アシスト、Active Directoryに特化したセキュリティ対策製品「Tenable.ad」を販売 | IT Leaders

アシストは2022年1月31日、Active Directoryセキュリティ対策製品「Tenable.ad(テナブル・エーディー)」を販売開始した。Active Directory(AD)における設定不備や変更の監視・検知や、攻撃を受けた場合のアラート通知など、ADの保護に特化したセキュリティ対策製品である。価格(税別)は、オンプレミス版とSaaS版ともに、最小300ユーザーで315万円から。開発会社は、米Tenable。

アップル、耳内部の形でユーザー認証するイヤホンを特許出願–超音波で穴の形状を計測

Appleはイヤホンで計測する耳内部の形状からユーザー認証する技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間1月27日に「USER IDENTIFICATION USING HEADPHONES」(公開特許番号「US 2022/0030345 A1」)として公開された。
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NECが組織体制を2022年4月に刷新、組織数は約50へと1/3に再編、階層は6層に集約 | IT Leaders

NECは2022年1月31日、組織体制を2022年4月1日付で変更すると発表した。組織数は、約150から約50へと1/3に再編する。CEOから担当者までの階層は、現在の8階層から原則6階層に集約する。これにより、部門長などリーダー層の権限と責任を強化し、現場での意思決定と実行のスピードを向上させる。

セブン-イレブン、非接触で使える空中ディスプレイ採用のセルフレジを実証実験 | IT Leaders

セブン-イレブン・ジャパンは2022年1月28日。非接触で使える空中ディスプレイ技術を採用したセルフレジの実証実験を始めると発表した。都内のセブン-イレブン6店舗(店舗は非公開)にて、2022年2月1日から順次開始する。顧客は、空中に浮かんだ映像をタッチパネルと同様に操作できる。レジカウンターの省スペース化による販売機会の創出や、非接触による安全・安心の提供を目的に検証を進める。

パロアルトネットワークス、クラウド環境向けセキュリティサービス新版「Prisma Cloud 3.0」 | IT Leaders

パロアルトネットワークスは2022年1月31日、パブリッククラウド保護サービス「Prisma Cloud」の新版「同3.0」を提供開始した。セキュリティ上の設定の不備などを検出して対処/レポートするサービスである。新版では、IaC(インフラストラクチャ・アズ・コード)のコードにセキュリティ設定のコードを自動で追加するようにした。また、AWS上の仮想マシンが抱えるリスクを、エージェントを使わずに検知できるようにした。

アップル、メタバースから「ドロン!」と消える技術で特許取得–アバターに特殊効果を付加

Appleは、仮想空間に現れたり、仮想空間から消えたりするアバターへ特殊効果を加える技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間1月11日に「SPECIFYING EFFECTS FOR ENTERING OR EXITING A COMPUTER-GENERATED REALITY ENVIRONMENT」(特許番号「US 11,222,454 B1」)として登録された。
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Webサイト制作における構成図(サイトマップ)の作り方

はじめに

製造業勤務、機械系エンジニアライターの野口です。Webサイトの制作時に、構成図(サイトマップ)の作り方がわからず困っていませんか。この記事ではサイトマップの作り方や注意点、製造業におけるサイトマップのページ例を紹介します。

Webサイト制作における構成図(サイトマップ)の作り方

Webサイトにおけるサイトマップについて、概要や重要性、作り方を説明していきます。

サイトマップとは

サイトマップとはサイトの構成図です。サイトの構成をツリー状に表し、各ページのつながりを視覚的にわかりやすくしています。サイトを制作する際には全体像を把握しやすいため、Webサイトに欠かせない設計図です。

