながらも、大風量の風を部屋の隅々まで行き渡らせます。吹き出し温度約6℃と強力な冷風を吹き出す「ワープ運転」は、今すぐ涼しくなりたいときに効果的。また、2018年度モデルから伊藤園の茶殻をリサイクルした茶殻樹脂をフィルターホルダーに配合し、資源の有効活用にも取り組んでいます。

●サイズ/質量:W798×D280×H250mm/10kg(室内機)●適応畳数:冷房8畳●定格能力:冷房2.5kW●APF:6.0

家電のプロのレコメンド!

「本体の高さは250mmで、窓上にも設置可能なコンパクトタイプです。フィルター自動おそうじ機能は非搭載ですが、酵素と尿素の力でフィルターに吸着した汚れ(アレル物質)を抑制する『バイオクリア運転』や、運転停止後に自動的にエアコン内部を乾燥させてカビの成長を抑制する『内部クリーン運転』など、清潔維持機能はあります。不在時セーブやオートオフ機能はなく、省エネ機能に関してはやや惜しい。エアコンの周辺を設定温度にすばやく近づけて、15分で元の運転に戻る『ワープ運転』は、お風呂上がりや帰宅直後などに便利です」(戸井田さん)

 

個室向け・買い足し用モデルその5

基本機能の冷房・暖房・除湿に特化したシンプルなエアコン

コロナ

Nシリーズ CSH-N2518R

実売価格6万9800円

冷房・暖房・除湿が簡単操作で行える、基本機能に特化した日本製モデル。ワイドで心地よい気流をつくる「ビッグルーバー」を搭載。室内機内部を乾燥させ清潔に保つ「内部乾燥モード」は、運転停止後や冷房シーズン終了時に便利です。また、エアコン本体前面パネルは簡単に取り外して丸洗いも可能。室内熱交換器に溜まったニオイをドレン水で封じ込める「ニオイカット制御」によって、冷房開始時のイヤなニオイも抑えます。

●サイズ/質量:W795×D235×H290mm/9.5kg(室内機)●適応畳数:冷房7~10畳、暖房6~8畳●定格能力:冷房2.5kW、暖房2.8kW●AFP:5.8●省エネ基準達成率:100%

家電のプロのレコメンド!

「冷房・暖房・除湿の基本性能があればOKという人向けの、超シンプルタイプです。シンプルといっても、運転停止後やシーズン終わりに、内部(熱交換器、通風路、送風ファン、ルーバー等)を乾燥して清潔に維持できる機能は搭載されています。自動フィルターおそうじ機能は非搭載なものの、フィルターは抗菌・防カビフィルターになっているのは安心。省エネモードやオートオフ機能はなく、フィルターのおそうじも必要なので、自己管理をするのが前提のモデルですね」(戸井田さん)

「エアコン=白いハコ」はもう古い! 理想の部屋を作る「デザイン重視モデル5選」を家電のプロが伝授

エアコンは常に目に入るものだけに、家具と同様、デザイン性が重要になってきます。近年は、部屋の統一感を重視するユーザーのニーズを受け、従来のような「白いハコ」を脱し、フォルムや色、質感にこだわったモデルも増加中。そこで今回は、家電のプロ、戸井田園子さんにデザイン重視モデルを選ぶ注意点を教えてもらうとともに、14畳程度のリビングユースのモデル(4.0kWクラス)を想定し、オススメ5モデルを選んでいただきました!

 

教えてくれるのはこの人!

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

デザイン重視のエアコン選びで注意すべきポイントは?

冷暖房の能力と設置環境をしっかりチェック!

「デザイン重視モデルの場合、冷暖房の能力の展開が少ないものもあるので要注意。設置したい部屋に見合った能力があるか最初に確認を! また、こうしたデザイン重視のモデルは、薄型のフォルムを採用した手前、『自動フィルターお掃除機能』を諦めている場合があります。その場合は、日々のメンテナンスが自分で管理できるのか、しっかりと吟味して判断してください。

 

もうひとつ、デザイン重視モデルのイメージ画像は、壁の中心に設置している場合が多いです。これは、余白がある状態で設置すると美しく見えるデザインになっているから。実際に設置する場所が天井や壁ギリギリだと、イメージ通りにならないこともあるので、設置環境には注意してください!」(戸井田さん)

画像出典:三菱電機「霧ヶ峰FLシリーズ」製品紹介ページ

 

その1

光を受けて華やかに輝く、ソリッドなデザイン

三菱電機

霧ヶ峰 FLシリーズ

MSZ-FL4018S

実売価格21万200円

2016年度の「グッドデザイン賞 グッドデザイン・ベスト100」にも輝いた「FLシリーズ」。正面から吹き出し口が見えない端正なフォルムでインテリアとも調和します。透明パネルとその裏面のヘアライン加工で表面を美しく仕上げ、光が当たる角度によって多彩な表情を生み出します。新色「オニキスブラック」、深みのあるメタリック調の「ボルドーレッド」、きらめくパール調の「パウダースノウ」の3種類のカラバリを展開。

●サイズ/質量:W890×D233×H307mm/17kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF(※):6.7●省エネ基準達成率:111%

家電のプロのレコメンド!

「発売当初は、これまでにないデザイン性が大きく話題になったシリーズです。シンプルかつシャープなフォルムと、素材感や仕上げにこだわったパネルは美しいのひとこと! 三菱のメイン機能である赤外線センサー『ムーブアイ極』や、冷暖房と送風を組み合わせる『ハイブリッド運転』、不在時はセーブ運転から自動オフになる『スマートSTOP』など、基本的な性能は網羅。ただし、薄型にしたためフィルター自動掃除機能は非搭載です。とはいえ、内部のメカに特殊なコーティングがしてあり汚れがつきにくく、フラップも外せるのでお手入れはしやすいです」(戸井田さん)

 

※APF……Annual Performance Factorの略で、1年間、規格に定められた環境下で運転した場合のエネルギー消費効率のこと。数値が大きいほど冷房・暖房時の消費電力量が少なくなるので、予算内でこの数値がなるべく大きいものを選びましょう。なお、APFは普及価格モデルだと4~5点台、最上位モデルだと7点台になります

 

その2

機能とデザイン、どちらも兼ね備えたハイスペックモデル

三菱電機

霧ヶ峰 FZシリーズ

MSZ-FZ4018S

実売価格25万4000円

「霧ヶ峰」のプレミアムモデル。高精度赤外線センサーとAIの連携で、少し未来の体感温度を予測する、世界初の「ムーブアイmirA.I.(ミライ)」を搭載します。「先読み運転」設定時には、左右独立駆動のファン「パーソナルツインフロー」が部屋にいるひとりひとりの温度の感じ方に合わせて、気流の強弱と方向を細かくコントロール。また、「プレミアム除湿」は、2つのファンの動きを制御することで寒くなりにくい快適な除湿を実現しています。

●サイズ/質量:W890×D358×H285mm/22kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:7.8●省エネ基準達成率:130%

家電のプロのレコメンド!

「FLシリーズと同様、シャープですっきりしたパネルを採用し、デザイン性は高いです。外見だけではなく、内部の構造も他にはない最先端のデザインモデル。従来の筒型ファンではなく、左右独立したふたつのプロペラファンを搭載し、それぞれに違う温度帯(最大5度差)の風を送り出すことができます。エアコン内部はハイブリッドナノコーティングが施され、カビの発生を抑制するモードやフィルター自動掃除など、清潔性も万全。デザイン・最先端技術の双方が揃ったハイスペックモデルです!」(戸井田さん)

 

その3

7色のカラバリ展開で、部屋の雰囲気とピッタリのカラーが選べる

ダイキン

risora(リソラ)

AN40VSP-W

実売価格23万5440円

壁から突き出たエアコンの圧迫感をなくすため、185㎜という業界最薄を実現したスタイリッシュな新モデル。前面パネルは表面加飾でマット質感やツヤ感を実現しています。カラバリは「ラインホワイト」「グレイッシュブラウンメタリック」のほか、綾織りの質感を表現した受注生産の「ツイルゴールド」など全7色。ダイキンの最上位機種「うるさら7」と同じく、温度と湿度を制御し続ける「プレミアム冷房」を搭載し、心地よさも追求しています。

●サイズ/質量:W798×D185×H295mm/10kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:5.0●省エネ基準達成率:102%

家電のプロのレコメンド!

「ダイキンがこの3月に発売した、カラバリが豊富なインテリアエアコンです。7色展開で、部屋のインテリアイメージに合わせてコーディネートしやすいのがポイント! 実は、かなり前に三洋電機が似たような製品を発売し、インテリア関係者の間では大いに話題になりましたが、当時は省エネや快適性重視の流れに負けて消えてしまいました。今回、売れ行きが好調ならば、ようやく時代が追いついたといえそうです。もちろん、ダイキンらしく基本性能に不安はなし。フィルターの自動お掃除機能は非搭載ですが、有害物質を分解する技術『ストリーマ』で内部を清潔に保つとともに、フィルターで捕らえた物質にストリーマを照射し、気流を清潔に保つ機能があります」(戸井田さん)

 

その4

空気清浄機能を持ち、丸みのある前面パネルも美しい

東芝

大清快 E-Rシリーズ

RAS-E405R

実売価格16万2000円

強力な空気清浄機能「プラズマ空清」を備えた「E-Rシリーズ」の新モデル。プラズマ空清ユニットが吸い込んだ汚れを帯電させて熱交換器に吸着し、屋外に排出することで、空気中に浮遊する花粉やカビ、PM2.5を99%除去します。さらにPM0.1レベルの微細な粒子も90分間で90%以上除去できるようになりました。前面パネルは落ち着いた質感のマット調。フィルター自動お掃除で取れたホコリは「楽ダストボックス」にたまり、掃除機で3か月に1度吸えばいいので手入れが簡単です。

●サイズ/質量:W790×D255×H250mm/11kg(室内機)●適応畳数:冷房11~17畳、暖房11~14畳●定格能力:冷房4.0kW、暖房5.0kW●APF:4.9●省エネ基準達成率:100%

家電のプロのレコメンド!

「個人的には、スタンダードなエアコンの中では、東芝の『大清快』が一番キレイなデザインだと思います。両サイドを包むように巻き込んでいる前面パネルがすっきりとした印象。特別尖ったデザインではないですが、さりげなく完成度が高いのが良いですね。なかでもオススメは自動フィルター掃除機能が搭載されているセカンドラインの『E-Rシリーズ』。空気清浄機と呼べるレベルのしっかりした空気清浄機能が搭載されているのがウリ。また、本機はふたつのシリンダーを持ち、パワーがそれほど必要ないときはひとつだけ動作させるなど、省エネなのもポイントです。ちなみに、すべてのグレードで同じデザインなので、予算に応じてどれを選んでもデザイン面では問題ありません」(戸井田さん)

 

その5

ヨーロッパの美意識が生んだ、インテリアの一部となる新スタイル

ダイキン

UXシリーズ

C40RTUXV-W

実売価格7万1195円(室内機のみの価格)

「ダイキンヨーロッパ」が工業デザイナーAlexander Schlag(アレキサンダー・シュラッグ)氏と共同でデザインしたモデル。ヨーロッパでは主流スタイルとなっている、室外機ひとつに複数の室内機を接続するハウジングエアコンです。室外機がひとつで済むため、住宅の外観も損ないません。室内機は風の流れをイメージして曲面を基調とした前面パネルを採用。左右両端の厚みを129mmに抑え壁との一体感を演出しています。飛行機のフラップのように前面パネルがスライドして、気流の吹き出し口が登場するなど、動きのクオリティにもこだわっています。

●サイズ/質量:W998×D212×H303mm/11kg(室内機)

家電のプロのレコメンド!

「いままでにない流れるようなフォルムのデザインが画期的! 壁掛けタイプですが、ハウジングエアコンなので単体で設置することは難しく、新築時やリフォーム時に導入するのがオススメ。特にインテリアデザインにこだわって家を新築する際は、ぜひ検討してほしいモデルです」(戸井田さん)

 

インテリアにマッチする上質なデザインのモデルを選べば、それだけで心地よく生活できるはず。カラバリが選べるモデルがあるのもうれしいですね。個人の状態を感知して吹き分けるモデル、空気清浄機能付きのモデルなど、家庭に必要な機能も合わせてじっくり吟味してみてください!

往年の“Aurexサウンド”は健在か? カセットテープの音源までハイレゾ化するCDラジカセ「TY-AK1」を聴く

世界的にアナログレコードの売上が伸長するなど、ここへきてアナログメディアへの関心が急速に高まっている。なかでもカセットテープは扱いやすさからいまもなお根強い人気を保ち続けているメディアだ。そんな折、東芝エルイートレーディングより、かつて東芝がオーディオ専用ブランドとして使っていた「Aurex(オーレックス)」を冠する新製品を発売された。それが世界初の“ハイレゾ対応CDラジカセ”「TY-AK1」である。

 

Aurexブランドを冠した製品としては2016年に“ハイレゾ対応CDラジオ”「TY-AH1000」が発売済みだったが、この時すでに本体にSDカードスロットとUSBポートを搭載。ここを経由してSD/USBメモリー内のハイレゾ音源を再生できていた。スピーカーもハイレゾ再生に対応するべく高域40kHzをカバー。ハイレゾのロゴマークも取得し、手軽にハイレゾを楽しめるシステムをとして話題を呼んだ。本機はこれをベースにカセットデッキを追加し、出力系アンプに変更を加えたモデルとなる。

↑TY-AH1000

 

TY-AH1000と同様、“ハイレゾ対応”をアピールするだけに本機は搭載スピーカーにもこだわっている。スピーカーユニットは左右共に6.4cmのコーン型フルレンジと2cmシルクドームツイーターを組み合わせた2ウェイ。このユニットは本機のために新規で開発されたもので、これを左右独立型のスピーカーボックスに収め、20W+20Wの高出力アンプで駆動する。これによってラジカセながらダイナミックなサウンドを可能としたのだ。

 

本機ならではのポイントとなっているのは「さまざまな音源をハイレゾ音質に」するアップコンバート新機能の搭載だ。この機能を使うとCD音源なら88.2kHz/24bit相当、カセットテープとラジオ音源の場合は96kHz/24bit相当にアップコンバートして再生することができる。これにより、CDをはじめ、カセットテープ再生やFMラジオとアナログソースまでも“ハイレゾ”的に再生して楽しむことが可能となるわけだ。

↑「UP CONVERT」ボタンを押すだけで簡単にアップサンプリングできる

 

最近のオーディオ機器では見かけなくなったレベルメーターを搭載。ハイレゾ再生中はインジケーターが点灯する

 

再生可能なカセットテープの種類は、ノーマル、クローム、メタルの全てに対応。本体正面左下に「ノーマル/ハイ」を切り替えるポジションスイッチを装備している。ドルビーノイズリダクション(NR)機能は非搭載で、この機能で録音されたノーマルテープを再生する際はハイポジ設定にして使うことを推奨されている。

 

なお、カセットテープの機能は再生だけでなく、カセット音源をSDメモリーカード/USBメモリーにMP3で録音することも可能。反対にCDをはじめSDメモリーカード/USBメモリーの音源をカセットに録音してアナログ化することもできる。ただし、ハイポジションでの録音には対応していない。

↑本体右下にはSDカードスロットとUSBポートを搭載。ハイレゾ音源はこのメディアを通して再生する

 

操作は本体上部のスイッチのほか、リモコンも付属する。最近のCDラジカセは高齢の人が使うことを想定してボタン類が大きくシンプルにデザインされているが、本機はよりオーディオ的な設計になっているため、やや細かくデザインされている。

↑本体上部の操作スイッチは一般的なラジカセと同じようなスイッチが並ぶ。カセット系は機械式ではなく電気式で動作することがわかる

 

↑付属のリモコン。ほとんどが遠隔操作できるが、スイッチのサイズが均一なので少々わかりにくい

 

アップコンバートで高域がクリアに

試聴はまずハイレゾ音源から始めた。カテゴリは女性のジャズボーカル。想像以上に高域が伸びていて、ピアノのタッチが小気味よく響いてくる。ボーカルの息遣いも見事なまでに伝わり、ボリュームを上げていっても音がだれることなく迫力を増していく。ベースの音が弱含みなのがやや物足りないが、全体のサウンドとして捉えればとてもラジカセの音とは思えない。

 

続いてカセットの音をノーマルポジションで聴いてみた。ソースは1970年代から1980年代にかけて流行した、日本のポピュラー音楽のジャンル“ニューミュージック”だ。ドルビーNRをかけて録音したソースだったため、とりあえずハイポジションに切り替えて再生してみる。早々に懐かしいサウンドがよみがえってきた。滑らかで温かみあってBGMとして聴くには十分なクォリティだ。

 

ただ、ハイレゾを聴いた後だけに高域があまりに物足りない。そこでハイポジションをノーマルポジションに戻してみた。レベルが低いところでは「シャー」というヒスノイズが気になるものの、演奏中の再生ではノイズは埋もれてしまってほとんど気にならない。むしろ高域がスッキリして聴きやすくなった。個人的にはドルビーNRを使ったソースでのノーマルポジションで聴いた方が良いように思えた。

 

そして注目のアップコンバート機能を使ってみる。最初に試したのはCD。高域のクリアさが明らかに増し、やや強調感もあるものの、明瞭感は飛躍的に伸びた。次にカセット。ソースがドルビーNRがかかっていることもあり、高域がシャリシャリしてちょっと聞きにくい。ここでハイポジションに切り替えてみると高域がグッとマイルドになった。明瞭感もあり、これならイケルなと思った次第。とはいえ、カセット再生では必ずしもアップコンは使う必要はないとも思う。マイルドなサウンドもカセットならではの味なのだから。

 

個人的にカセット再生で気に入ったのは、カセットを“正立式”で挿入する機構を採用していたことだ。これは磁気データを読み出すヘッドが下側に置くタイプのことを指すもので、コンポデッキはこのタイプを採用することが多かった。本機が透過式でないため、ローディング後のカセットの動作状況が視認できないのが残念だが、カセットを挿入する時にカセットを逆さにしないのはオーディオ好きとしてはちょっとうれしい。

↑カセットテープは逆さにせずに挿入できる“正立式”を採用。透過式にしてカセットの回転が見えるとよかった

 

カセットテープは全盛時代を経験した熟年層にとっては懐かしさ故の楽しみ方となるだろうが、音楽をネット上で楽しむことが多い若年層にとっては、音楽ソースそのものを手にできることに新鮮さを感じているという。カセットテープそのものはいまでもコンビニでも手に入る根強い需要を保ち続けている。本機を通してカセットの新たな音楽の楽しみ方を味わってみてはいかがだろうか。

 

オーブンレンジはコレで十分! 「最安値クラスで実用的」家電ライターが太鼓判を押すモデル

オーブンレンジは過熱水蒸気など多機能化が進んでいますが、その機能をあまり使わず、レンジ機能のみ日常使いしているユーザーも多く見られます。東芝ER-R6は、こうしたレンジ機能を使いたい人に最適。価格を抑えて必要な家電を揃えたい…そんな、新生活を始める方にもぴったりです。今回は家電ライターの平島憲一郎さんに解説してもらいながら、その魅力を紹介していきます!

 

レンジ機能を中心にトースト機能など毎日使う機能が充実

20180124_yamauchi_030

東芝

スチーム(角皿式)オーブンレンジ石窯オーブン ER-R6

実売価格2万6640円

間口39㎝のワイドかつフラットな庫内で、出し入れ・お手入れがしやすいです。最高温度250℃の強力なオーブン・グリル機能で、ヘルシーなノンフライ調理も行えます。下ごしらえの手間が省ける時短・お手軽調理を含む70種類の自動メニューを搭載。

SPEC●庫内容量:23リットル ●オーブン・グリル出力:1150W(オーブン)・800W(グリル) ●最大レンジ出力:1000W ●センサー:温度センサー ●サイズ/質量:W480×H325×D390㎜/約13kg

 

家電ライター・平島憲一郎さんのレコメンド

ワイド&フラットの快適さが2万円台とはお買い得!

