マクニカ、製造業の制御システムをサイバー攻撃から守るOTセキュリティ製品「Dragos」を販売 | IT Leaders

マクニカは2023年7月19日、米ドラゴス(Dragos)のOT(Operational Technology)セキュリティ製品を販売開始した。セキュリティセンサーとデータ可視化アプリケーションで構成する基盤システムと、OT分野の脅威インテリジェンスを提供する。アセスメントやインシデント対応など各種SIサービスも提供する。販売目標は、3年間で20社。

三谷産業、AI人材の育成を強化、2023年度に「G検定」取得率50%以上を目指す | IT Leaders

三谷産業(本社:石川県金沢市)は2023年7月18日、2023年度を「全社員でAIとディープラーニングを学ぶ年」と位置づけ、同年度の目標としてジェネラリスト検定(G検定)の社員取得率50%以上を設定したと発表した。AI人材の育成を強化し、既存ビジネスの効率化やAI領域のビジネス創出に注力する。

鹿島建設、資機材の管理にAIとドローンを活用、2時間かかる作業時間を30分へと短縮 | IT Leaders

鹿島建設(本社:東京都港区、以下、鹿島)は2023年7月19日、AIとドローンを組み合わせた資機材管理システムを開発したと発表した。ドローンが空撮した動画からAIが資機材を認識し、認識した資機材の位置を現場3Dモデル上に表示するシステムである。国土交通省北陸地方整備局が発注した大河津分水路新第二床固改築1期工事(新潟県長岡市)における資機材管理に適用し、作業時間を約75%削減(1回あたり約2時間から30分へと短縮)した。システムはAI関連ベンダーであるAI insideと共同で開発した。

エクサウィザーズ、DX人材に必要なスキルと素養をWeb上で診断するツール「DIA3.0」 | IT Leaders

エクサウィザーズは2023年7月19日、DXアセスメントツール新版「DIA3.0(デジタルイノベーターアセスメント 3.0)」を発表した。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する人材に必要なスキルと素養をWeb上で診断し、DX人材と組織の現状を可視化するツールである。新版では、ChatGPTなど生成系AI関連の設問項目を追加した。また、eラーニングとして、生成系AIの基礎知識から職種別活用事例まで学べるコンテンツを追加した。

BtoB製造業のブランドポジショニングで差別化を図る方法と成功の秘訣

こんにちは。誇りある技術を持つ企業がシナジーを起こすブランディングC-OILING合同会社(シーオイリング合同会社)代表の大後 裕子(だいご ひろこ)です。

製造業において競争が激化する現代では、ブランドポジショニングは企業の差別化と成功に欠かせない要素となっています。本記事では、BtoB製造業がブランドポジショニングを活用して差別化を図り、成功を収めるための方法と秘訣について解説します。競合他社との差別化を図りたい方や自社の価値を明確に伝えたいと考えている方は、ぜひお読みください。

ブランドポジショニングとは

ブランドポジショニングとは、市場における自社(ブランド)のポジション(立ち位置)を明確にすることです。たとえば「ハーゲンダッツといえば高級なご褒美アイス」「ガリガリくんといえば安くてガツンと冷たいアイス」というように、ブランド名からイメージや印象が思い浮かびます。このブランドポジショニングは、BtoCの商品やサービスに限らず、BtoB企業単位でもポジショニングを設定することが可能です。市場の中で自社がどのような立場でどのような価値を提供しているかを、顧客に明確に認識してもらうことで、他社との差異化をはかることができるのです。

自社独自の顧客層の明確化

まずは、BtoB製造業のターゲット市場を明確化することが重要です。最も自社の製品やサービスが需要の高い市場、つまり自社の提供する製品やサービスに対して最も価値を高く感じてくれる顧客層は誰(どんな企業)かを特定します。そして、その顧客層のニーズや悩みを理解します。合わせて、市場の特性や競合状況を分析し、自社の強みを最大限に生かせるポイントを切り口に、ポジショニングを構築しましょう。

ブランドアイデンティティの明確化

BtoB製造業のブランドアイデンティティを明確にすることも重要です。自社の理念に始まり、ビジョン、ミッション、バリューなどの世界観を明確に定義し、それを顧客に伝えるブランドストーリーを作り上げましょう。製品やサービスだけでなく、企業の存在意義や提供する価値を強調することで、顧客との共感や信頼を築くことができます。特に近年では、SDGsやサステナブル経営、ウェルビーイングなど企業の在り方を問われる時代の変革期とも言われ、企業の方針を示すことは取引先から選ばれる上でも重要な工程です。

独自性の追求

BtoB製造業市場では競合他社との差異を明確に提示し続けるため、独自性を追求することが必要です。例えば、品質の高さ、技術力の優位性、スピーディな納期対応といったメリットをはじめ、他社と異なる着眼点や、そこから生まれるプロ意識の高いサービスを提供しましょう。自社のアイデンティティを発揮し、顧客にとって魅力的な要素を持つ独自の商品・サービスで他社との差異化を図ることができます。

ブランドコミュニケーションの強化

差異化を図るためには、適切なブランドコミュニケーションを展開することが必要です。自社のブランドメッセージを一貫して伝えるために、広告、宣伝、PRなどの手法を活用しましょう。コーポレートサイトを作っておくだけでなく、今まで以上に顧客との関係を築くために、SNSやブログでの発信などを通したオンラインプレゼンスも重要です。顧客との対話やフィードバックを通じて、ブランドへの関与を高めることができます。

持続的なブランドマネジメント

最後に、ブランドポジショニングが明確になったら、この成功を維持するという考えが欠かせません。そのためには、持続的な”ブランドマネジメント”が必要です。市場の変化や顧客のニーズの変動を定点観測し、ブランド戦略を柔軟に見直すことが重要です。定期的なブランド評価や競合分析を行い、改善の余地や新たなチャンスを見つけ出すことが、BtoB製造業が市場で揺るぎないポジションを確立するのに重要なのです。

まとめ

BtoB製造業のブランドポジショニングは、変化の激しい市場において他社との差異化を明確にし、企業成長のための重要な要素です。自社独自の顧客層の明確化、ブランドアイデンティティの明確化、独自性の追求、ブランドコミュニケーションの強化、持続的なブランドマネジメントが成功の鍵となります。適切なブランドポジショニング戦略を構築し、顧客との関係を深めることで、自社の認知度を高めていきましょう。

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2022年度の国内eKYC/当人認証市場は前年度比122.1%、犯収法などを契機に導入が進む─矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2023年7月18日、国内におけるeKYC/当人認証サービス市場についての調査結果を基に同市場の現況、参入企業の動向、将来展望を発表した。2022年度の同市場規模は前年度比122.1%の69億1800万円に達した。銀行は約半数がeKYCサービスを導入済みで、今後、非金融領域での導入も増加する見通しである。

国内ワークフロー市場はリモートワークや意思決定迅速化のニーズで堅調、SaaSが高い伸びに─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2023年7月18日、国内のワークフロー製品市場における規模の推移と予測を発表した。2022年度の売上金額は、前年度比13.4%増の110億円に達した。提供形態の違いでは、パッケージ市場が前年度比マイナス3.9%と縮小したのに対し、SaaS市場は同32.6%増の高い伸びを示した。