オフィス空間から見る新たな働き方の変化「共創の場」 | IT Leaders

働き方改革では、ITツールの活用やテレワーク・モバイルワークなどの勤務制度改革などに注目が集まりがちだが、それらと並んで重要なのが、オフィス空間である。環境を変えれば、ワークスタイルも変わる。本稿では、これからのオフィスに求められる役割について考えてみたい。

発覚した年金情報入力の中国への無断再委託はITベンダーだけに責任があるのか? | IT Leaders

日本年金機構が個人情報入力を委託した業者が、中国企業に無断で再委託をしていたという件が世間を騒がせている。入力の漏れやミス、それに起因する年金の過少支給などが露呈。受託した側の非を指摘する声が大きいが、それだけが本質的な問題なのだろうか──。

シェアリングエコノミー時代の新たなマーケティング手法

シェアリングエコノミーの広がりと社会の変化

ものづくり経革広場の徳山です。最近「シェアリングエコノミー」という言葉をよく耳にするようになりました。個人の力を新たな経営リソースとして取り込んでいくことのできる新たな仕組みとして、弊社でも数年前から活用を始めています。

シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーの定義は下記のとおりです。

「物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み。自動車を個人や会社で共有するカーシェアリングをはじめ、ソーシャルメディアを活用して、個人間の貸し借りを仲介するさまざまなシェアリングサービスが登場している。(By コトバンク)」

ここに記載されている通り、ここ数年で本当に様々なサービスが登場しています。有名なところで言うと「Airbnb」や「Uber」が挙げられます。しかし、個人間での利用が大半であり、冒頭に記載した「企業が経営リソースとして活用する」といった取り組みはこれから本格化すると考えています。

なぜシェアリングエコノミーが広がっているのか

定義の中には「物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み」とありますが、このような仕組みは昔から存在しました。物々交換やご近所さん同士の物の共有など、むしろ現代より一昔前の方が頻繁に行われていたのではないでしょうか。

しかし、最近言われているシェアリングエコノミーでは、インターネットを介して知らない人同士で不特定多数と繋がる仕組みとなっている点が大きな違いです。それでは、なぜ最近になってこの仕組みが広がり始めているのか?下記2つの要因によりシェアリングエコノミーが拡大する仕組みが整い、急速に広がり始めていると言われています。

  1. スマートフォンの普及
  2. ソーシャルメディアの普及

スマホの普及により、場所を問わずインターネットに繋がる環境ができたので双方感のコミュニケーションが格段に取りやすくなったのと、ソーシャルメディアが普及したため、知らない人と繋がるという心理的ハードルが大きく下がりました。

上記に加え、消費者のニーズの変化(所有欲の減少、シェアリングエコノミーを通じた人とのつながり)も大きなポイントかと思います。

シェアリングエコノミーが起こす様々な変化

シェアリングエコノミーが普及することによって、様々な社会的変化が予測されています。

  • 新たな資本主義の在り方

所有や消費ありきではない新しい生き方や、既存の社会システムからの脱却を目指す人が増えると言われています。エコロジーという観点からは良い変化だと言えるでしょう。従来の資本主義経済とは異なる点が多いので、様々な軋轢を生むことは必至かと思います。

  • マイクロアントレプレナーの増加

スマホと遊休資産さえあれば空き時間で稼げるようになります。中にはクラウドソーシングで1,000万円以上稼ぐ人も登場しているようです。特に仕事のない地方では地域活性化の手段として注目されています。人口が都心へ一極集中する中、地方へ人材を流動させる上で必要な仕組みと言えます。

  • 既存産業との対立

従来の資本主義と考え方が異なるがために、シェアリングエコノミーに関連するサービスは既存ビジネスの問題解決につながりますが、競合するモデルでもあります。そのため、シェアリングエコノミーにより生まれるサービスは、常に既存産業保護のための規制との戦いに発展します。

企業の新しいマーケティング手法としてシェアリングエコノミーを活用する

新たなマーケティング手法として、企業がシェアリングエコノミーを活用するケースが増え始めています。活用する上で抑えておきたい社会的変化とともに、具体的な活用法をご紹介します。

