IT・マーケティング用語辞典(ま〜ら)

こんにちは、テクノポートの廣常です。5月よりIT・マーケティングに関する基礎用語辞典を複数回に分けてお送りしています。今回は最終回として、ま〜ら行をお届けします。Webサイトの運営時やマーケティングに取り組む際によく見かける言葉を集め、簡単な言葉で解説しています。参考となれば幸いです。

マーケットイン

マーケットインとは、まずマーケット(市場)に注目し、そこに存在する顧客のニーズに沿ったものを提供していこうとする考え方を指します。一方、対義語の「プロダクトアウト」はシーズを優先し、自社が作りたい、打ち出していきたい製品を提供していくという考え方を指します。

マーケティングオートメーション MA

MA(マーケティングオートメーション、エムエー)とは、顧客にダイレクトメールを送ることをはじめ、さまざまなマーケティングのプロセスを自動化する仕組みを指します。見込み客を特徴ごとに管理したり、サイト上での行動履歴が確認できたりするなど、業務効率化・見込み客の分析に役立ちます。

マーケティングコミュニケーション

マーケティングコミュニケーションとは、自社製品や技術を売り出していくために行うコミュニケーション活動全般を指します。一方的に自社を宣伝していくのではなく、広告・展示会などのイベント・SNSなどを通じて双方向的なコミュニケーションを図ります。

マルウェア

マルウェアとは、malicious software(悪意のあるソフトウェア)に由来する言葉で、個人情報の抽出やファイルの改ざんなど有害な動作をするソフトウェアを指します。マルウェアに感染しないよう、ウイルス対策ソフトを導入することや不審なメール・サイトはクリックしないことなど、日頃から注意が必要です。

メタタグ metaタグ

メタタグとは、各ページに設置し、そのページの概要を説明するタグを指します。メタ要素とも呼ばれ、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

  • メタキーワード:ページに関連するキーワード(2〜3個)
  • メタディスクリプション:ページの概要を伝えるもの(〜120字程度)

メッシュリンク構造

メッシュリンク構造とは、サイトにおいて、関連するページのリンクが張り巡らされている構造を指します。メッシュ(網目)状にリンクが貼られているイメージから、このように呼ばれます。メニューやバナーを活用しこういったリンクを張ることには、

  • ユーザーがページを見つけやすい
  • 検索エンジンがサイトを読み込みやすい

といった多面的なメリットがあります。

モバイルフレンドリー

モバイルフレンドリーとは、サイトをスマホからでも見やすくすることを指します。Googleは2015年にモバイルフレンドリーに関するアップデートを実施し、スマホ表示に適していないサイトの順位を下げるようになりました。(スマホでの検索時のみ)自社のサイトがモバイルフレンドリーかどうかはこちらで診断できます。

ユーザーインターフェース UI

UI(ユーザーインターフェース)とは、ある対象(機械、コンピューター、サービスなど)とユーザーの接点(=インターフェース)を指します。Webサイトにおいては、下記のような項目が挙げられます。

  • サイトのデザイン、色使い
  • テキストやボタンの配置位置
  • 製品写真の見た目

ユーザーエクスペリエンス UX

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、サービスなどを介してユーザーが得られる経験を指します。Webサイト上に限って言えば、「このサイトは見やすい」「このページのボタンは分かりづらい」のように、サイトから得られる印象全般がUXと言えます。UIと混同されがちですが、UXをより良くするための一手段としてUIを改善する、といった関係性があります。

ユーザビリティ

ユーザビリティとは、モノやサービスの利便性、使い勝手といったことを指します。UIはあくまでも接点(サイトの見た目、ボタンそのものなど)であるのに対し、ユーザビリティは利便性(サイトが「見やすい」か、ボタンが「押しやすい、認識しやすい」か)を指します。

ユニークユーザー UU

ユニークユーザーとは、一定の期間内にサイトに訪れた人の数を指します。例えば2名のユーザーがサイトをそれぞれ3回訪れた場合、

セッション数(訪問数)=6、ユニークユーザー数=2

と表示されます。

ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインとは、年齢や文化、習慣などの違いに関係なく、あらゆる人が利用できるデザインを指します。Webサイトにおいては、色覚に配慮した色使いや文字サイズの工夫が挙げられます。

4C分析

4C分析とは、「顧客」にとっての

  • 価値(Customer Value)
  • コスト(Cost)
  • 利便性(Convenience)
  • コミュニケーション(Communication)

を考える分析手法を指します。各頭文字のCを取り「4C」と呼ばれます。顧客とするターゲット像をしっかりと想定した上で、顧客目線で自社の商材を分析していきます。

4P分析

4P分析とは、マーケティング施策を

  • 製品(Product)
  • 価格(Price)
  • 販促(Promotion)
  • 提供/販売場所(Place)

の観点から考える分析手法を指します。各頭文字のPを取り「4P」と呼ばれます。

ライフタイムバリュー LTV

LTV(ライフタイムバリュー)とは、ある顧客から生涯にわたって得られる利益を指します。日本語では「顧客生涯価値」とも呼ばれます。新規顧客を獲得するにはコストがかかることから、既存顧客のLTV向上(一度きりではなく繰り返し製品・サービスを購入してもらう)に注目が集まっています。

