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DX+REAL 人材

DX導入以上に大事な人材育成

DX導入と言うとほとんどのケース、システムの使い方みたいな方向が多いんだが、それよりも必要なのは、どう以前にどこまで俯瞰力や論理力や分析力やそれをベースに業務改善やビジネスモデル作りなどをアクションプランにして実際に実行できるかであろう。そういった人側の意識改革や行動力がなければいくらDXを導入しようがそれほどの効果は出ない。

昔、POSを導入すればどこの流通業も薔薇色みたいな話があったが、今やPOSを入れていないところを探すぐらい難しいがそれでも倒産するところは倒産している。極端な端DXもPOSも道具でそれを活用するかしないかは人次第なわけであろう。DXを導入してもアウトプットできる情報はどこもそれほど変わらないわけで、そこからどういう現象をピックアップし、どういった仮説を建て、それをどうレビューしながら修正していくのかのレベル次第ということになる。

と言うこは導入する手前から導入後も永遠と教育が競合や同業との差別化を作り出すことが出来るわけで、何を導入したからと言うことは別の話であると言うことになる。ここら辺を経営陣もシステム担当も理解していないと大変なことになると言うわけだ。

よく聞く話でSAPを一旦導入すると社内の混乱も大きく年々相当は経費がかかると言うことを聞くが、それはSAPがどうのこうのと言う前にそこの人材に対してどこまで教育ができたかということ、その成果を出す為にどういったステップを踏んだのかと言うとが大事になると言うことだ。経費がいくらかかってそれを上回ることをやればいいだけであって、経費がかかるシステムはそれ以上の可能性を秘めているシステムだとうことも言えるのだろう。