大きな社会構造の変化

シェアリングエコノミーの普及により、これからの時代は政府・企業が中心ではなく個人の時代へと変わっていきます。マーケティングの分野においても、今まではマーケティング活動を行うのに、行政や企業のサービスを活用する機会がほとんどでしたが、これからは個人の力を活用する方法も大きな一手とななってくるでしょう。

一例として、顧客開拓の手段として活用できる「リファラル営業」の仕組みをご紹介します。

最近浸透し始めた「リファラル営業」という言葉

「リファラル(referral)」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。「リファラル(referral)」とは英語では紹介・推薦という意味です。この言葉を使った新たなサービスが生まれ始めています。

この領域では一足早く「リファラル採用」という言葉が広まっています。「リファラル採用」とは、人材募集の際、社員を通して知人・友人の紹介・推薦を受け、採用選考を行う手法です。日本ではまだまだですが、欧米などではそれなりに普及している手法です。

さらに最近では「リファラル営業」という言葉をよく聞くようになりました。「リファラル営業」とは個人からの紹介・推薦により見込み顧客との接点を作り、顧客獲得を行うという新たな営業手法のことです。

個人の力を活用したマーケティング手法とは

「リファラル営業」を説明するためには具体的なサービスを紹介した方が早いでしょう。最近弊社でもよく使っているのが「SalesHub」というサービスです。このサービスには「商材を販売したいと考えている企業ユーザ」と「顧客とコネクションを持っている個人ユーザ」が登録しています。個人ユーザは自身のコネクションを活かし、企業へ顧客を紹介することで紹介料をもらうことができる、という仕組みです。

自身の人脈をお金に変えることを、知人を売っているようで気持ち悪いと感じる人もいるかも知れませんが、企業が効率よく顧客を開拓する手段として大きく注目されています。利用者も急増しており、マッチング数もかなり増えてきているようです。色々と課題はあると思いますが、皆さんも活用してみてはいかがでしょうか。

これから更に話題となっていくであろう「シェアリングエコノミー」についてご紹介させていただきました。企業としてどう活用していくか、引き続き皆さんと考えていければと思います。

Googleアシスタント、米国で個人間送金が可能に(Computerworldニュース)

 米Googleは、「Googleアシスタント」を通じて小売業者が商品を販売できるようにする新プログラム「Shopping Actions」を現地時間2018年3月19日に発表した。米Amazon.comの牙城を切り崩すことを狙った一手と見られる。それから数日がたち、今度は米Venmoを標的とする新たな動きがあった。Googleアシスタントを使った個人間送金の対応だ。
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NEC、AIやRPAで働き方改革を支援するコンサルティングサービス | IT Leaders

NECは2018年3月23日、AIやRPAを活用し、生産性向上を目的とした働き方改革を支援するコンサルティングサービス「AI for Work Shift Support 構想・企画サービス」を発表、同日提供を開始した。価格(税別)は100万円から。利用期間として1カ月からを想定している。

日本ユニシスとマイクロソフト、Azure上のバンキングシステムで共同プロジェクト | IT Leaders

日本ユニシスと日本マイクロソフトは2018年3月23日、日本ユニシスのオープン勘定系システム「BankVision」の稼働基盤として、マイクロソフトのパブリッククラウド基盤「Microsoft Azure」の採用に向けた共同プロジェクトを2018年4月に開始すると発表した。

野球選手育成に人事評価制度–徳島インディゴソックスとあしたのチームに狙いを聞く

野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスの選手育成に、人工知能(AI)を活用したクラウド型人事評価システムの導入支援を手掛けているあしたのチームの人事評価制度が活用されている。スポーツの選手育成にHR Techを活用した人事評価制度という一見ミスマッチにも見えるような取り組みの狙いについて、球団代表と担当者に聞いた。

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DeNA、クックパッド、メルカリなどネット企業10社が社内ITを公開、Slackが大人気 | IT Leaders

