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製造業のSEO対策・完全ガイド(サプライヤー・メーカー向け)
Webサイトのアクセスを増やすための手段として当たり前となったSEO対策ですが、対策に力を入れれば入れるほどWebサイト運用の本来の目的であった「新規顧客の獲得」ではなく「検索上位表示」が目的化してしまっているケースが多いように感じます。
目的を見誤ってしまうと、 Webサイトは手間ばかりかかって売上を稼げない「ダメ営業マン」のようになってしまいます。
弊社が今までに支援させていただいた製造業のお客様のWebサイトの中にも、月間のアクセスが2,000~3,000件あるにも関わらず数万円しか売上をあげることのできない効率の悪いWebサイトもあれば、月間アクセス300~400件であっても毎月数百万円を稼ぎ出す高効率なWebサイトもあります。
両者の違いはなんでしょうか?後者を目指すために「どのようにSEO対策を進めていけばよいか」について解説します。
SEOとは
SEOはSearch Engine Optimizationの頭文字をとったもので、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
検索エンジンはGoogle、Yahoo!、Bingなど「世界中のWebサイトを検索できるシステム」のことを指します。そのため、GoogleでのSEO、BingでのSEOという使い方をします。
日本ではGoogleが最も高いシェアを占めています。
最適化は「検索エンジンからの評価を最適にする」ことを言います。検索エンジンからの評価が高くなると、検索結果の上位に表示されるようになります。
つまり、SEOは検索エンジンからの評価を高めて、検索結果の上位に自社のWebサイトを表示させるためのページ作りのテクニックになります。
SEOの基本
- 1キーワード、1ページ必要
- 他社サイトよりも情報が充実している
- 検索者の疑問を解決できる
- 被リンクが多い
- 検索エンジンによってSEOは異なる
製造業でもSEOが必要な理由
SEOの最大のメリットは「売上が上がる」ことです。
SEOが強くなると検索結果の上位に自社サイトが表示されるようになるため、自社サイトへのアクセス数が増えます。自社サイトへのアクセス数が増えると、問い合わせが増えます。問い合わせが増えると受注数が増えます。受注数が増えると売上が上がります。
そのため、あらゆるサービスがSEOに力を入れています。ただし、これは検索エンジンを使う人にしか効果はありません。
製造業の場合、売上を上げるための手段は「既存顧客からの注文数を増やす」、「新規顧客を開拓する」の2つがあり、新規顧客開拓の手段としては「展示会」がメインでした。
昔は発注先を探すときに検索エンジンを使わずに、展示会で探す傾向にありました。というのも、Webサイトを持っている製造業が少なかったため、検索エンジンで調査しても求める企業が出てこなかったことが、展示会が主流になり続けた理由です。
しかし、最近はほとんどの製造業がWebサイトを持つようになり、発注者側も数ヶ月に1回しか開催されない展示会よりも、常に調べられる検索エンジンを使うようになってきました。
そのため、製造業においてもSEOの強さが売上に直結するようになり、SEOが弱い企業は検索者に見つけてもらえず、新規開拓が難しい状況になってきました。
今後は新規顧客を開拓するために、製造業もSEOに力を入れざるをえない時代になってきました。
製造業のSEOと一般のSEOの違い
SEOとしてはやることは同じなのですが、製造業のSEOと一般のSEOでは難易度が変わります。適切に行えば製造業のSEOのほうは成果が出やすいので、本記事をお読みいただきぜひSEOに挑戦してみてください。
ではここからは、製造業のSEOの有利な点と難しい点について紹介します。その前に、SEOの基本的な流れを紹介します。
SEOのやり方は大雑把にいうと下記の2点になります。
- どのキーワードでSEOをするのか決める(キーワード選定)
- 選んだキーワードに合わせて記事を作る(執筆)
まずキーワード選定で重要なのが「検索需要(回/月)」です。これはそのキーワードで検索する人がどれくらいいるのかという指標です。
例えば、機械加工(8,100回)、マシニング加工(720回)、フライス加工(3,600回)、放電加工(6,600回)、バネ加工(90回)という具合にキーワードによって検索需要が異なります。検索需要の多いものでSEOが強くなるとアクセス数は伸びますが、検索需要が少ないものでSEOを強くしてもアクセス数は伸びません。つまり、アクセス数を増やすためには検索需要を考慮したキーワード選定をしなければなりません。
次に、執筆です。SEOを強めるには「一般の知識」と「独自の知識」の2つが必要になります。この2つがしっかり入っていれば基本的にSEOは強くなります。
では、製造業のSEOの有利な点と難しい点について紹介します。
製造業のSEOで有利な点は「独自の知識を持っていること」です。他社より秀でた技術やサービス内容を持っていることが多いため、記事の質を向上させやすいというメリットがあります。競合企業と技術を比較しても、どこかで勝っている部分がありますので、そこに焦点を当てて記事を書くことでSEOを強化できます。
製造業のSEOの難しい点は「キーワードの選定」です。
- キーワードが専門的になる
- 技術の呼び方が複数ある
- ターゲットが使う用語がわからない
- 業界ごとに製品の呼び方が違う
- 他業界のキーワードが全くわからない
- 検索需要が多いのか少ないのか判断できない
といった具合に「適切なキーワードを選べない」という状況になることがあります。この問題については、弊社のような製造業専門でSEOを行っている企業に聞いたりすることで解決できます。
製造業SEOの成功事例
サプライヤー成功事例、メーカー成功事例、事例から学ぶ成功要因についてまとめた記事を紹介します。
製造業Webマーケティング事例8選(事例から学ぶ成功要因)
目次
BtoB製造業のWebマーケティング成功事例を、メーカーとサプライヤーに分類し8つ紹介し、そこから共通する成功要因について説明しています。
