
月別: 2023年9月
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技術広報の効果的な進め方とWeb活用術
テクノポートの永井です。テクノポートでは、技術を発信したい製造業のWebマーケティングを支援しています。
技術を発信する際に最も重要になるのが「技術の説明」です。誰に、どのように思ってもらいたいかによって技術の説明方法は変わります。例えば、採用向けであれば大学生や一般の人にわかるように、技術者向けであれば技術の原理をわかりやすく表現するなど、伝える相手によって内容を工夫する必要があります。
今回は技術広報のメリットや技術の説明方法や事例について紹介します。
Webを使った技術広報例
●ヤマハ発動機株式会社
技報:https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/technical/
●浜松ホトニクス株式会社
研究開発について:https://www.hamamatsu.com/jp/ja/our-company/research-and-development.html
●株式会社島津製作所
コンテンツ一覧:https://www.shimadzu.co.jp/stories-of-excellence/index.html
●大日本印刷株式会社(DNP)
ディスカバーDNP:https://www.dnp.co.jp/media/
●株式会社IHI
技術記事一覧:https://www.ihi.co.jp/technology/techinfo/
●旭化成株式会社
イノベーション事例:https://www.asahi-kasei.com/jp/r_and_d/innovation/
●富士フイルム株式会社
ビジネスのお客様:https://www.fujifilm.com/jp/ja/business
●ソニー株式会社
産業用イメージセンサー:https://www.sony-semicon.com/ja/technology/industry/pregius.html
●ボッシュ株式会社
技術アーカイブ:https://corporate.bosch.co.jp/products-and-services/technology-archives/
●NISSHA株式会社
コンテンツマーケティング:https://connect.nissha.com/filmdevice/filmdevice_column/
技術をわかりやすく相手に伝える方法について
技術をわかりやすく相手に伝えるためには以下の手順で行います。
- 伝えたい相手を決める:相手を決めると伝え方の方向性が決まります。
- 相手にどう思ってもらいたいのかを決める:コンテンツを見てもらったあとに、相手に反応してほしいのかを決めます。例えば、共同研究に興味を持ってもらいたい、製品を購入してもらいたい、自社の求人に応募してもらいたいなどです。
- 相手が何に興味を持つのかを想像する:技術を伝える前に相手の興味を想定します。例えば、製品の性能なのか、技術のコア部分なのか、開発の環境なのか、技術のインパクトなのかなどです。
- 相手が理解できていない部分を十分想像する:技術を理解するためには最低限の知識が必要です。人は理解できないコンテンツを読み進めてはくれません。そのため、相手が理解できない部分はこちらで補ってあげなければなりません。特に専門用語を使う際には注意が必要です。
- 相手がスムーズに理解できるような流れを作る:最後に疑問が出てこないような流れを検討し、コンテンツづくりを始めていきます。
また、コンテンツを作る際は図、表、動画、画像などを多様してください。文章のみでは伝わらない・伝わりにくい内容でも、絵や動画があると伝わりやすくなります。
参考
技術をわかりやすく相手に伝える方法について:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/20896
技術広報の役割
技術広報の役割は「目的を達成するために技術情報を発信すること」です。ここでは技術広報を行うことでどういった効果が得られるのか、また、どういった効果を得たいときに技術広報に力を入れないといけないのかを紹介します。
自社技術の用途開発
技術広報を行うことで、自社の技術や製品が持つ潜在的な価値や用途を広く知らせることができます。
これにより、新たなビジネスチャンスやパートナーシップの機会を生み出すことが期待されます。例えば、ある技術が他の産業や分野での応用可能性を持っている場合、その情報を広めることで、異業種との連携や新しい市場への進出のきっかけとなることもあります。
企業ブランドの信頼性向上
技術広報は、自社の技術力や研究開発の取り組みをアピールする絶好の機会です。これにより、企業のブランドイメージの向上や、業界内での評価の向上が期待されます。
特に、革新的な技術や独自の研究成果を持つ企業にとっては、その情報を適切に発信することで、競合他社との差別化を図れます。
採用
技術広報は、採用活動にも大きな影響を与えます。自社の技術的な取り組みや研究開発の内容を公開することで、技術者や研究者からの注目を集められます。これにより、優秀な人材を引き寄せられるだけでなく、採用時のコミュニケーションもスムーズに進めることが期待されます。
