競争力を削ぐ「塩漬けの基幹システム」、モダナイゼーションが急務─日本オラクル | IT Leaders

日本オラクルは2024年7月9日、2025年会計年度(2024年6月~2025年5月)の事業戦略を発表した。同社 取締役 執行役 社長の三澤智光氏は今年度の重点施策として、前年度に引き続き「日本のためのクラウドを提供」「顧客のためのAIを推進」に取り組むと宣言。喫緊の課題であるレガシーモダナイゼーションの支援や、ソブリンクラウドやガバメントクラウドといったニーズの変化への対応、加熱するAI需要に応えるサービスの方向性などについて説明した。

三方良しで進めた“BaaS元年”を経て、さらなる成長へ─みんなの銀行 | IT Leaders

ふくおかフィナンシャルグループ傘下で2020年12月に設立されたインターネット専業銀行、みんなの銀行。2021年5月28日のサービス提供開始から3年間が経過し、すべての取引がスマートフォンで完結するデジタルバンクとして、さらなる成長を目指している。2024年6月7日に開いた説明会では、同行取締役頭取の永吉健一氏がこれまでの軌跡と、注力するBaaS(Banking as a Service)事業をはじめとしたこれからのチャレンジを公にした。

NTTPC、統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」の第1弾、1G回線やプロキシ/DNSを用意 | IT Leaders

NTTPCコミュニケーションズは2024年7月31日、企業向け統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」の第1弾サービスとして、Webセキュリティゲートウェイ(プロキシ)、DNS、ネットワーク回線(ベストエフォート1Gbps)などを販売開始した。また、今後のロードマップとして、第2弾(同年10月)、第3弾(同年12月)、第4弾(2025年)で追加する機能を公開した。

システム連携ツールのMuleSoft、「DB上の顧客情報を参照するAPI」などを生成AIで開発可能に | IT Leaders

セールスフォース・ジャパンは2024年8月1日、データ/システム連携ソフトウェア製品群「MuleSoft」のロードマップを発表した。会見では主に、AI関連の新機能を説明した。例えば、現在ベータ版を提供中の「Einstein for Anypoint Code Builder」は、「データベースから顧客情報を参照するAPI」などを、プロンプトへの指示によって開発可能である。

HPE、オンプレミスに設置可能なラック構成のAIシステム「HPE Private Cloud AI」 | IT Leaders

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE/日本ヒューレット・パッカード)は2024年7月31日、ラック型AI基盤システム「HPE Private Cloud AI」を発表した。オンプレミスのデータセンターに設置するラック型のITシステムであり、AI処理に必要なサーバー/ストレージやミドルウェアを事前に設定済みの形で提供する。2024年末にかけて提供を開始する予定。オンプレミス設置のIT設備をサービス型で利用可能な「HPE GreenLake」を通じて提供する。

キヤノンITS、西東京データセンターで液冷サーバーを設置可能に、2024年12月から提供 | IT Leaders

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2024年7月31日、同社の西東京データセンターにおいて、液冷方式によるサーバー冷却サービスを同年12月から提供すると発表した。生成AIの利用増で需要が高まる高性能/高発熱サーバーに対するすぐれた冷却効率性を特徴とする。

キヤノンITS、西東京データセンターで液冷サーバーを設置可能に、2024年12月から提供 | IT Leaders

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2024年7月31日、同社の西東京データセンターにおいて、液冷方式によるサーバー冷却サービスを同年12月から提供すると発表した。生成AIの利用増で需要が高まる高性能/高発熱サーバーに対するすぐれた冷却効率性を特徴とする。

イレギュラー対応を含む受注業務を生成AIとRPAで自動化─ユーザックシステム | IT Leaders

ユーザックシステムは2024年7月31日、生成AI/RPAを用いた業務自動化システム「受注業務AIエージェント」のSI/PoCサービスをWEELと共同で提供すると発表した。受注業務のうち自動化が難しいとされる「イレギュラー対応」や「人の判断が必要な処理」を含めて自動化を図る。自動化による業務効率化と受注業務の属人化解消を支援する。
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国内ERPパッケージ市場は2028年まで年平均13.6%増で成長、人的資本経営や法改正が後押し─デロイト トーマツ ミック研 | IT Leaders

