静岡ガス、Webサイトでチャットボットの運用を開始、正答率は10日間平均で81% | IT Leaders

静岡ガス(本社:静岡県静岡市)は、Webサイトにチャットボットを構築し、2021年9月から運用を開始した。顧客は、スマートフォンやPCから24時間365日、料金やサービスなどについて問い合わせ、自己解決できる。各種の手続きもできる。提供開始から10日間平均で81%の正答率で稼働している。チャットボット「スグレス」を提供したKDDIエボルバが2021年9月21日に発表した。

トラブルを未然に防ぎたい! 記事外注あるある3選

テクノポートの菊地です。コンテンツマーケティングに取り組む企業が増える中で、ライターさんに記事を外注したものの思ったように進まない、うまくいかないという話をよく耳にします。この記事では、よくある3つの失敗と、予防策をご紹介します。

記事を外注してうまくいかないときのあるある3選

ライターと会社の板挟み

まず一つ目は、ライターの意見と社内の要望が異なってしまい、窓口となる担当者が板挟みになって疲弊してしまうケースです。特に記事作成後の修正時に発生します。特につらいと聞くのは、会社の意向とライターのポリシーがぶつかって、記事が校了しないまたはライターに修正してもらえないパターンです。

例えば、取材やヒアリングをして執筆する記事の場合、話し手が取材慣れしていないことでフランクに話しすぎてしまった部分をそのまま記事化し、ライターからは「お話しされてたことですよね」と言われ、会社からは「どうしてお金を払って書いてもらっているのに要望を聞いてもらえないのか」と言われる場合などがあります。

【対策】

  • 自社のチェック体制・フローを事前にライターに伝えておく
  • 取材の場合などは、取材が終わったタイミングで記事化NGな言動などをメモなどで良いのでライターに渡しておく
  • ライターのSNSなどを確認して日頃の言動や性格を下調べしてから依頼する

思ったような記事ができない

2つ目はなんだか思っていたものと違う…というぼんやりした失敗です。このケースは、大きく2つに分かれます。

1つは、具体的なイメージを共有できていないケースです。記事を受け取った担当者が思う場合は、担当者の方が忙しく、具体的なイメージを持てないまま「ライターにお任せすれば大丈夫だろう」と軽い気持ちで丸投げしている時によく起こります。上司から言われるときは、「コンテンツとかよくわからないから任せる!なんかあったら言ってくれ!」と丸投げされてしまっていたり、相談をしても「よくわからないからいい感じにやって」と放任されていたりする時です。

2つ目は、修正のフローで社内の色々な人が思い思いに修正指示を出した結果、記事そのものが明後日の方向にいくケースです。ライターと担当者の間で合意が取れていても、確認をしたりや決裁権をもつ社内の人物が企画の意図を理解せず細部にこだわる時に起こりがちです。極端な例ですが、高校生の関心を掴むためのコンテンツを作っていたはずが、専門誌に掲載する難しい話になるなどです。

【対策】

  • 他社や他業界のものでよいのでイメージ(文体や雰囲気など)に近いコンテンツのアウトプットを2〜3点ピックアップし、ライター・社内ともに共有しましょう。
    日頃からいいなと思うコンテンツをメモしておく、またWebメディアなどを見るようにするのもおすすめです。
  • 「なんでもいい」「お任せする」は禁止
    企業が予算を確保して行うのになんでもよいということはありえないので、「これがいい」または「こういうのは嫌だ・違う」からでもよいので一つずつ書き出して整理してみましょう。複数のコンテンツからどっちが良いかと考える方法もあります。
  • 社内でイエスマンにならない
    主旨に沿わない意見まで拾い上げない。必要な修正かどうかの線引きをしましょう。そのために、企画の趣旨や読者を明確にして、企画の段階で決裁や根回しをしておくのも安牌です。企画書を添えて説明をしてから修正を依頼できるとベストです。

送られてきた原稿のクオリティが低い

ライターから送られてきた原稿がそのまま掲載できるクオリティではなかったということもしばしば耳にします。事前にその人が書いた記事を確認すれば防ぐことができると思いがちですが、掲載済みの記事は編集や校正の作業がされているため生の原稿そのままであることは稀です。また、自分が書いた文章のセルフチェックには限界があるので第三者がチェックするほうが確実かもしれません。プロのライター同士でも「正しい日本語」の認識が異なることも少なくありません。原稿の校正作業や、複数のライターに依頼する場合の記事ごとの文体の統一は手間と時間がかかります。

