富士通、Oracle Alloyベースのクラウドサービスを提供開始、機密性・データ主権要件に応える | IT Leaders

富士通は2024年4月14日、「Fujitsu クラウドサービス powered by Oracle Alloy」を提供開始した。ユーザーは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の機能を、富士通のデータセンターから、運用コンサルティングや運用サービスとともに利用可能である。日本企業のソブリンクラウド(自国の法律や規制に則ってデータを運用可能なクラウド)需要に応える。

国内IaaS/PaaS市場は2028年まで年平均18.2%で成長、クラウド移行プロジェクトが牽引─矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2025年3月28日、国内のクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場の調査結果を発表した。2024年の市場規模(事業者売上高ベース)を前年比118.1%の2兆2800億円と推計している。マイグレーションプロジェクトが市場の成長を牽引しており、特に、大企業においてシステムを作り替えることなく移行するリフトの施策が情報系システムを中心に行われているという。

生成AIの進展に伴い、国内パブリッククラウド市場は前年比26.1%増─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2025年2月20日、国内パブリッククラウド市場の予測を発表した。2024年は前年比26.1%増の4兆1423億円(売上額ベース)だった。2024年は生成AIが活況で、関連製品・サービスが売上を伸ばしたという。2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR)は16.3%で、2029年の市場規模は2024年比約2.1倍の8兆8164億円になると予測している。

生成AIの進展に伴い、国内パブリッククラウド市場は前年比26.1%増─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2025年2月20日、国内パブリッククラウド市場の予測を発表した。2024年は前年比26.1%増の4兆1423億円(売上額ベース)だった。2024年は生成AIが活況で、関連製品・サービスが売上を伸ばしたという。2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR)は16.3%で、2029年の市場規模は2024年比約2.1倍の8兆8164億円になると予測している。

メガクラウドが市場を牽引し、国内IaaS/PaaS市場は2025年度には2兆円規模に─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2025年2月18日、国内のIaaS/PaaS市場における規模の推移と予測を発表した。2023年度の売上金額は前年度比15.3%増の1兆5642億6000万円だった。市場に影響力を持つ上位5ベンダーが、いずれも前年度から2ケタの伸び率となったことが成長の要因とし、2024年度も同様の傾向により、同等の伸びを維持すると予測している。

資生堂、販売/顧客分析システムのクラウド移行で、運用コストを2割削減、夜間バッチを9割高速化 | IT Leaders

資生堂(本社:東京都中央区)は、全社の販売/顧客分析システム「B-NASS+」をクラウドに移行し、2023年6月より運用している。オンプレミスのOracle DatabaseおよびOracle Business IntelligenceをOCIに移行したことで運用コストを約20%削減し、夜間バッチ処理を約90%高速化した。合わせてセルフサービスBIを導入し、データ分析の利便性を高めている。日本オラクルが2025年2月4日に発表した。

アカマイ、コンテナ環境の構築を容易にする「Akamai App Platform」やDBaaSを提供 | IT Leaders

米アカマイ・テクノロジーズは2024年11月12日、同社のクラウドサービスを強化する複数の新サービスを発表した。コンテナ運用環境を迅速に構築するためのKubernetes関連ソフトウェア「Akamai App Platform」、フィンランドAivenのSaaS型マネージドデータベース、オブジェクトストレージの性能向上、グラフィックス用途の新しいGPUインスタンスなどを提供する。

NTTデータ、国内企業に向けて「Oracle Alloy」を活用したソブリンクラウドを提供 | IT Leaders

NTTデータは2024年10月23日、「Oracle Alloy」を活用したIaaSを国内企業に向けて提供すると発表した。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)をカスタマイズしたIaaSをNTTデータのデータセンター環境で提供し、国内企業のソブリンクラウド需要に応える。販売目標はサービス全体で2030年までに1000億円。

AWSジャパン、ガバメントクラウドに移行する自治体をスキル育成や情報提供で支援 | IT Leaders

アマゾンウェブサービスジャパン(AWSジャパン)は2024年10月22日、会見を開き、ガバメントクラウドの推進に向けた取り組みの現状を説明した。スキル育成と移行支援の2つを柱に、コンテンツやSIサービスなどを提供している。今後、自治体によるガバメントクラウドの運用が本格化するにつれ、ITリソースの利用状況を監視してクラウドの利用コストを削減する工夫などが広がるという。移行スタイルも、まずはリフト(載せ替え)が主だが、次にシフト(作り替え)も増えていくという。

クラウド移行がさらに進み、国内プライベートクラウド市場は5年後に2倍の規模へ─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2024年10月7日、国内におけるプライベートクラウド市場の予測を発表した。2023年の同市場は前年比27.3%増の2兆533億円(支出額ベース)だった。2023年~2028年の年間平均成長率(CAGR)は15.4%で、2028年の市場規模は2023年比で約2倍の4兆2126億円に達すると予測している。

シャドーITの現状は? 国内企業の43.3%は非IT部門がクラウドサービスを選定・交渉─ガートナー | IT Leaders

ガートナージャパンは、国内企業のビジネス部門のDX/業務デジタル化の取り組みのうち、「シャドーIT」の現状を調査した結果を発表した。回答企業の43.3%はIT部門以外の部門でクラウドサービスを選定・交渉していることが判明した。

さくらインターネット、GPUクラウド第3弾は仮想マシン実行環境の「高火力VM版」 | IT Leaders

さくらインターネットは2024年8月27日、説明会を開き、GPUクラウドサービス「高火力」シリーズの最新ロードマップを紹介した。第1弾「高火力PHY」(物理サーバー)と第2弾「高火力DOK」(Dockerコンテナ実行環境)に続き、第3弾「高火力VM版」(仮想サーバー実行環境)を提供する。また、8月27日に高火力DOKのGPUとしてNVIDIA V100に加え、より高性能なH100を選べるようにした。

さくらインターネット、GPUクラウド第3弾は仮想マシン実行環境の「高火力VM版」 | IT Leaders

さくらインターネットは2024年8月27日、説明会を開き、GPUクラウドサービス「高火力」シリーズの最新ロードマップを紹介した。第1弾「高火力PHY」(物理サーバー)と第2弾「高火力DOK」(Dockerコンテナ実行環境)に続き、第3弾「高火力VM版」(仮想サーバー実行環境)を提供する。また、8月27日に高火力DOKのGPUとしてNVIDIA V100に加え、より高性能なH100を選べるようにした。

