【1分でわかる】三菱自動車「エクリプスクロス」ってどんなクルマ?

注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今春に発売されたクーペ風SUV三菱自動車「エクリプスクロス」を紹介します。出来映えは上々で、作り手独自のキャラクターも実感できる仕上がりです。

 

三菱が満を持して送り出すクーペ風SUV

20180220-yamauchi_24

三菱自動車
エクリプス クロス

 

クーペ風の仕上がりながら荷室は実用的な広さを確保

三菱としては久々の新作となるエクリプス クロスは、SUVとクーペの魅力を融合させたクロスオーバーモデル。そのボディは、同門のRVRより若干大きい程度で、日本の道路でも扱いやすいボリュームとなっています。

 

最大の特徴はリアピラーを傾斜させたスタイリッシュな外観にありますが、かつてパジェロで一世を風靡したSUVの老舗の作とあって、実用性の高さも見逃せません。後席は大人でも余裕のあるスペースを確保。クーペ風とはいいつつ、荷室も実用的な広さを実現します。

 

今回はプロトタイプに試乗しましたが、その走りは手堅い仕上がりでした。エンジンは1.5リットルのターボで、動力性能は必要にして十分という水準をキープしながら、実用域では充実したトルクを発揮して扱いやすいです。サスペンションもしなやかさを感じさせる設定とあって、ライド感は快適。個性的なSUVをファーストカーとして探している人なら、ぜひとも注目すべき一台といえそうです。

 

発売時のエンジンは1.5Lターボ

20180220-yamauchi_28

正式デビュー時の搭載エンジンは、1.5ℓのガソリンターボのみとなる予定。SUVで人気のディーゼルがその後追加される予定があるそうです。

 

インテリアもスポーティ仕立て

20180220-yamauchi_27

その外観同様、インテリアもスポーティな造形が特徴的。接続したスマホを操作できるタッチパッドコントローラーも装備します。

SUVとしての実用性も高レベル

20180220-yamauchi_26

後席にスライド機構を採用したことで、荷室をフレキシブルに使えます。9インチのゴルフバッグが4個積載できる広さも魅力です。

 

クーペ風味はコンセプトカーから継承

20180220-yamauchi_25

2013年と15年に発表されたショーモデル、コンセプトXRを源流とするスタイリングはクーペ的なテイストを醸します。RVR比で全長が40mm、全幅は35mmの拡大となります。

【1分でわかる】プジョー 5008ってどんなクルマ?

注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今回は実用性の高さが光る7人乗りフランス産SUVの新作をピックアップしました。

 

ミニバンから7人乗りSUVに転身

 

20180220-yamauchi_25

プジョー
5008

SPEC【GTブルーHDi】 ●全長×全幅×全高:4640×1860×1650mm ●車両重量:1690kg ●パワーユニット:1997cc直列4気筒DOHCディーゼル+ターボ ●最高出力:180PS/3750rpm ●最大トルク:40.8㎏-m/2000rpm ●カタログ燃費:17.3km/リットル

【LINE-UP】

<アリュール>
エンジン:1.6ℓ+ターボ/駆動方式:FF/駆動方式:6速AT/価格:404万円

<GTブルーHDi>
エンジン:2.0ℓディーゼル+ターボ/駆動方式:FF/駆動方式:6速AT/価格:454万円

 

見た目は個性的でも「使える」 プジョーらしい仕上がり

5008は実直なコンパクトミニバンから一転、3列シートを備えたSUVへとクラスチェンジを遂げました。その外観は3008譲りの精悍な顔つきが印象的ですが、プジョーらしさを感じるのは実用性の高さ。2人掛けとなる3列目シートは狭そうに見えるものの、大人でも快適な広さを確保。加えて、荷室の使い勝手はこの種のSUVでは間違いなくトップレベルの水準に仕上げられていて、アクティブに乗りたい人にも自信を持ってオススメできます。

 

日本仕様のエンジンは1.6リットルのガソリンターボと2リットルディーゼルターボの2種ですが、動力性能は前者でも十分に実用的。後者ならより力強い走りを堪能できます。トレンドになりつつある「3列シート SUV」のなかで、デザインにも実用性にもキャラクターを感じられるモデルです。

