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BtoBマーケティングにおけるホワイトペーパーを徹底解説
こんにちは。テクノポートの卜部です。ホワイトペーパーとは、特定の分野における最新情報や問題解決に興味のある見込み客に情報を提供するための文書です。多くの企業がリードの獲得や商談につながる施策として取り入れているので、具体的な効果や活用方法が気になっている方は多いでしょう。
そこで本記事では、BtoBマーケティングでホワイトペーパーが必要とされる理由や具体的な活用方法を解説します。ぜひこの記事を参考に、ホワイトペーパーの有効性を知り、マーケティング活動に活かしていきましょう。
BtoBマーケティングにおけるホワイトペーパーとは
BtoBマーケティングでは、企業のプロジェクトマネージャーや担当者をターゲットにホワイトペーパーを作成します。Webサイトにフォームを設置し、顧客の会社名や連絡先などの情報と引き換えに資料をダウンロードしてもらいます。
ホワイトペーパーの主な目的は、自社の認知拡大と信頼の構築です。まだ商品やサービスに興味を持っていなくても、将来的に成約につながる顧客との接点を作り出すために活用します。
BtoBビジネスは情報収集から成約までの期間が長く、導入の1〜2年前から検討を始めることも珍しくありません。「とりあえず情報収集」というステージの顧客が多いため、ホワイトペーパーによる潜在顧客の獲得が重要視されているのです。
ホワイトペーパーとサービス紹介資料の違い
BtoBの営業活動でよく使われているサービス紹介資料は、自社の商品やサービスを起点に作られています。資料請求をきっかけに商談になるケースもありますが、強い購買意欲は持っていない傾向です。
一方でホワイトペーパーは、顧客起点で作成する資料です。役に立つ情報やノウハウを提供することで、課題解決のパートナーとして認識してもらえます。そのため顧客からの信頼を得やすいのです。商談に進んだ顧客とは深い話ができるため、購買につながりやすいというメリットがあります。
BtoBにおけるホワイトペーパーの役割
BtoBマーケティングにおいてホワイトペーパーには非常に重要な役割があります。そこで、具体的な理由を詳しく解説していきます。
リードの獲得
ホワイトペーパーは、特定のジャンルで悩みを抱えている潜在顧客と自社の接点を作るきっかけになります。
今はネットで何でも調べられるので、0から問い合わせをするよりも自ら判断材料を集める顧客が多くなっています。つまり、自社の課題を解決する方法を理解した上で、商品やサービスを比較して候補を絞り込み、商談を申し込んできます。
そのため、情報収集の段階で有益な情報を提供できるホワイトペーパーが必要とされているのです。
リードの育成
ホワイトペーパーからダイレクトに商品購入やサービスへの申し込みが成約することはほとんどありません。その代わり、手に入れた顧客情報をマーケティングに活用します。メルマガやお役立ち情報を定期的に送ることで、長期の関係を築いていくのです。
そうすることで潜在顧客のニーズを醸成し、将来的な顧客を育成していきます。その過程でもホワイトペーパーを紹介して必要な情報を提供し続けていきます。
接点のある顧客への営業
保有している顧客リストにホワイトペーパーを紹介して、ユーザーニーズや検討状況を探ることも可能です。
BtoBビジネスでは検討が長期化するケースが多く、コミュニケーションが途切れてしまうことで、顧客情報が眠ってしまっているケースが多く見受けられます。
そこで、ホワイトペーパーとメールマーケティングを活用して、顧客ニーズの掘り起こしをするのです。相手の状況が分かれば、最適な情報を届けられます。結果として顧客満足度が向上し、商談や成約につながるのです。
商品やサービスの認知
顧客が最初から商品やサービスを探すケースはまれです。なぜなら、自社が抱える問題や解決すべき課題に対して何が必要なのかが分からず困っているからです。
ホワイトペーパーは顧客が求めている情報を提供するために作るものなので、課題を切り口にして、会社概要や商品・サービスを自然に認知してもらえます。
自社のことを知らない顧客にリーチできる分、宣伝できる範囲が広がります。
商談時の資料としての活用
顧客が悩むポイントをまとめているホワイトペーパーは、商談時の資料にも活用できます。どの顧客も共通の悩みを抱えているからです。
また、サービスの説明をしたときの疑問や不安にもすぐに回答できるので、商談をスムーズに進めていけます。
LTV(顧客生涯価値)の向上
ホワイトペーパーは、顧客との最初の接点になることが多く、第一印象を決定づける要因にもなります。クオリティーが高ければ第一印象が良くなり、その後に提供する情報への信頼度が増すのです。
ビジネスは継続性やリピート率が重要です。ホワイトペーパーを作り込むには時間を要しますが、その分の費用対効果は高いでしょう。
BtoBマーケティングにおけるホワイトペーパーの活用方法
ホワイトペーパーは情報やノウハウをまとめた資料に過ぎません。そこで、有効に活用するための方法を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
