東芝クライアントソリューションは12月26日、2019年1月8日から11日まで米国ネバダ州ラスベガス市で開催される世界最大級の家電見本市「CES 2019」において、30周年記念モデルの「ノートPC dynabook」をSHARPブース内に参考出品すると発表した。
リコー電子デバイスは、原価管理パッケージソフト「J-CCOREs」(JFEシステムズ製)を導入した。老朽化したERPソフトをリプレースした。2018年1月から予算系システムを、2018年5月から実績系システムを稼働させた。これにより、システム保守費用を50%以上削減した。JFEシステムズが2018年12月26日に発表した。
ヤマハが技術開発を進めている、アーティストの演奏を保存し再現するシステム「Real Sound Viewing」が、H ZETTRIOのライブで使用された。
ニコンは、自動運転車などで利用される距離計測センサのLiDAR(ライダー)を開発、製造する米国企業のVelodyne LiDARに対し、2500万ドル(約27億6075万円)出資した。両社は、技術開発と製造で協業するほか、事業展開でも協力する考え。
京橋のコンセプトスペース「ハローチョコレートバイメイジ」がオープンして1カ月を迎えた。 #日本橋経済新聞
内海造船(広島県尾道市)は、基幹システムを更改し、2018年10月から本格的に運用を開始した。特徴は、業界に特化したERP(基幹業務システム)テンプレートを採用し、カスタマイズを最小に抑えたことである。NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)のERPテンプレート「Project-Space」を利用した。
ハーバード大学の研究チームは、金属などでできた垂直の面や天井に静電気の力で吸着し、自在に移動できる超小型ロボット「Harvard Ambulatory Micro-Robot with Electroadhesion(HAMR-E)」を開発した。大きさはコイン程度しかなく、飛行機用ジェットエンジンなどの内部に入り込ませられるため、検査や整備に利用できるという。
10月末、アップルはMacとiPadの新モデルを久々にリリースした。そもそもなぜこのタイミングでモデルチェンジが行われたのか。その狙いを紐解いてみる。
NTTドコモは、個人情報など重要なデータを取り扱う業務を対象に、手のひら静脈認証装置を導入した。パソコンへのログイン時にセキュリティを確保するのが狙い。2018年10月から順次導入を開始し、2018年12月に本格的に稼働させた。認証装置を提供した富士通が2018年12月26日に発表した。導入台数は非公開。
カリフォルニア工科大学のラボで、歩行機能に障害がある人を支援する目的で開発中の二足歩行ロボットを見学した。
アイ・エス・アイソフトウェアーは2018年12月26日、アステリアのデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」からブロックチェーン基盤「Ethereum」に接続するアダプタ「ASTERIA Ethereum アダプター」を開発すると発表した。2019年3月から提供する。ブロックチェーンを使っていることを意識することなく、ASTERIA WarpからEthereumにデータを保存できるようになる。
Value marketは12月26日、フリーランスエンジニアに特化した、フリーランス成長支援エージェント「Code Climber」を開始すると発表した。
軒先は、Bリーグクラブチーム「アースフレンズ東京Z」を運営するGWCと業務提携をし、公式戦当日の駐車場不足の解消やアリーナ周辺の交通渋滞緩和、違法駐車防止を目指すと発表した。
ものづくりに軸足を置いたジャーナリストの伊藤公一です。製造業に関わる業界や企業、経営者などを対象とする取材活動をしています。業界記者歴三十余年の活動を通して感じたことや気づかされたことなどを自然体で取り上げていく考えです。
チェンジアップの質問
記者として、記事になるかどうかは分からないけれども、とりあえず尋ねておけば後で重宝することが多い質問に「(製品なり仕事なりの成果を)自己採点すると何点ですか?」というのがあります。「健康法は」「座右の銘は」なども同様です。一種の記者あるあるといえるでしょう。話を聞く相手の緊張をほぐして流れを少し変える効果もあります。野球に例えれば、チェンジアップの球のようなものかもしれません。導いた答は一問一答形式で直接的に引用することがあれば、地の文(記事を形づくる説明や叙述)に織り込むこともあります。無論、まったく使わないこともあります。
富士重工業(現・SUBARU)との共同開発で2012年に発売されたトヨタ自動車のスポーツカー「86(ハチロク)」。その開発チームを率いたチーフエンジニア多田哲哉氏にこの質問をした時、答えは「百点満点」でした。内心はそう思っていても、控えめに言うことが美徳とされる日本社会では、なかなか口にしにくい答えです。
量産化に向けた最終局面では、豊田章男社長が頻繁に足を運び、自らハンドルを握って徹底的なダメ出しをしたそうです。指摘された点は直ちに修正され、完成度を高めるの役立てられました。そういう手順を丹念に積み重ねているので「満点」でないはずがない、との誇りが言外に感じられました。
開発者にとっては破格の厚遇
「本当に納得できるものでなければ無理に出さなくていい。発売日も問わない」。豊田社長が86の開発に臨む多田氏に出していた条件です。製品の種類を問わず、開発を託された担当者にとっては破格の厚遇といえるでしょう。いささか乱暴に言えば「気に入るものができるまでは会社の金で何をしてもいい」からです。