2018年3月中旬、ネット企業10社のシステム責任者が集まり、各社の社内ITに関する取り組みを互いに披露し合うセミナーが開かれた。DeNA、クックパッド、DMM.comラボ、グリー、LINE、ヤフー、メルカリ、ミクシィグループ、楽天、リクルートテクノロジーズが登壇。各社がどんな方針でどんな技術や製品、サービスを使っているか、あるいはどんな悩みに直面し、どう乗り越えているかなどを明らかにした。

プリンストンが現場の声を汲み取り挑む教育現場への参入–離島の教育をICTで変える

プログラミング教育の必修化や授業におけるタブレット端末の採用など、教育の現場が大きく変わる中、ビデオ会議システムやドキュメントカメラがどんな役割を果たしているのか。プリンストンの営業統括本部 東日本営業統括第3部部長の木本泰生氏と、九州営業部部長 廉谷修氏に話しを聞いた。

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職場のハラスメント対策、職場環境を見直す時のポイントは(上)(職場のハラスメント対策、職場環境を見直す時のポイントは)

 Amy Polefrone氏はいつものように、「尊重し合う職場」に関する研修の準備を始めた。そしていつものように、冷やかしの声が上がるものと覚悟していた。だが、28年間で初めて、そのような声は上がらなかった。その時Polefrone氏は、ついに変化が確かなものになりつつあるのかもしれないと理解した。
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子ども向けのYouTube「エルサゲート」を避けるコツ

子どもが長時間YouTubeを見続ける問題が指摘されている。長時間見続けることも心配だが、普通のキャラクター動画を見ていたはずなのに、気づいたら不適切な動画が再生されていることがあることをご存知だろうか。今回は、通称「エルサゲート」問題と対策についてお伝えしたい。

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[ブックレビュー]小さな会社にも役立つ–「モノが売れない時代の『繁盛』のつくり方」

小さな商店や会社にも役立つ商売繁盛の指南書。顧客1人あたりに必要な時間から、ニーズの引き出し方、地に足のついた、地元密着型の経営を成功に導くためのノウハウを惜しげもなくまとめている。実例とあわせて紹介されているため、わかりやすく、実践的だ。

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「アイマス ミリオンライブ!」MTG05&MS07発売記念イベントが開催

CNET Japanの編集記者が気になった話題などを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。今回は、主にゲームを中心としたエンターテイメント領域を取材している佐藤が担当。3月17日に開催されたスマートフォン向けゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」の関連CDとなる「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! MILLION THE@TER GENERATION 05(MTG05)& M@STER SPARKLE 07(MS07)」発売記念イベントの模様をお届けする。

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TISとあくしゅ、本番環境を再現して運用の検証ができる「インフラ運用テスト基盤」のβ版を提供 | IT Leaders

TISとあくしゅは2018年3月23日、本番環境のネットワーク環境を仮想化環境や物理機器を使って再現できる「インフラ運用テスト基盤」を発表、同日β版の提供を開始した。本番環境のネットワークでしか起こらないことを事前のテストで確認できるようになる。パイロットユーザーとして、ヤマトシステム開発が2017年度から実証実験を行っている。

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スカパー!「プロ野球セット」会員数は微増–12球団全試合放送をかなえた“横のつながり”

スカパー!が3月30日のプロ野球開幕に向け、2018年も動き出した。セ・リーグ、パ・リーグ12球団の全試合放送を例年通り実施するほか、豊富な関連番組を取りそろえる。「これだけ充実したコンテンツを用意できるのはスカパー!だけ」とするその戦略とは。

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IT部門の変革、チェンジエージェントが語る(後)(IT部門の変革、チェンジエージェントが語る)

 Eric Johnson氏は、電子署名ソリューションを手がける米DocuSignに2014年に加わって、同社初のCIOに就任した。Johnson氏が加わった頃、DocuSignのIT部門は、何人かが間に合わせで業務をこなしているような状況だったという。当時の同社には一元的なIT部門がなかった。「従事している社員たちは果敢に仕事をしてはいたが、戦略やビジョン、構造がなかった」とJohnson氏は振り返る。
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【IBM Think 2018】IBMロメッティ会長「データ基盤に統合されたAIで誰もがディスラプターになれる」 | IT Leaders