サイトマップの重要性

サイトマップの最大のメリットは「サイト全体の構成が把握しやすくなる」ことです。各ページの関係性が一目でわかるため、プロジェクトメンバーとの情報共有も簡単です。

また、ホームページの制作を依頼する場合も便利です。制作側は全体像がわかり見積もりしやすく、運営側と制作側の両者で仕事が円滑に進みます。

サイトマップの作り方

サイトマップは大まかに4つのステップで作ります。

ステップ1:目的を決める

はじめに、サイトの目的を決め、方向性を定めていきましょう。

ステップ2:必要なページを書き出す

次にサイトの構成ページを考えます。順番を気にせずに思いついたものをリストアップしてください。特に、構成ページの抜けもれに注意していきましょう。

ステップ3:書き出したページを分類する

構成ページのリストアップが終われば分類分けです。似た内容は同じカテゴリーとしてまとめます。ここで重複があれば消し、抜けもれがあれば追加してください。

ステップ4:分類したページをツリー状にまとめる

最後に分類したものをツリー状にまとめてください。このまとめがそのままサイトマップになります。

サイトマップを作る時の3つの注意点

サイトマップを作る時の注意点について、3点説明します。

1.わかりやすい構造にする

サイトマップの作成時は、「訪問者の見やすさ・使いやすさ」を意識してください。サイトの構造が複雑だと求めるページを見つけにくいからです。訪問者の観点で「見やすい・使いやすい」簡単な構造を意識しましょう。

2.深くても3階層まで

サイトマップの構造はページは深くても3階層までにしましょう。3階層以上になると複雑になり、目的のページにたどり着くまでに時間がかかってしまうからです。目的のページが探しにくいと、面倒くさくなりサイトから離脱される恐れもあります。3回クリックすれば目的のページを表示できるサイト構造を心がけ、訪問者のストレスを減らす工夫をしましょう。

3.SEOキーワードを意識する

サイトマップにキーワードを意識して取り入れると、検索時の上位表示を狙えます。上位表示されるほど、サイト訪問者の増加も見込めるからです。サイトマップの作成と同時に、検索されるだろうキーワードも意識してください。

*SEOとは(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)の略称。

製造業Webサイトにおけるサイトマップ

では、実際に作成する際、どのようなページが必要なのでしょうか。

作成候補ページ一覧

よく見受けられるページの一例を紹介します。

TOPページ

サイトの表紙です。サイトマップの分類項目へつながるバナーやリンクなどのコンテンツを配置しましょう。

会社概要

一般的には代表挨拶、会社情報、沿革、アクセスなどです。

品質保証関連

自社のアピールとして、ISO9001やISO14001などの認定有無や環境への取り組みを記載します。

設備一覧

自社の保有装置です。加工業者であれば、加工機械や、検査機械などを紹介します。

コンテンツページ

加工業者であれば、自社の加工事例や加工プロセスなど。技術アピールを紹介します。また、素材や装置など取り扱い製品をまとめたページもおすすめです。

お問い合わせ

多くの場合、お問い合わせフォームを活用します。近年ではAIによるチャット対応もあります。

採用情報

自社の採用情報を掲載します。たとえば、新入社員や中途社員の採用状況などです。入社希望の訪問者は必ず探すページのため、作成しておくといいでしょう。また先輩社員の人となりを知るためにインタビューページを掲載している企業もあります。

よくある質問

よくある質問をまとめたページです。訪問者と企業、いずれの問い合わせ対応の手間を減らせます。

まとめ

Webサイト制作における構成図(サイトマップ)の作り方を紹介しました。サイトマップはサイトの全体像の把握や訪問者の使いやすさに直結します。今回紹介したサイトマップの作り方やその注意点を意識しながらサイトマップを制作してください。

テクノポートは多くの製造業のホームページを制作し、効果の高いホームページを作成してきました。Webサイトの制作にお困りの際には、ぜひお声がけください。

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Webサイト制作における構成図(サイトマップ)の作り方

はじめに

製造業勤務、機械系エンジニアライターの野口です。Webサイトの制作時に、構成図(サイトマップ)の作り方がわからず困っていませんか。この記事ではサイトマップの作り方や注意点、製造業におけるサイトマップのページ例を紹介します。

