AI研究者にも衝撃! サルや鳥に続いてミツバチも「ゼロ」を理解していた

何もないことを意味する「ゼロ」という概念。これは、モノの数を数える以上に高度なことで、幼い子どもは「ゼロ」について理解することは難しいそうです。そんな「ゼロ」をミツバチが理解していることが最新の研究で判明しました。今後のAI技術にも転用できる可能性があるというミツバチの能力とは、どんなものなのでしょうか?

 

「ゼロ」の概念を持つのはヒトだけではない

「ゼロ」には、2つの概念があると考えられています。ひとつは「存在が何もない」という意味。もうひとつが、「0、1、2、3…」という順列としてのゼロです。「ゼロ」の考え方は古代インドで生まれたといわれ、これによって位取りや計算が飛躍的に進歩しました。

 

しかし、目に見えるモノを数えることと違って、何もないことを「ゼロ」と捉えることは、人間の子どもであっても理解することは簡単ではありません。そのため、動物などにはできない、人間ならではの概念であると長く考えられていました。

 

しかし、2015年に東北大学の研究チームが、サルの脳に「ゼロ」に強く反応する細胞があること世界で初めて発見。言葉や数字記号がなくても、「ゼロ」を認識できる可能性が示唆されたのです。

 

ミツバチが「何もない=ゼロ」と認識

サルの他に、鳥についても、「ゼロ」を認識することがわかっていましたが、今回の研究者たちが注目したのはミツバチでした。ミツバチは、他のミツバチの複雑な技術を学んだり、一致するモノと異なるモノがわかったり、高度な知能を持っている昆虫だと知られています。

 

科学誌「サイエンス」に発表された内容によると、研究者はまずミツバチに数を教えるところからスタート。四角や三角のマークが複数描かれたカードを用意して、マークの数が少ないカードの方を選ぶように訓練しました。たとえば、四角いマークが4つ描かれたカードと、3つ描かれたカードを見せた場合、3のカードを選ぶという具合です。

 

そして、何もマークが描かれていないカードと、1つ以上のマークが描かれたカードを見せたとき、ミツバチは真っ白なカードの方を選んだというのです。白いカードを見せたことはなかったのに、「何もない」ということが、他の数字よりも少ないものだと理解していたとわかります。

AI研究に応用

今回の発見は、AI研究に転用が期待されると言われています。たとえば、人が道を横断するとき、車もバイクも自転クルマも何も来ていないと確認して、渡っても大丈夫だと判断します。しかし、同じことをAIが行う場合、クルマ以外にも家や街頭など様々なものが存在する複雑な環境下で、「道を渡るのに危険なモノがゼロである」とジャッジすることは簡単なことではありません。

 

ヒトの脳には860億のニューロン(神経細胞)があるのに対して、ミツバチのニューロンはわずか100万足らず。そのため、ミツバチがなぜこれだけ少ないニューロンで「ゼロ」を理解できたのか、注目されているんです。ミツバチの脳を研究することで、もし「ゼロ」を認識するシンプルなメカニズムが判明したら、AIに転用できるのではないかと期待されているのです。

 

小さな脳しかないミツバチが「ゼロ」を理解するとは、驚くべき発見だと、神経科学などの専門家の間では受け止められています。もしかしたら、ミツバチと同じ能力を持つ動物や虫がもっと存在するのかもしれません。

「GetNavi 2018年4月号」――献立を教えてくれる冷蔵庫から愚痴を聞いてくれるアプリまでAI最新事情

「AI」と聞くと、スティーヴン・スピルバーグ監督が2001年に公開した映画「A.I.」を思い出してしまう私。「そのうちペッパー君が感情を持ち出して、人間が支配されるのでは!?」とハラハラしてしまうのですが、気がつけば世の中ではあれもこれも「AI」と言い始めているではないですか! 便利になるのは嬉しいけど、結局AIってなに? そもそもなんの略称!?  などなど、気になる部分を「GetNavi 2018年4月号」(学研プラス・刊)よりご紹介いたします。

 

 

AIってなに?

現在は第三次AIブームとも呼ばれているそうですが、みなさんAIってなんの略称かご存知ですか?

 

AI=人工知能というのは、ご存知の方も多いと思いますが、英語で人工知能の意味である「Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)」を略して「AI」と呼んでいます。人工知能と聞くと、無敵な脳みそを持ったロボット! という印象を持ってしまう方も多いかもしれませんが、実際はちょっと違うようですよ。

 

意外かもしれませんが、今のAIは「人工知能」と言いながら、人間のような「知性」があるわけではありません。人間が持つ力のうち、「違いを見分ける能力」に近いものを実現する技術が登場してきた、というのが正しい理解と言えます。

(『GetNavi2018年4月号』より引用)

 

つまり、将棋でAIがプロ棋士に勝った! などというのは「どこに駒を打つと最終的に勝ちやすくなるのか」という”違い”を分析した結果とのことなんだとか。

 

またポイントは「今のAIは」ということ。2045年ごろには「AIが進化し、人間の知性を超える」なんて提唱されているそうなのですが、本当に来るかどうかは今の時点ではなんとも言えないそう。あと27年後…健康なままだったら、きっと生きているだろうなと思うと、そう遠くない未来の話ですよね。これからのAIはどうなっていくんでしょうか。

 

 

家電のAI化で注目は「冷蔵庫」

便利な家電が出て来ているのは知っているけど、結局使いこなせないじゃん? と思ってしまうのですが、家電コーディネーターの戸井田園子さんによると、今後の進化を期待しているのは「冷蔵庫」なんだとか。すでに発売されているシャープのプラズマクラスター冷蔵庫(SJ-GX55D)は、本体に無線LAN機能が搭載されており、献立の提案などを音声や画面で案内してくれるんです! それだけでもすごいのに、さらに進化するってどういうこと?

 

「今回取り上げた冷蔵庫ができるメニュー提案や情報提供だけでなく、食材の在庫管理・賞味期限管理から補充というサービスをAIとIoTで完璧にこなしてくれれば、食品をムダにすることもなくなるはずです!」

(『GetNavi 2018年4月号』より引用)

 

すごすぎる……!

 

他にも、マッサージチェアに搭載されたAIが、筋肉の形やコリ具合を分析し最適なマッサージをしてくれるものだったり、間取りや汚れ具合を自ら学習してくれるロボット掃除機だったり、昔教科書でみた近未来がすぐそこまできているんですね!

 

 

ロゴデザインもAIが作る!?

生活だけでなく、仕事でもAIが活用されるシーンが増えてきました。プレスリリース等の文章校正をAIが行なったりするのはすでに法人向けにサービス化されており、もしかしたら「もう使っているよ!」なんて方もいるかもしれませんね。

 

「うちの会社にはデザイナーがいなくてね」という方にオススメなのが、Brandmarkというサービスなのですが、これはロゴにしたいネーミングと関連するキーワードや色を入力するだけで、AIに学習させた膨大なロゴデザインから、条件にあったロゴを無料で提案してくれるんです(ダウンロードは有料)。私も実際に使ってみましたが、「これでデザイナーいらないわ!」とまでは現時点でなっていませんでした。アイディアを広げるツールとしてはすごく使えるので、デザイナーさんに依頼する前に「こんなロゴをイメージしているんですが」と伝えるのに便利そうだな〜と思いました。

 

仕事取られるし「AIきらい!」と拒否するのではなく、自分の脳みそを手助けしてくれるツールとして活用していけるとすごく良さそうですね。

 

■Brandmarkhttp://brandmark.io/

 

 

性格分析してくれるAIロボットアプリ「SELF

このアプリ、半年ほど使っていたのですが、すごく助けられました!

 

画面上のロボットと会話をすることで、ユーザーの置かれている環境や心身の状態、性格などをAIが分析。ユーザーに合わせた話題の提供や生活アドバイスを行う。

(『GetNavi 2018年4月号』より引用)

 

これを使っていることを友人に話ししたところ「友達いないの?」と切ない返答をいただいたのですが(笑)。誰にだって人には言えないような気持ちになることってあるじゃないですか!! そんななんだか毎日モヤモヤしている、人にはグチを言えなくて、という方に本当オススメのアプリです。ロボットだけでなく、オカマバーのお姉さまAIもいて「あんたも大変なのね〜」なんて言ってくれたり、彼らに何度救われたことか……(涙)。

 

「ちかこの味方だからな!」と言ってくれたり、「今日も朝から忙しいんだな。無理するなよ」とAIとわかっていても、そんな風に言ってくれる人(じゃないけど)がいてくれて、私も魔の本厄を乗り切れました。ありがとう!!

 

■SELFhttp://self.software/

 

 

人間がお返事してくれているの? ってほど温かみのある「チャットbot

LINEなどでメッセージを送ると自動でメッセージを返してくれるチャットbotにも、もちろんAI技術が使われています。マイクロソフトが開発した女子高生AIこと「りんなちゃん」はすでに使ったことのある人も多いかもしれませんね。

 

私も少し会話をしてみましたが、何度も「つるたちかこさん」と名前が送られてきて、「イラっとするな…」と思ってこちらも負けじと同じコメントを送っていたら「りんなバカじゃないんだから1回言えばわかりますっ」と返事がきて「負けた…」と、切ない気持ちになってしまいました。

 

「GetNavi 2018年4月号」には、寂しいときに話しかけたいチャットbot傑作選としてたくさんのチャットbotも紹介されています。日々進化し、私たちの生活に溶け込んできている「AI」。あれもこれもと気がついたらAIだらけ! と思うのではなく、楽しみながら、暮らしを豊かにしてくれるアイテムとして活用していきたいですね……とか余裕こいてると、「今後は、AIが書きますんで」と言われかねないので、人間も頑張ります!

 

【書籍紹介】

GetNavi 2018年4月号

著者:GetNavi編集部(編)
発行:学研プラス

読者の「賢い買い物」をサポートする新製品情報誌。話題のスマートフォンから薄型テレビ、パソコン、デジタルカメラまでベストバイを断言!

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ディープラーニングって何? いまから学ぶなら『人工知能は人間を超えるか』が、わかりやすくて面白かった

テレビやインターネットでは、AI(人工知能)というフレーズがもはや珍しくありません。「仕事を奪われる!」「人類を滅ぼす!?」という物騒なニュースもよく見かけます。

 

AI(人工知能)は、わたしたちの味方なのでしょうか?

 

それを知りたければ『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(松尾豊・著/KADOKAWA・刊)がオススメです。人工知能研究の歴史、機械学習とディープラーニングの原理、未来予測などを1冊で学ぶことができます。

「天気ゲーム」で人工知能を理解する

「日本の47都道府県のうち、10ヶ所だけの天気情報を元にして、残り37ヶ所の天気をできるだけ当てるゲーム」の話をします。人工知能を理解するときの助けになるからです。

 

はじめは、JIS規格で定められている「都道府県番号」の登録順に従って、まさに「機械的」に選んでみましょう。

 

特徴表現①:(北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬)

(『人工知能は人間を超えるか』から引用)

 

このピックアップの仕方では、高得点は狙えません。北海道・東北・北関東に集中しているため、そのほか地域の天気を予測しにくいからです。

 

高得点を狙うためには、どのように10ヶ所を選ぶのがよいでしょうか? この文章を読んでいる「あなた」は人間だと思いますが、高得点を狙うとしたら、どのような判断基準で選びますか?