自社メディアにダウンロードフォームを設置する
自社メディアへのダウンロードフォームの設置は、ホワイトペーパーの活用において最もポピュラーなやり方です。自社のホームページやオウンドメディアにダウンロード専用ページを作り、会社名やメールアドレスなどをフォームに記入し送信してもらうことで、ダウンロードを許可します。
自社サイトであれば、常に上に表示されているグローバルメニューから1〜2クリックで表示できるようにダウンロードページを設置しましょう。一方、オウンドメディアの場合はSEO対策が必要です。記事をサーチエンジンで上位表示させることによってユーザーを集客し、自然な形でダウンロードページに誘導する必要があります。
このように、悩みを抱えるユーザーにホワイトペーパーのダウンロードを訴求して顧客リストを集めていきます。
メールにダウンロードリンクを設置する
ホワイトペーパーのダウンロードリンクをメールで直接届ける方法もあります。個人のメールフォルダに届くため、Webサイトの訪問客よりもクリックされやすいのが特長です。
メールの開封状況やホワイトペーパーをダウンロードしたかどうかで相手の興味・関心の強さを把握できます。メールであれば相手のステージに合った情報を届けられるので、顧客育成にも活用できます。
事前に顧客リストを収集しておく必要はありますが、リード獲得から商談までの過程で高い効果が見込めるでしょう。
ただし、メールの件名と内容にギャップがあると、相手を失望させてしまう原因になります。メールの内容に合った形で情報を届けていきましょう。
SNSで潜在顧客に情報を提供する
Webサイトに訪問してもらう方法と比較して、より多くの潜在顧客にリーチできる可能性を秘めているのがSNSです。有益な情報だと認識してもらえれば情報が拡散され、多くの人に自社のホワイトペーパーを認知してもらえます。
無料で利用できる点も大きなポイントです。広告やWebサイト制作と比較すると大幅にコストを抑えられるので、チャレンジするハードルが低い施策です。
ただし、投稿がタイムライン形式であり、常に発信し続ける必要がある点には注意が必要です。社内で運用チームを組み、定期的に投稿していきましょう。
まとめ
BtoBマーケティングにおいて、ホワイトペーパーは重要な存在です。潜在顧客の獲得につながるだけでなく、既存顧客の育成や眠っている顧客リストのニーズの掘り起こしなど、多方面で活用できるからです。
ただし、ホワイトペーパー単体だけでは有効なマーケティング施策にならない点には注意が必要です。オウンドメディアやSNS・メールと組み合わせて、顧客に情報を届けていきましょう。
なお、他社の成功事例を参考にしたい方には以下の記事がおすすめです。ぜひ参考にしてください。
ホワイトペーパーの事例20選まとめ 種類や作成のコツも紹介
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ターゲットを明確に絞ることで、確度の高い問合せを呼び込むことに成功【株式会社モリセ精工】
セラミック材質を中心とした精密加工業を行っている株式会社モリセ精工様のWebマーケティング事例をご紹介します。
会社情報
会社名 | 株式会社モリセ精工 |
担当者名 | 代表取締役 森瀬様 |
事業内容 | 精密部品加工 |
サイトURL | http://www.morise.co.jp/ |
導入サービス | Webサイト制作、Webコンサルティング |
出典:株式会社モリセ精工
抱えていた課題
新規顧客は増やしたいと考えていましたが、窓口を叩いての営業が苦手意識をお持ちでした。求められていない会社へ訪問しても、すでに依頼している外注先がいるわけで、結局価格勝負になってしまうからです。
秘匿性の高い部門がお客様なので、なおさらハードルは高いです。また、製品のようなありものを売る商売ではないため、プッシュでの営業は合わないとお考えでした。
実施施策
同社は、精密研磨、研削を得意とする精密部品加工業者です。ホームページを制作にあたり、加工技術、加工設備をPRすることももちろん重要ですが、ターゲットが「研究開発部門」と明確に決まっていたため、ターゲットが求めるものを軸にサイト企画することが重要と捉えました。
例えば、ファーストビューでは、加工内容や技術ではなく、だれがお客様かが伝わるキャッチコピーを作成。キーワード対策、サイト構成は「試作、テスト、試験片、難削材」など、研究開発者が抱える課題に合わせて制作しました。
「研磨加工」「切削加工」「5軸加工」など、保有する設備・技術からキーワードを設定し訴求することもできましたが、ターゲットがぼやけてしまうため、「自社のアピールポイント」よりも、「誰に届けるか」を優先して企画しました。
切削・研磨の領域であれば、より多くの会社がお客様になる可能性がありますが、競合も多く差別化が難しくなります。ターゲットを明確に絞り、それに合わせ、付加価値の高い複合的なサービス提供をしているのが同社の強みであり、ホームページでも打ち出すべきポイントでもありました。
導入効果
- 問い合わせ増
- 受注率アップ
- 狙ったターゲットからの受注獲得
