ぷらっとホーム、IoTデータを収集・可視化する小型サーバー「OpenBlocks IDM RX1」を販売 | IT Leaders

ぷらっとホームは2021年7月21日、IoTデータをオンプレミス環境で収集して可視化するための小型サーバー「OpenBlocks IDMシリーズ」の新モデル「OpenBlocks IDM RX1」を発表した。同年8月から出荷を開始する。これまでSIベンダーなどによるカスタマイズが必要だったBIツールをプリインストールでの提供に変更し、BIツール「RealBoard」を提供する。価格(税別)はオープンで、市場想定価格は38万5000円。

アドビ、「Premiere Pro」の自動文字起こし機能を正式提供–M1にもネイティブで対応

アドビは7月20日、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の最新バージョン(15.4)において、「音声のテキスト化」機能の提供を開始したと発表した。あわせて、M1搭載Macにネイティブ対応。同等のIntelベースのMacと比べ、約80%高速に動作するという。
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見守りサービス「otta」、東京府中市の小学校22校の全児童に見守り端末を無料配布

見守りサービスを展開するottaは7月21日、東京都府中市と、子どもの安心かつ安全な暮らしを実現するための、見守りサービスの実施について協定を締結したと発表した。9月より府中市立小学校22校の全児童を対象に、見守り端末を無料で配布する。
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レッドハット、コンテナ導入・構築サービスを手がけるSIベンダーを支援するプログラムを提供 | IT Leaders

レッドハットは2021年7月21日、コンテナ運用基盤ミドルウェア「Red Hat OpenShift」の導入・構築サービスを手がけるSIベンダーを支援するプログラム「OpenShift Partner Empowerment Project」を発表した。教育支援、提案ノウハウの習得支援、ユーザー企業へのコンサルティングサービスの提供、という3つの要素で構成する。2021年に向けてコンテナエンジニアを2000人創出することを目指すとしている。記事執筆現在で国内19社のSIベンダーが賛同している。

Laboratik、可視化とアクショナブル・インサイトで自律的成長を支援する「NEWORG」

Laboratikは、SlackのAI解析によりチーム内のコミュニケーション状況を可視化し、解析結果に基づいてリーダーに気づきと行動変容をもたらす新たなサービス「NEWORG」(ニューオーグ)のを、7月19日から提供開始。Slack上のメンバー個人や部署内において交わされている日常のチャットコミュニケーション解析と簡易アンケート調査により、組織の状態やコミュニケーション課題を可視化。チームの抱える課題を解消する気づきを提供する「アクショナブル・インサイト」も用意されている。
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キヤノンITS、NVIDIA Jetson搭載の産業用AIカメラ「Baumer AXシリーズ」を販売 | IT Leaders

キヤノンITソリューションズは2021年7月20日、産業用AIスマートカメラ「Baumer AXシリーズ」(開発元:独Baumer Optronic)の国内販売を開始した。インライン検査や生産監視などの用途に向けて提供する。米NVIDIAのボードコンピュータ「NVIDIA Jetson」を搭載し、カメラ内部のCMOSセンサから画像をJetsonへ直接転送する。各種画像処理ライブラリとAPIをサポートし、ユーザーが開発したアプリケーションを動作させることができる。

IBM、オールフラッシュストレージに書き換え不能なスナップショット機能を追加、ランサムウェアに対抗 | IT Leaders

米IBMは2021年7月20日(米国現地時間)、オールフラッシュ型ストレージ「IBM FlashSystemファミリー」に、書き換え不能なコピーデータを生成する「セーフガード・コピー」機能を追加すると発表した。ランサムウェアによってデータを書き換えられた際に、コピーデータから復旧できるようになる。同機能はハイエンドストレージ「DS8000ファミリー」の搭載技術をベースにしている。

【プロ監修】BtoB企業向け5つのWebマーケティング手法(BtoCとの違いも解説)