デロイト トーマツ ミック経済研究所は2024年7月31日、ERPパッケージソフトウェアの国内市場規模を調査した結果を発表した。2023年度は前年対比117.9%の3009億円だった。人的資本経営の基盤として、大手企業を中心に人事パッケージの導入が拡大している。インボイス/電子帳簿保存法などの法改正対応が会計、販売管理、生産管理パッケージの導入を後押ししている。

米アマゾンはサードパーティーの危険な商品について責任あり、米当局が判断

米消費者製品安全委員会(CPSC)は、米アマゾンのウェブサイトでサードパーティーの販売業者が出品する危険な商品について、アマゾンに責任があるとの判断を下し、危険な商品に関する消費者への通知および返金・交換のための計画を提出するよう命じた。
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オプティム、モバイルデバイス管理ソフト新版「Optimal Biz 9.21.0」、Windowsアプリの実行ログを収集/可視化 | IT Leaders

オプティムは2024年7月30日、マルチプラットフォームに対応したクライアントデバイス管理/モバイルデバイス管理(MDM)ソフトウェアの新版「Optimal Biz ver.9.21.0」を発表した。新版では、Windowsアプリケーションログの収集機能を追加し、従業員のアプリ利用状況を確認できるようにした。

申請承認ワークフロー新版「楽々WorkflowII Ver.8.3」、データ検索結果に応じて処理を実行 | IT Leaders

住友電工情報システムは2024年7月30日、申請承認ワークフローソフトウェア「楽々WorkflowII」の新版「Ver.8.3」を販売開始した。新版では、申請フォームの各項目においてエラーチェックや計算処理を実行する「ロジック設定機能」を拡充した。先に実行した計算ロジックで取得した値を「変数」に格納し、後続の計算ロジックやチェックロジックで、その「変数」を活用できるようにした。

竹中工務店、Starlinkなどを導入して建設現場ネットワークの完全無線化を実証、通信網の構築時間を8割削減 | IT Leaders

竹中工務店(本社:大阪市中央区)は2024年7月30日、同社の建設現場において実施したデータ通信網の完全無線化を図る実証実験の結果と発表した。衛星ブロードバンドサービス「Starlink」の採用などの工夫を施し、データ通信網の構築にかかる時間を約80%削減したという。

NRIセキュア、「経営層向けサイバーセキュリティ研修」を提供、座学と演習で有事の対応などを学ぶ | IT Leaders

NRIセキュアテクノロジーズは2024年7月30日、教育プログラム「経営層向けサイバーセキュリティ研修」を提供開始した。経営層が認識すべきサイバーセキュリティリスクや有事の対応などを座学と演習で学ぶことで、サイバーレジリエンス(サイバー攻撃への耐性)向上とガバナンス強化に役立てる。

SQLテストツール新版「Insight SQL Testing 4.1」、Snowflakeへの移行テストが可能に | IT Leaders

インサイトテクノロジーは2024年7月30日、SQLテストツール新版「Insight SQL Testing ver.4.1」をリリースした。新版では、移行先の対応データベースを拡充し、新たにDWH(データウェアハウス)の「Snowflake」への移行を想定したテストを行えるようにした。

ネットアップ、ストレージの性能やランサムウェアの検出精度を向上 | IT Leaders

ネットアップは2024年7月30日、会見を開き、2024年に入ってから実施した製品アップデートの内容を説明した。会見では、性能、セキュリティ、AIの3つのポイントを挙げ、それぞれのアップデートについて紹介した。例えば、性能面では、オールフラッシュストレージ「NetApp AFF Aシリーズ」のラインアップを刷新し、性能を2倍に高めた。

バリアフリートイレ利用者の転倒や利用率をミリ波レーダーとAIで検出─イオンモール | IT Leaders

イオンモール(本社:千葉県千葉市)は2024年7月29日、ショッピングモール「イオンモール太田」(群馬県太田市)のバリアフリートイレにおいて、ミリ波レーダーとAIを活用して転倒などを早期発見および用途外利用や長時間利用を検出する実証実験を行うと発表した。同年8月1日から2025年1月31日にかけて富士通と共に実施する。