リンク:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/28795
製造業のSEO成功事例を徹底解析
目次
SEOに強いWebサイトを紹介し、そのサイトがなぜSEOに強いのかを解析しています。記事執筆の参考にしてみてください。
リンク:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/29587
SEO対策の進め方
SEO対策を進める上での大前提として、前述した「ユーザの検索意図にあった良質なコンテンツ」を作ることを目指します。ユーザの検索意図とは「ユーザが求めている(知りたい)情報」のことです。下記の手順でユーザの検索意図を探りながらWebページの制作を進めていきます。
STEP1 SEOキーワードの選定:まずはどのようなキーワードでSEO対策を行うかを弊社が採用している3つの選定基準をもとに検討します。
STEP2 掲載コンテンツの検討:STEP1で選定したキーワードで検索上位表示させるために、Webページにどのようなコンテンツを掲載すべきかを検討します。
STEP3 Webページの作成:STEP2で検討したページ掲載コンテンツをもとにWebページを制作していきます。
STEP4 効果検証:STEP3で作成したページを一定期間運用した上で、効果検証を行い、さらに改善していきます。
STEP1 SEOキーワードの選定
まずは、SEO対策を行い検索上位表示を目指すキーワードの選定を行います。キーワードは下記3つの評価方法により選定していきます。
- アクセスを稼げるか
そのキーワードで検索される回数が多く、競合サイト数が少ないほうがアクセスを稼ぎやすいです。両者を調べて、アクセスの稼ぎやすいキーワードを選定します。 - コンバージョンする(問合せに繋がる)か
候補として挙げたキーワードによってWebサイトへアクセスしたユーザが、最終的に問合せを行うかどうかを考えます。抽象的すぎるキーワードや、情報収集だけで終わってしまう傾向のあるキーワードなどは、外したほうが良い場合があります。普段顧客と接している営業担当者などの意見も聞きながら、定性的に判断します。 - 自社の強みと合致するか
候補キーワードで検索したユーザが、自社と他社とを比較検討した場合に、自社に優位性があるかどうかを判断します。実際にそのキーワードで検索した時の検索結果で、競合する会社と自社とを見比べます。
キーワード選定基準① アクセスを稼げるか
当たり前の話ですが、アクセスを稼ぐには検索エンジンで上位表示されなければなりません。特に中小製造業者が狙うような、検索需要の少ないニッチキーワードで対策を行う場合、検索結果の1ページ目に表示されることが絶対条件になります。
なぜなら、1ページ目と2ページ目とでは、見られる確率が圧倒的に違ってくるからです。ある調査データによれば、2ページ目に表示されたWebサイトがクリックされる確率は1%を下回るそうです。冒頭で、アクセスが少なくても売上を稼ぐWebサイトの例をお話しましたが、当然最低限のアクセスは確保しなければなりません。
検索需要を調べる
Googleが提供しているキーワードプランナーというツールがあります。こちらのツールを使って各キーワードの検索需要(月間に何回そのキーワードで検索が行われているか)を調べます。そもそも検索している人がいないキーワードで上位表示されても意味がないので、キーワードプランナーで検索回数が表示されるキーワードを候補にしましょう。
※キーワードプランナーの利用には、Googleアカウントへ登録した後、Google広告の設定が必要ですのでご注意ください。実際の支払いは必要ありませんが、店舗の設定や、支払い情報の入力までが必要です。
競合サイト数を調べる
検索エンジン(Googleを使ってください)で各キーワードを検索した際に、検索HITするWebサイトの件数が何件あるかを調べます。
両者を見比べ評価する
検索需要と競合サイト数を見比べて評価します。中小企業のWebサイトであれば、1キーワードに対して検索需要が100件以上あれば十分だと考えてください。なお、競合サイト数は100万件以下がおススメです。競合サイト数が多すぎると、上位表示されるまでに時間がかかり、たとえ検索需要が多いキーワードでも、その期間はほとんどアクセスを稼ぐことができません。
短期間である程度の成果を上げたい方は競合サイト数も重視してください。中長期的に大きな成果が上がればいいのでじっくり対策していきたい、という方は検索需要の多いキーワードを狙ってみてください。
キーワード選定基準② コンバージョンする(問い合わせに繋がる)か
二つ目のポイントは「本当にそのキーワードでアクセスが増えたら、本当に問合せが増えるのか」という点です。弊社のお客様にも「アクセスが多いのに問合せが全然来ない」という悩みを抱えている方がたまにいらっしゃいます。なぜ、アクセスしてきているのに問合せをしないのか?考えられる原因は二つあります。
①抽象度の高いキーワードを選んでいる
例えば「金型」というキーワードは抽象度が高いと言えます。なぜなら「金型」と検索してくるユーザが「プレス加工用の金型」を調べているのか、「樹脂成形用の金型」を調べているのか分からないので、アクセスされたとしても問合せに至りにくい、もしくは問合せが入ったとしても的外れとなってしまいやすいからです。
②情報収集に使われるキーワードを選んでいる
検索ユーザは「仕事を依頼する取引先を探すため」に検索エンジンを使うだけではありません。単に「業界の情報収集を行うため」や、「加工知識の勉強をするため」など、様々な用途で検索エンジンを使います。ニッチキーワードを見つけることはとても重要ですが、専門的な用語になりすぎると、「その言葉の意味」を調べているだけのケースも多くなります。
キーワード選定基準③ 自社の強みと合致するか
3つ目のポイントは「自社の強みと合致するか」です。これを調べるためには、対策したいキーワードで検索した時に1ページ目に表示される競合Webサイト(会社) を何社かピックアップします。
ここでピックアップした会社は、実際にユーザがアクセスしてきた際に比較検討を行う可能性が高い会社となります。これらの会社と自社とを比較した際に優位性が発揮できるかどうかが評価軸となります。