テクノポートの徳山です。

本記事は、下記のような疑問をお持ちの方に読んでいただきたい内容です。

  1. BtoB企業がWebマーケティングに力を入れるべき理由は?
  2. BtoBとBtoCのWebマーケティングの違いは?
  3. BtoB Webマーケティングの手法とそれぞれの手法のメリット・デメリットは?

そこでこの記事では、下記の内容を解説します。

▶︎ BtoB企業がWebマーケティングに力を入れるべき3つの理由
▶︎ BtoBとBtoCのWebマーケティングの違い
▶︎ BtoB Webマーケティングで用いられる5つの手法(概要、メリット、デメリット)

本記事を執筆する弊社テクノポート株式会社は、これまでにBtoB企業を含めた1,000社以上の企業のWebマーケティングをサポートした実績があります。

なお本記事では「Webマーケティング」という言葉の意味を「インターネット(Web)を利用したマーケティング活動」と定義します。

本記事で使用するデータは、すべて参考文献へのリンクを記載しています。ご自身でデータの内容を確認したい方は、ご参照ください。

BtoB企業がWebマーケティングに力を入れるべき3つの理由

①情報収集方法の変化

今から約10年前までは、下記のようなインバウンド型の営業が主流でした。

  • ダイレクトメール
  • FAX
  • オフラインの展示会
  • テレアポ

一方2021年現在では、どの企業もWebサイトを持つことが当たり前の時代になっており、ほぼすべてのビジネスパーソンがスマホとパソコンを1人1台持っています。

また、新型コロナウイルスの流行による営業活動の自粛の流れも相まって、インターネット上からお問い合わせを獲得することの重要性が再認識されていることも事実です。

2018年のトライベック・ブランド戦略研究所の調査(1)によると、BtoBビジネスにおいて64.8%の顧客が最も参考にする情報源として「Webサイト」を挙げています。これは他のどの情報源よりも高い数字です。

この結果が示す通り、BtoBビジネスにおいてWebサイトは重要な役割を担っており、BtoB企業がWebマーケティングを推し進めるべき理由になります。

参考資料

(1) BtoBサイト調査 2019 | BtoBサイト調査 | トライベック・ブランド戦略研究所

②リソースの有効活用

飛び込み営業、テレアポに代表される従来のアウトバウンド型の営業は、自社の製品・サービスに対するニーズのない顧客も含めて営業活動を行うことが当たり前です。

また、一般にアウトバウンド型の営業には下記のようなコストがかかります。

  • 人件費
  • 交通費
  • 宿泊費
  • 展示会出展費用

一方、インバウンド型の営業(例:Webサイトからのお問い合わせ)は、自社のWebサイトの内容を一通り理解した、一定以上のニーズがある顧客のみと商談をするケースがほとんどです。

そのため営業活動に余分な労力をかける必要がなく、かつ受注につながるケースが高いという特徴があります。

加えて、営業担当者が不在になったとしても、Webマーケティングに力を入れておけばWebサイトが勝手にお問い合わせを呼び込んでくれます。そのため、営業活動に大きなリソースを割くことができない中小企業ほど、Webマーケティングに力を入れるべきであると言えます。

弊社の体験談

BtoB Webマーケティングの重要性を説いている弊社テクノポートも実は、10年ほど前まではテレアポや飛び込み営業を主体とする、典型的なアウトバウンド型の営業を行っていました。

当時は、調子が良くて10件に1件程度の受注、ひどいときには何十件回っても一つも受注が取れない日もありました。

しかし、Webサイトからのお問い合わせを中心にしたインバウンド型の営業に切り替えて以来、コンスタントに2件に1件程度の確率で受注につなげることができています。

この経験から、弊社がWebマーケティング支援をする企業様には、インバウンド型の営業への切り替えをお勧めしており、実際に効率良く受注を獲得できているという声をいただいています。

③新市場の開拓

アウトバウンド型の営業(例:飛び込み営業、展示会)は、物理的・地理的な理由により営業活動の範囲が制限されます。加えて、従来の営業活動はその手法上、営業活動を行っていない顧客からの問い合わせを獲得することが難しいという特徴があります。