【対策】

  • 生の原稿をみせてもらう
    事前にその人が書いた記事を確認すれば防げそうだと思いがちですが、掲載済みの記事は編集や校正の作業がされているため生の原稿そのままであることは稀です。
  • ブログやSNSの文章を見る
    個人で運営しているブログやSNSであれば、第三者の手が加わっていることは少ないので素の文章をみることができます。
  • クラウドソーシングでそのライターの仕事の評価を確認する
    あまり厳しい評価をしていることは見かけませんが、リピートの依頼があるかどうかなどで判断ができます。
  • 校正や編集者を用意する

まとめ

1回目で誰もが100%満足する、そのまま入稿できるような記事が叶うことはほとんどないと思います。要望や求めているポイントをすり合わせながら、一緒に記事を作っていく意識も必要です。事前に依頼したい内容や企画、フローが整理できていると回避できることはたくさんあるのでこちらの記事も参考にして、まずは自分たちの企画や体制を整理してみてください。

また、クラウドソーシングのプラットフォームやSNSは、ライターについての情報収集にも活用できます。ライターとして活躍ていきたい方もいれば、副業として月○円稼ぎたいという目的の一つでライターをしている方、自分の名前を出して有名になりたい方、裏方でいたい方などさまざまです。

コンテンツの依頼でうまくいかなかったことがある方は、次の依頼をする際に余裕があればライターに「こういうことがあって、大変だったんですよね」という話をしてみたり、相手に「困った案件のエピソード」を聞いてみるのもおすすめです。お互いにされたら嫌なことがわかります。

記事を外注する際の参考になれば幸いです。

The post トラブルを未然に防ぎたい! 記事外注あるある3選 first appeared on モノカク.

SCSK、企業間EDIデータを電子帳簿保存法の要件に応じて保存するサービス | IT Leaders

SCSKは2021年9月17日、EDIデータ保存サービス「スマクラ データアーカイブ」を発表した。企業間のEDI(電子商取引)データを、電子帳簿保存法の要件に応じて保存するクラウドサービスである。同年11月1日から提供する。標準的な提供価格(税別)は、初期費用が200万円、月額30万円。販売目標は、サービス提供から1年で約200社。

ユーザー/ベンダーなど33会員が「自律調整SCMコンソーシアム」を設立 | IT Leaders

NEC、沖電気工業、豊田通商、BIRD INITIATIVE、東京農工大学、中央大学、名古屋工業大学の7者は2021年9月17日、ユーザー/ベンダーや大学など合計33会員で構成する「自律調整SCMコンソーシアム」を設立したと発表した。サプライチェーンにおいて日々発生している「企業・組織・個人間での利害や挙動の調整業務」を効率化することを目指す。実用的な調整業務フローの整理と検証、普及を主たる活動とする。

パナソニック、耐震性と快適性を兼ね備えた住宅「BASIE」発表

パナソニック アーキスケルトンデザインは、耐震住宅工法テクノストラクチャーの木造2階建て住宅「BASIE(ベイシー)」を発表した。耐震性を重視するとともに、ZEH基準以上の断熱性を確保し、カーボンニュートラルな社会にも対応したプランとして提案できる。
Posted in 未分類

大企業で挑戦する若手が業界を超えて集結–「ONE JAPAN」流のビジネス創出とは

社会的な影響力もあるビジネスを生み出すには、業界をまたぎ、大企業同士がそれぞれの強みを持ち寄ってアイデアを出し合えるような場が必要だ。そんな考えがもとになって立ち上がったコミュニティ「ONE JAPAN」に、近年注目が集まりつつある。
Posted in 未分類

Facebookのスマートグラス「Ray-Ban Stories」を試す–いろいろな点で既視感

Facebookから、Ray-Banとコラボしたスマートグラス「Ray-Ban Stories」が登場した。これまでのスマートグラスと違って、見た目はほとんど普通のサングラスと変わらない。ただ、その分、機能も控え目になってしまったというのが、レビュー機を試用した筆者の感想だ。
Posted in 未分類

[ブックレビュー]ブランドを守り育ててきた創業者の思い–「インスタグラム 野望の果ての真実」

インスタグラムは、いまや10億人以上のユーザーが利用するスマートフォン向け写真・動画共有アプリとなった。ほかの写真系アプリが立ち上がっては消えていくなか、インスタグラムが生き残り大きな成長を遂げられたのは、創業者たちが手塩にかけて大切にブランドを育ててきたからこそと言える。
Posted in 未分類