 

【注目ポイント01】3008のボディ後部を大幅に延長

20180220-yamauchi_26

フロントドアより前は3008と共通ながら、そこから後ろはオリジナルの形状を採用。全長は3008比で190㎜の延長となります。

 

【注目ポイント02】個性的な仕立てはプジョーならでは

20180220-yamauchi_27

極端に小径のステアリングは、最新プジョーでは定番。インパネ回りはデザイン性の高さも魅力です。

 

【注目ポイント03】荷室の使い勝手はトップレベル!

20180220-yamauchi_28

荷室は3列目を格納した状態で702ℓ。最大では1862ℓに達するという大容量を実現しています。

 

【中年名車図鑑】“海外ブランド”を巧みに活用したSUVの先駆け

1980年代初頭、厳しい排出ガス規制やオイルショックを乗り越えた日本の自動車メーカーは、新しいクルマのカテゴリーを模索していた。そんな状況下、いすゞ自動車はひとつの方針を打ち出す。アメリカ市場で人気を獲得していたスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)の設定だ。今回は日本におけるSUVの先駆的なモデルである初代ビッグホーン(1981~1991年)の話で一席。

【Vol.59 初代いすゞビッグホーン】

アメリカで生まれ、発展したレクリエーショナルビークル(RV)の1ジャンルであるスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)――今でこそクルマのカテゴリーとして日本でも浸透しているが、1980年代初頭はまだ一般に認知されていなかった。そこに白羽の矢を立てて、いち早く国産SUVをデビューさせたのがいすゞ自動車だった。

 

いすゞは1979年に4WDピックアップのファスター・ロデオをリリースする。凝ったカラーリングの内外装に乗用車的な装備群、そして駆動方式は4×4。純粋に荷物を運ぶピックアップではなく、遊び心満点のレジャーカーに仕立てていた。日本ではそれほど注目されなかったが、アメリカ市場では提携関係にあったGMのシボレー部門からも販売されて成功を収める。アメリカではこの種のクルマが売れる。それにアメリカ流のクルマの使い方は、やがて日本でも流行するはず――いすゞの首脳陣はそう読み、新たな4WDモデル、具体的には当時のアメリカで人気を高めていたSUVの企画を推し進めることとした。そして、オフロードでも街中でも新鮮な印象を与える内外装を持つ、手ごろなボディサイズとする、道を選ばぬ快適な乗り心地と操作性により長距離ドライブが楽しめるキャビンを創出する、マルチパーパスにふさわしい広いユーティリティスペースを持つカーゴルームを備える、従来の4WDを凌ぐ悪路走破力と高い信頼耐久性を持つ4WD機構を開発し装備する、日本国内はもちろん海外にも通用する国際感覚を持たせる、という商品コンセプトを掲げた。

 

■“大角鹿”の車名を冠して市場デビュー

1981年に登場した「ロデオ・ビッグホーン」。“プアマンズ・ローバー”という不本意なニックネームも

 

開発陣は試行錯誤を繰り返しながら、1981年9月にはついに新ジャンルのSUVのリリースにこぎつける。車名は「ロデオ・ビッグホーン」を名乗った。ビッグホーンはロッキー山脈に生息する大角鹿の名前。ワイルドで力強いルックスと高い走破性にちなんで、このネーミングを採用した。未知の分野のクルマで、しかもピックアップをベースとしたことから、デビュー当初のロデオ・ビッグホーンは車種ラインアップを2ドアのバン(ホイールベース2300mmのショートと同2650mmのロング)およびソフトトップ(同2300mm)の3タイプに絞る。搭載エンジンはC223型2238cc直列4気筒渦流室式ディーゼル(73ps/14.2kg・m)を採用。駆動システムにはFRと4WDの切り替えが可能なパートタイム式を導入した。

ロデオ・ビッグホーンのインテリア。車種は2ドア2タイプとソフトトップの計3タイプ

 