「第3の“指数関数的シフト”が始まった。IBM WatsonのAIとデータプラットフォームの完全な統合で、誰もがディスラプターになれるチャンスがある」。2018年3月19日~23日(米国現地時間)、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルで米IBMの年次ユーザーイベント「IBM Think 2018」が開催された。同社会長・社長兼CEO、ジニ・ロメッティ(Ginni Rometty)氏の基調講演から、企業にとって今後重要になりそうな示唆を紹介する。(IT Leaders 編集委員 河原 潤=ラスベガス)

CTC、自社開発のCI/CDツール「Ignite」を無償提供、AWS環境で利用可 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年3月22日、アプリケーションのリリースプロセスを効率化するCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)ソフト「Ignite」(イグナイト)の無償提供を開始した。CTCが自社開発したソフトであり、Amazon Web Services(AWS)環境でのアプリケーション開発に利用できる。関連ビジネスを通じて3年間で10億円の売上を目指す。

対話型AI「罵倒少女:素子」が復活–「罵倒されるインスタ映えスポット」設置も

ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)と丸井グループは、AIキャラクターを活用した春休みキャンペーン「罵倒少女×○I〇I AI(人工知能)に罵倒される春休み~おいおい、誰が望んでるんだよ~」を期間限定で開催。特設サイトで対話型AI「罵倒少女:素子」との会話を楽しむことができる。

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TREASURE CDP内の顧客データをAIXONで分析、トレジャーデータが連携を発表 | IT Leaders

トレジャーデータは2018年3月22日、クラウド型のデータ分析サービス「TREASURE CDP」と、台湾Appierのデータ分析ソフト「AIXON」の連携を開始したと発表した。TREASURE CDPで管理している顧客データをAIXONから利用し、AIXON上で予測・分類・分析できるようになる。

ビーコンを代替できるクラウド型の無線LAN、ネットワンが新版で自然言語処理機能を追加 | IT Leaders

ネットワンパートナーズは2018年3月22日、同社が2017年5月から扱っている米Mist Systemsの無線LANアクセスポイント製品を強化したと発表した。クラウド型の管理コンソールの機能を拡張し、「現在ゲストネットワークを利用しているクライアント数は」といった自然言語によるテキストを入力するだけで情報が得られる「仮想ネットワークアシスタント」(VNA)機能を2018年3月中に提供する。

失敗しないAI活用、変革を起こすポイント–NECのデジタルトランスフォーメーション

AIは導入するだけではなく、その運用方法が正しくなければ効果を生まない。NECが考えるビジネスを変革させる方法とは──。2月に開催した「CNET Japan Live 2018」で、NEC デジタル戦略本部 本部長の中尾 敏康氏が"AIが加速するデジタルトランスフォーメーション〜お客様との共創事例〜"と題し講演した。

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PS VR向けミュージックビデオ「カリード Young Dumb & Broke VR」が3月29日配信

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)は、R&Bアーティストとして活動しているカリードの「Young Dumb & Broke」の世界観を楽しむことができるPS VR向けコンテンツ「カリード Young Dumb & Broke VR」を、3月29日から配信する。

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国産AI「Zinrai」とMS連携で働き方改革のニーズに応える–富士通の未来戦略

朝日インタラクティブは2018年2月27~28日、都内で「CNET Japan Live 2018 AI時代の新ビジネスコミュニケーション」と題したイベントを開催。講演「国産AIの真の実力と富士通が描く企業の未来戦略」では、富士通のAIである「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」を通じた取り組みが語られた。

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連載開始に当たって

はじめまして。法律事務所かなめの代表弁護士の畑山浩俊(はたやまひろとし)です。ご縁があってこれから、ものづくり経革広場で連載を担当させて頂きます。お付き合いのほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。最初に、簡単に私の自己紹介と今後連載するコラムの概要をお伝えします。