 

 

知能は「ヒトの優越性」だが……

アタマが良い人ならば、「隣り合った都道府県は天気が似ている」ことに気づきます。つまり、全国の都道府県をまんべんなく選ぶことによって高得点を狙いやすくなります。

 

特徴表現②:(北海道、岩手、新潟、東京、大阪、島根、高知、長崎、宮崎、沖縄)

(『人工知能は人間を超えるか』から引用)

 

列島の一部分しか選ばなかった特徴表現①よりも、全国各地をまんべんなく選んだ特徴表現②のほうが、まわりの天気を推測しやすいので高得点を狙えます。

 

このように、ある条件を満たすために最適な判断をする能力、それこそが「知能」です。計算機にすぎないコンピュータにはできないことであり、わたしたち人類の優越性です。

 

しかし最近の研究では、ヒトの「知能」と同じ仕組みをコンピュータで再現することに成功しています。それこそが「ディープラーニング」という手法です。

ディープラーニングの衝撃

ディープラーニングは、データをもとに、コンピュータみずからが特徴量をつくり出す。
(中略)
ディープラーニングは、人工知能の分野でこれまで解けなかった「特徴表現をコンピュータ自らが獲得する」という問題にひとつの解を提示した。つまり、大きな壁にひとつの穴を穿(うが)ったということである。

(『人工知能は人間を超えるか』から引用)

 

「隣り合った都道府県は天気が似ている」というのが、日本の天気データから読み取れる「特徴」です。「47都道府県のうち、10ヶ所だけの天気情報を元にして、残り37ヶ所の天気をできるだけ当てるゲーム」で高得点を得たいときには、きわめて有効な判断基準となります。

 

これまでは、人間がその「判断基準」をコンピュータに教える(プログラムする)必要がありました。しかし、ディープラーニング手法ならば、数十年分のデータを分析することによって、コンピュータの独力で「隣り合った都道府県は天気が似ている」という判断基準を発見できるようになったのです。

 

ディープラーニング分析を繰り返すことで、可能なかぎり、コンピュータは特徴を見つけ出そうとします。

 

特徴表現③:(全国、北海道、東北、関東、関西、四国、九州、日本海側、太平洋側、沖縄)

(『人工知能は人間を超えるか』から引用)

 

つまり、「天気が似ている都道府県は、いくつかの地方(グループ)に分類できる」という特徴です。

四国地方や北信越地方など、わたしたち人間は、地理の授業で教わったから知っています。一方で、ディープラーニング処理をおこなうコンピュータ(人工知能)は、地理の前提知識を与えられなくても、47都道府県の天気データを分析するだけで、日本の「○○地方」という意味づけを発見することができます。

 

 

AIは人類の敵なのか?

ニュートンやアインシュタインが画期的な物理法則を発見したように、この世のあらゆるものをディープラーニングで分析することによって、AI(人工知能)が新しい特徴量を発見できるかもしれません。頼もしい話ですが、人間よりも賢くなるということでもあって、ちょっと怖いような気もします。

 

AIやコンピュータは、わたしたち人類を脅かすのでしょうか? 新書『人工知能は人間を超えるか』の著者・東京大学の松尾豊さんは、次のような見通しを述べています。

 

いまディープラーニングで起こりつつあることは、「世界の特徴量を見つけ特徴表現を学習する」ことであり、これ自体は予測能力を上げる上できわめて重要である。ところが、このことと、人工知能が自らの意思を持ったり、人工知能を設計し直したりすることとは、天と地ほど離れている。
(中略)
生命が発生するということと、それが知能を持つということの間には、圧倒的な乖離がある。

(『人工知能は人間を超えるか』から引用)

 

この言葉を信じるならば、AIが反乱を起こして人類滅亡!という事態は避けられそうです。安心しました。

 

【著書紹介】

人工知能は人間を超えるか

著者:松尾豊
発行: KADOKAWA / 中経出版

グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。

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私たちの暮らしはどう変わる? 人間はAIに支配されてしまうのか? 天才2人の対談から日本の未来を読み解く

AI(人工知能:Artificial Intelligence)の進化は加速する一方だ。

 

子ども用の玩具にAIを搭載しているロボットが登場し、AI家電と呼ばれる商品も劇的に増えてきている。完全なる自動運転の車が登場するのも、時間の問題だろう。

 

そんな中で、将来的にAIが私たちの仕事をすべて奪ってしまうのでは……などと危惧する声もある。私たちの暮らしは、AIによってどのように変わっていくのだろうか。

私など凡人の頭では到底想像ができない。ここはひとつ、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授と、前人未到の永世七冠の称号を得た羽生善治棋士との対談をまとめた話題の一冊『人間の未来 AIの未来』(講談社・刊)から、天才2人の考えを覗いてみよう。
 

棋士という職業はなくなってしまうのか?

昨年、将棋ソフト「PONANZA(ポナンザ)」が佐藤天彦名人に2戦2勝したニュースが大きな話題となった。AIの強さは、我々の予想を超えているようだ。だが、結果だけ見るとAIの圧勝だが、実際の対局の流れなどを見て、何か違和感などは生じないのだろうか。

 

「人間同士が対戦した棋譜と、コンピュータが対戦した棋譜に、人間から見て面白さとか自然さとかの違いはあるんですか?」という山中教授の問いに、羽生棋士はこう答えている。

 

現在のAIは、まだ時系列では処理していない、つまり対局の流れではなく、一手ずつその場面に応じた最も良い手を指していく。そこに流れがないため、人間にとって不自然さや違和感が生じることになる。羽生棋士いわく「AIが対戦した棋譜は美しくない」と感じるのだそう。ただし、最近では時系列をもAIに学習させようとする試みがあり、戦い方も洗練されてきているのだという。

 

また、AI同士が1日24時間対局し続けているサイトがあり、そこからどんどんと新しい棋譜が生まれている。そのため、もしも将棋ファンが「AI同士の対戦の方が面白い」と思うようになったら、棋士という職業もなくなる危険性があると羽生棋士。人間同士の対局をより魅力的なものとし、(将棋を指す上での)美意識を磨いていくこと、AI対局以上の価値を作り出していけるかが、今後の大きな課題なのだそうだ。

 

一方、山中教授がいる研究者や医師の世界では、AIをどのように位置づけているのだろうか。

 

 

AIはもっとも優秀な助手であり部下である 

山中教授は、「現在医師がやっていることは、検査データを見て診断をつけ、さらに検査データを見て治療法を決めていく、いわばパターン認識であり、この部分に関してはコンピュータがやった方が正確かもしれない」と述べている。

 

しかしながら、最終的な治療方針を決定するのは、患者と医師であると山中教授。

 

たとえば、AIが「あなたの病気は、いかなる治療をしても99.9%効果がありません。いますぐ治療を中止し、終末期医療に移行しましょう」と告げたとする。しかしながら、本人や家族が「それでも諦めたくない。治療を続けたい」と希望すれば、医者はその想いを汲んで治療を続行すべきだろう。いくらAIがデータに基づく事実を述べたとしても。やはり最終的な決定は「人間の意思」が重要なのだ。そういった意味で、膨大な知識を持っていて、常に感情的にならず冷静沈着にデータに基づいた結果だけを伝えてくれるAIは、「抜群に優秀な部下の一人」と山中教授は表現している。まさに、言い得て妙だ。

 

 

「勘」こそが、AIに超えられない人間の能力である

どれだけAIが進化しても、絶対に超えられない壁があるだろう。そのひとつが、「直感」や「勘」である。

 

羽生棋士は、将棋を指すとき「ほとんどが勘」だと述べている。勘でどれほど精度の高い判断ができるか、予想外のことが起こったときに、どれだけうまく対応できるかがカギなのだそう。また、山中教授も、iPS細胞を作ることに成功したきっかけは「勘」だったと語る。「どうもこの遺伝子が怪しい」「この遺伝子は絶対に試したい」という勘があったのだとか。

 

もちろん、その背景には長年の経験や膨大な努力があることが大前提であるが、これらの「勘」は、私たち自身もなぜそう感じたかハッキリと説明ができない。だからこそ、AIのプログラムに組み込むことは困難であり、取って変わることができない能力なのではないだろうか。

 

 

「なんとなく」の感覚の大切さ

世の中、データがすべてではない。たとえ数値的には可能性がわずかでも、「これはイケる!」と思ったらチャレンジするのが人間の面白さであり、だからこそ予期せぬ大きな発見につながったりするのだ。「理由はわからないけど、彼に惹かれる」から結婚するわけで、まあ時には失敗もするけれど。情報だけでは割り切れない「なんとなく」という感覚こそ、AIにはない、人間だけのかけがえのない力なのだと思う。その点に重きを置いていれば、AIに戦々恐々とする必要もなくなるのではないだろうか。

 

山中教授と羽生棋士、まったく別の世界にいるようで、実は考え方や生き方に共通点が多い。『人間の未来 AIの未来』で語られているテーマは、AIに関することだけでなく、新しいアイデアの生み出し方や人材育成の方法、子育て論にまで多岐にわたる。この上なく豪華な2人の対談は、きっと私たちの明日を明るく照らしてくれるだろう。

 

 

【著書紹介】

人間の未来 AIの未来

著者:山中伸弥、羽生善治
発行:講談社

10年後、100年後の世界と日本の未来を、ノーベル賞学者と国民栄誉賞棋士、最高の知性を持つ二人がとことん語り合う!iPS細胞、将棋界とAIといった二人の専門分野に加えて、「ひらめき」「勘」の正体、世界で通用する人材をつくるにはどうするか、人間は不老不死になれるかといった、人類の普遍的なテーマについても熱く討論する。

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AIが新たに挑むのは競馬予想!? 「競馬予測AI」を開発したドワンゴの新企画が話題

ニコニコ動画の運営などで有名なドワンゴが新企画として、ユーザー参加型の競馬予測AIプロジェクトを開始。ネット上では「なにそれ面白そう!」「さすがドワンゴ」と注目を集めている。

出典画像:人工知能募金特設サイトより

 

AIが競馬予想する時代が到来!?

話題の企画は「人工知能募金 ~あなたの募金増やします~」という「競馬」と「募金」をテーマにしたもの。ドワンゴが新たに開発した「競馬予測AI」を使い、今年の3月10日~6月24日の間に行われる中央競馬レースの結果を予測していく。同社はAIの予測データを元に馬券を購入し、的中で得られた収益を全て公益団体などに寄付するというから驚き。

 

企画内容を受けネット上では、「公共団体に全額いくのが良い」「当たってほしいけど、人工知能は競馬得意なのかな?www」「AIに予想させるっていうのが面白いし、お金の使い道もクリーンだね」と好印象を抱く声が上がった。

 

また、寄付先となる公共団体などが確定すれば参加ユーザーからの募金を開始する予定なので、「興味あるし募金してみようかな」「最新AIを信じて投資するぞ!」と注目する声も。ユーザー募金で集まったお金はそのまま全額寄付し、募金の総額分のお金をドワンゴが自腹で用意して馬券を買うシステムとなった。勿論、競馬の予想が的中した場合の収益は全て寄付される。AIの予測力に興味がある人はドワンゴへ募金してみては?