「本機は、実用性と価格のバランスの良いのが魅力。ワイドな間口かつ庫内フラットで、2万円台は最安値クラス。フラットテーブルは大きなコンビニ弁当の温めなどもしやすく、手入れもラクです。さらに、ノンフライ調理や惣菜の天ぷらなどの『カラッとあたため』、トースター機能など、実用的なスペックが豊富です」

 

【できるコト、できないコトは?】

できるコト

●庫内はフラットで大きめの料理も調理・あたため可能

●オーブン機能でノンフライやトーストが手軽に行える

●オートメニューを搭載し本機で調理中にほかの作業も!

 

割り切ったコト

●スチーム方式は角皿式で本格的なスチーム調理は不可

●ハイブリッド調理は一部オートメニューに限定

 

【安くてもココがいい!】

高度な調理機能は省略しつつ広い庫内など実用性が高い

過熱水蒸気機能などはカットしつつ、広々とした庫内、オーブン機能を使った惣菜の温め直しなど実用性の高いスペックを残しました。フラットテーブルで掃除がしやすいのもメリット。

20180124_yamauchi_003

庫内扉についた結露を受け、外して洗えるワイド水受けを搭載。扉と本体の間に落ちた食品カスもラクに除去できます。

20180124_yamauchi_020

オーブン機能を使い、油を使わないノンフライ調理が可能。鶏のから揚げやエビフライもカラッと仕上がります。

20180124_yamauchi_019

トースト機能を搭載し、食パン2枚を5分45秒でサクサクに焼き上げます。ただし、途中で一度裏返す必要あり。

20180124_yamauchi_002

庫内は間口390×奥行320㎜。フラットテーブルで回らないので、大きなコンビニ弁当もそのまま温められます。

4Kテレビ本当の「お買い得度」チェック! 大手の入門モデルが使い勝手抜群だった

12月の4K・8K本放送開始に向け、4Kテレビは低価格帯モデルが充実してきました。そこで今回は、機能が充実した大手メーカーのエントリーモデルを3機種ピックアップ。プロが性能やリモコンの使い勝手などを検証し、本当にお買い得かを見極めます。

※テレビのサイズ/質量はスタンドを含む数値

 

【解説する人】

テクニカルライター 湯浅顕人さん

PC&AVのライター。様々な音楽コンテンツをよく視聴するため、4Kテレビの音質にもこだわっています。

 

大手メーカー製の入門機は高コスパ

4Kテレビは低価格帯モデルのラインナップが充実してきました。ここで取り上げたのは、大手メーカー製の入門機モデル。テクニカルライターの湯浅顕人さんによれば、これらのモデルは高い技術を搭載しているといいます。

 

「大手メーカーのエントリーモデルは上位機に使われる高画質技術を踏襲していることが多く、高コスパです。東芝のレグザ C310Xは、同社のミドルクラス・M510Xと性能がほぼ変わりません」

 

<採点項目チェック>

1.操作性

リモコンの使い勝手を中心にチェック。ボタンの配置やレスポンスのスピードを検証しました。

2.ネット機能

ネットコンテンツの充実度をチェック。検索のしやすさやアクセス時のラグも検証しました。

3.画質

地デジ放送の4Kアップコンバート性能に注目。ワイプ画面などでの微細な描写も評価しました。

4.音質

人の声の聴き取りやすさを中心に検証しました。重低音強化など音声モードの多彩さも評価。

 

【その1】新回路の搭載により鮮やかで自然な色を再現!

パナソニック

ビエラ TH-49FX600

実売価格16万4220円

多くの補正ポイントを持つ色忠実補正回路を搭載し、鮮やかかつ自然に再現。よく見るチャンネルやアプリなどを登録すると、「かんたんホーム」画面からすぐアクセスできます。●サイズ/質量:W1102×H699×D232㎜/約15㎏4Kチューナー:非搭載4K VOD対応数:7地デジ/BS・110度CS:各2HDMI入力端子:3

 

操作性:★×5

リモコン上部左によく使うボタンを配置

「アプリ一覧を表示する『マイアプリ』や、録画&VODコンテンツを一覧できる『アレコレ』など使用頻度の高いボタンを集約し、押しやすい設計。起動のレスポンスも早く、快適でした」

 

ネット機能:★×4.5

ウェブプラウザがプリインストールされてすぐページ閲覧可能

「VODやアプリは購入時から非常に豊富で、さらにマーケットでアプリを追加可能。初めからウェブブラウザが利用でき、ネットをつないですぐにページの閲覧ができるのも便利です」

 

画質::★×5

ワイプ内に映った小さな顔も柔らかくキレイに描写

「地デジの4Kアップコンバートは、自然な色合い。ワイプ内の人の顔では輪郭こそキリッとしていないものの、柔らかく表現されキレイでした。4Kネイティブ映像は、艶やかな鮮やかさです」

 

音質:★×5

内蔵スピーカーとは思えないほどの重厚な音質を実現

「スピーカーを外付けしているかと思うほどの美音で、小音量でも人の声がクリアに聴こえました。映画鑑賞では『低音強調』をオンにすれば、より迫力のあるサウンドが楽しめます」

 

【その2】明るさセンサーを内蔵し部屋の明るさに即マッチ!

シャープ

AQUOS LC-50US5

実売価格15万4630円

新開発エンジンを搭載したことで、従来モデルよりも精細感を高め、臨場感豊かな映像を再現。「明るさセンサー」によりバックライトを自動調整でき、見やすい映像を実現します。●サイズ/質量:W1126×H719×D271㎜/約22.0㎏●4Kチューナー:非搭載●4K VOD対応数:3●地デジ/BS・110度CS:各3●HDMI入力端子:4

 

操作性:★×5

テレビとネットの操作ボタンエリアを視覚的に区分

「リモコンの上半分は『テレビ操作ゾーン』で黒色に、下半分が『ネットコンテンツ操作ゾーン』で白く塗り分けられて見やすいです。音声操作の認識精度は抜群で、自然に話せばOK」

 

ネット機能:★×5

視聴履歴を基にオススメの番組やネットコンテンツを表示

「AIoT技術を生かしたクラウドサービス『COCORO VISION』が秀逸。テレビの前に座るだけで電源が入り、ユーザーの視聴履歴などを基にオススメの番組やネットコンテンツを表示します」

 

画質:★×4

肌の質感を滑らかに仕上げ色合いも自然

「地デジの4Kアップコンは髪の毛や肌の質感が滑らかで、色合いも自然。4Kネイティブに迫るほどの精細な映像を楽しめます。ワイプ内の人の小さい顔も、自然に表現されていました」

 

音質:★×4

定位感があり楽器や人の位置を確かに感じられる

「定位感があり、楽器の位置や話している人の移動を鮮明に感じられます。特に高音に優れ、映画内の金属音などは、大きな音は歪まず、小さな音は埋もれずにしっかりと聞こえました」

 

【その3】ノイズを効果的に除去して地デジ放送もクリアな画質に

東芝

レグザ 49C310X

実売価格10万円

「地デジビューティ」で地デジ放送の映像ノイズを効果的に除去し鮮明な映像に仕上げます。「みるコレ」機能を使えば「SFアニメ」などテーマを登録するだけで一年中自動で録画。●サイズ/質量:W1110×H695×D248㎜/12.0㎏●4Kチューナー:非搭載●4K VOD対応数:6●地デジ/BS・110度CS:各3●HDMI入力端子:4

 

操作性:★×5

録画・再生に使うボタンが集約されて使い勝手良好

「録画予約や録画番組の再生に必要な『番組表』『録画リスト』『十字ボタン+決定ボタン』といったボタンを集約しているため、快適に操作可能。数字ボタンは大きくて押しやすいです」

 

ネット機能:★×5

好きなタレントやジャンルの映像を手軽に探して見られる

「『みるコレ』ではタレントやジャンルで検索すると、テレビ番組とVOD全体から探し出します。加入していないVODのコンテンツからも検索可能。テレビCMも検索対象となるのは秀逸です」

 

画質:★×4

動きの速いシーンでも滑らかに描写し輪郭も際立つ

「残像が少なく、動きの速いシーンでも滑らか。地デジではわずかに輪郭がぼやけますが、ネイティブ4K動画なら問題ありません。色再現も忠実で、鮮やかかつ自然に濃淡を表現できます」

 

音質:★×4

「クリア音声」をオンにすれば人の音声がハッキリ!

「デフォルトでは音がややこもるものの、『クリア音声』をオンにすると、人の声が際立ちます。効果音やBGMとの相性も良く、ニュース番組のほかドラマや映画でも不自然さがありません」

アニメがここまで高画質で見られるなんて! 映像クオリティにこだわるNetflixの戦略とは?

今年で5回目の開催となるアニメの祭典「AnimeJapan 2018」が、東京ビッグサイトで3月22日より25日まで開催されています。「アニメのすべてが、ここにある」をテーマに、話題の作品が一同に集結するアニメファンならずとも必見のイベント会場から、特に注目したいブースのレポートをお届けします、

 

注目はNetflixブース

広い会場のなかでもひときわ目立っていたのが、映像配信サービス「Netflix」のブース。今回、AnimeJapan 2018への出展は初めてとのことですが、2018年1月5日より配信開始された「DEVILMAN crybaby」をはじめ、プロダクションI.G.が手がけた「B:The Beginning」、ボンズによる「A.I.C.O. Incarnation」といった話題作が体験視聴できるとあって、大勢の人でにぎわっていました。

 

3作品の視聴コーナーには、東芝レグザの4K有機ELテレビのフラッグシップモデル「55X910」が設置され、Netflixの提供する4K/HDRのハイクオリティな作品の魅力を、あますところなく視聴できるようになっています。

 

Netflixがオリジナルアニメを作るワケ

今回は、Netflixの松尾 崇マネージャーに、同社がAnimeJapan 2018に出展した狙いなどを伺いました。                            

 

――今回、AnimeJapan 2018に出展されたのは、どういった目的があったのでしょうか?

松尾さん(以下、敬称略):Netflixでは、今年の1月5日より全世界で配信を開始した「DEVILMAN crybaby」をはじめ、多数のアニメ作品を配信しています。また、プロダクションI.G.、ボンズの2社と包括的契約を結び、「B:The Beginning」、「A.I.C.O. Incarnation」といったオリジナルのアニメ作品の配信もスタートしました。国内外のアニメファンに、Netflixはアニメ作品にも力を入れているということをアピールするために出展させて頂きました。

 

――初出展にもかかわらず、かなり大規模なブース展開をされていますね。

松尾:新規参入なので、出来るだけ目立つようにしたいと思いまして(笑)。ほかのブースのように作品を前面に押し出すことも考えたのですが、まずはNetflixというブランドを認知してもらいたいと考え、このような展示になっています。

 

――展示のコンセプトを教えてください。

松尾:Netflixは世界中でグローバルなサービスを展開していますが、ユーザーが利用している視聴デバイスを調べると“テレビ”が半分以上を占めており、大画面で見られている傾向にあります。我々は作品のクオリティにこだわっており、4K/HDRを取り入れた美しい映像を大きな画面で見て頂きたいと考えていますので、ブースでも実際に自宅のテレビで見るような形でサービスを体感して頂けるようにしました。

 

――Netflixは4K/HDRなど最新の映像技術をいち早く取り入れていますが、なぜそこまで映像のクオリティにこだわっているのでしょうか?

松尾:Netflixが映像のクオリティにこだわっているのは、10年後も作品が見られることを想定しているからです。現在の基準からするとオーバースペックに感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、今後4KテレビやHDR技術が普及していけば、やがては当たり前のものになっていきます。いまのうちから高いクオリティの映像を制作しておけば、10年後でも満足して頂ける品質を保てると考えています。

 

――視聴コーナーでは東芝の有機ELテレビを使用されていますね。

松尾:東芝さんは、国内で初めてテレビのリモコンにNetflixボタンを搭載して頂いたことなどもあり、以前からお付き合いをさせて頂いておりました。また、以前に「シドニアの騎士」という作品で、アニメで初めてHDR表現を取り入れたのですが、そういった映像クオリティへのこだわりを再現して頂ける良きパートナーと考えております。

 

――さきほど挙げられた「B:The Beginning」や「A.I.C.O. Incarnation」のように、近年オリジナルのアニメ作品制作に力を入れられているのはなぜでしょうか?

松尾:Netflixは昨年、実写ドラマなども含め、グローバルで400超のオリジナル作品を配信しました。2018年はさらに増えて、700超のオリジナル作品を配信する予定です。例えば韓国の韓流ドラマやインドのボリウッドなど、各国それぞれ得意なジャンルの作品を制作しており、それらが全世界で視聴されています。日本で制作した実写ドラマやバラエティ作品も同様に世界中で見られていますが、日本のアニメは特に人気が高く、オリジナル作品の制作にも力を入れていきたいと考えています。

 

――2016年のリオ五輪の閉会式での日本のプレゼン映像でも、アニメキャラが多く登場して観客を沸かせていましたね。最後に、Netflixブースのなかでもココは見てほしい、という注目ポイントなどがあれば教えてください。

松尾:本音を言えば視聴体験ができる3作品すべて見て頂きたいのですが、なかでも「DEVILMAN crybaby」はぜひ視聴して頂きたいですね。同作品では、原作に近いストーリーや地上波テレビ放送では放送できないような過激な表現を取り入れていますが、それはエログロを含めて表現する必要があると考えた制作者の意図を尊重したためです。Netflixでは「クリエイターズ・フリーダム」というキーワードを掲げ、制作者の表現の自由を尊重していますので、地上波放送では難しい表現も可能となっているのです。

 

アニメをより美しく映し出す工夫とは?

また、Netflixブースに有機ELテレビ「レグザ 55X910」を提供された東芝の山内日美生さん(写真右)、三廼浩太さん(左)にもお話を伺うことができました。

 

――今回、Netflixブースにテレビを提供されたことについてお聞かせください。

山内さん(以下、敬称略):きれいに映す装置があっても、コンテンツがなければ意味がありません。Netflixさんでは4KやHDRといった最新の技術を使った映像を配信されており、弊社のテレビならその映像をより美しく再現できるということで提供させて頂きました。

 

――東芝は液晶テレビと有機ELテレビの両方を発売していますが、今回4K有機ELテレビの「55X910」を提供されているのはなぜでしょうか?

三谷さん(以下、敬称略):液晶テレビも有機ELテレビも4K/HDRの美しい映像を楽しめますが、有機ELテレビは引き締まった黒や暗部の階調表現を得意としており、今回Netflixさんのブースで視聴できる作品にマッチすると考えて有機ELテレビを選んでいます。

 

――東芝のテレビは以前から「アニメモード」を搭載していますが、具体的にはどのような調整を行われているのでしょうか?

山内:まずアニメの場合は、キャラクターなどが黒の輪郭で描かれていますので、コントラストをしっかり表現してキレイに見せてあげる必要があります。また、彩色されている部分やグラデーションをなめらかにしたり、配信時に発生するデジタルノイズを消したりといった調整も行います。さらに、アニメは細部まできっちり描き込まれていることが多いので、超解像処理の効き目を調整しています。アニメ作品を美しい映像で楽しみたいのであれば、ぜひ弊社のレグザを選んで頂きたいですね。

 

――ありがとうございました。

 

クオリティにこだわったオリジナル作品を発信するNetflixと、その映像をより美しく再現する東芝のテレビの組み合わせにより、これまで見たことがないほど高画質なアニメの映像表現を楽しむことができました。AnimeJapan 2018は明日まで開催していますので、ぜひNetflixブースへ足を運んで最先端の映像を体験してみてはいかがでしょうか。

↑会場では、来場者アンケートに答えるともらえる限定クリアファイルなども配布されていました

 

これ見ないでテレビ買っちゃダメ! 国内メーカー5社のオススメモデルを一挙紹介

2018年は、2月の冬季五輪平昌大会を皮切りに、夏にはサッカーW杯ロシア大会が開催されるなど、大型スポーツイベントが目白押し。この機会に古くなったテレビを買い替えようとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、価格が下がったとはいえ、まだまだテレビは高額なアイテム。買い替え前には各社の製品を見比べながら選ぶことをオススメします。

 

そこで今回は、国内メーカー5社のオススメモデルをピックアップして紹介します。

 

パナソニック「ビエラ」はコレがオススメ!

パナソニックのVIERA(ビエラ)は、自発光型のプラズマテレビで培った技術を生かし、有機ELテレビをフラッグシップモデルとして位置づけています。ラインナップは、プレミアムモデルの「EZ1000」シリーズと、スタンダードモデルの「EZ950」シリーズの2モデルを用意。

 

2モデルの最も大きな違いはサウンド性能。EZ1000はサウンドバー型のアンダースピーカーが同梱されており、テクニクスによる音質調整が施された「Tuned by Technics」仕様となっています。

20180129-i02 (1)

4K有機ELビエラ EZ1000シリーズ

サイズ:77型(受注生産品)、65型

実売価格73万7500円(65型)

↑テクニクスのチューニングによるスピーカーを同梱↑テクニクスのチューニングによるスピーカーを同梱

 

EZ1000/950共通の仕様としては、プラズマテレビで培われた自発光方式のチューニングを生かした新・映像エンジン「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載していることや、高品位なHDR映像を楽しめる国際認証「ULTRA HD PREMIUM」を取得していること、映画館の質感を再現する「THX 4Kディスプレイ規格」を取得していることが挙げられます。

20180129-i02 (2)

4K有機ELビエラ EZ950シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格44万500円(65型)

 

2月下旬に発売されたばかりの「FX750」シリーズは、4K液晶テレビのスタンダードモデル。地震などによりテレビが設置面から離れる力が働くとテレビ台に吸着する新開発「転倒防止スタンド」を備えているほか、上位モデルと同じく映像エンジン「ヘキサクロマドライブ」を搭載しています。

20180129-i02 (5)

4K液晶ビエラ FX750シリーズ

サイズ:55型、49型、43型

実売予想価格23万4740円前後(49型)

↑FX750は新開発の「転倒防止スタンド」を搭載。万が一転倒しそうになってもテレビ台に吸着して転倒を防ぎます↑FX750は新開発の「転倒防止スタンド」を搭載。万が一転倒しそうになってもテレビ台に吸着して転倒を防ぎます

 

→ビエラ全モデルを紹介した記事はこちら

 

ソニー「ブラビア」はコレがオススメ!

ソニーのBRAVIA(ブラビア)は、有機ELテレビと液晶テレビのそれぞれにフラッグシップモデルを用意。どちらもソニー独自の技術が投入されたオリジナリティあふれるモデルとなっています。

 

4K液晶テレビのフラッグシップ機「Z9D」シリーズは、高密度に配置されたすべてのLEDバックライトをひとつずつ完全に独立駆動させ、細かい範囲で明暗を緻密にコントロールする「バックライト マスタードライブ」を搭載。細かく配置されたLEDがまるで自発光パネルのように見え、有機ELテレビに肉薄する美しいグラデーションや暗部表現を実現しています。

20180130-i03 (4)

4K液晶ブラビア Z9Dシリーズ

サイズ:100型(受注生産品)、75型、65型

実売価格59万8000円(65型)

20180130-i03 (5)

 

有機ELテレビ「A1」シリーズは、画面を直接振動させることで音を再生する「アコースティック サーフェス」という技術を搭載。これまでガラス管を振動板としたスピーカーシステムを開発してきた同社ならではの技術により、テレビの画面自体を振動させ、映像と音がリンクした臨場感のあるサウンドを体感できます。ベゼルを極限まで薄くし、スタンドが正面から見えないようにすることで映像だけが浮かんでいるような感覚を引き起こす独特のデザインも特徴です。

20180130-i03 (1)

有機ELブラビア A1シリーズ

サイズ:77型、65型、55型

実売価格59万5000円(65型)

20180130-i03 (3)↑画面を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス」技術

 

4K液晶テレビのスタンダードモデル「X8500E」は、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」や広色域を実現する「トリルミナスディスプレイ」、さらなる高画質を実現する4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載。リアリティー豊かな映像美を再現します。

20180130-i03 (10)

 

4K液晶ブラビア X8500Eシリーズ

サイズ:75型、65型、55型

実売価格14万6800円(55型)

 

→ブラビア全モデルを紹介した記事はコチラ

 

シャープ「アクオス」のオススメはコレ!