Microsoft 365の提供基盤でシステム障害、複数のサービスでアクセス不能など | IT Leaders

米マイクロソフトは2024年7月18日(米国現地時間)、Microsoft 365においてサービス提供基盤のシステム障害が発生し、複数のサービスにおいてアクセス不能や性能低下が生じていると発表した。継続的な復旧作業の過程で、各サービスの復旧・機能改善が続いているとしている。

未使用のアクセス権限設定を検出・修正、S3のマルウェア検査など、AWSのセキュリティ新機能を紹介─AWS re:Inforce 2024 | IT Leaders

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は2024年7月9日、会見を開き、米Amazon Web Services(AWS)が2024年6月に開催したセキュリティ関連の年次イベント「AWS re:Inforce 2024」で発表した新機能を説明した。例えば、IAM(ID管理機能)の新機能として、使っていないアクセス権限設定を検出し、ボタン1つで簡単に削除・修正できるようにした。Amazon S3上のオブジェクトをスキャンしてマルウェアを検出する機能も追加した。

和歌山市、住民情報系システムをOCI上のガバメントクラウドに移行 | IT Leaders

和歌山市は、住民情報系システム(住民基本台帳、印鑑登録、選挙人名簿管理、就学)をガバメントクラウドに移行する。2025年1月に稼働を開始する予定。システム基盤にはOracle Cloud Infrastructure(OCI)を利用し、紀陽情報システムがシステムの運用と標準化を担う。日本オラクルが2024年7月8日に発表した。

日立建機、オンプレミスのVMware環境で動いている基幹業務システム基盤をクラウドに移行 | IT Leaders

日立建機(本社:東京都台東区)は、基幹業務システム基盤をクラウドに移行する。オンプレミスのVMware仮想化環境で動いていた約500のアプリケーションサーバーと約100のデータベースを、「Oracle Cloud VMware Solution」と「Oracle Exadata Cloud Service」に移行する。日本オラクルが2024年6月28日に発表した。

東京システムハウス、メインフレーム/オフコンからの移行先としてAWSの導入を支援するサービス | IT Leaders

東京システムハウスは2024年6月19日、「AWS導入支援サービス」を提供開始した。メインフレームまたはオフィスコンピュータ(オフコン)で基幹システムを動かしているユーザーに向けて、システムの移行先となるクラウド環境をAmazon Web Services(AWS)上に整備する。移行後の技術サポートも提供する。

学研エデュケーショナル、個別運用していた70以上の業務システムをクラウドに移行 | IT Leaders

学研エデュケーショナル(本社:東京都品川区)は、教室事業を管理する基幹システムを、複数のSaaSを組み合わせて全面的に刷新した。二重入力の解消、ワークフローの電子化、データの可視化などを図っている。不足する機能は、クラウド型ローコード開発ツールの「kintone」などを用いて開発した。システム構築を支援したJBCCが2024年5月13日に発表した。

金融機関のシステムモダナイゼーションを支援する「NEC Secure PaaS for Finance」─NEC | IT Leaders

NECは2024年4月25日、金融機関向けクラウド移行SIサービス「NEC Secure PaaS for Finance」を提供開始した。銀行、証券、保険などの金融機関に求められるセキュリティ要件を満たした、クラウドネイティブなアーキテクチャで構成されたシステム基盤の構築を支援する。価格(税別)はAWSの利用料金を除いて最小構成で月額100万円から。NECは同サービスの提供を含む金融機関向けのモダナイゼーション事業において、今後3年間で500億円の販売目標を掲げる。

2023年の国内IaaS/PaaS市場は前年比120.5%、マイグレーション需要が主体─矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2024年4月23日、国内のクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場の調査結果から、クラウドベンダーの動向や新サービスの普及状況を発表した。クラウド基盤上で生成AIの活用に取り組む企業の増加などから、2023年の同市場は前年比120.5%の1兆9400億円と推計している。

NRI、Oracle AlloyによるIaaSを提供開始、金融向けに“NRIマルチクラウド”の選択肢を拡充 | IT Leaders

野村総合研究所(NRI)は、同社のデータセンターに「Oracle Alloy」を導入し、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)をカスタマイズした同社管理のIaaSをオンプレミスで顧客に提供する基盤サービスを開始した。既存のSaaS基盤「OCI Dedicated Region」に加えて、金融業を始めとするパブリッククラウドの利用に慎重なユーザー企業に向けて、“NRIマルチクラウド”の選択肢を広げる。日本オラクルが2024年4月16日に発表した。

富山第一銀行、情報系システムをAWSに全面移行、需要に応じたサーバーのスケーリングが可能に | IT Leaders

富山第一銀行(本店:富山県富山市)は、情報系システムをパブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)に全面移行する。未使用時間帯のサーバー停止や、需要に応じたサーバー台数/スペックのスケーリングなどIaaSの特性を生かして運用する。AWSの運用サービスを提供するインテックが2024年3月28日に発表した。

NRI、OCIベースのIaaSを「顧客向け専用パブリッククラウドサービス」として提供 | IT Leaders

野村総合研究所(NRI)は2024年2月20日、IaaS型クラウドサービス「顧客向け専用パブリッククラウドサービス」を同年4月から提供すると発表した。米オラクルのOracle Cloud Infrastructure(OCI)のIaaS基盤をNRIのデータセンターに構築し、ユーザー企業に向けて提供する。クラウド事業者がOCIによるIaaS基盤をカスタマイズして提供可能な「Oracle Alloy」を利用している。

さくらインターネットが「ガバメントクラウド」提供事業者に選定、日本企業で初 | IT Leaders

さくらインターネットは2023年11月28日、同社のIaaS「さくらのクラウド」が、デジタル庁の「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス(2023年度募集)」に認定されたことを発表した。これまで、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の4事業者/IaaSが認定されてきた。さくらのクラウドは国内事業者として初めての認定となる。

三井不動産リアルティ、住宅ローン業務システムをOCIとAzureのマルチクラウド環境に移行 | IT Leaders

三井不動産リアルティ(本社:東京都千代田区)は、住宅ローンの事前審査申込の受け付けや金融機関からの審査結果を管理する業務システムを、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)とMicrosoft Azureのマルチクラウド環境に移行する。2024年5月の移行完了を予定している。Azure上のWebアプリケーションからOCI上のデータベースにアクセスするシステム構成をとる。日本オラクルが2023年11月6日に発表した。