自己紹介

私は、1986年奈良県で生まれ育ちました。現在32歳です。実家は肥料販売店を営んでいます。農家の方々に肥料を配達したり、来店されるお客様に施肥のアドバイスをしたり種苗を販売したりと、商売人の息子として育ちました。土日祝の休みは無し、一年の休みは田植えの時期と盆正月のみでした。朝7時頃には開店に向けて家の中が騒がしくなるという状況でしたので、私の育った幼少期の環境は、「大阪船場編の落語の世界観」に近いと言えるかもしれません。

そのような育ち方をしたお陰で、弁護士として活動している今も、「サービス業としての弁護士」という意識で活動しています。「肥料」の先には人がいますし、「法律」の先にも人がいます。「人」を相手にしているという点で、すべての仕事に違いはありません。

弁護士になってからも「早く自分の看板を掲げて勝負したい」という意欲が人一倍強く、弁護士登録をしてから1年9ヶ月で法律事務所かなめを立ち上げました。「かなめ」とは扇の中心の金具の部分のことであり、「すべての物事の重要な起点になるような場所になろう」という気持ちを込めています。

現在、同期の弁護士4名でフットワーク軽く活動しています。

今後連載するコラムの概要

私の専門分野

私の専門は、労働法です。労働法に携わる弁護士は大きく分けて2種類に分かれます。「会社側で労働問題を扱う弁護士」「従業員側で労働問題を扱う弁護士」です。

このうち、私は「会社側で労働問題を扱う弁護士」です。企業の抱える労務管理全般にまつわるトラブル対応、就業規則作成、労基署対応、労働組合との団体交渉対応等、幅広く労働問題の対応をしています。

株式会社吉原精工 吉原博会長との出会い

様々な労働トラブルを担当する中で、「どうしたら労働トラブルを生じない会社を作ることができるのか」「弁護士としてもっとできることはないのか」と試行錯誤を繰り返すようになりました。

最初に結論めいたことを書くと、どのような会社にしたいのかは、すべて「経営者の考え方次第で決まる」ということです。こう書くと、「経営者の考え方が立派だったら労働トラブルは生じないのか」という意見が聞こえてきそうですが、勿論そんなことはありません。どんな会社であっても、トラブルが起きるときは起きてしまいます。しかし、経営者が労務問題にきちんと向き合っている会社は、そうでない会社に比してそのリスクが格段に低いことも事実です。

私自身も一経営者として、「経営」というものを学ぶために様々な人と積極的に会うようにしています。その中から、今回の連載では、私が直接お会いした経営者の方々の中で、最も強い衝撃を受けた株式会社吉原精工の吉原会長のお話をさせて頂きます。

連載に先立ち、まずはこの記事を読んで下さい。

https://newswitch.jp/p/7811

私と吉原会長との出会いもこの記事から始まりました。この記事に衝撃を受けた私はすぐに株式会社吉原精工に電話し、翌週には吉原会長にお会いし、奇跡の改革についてお話を伺いました。現在は、『町工場の全社員が残業ゼロで年収600万円以上もらえる理由』(ポプラ社出版)という書籍も販売されているので、是非手に取って読んでみてください。

この連載では、吉原会長の改革を「弁護士目線で」分析します。そこから「経営は全人格を賭けた戦いである」ということを今一度確認していきたいと思います(自戒も込めて)。

最後に少し宣伝

吉原会長と4月18日に大阪でコラボセミナーをするので、参加頂ける方は是非お越し下さい!

https://www.facebook.com/events/1997617487116895/

お申し込みはこちらから

では、次回以降の連載をお楽しみに!

連載開始に当たって

はじめまして。法律事務所かなめの代表弁護士の畑山浩俊(はたやまひろとし)です。ご縁があってこれから、ものづくり経革広場で連載を担当させて頂きます。お付き合いのほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。最初に、簡単に私の自己紹介と今後連載するコラムの概要をお伝えします。

自己紹介

私は、1986年奈良県で生まれ育ちました。現在32歳です。実家は肥料販売店を営んでいます。農家の方々に肥料を配達したり、来店されるお客様に施肥のアドバイスをしたり種苗を販売したりと、商売人の息子として育ちました。土日祝の休みは無し、一年の休みは田植えの時期と盆正月のみでした。朝7時頃には開店に向けて家の中が騒がしくなるという状況でしたので、私の育った幼少期の環境は、「大阪船場編の落語の世界観」に近いと言えるかもしれません。