意気揚々と市場に放たれたロデオ・ビッグホーン。しかし、当時の市場での注目度はいまひとつだった。1980年代初頭は各メーカーから高性能スペシャルティカーが続々とデビューし、流麗なスタイリングやハイパワーのスペック、ハイテク機構などがモノをいう時代で、ロデオ・ビッグホーンのキャラクターはやや地味に映ったのだ。また、ピックアップ譲りの走りも非力な印象。ルックスについても、英国のレンジローバーに似ていたために“プアマンズ・ローバー”という不本意なニックネームがついてしまった。悪いことは重なるもので、さらにロデオ・ビッグホーンには強敵が出現する。三菱自動車工業が開発したパジェロ(1982年4月デビュー)だ。ルックスはロデオ・ビッグホーンよりも強面で目立ち、車種ラインアップも豊富。結果的に販売成績は、パジェロの後塵を拝することになった。

 

■“新生ビッグホーン”の登場

1984年に「ロデオ」を省いた“新生ビッグホーン”が誕生。写真は2ドアロングモデル

 

市場でのシェアを拡大しようと、いすゞの開発陣は工夫を凝らしたロデオ・ビッグホーンの改良を画策する。まず車種ラインアップでは、SUVとしての特性を強調するために乗用モデルのワゴンの設定を決断。内外装は既存のバンよりも大幅にグレードアップさせ、とくにシートの座り心地の引き上げや装備類の充実にこだわった。搭載エンジンについては、主力ユニットのC223型ディーゼルにターボチャージャーを装着。加えて過給圧が高まると排気を逃がしてタービンの回転を調整するウエストゲートを採用し、低回転域から高回転域までのフラットなトルク特性を実現した。パワー&トルクの数値は87ps/18.7kg・mにまでアップする。高出力化に合わせて制動性能も見直し、マスターバックの拡大(7インチ→8インチ)やプロポーショニングバルブの採用などを敢行した。一方、シャシーについても徹底したリファインが図られる。前・ダブルウィッシュボーン/後・縦置半楕円リーフのサスペンションはチューニングを見直し、ピッチングを最小限に抑えた設定に変更。スタビライザーバーのサイズアップも実施する。タイヤは既存の6.00-16-6PRLT/H78-15-4PRに代わって215SR15を装備した。

 

1984年1月、ロデオが省かれて単独ネームとなった“新生ビッグホーン”が満を持して市場デビューを果たす。“ザ・リアル・ステーションワゴン”と称する2ドアのワゴンモデルはショートとロングの2タイプがラインアップされ、ともにエンジンはターボチャージャー付きC223型ディーゼル(C223-T型)が積み込まれた。さらに1985年6月になると、燃料タンクの増量(50L→83L)や5速MTの搭載、4ZC1型1994cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(105ps/16.6kg・m)仕様の設定などを実施。翌7月にはロングボディの4ドア化を図った。

 

■「イルムシャー」と「ロータス」の登場

イルムシャー社の足回り、レカロ製シートとモモ製ステアリングをおごるビッグホーン・イルムシャー

 

乗用モデルの追加によって、商品力がアップしたビッグホーン。しかし、販売成績は伸び悩み続けた。市場でのSUVの注目度は“ヨンク”と称されて急上昇したものの、その人気はビッグホーンよりも三菱パジェロやトヨタ・ハイラックス・サーフといったドレスアップ映えする後輩たちに集中してしまったのである。

1990年1月にはロータス社が足回りを仕立てたスペシャルエディション・バイ・ロータスをリリース

 

いすゞはテコ入れ策として、海外ブランドの活用を選択する。まず第1弾として、ドイツのチューンアップメーカーであるイルムシャー社と提携。1987年10月にはイルムシャー社が足回りをセットし、レカロ製シートとモモ製ステアリングを装着したビッグホーン・イルムシャーを発売する。また、搭載エンジンに4JB1-T型2771cc直列4気筒OHC直噴ディーゼルターボ(110ps/23.0kg・m。後にインタークーラーが付いて115ps/24.0kg・mにアップ)を設定。さらに、ラグジュアリー仕様のエクスポートをラインアップした。1988年6月になるとオーバーフェンダーを備えたイルムシャーRを追加。