Webサイト制作における構成図(サイトマップ)の作り方

Webサイトにおけるサイトマップについて、概要や重要性、作り方を説明していきます。

サイトマップとは

サイトマップとはサイトの構成図です。サイトの構成をツリー状に表し、各ページのつながりを視覚的にわかりやすくしています。サイトを制作する際には全体像を把握しやすいため、Webサイトに欠かせない設計図です。

サイトマップの重要性

サイトマップの最大のメリットは「サイト全体の構成が把握しやすくなる」ことです。各ページの関係性が一目でわかるため、プロジェクトメンバーとの情報共有も簡単です。

また、ホームページの制作を依頼する場合も便利です。制作側は全体像がわかり見積もりしやすく、運営側と制作側の両者で仕事が円滑に進みます。

サイトマップの作り方

サイトマップは大まかに4つのステップで作ります。

ステップ1:目的を決める

はじめに、サイトの目的を決め、方向性を定めていきましょう。

ステップ2:必要なページを書き出す

次にサイトの構成ページを考えます。順番を気にせずに思いついたものをリストアップしてください。特に、構成ページの抜けもれに注意していきましょう。

ステップ3:書き出したページを分類する

構成ページのリストアップが終われば分類分けです。似た内容は同じカテゴリーとしてまとめます。ここで重複があれば消し、抜けもれがあれば追加してください。

ステップ4:分類したページをツリー状にまとめる

最後に分類したものをツリー状にまとめてください。このまとめがそのままサイトマップになります。

サイトマップを作る時の3つの注意点

サイトマップを作る時の注意点について、3点説明します。

1.わかりやすい構造にする

サイトマップの作成時は、「訪問者の見やすさ・使いやすさ」を意識してください。サイトの構造が複雑だと求めるページを見つけにくいからです。訪問者の観点で「見やすい・使いやすい」簡単な構造を意識しましょう。

2.深くても3階層まで

サイトマップの構造はページは深くても3階層までにしましょう。3階層以上になると複雑になり、目的のページにたどり着くまでに時間がかかってしまうからです。目的のページが探しにくいと、面倒くさくなりサイトから離脱される恐れもあります。3回クリックすれば目的のページを表示できるサイト構造を心がけ、訪問者のストレスを減らす工夫をしましょう。

3.SEOキーワードを意識する

サイトマップにキーワードを意識して取り入れると、検索時の上位表示を狙えます。上位表示されるほど、サイト訪問者の増加も見込めるからです。サイトマップの作成と同時に、検索されるだろうキーワードも意識してください。

*SEOとは(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)の略称。

製造業Webサイトにおけるサイトマップ

では、実際に作成する際、どのようなページが必要なのでしょうか。

作成候補ページ一覧

よく見受けられるページの一例を紹介します。

TOPページ

サイトの表紙です。サイトマップの分類項目へつながるバナーやリンクなどのコンテンツを配置しましょう。

会社概要

一般的には代表挨拶、会社情報、沿革、アクセスなどです。

品質保証関連

自社のアピールとして、ISO9001やISO14001などの認定有無や環境への取り組みを記載します。

設備一覧

自社の保有装置です。加工業者であれば、加工機械や、検査機械などを紹介します。

コンテンツページ

加工業者であれば、自社の加工事例や加工プロセスなど。技術アピールを紹介します。また、素材や装置など取り扱い製品をまとめたページもおすすめです。

お問い合わせ

多くの場合、お問い合わせフォームを活用します。近年ではAIによるチャット対応もあります。

採用情報

自社の採用情報を掲載します。たとえば、新入社員や中途社員の採用状況などです。入社希望の訪問者は必ず探すページのため、作成しておくといいでしょう。また先輩社員の人となりを知るためにインタビューページを掲載している企業もあります。

よくある質問

よくある質問をまとめたページです。訪問者と企業、いずれの問い合わせ対応の手間を減らせます。

まとめ

Webサイト制作における構成図(サイトマップ)の作り方を紹介しました。サイトマップはサイトの全体像の把握や訪問者の使いやすさに直結します。今回紹介したサイトマップの作り方やその注意点を意識しながらサイトマップを制作してください。