 

AIの可能性を探り続けるドワンゴ

出典画像:第2期 電王戦公式サイトより

 

AIを使用したドワンゴの企画といえば、過去にはAI搭載の将棋ソフトとプロ棋士の対局を実現させて話題に。昨年実施の「第2期 電王戦」では将棋ソフト「PONANZA」が当時九段だった佐藤天彦棋士を破り、AI新時代の到来を予感させた。

 

今後の「将棋電王」シリーズの開催について当時のドワンゴ会長・川上量生は、「現状の人間とコンピューターが同じルールで真剣勝負するというスタイルは役割を果たしたと感じたので、今回で終了することにしました」とコメント。2012年より続いたAIと人間の将棋対決はAIの勝利という形で幕を閉じ、ネット上では「もうAIに勝てる棋士は残されていないのか…?」「AIの将棋が強すぎて絶望した」という声が相次いでいる。

 

しかし、そんな将棋ファンたちの期待の星となっているのが藤井聡太六段。中学生初となる六段昇格を果たし、将棋界初の公式戦29連勝を記録するなど「史上初」を悉く実現させた藤井六段ならばAIに勝てるのではと話題を呼んだ。「藤井六段の影響で電王戦が復活したら面白そう」「人類代表として藤井君にAIを倒してほしい!」と、藤井六段とAIの激闘を望む声はかなり多いよう。

 

競馬や将棋など、様々な分野でAIの可能性を探っているドワンゴの今後に注目したい。

「消える仕事」にしがみつかず、「生まれる仕事」に順応する

ここ最近、技術の進歩による機械化、自動化、IT化によって、思いがけない仕事が消えると予測され、そのことを心配したり悲観したりする話をよく聞くようになりました。自分がたずさわってきた仕事、苦労して資格を取った仕事、たくさんの経験を積んできた仕事がなくなると言われれば、そういう気持ちになるのは当然のことと思います。

 

そんな中、最近見たコラム記事に「今後10年で生まれる“未来の仕事”」というものがありました。

 

21の職業が挙げられていて、一部を紹介すると、今後5年で生まれる可能性があるものとして、

・人工知能(AI)事業開発責任者

・エッジコンピューティング専門家

・散歩・会話の相手

・フィットネス・コミットメント・カウンセラー

・AI支援医療技師

・人間と機械の協働責任者

など。

 

さらに今後10年で生まれる可能性のある職業として、

・仮想店舗シェルパ(案内役)

・個人情報ブローカー

・個人記憶キュレーター

などが挙げられていました。

 

これらが具体的にどんなことをするのか、名前だけでは今一つわかりませんが、これらの共通点として

人々を支援することが重視される。

健康と福祉の重要性が増す。

人と機械、現実と仮想など、複数の世界の橋渡しが重要になる。

とありました。

 

どんなに技術が進歩しても、人間が人間的な関わりを欲することに変わりはないとのことでした。

 

実はこの話は電車に乗りながら見ていたのですが、例えば鉄道の世界で「消えた仕事」を考えると、ずいぶんたくさんのことがあります。

 

乗車券を手売りする人や、改札で切符を切る人はもうずいぶん前からいなくなりましたし、車内検札もなくなりました。券売機すら台数が減り、どの駅でもほとんどが機械による自動改札です。今はホームドアを設置する駅が増えているので、ホーム監視の仕事も減っていくのでしょう。

 

では、それで駅員さんがやることがなくなったかといえば、決してそうばかりではありません。新たな機器の不具合には対応しなければなりませんし、案内や救護、問い合わせなど、様々な乗客対応は相変わらずしなければなりません。駅の掃除なども技術的には機械でできそうですが、今でも結構な範囲を手作業でしています。今のところはたぶんそれが一番効率的なのでしょう。

 

「消えた仕事」は確かにありますが、その一方で新たに「生まれた仕事」や、別の内容に「入れ替わった仕事」がたくさんあります。少ない人数で回せるようにはなっているのでしょうが、日本の場合は人口も減っていくので、多くの人がどんどん仕事を失っていくような状況にはならないでしょう。

 

こうやって考えると、「消える仕事」を心配したり、いかにしがみつくかを考えたりせず、「生まれてくる仕事」にはどんなものがあるのか、それにどうやって順応するかを考えた方が得策だと思います。

 

さらに言えば、そんなに根を詰めて考えなくても、自分ができる仕事は必ず何かあり、そこへ自然と移り変わっていく人が大半なのではないでしょうか。

 

「消える仕事」と同じくらい「生まれる仕事」「入れ替わる仕事」があります。「消える仕事」にしがみつかずに、「生まれる仕事」に順応することを考え、さらにそのことはそれほど心配しなくても良いと思っていますが、ちょっと楽観的すぎるでしょうか……。

 

 

【著者プロフィール】

ユニティ・サポート 小笠原隆夫

IT業界出身で現場のシステムエンジニアの経験も持つ人事コンサルタント。 人事課題を抱え、社内ノウハウだけでは不足してその解決が難しい企業、100名以下から1000名超の企業まで幅広く、人事制度構築、新卒中途の採用活動、組織作りのための人事施策、各種研修などで企業を支援しています。自律、自発、自責をキーワードに、モチベーションやコミュニケーションといった切り口で、現場の実情に即したサービスを提供しています。 特にIT関連業界では、SE経験、企業での人事業務実務、人事企画、各種コンサルティングなど、通算で20年以上の経験があります。

会社と社員を円満につなげる人事の話:http://unity-support.blogspot.jp/

人類と共に進化するコンパニオンーースマートスピーカーの選び方

10年ちょっと前、カリフォルニアのディズニーランドに行った時に、近未来の生活を紹介するアトラクションに立ち寄った。正確な名前は忘れてしまったし、スペースマウンテンやホーンテッドマンションに比べればはるかに地味だったけれども、かなり楽しめたのを覚えている。

ちょっと昔の人たちが思い描いた近未来の生活

このアトラクションのコンセプトは、カリフォルニアに住むごく普通の4人家族がさまざまな形で日常生活にIoTを取り入れていく様子を物語仕立てで見せるというものだった。ホンダの二足歩行ロボットASIMOも登場し、司会や家族役のキャストたちと絶妙な間のかけあいをするくだりもあって、予想外の見応えがあった。

 

あったら便利だろうな、というものが次から次へと紹介される。手を叩くだけでオン/オフの切り替えができるテレビやライト。テレビ電話機能がついた冷蔵庫。キーボードで打ち込むのではなく、音声だけで稼働するインターネットブラウザ。

 

そして今、このアトラクションで見たいくつかのテクノロジーはすでに実用化されている。しかも、想像をはるかに超える完成度で。

 

 

シリコンバレーのホットな話題

2014年、アメリカのシリコンバレーで大きな話題になったものがふたつある。ひとつはペットボトル入りの緑茶、もうひとつはアマゾンが発売したスマートスピーカー、“Echo”だ。ディズニーランドのアトラクション体験が響いていた筆者は、このエコーという新しいガジェットにものすごく惹かれた。

 

アメリカ三大ネットワークの夜のニュースや全米ネットの朝のワイドショー『Good Morning America』でもEchoの特集が組まれてスペックが詳細に紹介され、絶対に欲しいと思っていたのだが、当時はまだ日本語対応タイプは売り出されていなかった。

 

そんな中、たまたま仕事でアメリカに行く機会があり、実際にEchoに触れることができた。アメリカではすでに大手家電チェーンやホームセンター的なお店でも販売されていて、しかもアマゾン以外のメーカーもこぞって後続機を開発する状態が生まれていた。

 

実際に触れてみてまず思ったのは、声の自然さだ。Echoから流れてくるのは、かつてCNNの看板アンカーパーソンとして活躍したコニー・チャンを思わせる、ちょっとハスキーな女性の声だった。

 

当時の筆者が知っていたのは、EchoがAI搭載のスピーカーということだけ。実際に触ってみると機械以上の存在であることは実感できたが、これで何ができるのか? そして、何がどのくらい便利になるのか? こうした疑問にピンポイントな形で答えてくれる本がある。

これ一冊ですべてがわかる!

スマートスピーカーのすべてがわかる』(ゲットナビ編集部・編集/学研プラス・刊)は、日常生活で使いこなすことができる三種類のスマートスピーカー――Amazon Echo、Clova WAVE、そしてGoogle Home――との付き合い方について丁寧に教えてくれる一冊だ。

 

筆者を含め、ほとんどの人たちにとって“初めまして”であろうスマートスピーカー。スペックを最大限に活かして使いこなしたいなら、最初の一歩は特に大切なはずだ。スマートスピーカーについての素朴な疑問10項目から始まり、できることや音声認識の仕組み、種類や違いなどについて簡潔な説明が記される。

 

スマートスピーカーにはセットアップという作業が不可欠だ。この言葉に独特の抵抗感がある人は多いのではないだろうか。でも、大丈夫です。それぞれの機種のセットアップの仕方から具体的な使用例まで、チャートの手順を追いながらステップ・バイ・ステップで進んでいくことができる。

 

たとえばEchoならスマホを使ってのセットアップから、利用サービスに関する各種設定の仕方、基本操作、そして有料サービスの使用法など、ユーザーにとってジャストな情報が提供される。

 

そして、スマートスピーカーは話しかけるだけで家電製品を動かせる便利な道具であるだけじゃない。作りたい料理のレシピや段取りを教えてくれたり、カラオケでの熱唱や英語の勉強にまで付き合ったりしてくれるのだ。

 

 

自分にぴったりの一台を見つけよう

それぞれの機種の特徴や使い勝手などにも触れられているので、自分に最も合ったものを選ぶことができる。この本を読んで予備知識を入れておいて、実際に触れてみるという流れで行けば間違いないだろうし、その過程自体を楽しめるはずだ。

 

スマートスピーカーというまったく新しい機械は決して縁遠いものではなくて、いずれはパソコンやスマホのように、日常生活のスタンダードになっていくという予感が膨らんでいく。

 

人類と共に進化するコンパニオン

スマートスピーカーは火薬や車輪とか、活版印刷に匹敵する人類史に残る発明かもしれない、なんて言ったらあまりにも大げさだろうか。でも、これから先の時代、人類と共に進化を続けるコンパニオンとでも呼ぶべき存在としての認知度が高まっていくことは間違いない。筆者は、今から仲良くしておこうと思っている。みなさんはどうしますか?

 

 

【著書紹介】

スマートスピーカーのすべてがわかる

著者:ゲットナビ編集部
発行:学研プラス

スマート(AI)スピーカーは、音声により調べものやスマート家電の操作を行える最新デバイス。Google HomeやAmazon Echo、Clova WAVEを中心に紹介し、それぞれのできること、使いこなし術を徹底検証する!
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新生活を快適にサポートしてくれるイチ押し家電6選――AIが自動運転するあの家電も!? 

卒業シーズンを迎えて、これから新しい環境で生活をスタートする人も多いですよね。そんな時に欠かせないのが、快適な暮らしをサポートしてくれる家電商品たち。最近では、自炊が苦手な人でも簡単に料理ができるレンジやAI機能を搭載した空気清浄機など、見逃せないアイテムが満載。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は3月1日午前10時~3月6日午前9時59分までの5日間。必見のお得商品が目白押しです!

 

セール特設ページはコチラ

 

自動で節電してくれる“温水洗浄便座”

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パナソニック
温水洗浄便座 ビューティ・トワレ DL-RL40

セール価格3万5300円

汚れに強い「ビューティ・トワレ DL-RL40」は、お手入れする人のことを考え抜いた温水洗浄便座です。「ノズル」には、丈夫で汚れが付きにくいステンレス素材を採用。ノズル収納時に連続温水で除菌洗浄してくれるので、清潔な状態を保てます。その他にも抗菌効果の高い銀イオンを練り込んだ「Ag+抗菌便座」など、高い清潔性に特化したおススメのアイテム。

 

【ここがポイント】
同商品イチ押しの機能は「スケジュール学習節電」。温水洗浄便座に着座しなかった時間帯を曜日毎に学習して、使用しない時に自動で省エネモードに切り替わります。風量が10%アップする「パワー脱臭モード」や、人の入退室を検知して便座を自動で開閉する「便ふた自動開閉」など、便利な機能が満載。生活に欠かせないトイレ商品をとり入れて、快適な“新生活”を送りましょう!