シャープのAQUOS(アクオス)は、業界初の民生用8Kテレビをラインナップしていますが、その8Kテレビと平行して開発を進めているのが、4K解像度のディスプレイで8K相当の画質を実現する「4K NEXT」シリーズ。これは、独自の「4原色技術」と「超解像技術」を融合することで、疑似的に縦横2倍の解像度を得るというもの。4Kディスプレイを使用するので、8Kテレビと比べて比較的安価に8K相当の高解像度を実現することが可能となります。

 

アクオス4K NEXTの「XG35」ラインは、地デジ放送も8K情報量で映像を再構成する「超解像・8Kアップコンバート」回路を搭載し、細部まで美しい映像を実現しています。また、「高演色リッチカラーテクノロジー」により自然でなめらかな色を表現。画面両サイドに独立型スピーカー(2.1ch 3ウェイ10スピーカー)を備えた「AROUND SPEAKER SYSTEM」により、広がりのあるサウンドを再生します。

20180226-i06 (8)

 

アクオス4K NEXT XG35ライン

サイズ:70型

実売価格:41万2500円

20180226-i06 (15)↑画素を分割駆動することで8K相当の画質を実現

 

4K NEXTと並び、同社の独自の技術が光るのが、AI(人工知能)技術の「COCORO VISION」。ユーザーがよく見る番組や時間帯をどんどん学習し、好きなジャンルの番組やよく見るタレントが出演する作品を音声で知らせてくれるなど、使い続けることで自分好みの提案をしてくれるようになります。

 

COCORO VISION対応モデルの「US5」ラインは、「4K-Master アップコンバート」機能やコントラストを高める「メガコントラスト(ダイナミックレンジ拡張)」機能を備えた「AQUOS 4K Smart Engine」により、精細で美しい映像を再生。広がりのあるサウンドを奏でる「AROUND SPEAKER SYSTEM」も備えています。

20180226-i06 (6)

アクオス4K US5ライン

サイズ:60型、55型、50型

実売価格:24万1800円(60型)

20180226-i06 (16)↑「COCORO VISION」は音声コミュニケーション機能も備える

 

同社の4Kテレビのハイグレードモデルとして位置づけられている「US45」ラインは、「AQUOS 4K-Master Engine PROⅡ」や「N-Blackパネル」などの高画質化技術を搭載。視聴位置に合わせて、画面角度を水平方向にを左右計約30度調節できる便利なスイーベルスタンドを採用しています。

20180226-i06 (10)

アクオス4K U45ライン

サイズ:60型、55型、50型、40型

実売価格:16万2000円(60型)

 

→アクオス4K全モデルを紹介した記事はコチラ

 

東芝「レグザ」のオススメはコレ!

東芝REGZA(レグザ)は、複数のチャンネルを24時間連続録画できる「タイムシフトマシン」機能を搭載していることが特徴(上位機種のみ)。地デジ最大6chを約80時間まるごと録画できるので(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを利用した場合)、個々の番組の録画予約をしなくとも、過去の番組欄から見たい番組を選ぶように視聴できます。

20180228-i02 (10)↑最大6ch分の番組を連続録画できる「タイムシフトマシン」機能

 

4K有機ELモデル「X910」シリーズは、有機ELテレビ専用に新たに開発した高画質処理エンジン「OLEDレグザエンジン Beauty PRO」を搭載。有機ELパネルの特徴である深い黒を生かしながら、HDR復元やローカルコントラスト復元により高輝度なきらめきを再現しています。ドラマや映画などをじっくり見たい人にオススメです。

20180228-i02 (1)

4K有機ELレグザ X910シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格:49万9880円(65型)

 

4K液晶テレビ「BZ710X」は、「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載した高音質モデル。臨場感のある重低音を再生する「バズーカウーファー」により、テレビのスピーカーとは思えない迫力のサウンドが楽しめます。さらに、付属のリモコンには専用の「重低音」ボタンを用意。好みのレベルに重低音を調整することができます。音にこだわる方にオススメのモデルです。

20180228-i02 (3)

4Kレグザ BZ710Xシリーズ

サイズ:55型、49型

実売価格:16万1000円(55型)

20180228-i02 (12)↑「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」搭載

 

4K液晶テレビのスタンダードモデル「M510X」は、テレビの正面にスピーカーを設置し、音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」を採用。タイムシフトマシン機能は備えていませんが、「タイムシフトリンク」機能により、レグザサーバーやタイムシフトマシン搭載レグザとLANケーブルでつなぐだけで録画した番組を視聴できます。搭載チューナー数は地デジ・BS/CSとも各3つで、別売のUSB HDDを接続することでW録画も可能です。

20180228-i02 (4)

4Kレグザ M510Xシリーズ

サイズ:58型、50型、40型

実売価格:12万5800円(58型)

20180228-i02 (15)↑音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」搭載

 

→レグザ全モデルを紹介した記事はコチラ

 

三菱電機「リアル」はコレがオススメ!

三菱電機のREAL(リアル)は、全モデルで録画用のHDDを内蔵していることが特徴。別途、レコーダーやUSB HDDを用意しなくても、テレビだけで録画が可能です。また、4K対応の「LS3」シリーズ以外は、すべてブルーレイレコーダーも内蔵。BDソフトの視聴や、HDDに録り貯めた番組のダビングまで1台で行えるという多機能ぶりです。

 

最上位モデル「LS3」シリーズは、4K液晶パネルを採用。また、バックライトには業界で唯一、色純度の高い赤色レーザーとシアン色LEDを採用。一般的な白色LEDバックライトには真似できない豊かな色彩となめらかな諧調を実現しており、最新のHDR映像においても高い輝度表現を可能にしています。

20180131-i03 (1)

4K液晶テレビ REAL LS3シリーズ

サイズ:65型、58型

実売価格34万2800円(58型)

20180131-i03 (10)↑業界唯一の「赤色レーザーバックライト」を採用

 

フルHDモデルの「MD9」シリーズは、内蔵HDDに加え、ブルーレイレコーダーも搭載。カーボンナノチューブ配合のDIATONE NCVスピーカーを搭載しており、クリアなサウンドが楽しめます。

20180131-i03 (2)

液晶テレビ REAL MD9シリーズ

サイズ:40型(フルHD)

実売価格12万5000円

20180131-i03 (5)↑BDレコーダーを内蔵する

 

スタンダードモデルの「BHR9」シリーズは、上位モデルにも採用される映像処理エンジン「DIAMOND Engine」や、鮮明で引き締まった映像を実現する「DIAMOND Panel」を搭載。また、リモコンでテレビの向きを調整できる「オートターン」機能も備えています。

20180131-i03 (3)

液晶テレビ REAL BHR9シリーズ

サイズ:40型(フルHD)、32型(HD)

実売価格9万5500円(40型)

↑オートターン機能↑オートターン機能

 

→リアル全モデルを紹介した記事はコチラ

 

このようにメーカー各社のテレビを比較すると、それぞれに個性的な機能を備えていることがわかります。特徴やスペックを確認して、自分の使い方にあったテレビを探してみて下さい。

 

録画で選ぶならレグザ一択! メーカー別テレビ全モデル比較【東芝編】

メーカー各社の薄型テレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。第5回目は、東芝REGZA(レグザ)の4K/フルHDモデルを一挙に紹介します。

 

圧倒的な録画性能「タイムシフトマシン」

レグザシリーズの特徴は、なんといっても複数のチャンネルを24時間連続録画できる「タイムシフトマシン」機能でしょう。一般的なテレビにも外付けHDDを利用した録画機能は備わっていますが、ほとんどが1~2ch分の録画のみ。タイムシフト対応レグザの場合は地デジ最大6chを数十時間まるごと録画できるので、個々の番組の録画予約をしなくとも、過去の番組欄から見たい番組を選ぶように視聴できます。「うっかり録画を忘れた」「録画していなかったが、放送後に話題になっていたので見たい」という場合でも、タイムシフトマシンなら対応できちゃいます。

20180228-i02 (10)↑最大6chを連続録画できる「タイムシフトマシン」機能がウリ

 

また、視聴中の番組以外に最大6つの地デジ裏番組を同時に表示できる「まるごとチャンネル」を搭載。番組を見ながら、ほかのチャンネルの放送も確認できます。

20180228-i02 (11)↑まるごとチャンネルのイメージ。視聴中の番組以外の番組を同時にチェックできる

 

これだけの録画機能を備えていれば、別途レコーダーを用意しなくてもいいので助かりますね。タイムシフトマシンに対応した外付けHDDは、東芝の純正品のほか、バッファローやアイ・オー・データ機器などのサードパーティー製も用意されています。

 

ただし、6chでは足りないという方や、BS/CS放送も録画したいなら、「レグザサーバー」と組み合わせるのもオススメ。録画の幅がより広がります。

20180228-i02 (13)↑レグザサーバー DBR-M590

 

2つのフラッグシップ

レグザのフラッグシップは、ソニーと同様、有機ELモデルと液晶モデルの2本立て。どちらかが上位という位置づけではなく、それぞれデバイスの特徴を活かした高画質をアピールしていく方針を示しています。

 

4K有機ELモデル「X910」シリーズは、有機ELテレビ専用に新たに開発した高画質処理エンジン「OLEDレグザエンジン Beauty PRO」を搭載。有機ELパネルの特徴である深い黒を生かしながら、HDR復元やローカルコントラスト復元により高輝度なきらめきを再現しています。ドラマや映画などをじっくり見たい人には、こちらの有機ELモデルがオススメです。

20180228-i02 (1)

4K有機ELレグザ X910シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格:49万9880円(65型)

地デジを4K解像度にアップコンバートする「地デジビューティPRO」や、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行う「熟成超解像」などの高画質化技術を搭載。人の肌の質感をリアルに再現する「美肌リアライザー」により、白とびを抑えて立体感のある肌色を演出します。タイムシフトマシン機能は、最大6chを約80時間録画可能(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを使用した場合)。

↑美肌リアライザーの効果により、人肌のきめ細かな質感や色合いが再現できる↑美肌リアライザーの効果により、人肌のきめ細かな質感や色合いが再現できる

 

一方、4K液晶にフラッグシップ「Z810X」シリーズは、パネルの全面にLEDを配置した「全面直下LEDバックライト」を採用。さらに、エリアごとに点灯値をきめ細かく制御する「直下型LEDハイブリッドエリアコントロール」により、引き締まった黒と高いピーク輝度を両立します。リビングなどの明るい部屋で日常的にテレビを視聴するのなら、明るい液晶モデルがオススメです。

20180228-i02 (2)

4Kレグザ Z810Xシリーズ

サイズ:65型、58型、50型

実売価格:34万1450円(65型)

4K液晶パネル用にチューニングした高画質処理エンジン「レグザエンジン Beauty PRO」を搭載。人間の脳を模した5層の「ニューラルネットワーク」による深層学習によって入力映像を高精度にシーン解析し、映像に応じて画質を自動調整する「AI深層学習シーン解析高画質」も搭載しています。パネルには外光の反射を抑え、深みのある黒を再現する「ハイコントラストブラックパネル」を採用。タイムシフトマシン機能は、最大6chを約80時間録画可能(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを使用した場合)です。

20180228-i02 (14)↑外光の反射を低減する「ハイコントラストブラックパネル」

 

4Kモデルのラインナップは3機種

最上位機「Z810X」以外にも、レグザの4K液晶モデルは3機種をラインナップしています。

20180228-i02 (3)

4Kレグザ BZ710Xシリーズ

サイズ:55型、49型

実売価格:16万1000円(55型)

BZ710Xは「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載した高音質モデル。臨場感のある重低音を再生する「バズーカウーファー」により、テレビのスピーカーとは思えない迫力のサウンドが楽しめます。さらに、付属のリモコンには専用の「重低音」ボタンを用意。好みのレベルに重低音を調整することができます。音にこだわる方にオススメのモデルです。

20180228-i02 (12)↑「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載

 

20180228-i02 (4)

4Kレグザ M510Xシリーズ

サイズ:58型、50型、40型

実売価格:12万5800円(58型)

M510Xは、テレビの正面にスピーカーを設置し、音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」を採用。タイムシフトマシン機能は備えていませんが、「タイムシフトリンク」機能により、レグザサーバーやタイムシフトマシン搭載レグザとLANケーブルでつなぐだけで録画した番組を視聴できます。搭載チューナー数は地デジ・BS/CSとも各3つで、別売のUSB HDDを接続することでW録画も可能です。

20180228-i02 (15)↑正面向きに設置される「クリアダイレクトスピーカー」はオンキヨーとの共同開発

 

20180228-i02 (5)

4Kレグザ C310Xシリーズ

サイズ:49型、43型

実売価格:8万9800円(49型)

C310Xは、4Kレグザのエントリーモデル。映像エンジン「レグザエンジン Beauty」を搭載し、地デジもネット動画も4K解像度で高精細に再生します。ゲームモードでは、プレイ時の画像処理の遅延時間を約0.83msecに短縮し、遅延の少ない快適なレスポンスで操作可能。タイムシフトマシン搭載機と接続して録画番組を視聴できる「タイムシフトリンク」機能を備えています。

 

2台目用として使いたいフルHD/HDモデル

寝室や子ども部屋などの2台目、3台目として活用するのにオススメなフルHD/HDモデルは3機種をラインナップしています。

20180228-i02 (6)

レグザ V31シリーズ

サイズ:40型(1920×1080ドット)、32型(1366×768ドット)

実売価格:5万9500円(40型)

V31は、映像エンジン「レグザエンジンファイン」を搭載。映像や文字をくっきり映す「地デジノイズクリア」や、ローカルエリアごとに映像を解析する「地デジ精細感復元」により、地上波デジタル放送をクリアな画質で視聴できます。地デジ、BS/CSチューナーは各3つずつ備え、番組を見ながら別の2番組をW録画可能。

↑映像エンジン「レグザエンジンファイン」↑映像エンジン「レグザエンジンファイン」

 

20180228-i02 (7)

レグザ S21シリーズ

サイズ:40型(1920×1080ドット)、32型(1366×768ドット)

実売価格:5万300円(40型)

S21は、地デジ放送を気軽に楽しめるシングルチューナー搭載。寝室などに設置するシンプルな液晶テレビが欲しい方にオススメです。別売のUSB HDDへの録画も可能。低遅延でゲームが楽しめる「ゲームモード」も備えているので、PCゲーム用モニターとして使うのも◎。

 

20180228-i02 (8)

レグザ S12シリーズ

サイズ:24型(1366×768ドット)

実売価格:3万9800円

S12は、自分だけのプライベートテレビとして使えるコンパクトモデル。安定感のあるローフォルムデザインを採用し、邪魔にならずにスッキリ置くことができます。ダブルチューナー搭載で、番組を見ながら裏番組の録画も可能(録画には別売のUSB HDDが必要)。よく使うボタンを大きくした、使いやすいシンプルリモコンが付属します。

 

各モデルの特徴や仕様を比較して、自分の用途に合った1台を選んでみて下さい。

 

いま話題「コードレスキャニスター掃除機」の実力は? 家電ライターが東芝、シャープの2大モデルをチェック!

掃除機市場では、コードレススティック型が着実にシェアを伸ばす一方、その技術を取り入れコードレス化したキャニスター型が注目を集めています。果たしてコードレスキャニスターとはいかなるものなのか? 相次いで発売された東芝、シャープの最新2モデルをテストすることで、その特徴を解説していきましょう。

 

テストする人

家電ライター平島憲一郎さん

平島

本誌を中心に執筆中の家電ライター。掃除機の検証ほか、電化製品の企画を数多く担当している。

 

スティック型の快進撃を受けキャニスターもコードレス化

コードの煩わしさがなく使えるコードレススティックが評価され、掃除機市場ではスティック型が絶好調。スティック型のシェアはコード付キャニスターと同格に。この流れを受けて、いよいよキャニスター型もコードレスの時代に突入しようとしています。

 

東芝VC-NXS1は高速DCモーター採用に加え、リチウムイオン電池を大量搭載。コード式に劣らぬ吸引力と約1時間の運転を可能にしました。シャープEC-AS700は軽量化に徹底的にこだわり、スティック並みに使いやすいコードレスキャニスターを実現。高効率リチウムイオンバッテリー採用で、吸引力も優れていました。コードレスのパワーに不安がある方にも、両方、自信を持ってオススメできます!

 

コードレスキャニスター その1

本体が上下反転しても走行可能な斬新構造を採用

20171219_suzuki10

東芝

コードレスキャニスター

VC-NXS1

実売価格12万9600円前後

コードレスの利便性を備えつつ、コード式に迫る吸引力と長時間運転を実現。床面掃除で手元にかかる重さは約520gで、自走式ヘッドも搭載しています。本体が上下反転しても走行できる構造を採用。●カラバリ:グランレッド、グランブロンズ ●本体質量:2.8㎏ ●集じん容積0.2ℓ ●サイズ:W261×H185×D234㎜ ●連続運転時間最長約60分 ●充電時間約5時間

【吸引力をチェック!】

吸引テストのルール

ビーズ17g、紙クズ2g、毛糸1g、計20gを各機種の吸引口幅に合わせてタテ1mのフローリングに散布。それを自動モードで1ストローク+1バウンドで集じんしました。

Before

20171219_suzuki18

 

After 20g中19g取れた!

20171219_suzuki19

1ストロークだけでほぼ吸引。ヘッドの高速回転で跳ねた微量のビーズが飛んでいきました。ビーズ190粒、紙クズ7片が残りました。

20171219_suzuki4

ブラシの吸引幅は約210mm。床面の静電気を抑えてゴミ離れを良くするAgブラシを採用し、床に付いた菌を99%除去。

 

20171219_suzuki12

片手に本体、片手にヘッドと持つ重さを分散できます。ただし、本体2.8㎏はやや重いです。

 

20171219_suzuki1

ダストカップのフィルターの塵落としとゴミの吸い出しを自動で行う「ダストステーション」が付属。

 

注目アタッチメントはコチラ!

ロングブラシ

20171219_suzuki6

吸引部は3つの穴が空いているだけなので、その分吸引力が高め。すき 間ノズルへの変更も可能。

 

逕サ蜒十螳・6-6

ブラシは3つのジョイント付きでノズルの角度を自在に変更可能。エアコンなど高い場所でもしっかり掃除できます。

 

平島’s CHECK

集じん力と床上掃除の快適さは文句なし!

「集じん力は文句なく、ヘッドの操作性、本体の追随性も良好です。フィルターなどを自動で手入れする『ダストステーション』も便利!」

 

コードレスキャニスター その2

本体1.8㎏の驚きの軽さでスティック型以上の快適性

20171219_suzuki20

シャープ

コードレスキャニスター掃除機

RACTIVE Air EC-AS700

実売価格9万7000円

本体構造の軽量化などで総質量2.9㎏を実現。大風量ターボモーターと高効率バッテリーの採用で、同社のコード式キャニスターと同等の集じん力を達成しました。2個同梱されているバッテリーは本体から外して充電可能です。●本体質量:1.8㎏ ●集じん容積0.25ℓ ●サイズ:W204×H230×D390㎜ ●連続運転時間最大約60分(バッテリー2個使用時) ●充電時間約80分(バッテリー1個) ●カラバリ:ゴールド系

 

【吸引力をチェック!】

Before

20171219_suzuki8

 

After 20g中19g取れた!

20171219_suzuki9

1ストロークでは取り切れなかった紙クズや毛糸もバウンドさせてほぼ集じん。ビーズ205粒、紙クズ12片、毛糸5片が残りました。

逕サ蜒十螳・7-2

ブラシの吸引幅は約189mm。メガネ拭きに使われる極細繊維を使ったループブラシを搭載。床の微細な汚れも絡め取ります。

 

逕サ蜒十螳・7-9

ヘッドは自走式なのに超軽量。本体もユーザーの動線にスイスイ追随してくれます。

 

20171219_suzuki22

ヘッドを動かす手にかかる重さは1.1㎏。本体も1.8㎏で、両方持つのも苦になりません。

 

20171219_suzuki23

「ふとん掃除パワーヘッド」が最大約1万回/分の振動で寝具内の微粒子を浮かせて除去。

 

注目アタッチメントはコチラ!

