斬新!キャッシュレスのグローサラント「habitat」─シンガポール発新業態が示す小売業の未来 | IT Leaders

アマゾン・ドットコムを筆頭とするECは小売業界に変革をもたらしたが、さらにその先の試みがすでに始まっている。新しいカスタマーエクスペリエンス(顧客体験)を提供するべく、デジタル技術を駆使した新業態開発が世界中で活発だ。その1つが食料雑貨店とレストランを融合した「グローサラント」だ。本稿では、シンガポールのスタートアップ企業オネストビーが2018年10月にオープンした最新のグローサラント店舗「habitat by honestbee」での筆者の体験をレポートする。

保守部品の在庫をAiで最適化するクラウドサービス、東芝デジタルソリューションズが提供 | IT Leaders

東芝デジタルソリューションズは2018年11月21日、目的ごとに特化させたAI分析サービス「SATLYSKATA(サトリスカタ)」を商品化していくと発表した。第1弾として(1)「SATLYSKATA 保守部品在庫最適化」と(2)「SATLYSKATA 作業行動推定」の2つのクラウド分析サービスを同日付けで提供開始した。順次サービスラインナップを増やしていく。
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IDCF、Google Cloud Storageを基盤に用いたクラウドストレージを販売 | IT Leaders

IDCフロンティアは2018年11月21日、クラウドストレージサービスの基盤に「Google Cloud Storage」を採用したクラウド型のオブジェクトストレージ「IDCFクラウド クラウドストレージ」を発表、同日提供を開始した。クラウドストレージの仕様はGoogle Cloud Storageに準じる。

コールセンター通話の書き起こしサービス、保険事業向けにS&IとFAが提供 | IT Leaders

エス・アンド・アイと、保険事業に向けたコンタクトセンターを運営するフィナンシャル・エージェンシーは2018年11月21日、IBM Watsonを活用したコンタクトセンター向けの通話内容書き起こしサービス「AI Log(エーアイログ)」を発表、同日提供を開始した。

東京オリンピック体操競技の採点をディープラーニングで支援─国際体操連盟 | IT Leaders

国際体操連盟は2018年11月20日、富士通が開発する体操競技の採点支援システムの正式採用を決定したと発表した。例えば、2020年東京オリンピックにおける男子体操の鞍馬、吊り輪、跳馬、女子の跳馬、平均台という計5種目の採点を、3Dレーザーセンサーとディープラーニングなどを駆使して支援する。2024年には体操の床や平均台などを含めた全種目に利用を拡大する計画だ。
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町工場ぶっちゃけ対談 vol.9

こんにちは!会いに行ける町工場社長、栗原です!

季節は、もう、晩秋なんていう頃なんでしょうか?長い夜はしみじみと落ち着いて、愛読書のページをめくり…。なんて、優雅な生活とは程遠い栗原は、この秋、あちこちのイベント、展示会にと飛び回っております。(苦笑)

実は、今も、ビッグサイトの展示会(新価値創造展)のブースで、この原稿の仕上げをしてるところです(汗)

さてさて、そんなわけで今回は、同じように忙しい忙しいばかり言っている「同志」に声をかけて、特攻対談をしてきました!渋谷ヒカリエで開催されたアパレル業界の展示会「プラグイン」に新たな風を吹き込むべく企画された「Link to CREATIVE」をプロデュースしたデザイナー、高橋学氏!

今回も進行役をダイレクトメールサービス「たより」の後藤天美さんにお願いしました。いったいどんな話になったのかな?

(ここから、聞き手・執筆は後藤天美さん)

栗原さんとは、何やらムフフな間柄のマナブさん

ご無沙汰してます!お久しぶりです!(*^_^*)

ほぼ1年ぶり、、、の対談場所は、「茅場町」駅から徒歩3分。ノスタルジックな雰囲気なオフィスビルの、5階!(階段で(^_^;))オフィスのドアをくぐると、様々な企業とコラボした作品がお出迎え。マナブデザイン株式会社 代表取締役 高橋学氏。

我が栗原さんとは、何やらムフフな間柄のマナブさん。企業のプロダクトデザインを担当するサラリーマン時代を経て、独立。今やものづくりをする製造業の方たちにはなくてはならない存在で、企業もヒトもモノもつなげちゃう、プロデュースしちゃう、プロダクトデザイナーさんなのです。

ーまずはお決まりの質問から。栗原さんとの出会いはいつごろですか?

学:まだ勤め人だった頃、独立する前だと思います。6,7年前の機械要素展だったでしょうか??