アシスト、オンプレミスのサーバーをAWSにそのまま移行するクラウドリフトのSI | IT Leaders

アシストは2023年11月6日、SIサービス「オンプレミスサーバー移行サービス」を提供開始した。オンプレミス環境で動作している物理/仮想サーバーを、そのままAmazon Web Services(AWS)に移行するクラウドリフトのSIを提供する。「AWS Application Migration Service(MGN)」を用い、移行にかかる時間は約1カ月からとしている。料金は移行対象となる物理/仮想サーバー数で変動する。

デル、IaaSのように運用できる垂直統合システム「APEX Cloud Platform for Azure Stack」 | IT Leaders

デル・テクノロジーズは2023年10月23日、垂直統合システム「Dell APEX Cloud Platform for Microsoft Azure」を発表した。マイクロソフト、レッドハット、VMwareなどの製品で構成するIaaS用システム基盤をオンプレミス環境で稼働可能なサーバーマシンとして提供する。価格は個別見積もり。

Google Cloud、データ分析のSQLをAIで自動生成、組み込みの対話型AI機能「Duet AI」を説明 | IT Leaders

グーグル・クラウド・ジャパンは2023年8月31日、プライベートイベント「Google Cloud Next '23」(米国時間8月29日~31日)での発表内容について説明した。今後登場するプレビュー機能のハイライトの1つは、SQLのクエリーを生成するなど、データ分析に生成AIを組み込んだことである。インフラにおいても、AIの性能を高めるGPUインスタンスの新世代をリリースしたほか、AI特化プロセッサ(TPU)の新世代をアナウンスした。

Oracle、オンプレミスに置けるラック型のIaaSクラウド「Compute Cloud@Customer」 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)は2023年8月9日(米国現地時間)、ラック型IaaSクラウド「Compute Cloud@Customer」を発表した。IaaS型パブリッククラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)を、最小構成1ラックでオンプレミス環境に導入可能なサービスである。通常のOCIと同じ価格で、従量課金型で導入可能である。

澁澤倉庫、荷主や物流企業とデータを送受するEDIシステムをクラウド移行/刷新 | IT Leaders

澁澤倉庫(本社:東京都江東区)は、荷主や物流企業との間でデータをやり取りするためのEDI(電子データ交換)システムを刷新した。ISDN回線サービス終了に伴うインターネットEDIへの移行やサーバー老朽化などを理由に、オンプレミスのEDIソフトウェア「EDI-Master」からクラウド型EDIサービス「EDI-Master Cloud」に移行し、サーバーの運用管理負荷も減らした。EDI-Master Cloudを提供するキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が2023年8月7日に発表した。

AWS、基盤モデルと既存システムを組み合わせた生成AIアプリケーションを開発可能な「Agent for Amazon Bedrock」などを発表 | IT Leaders

アマゾン ウェブ サービス ジャパンは2023年8月3日、オンラインで会見し、Amazon Web Services(AWS)が2023年7月に開催したプライベートイベント「AWS Summit New York 2023」の発表内容の一部を紹介した。例えば、新機能「Agent for Amazon Bedrock」は、生成AIアプリケーションを簡単に作れるようにする機能である。社内で管理している最新のトランザクションデータなどを情報ソースの一部として利用してレポートを生成する生成AIアプリケーションを、独自のプログラミングなどの手間を省いて容易に実装できるとしている。

IWI、クレジットカード加盟店契約業務のASP基盤をOracle CloudのVMware環境に移行 | IT Leaders

インテリジェント ウェイブ(IWI)は、ASP型のアクワイアリング(クレジットカード加盟店開拓)サービス「IOASIS」の提供基盤にパブリッククラウドを採用した。2023年4月以降の新規ユーザーに対し、これまで同社がオンプレミス環境で提供していたASP基盤を、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上のVMware仮想化プラットフォーム/Oracle Databaseから提供する。これにより、サービス導入期間を約30%短縮した。日本オラクルが2023年7月4日に発表した。

スウェーデン発・欧州ストレージ共通基盤構想「Unigrid」、ブロックチェーンベースの分散型クラウドで米国勢に対抗:第43回 | IT Leaders

スウェーデンのUnigrid財団が、ブロックチェーン技術をベースとした分散型のストレージ共通基盤構想を発表した。クラウドサービスがGAFAMなど米国企業の独占となって久しいが、Unigrid構想は、欧州企業の主導で米国勢に対抗しようという試みだ。1万以上の欧州のデータセンターを巻き込んだ大規模な基盤になることをうたうが、どれほどのポテンシャルがあるのだろうか。

クラウドの需要は「リプレイスメント/効率化」から「DX/データ駆動型ビジネス」へ─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2023年6月27日、国内におけるクラウド市場の予測を発表した。2022年は前年比37.8%増の5兆8142億円(売上額ベース)だった。2022年~2027年にかけての年間平均成長率(CAGR)は17.9%で推移し、2027年の市場規模は2022年比約2.3倍の13兆2571億円になると予測している。IDCによると「リプレイスメント/効率化」の需要は、「DX/データ駆動型ビジネス」の規模が拡大したことにより、2024年以降、急速に前年比成長率が低下していくという。

UQコミュニケーションズ、基地局建設業務システムをOracle Cloudに移行、運用費を25%削減 | IT Leaders

UQコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)は、UQ WiMAXの基地局建設業務システムをデータセンターからクラウドに移行した。Oracle Cloudを採用し、東京と大阪の2拠点で稼働を始めている。以前よりも可用性を高めながら運用管理コストを25%削減した。日本オラクルとアシストが2023年6月27日に発表した。

クラウド運用自動化「Cloud Automator」、Amazon ECSのタスクを実行/停止可能に | IT Leaders

サーバーワークスは2023年6月20日、クラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」に、Amazon ECS(Elastic Container Service)のタスクを実行・停止するアクションを追加した。常時稼働が不要なタスクについて、実行や停止を自動化して停止忘れなどを防止できる。