 

1988年11月にはイルムシャーGとSを設定し、Gにはガソリンエンジンの4ZE1型2559cc直列4気筒OHC(120ps/20.0kg・m)を搭載する。1990年1月には、オンロード性能を高めた最上級バージョンとしてロータス社が足回りを仕立てたスペシャルエディション・バイ・ロータスをリリースした。

 

車種設定の積極的な拡充を図り、SUVとしての評価も高まったビッグホーンは、1991年12月になると全面改良が実施され、より高性能で高品質な第2世代に移行する。そして、いすゞならではの堅実なSUV造りと息の長いモデルライフは、2代目にもしっかりと受け継がれることとなったのである。

 

【著者プロフィール】

大貫直次郎

1966年型。自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、クルマ関連を中心としたフリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)のほか、レストア待ちの不動バイク数台。趣味はジャンク屋巡り。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』など。クルマの歴史に関しては、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』『日産名車コレクション』『NISSANスカイライン2000GT-R KPGC10』などで執筆。

次のスーパーカーSUVとなるか、ブガッティ「シロン」のSUVを大予想!

2017年にはランボルギーニが新型SUV「ウルス」を発表したが、同年の終盤にはロータスから開発中のSUVの画像が流出したり、2018年1月のデトロイトショーでは、フェラーリのCEOが同ブランド初のSUVを2019年から2020年に発売……と言及するなど、世界中のプレミアム市場ではスーパーSUV時代の到来が予想されている。

bugatti-suv_01-1024x576

ポルシェ「カイエン」、マセラティ「レヴァンテ」、アストン・マーティンは「DBX」を2019年にも発売予定で、残るメジャーなスーパーカーメーカーはマクラーレンとブガッティとなってきそうだ。しかしマクラーレンのチーフデザイナーは「将来SUVを発売することは絶対にない」とメディアに語っていることから、注目はブガッティに集まる。

 

そこでロシアの有名CGアーティスト、Aksyonov Nikita氏がブガッティの最新スーパーカー「シロン」をベースに作成したCGを、SNSに公開して話題となっている。

bugatti-suv_02-1024x576

ブガッティ特有の馬蹄型フロントグリルやL字のデイタイムランニングライトを備えたシロン風ヘッドライト、バンパーにはワイドはエアダクトを備え、リアではLEDストリップライトや大型ディフューザー、ツインエキゾーストパイプが特徴的。

 

パワートレインは、最高出力1200ps、W型16気筒クワッドターボクラスとなるに違いないが、2009年にも4ドア「16Cガリビエール コンセプト」を発表していることからも、ブガッティ初のSUVは実現の可能性が高いと見られている。

ランボルギーニ初のSUV「ウルス」見参!

以前からウワサされていた通り、ランボルギーニのスーパーSUV、「ウルス」が発表となりました。

20180209_suzuki_17

ルックスは見ての通り、いかにもランボルギーニ然としたもの。アヴェンタドールやウラカンとも共通といえる意匠があちこちに見つけられるのがオモシロイです。4枚のドアはLM002以来、テールゲートはランボ初、広々としたゴージャスなキャビンは5人乗り。ここまで実用的と思しきモデルはランボルギーニ史上初といっていいでしょう。

20180209_suzuki_16

フロントに搭載されるエンジンは、何とランボ初のターボ付きとなる4リットルV8ツインターボ。自然吸気のV12でもV10でもないのは、悪路をも念頭に置いた低回転域でのトルク対策なのだとか。650㎰/6800rpmに850Nm/2250〜4500rpmというスペックを持つこのエンジンは、アウディRS 6アバントのそれをランボ用にチューンナップしたものと見ていいでしょう。8速ATとの組み合わせで、0→100km/h加速は3.6秒、0→200km/h加速は12.8秒、最高速度は305km/h。

