「センスメイキング」で未来をつくろう | IT Leaders

「CIO賢人倶楽部」は、企業における情報システム/IT部門の役割となすべき課題解決に向けて、CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)同士の意見交換や知見共有を促し支援するユーザーコミュニティである。IT Leadersはその趣旨に賛同し、オブザーバーとして参加している。本連載では、同倶楽部で発信しているメンバーのリレーコラムを転載してお届けしている。今回は、公文教育研究会 ICT事業開発室 室長の鈴木康宏氏によるオピニオンである。

SUNDREDら6社、企業横断でドローンの“新産業”共創へ–「Take Off Anywhereプロジェクト」

ドローン業界で“新産業”の共創に向けた、企業横断の取り組みが始まった。2月10日、SUNDRED主催で「Take Off Anywhereプロジェクト」発足の発表会が開かれたのだ。ドローンは、2022年の有人地帯での目視外飛行(Leve4)に関する規制が整う見通しで、いよいよ社会実装に向け、業界各社は取り組みを加速している。
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マクニカとALBERT、画像の説明文を自動生成するAIライブラリを提供 | IT Leaders

マクニカとALBERTは2021年2月10日、画像のキャプション(絵解き)を自動で生成するAIライブラリを提供開始した。画像とテキストデータを学習し、画像に適したキャプションを自動生成する。このライブラリを組み込むことで、画像にキャプションを付けるアプリケーションを迅速に開発できる。
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冷凍パンでDX推進を–パンフォーユー、ギフティをリード投資家とした資金調達

パンフォーユーは2月8日、新規投資家のギフティと、既存投資家の九州オープンイノベーション1号、無限責任組合員(GxPartners)、FFG ベンチャービジネスパートナーズを引受先とする第三者割当増資により、シリーズAラウンドで資金調達を実施したと発表した。
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写真で全身を測定–食事管理アプリ「あすけん」で「AI体型測定」機能をリリース

askenは2月9日、AI食事管理アプリ「あすけん」において、スリーサイズ(胸囲、ウエスト、ヒップ)、二の腕、太ももの5カ所を測定できる機能「AI体型測定」をリリースしたと発表した。まずはiOS版(β版)で先行リリースし、Android版は5月初旬にリリースする予定。
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NTTデータ先端技術、Oracle Database基盤をハイブリッド型で構築するSIサービスを提供 | IT Leaders

NTTデータ先端技術は2021年2月10日、Oracle Databaseをハイブリッドクラウド型で提供するシステム基盤サービス「AXIASTA(アクシアスタ) Hybrid Platform」を発表した。同日提供を開始した。NTTデータ先端技術のエンジニアがシステム基盤の設計、構築、運用、監視までを総合的に支援する。

TikTokとアドビ、クリエイター支援で連携–ワークショップや活動資金の提供など

ショートムービープラットフォーム「TikTok」を運営するBytedanceは2月10日、アドビと連携し、次世代クリエイターを支援する日本初のプログラム「【NEW LAYERS】 -誰も見たことのないクリエイティブを。- 」を開始した。期間は11月30日までを予定。
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日立Sol、残業防止ソフト「PC自動シャットダウンシステム」新版、累計利用時間で制御可能に | IT Leaders

日立ソリューションズは2021年2月10日、設定した時刻にPCをシャットダウンして残業を防止するソフトウェア「PC自動シャットダウンシステム」を強化したと発表した。新版を2021年2月12日から販売する。新たに、1日あたりの累計利用時間に応じてシャットダウンを制御できるようにした。累計利用時間が超えない限りは、時刻に関係なく働き続けられる。価格は、個別見積もり。

「私は私の強みを出していきたい」–DeNA社長交代で岡村信悟氏が抱負

ディー・エヌ・エーは2月9日、2021年3月期第3四半期の決算を発表。あわせて、取締役兼執行役員最高執行責任者(COO)を務める岡村信悟氏が、4月1日付けで代表取締役社長兼執行役員最高経営責任者(CEO)に就任する役員人事も発表。同日行われた決算説明会で、現在代表取締役社長兼CEO兼事業戦略統括部 統括部長を務める守安功氏とともに登壇。社長交代についてや抱負を語った。
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富士通エフサス、富士通Japanの保守事業を吸収統合、部品調達のエコリティサービスも吸収合併 | IT Leaders

ITインフラの構築・運用・保守を手がける富士通エフサスは2021年2月10日、国内のSI事業を担当する富士通Japanの保守事業を、吸収分割によって承継すると発表した。さらに、リユース部品の調達および部品のリペア業務を担うエコリティサービスを吸収合併すると発表した。いずれも、2021年4月1日に効力が発生する。