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SNS・テキスト・音声・ビデオを活用し、顧客エンゲージメントを向上 CXを軸に、ビジネスのグローバル化とDXの推進を支援

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横浜市、予算・財務情報管理システムをServiceNowで構築、2023年夏より段階的に稼働 | IT Leaders

横浜市は、財政事務の効率化とデータ分析に基づいた行政経営を支援する予算・財務情報管理システムを構築する。データを活用した行政経営を支える新たな基盤として、2023年の夏以降に段階的に稼働し、2024年3月に全面稼働する予定だ。導入を支援する日立製作所とServiceNow Japanが2022年1月28日に発表した。

2020年度の国内デジタル人材関連サービス市場は前年比6.5%増の9678億円─矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2022年1月28日、デジタル人材関連サービス市場(デジタル人材育成・研修サービス市場、デジタル人材派遣サービス市場、デジタル人材紹介サービス市場)を調査し、各分野の市場動向、参入事業者の動向、将来展望を発表した。2020年度のデジタル人材関連サービス市場規模(3市場計)は前年度比6.5%増の9678億円だった。デジタルシフトのさらなる進展によるIT・デジタル人材需要のより一層の高まりによって、市場は拡大するとしている。

SIE、PS5「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」を発売

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは1月28日、PS5用ソフト「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」を、日本国内向けに発売。「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」と「アンチャーテッド 古代神の秘宝」が、PS5向けに進化したグラフィックとフレームレートでリマスターされたタイトルとなっている。
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「ラブライブ!」ニジガク「R3BIRTH」イベントで見た“3人の強さを感じるステージ

CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント領域を取材している佐藤が担当。今回は東京ガーデンシアターにて開催されたイベント「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.4 R3BIRTH ~First DELIGHT~」における、1月23日公演の模様をお届けする。
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[ブックレビュー]電通現役プランナーが教える調べる力–「ヒットをつくる『調べ方』の教科書」

知りたいこと、わからないことがあったらとりあえずググる。これまで「調べ方」について学ぶ機会はなかった。思いつくまま調べ、目についた気になる情報を興味の向くままに芋づる式で集めるのが常だった。すると、情報はどんどん集まる一方、肝心なことはわからないままという状況に陥ることがしばしばあった。
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日立Sol、「秘文」によるデバイス認証を「Okta」のユーザー認証プロセスに差し込み可能に | IT Leaders

日立ソリューションズは2022年1月26日、クラウド型情報漏洩対策サービス「秘文 統合エンドポイント管理サービス」を、クラウド型ID管理サービス「Okta Identity Cloud」と連携させると発表した。IDaaSのユーザー認証プロセスに、秘文のデバイス認証を組み入れて、より厳格なアクセス管理を実現する。同年2月28日、IDaaSと連携可能な秘文のライセンスを販売開始する。今後は、別のIDaaSとして、Azure ADなどとも連携する予定である。

SCSK、SASE「Catoクラウド」の運用サービスを強化、CSIRT支援やSOCサービスを提供 | IT Leaders

SCSKは2022年1月28日、セキュリティ付きSD-WANサービス「Catoクラウド」の運用サービスを強化した。これまで提供してきた初期導入サービスと運用/保守サービスに加えて、インシデントを検知するSOCサービスと、インシデントへの対処を手伝うCSIRT支援サービスを開始した。販売目標は、今後3年間で10社。

「SEGA」ブランドのゲームセンターが「GiGO」に一新–運営会社名も変更に

GENDAのグループ会社であるGENDA SEGA Entertainmentは1月28日、自社株式14.9%を取得するとともに、社名を「株式会社GENDA GiGO Entertainment」に変更することを発表。あわせて、「SEGA」ブランドで展開しているアミューズメント施設の屋号を「GiGO」に変更することも発表した。
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特権アクセス管理「ESS AdminONE」、閉域網へのアクセスなどデータセンター固有の構成に対応 | IT Leaders