気をつけていただきたいのは、顧客のニーズはどのようなものかを理解した上で自社と他社を比較することです。顧客が求めていないもので争っても何の意味もありません。3C分析を行うなどして、顧客ニーズも考慮しましょう。
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選定基準をもとに対策するキーワードを決定する
上で紹介した3つの選定基準をもとに対策するキーワードを決めていきます。選定するキーワードの個数は、作成しようとしているWebサイトの規模(ページ数)によります。
対策するキーワードの個数は多いほど、そのキーワードを対策するためのWebページを作成しなければなりません。
詳細は後述しますが、コンテンツの少ないWebサイトでは検索順位を上げることができないので、対策するキーワードの個数とWebサイトに掲載するコンテンツ量は比例して増えていく関係だと考えてください。
STEP2 掲載コンテンツの検討
対策キーワードでSEO対策するためのサイト構成を考えていきます。どのようなコンテンツを掲載すれば検索上位表示されるのか?その際に参考とする情報を収集する手段として、ご紹介する3つの方法を検討してみてください。
検討方法① 対策キーワードで上位表示している他社サイトを調べる
検索エンジンで検索上位するための基準(検索アルゴリズム)は公表されていないため、まずは現在上位表示されているWebサイトを正解と考え、どのようなコンテンツを掲載しているか参考にしてください。この際に留意するポイントは以下となります。
- 情報をコピペするなど、他社サイトのコンテンツを盗むようなことは絶対にしない
- 上位表示しているWebページの特性(タイプ)を掴む(※)
- どのぐらいのコンテンツ量(テキストの文字数)を掲載しているのかを把握する
注意点として、広告スペースに表示されているWebサイトはSEOとは無関係なので、自然検索スペースに表示されているWebサイトの内容を参考にしてください。1ページ目に表示されているWebサイトには一通り目を通すと良いでしょう。
※)Webページの特性(タイプ)にはいくつか種類があります。キーワードを解説する情報が多く載っている「知識系ページ」、キーワードに関する専門家が解説している「権威系ページ」、キーワードに関わりの深い業者などを紹介する「まとめ系ページ」など、キーワードによりどのタイプのWebページが上位表示されやすいかが異なります。
検討方法② キーワードプランナーの関連キーワード
STEP1で紹介した「キーワードプランナー」には、キーワードの検索需要に加え、該当キーワードと関連性の高いキーワード(キーフレーズ)を紹介してくれます。これらのキーワード(キーフレーズ)に関わるコンテンツをWebページに掲載することで、該当キーワードの検索順位も上がりやすくなります。
検討方法③ 検索結果に表示されるサジェストキーワード
Googleでキーワード検索すると最下部に「〇〇に関連する検索キーワード」が表示されます。これはいわゆる「サジェストキーワード」というもので、検索キーワード+どのようなキーワードで他のユーザは検索する傾向がある、ということを検索エンジンが教えてくれるものです。サジェストキーワードにはユーザの検索意図(何を知りたいのか)が表れるので、どのようなコンテンツを掲載すべきか考える際の良い材料となります。
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STEP3 Webページの作成
掲載コンテンツが準備できたら、具体的にどのような点に気を付けてWebページを制作すればよいのか、について考えます。なお、初心者の方でもご自身でWebページの制作・改修が行えるよう、WordPressを使うことを前提に、その編集画面やおすすめプラグインと共に解説していきます。WordPressなどがなくてもご自身でWebページを編集できる方は編集画面は無視して進めてください。
SEOに強いWebページを作成するためのポイント
- サイトマップを作成し、対策するキーワードとWebページを整理する
- タイトルの付け方に注意する
- Hタグを使用し検索エンジンに好まれる構造で文章を書く
- 画像にALT(代替テキスト)を入力する
ポイント1 サイトマップを作成し、対策するキーワードとWebページを整理する
STEP1〜2でピックアップした対策キーワードをどのWebページでSEO対策していくかを検討するために、サイトマップを作成し整理します。サイトマップを作る上での注意点は、Webページにそれぞれ役割を担当させるようなイメージで作成することです。具体的には、下記の3つの役割があります。
- アクセスを稼ぐページ・・・検索した際に狙っているキーワードでHITさせるためにSEO対策するページ
- 強みを訴求するページ・・・アクセスしてきたユーザに自社の強みを伝えるページ
- 問合せを獲得するページ・・・ユーザの背中を押し問合せを獲得するページ
1のアクセスを稼ぐページに関しては、1ページ1キーワードを心がけてページ制作をおこなってください。
対策キーワードの一覧
サイトマップ
ポイント2 タイトルの付け方に注意する
タイトルを付ける際に気をつけたいのは、
- 検索エンジンに上位表示してもらえること
- 検索ユーザにクリックしてもらえること
の2点です。
検索エンジンに上位表示するために気をつけるポイントは、
- タイトル内(のなるべく前半)にキーワードを含める
検索ユーザにクリックしてもらうために気をつけるポイントは、
- 30文字以内に収める
- そのページの内容を要約したものにする
となります。
なお、後者はタイトルだけでなく説明文の内容もクリック率に大きく影響しますので、100文字ぐらいにまとめてしっかり入力しておきましょう。説明文とは、検索結果のタイトル下に表示されている文章のことです。WordPressでサイトを制作する方は「All in SEO Pack」を使えば簡単に設定ができるのでおすすめです。
ポイント3 Hタグを使用し検索エンジンに好まれる構造で文章を書く
