アクセス解析を可視化できるLookerStudioの使い方

こんにちは、テクノポートの渡部です。

今年の6月末でユニバーサルアナリティクスのデータ取得が終了し、完全にGA4への移行が完了したアクセス解析ですが、うまくGA4のデータを確認できていますでしょうか?見られるデータが変わり、管理画面も大幅に変わったので、管理画面で必要な情報を見づらくなったと感じている人もいるのではないでしょうか?今日はそんなGA4のデータをわかりやすく可視化できるツールである、LookerStudioについて解説します。

LookerStudioとは?

LookerStudioとは、Googleが提供しているデータを視覚化し、カスタムダッシュボードとレポートを作成するためのクラウドベースのビジュアルデータ分析ツールです。これを使うことで、GA4のデータを円グラフや線グラフ、見やすい表などにまとめることができます。また、期間設定もカスタムすることで、閲覧時に自動的に一定期間のデータを表示してくれる優れもので、時系列で定期的にレポートを見るアクセス解析と非常に親和性が高いツールです。

GA4の設定について

LookerStudioでアクセス解析をするにはまず、GA4の設定が必要です。GA4側でLookerStudioとの連携の設定をする必要はありませんが、まずアクセス解析のデータを取得できる状態にしておく必要があります。

GA4の初期設定については、下記の記事を参考にしてください。

UAからのアカウントの追加方法

LookerStudioの設定について

まずはLookerStudioにアクセスします。

https://lookerstudio.google.com/

Googleのアカウントが必要になりますが、無料で利用できます。メインビジュアルの下部にある「USE IT FOR FREE」から利用を開始します。

空のレポートを追加する

上部にある「空のレポートを追加する」を選ぶと、最初にどのデータソースを使用するかの選択が出ますので、最初に設定したGA4を選んで追加します。

また、サーチコンソールの設定もしている場合は、ここで一緒にサーチコンソールのデータも接続しておくといいと思います。

データを可視化する

1、タイトルと期間設定をする

まず最初にタイトルを設定します。上部のコントロールパネルからテキストや、図表などを選択して挿入できるので、各ページにわかりやすいタイトルを入れておきます。また、アクセス解析はどの期間のデータなのかが重要なので、「コントロールを追加」から期間を設定しておくと、その期間のアクセスデータを表示してくれます。設定方法も「先月」や「過去3か月分」といった設定ができます。アクセスした日付に応じて、最新のデータを表示することができるので便利です。

2、データを視覚化

初期設定が完了したら、グラフや表を作成します。アクセスの推移がどれくらいあるのかについてのデータは、時系列のグラフを使うと簡単にアクセス推移のグラフを作ることができます。

右側の欄にGA4のデータを選ぶところ(オレンジ枠)がありますので、見たいデータの項目をディメンション(グリーン枠)と指標枠(ブルー枠)にドラッグ&ドロップしていくだけでグラフが完成します。他のグラフを使うときも同様ですが、ディメンションが横軸、指標が縦軸のデータになります。

各ページに期間内にどれくらいのアクセスがあったかについては、一番上にある表を使うとわかりやすい表を作成できます。縦軸横軸ではないので、グラフと少し仕様が違いますが、基本的にはディメンションごとに指標の数値がどれくらいあるのかの表を作ることができます。

また、サーチコンソールのデータ連携もしている場合は、データをGA4からサーチコンソールのデータに切り替えることで、サーチコンソールのデータも表にして同じレポート内にまとめることができます。

3、共有と公開

作成したレポートは、共有設定でgoogleアカウントを招待すれば、直接データにアクセスできるようにもなりますし、1枚のシートは横向きのA4サイズになっているので、PDF化して印刷するには丁度良くなっています。

まとめ

今日ご紹介した時系列グラフや、表の他にもアクセスの比率を可視化する円グラフも作ることができますし、細かく設定をすれば自社に必要なデータをわかりやすく可視化することができます。GA4の管理画面や、探索レポートよりもわかりやすくアクセス解析を可視化できますので、ぜひ一度LookerStudioとの連携に挑戦してみてください。

サンプルのモノカクのアクセスレポートを下記からダウンロードできますので、気になった方はダウンロードしてみてください。

モノカクGA4レポートダウンロード

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中小製造業が取り組むべきSDGs経営とは

こんにちは、テクノポートの渡部です。「SDGs」という言葉を聞くようになってから久しいですが、皆様の会社ではSDGsに関する取り組みを進めていますでしょうか?本日は先進的にSDGsに取り組んでいる株式会社大川印刷の事例を参考に、中小製造業が取り組むべきSDGs経営について考えてみたいと思います。

SDGとは

まず、SDGsについて内容を確認しておきたいと思います。

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

引用元:外務省ホームページより

中小企業が取り組むメリット

「よく耳にするようにはなったけれど、世界的な問題で自分たちからは遠い問題」だと思ってしまうかもしれません。しかし、自社の持続可能な経営を考える上で、身近なものでSDGsに関連することを探していくことでさまざまなメリットがあります。中小企業のSDGsへの取り組みのロールモデルとして有名な株式会社大川印刷のお話を参考に、どのようなメリットがあるのかをまとめてみました。

市場競争力の向上

現在の社会環境では、環境への配慮や社会的責任に対して敏感に感じている企業も多く、SDGsに基づく取り組みをしていることで、新規の顧客獲得に有利に働くことがあります。また、一般顧客向けの場合においても、製品やプロセスの開発と実施は、企業が顧客に対して持続可能性に焦点を当てていることを示し、新たな市場を開拓し、既存の市場で競争優位性を獲得するのに役立ちます。

実際、大川印刷では、1年で取引先が90社も増えました。営業が5名という中でこれだけの数字を出せたのは、SDGsによる取り組みを取引先が評価してくれたことと、その取り組みがメディア等に取り上げられることで知名度が上がったことが大きな要因だったそうです。

従業員モチベーションの向上

従業員とともにSDGsに取り組むことで、自分たちのやってる仕事が何につながっているのか、というのをわかった上での仕事と、ただ与えられる作業ではその質に大きな違いが出てきます。また、そのことでインナーブランディングがなされつつ、従業員のモチベーションの向上につながることで、社内の課題解決も積極的に進むようになります。

採用にプラスになる

若い世代の労働者は、社会的責任を果たす企業でのキャリアを重視し、SDGsに共感を抱く企業への就職を希望することが多いです。SDGsへの取り組みは、企業のイメージを向上させ、優秀な人材を採用しやすくする一因となります。

具体的な取り組み方

上記のようなメリットがあるSDGsへの取り組みですが、どのように取り組めばいいのでしょうか?大川印刷では自社が取り組んでいることと、SDGsの内容と照らし合わせて目標を定めるようにしていて、なにもあらためて特別な活動を始める必要はないとのことです。

ワークショップからスタート

重要なのは、社員たちが参加し、トップダウンではなく、自分事化し共有・共感してもらうことで始めることです。この自分事化を念頭において、自社の事業のうちどの活動がSGDsにつながっているのかを考えるワークショップがおすすめです。冒頭にお伝えしたように、何か特別に始めるのではなく、普段の仕事の一環として始めます。そうすることで、会社の今を見る目と自分との関係を考えるいい機会になります。

大川印刷ではSGDsに取り組む企業の支援として、コンサルティングサービスも開催していますので、本格的に自社で取り組もうと考えている方は、問い合わせてみていただけたらと思います。

詳しい社長のお話は動画で

弊社で株式会社大川印刷にインタビューさせていただいた動画がありますので、興味を持たれた方はぜひご覧ください。

前編:SDGsの取り組みを検討されている製造業の方へ|株式会社大川印刷

後編:製造業がSDGsに取り組むと良いことがたくさんあります|株式会社大川印刷

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マーケティングROIの計測と最適化

テクノポートの渡部です。Webマーケティングにはさまざまな施策がありますが、どこにどれくらいの予算をかければいいのかということについては、頭を悩ませる分野だと思います。そこで利用したいのが、かけたコストに対してどれくらいの効果があったかを測る手法・ROIです。本日はその手法とそれをどのように最適化するかについて解説します。

マーケティングROIとは

ROIとは「Return on Investment(投資対効果)」の略で、マーケティング活動に投資した費用に対して得られた利益のことです。

計算式

ROIは下記の計算式で算出されます。

ROI=(マーケティング関連で挙げた利益 / マーケティングにかけたコスト)× 100

計算式は単純で、100%を超えていれば、かけたコスト以上に利益を生み出せていることになります。

LTVで計算

製造業のWebマーケティング運営の場合、Webサイトから問い合わせがあった売り上げだけで計算すると、ROIの値がすごく小さくなってしまいます。というのも、Webサイトからくる問い合わせの最初の取引額が小さいことが多く、リピートで大きな取引先になることも多いので、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を考慮してROIを計算してください。つまり、最初の取引の売り上げだけでなく、その後のその取引先とのリピート注文の利益も計算に入れるということです。

目標値

どれくらいを目標にするかは企業にもよりますが、最低でもコスト以上の利益を生み出す100%以上を最低限の目標にするとよいでしょう。

ただし、ROI単独でマーケティング活動を評価するのではなく、他の指標と組み合わせて総合的な評価を行うことが重要です。ROIが100%を超えなくても、他の指標や目標を達成している場合、成功とみなされることもあります。

これは他社と比較するのではなく、自社で継続的に数値を取っていき、どのように変化したかを自社内で時系列で評価していくのがよいと思います。

最適化の手法

ROIを算出してそれで満足してはいけません。重要なのは、それを使ってWebマーケティング活動をより良いものにしていくことです。

目標の設定

まず、マーケティング活動における目標を明確に設定します。先述のように基本は「利益」で算出しますが、その他に「新規顧客獲得」や「既存顧客の満足度向上」などを、数値化や利益に換算して設定するのも一つの目標設定方法です。すぐに売上や利益を見込めない場合は、獲得リード数やウェブサイトのトラフィックなど、自社目標に関連した指標を使用しましょう。

ROIの算出

ROIの算出の分母である、マーケティング活動にかかった費用として、広告費、プロモーション費、人件費など、マーケティング活動に関連するコストと、それによって得られた成果を算出し、ROIとして数値化します。算出するときは期間を決めて算出し時系列で記録を取っていくといいと思います。

最適化

ROIの分析結果を時系列で取っていき、マーケティング戦略やキャンペーンの最適化をします。収益性の高い活動の強化や、収益性の低い活動の見直し、効果的なチャネルの重点的な活用など予算配分を検討します。新たな施策をして、全体の数字がどう変わるかと個別のROIを算出して評価しましょう。

また、全体の数字を見るだけではなく、個別の施策ごとにどれくらいの効果があったかについても検証してROIを算出すると、より詳しい分析ができます。

PDCAを回す

1回の施策で終わらせるのではなく、PDCAサイクルを繰り返すことで、持続的な改善が可能となります。成果を評価し、改善策を実行して効果を検証し、再度計画を立てて改善を繰り返すことで、マーケティング戦略の最適化を実現していきましょう。

弊社ではこのPDCAを回していくためのプランとして、コンサルティングプランがありますので、より良いWebマーケティング活動をお考えの方はご相談ください。

製造業専門のSEOコンサルティング

計算される利益とコストの要素

大まかに「マーケティング関連で挙げた利益」と「マーケティングにかけたコスト」と説明しましたが、具体的にどのようなものがあるのか、例を挙げてみます。

利益として数えられるもの

  • Webサイトのコンバージョン:Webサイトのコンバージョンは、特定の目標達成(例:製品の購入、お問い合わせフォームの送信、メーリングリストへの登録など)がどれだけ達成されたかを示す指標です。売り上げにつながらなくても利益換算の数値を決めて評価に入れるか、個別に利益とは違うROIを出すとよいと思います。
  • Webサイトからの利益:Webマーケティングの成果として、Webサイトから新たな顧客から発注で利益が出たものを計算します。
  • コスト削減:Webマーケティング活動によって、従来の広告や販売活動のコストを削減できた場合、その削減分を利益として計上します。実例として、毎年出ていた展示会があったが、Webサイトで十分に顧客が取れるようになったから、出展を取りやめた等があれば、それはコスト削減の数値として計算に入れてもいいと思います。
  • リピート顧客からの利益:Webマーケティングを通じてリピート顧客からの売り上げがあった場合、その顧客からの追加売上の一部を利益として評価します。

費用として数えられるもの

  • 広告費用:オンライン広告を実施するための費用。例えば、Google広告やSNS広告などの費用が含まれます。
  • コンテンツ制作費用:Webサイトのコンテンツやブログ記事、ビデオコンテンツなどの制作にかかる費用です。Webサイトの制作費は制作してからの現在までの期間で案分するとわかりやすいです。
  • Webサイト運営費用:Webサイトの運営にかかる費用。デザイン修正や、機能の追加開発などのコストが含まれます。また、Webサイトのアクセスを解析し、改善コンサルの契約費用などです。
  • MAツール費用:マーケティングオートメーションツールを導入している場合は、月額のその利用料などです。

仮定計算

仮定として一度ROIを計算してみたいと思います。かなり簡素化したモデルですので、参考までに。

対象期間

  • 2023年1月~6月(6か月)

利益算出

  • Webサイトのコンバージョン:10万円(問い合わせ獲得1件当たり1万円と設定し、期間内に10件獲得)
  • Webサイトからの利益:20万円(獲得した問い合わせのうち2件受注し、2件分の利益)
  • コスト削減:15万円(毎年30万円かけて出ていた展示会出展をやめたことによるコストの削減)
  • リピート顧客からの利益:30万円(Webサイトから獲得した顧客からのリピート注文の利益)

費用算出

  • 広告費用:30万円=5万円×6か月(Googleリスティング広告費用)
  • コンテンツ制作費用:12万円=2万円×6か月(2万円=制作費用100万円/リニューアルから50か月経過)
  • Webサイト運営費用:18万円=3万円×6か月(制作会社の運営コンサル契約)
  • MAツール費用:特に利用な無し

ROI算出

  • 利益合計:75万円(=10万円+20万円+15万円+30万円)
  • 費用合計:60万円(=30万円+12万円+18万円)
  • ROI=(75万円/60万円)*100=125

この場合ROIは125となります。なお、リピート顧客からの利益を入れないとすると、

  • 利益合計:45万円(=10万円+20万円+15万円)
  • 費用合計:60万円(=30万円+12万円+18万円)
  • ROI=(45万円/60万円)*100=75

となり、コストの方が高くなってしまいます。単純な数字だけで評価するとマイナスに感じてしまうこともありますが、自社にあった評価計算式にカスタマイズして使ってください。

まとめ

マーケティングにかけたコストがどれくらい効果的かについては評価が難しく、単純にWebサイトからきた問い合わせと制作費だけに目が行きがちですが、総合的に評価をすることが大切です。ROIの考え方を参考にして、より効果的なマーケティング戦略を立てていただけたらと思います。

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マーケティングROIの計測と最適化

テクノポートの渡部です。Webマーケティングにはさまざまな施策がありますが、どこにどれくらいの予算をかければいいのかということについては、頭を悩ませる分野だと思います。そこで利用したいのが、かけたコストに対してどれくらいの効果があったかを測る手法・ROIです。本日はその手法とそれをどのように最適化するかについて解説します。

マーケティングROIとは

ROIとは「Return on Investment(投資対効果)」の略で、マーケティング活動に投資した費用に対して得られた利益のことです。

計算式

ROIは下記の計算式で算出されます。

ROI=(マーケティング関連で挙げた利益 / マーケティングにかけたコスト)× 100

計算式は単純で、100%を超えていれば、かけたコスト以上に利益を生み出せていることになります。

LTVで計算

製造業のWebマーケティング運営の場合、Webサイトから問い合わせがあった売り上げだけで計算すると、ROIの値がすごく小さくなってしまいます。というのも、Webサイトからくる問い合わせの最初の取引額が小さいことが多く、リピートで大きな取引先になることも多いので、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を考慮してROIを計算してください。つまり、最初の取引の売り上げだけでなく、その後のその取引先とのリピート注文の利益も計算に入れるということです。

目標値

どれくらいを目標にするかは企業にもよりますが、最低でもコスト以上の利益を生み出す100%以上を最低限の目標にするとよいでしょう。

ただし、ROI単独でマーケティング活動を評価するのではなく、他の指標と組み合わせて総合的な評価を行うことが重要です。ROIが100%を超えなくても、他の指標や目標を達成している場合、成功とみなされることもあります。

これは他社と比較するのではなく、自社で継続的に数値を取っていき、どのように変化したかを自社内で時系列で評価していくのがよいと思います。

最適化の手法

ROIを算出してそれで満足してはいけません。重要なのは、それを使ってWebマーケティング活動をより良いものにしていくことです。

目標の設定

まず、マーケティング活動における目標を明確に設定します。先述のように基本は「利益」で算出しますが、その他に「新規顧客獲得」や「既存顧客の満足度向上」などを、数値化や利益に換算して設定するのも一つの目標設定方法です。すぐに売上や利益を見込めない場合は、獲得リード数やウェブサイトのトラフィックなど、自社目標に関連した指標を使用しましょう。

ROIの算出

ROIの算出の分母である、マーケティング活動にかかった費用として、広告費、プロモーション費、人件費など、マーケティング活動に関連するコストと、それによって得られた成果を算出し、ROIとして数値化します。算出するときは期間を決めて算出し時系列で記録を取っていくといいと思います。

最適化

ROIの分析結果を時系列で取っていき、マーケティング戦略やキャンペーンの最適化をします。収益性の高い活動の強化や、収益性の低い活動の見直し、効果的なチャネルの重点的な活用など予算配分を検討します。新たな施策をして、全体の数字がどう変わるかと個別のROIを算出して評価しましょう。

また、全体の数字を見るだけではなく、個別の施策ごとにどれくらいの効果があったかについても検証してROIを算出すると、より詳しい分析ができます。

PDCAを回す

1回の施策で終わらせるのではなく、PDCAサイクルを繰り返すことで、持続的な改善が可能となります。成果を評価し、改善策を実行して効果を検証し、再度計画を立てて改善を繰り返すことで、マーケティング戦略の最適化を実現していきましょう。

弊社ではこのPDCAを回していくためのプランとして、コンサルティングプランがありますので、より良いWebマーケティング活動をお考えの方はご相談ください。

製造業専門のSEOコンサルティング

計算される利益とコストの要素

大まかに「マーケティング関連で挙げた利益」と「マーケティングにかけたコスト」と説明しましたが、具体的にどのようなものがあるのか、例を挙げてみます。

利益として数えられるもの

  • Webサイトのコンバージョン:Webサイトのコンバージョンは、特定の目標達成(例:製品の購入、お問い合わせフォームの送信、メーリングリストへの登録など)がどれだけ達成されたかを示す指標です。売り上げにつながらなくても利益換算の数値を決めて評価に入れるか、個別に利益とは違うROIを出すとよいと思います。
  • Webサイトからの利益:Webマーケティングの成果として、Webサイトから新たな顧客から発注で利益が出たものを計算します。
  • コスト削減:Webマーケティング活動によって、従来の広告や販売活動のコストを削減できた場合、その削減分を利益として計上します。実例として、毎年出ていた展示会があったが、Webサイトで十分に顧客が取れるようになったから、出展を取りやめた等があれば、それはコスト削減の数値として計算に入れてもいいと思います。
  • リピート顧客からの利益:Webマーケティングを通じてリピート顧客からの売り上げがあった場合、その顧客からの追加売上の一部を利益として評価します。

費用として数えられるもの

  • 広告費用:オンライン広告を実施するための費用。例えば、Google広告やSNS広告などの費用が含まれます。
  • コンテンツ制作費用:Webサイトのコンテンツやブログ記事、ビデオコンテンツなどの制作にかかる費用です。Webサイトの制作費は制作してからの現在までの期間で案分するとわかりやすいです。
  • Webサイト運営費用:Webサイトの運営にかかる費用。デザイン修正や、機能の追加開発などのコストが含まれます。また、Webサイトのアクセスを解析し、改善コンサルの契約費用などです。
  • MAツール費用:マーケティングオートメーションツールを導入している場合は、月額のその利用料などです。

仮定計算

仮定として一度ROIを計算してみたいと思います。かなり簡素化したモデルですので、参考までに。

対象期間

  • 2023年1月~6月(6か月)

利益算出

  • Webサイトのコンバージョン:10万円(問い合わせ獲得1件当たり1万円と設定し、期間内に10件獲得)
  • Webサイトからの利益:20万円(獲得した問い合わせのうち2件受注し、2件分の利益)
  • コスト削減:15万円(毎年30万円かけて出ていた展示会出展をやめたことによるコストの削減)
  • リピート顧客からの利益:30万円(Webサイトから獲得した顧客からのリピート注文の利益)

費用算出

  • 広告費用:30万円=5万円×6か月(Googleリスティング広告費用)
  • コンテンツ制作費用:12万円=2万円×6か月(2万円=制作費用100万円/リニューアルから50か月経過)
  • Webサイト運営費用:18万円=3万円×6か月(制作会社の運営コンサル契約)
  • MAツール費用:特に利用な無し

ROI算出

  • 利益合計:75万円(=10万円+20万円+15万円+30万円)
  • 費用合計:60万円(=30万円+12万円+18万円)
  • ROI=(75万円/60万円)*100=125

この場合ROIは125となります。なお、リピート顧客からの利益を入れないとすると、

  • 利益合計:45万円(=10万円+20万円+15万円)
  • 費用合計:60万円(=30万円+12万円+18万円)
  • ROI=(45万円/60万円)*100=75

となり、コストの方が高くなってしまいます。単純な数字だけで評価するとマイナスに感じてしまうこともありますが、自社にあった評価計算式にカスタマイズして使ってください。

まとめ

マーケティングにかけたコストがどれくらい効果的かについては評価が難しく、単純にWebサイトからきた問い合わせと制作費だけに目が行きがちですが、総合的に評価をすることが大切です。ROIの考え方を参考にして、より効果的なマーケティング戦略を立てていただけたらと思います。

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新技術、新製品のプロモーション手法7選

こんにちは、テクノポートの渡部です。新技術や新製品を成功させるためには、効果的なプロモーションが不可欠です。この記事では、新技術や新製品のプロモーションにおける効果的な手法を7つご紹介します。それぞれの手法を活用して新技術や新製品の認知度を向上させ、売り上げにつなげていきましょう。

新製品・新技術のマーケティングが重要な理由

新製品や新技術の内容が優れている場合、プロモーションは必要ないと感じる方もいるかもしれません。しかし、優れた製品や技術でも、広い認知を得られなければ、その製品や技術も存在しないのと同じです。

製品や技術の魅力や利点を効果的に伝えるには、プロモーションが大切です。プロモーションで顧客の関心を引き付け、競合他社との差別化を図ることで初めて、新製品や技術の良さを理解してもらえます。新製品や新技術には素晴らしいポテンシャルがあるかもしれませんが、それを広く知らせるためにはプロモーションが不可欠なのです。