全く来なかったホームページからの問い合わせが、リニューアル後は週2~3件ほどのペースで来ているそうです。受注率は3割程度と以前に比べ大幅に上がり、狙っていた秘匿性の高い大手研究開発部門からの問い合わせも来ており、リニューアルした手応えを強く感じていただいています。
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【地域別】海外のBtoB企業のランディングページ(LP)15選
テクノポートの稲垣です。現在「海外Webマーケティング事業」の責任者を務めています。
この記事では、世界3地域(ヨーロッパ、北米、アジア)の海外企業のランディングページの特徴を洗い出し、両者の違いを紹介します。
なお当記事におけるランディングページとは、広告出稿による集客を想定した縦に長い1ページから構成されるWebページを指します。
調査の観点
今回は主に以下の7つの観点からWebサイトの違いを調査します。
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | ランディングページで訴求している製品・サービスの種類 |
配色 | ランディングページの配色 |
テキストの量 | ランディングページ内に使用されている説明テキストの量 |
レイアウトの特徴 | ページレイアウトの特徴 |
縦の長さ(px) | ランディングページの縦方向の長さ(横幅は1,628pxで固定) |
CTAの種類 | CTA(Call To Action)の種類(例:問い合わせ、見積もり、カタログダウンロード) |
その他の特徴 | ランディングページのその他の目立った特徴 |
北米企業のランディングページ
Tourmaline(アメリカ)
出典:Landing page | Tourmaline Enterprises
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 産業用印刷機器の製造・販売 |
配色 | 白が基調、黄緑がアクセントカラー |
テキストの量 | かなり少ない(説明に必要最小限の量) |
レイアウトの特徴 | スペースにゆとりがあり余裕がある |
縦の長さ(px) | 4,973 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) |
その他の特徴 | ・Facebook Messangerによる自動チャット応答サービスあり |
CREAFORM(カナダ)
出典:HandyPROBE Next | Portable CMM
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 3次元測定用プローブ装置の製造・販売 |
配色 | 黒が基調、黄色がアクセントカラー |
テキストの量 | 少ない、見出しだけ読めば大枠が把握できる |
レイアウトの特徴 | 画像、動画、ロゴが使用されており直感的にわかりやすい |
縦の長さ(px) | 6,248 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(別ページに遷移) |
その他の特徴 | ・問い合わせフォームがステップ式の入力 |
AXTONNE
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | ウレタン樹脂の成形 |
配色 | 白が基調、水色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通、異なる大きさのテキストがバランスよく使用されている |
レイアウトの特徴 | 画像、動画、テキストの配置に無駄がなくバランスが良い |
縦の長さ(px) | 5,687 |
CTAの種類 | 見積もりを依頼する |
その他の特徴 | ・見積もりフォームの下に、主な納入先企業のロゴ、受賞歴を掲載(信頼性をアピール) ・チャットによる自動応答サービスあり |
PROTOLABS
出典:Injection Molding at Protolabs
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 射出成形の受託サービス |
配色 | 白と紺が基調、オレンジ色がアクセントカラー |
テキストの量 | 少ない、箇条書きが基本 |
レイアウトの特徴 | テキストが箇条書きで簡潔にまとめられておりわかりやすい |
縦の長さ(px) | 2,433 |
CTAの種類 | 見積もりを依頼する、特定の製品の見積もりを依頼する |
その他の特徴 | ・見積もり依頼フォームに主な納入企業のロゴを掲載(有名企業が中心) |
Fellowes
出典:Aeramax PRO – Cleaner air technology
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | オフィス向け空気清浄機の製造・販売 |
配色 | 白が基調、紺色がアクセントカラー |
テキストの量 | 少ない |
レイアウトの特徴 | 動画、画像が大胆に配置されており視覚的にわかりやすい |