HタグのHとはHeadingの略で、見出しを意味します。検索エンジンは構造化された文章を好んで評価しますので、Hタグを見出しに使用した文章を作成しましょう。
また、見出し内にキーワードを含めることで、そのキーワードが上位表示されやすくなるので、なるべくキーワードを含んだ見出しを作成しましょう。
HタグはそれぞれH1〜H6まで設定することが可能ですが、H1はページ内に1つ使用すると良いと言われているので、タイトルと同じものを設定するようにし、H2を大見出し、H3を中見出し、H4を小見出し、といった感じで使用してください。
ポイント4 画像にALT(代替テキスト)を入力する
ALT(代替テキスト)は、Webページ内に掲載している画像の説明文のことです。ここに対策したいキーワードを含めるとより良いです。ALTを入力することで、SEO対策になるだけでなく、画像検索された際にHITしやすくなります。分野によりますが、最近では画像検索からのアクセスも増えています。
WordPressであれば画像の編集画面から「代替テキスト」を入力するだけで大丈夫です。WordPressを使用される方は下記関連記事もご参照ください。
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STEP4 効果検証
Webサイトを制作・公開した後は一定期間をおいて効果検証をおこなってみましょう。効果検証を行うためのツールとして、Google AnalyticsとGoogle Search Consoleを使用しますので、Webサイトを公開する前に準備しておきましょう。
SEO対策がうまくいっているどうかを検証するためにチェックする数値として、検索順位、クリック率、アクセス数、直帰率があります。それらの数値を見ることでWebサイトに以下の症状が出ていないかをチェックしていきます。
- 検索順位が上がっていない
- 検索順位は上がっているがクリックされていない
- アクセスはあるが直帰率が高い
どの症状が出ているかに応じた対策をおこなっていくことが大事です。
症状1) 検索順位が上がっていない
検証方法:Google Search Consoleの検索パフォーマンス「検索クエリ」をチェック。そこで順位が確認できない場合はランキングチェッカーなど、検索順位調査ツールを使用します。
処方箋:再度自社Webサイトよりも上位表示されているWebサイトを分析し、どのようなコンテンツを掲載しているかをチェックしてください。コツコツとコンテンツを更新(増やしていく)すれば、少しずつ順位が上がってくるはずです。
症状2) 検索順位は上がっているがクリックされていない
検証方法:Google Search ConsoleのCTR(クリック数÷表示回数)をチェック。検索順位に対しCTRが低い場合は対策を行いましょう。
処方箋:原因は下記2点が考えられます。
- タイトルと説明文が悪い
- キーワードとWebページとの相性が悪い
前者であればタイトルと説明文の見直しを、後者であればWebページの内容そのものの見直し、もしくは他キーワードで対策することを検討しましょう。
症状3) アクセスはあるが直帰率が高い
検証方法:Google Analyticsのメニュー「行動」をチェックし、該当キーワードからアクセス流入しているページの直帰率をチェックします。
直帰率はページのタイプによって様々なので、一概には言えませんが、製品・技術紹介などのページであれば、50%以下、読み物(コラム)系ページであれば80%を目標にしていきましょう。
処方箋:原因は下記2点が考えられます。
- キーワードとWebページとの相性が悪い
- 他ページへ誘導する動線がない
前者であればWebページの内容そのものの見直し、もしくは他キーワードで対策することを検討しましょう。後者であれば対象ページ内に他ページへ誘導するバナーの設置などを行いましょう。
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ユーザが求めるコンテンツを生み出す努力をし続ける
冒頭のSEOトレンドでもご紹介しましたが、SEO対策はテクニックだけでは何ともならない状況になっています。Googleのアルゴリズムはユーザがより良い情報にたどり着くために、さらに改良されていくことでしょう。なので、皆様は将来の顧客になり得る検索ユーザが求める、読んで満足してもらえるような良質なコンテンツを生み出す努力を惜しまずおこなってください。そのコンテンツ自体はもちろん、良質なコンテンツを生み出し続けられるシステムは、貴社の大きな財産になるはずです。くれぐれもWeb担当者(業者)の孤軍奮闘にならないよう気をつけてください。
また、SEO対策疲れすることないよう、アクセスを稼ぐことではなく新規顧客を獲得することを目的に定め、成果をしっかりと上げながらWebサイトの運営をおこなっていきましょう。
皆様のWebサイトから大きなビジネス成果が上がることを、陰ながら祈願いたします。
The post 製造業のSEO対策・完全ガイド(サプライヤー・メーカー向け) first appeared on モノカク.
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ひと目でわかる技術・製品の紹介ページの作り方
こんにちは、テクノポートの永井です。今回は製造業Webサイトの技術・製品ページの書き方をご紹介します。
技術・製品ページは、SEO対策を施し技術探索者からのアクセスを獲得するためのランディングページ機能と、探索者を納得させる訴求ページ機能の2つの要素を持ち、問い合わせにつなげるためには欠かせないページの一つです。
BtoB製造業の場合、探索者の多くは今抱えている課題を解決する方法を探しています。探索者は、Googleやyahooなどの検索エンジンで課題解決に繋がるキーワードを入力して検索をします。その後、上位に表示されたWebサイトの技術・製品情報を確認し、課題を解決できそうな企業に問い合わせを行います。そのため、技術・製品ページではキーワード対策を行いつつ、技術を正確に伝え、さらに探索者が途中で離脱しないような工夫が必要です。
それでは、6つのポイントに分けて技術・製品ページの作り方を解説します。