プラススタイル、人の動きをキャッチして家電を動かす–人感センサー付きスマートLED電球

プラススタイルは、スマートフォンと連動して操作ができるスマート電球「スマートLED電球(人感)/E26」と「スマートLED電球(RGB調色)/E26」を発表した。人感モデルは、エアコンやテレビなどと連携し、スマート家電のハブ的役割を果たす。
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Webサイト刷新における失敗事例

中小企業専門の弁理士の亀山です。開業して約300社の中小企業様・個人事業主様のご相談を受けてまいりました。今回は、Webサイト刷新における失敗事例についてお話します。

とあるお客様との会話

お客様:以前、ご相談した商標「ESCAPEX」(仮の名前です)のロゴマークですが、無事に登録証が届きました。ありがとうございます。

かめやま:よかったですね。これから、ロゴマークを大切に使ってくださいね。

お客様:はい!せっかくなので、Webサイトも少し変更しようと思っているんです。

かめやま:新しいWebサイト楽しみにしています。

Webサイト刷新!!

それから数か月後。そのお客様のWebサイトを拝見すると・・・。あれ?登録したロゴマークがなくなっている。正確に言うと、ロゴのデザインが大きく変わっている・・・。この文字の崩れっぷりだと、商標権の範囲から外れてしまうかも!?

(イメージです)

お客様へ問い合わせ

かめやま:Webサイトが刷新されましたね!

お客様:そうなんです。社員たちもフレッシュな気分になったといっています。

かめやま:それは良かったですね。しかし、ロゴマーク、だいぶ変わりましたね~

お客様:そうなんです。最初は、サイトのデザインだけと思ったのですが、新デザインに前のロゴマークがマッチしなくなったので、少し変えました。

かめやま:なるほど。少し変えたのですね。

お客様:あれ?なんかまずかったですか?

かめやま:新しいロゴマークですが、先日商標登録したロゴマーク「ESCAPEX」から印象が大きく変わってしまいました。今回の新ロゴマークは、今回の商標権の範囲から外れてしまうかもしれません。

お客様:え?それでは意味がないじゃないですか?

かめやま:ロゴマークを戻すことはできないですか?

お客様:それは、困ったな~。HPデザインもロゴマークも、社員も私も、新しい方を気に入ったいるんですよね。

かめやま:困りましたね・・・そうすると、新ロゴマークについて、改めて調査、そして商標登録を済ませた方が良いです。

商標権の効力の範囲

かめやま:商標権の効力が及ぶ範囲は、登録商標の同一または類似であり、かつ、指定商品等と同一又は類似の範囲となります。今回の場合、登録商標の「ロゴマーク」に対し、新ロゴマークが類似であるか否か?が問題となります。

お客様:商標の類似はどのように判断されるのですか?

かめやま:外観(見た目)・称呼(発音の仕方)・観念(意味合い)の3点から分析する場合が多いです。今回の場合、称呼(発音の仕方)・観念(意味合い)の2点の影響が大きそうです。

称呼

文字部分「ESCAPEX」のうち文字「X」は、装飾の度合が強くなった結果、文字「X」と認識できなくなってしまいました。こうなると、登録商標の称呼「エスケイペックス」に対し、新ロゴマークの称呼は「エスケイプ」となるので、紛らわしいとは言いにくくなります。

観念

登録商標は、「ESCAPEX」という造語であり特定の観念を持たないですが、新ロゴマークは、「ESCAPE(逃げる)」という異なった意味合いが生じます。

このため、新ロゴマークは、登録商標に対して非類似と判断される可能性が高いです。

お客様:え~。なんだか難しいですね。どうすればよいですか?

かめやま:今回の場合、文字部分「ESCAPEX」の文字「X」の装飾が大きく崩れてしまったので、この装飾を弱めればよいと思います。

お客様:なるほど。文字「X」の部分が読み取れる程度にすればよいのですね。商標ってデザインにも深くかかわってくるんですね。

かめやま:確かにそれもあります。しかし、それ以上に、ロゴマーク等の商標は、「お客様の目印」なんですね。では、「お客様の目印」は誰のものですか?

お客様:誰のもの?って、うちの会社のものじゃないんですか?

かめやま:確かに、「お客様のもの」でもあります。しかし、ロゴマーク等の商標が「お客様の目印」である以上、「お客様のお客様」のものなのです。

お客様:え??どういうことですか?

かめやま:なぜならば、「お客様のお客様」は「お客様」を探すために、ロゴマークを目印にしています。肝心の目印となるロゴマークが、ガラッと変わってしまったり、コロコロ変わってしまっては、「お客様のお客様」は「お客様」を探せなくなってしまいます。ロゴマークを変更する都度、大企業のように、広告費をかけて、CMをバンバン打つなんてできませんよね。

お客様:言われてみれば確かにそうですね。商標もロゴマークも、見た目のカッコよさばかり気にしていましたが、「うちのお客様のもの」だなんて考えもしなったです。奥が深い世界ですね。

Webサイトのデザイン刷新の際に失敗しがちなこと

ロゴマークは誰のもの?