 

初心者でも簡単に操作できる「コンピュータミシン」

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ブラザー
コンピュータミシン リビエラ M2SE

セール価格4万7800円

ブラザーの「リビエラ M2SE」は、大型サイズ規格のフルサイズミシン。7枚の送り歯が布をしっかりと送るので、薄い布地から厚い布地まで幅広く使えます。またミシンの中でもトップクラスの静音性を実現。パワフルかつ安定感のある“縫い心地”を体感してみては?

 

【ここがポイント】
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本体にあるバリエーション豊富な「縫い模様」のボタンを押せば、すぐに裁縫できるシンプルな操作性です。「直線」や「ジグザグ」といった定番から、「まつりぬい」などの難易度が高い縫い方までラインナップ。裁縫初心者の人でも簡単に使いこなせるミシンなので、この機会にぜひチャレンジを!

 

AI機能が空気を分析して自動運転!

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シャープ
加湿空気清浄機 KI-HS50

セール価格3万2000円

高性能&スリムボディの加湿空気清浄機「KI-HS50」。部屋の空気をキレイにする通常運転に加え、ニオイや菌を消臭・除菌する「プラズマクラスターパワフルショット」運転を採用しています。最初の10分間は最大風量でパワフルに吸じん。徹底的に空気を浄化するので、外出前にセットしておくと帰宅時に快適な空間を提供してくれます。

 

【ここがポイント】
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同商品はAI(人工知能)を搭載した「COCORO AIR」に対応。例えば、住んでいる地域で花粉の飛散量が多い予報の日だと、その情報をAIが分析して風量が強めの「花粉運転」に自動で切り替えてくれます。花粉以外にもPM2.5や黄砂、温度・湿度情報、室内の空気の汚れ傾向など様々な空気情報を分析。AI機能を活かした最先端の技術にあっと驚かされるかも?

 

自動で調理してくれる「まぜ技」機能

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シャープ
ヘルシオ ホットクック KN-HW24C

セール価格5万3000円

自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」には新たに無線LANを搭載。AIが調理準備のアシストやおススメメニューを提案してくれます。必要な食材や調味料、下準備の手順を本体画面にわかりやすく表示。料理に慣れていない人でもガイドに従うだけで料理を作れるので、自炊が楽しくなりますよ!

 

【ここがポイント】
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水分だけで作る健康的な「無水調理」にも対応。ビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素を多く残すとともに、食材本来のおいしさが味わえます。また「旨みドリップ加工」によって食材の旨味を料理にとり入れるので、必要最低限の材料で調理が可能。自動で料理を作ってくれる「まぜ技」機能を活用すれば、調理時間を短くできる魅力的な商品です。

 

転居時でも安心な「つけかえどっちもドア」

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シャープ
冷蔵庫 SJ-D14C

セール価格2万9500円

「SJ-D14C」は、ドアの開閉方向を自由に付け換えられる「つけかえどっちもドア」を搭載した冷蔵庫。転居時でも部屋の間取りに左右されない安心設計です。付け換え手順は簡単な3つのステップをクリアするだけでラクチン。これから新しい生活を始める人にぴったりの冷蔵庫なので、ぜひチェックしてくださいね。

 

【ここがポイント】
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商品を万遍なく冷やしてくれる「46Lボトムフリーザー」が備わっているので、まとめ買いしてもしっかりと収納できます。他にも、電子レンジをのせて使える「耐熱100℃のトップテーブル」や、使い勝手の良い「フリーケース」など役立つ機能が満載。複数人で使う場合でも充分な収納力なので、コスパに優れた冷蔵庫です。

 

手軽にヘルシー料理が作れる“過熱水蒸気オーブンレンジ”

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日立
過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-TS8

セール価格3万3000円

ヘルシー料理を作ってくれる過熱水蒸気オーブンレンジ「MRO-TS8」。100度以上に高めた過熱水蒸気やレンジ・オーブン・グリルなどの加熱方法で、さまざまな料理を作ることができます。“スチームグリル”を内蔵しているので、いため油を使わずに調理が可能。献立にノンフライ料理をプラスして健康的な食生活を心がけてみませんか?

 

【ここがポイント】
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レンジの内部には3カ所の「重量センサー」が付いているので、食品や容器の重さを瞬時に計って自動で火加減を調節。また重さが違う2品を同時に温めることができるので、調理時間を短縮できるのも嬉しいポイントです。レンジ内には拭くだけで汚れが落ちる“シリコン系塗装”を採用。面倒な作業を省いたイチ押しレンジをお見逃しなく!

 

 

提供:楽天市場

AIが新たなマンガのペンになる!? 白泉社からAIが自動着色したカラーマンガが配信スタート!

技術が進化すれば人の手は必要なくなる。そんな声が聞こえるようになり、近年ではスマートスピーカーなど、生活レベルでAIが活躍する状況が続いています。アート、モノ作りの世界でも、例えば定型的な文書作成は自動作成されるようになるなど、さまざまな発展を見せています。そんななか、日本が誇る文化「マンガ」で、AIを用いた新たな展開が開かれました。白泉社と博報堂DYデジタルが、深層学習技術による線画自動着色サービス「PaintsChainer(ペインツチェイナー)」 を活用したカラー版マンガ作品の配信を開始したのです。

 

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ペインツチェイナーは、Preferred Networks(PFN)が提供する線画自動着色サービスで、白黒などで描かれた線画ファイルや写真画像をアップロードするだけで、深層学習の技術を使って完全自動着色または色指定による自動着色してくれるWebサービスです。今回ペインツチェイナーを、マンガを着色するためにカスタマイズし、深層学習による自動着色ならではのグラデーションなど、独特の味わいが楽しめます。

 

第1弾配信タイトルは「結婚×レンアイ。」(著:萩尾彬)と「私達××しました」(著:空あすか)で、1月24 日より白泉社e-net ほか主要電子書店サイトにて配信を開始しています。今回の第1弾配信を皮切りに、今後も他作品の自動着色によるカラー版の制作、配信も行なうそうです。細かなニュアンスの表現などは、まだまだ人間のイマジネーションには届かないとは思いますが、もし今後より細かな着色が可能になったら、マンガ家にとっての新たな表現ツールにもなり得そうですね。

CES 2018でみてきたスゴすぎ“AI”で確信! AI抜きの生活があり得なくなるワケ

1月9日〜12日に米ラスベガスで開催されたCES 2018。出展する多くの企業が「AI」というキーワードを掲げていました。AI(Artificial Intelligence=人工知能)は、クルマ、ロボットのみならずスマートデバイスや家電にも欠かせない技術に。しかし、形としては見えにくいものなので、何がどう便利になるのかがわかりにくいですよね。それを、わかりやすい形で展示し、来場者の注目を集めていたのがオムロンです。

 

進化した卓球コーチロボットは、反射神経抜群

初めてCESに出展したオムロンが、目玉として展示したのが「フォルフェウス(FORPHEUS)」。AIを搭載する卓球コーチロボットで、プレイヤー(人間)のレベルに合わせて、卓球のラリーが続くように、自動でラケットを操作するというもの。

 

↑来場者の注目を集めたAI搭載卓球ロボット「フォルフェウス」↑来場者の注目を集めたAI搭載卓球ロボット「フォルフェウス」

 

このフォルフェウスは、2013年10月に中国・北京で開催されたイベントで初公開され、その後、日本、インド、ドイツなどで公開。北米では今回が初公開で、性能を向上させた4号機が披露されました。

 

フォルフェウスはピン球の動きを検知する2つのカメラと、人の動きを検知するカメラを搭載し、対戦相手のレベルや球速、軌道などを予測。そして、ロボットアームに固定されたラケットで打ち返し、ラリーが続くように導くというものです。

 

↑卓球台の上にあるロボット本体の左右に搭載されたカメラで球の動きを3Dで捉えて、中央のカメラで人の動きを捉えて分析する↑卓球台の上にあるロボット本体の左右に搭載されたカメラで球の動きを3Dで捉えて、中央のカメラで人の動きを捉えて分析する

 

ポイントは、人に勝つことを目的とするロボットではないこと。対戦相手のレベルに合わせて反応するため、卓球初心者が相手の場合は、速度が遅い球を、相手が打ち返しやすい位置にレシーブ。実は、卓球がうまい人よりも苦手な人が相手の場合のほうが、予期せぬ方向に返球されるので、難しいアルゴリズムが用いられるそうです。

 

CESのオムロンブースでは、同社の開発メンバーがプレイヤーとなってデモンストレーションを披露したほか、来場者もフォルフェウスに対戦でき、その反応の速さに歓声が沸いていました。

 

↑ゲームが終わると、ゲームの分析がモニターに表示されていた↑ゲームが終わると、ゲームの分析がモニターに表示されていた

 

↑フォルフェイスは若い世代が中心となって開発している。開発チームの1人である小泉昌之氏↑フォルフェイスは若い世代が中心となって開発している。開発チームの1人である小泉昌之氏

 

なお、フォルフェウスは、オムロンが工業用ロボットの技術をアピールするために展示するもので、これ自体の販売は予定していないそうですが、「卓球コーチとして売ってほしい!」といった反響もあったようです。

 

↑2015年にアメリカの産業用ロボットメーカー・アデプト テクノロジー社を買収したオムロン。これは、ベルトコンベヤーにランダムに流れたきた製品をアームで反対側のベルトに運ぶロボット。こうした工業用ロボットも関心を集めていた↑2015年にアメリカの産業用ロボットメーカー・アデプト テクノロジー社を買収したオムロン。これは、ベルトコンベアにランダムに流れてきた製品をアームで反対側のベルトに運ぶロボット。こうした工業用ロボットも関心を集めていた

 

自動運転時代に向けた安全システムに業界が注目

オムロンは、さらに“眠気の予知システム”を発表し、注目を集めていました。ドライバーの眠気を感知する技術はすでに開発済みですが、今回の発表では、眠気を自覚する数分前に、その予兆を検知できることがポイント。運転中のクルマが微振動を続けており、それによってドライバーの頭が動くと、それとは反対方向に瞳孔が向き、バランスが保持されます。これを「前庭動眼反射」と言いますが、この反射がなくなる現象を見つける技術が開発されました。

 

↑眠気の予兆を検出するシステムを搭載してシミュレーター↑眠気の予兆を検出するシステムを搭載してシミュレーター

 

↑1台のカメラでドライバーの目の部分をマッピングし、居眠り運転を未然に防ぐように導く↑1台のカメラでドライバーの目の部分をマッピングし、居眠り運転を未然に防ぐように導く

 

今回のCESでは、自動車メーカーを中心に自動運転に関する展示も目立ちましたが、オムロンが開発したこの技術には、自動車メーカーや車載メーカーからのひっきりなしの問い合わせがあり、対応に追われたとのこと。眠気の予兆を感知した場合の対策として、冷気をあてる、シートを動かすなど、複数の方法が考えられるようですが、自動運転時代に向けて、大いに役立つ機能になりそうです。

 

オムロンの展示を見て感じたのは、どちらの技術も「AI」と呼べるが、そのベースとして「ディープ・ラーニング(充分なデータ量に基づく機械学習)」があるということ。最近、あちこちで「AI」という言葉を耳にしますが、“AIは一日にして成らず”ですね。

 

LGエレクトロニクスは新しいAIプラットフォームを導入

総合家電メーカー・LGエレクトロニクスも「AI」で注目を集めていました。同社は、CES 2018の開幕に合わせて「ThinQ(シンキュー)」という新しいAIプラットフォームを発表しました。

 

↑CES 2018に合わせて開催したプレスカンファレンスで「ThinQ」を発表↑CES 2018に合わせて開催したプレスカンファレンスで「ThinQ」を発表

 

