欧州スタートアップへの投資はコロナ禍でも活況:第24回 | IT Leaders

英国のコンサルティング会社アーンスト・アンド・ヤング(Ernst & Young)が2020年度の欧州におけるスタートアップ企業への投資状況の調査結果を発表した。それによると、コロナ禍やブレグジット(Brexit)にもかかわらず、スタートアップへの投資は活況であった。とりわけ、英国への投資が大きく伸びた。3大国、すなわち英国、ドイツ、フランスへの投資金額は欧州全体の3分の2を占める。レポートでは国別、都市別の投資状況が昨年度(2019年度)と比較して書かれている。

ヤフー、「Yahoo!」の国内商標権を1785億円で取得へ–Oathとのライセンス契約を終了

Zホールディングス傘下のヤフーは7月5日、「ヤフージャパン ライセンス契約」にかかわる基本契約を締結したと発表した。2021年後半に予定されているApolloへのVerizon Media売却完了などを前提条件に、Oathとヤフーが新たな契約を締結すると同時に、ライセンス契約を終了することで合意したという。
Posted in 未分類

富士通、CADデータを生産工程に役立てるソフト「VPS」新版、3D-BOPの作成機能を強化 | IT Leaders

富士通は2021年6月30日、製造前に製品の組立検証を3次元データでシミュレーションするソフトウェア群「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA デジタル生産準備 VPS」の新版「V15L23」を発表した。同日販売を開始した。新版では、3次元データを生産工程情報にひも付けた3D Bill of Process(3D-BOP)の作成機能を強化している。価格(税別)は、本体が1ライセンス400万円など。販売目標として、2021年度末(2022年3月期)までに1000ライセンスを掲げる。

パナソニックIS、ワークフローシステムに人事データを同期させるASTERIA Warp向けテンプレート | IT Leaders

パナソニックインフォメーションシステムズは2021年6月30日、人事システムのデータをワークフローシステムに連携させるテンプレートを無料で提供開始した。データ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」で使えるテンプレートであり、クラウド型ワークフローシステム「MAJOR FLOW Z CLOUD」(パナソニックネットソリューションズ製)と既存システムとのデータ連携を簡素化する。

GSIクレオス、仕入伝票のデータ入力をAI-OCRで省力化、請求書も500社にWeb配信 | IT Leaders

繊維と工業製品を手がけるGSIクレオスは、伝票や帳票業務のデジタル化にあたり、AI-OCR機能を備えた文書管理クラウド「SPA Cloud」と、帳票をWeb配信・郵送できるクラウドサービス「invoiceAgent TransPrint」を導入した。ウイングアーク1stが2021年7月5日に発表した。

キヤノンITS、テレワーク時間を顔認証で把握するクラウドに新版、マスクや横向き、逆光でも認証 | IT Leaders

キヤノンITソリューションズは2021年7月5日、ユーザー企業のテレワークを支援するクラウドサービス「テレワークサポーター」の新版を発表した。同日提供を開始した。新版では顔認証の精度を高め、マスク着用時やサブモニター作業で横を向いた状態、逆光状態、などでも顔を認証できるようにした。価格(税別)は、5ユーザー時に、初期費用が2万円、年額12万円。

翻訳ツールを使って英語メールを書く方法

翻訳ツールを使って英語メールを書く方法

 

製造業勤務、機械系エンジニアライターの野口です。

 

近年海外企業との取引が増え、英語でのやり取りも増えています。英語を使い慣れていないと、コミュニケーションもひと苦労です。英語でのやり取りの負担を軽減する手段の一つに翻訳ツールがあります。翻訳ソフトの技術は年々向上し、日本語をしっかり英語に翻訳してくれます。この記事では、翻訳ツールの具体例や英語メール作成のステップ、使う際の注意点をお伝えします。

1

使いやすい翻訳ツール3選

技術の進歩により、英語(外国語)の翻訳ツールは数多く出てきました。その中から特に使いやすい翻訳ツール3選をご紹介し、特徴を簡単に解説します。

翻訳ツール Google翻訳 DeepL COTOHA
概要 Googleが提供している無料の翻訳サービス DeepL社が提供する機械翻訳サービス 有料の英語翻訳ソフト
特徴 ・2016年後半にAI翻訳システムが採用され、飛躍的に翻訳精度が向上 ・ディープラーニング技術による高い翻訳精度

・無料プランでも5,000字までなら翻訳可能

・ニューラル機械翻訳技術による高い翻訳精度を実現

・専門用語も辞書登録が可能

使い方 ・音声入力

・テキスト入力

・テキスト入力 ・テキスト入力
無料・有料 無料 ・無料プランと有料プランがある

・3タイプ
(月額750円、2,500円、5,000円(税込))

有料

10ライセンスからのサービス提供(10ライセンス  月額88,000円(税込))

セキュリティ 機密が気になる場合は、他の有料ソフトの使用がおすすめ ・機密が気になる場合は、有料プランがおすすめ ・翻訳ファイルや登録辞書もすべて暗号化

 

参考サイト

https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-translator.html

https://www.deepl.com/pro?cta=homepage-free-trial

 

翻訳ツールを使って英語メールを書く3ステップ

では実際に、翻訳ツールを使った英文メールの書き方を解説します。

Step1:日本語で文章をまとめる

日本語で文章をまとめるコツは、主語・述語・目的語を丁寧に記述することです。これらが抜けてしまうと、不自然な英語になる場合があります。また、ビジネスの観点では丁寧さも必要です。そのため、日本語の文章を書くときから丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