SOMPOリスクマネジメント、脅威インテリジェンスサービス「Kryptos Logic Platform」を提供 | IT Leaders

SOMPOリスクマネジメントは2021年9月15日、脅威インテリジェンスサービス「Kryptos Logic Platform」の提供を開始した。脅威情報の中から契約企業(IPアドレスとドメイン)に直接関係する情報に限って提供する。脅威情報を24時間365日体制で監視・分析し、契約企業に直接関係するアラートを発報する。クラウドサービスの形態で提供する。

中小企業社員の8割はコロナ収束後に出社/オフィスワークを希望―デル・テクノロジーズ調査 | IT Leaders

デル・テクノロジーズは2021年9月15日、ニューノーマル時代の働き方に関する意識調査結果を発表した。中小企業(従業員数1~99人)に勤める社員の約8割は、コロナが収束に向かった場合は「出社/オフィスワークが主流」の働き方を希望していることが分かった。調査は、2021年8月に全国の中小企業(従業員数1~99人)の経営者および社員の1110人を対象に実施した。

三島信用金庫と蒲郡信用金庫、勘定系データを活用するシステムなど補完業務システムをクラウド化 | IT Leaders

三島信用金庫(本店:静岡県三島市)と蒲郡信用金庫(本店:愛知県蒲郡市)は、勘定系システムとつながるデータべースや帳票ツールなどの補完業務システムを、オンプレミス環境からクラウド環境へと移行した。三島信金は2021年8月2日、蒲郡信金は同年9月6日に稼働させた。クラウドサービス「FJcloud-V」を提供した富士通が2021年9月17日に発表した。

キヤノンITS、AI-OCR新版「CaptureBrain Ver.2.1」、OCR結果をkintoneに引き渡し可能に | IT Leaders

キヤノンITソリューションズは2021年9月17日、クラウド型AI-OCRサービス「CaptureBrain」の新版「CaptureBrain Ver.2.1」を発表した。2021年10月中旬から提供する。新版では、OCRで読み取ったデータをクラウド型の業務アプリケーション開発・実行環境「kintone」に連携できるようにした。

経費に認めないコーポレートカード利用分の請求を代行─三井住友カードの経理BPO | IT Leaders

三井住友カードは2020年9月16日、「ガバナンス強化型経理BPOサービス」を発表した。同年12月から提供する。従業員のコーポレートカード利用のうち、経費として認められない利用分を、企業に代わって三井住友カードが従業員に対し直接請求を行うサービスである。同社発行のMastercardコーポレートカードと経費精算クラウド「Concur Expense Pro」の契約ユーザーに向けて提供する。

NSSOL、マネージドIaaSのオンプレミス版「absonne@customer」を発表 | IT Leaders

日鉄ソリューションズ(NSSOL)は2021年9月16日、オンプレミス型マネージドIaaS「absonne@customer」を発表した。同年冬の提供を予定している。マネージドIaaS「absonne」のオンプレミス版として、オンプレミスの自社ITインフラ機器をNSSOLのマネージドサービスとして利用できるようにする。

電動車椅子「WHILL」と全国430店舗の自動車ディーラーが連携–免許返納など支援

WHILLは9月16日、近距離モビリティ(次世代型電動車椅子)「WHILL」を取扱う全国の自動車ディーラー31社と、9月21日からWHILLを活用する取り組みを推進することを発表。WHILLと自動車ディーラー各社はともに、WHILLの試乗・体験機会を増やすとともに、WHILLの利活用を通じて、免許返納を応援すると同時に、高齢化などに伴う地域それぞれの社会課題の解決を目指すものとしている。
Posted in 未分類

ソニー、AI予測分析サービス「Prediction One」にAPIを利用可能な上位プラン | IT Leaders

ソニーネットワークコミュニケーションズは2021年9月15日、AI予測分析ツール「Prediction One」に、上位プラン「アドバンスプラン」および「エンタープライズプラン」を追加した。マシンラーニング(機械学習)の予測モデルをワンクリックで作成できることをうたう。上位プランに、外部アプリケーションからAI予測分析機能を呼び出すためのAPIを追加している。
Posted in AI

凸版印刷、自社で運営する複数サイトの顧客IDを統合してOne ID化するサービス | IT Leaders

凸版印刷は2021年9月16日、顧客ID基盤サービスを提供すると発表した。自社で運営している複数のサイトで利用しているそれぞれの顧客IDを統合してOne ID化できる。このためのID管理基盤をクラウドサービスの形で提供する。サイトを訪れた顧客は、1つのIDだけで複数のサイトにログインしてサービスを受けられるようになる。