一方、インターネットを利用したマーケティング活動は、世界中に情報発信ができるため物理的・地理的な制約に縛られません。また、インターネットは不特定多数の顧客に情報発信できるため、思いも寄らない仕事につながる可能性があります。

弊社では、インターネットを利用した情報発信を通して技術の新しい用途(使い道)を開発する手法を「用途開発マーケティング」と呼んでいます。用途開発マーケティングの具体的な方法と事例は、私(徳山)が弊社公式YouTubeチャンネルで詳しく解説していますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。

BtoBとBtoCのWebマーケティング違い

BtoBとBtoCのマーケティングの違いを下記の3点から考察します。

①ターゲットの特徴
②購入までの期間
③購入の判断基準

①ターゲットの特徴

BtoBとBtoC企業がターゲットとする顧客の特徴は以下の通りです。

 
BtoC
BtoB
特徴
一般の消費者をターゲットにしているため母数が大きい法人をターゲットにしているため母数が小さい
購買にかける金額は小さい(数100円〜数10万円)購買にかける金額は大きい(数10万円〜数1,000万円)
製品・サービスの購入数は多い製品・サービスの購入数は少ない

ポイント

  • BtoB企業のターゲット顧客は、BtoC企業のそれに比べて少数であることが多いです。そのため、少数の特定のターゲットを明確にイメージし、その顧客に響くマーケティング施策を行うことが必要です。
  • BtoB企業がターゲットとする顧客の数は限定されています。そのため、認知を広める活動と同時進行で、一度認知を獲得した顧客のニーズを育成する活動(自社の製品・サービスをより詳しく知ってもらう活動)も必要です。

②購入までの期間

BtoBとBtoC企業の顧客が購買に至るまでの期間の特徴は以下の通りです。

 
BtoC
BtoB
特徴
購買の決断までに至る期間が短い購買の決断までに至る期間が長い
購買の意思決定は消費者個人が行う購買の意思決定は購買担当者を含めた複数の人間が関与する

ポイント

  • BtoB企業の購買プロセスでは、複数の購買候補を比較し、長期間の検討期間を経て購買に至るケースが多いです。そのため、購買担当者が自社の製品・サービスを選びやすいように、不安をできるだけ取り除いてあげる工夫が必要です。
  • BtoB企業の購買プロセスでは、購買担当者が単独で購買先を決定するケースは少なく、社内の複数人の承認を得てから購買先が決定されます。したがって、購買担当者が他部門の意思決定権者に説明しやすい形で情報を提示してあげることが必要です。

③購入の判断基準

BtoBとBtoC企業の購入の判断基準の特徴は以下の通りです。

 
BtoC
BtoB
特徴
購買の判断は直感的、感覚的に行われる購買の判断は論理的、実証的に行われる
購買の目的は消費・浪費が主購買の目的は課題解決が主

ポイント

  • BtoB企業の製品・サービスの購入目的は課題解決が主であるため、自社の製品・サービスを導入することでどのような課題が解決されるのかを明示してあげることが必要です。
  • BtoB企業の製品・サービスの購入は、数字や事実を基に論理的に行われます。そのため、自社の製品・サービスが課題解決の手段としてなぜ有効なのかを論理的に説明することが必要です。

BtoB Webマーケティングで用いられる5つの手法

最後に、BtoB Webマーケティングでよく用いられる代表的な5つの手法をそれぞれの手法のメリット・デメリットとともに紹介します。

①Webサイトの制作・運用

Webサイトの企画・制作・運用により顧客を獲得する方法です。「Webマーケティング」という言葉を聞いて、真っ先にこの方法が思いつく方も多いと思います。

Webサイトの制作・運用の主な目的は、以下のようなものが挙げられます。

  • 認知の拡大
  • 自社製品・サービスを顧客の説明
  • 問い合わせの獲得
  • 自社のブランディング
  • 採用活動

メリット・デメリット

メリット
デメリット
継続的かつ安定的にお問い合わせを獲得することができる効果を出すために一定以上の期間が必要
自社の製品・サービスに一定以上の関心のある顧客との接点を多く持つことができる制作にコスト・労力がかかる
製品・サービスの購買活動、採用活動の窓口として機能する制作・運用のためのノウハウが必要
更新活動が容易に行える

