ソースコードを自動生成するローコード開発ツール「Jitera」、ベータ版を提供開始 | IT Leaders

Jitera(東京都渋谷区)は2022年11月30日、ローコード開発ツール「Jitera」のベータ版を提供開始した。Ruby on RailsやJavaScript(Node.js、React)によるWebアプリケーションのソースコードを、GUIベースのエディタを使って自動で生成する。フロントエンドからバックエンドまで幅広い要素の開発に対応する。数十件のプロジェクトに対して行った実証実験では、平均で60~70%、最大で90%の開発を自動化したとしている。正式版の提供時期は未定。

NTTデータ、自動巡回ロボットでデータセンターの設備点検業務を約50%削減 | IT Leaders

NTTデータは2022年11月30日、データセンターの設備点検業務をロボットによって約50%削減できることを確認したと発表した。同社の「NTT品川TWINS DATA棟」(以下、品川データセンター)で、ロボットによる設備点検業務の遠隔化/自動化に取り組んだ。2023年4月以降、全国15箇所のデータセンター拠点にロボットを順次配置する。

健康相談からオンライン診療までワンストップで–ソフトバンク子会社、個人向けに「HELPO」アプリ

ソフトバンクの子会社であるヘルスケアテクノロジーズは11月29日、チャットによる健康医療相談やオンライン診療の予約や受診、病院検索、一般用医薬品などの購入にワンストップで対応したヘルスケアアプリサービス「HELPO」を、12月1日から個人向けに提供を開始すると発表した。
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NTTデータ・ビズインテグラル、クラウドERP「Biz∫Optima」をサブスクリプション型で提供 | IT Leaders

NTTデータ・ビズインテグラルは2022年11月30日、クラウド型ERP(統合基幹業務システム)ソフトウエア「Biz∫Optima(ビズインテグラル オプティマ」を発表した。2023年3月から販売する。ERPソフトウエア「Biz∫」をユーザー専有型のパブリッククラウド上で提供するサービスである。サブスクリプションモデルで提供する。

技術記事の書き方(製造業・工学向け)

こんにちはテクノポートの卜部です。

今回は技術記事の書き方をご紹介します。書き方の流れから、型、事例も記載していますので、技術記事を書かれる方の参考になれば幸いです。

技術記事とは

技術記事とは、製品やシステムに関する情報を記載した記事で、「記事」ということから特定のメディアに公開されることが前提となっています。主にITと工学の2種類があり、その他にも業界ごとに細分化され存在します。

今回説明する技術記事は、製造業や工学系のWebサイト(コーポレートサイトや情報メディア)に掲載される記事に限定します。

具体的には、製造業系のコーポレートサイトのサービス紹介やコラム系のコンテンツ、製造業系の会社が運営するオウンドメディアとしての情報メディアを想定しています。

なぜ技術記事は書くのが難しいのか

「技術記事を書こうとしたとき、どうしてもその手が止まってしまう……その理由は主に次の5つに大別されます。その理由に対する解決策も併記します。

1.そもそも何を書くべきかがわからない

解決策

  • キーワード検索数調査ツールなどを用い、第三者が興味のある分野を把握し、それに関連付けた記事を執筆する。

2.ネタがすぐつきてしまう(技術コラムなどを量産していく場合)

解決策

  • キーワード検索数調査ツールなどを用い、関連キーワードを洗い順々に執筆する。
  • 質問サイトなどで課題を調査する。

3.専門的(ニッチ)すぎて第三者に伝わるか不安

解決策

  • 専門用語は随時解説、もしくは説明ページのリンクを貼る
  • その分野にあまり詳しくない第三者にテスト的に読んでもらい理解の難易度を確認する

4.一般的にその技術は付属的に使用されているが、自分の専門分野の上位概念や周辺概念は専門外で説明できない

解決策

  • 分業を行い、1記事を複数人で仕上げる

5.ファクトチェックが厳しく、曖昧な領域に対して言及しづらい状況がある

解決策

  • 検証済みの情報はソースを貼り付ける
  • 検証済みではない情報はその旨を明記し、断言を避ける。

技術記事の書き方

順を追って技術記事の書き方を説明します。

テーマやタイトル、構成をSEOの観点から組むことにより、書いて終わりではなく、書いてしっかり読まれる記事を目指すことが重要です。

ターゲット(読み手)の設定

この技術記事を読む人は誰か、もしくはあなたの会社のターゲットは誰か、どんな業界かを考えます。開発、設計、製造、購買、経営者層、どの部署担当に情報を届けたいかを決めましょう。ターゲットにより知りたい情報は異なり、例えば担当部署に分けると以下になります。

  • 開発:量産可能性、構造強度検証、素材選定、試作など
  • 設計:寸法、安全・性能確保、仕様書作成、デザインレビューなど
  • 製造:組立手順、使用工具、検査など
  • 購買:価格、納期など
  • 経営者層:投資対効果など