 

ビジネスシーンで使用される文章で考えてみましょう。取引先に「今週、打ち合わせのお時間はありませんか」と打ち合わせの連絡をするとします。

 

この文章をGoogle翻訳を利用した例を示します。

2

意味は伝わります。しかしビジネスの文章としては丁寧さにかける恐れがあります。そこで、日本語での表現をより丁寧にして再度翻訳をかけてみます。

 

「今週、打ち合わせのお時間をいただけると幸いです。」

3

結果、”I would appreciate it if ~”と丁寧な表現で翻訳されます。翻訳の際には、日本語の表現を丁寧に仕上げると英語の表現もより丁寧になります。

 

Step2:翻訳ツールで英語にする

日本語の文章を書き上げた後は、翻訳作業です。Google翻訳であれば文章を枠内にコピーアンドペーストすれば、自動で日本語を英語に翻訳してくれます。

4

Step3:英語を日本語に再翻訳

最終ステップは英文の最終確認です。英語をもう一度日本語にして再翻訳します。ここで日本語に違和感がないかを見定めましょう。

英語→日本語の再翻訳

5

日本語をチェックして意味が異なっていないかを確認してください。また、英語→日本語の変換が怪しい場合は、主語・述語・目的語に注意して日本語の文章を見直しましょう。

 

翻訳ツール3つの注意点

とても便利な翻訳ツールですが、使用の際にはいくつかの注意点があります。特に以下の3点には注意するようにしましょう。

1.日本語独特の表現

翻訳精度がかなり向上しているとは言え、完璧な翻訳は困難です。特に日本人の慣例的な言葉である「よろしくお願いいたします」「お世話になっております」などの英訳は難しいでしょう。

 

これらの言葉は、英語の場合お決まりのフレーズはありません。メールでは「Hi」などの簡単な挨拶をしてからすぐに本題に入るためです。

 

一方で「お世話になっております」を記載したい場合は、具体的な事柄を混ぜると自然な文になります。「先日の商談でお世話になりました」「息子が大変お世話になっております」など、「○○についてお世話になりました」と具体的な内容を書くといいでしょう。

 

また、「Regards、名前」すると限りなく「よろしくお願いいたします」と近い意味で使用されます。

 

参考サイト

https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/167/

https://eikaiwa.dmm.com/blog/expressions/business/business-mail/

 

2.専門用語の誤訳

専門用語は意図通りに翻訳されない場合もあります。そのため、確認の意味でもWeblioやアルクで単語レベルで検索しましょう。すると、単語レベルでの翻訳や例文が見つかります。これを基に、専門用語の翻訳を確かめてみてください。

 

単語の日本語訳

6

英文の例

7

また、よく使用する用語の場合、メモや有料ソフトを用いた辞書登録をしておくと今後の使用の際に役立つでしょう。

 

アルク:https://eow.alc.co.jp/

weblio:https://ejje.weblio.jp/

3.セキュリティ

無料ソフトを使用する際は、あらかじめ規約を読みましょう。特に、翻訳したデータ(文章)がクラウドやサーバーに一時保存されるかどうかという点は目を通しておく必要があります。なぜなら、無料ソフトの場合、翻訳した文章を無作為に検証データとして用いる場合があるからです。機密性の高い文章を翻訳する際は注意してください。

 

Google翻訳の規約

https://policies.google.com/terms?hl=ja#toc-permission

 

DeepLの規約

https://www.deepl.com/ja/pro-license/

 

まとめ

 

英語の翻訳ツールは年々精度を増しています。しかし、細かいニュアンスを正しく伝えるのは現在の技術でも難しいです。意図した意味を伝えるためにも、重要な文章になればなるほどセルフチェックは欠かせません。英語のメールを書くのに苦労している方は、今回ご紹介した翻訳ツールを一度お試しください。自動翻訳の力を借りながら、クライアントに伝わる英語を書いていきましょう。

 

DXの本質を正しく捉えるための補助線「組織的負債」に着目する[前編] | IT Leaders

「デジタルトランスフォーメーション(DX)」や「デジタル」という言葉が、今も曖昧かつ便利に使われている。以前にはIT化と称していたのをデジタル化と呼ぶし、IT企業が自らをデジタル企業やDX企業と称することも増えている。このような言葉の言い換えは物事の本質を見えなくするという点で、百害あって一利なしだ。ではどうすればよいか? DXを理解するための“補助線”を引くべきだろう。その補助線とは「組織的負債」への着目である。

社員のスキル・興味などを共有してコミュニケーションを活性化─クラスメソッドの「Proflly」 | IT Leaders

クラスメソッドは2021年7月1日、社内のコミュニケーション活性化を目的に、社員のスキル・資格情報・興味関心などのプロフィールを共有できるサービス「Proflly(プロフリー)」を提供開始した。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額300円(契約は50ユーザー単位)で、ユーザー数に応じた利用料金プランを用意する。

メールなどの非構造データをAI解析して意思決定支援─オージス総研の「ThothPlus-DecisionManager」 | IT Leaders

オージス総研は2021年7月1日、電子メール・添付ファイル・画像などの非構造データを取り込み、AIで解析して、意思決定を支援するソフトウェア「ThothPlus-DecisionManager」を発表した。メールなど非構造データをAIで解析し、ルールベースAIにより意思決定を支援する。価格(税別)は、標準構成で月額60万円から。