日: 2020年11月20日
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Webサイト制作ーTOPページの役割と構成について
テクノポートの井上です。最近はページ数が多いWebサイトも増えています。制作していくうちに全体の構成が崩れ、まとまりの無いサイトになってしまったというお話も聞きます。それぞれのページの役割をしっかり認識した上で企画構成することが大切です。今回はTOPページの役割と構成について紹介します。
TOPページ3つの役割
TOPページはWebサイト全体の「表紙」であり「目次」のような役割を果たしています。その役割を分解すると下記の3つの役割が挙げられます。
1.何をしている会社かひと目で伝わるようにする
一般的にはTOPページ上部のキャッチ画像部分が該当し、表紙の役割となります。お客様が訪れた際に最初に目に飛び込んでくる画面のため非常に重要な要素です。
マーケティングを目的としたWebサイトの場合、企業のブランドイメージ訴求よりも、製品や技術の訴求がメインです。そのため、訪れるユーザーに伝えるべきものは以下の内容になります。
- 「何の会社か?」
- 「どのような特徴があるか?」
- 「どのようなメリットを顧客に提供できるか?」
- 「どのようなベネフィットを顧客にもたらすか?」
BtoCの場合にはベネフィットの訴求が良いと言われますが、BtoBの製造業の場合、ベネフィットの訴求というのは抽象的になりがちなので、メリットを訴求することが良いと思います。
表現、記述の仕方は抽象的なものよりも、より具体性なものが好まれます。例えば「交差何μmの精度を実現」「5面加工機にて5m×5m×3mの大物サイズに対応」など、微細や超大物という表現だけでなく、数値を入れることが重要です。
多くの会社が高精度、短納期、高品質をうたう中で、具体性がないWebサイトも多くあります。もちろん全部の製品にその精度やサイズが当てはまるわけではないので、製品サンプルとともに紹介すると良いでしょう。このサンプルの場合にはこれぐらいの精度、というように製品サンプルに添えてPRしたい数値を表すとよりイメージか付きやすくなります。
2.ユーザーの必要とする情報があるページへ、ストレス無く誘導する
目次という役割を考えると、「大見出し・中見出し・小見出し」のように見出しがあり、そこに何が書かれているかがわかる必要があります。Webサイトでも同様に、どのようなページがあり、何が書かれているのか?全体が把握できるようにすることが必要です。
また、ユーザーが欲しいであろう情報、会社として見せたい情報をすり合わせ、求める情報の優先順位によってコンテンツを配置させます。
特にBtoB(製造業)の場合、発注者の知りたい情報は、頼みたい図面の基準に合致している会社がどうかです。そのため、BtoCのようなWebサイトの印象やデザインはそこまで重要な要素ではなく、保有技術、設備、加工サンプル、実績、品質管理体制等の情報を探しています。
該当するような情報を素早く提供(見つけてもらえるように)することが大事です。また、納期までの期間が短く急いでいるユーザーも多いため、問い合わせまでの導線がストレスなくひかれていることも重要です。
3.新着情報やブログなどユーザーにとって新しい情報を提供する
本来なら、できるだけページの上の方に配置します。製造業の場合、展示会、お休みのお知らせ、設備導入などが挙げられますがそこまで新着の情報が無いというケースが多いです。更新がまったくされていないものがTOPページの目立つ所にあるとお客様の評価を下げる可能性があります。更新の頻度により、配置場所を調整します。
TOPページの構成
次にTOPページの構成についてです。構成は色々ありますが、一番オーソドックスな構成を紹介いたします。
ヘッダー
Webサイト全体の共通部分となり、ロゴ、社名、電話番号、お問い合わせバナーなどを配置します。お問い合わせは常に目にはいつ位置に置き、スクロール時にもバナーが追従する形がとれると良いでしょう。最近ではリードを増やすこと目的とし、お問い合わせ前段階のリードも取れるよう資料ダウンロードを配置するケースも増えてきました。
ナビゲーションメニュー
Webサイト全体の共通部分となり、各ページへのリンクが網羅できるものを配置します。スマホの普及により、調整のしやすい上部にナビゲーションを置くタイプが増えています。
ユーザーにとって項目が多くありすぎると見づらくなるため、多くても5~7項目ほどに抑え、項目にマウスオーバーさせることで下の階層が見れるように設計します。
漏れなく、ダブり無くリンクを設け、ユーザーの必要なものがどこにあるかすぐにわかるようにすることが非常に重要です。
メインビジュアル
前述の通り表紙の役目を果たす非常に重要な要素です。伝えたい内容が複数あったり、事業部が複数ある場合など、何枚かをスライドさせたり、動画で伝えるなどの手法もあります。
コンテンツ
ヘッダーやフッターなどのWebサイト全体で共通な要素ではなく、ページによって変わる部分です。誘導したいページへのコンテンツなどを配置します。新着ニュースなどのお知らせもここに配置します。
コンテンツに優先順位をつけ、基本的には上から順に並べていきます。幅広い加工技術があったとしても、ただ並列させるのではなく、強弱をつけることも大事です。ピックアップ技術などで一部抜粋して上部に配置するのも良いです。
フッター
Webサイトの下部に配置するナビゲーションや著作権表示、基本情報(ロゴ・社名・住所・電話・FAX)などを記載することが一般的です。Webサイト全体で共通する要素となります。
いかがでしたでしょうか?今回はWebサイト制作時のTOPページの役割についてご紹介しました。制作関係者全員で共通の認識を持つことが円滑なWebサイト制作の進行に繋がります。ぜひ参考にして頂けたら幸いです。