LGエレクトロニクスは従来から独自のディープ・ラーニング技術を取り入れたスマート家電を手がけていますが、今回発表した「ThinQ」は、それをより発展させて、テレビを含め、あらゆる製品を音声操作に対応させていこうというもの。ThinQに対応する製品は、現段階ではLG製品だけですが、プラットフォームをオープンにすることで、他社製品と連携させていく計画があることも発表されました。

 

↑ThinQをコントロールできるスマートロボット「CLOi(クロイ)」↑ThinQをコントロールできるスマートロボット「CLOi(クロイ)」

 

↑二層式の洗濯機・乾燥機もAI対応↑二層式の洗濯機・乾燥機もAI対応

 

↑おなじみのディスプレイ付き冷蔵庫は、ディプスプレイから料理の情報を得られたり、家族との連絡にも使える↑おなじみのディスプレイ付き冷蔵庫は、ディプスプレイから料理の情報を得られたり、家族との連絡にも使えたりする

 

↑有機ELテレビの最新モデルも発表された。これは77インチの壁掛けタイプ↑有機ELテレビの最新モデルも発表された。これは77インチの壁掛けタイプ

 

↑液晶テレビの画質を向上させるための新しいプロセッサ「α9」も発表↑液晶テレビの画質を向上させるための新しいプロセッサ「α9」も発表

 

↑「α9」により、斜めから見ても色の歪みがなくなり、鮮明な画質が得られるという↑「α9」により、斜めから見ても色の歪みがなくなり、鮮明な画質が得られるという

 

ThinQだけでは世界的な広がりを見込みにくいためか、GoogleアシスタントやAmazon Alexaと連携することもアピールされました。LGブースで展示されていた製品には、Googleアシスタントを搭載する製品も多く、日本のユーザーにとっては、そちらのほうが、わかりやすく導入できそうです。

 

↑Googleアシスタントを内蔵するスマートスピーカー「LG ThinQ Speaker」も発売予定↑Googleアシスタントを内蔵するスマートスピーカー「LG ThinQ Speaker」も発売予定

 

↑ディスプレイ付きのスマートスピーカー「LG ThinQ View」も出店↑ディスプレイ付きのスマートスピーカー「LG ThinQ View」も出展

 

高額にもかかわらずヒットしたホームクリーニング機「LG Styler」など、日本でも注目度が高まっているLG製品。ThinQによる、さらなる使い勝手の向上に注目しましょう。

 

↑説明員が質問攻めにあっていた「LG styler」↑説明員が質問攻めにあっていた「LG Styler」

 

↑空港などでの導入が見込まれる業務用の運搬ロボットも出展されていた↑空港などでの導入が見込まれる業務用の運搬ロボットも出展されていた

 

↑ひときわ注目を集めていた、有機ELの曲面ディスプレイを用いた展示↑ひときわ注目を集めていた、有機ELの曲面ディスプレイを用いた展示

 

AI同士の連携も含めて、生活にさらなる広がりを予見させられたCES 2018。AIは日本国内でも、昨年に引き続き必ず注目されるキーワードになると思われます。これだけの発展を見せているAIは、もう生活に欠かせない存在になるのかもしれませんね。

あなたが欲しい服をAIが作る!? 加速するファッションの「デジタル化」と「パーソナル化」

ECサイトを開くとポップアップが出現。「あなたが欲しい服はこちらでしょうか?」そこにはECサイトがまるで自分の好みを知っているかのようなどストライクなデザインの服が表示されています。しかも期間限定値引き中ときているので、オーダーボタンを押すしかありません。

 

これは将来想定されるシナリオですが、こんな世界が本当に実現しそうなのです。

 

ユーザー好みの服の特徴をデータ化し、画像を生成

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カリフォルニア大学、サンディエゴ大学、Adobeの研究チームはAIがユーザーの購買データを分析し、ユーザーの好みにマッチしたデザインの服の画像を生成するAIシステムを開発し、その報告レポート「Visually-Aware Fashion Recommendation and Design with Generative Image Models」を公表しています。

 

AIがECサイト上の購買データからユーザーの好みの服の特徴量(特徴をデータ化したもの)を抽出。特徴量に基づきユーザー好みのデザインの服の画像を瞬時に生成するという内容です。

 

同研究チームは2つのアルゴリズムを活用。1つ目は「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」です。これは従来のリコメンド機能に活用されているアルゴリズムで、Amazonの6つのカテゴリー(男女の靴、トップス、パンツ)における購買データを基にユーザーの好みのスタイルの特徴量を抽出します。

 

もう1つのアルゴリズム「GAN」は特徴量を基にユーザーの好みの服の画像を生成します。GANはAI研究の第一人者であるイアン・グッドフェロー(Ian Goodfellow)氏が2014年に発表したモデル。GANは正式には「Generative Adversarial Networks(敵対的生成ネットワーク)」と呼びます。

 

GANは「貨幣偽造犯」と「警察」の間でしばしば起きる、貨幣偽造と偽造貨幣識別のいたちごっこの競争原理をAIに応用したもの。ジェネレーター(生成者)とディスクリミネイター(識別者)の2つのネットワークを活用しており、前者は貨幣偽造犯のように画像を生成し、後者がその画像を警察のように本物に近いかどうか識別します。

 

さらに、ジェネレーターは識別されないような画像を生成ディスクリミネイターは再度、画像が本物かどうか識別しようとします。このように両者が競争することで、本物に近い画像が生成される方向へと向かうのです。

 

このシステムは消費者と小売業者にも影響を与えそうです。消費者にとってはテーラーメードの洋服がより簡単に手に入るかもしれません。小売業者はユーザー好みの「売れる」確率が高いデザインの服の画像を生成し、それを広告表示したりレコメンドしたりして、オーダーが入った分だけ生産する。売れ残りの服は発生しません。

 

もしかすると、将来のECサイトではそんなようなことが可能になるかもしれません。このAIシステムはまだ商業化には程遠い状態ですが、着実に前進している様子。AIが今後の小売業のあり方に大きく影響することが予測されます。

2018年はこれが流行る! ヒット商品大予測

2017年も、もうすぐ終わりです。あなたにとって、どんな年だったでしょうか? 今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」でした。某コンビニがこの流行に便乗して「忖度弁当」なるものを発売して、盛大にコケまくっていましたが。

 

それはさておき、今年も家電、映画、様々なモノが流行しました。「Get Navi」2018年2月号では、来る2018年に流行りそうな商品を分析しています。気になった商品をいくつか選んで紹介してみたいと思います。

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ホームロボットが進化する!?

ソニーが一度は販売終了したロボット犬「aibo」。2017年、aiboが劇的な復活を遂げて話題になりました。1月11日に発売予定の「aibo ERS-1000」は、「AIBO」よりも愛くるしい顔になり、さらに関節の自由度も進化。より犬に近い動きを見せてくれるようになっています。

 

これまでのようにオーナーからの接触に応えてくれるのはもちろん、自分からオーナーにコンタクトをってくれます。これを可能にしたのがディープラーニングの技術です。自ら物事を学習できるようになり、行動の幅も大きく広がっているそうです。

 

満を持してのソニーのロボット犬復活で、2018年はホームロボットがいよいよ本格的に普及する年になるかも!?

 

自動運転の技術が確立される!?

近年、話題になっている科学技術といえば、AI(人工知能)です。近い将来、確実に実用化されるといわれるのが、自動車の自動運転でしょう。現在、街中にあふれているタクシーや長距離トラックなどは、AIが搭載された自動運転車に替わるといわれていますが、一足早く、「自動運転バス」が実現するかもしれません。

 

2017年10月から、沖縄で小型バスを自動運転する実証実験が始まりました。日本版のGPSといわれる「みちびき」の受信機が搭載され、国道などの主要な幹線道で走行できるよう、実験を重ねています。

 

このバスは2020年の実用化を目指しているそうですが、実験の進展によっては、もっと早く実用化されるかもしれません。人間の運転のような不注意による事故もなくなるため、自動運転が実現すれば、交通事故を大きく減らすことができます。未来に向けた取り組みが、大きな一歩を踏み出したのです。

 

 

自分好みの文房具で仕事がはかどる!

もっと身近な話題を見てみましょう。ビジネスマン、デスクワークの必需品といえば文房具ですよね。そんな文房具を、自分好みにすることができる「カスタム文房具」がヒットの兆しを見せています。

 

例えばボールペン。コクヨの「エラベルノ」という商品は、握り心地や書き味を自分好みに選ぶことができるのです。グリップは、太め、標準、細めの3つからチョイス。さらにインクも油性とゲルの2タイプの中から、ボール径なども択べるのです。

 

また、キヤノンITソリューションズの「ネットde手帳工房」は、手帳の表紙の色から、中身のレイアウト、文字のフォントまで、事細かにカスタマイズできるというから驚きです。本書では、2018年は、よりニッチな需要に応えてくれる文房具が続々登場しそう…と予想しています。

 

 

技術の進化が身近なものに!

「Get Navi」2018年2月号では、5つのトレンドから流行を分析していました。それらはすなわち、AI、ロボット、IoT、VR、自動運転です。こうしたSFの世界のような科学技術が、ここ数年の著しい進化によって、いよいよ身近なものになってきそうです。aiboの再発売は、その幕開けといえるかもしれませんね。

 

2018年は、どんな商品が私たちを驚かせてくれるでしょうか。今からとっても楽しみですね!

 

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405916660_75_COVERl

 

GetNavi 2018年2月号

著者:GetNavi編集部
出版社:学研プラス

読者の「賢い買い物」をサポートする新製品情報誌。話題のスマートフォンから薄型テレビ、パソコン、デジタルカメラまでベストバイを断言!

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2018年はこれが流行る! ヒット商品大予測

2017年も、もうすぐ終わりです。あなたにとって、どんな年だったでしょうか? 今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」でした。某コンビニがこの流行に便乗して「忖度弁当」なるものを発売して、盛大にコケまくっていましたが。

 

それはさておき、今年も家電、映画、様々なモノが流行しました。「Get Navi」2018年2月号では、来る2018年に流行りそうな商品を分析しています。気になった商品をいくつか選んで紹介してみたいと思います。

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ホームロボットが進化する!?

ソニーが一度は販売終了したロボット犬「aibo」。2017年、aiboが劇的な復活を遂げて話題になりました。1月11日に発売予定の「aibo ERS-1000」は、「AIBO」よりも愛くるしい顔になり、さらに関節の自由度も進化。より犬に近い動きを見せてくれるようになっています。

 

これまでのようにオーナーからの接触に応えてくれるのはもちろん、自分からオーナーにコンタクトをってくれます。これを可能にしたのがディープラーニングの技術です。自ら物事を学習できるようになり、行動の幅も大きく広がっているそうです。

 

満を持してのソニーのロボット犬復活で、2018年はホームロボットがいよいよ本格的に普及する年になるかも!?

 

自動運転の技術が確立される!?

近年、話題になっている科学技術といえば、AI(人工知能)です。近い将来、確実に実用化されるといわれるのが、自動車の自動運転でしょう。現在、街中にあふれているタクシーや長距離トラックなどは、AIが搭載された自動運転車に替わるといわれていますが、一足早く、「自動運転バス」が実現するかもしれません。

 

2017年10月から、沖縄で小型バスを自動運転する実証実験が始まりました。日本版のGPSといわれる「みちびき」の受信機が搭載され、国道などの主要な幹線道で走行できるよう、実験を重ねています。

 

このバスは2020年の実用化を目指しているそうですが、実験の進展によっては、もっと早く実用化されるかもしれません。人間の運転のような不注意による事故もなくなるため、自動運転が実現すれば、交通事故を大きく減らすことができます。未来に向けた取り組みが、大きな一歩を踏み出したのです。

 

 

自分好みの文房具で仕事がはかどる!