新製品・新技術のマーケティングが難しい理由

目新しいものであればマーケティングが簡単だと勘違いされがちですが、実はその逆で、目新しいものほどマーケティングが難しくなります。その理由の代表的なものとしては、以下の2つが挙げられます。

ユーザーのニーズが潜在的

画期的な製品や技術であるほど、ユーザーがその製品や技術を顕在的に必要としていないため、そもそもその良さをあまりわかってもらえない可能性が高くなります。

実績が乏しく信用を得られにくい

当然といえば当然ですが、新製品・新技術には実績がありません。自社でのテスト結果が提示できるとはいえ、それはあくまでもテスト結果に過ぎず、実際のユーザーの声ではありません。BtoBの製品では特に、導入実績がない商品や技術の採用はなかなかハードルが高いです。

詳しくはこちら

BtoBとBtoCの違い

BtoC向けの商品ではなくBtoBの新製品、特に新技術となるとマーケティングの難度がかなり上がります。その要因としては下記のようなものが挙げられます。

  • 基本的に一般消費者向けの商品と比べて単価が高い。
  • BtoCの場合、個人の意思決定で決まるのに対し組織としての意思決定になり、購入までのフローが長い。
  • キャッチコピーで感情的に意思決定がされることは少なく、論理的なデータが必要になる。

最終的な購入までのハードルが全体的に上がっているので、さまざまなプロモーション活動を通して高くなったハードルを越えていかなければなりません。

プロモーション手法7選

新製品・新技術のプロモーション手法としては、主に下記の7つが挙げられます。

広告キャンペーン

広告の中でも最も簡単な方法がリスティング広告です。ただし、新製品や新技術の場合は、先述の通り顕在化していない需要のキーワードのため、そのものの名前でキーワード対策をしてもあまり効果が見込めません。ターゲットの立場になって考え、課題を持っているユーザーが検索しそうなキーワードを考えてキーワード設定をしましょう。

プレスリリース

プレスリリースは、新製品や新技術に関する情報をメディアに提供する手法です。メディアが企業や製品に関心を持って報道してくれる可能性や、取材をして特集を組んでくれる可能性があります。プレスリリースを通じて、製品や技術の特徴、利点、リリース日などの情報を伝え、広く知らせることができます。

ソーシャルメディアマーケティング

ソーシャルメディアマーケティングは、プラットフォームを活用して製品や技術を宣伝する手法です。Facebook、Instagram、Twitterなどのプラットフォーム上でコンテンツを共有し、ターゲットの反応をみたり、ユーザーとのやり取りをすることで関係を構築します。BtoBの場合は、特に即時性や拡散性に利があるTwitterが適しています。投稿するだけでなく、プラットフォームの広告を通じて、製品や技術の特徴を視覚的に魅力的に伝えることもできます。

YouTube

新製品や新技術のプロモーションには、動画マーケティングの活用も有効です。製品や技術のデモンストレーションビデオ、チュートリアル、顧客の成功事例インタビューなどをYouTubeに投稿し、広範な視聴者に製品や技術について訴求します。YouTube用の広告動画を作成すれば、動画の視聴履歴からターゲットのペルソナに近い人にリーチできます。

イベントや展示会参加

製造業関連のイベントや展示会への参加してのデモンストレーションやプレゼンテーションは、直接顧客との接触ができるため、フィードバックを直に受け取ることができます。製造業関連の来場者は、一般消費者ではなく、企業の代表として新製品や新技術がないか来場している人も多いので、ターゲットの絞り込みという点では非常に優れている可能性があります。

メールマーケティング

顧客や見込み顧客に対してメールを送信する手法です。新製品や新技術に関する情報や特典を提供し、顧客の関心を引き付けます。個別のセグメントに合わせたメッセージを送信することで、より高い効果を期待できます。

クラウドファンディング(BtoC)

一般の人々からの資金提供を募り、プロジェクトを支援してもらう方法ですが、近年ではBtoCの新商品のプロモーションに使われることが多くなりました。新製品のプロモーションとしてプラットフォームを活用し、新製品をリターンとして予約販売のような形でマーケティングします。

継続的に効果を得るには

以上、新製品・新技術のプロモーション手法について解説しました。ただ、これらはコストもかかりますし、効果はその時限りです。時間がかかり、即効性はありませんが、製品情報や技術情報についてコンテンツを作成して、自社のWebサイトへの掲載も同時進行で進めてください。上記のプロモーションで興味を持ったユーザーが自社のサイトに訪れることもあると思います。

継続的に自社のPRをしていくために、自社のWebサイトでの発信も忘れないようにしましょう。弊社では自社サイトを使ったWebプロモーションをはじめ、さまざまなプロモーションのご相談を承っておりますので、「プロモーションがうまくいかない」と感じている方は、お気軽にご相談ください。

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製造業における成功事例から学ぶ、効果的なビジネスモデル8選

テクノポートの渡部です。中小の製造業の事業形態として「下請けからの脱却」ということが騒がれ始めてかなりの年月が経ちますが、今までのやり方で進めていても進展は少ないと感じている経営者も少なくないと思います。また、現状の人材難ではうまくやらないと人材も採れなくなってきています。これからの時代を生き残っていくために、これからの製造業のビジネスモデルについて、成功事例を交えながら考えてみたいと思います。

ビジネスモデルを明確にしておくこと

会社のビジネスモデルを明確にしておくことは、成長し続けるために戦略的な方向性を確保するための重要なステップです。なんとなくの経営を続けていても先のステップにはなかなか進めません。

先のステップは企業規模を拡大させるだけではありません。今の従業員の生活を守っていくために、安定した経営で会社を長く継続させていくことを目指すというのも、立派な経営方針です。

どちらにしても、会社が向かっていく方向性を決めておくことは、これからの経営を考える上でも、社員のモチベーションを保つという点においても重要な意味を持ちます。

成功しているビジネスモデル8選

いきなり今後の自社のビジネスモデルを考えるのも難しいと思います。そこで、成功していると有名な会社や、弊社でお付き合いのある会社の成功事例をもとに、参考になるビジネスモデルを紹介します。

1:自社の技術と向き合い、既存市場を拡大させる

自社の強みやコア技術を活用して、既存の市場を拡大したり、新たなニッチな市場を開拓したりするビジネスモデルは、最もスタンダードかもしれません。これには、自社の技術を何か発展させるという考えではなくて、その技術の根本の部分を見つめ直し、どのように市場に周知させるかについての戦略が必要です。

ビジネスモデル成功事例:井山工作所有限会社

井山工作所有限会社は静岡県で複雑形状の鋳物加工をしている会社です。機械加工の中でも「複雑形状の鋳物」、しかも素材も主に「FC系」と絞ってWebマーケティングをすることで既存市場での売り上げを拡大させています。

詳しくはこちら

2:ターゲットを広げて、顧客を増やす

ビジネスモデルの改革として、新しい市場や顧客層に製品やサービスを提供する方法です。新たな市場への展開には、自社の技術、製品やサービスを適応させる必要があります。これには、新しいターゲットに対して市場調査や競合分析などのマーケティング戦略の立案が不可欠となります。

ビジネスモデル成功事例:株式会社富士産業

株式会社富士産業は、自社の主業務である鋼材販売のPRも残しつつ、新たに事業展開していた製作金物をWebサイト上では全面的にPRしました。狙っていた設計事務所やデザイン会社などから引き合いを獲得しており、製作金物の事業部がうまくいくことで主業務である材料販売の事業も伸びています。

詳しくはこちら

3:自社製品の開発でメーカーへの道を開拓する

企業が自社の製品を開発し、メーカーとしての第一歩を踏み出すことも、新たなビジネスモデルの一つです。製品開発には市場調査、製品設計、製造、マーケティングなどの各ステップを計画的に進める必要があります。

ビジネスモデル成功事例:株式会社日翔工業

株式会社日翔工業は、自社のスパッタリング技術を応用し、チタンをナノ単位でコーティングすることによって唯一無二の光沢を放つグラスを制作しています。クラウドファンディングを何度も成功させ、さまざまなメディアにも取り上げられています。

詳しくはこちら

4:デジタルを積極的に取り入れて経営革新を進める

デジタル化は現代のビジネスモデルに不可欠な要素であり、製造業でも例外ではありません。デジタル化を推進するDXの動きは以前からありましたが、コロナ禍以降その動きはさらに加速しています。デジタル技術を活用して業務プロセスを効率化したり、顧客体験を向上したり、新しいビジネスモデルを生み出す一つのきっかけになります。中には自社の業務効率改善のために始めたデジタル化のシステムをパッケージ化して販売することで、新たなビジネスモデルを形成した会社もあります。

ビジネスモデル成功事例:旭鉄工株式会社

旭鉄工株式会社はIoTを積極的に活用することで生産性を大幅に改善し、労務費を年間4億円節減することに成功しました。そのノウハウをそのまま詰め込んだシステムをパッケージ化し、200社以上の会社に導入されています。

詳しくはこちら

5:他社と協業することで事業の幅を広げる

1社だけで今後のビジネスモデルを構築することが難しい場合、他の企業や組織との連携を深めることで、新たな市場へのアクセスや共同開発、コスト削減などを模索するビジネスモデルを目指すこともあります。近年ではSNS等の発達により、他社とつながりやすくなっており、自社だけではできないことも、他社と協業することで新たな事業を生み出すことができます。

ビジネスモデル成功事例:京都試作ネット

京都試作ネットは2001年の設立された、合計で30社以上からなる「試作に特化したソリューション提供サービス」を専門とするサイトです。「試作に特化したソリューション提供サービス」を専門として、クライアントからの課題解決に取り組んでおり、今では「ものづくり」だけでなく、その先の活動に向けていろいろと事業展開をしています。

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6:異業種とのコラボレーションで新たな事業をスタートさせる

京都試作ネットのように製造業との協業ではなく、異業種と組むことによって、共同で新しい製品やサービスを開発するアプローチもあります。たとえば、製造業がIT企業と協力することで、スマートファクトリーやIoT(モノのインターネット)を活用した製品開発などが可能になります。異業種とのパートナーシップは、既存の事業領域を超えて新たな市場を開拓するのに有用な手段であり、新たなビジネスモデルが生まれるきっかけにもなります。

ビジネスモデル成功事例:株式会社中村製作所

株式会社中村製作所は、リーマンショックで売り上げが大幅に落ちてしまう中、自動車メーカーや大学、飲食業など多様な業界・業種が集う展示会に出展しました。そこからつながった外部のプロダクトデザイナーと手を組むことで、新たなブランドを生み出し、今では自社ブランドとしてさまざまな自社製品を生み出しています。

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7:M&Aによる事業拡大と事業譲渡

M&A(合併・買収)は、企業が新しい市場に参入したり、新たな技術や資源を獲得したり、競争力を強化したりできるビジネスモデルです。これにより、ものづくりの枠にとらわれず、新しいビジネス領域へ進出できます。しかし、M&Aは大きな投資を伴うため、適切な計画と実施が必要です。また、逆に後継者問題で悩んでいる場合は、M&Aを受けて事業そのものを譲渡し、自社技術を後世に残していくという方法もあります。

ビジネスモデル成功事例:株式会社セイワホールディングス

株式会社セイワホールディングスは、事業承継を通じて後継者不足の課題を解決し、製造業のネットワークを作ることで、顧客に対しての幅広い提案と新しい価値提供に挑戦しています。すでにグループ会社に10社あり、世界で一番働きやすい町工場ネットワークの形成を目指しています。

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8:海外展開しグローバル企業を目指す

海外に進出することで、新たな市場や顧客へのアクセスが可能になり、ビジネスが拡大するビジネスモデルです。海外市場にビジネスのチャンスを広げる場合、異なる文化やニーズを持つ消費者からフィードバックを得ることができ、それにより製品やサービスを改善するチャンスにもなることがあります。ただし、海外進出にはつきものである言語や文化、法制度の違いなどの困難を乗り越えるためには、十分な準備とリソースが必要です。

ビジネスモデル成功事例:東京鋲螺工機株式会社

東京鋲螺工機株式会社は、微細なタップタイトねじの金型を手がける企業です。Webサイトは日本語以外に英語や中国語にも対応しており、さまざまなサイトから被リンクを獲得することで、日本語だけでなく英語でも検索上位にランキングされるようになっています。また、展示会など自社を海外に向けて露出する機会を増やし、中国、アメリカ、台湾など、どんどん海外の企業との取引を増やしています。

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まとめ

いかがだったしょうか。将来のためにビジネスモデルを確立させると一口に言っても、そのモデルは無数にあります。今回紹介した成功しているビジネスモデルはあくまでも一例ですが、自社の今後のビジネスモデルの参考になるものがあれば、幸いです。

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ニッチな加工技術を詳しく解説、具体的な問い合わせを獲得することに成功【株式会社協友製作所】

摩擦攪拌接合というニッチな接合技術を持っている協友製作所株式会社の事例を紹介します。

会社情報

会社名 協友製作所株式会社
担当者名 代表取締役 角崎 正太郎 様
事業内容 機械加工、摩擦攪拌接合
サイトURL http://kyoyu-ss.co.jp/
導入サービス Webサイト制作、Webコンサルティング

出典:協友製作所株式会社

抱えていた課題

リニューアルする前のホームページはかなり昔に作成したものでした。新着情報はお客様で更新できるようなシステムだったものの、しばらく放置してしまったことで更新の仕方もわからなくなってしまい、結果ホームページそのものが放置状態になってしまっていました。運営に関しても、アクセス解析ツール自体が設置されていなかったので、見られているのかもよくわからず、「ただ存在しているだけ」という状態でした。

実施施策

まず、摩擦攪拌接合という技術をわかりやすく説明し、それによってどんな課題を解決できるのかということに焦点を当ててコンテンツを作成しました。具体的には摩擦攪拌接合のページの冒頭で「アルミや銅製品の接合でお困りではありませんか?」と課題解決につながるような文言からスタートさせ、まずは現状抱えているであろう課題、そしてそれらの課題がこの技術で解決できることを説明。最後に既存技術との比較として、メリット・デメリットを列挙するという構成にしています。こうすることでユーザーが自然な流れで技術を理解できるとともに、問い合わせへの導線を作ることができます。

また、製品事例は製品1つに対して1ページ作ることで、細かなキーワードでのSEO対策をするとともに、カテゴリページにはそれぞれそのカテゴリの説明コンテンツを加えることで、大枠の製品名でのSEO対策をしました。

導入効果

技術名、製品カテゴリ名ともに、検索結果のTOP10以内に入ることができ、大幅なアクセス数のアップにつながり、問い合わせも具体的で仕事につながりやすい案件を多く獲得できるようになりました。これまで一般的な機械加工の相見積もりと思われるものしか来なかった問い合わせが、特定の技術での加工や特定の製品の製作の見積もりなど、より具体的な内容になり、受注率も大幅に改善しました。

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製造業におけるオウンドメディアの活用法

こんにちは、テクノポートの渡部です。製造業においても、オウンドメディアの運営をしている企業が増えてきました。今や技術や自社の製品の情報をオウンドメディアで発信することが、営業活動の一環として一般的になってきたのです。

しかし、オウンドメディアの制作、運営は決して容易なものではありません。本記事では、製造業におけるオウンドメディアの付き合い方についてご紹介します。

オウンドメディアとは?

オウンドメディアとは、自社のコーポレートサイトとは別にサイトを開設し、自社の製品やサービスに関する情報を発信するサイトのことです。企業の情報発信力を高め、顧客とのコミュニケーションを深めることができます。また、オウンドメディアは自社でコンテンツを制作・運営するため、外部の媒体に比べて自由度が高く、企業の個性や強みを発揮しやすいという特徴があります。さらに、SEOを意識したコンテンツ制作を行うことで、自社のウェブサイトへのアクセス数を増やすこともできます。

オウンドメディアを運営することのメリット

オウンドメディアを運営することで、様々なメリットを受けられます。

自社の情報発信力を高め、認知度の向上

自社の技術や製品についてコンテンツを発信することで、顧客や見込み客に対して自社の存在感をアピールすることができます。また、アクセスを集めることで、認知度の向上にもつながります。

SEO対策に特化できる

オウンドメディアでコンテンツを発信する際には、狙ったキーワードに特化したコンテンツを作ることができるため、コーポレートサイトとは違った細かいキーワードのSEO対策ができます。

製造業がオウンドメディアに取り組むべきメリット

オウンドメディアを運営することで受けられるメリットはたくさんあり、中小製造業こそオウンドメディアに取り組むべきだと思っています。自社技術という発信できるコンテンツがあり、そのコンテンツは製造業界に携わる人々にとって非常に有益な情報となるからです。

潜在顧客へのリーチができる

オウンドメディアのコンテンツの需要と供給をうまくマッチングさせることができれば、潜在顧客へリーチができ、のちのちの獲得につながる強力なコンテンツになります。

製品・技術の用途開発につながる

潜在顧客にアプローチすることができれば、将来の製品や技術の用途開発につながる可能性があります。また、潜在的な需要に対応することで、新たな市場を開拓することもできます。

ブランディングにつながる

自社の技術や製品情報を発信することで、業界での知名度を高められます。また、顧客に向けたコンテンツを提供することで、顧客のニーズに合わせた製品開発やサービス提供ができるようになり、これらの取り組みはブランディングにつながり、競合他社との差別化を図ることができます。

採用活動にプラスになる

社員インタビュー等によって開発秘話や仕事内容について説明するコンテンツを作成すれば、働いている実際の現場を見せることができるため、採用活動にもプラスに働きます。企業文化や働く環境もアピールでき、求職者採用活動に有利になります。さらに、自社の技術や製品を魅力的に紹介することで、新卒採用においても、熱心な志望者を惹きつけやすくなります。

オウンドメディアの制作と運営に必要なこと

では実際にオウンドメディアの制作と運営に必要なことは何かについて解説します。

目的は明確にして長い道のりであることを覚悟すること

オウンドメディアは長く運営していくことになるので、制作・運営をはじめ、最終目的を明確にしておくことが大切です。オウンドメディアを運営していく理由は様々ですが、代表的な目的には以下のようなものがあります。

  • 企業のブランディング
  • 新規リードの獲得
  • 自社技術の用途開発
  • 採用活動の支援

長く運営をしていると「あれもこれも」になってしまう可能性があるので、当初の目的を忘れずに、コツコツと長く付き合っていことを覚悟しましょう。

継続的にコンテンツを発信し続けること

オウンドメディアを運営することで、企業の情報や価値観を顧客や潜在顧客に伝えることができますが、それが一度きりで終わってしまっては意味がありません。ユーザーに必要とされる情報を継続的にコンテンツを発信することで、その信頼を獲得できます。また、定期的に新しい情報を提供することで、リピーターを獲得できます。このように、オウンドメディアを運営する上で継続的なコンテンツ発信は必要不可欠な要素です。

アクセスの解析から改善活動を続けていくこと

アクセス解析を通じて、読者の行動や興味、傾向などを把握できます。具体的には、どのコンテンツが読まれたのか、どのページで離脱したのか、どのような検索ワードで訪れたのかなどを把握し、改善点を見つけ出します。改善点をヒントにコンテンツの質を向上させることで、より多くのユーザーにリーチし、ビジネスにつながる成果を得ることができます。

オウンドメディアの事例

製造業が取り組んでいるオウンドメディアの事例をいくつか紹介します。

connect.nissha(NISSHA株式会社)

出典:connect.nissha

connect.nisshaはNISSHA株式会社が運営するオウンドメディアで、自社が提供している技術や製品のコンテンツを発信し、お客ユーザーの技術的な課題や、もっと大きく社会的課題の解決に貢献しようというサイトです。新規見込みリードの獲得や育成はもちろんのこと、技術情報の提供によって用途開発につなげる役割も持っています。

TechWeb(ローム株式会社)

TechWebはローム株式会社が運営する電子回路に関する情報を発信するオウンドメディアです。記事にはマンガ形式の記事もあり、これから電子回路を学ぶ人にとってもわかりやすい内容になっています。サイト内にはウェビナーへの誘導や、資料ダウンロードの項目があり、新規リードの獲得が目的になっています。

出典:ROHM TechWeb

CEMEDINE-Style(セメダイン株式会社)

CEMEDINE-Styleはセメダイン株式会社が運営する、ものづくり全般の情報を発信しているオウンドメディアです。セメダインは商品名にもなっているので、一般向け接着剤のメーカーというイメージがありますが、それ以外にも工業用、建築用の接着剤やその他の事業も展開しているため、そのことを周知する目的で運営されています。

出典:CEMEDINE-Style

テクノロジーイノベーションセンター特設サイト(ダイキン工業株式会社)

テクノロジーイノベーションセンター(TIC)特設サイトは、ダイキン工業株式会社が運営する自社の技術開発拠点とその活動をコンテンツ化しているオウンドメディアです。ダイキン工業といえば世界的な空調・エアコンメーカーですが、その裏にある技術的な内容をコンテンツにしており、自社の事業内容の周知をすることによって、採用活動に役立てる目的も持っています。

出典:テクノロジーイノベーションセンター特設サイト

表面処理ガイド.com(蒲田工業株式会社)

表面処理ガイド.comは、蒲田工業株式会社が運営する表面処理全般の知識を集約したオウンドメディアです。会社としてはクリーンルームの設計や製作、カプラーの設計・製作など多岐にわたりますが、その中の一つである表面処理のコンテンツだけを扱い、関連するリードの獲得を目的にしています。

出典:表面処理ガイド.com

まずは自社サイト内で1コーナー設けてみる

上記のようなオウンドメディアをいきなり立ち上げるのはハードルが高いという場合は、自社サイト内にオウンドメディアの卵となるコーナーをブログシステムなどを活用して設けてみるのも一つの手法です。いくつか取り組んでいる例を紹介します。

株式会社アコースティック・アドバンス

株式会社アコースティックアドバンスは、様々な吸音材を扱う企業です。吸音・防音・遮音のメカニズムを紹介するコラムを自社サイト内に設置することで、音に関する課題をもつ潜在顧客の集客に成功しています。

出典:株式会社アコースティック・アドバンス

荒川技研株式会社

荒川技研株式会社は樹脂の試作を専門とした試作加工会社です。自社の技術情報の他に、樹脂素材の一般的な解説や、樹脂の加工方法に関する一般的な解説、またそれらに関する課題の解決方法などをコラムでコンテンツ化。コンテンツ化の際にSEO対策を行い、広くいろんな人に情報をリーチさせることで集客を成功させています。

出典:荒川技研株式会社

まとめ

オウンドメディアというと、コンテンツを持続して発信しないといけないので、確かに大掛かりなプロジェクトにはなります。しかし、目的を持って根気よく続ければ、少しずつではありますが確実に効果は出てきます。いきなりサイトを立ち上げるのが難しい場合は、まずコーポレートサイト内でコラム等を発信するところから始めてみてはいかがでしょうか?