栗:あー、機械要素技術展に栗原精機で単独出展したときだったかな。初めて出会ったのが。

学:会場をぐるぐるまわっていて、栗原精機の前を通り過ぎて、行きかけて、数歩そのまま下がって、立ち止まったんですよ(笑)。漫画のように。

栗:そうだったけ。その頃はまだデザイン事務所勤めだったけ?仕事の関係で来てたんだっけ。

学:そうですね、デザイン事務所に勤務してましたねぇ。デザイナー…っていっても、その頃はまだ、デザイナーがモノをつくる時代ではなかったので。ほんと、デザインワークが主流でしたけど。

栗:そうだったね、学くんが、栗原精機のブースに目をとめてくれたのは、ブースデザインだったって言われたっけ。あのとき、業者がつくる通り一遍のパッケージデザインじゃなくて、栗原精機のブランドカラーでオリジナルで作っちゃったんだよね。黒だったから、どうかな、とも思ったんだけど。

学:その暗さが目を引いたんです。黒い世界の中にミニ四駆やラジコンの金属部品が光ってて、他の出展社さんと印象が違ってました。

栗:デザイナーが目をとめるブースつくっちゃったんだ、俺(笑)。

ーその頃、メーカーズリンクってもうできてたんですか?

学:できてましたよー。僕ね、立ち上げのメンバーじゃないんですよ。一番最初にいなかったんです(笑)。僕が存在を知った頃には、もう4,50名集まってたような。

栗:最初いなかったんだっけー。そっか、別の川口つながりで再会して、川口の焼き鳥屋さんで深酒をして、それで二人の仲が深まったようだったような…。

学:ずいぶん深酒した記憶があります(笑)。先輩が町工場の方とモノづくりをされていて、どうしたらそんなことができるんだろう?と思っていた3か月後に、栗原さんとビッグサイトで再会しましたね。

ものづくりの世界に入ったきっかけ

ー学さんがものづくりの世界に入ったきっかけの出会いですか??

栗:町工場がデザイナーを起用する、ということがあまりない時代でね。デザイナーと知り合いたいなぁ、仲よくなりなたいなぁ、という、俺の欲求が引き合わせたのかも。

学:デザイナーホイホイに引っかかってしまいました(笑)。いつも仲良くしてくれるものつくりに関わる仲間のつながりは、元をただせば栗原さんとの出会いからはじまったんですね。

栗:話は戻るけど、メーカーズリンクの立ち上げにはいなかったんだね。意外だけど。

学:本格的に関わりはじめたのが、3年前のメーカーズリンクのブースデザインですよ。

栗:その頃は、メーカーズリンクが会社になるとは思わなかったよね。出展者を募ろうっていう事業は立ち上がっていたけど。

ー共同出展ですか??

栗:だいたいね、共同出展だとあんまりうまくいかないんだよなぁ。『展示会のパッケージ』って制約が多いからさ。

学:あのとき、みんなわちゃわちゃでしたよね。で、結果、お金がかかちゃって、大変なことになっちゃいましたもんね(笑)

栗:そうそう、展示会ブースのノウハウって大事…

学:以来、展示会ブースを任せてもらって。でも毎回、やりきれないこと、やりたかったことはたくさんあるんですよね。

大躍進の秘密

ー学さんのご活躍の話は、巷でたくさん聞くんですよ。大躍進の秘密って??

学:えー(笑)。去年くらいからすごく忙しくなりましたけど・・・

栗:うん、マナブデザイン、忙しいよねって、聞くようになった。短い期間でステップ踏んで、着実に成果だしてきたよね。

学:独立直後は住んでいたアパートの一室に、机がわりのミカン箱にとノートパソコンを置くことから始めましたからね(笑)

栗:で、今や茅場町のオフィスビル。

学:エレベーターはないですけど(笑)

栗:うん、それはいかんよね(笑)

学:いろんなプロダクトに関わってきて、自分の中にノウハウをつめてきたんですよね。失敗もたくさんありましたけど。

栗:まぁ、失敗も今となっては良い授業料だね。

学:『まずやってみよう!』という心構えは常に大事にしてます!

Link to CREATIVE

―渋谷のヒカリエで展示会やりましたよね?(※ファッション展示会『PLUG IN』の派生プロジェクト「Link to CREATIVE」)

栗:あれだけの出展社が集まったのも、マナブデザインのアクティブさがあったからだよね?

学:去年の年末に大阪で開催された250人もクリエイターを集めた大宴会に、主催の方から誘われて行ってきました。ものすごく楽しかったのに残念ながら今年(2018年)は開催しないと聞いて、それなら東京でやりたいな?って。たくさん人を集めて面白いことをやりたい、この想いが実を結んで生まれた展示会なんです。

―へーーー。

学:PLUG INは『つながる、つなげる、広がる』というコンセプトの展示会なんですけど、アパレルの業界にものづくりの人たちをつなげたらどんな化学反応が起きるだろ
う??なんていう発想から、企画をつくりました。

栗:普通に考えたら、ものづくりとアパレルなんて、つながらないけどね。

学:そうなんですよ。でも自分にはものづくりのプロが集まるメーカーズリンクというプラットフォームがそばにあったんですね。ものづくりとアパレル業界をどうつなげたら化学反応を起こせるかな、というトコロに頭を悩ませました。また身内のお祭りにはしたくない思いもありました。そこで思いついたのが『異業種コラボレーション』なんです。

栗:前からね、話としては少しずつでていたけど、この渋谷の展示会がきっかけで、いろんなモノが動いた感はあるよね。俺も知らないトコロで、あいつとあいつがつながってる、みないな(笑)