PayPayカード、基幹システムのAWSへの移行が完了、COBOLをJavaにリライト | IT Leaders

クレジットカードサービス会社のPayPayカードは2023年4月5日、メインフレームとCOBOLで動いていたオンプレミス環境の基幹システムをJava言語でリライトし、パブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)で稼働させた。約6年半前にJava化プロジェクトが始まり、約3年前にAWSに移行するプロジェクトが始まった。今回、AWS上で新システムが稼働した。Amazon EC2とAmazon RDS for Oracleで構築している。AWSのシステム構成は、レイテンシ(遅延時間)を短くするため、マルチAZ構成ではなくシングルAZ構成とした。

クラスメソッド、VMware Cloud on AWSを販売開始、オンプレミスからの移行支援も実施 | IT Leaders

クラスメソッドは2023年4月18日、「VMware Cloud on AWS」の販売を開始すると発表した。AWSのベアメタルサーバー上でヴイエムウェアのソフトウェアを動作させ、これをIaaS型クラウドサービスとして米ヴイエムウェアとパートナー企業が提供するものである。オンプレミス環境からAWSへのシステム移行などに適する。クラスメソッドは、同サービスの販売を開始するとともに、AWSへの移行支援なども提供する。

「Azureから使えるOracle DBを“ファーストパーティ”体制で届ける」─マイクロソフトとオラクルがマルチクラウドで提携拡大 | IT Leaders

マイクロソフトとオラクル──かつてライバルのイメージが強かった、IT業界を代表する両社は近年、共創の関係にある。2019年6月にMicrosoft AzureとOracle Cloud Infrastructure(OCI)の相互接続が始まり、2022年7月にはオラクルが「Oracle Database Service for Microsoft Azure」をリリースするなど、企業の大規模なワークロードを両社のパブリッククラウド上でシームレスに動かせるようにする取り組みが進んでいる。そして先頃、国内でもAzureからOCI上のOracle Databaseを利用可能にするサービスの提供が始まった。両社の提携拡大は、国内の顧客企業にどんなインパクトをもたらすのだろうか。

2021年度の国内IaaS/PaaS市場規模は1兆円を突破、2025年度に2兆円に─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2023年3月7日、国内のIaaS/PaaS市場における規模の推移と予測を発表した。2021年度の同市場は前年度比25.3%増の1兆1368億4000万円と、初めて1兆円を突破した。IaaS/PaaS共に着実な伸びにより、2025年度の市場は2兆円に達すると予測している。

2021年度の国内IaaS/PaaS市場規模は1兆円を突破、2025年度に2兆円に─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2023年3月7日、国内のIaaS/PaaS市場における規模の推移と予測を発表した。2021年度の同市場は前年度比25.3%増の1兆1368億4000万円と、初めて1兆円を突破した。IaaS/PaaS共に着実な伸びにより、2025年度の市場は2兆円に達すると予測している。

国内企業でDXが進展し、ERP/CRM/SFAのクラウド基盤利用率が2年で倍増─矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2023年3月6日、国内企業におけるERP(財務・会計、人事・給与、販売管理、生産管理・SCM)およびCRM/SFAアプリケーションのパブリッククラウド稼働基盤(IaaS/PaaS)利用率について調査結果を発表した。人事・給与アプリケーションのクラウド利用率が2020年の9.0%から2022年には20.7%に、CRM/SFAアプリケーションのクラウド利用率が2020年の16.1%から2022年には32.1%になるなど利用率が大きく伸びている。

日立システムズ、マルチクラウドSIサービス群を「Gateway for Business Cloud」として体系化 | IT Leaders

日立システムズは2023年2月16日、SIサービス群「Gateway for Business Cloud」を発表した。マルチクラウド環境を構築・運用するためのSIサービス群を体系化したもの。今後、AWS、Microsoft Azure、Oracle Cloudなどのクラウド事業者/ベンダーと連携しながら強化・拡充していくとしている。販売目標として、マネージドサービス事業において2024年度に1000億円超を目指す。

TIS、Oracle CloudとAzureのマルチクラウド環境を構築するSIを提供 | IT Leaders

TISは2023年2月9日、SIサービス「マルチクラウドインテグレーションサービス for Oracle Cloud Infrastructure & Microsoft Azure」を発表した。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)とMicrosoft Azureの両IaaSを組み合わせたマルチクラウド環境を構築する。Azure上で動作するアプリケーションからOCI上のOracle Databaseを利用するようなケースを想定している。コンサルティングから運用・保守までワンストップで提供する。販売目標は2025年までに30社。

Oracle CloudでRHELの動作を保証、レッドハットとオラクルが両社でサポート | IT Leaders

米レッドハット(Red Hat)と米オラクル(Oracle)は2023年1月31日(米国現地時間)、Oracle Cloudの仮想サーバー上でLinux OS「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)が動作することを保証し、両社でサポートすると発表した。ユーザーは、RHELをOracle Cloudに持ち込んで利用しやすくなった。オラクルは、「Oracle Cloudはオンプレミスからパブリッククラウドまで各種の場所で使えるので、RHELベースのワークロードをどこでも動かせるようになる」とアピールしている。

日本オラクル、ガバメントクラウド移行支援の研修プログラムを自治体/パートナー向けに提供 | IT Leaders

日本オラクルは2023年1月25日、政府・地方公共団体のITシステムのガバメントクラウドへの移行を支援する施策を発表した。政府・地方公共団体の職員に向けて、クラウドの活用スキルの育成やOracle Cloud技術者育成のためのプログラムを提供する。IaaSのOracle Cloud Infrastructureが2022年10月に「デジタル庁におけるガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス(令和4年度)」に選定されたことを受けて提供する。

大日本印刷、基幹システムのクラウド移行が完了、TCOを3割削減 | IT Leaders

大日本印刷(DNP)は2023年1月17日、基幹システムのクラウド移行が完了したと発表した。販売・購買・在庫管理などを担うシステムで、7台のサーバーによるデータベース基盤と約600台の仮想サーバーが稼働する業務アプリケーション基盤で構成する。約8カ月で移行し、2022年11月に移行が完了した。クラウド移行によって、災害復旧などのBCP(事業継続計画)やセキュリティ対策を強化する。また、基幹システムの運用負荷を抑えて、データに基づく経営や業務の標準化・自動化を加速させる。