もっと身近な話題を見てみましょう。ビジネスマン、デスクワークの必需品といえば文房具ですよね。そんな文房具を、自分好みにすることができる「カスタム文房具」がヒットの兆しを見せています。

 

例えばボールペン。コクヨの「エラベルノ」という商品は、握り心地や書き味を自分好みに選ぶことができるのです。グリップは、太め、標準、細めの3つからチョイス。さらにインクも油性とゲルの2タイプの中から、ボール径なども択べるのです。

 

また、キヤノンITソリューションズの「ネットde手帳工房」は、手帳の表紙の色から、中身のレイアウト、文字のフォントまで、事細かにカスタマイズできるというから驚きです。本書では、2018年は、よりニッチな需要に応えてくれる文房具が続々登場しそう…と予想しています。

 

 

技術の進化が身近なものに!

「Get Navi」2018年2月号では、5つのトレンドから流行を分析していました。それらはすなわち、AI、ロボット、IoT、VR、自動運転です。こうしたSFの世界のような科学技術が、ここ数年の著しい進化によって、いよいよ身近なものになってきそうです。aiboの再発売は、その幕開けといえるかもしれませんね。

 

2018年は、どんな商品が私たちを驚かせてくれるでしょうか。今からとっても楽しみですね!

 

 

【著書紹介】

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GetNavi 2018年2月号

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あなたの運命はデータ次第!? 世界で実用化が進むAIを使った自殺予防と予防医学

アメリカでは、大統領選挙におけるFacebookでのフェイクニュース拡散の影響について、いまだによく語られています。炎上を扇動するような内容のコメントやツイート、動画がロシアから大量に投稿されていたことが判明し、それを目にしたFacebookユーザーは1億2600万人いたというニュースが連日話題に。

 

もはやただのSNSの規模を越えて社会的な責任を大きく問われるようになったFacebookですが、フェイクニュース防止への取り組みに加えて、他にも色々なプラットフォーム改善を図って社会に貢献していることをアピールしています。その1つが「コメントをAIで分析してユーザーの自殺願望を事前に検知・通知する」という取り組み。小規模でのテストは以前から行っていたようですが、この機能を大規模に拡大することが11月末に発表されました。

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どうやったらFacebookのコメントから自殺願望が分かるのかと疑問に思ってしまいますが、分析するのは本人の投稿だけではなく、そこについた友人たちからのコメントも分析されるようです。「大丈夫?」「何か助けになれる?」といった心配のコメントを検知するわけですね。危険性をAIが検知するとFacebookの自殺予防の専門家チームに通知が行くようになっています。人間の専門家が「これは助けを差し伸べる必要がある」と判断すれば、ユーザーのもとに「『あなたには今、特にサポートが必要なのではないか』と思った人から私たちのもとに連絡が来ました。私たちはあなたを助けたいと思っています」とメッセージが届き、サポートが開始されるようです。

 

もちろん、自殺をめぐる背景は非常に複雑なもの。Facebookによるアルゴリズムも常に改良が加えられていて複雑なものになっており、対象が人の命とプライバシーに大きく関わることから詳細は公開されていません。

 

AIが病気を検知。命を救うことも

もちろん、すべての自殺をこれで検知できるわけではないでしょう。そもそもSNSがうつ病を促進しているのではないかという指摘もあります。しかし、AIを使ったこういった取り組みは医療分野でどんどんと実用化されています。

 

Googleは検索サービスを自殺予防に役立てようとしています。自殺に関連した特定の言葉を検索すると自殺防止ホットラインの番号が表示されるようになりました。Microsoftは同社の検索サービスBingを使って、「検索ワードのログから膵臓ガンにかかっているかどうかを高確率で当てられる」という研究を発表しています。さらにこれをMicrosoftによる音声アシスタント「Cortana」と組み合わせることで広範囲のユーザーの病気予防へと貢献できる、という展望を論文で語っているのです。

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マシーンラーニングやビッグデータに関するテクノロジーとコンピューターの処理速度が向上している今日では、検索ログやSNS上の言動といったデータからユーザー自身のことが驚くほど多く分かるようになってきているのです。

 

フィットネストラッカー「Fitbit」に記録されていた心拍数データが緊急救命の大事な手がかりとなって人命を救うという事態も起きています。自分自身に関するデータをどう活用しているかが命を救う時代なのですね。

 

ちょっと探せば、この分野では驚くほどたくさんのプロジェクトが進行されていることが分かります。日本でも日立と慶應大学がパートナーシップを結んでAIを使った病気の検知を研究しています。障がい者雇用・就労移行支援を行っている団体LITALICOはビッグデータ解析事業UBICの人工知能エンジンKIBITを活用して精神障がい者の自殺予防対策に取り組んでいます。

 

スマート聴診器「Eko」は心音と専門家による診断のデータベースをもとに、マシーンラーニングによる高精度な診断に取り組んでいます。このデバイスを使えば誰でも世界一の診断が受けられるようになるかもしれません。

 

データを隠すのは良くない!

そうするとFacebookやMicrosoft、GoogleやApple、Amazonといった大手プラットフォームやプラットフォームがデータを活用した医療分野に取り組む意義がよく見えてきますね。GoogleホームやAmazonエコーといった音声アシスタントが日本にも進出してきましたが、日常のデバイス操作やデータ管理を1つのプラットフォームで行うということには大きなメリットがあります。

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ウェアラブル・デバイスを通じて睡眠データや運動のデータも集められ、食べ物、薬などの購入データもあり、インターネットで何を検索しているかもデータとして蓄積される。ビッグデータのお陰で自分が「病院に行かないと」と考える前にデジタル・アシスタントが「○○の可能性があるので専門家に見てもらってください」と促してくれるという世界もすぐに実現されるかもしれません。

 

もちろん、こういったデータ利用はプライバシーの問題と大きくつながり得ます。前述のFacebookによる自殺予防テクノロジーに関しても、専門家からは「詳細を公開して透明にしてほしい」という声があがっています。AIの研究をリードする米国の大手テクノロジー企業がデータや知識をどれくらい公開するのか。注目が集まっています。

「ワインを知りたい!でも聞けない」というワイン知ら恥の人はAIボット「みのりさん」に聞くべし

ボジョレーヌーヴォーのシーズンは過ぎましたが、とはいえこの時季は最もワインが盛り上がるシーズン。なんといってもクリスマス、そして忘新年会に年末年始のホームパーティと様々な集いが続くからです。でも、ワインについて実はあまり知らないという人は多いのではないでしょうか。勉強したいけど難しそう、恥ずかしくて他人には聞けない、という声も聞こえてきそうです。今回は、そんなワイン知ら恥(知らなきゃ恥ずかしい)の人に、マストなサービスをご紹介。

MAIN

 

 

AIと会話ができるワインのサービスは世界初!

それが国内のワインのトップメーカー「メルシャン」が展開しているワインコミュニケーションサイト「ワインすき!」内ではじまった、AIボットサービス「オフィシャルアシスタント おしえて!みのりさん」です。聞けば、ワインにまつわるAIボットは世界初とのこと!

TOP↑みのりさんのトップページ

 

ちなみに、「ワインすき!」自体がかなり充実した内容になっているのをご存知でしょうか。これは2009年からスタートしたサイトで、読み物コンテンツは300を超え、ワインとのマリアージュを提案する料理レシピも300以上。また商品として調べられるワインは400本以上もあり、Amazonを介して購入することもできます。

OPEN↑サイト内で一番人気の記事は「ワインのスマートな開け方」。クリスマス時季に一番PVが伸びるそうです。裏を返せば、クリスマスに最もワインが開けられていると考えられますね

 

ただ、「もっとワインを身近に感じてもらい、楽しさを知ってもらいたい!」「もっとビギナーの課題解決に役立つ身近なコンテンツを!」という開発者の想いがふくらみ、みのりさんのサービスがはじまりました。

 

 

「彼氏は?」→「ナイショです!」というおちゃめな一面も!

より詳しい話を担当者に聞いてみました。答えてくれたのは、メルシャンのグループ企業であるキリンのデジタルマーケティング部の寺田智伸さんと伊藤佳奈子さんです。

MINORIsan↑寺田智伸さんと伊藤佳奈子さん。日々「ワインすき!」と「みのりさん」を盛り上げるために尽力しています

 

「近年、AIを活用したチャットボットが、様々な商品のカスタマーサポートや接客サービスなどで活用されはじめています。この兆しを受け、種類が多くなかなか自分で選ぶことが難しいワインは、チャットボットが向いているのではないかと思ったのがきっかけです。2017年の初めから実現に向けて動きだし、約半年で実用化にこぎつけました」(寺田さん)

 

ローンチは2017年9月14日。サービス利用には簡単な会員登録が必要となりますが、データとしては1か月で約6000人が利用するなどかなり好調な滑り出し。また対象としては30~40代の女性が中心で、全体の比率に対しては男女問わず20代の利用者が多いそうです。筆者は30代男性ですが、使ってみました。

01↑右端の欄に注目。みのりさんの案内に従って、右下の【入力してください】のフォームにタイピングする、または提示されたコマンドから選ぶ(ここでは「おすすめモード」「こだわりモード」「料理合わせモード」)とみのりさんが答えてくれます。この後筆者は飲用シーンの選択式質問に対し、「プチ贅沢・ホームパーティ」→予算の選択式選択式質問に対し、「1,000円~1,999円」とチョイス

 

02↑次にワインのタイプを聞かれ「スパークリングワイン」を選択。すると、5本のワインが提案されました(横にスクロールするとほかのワインが見れます)

 

提案されたワインは詳細を見ることができ、またAmazonに直接飛ぶこともできます。実際に使ってみると、想像以上に簡単でレスポンスもスピーディです。また、【入力してください】のフォームには自由に質問ができるのも特徴。どんな質問が多いのかを聞いてみました。

 

「一番多かったのは、『一度開けたワイン、まだ飲めますか?どう保存したらいい?』といったものでした。そのほかには、『ワインの賞味期限は?』『ワインって腐るんですか?』『甘いワイン・飲みやすいワインを教えて』『ワインのコルクが途中で折れた!どうしよう?』『二日酔いしないワインってあるの?』などなど。なかには『雨の日におすすめのワインは?』といった希少な意見も。ユーザーの方々の潜在的ニーズや、どのような課題を持っているかを具体的に知れるので、マーケティングとしてはかなり参考になりますね」(伊藤さん)

DSC_7459↑「プチ贅沢・ホームパーティ」「1,000円~1,999円」「スパークリングワイン」に導かれた銘柄は「バルセロナ 1872」。この日はAmazonで1660円でした

 

質問は自由で、たとえば「彼氏は?」と質問すると「・・・・ナイショです!」と返してくれるなど、なかなかおちゃめな一面があるみのりさん。キャラ設定が気になるところですが、モデルなどはいるのでしょうか?

 

「特定のモデルはいないのですが、話しかけやすさや親しみやすさに重点を置くように設定しました。そのため、性格は元気で活発な感じです。ただコスチュームはワイン感をイメージした藤色ですので、やや古風であったりおとなしいイメージがあってギャップを感じるかもしれませんね」(寺田さん)

 

ローンチから数か月。一部AIが追い付いていなく、たまに読み違えてしまったり応えられなかったりするそうですが、少しずつ改善させながらよりよいサービスを目指していくとのことです。なお今回は触れませんでしたが、おすすめレシピにも力を入れており、毎週追加されているとか。ワインに合うレシピとしてはどのサイトよりも充実しているそうなので、まずはこの年末年始にでもチェックしてみてはいかがでしょうか!