シニア向け住居の全340居室と共用部に顔認証を導入─三井不動産レジデンシャル | IT Leaders

三井不動産レジデンシャル(本社:東京都中央区)とNECは2024年7月29日、同年10月1日開業予定のシニアレジデンス(有料老人ホーム)「パークウェルステイト西麻布」(東京都港区)の一般居室全340居室の玄関ドアおよび共用施設にNECの顔認証システムを設置すると発表した。入居者は鍵を持たずに外出でき、会計手続きなども不要になる。

「早く失敗し、早く学べ」─生成AIやCPSの活用が導くロート製薬のデジタル変革 | IT Leaders

ロート製薬(本社:大阪府大阪市)が「社員の能力の最大化」を目指し、業務プロセスや生産現場のデジタル活用を推進している。2024年5月14日・15日に開催された「CIO Japan Summit 2024」(主催:マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド)に、同社 執行役員 CIOの板橋祐一氏が登壇。企業がデジタル化を進めるうえでの考え方や全社的な生成AIの業務活用、CPS(サイバーフィジカルシステム)を実装したスマートファクトリーの取り組みについて説明した。

レゾナック、大分コンビナートで熟練運転員のノウハウを蓄積・利用して異常予兆時の行動を支援 | IT Leaders

半導体・電子材料などを手がける化学会社のレゾナック(本社:東京都港区)は2024年7月29日、「レゾナック大分コンビナート」(所在地:大分県大分市)において、熟練運転員のノウハウを蓄積し、プラント異常予兆時の行動を支援するシステムを構築したと発表した。2024年5月から運用している。日立製作所のパッケージシステムを利用して構築した。

ミニストップ、AI画像認識によるウォークスルー型のレジレス店舗を実証 | IT Leaders

コンビニエンスストアのミニストップ(本社:千葉県千葉市)は2024年7月29日、商品を手に取ったままレジを通らずに退店できるウォークスルー型のレジレス店舗を実証すると発表した。AI画像認識を利用する。同年7月29日から同年12月23日にかけて、オフィスコンビニ「ミニストップ ポケット サンイースト辰巳店」(所在地:東京都江東区)で、NTT東日本、テルウェル東日本、セキュアの3社と共同で実施する。

ミニストップ、AI画像認識によるウォークスルー型のレジレス店舗を実証 | IT Leaders

コンビニエンスストアのミニストップ(本社:千葉県千葉市)は2024年7月29日、商品を手に取ったままレジを通らずに退店できるウォークスルー型のレジレス店舗を実証すると発表した。AI画像認識を利用する。同年7月29日から同年12月23日にかけて、オフィスコンビニ「ミニストップ ポケット サンイースト辰巳店」(所在地:東京都江東区)で、NTT東日本、テルウェル東日本、セキュアの3社と共同で実施する。

ALSI、クラウド型のWeb分離・無害化プロキシ「InterSafe WebIsolation Cloud Powered by Ericom」 | IT Leaders

アルプス システム インテグレーション(ALSI)は2024年7月29日、クラウド型Web分離・無害化サービス「InterSafe WebIsolation Cloud Powered by Ericom」を提供開始した。ユーザーがアクセスしたWebページをプロキシサーバー上で画像化して返信する、という手法によってWebアクセスを無害化する。サービスのベースとして、イスラエルEricom SoftwareのWeb無害化サービスを使っている。

X、ユーザーの投稿をAI「Grok」のトレーニングに利用開始–無効にする方法は

「X」(旧Twitter)のユーザーらは7月26日、新たな設定項目により、自分の投稿ややり取りがAIのトレーニングに使われることになっていることに気づいた。ユーザーが設定を変更して無効にしない限り、投稿などのデータがXの対話型AI「Grok」の学習に使われる可能性がある。
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NTTデータグループとクニエ、「サステナブルIT診断コンサルティング」を共同で提供 | IT Leaders