86の開発は「投資対効果」の壁に阻まれ、長らく途絶えていたトヨタ製スポーツカーの新車を世に送り出そうという役員の意見をきっかけに動き出しました。2007年1月のことです。この役員は「技術がしっかりしたら、営業はしっかり売る」と言い切りました。その役員とは現在の豊田社長です。86はプロジェクトの立ち上げ時から「成功させなければならない」宿命を負っていたともいえるでしょう。

- 写真:東京モーターショー2017で披露されたコンセプトカー、GRハイブリッドスポーツ
採点に込められた思い
実のところ、私には相手から返ってくる答が「零点」でも「満点」でも一向に構いません。それぞれの採点には相応の理由があるからです。その理由から話が広がることもあります。「70点」であれば、理由と共に、足りない30点分を補うためにはどうすればよいのかを聞くことができます。取材者にとって大切なのは点数の単純な大小ではなく、その点数に込められた思いや熱意、言い訳、戸惑いなどを引き出したり読み解いたりすることです。
開発担当となった当初、社内では「(売れない車種の代表である)スポーツカーを押し付けられて気の毒に」と多田氏を哀れむ声が公然と囁かれていたといいます。「俺が断ってやろうか」と男気を見せる役員もいたぐらいです。
多田氏はその後、2017年に創設された社内カンパニーの一つ、GRカンパニーのGR開発担当部チーフエンジニアに就任。BMWとの協業で2018年3月にスイスで公開されたスポーツカー、スープラの開発でも陣頭指揮を執りました。社内の同情をよそに、86で今日的なスポーツカーのムーブメントを起こし、スープラの復活に携わることで、モータースポーツファンの心をざわつかせる多田氏。その仕事ぶりは、無言の満点宣言であるように思えます。
リコーは2018年12月26日、機械学習の学習速度を26~259倍に高速化したと発表した。機械学習の手法の1つであるGBDT(Gradient Boosting Decision Tree:勾配ブースティング決定木)モデルの学習を高速化・低消費電力化する回路アーキテクチャを開発した。この回路をFPGAで実装したところ、CPU/GPUと比べて学習が26~259倍高速化できた。
ドワンゴとS-courtは12月25日、3Dアバター作成アプリ「カスタムキャスト」の開発や運営事業を展開する合弁会社「株式会社カスタムキャスト」を共同で設立したことを発表した。新会社では、同アプリの機能追加やアイテムの販売、IPとのコラボ、広告販売なども展開。海外も視野に入れた取り組みを行っていくとしている。
すべてが計画通りに行けば、イスラエルの独立宣言や国旗、国歌、聖書、ホロコーストの生存者の話などを記録したディスクが2019年に月面に着陸する見通しだ。
GoFundMeは、ホームレスの退役軍人を助けるためと信じて寄付した1万4000人の人々に対して、40万3000ドルを返金した。
豊臣秀吉の最古参の家臣である仙石秀久。大きなミスを犯して追放された秀久が復帰へと至った挽回策から、現代への教訓を探る
11月28日に企業のマーケターを対象にした「CNET Japan CMO Award & CNET Japan Conference 2018」において、アシスト 情報基盤技術統括部 部長 Qlik Luminaryの花井正樹氏が登壇。「マーケターが自力でビッグデータを活用し、顧客体験を高める方法とは?」と題し、データ分析全体の8割を占めると言われているデータの準備を、他人任せにせずマーケター自身が短時間で仕上げていく方法と、その重要性について語った。
ワークスアプリケーションズのAI研究機関であるワークス徳島人工知能研究所は2018年12月25日、自然言語処理の資源の1つである「単語ベクトル」に関して、人間文化研究機構国立国語研究所と共同研究協定を締結したと発表した。
毎年1月に開催される家電見本市「CES」ではいつも、多数の新型コンピュータが発表されることに驚かされる。100インチテレビや斬新な家庭用スピーカのような派手さはないが、数だけで比較するならば、一連のノートPC、タブレット、「Chromebook」、2in1のハイブリッドPCを上回るものはない。
LINE Payは2018年12月25日、スマホ決済サービス「LINE Pay」にチャージできる銀行を増やし、新たに紀陽銀行および長野銀行を追加した。両行の口座をLINE Pay内で登録することで、即時チャージできるようになる。これにより、LINE Payと連携する銀行数は73行になった。
LINE Payは2018年12月25日、スマホ決済サービス「LINE Pay」にチャージできる銀行を増やし、新たに紀陽銀行および長野銀行を追加した。両行の口座をLINE Pay内で登録することで、即時チャージできるようになる。これにより、LINE Payと連携する銀行数は73行になった。
「今は金融機関として事業を展開しているが、将来的に、半分は金融、半分はテック系企業になる」――アルヒ 代表取締役会長兼社長CEO兼COOの浜田宏氏は、12月25日に開催した記者会見で、こう宣言した。
米Pivotal Software(ピボタル)のCEOを務めるロブ・ミー(Rob Mee)氏。1990年代と早い段階からアジャイル(Agile)開発を実践し、リードしてきたことで知られる人物だ。そんな同氏にインタビューする機会があったので、アジャイル開発に関するいくつかの疑問を尋ねてみた。