スマホで“カワイイ”は作れる! OPPO「R11s」で1週間の自撮り生活

みなさん、OPPO(オッポ)という名前をご存知ですか? 私はつい最近知ったのですが、初めてOPPOの名前を聞いたとき、「なにそれカワイイ」という印象でした。しかし、よくよく聞いてみると、“アジアでNo.1”、そして“グローバルでNO.4”のシェアを誇る、中国のスマホメーカーでした。

 

早速、“カメラフォン”とも呼ばれるOPPOスマホの真骨頂であるカメラ機能をメインに、R11sを1週間使ってみた様子をご紹介します。結論から言うと、「とりあえず、R11sを持ってれば、自撮りもインスタ映えもバッチリ」の1台でした。

↑女性の手には少し大きいかなという印象だが、薄いので持ちやすい↑OPPO R11s

 

ビューティモードで自然に“盛れる”

R11sの1番の魅力は、2000万画素のインカメラ。しかも、R11sは、「A.I.ビューティセンサー」という美顔技術を搭載しており、被写体の性別や年齢、肌の色などを分析して、200万以上のデータからその人にとっていちばん良い補正をしてくれるんです。

↑ビューティモードで撮影。目の大きさや肌の色合い、輪郭が補正された。補正具合は、「オート」「1~6段階」から選べる↑ビューティモードで撮影。目の大きさや肌の色合い、輪郭が補正された。補正具合は、「オート」「1~6段階」から選べる

 

このビューティモードでは、ナチュラルに、肌がつるんときれいに撮れました。すっぴんでもこわくない、とさえ思える補正具合です。よくある美顔アプリのように、加工や補正によってまわりの空間がゆがんだりすることなく、肌や目がきれいに補正されるのはうれしいところ。“自然”な仕上がりというのも高ポイントです。

 

もちろん、このビューティーモードは男性にもオススメ。一般的な美顔アプリでは、男性も女性と同じように補正するので仕上がりが不自然になってしまいますが、R11sの場合は、肌はなめらかにしつつも、男らしさの象徴でもある眉毛やヒゲはあえて活かして処理が施してくれます。ただし、補正具合は3以上になるとやりすぎ感が出るので、1~2あたりがおすすめ。

20180220-i04 (3)↑男性をビューティモードで撮影

 

日中の自撮りの仕上がりには満足ですが、夜間の場合はどうでしょうか。夜間や暗い室内で撮影すると、顔のあたりが暗くなりがちですよね。しかし、ビューティモードで撮影すると、夜でも顔はしっかり明るくきれいに撮れました。

↑夜にビューティモードで撮影。夜間でも明るく撮れるのも魅力のひとつ↑夜にビューティモードで撮影。夜間でも明るく撮れるのも魅力のひとつ

 

おしゃれな背景ぼけでインスタ映えを狙う

R11sの背面にあるメインカメラは、1600万画素と2000万画素の2つのカメラによる“デュアルカメラ”を搭載。デュアルカメラは、機種やメーカーによってどのように活用するのかが異なりますが、R11sの場合は撮影する場所の明るさによって使い分けるというパターンを採用しています。日中や明るい場所などの普段使いでは1600万画素のカメラを、夜景や暗い室内などの暗所で撮影するときは2000万画素のカメラを自動で切り替わる仕組み。

 

個人的にとくに気に入ったのが、「ポートレートモード」。背景をぼかして被写体を際立たせることができ、インスタ映えするおしゃれな写真が撮れるんです。

↑ポートレートモードの全体撮影モードで撮影。近距離と全体を映すモードが選択できる↑ポートレートモードの全体撮影モードで撮影。近距離と全体を映すモードが選択できる

 

 ↑ポートレートモードで撮影。花びらの色はくっきりと、背景はぼけて対象物が際立つ↑ポートレートモードで撮影。花びらの色はくっきりと、背景はぼけて対象物が際立つ

 

↑ポートレートモードで撮影。小さな水滴も捉える↑ポートレートモードで撮影。小さな水滴も捉える

 

↑ポートレートモードで撮影。ランプのまわりがぼけて、ランプの光が印象的な仕上がりになった↑ポートレートモードで撮影。ランプのまわりがぼけて、ランプの光が印象的な仕上がりになった

 

ワンタッチで2倍にズーム撮影できる機能も便利です。スマホでズーム撮影をすると画質が粗くなることが多いのですが、R11sはきれいな画質のままでぐっと近づけます。

 

とことんインスタ映えを狙いたい! おしゃれに写真を加工したい! という人におすすめな機能が、「エキスパートモード」です。このモードでは、デジタル一眼カメラのようにホワイトバランスやシャッター速度などを自由に調整できます。使いこなすにはカメラの知識が必要ですが、より凝った写真を撮影できるようになりますよ。

↑通常モードで撮影(左)エキスパートモードで撮影(右)。ホワイトバランスや、明るさ、ISOなどを調整することで、写真の雰囲気をがらりと変えられる↑通常モードで撮影(左)エキスパートモードで撮影(右)。ホワイトバランスや、明るさ、ISOなどを調整することで、写真の雰囲気をがらりと変えられる

 

真っ赤なかわいいカバーが付属でついてくる!

普段iPhoneを使っていると、どうしてもAndroidスマホの使い方に戸惑うのですが、R11sは下からスクロールすると操作パネルが表示されるなど、iPhoneに似ている点があって使い勝手がいいと感じました。

 

次に注目したいのが、付属の真っ赤なスマホカバー。一般的に、スマホの付属品といえば充電ケーブルくらいしかありませんよね。しかしこのR11sには、なんと初めから本体のカラーに合わせたスマホカバーがついてくるんです。

↑パッと赤が目を引くおしゃれなスマホカバー↑パッと赤が目を引くおしゃれなスマホカバー

 

正直、第一印象は、「赤が強すぎじゃない?」と思いましたが、見慣れるとさほど気にならず、むしろ愛着が沸いてきました。道を歩いていて、真っ赤なスマホカバーを付けている人もあまり見かけないので、個性的でいいかもしれません。カバーの手触りはぴたっとしていて、すべらずに手にフィットします。ちなみに、赤はちょっと……という人には、ほかにもブラックとゴールドの2色があるので、ご安心を。

 

ふたつ目は、「顔認証」でのロック解除です。最近、iPhone Xの顔認証搭載が話題になりましたが、なんとこのR11sにも搭載されているんです。普段iPhone 8を使用している私は指紋認証で満足していましたが、いざ顔認証でのロック解除を体験してみると……早い! 便利! ラク! と、すっかり気に入ってしまいました。スマホをチラ見するだけで、瞬時に画面が開く。顔認証のスピードに驚きました。

↑円の中に顔を入れて登録する↑円の中に顔を入れて登録する

 

なお、自分の顔写真を使ってロックが解除されるか試してみましたが、解除はされませんでした。しかし、顔が似ている人や写真で解除できてしまう可能性もあるそうなので、その点はご留意ください。

 

カラバリは、シャンパーニュ(ゴールド)ブラック、レッドの3色展開で、価格は5万7980円(税抜)。ビックカメラとヨドバシカメラで発売中です。

20180220-i04 (14)

 

安価な端末が多いSIMフリースマホのなかではややお値段が張りますが、インスタ映えや自撮りというキーワードが気になる人にはとくにおすすめな1台。この価格に見合うかどうか、ぜひ一度、店頭でカメラ性能に触れてみてはいかがでしょうか。

 

アジアNo.1スマホメーカー「OPPO」が日本上陸! かわいく撮れるカメラフォン「R11s」で“自撮り女子”を狙い撃ち

アジアNo.1シェアのスマホメーカーOPPO(オッポ)は、日本市場参入を発表し、その第1弾としてSIMフリースマホ「R11s」を2月9日よりビックカメラおよびヨドバシカメラで発売します。価格は5万7980円(税抜)。

 

世界的に高いシェアを誇る同社が、満を持して日本市場に投入する「R11s」とはどのような特徴を持つ端末なのか、じっくり紹介します。

 

そもそもOPPOって?