NTTデータグループとクニエは2024年7月25日、ITコンサルティングサービス「サステナブルIT診断コンサルティング」を同年7月30日より共同で提供すると発表した。ユーザー企業におけるIT領域のサステナビリティ(持続可能性)レベルを可視化したうえで、現状のIT戦略を考慮した改善提案/戦略策定までを支援する。販売目標として2年間で30件を掲げている。

三井情報、コンタクトセンター向けAI製品群「PKSHA AI Suite for Contact Center」を販売、ボイスボットやFAQなど | IT Leaders

三井情報(MKI)は2024年7月25日、PKSHA Communicationのコンタクトセンター向けAI製品群「PKSHA AI Suite for Contact Center」を同月から販売すると発表した。Web問い合わせやコンタクトセンター業務などのカスタマーサポート領域における課題解決を支援する。

石油資源開発、経理の申請・承認をシステム化、月間3000枚の伝票処理をペーパーレスに | IT Leaders

石油資源開発(本社:東京都千代田区)は、経理部門を中心とした業務フローの電子化を目的に、NTTデータ イントラマートの財務経理システムプラットフォーム「intra-mart DPS for finance」を導入した。これにより、月間3000枚の伝票処理をペーパーレス化した。NTTデータ イントラマートが2024年7月23日に発表した。

Python/JavaScriptのプログラムを自動生成・実行する「ユーザーローカル コード生成AI」 | IT Leaders

ユーザーローカルは2024年7月24日、プログラム自動作成サービス「ユーザーローカル コード生成AI」を提供開始した。Webブラウザから無料で利用できる。作成したいプログラムの要件を自然言語で指示すると、大規模言語モデル(LLM)を参照してPythonまたはJavaScriptのコードを生成する。生成されたコードをWeb画面から実行して動作を確認することも可能である。

SI/コンサルティングの需要増で、2023年の国内デジタルビジネス支援サービス市場は31%増─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2024年7月25日、国内デジタルビジネスプロフェッショナルサービス市場を予測した。2023年は前年比31.0%増の1兆3431億円だった。国内企業のデジタルビジネスへの取り組みが進展し、コンサルティングからシステム構築などの実装支援サービスまで、全領域で高い成長を遂げたという。

「マネーフォワード クラウド会計」がChatGPTと連携、プロンプト指示から財務状況レポートを生成 | IT Leaders

マネーフォワードは2024年7月25日、中小企業向け会計サービス「マネーフォワード クラウド会計」でChatGPTとのAPI連携機能を追加した。同機能を「マネーフォワード クラウド 会計 for GPT」アプリとしてマーケットプレイス「GPT Store」より提供する。自然言語での問い合わせから、会計データを基に財務状況を分析し、レポートを生成する。同アプリから、ChatGPTをカスタマイズして作成したツールをGPT Storeで公開できる。

新型ゲーム機「ROG Ally X」レビュー:処理速度やバッテリー持ち、操作性など

ASUSの「ROG Ally X」は「Windows」を搭載した携帯ゲーム機で、この分野では最高の製品の1つとみなされている。本記事では、Ally Xを実際に使用した米CNET記者が初代モデルとの違い、スペック、操作性、本体の特徴、パフォーマンス、長所と短所などについて解説する。
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「Vision Pro」を超えるARの未来はもうすぐやって来る?–AWEで目撃した兆し

拡張現実(AR)と仮想現実(VR)のヘッドセットは小型化が進む傾向にあり、一方でスマートグラスも有望な未来が見え始めている。レンズやディスプレイ、トラッキングといった技術の進展も目覚ましく、その兆しを「Augmented World Expo」(AWE)でいくつか目にすることができた。
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NICT、量子アニーリングによる組み合わせ最適化で、屋外多数同時接続の無線通信実験に成功 | IT Leaders

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は2024年7月25日、量子アニーリングで組み合わせ最適化問題を解くことにより、屋外における多数同時接続の無線通信実験に成功したと発表した。基地局アンテナ1本で少なくとも7台まで端末局との同時接続が行えることをシミュレーションで確認すると共に、4台との同時接続を屋外実験で実証した。
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NTTインターネット、中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」を販売 | IT Leaders