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公開後たった1ヵ月で制作費用を回収【伊藤製鞄株式会社】

ジュラルミンケースの設計・製作をしている伊藤製鞄さんの事例を紹介します。

会社情報

会社名 伊藤製鞄株式会社
担当者名 生艸 愛様
事業内容 ジュラルミンケースの設計・製作
サイトURL http://www.itohseiho.co.jp/
導入サービス Webサイト制作、Webコンサルティング

出典:伊藤製鞄株式会社

抱えていた課題

リニューアル前のホームページも弊社で制作しましたが、リニューアルから期間が開いていたため、現在主流になっているデザインに比べて時代遅れのデザインになってきていたことが課題でした。また、今後の展開としてオーダーメイドだけでなく、規格品の販売を個人の方向けに進めていく為にもスマホ対応ができていなかったことが課題でした。費用的な事は、以前のホームページ制作時にはすぐに回収できていたこともあり、心配はなかったそうですが、ちょうど補助金の活用を機にリニューアルして頂きました。

実施施策

現状のホームページでも十分に反響が出ていたので、基本設計は変えることなく、もともとのジュラルミンケースの特注・オーダーメイド対応のページをSEO的に強化するとともに、写真も撮り直すことでより魅力的に見える様にしました。また、オーダーメイド関連の問い合わせを多く獲得していましたが、それだけではなく、規格品を販売していくことを念頭に入れて専用の一ページを作成し、そのうちいくつかは直接購入できるショッピングサイトへのリンクを作成しました。

導入効果

今回も、ホームページを公開してから1か月も経たないうちに問い合わせを獲得し、最初は少量の注文だったそうですが、その後リピートでのオーダーがあった結果、1社からの注文だけで、ホームページ制作にかかった費用以上の利益が出ました。リニューアル以前よりも問い合わせの頻度は増え、それぞれにリピートや種類違いの注文を受けることが多くなり、新規顧客開拓の心強い味方になってくれています。

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製造業の集客に強いホームページ制作会社の選び方

こんにちは、テクノポートの渡部です。企業がホームページを持つのが当たり前になった今では、そのホームページの制作会社は数多く存在します。しかも仕事内容としてはホームページの制作と同じにもかかわらず、金額に大きな幅があり、「どの制作会社に依頼していいのかわからない」という方も多いと思います。

そこで本日はホームページ制作会社のうち、製造業を得意とし、その中でも集客力の強いホームページ制作会社の選び方を紹介します。また、最後には弊社も含め、いくつか弊社で厳選したホームページ制作会社を紹介します。

製造業にホームページが重要な理由

企業がホームページを持つのが当たり前になりましたが、それは製造業においても同様です。BtoCの企業に比べると、重要度が低いように感じられますが、実際はむしろ製造業の方が重要度が高いと思われます。

プッシュ型の営業が不向きな製造業界、効率がいい

自社製品を持たない受注生産がメインの製造業の場合、こちらから仕掛けていく形のプッシュ型の営業は不向きです。いくら仕事を受けられる能力があっても、既に頼んでいる外注先がいますし、また、そのタイミングで依頼する仕事がなければ受注にはつながりません。ニーズのあるタイミングで向こうから問い合わせをしてくれるホームページであれば、商談から受注への確度が高く、効率よく営業活動を行うことができます。

また、中小の製造業の場合、専任の営業ではなく社長や現場の人が営業を兼務していることも少なくありません。そのため、「こちらから仕掛けていく営業には人員も時間もかけられない」といった事情を抱えている会社も多いと思います。ホームページがあれば、「忙しいときにこそ種まきを」と言われるように、現場が忙しいときでも営業PRをしてくれます。

ホームページを介しての新規外注先の探索が主流

インターネットのインフラが広まったことと、外注先を探す担当者の年齢も若くなったことが相まって、企業の外注探しもその手法が変わってきています。外注先を探す担当者は、まずはGoogleで検索という行動が刷り込まれている世代なので、検索で自社の情報がヒットしないと、いくら高い技術と設備があっても外注探しの土俵に乗ることもできません。

今やホームページは製造業の営業の主戦場です。もちろん紹介や展示会も依然として効果の高い営業ツールではありますが、効率と費用対効果を考えるとホームページに軍配が上がります。

ホームページ制作プロジェクトを成功させるためには?

コストをかけてホームページを制作するのであれば、そのコストに見合う成果を出さなければなりません。ホームページ制作プロジェクトを成功させるためには、下記の3点を押さえておきましょう。

1、何のためのホームページか明確にしておくこと

ホームページの制作を始めると、決めないといけないことがたくさん出てきます。また、制作の期間が長くなると、最初にホームページを制作する目的が何だったかわからなくなることがあります。方向性が迷子にならないように、最初に決めた「何のためのホームページなのか」の軸はブレないように注意しましょう。ここがブレてしまうと、何をもって成功とするのか評価できないので、最も大切です。

2、集客コンテンツでアクセスを集めること

ホームページを作るからには、集客をしてユーザーを集める必要があります。デザイン性を重視してしまい、集客に関しての対策がおろそかになってしまうと、単なる自己満足のホームページになってしまいます。集客力の元となるSEO対策をしたコンテンツを作成し、ホームページへのアクセスを集めましょう。

3、アクセスから問い合わせへの導線があること

アクセスを集めるだけで満足してはいけません。アクセスしてきたユーザーから問い合わせを獲得するまでがホームページの仕事です。ホームページを訪問してきたユーザーに、自社の技術について理解してもらい、問い合わせを獲得できる仕組みを作りましょう。

制作会社選びで重要なポイント

数あるホームページ制作会社の中で、どの制作会社に依頼するのかについて、選ぶポイントをいくつか紹介しますので、自社にとって一番大切なポイントを決めて、業者選びをしてください。

集客に重要なSEO対策に長けているかどうか

今や群雄割拠のインターネットの戦場で、ホームページへのアクセスを集めるには、SEO対策が不可欠です。そのSEO対策も時代が進むにつれて、その対策方法も変化してきているので、今の時代に合ったSEO対策をしている制作会社を選ぶのがポイントです。

製造業の業界知識や、理解力があるかどうか

製造業ホームページの制作経験がない制作会社に依頼してしまうと、専門用語への理解がないため、打ち合わせにどうしても時間がかかってしまいます。また、業界にある程度の知識がないと、自社の技術を欲するようなターゲットのペルソナを想像できません。「金型」というキーワード一つ取っても、使用する業界や素材も様々。さらに金型に関わる工程のうち、金型を製造しているのか、金型を使って成形しているのかによっても内容は大幅に変わってきます。細かな業種分類も含め、広く製造業の実績のある会社が望ましいでしょう。

マーケティングの企画力があるかどうか

会社概要や事業内容、設備情報を掲載するだけではホームページへアクセスを呼び込むことはできません。集客からそのアクセスを問い合わせに呼び込むまでにはしっかりとした企画を立てなければなりません。また、ただ問い合わせも呼び込むだけでなく、実のある問い合わせを呼び込めるような企画力があるかどうかも制作会社選びのポイントです。

サポート体制がしっかり整っているかどうか

ホームページは制作して終わりではありません。その後の更新作業の内容によって、効果が格段に違ってきます。制作会社の中には、制作だけしてサポートのプランがないところもありますので、制作後のサポート体制がしっかり整っているかどうかについても確認しておきましょう。

製造業に特化したおすすめ業者一覧

上記の条件を満たすおすすめの制作会社を弊社を含めいくつか紹介します。

テクノポート株式会社

(出典:テクノポート株式会社マーケティングサイト

テクノポート株式会社(弊社)は「技術をマーケティングする」製造業に特化したホームページ制作会社です。広告などを使わず、ホームページのSEO対策でアクセスを集めて、新規顧客開拓営業に使えるホームページの制作をしています。ホームページの制作も新規顧客開拓の枠組みだけでなく、技術の用途開発用のホームページの制作などの企画も扱っており、製造業の幅広いニーズに対応することができます。

株式会社NCネットワーク

(出典:株式会社NCネットワーク

株式会社NCネットワークは日本最大の製造業ポータルサイト「Emidas」を運営する会社で、日本全国にネットワークがあります。また、日本国内以外にもアメリカや中国、ベトナム、タイにも拠点があり、海外進出を考えている製造業への支援となるサービスもあります。経営層や社員には製造業の現場で働いた経験のある人も多く、中小の製造業に最も近いホームページ制作会社だといえます。

株式会社アイリーラボ

(出典:株式会社アイリーラボ

株式会社アイリーラボは、ものづくりの現場やセールス営業の経験がある担当者が在籍する、製造業・BtoBに強いホームページ制作会社です。本社は長野にありますが、東京、名古屋、関西圏での実績もあり、オンライン会議で全国対応も可能です。製造業のためのホームページ活用セミナーを定期的に無料で開催しているため、気になる方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

株式会社クイックリー

(出典:株式会社クイックリー

株式会社クイックリーは、西日本に拠点を置く、製造業の中でも特に中小の企業に特化したホームページ制作会社です。この会社も、Webプランナーが製造業経験者で、徹底したヒアリングでその会社に合った集客プランを考えてくれます。無料で自社のホームページについて解析レポートの作成キャンペーンをしているので、現状のホームページの悩みを抱えている方は、一度こちらから相談してみてはいかがでしょうか。

株式会社デジタルベリー

(出典:株式会社デジタルベリー

株式会社デジタルベリーは、ホームページだけでなく、パンフレットやデジタルカタログ、動画制作など、メディアの制作を一貫した企画で依頼できる会社です。数多くの商品を扱っている製造業の場合は自社の製品検索システムの構築なども依頼できます。ほとんどの営業ツールの依頼が出来るので、自社のPRメディアを一括でまとめて依頼したい会社におすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか?それぞれに会社の特徴はありますが、問い合わせをして実際に担当者と話をして詳細を聞いて見ていただけたらと思います。ホームページの制作会社の選定の参考になれば幸いです。

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ニッチな業界の開発に関する問い合わせを多数獲得することに成功【株式会社ADVIK】

コイルの試作やモーターの製造を行っている株式会社ADVIKのWebマーケティング事例をご紹介します。

会社情報

会社名 株式会社アドビック
担当者名 代表取締役 池谷様
事業内容 モーター、電磁コイルなどの試作、製造、販売
サイトURL https://www.advik.co.jp/
導入サービス Webサイト制作、Webコンサルティング

出典:株式会社ADVIK

抱えていた課題

株式会社ADVIKは、主にコイルやモーターの試作などを手掛ける会社です。使われるシーンとしては新規商品開発案件の部品であることが多く、決まった製品を作るというよりは、全く新しいものの試作がほとんどです。ただ、専任の営業はおらず、社長が営業対応している状況で、Webサイトも営業ツールとしてしっかりと活用できていませんでした。

実施施策

製作している製品について一通り競合調査をしたところ、「コアレスコイル」や「ボビンレスコイル」というキーワードにおいて、他社のコンテンツが弱かったことに加えて、検索需要もある程度あり、リニューアル以前のホームページにおいてもある程度順位が取れていることが分かりました。そこで、まずは「コアレスコイル」や「ボビンレスコイル」のページを新規で作成。コンテンツの充実を図ると共に、試作の社内対応の体制を細かく説明し、問い合わせをする人に安心感を与えられるコンテンツを作成しました。

導入効果

狙っていた「コアレスコイル」や「ボビンレスコイル」で上位表示ができただけでなく、作成した試作体制のページも「コイル 試作」で上位10位以内に表示させることができ、集客にかなり貢献しています。

今では新しく取引を始めて試作に取りかかる案件のほとんどが、Webサイトからの問い合わせによるものです。

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製造業のためのGA4活用講座 〜運用・設定編〜

こんにちは、テクノポートの渡部です。前回、製造業のためのGA4活用講座 〜戦略編〜でUAからGA4に切り替えについて、どのように変わるのか、同様な戦略を立てて解析を行っていけばいいのかについて解説しました。今回はその戦略に従ってGA4をどのように運用していけばいいのかについて解説します。

GA4の初期設定については、こちらの記事で解説していますので、まだ設定が完了していないという方は、こちらを参考にGA4の設定をしてみてください。

イベントとは?

前回の記事で紹介したように、GA4ではイベント(ユーザーの行動)単位で分析を行う、という仕様に変更となりました。イベントとは、ウェブを閲覧しているユーザーが起こした何らかのアクションのことです。UAではページビュー数や平均ページ滞在時間などざっくりとした情報しか得られなかったのに対して、GA4ではそれらに加えて、ページを最下部までスクロールしたかどうか、設置してある外部へのリンクをクリックしたかどうかなど、より細かなユーザーの行動データを取得できるようになりました。

ウェブの解析で初期設定されている代表的なイベント

UAではこのようなイベントを計測するためには別途設定が必要でしたが、GA4では設定をしなくても計測できるようになっています。解析の際に使用する初期設定されている主なイベントをいくつか紹介します。

page_veiw

UAにおけるページビューにあたるイベント。そのページが読み込まれた回数。作成しているページがどれぐらい見られているかの最も代表的な指標。

session_start

ユーザーがウェブサイトを閲覧開始したときに計測されるイベント。どのユーザーもまずはここからイベントが始まることになる。

first_visit

ユーザーがウェブサイトを期間内に初めて訪問したときに計測されるイベント。先述の「session_start」も一緒に計測される。

user_engagement

これまでにあった平均滞在時間に代わるイベント。UAの場合、そのページと次のページの差分で表示されていたため、ドメイン内の次のページへの遷移がないと0秒になってしまうという欠点があった。一方、GA4はその問題点を解消し、1秒以上表示されると計測を開始し、ブラウザやタブを閉じても差分で計測されるため、実際の時間に近い値が取得できるようになった。値はイベントが起きた単純な数と時間で計測される。page_viewと比較し、乖離が大きい場合は、1秒以上表示されていないpage_viewが多いことになる。

scroll

ユーザーが各ページの最下部まで(基本は90%まで)初めてスクロールしたときに計測されるイベント。90%以外の比率でも計測できるが、Google Tag Managerとの連携設定が必要になる。作成したコンテンツが最後までしっかり閲覧されているかを把握できるようになった。

click

ユーザーが現在のドメインから移動するリンクをクリックしたときに計測されるイベント。UAの場合、他のサイトへのバナーやテキストリンクを設置し、どれくらいクリックされたかを計測するには、その先のUAのデータを見るしかなかったが、GA4ではリンク元のGA4で計測できるようになった。

file_download

ユーザーがファイル(通常の拡張子を持つファイル)に移動するリンクをクリックすると記録されるイベント。サイト内にPDFファイルを設置している場合、閲覧数を計測するには別途設定が必要だったが、GA4では初期設定されているイベントで計測できるようになった。代表的なファイルタイプは下記参照で、他にも一般的なファイルの拡張子は基本的に計測される。

[pdf][xlsx][docx][txt][csv][exe][zip][mov][mp4][mpeg][wmv][midi][mp3][wav]

自社のウェブサイトで必要なデータを取得するためのレポートを作成する

先述したイベント情報はGA4の管理画面から確認することができますが、GA4では探索レポートで作成しておくと、該当のデータを探すことなくすぐに確認できます。カスタムイベントなどでデフォルトで計測できるイベント以外のイベントを設定することもできますが、その設定を反映させるためには別途Google Tag Managerの連携が必要になる場合が多いです。今回は、GA4で設定だけで出力が可能なレポートを紹介します。

記事の質を確認する

自由形式のレポートで作成します。

セグメント

ユーザーセグメントでユーザー:organicを含む

※SEOで集客したユーザーに絞っていますが、全体でもいいと思います。

ディメンション

ページタイトルとスクリーンクラス、イベント名

指標

イベント数

に「ページタイトルとスクリーンクラス」、に「イベント名」、に「イベント数」を設定します。

コンテンツマーケティングをしていると、量産した記事のうち、どの記事の質が良いのかというのはなかなか視覚化しづらいものです。ただPV数が多いという理由だけでその記事の評価をするのではなく、しっかり読まれているかどうか、集客につながっているかどうかなど多角的に評価できるレポートです。

問い合わせをした人がどの様な経路をたどったかレポート

経路データ探索のレポートを作成します。セグメントなどは特に設定しなくても構いません。

に「総ユーザー数」を設定。

一度「最初からやり直す」をクリックし、終点にお問い合わせのページを設定します。

お問い合わせのページにどのページから遷移してきたかが分かるため、コンバージョンにつながる前にどの経路をたどっているのか、また、直にお問い合わせにつながりやすいのはどのページなのかがわかります。

チャネル別評価レポート

自由形式のレポートで作成します。

ディメンション

セッションのデフォルトチャンネル

指標

総ユーザー数、新規ユーザー数、直帰率、セッションあたりの平均エンゲージメント時間、エンゲージメント率

に「セッションのデフォルトチャンネル」、に指標で設定した5つを設定します。

集客チャネル別のユーザー数だけでなく、それぞれの集客チャネルでどのような傾向があるのかを見ることができます。この中にあるエンゲージメントとは、そのページで何らかのアクションがあると「エンゲージメントがあった」と計測されます。直帰率の逆数になるので、どちらか好きな方を参考にしていただく形で構いません。

GA4と上手く付き合ってより詳しいアクセス解析を

GA4のアクセス解析の手法が変わって戸惑っている方も多いかと思いますが、探索レポートを使いこなすことができれば、これまでよりもより詳しくウェブサイトのアクセス解析を行えます。テクノポートでは2023年7月までにGA4への移行作業を円滑に行うための「GA4導入および運用支援のサービス」も行っておりますので、ご用命の方はお気軽にご連絡ください。

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製造業の集客手法大全

こんにちは、テクノポートの渡部です。今回の記事では製造業の集客について、方法やうまくいくコツなど全体像について紹介します。

製造業の集客が重要な理由

こちらから仕掛けている営業スタイルは、以下のような理由があるのでなかなか難しく、相手から来てもらうような集客の仕組みを作ることが重要になってきます。

コロナ禍で飛び込みなどの営業が難しい

もともと、飛び込みなどの営業活動をしているところも少ないとは思います。昨今は、さらにコロナ禍の影響もあって来訪をお断りしている企業も多く、ますますこの手法は難しくなっています。

プッシュ型の営業は効率が悪い

製造業に限らずですが、こちらから仕掛けていく営業スタイルは効率が悪いです。

新規開拓にかける労力の余裕があまりない

製造業の営業担当者は開拓に特化した営業をすることは少ないといえます。製造や開発担当、社長が兼任している場合も多く、新規開拓に多くの労力をかけられない状況にあります。

主な集客先

向こうから来てもらうような仕組みづくりをするとして、それの終着点をどこにするのかには、Web上・リアルといくつかあります。

自社ホームページへの集客

まずは、自社ホームページです。ホームページへの閲覧者を増やすことによって、確度の高い問い合わせを獲得することができます。

出展する展示会や、自社で開催するイベントへの集客

営業活動の一環として定期的な展示会への出展や、ワークショップやオンラインセミナーなどを開催している企業も多いと思います。コロナ禍ではありますが、リアルの展示会も増えつつあります。現在、展示会に足を運ぶ人の購買意欲は高いことが多いので、うまく自社のブースへ集客ができれば、その場で商談まで進めることができます。また、単独主催のイベントへの参加者は確度がかなり高いリードとなるので、うまく集客できれば新規顧客獲得の大きな要素となります。

SNSアカウントへの集客

直接的にすぐに顧客になるリードではありませんが、Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeなど、自社で運営しているSNSアカウントのフォロワーを増やすことで、長期的に潜在的なリードを獲得することができます。

自社ホームページへの集客

自社ホームページへ集客するための具体的な施策について解説します。

SEO対策による集客

ホームページへのアクセスを伸ばすためのSEOの施策については、こちらの記事に完全ガイドがあります。他にも様々な記事がモノカク内にありますので、探してみてください。

広告出稿による集客

SEOによる集客は即効性があるわけではなく、また、施策を行ったからといって必ずアクセスが集まると保証されているわけではありません。どうしてもアクセスを集める必要がある場合は、リスティング広告による集客も検討してみてください。

製造業のポータルサイトに登録することによる集客

飲食店のポータルサイトにぐるなびや食べログがあるように、製造業にも専門のポータルサイトがあります。これらに登録することで、検索からの直接集客だけでなく、これらのポータルサイト経由での集客が期待できます。基本的には無料で登録できますので、集客に困った場合はこちらに登録するのも一つの施策です。

出展する展示会や、自社で開催するイベントへの集客

定期的に開催されている展示会は、直接その場で対面して商談できるというメリットはありますが、出展にはそれなりの費用と、準備などの労力がかかります。自社のブースへうまく人を集客できなければ、出展にかかった人員もコストも無駄になってしまいます。出展するからにはしっかりと集客したいものです。

メールマーケティング、DMによる集客

自社の顧客リストやこれまでの名刺交換をしたリード情報などに、メールや招待状を送付して集客する方法です。メールマーケティングに関しては、こちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。

SNSなどでの告知による集客

展示会は期間中の「出展しています」という発信はもちろんのこと、展示会に出展する1週間ぐらい前から、出展しますと継続的に発信していく必要があります。また、1回投稿するだけでなく、同じ投稿でも、日を分けて数回投稿するほうがいいです。SNSの投稿はすぐに埋もれてしまうため、フォロワー全員がその日の投稿を見るとは限りません。

また、期間中は、1日に1回の投稿だけにとどまらず、SNS上のフォロワーやフォローしている他の企業のアカウントとお互いに投稿し合うなど、他のアカウントとの相乗効果も狙うとよいです。

中でも自社ホームページへ集客がおすすめ

集客先をいくつかあげましたが、中でも力を入れるのであれば、自社のホームページに力を入れることをおすすめします。理由は以下の通りです。

最終的な着地点は自社Webサイト

他にも集客先はいくつかありますが、どの集客先に誘導するにしても自社のホームページを経由することが多く、最終的には自社のホームページに行き着くことがほとんどです。

集客の効果が永続的に続く

一時的なイベントや展示会の集客に力を入れても、そのイベントが終われば、その施策の効果はなくなってしまいます。しかし、ホームページは常に存在するものなので、実施した施策の効果が永続的に続きます。

リーチできる可能性のあるユーザーが圧倒的に多い

展示会やイベントであればそこに来場できる可能性のある人、SNSであればそのSNSのアカウントを持っている人にターゲットは限られます。しかし、ホームページであればターゲットユーザーに制限はなく、リーチできる可能性のあるユーザーの数が圧倒的に多いです。また、英語のホームページを用意すれば、海外にも可能性は広がります。

探す人が増加傾向で社内での閲覧制限がない

基本的に製造業の集客のターゲットは、同じ製造業の購買担当者です。大手の会社の場合、社内のネットワークから、FacebookやTwitterなどのSNSのサイトにアクセスできない会社もまれにあります。また、わからないことがあったらまずは検索エンジンというぐらい、検索エンジンの利用頻度は増加傾向にあるので、そこに対してもっとも有効なのは自社のホームページです。

まとめ

いかがだったでしょうか。おすすめしている自社のホームページへの集客については、このモノカクの中にテクニックの記事が多数投稿されていますので、ぜひ自社に合ったテクニックを探してみてください。

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製造業における自社の強みを考える方法

こんにちは、テクノポートの渡部です。Webマーケティングを進めていく上で、大切なことは、自社の強みを把握することです。ただ、自社の強みと言ってもどこが自社の強みなのかわからないという場合もあると思います。

今回はある有名マーケターの言葉を元に自社の強みをどのように見つけていけばいいのかについて考えたいと思います。

自社の強みが既にある程度分かっているという方は、企業のブランディングが有効ですので、こちらの記事を参考にして下さい。

製造業のための自社の強みを生かした企業ブランドの決め方

強みを知るには動詞で物事を考える

2021年9月末にあるツイートが2,000件以上のリツイート、15,000以上のいいねがつきました。そのツイートがこちらです。

これは日曜日の初耳学【公式】の動画の一部をキャプチャーで現代最強のマーケターと言われる森岡毅さんの言葉を一部引用したものです。

森岡毅とは?