はたきノズル

ブラシの角度を調節可能。ほこりを一気に吸い上げるので、エアコン上に溜まった大量の塵もスピーディに除去できます。

20171219_suzuki16

硬めの毛ブラシでホコリを捕集。パソコンのキーボードなどもスムーズに掃除できます。

 

逕サ蜒十螳・7-5

ブラシの角度を調 節可能。ほこりを一 気に吸い上げるので、 エアコン上に溜まっ た大量の塵もスピー ディに除去できます。

 

平島’s CHECK

着脱式のバッテリーが2つ同梱

「軽量で操作性抜群。バッテリーが着脱式で、掃除機の収納場所の自由度も高い。フィルターに触らずチリ除去できるのも魅力です」

お手入れは吸い取るだけ!? 「PM0.1」すら除去する空清付きエアコン「大清快」が登場

東芝ライフスタイルは、空気清浄機能「プラズマ空清」付きのルームエアコン「大清快」から、最上位機種のDRシリーズを2月上旬に発売します。こちらは国内家庭用ルームエアコンでは業界で初めて、PM0.1レベルの微細な粒子(0.09~0.11μm)を除去することが確認されました。実売予想価格は21万~35万円前後(税抜)。

 

PM0.1を90%以上除去することを確認し、お掃除機能も充実!

↑DRシリーズ↑「大清快」DRシリーズ

 

同シリーズは、空気清浄機能「プラズマ空清」を備えているのが大きなウリ。室内機に搭載されたプラズマ空清ユニットが、吸い込んだ汚れ物質を帯電させ、熱交換器に吸着させることで、空気中に浮遊する花粉やカビ、PM2.5を99%除去。さらに今回、PM0.1レベルの微細な粒子(0.09~0.11μm)も90分間で90%以上除去することも確認しています。また、タバコの煙や細菌、ウイルスなどの微細な粒子までも集じんするので、エアコンからはいつでもきれいな空気が吹き出します。

 

なお、「プラズマ空清」は、冷房・暖房との併用はもちろん、空気清浄だけの単独運転も可能。エアコンを運転しない時期を含め、一年を通して室内の空気をキレイに保つことができます。

↑「プラズマ空清」イメージ↑青く見える部分がプラズマ空清ユニット。中央の金属部分が「マジック洗浄熱交換器」(後述)

 

同シリーズは清潔性も大きな特徴。室内機に搭載された自動お掃除機能により、エアフィルターの両面を自動でお掃除します。また、特殊樹脂コーティングされた「マジック洗浄熱交換器」を採用し、除湿・冷房時に発生する水で汚れを洗い流します。汚れはそのまま屋外に排出されるため、面倒な熱交換器のお手入れが不要なのもうれしいポイント。

 

前面パネルには、ホコリや汚れの付着を抑える帯電防止加工を施し、室内機の内部だけでなく、外部もキレイで清潔に保つことができます。運転停止後はセルフクリーン運転で送風経路のいやなニオイを脱臭するうえ、付着菌も減少し、カビの発生やホコリの付着も抑制。また、内部のダストボックスに溜まったホコリは、付属のお掃除ノズルを使用して、掃除機で簡単に吸い取ることができます。ダストボックスの取り外しや、フィルターの掃除は不要。

↑フィルターの自動お掃除機能で取ったホコリは、室内機の内部のダストボックスに溜まります。付属のお掃除ノズルを使用すれば、ダストボックスに溜まったホコリを掃除機で直接吸い取ることができます↑フィルターの自動お掃除機能で取ったホコリは、室内機の内部のダストボックスに溜まります。付属のお掃除ノズルを使用すれば、ダストボックスに溜まったホコリを掃除機で直接吸い取ることができます

 

また、40℃の温風が出るまでわずか30秒と、短時間で暖かさが広がる「秒速ダッシュ暖房」と、25mまで風が届くパワフル気流、生活シーンに合わせてお好みの気流(風あて/風よけ)が選べる「快適気流」を搭載するなど、エアコン本来の機能も優秀です。「空気清浄機を置きたいが、置く場所がない…」「エアコンの手入れの手間を減らしたい」という方には、まさにうってつけのモデル。新生活のパートナーとして、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

↑設置イメージ↑設置イメージ

 

家電のプロが「もっとも勢いがある」と感じたメーカーは? 2017年「注目の家電」と「業界の流れ」を振り返る!

2017年も各社からさまざまな家電製品が登場しました。なかでも、家電のプロの目から見て、いったいどんなアイテムが印象に残ったのでしょうか。前編では、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏に調理家電について語っていただきました。後編となる今回は、調理家電以外で注目したアイテムや、2017年の業界の流れについてお話を聞いていきましょう!

 

20171228-s4-10

安蔵靖志(あんぞう・やすし)

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっています。

 

パワー、持続力ともに高い「コードレスキャニスター掃除機」がいよいよ出てきた

――2017年、調理家電以外で「これは!」と思ったものはありますか?

 

安蔵 いよいよ出てきたな! と思ったのは、シャープと東芝から相次いで登場したコードレスキャニスターのクリーナーです。実は以前にも発売されたことがあったのですが、当時はパワーとバッテリー容量がいまひとつなのに、価格も安くなかったので普及しませんでした。今回、シャープと東芝から出た製品は、パワー、バッテリーともしっかり確保されていて、実用性は十分です。

20171122_ashida2_AEC-AP700-N
シャープ

コードレスキャニスター掃除機

RACTIVE Air(ラクティブ エア) EC-AP700

実売価格6万9480円

紙パック式のコードレスキャニスター掃除機。本体質量1.8kg、標準質量2.9kgの軽量ボディが特徴です。着脱式のバッテリーを採用し、予備バッテリーを用意すれば連続して運転できます(自動モードで約30分×バッテリー2個=約60分)。バッテリーパックは本体と離れた場所で充電が可能。サイクロン式の「EC-AS700」もあります。

 

20171122_ashida1_AVC-NXS1_R
東芝

コードレスキャニスター VC-NXS1

実売価格10万9190円

独自開発のモーターにより、強力な吸引力を実現。自走式のパワーヘッドで、スイスイお掃除できます。標準モードで最長約60分の運転が可能。裏表のない二面式の本体も特徴。また、大容量のダストカップを装備したダストステーションが付属しているので、本体のダストカップのゴミ捨てが不要です。

 

――今回は普及すると思われますか?

 

安蔵 訴求の仕方次第ですね。コードレスキャニスターで裾野を広げるためには、新しモノ好きのユーザーに訴求するだけでなく、高齢者を含めたマジョリティに訴えねばなりません。そのためには、今までのキャニスターと同じ使い勝手を実現して、高齢者でも迷わず使えるようにし、なおかつ充電は「充電台に置くだけ」というシンプルさが求められます。シャープも東芝もここはクリアしているので、あとは「いかに認知を広げるか」ということではないでしょうか。

 

ロボット掃除機ではパナソニックのRULOが他社と差別化できていた

――ロボット掃除機市場はいかがでしょうか。

 

安蔵 色々と出ましたが、どれか1台を選ぶならパナソニックの「RULO(ルーロ)」を推します。

 

――あ、センサーを増やした新モデルでしたよね。

 

安蔵 はい。特に上位モデルのMC-RS800は、人工知能も搭載して、マッピングしながら間取りを学習して効率よく掃除します。このマッピングが面白いんですよ。一度間取りをマッピングすれば、スマートフォンの専用アプリから「エリア指定モード」を利用して、掃除してほしくない場所を指定できるんです。例えばペットがいる家庭なら、エサの置き場所を指定すれば、そこを避けて掃除してくれます。ルンバの場合はバーチャルウォールという機材を設置する必要がありますし、その他のメーカーでは、磁気テープを貼る必要があることも。磁気テープだと、さすがにリビングの見栄えがね……。その点、RULOならリビングに余計なモノを置くことなく、除外エリアを指定できます。これは、大きな差別化ができているポイントですね。

20180107-s1-4
パナソニック

RULO MC-RS800

実売価格12万9220円

独自の三角形状を採用し、部屋の隅のゴミにも強いのが特徴です。新機種ではレーザー、超音波、赤外線の3種類の障害物検知センサーを搭載し、壁や障害物にぶつからないようにお掃除。スマートフォンからの操作にも対応します。

 

エアコンではアイリスオーヤマのWi-Fi搭載が衝撃的

――空調関連ではいかがでしょう。印象的な製品はありましたか?

 

安蔵 ユニークさという意味では、日立の凍結洗浄エアコンは印象的ですね。なかなか真似できないだと思います。しかし、なんといってもエアコンで衝撃的だったのは、新規参入したアイリスオーヤマがWi-Fiを標準搭載したこと。パナソニックやシャープも最上位のシリーズでは無線LANを内蔵していますが、アイリスオーヤマは8万~10万円台の低価格帯でWi-Fi搭載を実現し、業界を震撼させました。

20180109-s3 (2)
日立

ステンレス・クリーン 白くまくん

プレミアムXシリーズ
実売価格税込30万230円(※14畳タイプRAS-X40H2)

熱交換器の自動お掃除機能「凍結洗浄」は、熱交換器をいったん凍らせて霜を蓄え、一気に溶かすことで、従来取り除くのが難しかったホコリやカビを洗い流す新方式。エアコン内部をキレイにして清潔な空気を送り出します。[くらしカメラ AI]で部屋を検知し、人がいない時間を選んで自動で洗浄するのも特徴。

 

20180109-s3 (3)

 

アイリスオーヤマ

IRW-2817C(10畳用)

実売価格10万7780円

Wi-Fiと人感センサーを標準搭載し、屋外からのスマートフォンでの遠隔操作を実現したルームエアコンです。低価格とWi-Fi搭載で大きな注目を集めましたが、現在は販売終了。

 

安蔵 エアコンを遠隔操作しようという動きは2012年ごろからあったのですが、当時は法律の問題で電源ONができず、普及に弾みがつきませんでした。法改正を受けて、各社とも電源オンに対応するようになったのですが、これまでずっと「オプション(別売)対応」でした。そこにアイリスオーヤマが先陣を切ってWi-Fiを標準搭載し、パナソニックとシャープが続いた形です。パナソニックとシャープは最上位モデルのみですが、来年は下位モデルにまで広げて欲しいところですね。もちろん、他のメーカーも追随してくるでしょう。

 

――遠隔操作とは、それほど便利なものなんですか?

 

安蔵 もちろん。できたほうが誰にとっても便利です。家に帰る前に部屋を涼しくしておきたい、あるいは暖かくしておきたいとは誰しも思うでしょう。ましてやペットを飼っていると、春先の気温が落ち着かない時期などは「暑くて苦しんでいないかな……」などと心配してしまいます。この心配がなくなるだけでも、導入する価値がありますね。個人宅だけでなく、アパートやマンションなどの集合住宅に導入すれば、賃貸物件のアピールポイントの1つになるはずです。ペット可の賃貸物件とは、特に相性がいいのではないでしょうか。

 

もうひとつ、遠隔操作といえば、洗剤と柔軟剤を自動投入するパナソニックの洗濯機が良かった。こちらもスマホとの連携が可能なうえ、洗剤の量を自動で計量してくれるので、帰宅時間に合わせて洗濯が終了するよう、スマホで設定できるようになっています。

20180109-s3 (1)
パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9800

実売価格35万3620円

液体合成洗剤や柔軟剤をあらかじめ入れておけるタンクを搭載し、洗濯の際は最適な量を計算してタンクから自動で投入。手間が省けて洗剤の入れすぎなどもなくなります。外出先からスマートフォンで洗濯の仕上がり時間などを設定可能。

 

2017年は「見える化」の機運が高まった

――空気清浄機の分野ではいかがでしょう。

 

安蔵 これは、家電業界全体にも言えるのですが、2017年は「見える化」の機運が高まってきた印象があります。そもそも、空気清浄機というものは、本当に効いているのかがわかりづらい。メーカーもその点に配慮して、例えば運転状況が屋外からスマホで確認できるようにし、スマホアプリで空気の状況を示すことで、空気清浄機の効果を見せる……といった形で「見える化」を進めてきた印象ですね。ダイキン、シャープ、ダイソン、ブルーエアなどがこれに対応していますが、例えばダイキンの加湿空気清浄機「MCK70U」は、PM2.5、ホコリ、ニオイの3種類の汚れを6段階のレベルで「見える化」しています。今後はパナソニックなども当然対応してくるでしょう。

20180109-s3 (6)
ダイキン

MCK70U

実売価格5万7070円

独自のストリーマ技術を強化し、有害ガスの分解スピードや脱臭性能が2倍になりました。0.3μmの微小な粒子を99.97%除去するTAFUフィルターを新たに搭載。ルームエアコンと同じアプリで、スマートフォンから室内の空気を見える化。遠隔操作も可能です。

↑ダイキンのアプリ画面↑ダイキンのアプリ画面

 

安蔵 「見える化」という意味では、「部屋干し3Dムーブアイ」を搭載した三菱電機の衣類乾燥除湿機「サラリ」が抜群に良かった。衣類乾燥除湿機では「一択」と言っていいと思います。

 

――「一択」ですか! どこがそんなにいいんでしょうか?

 

安蔵 「光ガイド」という機能がいい。これは、濡れた部分だけ検知して緑色の光で照らし、重点的に温風を当ててくれる機能です。これがあるだけで、「ちゃんと働いてくれているな」と、確認できるので、安心感がまるで違います。発想が面白いうえに理に適っている、という極めて良いプロダクトですね。また、フィリップスの電動ハブラシは、スマホと連携して正しく磨けているか、コーチングできるものが出ています。こちらも「見える化」のひとつと言えるでしょう。

20180109-s3 (7)

 

 

三菱電機

サラリ MJ-120MX

実売価格4万3090円

経済的なコンプレッサー方式を採用する衣類乾燥除湿機。約180cmのワイド送風で、洗濯物を一気に乾燥できます。温度、湿度、赤外線センサーを用いて乾き残りを見つけ、緑色の「光ガイド」を照射しながら集中乾燥します。

↑除湿をスタートしてから約5分ほど経過すると、濡れた箇所だけ検知して重点的に送風するのが特徴だ↑除湿をスタートしてから約5分ほど経過すると、濡れた箇所だけ検知して緑色の光で照らし、重点的に送風します

 

20180109-s3 (8)
フィリップス

sonicare(ソニッケアー) HX9964/55

実売価格3万8880円

4種類の高性能ブラシヘッドを備えた電動ハブラシ。スマートフォンの専用アプリで歯磨きをリアルタイムに追跡し、きちんと磨けているかどうかをセンサーでチェックします。

 

メーカーで「勢いがあるな」と感じたのはパナソニックとシャープ

――ちなみに、2017年、安蔵さんが「勢いがあるな」と感じたメーカーはどこですか?

 

安蔵 まずはパナソニックですね。先述の「ロティーサリーグリル&スモーク」「洗剤を自動投入する洗濯機」をはじめ、創業100周年で気合いの入った商品が数多く発表されました。私は毎週、家電を紹介するラジオ番組をやっているんですが、面白いモノを立て続けに出すものだから、紹介したいのがパナばかりになってしまって。こんなに続けて大丈夫か……と思ったこともあります。

↑前編でも紹介したパナソニックのパナソニック ロティサリーグリル&スモーク NB-RDX100(実売価格5万1230円)↑前編でも紹介したパナソニックのパナソニックの「ロティサリーグリル&スモーク NB-RDX100」(実売価格5万1230円)。かたまり肉を回転させて焼くことができるほか、オーブン、トースター、燻製器としても使用可能

 

もうひとつ際立っていたのが、実はシャープだと感じています。もともと、どん底の時期に「蚊取空清」や「ロボホン」などのチャレンジングな商品を出していましたが、これは凄いことですよ。2017年も、そのチャレンジ精神は健在。先述のコードレスキャニスター掃除機のほか、冷蔵庫の分野では大容量の500Lクラスで左右どちらでも開く「どっちもドア」を実現したモデルや、AIoT(※)に対応したモデルを開発しています。どっちもドア&AIoTモデルが出なかったのはちょっと残念でしたが、いずれ開発されるでしょう。また、効果は床置きの方がいい部分もあるとは思いますが、発想の面では天井に取り付けることで邪魔にならないLEDシーリングライト付きの空気清浄機、「天井空清」も面白いですね。さらに勢いのあったメーカーの次点を挙げるとすれば、低価格でWi-Fi搭載エアコンを出したアイリスオーヤマでしょう。

AIoT……AI(人工知能)とIoT(モノがインターネットを通じてクラウドやサーバーに接続され、情報をやりとりすること)を組み合わせたシャープの造語。単なるIoTではなく、ユーザーの好みを学習して提案するなどが可能となります

20171004-s2-37

シャープ

SJ-GX50D

実売価格30万5680円

クラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応したAIoT冷蔵庫。献立や食品保存方法などを教えてくれます。チルドルーム内を清潔に保つ高密閉構造の「プラズマクラスターうるおいチルド」を新採用。

 

――では最後に、2018年の家電がどのように進化していくか、予想をお願いします!

 

安蔵 意外性に欠けると思いますが、やはり期待したいのは家電のスマート化。いま、スマートスピーカーは一部のギークが楽しんでいるだけですが、できることが増えると魅力も増していきます。メーカーには、他社が対応したら自社も……というのではなく、「何が何でも対応してやろう」くらいの意気込みで対応してほしいです。極端な話をすれば、情報をやりとりするインターフェイスさえしっかり作っておけば、アプリの開発やアップデートはある程度「後追い」でもできるはず。そんなイメージで、開発スピードをどんどん上げていってほしいですね。

 

――魅力的な調理家電が数多く登場し、「遠隔操作」「見える化」などがキーワードとなった2017年。2018年も、「何だコレ!」と、我々の度肝を抜くような、斬新な家電に登場してほしいところ。みなさんもぜひ、新たなアイテムの登場に期待してみてください!