凸版印刷、自社で運営する複数サイトの顧客IDを統合してOne ID化するサービス | IT Leaders

凸版印刷は2021年9月16日、顧客ID基盤サービスを提供すると発表した。自社で運営している複数のサイトで利用しているそれぞれの顧客IDを統合してOne ID化できる。このためのID管理基盤をクラウドサービスの形で提供する。サイトを訪れた顧客は、1つのIDだけで複数のサイトにログインしてサービスを受けられるようになる。

サイバートラスト、RHELクローン「MIRACLE LINUX 8.4」を無償化、有償サポートを別売りに | IT Leaders

サイバートラストは2021年9月16日、Linux OS「MIRACLE LINUX 8.4」を発表した。同年10月4日から提供する。Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 8.4のソースコードをコンパイルしたRHEL 8.4クローンであり、CentOS 8/RHEL 8で動作するプログラムがそのまま動作する。MIRACLE LINUXの新版にあたる。CentOS 8のメンテナンスが2021年いっぱいで終了することを受けた施策として、今回のバージョンからMIRACLE LINUXを無償で提供する。必要に応じて別途有償サポートサービスを契約できる。有償サポートの価格(税別)は、年額5万7000円から。
Posted in OSS

インターコム、クラウド電話サービス「Hasso」新版、PCに加えてスマホでもオフィス電話を利用 | IT Leaders

インターコムは2021年9月16日、クラウド電話サービス「Hasso」の新版(Ver.2.0)を発表した。同年9月30日から提供する。インターネットとPC(Webブラウザ)で電話を使えるクラウドサービスである。新版では、Webブラウザだけでなくスマートフォンアプリからも電話を使えるようになった。会社あてにかかってきた電話に外出先のスマートフォンで対応できる。

電通のXRX STUDIO、TGS 2021におけるVR会場向けの基盤システムを提供

電通のXRトランスフォーメーションを推進するグループ横断の共創型組織「XRX STUDIO」と電通グループは、ゲームイベント「東京ゲームショウ2021 オンライン」(TGS2021 オンライン)に向け、電通グループが出資するambrと共同で、大型イベントのVR化を魅力的・効果的に推進するVRアプリケーションシステムを開発・提供を発表した。
Posted in 未分類

コンテンツマーケティングのアイディアの出し方法

こんにちは、テクノポートの永井です。アクセスを集めるために、コンテンツマーケティングを取り入れている企業も多くなってきました。

コンテンツマーケティングは、自社の技術を潜在顧客に知ってもらうためのマーケティング手法です。コンテンツマーケティングを成功させるためには、将来顧客となり得る方が気になっている情報を発信し続けていくことが大切です。情報を発信し続けるためには、多くの「ネタ」が必要になります。ネタを考えるのは意外と大変で、実際にコンテンツマーケティングを担当していて苦労されている方も多いのではないでしょうか。

今回はコンテンツマーケティングの「ネタ」を作るための方法を紹介します。

コンテンツマーケティングを成功させるためのポイント

ネタの出し方の前に、コンテンツマーケティングを成功させるポイントを紹介します。

コンテンツマーケティングの目的は潜在顧客のアクセスを稼ぎつつ、顧客のニーズが顕在化したときに改めてサイトを訪れてもらうことにあります。コンテンツマーケティングを成功させるためには、大きく2つのポイントがあります。

  1. 潜在顧客のアクセスを集めること
  2. 潜在顧客が知りたい情報を提供し、価値あるサイトとして認識してもらうこと

まずは「潜在顧客のアクセスをできるだけ多く稼ぐこと」です。そのためには需要の多いキーワードでのSEO対策が欠かせません。次に「潜在顧客が知りたい情報を提供すること」です。ニーズが顕在したときに再度訪れてもらうためには、質の高い情報を提供しているサイトとして認知してもらわなければなりません。そのためには一般的な情報だけではなく、Web上ではなかなか集められない情報なども掲載することが大切です。

ターゲットから考えるコンテンツマーケティングのアイデア出しの方法

コンテンツマーケティングには必ずターゲットが存在します。ターゲットを設定すると伝えるべき情報が見えてくるため、コンテンツのアイデアも出やすくなります。ここからは、ターゲットの設定からどのようにアイデアを出していくかを順に見ていきましょう。