OPPOという名前を聞くのが初めてという人も多いことでしょう。OPPOとは、2004年に中国で設立したスマホメーカーで、2009年からは30か国におよぶグローバル展開をしており、現在はアジアNo.1、世界No.4のシェアを誇ります。

「OPPOにとって日本市場への参入は、先進的な製品で市場を作ってきた日本企業から学べる良い機会だ」と語るOPPO Japan 代表取締役 宇辰(トウ・ウシン)氏↑「OPPOにとって日本市場への参入は、先進的な製品で市場を作ってきた日本企業から学べる良い機会だ」と語るOPPO Japan 代表取締役 宇辰(トウ・ウシン)氏

 

現在では珍しくないカメラの“ビューティーモード機能”は、2012年にOPPOが世界で最初に取り入れたとしており、自社端末を“カメラフォン”と評するほど、カメラ性能を追求しています。

 

R11sはカメラ性能の高さが1番の魅力

日本市場参入第1弾となるAndroidスマホ「R11s」の1番の特徴は、なんといってもカメラ性能の高さにあります。背面にあるメインカメラは2000万画素と1600万画素のデュアルカメラを搭載。明るい場所などの普段使いでは1600万画素のカメラを使い、夜景や暗い店内など暗所で撮影するときは2000万画素のカメラを使うように自動で切り替わる仕様になっています。

↑カラバリは、シャンパーニュ(ゴールド)、ブラック、レッドの3色展開↑カラバリは、シャンパーニュ(ゴールド)、ブラック、レッドの3色展開

 

インカメラも2000万画素を搭載し、「AIビューティー」という美顔技術を採用しているのが特徴です。これは、被写体の性別や年齢、国籍や肌の色など個人の特徴を分析して、200万以上の肌データからもっとも良い補正をするというもの。

↑ビューティーモードで撮影。カメラ越しでも肌がきれいに撮れているのがわかる↑ビューティーモードで撮影。カメラ越しでも肌がきれいに撮れているのがわかる

 

ビューティーモードで撮影すると、女性なら肌のトーンを明るく、シミを薄くしてきれいに見せながら目や鼻などははっきり見せ、男性では肌の色白処理を抑えてヒゲが消えないようにするなど、被写体に合った処理をします。それにより、不自然な補正がかからず、ナチュラルな自撮りが実現します。

 

自分で調整することなく、オートで自然な肌の質感できれいになるのは、自撮りをする機会が多い女性にとってうれしい機能ですね。写真に写った自分の姿を見るのが楽しくなって、自撮りが好きになりそうです。

 

発表会では、写真家の角田修一氏も登壇し、実際にR11sを使ってモデルを撮影した写真を公開しました。角田氏は、「ぼけ味がすごくきれいで、デュアルカメラによってシャープとぼけ味をうまく表現している」と評価。また、自身が飼っているハリネズミを撮影するときも、「小さいものを、暗い場所や逆光でもきれいに撮れる」と語りました。

↑「スマホというより、もはやカメラ。一眼レフにも近いという印象」と語るカメラマンの角田修一氏(右)↑「スマホというより、もはやカメラ。一眼レフにも近いという印象」と語るカメラマンの角田修一氏(右)

 

会場でR11sを使って撮影した写真をいくつかご紹介しましょう。

↑R11sのポートレートモード(左)と通常モード(右)で撮影。ポートレートモードの方は、被写体が明るくきれいに映り、背景がボケている↑R11sのポートレートモード(左)と通常モード(右)で撮影。ポートレートモードの方は、被写体が明るくきれいに映り、背景がボケている

 

↑通常モードで撮影。背景がぼけてチョコレートケーキを際立たせている↑通常モードで撮影。背景がぼけてチョコレートケーキを際立たせている

 

↑ビューティーモードで撮影。肌のトーンは明るく、目ははっきりと撮れている↑ビューティーモードで撮影。肌のトーンは明るく、目ははっきりと撮れている

 

実際にR11sのカメラを使ってみると、うれしくなるほどきれいな映りで、苦手な自撮りも楽しくなりました。自撮りをすることが多い女性に人気が出そうです。詳しくは、後日レビューで紹介したいと思います。

 

6インチ有機ELディスプレイ搭載

R11sは、6.01インチ(2160×1080ドット)の有機ELディスプレイを搭載し、ホームボタンのないフルスクリーンをコンセプトにデザインされています。背面には指紋センサーを搭載し、さらに顔認証でのロック解除にも対応します。

↑女性の手には少し大きいかなという印象だが、薄いので持ちやすい↑女性の手には少し大きいかなという印象だが、薄いので持ちやすい

 

プロセッサは、QualcommのSnapdragon 660(2.2GHz オクタコア)で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージが64GB。バッテリー容量は3205mAhで、OPPO独自の急速充電技術「VOOC」の搭載により、たった5分の充電で2時間の通話ができます。OSはAndroid 7.1ベースの独自OS「Color 3.2」を採用しています。

↑R11sのスペックについて語るOPPO Japan 取締役 河野 謙三氏↑R11sのスペックについて語るOPPO Japan 取締役 河野 謙三氏

 

SIMカードはnanoSIMが2枚使える仕様で、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応。なお、防水やFelica/NFCには対応していません。

 

まだまだ日本での知名度が低いOPPO。1番の売りとなるカメラ機能がカギとなるでしょう。ポートレートモードやビューティーモードなど、人物の撮影や自撮りをするのが好きな人にはとくにオススメなので、まずは店頭でカメラ性能をチェックしてみて下さい。

 

【濃厚レビュー】スマホで音楽/動画再生するならコレ! MQA再生に対応した“いい音スマホ”「isai V30+」

いま国内で発売されているiPhoneを除くAndroidスマホの上位モデルは、多くがハイレゾリューションオーディオ(ハイレゾ)音源の再生に対応しています。ハイレゾ音源にはCDのディスクに比べて数倍以上の豊富な音楽情報が収録可能。ハイレゾ音源の再生に対応するスマホなどのプレーヤーに、同じくハイレゾ対応のヘッドホンやイヤホンなどを組み合わせれば、従来よりもいい音で音楽が聴けるというわけです。今回は昨年末にKDDIが発売した注目のハイレゾ対応スマホである、LGエレクトロニクス製「isai V30+/LGV35」(以下:V30+)を紹介したいと思います。

↑KDDIが発売したLGエレクトロニクスのハイエンドスマホ「isai V30+/LGV35」↑LGエレクトロニクスのハイエンドスマホ「isai V30+/LGV35」

 