ランディングページ

ランディングページとは、検索などを通じてユーザーが最初にたどり着くページを指します。狭義の意味として、商材のPRから問い合わせまでを一つに盛り込んだページのことを指す場合もあります。

リード

リードとは、自社の顧客になり得る「見込み客」を指します。リードを獲得するための活動を「リードジェネレーション」、獲得できたリードを顧客化へ近づけるために行う活動を「リードナーチャリング」と呼びます。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索結果と共に表示される広告を指します。ユーザーの入力した検索キーワードに連動して表示されることから、他のネット広告と比べると高い効果が期待できます。代表的なものにはGoogle 広告、Yahoo!広告が挙げられます。

リダイレクト

リダイレクトとは、ユーザーがアクセスしたURLとは別のURLへ転送する仕組みを指します。例えばサイトをリニューアルした際、旧サイトURLから新サイトへユーザーを転送させたいときに実施します。

リファラー

リファラーとは、ユーザーの流入元、つまり「ユーザーがどこからサイトに入ってきたか」を指します。Googleアナリティクスでは集客>全てのトラフィック>参照元/メディア から確認でき、ユーザーがどんなサイトや検索エンジンから流入してきたかを見ることができます。

離脱率

離脱率とは、あるページにおいてユーザーが別のページに遷移せずにそのまま離脱した(ブラウザを閉じた、他サイトへ移動した等)割合を示しています。離脱率÷ページ閲覧数で計算されます。

(例)
10人のユーザーがページAを閲覧し、5人がそれを最後として離脱
→離脱率=5÷10×100=50%

レスポンシブデザイン

レスポンシブデザインとは、パソコンやタブレット、スマホなど、あらゆる画面サイズに対応したデザインを指します。レスポンシブ(responsive)という単語には「すぐに反応する」「敏感な」といった意味があります。

ロングテールSEO

ロングテールSEOとは、検索需要の少ないキーワード(ニッチなキーワードや2語以上の単語)で上位表示を狙い、サイトの流入数向上を狙う施策を指します。それぞれのキーワードからの流入が少なくとも、これらを積み上げていくことで安定した流入数の確保が期待できます。

IT・マーケティング用語辞典一覧

他の行もよろしければご覧ください。

あ〜か行 さ〜た行 な〜は行 ま〜ら行

まとめ

以上、計4回に渡ってIT・マーケティング用語辞典をお送りしました。IT・マーケティング分野は普段聞き馴染みのない言葉も多く、また日々新しい用語も増えていくため苦手意識をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。主要な用語だけでも大まかな意味をつかむことで、普段とは違った視点で自社のWebマーケティングに取り組めるかと思います。これら辞典もその一助となれば幸いです。

IT・マーケティング用語辞典(な〜は)

こんにちは、テクノポートの廣常です。先月からIT・マーケティングに関する基礎用語辞典をお送りしています。

今回はな〜は行です。Webサイトの運営時やマーケティングに取り組む際によく見かける言葉を集め、簡単な言葉で解説しています。参考となれば幸いです。

内部リンク

内部リンクとは、同一サイト内のページのリンクのことを指します。メニューやパンくずリスト、コンテンツの中などに配置されます。この内部リンクを整理することには、下記の2つのメリットがあります。

  • ユーザーが情報を探しやすくなる
  • Googleなどの検索エンジンがページ情報を正しく読み取れる

ナーチャリング

ナーチャリングとは「育成」を意味し、見込み客を顧客化したり、既存顧客のリピートを促すことを指します(顧客育成)。前者の見込み客を育成することは「リードナーチャリング」と呼ばれます。見込み客、既存顧客の特徴・フェーズに合わせてメルマガ配信・セミナー開催、ホワイトペーパー発信など多様な手法があります。

ネイティブアド(ネイティブ広告)

ネイティブアドとは、いかにもな広告らしさがなく、周りのコンテンツと馴染んで見えるような広告を指します。SNSの投稿一覧やまとめ記事サイトにてよく見受けられます。

ノーリファラー

ノーリファラーとは、自社サイトに対しどこから流入してきたかわからない、参照元(リファラー)がない流入のことを指します。Googleアナリティクスではdirectと表現され、 集客>全てのトラフィック>参照元/メディア から確認できます。このような流入にカウントされるのは以下のケースが考えられます。

  • ブックマークから訪問
  • URLを直接入力して訪問
  • メールソフトで受け取ったURLから訪問

パラメータ

パラメータとは、本来は「媒介変数・引数」の意味をもちますが、ITの分野では「ソフトウェア、プログラムに対し外部から影響を及ぼすもの」とされています。よく用いられる 「URLパラメータ」とは、通常のURLに「?」から始まる特定の文字列(=パラメータ)を付け加えることで、「ユーザーがどこから流入したかを計測する」「目的別に違うページへ飛ばす」といった機能を付与できます。 (https://○○○.co.jp?AAA=111&BBB=222 のような見た目です)