Webサイトの制作・運用によるマーケティングの詳細が知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

②コンテンツマーケティング

「コンテンツマーケティング」とは、ユーザにとって価値あるコンテンツ(情報)の制作・発信や、役に立つ資料を提供するマーケティング手法です。重要なことは、自社のPRではなく、ユーザーの課題解決に役立つ情報を発信し続けることです。

コンテンツマーケティングの主な目的としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 潜在顧客との接点を作る
  • 潜在顧客のニーズを育成し問い合わせにつなげる
  • 特定の業界内での自社のブランディングを確立する

メリット・デメリット

メリット
デメリット
資産性がある効果が出るまで時間がかかる
潜在的なニーズを持つ顧客と接点を持つことができるコンテンツを発信し続ける労力が必要となる
自社のブランディングにつながる提供する情報の質が低いとブランディングの損失につながる

コンテンツマーケティングの具体的な進め方、事例の解説を弊社公式YouTubeチャンネルにて行っています。詳しい内容が知りたい方は、下記の動画をご覧ください。

③動画マーケティング

本記事で定義する「動画マーケティング」とは、動画コンテンツを活用したマーケティング活動全般のことを指します。

動画マーケティングの手法は大きく下記の2種類に分類されます。

  1. 動画コンテンツ配信:動画投稿プラットフォーム(例:YouTube、Instagram、TikTok)で情報発信する手法
  2. 動画広告:動画形式の広告、動画コンテンツの合間に表示されるものからWebページのバナーに表示されるものまで、複数種類存在

2020年のサイバーエージェント社の調査(2)によると、動画広告の市場規模は年々増加しており、2024年には2020年の2倍以上の市場規模に成長すると予想されています。

メリット・デメリット

メリット
デメリット
予算がかからない(動画コンテンツ配信は基本無料)労力、制作のための時間的コストがかかる
情報量が多い(1分間でWeb3,600ページ分の情報を伝えることができる)効果が出るまでに時間がかかる、ノウハウが必要
資産性がある視聴環境が制限される、映像、音を同時に使える+ネット環境
信頼の構築につながる

参考資料

(2)サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表 | 株式会社サイバーエージェント

④SNSマーケティング

「SNSマーケティング」とは、その名の通りSNS(例:FaceBook、Twitter、Instagram)を活用したWebマーケティング活動全般のことを指します。BtoB企業のSNSの活用方法は主にSNSでの情報発信とSNS広告の2種類です。

SNSマーケティングの主な目的には、下記のようなものが挙げられます。

  • 潜在顧客との接点を獲得
  • 潜在顧客の育成(自社の製品・サービスについての理解を深める)
  • 顧客のニーズを調査

メリット・デメリット

メリット
デメリット
発信が容易かつ拡散力が高い効果が出るまでに時間がかかる
予算がかからない(情報発信は基本無料)悪い評判が伝播するリスクがある
顧客のニーズを調査することができる発信する内容によっては自社のブランディングの損失につながる
顧客との距離を縮めることができる

⑤ウェビナー

「ウェビナー」とは、名前の由来(「ウェブ」+「セミナー」)が示す通り、Web上で行うセミナー活動のことを指します。(オンラインセミナーと呼ばれることもあります)

BtoB企業のウェビナーの主な使い方は、大きく下記の3種類あります。

  1. 製品・サービスの説明
  2. セミナー・講義
  3. 顧客サポート

新型コロナウイルスの流行以降、積極的に取り組む企業が増えてきています。(3)