多彩なエンターテインメントが高品位に楽しめる

今回V30+の魅力として集中的に取り上げるのは本機の「オーディオ力」ですが、LGが持てるスマホのための最先端技術を惜しみなく詰め込んだ本機は、約6インチの有機ELディスプレイによる高精細な映像視聴や、カメラ機能も一流です。

↑約6.0インチ、わずか7.4mmの厚みサイズに最先端のイノベーションを詰め込んだ↑わずか7.4mmの厚みサイズに最先端のイノベーションを詰め込んだ

 

↑イヤホンジャックは本体のトップ側に配置している↑イヤホンジャックは本体のトップ側に配置している

 

ディスプレイは解像度が2880×1440画素(QHD+)と高精細なだけでなく、より自然な明暗のバランスや色再現が楽しめるHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)コンテンツのネイティブ再生をサポートしています。NetflixやAmazonプライム・ビデオなどで配信されている、スマホ向けのHDR作品を再生すると、よりリアリティの高い映像の世界に没入すること間違いなし。没入感といえば、グーグルのVRプラットフォーム「Daydream」のVRコンテンツを高画質&スムーズに楽しめるのもV30+の特徴です。

↑より高精細なHDR映像コンテンツの表示にも対応する有機ELディスプレイを採用。アスペクト比は18対9とやや縦長でスリムに見える↑より高精細なHDR映像コンテンツの表示にも対応する有機ELディスプレイを採用。アスペクト比は18対9とやや縦長でスリムに見える

 

背面のメインカメラは2つのカメラユニットを搭載しています。F値1.6の明るいガラスレンズを搭載しているので、少し暗めの場所で撮影しても手ブレを抑えたシャープな写真が撮れます。まるで映画のように色鮮やでキレのある映像が取れる「Cine Effect」やスローモーション、パノラマ撮影などのトリック機能も充実しています。

↑高性能なデュアルレンズカメラを搭載↑高性能なデュアルレンズカメラを搭載

 

isai V30+は「音の良さ」に要注目

筆者がV30+に最も注目しているポイントはその「音の良さ」です。おそらく毎日スマホを使っていて、多くの方々がカメラや動画再生と同じくらい、またはそれ以上に音楽を聴くことに時間を費やしているのではないでしょうか。いわゆる音そのものを愛でる音楽リスニングに限らず、動画やモバイルゲームの音声を聴くことも含めれば、スマホにイヤホンやヘッドホンを装着して、あるいは内蔵スピーカーで音を出しながら活用する機会はとても多くあります。

 

でも、かたやスマホのサウンドは、音楽専用のポータブルオーディオプレーヤーに比べてボリュームが貧弱だったり、解像度が少し足りなくて不満に感じているという声も少なくありません。スマホは何より通信機器であるため、内部を丁寧に設計しないと通信用のモジュールが音楽プレーヤーとして再生する音に悪い影響を与えてしまうこともあります。そして最近のスマホは「軽くて薄い」のが常識になりつつあるため、そのうえエンターテインメント系の機能に限らず、沢山のセンサーやボイスアシスタント機能などを詰め込むことが必要となれば、音楽再生のために割けるパフォーマンスは通常限られた範囲になりがちです。

 

その点、V30+は上記の映像再生やカメラまわりの機能にとことんこだわりながら、本体も薄く・軽くしてポータビリティにも妥協していません。そして驚くべきはさらにオーディオまわりの大胆な仕様も盛り込んでいることです。

 

まずピックアップしたいのは、昨年発売された「isai Beat LGV34」に引き続き採用された「Quad DAC」です。音楽専用のポータブルプレーヤーやヘッドホンアンプにも多く採用されている、ESSテクノロジー社の高性能なDACチップを4基搭載したQuad DAC回路を通すことで、音楽情報の品質劣化につながるノイズや歪みをグンと低く抑えています。

↑オーディオ製品にも多く採用されるESS TechnologyのDAC ICチップを搭載した↑オーディオ製品にも多く採用されるESS TechnologyのDAC ICチップを搭載した

 

Quad DACの機能はヘッドホンジャックに製品をつなげば、設定アプリからメニューを「オン」に切り替えることができます。Quad DACの効果が実感できるのはハイレゾ再生の場面に限りません。例えばCDからリッピングした音源やSpotifyなどの音楽ストリーミングを聴いてみても、いままで聴こえてこなかった音にもピントが合うような高い解像感と透明な空気感に気がつくはずです。YouTubeやNetflixの動画を再生すると、豊かな音場の広がりとセリフの聴き取りやすさに差が表れます。

↑Quad DACのメニュー画面。サウンドプリセット(=イコライザー)やデジタルフィルターの選択ができる↑Quad DACのメニュー画面。サウンドプリセット(=イコライザー)やデジタルフィルターの選択ができる

 

↑デジタルフィルターは3種類。MQA再生の時には無効になる↑デジタルフィルターは「Short」「Sharp」「Slow」の3種類から選択可能。MQA再生の時には無効になる

 

オーディオ機器の音のバランスは最終段階であるチューニングのノウハウによっても大きく左右されます。LGエレクトロニクスでは前機種のisai Beatに引き続き、北欧のオーディオブランドであるB&O PLAYとコラボしながら、V30+も最終的な音のバランスを整えています。

 

筆者が感じる限り、日本国内でも発売され人気の高いB&O PLAYのヘッドホンやイヤホン、ワイヤレススピーカーはいずれも変なクセを持たず、どんな音ものコンテンツも心地よいフラットなバランスで聴かせてくれるところが大きな魅力であると捉えています。V30+も音楽プレーヤーとしてまさしく同じキャラクターにチューニングされているので、映像系コンテンツの音も含めて、長時間聴いていても心地よいリスニング感が持続します。

↑背面に指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンを配置。音質のチューニングに関わったB&O PLAYのロゴも配置されている↑背面に指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンを配置。音質のチューニングに関わったB&O PLAYのロゴも配置されている

 

ハイレゾの新技術「MQA」にも対応した

V30+はオーディオまわりの機能として新たに「MQA対応」にチャレンジしています。MQA(Master Quality Authenticated)とは、スタジオで演奏された音楽の感動をありのままリスナーの耳に届けるために、英メリディアン・オーディオが開発して、2014年に発表した高音質化のための技術。その詳細を説明しはじめると今回のレビューが終わらなくなるほど長くなってしまうので、また機会を改めたいと思いますが、スマホがこの技術を採用することのメリットをざっくりとまとめてしまうと、高音質だけれど1曲あたりのファイル容量が大きくなってしまいがちなハイレゾ音源の「音質をそのままに、ファイルサイズを小さくできる」ところにあります。

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MQAはいま据え置き型のホームオーディオ機器や、音楽専用のポータブルオーディオプレーヤーにも徐々に浸透しはじめているトレンドの最先端です。スマホでこの技術を採用した製品はオンキヨーのGRANBEAT「DP-CMX1」が初めてになりますが、LGのV30+はグローバルモデルとしては世界初のMQA対応スマホになります。

 

V30+でMQAの実力を存分に味わうためには、音楽コンテンツもMQAの技術によって収録されたものが必要です。現在MQA音源は国内ではe-onkyo musicで洋楽・邦楽のタイトルがダウンロード販売されています。MQAの実力は、“MQAじゃない方”の通常のリニアPCM録音のファイルと聴き比べてみるとよくわかるのですが、ひとつの作品を二つのバージョンともに買いそろえるのはお金の負担も大きいと思います。まずは北欧の高音質録音で有名なレーベル「2L」が無料で提供しているMQAのサンプル音源で聴き比べてみてはいかがでしょうか。URLは「http://www.2l.no/hires/」です。

