PFUは2024年6月4日、OCR(光学文字認識)ソフトウェア「DynaEye 11 Entry AI-OCR」において、非定型帳票の認識精度を高めたと発表した。今回、フォーマットが決まっていない請求書などの非定型帳票に対してもAI-OCRエンジンを使うようにした。新版ではなく機能強化にあたり、無償で機能をアップデート可能である。価格(税別)は、初期費用が201万6000円、次年度以降の継続ライセンスが年額33万6000円。
JR東日本は6月4日、新たな「Suicaアプリ」(仮称)を2028年度に提供すると発表した。スマホ決済を軸にさまざまな生活サービスを搭載する「PayPay」のようなスーパーアプリとする構想。これによってSuica経済圏を拡大し、生活ソリューションの営業収益を10年後(2033年度)に倍増させることを目指す。
生成AIの自社製品への適用を進めるベンダーが数多ある中、米アドビ(Adobe)は、ユーザー/カスタマーエクスペリエンスの向上にこの技術を積極的に適用している。「Adobe Experience Cloud」における生成AIを活用した新アプリケーション「Adobe Experience Platform AI Assistant」および「Adobe GenStudio」がそれだ。生成AIがどのようなエクスペリエンスをもたらすのか、年次イベントのAdobe Summit 2024(2024年3月・米ラスベガス開催)のセッションで紹介された内容からポイントをピックアップして解説する。
富士通は2024年6月4日、AI領域を中心に、同社の研究開発内容を紹介する説明会を開催した。研究成果の1つとして2024年7月、企業のニーズに合った特化型の生成AIシステムを構築・運用するための「エンタープライズ生成AIフレームワーク」を、AIサービス「Fujitsu Kozuchi」のラインナップとして順次提供開始する。説明会ではこのほか、2027年にリリースを予定するデータセンター向け省電力プロセッサや、GPUの電力効率を高めるPythonライブラリなども紹介した。
東急は6月4日、定額制回遊型宿泊サービス「TsugiTsugi」(ツギツギ)において、ソラシドエア、スターフライヤー、JR九州、ニッポンレンタカーサービスと共同で、「九州・沖縄 オフピーク旅促進プロジェクト」を同日から開始すると発表した。
日本航空(JAL)と住友商事は6月3日、「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸機(Electric Vertical Take-Off and Landing:eVTOLを日本で運航する事業会社として、「株式会社Soracle」を共同出資にて同日付で設立したことを発表。JALの航空運送事業における安全運航のノウハウや、住友商事の航空業界におけるネットワークや多角的な事業活動を通じて培ったノウハウなど両社の強みを生かし、エアモビリティ事業の取り組みを加速するとしている。
Spotifyがストリーミングサービス料金を値上げする。この1年で2度目だ。
X(旧Twitter)が最近、アダルトコンテンツに関するポリシーを更新し、ウェブサイトで公開していたことが分かった。
世界的に急速に成長している、スマートフォンに最適化された縦型スクロールのデジタルコミック「Webtoon」について解説する本連載。今回は、この春にローンチされた集英社の「ジャンプTOON」について、「ジャンプTOON」統括編集長の浅田さん、「ジャンプTOON」編集部の編集長・三輪さんに話しを伺った。
大日本印刷(DNP)と三菱UFJ銀行は2024年6月3日、個人のアイデンティティに関する情報を管理する「分散型ID」に基づいたデジタル証明書の活用を目的に、オーストラリアの金融機関やシステム開発企業と同年5月に実証実験を行ったと発表した。実証実験では、異なるフォーマットでデータを保持している日本/オーストラリア間で相互接続が可能なことを確認した。
イーデザイン損害保険は2024年6月3日、生成AI機能を備えたアバターによる顧客対応の実地検証を同年1月~3月にかけて実施したと発表した。カスタマーセンターへの問い合わせが多い自動車保険の車両入替業務をユースケースに、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が構築したシステムで検証している。
楽天グループは6月3日、同社が運営している「Rakuten NFT」において、チケットの2次流通が可能になる新機能「NFTチケット」の提供を開始。ブロックチェーン技術を活用したデジタルチケットで、技術的に不正転売を防止し、取引履歴を記録するため通常の2次流通よりも安心に取引が可能になるという。ボクシングイベント「PRIZE FIGHTER」における一部チケットから販売を開始する。
「rabbit r1」は、人工知能(AI)を活用し、主に音声コマンドで各種サービスを利用できる新種のデバイスだ。実機を使ってみたが、未来のインターフェースとして興味深い試みであることは高く評価できるものの、スマートフォンの代用になるにはまだ道のりが遠そうだ。