技術の普及と教育
技術広報を通じて、一般の人々や他の企業に技術の知識や情報を提供することで、技術の普及や教育にも寄与します。これにより、技術の理解を深めることができるだけでなく、新しい技術の採用や導入を促進できます。
技術広報の種類
技術広報は、企業や組織が自らの技術や製品、サービスを広く知らせるための手段です。これにはさまざまな方法があり、その選択は対象とするターゲットや伝えたい内容、予算などによって異なります。以下に、主な技術広報の種類とその特徴を述べます。
Webサイト
Webサイトは、インターネットを利用して情報を発信する手段です。
24時間365日、世界中の人々にアクセス可能であり、更新も容易。製品の詳細や技術的な情報、使用例などを掲載し、顧客や取引先、一般の人々に情報を提供します。また、動画や画像、インタラクティブなコンテンツを取り入れることで、訴求力を高めることも可能です。
プレスリリース
プレスリリースは、新製品の発表や技術的な進展、企業の取り組みなどを報道機関や関連業界に向けて発信する手段です。短い文章でポイントを伝えることが求められ、正確かつわかりやすい情報提供が必要です。メディアが取り上げることで、広範囲に情報が伝わる可能性があります。
雑誌
専門的な内容を深く掘り下げて伝えるための手段として、雑誌があります。特定の業界や分野に特化した内容を提供し、専門家や関心を持つ読者に向けて情報を発信します。長文での解説や専門家のインタビューなど、詳細な情報を提供することができます。
書籍
書籍は、技術や知識を体系的にまとめ、長期間にわたって情報を残す手段です。深い内容や研究結果、技術の背景などを詳しく解説し、専門家や学生、一般の読者に提供します。信頼性が高く、長期的な情報提供が可能です。
イベントやセミナー
実際に人々を集めて情報を伝える手段として、イベントやセミナーがあります。参加者と直接コミュニケーションを取ることができ、質疑応答やデモンストレーションを行うことで、深い理解を促せます。また、参加者同士のネットワーキングの場としても機能します。
ソーシャルメディア
近年、ソーシャルメディアを利用した技術広報も増えてきました。TwitterやFacebook、LinkedInなどのプラットフォームを利用して、短いメッセージや動画、画像を共有し、リアルタイムでの情報発信が可能です。また、フォロワーとの直接的なコミュニケーションも行え、効果的な情報伝達が期待できます。
技術広報にWebサイトが向いている理由
技術広報は、企業の技術力や製品の特徴を伝える重要な手段です。その中でも、Webサイトは多くのメリットを持ち、効果的な技術広報のツールとして注目されています。以下に、Webサイトが技術広報に向いている理由を詳しく解説します。
自由に表現できる
Webサイトは、文字、画像、動画、インタラクティブなコンテンツなど、多様なメディアを組み合わせて情報を発信できます。これにより、技術的な内容や製品の特徴を分かりやすく、魅力的に伝えることが可能です。また、デザインやレイアウトも自由にカスタマイズできるため、ブランドのイメージやメッセージを一貫して伝えられます。
閲覧者を増やしやすい
SEO対策を施すことで、検索エンジンからのアクセス増加が期待できます。技術的なキーワードや専門用語を適切に取り入れることで、ターゲットとなる閲覧者を効果的に引き寄せることができます。さらに、SNSやメールマーケティングと連携すれば、より多くの人々に情報を届けることができます。
継続が簡単
Webサイトは、情報の更新や追加が容易です。新しい技術や製品の発表、業界の動向など、タイムリーな情報を随時掲載できます。これにより、常に最新の情報を提供し、閲覧者との関係を継続的に深化させることが可能です。また、定期的な更新はSEO対策としても有効であり、検索エンジンの評価を高める効果も期待できます。
コストパフォーマンスが高い
一度Webサイトを構築すれば、継続的に情報を発信できます。印刷物やイベントと比べると、情報の更新や配信にかかるコストは低く抑えられます。特に中長期的な視点で見ると、高いコストパフォーマンスを実現できるため、技術広報の主要なツールとして活用する価値があります。
技術広報用のWebサイト制作はテクノポートへ
技術広報は、企業の技術力や製品の特徴を伝えるための重要な手段です。
Webサイトは、その中でも特に効果的なツールとして注目されています。自由な表現、閲覧者の増加、継続的な情報発信が可能であり、さらに高いコストパフォーマンスを実現できます。
テクノポートでは、これらのメリットを最大限に活かした技術広報用のWebサイト制作を提供しています。最新の技術とマーケティングの知識を活かし、お客様のニーズに合わせた最適なサイトを構築します。技術情報を効果的に伝えるためのWebサイト制作をお考えの際は、ぜひテクノポートにご相談ください。
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製造業のSEOキーワードを3つの切り口から発掘する方法
テクノポートの徳山です。製造業でもWebを使った新規顧客獲得が一般的となり、Web上での競争が一昔前よりも激化しています。そのため、SEO対策を行う際にも、誰もが思いつくようなキーワードでは検索上位表示させることが難しくなってきています。