JALカード、カード会員管理システムの稼働基盤をIBM Cloudに移行 | IT Leaders

ジャルカード(JALカード)は、カード会員を管理する基幹システムのIT基盤を刷新した。オンプレミスのIBM Powerサーバー(OSはIBM製UNIXのAIX)上で稼働していたシステムを、アーキテクチャを変えることなく、IBM CloudのIaaSであるIBM Power Systems Virtual Serverに移行した。日本IBMが2022年12月27日に発表した。

JBCC、マネージドクラウド「EcoOne Google Cloud」を提供、AWSとAzureはすでに提供中 | IT Leaders

JBCCは2022年12月14日、マネージドクラウドサービス「EcoOne Google Cloud」を提供開始した。Google Cloudを運用サービスを含めて提供する。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureのマネージドサービスはすでに提供中で、今回、Google Cloudをラインアップに追加した。

国内企業の7割超がクラウドファースト戦略を採用、SaaSを筆頭に活用が定着─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2022年12月1日、国内企業におけるクラウド需要の調査結果を発表した。何らかのクラウドサービスを利用中の国内企業(従業員規模100人以上)を対象に、2022年9月~10月に調査を実施し、387社から有効回答を得た。71.1%が「クラウドファースト戦略(ITシステムの刷新や新規構築時にクラウドを優先的に検討)」を採用していることが分かった。

CTC、ハイブリッドクラウド支援「OneCUVIC」をグローバルで提供、IBM Cloudを利用 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2022年11月29日、ハイブリッドクラウド支援サービス「OneCUVIC」のグローバル提供を開始すると発表した。まずは、事業をグローバルに展開している国内企業の海外拠点などに向けて提供する。グローバルで提供する際のクラウド環境としてIBM Cloudを利用する。OneCUVICの販売目標は3年間で650億円。

クラスメソッド、初めてのAWS導入を支援する「シンプル構築パッケージ」 | IT Leaders

クラスメソッドは2022年10月25日、Amazon Web Services(AWS)SIサービス「シンプル構築パッケージ」を発表した。初めてのAWS導入や、セキュアなクラウド環境の容易な構築を求める企業に向けて、AWSの設計を提案し短期間で構築するSIサービスである。価格(税別)は30万円(AWS利用料を除く)。

日立、IaaS「EverFlex」を従量課金/ハイブリッド型で提供、クラウドストレージの無料体験を開始 | IT Leaders

日立製作所は2022年10月19日、ハイブリッドクラウドサービス群「EverFlex from Hitachi」を拡充すると発表した。ユーザーはオンプレミス、日立のデータセンター、AWSから選んで、従量課金型で仮想サーバー/ストレージやデータベースなどのITリソースを利用できる。同年10月19日には、クラウドストレージの先行体験プログラムを無料で提供開始した。2023年2月28日に仮想サーバーを、2023年度第1四半期中にブロックストレージを提供する。以後、データベースやコンテナ基盤を順次提供する。

国内パブリッククラウド市場が好調、クラウド利用最適化の「FinOps」に注目─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2022年9月15日、2022年の国内パブリッククラウドサービス市場の予測を発表した。IDCが算出した同市場規模は前年比29.8%増の2兆1594億円、2021年~2026年の年間平均成長率(CAGR)は20.8%。好調を続ける要因の中に、財務管理面でクラウド活用を高度化・最適化するFinOpsへの注目も含まれるという。2026年の市場規模は2021年比約2.6倍の4兆2795億円と見積もっている。

AWS利用実態調査、管理/ガバナンスやセキュリティに取り組む企業が増加─クラスメソッド | IT Leaders

クラスメソッドは2022年8月16日、AWS(Amazon Web Services)の利用状況を調査・分析した結果を発表した。2021年下半期のサービス分野別利用額ランキングは、前半期の結果同様、1位が「コンピューティング」、2位が「データベース」、3位が「ネットワーキングとコンテンツ配信」だった。6位にはAWSのコスト最適化やリスク管理などを目的とした「管理とガバナンス」が入り、AWSの活用が進み、管理に工夫を凝らしていることがうかがえる。

ニュートリックスクラウドで「MIRACLE LINUX 8.4」を提供、最長12年間利用可能 | IT Leaders

クラウド事業者のNeutrix Cloud Japan(NCJ)は2022年8月3日、IaaS型クラウドサービス「ニュートリックスクラウド」を強化し、仮想サーバー上で稼働するOSとしてRHELクローンの「MIRACLE LINUX 8.4」(サイバートラストが提供)を選べるようにした。MIRACLE LINUXの特徴は、Linux環境を最長12年の長期間利用できることである。

NSSOL、金融機関のクラウド移行支援「FINARCH」、ガバナンスを維持し3カ月で移行 | IT Leaders

日鉄ソリューションズ(NSSOL)は2022年7月19日、金融機関向けクラウド移行支援コンサルティング/SIサービス「FINARCH(フィナーチ)」を発表した。金融機関に求められるセキュリティとガバナンスを維持しながら、オンプレミス環境からパブリッククラウドなどへの移行を最短で3カ月で実現するとしている。

ハイブリッド/マルチクラウド需要が高まり、2021年度の国内iPaaS市場は前年度比36.6%の成長―ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年7月14日、国内のiPaaS(Integration Platform as a Service)製品市場の規模の推移と予測を発表した。2021年度のiPaaS市場は、SaaSの利用拡大により、前年度比36.6%増となった。2026年度には115億円規模に達する見込みだという。

アールワークスのAzure導入支援SI、移行計画から監視・運用設計、セキュリティまで支援 | IT Leaders

アールワークスは2022年7月4日、「Azure導入支援サービス」「Azureセキュリティ対策サービス」「Azure運用設計サービス」の3サービスを発表した。自社システムのクラウド化にMicrosoft Azureの利用を検討している企業を支援する。導入支援サービスにおいては、ユーザーの業務やシステムを把握した上で、移行できるかどうかの検証、導入計画の立案、Azure移行後の運用設計、バックアップ計画までトータルで支援する。

Oracle Cloudをオンプレミスに置ける「OCI Dedicated Region」が小規模対応、12ラック100万ドルで導入可能に | IT Leaders

米Oracleは2022年6月21日(米国現地時間)、Oracle Cloudをオンプレミス環境で運用するサービス群について、より小規模に導入できるようにすると発表した。ユーザー企業のデータセンターをOracle Cloudのリージョンとして利用できる「OCI Dedicated Region」については、12ラック600万ドルの規模から導入可能にした。また、最小構成1ラックで導入可能な新サービス「Compute Cloud@Customer」についてもプレビューとして発表した。Compute Cloud@Customerの価格は未定だが、消費ベースで課金する。

