ホームページリニューアルのタイミングとそのメリット

こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページを公開してからしばらく運用して、リニューアルを考えるタイミングがあると思います。しかし、具体的にどのようなタイミングでホームページをリニューアルするべきか悩む方もいるでしょう。今回はホームページをリニューアルするのに適した3つのタイミングを解説します。また、リニューアルによって得られるメリットも紹介します。

機能的、技術的タイミング

ホームページのデザインや、サイトを構成するための技術は日々進歩しています。「流行しているデザインや新しい技術を取り入れる」という目的は、ホームページをリニューアルするきっかけの中で、大きな理由の一つです。

デザイン面

デザインが古く感じられるとユーザーの離脱が増えてしまいます。他社のホームページを見て流行をつかみ、古くなってきたと感じたらリニューアルしましょう。

スマホ対応

以前はPCでホームページが閲覧される場合が多かったですが、現在ではスマホでも閲覧されることも増えてきています。ホームページは、スマホで閲覧されたときにも見やすいレイアウトにする必要があります。レスポンシブ対応のシステム導入のために、リニューアルをするケースもあります。WordPressなどのCMSを導入すると、スマホに対応したホームページを簡単に作ることができます。

HTMLからCMSへの切替

HTMLで書かれたホームページからWordPressなどのCMSへリニューアルすると更新性が上がり、管理しやすくなります。ホームページを頻繁に更新する場合は、WordPressなどのCMSへのリニューアルをおすすめします。

コンテンツの整理

ホームページを公開してコンテンツを増やしていくと、コンテンツが多すぎてどこにあるのか分かりづらくなる場合があります。ユーザーがコンテンツを探しやすくするためにも、内容を見直して整理しましょう。

マーケティングタイミング

ホームページリニューアルのタイミングは、マーケティングを強化したいときが最も多いです。

マーケティング効果の強化

これまではホームページをマーケティングに活用していなかった企業も、作り直してうまく活かしていきたいと考えるタイミングがあります。特に現在はコロナ禍で対面での営業活動がしづらい状況であるため、「オンラインでマーケティングをしたい」という企業が増えています。弊社にも、さまざまな企業から「リニューアルしてマーケティングを強化したい」との問い合わせをいただいています。

新規事業部の立ち上げ

自社の中で新たな事業部を立ち上げて、新たなビジネスを始めるタイミングでリニューアルする場合もあります。ホームページで新しいビジネスのプロモーションができるので、マーケティングに活用しやすいです。

注力する部門の方向転換

注力するビジネスを変更するタイミングでホームページをリニューアルする場合もあります。例えば、BtoB製造業において、従来は板金加工のビジネスに力を入れていたけれど、溶接のビジネスに方向転換したい場合などです。

顧客ターゲットの拡大

ターゲットを変更するタイミングもホームページをリニューアルするタイミングの一つです。例えば、BtoBの顧客に機械加工をしていたけれど、個人からも受注するよう拡大する場合などです。

外部要因によるタイミング

上記以外にも外部要因でリニューアルをするタイミングがあります。

補助金・助成金

IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金など、ホームページのリニューアルに使える補助金も増えてきました。補助金をもらえるタイミングでホームページをリニューアルする場合もあります。ただし、補助金の利用には制限を設けている場合がありますので、詳しくは運営団体にお問い合わせ下さい。

ホームページリニューアルのメリット

ホームページをリニューアルするメリットを紹介します。

デザインの一新により洗練され、企業イメージがアップする

ホームページのイメージアップと共に、リニューアルによって最新の情報を発信しているという印象をあたえられます。

最新の技術を取り入れることで更新がしやすくなる

ホームページは作って終わりではなく、定期的な情報更新が必要です。最新の技術を導入すると、使いやすいホームページにリニューアルできます。
例えば、WordPressを使うと簡単にお知らせを追加できるなど、更新がしやすくなります。

再構成することで情報が整理され、SEO対策の強化が期待できる

リニューアルによってSEOで強化したいキーワードの整理やターゲットの再設定ができます。大胆なSEO対策を打てるので、それによって集客力の強化が期待できます。

まとめ

ホームページリニューアルのタイミングとメリットについて解説しました。最も多いタイミングはマーケティング強化を目的としたリニューアルです。ホームページのリニューアルは企業のイメージアップやSEO対策、更新のしやすさなどのメリットにもつながります。テクノポートでは、お客様のホームページリニューアルやSEO対策などを支援できます。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

The post ホームページリニューアルのタイミングとそのメリット first appeared on モノカク.