縦の長さ(px) | 4,236 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) |
その他の特徴 | ・テキストに余分な装飾がなく読みやすい |
ヨーロッパ企業のランディングページ
SCHOTT(ドイツ)
出典:Finding the Perfect Solution | SCHOTT
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | ガラス素材を使った製品開発サービス |
配色 | 白が基調、紺・青色がアクセントカラー |
テキストの量 | かなり少ない |
レイアウトの特徴 | 動画、画像がページの中心に大胆に配置されている |
縦の長さ(px) | 6,561 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) |
その他の特徴 | ・ページ内の各リンクから本体サイトの詳細ページに遷移 |
BTC Chemical Distribution(ドイツ)
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 射出成形用添加物の製造・販売 |
配色 | 白が基調、緑色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像とテキストがバランスよく大胆に配置されている |
縦の長さ(px) | 3,339 |
CTAの種類 | 担当者にメールを送信 |
その他の特徴 | ・問い合わせフォームの代わりに担当者にメールが届く(担当者の名前にリンクが設置されている) |
micrometal(ドイツ)
出典:High Volume Photo Chemical Etching – micrometal
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | エッチング加工の受託サービス |
配色 | 白が基調、緑色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像とテキストがバランスよく大胆に配置されている |
縦の長さ(px) | 1,628 |
CTAの種類 | なし |
その他の特徴 | ・セミナー参加を促すポップアップバナーが現れる ・問い合わせボタンがなく、本体サイトへの遷移リンクのみが設置されている |
HAVER & BOECKER(ドイツ)
出典:Wire mesh patterns | Haver & Boecker: HAVER & BOECKER OHG: Haver & Boecker
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 工業用金網の製造・販売 |
配色 | 白が基調、紺色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像とテキストをバランスよく配置、文字が細かい |
縦の長さ(px) | 3,808 |
CTAの種類 | 無料サンプル請求(埋め込み) |
その他の特徴 | ・ページの中身がコンパクトにまとまっており、問い合わせフォームまでのスクロール距離が短い |
ELPRO(スイス)
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 工場、倉庫、クリーンルーム用環境測定システム |
配色 | 白が基調、赤色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像とテキストがバランスよく配置されている |
縦の長さ(px) | 3,191 |
CTAの種類 | デモを予約する(カレンダーから予約) 問い合わせフォーム(埋め込み) |
その他の特徴 | ・ページの中身がコンパクトにまとまっており、問い合わせフォームまでのスクロール距離が短い |
アジア企業のランディングページ
FASIVE(中国)
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 真空注型の受託サービス |
配色 | 白が基調、紺色がアクセントカラー |
テキストの量 | 少ない |
レイアウトの特徴 | 画像、動画がゆとりを持って配置されている |
縦の長さ(px) | 8,259 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) |
その他の特徴 | ・ページの中身、デザイン、レイアウトまで北米やヨーロッパ企業のデザインに近い |
Creating Rapid(中国)
出典:Low Volume Rapid Prototyping Manufacturer – Creating Rapid
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 試作品制作の受託サービス |
配色 | 白が基調、オレンジ色がアクセントカラー |
テキストの量 | 少ない |