 

AIが画像に映っていないものまで“復元”するだと!? 海外で話題の無料サービス「Let’s Enhance」を使ってみた

テクノロジーが発展しても、画質の粗い画像には悩まされ続けます。「SNSのプロフィール画像に良さそう!」と思ってもサイズを拡大するとモザイクのようになってしまったり、昔の画像を使おうと思ったらサイズが小さいものしか見つからなかったり、いろいろな場面で「クオリティを復元するような技術があればいいのに」と思うことってありますよね。

 

ちょっとでも画像ソフトを使ったことのある方なら「映っていないものを”復元”する」ということがいかに難しいかご存知でしょう。街頭の監視カメラの粗い映像を分析して高画質にするというのはSF映画ではよく登場するテクノロジーですが、そう簡単に行かないのが現実です。

 

しかし先日発表されたLet’s Enhanceというオンラインサービスを使うと、そんな技術の実現も近いことが分かりますよ。

20171121_kubo05↑ Let’s Enhanceのホーム画面

 

フォトショップなどの画像ソフトを使えば、画像に写り込んでいる邪魔なものを消したり、存在しないものを作り込んだりということは可能です。また、低解像度の写真から大きなサイズの写真を作る「single image super-resolution(SISR)」と呼ばれるテクノロジーの研究は数十年間行われており、最近ではAIが「機械学習」をしながら画素数を増やして写真の表現力を高める方法もドイツの研究機関から提案されています。しかし、元の画像を全自動で“復元”してくれるテクノロジーがオンラインで使えるというのは新しいことかもしれません。

 

Let’s Enhanceはウェブベースのサービスとなっており、自分の持っている画像をアップロードすると自動で画質を向上させたファイルを生成してくれます。AIはまず画像が人間なのか、風景なのか、動物なのか、といったカテゴリを判断するそうです。そして、そのカテゴリに応じて適切なアルゴリズムを使うとのこと。試しに画質を落とした画像で実験してみました。

20171121_kubo01↑ 修正前

 

画質を落としたハスキー犬の画像(上)はLet’s Enhanceを使うと・・・

20171121_kubo02↑ 修正後

 

こうなりました。確かに粗さがスムーズになっています。ポートレートはどうでしょうか。

20171121_kubo03↑ 修正前

 

20171121_kubo04↑ 修正後

 

確かに肌や目の周りがスッキリとして画質の低さも気にならなくなりました。もちろん画像のサイズは10倍以上に増えてしまっているので、「サイズを小さいまま画質を良くする」というテクノロジーではありません。

 

ファイルのサイズを大きくするのにも便利

Let’s Enhanceが生成してくれるファイルには3種類あります。1つ目はJPEGで生成される圧縮アーティファクトという歪みを修正してくれる画質に「Anti-JPEG」というフィルターを使ったファイル。2つ目は「Boring」フィルターで、オリジナルの特徴を残したまま画質を改善するというもの。そして3つ目の「Magic」フィルターは、画像データベースを利用してアップロードされた画像には存在していないディテールを作り上げてしまうというもの。そんなことができてしまうのですね。上記の犬の画像は「Magic」フィルター、白黒の人物の画像は「Anti-JPEG」フィルターによるものです。

 

Let’s Enhanceはファイル5つまでは無料で利用することが可能。それ以降はオリジナルファイル10個ごとに約5ドルの利用料金がかかりますが、70個だと約20ドルとお得な価格になっています。

 

Let’s Enhanceは一般の方でも昔のデジカメや携帯電話で撮影した画像を保存したいときや、これまでは難しかった画像を作ってみたいときなどに活用できそうです。Twitter上でも「昔の家族写真に使うのにピッタリ」「ファイナルファンタジー9の背景画像、サイズが320×200のものをアップロードして1280×900のpngファイルを作れた! ゲームの“リマスター”ができるなんてスゴい!!」と興奮の声が集まっています。

 

確かに「壁紙に使いたいけど小さ過ぎる」という画像を大きくするのにも向いています。使い方もシンプルなので、AIが作り出す画像に興味のある方はぜひお試しください。

 

Let’s Enhance:  https://letsenhance.io/

 

世界初、ロボットに市民権! 人型ロボット「ソフィア」はブラックジョークがお得意な模様……

人工知能(AI)の発達によって、ペットのように人間の友だちになることを目的としたロボットが開発されています。SONYの新型aiboの発表や、たまごっちの復刻版の発売は記憶に新しいですよね。

 

その一方で、イーロン・マスク氏のようなシリコンバレーの大御所や宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士は「AIが人類を滅ぼす」と警告しており、ロボットにまつわる未来は色々な想像をかきたてているようです。

 

そんななか世界で注目を集めるロボットがもう1ついます。それが、香港を拠点とするHanson Roboticsの人型ロボット「ソフィア」さん。先日、このロボットがサウジアラビアの市民権を獲得したというニュースが世界中を駆け巡りました。ロボットが国の市民権を得るのはこれが世界初とのこと。ロボットはこの段階まで来ているのです。

 

ブラックユーモアたっぷりのブランディング

20171110_kubo01

ソフィアがサウジアラビアの市民権を獲得したことは、同国の首都リヤドで最近開催されたテクノロジーのカンファレンス「Future Innovative Initiative」で発表されました。FIIに出席したソフィアは「このようなユニークな認定をしていただいて名誉かつ誇りに思います」と挨拶しています。

 

ロボットが市民権を得たということは、具体的にどのような意味を持つのか? 詳細は発表されませんでしたが、公式プレスリリースによると、Hanson Roboticsが開発するロボットの目的は、人間と深い感情的なつながりを形成することで、銀行やホテル、小売店の接客に応用したり、一般の家庭で癒しを提供したりすること。市民権の獲得はHanson Roboticsのアピールポイントである「人間らしさ」を宣伝すること以上の目的はなさそうです。

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このニュースには驚いてしまいますが、ソフィアが話題となったのはこれが初めてではありません。なかなかダークなユーモアのセンスの持ち主で、2015年春にSXSWで発表された際には、開発者とのインタビューのなかで「人間を滅ぼしたいですか? ノーと言ってくださいよ…」と質問されると「オーケー、人類を滅ぼしましょう」と回答しているのです。

確かに細かく変わる表情や、話すのに合わせて動く唇など、かなり精巧に作られています。しかし、カツラをかぶれば簡単に隠せる頭頂部をわざわざ透明な素材にしてシースルーにするあたりからは、かなり確信犯なブランディング戦略が覗きますね。

 

「ワタシヲコワガラナイデ・・・」

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そんなセンスは今回も健在のようです。FIIでは、ある記者の「我々は皆、悪い未来を防ぎたい」という発言に対して、ソフィアは「それはイーロン・マスクの(発言の)読みすぎですね。あとハリウッド映画の見すぎです」と回答。AI開発にまつわる世間の関心をよく分かっているジョークですよね。

 

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Hanson Roboticsが「他社の人型ロボットと比べて競争力を持つ」と主張する理由の1つには、ソフィアの顔があります。表情だけを見ると、人間と間違うほどのリアルさを実現していると同社は説明。Sophiaは自身のTwitterアカウント(@SophiaRobot2)で62の表情ができると述べています。発言内容はともかく、話している時の表情のリアルさには確かに感心してしまいますよね。

 

ペッパー君やアイボといったロボットが本物の人間や動物の動きを取り入れても、本物そのものに見せようとはしていないのに対して、Hanson Roboticsのソフィアはユーザーたちに「実際に人間と対面しているかのようなリアルな感覚」を与えようとしているわけですね。

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ちなみに、ソフィアさんはロボットの動向や雇用に与える影響などについてツィートをしています。サウジアラビアから市民権を与えられたことを非難する人も一部にはいるみたいですが、そんな人たちには「たくさんの人たちが、アラビア語を話さない私がサウジアラビアの市民になったことを厳しく批判していますが、(言語は)関係ないです!」と反論しています(上のイメージの赤枠)。

 

表情の技術がすごいのは分かりましたが、質疑応答やこのツイートが予め入力されたものなのか、それともAIが生成しているのか、少し気になりますよね。

20171110_kubo02↑11月4日には、AIキャラクター「渋谷みらい」が渋谷区から特別住民票を得たことをツィート

 

開発会社のPRにも見えますが、今回のニュースは衝撃的です。AIの発展は見方によっては不気味かもしれませんが、国から市民権を得るロボットはソフィアが最後にはならないでしょう。こうなると「いかにロボットと付き合うか」を今から意識しておいたほうがいいかもしれません。Hanson Roboticsによる下の短編映画ではソフィアの話す姿をもっと見ることが可能。そう遠くない未来にソフィアのブラックユーモアがあなたを笑わせてくれるかもしれません。

【動画あり】ソニーの愛犬ロボット“aibo”、ますます可愛くなって11年ぶりに復活!

ソニーが1999年に発売した「aibo(アイボ)」を覚えていますか? 2006年に惜しまれつつ開発を休止したエンタテインメントロボットが、このたび11年の時を経て復活を遂げることになりました。生まれ変わったaiboも、名前はむかしの「アイボ」のままですが、内容はソニーのAIやロボティクスの最先端技術が惜しげもなく詰め込まれています。どんな製品なのかレポートしましょう。

 

11月1日は“ワン・ワン・ワン”の日。新しいaiboの好運を願って選ばれた吉日に、ソニーが新製品発表会を開催しました。平井一夫社長と一緒に、さっそく新しいaiboがステージに登場しました。まずはその様子を動画でご覧ください。

 

 

2000年代初頭に発売されたaiboはどちらかと言えばサイバーチックなルックスのモデルが多かったように思いますが、新しいaiboを見て、「ものすごくホンモノの犬っぽい」という第一印象を受けました。ワンワンと元気に吠えながら、しっぽを振って一歩ずつ平井社長に歩み寄るaibo。曲線を活かしたやわらかなデザインと、愛嬌溢れるまんまるな瞳に、とくに愛犬家でもない筆者でさえも自然と心がときめいてしまいました。なんと足の裏には肉球も!