NTTインターネットは、中小企業向けクラウドERP(統合基幹業務システム)「GRANDIT miraimil」を販売する。GRANDIT miraimilは、オンプレミス版ERP「GRANDIT」の機能をベースに中小企業向けに開発したクラウド型ERP。NTTインターネットは14社目の販売パートナーとなる。GRANDITが2024年7月23日に発表した。

日立ソリューションズ、「Microsoft Copilot Studio」のSIを提供、独自の生成AIアシスタントをローコードで開発 | IT Leaders

日立ソリューションズは2024年7月25日、SIサービス「Microsoft Copilot Studioに関する導入支援サービス」を同年7月26日から提供すると発表した。Microsoft Power Platform上のCopilot Studioを用いて生成AIアシスタントをローコードで開発する。料金(税込み)は、Copilot Studioの導入・環境構築とハンズオントレーニングの「スターターパック」が165万円から。ユーザー独自のAIアシスタントの構築は個別見積もり。

三菱商事、OCRと生成AIで保証債務業務を効率化する検証、精度97%で必要情報を抽出 | IT Leaders

三菱商事(本社:東京都千代田区)は、生成AIで経理業務を効率化する検証を2024年4月~5月に実施した。保証債務に関して契約書や残高証明書から情報を抽出するケースで97%の正解率、支払調書の提出が必要/不要を判定するケースで98%の再現率が得られたという。今後、生成AI適用のユースケースを広げていく。検証を支援したPwC税理士法人が同年7月25日に発表した。

NEC、ファイルサーバー管理ソフト新版「NIAS V5.2」、不要ファイルの削除を促してアクセス権を一括設定 | IT Leaders

NECは2024年7月24日、ファイルサーバー管理ソフトウェア新版「NEC Information Assessment System(NIAS) V5.2」を提供開始した。ユーザーに不要ファイルの削除を促してファイルサーバーのデータ量を削減する。新版では、全ユーザーのアクセス権限をフォルダツリー上で可視化して一括で修正する機能などを追加した。

エクイニクス、大阪データセンター「OS3」に液冷システムを導入、AIサーバーの冷却効率を向上 | IT Leaders

エクイニクス・ジャパンは2024年7月24日、液体冷却(液冷)方式の冷却システムを大阪エリアのIBXデータセンター「OS3」に導入し、提供開始したと発表した。ユーザーのラックやケージを冷水で冷却し、高発熱のAIサーバーの冷却効率向上を図る。同年9月に品川エリア(港南地区)に開設予定のデータセンター「TY15」でも同様の液冷を実装する。標準化した液冷をグローバル48都市に展開する予定である。

サムスン「Galaxy Z Fold6」レビュー(後編)–カメラ性能とバッテリー、総合評価

サムスンが、最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」を発表した。価格は1899.99ドルから(日本では24万9800円から)と強気の設定だが、はたして性能はそれに見合っているのか。後編では、カメラ性能、バッテリー持続時間とパフォーマンスを調べ、総合評価をまとめた。
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生成AIの業務活用のカギはRAG、AIはアルゴリズムから「World Model」へ─専門家が説く現状と将来 | IT Leaders

生成AIが画期的な技術であることは論を要しない。だれもが簡単に利用でき、文書の作成や要約、翻訳、問い合わせへの回答、アイデア出し、表や図形・画像の自動作成など、さまざまな処理を高いレベルでこなしてくれる。半面、進化の最中にある技術であり、平気で間違えることもあって、業務で効果的に活用するのはそれなりに難しい。企業は進化し続けるこの技術とどう向き合うべきか? 早期からAIの進化を追う、米ガートナーのAI担当アナリスク、アンソニー・ムレン氏に聞いた。
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「セキュリティと事業継続を一体で捉える“デジタルレジリエンス”が必要だ」─独SUSE幹部 | IT Leaders