1.技術・製品ページの一般的な構成
技術・製品ページの基本構成は下記の通りです。
- キャッチコピー:自社の技術がひと目でわかり、探索者に興味を持ってもらえるもの
- 解決できる課題を網羅的に掲載:技術を使うことで解決できる課題の紹介
- 技術や製品の特徴:自社技術の特徴や他の技術と比較したときのメリットの紹介
- 技術や製品の詳細:具体的な技術や製品の紹介
探索者に興味を持ってもらうために、顕在ニーズ、つまり今抱えている課題を出発点とし、徐々に自社の技術に落とし込むような構成にします。そうすることで、技術を理解しやすくなり、離脱を防ぐ効果も得られます。
2.技術・製品のキャッチコピーの書き方
探索者は「そのページを閲覧するかどうか、キャッチコピーを見て決めている」と言われるほど、キャッチコピーは重要です。
キャッチコピーは機能訴求でなく、課題解決を意識し、自社の技術をひと目で伝えられるものが適切です。
探索者は、抱えている課題や検索したキーワードを頭に思い浮かべながらWebサイトを閲覧しています。探しているものと一致する情報があるかどうかを集中的に見ています。そのため、最初に目に入るキャッチコピーに課題解決のヒントを見つけると、そのページの情報を続けて閲覧します。逆に、課題解決に結びつかないキャッチコピーだった場合、ページを最後まで見ずに、離脱する可能性があります。BtoB製造業などの技術系企業の場合、キャッチコピーは奇抜なものより、わかりやすさを重視したものをおすすめしています。
例えば、アルミケースを製造している伊藤製鞄株式会社のキャッチコピーは「オーダーメイドも量産も、要望に合わせたジュラルミンケース」です。これは「オーダー品を作りたい」「量産したい」という要望に対して、そのままの言葉でわかりやすく訴求しています。
引用元:伊藤製鞄株式会社(http://www.itohseiho.co.jp/)
BtoC向けの製品に良くあるキャッチコピーはインパクトが強いものが多いですが、抽象的で課題解決と結びつかないことがあるため、BtoBでは避けたほうが良いでしょう。
3.解決できる課題を網羅的に掲載
キャッチコピーに課題を入れることは有効です。しかし、キャッチコピーでは短すぎるため、探索者ごとに抱えている様々な課題に対して訴求しきれません。そのため、キャッチコピーの次に自社の技術や製品を使って解決できる具体的な課題を掲載することをおすすめしています。
この項目で重要なのは、「探索者の抱えている具体的な課題」と「自社の技術で解決できる課題」を一致させることです。課題が一致すれば、探索者は「なぜ課題を解決できるのか?」と自社の具体的な技術に興味を持ってくれます。例えば、ロボットを使った自動搬送システムを提供している水野鉄工株式会社は探索者が興味を持つように、具体的な課題を多数掲載しています。
解決できる課題を掲載することで、探索者の様々な課題に対して自社の技術が有効であることをアピールしています。
引用元:水野鉄工株式会社(http://mizuno-tk.jp/weight)
キャッチコピーのような抽象的な言葉でなく、具体的な課題を書くことが大切です。掲載する課題の数は、レイアウトにもよりますが3〜10個程度が良いでしょう。
4.技術や製品の特徴を紹介
次は技術や製品の特徴を紹介です。技術の詳細を説明する前に特徴や概要を説明することで、技術の全体像を伝えやすくなったり、心理的なハードルを下げたりすることができます。例えば、切削からプレス、溶接、組立までも社内で一貫して対応できる山陽株式会社は、個々の技術紹介の前に何ができるかをまとめた画像を掲載しています。
引用元:山陽株式会社(http://sany.co.jp/point/)
また、株式会社サイトウ工機は、具体的な精度ではなく高精度な加工が得意であることを説明しています。
引用元:株式会社サイトウ工機(https://saitoukouki.com/specialty.html)
はじめに技術の特徴を掲載することで、次に説明する技術の詳細情報が伝わりやすくなります。
また、新しい技術を伝える場合でも概要から説明することが大切です。同じ分野の既存技術は技術の詳細だけでもある程度理解できますが、同じ分野でも新しい技術の場合や分野が異なる場合は、探索者がその技術について知らない可能性があります。そのため技術を理解してもらうためには、それなりの前情報が必要です。この前情報がないと、探索者に技術を理解してもらえず、ページから離脱されてしまいます。
例えば、超音波はんだ装置を販売している株式会社リソー技研は、代用技術との比較(メリット・デメリット)を掲載しています。
引用元:株式会社リソー技研(http://www.velbond.com/difference.html)
また、株式会社メルテックは加工技術の紹介をすることで、新技術に対する心理的なハードルを下げています。
引用元:株式会社メルテック(https://e-meltec.jp/photo)