森岡 毅は、日本のマーケター、実業家。株式会社刀代表取締役CEO。経営難に陥っていたユニバーサル・スタジオ・ジャパンや丸亀製麺、ネスタリゾート神戸を立て直した人物として知られ、「日本を代表するマーケター」とも称されている。

強みを考える必要性

強みを考えることよりも、自社のマーケティング戦略を考えることが重要視されがちですが、この考え方は自社内で新規事業を始めるときや、自社製品を開発するときにも使える手法なので、ぜひ参考にしてみてください。

強みを動詞で考える方法とは?

個人の強みを考える際に、まずは自分の好きなことについて考えてみます。ただ、好きなことの名詞を並べてみても、ありきたりな内容しか出てこない場合があります。そこでちょっと角度を変えて、「動詞で考える」という自己分析をしてみるのも一つの方法です。

例えば、

「サッカーが好き」

というのは名詞ですが、

「サッカーの作戦を考えるのが好き」

といったように、自分の好きな物事を名詞ではなく、動詞で考えることで、他の人にはない強みを見つけ出すことができます。

くわしくはこちら

製造業に置き換える

では、この考え方を製造業で強みを考える際にどのように応用すればいいのか、考えたいと思います。さすがに「好き」というだけでは、企業として強みを考える上では難しいといえます。企業としての強みを考える場合は、「好き」を「得意」や「関連の受注が多い」に置き換えるとうまくはまると思います。

ただ、あくまでも動詞で考えるという点は変わらないので、例としては下記のような形です。

  • 「板金加工が得意」(名詞)→「板金加工の中で精度を上げるのが得意」(動詞)
  • 「切削加工が得意」(名詞)→「切削加工の加工工程を考えるのが得意」(動詞)
  • 「プレス加工が得意」(名詞)→「プレス加工のVA提案をするのが得意」(動詞)
  • 「めっき加工が得意」(名詞)→「めっき加工の納期が短い受注が多い」(動詞)

このような自社の得意分野を一つ一つ箇条書きにしていきます。例に挙げているように単純な業務内容ではなく、

  • その業務内容のどんなところが得意なのか?
  • その仕事関連の中で受注量が多い分野はどこなのか?

という細かいところを動詞で考えて強みを洗い出します。

TCLではなくQCD+Sで考える

動画内では自分の強みを考える際に、Thinking(考える力)、Communication(コミュニケーション力)、Leadership(リーダーシップ)の3つに分けて、そこから自分の傾向を探っていくと解説されています。

ただ、製造業の場合、この3つで分けても自社の強みは見えてきにくいので、Qualiy(品質)、Cost(コスト)、Delivery(デリバリー)で分類したほうがうまくいくでしょう。とはいえ、昨今の製造業の場合、どれにも属さないものが出てくるかもしれません。これら3つに加えてService(サービス)を加えて分類していくとどれかには属するでしょう。この4つの中で最も多く挙げられたグループを中心に自社の強みを考えていくと、自社の強みがうまく見つけられると思います。

自社の強みを知ることがWebマーケティングの第一歩

「うちなんかどこにでもある町工場だから」ではなく、それは自社の強みを気づいていないだけです。Webマーケティングで情報発信をする上で、まずは自社の強みを知ることが、第一歩です。これを機に再度考えてみてはいかがでしょうか?

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中小企業でも無料から始められるマーケティングオートメーションツール4選

はじめに

近年、ホームページを通した集客が重要になっています。ホームページのアクセス解析にマーケティングオートメーションツールの導入を検討しているけれど、初期費用や月額の費用が高く、断念しているケースも多いのではないでしょうか。今回は無料、もしくはコストを抑えて始められるマーケティングオートメーションツールを紹介します。

マーケティングオートメーションとは?

マーケティングオートメーション(MA)とは、マーケティング活動を可視化し、業務を自動化することで効率化を高め生産性を向上させるものです。一般的にマーケティングはリード(見込み客)情報の作成・収集、見込みの育成、見込み客の選定・見込み客への販売の3つのプロセスからなります。

詳細はこちらのリンクをご確認ください。

https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/24316

マーケティングオートメーションの平均コストは?

初期費用は平均して10万円程度、月額費用も10万円程度であるため、中小企業には金銭面でハードルが高くなってしまいます。一方で無料トライアルで使えるツールもいくつかあります。マーケティングオートメーションに取り組もうか悩んでいる人は、無料トライアルでどんなことができるのか試してみるのが良いでしょう。

詳細はこちらのリンクをご確認ください。

https://promote.list-finder.jp/article/marketing_automation/ma-function-cost/

マーケティングオートメーションの導入部分

一般的にマーケティングはリード(見込み客)情報の作成・収集、見込みの育成、見込み客の選定・見込み客への販売の3つのプロセスからなります。今回紹介するツールはリード情報の作成・収集が可能なものです。

無料で使えるマーケティングオートメーションツール「bownow」

無料プランがあり、ホームページに設置することで、自社のホームぺージのユーザーの行動を可視化できます。たとえば、ホームページを見た企業名や訪問した人数がわかります。また、訪問者を企業ごとや期間ごとでの絞り込み機能もあります。さらにホームページへのフォームの作成や埋め込み機能もあり、お問い合わせや資料請求などのフォームを作成して、リード情報を収集可能です。

詳細はこちらのホームページをご確認ください。

https://bow-now.jp/

無料版の制限内容

無料版で使用できる機能を何点か紹介します。

  • リード数:100件
  • PV数:~50,000PV(有料機能でも30,000円までは~50,000PVまでです)
  • 1日のメール送信数上限:200件

無料版であるため機能は制限されますが、お試しで使用し使い心地を確認するのもいいでしょう。詳細はこちらのホームページをご確認ください

https://bow-now.jp/price/

従量課金制のマーケティングオートメーションツール「Kairos3」

テクノポートでも利用しているマーケティングオートメーションツールで、中小企業向けにカスタマイズされたツールです。ホームページへの設置で見込み客の動きを可視化できるのはもちろん、複数のフォームも作成可能です。リードのタグ情報(業種や地域、役職などの基本情報)によって、ターゲティングメールマーケティングをすることもできます。

https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation

最低料金プランの制限内容

課金制のツールでも、月額費用によって利用内容は異なります。

最低料金のプランにおける仕様を何点か紹介します。

  • リード数:100
  • PV数:~5,000PV
  • 月間メール送信数:1,500件

詳細はこちらのホームページをご確認ください。

https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation

15日間無料トライアルもある従量課金制のマーケティングオートメーションツール「GENIEE MA」

GENIEE MAは無料トライアルが可能なツールです。BtoB向け、BtoC向けと顧客の対象によって機能を選択できます。一般的なリード管理やホームページの解析はもちろん、メールやLINEを使用した配信機能も備えています。

詳細はこちらのホームページをご覧ください。

https://ma-jin.jp/

料金プランは1通りです。月ごとの上限数は以下の通りです。

  • リード数:60,000
  • メール配信数:70万通
  • LINE配信数:10万通

また、オプション機能として、Webプッシュ機能やポップアップが搭載されています。詳細はこちらのホームページをご覧ください。

https://ma-jin.jp/pricing/

HubSpot

無料で始められるプランがあり、無料プランでもフォームの作成やメールマーケティング、ウェブチャットのサービスなどを受けることができます。有料プランも月額5,400円と、かなりコストを抑えたプランもあります。

https://www.hubspot.jp/

まとめ

マーケティングオートメーションの導入コストやコストを抑えて始められるツールを紹介しました。ホームページからの集客効率を向上させたい方は、まずは無料版のマーケティングオートメーションツールを利用してみてはいかがでしょうか?

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【事例有り】製造業のSDGs宣言のホームページへの掲載方法

近年、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であるSDGsへの関心が高まっています。中小の製造業でも参加表明をする企業が増えてきており、ホームページ掲載について相談を受けることが多くなってきました。

SDGsとは

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、持続可能な開発目標を指す世界的な目標です。その構成は17のゴールと169のターゲットから構成されています。

SDGsは発展途上国のみならず、先進国も取り組んでいます。日本ではSDGs推進本部が中心となり、2017年から毎年、政府の施策のうちの重点項目を整理した 「SDGsアクションプラン」を策定しています。

SDGsに取り組む意義

SDGsに取り組む意義は「企業価値の向上」です。あるアンケートでは、SDGsの取り組みは「企業好感度」と「社会的評価」の向上につながると半数以上の人が回答しています。

また、社会貢献度の高い企業は選ばれる企業の要因のひとつにもなるでしょう。インターネットが発展し検索や比較が容易な中、技術力や製品力が拮抗している企業では、社会貢献度の高さも重要な選択の指標になりうるからです。

つまり、SDGsへの取り組みは、社会貢献度の向上だけではなく、企業の価値向上にもつながっていくのです。

詳細は下記の記事をご覧ください。

https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/24881

SDGs宣言の方法について

SDGsへの取り組み内容は各企業に一任されているため、まずは「17の目標」から事業に関連する目標を選択し、それをもとに自社が解決すべき課題を策定するという流れがよいでしょう。

目標を選定し課題を洗い出した後、「SDGs宣言書」として社内外へホームページやプレスリリースなどを通じて公表します。宣言の文章に決まったルールはありません。誰にでも伝わる文章にしましょう。

掲載内容について

SDGs目標の掲載内容について紹介します。

ロゴ

SDGsのロゴはリンクからダウンロードし使用しても問題ありません。国連が一般的または特定的な通知により別途連絡しない限り、SDGsロゴと17のアイコンは、2030年12月31日まで使用できます。

ただし、ロゴやアイコンの使用方法にはルールがあります。ガイドラインをよく読んでから使いましょう。

こちらのHPに掲載されているリンクを参照してください。

https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/

表明の文章について

SDGsのアイコンごとにテキストを作るか、カテゴリごとに声明文を先に作っておき、当てはまるアイコンを使うかの2種類の方法があります。どちらか実施しやすい方式を採用しましょう。

製造業において表明しやすい目標

製造業において、表明しやすい目標の例をカテゴリーごとに紹介します。

8:働きがいも、経済成長も

社員の働きがい向上への取り組みと経済発展に向けた施策を宣言しています。

  • 働きがいのある仕事を創造し、また新しい会社の設立や成長を援助する
  • 老若男女や障害がある人たち、誰もが平等に働きがいのある仕事をできるようにする
  • 地方での技術開発や生産活動を増やし、働く場所をつくりだす持続可能な産業をつくり、実視していく

9:産業と技術革新の基盤を作ろう

持続可能な産業を続けるため、技術や開発、生産環境への取り組みを宣言しています。

  • 持続的に開発や生産を継続できる環境にやさしい技術や生産方法を取り入れる
  • 誰もが研究・開発に取り組める場をうみだす
  • 産学官連携による研究や開発への投資を増やし、科学研究をすすめる

12:つくる責任、使う責任

製造時だけではなく、製造後であっても自社が責任をもつことを宣言しています。

  • 持続可能な社会のため、リサイクルできる製品開発を実現する
  • リユース材料を最大限活用した製品開発を実施し、限りある資源を有効活用する
  • 環境への影響を最低限にした技術開発を実現し、大気や水、土壌への化学物質やごみの排出量を減らす

掲載の場所について

会社概要の中のひとつのコンテンツとして掲載するぐらいの立ち位置で大丈夫でしょう。個別に1ページ使って大々的にPRするというところまでしなくてOKです。

掲載例

株式会社小羽皮革(1ページ掲載)

株式会社小羽皮革では、SDGsについてのみ宣言したページを作成しています。SDGs達成に向けた重点的な取り組みテーマを設定し、目標達成に向けた具体的な取り組みを一覧にして宣言している例です。

https://kobahikaku.co.jp/sdgs/

株式会社ADVIK(5Sの取り組みと一緒に紹介)

株式会社ADVIKは、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)とSDGsの取り組みを宣言しています。身近な活動とSDGsを結びつけています。

https://www.advik.co.jp/5s

有限会社西山製作所(会社概要と一緒に紹介)

有限会社西山製作所は会社概要とSDGsを共に紹介しています。自社の説明とともにSDGsの取り組みを宣言しています。

https://www.nishiyamass.co.jp/aboutus.html

株式会社ユニフォームネット(活動から紹介)

株式会社ユニフォームネットは、着用しなくなったユニフォーム(繊維製品)をリサイクルする「BRING UNIFORM™」という活動を通したSDGsへの貢献方法を紹介しています。SDGs個別の目標に対して宣言するのではなく、活動内容とSDGsとの関わりを宣言した例です。

https://www.uniform-net.jp/feature/bringuniform

認証制度(届け出制度)

地方自治体によっては、一体になってSDGsに取り組むために、申請する制度を取り入れているところもあります。どのように活動していっていいかわからない場合は、地方自治体のSDGsの活動に協賛してみるのも一つの手です。

活動を実施している自治体としては、愛知県や川崎市、葛飾区などが挙げられます。一度、目を通してみるのもいいでしょう。

まとめ

SDGsの概要や掲載方法、実施している企業の例を紹介しました。SDGsは国際的な目標であり、大企業・中小企業にかかわらず取り組む目標になるでしょう。本記事を読み、あなたの会社でもSDGsに基づいた目標を表明してみてはいかがでしょうか。

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ホームページリニューアルのタイミングとそのメリット

こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページを公開してからしばらく運用して、リニューアルを考えるタイミングがあると思います。しかし、具体的にどのようなタイミングでホームページをリニューアルするべきか悩む方もいるでしょう。今回はホームページをリニューアルするのに適した3つのタイミングを解説します。また、リニューアルによって得られるメリットも紹介します。

機能的、技術的タイミング

ホームページのデザインや、サイトを構成するための技術は日々進歩しています。「流行しているデザインや新しい技術を取り入れる」という目的は、ホームページをリニューアルするきっかけの中で、大きな理由の一つです。

デザイン面

デザインが古く感じられるとユーザーの離脱が増えてしまいます。他社のホームページを見て流行をつかみ、古くなってきたと感じたらリニューアルしましょう。

スマホ対応

以前はPCでホームページが閲覧される場合が多かったですが、現在ではスマホでも閲覧されることも増えてきています。ホームページは、スマホで閲覧されたときにも見やすいレイアウトにする必要があります。レスポンシブ対応のシステム導入のために、リニューアルをするケースもあります。WordPressなどのCMSを導入すると、スマホに対応したホームページを簡単に作ることができます。

HTMLからCMSへの切替

HTMLで書かれたホームページからWordPressなどのCMSへリニューアルすると更新性が上がり、管理しやすくなります。ホームページを頻繁に更新する場合は、WordPressなどのCMSへのリニューアルをおすすめします。

コンテンツの整理

ホームページを公開してコンテンツを増やしていくと、コンテンツが多すぎてどこにあるのか分かりづらくなる場合があります。ユーザーがコンテンツを探しやすくするためにも、内容を見直して整理しましょう。

マーケティングタイミング

ホームページリニューアルのタイミングは、マーケティングを強化したいときが最も多いです。

マーケティング効果の強化

これまではホームページをマーケティングに活用していなかった企業も、作り直してうまく活かしていきたいと考えるタイミングがあります。特に現在はコロナ禍で対面での営業活動がしづらい状況であるため、「オンラインでマーケティングをしたい」という企業が増えています。弊社にも、さまざまな企業から「リニューアルしてマーケティングを強化したい」との問い合わせをいただいています。

新規事業部の立ち上げ

自社の中で新たな事業部を立ち上げて、新たなビジネスを始めるタイミングでリニューアルする場合もあります。ホームページで新しいビジネスのプロモーションができるので、マーケティングに活用しやすいです。

注力する部門の方向転換

注力するビジネスを変更するタイミングでホームページをリニューアルする場合もあります。例えば、BtoB製造業において、従来は板金加工のビジネスに力を入れていたけれど、溶接のビジネスに方向転換したい場合などです。

顧客ターゲットの拡大

ターゲットを変更するタイミングもホームページをリニューアルするタイミングの一つです。例えば、BtoBの顧客に機械加工をしていたけれど、個人からも受注するよう拡大する場合などです。

外部要因によるタイミング

上記以外にも外部要因でリニューアルをするタイミングがあります。

補助金・助成金

IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金など、ホームページのリニューアルに使える補助金も増えてきました。補助金をもらえるタイミングでホームページをリニューアルする場合もあります。ただし、補助金の利用には制限を設けている場合がありますので、詳しくは運営団体にお問い合わせ下さい。

ホームページリニューアルのメリット

ホームページをリニューアルするメリットを紹介します。

デザインの一新により洗練され、企業イメージがアップする

ホームページのイメージアップと共に、リニューアルによって最新の情報を発信しているという印象をあたえられます。

最新の技術を取り入れることで更新がしやすくなる

ホームページは作って終わりではなく、定期的な情報更新が必要です。最新の技術を導入すると、使いやすいホームページにリニューアルできます。
例えば、WordPressを使うと簡単にお知らせを追加できるなど、更新がしやすくなります。

再構成することで情報が整理され、SEO対策の強化が期待できる

リニューアルによってSEOで強化したいキーワードの整理やターゲットの再設定ができます。大胆なSEO対策を打てるので、それによって集客力の強化が期待できます。

まとめ

ホームページリニューアルのタイミングとメリットについて解説しました。最も多いタイミングはマーケティング強化を目的としたリニューアルです。ホームページのリニューアルは企業のイメージアップやSEO対策、更新のしやすさなどのメリットにもつながります。テクノポートでは、お客様のホームページリニューアルやSEO対策などを支援できます。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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製造業のECサイト運営についての3つの方法

製造業は、自社製品を開発するだけではなく、どのような商流で販売していくのかが重要です。とはいえ、一口に商流といっても方法はさまざまであり、適切に販売を促進していかなければなりません。今回の記事では、ECサイトの運営を中心に、Webサイトを活用した手法について紹介します。

自社製品の販売方法

自社製品を開発した後、展示会などで現地販売をしたり、商社経由で販売したりなど、さまざまな方法があります。いずれも、販売の商流としては基本であり、今でも定番です。しかし、今回紹介するのは、ECサイトを活用した販売方法です。スマホやパソコンが普及した今、インターネット上で商品の販売を行うことは、受注チャンスを大きく高めると言っても過言ではありません。今回は、自社のwebサイトを使った販売方法について考えていきたいと思います。

ECサイトとは

ECサイトとは、インターネット上で自社製品を販売できるサイトのことです。webサイトで自由に出品でき、ユーザーは24時間どこからでも商品を購入できるのが魅力です。スマホやパソコンの普及に伴い、ECサイトを活用して販売を行う企業は増えてきています。

BtoB向けECサイトとBtoC向けECサイトの違い

一口にECサイトといっても、BtoB向けとBtoC向けとでは大きな違いがあります。

BtoB向けECサイトは、文字通り企業向けに展開するECサイトのことです。商品の受注はもちろんのこと、発注型の手法もあるのが特徴です。自社の製品を販売するだけではなく、仕入れるための発注や在庫・出荷状況などの確認作業を効率化するために、ECサイトを活用するケースもあります。

BtoC向けのECサイトは、個人向けに展開するECサイトです。自社商品を消費ユーザー向けにECサイト上で出品します。BtoB向けのECサイトと比べると、購入率が高いのが特徴です。

ECサイト化する目的

自社サイトをECサイト化する目的は、販売チャンスの向上です。

一般的なECサイトの場合、すでに競合他社も参入しているケースが多いのが現状です。また、ECサイトは利便性を企業の都合で変更することはできないので、選ぶプラットフォームによっては、ユーザーの購買意欲の促進が難しくなることもあります。

しかし、ECサイト化した自社サイトであれば、ユーザー向けにカスタマイズをしたり、ニーズに併せて表示内容を調整したりするなど、さまざまな戦略を練ることができます。

ECサイトに向いている製品、向いていない製品

製造業において、貴重な販売の機会となるECサイトですが、向いている製品と向いていない製品があります。

ECサイトの販売に向いている製品は、10,000円以下のもので、規格品やサイズが小さなものです。一方、ECサイトの販売に向いていない製品は、10万円以上にも及ぶ高額なものや、商品にカスタムが必要なもの、サイズが大きいものです。

仮にECサイトで販売することになった場合は、以下のような方法が選べます。

1、自社サイトにEC機能を付ける

ECサイトで自社製品を販売したい場合、自社サイトにEC機能を付けるといった方法があります。

自社サイトへアクセスしたユーザーを、スムーズに誘導できるのがメリットである一方、初期コストがかかるうえに、工数が多いといったデメリットもあります。また、サーバーの契約によってはでは対応しきれないこともあり、必要に応じてサーバーを引っ越さなければなりません。

そのため、基本的にはあまりおすすめできないのが現状です。

2、ECサイトを別途制作する(サービス利用)

ECサイトは、独自に構築することが可能です。国内で比較的使われているツールは、shopifyやカラーミーショップ、BASEなどです。サイトのデザインはテンプレートを使って簡単につくる方法やの他、デザインエディタでこだわって作ることもできます。

しかし、自社サイトとは別のサイトになるので、管理の手間がかかります。コストや工数もかかるためリソースの確保が必要となることもあるでしょう。

3、ECショッピングモールに出店する

ECサイトで販売する方法として、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、モノタロウなど、いわゆるECショッピングモールへの出店も挙げられます。

それぞれの特徴やメリットは以下の通りです。

【Amazon】

  • 出品が簡単
  • 国内外にユーザーが多い
  • 月額固定費が安価
  • FBAの利用が可能

【楽天市場】

  • 流通金額が5兆円
  • インターネット通販全体のシェア25.2%
  • 大規模セール・キャンペーンなどが積極的でリピーターの獲得になりやすい
  • アフィリエイトでの集客も可能

【Yahoo!ショッピング】

  • 初期費用や固定費、売上ロイヤルティが無料
  • ソフトバンクやpaypayユーザーが多く集客できる
  • メルマガの配信費用が無料
  • 画像1枚目のサムネイルを自由に設定できる

【モノタロウ】

  • 工業系の用品に特化
  • 事業者向向けでBtoB向けに対応
  • 商品掲載料が無料

ECサイト化を検討するタイミングについて

ECサイト化を検討するタイミングは、個別対応が増えてきたときです。仕組み化するほうが効率的に業務が回せそうと感じたら、ECサイト化するといいでしょう。具体的には、受注が1週間に2回を超えてきたときが良いタイミングです。

また、前項で触れたAmazonや楽天市場などのショッピングモールは、キャンペーンも行えるので、さらなる集客力向上も期待できます。そのため、ECサイト化する際には、ショッピングモールへの出店も視野に入れていくといいでしょう。

製造業のサイトにおすすめの方法

製造業のECサイトにおすすめの方法は、まず自社サイトなどでPRを進めることです。個別の対応から始め、販売の増加が見込めるようになってからECサイトを検討します。ECサイト作成サービスを活用し、販売機会を増やすことが大切です。

使用するサービスによっては、自社サイトに埋め込むこともできます。自社サイトにアクセスしたユーザーにそのまま購入へと進んでもらうことも可能なので、ECサイトを検討する際には、ぜひ参考にしてみてください。

なお、自社サイトに埋め込む場合は、なるべく工数がかからないところから広げていくような方法がおすすめです。

まとめ

製造業において、ECサイトの活用は販売機会を促進する貴重な施策です。また、別途でECサイトを構築したり、自社サイトに埋め込んだりするなど、さまざまな方法があるので、まずは自社に合った方法を知ることも大切です。

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オウンドメディアの構築における3つの運営体制

こんにちは、テクノポートの上級ウェブ解析士の渡部です。皆様の会社では自社のコーポレートサイトの他にオウンドメディア運営といった、コンテンツマーケティングに取り組んでいますでしょうか?

