「Webexの“三の矢”はCX」─シスコ、オムニチャネルコンタクトセンター「Webex Contact Center」を国内提供 | IT Leaders

シスコシステムズは2022年9月28日、クラウド型コンタクトセンター基盤「Webex Contact Center」を同年中に国内で提供開始すると発表した。これまでのWebexポートフォリオは、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進、従業員体験(EX)向上を包含するが、オムニチャネルコンタクトセンターを標榜するWebex Contact Centerの投入で、顧客体験(CX)向上の支援にも取り組む。

NEC、「データドリブンサイバーセキュリティ事業」を立ち上げ、運用データ分析で経営判断を支援 | IT Leaders

NECは2022年10月3日、サイバーセキュリティに関する経営判断やプロセス改革を支援する「データドリブンサイバーセキュリティ事業」を立ち上げると発表した。セキュリティの対策状況をダッシュボードで可視化するサービスなどを提供する。これにあわせ、新たに「サイバーセキュリティデータサイエンティスト」の役割を定義した。セキュリティ専門人材500人で構成するグループ横断のセキュリティCoEも設置する。

テラスカイ、グループウェア新版「mitoco V18.0」、カレンダーやワークフローの機能を追加・改善 | IT Leaders

テラスカイは2022年9月30日、Salesforce連携グループウェア「mitoco(ミトコ)」を新版(V18.0)にバージョンアップした。新版では、カレンダーやワークフローの機能を追加・改善している。カレンダーでは、予定の作成時や編集時に招待先ユーザーへの通知のオン/オフを切り替えられるようにした。ワークフローでは、承認プロセスを設定する際に回覧者の初期値を設定できるようにした。

日立、疑似量子コンピュータ「CMOSアニーリング」のクラウドサービスを提供 | IT Leaders

日立製作所は2022年10月3日、「CMOSアニーリング クラウドサービス」を提供開始した。組み合わせ最適化問題を高速に解く同社の「CMOSアニーリング」を月額制のクラウドサービスとして提供する。CMOSアニーリングのシステム基盤をSaaS型で提供するとともに、アプリケーションまで一括で提供する。これにより、各種の業種・業態の実業務で迅速に利用を始められるようにする。これまでもデータを渡すことでCMOSアニーリングの計算結果を返すSaaSは提供していたが、今回新たに、CMOSアニーリングの実行環境をSaaS型で提供した。価格は、個別見積もり。

英語SEO対策の基礎(英語キーワード選定方法・注意点)

テクノポートの稲垣です。現在「海外Webマーケティング事業」の責任者を務めています。

この記事では、英語でSEO対策を行う際の「キーワード選定の方法」を解説します。

全体像

基本的に、キーワード選定の流れは日本語も英語も同じです。ただ、海外SEO対策を行う場合、国内の日本語SEO対策とは異なる点が出てきます。

今回は、海外SEO対策を行う上で必要な作業の部分を中心に、4つのステップに分けて、キーワード選定の方法を解説します。

英語キーワード選定の進め方

STEP 1 目的を整理する

まず、SEO対策を行う目的を整理しましょう。ここで言う「目的」とは、SEO対策を行うこと自体の目的(=Webサイトへの集客)ではなく「マーケティング施策全体の中でのSEO対策が担う役割を整理する」というイメージです。

ここで設定した目的、およびSEO対策が担う役割が後々のキーワード選定の方向性を決定するため、重要な作業になります。SEO対策が担う役割を決める際は、以下の質問に答える形で設定するとよいと思います。

  • What:どんな製品・サービスを
  • Where:どの地域の
  • Who:どの顧客に
  • What Goal:どうしたいのか(拡販 or 認知拡大)

数あるマーケティング施策の中で、SEO対策という手法が選べている時点で「Why:なぜSEO対策か?」「How:どのような手法を選ぶか?」に対する疑問は整理されているため、ここでは上記の項目のみを明確にします。