エンカレッジ・テクノロジは2022年1月27日、特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminONE」を強化すると発表した。特権IDによる情報システムへのアクセスを一元管理/制御するソフトウェアである。同年2月に機能を強化し、顧客ごとの閉域網など、データセンター固有のシステム環境での使い勝手を高める。

NEC、不要ファイルの削除を促すNASスリム化ソフト「NIAS」がBoxへのデータ移行機能を強化 | IT Leaders

NECは2022年1月28日、ファイルサーバー管理ソフトウェア「NEC Information Assessment System」(NIAS)の新版(V4.3)を発表した。同年2月から提供する。不要ファイルの削除を促すことによってファイルサーバーのデータ量を削減するソフトウェアである。新版では、Boxへのデータ移行機能を強化し、データ移行前の棚卸機能などを追加した。

セブン-イレブンで「空中ディスプレイ」POSレジの実証実験–非接触で決済

東芝テック、セブン-イレブン・ジャパン、アスカネット、神田工業、三井化学、三井物産プラスチックの6社は1月28日、非接触・空中ディスプレイ技術を採用したキャッシュレスセルフレジ「デジPOS」の実証実験を、2月1日から順次開始すると発表した。
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ユーザーエクスプローラー分析によるアクセスユーザーの行動分析手法

テクノポートの徳山です。「Webサイトへのアクセスは十分に稼げているが、問い合わせ数の増加に結びつかない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

そのような課題を解決するための一つの手法として、ユーザーの行動特性を知り、問い合わせ率の改善につなげることができる「ユーザーエクスプローラー分析」があります。

今回は、ユーザーエクスプローラー分析の概要から具体的な導入方法まで解説いたします。

ユーザーエクスプローラー分析とは

Google Analyticsの機能の一つである「ユーザーエクスプローラー」から取得できる情報を使い、セッション単位で個別のユーザーの行動を分析することで、Webサイトの改善につなげる手法のことです。

どのような課題を解決できるのか

ユーザーエクスプローラー分析により解決が期待できる課題は以下のとおりです。

  • Webサイトのアクセス数は一定数あるが、問い合わせ率が低く、期待するコンバージョン数を獲得できていない
  • Webサイトのコンテンツをやみくもに増やしているが、どのようなコンテンツを増やしていくのが効果的なのかわからない
  • アクセスキーワードや統計データだけではユーザーの心理状況まで掴み取ることができない

ユーザーエクスプローラー分析でできること

ユーザーエクスプローラー分析により可能になることは以下のとおりです。

  • ユーザーごとの行動ログ(どこから流入し、どのページをどの順番で閲覧したか)がわかる
  • コンバージョンしたユーザーなど、特定のユーザーに対象を絞り込んで行動ログが見られる
  • 行動ログからユーザーの傾向を掴みWebサイトの改善につなげることができる

ユーザーエクスプローラー分析の手順

①Google Analyticsで目標を設定をする

ユーザーエクスプローラーからはさまざまな情報を得ることができますが、今回は筆者が最も効果的と考えている「コンバージョンしたユーザー」に対象を絞る方法を解説します。そのためには、事前にGoogle Analyticsで「目標設定」を行う必要があります。

1、GoogleAnalyticsの管理ページから「目標」を選択します。

2、目標のタイプは「到達ページ」を選択します。

3、「到達ページ」に問い合わせ完了ページのURLを記載します。これで準備は完了です。

②ユーザーエクスプローラーを見る

Google Analyticsで目標設定が完了したうえで、コンバージョンを獲得できたら、ユーザーエクスプローラーのデータを見ていきます。閲覧の手順は以下のとおりです。

1、左メニュー「ユーザー」内の「ユーザーエクスプローラー」を選択すると、全ユーザーの行動ログが表示されます。コンバージョンしたユーザーのみの閲覧データに絞り込むために「セグメントを追加」をクリックします。