パンくずリスト

パンくずリストとは、ユーザーが「今どこのページ階層にいるのか」「何を見ているのか」をわかりやすく示したものを指します。TOP>会社概要>代表あいさつ のような形でページ上部に配置されていることが主です。ユーザーに親切な設計であり、Googleにも推奨されています。

パンダアップデート

パンダアップデートとは、Googleが実施した検索アルゴリズムのアップデートのうちの一つです。(2012年実施)このアップデートによって、他サイトのコンテンツをコピーしたり広告が多すぎたりするような低品質なサイトは、上位表示されなくなりました。同様に有名なアップデートとしては、ペンギンアップデートが挙げられます。

被リンク

被リンクとは、外部サイトに貼ってもらった自社サイトのリンクのことを指します。外部サイトに貼ってもらえる(参照とされる)=そのサイトが評価されている、質が高いとみなされるため、SEO対策にも効果的です。しかし、故意に被リンクを増やすなどの行為は逆効果となるので要注意です。

ヒートマップ

ヒートマップとは、サイト上でユーザーがどこをよくクリックしているか、どこで離脱したかなどを可視化したマップです。サーモグラフィーのような見た目で直感的にわかりやすくなっており、ユーザーの動きや導線が正しく機能しているかを知るのに役立ちます。WordPressには、例えば Aurora Heatmap といったプラグインがあります。

ビッグキーワード

ビッグキーワードとは、月間の検索数が多い単語のことを言います。ニッチなキーワードが多い製造業の場合も「切削加工(月間検索数:2,900)」「旋盤加工(月間検索数:5,400)」のような大きなくくりの単語は、検索数が多い傾向にあります。
こういったキーワードで上位を狙うのは難しく、その語句に関連するページを複数作成するなどの対策が必要です。

フィールドセールス

フィールドセールスとは、顧客と直接対面し営業活動を行うことを指します。これと対照的なのがメールやオンライン会議などを活用した、非対面型のインサイドセールスという営業手法です。インサイドセールスには時間短縮や移動の削減といったメリットがあるため、これを活用して見込み客を獲得〜育成し、フィールドセールス(訪問)につなげるなど、併用することで効率の向上につながります。

プラグイン

プラグインとは、アドオンと同様にソフトウェアの従来の機能に対し、新たに追加する拡張機能を指します。WordPressにはSEO対策に必要な設定をサポートしてくれる機能やYouTubeの動画を差し込めるようにする機能など、多様なプラグインが存在します。

ブランディング

ブランディングとは、自社製品や技術、会社そのものにおいて自社らしさ・独自の価値を高め、他社との差別化を図ることを指します。Webサイトにおいても、掲載するコンテンツの内容やデザインなどの見せ方によって、自社のブランディングが可能です。

プラットフォーム

プラットフォームとは、サービスやアプリケーションが動作する環境、土台のことを指します。元々プラットフォームには演壇、舞台といった意味があります。ソフトウェアにおいては、WindowsやmacなどのOSがこれにあたります。

PV(ページビュー)数

PV(ページビュー)数とは、ページが閲覧された数のことを指します。同じユーザーが1つのページを複数回見た場合も、その回数分が数としてカウントされます。

ペルソナ

ペルソナとは、架空で想像した人物像を指します。その人の特徴や抱えている課題まで細かく仮定していくことで、どういった訴求をしていくかという方向性を決めるのに役立ちます。似たような意味の「ターゲット」は、ペルソナよりも大きくグループ分けしたものになります。

(例)
ターゲット=自動車部品メーカーの開発・設計
ペルソナ=部署:開発・設計 / 会社所在地:東京 / 課題や状況:短納期で部品の試作を依頼したい、依頼には上司の承認が必要 など

ベーシック認証

ベーシック認証とは、IDとパスワードを設定しページの閲覧に制限をかける機能を指します。あくまでも簡易的なものですが、公開前のサイトや特定のユーザーにしか閲覧してほしくない場合には、この機能を用いることで簡単に制限可能です。

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートとは、サイトの「リンクの質」に関してGoogleが実施した検索アルゴリズムのアップデートのうちの一つです。(2016年実施)検索上位表示のために故意に被リンクを増やすなど、低質な施策を行っているサイトが上位表示されないようになりました。

PEST分析

PEST分析とは、下記4つの項目を踏まえて自社が置かれている業界の環境を分析する手法です。自社製品、技術を打ち出していく市場を考える際に効果的です。

  • 政治(Politics):法律、規制などはないか
  • 経済(Economy):景気や為替はどうか
  • 社会(Society):今の流行や生活様式はどういったものか
  • 技術(Technology):新技術などはないか