日本オラクルがOracle Cloudの新機能を説明、VMware環境が複数タイプのベアメタルで稼働 | IT Leaders

日本オラクルは2022年5月27日、説明会を開き、Oracle Cloudのアップデート内容について説明した。同年3月16日に発表したコンピュート/ストレージ/ネットワーク関連のアップデートと、同年5月24日に発表したセキュリティ関連のアップデートについて、改めて説明した形である。例えば、Oracle Cloud上で利用可能なVMware環境である「Oracle Cloud VMware Solution」では、ワークロードの規模や内容に合わせ、PCサーバースペックの選択肢が増えた。

SUBARU、車両設計シミュレーションのHPCワークロードをオンプレミスからOracle Cloudに移行 | IT Leaders

自動車メーカーのSUBARU(東京都渋谷区)は、車両設計シミュレーションのための衝突解析・流体解析・3D可視化システムを、オンプレミス環境からクラウド(Oracle Cloud)に移行し、2022年5月に稼働させた。これにより、計算時間を約20%短縮した。日本オラクルが2022年5月18日に発表した。

CTC、OpenShiftを用いたクラウドネイティブ対応支援サービス「C-Native」を拡充 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2022年4月20日、クラウドネイティブ対応技術支援サービス「C-Native」を拡充すると発表した。レッドハットのコンテナ管理プラットフォーム「Red Hat OpenShift」を基盤に、情報システムをクラウドネイティブ対応するための技術支援を提供する。新たに、コンテナ環境の自動構築、シークレット(ID/パスワード)管理、オブザーバビリティ(可観測性)の3つの機能を追加する。

GMOインターネット、レンタルサーバーでリソース軽量化によるWeb高速化機能を利用可能に | IT Leaders

GMOインターネットは2022年4月21日、レンタルサーバー「ConoHa WING」および「お名前.com レンタルサーバー」のWeb高速化機能を強化した。新たに、無償オプションとして、Webコンテンツ高速化エンジン「WEXAL Page Speed Technology」(プライム・ストラテジーが開発)を利用できるようにした。レンタルサーバーの契約者は、コントロールパネル上の設定だけで、同エンジンを利用可能である。

IIJ、仮想サーバーを専有型で提供する「IIJクラウドWebホスティングサービス」 | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2022年4月21日、「IIJクラウドWebホスティングサービス」を発表した。同年4月25日から提供する。ユーザーごとに独立したサーバー環境を提供することで、他の利用者の影響を受けることなく安定して利用できるようにしたWebホスティングサービスである。サービスの基盤には、IIJのIaaS型クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」を採用している。個人情報を取り扱うWebサイトでも安全に利用できるとしている。

富士通、バージョンアップ不要のLinux「RHEL AUS」をクラウドサービス「FJcloud-V」で提供 | IT Leaders

富士通は2022年4月19日、IaaS型パブリッククラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V」の機能を強化した。仮想サーバー上で動作するLinux OSの選択肢を増やし、バージョンアップせずに最長6年間修正パッチの提供を受けられる「Red Hat Enterprise Linux AUS」(RHEL AUS)を使えるようにした。RHEL AUSの価格(税込み)は、4コア以下(6vCPU未満)のサーバーで月額3万5310円、5コア以上(6vCPU以上)のサーバーで月額4万6530円で、サーバー費用は別途必要。

「シフト」か「リフト&シフト」か─ITRが指南するクラウド移行の戦略と事業者の選定ポイント | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年4月14日、クラウド活用戦略立案とクラウド事業者選定の重要なポイントを解説したホワイトペーパーを発表した。ホワイトペーパーのタイトルは『DX推進のためのクラウド選定指針 〜RFPテンプレートによる迅速な候補事業者選定〜』。クラウド事業者(CSP)を戦略的パートナーと捉えて、選定基準を再考する必要性を指摘し、選定にあたっての考え方や、RFI/RFPを用いた選定手法を解説している。

NTTデータ関西、既存システムをそのまま移行する”クラウドリフト”を支援するSIサービス「xCooS」 | IT Leaders

NTTデータ関西は2022年4月12日、クラウド移行支援SIサービス「xCooS(クロスコース)」を発表した。ユーザー企業の情報システムをパブリッククラウドにそのまま移行する“クラウドリフト”の支援を関西エリアを中心に提供する。クラウドインテグレーター(CIer)のターン・アンド・フロンティア(大阪府大阪市)と共同で、同サービスの提供、営業活動、将来のサービス開発などを実施する。販売目標として、同サービスを活用した事業全般で今後5年間で50億円を掲げる。

NTTドコモ、顧客情報管理システムの開発環境をOracle Cloudに移行、約300人の開発者が使用 | IT Leaders

NTTドコモは、新たな顧客情報管理システム「ALADIN」(アラジン)の開発環境を2022年2月に稼働させた。全国のドコモショップ、ドコモオンラインショップ、ドコモインフォメーションセンターなどを連携させたシステムである。特徴は、クラウド化とコンテナ化によって開発効率と運用効率を高めたこと。Oracle Cloud上に構築した。日本オラクルが2022年4月4日に発表した。

日本企業のクラウド移行が加速、パブリッククラウド市場は2026年まで年18.8%成長─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2022年3月31日、国内におけるパブリッククラウドサービス市場の予測を発表した。国内企業のクラウド移行が進み、2021年の同市場規模は前年比28.5%増の1兆5879億円だった。2021年~2026年の年間平均成長率(CAGR)は18.8%で、2026年の市場規模は2021年比で約2.4倍の3兆7586億円に達すると予測している。

Oracle Cloud、2022年内にコンテナインスタンス「Container VMs」を追加、ストレージ性能も自動で変更 | IT Leaders

日本オラクルは2022年3月16日、パブリッククラウドサービスのOracle Cloudに追加する新機能を発表した。コンピュートはコンテナインスタンスなど3つ、ストレージは性能とコストの自動チューニングなど2つ、ネットワークはCDNなど6つの機能群を新たに追加する。いずれも2022年内に提供を開始する予定である。米Oracleが2022年3月15日に発表したプレスリリースの抄訳として発表した。

