竹中工務店(本店:大阪府大阪市)は2023年3月9日、デジタルツインによる空調制御システムを開発し、名古屋市国際展示場 新第1展示館で稼働開始したと発表した。実空間のリアルタイム計測データを基に、デジタルツインで構成した仮想空間のシミュレーションによって空間の温度や風速などを推定し、空調制御を行う。きめ細かな制御が可能になるとともに、通常の方式と比較して30~70%程度の空調消費エネルギーの削減が可能としている。
CNET Japanで1週間(2023年3月2~8日)に掲載された記事の中から、特に人気を集めた上位5本の記事をご紹介する。どんな記事が読者の関心を集めたのだろうか。
クックパッドは3月9日、Amazon Alexa向けに提供しているスキル「クックパッド」に対し、「レシピ要約」機能を追加したと発表した。
日鉄興和不動産は、新築分譲マンション「LIVIO」全物件の案内、入居後サポート等を行う常設マンションサロン「LIVIO Life Design! SALON」を、3月10日にグランドオープンする。
一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)は、「DATA-EX」の名の下、国内において産業分野を超えたデータ流通基盤の構築に取り組んでいる。欧州の同様の取り組みであるIDSAやGAIA-Xなどとも提携している。2023年3月9日、JDMC主催の「データマネジメント2023」のセッションに登壇した、DSA会長で東京大学大学院情報学環教授の越塚登氏が、データ流通基盤が求められる背景とDATA-EXの取り組みを解説した。
IDCは、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセット市場に関する調査結果を発表した。2022年における世界全体の出荷台数は880万台で、前年に比べ20.9%も少なくなったという。
日産自動車と日産東京販売は、自動車の選定から購入契約までの手続きを済ませられるメタバース店舗「NISSAN HYPE LAB」について、実験的な運用を開始した。
NTTデータ先端技術は、AIサービスの開発などを手がけている。2023年3月9日、JDMC主催の「データマネジメント2023」の基調講演に登壇した同社ソフトウェアソリューション事業本部デジタルソリューション事業部AIソリューション担当Principal Scientistの城塚音也氏は、対話AIなどに使われる大規模言語モデルの動向と、これらを仕事や社会で活用していくうえで解決しなければならない課題、および解決方法を解説した。
Ringがバッテリー式ビデオドアベルシリーズの最新製品「Battery Doorbell Plus」を発表した。来訪者の「頭からつま先まで」を捉える広視野やビデオ解像度向上など、有線タイプに近い高性能を実現している。
米連邦取引委員会(FTC)がTwitterに対し、イーロン・マスクCEOに関連した社内のやり取りや最近の人員削減に関する情報の提出を求めていると報じられている。
一般社団法人 ロボットフレンドリー施設推進機構は、ロボットの社会実装に向けた官民連携の取り組みを「ロボフレ施設管理成果報告会」として発表した。最新のロボット活用とロボットフレンドリーな環境構築の現状などをレポートした。
Metaが「Facebook」アプリ内で「Messenger」のメッセージを閲覧できるようにするべく取り組んでいることが明らかになった。
YouTubeは広告掲載に適したコンテンツに関するポリシーを更新し、2022年11月に厳格化していた規制を緩和した。
メルカリは3月9日、子会社のメルコインを通じて、「メルカリ」アプリ内でビットコインを売買できるサービスの提供を開始した。申込みは最短30秒で完了するといい、売上金やメルペイ残高、ポイントを使って1円単位でビットコインを購入できる。
グーグルは米国時間3月8日、「Android 14」開発者プレビュー版第2弾をリリースした。
アマゾンは、レジなしコンビニエンスストア「Amazon Go」の8店舗を閉店する。
Spotifyのホーム画面が刷新される。新しいコンテンツが見つけやすいように、音楽、ポッドキャスト、オーディオブックのビデオやオーディオがプレビューできるようになる。
バイデン米大統領が米連邦通信委員会(FCC)の委員として指名したギジ・ソーン氏が、指名を辞退した。1年以上にわたって、同氏の承認をめぐる議論と、同氏による規制が見込まれるブロードバンド業界からの攻撃が続いていた。
AI文字起こしおよび議事録サービス「Rimo Voice」を提供するRimoは3月9日、OpenAIの「ChatGPT」を活用した要約機能のベータ版を公開した。
旭有機材(本社:宮崎県延岡市、東京都台東区)は、手書きの研究開発文書をAI-OCRを用いてデジタル化した。2022年秋に約1万枚の手書きの文書を透明テキスト付きPDFに変換し、現在は全文検索に取り組んでいる。AI-OCRツールに、TISの「ドキュメントAI-OCRサービス」を採用した。
グーグルの年次開発者会議「Google I/O 2023」が、米国時間5月10日に対面式で開催されることになった。
日立情報通信エンジニアリングは2023年3月8日、「セキュアインターネット接続ソリューション」のサービス内容を拡充し、販売を開始した。ゼットスケーラー(Zscaler)の製品を用いて、ゼロトラストに基づくネットワークアクセスを実現するクラウド型Webプロキシとリモートアクセスを提供する。
Web3の本質的な特徴である非中央集権化は、不動産業界においては現時点では幻想だ。少なくとも向こう10年、国内の不動産業界ではWeb3によって複雑で面倒な不動産取引プロセスの仕組みや構造が非中央集権的なものへと大きく変わる事はないだろう。
5Gが主流のモバイル技術になるのは2029年からと予測されているが、エンタープライズへの普及には、必要な投資を正当化する有力なユースケースとエコシステム全体での協力が必要だ。
5Gが主流のモバイル技術になるのは2029年からと予測されているが、エンタープライズへの普及には、必要な投資を正当化する有力なユースケースとエコシステム全体での協力が必要だ。
情報セキュリティは昔も今も、企業にとって最重要課題の1つである。日本より頻繁なサイバー攻撃にさらされているドイツ企業にとってその重要度はきわめて高い。しかし、2023年2月9日にドイツのセキュリティ製品ベンダー、G DATA CyberDefenseとセキュリティ調査会社のStatistaが発表した調査レポート「数字で見るサイバーセキュリティ」によると、ドイツ企業の従業員の3分の1は情報セキュリティに関する知識や経験が低い、あるいはかなり低いと自覚しており、対策は必ずしも万全ではないようだ。本稿では同調査書の概要を紹介する。