レイアウトの特徴 | 画像、動画がゆとりを持って配置されている |
縦の長さ(px) | 7,971 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) 問い合わせフォーム(ポップアップ) |
その他の特徴 | ・ページの中身、デザイン、レイアウトまで北米やヨーロッパ企業のデザインに近い ・ファーストビュー部分に問い合わせフォーム(埋め込み)が設置されている |
ALUPHANT(中国)
出典:CNC Machining Aluminum Parts Manufacturer | Aluphant
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | アルミニウムの機械加工サービス |
配色 | 白が基調、紺色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像、動画がゆとりを持って配置されている |
縦の長さ(px) | 16,655 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(ポップアップ) |
その他の特徴 | ・ページの中身、デザイン、レイアウトまで北米やヨーロッパ企業のデザインに近い ・ページの長さは今回調査したランディングページの中で最長 |
Trumonytechs(中国)
出典:Liquid Cooling Plates – Trumonytechs
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | 水冷プレートの製造・販売 |
配色 | 白が基調、オレンジ色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像、動画がゆとりを持って配置されている |
縦の長さ(px) | 5,691 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) カタログダウンロード(埋め込み) |
その他の特徴 | ・チャットに自動応答サービスあり |
Fine Aluminum(中国)
出典:Aluminum Heat Sink Manufacturer-Fine Aluminum
調査項目 | 具体的な調査内容 |
---|---|
製品・サービス | アルミニウム製ヒートシンクの製造・販売 |
配色 | 白が基調、紫色がアクセントカラー |
テキストの量 | 普通 |
レイアウトの特徴 | 画像、テキストをゆとりを持って配置(空白部分が多い) |
縦の長さ(px) | 9,158 |
CTAの種類 | 問い合わせフォーム(埋め込み) 問い合わせフォーム(ポップアップ) |
その他の特徴 | ・ページの中身、デザイン、レイアウトまで北米やヨーロッパ企業のデザインに近い ・問い合わせフォームの入力項目がかなり少ない |
各地域のランディングページの特徴
デザイン
デザインの印象は、どの国と地域においても大きな違いはないと感じました。
個人的に驚いたのは、中国企業のランディングページが、北米・ヨーロッパ企業のランディングページのデザインに近いデザインを採用している点です。
ほとんどのランディングページはデザインを見ただけでは、中国企業のランディングページとは全くわからない仕上がりです。おそらく北米・ヨーロッパ地域の顧客に向けて制作されているため、顧客がパッと見た時に違和感を抱かないよう(離脱されないよう)に工夫した結果だと予想されます。
縦の長さ
北米・ヨーロッパ企業のランディングページは、情報が最小限に絞り込まれており、縦のスクロール量を極限まで少なくしようという工夫が見られます。(問い合わせフォームまでのスクロール量をなるべく短くするという意図と予想される)
一方、中国企業のランディングページは、ユーザーが知りたい(欲しい)と予想される情報は、ページ内で全て丁寧に解説されており、縦のスクロール量が長い印象があります。
後者のランディングページにおいても、サイドにフローティングメニューとして問い合わせボタンが設置してあったり、ファーストビュー部分、もしくはページの途中に埋め込みフォームがあったりという工夫が見られます。
その他の特徴
国と地域に関わらずAIを利用したチャットサービスを導入しているランディングページが複数確認できました。
またアメリカ企業のランディングページにおいては、見積もり依頼フォームページに納入実績のロゴ、受賞歴が表示されているパターンも発見しました。(フォームの離脱率を減らす対策だと考えます)
まとめ
今回は、世界各地域のランディングページの違いを調査し、その結果を比較しました。個人的な感覚ではデザインに違いが現れるかと思いましたが、予想していたほどの違いはありませんでした。
特に中国企業のランディングページが北米・ヨーロッパ企業のデザインに近づいている印象があります。調査の結果から得られた知見を、海外向けランディングページ制作時に役立てていただければ幸いです。
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