探索者に「その技術なら、抱えている課題を解決できそう」と思ってもらうことがこのページの目的ですので、わかりやすく伝える工夫をしてみてください。
5.技術や製品の詳細の説明
最後に、技術や製品について詳しく説明します。ここまで読んできた探索者は
- なぜ課題が解決できるのか?
- どのような技術が、どのように使えるのか?
- なぜその技術を持っているのか?
といった疑問を持っています。ここでは、その疑問を解決するための技術的な回答を掲載します。技術情報については、掲載可能な範囲でできるだけ細かく書いてください。
例えば、株式会社パルメソは「MSE試験」という独自の試験方法を開発しました。これまで世の中に存在していなかった試験方法であるため、「柔らかい素材の表面強度を測定できます」と記載するだけでは探索者に信じてもらえません。そこで、図やイラストを使って技術の詳細を伝え、探索者に納得してもらえるよう工夫しています。
引用元:株式会社パルメソ(https://palmeso.co.jp/)
6.SEO対策について
実は、これまでの流れで技術情報を掲載すれば最低限のSEO対策はできています。SEO対策は探索者の検索するキーワードを文章中に入れることで行います。
具体的には、<h1>見出しタイトル</h1>のような見出しタグの中にキーワードを入れる必要があるため、キャッチコピーや見出しタイトルがタグの中に入るような設定が必要です。
SEO対策についての詳細はこちら:https://marketing.techport.co.jp/seo/
入力するキーワードは探索レベルによって対策は異なります。例えば、課題が明確になっているが技術の詳細はわからないという探索者の場合、
「検索キーワード」=「探索者が抱えている課題」になり、
- キャッチコピーに解決できる課題を入れる。
- 解決できる課題を網羅的に入れる。
の項目がSEO対策になっています。
また、探索者が具体的な技術まで想定している場合、「検索キーワード」=「具体的な技術」になり、
- 技術の概要説明
- 技術の詳細説明
の項目がSEO対策になっています。
SEO対策は原則1ページ、1キーワードです。そのため、SEO対策をより意識する場合は、
- 課題想起から技術概要の説明
- 技術概要の説明から技術詳細の説明
とページを分けたほうが効果的です。もちろんこれだけでは十分でない場合もあります。実際の検索キーワードの調査や自社サイトの検索順位などをチェックしながら、長期的に対策を行う必要があります。
まとめ
このように技術・製品ページは探索者の解決したい課題から始まり、技術概要の紹介、技術の詳細説明と、探索者の顕在ニーズから説明していくと技術を理解してもらいやすくなります。ページのボリュームが多くなりすぎる場合は、画像やイラストを効果的に掲載したり、詳細ページへのリンクを設置するなど読みやすくなる工夫が必要です。
テクノポートでは技術や製品の情報を広く発信したいとお考えの企業のWebマーケティングを行っています。技術の伝え方についてお困りでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
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技術ライティングの手法まとめ(BtoB製造業・メーカー向け)
テクノポートの徳山です。製造業をはじめとした技術系企業でもデジタルマーケティングに取り組む企業が増えてきました。ここ数年で弊社へも多くのご相談をいただくようになりましたが、その相談の多くがコンテンツ制作に関するものです。
BtoB製造業の場合、ターゲットが技術者となる場合が多く、コンテンツにも専門性が求められます。そのため、一般的なコンテンツ制作を請け負う外注業者を使うことが容易ではなく、自社内でコンテンツを制作せざるを得なくなっている企業が少なくありません。しかし、製造業という業種柄、社内でコンテンツ制作を担う技術者の多くが理系出身で、ライティングを苦手としている方がほとんどで、内製化するのにも苦労してしまいます。
弊社では技術系企業出身のライターによるコンテンツ制作事業「技術ライティング事業」を運営しており、上述した技術系企業が抱える課題解決のお手伝いをしています。ただ、専門性が高すぎる分野になると、やはり企業内で内製化することが望ましい状態であると感じることがあります。
モノカクでは、そんな悩みを抱えていらっしゃる技術系企業のために、技術ライティングに関する手法を情報発信しています。当記事に、技術ライティングに関わる記事をまとめましたので、ご活用いただければ幸いです。
ライティングの基礎知識
製造業向け「伝わる文章の書き方講座」
社長挨拶の代筆から、技術紹介、助成金の申請書など、さまざまな文章のライティング時に使える、製造業に特化した「伝わる文章の書き方」を全4回にわたってご紹介します。