 

リストの最上段にある作品、トロンハイム・ソロイスツ楽団とニーダロス大聖堂少女合唱団による「MAGNIFICAT/Et misericordia」の、MQA版と通常リニアPCM版をダウンロードして聴き比べてみましょう。ちなみにこの作品のMQA版、つまりスタジオマスター版は352.8kHz/24bitの高解像度で録音されていますが、その通常リニアPCM版はV30+の音楽プレーヤーアプリで再生ができないため、今回は192kHz/24bitのファイルで雰囲気を比較してみたいと思います。

↑2Lに公開されているMQA音源から「MAGNIFICAT」を再生。カバーアートの左下隅にMQAのロゴとブルーのインジケータが表示される↑2Lに公開されているMQA音源から「MAGNIFICAT」を再生。カバーアートの左下隅にMQAのロゴとブルーのインジケータが表示される

 

なおV30+でMQA再生を楽しむ時には、プリインされている音楽プレーヤーアプリを使います。MQA音源を再生するとプレーヤーアプリのカバーアートの画面、左下隅にMQA作品であることを示すロゴと青いインジケーターが表示されます。

 

通常のハイレゾ版とMQA版の音の違いを比べてみた

「MAGNIFICAT」は主旋律のソプラノとコーラスによるハーモニー、弦楽器の音色などプレーヤーが備える情報量の再現力がとてもわかりやすく表れる作品です。声の透明感に張りと艶、滲みのない高音の伸びやかさなどQuad DACの実力は通常のハイレゾ版を再生してみても存分に発揮されています。どの帯域もバランス良く再現されるので、浮かび上がってくる音のイメージは鮮度やリアリティがけた違いです。

↑ゼンハイザー「IE 800 S」をつないでMQA版と通常版を聴き比べてみた↑ゼンハイザー「IE 800 S」をつないでMQA版と通常版を聴き比べてみた

 

続けてMQA版を聴いてみると、通常のリニアPCM版で柔らかく一体につながっていた演奏が少しほぐれて、分離感の方が一段と際立つ印象。声の輪郭がよりキリッと鮮やかになり、弦楽器の低音もさらに立体感が増してきます。音と静寂とのコントラスト感が高まり、まるで大聖堂の中に満ちたひんやりとした空気まで肌で感じられるようでした。音質については通常のリニアPCM版と“どちらの方が上”というものではなく、MQA版とそれぞれの魅力を比べながら楽しめるところに醍醐味があるのだと思います。

 

V30+が本体に内蔵するストレージは約128GBと通常のスマホに比べるとケタ違いに大容量なうえに、外部ストレージとして最大256GBのmicroSDカードも使えます。普通に音楽を聴く分には十分に頼もしいストレージサイズですが、ハイレゾの音源ファイルは1件あたりの容量がとにかく大きいのが泣き所。ましてやカメラで動画や写真を撮影したり、NetflixやAmazonプライム・ビデオから映像コンテンツをダウンロードすると、あれほど余裕たっぷりだったはずのストレージがあっという間にいっぱいになっていた、なんてこともありがちです。

 

ちなみに今回試聴した「MAGNIFICAT」の1曲あたりのファイルサイズは192kHz/24bit版が185MB、マスタークオリティの352.8kHz/24bit版はなんと410MB! もし10曲以上を収録するアルバムを買って保存したら、1作品で4GB超えは必至……。そう考えるとマスター音源の品質をキープしたまま、同じ楽曲のファイルが50MBにまで抑えられているMQA版のアドバンテージが強く実感されます。

 

e-onkyo musicでは洋楽・邦楽のMQA名作をカタログに続々と追加中。e-onkyo musicならばスマホのブラウザアプリで作品を購入して、PCを介さずにスマホにWi-Fi経由でダウンロードして手軽に楽しむことができます。

↑洋楽・邦楽の人気作品もe-onkyo musicで配信されている↑洋楽・邦楽の人気作品もe-onkyo musicで配信されている

 

今回はV30+からの新機能であるMQA再生に注目して音を聴き比べてみましたが、「Quad DAC」に代表される本機の音質へのこだわりは他のスマホと比べてみると、何気なくWeb動画を楽しむ時などにも明かな違いとして実感できるはずです。音の芯が強く量感も豊かなので、アウトドアでの音楽リスニングには格別の心地よさが得られます。モバイルエンターテインメントを心地よく楽しむためには“いい音”が不可欠。ひと味違うV30+のサウンドに要注目です。

 

【濃厚レビュー】スマホで音楽/動画再生するならコレ! MQA再生に対応した“いい音スマホ”「isai V30+」

いま国内で発売されているiPhoneを除くAndroidスマホの上位モデルは、多くがハイレゾリューションオーディオ(ハイレゾ)音源の再生に対応しています。ハイレゾ音源にはCDのディスクに比べて数倍以上の豊富な音楽情報が収録可能。ハイレゾ音源の再生に対応するスマホなどのプレーヤーに、同じくハイレゾ対応のヘッドホンやイヤホンなどを組み合わせれば、従来よりもいい音で音楽が聴けるというわけです。今回は昨年末にKDDIが発売した注目のハイレゾ対応スマホである、LGエレクトロニクス製「isai V30+/LGV35」(以下:V30+)を紹介したいと思います。

↑KDDIが発売したLGエレクトロニクスのハイエンドスマホ「isai V30+/LGV35」↑LGエレクトロニクスのハイエンドスマホ「isai V30+/LGV35」

 

多彩なエンターテインメントが高品位に楽しめる

今回V30+の魅力として集中的に取り上げるのは本機の「オーディオ力」ですが、LGが持てるスマホのための最先端技術を惜しみなく詰め込んだ本機は、約6インチの有機ELディスプレイによる高精細な映像視聴や、カメラ機能も一流です。

↑約6.0インチ、わずか7.4mmの厚みサイズに最先端のイノベーションを詰め込んだ↑わずか7.4mmの厚みサイズに最先端のイノベーションを詰め込んだ

 

↑イヤホンジャックは本体のトップ側に配置している↑イヤホンジャックは本体のトップ側に配置している

 

ディスプレイは解像度が2880×1440画素(QHD+)と高精細なだけでなく、より自然な明暗のバランスや色再現が楽しめるHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)コンテンツのネイティブ再生をサポートしています。NetflixやAmazonプライム・ビデオなどで配信されている、スマホ向けのHDR作品を再生すると、よりリアリティの高い映像の世界に没入すること間違いなし。没入感といえば、グーグルのVRプラットフォーム「Daydream」のVRコンテンツを高画質&スムーズに楽しめるのもV30+の特徴です。

↑より高精細なHDR映像コンテンツの表示にも対応する有機ELディスプレイを採用。アスペクト比は18対9とやや縦長でスリムに見える↑より高精細なHDR映像コンテンツの表示にも対応する有機ELディスプレイを採用。アスペクト比は18対9とやや縦長でスリムに見える

 