 

2017年の注目の調理家電を紹介した前編はコチラ

テレビを買うなら“音”も大事なポイント! 国内主要7モデルを徹底比較「音質」編

年末年始のセールシーズンは割引額の大きい大型家電が狙い目。なかでもイチオシは「テレビ」。2011年の地デジ移行に合わせてテレビを買い替えた方は、そろそろ次の買い替えを検討する時期に入ったのではないでしょうか? 今回は、前回に引き続き国内主要メーカー6モデルと、話題のジェネリックテレビ1モデルの計7モデルを実際に用意し、スピーカーの位置や音質をチェックしました。

 

【比較機種】

20171227-i02 (4)

ソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」 (49型/4K)

実売価格:12万9730円(2017年12月26日時点)

地デジやネット動画も4Kにアップコンバートして高精細な画質で楽しめるソニーの4Kテレビのエントリーモデル。「Android TV機能」を搭載し、見たい番組もネット動画も音声検索でラクラク検索可能。本体カラーはブラックとウォームシルバーの2色を用意し、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

 

20171227-i02 (2)

パナソニック「VIERA TH-49EX850」 (49型/4K)

実売価格20万8200円(2017年12月26日時点)

テクニクスのチューニングによるハイレゾ再生対応のスピーカーを備えた高画質&高音質な4Kテレビ。独自の「ヘキサクロマドライブ」により、画面の諧調を保ちながら色を忠実に再現します。高輝度な映像を表現するHDR映像にも対応。

 

20171227-i02 (5)

シャープ「AQUOS LC-45US45」 (45型/4K)

実売価格13万1000円(2017年12月26日時点)

引き締まった黒を実現する低反射「N-Blackパネル」を搭載した4Kテレビ。独自の高効率LEDバックライトシステムにより、消費電力を抑えたまま画面輝度を高める「リッチブライトネス」機能を搭載。画面角度を水平方向に左右計約30度調節できるスイーベルスタンドにより、視聴場所に応じて自由に向きを調整できます。

 

20171227-i02 (6)

東芝「REGZA 50M510X」 (50型/4K)

実売価格10万7400円(2017年12月26日時点)

小さな音も聴き取りやすいフロントスピーカー搭載の4Kテレビ。独自の「レグザエンジンbeauty」により、地デジなどの映像をクリアに再生し、肌の色も美しく再現します。すばやい操作が求められるゲームプレイ時にクイックレスポンスを発揮する「ゲームモード」を搭載。レグザサーバーと連携して、リモコン1つで過去の番組をシームレスに探せる「タイムシフトリンク機能」も備えます。

 

20171227-i02 (1)

LGエレクトロニクス「49UJ6500」 (49型/4K)

実売価格9万1638円(2017年12月26日時点)

日常のテレビ視聴をワンランク上にしてくれる4Kテレビ。独自の「Color Master Engine」により、カラー、コントラスト、精細度を補正して高画質化。地デジなどの一般的な映像もHDR効果を与えて表現できる「HDR Effect」機能を搭載し、ハイコントラストな映像を楽しめます。

 

20171227-i02 (8)

三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」 (40型/フルHD)

実売価格9万5880円(2017年12月26日時点)

ブルーレイレコーダーを内蔵したフルHDパネル搭載の個性派テレビ。大容量1TBのHDDを内蔵し、HDDからDVD/BDへのダビングも簡単。これ1台で番組録画やDVD/BD視聴が楽しめます。DIATONEの高音質技術と前面スピーカーにより、ニュースやドラマなどの音声もハッキリ聴きやすく再生可能。

 

20171227-i02 (7)

maxzen「J50SK03」 (50型/フルHD)

実売価格5万2800円(2017年12月26日時点)

必要最低限の機能にしぼり、低価格を実現したフルHD解像度のジェネリックテレビ。直下型LEDバックライトと国内メーカーの映像チップを搭載し、高品位な映像を再現。従来モデルからスピーカーの位置が前面に変更になり、より聴き取りやすく臨場感のあるサウンドが楽しめます。

 

スピーカーをチェック

液晶テレビの薄型化・狭額縁化が進むにつれ、スピーカーをどのように配置するかが問題になってきました。どうしても面積・容積を必要とするスピーカーは、テレビの薄型化のハードルのひとつだったのです。

 

以前よく見られたのは、スピーカーをテレビの下辺部分に配置し、下向きに音を出すというもの。これなら正面から見るとスピーカーが目立たず、スッキリとした印象に仕上げることができます。しかし、下向きに音を放出するため「音量を上げてもテレビの音が聴きとりにくい」といった問題や「ブラウン管テレビに比べて音が貧弱」といった問題が出てきました。そのため、バータイプやテレビを上に乗せるボックスタイプのテレビ用スピーカーなどが人気になったことも。

 

最近では、薄型テレビの音質を改善するため、さまざまな工夫を凝らしたモデルが登場しています。ひとつは、「音が聴きとりにくい」といった問題を解決するため、スピーカーを正面に向けて配置したもの。スピーカーを正面に向けることで音が耳に届きやすくなるので、音量を上げなくても人の声などが聴きとりやすくなります。今回紹介したなかでは、東芝「REGZA 50M510X」や三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」、maxzen「J50SK03」がこのタイプ。

20171230-i02(2)↑三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」などはスピーカーが正面を向いたタイプ

 

また、シャープ「AQUOS LC-45US45」は、音を前方向に導くリフレクター構造と前面開口の「フロントオープンサウンドシステム」により、前面スピーカーに近いサウンドになっています。さらに、オンキヨーと共同で開発したサブウーファー搭載の2.1chスピーカーにより、迫力のあるサウンドも楽しめます。

20170905_suzuki_3↑「フロントオープンサウンドシステム」

 

ふたつめは、パナソニック「VIERA TH-49EX850」のように、テレビの両サイドにスピーカーを搭載して音質を強化したもの。このタイプは、通常の液晶テレビに比べて横方向にサイズが大きくなるというデメリットがありますが、その分、外部スピーカーが不要なほど高品位なサウンドが楽しめます。

20171230-i02(3)↑画面の両サイドにスピーカーを搭載

 

パナソニック「VIERA TH-49EX850」は、本体サイドにミッドレンジスピーカーとハイレゾ対応ツイーターのスピーカーユニット、本体下部にダブルウーハー、クアッド・パッシブラジエーターを搭載した「ダイナミックサウンドシステム」を採用。背面のウーファーボックスの音を前面に放出する独自の音導管構造により、テレビの内蔵スピーカーとは思えないほどのサウンドを再生します。

↑背面にはウーハーシステムの重低音を前方へ導く音導管を装備↑背面にはウーハーシステムの重低音を前方へ導く音導管を装備

 

今回は紹介していませんが、ソニー「BRAVIA X9500E」シリーズも同様なサイドスピーカー搭載モデルとなっています。

 

実際の音を聴いてチェック

実際に各モデルで映画を再生して、音質をチェックしてみました。HDMIケーブルでBDレコーダーと接続し、BDソフト「スパイダーマン:ホームカミング」を再生しています。

20171227-i02(9)

 

まず、最も迫力のあるサウンドだと感じたのはパナソニック「VIERA TH-49EX850」でした。音にサラウンド感があり、サブウーファーと音導管による重低音がほかのモデルとは段違いの迫力。映画を見るのにピッタリのモデルです。

 

次いで良かったのが、シャープ「AQUOS LC-45US45」、東芝「REGZA 50M510X」の2機種。どちらも音がクリアで聴きとりやすく、低音の迫力も十分に感じられました。どちらもオンキヨーと共同開発したスピーカーシステムを採用しているので、納得の音質です。

 

ソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」とLGエレクトロニクス「49UJ6500」は、低音の迫力は感じられましたがセリフがやや聴きとりにくい印象。三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」とmaxzen「J50SK03」は、聴きやすいサウンドですが、映画を見るにはややメリハリに欠けるように思えました。

 

日常生活でニュースやバラエティ番組を見る分にはどのモデルも音質は気になりませんが、ドラマや映画をよく見るなら音質重視モデルを選びたいところです。

 

次回はデザインや操作性をチェックします。お楽しみに!

 

いま液晶テレビを買うならココに注目! 国内主要7モデルを徹底比較「画質」編

年末年始のセールシーズンは割引額の大きい大型家電が狙い目。なかでもイチオシは「テレビ」。2011年の地デジ移行に合わせてテレビを買い替えた方は、そろそろ次の買い替えを検討する時期に入ったのではないでしょうか? この数年のあいだにテレビの主流は4Kモデルに変化してきましたが、まだまだフルHDモデルで十分な場合もあります。そこで今回は、国内主要メーカー6モデルと、話題のジェネリックテレビ1モデルの計7モデルを実際に用意し、画質や使い勝手をチェックしました。

 

テレビの買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

【比較機種】

20171227-i02 (4)

ソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」 (49型/4K)

実売価格:12万9730円(2017年12月26日時点)

地デジやネット動画も4Kにアップコンバートして高精細な画質で楽しめるソニーの4Kテレビのエントリーモデル。「Android TV機能」を搭載し、見たい番組もネット動画も音声検索でラクラク検索可能。本体カラーはブラックとウォームシルバーの2色を用意し、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

 

20171227-i02 (2)

パナソニック「VIERA TH-49EX850」 (49型/4K)

実売価格20万8200円(2017年12月26日時点)

テクニクスのチューニングによるハイレゾ再生対応のスピーカーを備えた高画質&高音質な4Kテレビ。独自の「ヘキサクロマドライブ」により、画面の諧調を保ちながら色を忠実に再現します。高輝度な映像を表現するHDR映像にも対応。

 

20171227-i02 (5)

シャープ「AQUOS LC-45US45」 (45型/4K)

実売価格13万1000円(2017年12月26日時点)

引き締まった黒を実現する低反射「N-Blackパネル」を搭載した4Kテレビ。独自の高効率LEDバックライトシステムにより、消費電力を抑えたまま画面輝度を高める「リッチブライトネス」機能を搭載。画面角度を水平方向に左右計約30度調節できるスイーベルスタンドにより、視聴場所に応じて自由に向きを調整できます。

 

20171227-i02 (6)

東芝「REGZA 50M510X」 (50型/4K)

実売価格10万7400円(2017年12月26日時点)

小さな音も聴き取りやすいフロントスピーカー搭載の4Kテレビ。独自の「レグザエンジンbeauty」により、地デジなどの映像をクリアに再生し、肌の色も美しく再現します。すばやい操作が求められるゲームプレイ時にクイックレスポンスを発揮する「ゲームモード」を搭載。レグザサーバーと連携して、リモコン1つで過去の番組をシームレスに探せる「タイムシフトリンク機能」も備えます。

 

20171227-i02 (1)

LGエレクトロニクス「49UJ6500」 (49型/4K)

実売価格9万1638円(2017年12月26日時点)

日常のテレビ視聴をワンランク上にしてくれる4Kテレビ。独自の「Color Master Engine」により、カラー、コントラスト、精細度を補正して高画質化。地デジなどの一般的な映像もHDR効果を与えて表現できる「HDR Effect」機能を搭載し、ハイコントラストな映像を楽しめます。

 

20171227-i02 (8)

三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」 (40型/フルHD)

実売価格9万5880円(2017年12月26日時点)

ブルーレイレコーダーを内蔵したフルHDパネル搭載の個性派テレビ。大容量1TBのHDDを内蔵し、HDDからDVD/BDへのダビングも簡単。これ1台で番組録画やDVD/BD視聴が楽しめます。DIATONEの高音質技術と前面スピーカーにより、ニュースやドラマなどの音声もハッキリ聴きやすく再生可能。

 

20171227-i02 (7)

maxzen「J50SK03」 (50型/フルHD)

実売価格5万2800円(2017年12月26日時点)

必要最低限の機能にしぼり、低価格を実現したフルHD解像度のジェネリックテレビ。直下型LEDバックライトと国内メーカーの映像チップを搭載し、高品位な映像を再現。従来モデルからスピーカーの位置が前面に変更になり、より聴き取りやすく臨場感のあるサウンドが楽しめます。

 

いま買うなら4K? フルHD?

液晶テレビを購入するときに最も気になるのは、やはり「画質」。今回視聴した7モデルのうち、4K解像度モデルは5モデル、フルHD解像度モデルは2モデルとなっています。

 

これからテレビを購入する際、最初に決めなければいけないのは、「4Kテレビにするか、フルHDテレビにするか?」ということでしょう。現行モデルのなかでも、特に50型以上の大画面モデルはほとんどが4K解像度なので、大型テレビを購入するなら4Kテレビ以外にほぼ選択肢はありません。しかし、50型未満のテレビにはまだフルHDモデルも多く、どちらにすべきか迷う人も多いはず。

20171227-i02 (10)

 

現在、地上波デジタル放送の解像度はHD解像度(1440×1080ドット)、BSデジタルやブルーレイソフトはフルHD解像度(1920×1080ドット)となっています。テレビ番組やBDソフトなどを視聴するのがほとんどであれば、フルHD解像度のテレビでも十分に思えます。しかし、2018年12月1日以降には衛星放送による4K/8Kの本放送が開始予定となっていますので、もうすぐ始まる4K/8K放送のために4Kテレビを購入しておくというのもアリでしょう。現行の4Kテレビにこれから発売されるであろうチューナーを接続すれば、すぐに4K/8K本放送が視聴できるようになります。

 

新しいテレビを長く使いたい、リビングなどに設置するメインのテレビとして使いたい、と考えているなら4Kテレビがオススメ。一方、ひとり暮らしなどで数年後にはテレビを買い替えるかもしれないと考えている方や、寝室や子ども部屋などに置くサブテレビとして使いたいなら、価格が手ごろなフルHDテレビを選んでもいいでしょう。

 

4Kテレビはどれを選んでも失敗なし。ジェネリックTVは価格なり

今回、画質をチェックするためにテレビにBDレコーダーを接続し、地デジ放送を録画したものとBDソフト「スパイダーマン:ホームカミング」をそれぞれ再生しました。いずれもテレビの映像モードは、地デジ「標準」、BDソフト「シネマ」に設定しています。

20171227-i02(9)

 

地デジは高解像度処理技術で差がつく

HD解像度の地デジ放送は通常、4Kテレビに映し出す際にアップコンバートされます。HD解像度の映像をそのまま4Kテレビに出力すると、画面の4分の1程度しか映像が表示されません。これを画面いっぱいに映し出すためにアップコンバートが必要になるのですが、そのまま拡大しただけでは画質の荒い映像になってしまいます。そこで各社は映像処理エンジンや超解像処理技術など独自の技術を用いて、映像をなるべくなめらかに再生するように工夫しています。

 

各社の4Kテレビで地デジを見てみると、いずれも日常で視聴するのに不満のない画質でしたが、特に自然に4Kアップコンバート処理が施されていると感じたのは東芝「REGZA 50M510X」でした。肌の質感を美しく再現する「美肌リアライザー」や、ノイズを低減する「地デジノイズクリア高精細化技術」といった高画質化技術がしっかり効いて、破綻のないなめらかな映像に仕上げています。

 

フルHD解像度の三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」はやや地味め、maxzen「J50SK03」はやや派手めな絵作りと対照的ですが、地デジはどちらも違和感なく見ることができました。

 

映画を見るならソニーやシャープがオススメ

続いてBDソフト「スパイダーマン:ホームカミング」を視聴。明るい日中の屋外シーンや、動きのあるアクションシーン、黒の表現が難しい夜のシーンなどを再生して、それぞれのテレビの画質をチェックしました。映像モードは「シネマ」に設定しています。

 

7機種のなかで最も映画が美しく見えたのはソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」でした。地デジに比べて色味や明るさの表現が抑えられ、グッと引き締まった映画ならではの映像が楽しめます。シャープ「AQUOS LC-45US45」も、コントラスト感がやや弱いものの、フィルムのような落ち着いた映像が好印象でした。

 

一方、パナソニックや東芝の場合、超解像処理や倍速補完処理が効きすぎているのか、CGとそうでないところの境目が際立ってしまい、映画というより高精細なテレビドラマのように見えてしまった場面もありました。映画を見る際は、シネマモードに設定するだけでなく、超解像処理や倍速補完処理を弱めに調整したほうがよいでしょう。

 

LGエレクトロニクス「49UJ6500」は、動きのある場面でややスムーズさに欠けるところがありましたが、映像自体は鮮明で上手く描写できていると感じました。

 

フルHD画質の2機種は、三菱電機「REAL LCD-A40BHR9」が地味ながら破綻のない描写なのに対し、maxzen「J50SK03」はカメラが大きくパンする(カメラを固定したまま水平に動かすこと)場面で、画面がガクガクとコマ送りのようになってしまうことがありました。このあたりの映像処理性能は、価格なりと割り切る必要がありそうです。

 

【まとめ】

地デジを見るなら4Kテレビはどれを選んでも十分な画質。なかでも東芝「REGZA 50M510X」は自然な解像感が際立つ

映画を見るならソニー「BRAVIA KJ-49X8000E」とシャープ「AQUOS LC-45US45」がオススメ

低価格なジェネリックテレビは、画質面では価格なりなところも

 

次回は画質と並んで重要なサウンドのチェックを行います。お楽しみに!

 

 

「ウチの冷蔵庫…クサっ」とならないために! 最新5モデルの冷蔵・冷凍「以外」の機能を家電のプロが徹底チェック

冷蔵庫は10年前の製品と比べて驚くほどの進化を遂げています。でも、いざ買い替えるとなると、どれも同じように見えて迷ってしまう人も多いはず。そこで今回は、主要5社の2017年新モデルのうち、4~5人の家庭で一般的な500Lクラスをピックアップ。家電選びのプロ、戸井田園子さんが5項目にわたって徹底検証していきます。「冷蔵・冷凍」「野菜室」などを検証した前回に引き続き、今回は、「清潔性・脱臭機能」「設置性・デザイン」 「省エネ性能」をチェック。併せて各モデルがどのような家庭に向いているか、結論を導き出していきます!

 

【今回のガイド】

家電コーディネーター

戸井田園子さん

20170629reese_1-3

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。

 

検証モデルその1

省エネ性能もアップした、スリムな幅65cmの大容量冷蔵庫

20171004-s2 (1)

三菱電機
WXシリーズ
MR-WX52C(517L)
実売価格36万7070円

高性能真空断熱材の採用でさらなる省エネ性が図られた、「置けるスマート大容量」シリーズの新モデル。「クリーン朝どれ野菜室」は、世界初の「ハイブリッドナノコーティング」を使用した抗菌トレイを導入し、清潔さもアップしました。

【SPEC】●サイズ/質量:W650×H1821×D699mm/約118kg●容量:517L(冷蔵室 277L/野菜室 98L/製氷室 23L/瞬冷凍室 30L/冷凍室 89L)●ドア開閉タイプ:両開き(フレンチ)●ドア数:6ドア

 

【三菱 WXシリーズ 検証03 清潔性・脱臭機能】

汚れ防止の「クリーントレイ」はお手入れ簡単!

「野菜室の底に汚れ防止の『ハイブリッドナノコーティング』を施したトレイ『クリーントレイ』が追加され、お掃除のしやすさがアップ。エアコンにも使われている技術で、その力は立証されています。トレイは薄型なので簡単に取り出せて、キッチンのシンクで洗えます。ただ、トレイがあるのは後方の大きいスペースのみ。できれば、前面スペースにもセットして欲しかったですね」(戸井田さん)

↑大きなボックスを取り外して洗わなくてすむので、手入れが簡単です↑大きなボックスを取り外して洗わなくてすむので、手入れが簡単です

 

【三菱 WXシリーズ 検証04 設置性・デザイン】

大容量コンパクトで狭いキッチンでも効率的

「三菱は断熱材の薄型化で、いち早く大容量・コンパクトに着手したメーカーです。この機種は、65cm幅で容量517Lを達成していて、諦めていたスペースにも大きな冷蔵庫が置けると人気に。デザイン面では、ガラスドアがすっきりとした印象を演出。ガラスから透けてみえる地の模様は、ステンレスのヘアラインを思わせ、落ち着いた印象を醸し出しています。シックで重厚感があるブラウン系、ベーシックで空間に馴染みやすいベージュ系、シンプルで爽やかなホワイト系の3色展開で、どんなインテリアにも合わせやすいですね」(戸井田さん)

↑カラーは3色展開。キッチンの雰囲気に合った色が選べます↑カラーは3色展開。キッチンの雰囲気に合った色が選べます

 

【三菱 WXシリーズ 検証05 省エネ性能】

三菱のみの全室独立設計で部屋別に省エネ

「冷凍室(大)・冷凍室(小)・製氷室が、完全に仕切られた全室独立設計なのは三菱のみです。『瞬冷凍室』と『冷凍室』で違う温度帯にできるのは独立設計だからこそ。また、独立設計は、部屋ごとの使用状況に応じて適切な運転ができるのもメリット。扉の開閉による温度上昇が他の部屋に影響しない、使わない部屋だけ冷却を止めることができる、など省エネにもつながっています」(戸井田さん)

 

【結論 三菱 WXシリーズはどんな家庭にオススメ?】

買いだめをして少量ずつ使いたい家庭向き

「共働きなど、頻繁には買い物に行かない、買いだめスタイルのご家庭に向いています。食材の鮮度が維持しやすいので、食材管理を担当する主婦(主夫)にとっては、先々の献立を考えて材料を買わなくてすむのは大きな魅力。『食材を早く使わなくちゃ!』と焦ることが減り、ストレスも軽減されます。

 

また『瞬冷凍』は、食材を少量だけ使う家庭にもおすすめ。たとえばお弁当作りのときや、少人数世帯なら、冷凍保存してある肉や魚を必要な量だけカットして使えるのでとても便利です」(戸井田さん)

 

検証モデルその2

プラス50Lの大容量化を実現した「微凍結パーシャル」搭載モデル

20171004-s2-29

パナソニック

HPXタイプ

NR-F503HPX(500L)

実売予想価格35万4240円

新たに開発された新形状の薄壁筐体を採用し、本体幅はそのままに冷却部品をコンパクト化した「微凍結パーシャル」搭載冷蔵庫の新モデル。初搭載の「フラット冷却システム」と新「エコナビ」で省エネ性能も向上しています。

【SPEC】●サイズ/質量:W650×H1828×D699mm/約118kg●容量:500L(冷蔵室 258L/野菜室 105L/製氷室 17L/新鮮凍結ルーム 28L/冷凍室 92L)●ドア開閉タイプ:フレンチドア●ドア数:6ドア

 

【パナソニック HPXタイプ 検証03 清潔性・脱臭機能】

「ナノイー」が全室に行きわたって庫内を除菌!

「微粒子イオン『ナノイー』が全室に行きわたり、壁面に着いている菌や庫内に浮遊している菌を除菌し、清潔な状態をキープ。また収納量センサーで、庫内に食材がたっぷり入っているときは、スピーディーに除菌してくれる『パワフルモード』に切り替わります。ナノイーは脱臭効果もあって、庫内のニオイも取り除いてくれるのがうれしいですね」(戸井田さん)

↑ナノイーのイメージ。↑ナノイーのイメージ。全室に行きわたって除菌するため、食品を新鮮に、かつ庫内を清潔に保ちます

 

【パナソニック HPXタイプ 検証04 設置性・デザイン】

新モデルは幅のコンパクト化を実現!

