【イライラするワード】図形内にうまく文字をレイアウトする3つの方法

ワードで図形内に文字を入れる際、「文字の位置が思うように調整できない……」なんてことはないでしょうか。特に上部の空きが気になりますよね。図形内で文字を上に移動するには、行間隔を狭めるのがコツです。あるいは、内部余白を小さくしても上に移動します。また、図形と文字を別々に作り、重ねて位置を調整することも可能。それでは1つ1つ詳しく解説していきましょう。

116-01↑文字が一部隠れています。文字サイズを小さくすれば回避できますが、上に移動すれば表示できそうです

 

【方法①】

行間隔を狭める

行間隔を狭めるには、行間を「固定値」に設定し、間隔を指定します。

116-02↑図形内の文字をクリックし、カーソルを表示します

 

116-03↑「ホーム」タブで「段落の設定」ボタンをクリックします

 

「段落」画面が表示されます。

116-04↑「行間」で「固定値」を選択し、「間隔」で行間隔を指定します。行間隔は文字サイズより大きい数字を指定します。最後に「OK」ボタンをクリックします

 

行間隔が変わり、文字が上に移動します。

116-05↑文字が上に移動します

 

【方法②】

図形内の上余白を小さくする

図形内の上余白を小さくするには、「図形の書式設定」画面でテキストボックスの上余白を指定します。

116-06↑図形を選択したら、「書式」タブで「図形の書式設定ボタンをクリックします

 

「図形の書式設定」画面が表示されます。

116-07↑「レイアウトとプロパティ」タブをクリックし、「テキストボックス」の「上余白」欄で余白を指定します。ワード2010では、「テキストボックス」タブをクリックし、「内部の余白」の「上」欄で変更します

 

図形内部の上余白が小さくなり、文字が上に移動します。

116-08↑文字が上に移動します

 

【方法③】

別々に作った図形と文字を重ねる

図形と文字を重ねるには、テキストボックスに文字を入力し、透過に設定します。透過は、テキストボックスを選択し、図形の塗りつぶしと図形の枠線をそれぞれ「なし」に指定。図形と文字の位置は、上下中央揃えを使うと上下のセンターに調整できます。

116-09↑図形を描き、テキストボックスを作成し文字を入力したら、テキストボックスを選択します

 

116-10↑「書式」タブで「図形の塗りつぶし」の「▼」ボタンをクリックし、メニューから「塗りつぶしなし」を選択します

 

図形の背景が透明になります。

116-11↑「書式」タブで「図形の枠線」の「▼」ボタンをクリックし、メニューから「枠線なし」を選択します

 

図形の枠線が透明になります。

116-12↑図形を選択し、Ctrlキーを押したままテキストボックスをクリックして2つの図形を選択します

 

116-13↑「書式」タブで「配置」ボタンをクリックし、メニューから「上下中央揃え」を選択します

 

図形と文字が上下中央揃えになります。

116-14↑図形と文字が上下のセンターで揃います

 

図形内で文字を上に移動するテクニックはいかがでしょうか。試してレイアウトを整えてみましょう。

【ワード便利術】文字の挿入で図形が動く謎を解決! 錨マークが重要だった

ワードで文字を挿入して図形がずれた、といった経験はないでしょうか。これはアンカーが移動したためです。「アンカー」とは、図形の挿入位置を示す錨マークのこと。図形を選択すると、左余白に現れます。

 

通常、図形上端のある段落に表示され、その段落が上下に移動するとそれに合わせてアンカーも移動し、図形がずれてしまいます。ページ上の決まった位置に固定すればずれませんが、段落が大きく移動したりすれば図形の位置を変える必要があります。

 

また、見出しなど前の段落との位置を固定したい場合は、アンカーを段落に固定します。前の段落にアンカーを固定してから図形の位置を決めるのがポイントです。

115-01↑このように、本文2行目を上端に図形をレイアウトしたいのだが……

115-02↑本文1行目に文字を挿入すると、図形も下に移動してしまいます

 

図形をページ上の決まった位置に固定する

図形をページ上の決まった位置に固定する場合は、「ページ上で位置を固定する」に設定します。

115-03↑図形をクリックします

 

図形が枠で囲まれ選択されます。

115-04↑「書式」タブ → 「文字列の折り返し」ボタンをクリックし、メニューから「ページ上の位置を固定する」を選択します

 

図形がページ上の決まった位置に固定されます。アンカーのある段落の上(前)に文字を挿入しても図形の位置は変わりません。

115-05↑文字を挿入しても図形の位置は変わりません

 

図形を段落から決まった位置に固定する

図形を段落から決まった位置に固定する場合は、アンカーを段落に固定します。図形を移動してアンカーを指定したい段落に移してから固定します。このあと、図形を固定したい位置に移動します。