国内外でランサムウェア攻撃の被害が後を絶たない。クリティカルなデータを盾に身代金を要求された時点で、企業は事業継続にかかわる意思決定を迫られる。事業のデジタル化が進む今日、企業はサイバーセキュリティと事業継続を一体的に捉え、対策を講じる必要がある。そんな中、Linuxベンダーで知られる独SUSE(スーゼ)が、サイバーレジリエンスとオペレーショナルレジリエンスを柱とする「デジタルレジリエンス」の確立を訴えている。同社APAC CTO(最高技術責任者)兼シニアディレクターのビシャル・ガリワラ(Vishal Ghariwala)氏に、デジタルレジリエンスへの取り組みで必要な考え方やアプローチを聞いた。

クアルトリクス、顧客/従業員体験管理「Qualtrics XM」に生成AI機能、2024年秋に提供 | IT Leaders

エクスペリエンス(体験)管理製品「Qualtrics XM Platform」を提供するクアルトリクスは2024年7月24日、説明会を開き、同社製品に組み込む生成AI機能群を紹介した。生成AIによるアシスタント「Qualtrics Assist」や、アンケートの回答が少ない場合に追加で質問する「対話型フィードバック」などを追加し、2024年秋に一般提供を開始する。
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SSOサービス「CloudGate UNO」、パスワードレス認証デバイス「YubiKey」を年額制で用意 | IT Leaders

インターナショナルシステムリサーチ(ISR)は2024年7月24日、クラウド型SSO(シングルサインオン)ゲートウェイ「CloudGate UNO」のオプションとして、認証デバイス「YubiKey」のサブスクリプションサービス「YubiKey as a Service」(米Yubico製)を提供開始した。価格(税込み)は、CloudGate UNOが1ユーザー月額440円から、YubiKey as a Serviceが1ユーザー年額11米ドルから。

トヨタL&F、フォークリフトの安全運転をAI映像解析で評価する「運転動画AI解析」を発表 | IT Leaders

豊田自動織機 トヨタL&Fカンパニー(本社: 愛知県高浜市)は2024年7月23日、フォークリフト安全運転評価システム「運転動画AI解析」を発表した。フォークリフトやオペレーターの動きをAIがクラウド上で解析し、安全運転を評価する。トヨタL&Fの物流ノウハウと富士通のAIサービスを組み合わせて開発した。
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2023年度の国内プロセスマイニング市場は46.9%増の急成長、調達・購買分野での採用が活発化─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2024年7月23日、国内のプロセスマイニング市場における規模の推移と予測を発表した。2023年度の同市場は、調達業務での採用拡大などにより、前年度比46.9%増の25億7000万円だった。年平均23.9%で成長し、2028年度には75億円規模に達する見込みである。

サプライチェーンのデジタルツインから需要予測/計画立案する「o9 デジタルブレイン」─日立ソリューションズ | IT Leaders

日立ソリューションズは2024年7月23日、o9ソリューションズ・ジャパンの製造業向け需要予測/計画最適化支援ソフトウェア「o9 デジタルブレイン・プラットフォーム」を発表した。クラウドサービスの形態で同年7月24日から販売する。製造業におけるサプライチェーンの需要予測と計画最適化をデジタルツインの仕組みの下で行う。価格は個別見積もり。

サムライズ、分析用データを収集・加工・統合するシステム構築サービス、BIの前準備にかかる負担を軽減 | IT Leaders

サムライズは2024年7月23日、「おまかせデータ統合支援サービス」を提供開始した。業務部門やデータ分析部門が必要とするデータを、情報システム部門に頼らずに簡単に入手して分析するためのシステム環境を整備する。社内に散在するデータを収集し、データ分析用に加工し、データベースに取り込んで統合する。

常陽銀行、顧客データ分析基盤をクラウドに移行、行動データも加えてMAに活用 | IT Leaders

めぶきフィナンシャルグループの常陽銀行(本店:茨城県水戸市)は2024年7月23日、顧客情報を活用するためのデータ分析基盤をオンプレミスからクラウドに移行した。2023年4月から1年をかけて移行し、2024年4月1日に本稼働を開始している。移行先に日本テラデータの「Teradata VantageCloud on Azure」を採用し、オンプレミスと比べてデータの量に制約がなくなり、新たに顧客の行動データを収集・分析できるようになった。