成果が劇的にアップしたホームページのリニューアル事例7選

こんにちは、テクノポートの上級ウェブ解析士の渡部です。弊社ではこれまで、製造業を中心に数多くのホームページのリニューアルに携わってきました。ホームページをリニューアルする際には、これまでにあったホームページを一新することで不安もあると思います。今回はホームページをリニューアルする流れと気を付けるポイント、そして弊社で携わった中で特に成功した事例をいくつか紹介したいと思います。

現ホームページの問題点を洗い出す

最初は現状認識です。現行のホームページの問題点を洗い出しましょう。

リニューアルの目的を明確にする

ホームページを新しくするなら、何のためにリニューアルするのかを明確にします。次の3点を意識してください。一つ目は新規顧客開拓です。しっかり企画を作り込めば、ホームページは24時間働く営業マンになります。二つ目は技術用途開発です。自社技術のPRだけではなく、技術の応用例や今まで利用された実績を提示し、お客様の関心を集めます。三つ目は採用です。自社が「採用に力を入れていること」や「受け入れ体制が整っていること」をアピールできます。

自社ホームページの立ち位置の考え方の詳細は、こちらの記事にも書いています。参考にしてください。

提案依頼書を用意する

ホームページのリニューアルでは提案要望書(RFP)を用意するといいです。提案要望書は外注先に出す仕様書です。具体的にはリニューアルの目的や予算、スケジュールなどをまとめておくといいでしょう。必須ではありませんが、打ち合わせがスムーズになります。

提案依頼書の詳細はこちらの記事で紹介しております。参考にしてください。

リニューアルにかかる期間

ホームページのリニューアルにかかる期間は一般的な10~25ページ程度のホームページで3か月から4か月です。50ページや100ページ以上ある場合は4か月以上の期間がかかる場合もあります。また、ページ数だけではなくデザイン変更など項目の数によって期間は異なります。

リニューアルにかかる費用

一般的なホームページのリニューアルにかかる費用の相場はおおよそ50万円から100万円です。この基本的な金額に加えて、専門的な内容の追加やWebマーケティング、SEO対策、デザインの刷新など、追加項目が増える度に金額も増加していきます。また、ページ数によっても値段は変動していきます。お困りの際は、外注先に相見積もりを取って値段の比較をしましょう。

外注先を決める

ホームページのリニューアルの外注先を選ぶ際には、次の3点を意識してください。一つ目は自社の技術なり、業界に関する制作経験があることです。技術の知見を持っていると打ち合わせもスムーズに進みます。二つ目はマーケティング戦略を立てられる会社を選ぶことです。今まで手がけた会社の企画書や実績を示してもらい、安心して依頼できる会社を選びましょう。三つ目は成果が出るまで付き合ってくれる会社を選ぶことです。リニューアル後のサポートの有無や、具体的な支援の事例などをあらかじめ聞き取っておきましょう。

外注先の決め方の詳細はこちらの記事をご覧ください。

リニューアル時の注意点

新規の立ち上げでなく、リニューアル時には次の3点に注意してください。一つ目はリニューアル前のデータの取得です。リニューアルの成果をデータで確認できるようにしましょう。二つ目は反響があるコンテンツやPV数が多いコンテンツを把握しておくことです。ユーザーの興味がある内容のため、マーケティング戦略に役立ちます。三つ目はリダイレクト設定です。できれば同じURLを使うのが理想ですが、それが難しい場合は、301リダイレクト設定を利用し、「NOT FOUND」といったエラーの発生を防ぎましょう。

