
日: 2022年2月16日
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【見るべきデータは4つ】アクセス解析をサイト改善につなげる手法
こんにちは、Webライターのよどはらです。突然ですが、Webサイトの改善はおこなっていますか?
Webサイトの改善活動は非常に重要です。サイトの改善によって、アクセス数が増加して認知度が向上したり、問い合わせや売上のアップにつながったりするからです。
サイト改善を成果につなげていくにはアクセス解析が必須。今回は、アクセス解析で見るべきデータや、それによって改善する内容について解説します。
アクセス解析のツール
アクセス解析には、「Googleアナリティクス」という無料のアクセス解析ツールを使用します。Webサイトから、資料請求や申し込みなどを促したい方にとっては不可欠のツールであり、多くのサイトが導入しています。
Googleアナリティクスで主に分析できるのは以下の通り。
- ユーザー(サイトを閲覧したのはどんな人か、どれくらいの人に見られているか)
- 集客(どういう経路でサイトを訪れたか)
- 行動(ユーザーはサイト内のどのページを見たか)
- コンバージョン(資料請求や申し込みなどの目標を達成できたか)
アクセス解析において見る4つのデータ
ここでは、Googleアナリティクスにより得られたデータのうち、何を見るべきか解説します。見るべきデータは以下の4つです。
- ページ別訪問数
- 離脱率・直帰率
- コンバージョン率
- チャネル
ページ別訪問数
ページ別訪問数は、ページごとのアクセス数を表しています。ページ別訪問数をチェックして「どのようなページがユーザーを集めているのか?」を把握するのは、サイト改善にとって重要です。
離脱率・直帰率
離脱率は、画面を閉じるなどしてサイトから離脱したユーザーが、どれくらいいるかを示すデータのことです。一方で直帰率は、最初に訪れたそのページを見るだけで離脱したユーザーが、どれくらいいるかを示すデータになります。
ユーザーがどのページで離脱したかの指標は、サイトを改善する上で大きなヒントになるでしょう。たとえば、資料請求や申し込みをおこなう前のページでこれらの数値が大きければ、改善が必要だと分かります。
コンバージョン率
コンバージョン率は、サイトの目標(訪問者からの資料請求や申し込み)をどれくらいのユーザーが達成したかを示すデータです。このデータを見ることでサイトの成果を把握できます。
チャネル
チャネルを見れば、ユーザーがどのような経路でWebサイトを訪れたかが分かります。たとえば、「GoogleやYahoo!などの検索エンジンから訪れたのか」または「TwitterやFacebookのようなSNSから訪れたのか」といったことを把握できます。
リンク元が分かれば、どのように集客していくかを考えるのに役立つでしょう。
解析データによって改善する内容
ここでは、前述した4つのデータによる改善内容を解説します。
ページ別訪問数で改善する内容
ページ別訪問数を調べれば、どのページがアクセス数の増加に貢献しているかが分かります。アクセス数の多いページが分かれば、そのページを重点的に改善していくことで、効率的に成果を上げていけるでしょう。
たとえば、「人気の高いページにコンバージョンにつながるリンクを貼る」といった手法が考えられます。
リンクを貼る場所については、以下の記事の「見出し3.CTAの設置場所」をご覧ください。
コンバージョン率を劇的に向上させる(かもしれない)CTAとは?
離脱率・直帰率で改善する内容
離脱率や直帰率が高いのであれば、ユーザーが求めるコンテンツになっていないことが考えられます。
たとえば、あるリンク元からのユーザーが、最初のページを見ただけで離脱してしまう傾向があるとします。その場合、最初のページはユーザーが求める内容ではないと判断できるので、ユーザーのニーズを検討し直してコンテンツを修正すればいいわけです。
また、ユーザーにとって使いにくいサイト構成になっていることも考えられます。その場合は、他のページへのリンクを分かりやすくしたり表示速度を改善したりすることで、離脱率や直帰率を抑えられるでしょう。
なお、表示速度の改善手法に関しては、以下の記事をご覧いただければと思います。
Webサイトのページ表示速度の高速化を実現(ビフォー・アフター事例付き)
コンバージョン率で改善する内容
訪問数が多いのにコンバージョン率が低いページがあれば、ユーザーに対しうまく行動を促せていないことが考えられます。その場合は、キャッチコピーや問い合わせフォームを見直してみましょう。
問い合わせフォームの改善手法に関しては、以下の記事をご覧ください。
またコンバージョン率の高いページがあれば、そのページへのリンクを増やすことで成果の拡大につながるでしょう。
チャネルで改善する内容
チャネルからユーザーの流入経路を調べることも、サイト改善の参考になります。たとえばSEO対策が必要かどうか、広告に改善が必要かどうかは、検索エンジンや広告からの訪問数を調べれば判断できます。
特に、検索エンジンからの訪問数が少ないのにコンバージョン率が高いページがあれば、優先して改善したほうがいいでしょう。SEO対策に力を入れることで、さらなるコンバージョン数のアップにつながるためです。
具体的なSEO対策について知りたい方は、以下の記事の「見出し2.SEO対策」をご覧ください。
Webマーケティング手法まとめ(BtoB製造業・メーカー向け)
まとめ
サイト改善のために見るべき解析データは、「ページ別訪問数」「離脱率・直帰率」「コンバージョン率」「チャネル」の4つです。各データから改善策を考えていけば、効率よく成果につなげていけます。今回紹介した内容が、ご参考になれば幸いです。
【ライタープロフィール】
プロフィール名:よどはら
職業:Webライター
執筆テーマ:製造業関係、機械設計など
【経歴】
工学部の機械系学科を卒業後、機械設計エンジニアとして鉄鋼メーカーや機械要素メーカーの設計業務に従事。
現在は専業のWebライターとして、製造業系の記事を主に執筆。
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