本日はオウンドメディアの構築における、3つの運営体制について解説します。

オウンドメディアとは

一般的にオウンドメディア(Owned Media)とは「自社で保有するメディア」の総称です。たとえば、Webマガジンやブログ、コーポレートサイトや採用サイト・SNSといった自社で運用するメディアすべてが該当します。

オウンドメディア構築のメリット

オウンドメディア構築のメリットを3点紹介します。

技術の用途開発につながり、潜在需要を掘り起こせる

オウンドメディアでは、複数の切り口での情報発信をします。そのため、ターゲット外の見込み客からの技術(用途)相談も発生するでしょう。この相談が新たな視点となり、研究開発のアイディアにもなります。また、アクセスキーワードの解析による潜在ニーズの発見も期待できます。外部の情報を取り入れると、考えもしない分野の開拓にもつながるのです。

自社のブランド力を高めることができる

オウンドメディアに専門性の高い記事が掲載されていれば、ユーザーにその分野のスペシャリストという印象を与えることができます。ユーザーがオウンドメディアを通して、自社の技術力を信頼すれば新たなビジネスにもなります。つまり、オウンドメディアを通した自社技術の情報発信は、自社のブランド力強化にもつながるのです。

社内のノウハウ蓄積につながる

記事を執筆しまとめる作業は、情報のまとめ作業でもあります。そのため、記事が増えていくほど、技術はまとまっていき、結果としてノウハウの蓄積になります。

また自社技術を発信するには、技術分野を網羅的に理解しなければいけません。技術を理解する取り組みが技術者の研鑽にもなります。

オウンドメディアの運営計画と目標設定

オウンドメディアを運営する際には最初の段階で、記事の更新ペースを決めておくと、運営の計画が立てやすいです。ただ、オウンドメディアは、それによって自社のウェブマーケティングをすることが一番の目的なので、目的と手段を間違えない様に下記の様なKPIも設定しておくことが重要です。

KPIを設定する

オウンドメディアの最終目標から逆算して様々なKPIを設定し、それぞれを定点観測していきましょう。KPIを設定する項目の一例を紹介します。

全体(もしくは記事個別の)PV数

PV数とは、「ユーザーがホームページを閲覧した回数」です。PV数が多いほど、多くのユーザーが閲覧しています。記事がユーザーに届いてるかどうかの一つの指標です。

狙っているキーワードの順位

検索エンジンであるキーワードを検索したときの表示順位です。検索結果の上位に表示されるほど、ホームページの検索流入が増え、集客につながります。

記事からサービスサイトへの遷移ユーザー数

オウンドメディアの運営は自社のウェブマーケティングの一環です。なので、コンテンツを発信して、それをユーザーに届けることが最終ではありません。オウンドメディア単体だけでなく、自社のサービスサイトへ誘導ができているかも、指標の一つとして設定しておきましょう。

オウンドメディア運営体制について

オウンドメディアの作業内容と運営体制について紹介します。

オウンドメディアの作業内容

最初にオウンドメディアの代表的な作業内容である「内容企画」「記事執筆(リライト)」「アクセス解析」について紹介します。

内容企画

コンテンツ構成の立案です。書く記事の内容やターゲットの設定、検索キーワードの選定など、どのような記事をどんな狙いで書くかを決めていく工程です。どのようなコンテンツを制作するのか一つ一つ具体的に企画します。

記事執筆

オウンドメディアの記事作成です。記事の質が高くなるほどユーザーの満足度も上昇し、集客につながります。一方で、記事は一度書いたら終わりではありません。時間が経つにつれて、古い内容の更新や抜本的な記事の変更などが求められます。この作業がリライトです。

アクセス解析

オウンドメディアを閲覧した人の行動や特性の分析です。たとえば、検索キーワードや流入経路、サイト内での行動履歴の分析が該当します。ユーザーの行動を分析した結果を、内容企画や記事執筆にフィードバックすると、オウンドメディアの改善活動や日々の運営にも役立つ大切な作業です。

オウンドメディアの運営方法

これらオウンドメディアの作業は自社内で完結させる場合と、外部に委託する場合があります。

全て自社内で完結させる

自社のオウンドメディアのコンテンツの企画、スケジュール策定、執筆、校正まですべて自社内で行う体制です。専門的な内容の場合は、言語化が難しいため、コンテンツの独自性という観点から言えばこの体制がベストですが、自社内で割けるリソースも限られている中なので、中々難しいと思います。

そこで、一部外部委託する方法についても紹介します。

企画だけを自社内で行い、記事の執筆を外部に委託する

自社内でオウンドメディアの運営の方向性が決まっていて、企画を自社内でできる場合は、記事の執筆だけを外部のライターに依頼する方法があります。弊社の技術ライティング事業でもそういったご相談を受け付けており、下記のサイトにおいて、協力しております。

株式会社 ASTINA:https://www.astina.co/media/

セメダイン株式会社:https://www.cemedine.co.jp/

企画から外部に委託する

自社でオウンドメディアを立ち上げたい、もしくは立ち上げたけど、どのような情報を発信していけばいいのかわからないという場合は、企画から外部に委託するという方法があります。ただ、完全に丸投げしてしまうと上手くいかないケースが多いので、コンテンツを企画する会社としっかりと打ち合わせをして、一緒に運営していく体制を整えてください。

弊社の技術ライディングサービスでは、貴社のコンテンツ作成に必要な文章はもちろん、画像の作成も支援しています。製造業をはじめとした技術系企業の経験者であるライターが、技術背景を考慮した専門性の高い記事を執筆しています。たとえば、ホワイトペーパーの制作や導入事例記事の執筆、オウンドメディアの企画・構築・執筆など幅広いサービスを提供します。その他にも、技術ライティングにおいてお困りごとがあれば、弊社にお気軽にご相談ください。

弊社では下記のサイトにおいて、企画から記事の執筆まで携わっています。

NISSHA株式会社:https://connect.nissha.com/

まとめ

オウンドメディアの構築のメリットや運営計画、運営体制について紹介いたしました。オウンドメディアの立ち上げに困っている方や、立ち上げたけど運営がうまくいっていない方は参考にしてください。弊社テクノポート株式会社ではオウンドメディアの運用支援や技術ライティング支援をおこなっています。お困りの際にはお気軽にご相談ください。

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【2022年最新】コーポレートサイトのデザインの参考になるまとめサイト7選+α【製造業の事例あり】  

こんにちは、テクノポート、上級ウェブ解析士の渡部です。ホームページを制作するときに意外と困るのがデザインだと思います。今回の記事ではデザインに必要になる要素と、参考になるデザイン参考サイト、最後に参考なり弊社の制作実績をご紹介します。

コーポレートサイトに必要な要素とは

まずはコーポレートサイトに必要な主な要素を簡単に紹介します。

「かっこよさ」や「おしゃれ」よりも、「伝える」ことを重視する

BtoB製造業のコーポレートサイトには、デザイン要素はあまり求められていません。おしゃれなデザインや、目を引くようなかっこいい写真などに力を入れるよりも、「自社の技術をユーザーに伝えること」が大切です。

自社のブランドイメージを伝えられるようなデザインを心がける

BtoB製造業のコーポレートサイトはかっこいいデザインである必要はあまりありませんが、ブランドイメージを伝えられるデザインにしましょう。少量短納期で試作を受け付けるなど、自社の強みがイメージできるデザインにします。

見た目のこだわりよりUI(情報の探しやすさ)を優先する

BtoB製造業のコーポレートサイトでは、UI(ユーザーインターフェース)が大切です。特に、情報の探しやすさに注意してデザインを決めていきます。なぜなら、製造業のWebサイトを訪問する人は、技術課題の解決方法や製品の使い方などの情報を求めているからです。

問い合わせや資料請求のボタンをわかりやすい場所に設置する

BtoB製造業のコーポレートサイトの目的は、顧客のリード情報を獲得することです。リードを得るためには、顧客に見積もりの依頼や問い合わせをしてもらう必要があります。したがって、問い合わせや資料請求のボタンはわかりやすい場所に設置しなければなりません。

詳しい内容は下記の記事を参考にしてください。

デザインまとめサイト

自社のサイトのデザインを考える際に参考になるまとめサイトを紹介します。

SANKOU!

「コーポレートサイト」や「採用サイト」「ECサイト・オンラインショップ」など、カテゴリ分けされていて見やすくなっています。BtoBのコーポレートサイトのデザインを探しやすいです。

MUUUUU.ORG

縦長のデザインを集めたサイトです。カテゴリも細かく分かれており、さまざまなタイプのデザインを見つけられます。

bookma! v3

左上のクマの顔をクリックすると検索ボタンがでてきます。さまざまな会社のコーポレートサイトを探すことができるので、参考にしやすいでしょう。

81-web.com

右上の検索ボタンをクリックすると、カテゴリや色、Tagなどで検索できるので探しやすいです。フォントでもカテゴリ分けされているので、どのような文字フォントを使うか検討しやすいでしょう。

ズロック

左上の鉛筆マークをクリックすると、検索ボタンやカテゴリがでてきます。業種ごとに見ることもできるので、自社と近い業種の会社のデザインを参考にできます。

イケサイ

とても数が多く、さまざまなデザインを見ることができます。「企業・コーポレートサイト」のカテゴリもあり、好みのデザインを探しやすいかもしれません。

テクノポート制作実績

弊社の制作実績は、弊社のホームページにて随時更新しています。ギャラリー形式でTOPページのみのデザインを並べていますので、是非参考にしてください。

※一番下のWebサイト制作実績がギャラリーになっています

テクノポート制作の最新のデザイン実績まとめ

弊社が制作したコーポレートサイトのデザインを紹介します。

ドローン撮影動画を使ったデザイン「鳴滝工業有限会社」

 

鳴滝工業は、船体ブロックや火力発電の設備、ギヤなどを製造しています。作業現場は広く、製品も大きいためドローンを使って動画を撮影しました。思わず見入ってしまう動画で、技術もイメージしやすくしています。

加工の動画を使ったデザイン「同和鍛造株式会社」

同和鍛造は、鍛造を主な事業としており、半導体製造装置やフォークリフト用のフォーク、航空宇宙関連などさまざまな部品を製造しています。自社の技術的な強みをはっきりと載せており、「なにができる会社なのか」がすぐにわかるようになっています。

テキストのインパクト「有限会社ユニバーサル」

ユニバーサルは、マシニングセンタを使ってさまざまな試作品を加工しています。ターゲットがわかるように「研究開発者」と載せることによって、開発者の試作要求に応えられる意気込みが伝わるデザインとしています。

人を全面に出したデザイン「有限会社扇ゴム工業」

扇ゴム工業は、さまざまなゴム製品の加工をしています。ゴムだけを製造するわけではなく、ゴムローラーなど複合部品も扱っていると一目でわかるようにしています。アットホームな雰囲気を感じられるように、従業員の写真を載せており、問い合わせしやすい工夫をしています。

海外向けに日本を意識したデザイン「t-iarumas T & A, Inc.」

t-iarumas T & Aは、グラインダーなど研磨、研削用の機器販売をしています。海外の顧客をターゲットとしており、「侍」という文字を使って日本のイメージを伝えています。

全体的に動きのあるデザイン「有限会社富士金属工業所」

富士金属工業所は「切る / 抜く / 曲げる / くっつける」という主な板金加工の工程がわかるような動画をメインビジュアルにし、 ターゲットである開発者に対して、どのような加工の依頼が可能かわかるようにしています。

まとめ

コーポレートサイトのデザインの参考になるサイトを紹介しました。BtoB製造業の場合、自社の技術や強みが伝わるデザインにするといいでしょう。今回紹介したサイトを使い、さまざまなデザインを検討してみてはいかがでしょうか。テクノポートは、今回紹介したコーポレートサイト以外にも多くの制作実績を持っています。気になる方はお気軽にご相談ください。

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ホームページは公開後の更新作業が最も重要な理由とその方法

こんにちは、テクノポートの上級ウェブ解析士の渡部です。ホームページは制作して公開して終わりではありません。むしろ、公開後の運営状況によってその効果は大きく変わります。公開後のホームページの更新をどのように行うか、その解析をするために私のようなウェブ解析士といった資格を持ったプロが存在します。

本日は、ホームページを更新する意味(メリット)とその方法についてご紹介します。

ホームページを更新する方法

まずは、ホームページを更新する方法についてご紹介します。

HTMLで書かれたホームページの場合

HTMLで書かれたホームページを更新する場合、以下の手順で行います。

FTP情報を入手する

サーバーを契約したときにもらえる、サーバー名・アカウント・パスワードの3つの情報を契約した会社に連絡するなどして入手します。

サーバーからデータをダウンロードする

FFFTPやFilezillaなどの専用ソフトにより、データをダウンロードします。

修正する

ここでは一例として、ホームページのテキストの修正方法を紹介します。ダウンロードしたファイルをそのまま開くとホームページが表示されてしまうので、メモ帳などのテキストエディタで開き、テキストを修正すれば完成です。

修正内容を確認する

修正後のファイルをダブルクリックで開いて内容を確認します。

本番アップロードする

FFFTPやFilezillaなどの専用ソフトにより、データをアップロードします。

CMSを使って作られたホームページの場合

最近ではホームページを制作する上でCMS「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」を使用するケースが増えてきています。

弊社でも制作する場合は、基本的に「WordPress(ワードプレス)」という世界的に最も使われているCMSを利用しています。普段使っているブラウザで更新作業ができるので、更新のしやすさもありCMSでの制作が広がっています。

更新が簡単にできるワードプレス以外のCMS3選

次に、CMSの代表例を3つご紹介します。

Jimdo

Jimdo(ジンドゥー)はドイツのハンブルグに拠点を持つスタートアップ企業が運営しています。主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • ソフトのインストールやサーバーの準備をしなくても利用できる
  • デザイン性の高いテンプレートが豊富にある
  • 機能は限られるが無料版もある

デメリット

  • 無料版では広告が出る(有料版では非表示)
  • SEOに弱く、上位表示が難しい
  • 無料版は独自ドメインが使用できない

ペライチ

ペライチは日本のベンチャー企業が運営しています。主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 名刺代わりのホームページとして最適
  • 初心者でも簡単に作成できる
  • ランディングページに特化

デメリット

  • 無料版では1ページしか作成できない
  • 編集画面が重い
  • 柔軟性が低い

WIX

WIX(ウィックス)はイスラエルの企業が運営しています。主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • マウスの操作だけで簡単にホームページを作ることができる
  • おしゃれなテンプレートが豊富にある
  • プログラミングの知識が要らない

デメリット

  • 電話サポートがない
  • 無料版ではホームページ上にWIXの広告が表示される
  • 日本語対応が不十分

詳細はこちら

ワードプレスでの更新方法

ここでは、世界的に最も使われているCMSの1つである、ワードプレスでの更新方法をご紹介します。

管理画面にログインする

ワードプレスのログイン画面にアクセスし、「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、ログインボタンをクリックします。

新着情報、固定ページなど該当箇所の情報を書き換える(追加する)

ダッシュボードから左側にあるナビゲーションの「投稿」にカーソルを合わせ、「投稿一覧」をクリックした後、編集したい投稿記事のタイトルをクリックします。表示された内容に対し編集を行い、「更新」ボタンをクリックすれば完了です。

内容を確認する

更新後は、公開前に管理画面の右上にある「プレビュー」から「新しいタブでプレビュー」を選択します。内容に問題がなければ「公開」ボタンを押します。

注意点

ワードプレスで更新作業を行う際、以下のようなことに注意してください。

  • 更新内容が即時公開されるので、内容の確認は厳重にしましょう。
  • チームで更新する場合は、二重更新にならないよう、事前に更新する内容について確認し、共通認識を持つようにしましょう。
  • 後でどの部分をどう更新したか分かるように、更新内容を記録に残しておきましょう。

ホームページを更新するメリット

ホームページを更新するメリットの代表的なものとして、以下の2つが挙げられます。

ユーザーからの信頼を得ることができる

明らかに数年前から情報が更新されていないホームページの場合、「この会社は本当にちゃんと経営しているのか?」といったユーザーからの不信感につながります。更新頻度を高め、最新情報をこまめにアップすることで、「このホームページは最新情報をいつもあげていて、参考になる」といったユーザーからの信頼度アップにつながります。

クロール頻度がアップし、いち早く評価をしてもらえるようになる

高品質なコンテンツを更新し続けることで、クロール(クローラがウェブページを収集する)頻度が増し、ホームページ内で更新された内容が、Googleに評価されやすくなります。なお、ホームページを立ち上げて間もない場合はクロール頻度も少ないため、Googleサーチコンソールの機能であるURL検査ツールを利用し、該当ページへのクロールをリクエストするのも一つの方法でしょう。

制作会社に依頼する場合

ホームページを更新したい場合、基本的にはまず制作会社に相談することをおすすめします。     運営、コンサルティングプランの契約をしている場合は、制作会社が対応してくれるはずです。

なお、運営にかかる費用は以下に示す通りとなります。

運営サポート費

大きく、保守費(5,000円~10,000円/月)、更新費用(5,000円~10,000円/月)、コンサル費用(30,000円~/月)があります。なお、依頼した制作会社ごとに契約プランがあると思いますが、会社によってその内容はさまざまです。更新費用が含まれているところもあれば、保守費だけの場合もあります。契約の前に内容を確認しておきましょう。

詳細はこちら

単に更新をすればいいというものではない

新着情報を追加しただけの内容が伴わない変更では、本質的に「更新した」とは言えず、むしろ逆効果です。SEO対策を考慮したコンテンツの追加や、アクセス解析の情報を元にした新たなユーザー獲得のためのコンテンツの追加が、検索順位アップにつながる本質的な更新です。つまり、常にユーザー側の検索意図を深く追求し、価値ある情報を提供することが意味のある更新と言えるでしょう。

真の更新とは?