NEC、サーバーのクラウド移行に向くIaaSパッケージ「NEC Cloud IaaS Pack」 | IT Leaders

NECは2022年3月7日、IaaS型クラウドサービス「NEC Cloud IaaS Pack」を販売開始した。NECが自社で運用する国内(神奈川県)のデータセンターを活用したIaaS型クラウドサービスであり、主にオンプレミスのサーバーをIaaSへと移行する需要に応える。特徴は、クラウド環境を構築する時に必要な構成選択をなくし、シンプルな製品体系とした点である。価格(税別)は初期費用が無料、月額2万9800円から。

米IBM、メインフレームの開発・テスト環境をクラウド上で提供する「IBM Wazi as a Service」 | IT Leaders

米IBMは2022年2月14日(米国現地時間)、メインフレームのクラウドサービス「IBM Wazi as a Service」を発表した。メインフレーム「IBM Z」(OSは「z/OS」)の開発・テスト環境を、パブリッククラウド「IBM Cloud」上で提供する。オンプレミス環境のIBM ZとIBM Cloudを組み合わせたハイブリッド環境で開発・テストを実施することで、市場投入までの時間を短縮できる。現在は限定的に試験利用として提供中であり、2022年下半期に一般提供を開始する。

インテック、Oracle Cloudのマネージドサービスを提供 | IT Leaders

インテックは2022年2月10日、「Oracle Cloud Infrastructureマネージドサービス」を提供開始したと発表した。Oracle Cloudの調達や運用をインテックが支援または代行する。大きく、「契約サポート」、「技術サポート」、「OCIコンソール設定サポート」を提供する。今後は、自律型データベース「Oracle Autonomous Database」の運用サービスなどを拡充する予定である。

クラスメソッド、AWS導入支援サービスを拡充、セキュリティリスク検出や障害復旧支援を標準サービス化 | IT Leaders

クラスメソッドは2022年1月20日、AWS導入支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」を2月1日付で強化すると発表した。AWS利用費5%割引や請求書払いといった従来のサービスに加えて、セキュリティ対策や障害発生時のサポートなどを標準サービス化した。また、AWSアカウントを新規に取得するユーザーに対しては、AWSのセキュリティサービスを活用した対策を初期設定する「セキュアアカウント発行サービス」も提供する。

日本オラクル、Oracle CloudにAIサービスとDevOpsサービスを追加 | IT Leaders

日本オラクルは2021年12月22日、オンラインで会見し、Oracle Cloudの直近3カ月のアップデート内容を説明した。新サービスとして、AIサービスやDevOpsサービスを追加した。AIサービスでは、テキスト/音声/画像の認識機能、時系列データを利用した異常検知や需要予測、などの機能を提供する。DevOpsでは、ソースコード管理(Git)やCI/CD(継続的インテグレーション/デリバリ)の機能を提供する。

NTTPC、高可用性が特徴のクラウドサーバー「WebARENA IndigoPro」、月30分の故障で全額返金 | IT Leaders

NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2021年12月20日、IaaS型クラウドサーバー「WebARENA IndigoPro」を提供開始した。特徴は、可用性を高めていること。月間30分以上の故障で全額返金するSLAを標準で設定している。価格(10%消費税込み)は、Linux系OS搭載で月額3960円(仮想CPU 2コア、メモリー4GB)から。

日立Sol、Google Cloudの導入・活用支援サービスを提供 | IT Leaders

日立ソリューションズ(日立Sol)は2021年12月9日、「Google Cloud 導入・活用支援ソリューション」を提供すると発表した。同年12月10日から提供する。価格は、個別見積もり。これまでもAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureに対して導入・活用支援サービスを提供していたが、Google Cloudに対しても同様のサービスを開始する。

JBCC、「VMware仮想環境のクラウド移行サービス」を提供、ベアメタルVMware基盤に移行 | IT Leaders

JBCCホールディングスは2021年12月6日、「VMware仮想環境のクラウド移行サービス」を提供開始した。ユーザー企業のオンプレミス環境で稼働しているVMware vSphereベースの情報システムを、パブリッククラウドのベアメタルサーバー上で動作するVMware基盤に移行するサービスである。システムの稼働環境としてIaaSクラウドを提供するほか、SIサービスとしてシステム構成などの移行計画を立案するアセスメントを無償で提供するほか、移行後の性能監視とサイジング提案などを提供する。

クラスメソッドがAWS利用額の実態を発表、コンテナ利用額が急増、テレワークでVDIが増加 | IT Leaders

Amazon Web Services(AWS)の請求代行サービスなどを手がけるクラスメソッドは2021年11月25日、企業によるAWSの利用状況を分析したデータを発表した。サービス分野別の利用額は、1位がコンピューティング、2位がデータベース、3位がネットワーキングとコンテンツ配信だった。利用費の推移ではコンテナやVDIが増えている。これらのデータは、クラスメソッドのAWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」登録アカウントへの請求情報に基づき、2016年1~6月のAWS利用状況について調べたものである。

NTT Com、VMwareベースの法人向けIaaSを「IaaS Powered by VMware」に刷新 | IT Leaders

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2021年11月25日、法人向けIaaSクラウドサービス「IaaS Powered by VMware」を発表した。同年12月1日から提供する。サーバー仮想化ミドルウェアにVMware vSphereを採用しており、老朽化したIT資産のリプレース先として位置付けている。既存サービス「Enterprise Cloud 1.0」(VMwareベース)を置き換える新サービスとして提供する。これにともない、Enterprise Cloud 1.0の新規申し込み受付を2022年3月31日に終了し、サービス提供を2023年12月1日に終了する。

MDISとスカイアーチネットワークス、「AWS導入支援オールインワンサービス」を提供 | IT Leaders

三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)とスカイアーチネットワークスは2021年11月24日、「AWS導入支援オールインワンサービス」を提供開始した。Amazon Web Services(AWS)の導入支援、設計、構築、運用管理、開発、教育などのサービスをパッケージ化して提供する。両社は、サービス提供開始後1年間で10件の受注を目指す。