背面のメインカメラは2つのカメラユニットを搭載しています。F値1.6の明るいガラスレンズを搭載しているので、少し暗めの場所で撮影しても手ブレを抑えたシャープな写真が撮れます。まるで映画のように色鮮やでキレのある映像が取れる「Cine Effect」やスローモーション、パノラマ撮影などのトリック機能も充実しています。

↑高性能なデュアルレンズカメラを搭載↑高性能なデュアルレンズカメラを搭載

 

isai V30+は「音の良さ」に要注目

筆者がV30+に最も注目しているポイントはその「音の良さ」です。おそらく毎日スマホを使っていて、多くの方々がカメラや動画再生と同じくらい、またはそれ以上に音楽を聴くことに時間を費やしているのではないでしょうか。いわゆる音そのものを愛でる音楽リスニングに限らず、動画やモバイルゲームの音声を聴くことも含めれば、スマホにイヤホンやヘッドホンを装着して、あるいは内蔵スピーカーで音を出しながら活用する機会はとても多くあります。

 

でも、かたやスマホのサウンドは、音楽専用のポータブルオーディオプレーヤーに比べてボリュームが貧弱だったり、解像度が少し足りなくて不満に感じているという声も少なくありません。スマホは何より通信機器であるため、内部を丁寧に設計しないと通信用のモジュールが音楽プレーヤーとして再生する音に悪い影響を与えてしまうこともあります。そして最近のスマホは「軽くて薄い」のが常識になりつつあるため、そのうえエンターテインメント系の機能に限らず、沢山のセンサーやボイスアシスタント機能などを詰め込むことが必要となれば、音楽再生のために割けるパフォーマンスは通常限られた範囲になりがちです。

 

その点、V30+は上記の映像再生やカメラまわりの機能にとことんこだわりながら、本体も薄く・軽くしてポータビリティにも妥協していません。そして驚くべきはさらにオーディオまわりの大胆な仕様も盛り込んでいることです。

 

まずピックアップしたいのは、昨年発売された「isai Beat LGV34」に引き続き採用された「Quad DAC」です。音楽専用のポータブルプレーヤーやヘッドホンアンプにも多く採用されている、ESSテクノロジー社の高性能なDACチップを4基搭載したQuad DAC回路を通すことで、音楽情報の品質劣化につながるノイズや歪みをグンと低く抑えています。

↑オーディオ製品にも多く採用されるESS TechnologyのDAC ICチップを搭載した↑オーディオ製品にも多く採用されるESS TechnologyのDAC ICチップを搭載した

 

Quad DACの機能はヘッドホンジャックに製品をつなげば、設定アプリからメニューを「オン」に切り替えることができます。Quad DACの効果が実感できるのはハイレゾ再生の場面に限りません。例えばCDからリッピングした音源やSpotifyなどの音楽ストリーミングを聴いてみても、いままで聴こえてこなかった音にもピントが合うような高い解像感と透明な空気感に気がつくはずです。YouTubeやNetflixの動画を再生すると、豊かな音場の広がりとセリフの聴き取りやすさに差が表れます。

↑Quad DACのメニュー画面。サウンドプリセット(=イコライザー)やデジタルフィルターの選択ができる↑Quad DACのメニュー画面。サウンドプリセット(=イコライザー)やデジタルフィルターの選択ができる

 

↑デジタルフィルターは3種類。MQA再生の時には無効になる↑デジタルフィルターは「Short」「Sharp」「Slow」の3種類から選択可能。MQA再生の時には無効になる

 

オーディオ機器の音のバランスは最終段階であるチューニングのノウハウによっても大きく左右されます。LGエレクトロニクスでは前機種のisai Beatに引き続き、北欧のオーディオブランドであるB&O PLAYとコラボしながら、V30+も最終的な音のバランスを整えています。

 

筆者が感じる限り、日本国内でも発売され人気の高いB&O PLAYのヘッドホンやイヤホン、ワイヤレススピーカーはいずれも変なクセを持たず、どんな音ものコンテンツも心地よいフラットなバランスで聴かせてくれるところが大きな魅力であると捉えています。V30+も音楽プレーヤーとしてまさしく同じキャラクターにチューニングされているので、映像系コンテンツの音も含めて、長時間聴いていても心地よいリスニング感が持続します。

↑背面に指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンを配置。音質のチューニングに関わったB&O PLAYのロゴも配置されている↑背面に指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンを配置。音質のチューニングに関わったB&O PLAYのロゴも配置されている

 

ハイレゾの新技術「MQA」にも対応した

V30+はオーディオまわりの機能として新たに「MQA対応」にチャレンジしています。MQA(Master Quality Authenticated)とは、スタジオで演奏された音楽の感動をありのままリスナーの耳に届けるために、英メリディアン・オーディオが開発して、2014年に発表した高音質化のための技術。その詳細を説明しはじめると今回のレビューが終わらなくなるほど長くなってしまうので、また機会を改めたいと思いますが、スマホがこの技術を採用することのメリットをざっくりとまとめてしまうと、高音質だけれど1曲あたりのファイル容量が大きくなってしまいがちなハイレゾ音源の「音質をそのままに、ファイルサイズを小さくできる」ところにあります。

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MQAはいま据え置き型のホームオーディオ機器や、音楽専用のポータブルオーディオプレーヤーにも徐々に浸透しはじめているトレンドの最先端です。スマホでこの技術を採用した製品はオンキヨーのGRANBEAT「DP-CMX1」が初めてになりますが、LGのV30+はグローバルモデルとしては世界初のMQA対応スマホになります。

 

V30+でMQAの実力を存分に味わうためには、音楽コンテンツもMQAの技術によって収録されたものが必要です。現在MQA音源は国内ではe-onkyo musicで洋楽・邦楽のタイトルがダウンロード販売されています。MQAの実力は、“MQAじゃない方”の通常のリニアPCM録音のファイルと聴き比べてみるとよくわかるのですが、ひとつの作品を二つのバージョンともに買いそろえるのはお金の負担も大きいと思います。まずは北欧の高音質録音で有名なレーベル「2L」が無料で提供しているMQAのサンプル音源で聴き比べてみてはいかがでしょうか。URLは「http://www.2l.no/hires/」です。

 

リストの最上段にある作品、トロンハイム・ソロイスツ楽団とニーダロス大聖堂少女合唱団による「MAGNIFICAT/Et misericordia」の、MQA版と通常リニアPCM版をダウンロードして聴き比べてみましょう。ちなみにこの作品のMQA版、つまりスタジオマスター版は352.8kHz/24bitの高解像度で録音されていますが、その通常リニアPCM版はV30+の音楽プレーヤーアプリで再生ができないため、今回は192kHz/24bitのファイルで雰囲気を比較してみたいと思います。

↑2Lに公開されているMQA音源から「MAGNIFICAT」を再生。カバーアートの左下隅にMQAのロゴとブルーのインジケータが表示される↑2Lに公開されているMQA音源から「MAGNIFICAT」を再生。カバーアートの左下隅にMQAのロゴとブルーのインジケータが表示される

 

なおV30+でMQA再生を楽しむ時には、プリインされている音楽プレーヤーアプリを使います。MQA音源を再生するとプレーヤーアプリのカバーアートの画面、左下隅にMQA作品であることを示すロゴと青いインジケーターが表示されます。

 