1、ターゲットの設定

まずはターゲットを設定します。ターゲットごとに求める内容は異なるため、ターゲットはできるだけリアルな形に決めることが大切です。また、ターゲットは業界や職種で分けることをおすすめしています。

例えば、電池の開発者、自動車の燃料タンクの設計者など、ある程度具体的なほうがアイデア出しはしやすくなります。

2、ターゲットが置かれている状況を想定

次にターゲットの状況を想定します。研究フェーズなのか、開発フェーズなのか、それとも不具合改善フェーズなのかなどで分けます。ターゲットが情報探しているときの状況を想定することで、伝えるべき情報が明確になってきます。

基本的にはどのフェーズの場合も、今抱えている課題やそれに類似する情報を求めています。

3、ターゲットが求める情報を想定

次にターゲットが求める情報を想定します。これがコンテンツマーケティングのネタの元になります。

まずは何も見ずに、想像だけで洗い出しを行ってください。次に、Webサイトで探索をして、ターゲットが他にどのような情報を求めているか探してみてください。

情報を想定するときは、一人で考えるよりも複数人で考えたほうが多様なアイデアが出てきます。例えば、あるテーマを与えて、5人に10個アイデアを出してもらいます。他の人とかぶることもありますが、少なくとも30個はアイデアが出てきます。その中から相談し合うことで、一人では想定できなかったアイデアを出すことができます。

4、3の情報と自社の技術と紐付ける

最後に3で考えたものと自社の技術を紐付けます。コンテンツマーケティングの目的は自社の技術を潜在顧客に知ってもらうことなので、できれば自社の技術と紐付けをしましょう。潜在顧客が知りたい情報を提供し、価値あるサイトとして認識してもらうためには、自社のオリジナル情報を提供しなければなりません。製造業の場合、それは技術になります。

もちろん紐付けできなかった情報を掲載しても大丈夫ですが、できる限り紐付けできるように考えてみてください。最後に、各アイデアに対して仮タイトルをつけて完成です。

複数人で行えば、1時間程度で50個くらいのアイデアは出せるでしょう。

自社の技術から考えるコンテンツマーケティングのアイデア出しの方法

先ほどはターゲットを起点としましたが、ここでは自社の技術を起点としたアイデアの出し方を紹介します。

1、自社の技術の洗い出し

まずは自社技術の洗い出しを行います。洗い出しでは「自社で何が作れるのか」をどんどん出してみてください。

材質、大きさ、精度、品質管理方法など、普段行っていることを洗い出します。それらをまとめることで、何ができるかが具現化されます。

自社の技術の洗い出しの詳細はこちら:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/24081

2、他社の技術と比較したときの自社の技術の優位性を調査

次に、自社の技術が他社と比べてどれくらいのレベルにあるのかを把握します。調査方法はWebサイトが基本になります。もちろん展示会に行ってもいいのですが、都合よく開催されている展示会はまれですし、自身が展示会に行けるとは限りません。そのため、ネット検索を駆使して調査しましょう。

他社が強みとして押し出している部分と自社の技術とを比較して、優劣をつけていきます。勝っている部分はそのまま自社の強みになります。

3、自社の技術が使われている製品と理由を洗い出す

次に、自社の技術がどういった製品に、どういった理由で使われるかの洗い出しを行います。精度が求められるのか、コストなのか、品質なのか。もしくはどういった業界で使われているのか。

例えば、摩擦係数を小さくする効果があるめっき加工の場合、回転物体の潤滑材として、ねじのかじり防止として、肌触りの向上として……など、一つの技術でもさまざまな用途で使われています。

4、自社の技術を応用できる製品を想定

最後に、自社の技術を応用できる製品を想定します。あくまで想定のレベルで、実績がなくても大丈夫です。こちらから用途を決めることで、コンテンツが書きやすくなるため、できるだけ多くの用途を想定してみてください。

1〜4で出た項目がすべてコンテンツになります。

アイデアを出すために使える2つの手法

アイデアを出す際に使う手法として、ここでは2つの手法をご紹介します。

1、カテゴリーマップ

カテゴリーマップは、ターゲット起点としてアイデアを出すときに使います。使い方は簡単で、ターゲット → 他ゲットの状況 → 探している情報 → テーマという具合に階層に分けてマップを作っていきます。