ロゴマークは、「お客様のお客様」が「お客様」を探すための目印です。その目印として機能するよう、そして、「お客様のお客様」が「お客様」をすぐに探せるようにしておくことが望ましいです。そうすると、ロゴマークとしては、「お客様のお客様」にとって見つけやすいもの、「お客様のお客様」にとってわかりやすいもの、「お客様のお客様」にとって覚えやすいものがよいです。そして、何よりも、頻繁な変更は望ましいとは言えません。

新ロゴマークのリスク1 模倣の取り締まりができなくなる?

新ロゴマークを安心して使えるようにするためには、新ロゴマークが登録商標と同一又は類似である必要があります。このため、Webサイトのデザインを刷新する際に、ロゴマークまで刷新してしまうと、商標権の効力の範囲から外れる結果、新しいロゴマークが商標法上保護されない場合も出てきます。こうなると、新ロゴマークの模倣行為を止めることができなくなります。

新ロゴマークのリスク2 折角取得した商標登録が取り消される?

さらに、新ロゴマークが登録商標の「社会通念上同一の範囲」でなければ、せっかく取得した登録商標が、第三者の不使用取消審判により取り消される場合も出てきます。

新ロゴマークのリスク3 他人の権利侵害となってしまう?

さらに、新ロゴマークの使用行為が第三者の商標権の侵害行為となる可能性もあります。このため、新ロゴマークが、商標権の範囲にあるのかな?というチェックは必要です。

 

まとめ

Webサイトのデザイン刷新の際に失敗しがちなこと

  1. ロゴマークは、あなたのお客様にとっての目印。
  2. ロゴマークは、誰のもの?「あなたのもの」でもあるし、「あなたのお客様のもの」でもある。
  3. ロゴマークは安易に変更しない。
  4. 新ロゴマークを採用する場合には、商標権の範囲であるか否か、そして、不使用取消審判の対象にならないか?を確認する。
  5. 新ロゴマークが商標権の範囲外になる場合には、再度、商標登録をする。

NEC、量子アニーリングマシンの演算性能向上でオーストリアのベンチャー企業PQCと協業 | IT Leaders

NECは2021年2月10日、量子コンピュータを実現する方式の1つ「組み合わせ最適化」問題を高速に解く量子アニーリングの分野で、オーストリアの同分野ベンチャー企業Parity Quantum Computing(PQC)と協業を開始したと発表した。NECが2023年の実用化を目指して開発中の超電導パラメトロン素子を用いた量子アニーリングマシンに、PQC独自の量子ビット間結合技術「ParityQCアーキテクチャ」を実装する。すべての量子ビットが結合した「全結合」状態を維持したまま量子ビットの集積度を高められ、量子アニーリングマシンの演算性能が向上するとしている。

ZOZO、4人のリアルなバーチャルモデルを発表–“バーチャル試着”への応用も

ZOZOテクノロジーズは2月9日、3DやAIを活用した「バーチャルファッション」プロジェクトを開始したと発表した。同社のバーチャルヒューマン生成技術を使用した、4名のバーチャルファッションモデル「Drip」を用意。異なるファッションスタイルを持つ4名が、さまざまなコーディネートを着用し、Instagramおよび、TikTokにて活動を発信する。
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予習から振り返りまでICTで学び深める「スマートスイミングレッスン」–ルネサンスで6月から導入

映像で泳ぎ方を予習、泳いだ自分の姿を直後に映像で確認し上達へつなげる――ソニーネットワークコミュニケーションズとルネサンスは、スイミングスクール向けのICTソリューション「スマートスイミングレッスンシステム」を発表した。
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サイバートラスト、Active Directoryを対象としたペネトレーションテストを提供 | IT Leaders

サイバートラストは2021年2月9日、脆弱性診断サービスの新たなメニューとして、企業ITシステム向けの「Active Directory ペネトレーションテスト」を提供開始した。企業の認証情報を管理するActive Directoryに対して、実戦的な攻撃手法を用いて脆弱性やセキュリティ耐性などを調査し、企業ITシステムのセキュリティ向上を支援する。

JR九州、量子コンピュータを鉄道車両の編成や割り当てに活用する検証プロジェクトを開始 | IT Leaders

九州旅客鉄道(JR九州)とグルーヴノーツは2021年2月9日、量子コンピュータなどの最新技術を活用した「鉄道車両の運用最適化」の検証プロジェクトを開始したと発表した。熟練者が経験を基に行っていた鉄道車両の編成や割り当てなどの作業に適用し、鉄道の車両運行計画の最適化を図る。