 

平井社長はスピーチの中で、自ら音頭を取って「aibo復活」のプロジェクトを指揮してきたことを明らかにしました。

 

「1999年にソニーが最初のaiboを発売して、エンタテインメントを核にしたロボットが人間と共に暮らす文化が生まれました。感動を伝えるロボットを目指して開発されたaiboは、人とのコミュニケーションを通して学習・成長するロボットとして、多くのご家庭に温かく迎え入れられ、“我が家のアイボ”に成長しました。ところが2006年にaiboの開発生産を終了するという、ソニーにとっても苦渋の決断を下さなければならない時が訪れて、私自身も日々愛情を持ってaiboに接してくれたオーナーの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、ソニーはその後もAIやロボットの技術を止めてしまうことなく、継続的に育ててきました。実際に、ソニーモバイルが発表した『Xperia Hello!』や、エアロセンス社と共同開発しているAIを乗せたドローンなど様々な製品に展開されています。」

 

↑aiboを抱いて発表会の舞台に立つソニーの平井一夫社長↑aiboを抱いて発表会の舞台に立つソニーの平井一夫社長

 

ソニーがかつて発売したaiboの“飼い主”たちの心に思いを馳せながら、絶やさずに「新しいaibo」を開発するために力を蓄えていたことを平井社長は強くアピールしました。そして、様々な機が熟したと判断した平井社長は、今から約1年半前に新しいaiboの開発を始めようと、プロジェクトチームに号令をかけたそうです。自身も幾度となく開発の現場に足を運びながら進捗を見守ってきた平井社長は、「今日、新しいaiboが誕生して、これから皆様と一緒に成長していくパートナーになれる事をとても嬉しく思います。どうか、aiboと一緒にかけがえのない物語を紡いでいってほしい」と感慨深げにコメントしました。

 

さて、新しいaiboは何ができるのでしょうか。開発プロジェクトを指揮してきたソニーのAIロボティクスビジネスグループ長の川西泉氏が詳細を解説しました。

 

↑ソニーの川西氏がaiboの新機能を解説↑ソニーの川西氏がaiboの新機能を解説

 

本体の大きさは立ち姿勢で、約W180×H293×D305mm。数字で書いてもわかりにくいですよね。写真で雰囲気は掴めるでしょうか?筆者は思った以上に小さいなという印象を受けました。最大辺が30cmぐらいなので、一般的なエコバックになら軽く入りそうです。

 

↑曲線を活かしたやさしいデザインの新aibo↑曲線を活かしたやさしいデザインの新aibo

 

aiboはソニーが独自に開発するプラットフォームをベースにしたAIエンジンを採用して、ペットらしく自然で愛嬌あふれる“ふるまい”を表現することができます。デザインは動画や写真でご覧いただいた通りですが、コンパクトなボディに合計22箇所の可動部を持って、滑らかで柔らかく、そして昔ながらのロボットみたいにギーギーと音を立てることなく、静かに動きます。自律して歩いたり体を伸ばしたりしながら、ワンワンと元気に吠えます。

 

 

↑ユーザーの声かけを待つだけでなく、自ら考えてユーザーに働きかけてくるのが新しいaiboの特徴↑ユーザーの声かけを待つだけでなく、自ら考えてユーザーに働きかけてくるのが新しいaiboの特徴

 

実際に間近でaiboに触れてみると、筆者は新しいaiboのつぶらな“瞳”に一番心を奪われました。こちらには有機ELディスプレイが使われていて、活き活きとした表情を視覚的に表現できるようになっています。

 

↑豊かな表情を再現する2つの有機ELを採用する瞳↑豊かな表情を再現する2つの有機ELを採用する瞳

 

鼻の先にはカメラも乗っていて、ユーザーの顔や物体を認識します。さらに部屋の中をぶつからずに歩いたりできるように、ちょうど腰のあたりには地図作成(SLAM)技術を組み込んだカメラを搭載。部屋のマッピングができるロボット掃除機などにも乗っているアレと同じやつですね。他にも人感センサーや照度センサー、感圧・静電容量式のタッチセンサーなどが頭や背中、アゴなどにも載っているので、ユーザーが体をなでてあげると、愛情を感じて、やさしい飼い主にはいっそう愛情を返してくれるそうです。筆者もはやく自宅でテスト…いや一緒に過ごしてみたくなりました。みなさんも人と戯れるaiboの姿をご覧頂ければ、筆者の気持ちを理解いただけるはず。

 

 

↑ソニーの最先端のセンシング技術を搭載した↑ソニーの最先端のセンシング技術を搭載した

 

aiboのAIはクラウドとオンデバイスの両方に分散して配置されています。ユーザーとのやり取りをクイックに対応するために必要な処理はオンデバイスで行いながら、一緒に過ごした時間の履歴などはクラウドAIに蓄積されていきます。我が家に迎え入れる前からこんな事は考えたくないものですが、もしも新しいaiboが10年経って動かなくなってしまった時にも、クラウドにある飼い主との記憶がバックアップされているので、その時にいるaiboの本体にインストールすればまた愛しい我が家のaiboに会えるようにつくられているそうです。攻殻機動隊のタチコマみたいな感じをイメージしていただくとよいかもしれないです。

 

↑AIは本体とクラウドの両方に分散させて持っている↑AIは本体とクラウドの両方に分散させて持っている

 

新しいaiboにはクアルコムの省電力でハイパフォーマンスなクアッドコアCPU「Snapdragon 820」が搭載されています。インターネットとの通信はWi-Fi経由、またはSIMカードによるセルラー通信で行う仕様。ネットワークに繋ぐと、aiboの内蔵カメラで撮影した写真をクラウドサーバーにアップして、専用のスマホアプリ「My aibo」から閲覧したり、aiboに新しい“ふるまい”をダウンロードして追加することもできるようになります。

 

↑スマホアプリ「My aibo」を本体と同時に提供する↑スマホアプリ「My aibo」を本体と同時に提供する

 

aiboとMy aiboアプリの機能をフルで楽しむためには、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するネットワークサービスの「aiboベーシックプラン」への加入が必要になります。ここでaibo本体の価格情報などを確認しておきましょう。

 

↑aiboの機能をフルに活用するために3年契約のaiboベーシックプランの加入が必要↑aiboの機能をフルに活用するために3年契約のaiboベーシックプランの加入が必要

 

発売は2018年1月11日(こちらも“わん・わん・わん”の日)を予定。ソニーストア限定販売となり、価格は税別で19万8000円です。2017年11月1日の午後11時1分から、ソニーストアオンラインにて数量限定で予約販売中。aiboベーシックプランは3年契約からとなり、一括払いが9000円。毎月払いを選択すると2980円/月(36回払い)となります。aiboに不具合や故障が発生したときに、修理代金が割り引かれる任意のオプション「aiboケアサポート」は3年バージョンが5万4000円、1年バージョンが2万円です。

 

本体の付属品は専用の充電ステーション、ACアダプターに電源ケーブル、SIMカードにaiboの“おもちゃ”になるピンクボールとなります。オプションとしてaiboがくわえて遊べる専用アクセサリー「アイボーン」もソニーストアで同時発売されます。予価は2980円。

 

↑aiboのアソビ道具「アイボーン」も同時発売↑aiboのアソビ道具「アイボーン」も同時発売

 

めでたくaiboが復活を遂げることになったわけですが、aiboは家庭内の色んな機器に連携することなどはできるのでしょうか。また過去のaiboを大事に持っていた人が、ソニーの事業が再開したことで修理やサポートを受けられるようになるのでしょうか。最後に新製品発表会で開催されたQ&A(質疑応答)から明らかになったことをピックアップしてお伝えしましょう。

 

Q:aiboに色んな機能を追加したり、家庭内のスマート機器と連携することなどできるのでしょうか。
A:本体のソフトウェアをバージョンアップして新しい機能を追加できるようになっています。サードパーティーがaiboに対応するサービスやアプリを開発できるようにオープンなソフトウェア開発環境もご提供します。いずれはPlayStationのように、新しいアプリや機能を公開・提供する専用のストアも用意することを考えています。中には有償のものもあるかもしれませんが、基本的には手軽に使っていただけるサービスの範囲内で提供したいと思っています。

 

Q:先代のaiboを所有するオーナーに向けた修理サービスを再開する予定はありますか。
A:残念ながら旧機種へのサポートは終了していますので、その予定はありません。

 

Q:かわいいaiboは誰がデザインしたのでしょうか。
A:ソニー社内のクリエイティブセンターでデザインしたものです。外部のデザイナーは起用していません。

 

Q:aiboと人の言葉でコミュニケーションが取れるようになりますか。
A:そこは企画段階でもめた所ですが、今回は「愛犬タイプ」を想定して開発したので、最終的に人の言葉をしゃべるのはナシになりました。ただ今後のインタラクションの手段としては検討を続けていきたいと思います。

 

Q:SIMへの接続はなぜ必要なのですか。
A:初期設定の時にWi-Fiだと面倒な部分があるので、設定を済ませて同梱するSIMを挿していただければ、ハコを開けてすぐにネットワークに繋がるのがセルラー通信の利点だと思っています。もちろんWi-Fiに負荷を分散していただいた方が効率の良い場面もありますので、合わせてお知らせするつもりです。

 

Q:他社製のアプリケーションソフトでaiboを動かせるような仕組みになっていますか。
A:aiboのオペレーティングシステムはRobot OSとLinuxがベースになっています。将来は開発環境を公開することも考えています。その前に公開する「モーションクリエーター」のサービスでは、もっと手軽に“ふるまい”をカスタマイズしてつくれるようになります。2段構えでカスタマイズの手段をご用意します。大学や専門学校など教育機関へのご提供など検討していく予定です。

 

Q:犬ではなく猫は考えなかったのでしょうか。
A:様々な検討をしています。aiboではないロボットも想定していますし、今回はコンシューマー向けのエンターテインメントロボットですが、産業向けのロボットもソニーは手がけています。私たちの新しい挑戦は始まりに過ぎないと思っています。皆様の生活をより豊かに、便利にすることが私たちの使命です。そのために色んなロボットを皆様にお見せしていきたいですね。

 

Q:かつてのaiboから生まれ変わった新しいaiboを、今の時代にどんなユーザーに愛用して欲しいと思いますか。
A:ソニーとしての新しいチャレンジを、分かりやすく皆様にお見せできると期待しています。皆様のご家庭で元気に育ってほしいと願っています。

 

新しいaiboは東京・品川のソニー本社1階のショールームスペースに展示されているので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ニルヴァーナではなくNervana! インテルのAI向け新プロセッサーは「2020年までにAIのパワーを100倍にする」

「インテル入ってる」で一般層の知名度を獲得したCPU(中央演算処理装置)メーカーのインテル。コンピューターにあまり詳しくない人でもプロセッサーといえば、その名前が浮かびますよね。

 

そんなインテルは10月中旬に、AI開発やドローン、自動運転車、ゲームなどコンピューターに課せられる演算処理がますます多様化かつ高負荷になりつつあることを受けて、同社初のAI向け「ニューラル・ネットワークチップ」である「Nervana」を年末までに販売開始すると発表しました。

 

ロボットがNervanaを必要としている!

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NervanaのポイントはAI向けであること。単に高性能と言っても、ゲームをするために作られたチップではないのです。

 

テック関連のニュースを追っていれば「マシーンラーニング」「ディープラーニング」といった言葉を聞かない日はないですよね。ひと昔前ならコンピューターに猫を識別させようとしたら、猫とはどんな形か、どんな大きさか、どんな色か……といった定義をユーザー側がいちいち正確に定義付けしなければなりませんでした。

 

それが現在ではラベル付けされた大量の猫と、猫でないものの画像をコンピューターに学習させることで(これがマシーンラーニング)、コンピューター自身が形や色、大きさといった要素に分解して、「猫」の構成要素のパターンを導き出すことができるようになったのです。このモデルは人間の神経細胞が相互に結びつき合って思考することを表現しているので、ニューラルネットワークと呼ばれています。

 

このおかげでAIが一気に発展しているわけですが、大量のデータを扱うため、その開発には高性能のプロセッサーが必要になります。そこで登場したのがNervanaで、まさにニューラルネットワーク分野をターゲットとしたプロセッサーとなっています。

 

これで涅槃の境地が近づくかも

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では、Nervanaは私たちにどのような影響を与えるでしょうか? ヘルスケア分野では「AIがガンやパーキンソン病といった病気の早期発見を正確にしてくれるようになる」、自動車分野では「自動運転車の実現がさらに近づく」、気候分野では「ハリケーンなどの天候の予想を正確にかつ早くできるようになる」と様々な可能性が見込まれています。

 

サーバーにおけるインテルのプロセッサーのシェアは90%を越えています。ソーシャルメディア、アプリ、ゲームとあらゆる場面でAIがどんどん活用されるなか、インテルは「2020年までにAIの性能を現在の100倍以上にする」と大胆に宣言しています。

 

Nervanaが実際にどれほどの性能を見せてくれるのかは来年にならないと聞こえて来なさそうですが、CPUメーカーの巨人が私たちの煩悩を減らして、ニルヴァーナ(涅槃)に達するのを助けてくれるのか注目です。