「今年の新モデルは、機械室のコンパクト化、ボディの薄壁化、奥の収納スペースの拡大によって大容量ながら幅のコンパクト化に成功。幅650mmで500Lを達成しました。カラーはシックで上品なゴールド系、落ち着いた重厚感のあるダークブラウン系、シンプルなホワイト系のほかミラータイプも展開。取っ手の部分が目立たないデザインでスッキリとした印象です」(戸井田さん)

↑カラバリは3色のほかに、写真のミラータイプ「オニキスミラー」もあります↑カラバリは3色のほかに、写真のミラータイプ「オニキスミラー」もあります

 

【パナソニック HPXタイプ 検証05 省エネ性能】

省エネ技術「エコナビ」がきめ細かくムダを省く!

「さまざまなセンサーを採用した、パナソニックの省エネ技術『エコナビ』が優秀。光で収納量の変化を検知する独自の『収納量センサー』は、片側のみから検知する仕様から、左右で検知する仕様に進化して精度がアップしました。また、扉の開閉回数と時間まで検知し、使い方に合わせて霜取り運転の間隔を最適化する機能も搭載されています。生活リズムに合わせてきめ細かくエコナビで運転してくれるので、ほったらかしで省エネはバッチリです」(戸井田さん)

↑食品が減ってくると、「エコナビ」ランプが点灯して冷やしすぎのムダを省きます↑食品が減ってくると、「エコナビ」ランプが点灯して冷やしすぎのムダを省きます

 

【結論 パナソニック HPXタイプはどんな家庭にオススメ?】

小分けせず、一気にしまいたい清潔重視の家庭向き

「野菜室や冷凍室など引き出し収納のスペースが大きく収納がラクなので、一度にたくさんの買い物をして、がばーっと入れておきたいおおらかなご家庭向きです。食材を微凍結で少しずつ使えるので、作り置きしてお弁当作りをしている家庭にもおすすめ。『ナノイー』があるので、庫内の除菌・消臭をしたい清潔派の人も満足できそう」(戸井田さん)

 

検証モデルその3

約0.8気圧の「真空チルド」と炭酸ガスで食材の鮮度が長持ち!

20171004-s2-30-2

日立
「真空チルド」XGシリーズ

R-XG5100H(505L)

実売価格34万3440円

真空の効果で鮮度を保つ日立だけの「真空チルド」を搭載した冷蔵庫の新モデル。炭酸ガス生成能力を向上させた新「プラチナ触媒(ルテニウム配合)」により、食品表面の酵素の働きを抑えておいしく保存します。

【SPEC】●サイズ/質量:W685×H1818×D699mm●容量:505L(冷蔵室 269L/野菜室 94L/冷凍室 142L)●ドア開閉タイプ:フレンチドア●ドア数:6ドア

 

【日立「真空チルド」XGシリーズ 検証03 清潔性・脱臭機能】

製氷皿は外して洗えていつでも清潔

「特に目立った特殊な機能はないのですが、外して洗える製氷皿は清潔感があっていいですね。また、冷蔵室最下段が左右に2分割されているので、一枚の棚の幅が小さくなり、取り外しやすく、お手入れがしやすいのは他社より有利です」(戸井田さん)

 

【日立「真空チルド」XGシリーズ 検証04 設置性・デザイン】

デザインに関してはトレンドリーダー的存在!

「コンパクト化の面ではやや出遅れていますが、デザインに関してはトレンドリーダー的存在。ガラス扉、ミラー扉ともに、いち早く展開したのが日立です。また、扉の蝶つがい側をラウンド形状にすることで、扉の開閉時に角が出っ張らず、ギリギリまで壁に寄せて設置できる『スッキリ設置』も機能的。色は、クリスタルブラウン、クリスタルシャンパン、クリスタルホワイトの3色展開。地模様のない仕上げでスッキリ見えます」(戸井田さん)

↑クリスタルブラウンの設置例(写真はR-XG6700H)↑クリスタルブラウンの設置例(写真はR-XG6700H)

 

【日立「真空チルド」XGシリーズ 検証05 省エネ性能】

霜を利用した独自技術の「フロストリサイクル冷却」

「冷却器につく霜を利用して冷蔵室・野菜室を冷やす独自技術『フロストリサイクル冷却』を搭載。これにより、霜取り時間も短縮でき省エネにも貢献しています。ドアの開閉状況から冷蔵庫の使用パターンを学習し、深夜や留守中にヒーターを使う霜取りをするなど、庫内の温度上昇をできる限り抑えて省エネにつなげています」(戸井田さん)

↑運転時に冷却器に付着する霜を利用して、冷蔵室や野菜室を冷やすという逆転の発想がスゴイ!↑冷却器に付着する霜を利用して冷蔵室や野菜室を冷やし、コンプレッサーを止めるという逆転の発想がスゴイ!

 

【結論 日立「真空チルド」XGシリーズはどんな家庭にオススメ?】

鮮度のいい食材で毎日料理を作りたい家庭向き

「冷凍しなくて済む『真空チルド』は、生鮮食材を長持ちさせるだけでなく、食材を調味料に浸けておくと下味が染み込みやすく、下ごしらえの時短にもつながって本当に便利! 休日にまとめて下ごしらえや作り置きをするスタイルではなく、その日の食事はその日に作るというご家庭におすすめしたいです。デザイン面では、扉に地模様がない単一色なので、硬質な素材感やシンプルな印象が好きな方に向いています」(戸井田さん)

 

検証モデルその4

野菜の鮮度にこだわった、野菜室が真ん中の「ベジータ」シリーズ

20171004-s2-31

東芝
「べジータ」FWXシリーズ

GR-M510FWX(509L)

実売価格33万2640円

冷蔵庫の中段に使用頻度の高い野菜室をレイアウトした「ベジータ」の新モデル。野菜の乾燥を防いでうるおいを閉じ込める「ミストチャージユニット」を採用した「もっと潤う 摘みたて野菜室」で、野菜の保存性が高まりました。

【SPEC】●サイズ/質量:W650×H1833×D699mm/117kg●容量:509L(冷蔵室 260L/野菜室 112L/製氷室 20L/冷凍室 117L)●ドア開閉タイプ:両開き(フレンチ)●ドア数:6ドア

 

【東芝「べジータ」FWXシリーズ 検証03 清潔性・脱臭機能】

汚れがちな野菜室は「Ag抗菌ボックス」で清潔

「野菜室の内側のボックスはAg抗菌仕様で、腐敗の原因となる微生物の増加を抑制してくれます。また、野菜室のボックスの底には『お掃除口』が設置され、ケースを外すことなく野菜クズや泥を捨てることができるようになりました。野菜室が真ん中にあるので、下にゴミ箱を持ってくればお手入れもラクラク。さらに光触媒『ルネキャット』で、庫内の冷気を除菌・消臭してくれるのも便利です」(戸井田さん)

↑野菜室の底に穴が空いていて、そこから野菜くずなどを捨てられます↑野菜室の底に穴が空いていて、そこから野菜くずなどを捨てられます

 

【東芝「べジータ」FWXシリーズ 検証04 設置性・デザイン】

新モデルも大容量・コンパクト化を追求

「東芝は、三菱に次いで大容量コンパクトを実現したメーカーです。今年もさらに冷蔵庫の壁面を薄くすることで、大容量を進化させています。幅650mmで509L達成は、三菱に続く大容量です。扉カラーは高級感のあるダイヤモンドミラーです」(戸井田さん)

↑高級感のあるダイヤモンドミラー↑高級感のあるダイヤモンドミラー

 

【東芝「べジータ」FWXシリーズ 検証05 省エネ性能】

真ん中にある野菜室は省エネの面でも貢献

「2つの冷却器がある東芝独自の『ツイン冷却』で、プラスの温度帯とマイナス(氷点下)の温度帯それぞれに適したぶんだけ冷やすことで、省エネを実現しています。冷蔵庫はその構造上、プラスとマイナスの温度帯には仕切りにヒーターを入れているのが基本。そのため、冷凍室が中央だと、その上下がプラスの温度帯になるため、2本のヒーターが必要になります。その点、野菜室が中央だと、プラスの温度帯とマイナスの温度帯が上下に分かれるため、ヒーターがひとつで済むのです。ということで、野菜室が真ん中なのも、実は省エネには有利。新モデルは、断熱性能の向上もあって昨年モデルより10%の省エネになりました」(戸井田さん)

↑ツイン冷却」イメージ↑「ツイン冷却」イメージ

 

【結論 東芝「べジータ」FWXシリーズはどんな家庭にオススメ?】

野菜料理にこだわるヘルシーな家庭向き

「『野菜室は絶対に真ん中希望』というご家庭なら一択! また、大きなチルド室、野菜そのまま冷凍、高湿度の野菜室など、手間をかけずに食材維持管理がしやすい機能が多いので、『休みの日まで作り置きするためにキッチンに立つなんてイヤ!』という人にもぴったり。特に野菜の保存は、冷蔵・冷凍いずれにしても独自機能があるので、野菜料理を重視するご家族には大いにオススメできます」(戸井田さん)

 

検証モデルその5

献立を提案してくれるIoT時代を象徴するIoT冷蔵庫

20171004-s2-37

シャープ

SJ-GX50D

実売価格37万5840円

チルドルーム内を清潔に保つ高密閉構造の「プラズマクラスターうるおいチルド」を新たに採用。人工知能とIoTを組み合わせたクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応し、献立や食品保存方法などを教えてくれます。

【SPEC】●サイズ/質量:W685×H1833×D699mm/109kg●容量:502L(冷蔵室 259L/野菜室 73L/冷凍室 170L)●ドア開閉タイプ:フレンチドア●ドア数:5ドア

 

【シャープ SJ-GX50D 検証03 清潔性・脱臭機能】

扉を閉めたあと「プラズマクラスター」を一気に放出

「シャープならではの『プラズマクラスターイオン』を庫内に充満させるため、浮遊菌や付着菌の除菌ができます。冷蔵室のドアを閉めた直後は、集中的にプラズマクラスターを放出してくれるのもキレイ好きには好評ですね。他社もそうですが、冷蔵室の棚はオールガラス棚でお手入れがラク。野菜室は、底に敷いてあるプレートだけ取り外して洗えるので、こちらも手入れが簡単です」(戸井田さん)

↑チルドルーム内を清潔に保ち、乾燥を抑える「プラズマクラスターうるおいチルド」↑チルドルーム内を清潔に保ち、乾燥を抑える「プラズマクラスターうるおいチルド」も搭載しています

 

【シャープ SJ-GX50D 検証04 設置性・デザイン】

「本体幅のコンパクト化はまだ対応していませんが、取っ手やフレームが一切ないデザインでスッキリ感はバッチリ。扉カラーには、下方に行くほど色が濃くなる『グラデーションレッド』と『グラデーションブラウン』があり、こちらは高級感と安定感あり。『ピュアホワイト』はシンプルなインテリアにおすすめです。扉に軽く触れると開く電動アシストドアで、両手がふさがっていてもドアの開閉ができるのが便利!」(戸井田さん)

20170914-s3-1-1↑上に行くほど淡い色になっていくグラデーションレッド(写真はSJ-GX55D)

 

【シャープ SJ-GX50D 検証05 省エネ性能】

人工知能が25項目にわたって節電をアシスト

「人工知能を利用した25項目の省エネ技術『節電25』を搭載。生活パターンに応じた省エネ運転をしてくれるモードで、通常運転より最大25%も節電できます。また、半ドアだと自動でドアが閉まる『オートクローズドア』機能も搭載。扉は得意のネイチャーテクノロジーを生かし、合わせ目にホタテ貝ようなの凹凸形状を施すことで、空気の流出入を減らし、断熱効果を向上。さらに省エネ性をアップしました 」(戸井田さん)

↑「節電25」の25項目の省エネ技術↑「節電25」の25項目の省エネ技術

 

【シャープ SJ-GX50D その他・IoT機能 】

IoT対応で冷蔵庫が献立を決めてくれる!

「他モデルの検証項目にはありませんが、本機でぜひ触れなければいけないのがIoT機能。IoT機能搭載は業界初の機能で、その目玉は献立相談ができること!  中に入れている食材を登録して冷蔵庫に話しかけると、おすすめのメニューを提案してくれます。また、食材の購入サイク ルを冷蔵庫が学習して買う時期を知らせてくれたり、天気予報や生活パターンに応じた情報を知らせてくれたりと、本当に賢い モデルです。新モデルでは、扉にスマホのような操作パネルが搭載されたので、スマホのアプリを使わなくても、冷蔵庫だけでも使えるIoT機能が拡大しました。今後の進化が楽しみです!」(戶井田さん)

液晶では「COCORO KITCHEN」のメニューを表示。右下に「聞いて」というアイコンがあり、これを押すと、献立のアドバイスや食材の買い忘れ通知や省エネのヒント、食材の保存テクニックなどを音声でアナウンスパネルでは「COCORO KITCHEN」のメニューを表示。右下に「聞いて」というアイコンがあり、これを押すと、献立のアドバイスや食材の買い忘れ通知や省エネのヒント、食材の保存テクニックなどを音声でアナウンスしてくれます

 

【結論 シャープ SJ-TF49Cはどんな家庭にオススメ?】

食材管理を徹底したい新しモノ好きな家庭向き

「なんといっても最先端のIoT技術をいち早く試したいというご家庭向きです。また、スマホとの連携で食材管理ができるので、ついつい二重買いをしてしまいがちな人や、夫婦それぞれ食材の買い物をするご家庭にも合っています。シャープ製だけに、独自のプラズマクラスターで庫内の除菌ができて、清潔好きな人にも向いています。メガフリーザーで冷凍食品の買いだめもできるので、共働きなど忙しいご家庭にもオススメです」(戸井田さん)

東芝スポンサー降板の影響!?「サザエさん」が今年トップクラスの視聴率を獲得していた!!

11月5日に放送されたアニメ「サザエさん」(フジテレビ系)の視聴率が14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ここ最近で一番高い視聴率を叩き出して話題になっている。

出典画像:「サザエさん」公式サイトより出典画像:「サザエさん」公式サイトより

 

「サザエさん」高視聴率の要因は…?

1969年に放送開始され、最も長く放映されているテレビアニメとしてギネス記録に認定されている「サザエさん」。5日には「穴子さん主夫になる」「好き好きやきいも」「ワカメの買い物熱」の3本が放送された。

 

スペシャル番組というわけでもなく、いつも通りの30分で放映されたのだが14.3%の高視聴率を獲得。10月30日~11月5日に放送されたテレビアニメ作品で最も高い数字を記録した。(ちなみに2位は「サザエさん」の前に放送されている「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)の10.3%)

 

ここ最近の「サザエさん」の視聴率は、10月22日が13.3%、10月15日が12.4%。10月8日に至っては9.7%で、2桁割れを記録していた。14%超を久しぶりに叩き出した5日放送回に、ネットからは「久しぶりの14%超え!」「話題になったからなぁ」といった声が。今回の高視聴率の要因はおそらく、今月1日に伝えられた“東芝がスポンサーを降板する”といったニュースがあったからかもしれない。

 

ちなみに、同日の1本目に放送された「穴子さん主夫になる」の回では、主夫になった穴子さんが「最近の炊飯器はスイッチが多過ぎてねぇ」と発言し、「アナゴさん家電の使い方苦手すぎw」「このタイミングで家電をディスるとはww」「家電製品を扱う東芝のイメージダウンにつながりますよねぇ」「たまたまだろうけどタイミングが抜群」と話題になっていた。

 

これまでに最も高視聴率だったアニメは「けいおん!!」だった!?

これまでに放送されてきたテレビアニメで、視聴率が一番高かったのは1964年に放送された「鉄腕アトム」の40.3%。2位が1990年に放送された「ちびまる子ちゃん(第一期)」で39.9%、3位が1979年放送の「サザエさん」で39.4%を獲得している。しかし、新潟地区ではこれらの視聴率を超えるアニメが放送されていたのはご存じだろうか。

 

そのアニメというのが2010年6月に放送された「けいおん!!」で、その視聴率は脅威の48.0%。当時のネットには「なにしてんだ新潟」「けいおんは国民的アニメなんですね」「新潟始まってるな」「新潟万歳!」「なんか逆に怖くなるレベル」「県民の半分がけいおん見てたのか…」といった驚きの声が続出していた。

 

この超高視聴率のトリックは「けいおん!!」の放送直前に、ワールドカップの「日本×パラグアイ戦」が放送されていたから。サッカーを観戦していた人がそのまま見続けていたとはいえ、怪物級の視聴率に「偶然にしろ何にしろ、やっぱけいおんは何か持ってるわ」「けいおん待ちの人が仕方なしにサッカー見たとなぜ考えないのか?」といった声も上がっていた。

掃除機の新ジャンル「コードレスキャニスター」2大モデルを徹底比較! 東芝とシャープ「最も大きな違い」はどこだった?

コードレスキャニスターは、次の掃除機のトレンドとして大注目されているカテゴリ。実はこれまでにも何度かコードレスキャニスターは国内発売されていたのですが、主にバッテリーの容量不足による連続運転時間の短さと吸引力の低さから、普及までには至りませんでした。それに対し、今秋相次いで発売された東芝「VC-NX1」とシャープ「Ractive Air EC-AS500」は、バッテリー技術とモーター技術も飛躍的に向上し、コード式にも見劣りしない吸引力と十分な運転時間を実現しています。

 

前回は、この2機種について、「吸引力(フローリング)」「吸引力(カーペット)」「操作性」「設置性」の4項目をチェックしました。今回はそれに引き続いて、「ゴミ捨てのしやすさ/メンテナンス性」「汎用性」「独自機能」の3項目を比較検証していきたいと思います。併せて両機にはどんな違いがあってどんなユーザーに向くか、最後に結論としてまとめてみましたので、そちらを読んでいただくだけでもおおよそのことがわかるはず。ぜひ、この新ジャンルの魅力に注目してみてください!

 

【検証する機種はコチラ】

エントリーその1

20171005-s3 (1)

コード式に迫る吸引力と約1時間という長時間の連続運転を実現

東芝

VC-NX1

実売価格10万2370円

リチウムイオン電池を同社のコードレススティック掃除機の2倍搭載し、最長約60分の連続運転が可能に。最大毎分約12万回転する高速DCモーターを新採用し、同社のコードレススティックを超えるパワフルな吸引力を実現しました。凹凸の少ない本体デザインで狭いスペースでも動きやすく、本体が上下反転しても体勢を直さずそのまま掃除が続けられます。スイスイ自走する「ラクトルパワーヘッド」やゴミの有無を知らせる「ゴミ残しまセンサー」など、同社の高度な機能を多数装備。●サイズ/本体質量:W261×H185×D234mm/2.8kg

 

エントリーその2

徹底した軽量化によりスティック型を超える使いやすさが魅力!