メリット・デメリット

メリット
デメリット
自社の製品・サービスに関心の高い潜在顧客との接点を獲得できる 通信トラブルが発生するリスクがある
コストがかからない(例:会場費、参加者の交通費、運営費)対面のセミナーと比較し、受講者の集中力が切れやすい
物理的・地理的制約が少ない(日本全国から参加可能、参加者の人数制限がない)
録画配信可能

参考資料

(3) 株式会社イノベーションによるコクリポ社の完全子会社化について~新規事業領域「ウェビナー(Web セミナー)市場」への参入~ |イノベーションのプレスリリース

まとめ

本記事では、以下の内容を解説しました。

  • BtoB企業がWebマーケティングに力を入れるべき3つの理由:①情報収集方法の変化、②リソースの有効活用、③新市場の開拓
  • BtoBとBtoCのWebマーケティングの違い:①ターゲットの特徴、②購入までの期間、③購入の判断基準
  • BtoBWebマーケティングで用いられる5つの手法:①Webサイトの制作・運用、②コンテンツマーケティング、③動画マーケティング、④SNSマーケティング、⑤ウェビナー

BtoB企業のWebマーケティングを進める上で、本記事の内容を参考にしていただければ幸いです。

記事作成を外注したい、依頼前に考えたい8つのこと

テクノポートの菊地です。Webを活用した営業・販促販促活動は、2020年から続く新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ますます需要が高まっています。弊社でも「メールマガジンを配信したいから文章を書いてほしい」「オウンドメディアの記事作成を外注したい」「社員インタビューを作成したい」など、記事作成のご相談が増えてきています。

文章を書くこととコンテンツ作りは同じだと思うかもしれませんが、実は異なります。

記事作成の外注先を探す前に、まず必要な工程をできる限り細かく考えてみましょう。文章を書く=執筆以外にも考えるべきことはたくさんあります。

依頼前に整理したい8つのこと

なにかを依頼するとき、「業務を具体的にすること」がスムーズに進める秘訣です。夕飯を作ることが調理だけでないように、「記事を書いてほしい」と考えた場合でも、必要なのは「執筆」だけではありません。お客様の体制などによっても異なりますが、弊社では下記のフローをベースに発注内容を整理しています。

①目的・戦略

その記事を作成する目的はなんでしょうか?そもそもどうして記事が必要なのでしょうか?ブランディングやマーケティング、認知向上など曖昧な目的ではなく、ターゲットや主旨をできるだけ明確にしましょう。目的が曖昧だと、企画や記事の方向性を決めることができません。最悪の場合、記事を作成した後に「なんだか違う気がする……」とやり直しが発生することもあります。

マーケティング施策の一つとして、オウンドメディアやメールマガジンの運用などをすることもあると思いますが、カスタマージャーニーマップなどを活用するのもおすすめです。

②企画

企画は大きく、施策全体の企画と記事単位の企画の2つに分かれます。また、企画のためにSEO調査やリサーチなどが必要になる場合もあります。記事単位の企画は、特に具体的に立案すると、外注時の擦り合わせがスムーズになります。例えば「製造業のマーケティングに興味のある人」をターゲットとした場合、初心者から上級者まで含むことができ、さらに製造業に勤めるマーケティング担当の人、兼任の人など、様々な人が考えられます。

この人たち全員の知識と関心に合わせた1本の記事を作るのは、なかなか難しいのではないでしょうか。「マーケティング会社に入社したばかりの人」や「製造業に勤めていて、マーケティングを兼任している営業担当者」のようにターゲットを絞っていくと、ユーザの悩みに沿った記事を企画しやすくなります。

あえて簡単にまとめると、「誰に」「何のために」「何を」伝えたいかです。また、記事の文字数、見出し、リードの有無なども大体でも良いので決めておきましょう。見積もりの金額を明確にするためです。