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、顧客の課題や特定のテーマに対して役立つ情報、自社技術を紹介する資料のことです。「白書」から転じて用いられるようになっています。営業色は薄く、あくまでも有益な情報を届けることがメインです。ホワイトペーパーを自社サイトに掲載し、ダウンロード時に名前などを入力してもらうことで見込み客の情報獲得も可能です。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、あらゆる情報やページのリンクを1つにまとめて提示しているサイトを指します。「ポータル」は入り口・玄関を意味するため「インターネット上で玄関口となるサイト」と捉えられます。(例)Yahoo!、不動産サイト、通販サイトなど

IT・マーケティング用語辞典(さ〜た)

こんにちは、テクノポートの廣常です。先月からIT・マーケティングに関する基礎用語辞典をお送りしています。

今回はさ〜た行です。Webサイトの運営時やマーケティングに取り組む際によく見かける言葉を集め、簡単な言葉で解説しています。参考となれば幸いです。

サイトマップ

サイトマップは、サイトがどのようなページで構成されているのかを一目で理解できるようまとめたページのことを指します。サイトマップには次の2種類があります。

  • HTMLサイトマップ:主にユーザーがサイト構造を理解するためのマップです。WordPressのプラグインを用いて簡単に作成可能です。
  • XMLサイトマップ:Googleなどの検索エンジンが構造を理解するためのマップです。マップ作成後はGoogle Search Consoleなどを用いて、検索エンジンに伝える必要があります。

3C分析

3C分析とは、顧客=Customer、競合=Competitor、自社=Companyとして3つのCの関係性を分析することを指します。 自社の事業計画、マーケティングの戦略を練る際に重要な分析手法です。 分析を行う際は、初めに考えたCを基に他のCを考えていくとまとまりやすく、おすすめです。

3C分析の具体的な進め方はこちら
1分動画で簡単に解説 3C分析とは?

サーバー(Webサーバー)

Web上の情報、サービスを保管・提供してくれるコンピューターのことを指します。自社サイトを「家」と例えると、サーバーはそれを保有する「土地」だとよく表されます。そのためサイトを作る上では欠かせない存在です。レンタルか自社で構築するか、の2パターンが考えられます。

おすすめのレンタルサーバーに関する記事はこちら

CMS

CMSとは、HTMLなどの専門的な知識が無くともWebサイトを簡単に作成・管理できるシステムのことを指します。サイトを制作して終わりではなく、改善を重ねてより良い形へ作りあげていくためにも「更新のしやすさ」は重要です。代表的なものでは下記が挙げられます。

WordPress:https://ja.wordpress.org/
Drupal:https://annai.co.jp/drupal

CPA

CPAとは、コンバージョン(資料DLや問い合わせなど、Web上での成果)を1つ獲得するためにどれほどの広告費がかかったかを示す値です。広告費÷コンバージョン数で計算されます。金額が低いほど費用対効果が高いということになります。

(例)
広告費1万円、5件の問い合わせを獲得→CPA=10,000÷5=2,000(円)

CPC

CPCとは、広告が一度クリックされる度にどれほどの費用がかかったかを示す値です。クリック単価とも言い、広告費÷クリック数で計算されます。あくまでも基準はクリック数であり、誤ったクリックやユーザーがその後問い合わせに至ったかなどは考慮されません。そのためCPAなどと併せて全体的な判断が必要です。

(例)
広告費1万円,100回のクリック→CPC=10,000÷100=100(円)

CTR

CTRとは、広告やページが表示された回数のうち、どれほどクリックされたかの割合を示します。(広告・ページの)クリック数÷表示回数×100で計算されます。CTRが低い場合は、表示されている内容やキーワードが適切か、配信するターゲットは正しいかなどを見直す必要があります。

(例)
クリック数10回,表示回数500→CTR=10÷500×100=2(%)

SWOT分析

SWOT分析とは、自社技術や製品を

  • I:強み(Strength)、弱み(Weakness)
  • II:市場での機会(Opportunity)、脅威(Threat)

の観点でそれぞれ分析することを指します。分析した上でIとIIの要素を各々掛け合わせ、取り得る戦略を考えます。

(例)

  • 強み×機会= 自社の強みを活かし、今存在する機会に乗れる戦略は何か
  • 弱み×脅威=この条件が重なる場面を避け、被害を抑えられる戦略は何か

スコアリング

スコアリングとは、「スコア(点数)」という単語からも想像できるように、顧客に対し点数をつけることを指します。配点基準の例としては下記が挙げられます。

  1. 自社が狙う顧客像に近いか(業種や会社規模など)
  2. どれほど自社に興味をもっているか(サイトの閲覧頻度など)

数値によって可視化することで、見込み顧客の検討レベルを容易に判断できます。基本的にはMAを用いて行われます。

ステップメール

ステップメールとは、ユーザーの行動や段階に応じて送るメールのことを指します。
一斉に配信するメルマガとは異なり、個々のユーザーに合わせて適宜送信するため見込み客の育成や接点を増やすために効果的です。

(例)

  • 資料ダウンロード直後:お礼メール送信
  • 1週間後:不明点の有無を問うようなフォローメール送信

ステルスマーケティング

ステルスマーケティングとは、企業と宣伝者(インフルエンサーなど)間で製品や金銭の授受があったにも関わらず、宣伝であるということを隠して行う宣伝活動のこと指します。ステルスには、「こっそりとした行為」「内密」といった意味があります。ユーザーにその実態が発覚した場合、信頼を大きく失う恐れがあります。

