ネットワールド、添付ファイル分離を手動から自動へと切り替えて年間約12万9600時間を削減 | IT Leaders

ネットワールドは、取引先へのファイル送信に要する負荷を軽減するため、2021年12月からメールセキュリティサービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」を運用している。Microsoft 365のメールにファイルを添付して送信すると、これを自動でダウンロードURLに置き換える。これにより、これまで手作業で行っていた、クラウドストレージへのファイルアップロードとダウンロードURLの通知作業を不要にした。月間で1人あたり20時間(社員540人で年間12万9600時間)を削減したとしている。Cloud Mail SECURITYSUITEを提供したサイバーソリューションズが2023年10月10日に発表した。

「cluster」で採用活動などに利用できるメタバース空間のレンタルサービス

メタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスターは10月13日、カケハシ スカイソリューションズと、業界初のメタバース空間のシェアリングサービスを開始したと発表した。カケハシ スカイソリューションズが提供する学生向け謎解きゲームやグループワークのノウハウを、同社のバーチャル空間の技術開発力とイベント運営の知見を融合させた、新しい空間レンタルサービスとなっている。
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アシスト、ELT/データ統合機能を備えたクラウドBI「Qlik Cloud」を販売 | IT Leaders

アシストは2023年10月13日、クラウド型BIプラットフォーム「Qlik Cloud」(開発元:米Qlik Technologies)を提供開始した。データを分析するBI(ビジネスインテリジェンス)機能と、データを収集・変換してデータマートを構築するデータ統合ツールの機能を兼ね備えている。

東京ゲームショウ2023のVR会場来場者数は31万9967人に–公式番組の総視聴数は2240万回

コンピュータエンターテインメント協会は10月13日、大型ゲームイベント「東京ゲームショウ2023」における、主なオンライン企画の視聴者数、来場者数を公表。公式番組のライブ配信とアーカイブ配信を合わせた総視聴数は2240万回(期間は9月21日~10月2日)、VR会場「東京ゲームショウVR 2023」のトータル来場者数は31万9967人(会期は9月21日~10月8日)と発表した。
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ナウキャスト、LLMを使い決算短信からセグメント別売上を抽出、「LLMに向くタスクの条件は4つ」 | IT Leaders

ビッグデータを活用したデータ分析サービスを提供しているナウキャスト(本社:東京都千代田区)は2023年10月13日、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)が同日開催した生成AIクラウドサービスの説明会に登壇し、大規模言語モデル(LLM)の活用事例と、LLMに向いた開発テーマの条件を説いた。同社は、決算短信からセグメント別の売上情報を抽出するタスクをLLMで半自動化して成果を挙げている。
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【製造業】見込み顧客のためのわかりやすいWebサイト導線設計

テクノポートの廣常です。BtoB製造業Webサイトにおいて考慮すべき要素の一つが、「ユーザーが必要としている情報へのたどりつきやすさ」です。

自社のサイトを訪れる見込み顧客は、各々の検討段階において必要な情報を探し求めます。限られた業務時間の中で情報収集が行われるため、いかにサイトの利便性を上げ、顧客が必要としている情報にたどりつかせるかが重要となります。

当記事ではBtoB製造業Webサイトにおいて見込み顧客が取る行動と、それに合わせた導線設計についてご紹介します。

誘導を考える前にするべきこと

「顧客を誘導させる」といっても、どのような顧客が何の情報を必要としているかが曖昧であれば、うまく導線を引くことはできません。

自社が扱う商材が複数あるのであれば、もちろんその分だけ顧客や必要な情報の種類が存在しますが、たとえ一商材であったとしても顧客の属性や検討段階によって求められる情報の内容は異なります。

そのため、誘導を考える前に、改めて自社のサイトに訪れる見込み顧客の特徴と、その見込み顧客が必要な情報を整理し、サイト上にこれらを考慮した情報をしっかりと掲載できているのか確認する必要があります。

自社サイトに訪れる見込み顧客の特徴を整理

まずは、自社のサイトに訪れる見込み顧客を特徴別に分けていきます。

実際のデータがなかったり、具体的な想像がつきにくい場合は、これまでによく取り引きのある顧客がどのような特徴を有しているかを思い返してみるのも一つです。整理するための切り口として、例えば以下が挙げられます。

分類 項目例
属性(業界)
  • メーカー
  • サプライヤー
  • 商社
属性(業種)
  • 自動車部品製造
  • 機械製造
  • 化学素材製造
  • 金属加工
  • 樹脂加工
  • 紙工品販売
属性(職種)
  • 経営層
  • 設計開発
  • 購買調達
  • 営業
検討段階
  • 情報収集
  • 比較検討
  • 導入決定
  • 試作・少量生産
  • 量産
緊急度合い
  • 急ぎ対応
  • 期間余裕あり
要求条件
  • 特定の資格や認証、許可が必要
  • 規定の基準を満たした環境が必要(クリーンルームなど)

見込み顧客が取る行動と必要な情報を検討

見込み顧客を特徴別に分けることができたら、各顧客がWebサイト上で取る行動と、必要な情報を検討していきます。

自社として伝えたい内容がたくさんあっても、誰が読むかに合わせて取捨選択をしなければ主張がぼやけ、訴求力も弱まります。顧客側も「自社にあったソリューションではないのかも」と感じ、離脱される恐れも考えられます。そのため、あくまでもサイトに訪れる顧客を軸に掲載する情報を精査していきます。