115-06↑図形を移動し、指定したい段落にアンカーを表示します

 

ここでは、本文1行目にアンカーを表示します。

115-07↑「書式」タブ → 「文字列の折り返し」ボタンをクリックし、メニューから「その他のレイアウトオプション」を選択します

 

「レイアウト」画面が表示されます。

115-08↑「位置」タブで「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします

 

左余白のアンカーに鍵マークが付き、図形のアンカーが本文1行目に固定されます。

115-09↑図形を固定したい位置に移動します

 

このあと文字を挿入しても図形の位置は変わりません。アンカーのある段落が移動すると、図形も移動します。

115-10↑文字を挿入しても図形の位置は変わりません

 

図形の位置を固定する方法は、いかがでしょうか。図形のレイアウトに合わせて指定してみましょう。

「気になっていたのは自分だけじゃなかった!」ワード人気記事ランキング2017は“あるある解消法”が上位を独占

前年も好評だったワード人気記事の振り返り企画。2017年の結果を集計したところ、イライラの原因となるワードあるあるの解消法が上位を独占! みなさん、やはり“アレ”が気になっていたんですね……。

※記事の内容は、それぞれの記事の初出時のものです

 

 

【第1位】「スペース」で調整したら微妙にズレるアレを解決! 行の途中で文字を揃える便利ワザ3選

ワードで1行目から3行目まで行の途中で文字を揃えたい場合、どうしていますか? スペースを入れて調整できますが、上下が微妙に揃わないことが多いですね。そんあときはタブを利用すれば、きれいに文字が揃います。今回は、行の途中で思いどおりに文字を揃えるワザを紹介します。

085-01↑上はタブ位置で文字を揃えています。中はタブとぶら下がりを使い、下は罫線なしの表を使って揃えています

 

【ワザ1】 タブで文字を揃える

タブを使う場合は、Tabキーを押します。タブ位置は先頭から4字ごとに設定されていますが、変えることもできます。

085-02↑「2017年」の左にカーソルを移動し、Tabキーを押します

 

「2017年」以降が8文字目のタブ位置に移動します

085-03↑2行目の「市立」の左にカーソルを移動し、Tabキーを押します。ほかの行も同様に操作します

 

085-04↑行で文字が揃っています

 

標準で設定されている4文字目、8文字目のタブ位置を変える場合は、「タブとリーダー」画面でタブ位置を設定します。「タブとリーダー」画面は、「ホーム」タブ → 「段落の設定」ボタンをクリックし、「段落」画面で「タブ設定」ボタンをクリックして表示します。

 

【ワザ2】タブとぶら下がりで2行目以降を揃える

2行目以降の先頭を1行目の途中と揃えるには、1行目でタブ位置に移動し、段落書式で「ぶら下がり」を選択します。「幅」でタブ位置の文字数を指定するのがポイントです。

085-05↑1行目で「今回は」の左にカーソルを移動し、Tabキーを押します

 

「今回は」以降が8文字目のタブ位置に移動します。

 

085-06↑「ホーム」タブ → 「段落の設定」ボタンをクリックします

 

「段落」画面が表示されます。

085-07↑「最初の行」欄で「ぶら下げ」を選択し、「幅」欄で「8字」を指定し、「OK」ボタンをクリックします

 

2行目以降が8文字目で折り返されます。頭出しを同じしたまま改行したい場合は、Shift+Enterキーを押します。

085-08

 

【ワザ3】罫線なしの表で文字を揃える

罫線なしの表は、表を作り、「線種とページ罫線と網かけの設定」画面で「線なし」を設定します。

085-09↑表を挿入する位置にカーソルを置き、「挿入」タブ → 「表」ボタン、「1行X2列」をクリックします

 

表が挿入されます。表に文字を入力し、列幅を調整します。

085-10↑「表ツール」の「デザイン」タブで、「罫線」の「▼」ボタン → 「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリックします

 

「線種とページ罫線と網かけの設定」画面が表示されます。

085-11↑「罫線なし」を選択し、「OK」ボタンをクリックします

 

罫線が消えます。画面では表を示す点線が見えますが、印刷すると消えます。

085-12

 

【第2位】あのナゾの隙間が消える! 日本語と英数字の間にできる微妙な空白を解消するワザ

ワード文書で、英単語や数字と日本語の間にムダにスペースが入っていると感じたことはないでしょうか。実はワードでは、日本語と英字、日本語と数字の間隔が自動で調整され、やや広がって見えてしまうのです。この不自然な空白を解消するには、段落書式でそれぞれの自動調整機能をオフにする必要があります。ではその方法を実際に見ていきましょう。

 