20171005-s3 (2)

シャープ

Ractive Air EC-AS500

実売価格6万4330円

本体構造などの軽量化により、パワーブラシタイプのキャニスター型では最軽量クラスの総質量2.9kgを実現。手元パイプ部に航空機などにも使われる軽量素材「ドライカーボン」を採用し、手や腕への負担を大幅に軽減しました。大風量ターボモーターと高効率リチウムイオンバッテリー、自走パワーヘッドで、同社のコード式キャニスター掃除機と同レベルの集じん力を達成。バッテリーは着脱式なので、置き場所を選ばず手軽に充電が行えます。●サイズ/本体質量:W204×H230×D390mm/1.8kg

 

【テストの内容はコチラ】

「ゴミ捨て/メンテナンス性」ではまず、ゴミ捨てまでの工程と捨てやすさ、ゴミ捨ての頻度に関係するダストカップの集じん容積をチェック。メンテナンス性はダストカップを分解して、そのパーツ数やフィルター掃除のしやすさを確認しました。さらに、ヘッドのブラシ部分の掃除のしやすさも見ています。「汎用性」については、付属のアタッチメントを確認、それらを使った掃除の多様性をチェック。さらに「独自機能」では、掃除のしやすさを向上させる各種機能を見ていきたいと思います。

20171113-s3 (19)

 

【検証結果はコチラ】

エントリーその1

東芝

VC-NX1

<ゴミ捨て/メンテナンス性>

2つのフィルターでホコリを除去するため、こまめなフィルター掃除が必要

本機がユニークなのは、大型の車輪の奥にダストカップが収納されているところ。まず本体を横倒しにして「取りはずしボタン」を押し、ダストカップを取り出します。その後カップカバーを外してゴミを捨てます。集じん容積は0.4ℓです。

↑本体の車輪部分が上を向くように本体を立て、「取りはずしボタン」を押すとダストカップが少し浮きます。その後ハンドルを引き起こして、ダストカップを取り出します↑本体の車輪部分が上を向くように本体を立て、「取りはずしボタン」を押すとダストカップが少し浮きます。その後ハンドルを引き起こして、ダストカップを取り出します

 

本機はサイクロン式でなく、メッシュフィルターとプリーツフィルターでゴミをこし取る方式を採用。そのためこまめなフィルターの掃除は不可欠です。フィルター掃除の際は、ホコリに触れる可能性が高いので、気になる人はビニール手袋などを着けてお手入れするのがいいでしょう。ダストカップは4つに分解して掃除します。なお、プリーツフィルターも含めて、すべて水洗いOKです。

↑写真左からカップカバー、プリーツフィルター、メッシュフィルター、ダストカップ↑写真左からカップカバー、プリーツフィルター、メッシュフィルター、ダストカップ

 

↑メッシュフィルターについたホコリは付属のお手入れブラシを使って丁寧に取り除きます。ちなみにお手入れブラシはプリーツフィルターに使うと破れる危険があります。フィルター上部についているちり落としレバーを往復させるか、フィルターの外枠を手のひらで軽くたたいて落とすのがよいそうです↑メッシュフィルターについたホコリは付属のお手入れブラシを使って丁寧に取り除きます。ちなみにお手入れブラシはプリーツフィルターに使うと破れる危険があります。フィルター上部についているちり落としレバーを往復させるか、フィルターの外枠を手のひらで軽くたたいて落とすのがよいそうです

 

ヘッド内のブラシは、ヘッド天面部のロックを外し、ブラシをベルトから外して絡みついたゴミを除去できます。天面を外すタイプは筆者は初めてでしたが、ブラシの取り出しも比較的ラクでした。

↑ヘッド天面の両側のロックを外すとカバーが簡単に開きます。ブラシは上部から簡単に取り出せます↑ヘッド天面の両側のロックを外すとカバーが簡単に開きます。ブラシは上部から簡単に取り出せます

 

<汎用性>

豊富なアタッチメントで家中くまなく掃除できる!

本機は付属のアタッチメントが多いのも特徴。フィルター掃除用ブラシも含む6つのアタッチメントが同梱され、アタッチメント収納袋まで入っています。アタッチメントのなかにはふとん用ブラシやロングブラシも入っており、特にロングブラシは3つの関節を使って自在に折り曲げられ、様々な場所の掃除ができます。

↑付属のアタッチメント。左からお手入れブラシ、別売品用アタッチメント、ふとん用ブラシ、丸ブラシ、すき間ノズル、ロングブラシ、付属品収納バッグ↑付属のアタッチメント。左からお手入れブラシ、別売品用アタッチメント、ふとん用ブラシ、丸ブラシ、すき間ノズル、ロングブラシ、付属品収納バッグ

 

↑ロングブラシはジョイント部が3点あり、掃除する場所に合わせて、様々な角度に調整できます↑ロングブラシはジョイント部が3点あり、掃除する場所に合わせて、様々な角度に調整できます

 

↑ふとん用ブラシ。2列の「たたき棒」が回転して、寝具の中のアレル物質を叩き出して吸引します↑ふとん用ブラシ。2列の「たたき棒」が回転して、寝具の中のアレル物質を叩き出して吸引します

 

↑本機に付属のすき間ノズルは、一般的なすき間ノズルより吸引口が小さいのが特徴。サッシのすき間などの掃除に便利です↑本機に付属のすき間ノズルは、一般的なすき間ノズルより吸引口が小さいのが特徴。サッシのすき間などの掃除に便利です

 

<独自機能>

上下反転して走行できる構造やゴミセンサーなどの豊富な機能で効率アップ!

本機独自の機能といえばまず、本体が上下反転しても掃除が続けられる「ダブルフェイススタイル」。やや大型のボディながら、狭い場所でもスムーズに方向転換ができます。延長パイプの先端にLEDライトを搭載し、暗い場所でもゴミのある場所を確認しながら掃除できるのもメリットです。

↑ホースを持ち上げると、大型車輪の回転軸に沿って本体がぐるっと反転。そのまま逆方向に掃除を続けることができます。本体先端の補助輪も両側に付いています。↑ホースを持ち上げると、大型車輪の回転軸に沿って本体がぐるっと反転。そのまま逆方向に掃除を続けることができます。本体先端の補助輪も両側に付いています

 

↑ヘッドを接続する延長パイプの先端にLEDライト(ワイドピカッとライト)を装備。ただし、このLEDライトは常時点灯していて、明るい場所を掃除するときはバッテリーのムダ遣いに感じてしまいます。スイッチでON/OFFできるとうれしいのですが↑ヘッドを接続する延長パイプの先端にLEDライト(ワイドピカッとライト)を装備。ただし、このLEDライトは常時点灯していて、明るい場所を掃除するときはバッテリーのムダ遣いに感じてしまいます。スイッチでON/OFFできるとうれしいのですが…

 

また、掃除中にゴミの有無を確認する「ゴミ残しまセンサー」を装備。ゴミを見つけると手元のランプが赤く光り、自動モードで掃除している場合は吸引力がアップします。布団などの上の微粒子ゴミの集じんや、ベッドの下など目の届きにくい場所の掃除に役立ちます。さらに、「汎用性」のところで触れましたが、多彩なアタッチメント搭載も魅力です。

↑「ゴミ残しまセンサー」はゴミを吸っているときは赤く点灯。ゴミを吸っていないときは消灯します。赤いランプが消えることで、園場所がきれいになったことがわかります↑「ゴミ残しまセンサー」はゴミを吸っているときは赤く点灯。ゴミを吸っていないときは消灯します。赤いランプが消えることで、その場所がきれいになったことがわかります

 

エントリーその2

シャープ

Ractive Air EC-AS500

 

<ゴミ捨て/メンテナンス性>

2工程で素早くゴミ捨てでき、フィルターについたホコリも手動でラクラク落とせる

ゴミ捨てまでの工程は、「ダストカップセットを外す」「ゴミ捨てボタンを押す」の2工程のみ。ゴミを捨てる前にカップ上部のハンドルを回すとプリーツフィルターのホコリが落ちてゴミも圧縮、ホコリの舞い上がりが抑えられます。集じん容積はやや小さめの0.25ℓです。

↑ダストカップ上部のカップハンドルを引っ張るとロックが外れ、ダストカップが取り出せます↑ダストカップ上部のカップハンドルを引っ張るとロックが外れ、ダストカップが取り出せます

 

↑ゴミ捨てボタンを押すとダストカップの底ぶたが開いてゴミが落ちます↑ゴミ捨てボタンを押すとダストカップの底ぶたが開いてゴミが落ちます

 

↑カップハンドルを回すと、プリーツフィルターのチリ落とし機構と連動。フィルターが弾かれてホコリが落ちます。さらにダストカップ内部のスクリュー型の羽根でゴミをカップの底に押し込んで圧縮します↑カップハンドルを回すと、プリーツフィルターのチリ落とし機構と連動。フィルターが弾かれてホコリが落ちます。さらにダストカップ内部のスクリュー型の羽根でゴミをカップの底に押し込んで圧縮します

 

ダストカップのパーツは5種類。プリーツフィルターにはフィルターを弾いてホコリを落とす機構が付いていて、これを回転させるか新聞紙などの上でフィルターをはたいてホコリを除去します。また、5つのパーツはすべて水洗いが可能です。

↑ダストカップのパーツは全部で5種類。左からカップカバー、プリーツフィルター、筒型フィルター(上)、筒型フィルター(下)、ダストカップ↑ダストカップのパーツは全部で5種類。左からカップカバー、プリーツフィルター、筒型フィルター(上)、筒型フィルター(下)、ダストカップ

 

ヘッドブラシの掃除は、ヘッド裏のカバーを外して、ベルトからブラシを抜き取って掃除します。カバーはロックを外せば簡単に取れますが、抜き取ったブラシにベルトを掛けて戻すのに、ややコツがいりました。

↑ヘッドブラシを掃除するときは、ヘッド右側のカバーを外し、ブラシに装着されているベルトを外して取り出します↑ヘッドブラシを掃除するときは、ヘッド右側のカバーを外し、ブラシに装着されているベルトを外して取り出します

 

<汎用性>

伸縮式すき間ノズルとはたきノズルで家具のすき間からエアコンの上まで掃除できる

付属のアタッチメントは「2段伸縮すき間ノズル」と「はたきノズル」の2つ。そのほか延長パイプを差し込むハンドル部の先端に「ベンリブラシ」が付いています。はたきノズルは先端のブラシの角度を変えられ、高い場所の掃除にも使えました。

↑付属のアタッチメント。左がはたきノズル、右が2段伸縮すき間ノズル↑付属のアタッチメント。左がはたきノズル、右が2段伸縮すき間ノズル

 

↑「ベンリブラシ」はハンドル部に折り畳まれている状態から手で回転させて吸込口にセット。卓上などのちょっとした掃除に便利です。また、取り外して延長パイプに取り付けることも可能です↑「ベンリブラシ」はハンドル部に折り畳まれている状態から手で回転させて吸込口にセット。卓上などのちょっとした掃除に便利です。また、取り外して延長パイプに取り付けることも可能です

 

↑はたきノズルを延長パイプに接続して、エアコン外部の掃除も可能。本体はもちろん、ヘッドも延長パイプも軽いので、片手に本体、片手にハンドルを持って、高い場所もラクラク掃除できます↑はたきノズルを延長パイプに接続して、エアコン上部の掃除も可能。本体はもちろん、ヘッドも延長パイプも軽いので、片手に本体、片手にハンドルを持って、高い場所もラクラク掃除できます

 

<独自機能>

圧倒的な軽さであらゆる掃除がラクにこなせる!

「機能」といえるかどうかわかりませんが、本機の最大の独自性といえるのは徹底した軽量設計。突出した便利機能は少ないですが、実際に使ってみるとその軽さの恩恵を実感できます。バッテリー着脱式で充電・収納がしやすいのも特徴。掃除中モノを動かす際に、本体を起こしてヘッドのフックを掛け、自立した状態で置けるのも、意外に便利です。ゴミ捨てでは、ゴミをプレスする機構も快敵な使用感にひと役買っています。

↑バッテリーも充電器もコンパクト。コンセント近くの壁際に設置しておけば、生活の邪魔にならずに充電できます↑バッテリーも充電器もコンパクト。コンセント近くの壁際に設置しておけば、生活の邪魔にならずに充電できます

 

↑掃除終了後だけでなく、掃除中にも掃除機を自立して置けます。フックを掛けるのに最初手間取りますが、慣れればサッと本体を立ててヘッドのフックを掛け、イスやモノの移動に取りかかれます↑掃除終了後だけでなく、掃除中にも掃除機を自立して置けます。フックを掛けるのに最初手間取りますが、慣れればサッと本体を立ててヘッドのフックを掛け、イスやモノの移動に取りかかれます

 

【今回のテストのまとめ】

<ゴミ捨て/メンテナンス性>

ゴミ捨てとメンテ性ではシャープ、ヘッドブラシの手入れは東芝が有利

ゴミ捨てまでの工程は東芝が3工程なのに対し、シャープは2工程。シャープはゴミの圧縮機能が付いていたり、プリーツフィルターのホコリ落としをカップハンドルを回して行い、フィルターに触らなくて良いなど、使い勝手はやや上だと感じました。ちなみに両機種とも、ダストカップの全パーツを水洗いできるのはポイントが高いです。一方、ヘッドブラシのメンテナンスに関しては、カバーをヘッド天面で外せる東芝のほうが、ブラシの手入れはしやすいと感じました。

↑ゴミ圧縮機能を持つシャープのダストカップ↑ゴミ圧縮機能を持つシャープのダストカップ

 

<汎用性>

東芝は豊富なアタッチメントで、シャープは圧倒的な軽さで多彩な掃除に対応

汎用性では豊富なアタッチメントが付属した東芝が一歩リード。床掃除はもちろん、棚やテーブル、布団掃除など部屋中の掃除に対応できます。ただし本体がやや重いので、片手で本体を持っての高所の掃除は、女性や年配の方にはやや大変かもしれません。

 

逆に、シャープはアタッチメント数こそ少なめですが、本体やハンドル〜ヘッド部が軽いため、掃除できる範囲は広いとも言えます。ちなみに別売のふとん掃除パワーヘッドを使えば、ふとん掃除も可能です。

↑東芝のアタッチメントはとにかく豊富↑東芝のアタッチメントはとにかく豊富

 

<独自機能>

掃除を効率よく行うための各種機能を装備した東芝に優位性あり

独自機能に関しては、東芝のほうが多彩。斬新な上下反転構造に加え、LEDライトや「ゴミ残しまセンサー」などキャニスターやスティック掃除機で培われた便利機能が投入されています。一方のシャープは、コードレススティックの「Ractive Air」の軽量化技術、着脱式バッテリー技術をキャニスター型に応用。独自機能は少なくても、使い勝手は文句なしです。

↑東芝のゴミ残しまセンサー↑東芝のゴミ残しまセンサー

 

【検証のまとめ】

以上、2回連載で7項目の検証を行いましたが、最後にそれぞれのモデルがどんな用途に適しているか、考えてみたいと思います。

 

東芝は「強い集じん力」で家中くまなく掃除したい人に最適!

20171005-s3-13-1

まず、東芝「VC-NX1」は、強力な集じん力を持ち、約60分もの連続運転が可能。かさのあるドライペットフードも完璧に集じんし、カーペットに吸い付くことなく快適に集じんできるうえ、アタッチメントも豊富に用意しており、床面を中心に、家中をくまなく丁寧に掃除したい人に向いています。本体がやや重いため、本体を引きずる動作が多少わずらわしく思えてしまうのは事実。その意味では、集じん力の強さも含め、シャープよりキャニスター寄りの機種といえそうです。ただし、これまでコード式キャニスターを使ってきた人なら、コンセントをいちいち挿し替えずに複数の部屋を掃除できる快適さ、狭い場所でもサッと方向転換できる快適さを体感できるでしょう。収納時も、ホースが垂れることもなく充電台にすっきり設置でき、デザイン面でも部屋置きに耐えられると感じました。

↑VC-NX1はドライペットフードも残さず集じん↑VC-NX1のフローリングでの集じん力テスト。わずかな紙ゴミを残し、かさのあるドライペットフードも残さず集じんしました

 

シャープはとにかく軽く腕への負担が少ない「スティック寄り」モデル

20171005-s3-30

一方、軽量設計のシャープ「Ractive Air」は、女性や年配の方にオススメ。とにかく軽いため、本体を引きながらの掃除も、本体を片手で持っての掃除も快適。その意味では、東芝よりスティックに近い存在といえるでしょう。また、ある程度長時間掃除をする人には、コードレススティック掃除機より本機のほうがラクに使えます。ただしカーペット掃除ではヘッドがカーペットに吸い付いてしまうのがやや惜しい。床を中心に、毎日こまめに掃除したい人に向いているといえます。また、バッテリーが着脱式で、本体の収納場所の選択肢が広いのも魅力。バッテリーを2個用意すれば、東芝と同じ約60分の連続運転も可能で、しかもバッテリー1個あたりの充電時間が約80分とスピーディなのも魅力です。ゴミ捨てやメンテナンス面も快適で、使い勝手を何より優先する人には、オススメの1台だといえます。

↑バッテリーを外して充電できるので、コードの近くでなくても本体が収納できます↑バッテリーを外して充電できるので、収納場所はコードの近くでなくてもOKです

 

今回の検証で、東芝は主に「パワーとスタミナ」、シャープは「軽さと操作性」に優位性があることが判明。さらに、「コードレスキャニスター」という新ジャンルは十分な実用性を備えていることを証明してみせました。特にこれまでコード式のキャニスター掃除機を使っていてコードレスの快適さを味わってみたい人、コードレススティック掃除機を使うと腕が疲れるという人、ぜひ買い替えの選択肢として考えてみてください。

【8項目徹底比較】キャニスター掃除機は「過去の遺物」じゃない! 東芝/シャープ2大モデルが示したコードレスの可能性

2013年ごろから始まったコード式キャニスター掃除機とコードレススティック掃除機のシェア争いは、いまやコードレススティック掃除機が優勢。コードレススティックは、元々コンセントに電源を抜き挿しする必要がなく、使いたいときにさっと取り出せるのが魅力でしたが、弱点だった運転時間と吸引力の強化により、メイン掃除機として十分に使える性能を獲得しました。

 

一方、コードレススティック型に押されて苦しい状況にあったキャニスター掃除機ですが、2017年秋に起死回生を狙った2モデルが相次いで発売されました。それが東芝「VC-NX1」とシャープ「Ractive Air EC-ASシリーズ(サイクロン式)・EC-APシリーズ(紙パック式)」です。

20171005-s3-(00)↑シャープ「Ractive Air EC-AS500」(左)と東芝「VC-NX1」(右)

 

コードレスキャニスター掃除機の注目2モデルの使い勝手を検証!

20171005-s3 (13)

「VC-NX1」と「Ractive Air」はともに、キャニスター型ながら「コードレス」を実現したモデル。コードレススティック掃除機で培ったバッテリー技術・モーター技術を応用し、コード式に迫る吸引力と長い連続運転時間を実現したのが特徴。コードがモノに引っかかることもなく、 「コードの抜き挿し」という面倒な作業がなくなったうえ、本体の重さが手首や腕にかかりません。「コードレス」となったことで、キャニスター掃除機は、より快適な操作が期待できるのです。しかし、その使い勝手の良し悪しは、実際に使ってみないとわからない……。

 

ということで今回は、新発売の東芝「VC-NX1」と、シャープのEC-ASシリーズのなかから「Ractive Air EC-AS500」(以下、Ractive Air)を取り上げ、「吸引力(フローリング)」「吸引力(カーペット)」「操作性」「設置性」「ゴミ捨てのしやすさ/メンテナンス性」「汎用性」「独自機能」の8項目で、前・後編の2回に分けて比較検証。前編では、「吸引力(フローリング)」「吸引力(カーペット)」「操作性」「設置性」の4項目を見ていきましょう!

 

【検証する機種はコチラ】

エントリーその1

20171005-s3 (1)

コード式に迫る吸引力と約1時間という長時間の連続運転を実現

東芝

VC-NX1

実売価格10万2370円

リチウムイオン電池を同社のコードレススティック掃除機の2倍搭載し、最長約60分の連続運転が可能に。最大毎分約12万回転する高速DCモーターを新採用し、同社のコードレススティックを超えるパワフルな吸引力を実現しました。凹凸の少ない本体デザインで狭いスペースでも動きやすく、本体が上下反転しても体勢を直さずそのまま掃除が続けられます。スイスイ自走する「ラクトルパワーヘッド」やゴミの有無を知らせる「ゴミ残しまセンサー」など、同社の高度な機能を多数装備。●サイズ/本体質量:W261×H185×D234mm/2.8kg

 

エントリーその2

徹底した軽量化によりスティック型を超える使いやすさが魅力!