セグメント

セグメントとは、一定の条件や特徴で分類されたまとまりのことを指します。マーケティング分野では年代や性別、職種などでよく分類されます。Googleアナリティクスでも「セグメント」を選択する箇所があり、ユーザーの特徴(新規訪問者、サイト内で検索を行ったユーザーなど)を絞ってデータを見ることができます。

セッション

セッションとは、ユーザーがサイトを訪れてから一定時間経過後、もしくはブラウザを閉じるまで通信のことを指します。ユーザーがサイトを訪問し、いくらページを見ようとも、規定の時間が経つまでorブラウザを閉じるまでは1セッションとしてカウントされます。

ソーシャルリスニング

ソーシャルリスニングとは、TwitterやInstagramなどのSNSから得られる情報、ユーザーの声を分析し、自社製品・サービスに活かすマーケティング手法のことを指します。SNSではユーザーの生の声がタイムリーに得られるというメリットがあるため、ユーザーが抱えている課題や要望を効果的に掴むことができます

ダイレクトマーケティング

ダイレクトマーケティングとは、不特定多数に情報を発信する手法とは異なり、個々の顧客ニーズを踏まえ1:1で直接アクションを取っていくマーケティング手法のことを指します。DMやSNS上での直接のやりとり、チャット機能などが挙げられます。

タグ

タグとは、Webの分野においては、サイトの構造を定めたり制御を行う情報部分のことを指します。<>で囲まれた形でサイトに埋め込まれます。タグの主な種類は以下の通りです。

  • HTMLタグ:文章や画像配置など、サイトの内容を形作るタグ
  • コンバージョンタグ:問い合わせ数などWeb上の成果数を取得するタグ
  • ツール用タグ:Googleアナリティクスなど、特定のツールを用いるために埋め込むタグ

タグマネージャー

タグマネージャーとは、タグをまとめて簡単に管理できるツールです。本来タグは、必要とするページ全てに1つ1つ埋め込む必要がありますが、このツールによってHTMLなどを触る必要もなく一元で管理・配置できます。

Googleタグマネージャー:https://marketingplatform.google.com/about/tag-manager/
Yahoo!タグマネージャー:https://marketing.yahoo.co.jp/service/tagmanager/

ターゲットユーザー

ターゲットユーザーとは、自社が顧客として狙うユーザーのことを指します。職業や役職、担当部署などさまざまな観点から具体的に定めていきます。このようにターゲットユーザーの人物像(=ペルソナ)を明確にすることは、サイトのコンテンツを考える上でも非常に重要です。

直帰率

直帰率とは、全体のセッション数に対し、最初に1ページを見た後離脱してしまったセッションの割合のことを指します。直帰したセッション数÷全体のセッション数×100で計算されます。サイトの集客力が上がると自社のターゲットに沿わないユーザーが流入してくる機会も増えるため、直帰率の増減に一喜一憂せず、他の指標とも組み合わせて判断する必要があります。

チャットボット

チャットボットとは、チャット上でのユーザーの質問に対しAIもしくは事前に設定した型に沿って自動的に返信をしてくれるプログラムのことを指します。ボット=「ロボット」の意味を持ちます。ユーザーの利便性向上に加え、単純な内容の問い合わせに対応する手間が省けるという企業側のメリットもあります。

DX

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、IT技術を活用して組織や従来のビジネスモデルを変革していくことを指します。製造業でも近年導入が進んでいます。デジタルツールに抵抗がある方も、初めは取得したデータの出力を紙にしてみるなどの工夫を行い、徐々に慣れていくのも手立てだと考えます。

デジタルマーケティング

デジタルマーケティングとは、デジタルツール(MAなど)から得られるデータを基に展開するマーケティング手法のことを指します。「Webマーケティング」は、「デジタルマーケティング」に内包されるイメージです。ツールを活用して見込み客のデータを一元管理することで、効率よく顧客化することが可能です。BtoB業界においても注目を集めている手法です。製造業のデジタルマーケティングに関する記事はこちら

ドメイン

ドメインとは、自社サイトURLの核となる部分です。当サイトモノカクの場合だとkeikakuhiroba-mfi.comの部分がドメインとなります。会社独自のドメインを持つメリットとしては下記が挙げられます。

  • SEO面で評価が上がる
  • 自社専用のメールアドレスが利用できる

ドメインの基礎知識はこちら

トラッキング

トラッキングとは、特定のユーザーのサイト内外の動きを追跡・分析することを指します。流入元やサイト内でのアクション、離脱までを広く分析できます。ユーザーの行動を把握することにより、ページの改善点やユーザーの心理状況を考えるのに役立ちます。

トラフィック

トラフィックとは、Webの分野ではネットワーク上で流れる情報(もしくは情報量)のことを指します。SEOにおいては、トラフィック=Webサイトへのアクセス(もしくはアクセス数)と捉えると理解しやすいです。
トラフィックソース=流入元、どこからアクセスしてきたかを意味します。