誰でも!読みやすい文章になる6ヶ条
現役の技術ライターが、ライターとして働いていく中で気づいた、ちょっと上手に見える文章を書くコツをお伝えします。

自社技術を伝えるライティング
技術系ライターが行う書き分け
ターゲットとなる層がその製品を実際に使う技術者なのか、技術はそれほど詳しくはないが購入を決める決定権者層なのか、または全くの一般の人かなどによって文章の書き方は変わってきます。現役の技術ライターが行っている「書き分け」の技術についてご紹介します。

伝わる「自社の強み」「自社技術のすごさ」
製造業を中心に企業のWebサイト制作や、採用ページ制作に携わる技術ライターが、「自社の強み」や「自社技術のすごさ」を伝える方法を3STEPでご紹介します。

顧客に届く「自社技術の凄さ」
製造業を中心に企業のWebサイト制作や、採用ページ制作に携わる技術ライターが、顧客に「自社技術の凄さ」を伝えるための、より効果的なアピール方法をお伝えします。

技術をわかりやすく相手に伝える方法について
より多くの人に自社の技術を認知させて、特徴を理解してもらい、そして必要と感じてもらうためには伝えるための「技術の伝え方」についてまとめました。

情報を良質なコンテンツに変える3つのテクニック
「読んでもらいたい人にとって、有益な情報が分かりやすく説明されている」良質なコンテンツの制作テクニックについてご紹介します。

Webライティング編
製造業WebサイトのSEOライティングの進め方
Webサイトを使って新規顧客獲得を行うために、検索エンジンからのアクセス流入を増やしたいとお考えの方へ、SEOライティングの手法についてご紹介します。

紙媒体とは違うWeb記事の完読率を上げる3つのテクニック
完読率の低いと言われるWeb記事の完読率を上げる3つのテクニックをご紹介します。

ケーススタディ編
求職者に響く「自社の良さ」のアピール方法
大手の求人サイトや、各企業の採用ページの制作のため製造業を中心に様々な企業で取材を行っている技術ライターが、その経験を元に、求職者に響く「自社の良さ」のアピール方法をご紹介。

技術を蓄積するマニュアル作成1.マニュアル作成のための時間確保
どうすれば使われ続けるマニュアルや作業手順書を効率的に作れるのかをご紹介します。

技術を蓄積するマニュアル作成2.使われ続けるマニュアル作り

技術を蓄積するマニュアル作成3.テンプレートを使用してマニュアルを作成するメリットとデメリット

技術翻訳時に気を付けなくてはいけないカタカナ文字
カタカナ文字はそのまま英語として使っていいのかどうか迷う時のために、翻訳の際にも注意が必要なカタカナ文字についてご紹介します。