③構成

構成は記事の概要や方向性、タイトル、見出し、本文概要がわかるものです。依頼者と外注先の意思の擦り合わせをしたり、社内で方向性を決める場合に作成したりすると便利です。手間はかかりますが、記事が出来上がってからのやり直しや大幅な変更のリスクを防いでくれます。自分でブログを書く場合などは別ですが、依頼する・される場合で予算が確保できるのであれば、作成をおすすめしています。

④画像

記事内の写真やイラスト・図はどうしますか?何枚くらい必要ですか?インタビューなどで写真撮影が必要な場合は、誰が撮るのかも考えておきましょう。フリー素材や社内にある画像を使う場合も、画像の選定や取得の作業が必要です。外注する場合は、画像の縦横比率やデータの大きさなども明確にしておくと納品がスムーズになります。フリーの画像サイズが大きくて、納品後にすべてサイズを編集しなければいけないということも避けられます。

⑤執筆

どんな文章のイメージをしていますか?文章と一口に言っても様々です。トンマナ(トーン&マナー)やレギュレーションは決まっているでしょうか?なにも決まっていない状態から記事を作るのは大変なので、こんな雰囲気の記事です、と共有するのがおすすめです。ただ「です・ます調」か「だ・である調」か、だけで依頼することもできますが、見本の記事を見つけておくと、複数のライターさんに外注する場合にも文章の雰囲気のブレが防げます。Webメディアからピックアップしておくと共有する際に便利です。

またタイトルの作成も依頼する場合は、掲載先の表示文字数を確認しておきましょう。PCとスマートフォンで表示できる文字数が違うこともあるので、ユーザに見せるべきキーワードが必ず表示されるようにするためです。
「わかりやすく簡単に解説!・・・」とタイトルが見切れてしまうともったいないですよね。

⑥校正・校閲

文章のチェックは誰が行いますか?クラウドソーシングなどでライターに執筆を依頼をした後に多い悩みが、「誤字脱字などのチェックが面倒くさい」「そのまま掲載できない」というものです。出版社や新聞社などの場合は、書く人と校正する人がそれぞれいます。新聞社では、書く人=記者はスピード重視で、「てにをは」は校正者が修正するので、そこまで注意しないこともあるようです。

ツールなどを使ってもセルフチェックには限界があるので、執筆者以外の確認は原則必要だと考えた方が良いでしょう。また、専門性の求められる記事の場合は、そもそも間違っていないかの確認(校閲作業)も必要になります。

⑦予算

記事作成を考えるときには1本いくら、と予算を考えるケースが大半です。しかし、企画や編集などが必要な場合は、初期費用や企画費やサービス利用料などが別途かかることがあります。依頼したい業務が多いほど、当然費用がかかります。また、取材や打ち合わせを対面で行う場合は、交通費も発生することが多いので考慮しましょう。

⑧スケジュール

仮でも良いので、記事の公開までのスケジュールを作成して伝えましょう。記事作成に至るまで、打ち合わせや調査、取材などの日程もおさえる必要があります。「○日に取材をして記事を書いてください」だけでは、納期がわかりません。また、社内での確認に時間がかかってしまうと、スケジュール通りにいかなくなることも考えられます。

まとめ

「記事作成」と考えたときにおさえておくポイントは意外と多く、自社で行うこととライターに依頼することの線引きは曖昧です。

だからこそ、依頼したい内容を整理しておくと発注後がスムーズになります。「ここまでやってくれるだろう」と一方的に期待し確認せずに依頼をすると、中断になったり追加で費用が発生したりということも少なくありません。弊社では、技術系企業のコンテンツマーケティングを戦略の企画・立案から記事作成、作図・校正までワンストップで支援しています。

NEC、顔認証によるPCセキュリティサービス「NeoFace Monitorクラウド版」を提供 | IT Leaders

NECは2021年7月20日、顔認証によるPCへのログオンやロック解除などのセキュリティ機能をクラウドサービス型で提供する「NeoFace Monitorクラウド版」を発表し、販売を開始した。同年8月20日から提供する。価格(税別)は10人で年額3万6000円。販売目標として、今後3年間で500社10万人を掲げる。

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