トンマナ

トンマナとは、トーン+マナーの略で、デザインや文章の書き方、スタイルに関するルールのことを指します。デザインや文章に一貫性のあるサイト、つまりトンマナがきちんと守られているサイトはユーザーに好印象を与えることができ、自社のブランディングにもつながります。

IT・マーケティング用語辞典(あ〜か)

こんにちは、テクノポートの廣常です。今回から複数回に渡ってIT・マーケティングに関する用語辞典をお送りしていきます。今回はあ〜か行です。Webサイトを運営する際やマーケティングに取り組む際によく見かける言葉を集め、簡単な言葉で解説しています。参考となれば幸いです。

アウトバウンドマーケティング

アウトバウンドマーケティングとは、見込み客に対して企業が積極的にアプローチをするマーケティング手法のことです。ダイレクトメールや広告、テレアポ、展示会などが例として挙げられます。近年、ユーザーは検索やSNSなどを通じて多くの情報を得られるようになったため、この手法は衰退してきています。
対義語:インバウンドマーケティング

アクセシビリティ

アクセシビリティとは直訳では「近づきやすさ」「利用のしやすさ」を意味し、「アクセシビリティに配慮する」と言うとどんな人でも利用しやすい環境やサービス作りのことをを指します。例えば車椅子の方が段差を超えられるようにスロープを設置する、といったものです。IT分野では、ソフトや機械、サイトなどをどんな人、どんな環境でも利用しやすいことを指します。色の配色や、どんなブラウザでも正しく表示されるかなどの配慮が必要です。

アクティベーション

ダウンロードしたソフトウェアや機器を有効化、つまり利用可能な状態にすることをアクティベーションと呼びます。

アップセル

アップセルとは、まだ検討段階の顧客や以前同種類の製品を購入した顧客に対し、「より上位(高価)な製品・サービス」を提案し購入してもらうことを指します。ランチを例にすると、+100円で大盛りを提案するようなイメージです。顧客数を増やさなくとも売上高の向上を狙えるため、成功すれば効率のよい施策だと言えます。

類語:クロスセル

アドオン

ソフトウェアの従来の機能に対し、新たに追加する拡張機能のことをアドオン(アドイン)と呼びます。機能拡張やプラグインといった言葉も、ほぼ同じ意味を示します。

イーコマース EC

EC(イーコマース、エレクトロニックコマース)とは、ネット上で製品やサービスの売買、決済を行うことを指します。BtoCで言えばAmzonや楽天などが具体例として挙げられます。近年ではBtoB企業のECサイト活用も増加傾向にあり、その市場は拡大してきています。

インサイドセールス

インサイドセールスとは、インサイド(内側、職場内)という言葉が指す通り、電話やメール、オンライン会議ツールなどを活用して見込み顧客や既存顧客と接点を持つ営業活動のことを指します。テレアポや実際の訪問などを指す「フィールドセールス」とは対象的な活動となっています。見込み客の育成や営業マンの時間短縮(移動時間など)に効果的なため、近年注目が集まっています。

インターフェース

インターフェースとは、大きく言うと「接点」「つながっている部分」のことを指します。そこから派生し、以下の3つがよく用いられます。

  • ハードウェアインターフェース:ハードウェア間でのつながり方 USBやHDMIなど
  • ソフトウェアインターフェース:ソフトウェア、アプリ間でのつながり方 APIなど
  • ユーザーインターフェース:ユーザーと機械、コンピューターとのつながり方 操作性やデザインなど

インデックス

インデックスとは、直訳すれば索引、見出しのことです。そこから転じて、検索結果に自社のサイトを表示させてもらえるよう検索エンジンに登録する作業を「インデックス登録」と言います。例えばGoogleにて、自社サイトがきちんとインデックスされているか(検索エンジンに見つけてもらえているか)を確認したい場合は、「site:自社サイトURL」と入力し表示されるかどうかを確認するという方法があります。

インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、見込み客の「自社に対する興味・関心」を高めることで、見込み客のほうから進んでで顧客になってもらうマーケティング手法のことを指します。例えば自社サイトにて見込み客の課題解決につながりそうな情報を発信し、見込み客の興味を高めるといった施策があります。アウトバウンドマーケティングが衰退してきている中で、注目されているマーケティング手法です。

対義語:アウトバウンドマーケティング

インフルエンサー

インフルエンサーとは、著名人や有名なSNS投稿者などといった、社会に対して大きな発信力、影響力を持つ人のことを指します。彼らに自社製品やサービスを紹介してもらうことで、多くの人に見てもらう機会が得られます。例えば有名なグルメリポーターに自社の商品を紹介してもらうなど、BtoCの事例が多く見られますが、BtoB企業でも活用する事例が増えてきています。

インプレッション

インプレッションとは、Web上に掲載される広告の表示回数のことです。あくまでも「回数」のため、同じ人が広告を見ても表示回数としてカウントされます。TwitterやInstagramなどのSNSにおけるインプレッションとは、自身の投稿が他のユーザーに何度表示されたかという回数を示しています。投稿の反響を計る一つの目安となります。