通常のハイレゾ版とMQA版の音の違いを比べてみた

「MAGNIFICAT」は主旋律のソプラノとコーラスによるハーモニー、弦楽器の音色などプレーヤーが備える情報量の再現力がとてもわかりやすく表れる作品です。声の透明感に張りと艶、滲みのない高音の伸びやかさなどQuad DACの実力は通常のハイレゾ版を再生してみても存分に発揮されています。どの帯域もバランス良く再現されるので、浮かび上がってくる音のイメージは鮮度やリアリティがけた違いです。

↑ゼンハイザー「IE 800 S」をつないでMQA版と通常版を聴き比べてみた↑ゼンハイザー「IE 800 S」をつないでMQA版と通常版を聴き比べてみた

 

続けてMQA版を聴いてみると、通常のリニアPCM版で柔らかく一体につながっていた演奏が少しほぐれて、分離感の方が一段と際立つ印象。声の輪郭がよりキリッと鮮やかになり、弦楽器の低音もさらに立体感が増してきます。音と静寂とのコントラスト感が高まり、まるで大聖堂の中に満ちたひんやりとした空気まで肌で感じられるようでした。音質については通常のリニアPCM版と“どちらの方が上”というものではなく、MQA版とそれぞれの魅力を比べながら楽しめるところに醍醐味があるのだと思います。

 

V30+が本体に内蔵するストレージは約128GBと通常のスマホに比べるとケタ違いに大容量なうえに、外部ストレージとして最大256GBのmicroSDカードも使えます。普通に音楽を聴く分には十分に頼もしいストレージサイズですが、ハイレゾの音源ファイルは1件あたりの容量がとにかく大きいのが泣き所。ましてやカメラで動画や写真を撮影したり、NetflixやAmazonプライム・ビデオから映像コンテンツをダウンロードすると、あれほど余裕たっぷりだったはずのストレージがあっという間にいっぱいになっていた、なんてこともありがちです。

 

ちなみに今回試聴した「MAGNIFICAT」の1曲あたりのファイルサイズは192kHz/24bit版が185MB、マスタークオリティの352.8kHz/24bit版はなんと410MB! もし10曲以上を収録するアルバムを買って保存したら、1作品で4GB超えは必至……。そう考えるとマスター音源の品質をキープしたまま、同じ楽曲のファイルが50MBにまで抑えられているMQA版のアドバンテージが強く実感されます。

 

e-onkyo musicでは洋楽・邦楽のMQA名作をカタログに続々と追加中。e-onkyo musicならばスマホのブラウザアプリで作品を購入して、PCを介さずにスマホにWi-Fi経由でダウンロードして手軽に楽しむことができます。

↑洋楽・邦楽の人気作品もe-onkyo musicで配信されている↑洋楽・邦楽の人気作品もe-onkyo musicで配信されている

 

今回はV30+からの新機能であるMQA再生に注目して音を聴き比べてみましたが、「Quad DAC」に代表される本機の音質へのこだわりは他のスマホと比べてみると、何気なくWeb動画を楽しむ時などにも明かな違いとして実感できるはずです。音の芯が強く量感も豊かなので、アウトドアでの音楽リスニングには格別の心地よさが得られます。モバイルエンターテインメントを心地よく楽しむためには“いい音”が不可欠。ひと味違うV30+のサウンドに要注目です。

 

10か月経っても他機を圧倒する高音質! オンキヨー「グランビート」の注目すべき進化機能を総ざらい

以前にGetNavi webの企画でハイレゾ対応スマホのクロスレビューに参加させてもらった際に、高音質がウリのスマホ5モデルを聴き比べしました。揃ったスマホの数を多いと捉えるか否かは意見が分かれる所かもしれませんが、試聴した5モデルのほかにも、いま日本国内で販売されているハイエンドクラスのスマホは軒並みハイレゾ対応になっています。

 

ハイレゾスマホのクロスレビューはコチラ

“高音質スマホ”で最も音がいいのはどれだ!? 人気の5機種を一挙試聴

 

半年前のクロスレビューで見事1位に選ばれたオンキヨーの“グランビート”「DP-CMX1」は、発売から10か月近く経過した現在でも、ほかのモデルを圧倒する別格の高音質を誇るモデルとして人気となっています。スマホとしてはほかに類を見ない「バランス出力」への対応や多彩なファイル形式の音楽再生対応など、その実力の詳細は過去にレポートしていますので合わせてご覧ください。

↑↑オンキヨーのグランビート「DP-CMX1」

 

グランビートの詳細レビューはコチラ

すべての音楽好きに捧げる前代未聞の高音質設計! オンキヨーのハイレゾスマホ「グランビート」がスゴい5つのポイント

 

知られていない3つの進化ポイント

さて、そのグランビートが発売されてからまもなく1年が経とうとしていますが、本機は相変わらず高音質スマホの頂点に君臨し続けているといえます。それどころか快適に音楽再生を楽しむための機能アップデートや、ほかの製品やアプリとの連携が充実して、ますます進化を遂げています。これからハイレゾ対応のスマホや音楽プレーヤーの導入を検討している方はぜひ、グランビートが進化したポイントを押さえて選択肢に加えてほしいと思います。

 

その1:ハイレゾ対応のハード&ソフト情報に一発でアクセスできる「おすすめApp」

グランビートにはe-onkyo musicのストアで発売された新譜や、音楽プレーヤーアプリのレコメンドなど役立つ情報を集められる専用アプリ「おすすめApp」がプリインストールされています。もしかするとグランビートを長く使っているのに、このアプリに気づいていなかったという方もいるのではないでしょうか。

↑プリインされている「おすすめApp」のホーム画面。e-onkyo musicのアップデートなどがすばやくチェックできる↑プリインされている「おすすめApp」のホーム画面。e-onkyo musicのアップデートなどがすばやくチェックできる

 

アプリを開くと、トップにはe-onkyo musicが扱う新譜や人気アルバム・シングルのトップ10を表示、ユーザーの好みに合わせて音楽ジャンルごとに情報をセレクトして集めることができます。気になるタイトルのアイコンをタップするとe-onkyo musicから直接購入できるカゴに飛びます。

↑ランキングデータは興味のあるジャンルを絞って表示することも可能↑ランキングデータは興味のあるジャンルを絞って表示することも可能

 

少し脇道にそれてしまいますが、e-onkyo musicのストアで販売されている音楽タイトルはスマホでダイレクトに買うことができます。グランビートを活用すれば、わざわざPCにつないでファイルをドラッグ&ドロップで転送といった面倒な作業も必要ありません。グランビートの「Music」アプリにはダウンローダーの機能もあり、e-onkyo musicで購入した作品を制限回数に応じて端末に直接ダウンロードできるので試してみてください。

↑e-onkyo musicで購入した音源はグランビート単体でダウンロードして楽しめる。Wi-Fi接続がおすすめ↑e-onkyo musicで購入した音源はグランビート単体でダウンロードして楽しめる。Wi-Fi接続がおすすめ

 

話題をおすすめAppに戻しましょう。アップデートによって、オンキヨー、パイオニアブランドのオーディオ製品が購入できるオンラインストア「ONKYO DIRECT」へのリンクも追加されました。さらにe-onkyo musicとONKYO DIRECTのアップデート情報へのリンクは、おすすめAppの「ウィジェット」にしてグランビートのホーム画面に常駐させることができます。ホーム画面の空きスペースを長押しして表示される「ウィジェット」を選択してみて下さい。おすすめAppのウィジェットがふたつ並んでいるので、すぐに見つけられるでしょう。