効果的な更新とするためには、その目的を明確にしておく必要があります。ここでは、以下の3つの目的に対しての更新方法をご紹介します。

アクセス数を増やしたい

ホームページのアクセス数が少ない状態から脱するためには、適切なSEO対策を行い、狙っているキーワードの検索順位を上げる必要があります。ただし、闇雲に更新を行っても非効率なため、ホームページのアクセス分析を行った上で効果的な更新を行いましょう。

問い合わせ数を増やしたい

「ホームページのアクセス数が多い割に問い合わせが少ない」という状態から脱するためには、検索されているキーワードと関連性の高いコンテンツをページ内に盛り込む必要があります。そうすることで、ユーザーが求める情報をより多く提供できるようになり、ユーザーの満足度が高まれば、直帰率を減少させることができます。

受注数を増やしたい

受注数を増やすためには、問い合わせ後の営業活動が重要となってきますので、ここまでくるとホームページでできる対策は限られてきます。これまでに獲得した問い合わせの内容を分析し、自社と相性の良いユーザーがどのような属性のユーザーなのかを考えてみましょう。

以上、ホームページを更新するメリットやその方法をご紹介しました。今後、ホームページを更新しようと思っている方はここで紹介したポイントを抑え、効果的な更新を進めていきましょう。

詳細はこちら

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成果が劇的にアップしたホームページのリニューアル事例7選

こんにちは、テクノポートの上級ウェブ解析士の渡部です。弊社ではこれまで、製造業を中心に数多くのホームページのリニューアルに携わってきました。ホームページをリニューアルする際には、これまでにあったホームページを一新することで不安もあると思います。今回はホームページをリニューアルする流れと気を付けるポイント、そして弊社で携わった中で特に成功した事例をいくつか紹介したいと思います。

現ホームページの問題点を洗い出す

最初は現状認識です。現行のホームページの問題点を洗い出しましょう。

リニューアルの目的を明確にする

ホームページを新しくするなら、何のためにリニューアルするのかを明確にします。次の3点を意識してください。一つ目は新規顧客開拓です。しっかり企画を作り込めば、ホームページは24時間働く営業マンになります。二つ目は技術用途開発です。自社技術のPRだけではなく、技術の応用例や今まで利用された実績を提示し、お客様の関心を集めます。三つ目は採用です。自社が「採用に力を入れていること」や「受け入れ体制が整っていること」をアピールできます。

自社ホームページの立ち位置の考え方の詳細は、こちらの記事にも書いています。参考にしてください。

提案依頼書を用意する

ホームページのリニューアルでは提案要望書(RFP)を用意するといいです。提案要望書は外注先に出す仕様書です。具体的にはリニューアルの目的や予算、スケジュールなどをまとめておくといいでしょう。必須ではありませんが、打ち合わせがスムーズになります。

提案依頼書の詳細はこちらの記事で紹介しております。参考にしてください。

リニューアルにかかる期間

ホームページのリニューアルにかかる期間は一般的な10~25ページ程度のホームページで3か月から4か月です。50ページや100ページ以上ある場合は4か月以上の期間がかかる場合もあります。また、ページ数だけではなくデザイン変更など項目の数によって期間は異なります。

リニューアルにかかる費用

一般的なホームページのリニューアルにかかる費用の相場はおおよそ50万円から100万円です。この基本的な金額に加えて、専門的な内容の追加やWebマーケティング、SEO対策、デザインの刷新など、追加項目が増える度に金額も増加していきます。また、ページ数によっても値段は変動していきます。お困りの際は、外注先に相見積もりを取って値段の比較をしましょう。

外注先を決める

ホームページのリニューアルの外注先を選ぶ際には、次の3点を意識してください。一つ目は自社の技術なり、業界に関する制作経験があることです。技術の知見を持っていると打ち合わせもスムーズに進みます。二つ目はマーケティング戦略を立てられる会社を選ぶことです。今まで手がけた会社の企画書や実績を示してもらい、安心して依頼できる会社を選びましょう。三つ目は成果が出るまで付き合ってくれる会社を選ぶことです。リニューアル後のサポートの有無や、具体的な支援の事例などをあらかじめ聞き取っておきましょう。

外注先の決め方の詳細はこちらの記事をご覧ください。

リニューアル時の注意点

新規の立ち上げでなく、リニューアル時には次の3点に注意してください。一つ目はリニューアル前のデータの取得です。リニューアルの成果をデータで確認できるようにしましょう。二つ目は反響があるコンテンツやPV数が多いコンテンツを把握しておくことです。ユーザーの興味がある内容のため、マーケティング戦略に役立ちます。三つ目はリダイレクト設定です。できれば同じURLを使うのが理想ですが、それが難しい場合は、301リダイレクト設定を利用し、「NOT FOUND」といったエラーの発生を防ぎましょう。

リニューアル時の注意点に関する詳細はこちらの記事にまとめてあります。ぜひ、ご覧ください。

リニューアルでの成功例

弊社がお客様へ実施したホームページのリニューアルによる成功例を紹介します。

株式会社富士産業

株式会社富士産業の事例は、Webマーケティングの切り口を変えて成功した事例です。製造業でありながら一般の人にもわかりやすく、問い合わせしやすいホームページを作成しました。具体的な取り組みは、新規事業である製作金物を全面に押し出した新しい切り口でのPRです。さらに競合他社と差別化した製作金物系のキーワード対策を盛り込みました。その結果、問い合わせ数が月数件から数十件へと急増。さらに、ターゲットにしていた設計事務所やデザイン会社からの引き合いもいただきました。

株式会社富士産業の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

司フエルト商事株式会社

司フエルト商事株式会社の事例は、現行のホームページの見せ方を変えて、営業効率が向上した事例です。取り組み内容は、コンテンツページを見やすく、わかりやすくした点です。具体的には、扱う商品を「素材」「業界」別で分類していたものを「機能」別へ変更。さらに、「素材」の詳細な解説記事を追加し、お客様のニーズを満たすコンテンツを充実させました。リニューアルの結果、お客様からは「見やすくなった」と好評。さらに、具体的な問い合わせが増加し営業効率が向上しました。

司フエルト商事株式会社の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

森田テック株式会社

森田テック株式会社の事例は、20年ぶりにホームページを刷新して成功した事例です。具体的には、製品のコンテンツページを拡充しながら検索順位向上のためのSEO対策を実施。その結果、製品のひとつである「アンテナカプラ」は検索順位一位を獲得し、「シールドボックス」も検索順位10位以内に改善しました。お客様からの問い合わせも、半年に一回だったものから月数回へと大幅に増加し、ホームページを通して仕事の獲得にもつながりました。

森田テック株式会社の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

株式会社モリセ精工

株式会社モリセ精工の事例は、明確に伝えるターゲットを絞って成功した事例です。具体的な取り組みとしては、自社のアピールポイントよりも「誰に届けるか」を重視したホームページを作成しました。同社の事例では研究開発者に届くキーワードを設定。研究開発者が興味を引く記事を執筆しました。その結果、問い合わせ数がゼロから週2-3件以上にまで増加し、受注率も3割以上を獲得しています。また、ターゲットにしていた大手研究開発部門からの問い合わせも獲得しました。

株式会社モリセ精工の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

株式会社小羽皮革

株式会社小羽皮革の事例は、クリーニング業界ではWebマーケティングは後発ながらも、強みにマッチした市場の選定により成功した事例です。具体的には、クリーニングに関するお客様の検索キーワードを調査し、それに対応するコンテンツページを作成。さらに、工場の作業風景を写真に撮り、自社の技術の信頼性を伝える記事も用意しました。リニューアルの結果、エンドユーザーからの問い合わせも多く、新規取引先の獲得を数多くしました。

株式会社小羽皮革の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

昭和電器株式会社

昭和電気株式会社の事例は、PRする製品を絞って成功した事例です。具体的な取り組みは競合他社がひしめき合っている汎用プラスチックの分野ではなく、技術難度が非常に高い「PPS(ポリフェニルスチレン)の成形」にターゲットを絞りSEO対策を実施し、検索上位を獲得しました。その結果、ホームページを通じて新規顧客の獲得。さらに、ホームページリニューアルを通して、「社内のモチベーションも向上した」とのことです。

昭和電器株式会社の事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

株式会社長野サンコー

株式会社長野サンコーの事例は、Webマーケティングにおいて難度の高い量産案件の受注に成功した事例です。具体的にはSEO難度の高いキーワードによる検索上位を狙い、技術コンテンツページを掲載。狙ったキーワードでの上位掲載を実現しました。リニューアル後は、これまでの年に数件の問い合わせから毎月3件以上へと増加。さらに1年も経たずして、超大型の量産案件の受注に成功しました。

株式会社長野サンコーの事例に関する詳細はこちらのページからご覧になれます。

まとめ

ホームページをリニューアルする上での流れと気を付けるポイント、そして弊社で携わった中で特に成功した事例を紹介しました。ホームページを通した新規顧客開拓や狙った顧客への効率的なマーケティングにお困りの方は、一度ご連絡ください。

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twitterの呼びかけを元に地方からの採用に成功

こんにちは、テクノポートの渡部です。緊急事態宣言の解除も解除され、仕事の量も戻ってきているのではないでしょうか?仕事量の増加に合わせて、これまで抑えていた採用も視野に入っているかもしれません。

今回、弊社のお客様で、このモノカクでも何度も紹介している栗原精機様にお伺いした際、採用がうまくいったお話をお聞きしたので、皆様にシェアしたいと思います。

きっかけはホームページのアクセスデータから

今年の4月にサポートでお伺いし、アクセス解析のデータを見たところ、ある日のアクセスが跳ね上がっていることが分かりました。アクセス元をたどってみるとツイッターからのアクセスが急増しており、その日にツイートしていた内容は採用に関する内容でした。そのこともあって採用のページの更新をするという打ち合わせをさせて頂き、6月には下記のようなツイートをしたところ・・・・。

合計24件のリツイート、166件のいいねとかなりの反響があり、実際にホームページのアクセスもかなり増えていました。そういった背景もあり、今回はtwitterと自社のホームページを使って採用活動を進めてみようということになり、プロジェクトを進めてみることにしたそうです。

採用ページの更新と簡易応募フォームを設置

その後、採用ページの内容を最新の内容に書き換え、ホームページから簡易的に応募ができるようなgoogleフォームを設置しました。

採用ページの詳細についてはこちらからご確認下さい。

応募フォームは本当に簡素化していて、名前に至っては匿名でもOK。履歴書などの提出も必須ではなく、気軽に応募して欲しいという思いを込めての設置になりました。

実際に3名からの応募が。うち2人を採用。

採用情報を更新後に、twitterにて告知しました。

twitterの反応は6月のツイートまではいきませんでしたが、実際に応募フォームから3名からの応募がありました。うち1人はお断りしたそうですが、1人は大学の夏休み期間だけという期間限定のアルバイトの形で採用しました。

もう1人は東北の20代男性からの応募でした。東北の製造業の会社で働いており、製造の現場から社内の他部署へ配置転換があったタイミングで、栗原精機のtwitterが目に止まったそうです。仕事内容としてやはり現場でモノづくりがしたいと感じていたところで応募後、採用に至り、2021年10月から栗原精機で働いています。

面接もオンラインではなく、東北から車で直接来社したとのことで、面接時にはもう採用を決めていた栗原さんからその話を受けて東京の引っ越し先を探してから東北に帰ったとのことでした。

左:twitter発信での採用をやってみようと発案した栗原匠さん
中央:今回、東北からの転職で栗原精機に入社した武田さん
右:栗原精機のtwitter運営をしている栗原社長

日頃のつぶやきだけではないSNSとの付き合い方

MAKER-LINKの運営をしているということもあって、栗原社長のフォロワーは3,000人以上います。日頃は日常のつぶやきや、イベントの告知などが主な使い方ですが、ホームページとの併用で採用活動にも十分に効果を発揮しました。応募数こそ少なかったという感想でしたが、それでも2/3で採用できる人材からの応募があったということでかなり満足のいく結果とのことです。

皆様のSNSにはどれくらいのフォロワーがいますか?仕事に関係する問い合わせが来ることは少ないかも知れませんが、今回のような採用で役に立つなど、意外なところで力を発揮するかもしれません。それにはある程度のフォロワーは必要になりますが、twitterを日頃使っている方はこういった使い方も検討してみてください。

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ホームページリニューアル時に準備したほうが良い提案依頼書とは

こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページをリニューアルすると言っても、その目的、予算、納期、デザイン、機能と、要望は様々です。また、応えるホームページの制作会社側も得意とする分野は様々なので、単に「ホームページをリニューアルをしようと思うので、見積もりを下さい。」と一斉に伝えても、企画内容も金額もバラバラの見積もりが集まることになります。

そこで今回はそういった行き違いをなくすための提案要望書について解説をします。

提案要望書とは

提案要望書(RFP)とは、

「ホームページのリニューアルについて、このような内容を計画しているので、この内容に沿った提案書を提出して下さい。」

という要望書で、偉そうに思えるかもしれませんが、制作会社側からすると、要望が固まっている方が提案の内容を作りやすいので、実はWinWinの関係になれる書類だと思います。

提案依頼書に盛り込む内容

では、提案依頼書には具体的にどのような内容を盛り込めばいいのかについてですが、おおよそですが下記の5つを抑えておくと良いと思います。

自社の事業内容

まずは自社の事業内容を整理して記載します。弊社は製造業専門のWebマーケティング会社としてホームページの制作をしていますが、このように制作会社も業種によって得手不得手がある場合があるので、自社の事業内容について簡潔にまとめておくと良いと思います。またこの時点でまとめておくと、いざ制作の段階になった時も役に立ちます。

ホームページリニューアルの目的

次に今回ホームページをリニューアルする目的についてです。現状のホームページからリニューアルするには、いくつかの目的があると思いますが、その中でも最も重要視している目的についてはっきり伝えます。ホームページ制作会社の中でも得意分野が違い、弊社の様にマーケティングに重きを置いている会社もあれば、最新のデザインや動きがある様なシステム面が得意n会社もあります。

予算

予算については制作会社から提示額を聞いて決めるというよりは、提案依頼書の中に記載をしておいた方が良いです。ホームページ制作の値段は本当にピンキリで、仕様によって全く金額が変わってくるからです。それこそ数十万~数百万といった開きがあります。あらかじめ予算を記載しておいた方が、その予算に近しいプランを制作会社側から提示してくれるので、金額ではなく提案内容で制作会社を選ぶことができます。

高い金額を自社から提示してしまってと懸念されるかもしれませんが、複数社に見積もりを取る場合は、内容に差が出ると思いますし、提案内容の中でいらないものがあればコスト削減の交渉もできると思います。

納期

実は最も重要かもしれません。弊社の場合、ホームページの企画から制作公開までは平均で3ヵ月程度かかります。納期の段階でそもそも受けられないという会社も出てくる可能性もあるので、あらかじめ提示しておくと余計な提案を聞かなくて済むことになります。特に急いでいない場合についてもその旨は記載しておいた方が無難かと思います。

追加で内容を追加しておくと良いもの

大枠では上記を抑えておけばいいと思いますが、追加で下記の様な内容があると、より希望に近い提案を受けられると思います。

現状のサイトマップ

必須ではないですが、現状のホームページのサイトマップについては用意をしておくと良いです。制作会社は、提案時に基本的に現状のサイトを見て提案書を作りますが、メニューにないページが実は大量にあったとなると、予算も納期も大幅に変わってきます。現状の把握のためにも、サイトマップは作っておくことをおススメします。

現状のホームページの課題点

リニューアルの目的の欄で触れているかもしれませんが、現状のホームページの課題点についても列挙しておくと、その課題についてはリニューアル時にはどのような対策を用意しているかが制作会社からの提案があります。特に困っている不安な点は上げておくと良いと思います。

希望するデザイン・希望に近いデザイン

制作会社としては希望のデザインに近づてはくれるかと思いますが、希望するデザインが業界の標準から大幅に外れていると思う場合は記載をしておいた方が良いです。

まとめ

おおよそ上記のような内容があれば、制作会社側からクライアントの要望の応じた企画提案書を作成してくれると思います。弊社も実際に受け取ったことがありますが、お客様の本気度も伺えるので、企画提案書を作る熱量も変わってきます。作るフォーマットはテキストベースのWord形式で構いませんので、是非一度トライしてみてください。

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中小製造業が自社製品を作るにあたっての心構えと社内への影響

こんにちは、テクノポートの渡部です。本日は先日行われたオンラインセミナー

自社商品開発先駆者インタビュー「クラウドファンディング成功の秘訣」

について、内容を一部要約して紹介したいと思います。前編についてはこちらに公開されていますので、お時間のある方は是非ご覧ください。

セミナータイトル

自社商品開発先駆者インタビュー「クラウドファンディング成功の秘訣」

セミナー概要

日時:2021年7月21日(水)13:00-14:00
場所:Web会議ツール「Zoom」でのオンライン開催

セミナー内容

  • 自社商品開発のメリット、デメリット
  • クラウドファンディングのメリット、デメリット
  • 自社商品のマーケティングはどうすればいいのか?

インタビュアー

株式会社石井精工 石井 洋平 様 株式会社シマワ 島口 棟伍 様

自社商品開発をやろうと思ったきっかけとどのような道のりだったでしょうか?

石井様:仕事の中に面白みを持たせたいということと、前々から自社ブランドを持ちたいという思いはあったので、自分なりの良いタイミングだなと思ったところで始めました。候補となる協業できるような会社とコンタクトを重ねていく中で、相手にされない期間も長かったですが、地道に活動の途中でセメントプロデュースデザインと繋がることができました。自社にはない商品開発のノウハウを追っている会社だったので、そこから一気に販売前プロジェクトを進めることができました。

金型屋の仕事の場合、注文を受けてから加工をするというのが通常であるため、注文を受けない中で商品を作るということには社内からの反発もありましたが、形になっていく過程で社内の理解も得られ、実際に販売が形になっていくころには認めてもらえたという感覚がありました。

島口様:製造業の仕事だけでは景気の波に左右されることがあり、経営の多角化をしないといけないなとは以前から考えてはいました。たまたまコロナ禍で手が空いたこと、町工場の展示会の繋がりから自社商品開発を支援してくれるデザイナーと繋がれたことなどが重なり、一気に自社商品開発を進めることができました。

弊社の場合は、製品がスピーカーということもあり、面白がって背中を教えてくれたので、スムーズに進めることができました。

クラウドファンディングとの付き合い方について

石井様:私が挑戦したのは2016年でデザイナーからの提案で始めました。当時は返礼品としての意味合いの方が強いと感じていたんですが、マーケティング活動の一環として取り組もうという説明を頂き、確かにそれならテストマーケティングとしても使えるなと思って取り組みました。資金がそんなに捻出できない中で小さく始めるという観点から言うと、クラウドファンディングは中小製造業が自社商品の開発・販売を始めるのにすごく良いツールだと思います。

島口様:私が取り組んだのは最近で、もうクラウドファンディングというよりはマーケティング、メディアの一つとして活用するというのが一般的になっていました。資金を集めるという考え方よりは、活動の中で自社の商品の強みは何かという見つめ直しや、どの層に刺さるのかといったテストマーケティングの情報収集ができるという考え方の方が重要で、その情報はその後のマーケティング活動にすごく役立っています。

自社商品開発をしてよかった事

石井様:自社商品開発をで変わったことは品質管理の考え方ですね。これまでに自社が作っていた金型の場合、多少の傷がついていても、成型品が問題なければいいという考えがありましたが、今回製品ではなく商品の製作をしたことで、過剰品質まではいかなくても、社内の品質管理の意識はぐっと変わったと感じています。

島口様:今回の自社商品開発を進める中で同業他社の2代目、3代目の方々との人脈が広がったのはよかった事だと思います。今後、自社商品の機能拡張パーツを作りたいと名乗り出てくれた会社もあり、波及効果はいろんなところに出てきています。あとこれまではサプライヤーの要望に応えるという仕事に比べると、「楽しい」ということが大きいですね。

 

いかがでしたでしょうか?今回はインタビューさせて頂いた中の一部について要約をお伝えさせて頂きましたが、前編はYoutubeにてアーカイブを公開しておりますので、そちらをご覧いただけたらと思います。

引き続きオンラインセミナーは開催をしていく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。

検索意図を読み取る4つの検索クエリとは

こんにちは、テクノポートの渡部です。先日、弊社のオンラインセミナーにて、「SEOに強いランディングページの作り方と具体的制作事例」と題しましてセミナーをさせて頂きました。セミナーのアーカイブはこちらでご覧になれます。

本日はその中でも、参加頂いた方に好評だった、検索クエリについて解説します。

現在の検索エンジンのアルゴリズム

現在の検索アルゴリズムは、ユーザーの検索意図に合致するコンテンツを上位表示するようにプログラムされています。以前はページ内にキーワードを上手く散りばめたり、被リンクの獲得によるSEO対策で効果を上げることができました。しかし、現在はそのようなテクニックのウェイトは低くなっており、コンテンツの作り込みをして、本当の意味でユーザーが求める情報を発信しないと検索順位が上がらなくなってきています。

そこで重要になってくるのがユーザーの「検索意図」です。

検索意図とは?

簡単に言うとそのキーワードで検索をする人が何を求めているか?ということです。

具体的に「ラーメン」と「チャーハン」の2つのキーワードについてみていきたいと思います。どちらも「料理名」という点では同じカテゴリです。ですが、検索結果には大きな違いが出ます。

「ラーメン」の検索結果

私が東京都墨田区に住んでいることもあり、近くにあるラーメン屋の情報が掲載されているページが検索結果として多く表示されます。これは検索エンジンが下記のような流れで検索結果を表示しているものと思われます。

  1. ユーザーはラーメンが食べたいのだろう
  2. ユーザーの近くのラーメン屋の情報が書かれたサイトを上位に表示させよう

このように「ラーメン」と検索した人の検索意図に沿って検索結果を表示させています。

「チャーハン」の検索結果

チャーハンの検索結果では、チャーハンを提供しているであろう中華料理屋さんの情報が出るのではなく、チャーハンのレシピや、うまく作るコツ、さらには関連する動画などが表示されました。こちらは検索エンジンが下記のような流れで検索結果を表示しているものと思われます。

  1. ユーザーはチャーハンを作りたいのだろう
  2. チャーハンのレシピ情報が書かれたサイトを上位表示させよう

このように、同じカテゴリのキーワードでもその検索意図が何かによって検索結果は大きく違うものになります。この検索意図には大きく4つのグループがあると言われています。

  1. Knowクエリ
  2. Goクエリ
  3. Doクエリ
  4. Buyクエリ

それぞれについて詳しく解説します。

Knowクエリ

料理名でいうと「満漢全席」など、その料理そのものについて詳しく知りたいという意図が含まれたキーワードです。

Goクエリ

上記で取り上げた「ラーメン」や「ハンバーガー」などそのキーワードに関する場所に行きたい意図が含まれたキーワードです。

Doクエリ

上記で取り上げた「チャーハン」の他、「シチュー」など、そのキーワードについて何か行動を起こしたいという意図が含まれたキーワードです。

Buyクエリ

例えば「ミネラルウォーター」、「高級肉」などそのキーワードの物を購入したいという意図が含まれたキーワードです。

製造業サイトにおける必要な対策コンテンツ

ではそれぞれに応じて、製造業のWebサイト制作において下記のようなコンテンツを用意しておくと、SEO対策として有効です。

Knowクエリ

Knowクエリに対して対策することが、製造業のサイトが集客をするのに最も向いています。用意するページは説明形コンテンツを中心に構成し、加工法であれば加工に関する概要、工程の説明や、他工法との違いなどをコンテンツとして用意すると良いです。材料の名前であれば、物性値や利用用途などをまとめるのも効果的です。

Goクエリ

製造業サイトの場合、そこでの体験が求められていることは少ないので、対策するのは難しいです。ただ、GoクエリはGooglemapとの連携が強いので、Googleビジネスなどをしておくと、社名検索時に自社へのアクセスをスムーズに誘導できます。

Doクエリ

製造業の仕事内容としてすぐに行動を起こすようなケースは少ないですが、機械のトラブルや修理などを本業としている企業はこれまでの修理実績の一覧などをコンテンツとして提供しておくと対策コンテンツとなります。また、Q&Aコンテンツや、トラブルシューティングのコンテンツなどもDoクエリの対策コンテンツとしては有効です。

Buyクエリ

多くのショッピングサイトとの競合になるため、正直言って対策は難しいです。対策するとすれば、他の多くのショッピングサイトと同様に商品を一覧で並べたり、各製品の仕様一覧を一つ一つ掲載したりと、多くのページを作成する地道な対策が必要になります。対策をしようとしているキーワードがこのクエリに当てはまると思った場合は、何か別のクエリに代わりそうなキーワードを組み合わせてフレーズとして対策すると良いでしょう。

まとめ

検索エンジンでキーワードを打ち込む人は、必ず何か意図があって検索をしています。現在の検索エンジンは、その検索意図を汲み取って表示させるところまで進化してきました。検索する人が本当に知りたい情報をコンテンツ化することが一番のSEO対策になりますので、検索ユーザーの立場に立って、用意するコンテンツを考えてみてください。

プロカメラマンの写真撮影を依頼した場合に、前もって準備すること

こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページに使用する写真ですが、撮影をプロに依頼したほうが良いということは以前にもお伝えした通りです。

いざ、プロに写真撮影を依頼したのはいいものの、撮影当日に向けてどのような準備をしておけばよいのでしょうか?プロのカメラマンへの依頼なので、追加で何度も来てもらえるわけではありません。

本日はプロカメラマンに依頼した写真撮影が失敗に終わらないように、カメラマンにあらかじめ伝えておくこと、撮影日までに準備しておくことをお伝えします。

カメラマンにあらかじめ伝えておくこと

当日にいろいろ相談すれば対応してくれるだろうという考えでいると、対応が不可だったり、追加料金がかかったりということになります。

当日の依頼の詳細は決めておく

当日の依頼の詳細に関してはあらかじめ決定事項としておいてください。具体的な内容としては下記のような内容です。

撮影場所:撮影ポイントが離れている場所が2箇所あるかどうか。

撮影の内容:写真だけなのか、動画も一緒に撮りたいか。

特殊な撮影:極小な物撮りや、局所アップの写真撮影など。

撮影ポイントが複数あり、あまりにも遠い場合はスケジュールに無理が生じたり、別途交通費がかかったりすることもあります。

当日、突然に「動画を撮りたい」と言われることがたまにあります。写真を撮るカメラと動画を撮るカメラは、異なる場合がほとんどです。動画の撮影も依頼する場合は、あらかじめカメラマンに伝えておいてください。

また、追加料金がかかるかもしれませんので、あらかじめ見積もりを依頼しておくと間違いないです。最近ではドローン撮影等にも対応しているカメラマンも増えているので、希望する場合はカメラマンに聞いてみてください。ドローン撮影の場合は、地域によっては飛ばせない地域もあるので、必ず聞いておきましょう。

精密な加工などをPRしたいときや数mm程度の大きさの製品の写真、局所アップの写真撮影などの場合、特殊なレンズや撮影キットが必要になる場合があります。当日、そのセットが無いと別日になる可能性が高いので、対応可能かどうかも含めてカメラマンと打ち合わせをしておいてください。

撮影するシーンは想定しておく

おおよそですが、ホームページに使用する写真撮影の素材は下記の通りです。

  • 会社外観
  • 工場作業風景
  • 事務所風景
  • 設備写真
  • 代表者ポートレート
  • 物撮り

カメラマンに任せてもいいですが、当日の大まかなスケジュールを決めておくと、撮影時間の短縮につながります。

撮影日までに準備しておくこと

撮影の詳細について、カメラマンと打ち合わせも済んだところで、次に撮影日までに自社内で準備しておくことについて解説します。

社員に周知しておく

撮影の日程が決まったら社員の方々には日程を周知しておきましょう。撮影にお伺いしたときによくあるのが、従業員の方が写真撮影の予定を聞いていなくて、「ちゃんと化粧しておけばよかった」「髪を切っておけばよかった」といった声を聞くことがあります。

ホームページに使用する写真は、従業員の方の作業写真も多く使われることになるでしょう。従業員の協力を得るためにも日程が決まったら、早めに社内通知をしておくのが大事です。

3Sに気を付けて清潔にしておく

普段から気を付けているとは思いますが、写真撮影の1週間前ぐらいから、より一層気を付けて工場の清潔さを保って下さい。工場自体が劇的にきれいになるというわけではないかと思いますが、直近で3Sに気を付けていたという雰囲気は写真を通して伝わります。

物撮りのための加工事例、製品事例を用意しておく

実際に撮影する当日に、いざ物撮りの製品を探してもその場にあるものは限られます。写真撮影当日に向けて計画的に物撮りアイテムをためていきましょう。

何事も当日よりも準備が大切

写真撮影は何度も依頼するとそれだけ費用がかさんできます。しっかりと準備をしてより良い写真を撮影してください。

希望のデザインに近づくデザイナーへの要望の伝え方

こんにちは、テクノポートの渡部です。デザインを外注したはいいものの、思っていたデザインと違うという経験をしたことはありませんか?テキスト情報であれば正確に伝えることはできますが、デザインとなると、自分の頭の中のイメージを正確に伝えるのは難しいです。

そこで今回は希望のイメージをデザイナーと共有し、希望に近いデザインを提出してもらうための手法を紹介します。

そもそも何故思っていたのと違うということが起こるのか?