学:この半年間、振り返ろうと思っても時間が足りないくらい(笑)。これから何かを始めたいと思っている人を押し出そうと思ってたら、ネームバリューのある会社さんも名乗りをあげてくれて。いつかこの人と一緒にものづくりをしたい!と、思っている方たちとも一緒にできたことが大きいですよね。

栗:直感的に、おもしろいことが起きるって思ったよね。会社の中に抱えているものを出したいと思っている人たちとつながれたよね。

学:誰かがきっかけをつくらないと生まれない、新しいものづくりも誕生したと思います。マナブデザインがコネクターになってできたアイテムもたくさんあり、デザイナーの役割はデザインするだけではなく、コネクターの役割も担える実感を持てたことがうれしいです。

栗:メーカーズリンクは企業と企業の潤滑油の存在としてありたい。ずっとそういってきているけど、それも、まさしくそういうこと。ココから発注するモノが生まれてくるね。

学:頭の中にメーカーズリンクがいつも存在してるんです。だから今回の展示会もLink to CREATIVEにしたんですよ。

栗:うん、それはちょっとうれしかったよねー。はやり言葉じゃなく、LINKを使ってくれてることがね。

学:いろんな方の思いがや努力が重なってできあがったアイテムを販売やものづくりの展開につなげられればいいなと思います。ひとりではできないことを一緒に作り上げてくれた、たくさんの仲間の存在も財産だと思いました。今回出展・協賛・運営に携わっていただいたみなさんには、心から感謝しています。

栗:動き出す前の、あーじゃない、こーじゃない、を、なかなか乗り越えられないんだよね。今回は、そういうものを乗り越えてできたものでしょ。

学:商品をつくるためではなく、コラボして新しいものをつくりだす、この1点をぶれずに貫きました。

栗:作り手、ものづくり手側としては、本当に「カタチ」になるのかわからないと、動けないことも多いのよ。指示(図面化)されたものでないとつくれない世界。が、図面から抜け出してつくる世界へと動く機会にはなったと思う。

学:僕らが考えていたメリット以上の成果も上がっているんですね。今回関わってくれたすべての方に感謝してます。もう泣いちゃいたいくらい。

今後の野望

ー今後の展望というか、野望というか、聞かせてもらってもいいですか?

学:メーカーズリンクはものづくりのプラットフォーム。Link to CREATIVEも新しいプラットフォームになれるように、あらゆる業種全体と新しい連携をつくっていくことで、自分たちが知らなかったその先の世界を見つけにいけたらいいな、と。

栗:今回渋谷だったけど、大阪、北海道、九州、全国でやっていけたら面白いね。

学:そうなんですよ!そしてものづくりにこだわらず、販売も面白いかも。もう、メーカーズリンクにつながる企画が頭の中でもりだくさんで(笑)。

栗:ただの展示会、では、終わらせない。ここからだね。まぁ、7年前はこんなこと想像すらできなかったよね。小さいことでも、きちんと継続できてよかった。

学:あと、今回はじめて運営側に立ってみて、表からは見えない運営ならではの大変な世界を知ることができました。栗原さんのご苦労を垣間見た感じです。

栗:運営するとなると、底知れぬ苦労もあるからねーー。でも、今後がとても楽しみ。これだけのこと、まぁ、ふつう、なかなかやれないもんだよ。

学:自分の中では、まだまだなんですけど。

栗:マナブデザインは人と企業とものづくりとリンクをしていくことを目指しているわけだから。今、終わっちゃったら困るじゃない。これから、まだまだ、だよね。

学:がんばりますよーーー!

師弟関係のような、ライバルのような、旧知の仲のような、お二人の不思議で優しい関係性を感じた時間でした。メーカーズリンクが、業種業態、人を超えて、様々なカタチでつながるプラットフォームになるのも、もうすぐですね。私もまだ知らない未知の世界に繋げてもらおう!高橋さん、ありがとうございました。

それにしても、栗原さん、5階まで階段で上がるのって、キツかったですねー(笑)次回の、町工場社長栗原さんのものづくり対談、お楽しみに!次回があるのか??栗原社長の「ものづくり対談旅」次は、いずこへ。。

NTT Com、対話型AIとRPAを組み合わせたコンタクトセンターサービス | IT Leaders

NTTコミュニケーションズは2018年11月20日、対話型AIエンジンとRPAを組み合わせ、コンタクトセンターの応対から事務処理までのプロセス全体を自動化し、生産性の向上を支援するサービス「コンタクトセンターDXソリューション」を発表した。2018年12月1日から提供する。
Posted in RPA

「サプライチェーンを見渡せない企業は市場で生き残れない」─SCM専業のKinaxis | IT Leaders

変化の激しい時代、企業のサプライチェーンにも変革が迫られている。SCM(Supply Chain Management)は、大手製造業を中心に古くから定着するマネジメント手段だが、この分野の専業であるカナダのキナクシス(Kinaxis)は、古い設計のSCMでは市場競争力が低下するばかりだと警告する。同社のCRO(Chief Revenue Officer:最高収益責任者)、ポール・キャレイド(Paul Carreiro)氏に、SCMに関して企業が今抱える諸課題と、それらにこたえるべくSCMの進化に取り組む同社の戦略を聞いた。