2、セグメントの「コンバージョンに至ったユーザー」を選択すると、あらかじめ設定しておいた目標達成したユーザーのみのデータに絞り込みができます。

3、絞り込んだうえで、ユーザーごとの行動ログを確認してみます。右下に表示されているデータが、該当ユーザーがWebサイト上でどのような行動を行ったのかのログデータとなります。

4、各セッションをクリックすると、どのページをどの順番で閲覧していったのか、といった詳細なデータを見ることができます。

5、コンバージョンしたユーザーの行動ログを一通り確認し、分析を行っていきます。

③データをもとに分析を行う

データが集まったらさまざまな角度から分析ができます。例として、以下のような方法により分析を行うとよいでしょう。

例1:閲覧率の高いページを知り、コンテンツ戦略を見直す

コンバージョンしたユーザーがどのようなページを見ることが多いのか、傾向を掴むことができますので、以下のような施策を実施することにつなげられます。

  • 見られる頻度の高いコンテンツを中心に今後コンテンツを増やしていく(例:導入事例が多く見られる傾向にあるので、導入事例の更新頻度を上げる)
  • 見てほしいのに見られていないコンテンツがあることがわかったら、ユーザーの導線に合わせてコンテンツを配置し直す(例:自社の強みを紹介しているページを見てほしいのにアクセスがない場合は、ランディングページにその要素を追加する)

例2:コンバージョン率の高いランディングページを知り、サイトマップの見直しを行う

ランディングページごとに問い合わせ数÷閲覧開始数を計算してみると、コンバージョンに至る可能性の高いユーザーがどのページから流入しているかがわかります。それにより、以下のような施策の実施につながります。

  • コンバージョンに至りやすい検索キーワードの傾向を掴むことでSEO対策に役立てる
  • ランディングページに掲載しているコンテンツを他のページにも展開する

分析例はあくまで弊社でよく行う手法となりますので、業態や目的によって臨機応変にデータ分析を行ってください。

ユーザーエクスプローラー分析の活用事例(作業服製造メーカーの事例)

ユーザーエクスプローラー分析により新たな改善施策を見出した事例として、某作業服製造メーカー様の事例をご紹介します。

分析前に抱えていた課題

分析を実施する半年ほど前にWebサイトのリニューアルをお手伝いさせていただき、リニューアル後も継続的にWebコンサルティングのご支援をさせていただきました。その結果、多数のビッグキーワードによるSEO対策が成功し、アクセス数はリニューアル前の5倍近くに膨れ上がりました。しかし、問い合わせ数は2倍程度しか伸びず、アクセスユーザーの大半を問い合わせにつなげられていない状況でした。

分析により判明したこと

問い合わせ率の改善を目的にユーザーエクスプローラー分析を行った結果、以下のことが判明しました。

  • コンバージョンに至ったユーザーのほとんどがランディングページからそのまま問い合わせページへ進み、問い合わせに至っていることがわかった
  • 労力をかけて作成した会社の特徴ページはほとんど見られていなかった
  • BtoB企業では必ず見られると考えられていた会社紹介のページもほとんど見られていなかった

分析結果に基づき行った改善施策

上述した分析結果から、以下の改善施策を実施いたしました。

  • コンバージョン率の高いランディングページのSEO対策を強化
  • 閲覧開始数が多いがコンバージョン率の低いランディングページ内に、会社の強みを伝えられるコンテンツを効果的に配置
  • ランディングしたユーザーに対し、すぐに問い合わせができるようランディングページ内にコンタクトフォームへの導線を増やす
  • ページ内にコンタクトフォームを設置

 

以上、今回はユーザーエクスプローラー分析を活用したWebサイトの改善施策についてご紹介しました。今回ご紹介した分析手法は中級者〜上級者向けの高度な内容となっておりますので、自社だけで悩まず、場合によっては専門業者に相談してみてください。

弊社では、ユーザーエクスプローラー分析をはじめ、さまざまな分析手法を用い、Webコンサルティングを行っております。Webからの新規顧客獲得にお困りの方はぜひご相談ください。