コクヨ、グループ共通の経費精算システムを導入、業務効率化/ワークスタイル変革を促進 | IT Leaders

コクヨ(本社:大阪府大阪市)はグループ共通の経費精算システムを導入し、2024年4月より運用を開始した。電通総研の経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」を採用し、経費精算業務のガバナンス強化と効率化を通じてグループのワークスタイル変革を促進する。電通総研が同年7月22日に発表した。

DX人材育成の課題は「スキル向上/獲得へのマインドシフト」が48.3%で最多─IPA調査 | IT Leaders

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2024年7月22日、デジタル人材の動向を調査・分析したレポート「デジタル時代のスキル変革等に関する調査(2023年度)」を公開した。企業の58.2%はDX推進人材が「大幅に不足している」と回答している。人材育成の課題は、社員の「スキル向上・獲得へのマインドシフト」が48.3%で最多だった。

グローバル企業に求められる各国・業界の情報セキュリティ規制とは? | IT Leaders

日本を代表する百戦錬磨のCIO/ITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る──「CIO Lounge」はそんな腕利きの諸氏が集まるコミュニティである。本連載では、「企業の経営者とCIO/情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けする。今回は、堀場製作所 情報システム部門長で、CIO Lounge正会員メンバーの栗田英正氏からのメッセージである。

ニュートン・コンサルティング、攻撃者視点で疑似攻撃をしかけるペネトレーションテストサービス | IT Leaders

ニュートン・コンサルティングは2024年7月17日、「ペネトレーションテストサービス」を提供開始した。攻撃者と同じ視点で作成した攻撃シナリオを用いて、企業のシステムに対して疑似サイバー攻撃を実施し、攻撃の目的が達成できるかどうかを評価する。実施期間と価格は応相談。

NRIセキュア、ID/パスワードをシステムから分離して一元管理する「HashiCorp Vault」を販売 | IT Leaders

NRIセキュアテクノロジーズは2024年7月22日、ID/パスワード一元管理サーバーソフトウェア「HashiCorp Vault」の販売を開始した。クライアントは、HashiCorp Vaultに問い合わせることで、サーバーにアクセスするために必要なID/パスワードを得られる。開発会社は米HashiCorp(日本法人はHashiCorp Japan)。

日立、生成AIのSIサービスを体系化、実現性の検証やRAGチューニングなど7メニューを提供 | IT Leaders

日立製作所は2024年7月22日、「生成AI活用プロフェッショナルサービス powered by Lumada」を提供開始した。生成AIの導入・活用や人材育成をトータルで支援する伴走型のSIサービスとして体系化している。「ユースケース実現性検証サービス」や「RAGチューニング支援サービス」など7つのサービスメニューで構成する。
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全世界で発生のブルースクリーンエラー、850万台のWindowsマシンに影響─米マイクロソフトが状況を説明 | IT Leaders

米マイクロソフトは2024年7月20日(米国現地時間)、米クラウドストライク(CrowdStrike)のセキュリティソフトウェアのアップデートが原因で、世界中で発生したWindowsのブルースクリーンエラー(BSOD)の問題について言及した。同社の公式ブログによると、この問題の影響を受けたWindowsデバイスは全世界で推定850万台に上るという。

IoT機器のOSS脆弱性管理を代行する「SBOM脆弱性定期レポートサービス」─サイエンスパーク | IT Leaders

サイエンスパークは2024年7月18日、「SBOM脆弱性定期レポートサービス」を提供開始した。IoT機器のファームウェアなどのバイナリファイルを提出するだけで、SBOM(ソフトウェア部品表)を生成し、利用しているオープンソースソフトウェア(OSS)の脆弱性情報を月次レポートとして報告するサービスである。リスクの高い脆弱性が発見された場合は、タイムリーに通知する。価格(税別)は、IoT機器あたり年額180万円。

Microsoft 365の提供基盤でシステム障害、複数のサービスでアクセス不能など | IT Leaders

米マイクロソフトは2024年7月18日(米国現地時間)、Microsoft 365においてサービス提供基盤のシステム障害が発生し、複数のサービスにおいてアクセス不能や性能低下が生じていると発表した。継続的な復旧作業の過程で、各サービスの復旧・機能改善が続いているとしている。