それはデザイナーへの伝え方が曖昧だったり、全体の中の1つの側面を伝えたいのに、その側面を伝えずに全体だけを伝えてしまうことで起きていることが多いです。

例えばですが、「犬のイメージ」と言われてどのような犬のイメージをしますか?発信した人にとっては「犬と言ったら柴犬のイメージだから伝わるはず」と思っていても、受け取る側からすれば、その犬はドーベルマンやチワワ、ゴールデンレトリバーと受け取る人の犬のイメージは様々です。

このようなイメージの相違を避けるために、デザイナーに伝える時はできるだけ具体的に伝える必要がありますので、伝え方について紹介します。

ターゲットやリニューアルの企画趣旨を伝え、できるだけお任せする

最初に覆すようなことをお伝えします。これは経験則ですが、デザインに関して配置を細かく指定するよりは、配置する素材を渡して、ある程度デザイナーにお任せするのをおすすめします。デザイナーの腕にもよりますが、デザインの知識がある人にお願いしたほうが、自分のイメージしているデザイン以上のデザインを提出してくれることが多く、結果的に満足のいく結果になる可能性が高いです。

それでもすべてをお任せする訳にはいかないので、以下の様な内容を伝えておき、できるだけお互いのイメージの相違が無いように擦り合わせをしておく必要があります。

参考サイトを「複数」提示する

自分が良いなと思ったデザインのサイトを参考サイトとしてデザイナーに伝えます。この参考サイトは製造業のWebサイトである必要はありません。ただ、1つだけでは、うまく伝わらない可能性があるので、必ず「複数」提示してください。デザイナーは複数提示された参考サイトの中から共通点を見つけてデザインに反映してくれます。

また、より具体的に伝えるには、そのサイトの良いなと思ったポイントを明文化して添えておくことです。例えば、

  • 写真が大きく使われていて大胆
  • 空白を広く取っていて余裕がある
  • 写真の表示時に動きがあって、目を引く

という形です。動きに関しては、あらかじめ伝えておけば、最初に出てくるデザインの静止画の段階でも、動きに関しての説明があるはずです。

参考サイトについては下記でデザイン参考サイトをいくつか紹介しておりますので参考にして下さい。

イメージカラーは正確に伝える

デザインの重要な要素の一つであるイメージカラーですが、「青」とか「緑」といった大まかな色ではなく、できればカラーコードを使って正確に伝えておくと良いです。最近は写真を大きく使ってデザインするケースが増えてきているので、そこまで重要な要素ではないですが、濃い青と薄い青では与える印象が大きく違うので、指定した参考サイトの様な色あいにして欲しいといった要望でも構いませんので、具体的に伝える必要があります。

イメージカラーがの希望がない場合は、雰囲気のニュアンスだけでも伝えておくとずれが少ないです。あったかい雰囲気や誠実なイメージといった感じで構いません。希望の雰囲気を与えるカラーをデザイナーが選定してくれます。

【補足】腕のあるデザイナーの見極め方

そのデザイナーのWebサイトデザインの実績を見て、自分の希望するデザインに近い実績がある人を選ぶようにしてください。Webサイトのデザインはチラシやパンフレットのデザインと大きく違う点が多いので、その実績を参考にする様にして下さい。

修正の出し方

最後に修正の出し方ですが、これは既に元となるデザインがある状態なので、修正案はできるだけ具体的に指示を出すようにしてください。「テキストをもう少し大きく」といった指示ではなく、大きさのキャプチャー画像を用意するなどの指示出さないと修正の修正と、何度も往復することになります。

場合によってはデザイナーの知見に頼った方がいい場合もありますので、「ここのテキストが読みやすくなるような工夫をお願いします。」といった修正の出し方でも構いません。

まとめ

希望のデザインと違ったからと言って「思ってたのと違うから何とかして」と丸投げしても前に進みませんので、お互いイメージを共有しながら進めて頂けたらと思います。

「このビジネスオーナーですか?」Googleマイジビネスの登録の仕方とメリット

こんにちは、テクノポートの渡部です。Googleを使って検索した際に、下記のような検索結果とは違ったところに情報が表示されるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?

これは「Googleマイビジネス」というもので、Googleが提供しているローカルビジネス登録サービスです。本日はこの「Googleマイビジネス」のメリットと、登録の仕方についてご説明します。

Googleマイビジネスのメリット

登録をするとさまざまなメリットがあるGoogleマイビジネスですが、SEOの観点からのメリット以外にもありますので、詳しくご説明します。

SEO観点

  • 社名での指名検索時に、検索結果とは別にGoogleマイビジネスが表示される。

上記のキャプチャーのように通常の検索結果とは別に大きく表示されます。同一の会社名がある場合でも、効率的に自社のWebサイトへ集客が期待できます。

  • ローカル検索時の集客力アップする。(地名+業種などで引っかかる可能性が上がる)

住所とカテゴリの登録ができます。検索時の位置情報から近くの会社のマイジビネスが表示されるので、特にスマホなどでの検索対策に有利に働きます。

  • 検索結果の順位がなかなか上がらなくても、マイビジネスからの集客ができるようになる。

特に新規でWebサイトを作成した場合、社名検索でもなかなか検索結果に上がってこないことがあります。ただ、マイビジネスがすでに存在するということも考えられます。情報を登録しておくことで、マイビジネスからの集客が期待できます。

また、マイビジネスにはWebサイトのURLの登録が可能です。登録しておくと社名検索などの順位も比較的早く順位が上がってくる傾向にあります。

その他のメリット

  • 写真の変更ができるため、ロゴマークなどの登録が可能

自らアップロードした画像をマイビジネスに登録ができます。登録をしていないとマップのストリートビューの写真などしか表示されません。会社の様子やロゴマークなどの画像を登録しておくと、そのマイビジネスが自社のものと特徴づけることができます。

  • 口コミなどがある場合、口コミへ会社としての返信が可能

マイビジネスには口コミを登録できます。マイジビネスの登録をしておくと、返信時に「オーナーからの返信」と公式の返信をつけることができます。

  • 社名の変更、住所の移転があった際に検索結果に素早く反映

事務所や工場の移転があった後に、お客様が旧住所のほうに行ってしまったという経験はありませんか。Googleマップの情報はマイビジネスの情報に準じているので、マイジビネスの情報を最新にしておくとそういったトラブルを防ぐことができます。

登録の仕方

「このビジネスオーナーですか?」をクリック

すでにGoogleによってマイジビネスが存在しているケースが大半かもしれません。登録の確認をする場合、自社のマイジビネスを探して「ビジネスオーナーですか?」のテキストをクリックします。

Googleのアカウントにログインしていない場合、ログインを求められます。その後「管理を開始」をクリックするとユーザー認証に移ります。

ユーザー認証

ユーザー認証には電話や郵送、有効ドメインの管理者と思われるメールアドレスでの認証などがありますが、電話認証が最も簡単です。指定の電話番号にGoogleから電話がかかってきますので、指定のコードを入力すれば認証完了です。

情報の編集

あらかじめGoogleによって情報が登録されていますが、下記のような情報を追加で登録ができます。

  • 名前
  • カテゴリ
  • 場所(住所)
  • 営業時間
  • 連絡先
  • Webサイト
  • その他(開業日、写真など)

まとめ

登録してマイナスになることはなく、登録自体も5分程度で完了するような作業です。自社のマイジビネスの登録がお済みでない方は、ぜひGoogleマイビジネスに登録をしてみてください。

製造業WebサイトにおけるLPの役割とメリットと注意点

こんにちは、テクノポートの渡部です。製造業のホームページの制作に携わっていると、下記のような質問を受けることがあります。

「LP(ランディングページ)を作ったほうがいいという話を聞いたんだけど、自社のWebサイトとどちらが良いのか?」

ということで今回は、LP(ランディングページ)とは何なのかということと、それぞれのメリットと注意点をまとめてみました。自社の目的や状況に応じ、LPを制作するかの判断材料として、参考にしてみてください。

LP(ランディングページ)とは

LPはランディングページの略語です。基本的にはWebサイトへ最初にアクセスするページのことを指します。

また、狭義の意味として伝えたいことや、特徴などの情報を1ページに詰め込み、単体で集客、訴求、申し込みまでが完結できるページのことも言います。

具体的にどのようなページを指すのか知りたい方は、「マンツーマン ダイエット」や「英会話」などで検索をして一番上に出てくる広告をクリックしてみてください。(※両方ともライザップのLPが表示されます。)

「マンツーマン ダイエット」の検索結果

「英会話」の検索結果

上記のように、課題の問題提起から解決策、そしてその根拠と順序立てて情報が掲載されており、いたるところに申し込みへの導線が貼られているページのことをLP(ランディングページ)と言います。

LPを制作するメリット

では、自社のWebページの他に、LPを作ることにはどんなメリットがあるのでしょうか。具体的には下記のメリットがあると言われています。

  • 特定のサービスや技術に関して集中的に情報を掲載できるので、伝えたい順番に内容を配置でき、CV率を高められる。
  • リスティング広告と相性が良く、狙ったターゲットに対して訴求ができる。
  • これまでの自社の事業内容と乖離した新規事業や製品などもPRができる。

LPはサービスや技術をPRするためのページです。自社のWebサイトだと控えがちな、セールス的な要素を存分に詰め込んだページを作ることができます。

また、これまでBtoBの事業を主にしてきた会社がBtoCの事業を展開するにあたって、WebサイトにBtoCのコンテンツを掲載するとWebサイトの統一性が失われる可能性があります。そのため、BtoCの内容はLPを作成して訴求するといった活用ができるでしょう。

LPを制作する際の注意点

LPを作ることのデメリットは特にありませんが、作る際に下記の点に注意して、制作の可否を検討してください。

  • 自社のWebサイトとは別に独立して作るため、SEOとして検索順位を上げるのに時間がかかることがある。
  • 自社のWebサイトと別のデザインで作ることが基本で、デザイン費や制作にコストと手間がかかる。

LPは訪れた人に「読んでもらう」ことに重きを置いており、デザイン要素も重要です。

そのため、制作にコストと手間がかかる割にはSEOで結果が出にくく、リスティング広告などとセットでの運用を考慮に入れないと十分な費用対効果が得られない可能性があります。

自社サイトとLPのどちらを使うべきか

自社サイトとLPのどちらかと相談されることもありますが、基本的には自社サイトがあってその上でさらに強化するときにLPを使うというイメージが結論です。

そのため、自社サイトのコンテンツが貧弱な場合、まずは自社サイトの強化を行うことをおすすめします。

自社のWebサイトが無く、それよりもLPを作ったほうがいいのか?と疑問に思う人もいるでしょう。、LPを見た人も社名やサービスなどで検索をしてコーポレートサイトを閲覧に行くことも多いので、まずは自社のWebサイトの制作を優先することをおすすめします。

まとめ

メリットの一つにあるように、LPは自社の事業内容と少し違う新規事業部や、自社で開発した新製品などをPRしたいときに活用することをおすすめします。

しかし、自社のWebサイトがなければ、せっかくLPを制作して集客できても、受注につながらない可能性があります。Webサイト内のコンテンツを充実させ、集客できる体制を整えておきましょう。LPを概要と制作可否の判断になれば幸いです。

自社の強みに気づける3C分析の進め方

こんにちは、テクノポートの渡部です。前回の記事で、ヒアリングシートの使い方について連載を始めるとお伝えしていました。今回はその1回目です。ヒアリングシートを活用して自社の強みに気づける3C分析の進め方について解説します。

基本的な考え方

今回の分析において、基本的には3C分析の考え方に基づいて進めます。3C分析とは、「顧客」「競合」「自社」の関係性を分析することです。それぞれ3つの頭文字Cをとって「3C」と言います。

  • 顧客=Customer
  • 競合=Competitor
  • 自社=Company

Webマーケティングを成功させる上で重要なことは、下記3つの条件が揃う戦略を立てることです。

  • 「ターゲット顧客がたくさんいる市場を選ぶこと」
  • 「競合他社が少ない市場を選ぶこと」
  • 「自社の強みが活きること」

3C分析について詳しくは下記記事を参照してください。

製造業のWebサイト企画に欠かせない3C分析で戦略を練る

自社(Company)分析

自社分析では、自社の製品や技術についてどのような機能や特異性があるのかを見つめ直します。

  • 自社製品の特徴や業界
  • 自社技術の特徴や特異性

ただ、ここでは「機械加工」や「板金加工」ではなく、「1m角以上の大きさの機械加工」や「4m以上の板をベンダーで曲げられるベンダー加工」のように特徴が分かるような書き出します。

顧客(Customer)分析

次に顧客目線で自社の製品や技術が選ばれている理由を考えます。

  • 自社製品や技術によって解決できる顧客の悩み
  • 自社技術が顧客に選ばれているポイント

普段あまり感じないかもしれませんが、お客様から感謝されたエピソードや、自社以外では断られてしまったという声などを参考にしてみてください。

競合(Competitor)分析

最後に同業他社と比べて自社の立ち位置について考えます。

  • 同等の製品や技術を保有している企業がどれくらいあるか
  • 他社と比べて自社の製品や技術の優位性がどれくらいあるか

よく自社の製品や技術を謙遜する人がいますが、量と質の観点から第3者の目線に立って評価をすることが大切です。

情報の整理

情報をまとめて、「誰に」「自社のどんな特徴がある技術や製品を」PRするのかをまとめます。これをまとめておくことで自社の立ち位置が明確になります。

実例(株式会社協友製作所)

実際に、弊社がWebマーケティングを企画する際に書き出した3C分析のシートを紹介します。

リニューアル前の立ち位置としては、「神奈川県藤沢市にある機械加工をしている会社」というお話でした。

先ほど紹介した3C分析の内容をお聞きし、内容を入力したのが下記です。

情報を整理してまとめる

シートの内容が埋まったら、自社の強みを下記の様に一言でまとめます。

「真空装置関連業界に」「高い気密性の要する気密溶接や、希少性の高い摩擦攪拌接合を活用したコールドプレートやバッキングプレートの加工品」を提供する会社

このように細かく情報を整理することによって、自社の立ち位置が明確になります。マーケティングを企画する上でブレない企画を立てることができます。

コンテンツ例

実際に上記の内容を元に制作をしたのが、下記のページです。

http://kyoyu-ss.co.jp/fsw/

真空装置業界の方にわかるように、技術の詳細の説明とそのメリット・デメリットを詳しく解説しました。

3C分析を行った効果

上記で紹介した摩擦攪拌接合というキーワードだけでなく、「気密溶接」でも検索結果10位以内をキープして集客に成功しました。受注率の高い専門的な問い合わせも獲得しています。

今回は3C分析をする上で、自社の分析から始める方法を紹介しました。次回は顧客(業界)から始める方法を紹介します。引き続きよろしくお願いします。

構造化SEOを活用して検索結果上位を狙う方法

こんにちは、テクノポートの渡部です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

これまでモノカクのブログでも、SEOの対策についてさまざまな記事をアップしてきましたが、その中でも「SEO対策は1ページにつき1キーワード」という考え方があります。とはいえ、競合が多すぎるビッグキーワードの場合、単一ページでの対策では難しくなってきています。そこで、SEO対策の一歩踏み込んだ手法として、2020年あたりから「構造化SEO」が注目され始めています。

本日は構造化SEOの基本的な考え方と具体例、製造業のホームページへの活用方法ついて考えたいと思います。

構造化SEOとは?

構造化SEOとは、上位表示を狙いたいキーワードの対策ページを1ページ作るだけでなく、そのページを「親」として、関連するページを「子」として複数作成することで、親のページの検索結果上位を狙う手法です。

Googleの検索アルゴリズムが進化してきたことで、ページ単体の評価だけでなく、そのドメイン内の他のページの評価も個別ページの評価に影響してくるようになったため、このような対策がされるようになりました。

構造化SEOの具体例

例えば「切削加工」というキーワードで上位を狙うとしましょう。検索需要が多い分、もちろん競合も多いキーワードです。このキーワードでWikipediaに次いで2位に表示されているのは、キーエンスの「機械加工入門」というサイトです。

このサイトは、「切削加工とは」というページを目次(親)として、

  • 切削加工の種類
  • マシニングセンタ
  • NC旋盤
  • NC歯車加工機
  • 切削工具パラメータ ISO 13399

と5ページ(子)から構成されていて、親子関係で関連するページが複数作成されています。このように、関連するコンテンツを1ページに詰め込むだけでなく、関連するキーワードのページを複数作成して外堀を埋めることで、親となるページの検索上位の押し上げを狙うのが構造化SEO対策です。

子ページとは?

SEO対策をするページを親として、子となるページを作成するというのが構造化SEO対策の基本です。では子ページにはどういったページを作成すればいいのかというと、基本的にはそのキーワードに強く関係するキーワードのページや、対策したいキーワードを含むフレーズのページです。

先ほどの例で言うと、「切削加工」に対して

  • 強く関係しているキーワード:マシニングセンタ、NC旋盤
  • キーワードを含むフレーズ:切削加工の種類

といった感じです。

子ページに利用できそうな関連キーワードの見つけ方

関連するキーワードの見つけ方には、下記のような方法があります。

1、Googleサジェストを使う

Googleサジェストとは、あるキーワードで検索した際に出てくる、よく一緒に検索されている単語やフレーズのことです。実際に「切削加工」で検索した場合に出てくるサジェストが下記になります。

2、パスカルを使う

以前徳山の記事でも出てきましたが、弊社でも使っている「パスカル」というツールを使うと、構造化SEOが推奨される場合、自動で子ページのテーマのキーワードを月間検索数と一緒に提示してくれます。

製造業ホームページでの活用例

このような構造化SEOという手法は、基本的にコンテンツマーケティングにおいて使用される手法です。

製造業のホームページではどのように活用すればいいのでしょうか。具体的には、製品事例や加工事例のカテゴリ情報を親ページとして作り、その下の加工事例を子ページとして作成します。こうすることで、この構造化SEOと同じような効果が得られると考えています。

カテゴリ情報のページは一覧にするだけでなく、そのカテゴリ情報に関しての説明やメリット・デメリットなどの追加コンテンツを作成しておきます。子ページとなる事例のページを追加していくことで、親となるカテゴリの詳細ページでキーワードの上位表示を狙うことができます。

カテゴリ名としては「製品名」や「素材名」、「加工工程」など、SEO対策をしたいキーワードをカテゴリ名にしておけば自然と構造化SEOの仕組みが出来上がります。

次回予告

来月より3回に分けて、下記のページの子ページとなる記事を連載してく予定です。

3回分完了した際に、親となるページの順位がどうなるのか、あらためて結果報告したいと思います。また、次回以降の記事もホームページの制作前に役立つだけでなく、自社の強みを見つめなおす機会としてご活用いただけたら幸いです。

2020年10月にGA4にアップデートされたgoogleアナリティクスの設定方法

こんにちは、テクノポートの渡部です。少し前のことになりますが2020年10月にGoogleアナリティクスが大幅にアップデートされ、試用版が続けられていたGA4が正式にリリースとなりました。管理→プロパティ→GA4 へのアップグレードと自分からアップデートしないといけないため、手間がかかりますので、現状のまま使っている人も多いかと思いますが、今回は、今後移行が進んでいくと思われるGA4についてと設定の仕方について解説します。

GA4のアップデートの内容

GA4アップデートにおける機能の変更点は大きく分けて3点。AIによる機械学習の機能やプライバシー問題に対応するなど、より現代のマーケティングに特化した機能が特徴です。

アプリとWebのクロスプラットフォーム分析

昨今、自社の情報を発信するプラットフォームとして、Webサイトだけでなく専用のアプリを開発するケースが多くなってきました。GA4ではアプリとWebにおけるユーザー行動データを統合し、デバイスやチャネルをまたいで複雑化するカスタマージャーニーを一元的に分析できます。

機械学習による成果改善のための予測とアクション

膨大なアクセスデータを元にAIが機械学習し、アクセスに大きな変動があった場合には、より効果的な広告を出稿できるような提案がGoogleからお知らせとして届くようになりました。

プライバシーファースト

プライバシー規制の強化で、必要となるユーザーデータの保護に対応しています。「Google シグナル」の活用により、ユーザーのインサイトを把握するための信頼性の高い環境が実現しました。

実際に変更してアクセスデータを見ると、管理画面が以前のバージョンと異なるものになっています。これまでのアクセス解析の見方に慣れていた人には、必要な情報を探すのにはかなり戸惑うかもしれません。

追加の仕方、戻し方

すでにGoogleアナリティクスを導入している方は、アップデートを実行することでGA4を使用できます。以前使用していたプロパティを選択することで、従来のアナリティクスに戻すことが可能です。

追加の仕方

まずはプロパティ画面からGA4へアップデートを選択します。

  • タグマネージャーを利用の場合は、Googleタグマネージャーのタグ追加から、タグタイプ「Googleアナリティクス:GA4設定」を選択し、「測定ID」にGA4のIDを追加すると計測が開始されます。
  • グローバルサイトタグの場合は、タグをコピーしてヘッダーの中に埋め込みます。

戻し方

プロパティの選択画面から、元のアナリティクスのプロパティを選択すれば、以前使用していたデータを閲覧できます。GA4追加後、すべてが切り替わったように見えますが、現状のアナリティクスに加えて新たにGA4のプロパティを追加しただけなので、戻すのも比較的容易です。

新規追加の方法

これから新たにGoogleアナリティクスを導入する場合には注意が必要です。新規に追加する場合、自動的にGA4が選択されるようになっています。そのまま設定を進めてしまうと従来のアナリティクスが設定されず、GA4のみが設定されてしまいます。最初は従来のGoogleアナリティクスを使用するのがおすすめです。下記の手順から設定してみてください。

1、プロパティ名、国、通貨を選び、「詳細オプションを非表示」をクリックして詳細オプションを表示させます。

2、「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」の右側のバーをONにし、ウェブサイトのURLを入力します。GA4のプロパティも作成する場合は、両方作成するにチェックを入れましょう。

GA4に変えるべきか?