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【事業開発の達人たち】経験から編み出した新規事業を成功裏に進める「鉄板メソッド」–NTT東日本 長谷部豊氏【後編】

フィラメントCEOの角勝が、事業開発やリモートワークに通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。前回に続き、NTT東日本の長谷部豊さんとの対談の様子をお届けします。
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衣類廃棄物ゼロの実現へ–古着から新たな繊維をつくる、フィンランド発「Infinited Fiber」の新技術

衣料廃棄物やダンボールなどの紙ゴミ、稲や麦のかすを分解・再生して、コットンのような手触りの新しい繊維「Infinna(インフィナ)」をつくる特許技術を開発したフィンランドのスタートアップ「Infinited Fiber Company」を取材した。
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ALSI、「ゼロトラスト環境構築支援パック」を販売、Microsoft 365の機能を活用 | IT Leaders

アルプス システム インテグレーション(ALSI)は2022年1月27日、「ゼロトラスト環境構築支援パック(ゼロトラパック)」を提供開始した。Microsoft 365の機能を活用してゼロトラスト環境を構築する。主に中堅・中小企業に向けて提供する。価格(税別)は基本パックが105万から。

中国各地で進む「スマートシティ産業」の現状とは–中国・深センで活動する川ノ上氏が解説

NTTドコモ・ベンチャーズとRoute Xは12月16日、スタートアップ支援の1つとして専門家からのナレッジ共有を目的に先進セミナーをオンラインで開催。中国深センを拠点に活動する日本人起業家で、エクサイジングジャパン代表取締役社長の川ノ上和文氏が登壇した。
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アシスト、静的解析ツール「Fortify SCA」、Webシステムの脆弱性を検出して修正方法を提示 | IT Leaders

アシストは2022年1月27日、ソースコード解析ツール「Fortify Static Code Analyzer」(Fortify SCA)の販売を開始した。Webアプリケーションなどのソースコードを静的に解析して、メモリリークなどの不具合やSQLインジェクションなどの脆弱性を検知するツールである。具体的にどのように修正すれば良いかまでアドバイスする。開発会社は、英Micro Focus。

産学連携で電池の課題解決へ–EV車増加に備えリサイクルまで見据えCO2削減

東京大学生産技術研究所とプライムプラネットエナジー&ソリューションズ、パナソニック、豊田通商は、電池の資源・リサイクルに関する産学連携研究を開始すると発表した。電池のサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルならびに大幅な生産コスト低減を目指す。
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戸田建設、基幹システムをOracle Cloud上のVMware環境に移行 | IT Leaders

戸田建設(東京都中央区)は、基幹システムをクラウドに移行している。データセンターのVMware環境から、クラウド上のVMware環境「Oracle Cloud VMware Solution」への移行である。必要なスキルを自社で習得し、環境構築に取り組んでいる。移行は段階的に開始しており、2022年度内に完了する予定。移行を支援している日本オラクルが2022年1月27日に発表した。

新しい働き方へ─デジタルワークプレイスの確立でITリーダーがなすべきことは? | IT Leaders

2年以上に及ぶコロナ禍が企業の働き方と働く場所に大きな変化をもたらしている。リモートワークやWeb会議システムなどのデジタルワークプレイス/デジタルワークスペース技術・製品はコロナ禍での事業継続で大きな効果を実証し、ネクストノーマル=この先の業務環境においていっそう重要な役割を果たすことになる。2021年12月1日開催のIT Leaders Tech Strategy LIVEウェビナー「2022年以降の『デジタルワークプレイス』(主催:インプレス IT Leaders)に、IDC Japan シニアマーケットアナリストの渋谷寛氏が登壇。先を見据えたデジタルワークプレイス/ワークスペース戦略策定の重要性を訴えた。