↑e-onkyo musicとONKYO DIRECTはウィジェットにしてホーム画面に貼り付けておくと便利↑e-onkyo musicとONKYO DIRECTはウィジェットにしてホーム画面に貼り付けておくと便利

 

その2:アイ・オー・データ機器の「CDレコ」と連携。パソコンなしで音楽CDを取り込める

アイ・オー・データ機器の“CDレコ”シリーズは、PCレスで手軽に音楽CDをスマホやタブレットに取り込めるCDレコーダー(ドライブ)です。Android/iOSに対応する「CDレコ」アプリをスマホに入れて、Wi-FiでCDレコの本体に接続すれば、60分の音楽CDをAndroidスマホの場合は約5分で素速く取り込めます。10月末にグランビートをはじめ、オンキヨー「DP-X1」「DP-X1A」、パイオニア「XDP-300R」「XDP-100R」の各機種がGoogle PlayストアからCDレコアプリをインストールして、音楽CDが取り込めるようになりました。

↑アイ・オー・データ機器の「CDレコ」で眠りかけていたCDの音源が手軽にグランビートへリッピングできる↑アイ・オー・データ機器の「CDレコ」で眠りかけていたCDの音源が手軽にグランビートへリッピングできる

 

今回CDレコシリーズのWi-Fi対応モデル「CDRI-W24AI2」を借りて、グランビートでCDの取り込みに挑戦してみました。CDレコのドライブには電源を供給するためのACアダプターが必要ですが、スマホとの接続はWi-Fi経由になるのでケーブルは不要。CDレコアプリのガイダンスに従って、CDレコの本体を宅内のWi-Fiルーターにつなぎます。あとはドライブに取り込みたいCDディスクをセットして、アプリのメニューから「CDを取り込む」を選択。アルバム情報はグレースノートの音楽データベースから自動参照されます。

 

CDレコアプリにはプレーヤー機能も内蔵されているので、取り込んだ楽曲を選択してすぐにリスニングが楽しめます。グランビートの端末に保存されている音楽ファイルもアルバム/楽曲リストに表示され、CDレコアプリで聴いたり、プレイリストの作成も可能です。

 

CDレコで取り込んだ音楽ファイルは、もちろんグランビートにプリインされているMusicアプリからも再生できます。Musicアプリならグランビートのハイレゾアップサンプリングやデジタルフィルターなどの機能も効かせることができます。しばらく聴いていなかったCDをグランビートに取り込んで再生してみると新しい発見も得られるはずです。

↑リッピングしたCD音源はグランビートのアップサンプリングやフィルター機能を活用しながら、さらにいい音で楽しめる↑リッピングしたCD音源はグランビートのアップサンプリングやフィルター機能を活用しながら、さらにいい音で楽しめる

 

その3:音声読み上げアプリ「Notification App」が便利

オンキヨーがAndroidスマホ向けに開発した「Notification App」が11月6日から配信を開始しました。こちらのアプリをオンキヨーグループと一緒に開発したネインは、LINEやメールなどスマホに届いた通知を音声で読み上げてくれる「APlay」アプリと、対応するワイヤレスイヤホンを展開する日本の“ヒアラブル”技術を得意とするベンチャーです。

↑オンキヨーグループとネインが共同開発したスマホ向け通知アプリ「Notification App」↑オンキヨーグループとネインが共同開発したスマホ向け通知アプリ「Notification App」

 

Notification Appはグランビートとパイオニアのブランドから発売されているイヤホン「E7wireless」、ヘッドホン「SE-MS7BT」など本稿執筆時点では全部で6つのモデルに対応しています。グランビートにアプリをインストールして、設定画面からメール、SNS、ニュース、カレンダーなど届いた通知を読み上げてほしいアプリを選びます。現在の時刻を一定間隔で知らせてくれる時報機能もあります。

↑パイオニアのワイヤレスヘッドホン「SE-MS7BT」など、「Notification App」が活用できるヘッドホン・イヤホンが決まっている↑パイオニアのワイヤレスヘッドホン「SE-MS7BT」など、「Notification App」が活用できるヘッドホン・イヤホンが決まっている

 

例えば満員電車の中で手が離せないときにも通知を見逃すことがなくなるし、歩きスマホの防止にもなるでしょう。スマホとしてのグランビートの可能性をさらに広げてくれるよきコラボレーションです。オーディオプレーヤーとして、グランビートで再生している音楽に集中したい場合はNotification Appの通知や時報機能をミュートすることもできるので安心ですね。

 

グランビートはオーディオプレーヤーとしての基幹システムを安定させるため、Android OSのアップデートにはあえて対応していません。そのぶんMusicやおすすめAppなどプリインされているアプリが進化して、連携できるサービスや機器も増えていくことで常にフレッシュな環境で音楽リスニングを満喫できる最強のハイレゾ対応スマホです。

 

高音質が楽しめるだけでなく、アップデートにより機能面での進化を続けるグランビート。この年末年始にスマホの買い替えや機種変更を検討されている方は、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

プロがジャッジ! この冬買いたいAndroid/Windowsタブレット8選【2017】

タブレット端末は、プライベートで手軽に使えるAndroidタブレットと、ビジネスでも活躍するキーボード付きのWindowsタブレット(2in1タイプ)が人気。そこで今回は、各タブレットの人気機種4モデルを、デジタル製品に詳しいライターのナックル末吉さんのコメント付きで紹介します。この冬、新しい端末を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

20171128-i02 (2)↑ナックル末吉さんが実際に使ってチェック

 

【Androidタブレット】

1.スタンド付きで動画視聴に最適

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Lenovo「YOGA Tab 3 10」
実売価格2万3650円

可動式のスタンドを備え、利用シーンに応じてホールド、チルト、スタンド、ハングの4つのモードで使用可能。導電性の有無やパネルへの接触面積からタッチを認識し、一般的な鉛筆やペンをそのままスタイラスとして利用できる「AnyPenテクノロジー」を採用しています。

●CPU:Qualcomm APQ8009 クアッドコア(1.3GHz)●メモリ:2GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1280×800ドット)●バッテリー:連続使用約18時間●サイズ/質量:253×185×3.5-9.5mm/約655g

 

「スタンドを搭載したLenovo『YOGA Tab 3 10』は、動画視聴向き。外に持ち歩くにはやや重く、スタンドの分だけ厚みもあるので、自宅専用機が欲しい人にオススメです」(ナックルさん)

 

2.ガラス採用の薄型ボディがスタイリッシュ

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NEC「LAVIE Tab TE510/HAW」
実売価格3万6800円

本体背面に耐久性・傷耐性にすぐれた「Gorilla Glass 4」を採用し、厚さ約7.2mmの薄型ボディを実現。すばやくログインできる指紋認証の採用でセキュリティを強化しています。タブレットの起動から基本的な操作方法までがわかるセットアップシートや、Googleアカウントの登録方法、インターネットやメールのはじめ方などを解説したガイド「かんたん!LAVIE Tab for Android」など、初心者でも簡単に使い始められます。

●CPU:Qualcomm APQ8053 オクタコア(2Hz)●メモリ:3GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1920×1200ドット)●バッテリー:連続使用約8.8時間●サイズ/質量:246.8×172.5×7.2mm/約485g

 