20180209_suzuki_15

SUVじゃなくていいじゃんという気もしないでもないけど、並みのクルマじゃない「イチバン!」が好きな人には堪らない強烈な魅力であるのは間違いないでしょうね。 駆動はいうまでもなく悪路にもアジャストできる4WDで、アクティブトルクベクタリングとリヤホイールステアリング付き。 道を選ばず最速な、何ともすごいランボルギーニの誕生です。

 

※車両本体価格=25,740,000円(税別)

次期型BMW「X5」はこれだ! シンプルなフロントエンドが特徴的

2018年9月のフルモデルチェンジが噂されている、BMWのミドルクラスSUV「X5」の次期型のレンダリングCGを入手。それによると、現行モデルよりもフロントエンドはかなりシンプルなデザインになる模様だ。

20180202_suzuki_8

この次期型「M5」のレンダリングCGはフルヌードに近い開発車両をベースに起こされているようで、ほぼ市販モデルの最終デザインと言ってもいいだろう。「X2」に近いアウトラインに、BMW最新世代のヘキサゴンLED、存在感のある大型キドニーグリルを装備。またルーフエンドには若干の傾斜を持たせているようだ。

20180202_suzuki_7

パワートレインは最大出力251ps、最大トルク350Nmを発揮する2.0リッター直4ターボエンジン、最高出力335ps、最大トルク450Nmを発揮する3リッター直6ターボエンジンや、プラグイン・ハイブリッドがラインナップされると見ているが、その頂点には4.4リッターV8ツインターボエンジンを搭載した「X5 M」が君臨し、そのパワーは600ps、800Nm以上を発揮するという。

【1分でわかるマツダCX-8】“3列SUV”の至福を堪能せよ!インテリアの質感までこだわったマツダの最新作

これまでもSUVを出してきたマツダが、年末に新型モデルを投入しました。本モデルは「大人がきちんと座れる」をコンセプトに、インテリアにとことんこだわっています。ここでは、そんなこだわりの数々を紹介します。

 

色や素材の一つひとつに吟味を重ねたこだわりモデル!

20171224_bln05_1

マツダ CX-8

319万6800円~419万400円

国内市場向けのSUVでは最上位となる3列シート・クロスオーバーモデル。3列目まで「大人がきちんと座れる」パッケージングを実現。デザインは風格や質感にこだわり、インテリアの色や素材の一つひとつに吟味を重ねています。

SPEC【XD Lパッケージ4WD】●全長×全幅×全高:4900×1840×1730㎜●車両重量1830㎏●パワーユニット:2188㏄水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ●カタログ燃費:17.6㎞/ℓ

 

20171224_bln05_2↑3列シートで6〜7人乗り。空間の広さに加え、質感の高いインテリアによって快適な乗り心地を実現します

 

20171224_bln05_3↑ボーズの音響システムをオプションで用意。ボーズとマツダのエンジニアが共同で丁寧に音作りを行っています

 

 

SUVのイメージを覆す快適かつ上質な空間を実現

17年2月にミドルサイズのCX-5、6月にはコンパクトなCX-3と、継続的にSUVをリリースしてきたマツダが、年末に“本命”の新型CX-8を投入しました。ファミリー向け3列シートといえばミニバンが定番ですが、取り回しの良い“3列SUV”は最近のトレンド。

 

とはいえ、どうしても“3列目”に割けるスペースが限られてしまうのが課題でした。CX-8では「大人がきちんと座れる」パッケージングを標榜し、快適な空間を実現。CX-5より全長は伸びましたが、取り回しの良さも上々。上質なインテリアも含めて、SUVのイメージを覆す意欲作といえます。

【1分でわかる】ポルシェSUVを改めて取材ーーカイエンとマカンに共通する「ポルシェらしさ」とは?

本記事では、ポルシェのSUVであるカイエンとマカンにおける最大の魅力を簡単にお伝え!