法律・マナー編
知っておいて損はない!文章に関する法律とマナー
WebサイトやSNSなどに文章を掲載するときに注意すべき、文章のルールについて解説します。

どうする?無断転載をされたり、してしまったとき
Webサイトにおけるトラブルの一つである、著作権にまつわる問題について解説します。

テレビ画面や新聞誌面の投稿はNG!SNSでよく見るキケンな行為
近年では知名度アップやつながりを作るためにSNSを活用する企業も増えてきました。しかし楽しく手軽なSNSでも、守らなければならないルールがあります。
米アマゾン、最前線の従業員に約3万円の特別ボーナス–感謝示す
DXは技術だけでは進まない!必要なのは「デジタルガバナンス」
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消費者がスマホなどを「修理する権利」、欧州議会が規則案を採択
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日本橋で宇宙テーマのアート&エンタメ企画 流星連動イルミや人工衛星展示も
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頼みたくなる企業ブランディング_ホームページ作りのための準備運動
こんにちは。企業の「技術」と「想い」を伝えるブランディングC-OILING代表の大後 裕子(だいご ひろこ)です。
「このご時世、自社のホームページでもキレイにしようか!」と思い立つ経営者の方が多いのではないでしょうか?
新規顧客を獲得するにあたって今まで参加していた商談会や、出展していた展示会がスムーズに開催されない。開催されたとしても、「実際に出展した結果来場員数が明らかに少なかった」と言った声が上がる中で、オンラインからの集客が期待されています。
新規顧客獲得へのアピールにと、ウェブ広告やfacebookの投稿を行う中小企業が増えてきていますが、最終的に問い合わせの窓口としてホームページを充実させておくことは重要です。今までは「対面で会えばなんとなく、社風や強みも全体的に伝わる」こともできましたが、オンライン上でその雰囲気から読み取れる情報を、画像・文字・動画からのみ読み取ってもらう必要があります。ホームページは文字通り「ホーム」を指します。閲覧者である見込み客は、企業の事業内容やどんな設備を持っているのか、そしてそれだけではなく、どんな経営者の思いの元でどんな社員が自社の業務にあたってくれるのかに興味を持っています。そのためにホームページを作る準備運動として、最終的に契約に結びつきやすくする、企業の強みを再発掘することが効果的です。会社規模や実績、値段だけではないあなたの会社の強みを、見込み客から見て理解しやすい文字や画像にするためのブランディングによってこれからのオンライン集客の質をあげることができます。
強みのブランディングには当たり前を疑う
この記事を読んでいるあなたは、自社の強みを60秒以内で語れるでしょうか?
ぜひトライしてみてください。トライしてみた結果はいかがでしょう?設備や可能な業務の話が8割以上を占めてしまっていないでしょうか? もしあなた自身がその60秒のトークを聞いた時、「なるほど」と業務を依頼したくなるかを想像してみてください。自分の悩みは解決できるのだろうか。また、どのような経緯で同業他社とは違う強みを持ったのか。このような「自社の強みとその裏付け」が知りたくなりますよね。しかし日本ではこの「自社の強みとその裏付け」を言語化できていない企業が多いのが現状です。
あなたの会社が「いいものを作って当たり前」と行ってきた日々の業務の中で、何を当たり前に行ってきたのかを言語化することは自社の強みの再発見することを可能にします。ホームページ作りには、まず自社の当たり前から強みの再発見すること。そしてそこから顧客に伝わりやすいように強みを再構築するブランディングが効果的です。
1年前の顧客の当たり前を疑う
また、顧客の当たり前も変化しています。私のもとには「お問い合わせの内容に初歩的な内容が増えた。」他にも、「以前の担当者だった時は通じていたのに、新しい担当者に代わってからやたらと値下げ交渉ばかりされる。」と言った相談を受けます。これは、今までの顧客にはこれで当たり前に通じていたことも変化していると言うことです。例えば、企業の中での教育体制が変わって、働き方改革の中で業務の一部が簡略化され、知識の継承がされていないケース。また担当替えによって属人的にあった知識がすっぽり抜けてしまうというケース。このように担当者によって「当たり前」のレベルは実に様々です。自社が取引をしたい企業の担当に向けて、どの程度の知識レベルを開示することが適切かをブランディングすることでより効果的なホームページになるでしょう。
早急にオンライン化施策を!思うからこそ、新規顧客だけでなく既存顧客により信頼される窓口としてのホームページを作ることが求められています。そのためにもホームページ作りの準備運動として、あなたの会社の今まで築き上げてきた強みを、これからの顧客のニーズに刺さるよう、改めて分解し構築する企業ブランディングを始めましょう。