「NEC『LAVIE Tab TE510/HAW』は、隙のないスペックと使いやすさなので、これを買っておけば不満なし、という意味ではタブレット初心者や初めての1台にオススメ。国内メーカーらしくサポートが充実しているので、お子さんや高齢者へのプレゼントにも最適です」(ナックルさん)

 

3.お手ごろ価格の10型タブレット

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ASUS「ZenPad 10(Z301M)」
実売価格2万1400円

独自の映像テクノロジー「ASUS VisualMaster」により、鮮明な映像を再生。ディスプレイには指紋がつきにくい「アンチフィンガープリント加工」を施しているので、いつでもきれいに使えます。本体カラーはダークブルー、クラシックホワイト、アッシュグレーの3色(画像はアッシュグレー)。

●CPU:MediaTek MT8163Bクアッドコア(1.3GHz)●メモリ:2GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1280×800ドット)●バッテリー:連続使用約10時間●サイズ/質量:251.7×172.1×8.9mm/約470g

 

「ASUS『ZenPad 10(Z301M)』は価格は安いのですが、スペックは1世代前のものという印象。自分の用途に合ったスペックかどうか見極められる人なら、コスパが高いといえます。また、2台目、3台目としてもオススメです」(ナックルさん)

 

4.持ち歩きたくなる8型タブレット

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Huawei「MediaPad M3 Lite」
実売価格2万7670円(Wi-Fiモデル)

フルHD解像度の8型ディスプレイを搭載。Android 7.0をベースにした独自のUI「Emotion UI」を搭載しており、誰でも使いやすい操作性を実現しています。Wi-Fiモデルのほか、ナノSIMカードを挿して単独でネット通信が行えるLTEモデル(2万8962円)もラインナップ。

●CPU:Qualcomm MSM8940 オクタコア(1.4GHz)●メモリ:3GB、ストレージ:32GB●ディスプレイ:タッチ対応8型ISP(1920×1200ドット)●バッテリー:連続使用約時間-(4800mAh)●サイズ/質量:213.3×123.3×7.5mm/約310g

 

「HuaweiHuawei『MediaPad M3 Lite』は、持ち歩いて使うことを考えている人向け。今回はWi-Fiモデルを使いましたが、格安SIMを挿して便利に使えるLTEモデルもオススメです」(ナックルさん)

 

【Windowsタブレット(2in1)】

5.アルミボディ採用のエントリーモデル

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ASUS「TransBook T101HA」
実売価格3万2460円

アルミボディを採用したクラムシェル型ノートPCのようなスタイルが特徴。180度回転するヒンジにより、様々なスタイルで使うことができます。充電端子はマイクロUSBなので、モバイルバッテリーから給電することも可能。

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●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Atom x5-Z8350(1.44GHz)●メモリ: 2GB、ストレージ:eMMC 64GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型IPS(1280×800ドット)●インターフェイス:USB 2.0×1、マイクロUSB×1、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMI出力、ヘッドホン●バッテリー:約13.6時間●サイズ/質量:261×175×20mm(キーボード装着時)/約580g(本体のみ)、約1080g(キーボード含む)

 

「ASUS『TransBook T101HA』は、ほかに比べてスペック的にはやや見劣りしますが、マイクロUSB給電ができる点は魅力。ACアダプターは以外と重くて荷物になりますからね。キーボードは標準的な仕様ですが、ややたわむのでハードパンチャーは注意」(ナックルさん)

 

6.ビジネスでもプライベートでも活躍する2in1

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Lenovo「ideapad Miix 320」
実売価格3万8670円

堅牢なキーボードを備えたクラムシェル型スタイルの2in1タブレット。広い視野角のIPSディスプレイや、迫力のサウンドを再現する「Dolby Advanced Audio」を搭載し、ビジネスでもプライベートでも活躍します。本体にUSB Type-Cを装備するほか、キーボード部にフルサイズのUSB端子を2ポート備え、拡張性も優れています。

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●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Atom x5-Z8350(1.44GHz)●メモリ: 4GB、ストレージ:eMMC 64GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型IPS(1920×1200ドット)●インターフェイス:(本体)USB Type-C×1、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMI出力、ヘッドホン、(キーボード)USB 2.0×2●バッテリー:約11.3時間●サイズ/質量:249×184×17.6mm(キーボード装着時)/約550g(本体のみ)、約1020g(キーボード含む)

 

「Lenovo『ideapad Miix 320』は低価格ながらフルHDディスプレイを搭載しており、USB Type-Cも備えているところがポイントです。キーの形状は正方形に近く打ちやすいですが、配列は上部にファンクションキーがない5列タイプなので、ショートカットを多用する人は慣れが必要でしょう」(ナックルさん)

 

7.持ち運びやすいキーボード一体型カバーを採用

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富士通「arrows Tab QH35/B1」
実売価格4万6380円

キーボード一体型の専用カバーが付属する2in1タブレット。カバーを折りたたんでスタンドにすることも可能。日本語入力の使いやすさに定評のあるATOKや、簡単な文章の作成・編集が可能なOffice Mobileもプリインストールしています。

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●OS:Windows10 Home(32bit)●CPU:Atom x5-Z8350(1.44GHz)●メモリ: 2GB、ストレージ:eMMC 128GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型IPS(1280×800ドット)●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 2.0×1、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMI出力、ヘッドホン×1●バッテリー:約7.5時間●サイズ/質量:270×190×20mm(キーボード装着時)/約620g(本体のみ)、約999g(キーボード含む)

 

「富士通『arrows Tab QH35/B1』は国内メーカーらしく、Office MobileやATOKといったソフト面が充実しているので、これらが必要な人にとってはコスパが高いといえるでしょう。スタンドは場所をとる上、画面角度の調整もできないので、デスクの上以外では広げにくいので注意。キーボードはピッチが少し狭いですが使いやすさは及第点です」(ナックルさん)

 

8.スタイリッシュな大画面型モデル

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Huawei「MateBook E」(Core i5モデル/オフィスなし)
実売価格12万1672円

2K解像度の12型ディスプレイを備えたスタイリッシュモデル。付属のキーボード一体型カバーは高級感のあるレザー調で、背面のヒンジによりディスプレイ角度の調整も可能。静電容量式のペンに対応しており、オプションのMatePenを使えば繊細なイラストなども描くことができます。パワフルなCore i5搭載モデルのほか、モバイル向けのCore m3搭載モデルも用意し、用途に応じて選択可能。

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●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Kaby Lake Core i5(m3モデルもあり)●メモリ: 8GB(m3は4GB)、ストレージ:SSD 256GB(m3は128GB)●ディスプレイ:タッチ対応12型IPS(2160×1440ドット)●インターフェイス:USB Type-C×1、ヘッドホン●バッテリー:約9時間●サイズ/質量:278.8×194.1×6.9mm(本体のみ)/約640g(本体のみ)、約1100g(キーボード含む)

 

「Huaweiの『MateBook E』は、Core i5を積んでいたり、大容量SSDを搭載していたりと、ノートPCと同じように使える高い性能を持っています。ディスプレイも明るく精細で、タブレットとして使っても優秀なモデル。価格は高めですが、複雑な表計算や写真・動画の編集などパワーが必要な作業を行うなら検討する価値があります」(ナックルさん)

 

ぜひ、プロのコメントを参考に、自分の目的や用途にあったモデルを探してみて下さい。