ビジネスモデルコンサルの世界は甘くないといつも思う

世の中ちょっとブームは去った感はあるがビジネスモデルが大事だという風潮が蔓延している。当然コンサルタントももうかるのかと思いきや、そうではない(自分の巡りだけかな?!?!?!)。なぜなら、ビジネスモデル自体まだ考え方や事例などは多数あるけど、依頼された案件にたいして、この手法をとればこういう結果が出るというはっきりした筋道が十分確立されていないからだと思う。

流通だけ見れば昔は、アメリカの流通業のフォーマットや手法を日本に持ち込めば何とかなる時代が相当長い期間あった。その手法で一つの流派を作った大御所のコンサルタントもいる。確かにその進め方には頭が下がる思いであるが、今このネットも山ほど飛び交っている、アジアとの関わりなんかも相当濃いという中で、欧米のビジネスモデルが必ずしも当たっている導入すれば何とかなるという時代でない事はあきらかだ。そういった意味では様々な分野でのビジネスモデルは、部分部分はいろいろ他からの転用が効くのであろうが、その大元や細部は独自で考えなければならないというようになってきていると思う。特に日本における欧米の位置づけが、今やアジアにおける日本の位置づけになってしまっているからなおさらである。

つまり今、日本でビジネスモデルのコンサルをやってますという人は、アジアの模範となるようなビジネスモデルをいつもあみ出さないとだめなんだと思うからである。その観点にたって自分はビジネスモデルのコンサルをやっていると言えるのかどうかを考える必要がある。これは他の方にも言える事だ。

日本はそういった意味ではビジネスモデルの見本市のようであるとも言える。業務対する姿勢や改善力や人材育成はガラパゴスかもしれないがそれなりに熟成されてきていると思う。同じようなユーザーが多い中で複数の企業が同じ分野で同じような事をやっていては勝ち残れるわけはなく、そこには非常に細かい差異を見いだしながら競争を長くやってきたという歴史がある。欧米ほどダイナミックではないがそれとは違ったレベルのビジネスのモデルがあると思う。それをどう組み合わせ、ダイナミックにも繊細にも見せるのは、コンサルタントの使命であると思う。しかも論理面から実行面まで組み立てなければ、ビジネスモデルとして確立できないわけで、下手すればコンサルタントが先頭に立って実務を実行するというような事も多々見られるわけである。。。。。。なんてコトを考えるんである。

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