カテゴリーマップを作ることで、「誰にどのような情報を提供するのか」が明確になり、作るべきコンテンツが整理しやすくなります。

2、MFTフレームワーク

MFTとは、Market(市場)、Function(機能)、Technology(技術)の略です。市場と技術の間にある機能に着目することで、技術の活用が可能な市場を幅広く検討できるフレームワークのことで、技術を起点にアイデアを出すときに使えます。

詳しくはこちら:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/5528

まとめ

コンテンツマーケティングはアクセスを増やすのに有効な手段です。ただ、効果を出すためにはコンテンツを出し続けていかなければならず、コンテンツの質も重要になってきます。コンテンツを出し続けていくことは難しく、20個くらいでネタが尽きてしまう企業も少なくありません。

今回紹介した方法は1人ではなく、複数人で話し合いながら行うことで、短時間で数十個程度のアイデアが思い浮かびやすくなります。コンテンツでお悩みの方はぜひ試してみてください。

テクノポートは、製造業の特化したコンテンツマーケティングの支援も行っています。企画からサイト制作、コンテンツアイデア出しからコンテンツづくりまで一貫して対応できますので、お気軽にご相談ください。

The post コンテンツマーケティングのアイディアの出し方法 first appeared on モノカク.

LIFULL、災害リスクを視野に入れた住まい探しをサポート

LIFULLでは、安全な住まい探しをサポートするため、6月に新築一戸建て物件で「洪水・土砂災害・地震ハザードマップ」の提供を開始した。2カ月半が経ち、どんな反響が出ているのかという現状とあわせ、海外の不動産におけるハザードマップの提供状況や気候変動のリスクについて、メディアセミナーを実施した。
Posted in 未分類

バッファローとセゾン情報、NASに格納した各種データを連携するシステム基盤を共同開発へ | IT Leaders

バッファローとセゾン情報システムズは2021年9月15日、NASに保存した各種のデータを連携するシステム基盤を共同で開発すると発表した。バッファローのNASとセゾン情報システムズのデータ転送ミドルウェア「HULFT IoT」を組み合わせて開発する。

孫正義氏、日本成長の要は「スマボ」と力説–AIロボットで「労働力×生産性」を向上へ

ソフトバンクは法人向けイベント「SoftBank World 2021」を3日間にわたって開催中だ。その初日となる9月15日には、ソフトバンクグループの代表取締役会長 兼 社長執行役員である孫正義氏が基調講演で登壇し、AI技術を取り入れたロボット「スマボ」の可能性を力説した。
Posted in 未分類

はてな、サーバー監視サービス「Mackerel」強化、サーバー退役後もカスタムメトリックを参照 | IT Leaders

はてなは2021年9月13日、サーバー監視サービス「Mackerel」を強化した。監視対象のホストが退役した後も監視データを閲覧できるメトリックの種類を増やした。専用エージェントで収集したシステム標準メトリックだけでなく、クラウド組み込み機能や各種プラグインで収集するユーザー定義のカスタムメトリックも長期保存できるようにした。

IIJ、VMwareベースの新クラウド「GIO P2 Gen.2」、1vCPUの仮想リソース単位で契約 | IT Leaders

インターネットイニシアティブは2021年9月15日、IaaS型クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」(GIO P2 Gen.2)を発表した。同年10月1日から提供する。オンプレミスのVMware環境からの移行用途に特化している。サーバー仮想化ミドルウェア(ESXi)環境の単位で提供する従来型メニューに加え、新たにVMware仮想サーバー単位で契約できるメニューを用意した。

ららぽーと福岡に実物大ガンダム立像「RX-93ffνガンダム」を設置へ

バンダイナムコグループの横断プロジェクトとして展開している「ガンダムプロジェクト」は9月15日、「第2回ガンダムカンファレンス」を開催。そのなかで、2022年春にグランドオープン予定の三井ショッピングパーク ららぽーと福岡に実物大ガンダム立像を設置すると発表。「RX-93ν ガンダム」をベースにした新機体「RX-93ffν ガンダム」を設置するとしている。
Posted in 未分類

テレワーク環境を“抜き打ち検査”して情報漏洩を防止─AOSデータの「Fast Forensics FaaS」 | IT Leaders

AOSデータは2021年9月15日、クラウド型フォレンジックサービス「AOS Fast Forensics FaaS」を発表した。専用のクライアントソフトウェアをインストールしたPCのログを収集し、情報漏洩などにつながる操作ミスや不正行為を検知する。テレワーク環境のフォレンジック検査を可能にする。価格(税込み)は、最小構成となる監視対象30台で19万8000円など。