■文字間隔の自動調整をオフにする

英字や数字と日本語の文字間隔を自動調整する機能をオフにするには、「段落」画面の「体裁」タブを開きます。

091-01↑段落を選択し、「ホーム」タブ → 「段落の設定」ボタンをクリックします

 

「段落」画面が表示されます。

091-02↑「体裁」タブで、「日本語と英字の間隔を自動調整する」と「日本語と数字の間隔を自動調整する」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします

 

日本語と英字、数字の間隔が狭まります。

091-03

間隔が詰まりすぎる場合は、それぞれの文字間隔を手動で調整してみましょう。

 

【第3位】“「”でデコボコした行頭は直せる! 文章の左端をきっちり揃える便利ワザ

報告書や論文などで、「や(、{、[などの記号が行頭にくるとデコボコになり、レイアウトが美しくありません。文章の左端が一直線に揃っていれば見やすくなります。半角の記号に変えれば行頭がきれいに揃いますが、一つひとつ変えるのは手間です。そんなときは、段落書式で行頭にくる記号を1/2の幅に変えれば、自動で行頭が揃います。では実際の手順を見ていきましょう。

 

■行頭の記号を1/2の幅にする

行頭にくる記号を1/2の幅にするには、「段落」画面の「体裁」タブを開きます。

092-01↑段落を選択し、「ホーム」タブ → 「段落の設定」ボタンをクリックします

 

「段落」画面が表示されます。

092-02↑「体裁」タブで、「行頭の記号を1/2の幅にする」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします

 

行の記号が1/2の幅に変わり、行頭が揃います。

092-03

 

【第4位】几帳面な人は覚えて損ナシ! “寸分違わぬ三つ折り”ができるワード便利ワザ

印刷した文書を三つ折りにして封筒に入れる際、封筒のサイズがギリギリだと正確に三つ折りをしないと収まらないことがありますね。そんなときは、折る位置にあらかじめワード上で小さく目印を付けておけば折りやすくなります。方法は線を描いて、ページの端に配置して、縦方向に均等に配置して……とアナログチックですが、結果的にはきっちりと三つ折りできて実にスマートです。

109-01↑ページの左端と右端に横線を引いて、三つ折りの目印を付けます。ここでは見やすくするために線を長くしています

 

■直線を引く

直線を引くには、「図形」ボタンから「直線」を選択してドラッグします。この際、Shiftキーを押したままドラッグすれば水平線が引けます。

109-02↑「挿入」タブ → 「図形」ボタン → 「直線」をクリックします

 

直線を描けるようになります。

109-03↑Shiftキーを押したまま横方向にドラッグします

 

水平線が描かれます。次に、線をコピーして同じ線を2つ作ります。

109-04↑線が選択されていることを確認し、Ctrl+Cキーを押し、さらにCtrl+Vキーを押します

 

線がコピーされます。

 

■ページの左端に線を配置する

図形をページの左端に配置するには、「用紙に合わせて配置」に設定してから「左揃え」を選択します。

109-05↑線をクリックして選択し、2つめの線をShiftキーを押したままクリックして、2つの線を選択します

 

109-06↑「書式」タブ → 「配置」ボタン → 「用紙に合わせて配置」をクリックします

 

「用紙に合わせて配置」にチェックが付き設定されます。

109-07↑「書式」タブ → 「配置」ボタン → 「左揃え」をクリックします

 

線がページの左端に揃います。

109-08↑2つの線がページの左端に揃います

 

■線を縦方向に均等に配置する

2つの線を、ページの縦方向に均等に配置するには、「上下に整列」を使います。「用紙に合わせて配置」を設定しておくことがポイントです。

109-09↑2つの線が選択されていることを確認し、「書式」タブ → 「配置」ボタン → 「上下に整列」をクリックします

 

2つの線が縦方向の1/3の位置に均等に配置されます。

109-10↑2つの線が均等に配置されます

 

このあと、この2つの線を選択し、コピーして右揃えしてから上下に整列を設定すれば、右端に線を引くことができます。

 

【第5位】なんで勝手に広がるの? ワードで文字サイズを大きくしたときの「カッコ悪い行間」を適切にするワザ

文字サイズを大きくしてビックリするほど行間が広がりすぎ、困ったことはないでしょうか。特にワード2016で游明朝の文字サイズを大きくしたときです。10.5を11に変えるだけで、行間が広がってしまいます。これは、文字を行グリッド線に適合する設定がオンになっているためです。行グリッド線とは、文字を同じ行間隔に揃えるためのもの。標準では隠れていますが設定されています。この設定をオフにすると、適正な行間に戻ります。

086-01↑文字サイズ10.5の行間

 

086-02↑文字サイズを11に変えると、行間が広がります

 