 

同2車種は「SUVである以前にポルシェ」と乗り手に実感させる走りのキャラクターです。もちろんSUVに求められる要素、例えば室内や荷室の使い勝手は同クラスのライバルに見劣りするところはないし、いざとなれば背の高い見た目相応の悪路走破性も披露してくれます。しかし、この両車だからこその強みは、やはりオンロードでのスポーツ資質の高さなのです。

 

特に、前後のタイヤサイズを変えてまで操縦性を磨いているマカンは、積極的に振り回すのが楽しいほど。ハンドリングの切れ味がここまで鋭く、なおかつ正確なSUVはほかにないと断言できます。

 

そんなマカンと比較すれば兄貴分のカイエンは多少大人びているが、こちらもスポーツ性はクラス随一。また、カイエンではプラグインハイブリッド仕様が選べることも魅力のひとつです。EVとしても使えるだけに、自然の中に分け入るようなSUV本来の用途でもクリーンに走れるのです。

 

ポルシェの国内販売はいまや4ドアモデルが6割!

20171117-yamauchi_48

ポルシェといえば911に代表されるスポーツカーのイメージが強いですが、販売の主力はカイエンやマカン、そしてパナメーラといった4ドアモデルです。2016年度はマカンが国内のトップセラーでした。

 

【カイエン】「進撃のポルシェ」を支える立役者

20171117-yamauchi_49

20171117-yamauchi_51

20171117-yamauchi_50

ドイツ本国では3代目が発表済みですが、日本では来春まで現行モデルが販売されるカイエンは、ポルシェの好業績を支える立役者となっています。6グレード構成で、価格は894〜2273万円。試乗車はプラグインHVのカイエンSEハイブリッド。EU基準で約18〜38㎞のEV走行が可能です。

 

【マカン】昨年度は“一番売れたポルシェ”に

20171117-yamauchi_52

20171117-yamauchi_53

20171117-yamauchi_54

当初は注文が殺到し、中古車市場ではプレミアム価格で取り引きされていたマカンだが、発売から3年を経てようやく安定した供給体制になりました。日本向けは5グレード構成で、価格は699~1194万円。写真の試乗車は2ℓターボを搭載したベーシック仕様です。

アルファロメオから新たにSUVが2モデル登場か! フラッグシップSUVには550ps以上モデルも!?

アルファロメオ初のSUVとなった2016年登場の「ステルビオ」が2018年にも日本導入されるが、ここに来てさらなるSUVが2モデルも開発されているという。「ステルビオ」よりコンパクトなエントリーモデルとなる「カマル(仮称)」と、最上位に位置する「カステロ(仮称)」だ。

20171214_hayashi_LV_01

 

20171214_hayashi_LV_02

「カマル」も「カステロ」もステルビオから流用されるジョウジオプラットフォームを採用するというが、「カステロ」は3列7人乗りレイアウトのフルサイズSUVになるという。

 

パワートレインは直列4気筒エンジン、及び、V型6気筒エンジンを搭載し、ベースモデルの最高出力は330ps程度となるが、ハイパフォーマンスモデル「クアドリフォリオ」は最高出力550ps以上が予想される。

 

ワールドプレミアは「カマル」が2019年、「カステロ」は2020年と見られている。

 

 

 

トヨタがSUVの新コンセプト、FT-ACをLAショーに出展

トヨタは現在開催中(12月10日まで)のロサンゼルス・オートショーにて、小型SUVのコンセプトカー「FT-AC(Future Toyota Adventure Concept)」を公開した。

FT-ACは、山岳地帯でのキャンプや川下り、マウンテンバイク走行など、本格アウトドア活動を楽しむユーザーをターゲットに、アクティブな休日の過ごし方を提案するデザインコンセプトとして企画。具体的には、「ランドクルーザー」などトヨタSUVの伝統を踏襲した力強く大胆なデザインとSUVならではの悪路走破性に加えて、取り外し可能なフォグランプやサイドミラー付属のカメラのほか、撮影映像をクラウドにアップロードする車載Wi-Fiなどを装備することで、アウトドアをいっそう楽しくするようなクルマを目指したという。

20171207_suzuki6

エクステリアデザインでは、拡幅したフロントグリルと側面まで回り込んだLEDヘッドライトが特長となるフロントスタイルのほか、ロングホイールベースとワイドフェンダーに20インチホイールを装着し、SUVらしい力強く大胆なスタイリングを強調しているのが特色となっている。