BtoB製造業Webサイトにおいて考えられる、顧客の主な行動と必要な情報の例は以下の通りです。

1. 技術・製品の理解

Webサイト内の行動:技術(製品)や事例ページを閲覧、関連資料をダウンロード

必要な情報:技術・製品の特長、競合優位性、自社の業界や課題と同様の対応事例、対応ロット数、納期対応力、品質管理体制

2. 企業概要の把握

Webサイト内の行動:TOPや会社概要ページを閲覧

必要な情報:会社概要、事業内容、取引実績、対応エリア、保有資格

3. 問い合わせの実施

Webサイト内の行動:お問い合わせフォームへ遷移、もしくは電話

必要な情報:問い合わせ先情報、問い合わせ後の流れ

効果的な誘導方法

これらの情報を整理し自社のサイトに揃えた上で、訪問した顧客をどのように誘導するかを考えていきます。誘導に効果的な装飾や機能については下記の通りです。

メニューの設置

  • ヘッダー、フッターメニュー
  • サイドメニュー

メニューはサイトのナビゲーションを支える主要な要素です。ユーザーがサイト内で目的のページや情報を簡単に探し出せるように、明瞭で分かりやすいメニューを配置することが必要です。階層構造もシンプルに保つと良いでしょう。

誘導ボタン、バナーの設置

  • 誘導ボタン
  • バナー(固定型、追従型、ポップアップ型)

誘導ボタンやバナーは、目的のページやアクションへの明確な道標となります。デザインや色味、配置場所などを工夫することでユーザーの注意を引きつけ、次の行動を取らせる可能性を高めることができます。

サイト内検索機能の設置

  • テキスト型
  • 絞り込み型

特にコンテンツが多いサイトやECサイトでは、サイト内検索機能を設けることで顧客の利便性を向上させます。顧客が自由に打ち込めるテキスト型のほか、あらかじめ設けた項目別のチェックボックスで絞り込みをさせるのも効果的です。

関連コンテンツの表示

見込み顧客があるページを閲覧している際、そのページに関連する他のコンテンツ(類似製品や同様の事例、技術など)を提示することで、ユーザーの興味を引き続き持続させることができます。関連コンテンツは、ユーザーがサイト内を深く探索するきっかけを作るとともに、滞在時間の増加や回遊率の向上にも寄与します。

フォームの埋め込み

お問い合わせフォームは別ページで設けているケースが多いかと思いますが、訴求するページの下部に直接埋め込んでしまうのも一つの手です。訴求ページを読んで興味を持ってくれた見込み顧客に、興味が冷めないうちに遷移の手間なく入力させることが可能です。

誘導時に意識するポイント

TOPページの活用

顧客が下層のページから流入した場合であっても、一度サイトや企業の全体像をつかむためにTOPページへ遷移することが多くあります。また、社名検索をかけたユーザーはTOPページを最初に見る可能性が高いため、TOPページを見ただけで自社が何をしている会社なのかがわかるように明示し、そこから目的のページへ簡単に移動できるよう誘導路を設ける必要があります。

ファーストビューの考慮

上記のTOPページにも共通しますが、ファーストビュー(Webページを開けた際に、スクロールせずに最初に目に入る部分)への考慮も重要です。サイトに訪れたユーザーは、ファーストビューを見て3秒でその先を読み進めるかどうかを決めると言われています。見込み顧客の離脱を防ぐためにも、ファーストビューで商材の特徴を簡潔に伝え、次のステップとなるページ(詳細説明ページやお問い合わせなど)へ誘導をかけていきましょう。

ユーザーの居場所に依存しない導線

ユーザーが実際にどのページのどの場所で次の行動を起こすかを予測することは難しいため、主要な情報については、サイト内のどこにいても遷移できるよう、固定のボタンやメニュー、バナーの配置などを推奨します。

分析・改善のためのツール

すでにWebサイトを保有されている場合は、実際のサイト訪問者の行動をみて再設計することもおすすめです。分析、改善のために効果的なツールを2つご紹介します。

ヒートマップ

ヒートマップとは、ユーザーがサイト内でどの部分を最も多くクリックしているかや、どこを長く見ているかを色の濃淡で視覚的に示すツールです。これにより、ページ内の注目箇所や改善点を一目で把握できます。

ユーザー行動録画ツール

実際のユーザーの行動を動画として録画することができ、サイトをどのように操作しているかを確認できます。各ページにどれぐらい滞在したかやマウスの移動経路、遷移先ページなどをリアルに確認することが可能です。

まとめ

BtoB製造業Webサイトの訪問者(見込み顧客)が取る行動と、それに合わせたサイト設計についてご紹介しました。サイトの全体設計や、各ページの構成を検討される際の参考となれば幸いです。

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YKK AP、メインフレームの基幹システムをLinuxにリホスト、保守運用コストを削減 | IT Leaders

建材メーカーのYKK AP(本社:東京都千代田区)は、メインフレーム(IBM z/OS)で長期稼働していた基幹業務システムを、Red Hat Enterprise Linuxベースのオープン環境に移行した。アプリケーションに変更を加えることなく稼働基盤を移行するリホスト方式を採用した。リホスト先にオープンテキストの「Micro Focus Enterprise Server」を利用する。移行を支援したキヤノンITソリューションズが2023年10月12日に発表した。

自動車部品メーカーのIJTT、鋳造システムの稼働環境をメインフレームからLinuxにリホスト | IT Leaders

自動車部品メーカーのIJTT(本社:神奈川県横浜市)は2023年5月、メインフレームで稼働していた基幹業務システム(鋳造システム)をLinuxのオープン環境にリホスト型で移行した。リホスト作業は日本ティーマックスソフトの「OpenFrame7」を用いて実施した。システムとアプリケーションの改修・保守性が向上し、メインフレームの保守運用コストを削減した。日本ティーマックスソフトが2023年10月12日に発表した。