例えば、以下のようなイメージです。

  • What:三次元測定機
  • Where:北米
  • Who:複雑形状の部品の検査を行う技術者
  • What Goal:製品の拡販

STEP 2 検索ユーザーの興味・関心を洗い出す

次に、キーワードを抜け漏れなく洗い出すための「切り口」を決定します。

ポイントは「抜け漏れなく」という部分です。キーワードを洗い出す際は、思いつくキーワードを片っ端からメモする、という方法もあります。この方法は手軽に始めることができる上に、それなりにキーワードが洗い出せるため悪くない方法だと言えます。ただ、本当に抜け漏れなくキーワードを洗い出せたのか、確認することができません。

そのため、キーワードを洗い出す際は、フレームワークを使うことをおすすめします。「フレームワーク」というのは、キーワードを洗い出す際に使用する「型」のようなものです。この「型」を使用することで、洗い出したキーワードに抜け漏れがないか、確認することができます。

ここでは例として、「ユーザーが製品を購入するに至るまでの流れ」という切り口からキーワードを洗い出します。例えば、部品の検査に用いられる「三次元測定機」と呼ばれる自動検査装置の導入を考えているユーザーの場合、以下の1〜3の購買の流れをたどることが予想されます。

No. 段階 興味・関心の例
1 技術課題の解決方法調査 ・複雑な形状の部品を高精度に自動で測れる機械はないのか?
・真円度を精度良く自動測定できる機械はないのか?
2 技術課題を解決できる製品の調査 ・三次元測定機はどのような機械?
・導入においてどんなメリット、デメリットがあるのか?
3 製品の比較検討 ・三次元測定機を扱っているメーカーは?
・それぞれの製品の特徴・違いは?

このように、検索ユーザーが抱える課題、興味・関心をフレームワークを使って洗い出します。

「製品」に関わるキーワードを洗い出す際のフレームワークは、以下の記事で詳しく解説されています。

「技術」に関わるキーワードを洗い出す際のフレームワークは、以下の記事で詳しく解説されています。

STEP 3 キーワードを洗い出す

次に、先のステップで洗い出したユーザーの興味・関心をもとに、彼らが検索時に使用するであろう検索キーワードを洗い出します。先と同じ例を使うと、以下のようになります。(「三次元測定機」は英語で”CMM(=Coordinate Measuring Machines)”と呼ばれます)

No. 興味・関心の例 検索キーワード
1 ・複雑な形状の部品を高精度に自動で測れる機械はないのか?
・真円度を精度良く自動測定できる機械はないのか?
・measure of shape, high precision measurement
・measure circularity
2 ・三次元測定機はどのような機械?
・導入においてどんなメリット、デメリットがあるのか?
・what is cmm
・advantages of cmm
3 ・三次元測定機を扱っているメーカーは?
・それぞれの製品の特徴・違いは?
・cmm manufacturers
・types of cmm, cmm price

この時「月平均検索ボリューム(当該のキーワードが月平均検索されている回数)」の大きさもメモしておきましょう。

月平均検索ボリュームは、以下の記事で紹介しているツールを使用することで、対象の地域を絞り込んだ結果も表示できます。

そのため、対象の地域が明確な場合は、その地域における英語キーワードの月平均検索ボリュームを調べましょう。

英語ならではの注意点

英語キーワードの洗い出しでは「海外で実際にどのようなキーワードが使用されているのか」を探し当てることが重要です。すなわち、日本語キーワードをそのまま英語訳したキーワードが、海外で一般的に用いられている表現だとは限らない、ということです。

そのため、英語キーワードの洗い出し作業を行う際は、日本語キーワードよりも「類語、言い換え、関連語、別の呼び方」を入念に調べる必要があります。

例えば、先の例で挙げた「三次元測定機」の英語圏での一般的な名称を調査する場合を考えます。私の場合、まずシンプルに「三次元測定機」の訳になりそうな英語を考えます。三次元=3d、測定機=measuring machines、なので「3d measuring machines」というキーワードが思いつきます。この段階では、機械翻訳を使用しても構いません。

次に、思いついた(or 機械翻訳した)キーワードを、キーワード調査ツール(例:Googleキーワードプランナー)に入力し、月平均検索ボリュームを調べます。この際、地域設定は指定なしで構いません。結果が出てきたら、キーワードと検索ボリュームをメモします。

次にメモをしたキーワードに、別の表現がないかを調査します。私の場合、まず自分で思いついたキーワードをアメリカのGoogleで検索します。(アメリカのGoogleはこちらのサイトからアクセスできます)