NTT Comとトランスコスモス、GHG排出量の可視化・削減や生成AIコンタクトセンターで協業 | IT Leaders

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とトランスコスモスは2024年7月17日、デジタル技術を使ったBPO(アウトソーシング)事業で提携した。NTT Comのインフラや技術と、トランスコスモスのノウハウや人材を組み合わせる。新規サービスを共同で開発するほか、ユーザーへの導入・運用で連携する。第1弾として、温室効果ガス(GHG)排出量の可視化から削減アクションの提案・実行まで一気通貫で支援するサービスを同日付で提供開始した。

東急コミュニティー、マンション所有者・入居者向けにFAQ検索を刷新、月間利用数が3倍に | IT Leaders

総合不動産管理の東急コミュニティー(本社:東京都世田谷区)は、マンションの所有者・入居者向けのサポートを強化する目的で、HelpfeelのFAQ検索システム「Helpfeel」を導入し、2024年3月に提供を開始した。月間利用数が従来の従来のFAQシステムの約3倍になったという。Helpfeelが同年7月18日に発表した。

建設現場における資機材の位置情報をBluetooth端末で管理─安藤ハザマ | IT Leaders

安藤ハザマ(本社:東京都港区)は2024年7月18日、建設現場における機材や資材の位置情報をBluetooth端末で管理する実証試験を行うと発表した。建設機械管理サービスを提供するArch、位置情報検出端末を提供するMAMORIOと共同で実施する。資機材を探す時間を減らして紛失や調達の重複などを防ぐ。

介護の報告書作成やオンライン英会話の要約に生成AIを活用─AWSが中堅・中小企業の事例を紹介 | IT Leaders

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は2024年7月18日、中堅・中小企業向け事業を説明する会見を開いた。生成AIを活用している中堅・中小企業の事例として、在宅介護サービスを手がけるやさしい手(本社:東京都目黒区)と、オンライン英会話サービスを手がけるネイティブキャンプ(本社:東京都渋谷区)が登壇した。
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JAつがる弘前、りんごの在庫管理をモバイルアプリで電子化、年間約500時間の工数を削減 | IT Leaders

つがる弘前農業協同組合(本店:青森県弘前市、JAつがる弘前)は、りんごの在庫管理をモバイルアプリで電子化した。報告から集計までの一連の在庫管理業務において、年間で約500時間の工数を削減した。出荷先である卸売市場への在庫数の報告も、約3時間の前倒しが可能になった。モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」を提供したアステリアが2024年7月18日に発表した。

調剤薬局の平野、取引先データを「Zoho CRM」で管理、取引先へのメール発信などを容易に | IT Leaders

調剤薬局「平野薬局」を運営する平野(本社:愛媛県今治市)は、クラウド型CRM(顧客関係管理)アプリケーション「Zoho CRM」を導入した。これまではkintoneで構築したアプリケーションで取引先のデータを管理していたが、これをZoho CRMにリプレースした。CRM画面から取引先に直接メールを発信するなど、きめ細かいコミュニケーションが可能になった。Zoho CRMを提供したゾーホージャパンが2024年7月18日に発表した。

農林中央金庫、Windowsで稼働している勘定系システムをパブリッククラウドに移行 | IT Leaders

農林中央金庫(本店:東京都千代田区)は2024年7月16日、勘定系システムをパブリッククラウドに移行した。2020年9月からWindowsベースのオープン勘定系システム「BankVision」を使っていたが、今回これをクラウド上の「BankVision on Azure」に移した。クラウド化により、市場環境の変化に柔軟に対応することや、システムコストの削減などの効果を狙っている。

JSOL、自社シンクライアント環境のWeb会議/ウェビナーのレスポンスを仮想GPUで向上 | IT Leaders

JSOL(本社:東京都千代田区)は、シンクライアントのリモート業務環境におけるWeb会議/ウェビナー視聴の操作レスポンスを仮想GPU(vGPU)で向上させた。ノートPCと同等の体感性能を得て、リモート業務の課題を解決している。2024年3月から運用を開始し、同年6月には全社展開(約3000人規模)している。シンクライアント環境を構築したNECが同年7月16日に発表した。