20171207_suzuki4

また、最低地上高の高さに加えフロントとリアにアンダーガードを装備することで、多彩な「冒険」を可能にする悪路走破性を表現。ボディカラーには、鮮やかなグリーンとグレーの2色のコントラストを出すことで、アウトドアにおけるアクティブさが表現されている。

20171207_suzuki1

アウトドアに必要なアイテムを搭載するルーフラックには、モバイル端末で調光可能なLEDライトを装着。ライトは夜間や悪天候時の走行をサポートするだけではなく、サイドミラー付属の赤外線カメラのフラッシュとしても使用可能。また、マウンテンバイク搭載用に、格納可能なラックをリアに装備。フォグランプは取り外し可能とし、懐中電灯やマウンテンバイク用ライトとしても活用できるようになっている。

20171207_suzuki3

サイドミラーには取り外し可能な小型カメラを装着し、悪路走行の記録などに活用可能。撮影データは、車載Wi-Fiからクラウド上のストレージに自動でアップロードし、スマートフォンなどのモバイル端末からリアルタイムでの写真・動画の編集やSNSへの投稿を可能としている。また、車両の位置情報を発信することで、FT-ACをベースキャンプとした周辺探索が安心して楽しめるようになっている。

20171207_suzuki2

コンセプトモデルとしては、パワートレインにガソリンエンジンを想定。ドライブトレインには、左右後輪に駆動トルクを適切に配分するトルクベクトル式4WDシステムを設定し、最適なトラクションコントロールにより路面に応じたセッティング切替機能やディファレンシャルロック機能を可能とする。これにより四輪の最適なグリップ制御を行ない、優れた操縦安定性とダイナミックな走行性能を実現。さらに、低燃費と4WDシステムの走破性を両立した次世代ハイブリッドパワートレインの搭載も想定しているとのことだ。

ランボルギーニ・ウルスが正式デビュー!

アウトモビリ・ランボルギーニは12月4日、同社第3のモデルとなる新型SUV「ランボルギーニ・ウルス」を本国で発表した。日本市場における税込車両価格は2779万9200円で、デリバリーは2018年春からを予定している。

20171208_hayashi_LV_01

 

20171208_hayashi_LV_02

 

発表に際して、アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリは次のようなコメントを発表した。

 

「ウルスは、ランボルギーニのDNAを最も汎用性ある車両、SUVに吹き込むという明確なビジョンを持ったアプローチを行ない、これまで不可能だったスーパーSUVというレベルに到達しました。デザイン、パフォーマンス、ドライビング、エモーションの点で真のランボルギーニであると同時に、さまざまな環境に適したクルマです。ウルスはハイパフォーマンスカーとして、ランボルギーニ・ファミリーにフィットします。新しいタイプのファイティングブルを生み出すための研究開発の集大成であり、お客様と当社にとって、新たな可能性の扉を開く スーパーSUVです。」

 

 

ボディサイズは全長5112×全幅2016×全高1638mmで、ホイールベースは3003mm。搭載されるパワーユニットは、650ps/850Nmを引き出す4リッターV8ツインターボ。8速ATを組み合わせ、4ホイールステアリングを装備した4輪で駆動する。そのパフォーマンスは乾燥重量2200kg以下のボディを停止から3.6秒で100km/hに到達させる高水準のもの。最高速は305km/hと発表された。

20171208_hayashi_LV_03

 

走行モードは、「ストラーダ」「スポーツ」「コルサ」のオンロードモードに加えて、「ネーヴェ(雪上)」を設定、さらにオプションで「テッラ(オフロード)」と「サビア(砂漠)」の2モードが追加設定可能だ。

20171208_hayashi_LV_04

 

エクステリアデザインは、LM002やランボルギーニの伝統の基本となるスーパースポーツカーからヒントを得たもの。全体の2/3がボディ、残りの1/3がウインドーという、ランボルギーニ・スーパースポーツカーの比率を採用。ダイナミックなクーペスタイルが特徴的だ。