その際、検索キーワードが大きく間違っていなければ、イメージに近いサイトが複数見つかると思います。(実際の検索結果が以下になります)

検索結果を眺めてみると、どうやら”CMM(=Coordinate Measuring Machines)”という名称が一般的に使用されていそうだ、ということがわかります。試しに、1位のサイトを「Ubersuggest」というキーワード調査ツールを使って調査します。このツールを使うことで、当該のサイト(ページ)が上位にランクインしているキーワード一覧を調査することができます。

結果がこちらです。(アメリカの検索順位、検索ボリュームを検索ボリュームが多い順に表示、簡略化のため上位20位までを表示)

No キーワード 検索ボリューム 検索順位
1 cmm 27,100 2
2 cmm machine 3,600 1
3 coordinate measuring machine 1,000 2
4 cmm measurement 480 2
5 cmm m 480 15
6 cmm inspection 480 21
7 what is cmm 390 15
8 mitutoyo cmm 320 1
9 what is a cmm 260 68
10 measuring machine 210 1
11 portable cmm 210 53
12 what is a cmm machine 170 8
13 cmm measuring machine 110 1
14 cmm coordinate measuring machine 110 3
15 cmm for sale 110 20
16 cmm machine price 110 16
17 cmm manufacturers 110 21
18 portable cmm machines 110 24
19 cmm industries 110 56
20 cmm tool 90 1

この表を見ると「三次元測定機」は、”Coordinate Measuring Machines”(月平均検索ボリューム:1,000)というキーワードが、”3D Measuring Machines”(月平均検索ボリューム:20)よりも一般的に使用されているキーワードである、ということが定量的にわかります。この例は、検索ボリュームも大きくかなりわかりやすいですが、検索ボリュームが小さいニッチな製品に関しても、同様の手順が使えます。

英語は、日本語に比べて話者が多く、同じラテン語起源の言語(例:フランス語、スペイン語、イタリア語)由来の類語もたくさん存在するため、一般的に特定の製品の呼び方は日本語のそれよりも多くあります。また地域(例:アメリカとイギリス)によって呼び方が異なるキーワードも存在するため、上記のような調査作業が重要です。

STEP 4 キーワードを選定する

最後に、洗い出したキーワードからSEO対策を行うキーワードを選定します。

選定は以下の流れで行います。

  1. 「選定基準」を設ける
  2. キーワードを絞り込む

順に解説します。

1.「選定基準」を設ける

まず洗い出したキーワードを選ぶための選定基準を設定します。ここで、STEP1で策定したSEO対策の目的を使用します。

例えば、三次元測定機の例を使用すると、以下のような選定基準が考えられます。

  1. 対象の地域(北米)の検索ボリュームは十分存在するか?(需要はあるか?)
  2. 部品の検査を行う技術者が使うキーワードか?(ターゲットは的確か?、BtoC向けの検索結果ばかり表示されないか?)
  3. 製品の導入に関心のあるユーザーが使うキーワードか?(SEO対策の目的とユーザーの興味・関心は関連性が高いか?)

2. キーワードを絞り込む

最後に、選定基準をもとに洗い出したキーワードを絞り込みます。

上記の例の場合、まず1の選定基準でキーワードを絞り込みます。例えば、対象地域からの検索ボリュームの合計が50以上、というイメージです。この選定基準は、明確かつ絞り込みが容易であるため、最初に行います。

次に、2と3の選定基準でさらにキーワードを絞り込みます。この工程は、最も手間がかかる上に明確な選定基準がないため、選定作業に経験とセンスが求められます。

以上がキーワード選定の流れです。この後、SEO対策の方向性を決めて実際にページの作成に移ります。詳細は別記事で解説予定です。

まとめ

英語SEO対策における、キーワード選定の流れを解説しました。国内のSEO対策時との大きな違いは、ターゲット地域を定める必要があること、海外で実際に使われている表現を調べる必要があることだと思います。

今後の記事でも、海外SEO対策に役立つ情報を発信する予定です。海外SEO対策を任せられる業者をお探しでしたら、お気軽にテクノポート株式会社にお声がけいただければ嬉しく思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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