リニューアル時の注意点に関する詳細はこちらの記事にまとめてあります。ぜひ、ご覧ください。

リニューアルでの成功例

弊社がお客様へ実施したホームページのリニューアルによる成功例を紹介します。

株式会社富士産業

株式会社富士産業の事例は、Webマーケティングの切り口を変えて成功した事例です。製造業でありながら一般の人にもわかりやすく、問い合わせしやすいホームページを作成しました。具体的な取り組みは、新規事業である製作金物を全面に押し出した新しい切り口でのPRです。さらに競合他社と差別化した製作金物系のキーワード対策を盛り込みました。その結果、問い合わせ数が月数件から数十件へと急増。さらに、ターゲットにしていた設計事務所やデザイン会社からの引き合いもいただきました。

株式会社富士産業の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

司フエルト商事株式会社

司フエルト商事株式会社の事例は、現行のホームページの見せ方を変えて、営業効率が向上した事例です。取り組み内容は、コンテンツページを見やすく、わかりやすくした点です。具体的には、扱う商品を「素材」「業界」別で分類していたものを「機能」別へ変更。さらに、「素材」の詳細な解説記事を追加し、お客様のニーズを満たすコンテンツを充実させました。リニューアルの結果、お客様からは「見やすくなった」と好評。さらに、具体的な問い合わせが増加し営業効率が向上しました。

司フエルト商事株式会社の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

森田テック株式会社

森田テック株式会社の事例は、20年ぶりにホームページを刷新して成功した事例です。具体的には、製品のコンテンツページを拡充しながら検索順位向上のためのSEO対策を実施。その結果、製品のひとつである「アンテナカプラ」は検索順位一位を獲得し、「シールドボックス」も検索順位10位以内に改善しました。お客様からの問い合わせも、半年に一回だったものから月数回へと大幅に増加し、ホームページを通して仕事の獲得にもつながりました。

森田テック株式会社の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

株式会社モリセ精工

株式会社モリセ精工の事例は、明確に伝えるターゲットを絞って成功した事例です。具体的な取り組みとしては、自社のアピールポイントよりも「誰に届けるか」を重視したホームページを作成しました。同社の事例では研究開発者に届くキーワードを設定。研究開発者が興味を引く記事を執筆しました。その結果、問い合わせ数がゼロから週2-3件以上にまで増加し、受注率も3割以上を獲得しています。また、ターゲットにしていた大手研究開発部門からの問い合わせも獲得しました。

株式会社モリセ精工の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

株式会社小羽皮革

株式会社小羽皮革の事例は、クリーニング業界ではWebマーケティングは後発ながらも、強みにマッチした市場の選定により成功した事例です。具体的には、クリーニングに関するお客様の検索キーワードを調査し、それに対応するコンテンツページを作成。さらに、工場の作業風景を写真に撮り、自社の技術の信頼性を伝える記事も用意しました。リニューアルの結果、エンドユーザーからの問い合わせも多く、新規取引先の獲得を数多くしました。

株式会社小羽皮革の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

昭和電器株式会社

昭和電気株式会社の事例は、PRする製品を絞って成功した事例です。具体的な取り組みは競合他社がひしめき合っている汎用プラスチックの分野ではなく、技術難度が非常に高い「PPS(ポリフェニルスチレン)の成形」にターゲットを絞りSEO対策を実施し、検索上位を獲得しました。その結果、ホームページを通じて新規顧客の獲得。さらに、ホームページリニューアルを通して、「社内のモチベーションも向上した」とのことです。

昭和電器株式会社の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

株式会社長野サンコー

株式会社長野サンコーの事例は、Webマーケティングにおいて難度の高い量産案件の受注に成功した事例です。具体的にはSEO難度の高いキーワードによる検索上位を狙い、技術コンテンツページを掲載。狙ったキーワードでの上位掲載を実現しました。リニューアル後は、これまでの年に数件の問い合わせから毎月3件以上へと増加。さらに1年も経たずして、超大型の量産案件の受注に成功しました。

株式会社長野サンコーの事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

まとめ

ホームページをリニューアルする上での流れと気を付けるポイント、そして弊社で携わった中で特に成功した事例を紹介しました。ホームページを通した新規顧客開拓や狙った顧客への効率的なマーケティングにお困りの方は、一度ご連絡ください。

The post 成果が劇的にアップしたホームページのリニューアル事例7選 first appeared on モノカク.