セゾン情報システムズ、HULFTを活用したINSネット代替サービス、主に金融機関向けに提供 | IT Leaders

セゾン情報システムズは2022年1月27日、INSネット代替サービス「HULFT Multi Connect Service(ハルフト マルチコネクトサービス)」を発表した。同年2月1日から提供する。PCI DSSに準拠しながらインターネット環境でデータを転送するサービスである。主に金融業に向けて、INSネットディジタル通信モード終了(2024年1月)にともなう代替サービスとして提供する。価格(税別)は、月額100万円から。

Spotify、日本の音声コンテンツクリエイター支援施策を拡充–新たに1億円を拠出

オーディオストリーミングサービス「Spotify」は1月27日、国内の音声コンテンツクリエイターを支援する「クリエイター・サポート・プログラム」を拡充することを発表。新たに総額1億円を拠出する。あわせて、同プログラムを通じて創作活動を支援する第1期クリエイターの募集を開始した。
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ソニー、ライフサイエンス事業で新製品–研究から細胞薬製造に向け「CGX10」

ソニーは、細胞分析装置の開発など、細胞レベルの解析を行う最先端医療の研究に向けたライフサイエンス事業も展開している。1月26日、新たに狙った細胞を高速・高精度で分取する閉鎖型構造のセルアイソレーションシステム「CGX10」を秋に発売すると発表した。
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外付けディスプレイ接続で最大50%の業務効率がアップ! 業務効率改善だけでなく無駄の削減と課題解決につながる「USB Type-C」の重要性

[PR]業務効率の改善はもちろん、オフィスの課題を解決する手段の1つとしてUSB Type-C搭載ディスプレイが注目されている。USB Type-C搭載ディスプレイの必要性とTD シネックスとの協業のメリットについてお話を伺った。
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サイバートラスト、脆弱性管理「MIRACLE Vul Hammer」新版、システム設定の脆弱性を検査 | IT Leaders

サイバートラストは2022年1月27日、脆弱性管理ソフトウェア「MIRACLE Vul Hammer」をバージョンアップした。情報システムを構成するOSやソフトウェアに脆弱性があるかどうかを調べて可視化するソフトウェアである。新版では、ソフトウェアそのものの脆弱性だけでなく、サーバーの設定状況の脆弱性をスキャンできるようにした。さらに、日立製作所独自の「脆弱性検索エンジン」を組み込んだことで、利用しているソフトウェアと、これに対応する脆弱性情報との照合精度を高めた。OSのEOL(サポート終了)も把握できるようにした。

クラスメソッド、複数のAWSアカウントに対応した運用可視化ツール「nOps」を販売 | IT Leaders

クラスメソッドは2022年1月26日、AWS運用可視化ツール「nOps(エヌオプス)」(開発元:米nOps)を発表した。同年1月27日から導入支援サービスと合わせて販売開始する。複数のAmazon Web Services(AWS)アカウントの運用状態を一元的に可視化する。

アグレックス、eラーニング「楽々てすと君」に動画ストリーミングオプションを追加 | IT Leaders

アグレックスは2022年1月26日、クラウド型eラーニングシステム「楽々てすと君」に「動画ストリーミングオプション」を追加すると発表した。テレワークなどの働き方や社員教育スタイルの変化に伴う動画コンテンツの需要拡大に対応する。価格は、eラーニング本体が最小構成の同時接続10ライセンスで月額7万5000円、動画オプションが最小構成の同時接続10台(容量1GB)で月額3000円。販売目標は、今後3年間で20社以上。

【事業開発の達人たち】NTT東日本で10件以上の新規事業を立ち上げ–長谷部豊氏が大切にする「2つの軸」【前編】

フィラメントCEOの角勝が、事業開発やリモートワークに通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。今回は、NTT東日本 ビジネスイノベーション本部 ソリューションアーキテクト部長の長谷部豊さんです。
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先駆者が語る「日本型ワーケーション」とは–ワーケーション自治体協議会がトークセッション

ワーケーション自治体協議会(WAJ)は1月17日、関係省庁予算説明会をオンラインで開催。その中で、ワーケーション領域の先駆者によるクロストークセッションがおこなわれ、日本型ワーケーションの普及・定着に向けた意見交換がなされた。
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