ウェビナー

ウェビナーとはウェブ+セミナーの造語です。オンラインでのセミナーや公演のことを指します。自社で行うにはハードルが高いと感じられるかもしれませんが、ZoomなどのWeb会議ツールを使えば、簡単に配信が可能です。

Zoom ウェビナー:https://zoom.us/jp-jp/webinar.html

Webマーケティング

Webマーケティングとは、自社のWebサイトやメール配信、Webサービスなどを活用し自社の認知度向上や集客活動を行うことを指します。営業活動に時間を割くことが難しい中小企業にとって、効率的な営業活動手法と言えます。

製造業のWebマーケティングに関する記事はこちらから

API

API(Web API)とは、サイトやアプリケーションに外部のソフトウェアの機能や情報を連携させる、仲介役のようなものです。例えば、WordPressのプラグインの中にもYoutubeのAPIが必要となるものがあります。これを活用すれば、Youtubeに投稿した動画を自社サイトに掲載する際に「関連動画を自社の動画にする」「Youtubeに動画をアップロードすれば、自動でサイトにも反映される」といった制御、管理が可能です。

SEO

SEO(対策)とは、検索時に自社サイトが上位表示されるために行う対策のことです。狙ったキーワードで上位表示されるよう、サイトのコンテンツを見直したり、タグを調整したりするなどさまざまな施策を行います。

製造業のためのSEO対策ガイドはこちらから

MA

MA(エムエー、マーケティングオートメーション)とは、顧客にダイレクトメールを送るなどさまざまなマーケティングのプロセスを自動化する仕組みのことを指します。見込み客を特徴ごとに管理したり、サイト上での行動履歴を確認したりするなど、業務効率化・見込み客の分析に役立ちます。

エンゲージメント

エンゲージメントとは、愛着心や好感度のことを指します。企業と個人間においては、その企業やブランドに対しユーザーが好感度を抱いている状態を指します。また、FacebookやTwitterなどのSNSにおいては「いいね」や「リツイート」などのユーザーの行動がエンゲージメント率の向上に影響します。投稿を見てくれている人の関心度の大きさを計る一つの基準です。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、Web上においては「コーポレートサイトとは別に自社で運営し、情報を発信していくサイト」のことを主に指します。弊社の場合だと、当サイト「モノカク」が弊社のオウンドメディアとなります。オウンドメディアを持つことで、見込み顧客、既存顧客との接点を増やすことができます。

OS

OS(オーエス、オペレーティングシステム)は、パソコンのソフトウェアとハードウェアをつなげる重要な存在です。パソコンのボタンを押すとしっかり画面上で反応してくれるのも、OSのおかげです。代表的なOSだとWindows、macOS、Android、iOSなどが挙げられます。

オーガニック検索

オーガニック検索(自然検索)とは、検索結果ページに表示されるものから広告表示を除いた、通常の検索のことを指します。アクセス分析ツールなどにおいて、広告からの流入ではなく、自然に検索して流入してきたユーザーがどれほどいるか知りたい場合はこのワードに注目するとよいでしょう。

オンプレミス

オンプレミスとは、自社でサーバー、ネット環境、ソフトウェア、情報システムなど一貫して保有、運用することを指します。

回遊率

回遊率とは、ユーザーがサイトを訪れた際にどれだけ他のページにアクセスしたか(移ったか)を示す指標です。ページ内に「もっと見る」「お問い合わせはこちら」などユーザーに親切なリンクを貼ることで、回遊率をあげることができます。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスとは、顧客の課題や要望に対して意欲的に支援し、成功へと導くことを指します。一度製品やサービスを提供して終わりではなく、さらに中長期的な目線での活動を意味することが多くあります。

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーとは、ユーザーが

  1. 自社製品(技術)、ブランドを認識する
  2. 興味を持つ
  3. 検討する
  4. 問い合わせる(購入する)

までの過程のことを指します。ユーザーがどのような心理、考えで問い合わせまで至るかを想像することが重要です。

キャッシュ

キャッシュとは、一度見たWebサイトのページの情報(テキストや画像など)を一時的に保存する仕組みのことを指します。同じサイトに再度訪問した際に、一度目より表示が早くなるのはこのおかげです。さまざまなサイトに訪問するほどキャッシュは蓄積していくため、パソコンの動作が重い場合やWebサイトの更新が反映されていなさそうな場合は一度キャッシュを削除してみることをおすすめします。

キュレーション

キュレーションとは、情報を集めて整理することを指します。博物館などで企画展を組む専門職「キュレーター」に由来すると言われています。転じてWeb上では、インターネット上の情報を集めて整理し、新たに価値をつけて発信することを指します。今やネット上には大量の情報が溢れているため、自分の求めているテーマの情報を得るために「キュレーションサイト」という形のサイト(まとめサイト)が人気となってきています。

クッキー(Cookie)