それぞれに合った情報を重点的に記載することが望ましいです。

<参考記事>
製造業でWebマーケティングを成功させる秘訣|ターゲットはここを見ている
https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/26346

 

キーワード調査とテーマの選定

執筆のテーマを決めるためには、キーワード調査を行いましょう。自分もしくは自社が書きたい領域を書いても、そもそもニーズがあるかがわかりません。ニーズがなければ読まれません。

キーワード調査の手順は、大まかには以下の手順になります。

  1. 自社技術に関連するキーワードを選定する
  2. そのキーワードの検索ボリュームを調べる
  3. 検索ボリュームの多いものをテーマにする

使用できるツールや詳細は以下の記事に記載がありますので、ご覧ください。

<参考記事>
【概要から応用】SEOのキーワード選定方法(リスト例、コツ、ツールの解説)
https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/28637

 

構成の作成

テーマが決まったら構成の作成です。構成とは、例えばこの記事を書くときに作成した構成は以下です。

記事 構成例

見出しと内容を記した簡易的なものですが、これを決めるためにはキーワード調査からどのようなキーワードがよく検索されているかということと、競合記事の内容を調査して決めることになります。つまり、ユーザーニーズと現在Googleが評価している競合の上位記事の2方向から構成を考えていきます。

競合調査と構成作成の詳細は以下をご覧ください。

<参考記事>
【まるわかり】SEOに役立つ競合調査の方法 (テンプレ、ツール)
https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/29501

 

執筆と技術記事の型

構成が決まったら執筆に入ります。執筆の際には、特に以下に注意して進めていきます。

  • 正確な情報伝達が必要なので、書籍や論文などを自身で確認し自己校閲する
  • データはソースを明示する
  • 第三者に内容をチェックしてもらう(内容が正しいか&ロジックが正しいか)

執筆の型は主に次の6つがありますので、参考にしていただき内容を詰めていきます。

①図鑑型

図鑑のように類似技術を並べた上で、自社技術のPRを行う手法です。

②問題解決型

課題解決型は、ピンポイントの課題に対して、自社技術を提案するときに使います。

③論文型

論文型は、既存技術の技術力を伝えたいときに有効です。

④歴史型

歴史的観点から技術を理解してもらうための記事です。

⑤比較型

徹底的に比較し、技術の特徴を伝えます。

⑥上位互換型

上位互換型は、自社の旧製品と新製品との比較や競合と比較することで、どちらかを選択させるときに使います。

詳細は以下に記載がありますので、参考にしてみてください。

<参考記事>
技術コンテンツを作るための「型」を紹介
https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/25360
技術コンテンツを作るための「型」を紹介 パート2
https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/25634

 

技術記事の事例

コーポレートサイトで多くの技術記事を執筆し、公開している企業を5社紹介します。どのような構成やタイトルで執筆しているか参考にしてみてください。

1.ASTINA
https://www.astina.co/media/
産業用IoT製品の設計開発を行う会社です。IoT・ロボット・AI技術を中心に役に立つ知識や業界の話を綴っています。

2.ファブエース
https://www.fabace.co.jp/category/column-2/
板金加工機の商社・メーカーです。金属加工の情報発信をしています。

3.NISSHA
https://connect.nissha.com/filmdevice/filmdevice_column/
印刷会社です。フィルムデバイスの基礎から応用までの情報を発信しています。

4.松定プレシジョン株式会社
https://www.matsusada.co.jp/column/
電源装置メーカーです。コーポレートサイトの技術コラムでは、多くの技術記事を公開しています。

5.構造計画研究所
https://www.sbd.jp/column/
構造設計コンサルティング会社です。シミュレーションに関する基礎知識や、製品の技術的なノウハウを公開しています。

まとめ

今回は技術記事の書き方をご紹介しました。技術記事は専門性の高さゆえに、いざ執筆をしようとすると多くの課題があります。その課題も上記の手順や事例を参考にし、うまく乗り越えていきましょう。

ライター募集

現在テクノポートでは製造業や工学系のコンテンツ執筆をご協力いただけるライターを募集しています。ご興味のある方は以下より応募ください。

ライター登録

簡単なご経歴や実績を入力いただき、適した案件がございましたら弊社よりお声掛けさせて頂きます。
https://writing.techport.co.jp/recruitment/

技術ライティングサロン

Facebookのグループ機能を使ったオンラインサロンです。単発の案件応募などを投稿しております。
https://writing.techport.co.jp/recruitment/salon/

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メソドロジックは2022年11月29日、リバースETLサービス「Hightouch」(開発元:米Hightouch)を販売すると発表した。データウェアハウス(DWH)のデータをSaaS型の業務アプリケーションに同期するクラウドサービスである。リバースETLとは、DWHに処理後のデータを集める通常のETLとは逆に、DWHで分析をした結果を再び業務アプリケーションに同期する仕組みを指す。

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