20171005-s3 (2)

シャープ

Ractive Air EC-AS500

実売価格6万7320円

本体構造などの軽量化により、パワーブラシタイプのキャニスター型では最軽量クラスの総質量2.9kgを実現。手元パイプ部に航空機などにも使われる軽量素材「ドライカーボン」を採用し、手や腕への負担を大幅に軽減しました。大風量ターボモーターと高効率リチウムイオンバッテリー、自走パワーヘッドで、同社のコード式キャニスター掃除機と同レベルの集じん力を達成。バッテリーは着脱式なので、置き場所を選ばず手軽に充電が行えます。●サイズ/本体質量:W204×H230×D390mm/1.8kg

 

【テストの内容はコチラ】

吸引力テストは、フローリング上とカーペット上の幅20cm×長さ70cmの範囲にドライペットフード50粒、重曹20g、長さ5cm×幅1〜2mmに切った紙ゴミ1gを撒き、それぞれ強モードで1回だけ走行。どれだけ取れたかを視認しました。また、フローリングに関しては、壁際に重曹を撒き、その集じん具合も確認しています。

20171005-s3 (21)

操作性は、ヘッドの前後の動かしやすさ、左右の首振りのしやすさを確認。また、テーブルなどの家具の近くを掃除機がけして、本体が障害物を避けてスムーズに走行できるか、方向転換がスムーズか、などもチェックしました。さらに、ソファやベッドなど高さのない場所の掃除のしやすさにつながる、ヘッドをどこまで寝かせて掃除できるかも吟味。掃除機の連続稼働時間と充電時間も合わせて確認します。

 

設置性は、掃除終了後に省スペースに収納できるか否か、また収納する手間はどうか、という点を見ていきます。

 

【検証結果はコチラ】

エントリーその1

東芝

VC-NX1

 

<吸引力(フローリング)>

ヘッドと床のすき間が十分に取られ、かさのあるドライペットフードも完璧に集じん

1回の走行では紙ゴミがある程度残り、ヘッド両端(特に左端)に重曹が残ってしまいました。一方注目なのは、ドライペットフードを完璧に集じんできていたこと。ペットフードは直径6mm×長さ6mmほどの筒型ですが、コードレススティックが苦手にしている“かさのあるゴミ”をしっかり捕集できるのは大きなメリットです。

↑ペットフードは一粒残らず捕集。一方紙ゴミは、ヘッドの下を通過したものの集じんされずに残ったものが前方に溜まっています。一度ブラシでかき込んだものの、吸引されずにヘッドの外に飛び出た紙ゴミもありました。また、ヘッドの両端の通過跡には重曹の取り残しも見られます↑ペットフードは一粒残らず捕集。一方紙ゴミは、ヘッドの下を通過したものの集じんされずに残ったものが前方に溜まっています。一度ブラシでかき込んだものの、吸引されずにヘッドの外に飛び出た紙ゴミもありました。また、ヘッドの両端の通過跡には重曹の取り残しも見られます

 

ヘッドの形状を確認すると、ヘッド前面カバーと床のすき間が約8mm開いていました。通常のコードレス掃除機の場合、バッテリー消費を抑えつつ吸引力を高めるために、ヘッドと床のすき間を小さくしがちなのですが、そうするとかさのあるゴミはすき間を通れません。その点、本機で大きめのゴミも問題なく集じんできるのは、それだけパワフルなモーター出力とバッテリー容量を確保できていることの証拠です。

20171005-s3 (5)↑ヘッド前面のカバーの下が大きく開いています。メジャーで計るとすき間は約8mmありました

 

↑ヘッドには、綿ゴミが絡みにくく、汚れもつきにくいフッ素加工ブラシ(濃緑色)と床面の静電気発生を抑えるAgブラシ(薄緑色)の2種類のブラシを搭載しています↑ヘッドには、綿ゴミが絡みにくく、汚れもつきにくいフッ素加工ブラシ(濃緑色)と床面の静電気発生を抑えるAgブラシ(薄緑色)の2種類のブラシを搭載しています

 

また、壁際に重曹をまいての集じんでは、両端にわずかに粉が残るものの、壁と床の間のゴミは完璧に集じんできていました。

↑壁際に溜まった重曹も、フローリングの目地に溜まった重曹も逃さず捕集できています。ヘッドが壁についたときの両端にわずかに重曹が残っていますが、ヘッド位置をずらしてもう一度掃除機がけすれば、完全に集じんできました↑壁際に溜まった重曹も、フローリングの目地に溜まった重曹も逃さず捕集できています。ヘッドが壁についたときの両端にわずかに重曹が残っていますが、ヘッド位置をずらしてもう一度掃除機がけすれば、完全に集じんできました

 

<吸引力(カーペット)>

重曹とペットフードは完璧に捕集するも、紙ゴミの集じんはやや苦手

カーペットの掃除では、重曹とドライペットフードは完璧に集じんできていた一方、紙ゴミはカーペットの毛に引っかかる形で、半分ほど残っていました。フローリングの掃除でもそうでしたが、細長くてある程度硬さのある紙ゴミは、ヘッドブラシではかき取りにくいようです。

↑紙ゴミのみ、カーペットに埋まるようにして残りましたが、ほかは重曹もペッフードも完璧に集じんしていました↑紙ゴミのみ、カーペットに埋まるようにして残りましたが、ほかは重曹もペッフードも完璧に集じんしていました

 

ちなみに掃除機のなかには、ヘッドがカーペットにぴったり吸い付いて掃除しにくい機種もあるのですが、本機はそれがなく、極めて快適に掃除できたのも印象的でした。

 

<操作性>

本体が上下反転しても掃除できる特殊構造で方向転換が超スムーズ

キャニスター掃除機の長所は、長時間掃除しても疲れにくいこと。本体がハンドル部分と分離しているので、手首や腕にかかるのがハンドルや延長パイプ、ヘッドの重さだけになるので、快適に操作できるのです。

 

本機は、そうしたキャニスター型本来の長所に加え、随所に使いやすさの工夫が見られます。なかでも特徴的なのは、本体が上下反転してもそのまま掃除し続けられる構造(東芝はこれを「ダブルフェイススタイル」と名付けています)であること。本体が円筒型でさらに本体より大きい車輪を採用しているため、本体が真上を向いてもひっくり返っても、問題なく走行し続けられます。また、大型車輪なのに加え、柔らかくしなりのあるホースの採用で、急な方向転換にも柔軟に追随。滑らかなラウンドフォルム採用で、家具の間もスルスルと走行できます。

↑上下に反転できるので、ベッドと壁の間のすき間など、横に方向転換できないスペースでもスームズに向きを変えられます↑上下に反転できるので、手前側にも、奥側にも本体を倒して進むことができます。ベッドと壁の間のすき間など、横に方向転換できないスペースでもスームズに向きを変えられます

 

↑充電台から本体を外す際は、ハンドルを持ったまま本体を手前に引き出すだけ。本体がすぐにフックから外れて掃除を開始できます↑充電台から本体を外す際は、ハンドルを持ったまま本体を手前に引き出すだけ。本体がすぐにフックから外れて掃除を開始できます

 

ヘッドは左右にそれぞれ60°以上首振りし、ハンドル部を床にピタッとつけても、ヘッドが浮かず、高さが約6cm以上あるすき間なら奥までしっかり掃除できます。何より自走式パワーヘッドが強力で、フローリングでもカーペット上でも、手を添えておくだけでどんどん前に進み、掃除がとてもラクでした。ハンドルがラウンド形状で、掃除する場所によって最も操作しやすいハンドル位置を選びながら使えるのが便利です。

↑ヘッド部の高さは約6cm。延長パイプやハンドル部は床にピタッとくっつき、そのまま約6cmの高さがあるすき間に入って、楽々ゴミが取れます↑ヘッド部の高さは約6cm。延長パイプやハンドル部は床にピタッとくっつき、そのまま約6cmの高さがあるすき間に入って、楽々ゴミが取れます

 

↑ハンブル部はやや広めでラウンドしており、手首に負担のかからない場所に持ち替えながら掃除できます↑ハンブル部はやや広めでラウンドしており、手首に負担のかからない場所に持ち替えながら掃除できます

 

ただし本機の場合、(あくまでシャープ「Ractive Air」と比較してですが)本体の重さがやや気になりました。特に女性や高齢者が片手で本体を持って階段などを掃除する場合に、その重さが辛く感じるかもしれません。

 

充電時間は約5時間で、連続運転時間は標準モードで約60分。約1時間の掃除ができれば、コード式掃除機と同じ感覚で掃除しても、ほぼ問題がないと思われます。また、ゴミの有無を「ゴミ残しまセンサー」が見分けて吸引力を自動調節する「おまかせ」モードでも、約20〜30分の掃除が可能です。

 

<設置性>

セットにコツがいるものの、ほぼA4サイズの充電台にすっきり収納

本機は掃除終了後は付属の充電台に戻して収納することになります。充電台は幅25cm×奥行26.5cmとA4用紙よりやや大きいサイズの設置面積。ホースをハンドルの裏に引っ掛けるフックが付いており、見た目にもすっきりと収納できます。ただし、充電台に本体をセットする際は、最初なかなかうまくセットできませんでした。

↑充電台にセットするとき、本体の向きがどっちにしたらいいのか最初はわかりにくかったです。なにかワンポイントの目印が付いているとよかったのですが……↑充電台にセットするとき、本体の向きがどっちにしたらいいのか最初はわかりにくかったです。なにかワンポイントの目印が付いているとよかったのですが……

 

↑ヘッドの付け根裏側と、ハンドル裏側にホースを留めるためのフックがあり、これを使うとホースが垂れ下がらず、すっきりと収納できます↑ヘッドの付け根裏側と、ハンドル裏側にホースを留めるためのフックがあり、これを使うとホースが垂れ下がらず、すっきりと収納できます

 

また、本機は東芝の製品らしく豊富なアタッチメントを付属していますが、それらは充電台にはセットできず、別の場所に収納する必要があります。もっとも、アタッチメントも充電台に収納できるようにするとコンパクトさが失われますから、本体の設置性向上とトレードオフだと考えれば納得できるでしょう。

 

エントリーその2

シャープ

Ractive Air EC-AS500

 

<吸引力(フローリング)>

微細な重曹はしっかり吸引。ドライペットフードはヘッドを浮かせる必要あり

重曹はほぼ完璧に集じん。ヘッドが走行したあとにはまったくゴミが残りませんでした。一方、ドライペットフードと紙ゴミは通常の掃除のやり方だと取り残しあり。特にドライフードはほぼ集じんできませんでしたが、これは、ヘッドと床面のすき間が3mmしか空いていないため。紙ゴミが残っていたのもペットフードがヘッド前面に溜まってしまい、吸引の障害になったと考えられます。ちなみに、ヘッドを浮かせてペットフードの上にかぶせて掃除すると問題なく集じんできました。

↑ヘッドが走行したあとには何も残らなかったものの、ヘッドと床面のすき間に入り込めないゴミが、前に押し出される状態に↑ヘッドが走行したあとには何も残らなかったものの、ヘッドと床面のすき間に入り込めないゴミが、前に押し出される状態に

 

↑ヘッド前面カバーと床面のすき間は3mm。東芝と比べると、すき間がやや狭くなっています↑ヘッド前面カバーと床面のすき間は3mm。東芝と比べると、すき間がやや狭くなっています

 

↑ノズルブラシには、メガネ拭きなどに使われる東レの極細繊維をループ状に加工した「極細ループから拭きブラシ」を採用。微細な汚れもしっかり絡め取ります↑ノズルブラシには、メガネ拭きなどに使われる東レの極細繊維をループ状に加工した「極細ループから拭きブラシ」を採用。微細な汚れもしっかり絡め取ります

 

なお、壁際に重曹をまいての吸引テストでは、両端にわずかに重曹が残ったものの、壁と床の境界のゴミはしっかり吸引できていました。

↑壁際の重曹はしっかり集じん。ヘッドが壁際にきた際の両端に残る重曹も東芝と比べると少ないです↑壁際の重曹はしっかり集じん。ヘッドが壁際にきた際、両端に残る重曹も東芝と比べると少ないです

 

<吸引力(カーペット)>

カーペットにヘッドが吸い付いて掃除しにくい点が惜しい

カーペットの集じんに関しては問題がありました。ヘッドの吸引力でカーペットとくっついてしまい、かなりヘッドが動かしにくかったのです。これはテストに使ったカーペットが薄型で軽いのも影響したのかもしれません。試しに弱モードで掃除してみましたが、こちらも強モードとあまり差がありませんでした。

 

結局力を入れてなんとか走行してみましたが、ヘッドに押し出されるかたちで、ドライペットフードと紙ゴミがヘッド前面にかなり残ってしまいました。重曹はところどころに取り残しが出たものの、あらかた集じんできている印象です。

↑前方に多くのゴミが溜まっているほか、カーペット上にも紙ゴミが多少残ってます。また、勢いをつけてヘッドを押し出した部分に、重曹の取り残しがありました↑前方に多くのゴミが溜まっているほか、カーペット上にも紙ゴミが多少残ってます。また、勢いをつけてヘッドを押し出した部分に、重曹の取り残しがありました

 

ちなみに、ペットフードの残量がフローリングのときより明らかに少なくなっていますが、これはペットフードがカーペットに沈み込むため、ヘッド前面のすき間を通り抜けられたのだと考えられます。

 

<操作性>

ハンドル部も本体も軽くて様々な場所で軽快に掃除できた!

本機の最大の特徴は本体質量が1.8kg、総質量が2.9kgと極めて軽いこと。ハンドル部からヘッドまでが特に軽く、掃除が驚くほどスムーズです。特に階段の掃除は、同社のコードレススティック掃除機に比べ、腕への負担を最大約20%低減しているとか。これならスティック型以上に快適に使えると実感しました。

 

ホースも柔らかくしなりがあるので、急な方向転換にもスムーズに対応。本体が細身なので狭い場所にもどんどん入っていけますし、走行できない場所なら片手で本体を持ちながら掃除しても、それほど苦になりません。東芝のように狭い場所での方向転換はできませんが、本機の場合は軽量な本体をひょいと持ち上げれば済む問題で、それほどデメリットには感じられませんでした。本体前面に大型の取っ手があり、持ちやすいのもうれしいポイントです。

↑本体は軽量かつ細身で、ホースも柔軟性があるため、人が掃除機がけする動線にうまく追随。重心も安定していて、急な方向転換で倒れることもありませんでした↑本体は軽量かつ細身で、ホースも柔軟性があるため、人が掃除機がけする動線にうまく追随。重心も安定していて、急な方向転換で倒れることもありませんでした

 

↑本体1.8kgなので、片手で持っての掃除もラクラク。モノが多い部屋でピンポイントにゴミを取りたいときも使いやすいです↑本体1.8kgなので、片手で持っての掃除もラクラク。モノが多い部屋でピンポイントにゴミを取りたいときも使いやすいです

 

また、「設置性」の検証でも触れますが、本機はどんな場所でも自立できるのが魅力。モノを動かすときにいちいち腰をかがめて床にハンドルを置いて……という作業が不要です。

 

ヘッドの左右の首振りは各45°程度。ヘッドの首振り角度は東芝より小さめですが、ヘッド自体が軽くスイスイ動かせるので、イスの脚回りなども快適に掃除できます。ハンドルをペタッと床に置けば、高さ約6cmのすき間にも入って掃除が可能。ちなみに、フローリング上では自走式ヘッドが機能しますが、カーペット上ではブラシがカーペットとの摩擦で止まってしまい、うまく機能しませんでした。

↑ヘッド部の高さは6cm弱。ラックの下なども奥までしっかり集じん可能です↑ヘッド部の高さは6cm弱。ラックの下なども奥までしっかり集じん可能です

 

↑ハンドルは持ち手がやや小さめ↑ハンドルは持ち手はやや小さめ

 

充電時間は約80分で、連続運転時間は弱モードで約30分。バッテリーをもう1個用意すれば、差し替えて連続約60分の掃除も可能です。フローリングとカーペットなど、掃除する場所に合わせて吸引力を変える「自動エコモード」では約20分の連続運転ができます。

 

<設置性>

本体のみで自立できるうえバッテリーを外して充電でき、設置場所は自由!

掃除終了後は本体をタテに起き上がらせ、延長パイプ本体底面のフックに掛けて収納。ホースもハンドル裏に引っ掛けてスリムに設置できます。バッテリーが着脱式なのでバッテリーだけ外して別の場所で充電でき、本体の収納場所が自由なのもメリットです。掃除中に本体を立ててパイプをフックに収め、イスやモノを片付けるという作業も快適に行えます。

↑延長パイプの先端裏面にフックがあり、本体を起き上がらせてから裏面のホルダーにフックを挿し込むと(左)、自立して収納できます。また、ホースフックをハンドル裏側にあるホルダーに挿し込めば(右)、ホースをすっきり収納可能↑延長パイプの先端裏面にフックがあり、本体を起き上がらせてから裏面のホルダーにフックを挿し込むと(左)、自立して収納できます。また、ホースフックをハンドル裏側にあるホルダーに挿し込めば、ホースをすっきり収納可能(右)

 

↑本体後方の「バッテリーはずす」と表示されたボタンを押せば、バッテリーが簡単に外れます↑本体後方の「バッテリーはずす」と表示されたボタンを押せば、バッテリーが簡単に外れます

 

↑外したバッテリーは付属の充電器に挿し込んで充電。充電器はコンパクトなので、置き場所の自由度も高いです↑外したバッテリーは付属の充電器に挿し込んで充電。充電器はコンパクトなので、置き場所の自由度も高いです

 

【今回のテストのまとめ】

<吸引力>

大小のゴミなら東芝が有利だが微細ゴミ中心ならシャープも優秀! ただしカーペットの掃除に注意

吸引力に関しては、東芝「VC-NX1」はかなりパワフルで、大小のゴミをしっかり集じんできる一方、ヘッドの両端の吸引力はわずかに落ちるようです。それに対してシャープ「Ractive Air」は、ヘッド前面と床の間が狭いものの、ヘッドの下に潜り込んだゴミは逃さず集じんできていました。ただし、カーペットにヘッドが吸い付く場合があり、その際は掃除が大変になります。

20171005-s3 (10)↑カーペットでも、紙ゴミ以外はパワフルに集じんした東芝VC-NX1

 

総合的に見ると、基本的なモーターパワーが強く、ヘッドと床面の間のすき間が大きくても問題なく掃除できる東芝のほうが、吸引力ではやや優勢だと感じました。ただし、通常のフローリング上の綿ボコリやチリなどをメインに掃除するなら、シャープでもまったく問題ありません。

 

<操作性>

どちらもスムーズに掃除できるが、より快適なのは軽さを極めたシャープ!

まず、コードレスキャニスター掃除機に共通して言えることですが、キャニスター型でコードの抜き挿しがなく、複数の部屋をどんどん掃除できるのはかなり新鮮でした。これまでキャニスター型を使ってきた人なら、この利便性だけで、コードレスキャニスターを導入する価値はあると思います。

 

特に本体もその他のパーツも徹底的に軽量化したシャープ「Ractive Air」は、文句なしの使いやすさ。スティック型よりも手や腕に負担がかからず、片手で本体を持てばスティック型同様の使い方もできる、まさにキャニスター型とスティック型のいいとこどりのハイブリッドモデルだといえます。

20171005-s3 (32)↑シャープRactive Airは片手で持っての移動もラク

 

一方東芝「VC-NX1」は、上下反転機能を採用するなど、これまでにないスタイルを実現しているとはいえ、本体の重さがどうしても気になります。もちろん、従来のキャニスター型掃除機と比べて重いわけではないのですが、コードレススティック型に慣れてしまった人は、本体の存在感に少々違和感を覚えるかもしれません。

 

<設置性>

部屋置きなら東芝、自由に収納するならシャープがオススメ!

設置性に関しては、東芝「VC-NX1」はコードレススティック掃除機とほぼ同様のスタイル(特にエレクトロラックス製品と近いです)。本体を充電台にセットするのに若干の慣れが必要ですが、ホースもスリムにまとめられ、部屋置きしてもそれほどうるさくは感じません。

↑↑東芝VC-NX1はスッキリ収納できます

 

一方のシャープ「Ractive Air」は、バッテリーを外して充電するので、設置場所の自由度が格段に高いのが魅力。収納場所を特に決めず、掃除が終わった場所にとりあえず置いておく、というズボラな使い方もできてしまいます。

↑シャープはバッテリーが着脱式で、充電のためコンセント近くに本体を置く必要がありません。インテリアの関係で設置場所が限られている部屋にも最適です↑シャープはバッテリーが着脱式で、充電のためコンセント近くに本体を置く必要がありません。インテリアの関係で設置場所が限られている部屋にも最適です

 

次回は連載企画の後編。「ゴミ捨てのしやすさ/メンテナンス性」「汎用性」「独自機能」について検証していきたいと思います。