20171208_hayashi_LV_05

 

キャビンは最大5人が乗車できるスペースを確保。短いオーバハングが、強さやたくましさ、 ダイナミックで自信に溢れたキャラクター、そして路面を遠くまで見渡せるポジションを感じさせるものとなっている。インテリアのデザインはラグジャリーSUVでありながらスーパースポーツカーのダイナミズムを備えたもので、ランボルギーニらしさを実感させる。

20171208_hayashi_LV_06

 

そのほか、最新のインフォテイメントシステムや先進運転支援システムが惜しみなく採用されているのが新世代モデルらしい。

 

 

 

SUVのレジェンド、ジープ・ラングラーの新型が間もなくデビュー!

FCAグループは10月31日、ジープの本格クロスカントリーSUVである「ジープ・ラングラー」をフルモデルチェンジし、11月29日に開幕するロサンゼルス・ショーで初公開すると発表。ワールドプレミアに先駆けて、3枚の写真とティザー動画を公開した。

20171107_hayashi_LV_04

20171107_hayashi_LV_05

公開された写真は4ドアの「アンリミテッド」と2ドア仕様の高性能版「ルビコン」。ジープブランドのアイコンである7スロットグリルや円形ヘッドライトといったディテール、そしてラングラーならではの無骨なフォルムは継承されながらも、洗練性を感じさせる最新世代モデルにふさわしいアピアランスを備えている。

20171107_hayashi_LV_06

ジープ・ラングラーは1987年に初代(YJ)が誕生。1996年に2代目(TJ)、そして2007年に現行の3代目(JK)と生まれ変わってきた。まもなくデビューする新型は、10年ぶりの全面改良となる4代目ということになる。

 

 

 

【東京モータショー2017】EVとSUVという強みを活かした「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」

1917年に日本初となる量産乗用車の「三菱A型」を製作した三菱重工業時代を含めてではあるが、今年で100周年を迎えた三菱自動車。益子修CEOは、先に発表された2019年度までの中期計画「DRIVE FOR GROWTH」について触れ、ルノー・日産アライアンスのスケールメリットを最大限活かし、EVや自動運転などに積極投資すると改めて表明。中期計画の第1歩となるのが今年度中に日本での発売がアナウンスされている新型SUVのエクリプスクロスで、今回は初めて右ハンドルの日本仕様が出展されている。

20171031_hayashi_LV_06

20171031_hayashi_LV_07

次の100年に向けて「三菱自動車をリニューアルする」と表現したのは、引き続き登壇した山下光彦副社長。SUVやEV、PHEVといった同社の強みに磨きを掛けるとしている。市販間近のエクリプスクロスとともに披露されたコンセプトEVの「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」は、フロントに1、リアに2つのモーターを配置し、得意とする4WD制御により、EVでも三菱らしい旋回性の高さを実現するという。新たな時代の「EVエボ」には、AIも搭載され、今後のクルマ作りが提示されている。

 

MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT

20171031_hayashi_LV_08

20171031_hayashi_LV_09

フロントマスクの特徴である「ダイナミックシールド」をよりスポーティに仕立て、高めの地上高やロア部を内側に絞り込むことによりSUVらしさを強調。内装は宙に浮いたようなフローティング式のインパネと小型のメータークラスターが特徴。ディスプレイには、ボンネットに隠れて見えない地面や前輪の動きまで表示される。フロントに1つ、リアに2モーターの新開発「デュアルモーターAYC」を採用し、高い旋回性能を実現。

 

エクリプスクロス

20171031_hayashi_LV_10

20171031_hayashi_LV_11

エクリプスクロスの日本仕様は今回が初公開。サイズは全長4405×全幅1805×全高1685㎜で、RVRとアウトランダーの中間をカバーする。パワートレーンは新開発の1.5リットル直噴ガソリンターボと8ATの組み合わせで、2.4リットルのNAエンジン並のトルクと高い燃費性能を両立するという。プラットフォームはアウトランダーと共通なので将来のPHEVの設定も期待される。操作系では新たにタッチパネルコントローラーが採用される。