CTC、マネージドクラウド「OneCUVIC」のサービスメニューに、IBM CloudやOpenShiftなどを追加 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2021年11月12日、クラウドサービス「OneCUVIC」を拡充すると発表した。日本IBMと協業し、IBM CloudとOneCUVICを接続するほか、IBM PowerサーバーやRed Hat OpenShiftなどのミドルウェアをOneCUVICから利用可能にする。CTCでは、今回の取り組みなどによって、OneCUVICのクラウドサービス事業を今後4年間で約650億円規模に拡大することを目指す。

アイレット、動画配信に必要な機能をワンパッケージ化した「streampack on Google Cloud」 | IT Leaders

アイレットは2021年11月12日、動画配信サービス「streampack on Google Cloud」の提供を開始した。Google Cloudを活用した動画配信サービスである。インフラ環境の整備からデータ最適化処理などの各種機能まで、動画配信に必要な機能をワンパッケージで提供する。

AWS/GCP採用に続く次の一手は? デジタル庁のガバメントクラウド先行事業 | IT Leaders

行政DXの基盤となる「ガバメントクラウド(Gov-Cloud)先行事業」にAWSとGCPを採用──デジタル庁の公式発表が2021年10月26日で、先日の総選挙の争点にはならなかったが、見落としてはならない重要なニュースだと言える。国民の生命・財産にかかるデータを扱うだけに、システム障害の影響や緊急時の対応、新たなベンダーロックインといった懸念が指摘されるからだ。経済安保そして「IT安保」の観点からら国産クラウドが選ばれるに越したことはないのだが、この決定からは、マルチクラウドとデータの“確からしさ”をどう担保するかという、一般企業にとっても喫緊の課題が見えてくる。

日本ユニシス、基幹システムのAzure移行サービスに6つの活用サービスを追加 | IT Leaders

日本ユニシスは2021年10月28日、Microsoft Azure移行アセスメント/コンサルティングサービス「CLOUDForesight」の拡充を発表した。CLOUDForesightと組み合わせて使う、Azure移行時の課題に合わせた6つのクラウド活用サービスを追加している。仮想デスクトップ環境の整備、Microsoft 365の導入支援、アプリケーションやデータベースのバージョンアップなどが利用可能になった。

Google Cloudをオンプレミスで利用できるハード一体型製品「Google Distributed Cloud」 | IT Leaders

グーグル・クラウド・ジャパンは2021年10月13日、会見を開き、年次イベント「Google Cloud Next '21」の発表内容を紹介した。Google Cloudをオンプレミス環境で利用できるハードウェア一体型のサービス「Google Distributed Cloud」や、AWS/Azureなどマルチクラウドのストレージを利用できるデータ分析基盤「BigQuery Omni」などを紹介した。

「さくらのクラウド 高火力プラン」、GPU「NVIDIA V100」を仮想サーバー型で提供 | IT Leaders

さくらインターネットは2021年10月7日、IaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」に新メニューを追加した。同日付で、GPU搭載サーバーを利用できる「さくらのクラウド 高火力プラン」の提供を開始した。IaaS型でGPU「NVIDIA V100」を利用できる。石狩第1ゾーンで提供する。

富士通、FJcloud-Vのプライベートリージョンに100VM規模の小規模版、今後は20VM規模も予定 | IT Leaders

富士通は2021年10月4日、プライベートリージョン「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V プライベートリージョンSmall」(FJcloud-VプライベートリージョンSmall)の提供を開始した。オンプレミスなどのユーザー拠点にパブリッククラウド「FJcloud-V」と同様の設備を配置してクラウドサービスとして利用できるようにする。既存メニュー(FJcloud-Vプライベートリージョン)は1000VM以上を想定していたが、今回新たに100VM規模の小規模なメニューとしてSmallメニューを用意した形である。価格(税別)は、初期費用が無償で、月額200万円台から。販売目標は、既存メニューを合わせて、今後3年間で100社。

三島信用金庫と蒲郡信用金庫、勘定系データを活用するシステムなど補完業務システムをクラウド化 | IT Leaders

三島信用金庫(本店:静岡県三島市)と蒲郡信用金庫(本店:愛知県蒲郡市)は、勘定系システムとつながるデータべースや帳票ツールなどの補完業務システムを、オンプレミス環境からクラウド環境へと移行した。三島信金は2021年8月2日、蒲郡信金は同年9月6日に稼働させた。クラウドサービス「FJcloud-V」を提供した富士通が2021年9月17日に発表した。

IIJ、VMwareベースの新クラウド「GIO P2 Gen.2」、1vCPUの仮想リソース単位で契約 | IT Leaders

インターネットイニシアティブは2021年9月15日、IaaS型クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」(GIO P2 Gen.2)を発表した。同年10月1日から提供する。オンプレミスのVMware環境からの移行用途に特化している。サーバー仮想化ミドルウェア(ESXi)環境の単位で提供する従来型メニューに加え、新たにVMware仮想サーバー単位で契約できるメニューを用意した。

俊敏なシステムに高いニーズ、2020年のIaaS/PaaS市場は前年比123%─矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2021年9月7日、国内のクラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場の調査結果を発表した。2020年のクラウド基盤サービス市場規模は、前年比123.2%の8500億円に達した。環境変化に対して迅速に対応可能なシステム環境への需要が拡大し、市場が順調に成長している。2018年から2024年(予測)までのCAGR(年平均成長率)は23.1%と見積もっている。

IIJ、Azure導入のSIサービスを体系化、計画立案から構築、設定代行まで総合的に支援 | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2021年8月3日、Microsoft Azure環境の導入計画からシステム設計、構築、移行、運用管理までをトータルに支援するサービス「IIJクラウドインテグレーションソリューション for Microsoft Azure」を発表し、同日に提供を開始した。従来は個別対応していたSIサービスの内容を体系化して分かりやすくメニュー化している。同社は2020年7月に、AWSを対象とした同様のサービス「IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWS」を提供している。

IIJ、Azure導入のSIサービスを体系化、計画立案から構築、設定代行まで総合的に支援 | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2021年8月3日、Microsoft Azure環境の導入計画からシステム設計、構築、移行、運用管理までをトータルに支援するサービス「IIJクラウドインテグレーションソリューション for Microsoft Azure」を発表し、同日に提供を開始した。従来は個別対応していたSIサービスの内容を体系化して分かりやすくメニュー化している。同社は2020年7月に、AWSを対象とした同様のサービス「IIJクラウドインテグレーションソリューション for AWS」を提供している。