NECとノーチラス、CPUコア数に応じて性能が上がるデータベース「Tsurugi」を開発 | IT Leaders

NECとノーチラス・テクノロジーズは2023年7月10日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)ソフトウェア「劔(Tsurugi)」を開発したと発表した。劔は、高性能サーバー(メニーコア、大容量メモリーなど)に適合したシステムであり、ハードウェアの性能が上がるほどDBMSの性能も高まる特性を持つ。両社によると、32以上のコア数を持つハードウエアにおいて、トランザクション処理性能が456万TPS(トランザクション毎秒)、応答遅延(レイテンシ)が219ナノ秒を実現した。2023年7月10日にアーリーアクセス版を、2023年9月中旬にオープンソース版をコミュニティサイトで公開する。

クラウドメール利用企業の半数弱はメール障害が年1回以上発生─サイバーソリューションズ調査 | IT Leaders

サイバーソリューションズは2023年7月10日、「企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査」の結果を発表した。企業の76.5%がクラウド型のメールサービスを利用している。このうち半数弱(46.4%)の企業は、1年に1回以上、クラウドメールの障害が発生している。アンケートは、全国の従業員300人以上の企業の社員1063人を対象に2023年1月に実施した。

ニッポンレンタカー、PCの運用管理をクラウドサービスで刷新、WSUSによる更新管理負荷を軽減 | IT Leaders

ニッポンレンタカーサービス(本社:東京都千代田区)は、PCのインベントリ(資産)管理やソフトウェア配布・更新などを担うクライアント管理ツールを、クラウド型の「AssetView CLOUD」へと刷新した。従来はオンプレミス環境で用途ごとに3つのソフトウェアを組み合わせて運用していたが、これを一元化した。ソフトウェアの更新も、WSUS(Windows Server Update Services)からAssetView CLOUDの機能に置き換えたことで、運用の負担を減らした。AssetView CLOUDを提供したハンモックが2023年7月10日に発表した。

NEC、分散ファイルSDS「IBM Storage Scale」を使ったストレージシステムを販売、分散したデータを一元化 | IT Leaders

NECは、同社のサーバー/ストレージ製品に日本IBMの分散ファイルシステムソフトウェア「IBM Storage Scale」を組み合わせたストレージシステムを2023年7月から販売する。日本IBMとの協業の一環として販売する。日本IBMが2023年7月10日に発表した。最小構成では容量数TBのエントリーモデルから入手可能である。導入支援サービスも提供可能である。

NECネッツエスアイ、クラウド型コンタクトセンター「Zoom Contact Center」を販売 | IT Leaders

NECネッツエスアイは2023年7月7日、クラウド型ヘルプデスク/コンタクトセンターサービス「Zoom Contact Center」(開発元:米Zoom Video Communications)を販売すると発表した。エンドユーザーや顧客からの問い合わせに対して、音声通話だけでなくWeb画面を介したチャットやビデオ通話/画面共有などを使った対応が行える。販売目標として、2023年度中に100社、2025年度までに累計1000社を掲げる。

大学の経営統合から展望するイノベーションのあり方 | IT Leaders

日本を代表する百戦錬磨のCIO/ITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る──「CIO Lounge」はそんな腕利きの諸氏が集まるコミュニティである。本連載では、「企業の経営者とCIO/情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けする。今回は、CIO Lounge正会員メンバーの峯尾啓司氏からのメッセージである。

CTC、日本マイクロソフトと連携し、生成系AIを活用したセキュリティ分析サービスを開発 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2023年7月7日、生成系AIを活用してセキュリティを分析するサービスを開発すると発表した。同社のセキュリティ・オペレーション・センター(CTC-SOC)が提供する新サービスとして開発する。特徴は、SOC/アナリストの知見と市場の脅威情報を生成系AIの学習データに用いて、セキュリティ分析の精度と品質を高めること。生成系AIや脅威情報として、マイクロソフトの関連サービス群を活用する。