そのような育ち方をしたお陰で、弁護士として活動している今も、「サービス業としての弁護士」という意識で活動しています。「肥料」の先には人がいますし、「法律」の先にも人がいます。「人」を相手にしているという点で、すべての仕事に違いはありません。

弁護士になってからも「早く自分の看板を掲げて勝負したい」という意欲が人一倍強く、弁護士登録をしてから1年9ヶ月で法律事務所かなめを立ち上げました。「かなめ」とは扇の中心の金具の部分のことであり、「すべての物事の重要な起点になるような場所になろう」という気持ちを込めています。

現在、同期の弁護士4名でフットワーク軽く活動しています。

今後連載するコラムの概要

私の専門分野

私の専門は、労働法です。労働法に携わる弁護士は大きく分けて2種類に分かれます。「会社側で労働問題を扱う弁護士」「従業員側で労働問題を扱う弁護士」です。

このうち、私は「会社側で労働問題を扱う弁護士」です。企業の抱える労務管理全般にまつわるトラブル対応、就業規則作成、労基署対応、労働組合との団体交渉対応等、幅広く労働問題の対応をしています。

株式会社吉原精工 吉原博会長との出会い

様々な労働トラブルを担当する中で、「どうしたら労働トラブルを生じない会社を作ることができるのか」「弁護士としてもっとできることはないのか」と試行錯誤を繰り返すようになりました。

最初に結論めいたことを書くと、どのような会社にしたいのかは、すべて「経営者の考え方次第で決まる」ということです。こう書くと、「経営者の考え方が立派だったら労働トラブルは生じないのか」という意見が聞こえてきそうですが、勿論そんなことはありません。どんな会社であっても、トラブルが起きるときは起きてしまいます。しかし、経営者が労務問題にきちんと向き合っている会社は、そうでない会社に比してそのリスクが格段に低いことも事実です。

私自身も一経営者として、「経営」というものを学ぶために様々な人と積極的に会うようにしています。その中から、今回の連載では、私が直接お会いした経営者の方々の中で、最も強い衝撃を受けた株式会社吉原精工の吉原会長のお話をさせて頂きます。

連載に先立ち、まずはこの記事を読んで下さい。

https://newswitch.jp/p/7811

私と吉原会長との出会いもこの記事から始まりました。この記事に衝撃を受けた私はすぐに株式会社吉原精工に電話し、翌週には吉原会長にお会いし、奇跡の改革についてお話を伺いました。現在は、『町工場の全社員が残業ゼロで年収600万円以上もらえる理由』(ポプラ社出版)という書籍も販売されているので、是非手に取って読んでみてください。

この連載では、吉原会長の改革を「弁護士目線で」分析します。そこから「経営は全人格を賭けた戦いである」ということを今一度確認していきたいと思います(自戒も込めて)。

最後に少し宣伝

吉原会長と4月18日に大阪でコラボセミナーをするので、参加頂ける方は是非お越し下さい!

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では、次回以降の連載をお楽しみに!

アラクサラ、マルウェア感染端末を遮断する制御ソフトを強化、FireEyeと連携 | IT Leaders

アラクサラネットワークスは2018年3月20日、マルウェアに感染した端末を社内LANから切断する、といった制御ができるネットワーク制御ソフト「AX-Security-Controller」(AX-SC)を強化し、マルウェアへの感染を検知するアプライアンス機器「FireEye Network Security」からの通知を受けられるようにしたと発表した。AX-SCの価格(税別)は、40万円から。FireEye Network Securityと連携できるAX-SCは、2018年4月から出荷する。

大手ECサイトに“ない”を武器に急成長! ~オフィス家具通販のKagg.jpが挑む、特化型ECのイノベーション~

[PR]47インキュベーションが運営する「Kagg.jp」は、ネット通販という業態の特性を活かして約42万点の商品バリエーションを展開し、全国送料無料、組立設置費込で商品提供。価格の手頃感も強く、多くの法人顧客から好評を得ているという。

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