■行グリッド線の適合をオフにする

適正な行間に戻すには、「段落」画面で行グリッド線の適合をオフにします。

086-03↑段落を選択し、「ホーム」タブ → 「段落の設定」ボタンをクリックします

 

「段落」画面が表示されます。

086-04↑「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします

 

行グリッド線の適合が解除され、行間が適正になります。

086-05

ワード2016で游明朝や游ゴシックの文字サイズを大きくする場合は、必須テクニックです。マスターしておきましょう。

会社ロゴやイラストがスタンプ的に使える! ワードでよく使う図形をすばやく呼び出すワザ

会社ロゴや作成したイラスト、押印といった頻繁に使用する図形は、クイックパーツギャラリーに登録すれば、スタンプのように素早く挿入でき便利。登録した名前の入力後F3キーを押して呼び出すこともできます。今回はよく使う図形をスタンプにするワザを解説します。

114-01↑図形をクイックパーツギャラリーに登録すれば、どの文書にも素早く挿入できます

図形をクイックパーツギャラリーに登録する

作成した図形をクイックパーツギャラリーに登録するには、キーワードを付けます。

114-02↑登録したい図形を選択します。複数の図形から作ったイラストなどはグループ化しておけば選択しやすくなります

 

114-03↑「挿入」タブ → 「クイックパーツの表示」ボタンをクリックし、メニューから「選択範囲をクイックパーツギャラリーに保存」を選択します

 

「新しい文書パーツの作成」画面が表示されます。

114-04↑「名前」欄に名前を入力し、「OK」ボタンをクリックします

 

図形がクイックパーツギャラリーに登録されます。ワードを終了する際に「Building Blocks」の保存画面が表示されたら、「保存」ボタンをクリックして保存しましょう。

図形をギャラリーから挿入する

図形をギャラリーから挿入するには、クイックパーツメニューを表示します。名前を入力しF3キーを押しても挿入できます。

114-05↑挿入する位置にカーソルを移動し、「挿入」タブ → 「クイックパーツの表示」ボタンをクリックし、メニューから名前を選択します。名前「靴跡」を入力したあとF3キーを押しても挿入できます

 

図形が挿入されます。

114-06↑図形が挿入されます

 

コピー&貼り付け(コピペ)でコピーすることも可能ですが、その図形が入っている文書をそのたびに開くのは煩わしいですね。会社のロゴやキャラクターイラスト、押印マークなどは、ギャラリーに登録して利用してみましょう。

【ワードあるある】お前は後ろ! 図形の重なりは「オブジェクトの選択と表示」で全解決

ワードで図形を複数描いて、重なりが思いどおりにならないことってないでしょうか? 図形は描いた順に上に重なるので、重なりをほかの図形の下に隠すには「背面へ移動」、上にのせるには「前面へ移動」を使います。上にある図形を背面に移しても可能なので、選択しやすい図形を移動するのがポイントです。また、図形が複数あって重なりがややこしい場合は、「オブジェクトの選択と表示」画面を表示すると便利です。

113-01↑文字の背景に隠れている足あとを上に出したいが、イラストがあるため選択できません。こんなとき、どうする?

 

図形を前面や背面に移動する

ほかの図形の下に隠す場合は「背面へ移動」を、上にのせる場合は「前面へ移動」を使います。1番下に移動するには「最背面へ移動」を、1番上には「最前面へ移動」を指定します。

113-02↑重なりを変えたい図形を選択します。ここでは、変えたい足あと図形を選択できないので、文字の背景図形を選択します

 

113-03↑「書式」タブ → 「背面へ移動」 → 「最背面へ移動」をクリックします

 

選択した図形が重なりの1番下に移動します。

113-04↑文字の背景が最背面に移動し、隠れていた足あとが表示されました

 

「オブジェクトの選択と表示」画面で重なりを変える

重なりは「オブジェクトの選択と表示」画面を表示すればわかりやすくなり、背面や前面への移動が容易です。ほかの図形に隠れて選択できない図形も、この画面で簡単に指定できます。

113-05↑いずれかの図形を選択します

 

113-06↑「書式」タブ → 「オブジェクトの選択と表示」をクリックします

 

「オブジェクトの選択と表示」画面が表示され、選択した図形が選ばれます。

113-07↑「▼」(背面へ移動)をクリックします

 

選択した図形が背面に移動します。前面に移動する場合は、「▲」(前面へ移動)をクリックします。

113-08↑図形が背面に移動し、「選択」画面の並びも替わります。「選択」画面を消す場合は、「×」ボタンをクリックします

 

図形の重なりは、「オブジェクトの選択と表示」画面で簡単に変更できます。これは、図形が多い場合に特に有効です。ぜひお試しください。