クッキーとは、Webサイトがユーザーの情報(訪問日時、回数、ID、アドレス等)を保存する仕組みのことです。サイトに訪れると、「Cookieを有効にしてください」と表示されることが多々あるかと思います。一度ログインしたサイトに再度戻った際、自動でログインされるのもこの機能のおかげです。MAにおいて個人の行動(どのページを見たかなど)を追跡するのにも、このクッキーが活用されています。

クラウドサービス

クラウドサービスとは、インターネット経由で利用できる多様なサービスのことをまとめて指します。例えばGmailもクラウドサービスの一種です。パソコンに特定のソフトをダウンロードせずともネット上でメールやファイルを確認できます。

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、特定の目標達成のためにインターネットを通じて資金を調達することを指します。クラウドファンディングを呼びかけることができるサイト例としては Makuakeがあります。BtoB製造業も、普段は作らないBtoC向け製品を開発して掲載するなど、多様な形で活用する会社様も増えてきています。

クロスセル

クロスセルとは、製品購入やサービス導入の検討段階にある顧客に対し、追加で別の製品・サービスを提案し購入してもらうことを指します。ランチで例えると、通常のメニューに+100円でサラダとスープを提案するようなイメージです。アップセルと同様、効率よく売上高の向上が狙えたり、単体では売りにくいものを別のものと組み合わせることで売れるようにしたりする効果もあります。

類語:アップセル

クローラー

クローラーとは、Googleなどの検索エンジンがWebサイトのテキスト内容・画像情報を巡回して取得する仕組みのことを指します。これはネット上に存在するサイトの情報を読み込み、どのページが上位表示に適しているか・検索結果として不適切ではないかなどを確認する目的があります。

KGI

KGIとは、企業やプロジェクトとして目指す目標を示す定量的な指標のことを指します。例:「年間売上を〜%増やす」KGIの下で必要な行動をさらに細分化し、達成度合いの指標として設定するのがKPIです。[KGI]年間売上を〜%増やす→[KPI] 1ヶ月で〜件、自社サイトから問い合わせを獲得する

KPI

KPIとは、目標(KGI)達成に向けて、その達成度合いを計測する定量的な指標のことを指します。例:「1ヶ月で〜件、自社サイトから問い合わせを獲得する」GoogleアナリティクスにもKPIを設定する欄があり、例えば上の例だと「お問い合わせフォームの登録数」などを登録することで一目で達成度合いが判断できます。

検索エンジン

検索エンジンとは、GoogleやYahooなどの「キーワードを入れると該当するネット情報の情報を表示してくれるシステム」のことを指します。検索エンジンは日々Web上の情報を収集し、検索結果へ反映させています。上位表示させるためには、サイト訪問者と検索エンジンの両方にとって良いコンテンツを作成する必要があります。

検索クエリ

検索クエリとは、ユーザーが実際に検索窓に入力した語句のことを指します。Googleアナリティクスなどの「検索クエリ」という欄では、ユーザーがどのような検索語句を入力してで自社サイトや広告へ流入してきたかがわかります。

検索アルゴリズム

検索アルゴリズムとは、検索エンジンがWebサイトを評価し、検索結果の順位を決めるための方法のことを指します。そもそもアルゴリズムという言葉は、計算方法や処理方法、その組み合わせを意味します。Googleはユーザーの利便性を第一に考え、最適な検索結果を表示できるよう検索アルゴリズムを年に何度も変更、修正しています。検索で上位表示されるコンテンツには、ユーザー目線に立った内容であることはもちろん、こういったアルゴリズムに対しても対策を行うことが必要です。

コーディング

コーディングとは、ホームページのデザインや希望の仕様を、実際にブラウザで見える形にすることを指します。弊社のWebサイト制作の流れとしても、数回の打ち合わせを経て「デザイン・仕様」を決めた後に、実際にパソコン上で見て、操作ができる形へと「コーディング」していきます。

コーポレートサイト

コーポレートサイトとは、会社の事業やIR、採用情報、を掲載するサイトです。

弊社例

製造業のWebサイトとしては、会社概要を掲載するサイトとしてコーポレートサイトを作成し、自社の技術の訴求やユーザーにとって有益な情報に特化して発信するサービスサイトに分ける形が考えられます。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとはユーザーの興味をくすぐりそうなコンテンツや課題解決の手助けとなるコンテンツを制作、提供し、自社への好感度向上・問い合わせへとつなげるマーケティング手法です。製造業のサイトでは、自社での新しい取り組み・技術を紹介するようなブログ記事の投稿や、自社技術を噛み砕いて分かりやすく解説するコラムの投稿などが考えられます。

コンバージョン

コンバージョンとは、Webサイトにおける成果のことを指します。コンバージョンとして設定される内容は資料請求や会員登録、問い合わせなどサイトによってさまざまです。元々コンバージョンは「転換する」という意味のため、

  • 資料請求:自社を知らない状態から→認識へ
  • 会員登録:非会員から→会員へ

のように、ユーザーが転換するポイントを考えると設定しやすいかと思います。