映画やゲーム、アニメの境界線を超えた2.5次元的バーチャルコンテンツ

「映画のようなゲーム」もあれば、「ゲームのような映画」もある。そして現在、この「ゲームのような映画」あるいは「映画のようなゲーム」がxRの技術によって、また新たに拡張されている。VRを通じて体験できるインタラクティブな物語、そしてその創作も広がっていくものと思われる。それを感じるタイトルを紹介するとともに、可能性を探る。
Posted in 未分類

日立ソリューションズ、各種データを仮想統合する「Denodo Platform」を販売 | IT Leaders

日立ソリューションズは2021年9月15日、データ仮想化ミドルウェア「Denodo Platform」(開発元:米Denodo Technologies)の販売を同年9月16日から開始すると発表した。データベースやWebサービスなど各種のデータソースを生データのまま仮想化し、ユーザーのニーズに応じたデータ活用を支援する。価格は個別見積もり。

マイナンバーカード利用の現状と課題、普及に向けてデジタル庁に求めること | IT Leaders

2021年9月1日に発足したデジタル庁。“行政DXから始まる日本のデジタル化”を掲げる同庁にとって最も重要な仕事になるのが、マイナンバーおよびマイナンバーカードを普及させ、活用できるようにすることだ。そのマイナンバーカードについて、NTTデータ経営研究所が先頃、利用動向における意識調査の結果を発表した。本稿ではそのエッセンスを紹介すると共に、マイナンバーカードの普及・活用について考察したい。

コロナ禍で大きく変化したBtoBマーケティングの2021年最新トレンドを解説

製造業のエンジニアで、製造業系ライターとして活動している一之瀬です。

2020年以降、コロナ禍の影響によりBtoBマーケティングのトレンドは大きく変化しました。例えば、展示会などで直接コミュニケーションを取る機会が減少し、Webを用いたマーケティングに徐々にシフトしています。そして、その流れは2021年も継続しており、新たなトレンドとして定着しつつあります。そこでこの記事では、コロナ禍で大きく変化したBtoBマーケティングの2021年最新トレンドについて解説します。

コロナ禍による営業方法の変化

コロナ禍では、営業方法が大きく変化しました。代表的な事例を2つ紹介します。

1、商談のオンライン化

コロナ禍では緊急事態宣言などの発令により、感染リスクを低減するために対面での営業活動自粛が進んでいます。代替手段としてリモートでの営業活動が中心になり、商談もWeb会議システムを活用してのオンライン化が進められています。商談のオンライン化により、従来は貴重な情報共有の機会となっていた商談前後の雑談はなくなり、場の雰囲気や空気感を感じにくくなりました。これまでに比べて顧客との関係性を築くのが難しくなったことをデメリットだと感じる方は多いでしょう。

一方で、打ち合わせを行う場所への出張など、移動時間を大幅に短縮でき、資料の共有もデータ送付や画面共有で簡単に行えるようになりました。商談前後の準備や移動の時間を削減できるため、その時間を顧客とのコミュニケーションに活用できます。会社ごとに方針は異なるかもしれませんが、仮にコロナ禍が終息したとしても、オンライン化された商談は一定の割合で残るでしょう。

2、ウェビナーの普及

「ウェビナー」とはWebとセミナーが組み合わされて作られた造語で、インターネット上で行うセミナーのことです。コロナ禍により、展示会への出展や企業を訪問しての説明会を開催しにくくなり、BtoBの企業でもウェビナーの活用が進んでいます。

ウェビナーは、会場まで移動する時間が必要なく、また準備する側としても会場の確保や設営が不要です。また、プロジェクターに投影された資料が見にくかったり、説明の声が聞こえにくかったりといった問題もありません。録画した映像を繰り返し用いれば、同じ内容のセミナーを効率的に実施できます。

一方で、展示会であれば、自社が目的でなかったとしても、近くの企業を訪問したついでに自社を見てもらえる可能性がありました。しかしウェビナーの場合には、目的を持って訪問してもらう必要があるため、新たな顧客とのビジネスの機会が減ってしまいます。

BtoBマーケティング 2021年のトレンド

ここからは、BtoBマーケティングの2021年のトレンドを5つ解説します。

1、コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、ユーザーに役立つ情報を提供することで、自社サイトへのアクセスを獲得するとともに、ユーザーの支持を得る手段の一つです。製品の拡販や自社のコア技術を広めることを目的としており、今まではリーチできなかった潜在顧客をWebサイトへ集客したり、ユーザーのニーズを育成したりすることで、問い合わせの獲得やファン化につなげます。