本記事では、部品加工業を行う製造業がニッチなSEOキーワードをどのように見つけていけばよいのかを解説します。ニッチなキーワードの活用により同業者との競争を避け、発注者に自社のWebサイトを見つけやすくすることを目指します。この記事を通じて、読者が自社に最適なSEOキーワードを見つける手助けとなることを願っています。
製造業が対策するSEOキーワードの切り口は3つ
まずは製造業がSEO対策する際に最も効果が出やすいキーワードの切り口と、各切り口におけるキーワードの調査方法を解説します。
加工系キーワードの調査方法
製造業が最初に頭に思い浮かべるキーワードとしては「加工系キーワード」が多いのではないでしょうか。自社の事業内容を紹介する際、取り扱っている加工名を使用することが多いため、SEO対策を行う際にもはじめに思い浮かぶことが多いキーワードです。
発注者も加工系キーワードで発注先を探すことが多いため、加工系のキーワードは検索ボリュームが大きいものが多く、検索上位表示できれば多くの問い合わせを獲得することができます。しかし、誰もが思い浮かぶキーワードなだけあって、自社のWebサイトで対策するキーワードとして取り入れる企業が多く、競争過多になりやすいキーワードでもあります。競争を避けるためには、検索ボリュームが少なくてもなるべくニッチなキーワードを発掘できるかがポイントとなります。
調査方法1:抽象化・具体化
一つ目の調査方法は「抽象化・具体化」です。自社の事業内容を説明するために思い浮かんだ加工法を切り口に、その言葉を抽象化・具体化することでキーワードを広げていきます。具体化を行えば行うほど、キーワードはニッチなものになっていきますので、競争を避けたい方はできる限りニッチなキーワードを見つけましょう。
調査方法2:前後の工程を見る
抽象化・具体化によりリストアップした加工系のキーワードに対して、前工程・後工程へ広げることでキーワード候補を増やすことができます。さらに、前工程・後工程の各業務を抽象化・具体化することでキーワード候補はさらに増えます。
材質系キーワードの調査方法
次に思い浮かべる人が多いキーワードが「材質系キーワード」ではないでしょうか。特に特殊な材料などを加工している製造業者は、それが自社の特長となるため、SEO対策するキーワードとして採用している人も多いでしょう。
材質系キーワードは加工系キーワードよりも競争が穏やかな場合が多いですが、「ステンレス加工」や「チタン加工」などといった誰もが思いつくようなキーワードは競争過多になっており、検索上位表示が難しくなっています。こちらも、競争を避けるために、検索ボリュームが少なくてもなるべくニッチなキーワードを発掘できるかがポイントとなります。
調査方法 抽象化・具体化
材質系キーワードの調査方法も「抽象化・具体化」が有効です。抽象化する際は、材料の持つ特徴や機能に着目すると新たなキーワードの発見につながります。具体化する際は、材料の種類を細かく深掘りするとともに、一般名だけでなく、通称名やメーカーが付けた名称も考慮する必要があります。(そちらの名前で呼ばれているケースもあるため)
製品系キーワードの調査方法
3つの切り口の中で最も競争が激しくないのが「製品系キーワード」です。製品といっても最終製品ではなく、「シャフト」や「マニホールド」といった部材をイメージしてください。
部材名単体のキーワードだと「部材を購入したい」という検索需要になりますが、部材名+加工というキーワードにすることで「部材に使われている部品加工ができる業者を探している」という検索需要となり、SEO対策するキーワードとして採用する余地が生まれます。
他2つの切り口と比べると検索ボリュームの少ないキーワードが多いですが、競争を避けるという意味では十分に希望を満たす場合が多いため、調査してみることをおすすめします。
調査方法1:抽象化・具体化
製品系キーワードでもまずは抽象化・具体化を行ってみましょう。自動車のシャフト加工を行っている企業であれば、自動車部品加工(抽象化)、ドライブシャフト加工(具体化)といった具合です。
ただし、製品系キーワードは抽象化・具体化だけでは多くのキーワード発見につながりにくいため、調査方法2も行うことをおすすめします。
調査方法2:類似製品を調査→画像検索をする
同じシャフトでも使われている業界や分野によって呼称が変わることがあります。それぞれの業界・分野で使われているシャフト名をGoogleで画像検索し、自社で加工できそうなものをピックアップします。この際にChatGPTを活用すると効率的なので、ぜひお試しください。
以上、部品加工業がSEOキーワードをどのように見つけていけばよいのかについて解説しました。検索需要がないキーワードを選定しても意味がありませんので、リストアップしたキーワードは、検索需要があるか・ないかを調べたうえで選定しましょう。キーワードの選定方法についてはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:製造業のためのSEO対策・完全ガイド(サプライヤー・メーカー向け)
テクノポートでは、製造業のSEO対策において豊富な経験と実績を持っています。SEO対策でお困りの企業様はお気軽にご相談いただければ幸いです。
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