効果が出るまでに時間がかかり、その間は地道にコンテンツを発信し続ける努力が必要です。そこを乗り切れば、ブランディングの確立に加えて、コンテンツ自体が貴重な財産になるといったメリットがあります。

BtoB向けのコンテンツマーケティングについて、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

2、動画

展示会などの中止により、実際に製品やサービスを目の前で見てもらう機会は大幅に減少しています。Webサイトの文章だけでは伝わりにくい製品の魅力を少しでも多く伝えるために、動画の活用が広がっています。5Gのサービスが徐々に広がり始めていることで、動画市場全体の拡大も期待されており、動画制作を行える人材の増加や撮影機材、編集ツールの高性能化なども進んでいます。

各社さまざまな工夫を凝らしており、単にサービスや製品の特長を紹介するだけでなく、導入企業のインタビュー動画や課題を訴求する動画、自社商品の製造工程の動画などが製作されています。魅力的な技術動画の事例は、こちらの記事をご確認ください。

3、MA(マーケティングオートメーション)

マーケティングオートメーション(MA)とは、マーケティング活動を可視化し、業務を自動化することで効率化を高め、生産性を向上させる取り組みです。これまでの事業活動で集めたリード(見込み客)に対して、再度アプローチをする方法としてMAに取り組む企業が増えています。

自動化を行う部分としては、リード情報の管理に加え、顧客に対するコミュニケーションがあります。MAは主にツールを活用して行いますが、ツールごとに特徴が大きく異なるため、どれを採用するかという選定が重要です。MAについて必要性やおすすめのツールについて知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

4、SNSマーケティング

BtoB企業の間でも、SNSを用いてブランディングを行う企業が増えてきています。SNSマーケティングはFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSを活用することで、自社の情報をいち早くユーザーに発信できるといった利点があります。BtoCに比べると、BtoBのSNSマーケティングは効果が見えにくいですが、目的やターゲットを明確にしたうえで適したSNSを選択することで、効果につなげやすくなります。

具体的な発信内容としては、自社の技術、製品、サービスなどのアピールしたいポイントが挙げられます。それに加えて日常の様子を発信し、フォロワーの方に身近に感じてもらうことが効果的です。BtoB製造業のSNS活用法については、こちらの記事をご確認ください。

5、オフライン広告

テレビCMやタクシー広告などのオフライン広告は、アプローチをする対象が不特定多数であり、効果測定がしにくいといった点でBtoBマーケティングではあまり活用されていませんでした。しかし、近年はビッグデータの活用や収集したデータをAIを用いて分析することで、ターゲットの絞り込みができるようになり、マーケティング効率や効果測定の精度が向上しています。

契約までのプロセスに複数の人物が関わるBtoBマーケティングの場合、ブランド認知や信頼を高めるという目的に対して、オフライン広告は有効な選択肢の一つです。

まとめ

BtoBマーケティングは、コロナ禍の影響により対面での活動からオンラインの活用に大きく変化しました。2021年もその傾向は継続、拡大しています。BtoBマーケティングにおける2021年のトレンドとして5つの手法を紹介しましたが、それぞれ万能な手法ではなく、自社の状況や目的に応じて、適切な手法を選択する必要があります。

マーケティング手法の相談や具体的な施策について困りごとがある場合には、ぜひお気軽にテクノポートにご相談ください。

The post コロナ禍で大きく変化したBtoBマーケティングの2021年最新トレンドを解説 first appeared on モノカク.

ISID、選択したデータを段階的にSAP S/4HANAに移行するサービスを開始 | IT Leaders

電通国際情報サービス(ISID)は2021年9月14日、「SAP S/4HANA移行トータル支援サービス」の1つとして、選択したデータを段階的にS/4HANAに移行するサービスを開始すると発表した。同社とパートナー契約を結んだシンガポールcbs Corporate Business Solutions Asia Pacific(CBS)のデータ移行ツールを採用している。

レオン都市開発、新築マンションのタッチレス入館/移動システム、LINEでエレベータを呼び出し | IT Leaders

レオン都市開発は2021年9月14日、現在建設中の新築マンション「レオンコンフォート難波クレア」(大阪市浪速区)に、タッチレス入館/移動システムを導入すると発表した。LINEとの連携により、タッチレスで入館やエレベータの呼び出し/乗車を可能にする。一連のシステムを日立ビルシステムが提供する。