新しくなったGA4は「Webとアプリとの双方向のアクセス」や、「Google広告との連携による効率アップ」が主なアップデートの目的です。主にBtoBで、Webサイト運営だけで、広告運用も考えていないという方は従来のアナリティクスで問題ないかもしれません。

ただ、今後はGA4が主流になる可能性があるので、備えあれば憂いなしです。アクセスに関しては、設定後にデータがたまるようになっています。従来のアナリティクスを使用しながら、データの取得を徐々に始めていくのがおすすめです。GA4に関しては運用が始まったばかりなので、有用なデータの使い方がわかりましたらまたお知らせします。

日本の企業が進めるオープンイノベーションのプラットフォーム4選

こんにちは、テクノポートの渡部です。以前より大手企業を中心に取り組みが行われている、オープンイノベーションという活動があります。有名なところだとトヨタのオープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT」や、KDDIの「KDDI LABO」などこれまで技術情報を外部に出したがらなかった大手企業も積極的に取り組む動きが広がっています。

そもそもオープンイノベーションとは?

モノカクでも以前に紹介したことがありますが、

簡単に言うと、自社の技術リソースだけに頼らず他社の技術や提案を取り入れることによって、新たな価値や製品を生み出そうとする取り組みのことです。自社だけで取り組むよりも外部から技術を調達した方が開発コストが安くなったり、全く新しい製品が生まれたりと、様々なメリットがあります。

オープンイノベーションのプラットフォーム

上記のように、オープンイノベーションは様々なメリットがあるので、現在ではその動きを促進するためのプラットフォームがいくつも運営されています。オープンイノベーションで自社の技術を売り込みたいと考えている企業は、最初はプラットフォームを活用していくことお勧めします。

プラットフォームの運営方針にはそれぞれ違いがあり、完全に情報をオープンにして募集する場合と、一部(もしくは全て)の情報をクローズドな状態で募集する場合があり、自社の技術情報をどれだけ開示できるかを考慮した上でプラットフォームを選んでください。

プラットフォームを活用するメリットとして、ある程度の提案があらかじめ見込めるので、確実に何等かの手ごたえを関ることができる点です。逆にデメリットとして、プラットフォームによっては料金がかかることと、関係のない海千山千の提案を精査する必要があります。ただし、全然別角度からの提案がオープンイノベーションに繋がることもあり得るので、これについては一長一短とも言えます。

情報をオープンにして募集するプラットフォーム

プラットフォームにおいて企業からの案件がオープンに公開されていて、案件に対して誰でも問い合わせや意見ができる環境になっているプラットフォームです。企業名もオープンにしている案件もあれば、「国内大手電機メーカー」の様にぼかしている案件もあります。

テクロス

ナインシグマ・ホールディングス株式会社が運営するプラットフォームで、同社はオープンイノベーションの草分け的存在です。大手メーカーと中小ものづくり企業をマッチングさせるというキャッチコピーで、主に国内のマッチングを促進しています。また、運営会社のホームページには国内だけでなく、グローバルに対応した案件もあります。

アウバ

アウバは、累計登録社数は15,000社、これまでにつながった企業は22,000社と国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームです。募集中の案件には、知名度の高い一部上場の企業が数多く並んでおり、活発にオープンイノベーションを促進しています。

ある程度のクローズドな環境で募集するプラットフォーム

上記の様に、情報をオープンにして募集する場合、自社の技術をわかりやすく開示する必要があり、Web上にその情報を公開することになるので、自社の技術流出を懸念する方もいらっしゃるかもしれません。そのような企業の場合は、ある程度のクローズドな環境でのオープンイノベーションの形があります。

案件の内容はWeb上に公開されるわけではなく、プラットフォームを運営している会社のコーディネーターが、マッチングする可能性のある技術者にだけ情報を開示していく方法です。そのため、近しい技術のイノベーションは促進できますが、思いもよらないようなイノベーションは発生しづらいかもしれません。

リンカーズ

提携した全国のコーディネーターの知見によって、案件に最適な企業をマッチングしてくれるサービスです。大手が発注先を探すために発足したサービスですが、そのネットワークを活用して、オープンイノベーションも行っています。

ジェグテック

最後に政府機関が運営しているプラットフォームも紹介します。主に関東での活動になりますが、中小機構が中心に運営しているプラットフォームで、案件の発信元が省庁や県・市町村の事もあるのが他のプラットフォームと違うとことです。

自社ですべてをやろうとしない事

上記の様なプラットフォームを活用すると、自社の技術が他社から見るとどの様に写っているのかが見えてきます。政府機関もオープンイノベーションを推進していますので、自社の技術を売り込みたいと考えている企業は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

このキーワードは?リスティング広告の1クリックあたりの単価の調べ方

こんにちは。テクノポートの渡部です。自社のホームページを作ったものの、アクセスをなかなか集められず、広告を出してみようと検討したことがある人もいるのではないでしょうか?

本日はWeb上において、最も簡単で気軽に始められるリスティング広告について、その1クリックあたりの単価の調べ方についてご紹介します。

リスティング広告とは

よく聞く言葉だけど、仕組みがよくわかっていないという方もいるかもしれませんので簡単に説明します。リスティング広告とは検索エンジンに対して広告料を払い、広告枠として検索結果よりも上に自社のサイトを表示させる方法です。具体的には下記の枠の部分です。

※googleで「精密切削加工」と検索した結果

SEO対策との比較

SEO対策はコンテンツが検索エンジンに評価されれば、長期的に集客を見込めるのは確かですが、コンテンツ評価されて上位表示されるとは限りませんし、キーワードによっては上位表示のサイトが強すぎて上位表示が難しいキーワードもあります。それに対して、リスティング広告は広告料を支払えば、自社のサイトの評価に関わらず検索結果1位の上に表示されるので、即効性が高く、しかもクリックされて初めて料金が発生するので、無駄がなく確実な成果を感じることができます。

料金の発生の仕方

リスティング広告は、いくら表示されても広告料は発生せず、クリックされたときにはじめて広告料が発生します。1クリックあたりの単価はキーワードによって変わり、おおよそ100円前後のキーワードが多いですが、中には1クリックあたり1,000円以上もするキーワードもあります。

1クリックあたりの金額はどうやって決まる?

基本的にはオークション方式でクリック単価は決まるので、人気があるキーワード程1クリックあたりの単価は高くなります。先ほどの例で出した「精密切削加工」だと、131円~398円の間で決まります。

どういうキーワードの単価が高いのか?

“これはあくまでも傾向ですが、下記の3つの条件が揃うと高額になっていく傾向があります。

  1. コンバージョン率が高く、オンライン上で完結するもの。
  2. コンバージョンに繋がったときの単価が高いもの。
  3. 緊急性が高いもの。

1つ目の例で言うと、「英会話 オンライン」といったキーワードで、1クリックあたりの単価は339円~924円の間です。コロナ禍のステイホームで需要が固まったということもありますが、中々の人気キーワードです。

2つ目と3つ目に当てはまるキーワードとして例を出すと「交通事故 弁護士」といったキーワードで1,157円~3,014円の間と1クリックあたりの単価はかなりの高額になります。ただ、2と3の条件を両方とも満たしているので、1クリックあたりの単価が高くても広告代が十分元が取れると思われます。

キーワード単価の調べ方

上記の様な情報は、googleの場合、キーワードプランナーというサイトで調べることができます。(要googleアカウント)yahooの場合はキーワードアドバイスツールというツールで調べることができます。(要yahooビジネスアカウント)

これらのサイトでは、予算と一緒に月間の検索需要も知ることが出来ます。キーワードプランナーの場合、調べ方は簡単で、「新しいキーワードを見つける」という枠に希望のキーワードを入れて結果を表示させるだけです。(広告を出していないアカウントの場合、月間検索需要は100~1,000といった範囲で結果が表示されます。)

予算について

1クリックあたりの単価が分かって広告を出す場合、1日当たりの予算を決めて広告を出します。広告がクリックされて、1日の予算を使い切った場合、その日はそれ以降広告が表示されなくなります。なので、予想外にクリックされて思っていたよりも広告料がかかってしまうということはありませんし、1日当たりの金額も数百円から始めることができ、いつでも変更が可能なので、少額からでも始められます。

まとめ

今回はリスティング広告を検討するにあたって、大枠の仕組みと1クリックあたりの単価の調べ方、予算について解説しました。少額からでも始めることができ、すぐに効果を実感できる方法ですので是非一度取り組んでみてください。

インパクトよりもわかりやすさ。メインビジュアルの構成要素

こんにちは。テクノポートの渡部です。ホームページ制作をする際にまず作るのがTOPページですが、その中でも最も重要なコンテンツが「メインビジュアル」です。弊社が開発をしているWordPressのテーマのデモサイトでいうと下記の部分です。

本日はこのメインビジュアルを作成する際に重要な事と、どういった構成にすればいいのかについて解説します。

ダメな例

構成を説明する前に、メインビジュアルを構成する際にダメだと思う例から紹介します。

会社の外観写真や近隣の風景画像

立派な社屋、自然との融和などを見せたい気持ちはわかりますが、ユーザーはそこあまり興味はありません。興味があるのは御社は何ができて、何が強みで、自社の課題を解決できるかどうかです。

自社で撮影していないフリー画像

写真のクオリティに自信が無いからと著作権フリーの画像を使うと、汎用的なイメージにはなってしまうので、没個性なホームページになってしまいます。見た目は確かに整いますが、印象には残りづらいです。

大量のスライド

伝えたい事や、商品のラインナップが多く、5個以上のスライドを使ってしまうと、4枚目以降は見られる可能性がぐっと下がります。企画段階で的を絞れていないということが問題なので、自社の強みの的を絞り多くても3枚ぐらいまでに抑えましょう。

メインビジュアルに必要な構成要素

ダメな例を記載したことでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、必要な構成ポイントは下記の3つです。

  1. 何を加工、製作しているか一目でわかること
  2. 自社の強みとするポイントがわかること
  3. 伝えたい事を補完するキャッチコピー

基本的はこの3つになります。具体的には下記の様な事に気をつけて作成をして頂けたらと思います。

1、何を加工、製作しているか一目でわかる写真

機械加工の会社であれば、切削中の加工写真や、切削加工されたとわかる製品の写真、装置製造の会社であれば、代表的な装置の写真がわかりやすいです。板金加工の会社であれば、タレパン、ベンダー、プレスと色々ありますが、レーザー加工中の写真があれば、板金加工であることを伝えるとともに、火花によるインパクトを追加できます。

2、自社の強みとするポイントがわかる写真

精密な加工を強みとして押し出すのであれば、それがわかる製品の写真。品質保証体制であれば検査中の人々の写真などがわかりやすいです。

写真に関しては、上記2つが同じになることもあれば、別々になることもあると思うので、1枚にまとめてもいいですし、数枚(多くても3枚程度)に分けてスライドさせてもいいと思います。

3、伝えたい事を補完するキャッチコピー

技術を伝える場合も、自社の強みを伝える場合も写真に添えてキャッチコピーはメインビジュアルの中に入れておきましょう。キャッチコピーについてもわかりやすさを追求したほうがいいので、作り方についてはこちらを参照してください。

弊社制作の事例

株式会社協友製作所

引用元:株式会社協友製作所

摩擦攪拌接合という希少な加工をアピールするための加工時の写真と、それによって提供できる価値をキャッチコピーで補完しています。

株式会社ソーケン

引用元:株式会社ソーケン

「的はずれな問い合わせや相見積もりはいらない。技術的に本当に困っている会社からのみ問い合わせが欲しい」という要望がありました。そのために、訪れた方ユーザーが、ここなら安く頼めそうだとは思われない、ここだったら技術に自信のある会社だから頼めるかも?という期待感を持たせるためのキャッチコピー、画像を制作及びサイトづくりをしています。そして期待通りの効果を実現しています。

メインビジュアルの作成に一番重要なのはコンセプトの設定です。誰に何を伝えたいかを決め、それを表すために、メインビジュアル及び、キャッチコピーがあります。弊社ではホームページ制作において、メインビジュアルの作成前のコンセプトの決定から携わらせて頂いており、弊社開発のテーマを購入の方にはメインビジュアルの作成も承っています。ホームページの制作にお困りの方は是非ご相談下さい。

この中から選ぶ、製造業のホームページ作成におけるサイトマップ

こんにちは、テクノポートの渡部です。

ホームページを作る際に、どんなページを作ればいいのかというところで悩んでいる方もいるかもしれません。弊社はこれまで数多くの製造業のホームページを制作をしてきましたが、会社によってそのページの構成は様々です。そこで、これまで制作してきたページをできるだけ並べてみようと思います。どんなページを作ればいいか悩んでいる方は、この中から自社のホームページに必要と思われるページをサイトマップに組み込んでみてください。

※今回のサイトマップに関しては、「どんなページを作ればいいのか思いつかない」という方向けの記事になっています。本来であれば、自社の強みや、マーケティングの観点から必要と思われるページを構成していくことをおススメします。

基本的にどのサイトにも概ね必要と思われるページ

まずご紹介するのは、どういったホームページでも作成する基本的なページです。各ページの具体的な内容は下記の通りです。

  • TOPページ
    会社概要がそのままTOPページになっているサイトをたまに見かけますが、後述する自社の強みを訴求するページへの誘導コンテンツを配置する必要があります。
  • 会社概要
    代表挨拶、会社情報、沿革、アクセスなどです。
  • 品質保証関連
    ISO9001やISO14001などの内容です。
  • 設備一覧
    加工機械や、検査機械などです。
  • 加工事例、製品事例(加工業者の場合)
    業界別、素材別、加工方法別など、ただ並べるだけではなく、戦略を鑑みて見やすく分類することが必要になります。
  • 取り扱い製品(商社等の場合)
    扱っている素材情報などのページ。これもただ並べるだけでなく、詳細な説明と共に、機能別にページを分けるなど、見やすくわかりやすい配置を心がけると良いです。
  • お問い合わせ
    お問い合わせフォームを活用することが多いです。個人情報保護に関する声明は別ページで設けてもいいですが、お問い合わせフォームのページに掲載したので構いません。
  • 採用情報
    自社の採用に関する情報。ここで採用活動をするというよりは、別途採用に関するサービスなどを活用している場合、ページがないと活動をしていないと勘違いされかねないので、用意しておく方がいいです。
  • 社員紹介(採用)
    採用情報の追加ページとして社員インタビューなどを用意すると、自社への採用訴求力が高まります。
  • よくある質問
    Q&Aとしてよくある質問をページとして作っておくと、問い合わせ対応の手間を減らすことができます。

自社の強みの訴求や集客のためのページ

ホームページを制作する上で最低限必要なページが整ったら、次のステップとして、自社の強みを訴求するページの作成をします。これに関しては先述したように、自社のマーケティングの企画によって変わってきますので、マーケティング企画に沿って必要と思われるページに取り組んでみてください。

加工技術説明

自社の得意技術の説明をするページ。強みを訴求するとともに、集客の役割も担うページです。自社の強みとなる技術に関しては、一般的な内容から専門的な内容まで幅広いコンテンツ作りをおススメします。具体的には下記の様なページです。

  • 精密切削加工
  • 細穴加工
  • 大型製缶加工
  • バレル研磨加工
  • 銅加工

社内体制

自社の技術力に関する内容以外で自社の強みを訴求するページです。集客の効果は薄いことが多いですが、ホームページを閲覧したユーザーに自社の強みを理解してもらうために必要なページです。具体的には下記の様なページです。

  • 短納期対応
  • 品質保証体制(ISO認証以上に強みとして打ち出したい場合)
  • 社内一貫対応
  • 協力ネットワーク体制
  • 量産体制
  • 試作対応体制
  • 問い合わせから納品までのフロー

特定のターゲットに向けたページ

自社の事業内容の中で、特定のターゲット向けに事業を展開していきたい場合に用意するページです。近年ではBtoC向けに新規事業部を立ち上げたという話をよく聞きますので、その場合は個別のページを用意することをおススメします。具体的には下記の様なページです。

  • 個人向け、オーダー対応
  • 開発担当者向け、フレキシブル試作対応
  • デザイナー向け、アイデアを形に
  • 新人担当者、初心者向け、製作可否判断サービス

 

いかがでしょうか?ここに挙げたのは、ほんの一例ですが、自社のホームページのサイトマップ作りに役立てて頂けたらと思います。

お問い合わせフォームの改善ポイント5選

こんにちは、テクノポートの渡部です。

ホームページにお問い合わせフォームを設置している方も多いと思いますが、とりあえずで設置していませんか?不思議に思うかもしれませんが、お問い合わせフォームから問い合わせをしようと思っても途中でやめる人がいます。ただ、このお問い合わせフォームは改善することで問い合わせが2倍になったという会社もあるそうです。本日はこのお問い合わせフォームの改善手法について紹介します。

改善のポイント

改善の大枠としては下記の2つです。

  • 入力の手間を省く。
  • 信頼性をあげる。

それでは具体的な改善内容についてみていきたいと思います。

Point1 入力項目はできるだけ少なく

 

必要となる項目は

  • 「名前」
  • 「会社名」
  • 「メールアドレス」
  • 「電話番号」
  • 「お問い合わせ内容」

ぐらいで十分です。もしこれよりも多ければできるだけ減らすようにしてください。「住所」に関しては必須と思われるかもしれませんが、問い合わせ後の対応で分かることがほとんどですので、問い合わせ時に必須という訳ではありません。

「部署名」、「役職」、「FAX番号」など、お問い合わせフォームから情報をできるだけ得ようとするお問い合わせフォームで、しかも各項目が必須になってくると、入力途中で面倒になり、離脱する人が出てきかねません。

Point2 入力はコピペで済む様にできるだけ項目をまとめる

例えば住所の欄が

  • 「郵便番号」
  • 「都道府県」
  • 「住所1(○○市など)」
  • 「住所2(番地、建物名など)」

と分かれているフォームを見かけますが、入力する手間を考えると、「住所」と一つの項目の方がはるかに入力しやすいです。なぜならコピペで入力ができるからです。取得できる情報は変わらないので、できるだけまとめましょう。 他にも「姓」「名」と分かれていたり、「電話番号」「郵便番号」なども、入力箇所が複数に分かれていると、入力が面倒になるので、まとめておいた方がいいでしょう。

Point3 添付ファイルを送れるようにする

製造業のホームページの問い合わせは、新規の問い合わせでも、いきなり図面を送って見積もり依頼、なんていうことは珍しくありません。なので、添付ファイルを送れるようにしておく方がいいです。

お問い合わせフォームのプログラムによっては添付ファイルが送れないこともありますが、その場合は、

「添付ファイルを送りたい場合は、その旨をお問い合わせ内容に記載してください。こちらから自動返信メールが届きますので、そちら宛てにお送りください。」

といった文面を、わかりやすい場所に配置しておきましょう。

Point4 個人情報保護の文面を記載して信頼性をアップする

個人情報保護についての文面があると、それだけでも信頼性があがり、お問い合わせフォームの入力の心理的ハードルが下がります。お問い合わせフォームの上下どちらかに設置しておくといいです。もし設置していない方は下記にコピペできるテキストを用意したので、活用して下さい。

入力していただいた個人情報は、弊社への問い合わせ対応以外には使用しません。ご本人の同意がなければ第三者に個人情報を提供することもありません。取得した個人情報は、紛失や漏洩などが発生しないように安全対策を実施しています。

また、最近ではサイトの常時SSL化についても進めておくと、信頼性はアップします。

SSL化についてはこちら

Point5 電話番号(FAX番号)は大きめに表示する

製造業に身を置く方は、Webでのやり取りに慣れていない、もしくは納期が迫っていて急ぎで返事をもらいたい場合も多いので、お問い合わせフォームに入力しているうちに、受話器や、スマホに手が伸びる場合も少なくありません。そんなときの為に、お問い合わせフォームの近くに問い合わせ先の電話番号やFAX番号は大きめに表示させておきましょう。「お急ぎの方は直接下記までお電話下さい」といった文面があるとなお良いです。

お問い合わせフォームのハードルはできるだけ低く

上記、大掛かりな改修ではないので、できるものから進めてみてください。

また、お問い合わせフォームよりも問い合わせの名目が具体的な方がユーザーが問い合わせしやすい場合があるので、資料請求フォームや、技術相談やサンプルテスト申込フォームを別途作成し、最小限の問合せ項目でリードを集めるといった方法もあります。まずはリード情報を多く取得することが重要なので、見せ方を変えることで問い合わせを呼び込む方法も是非試してみてください。

Googleアナリティクスよりも簡単、簡易的なアクセス解析ができるWordPressのプラグイン3選

こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページの運営をしていく中で、アクセス解析を行おうと思っても、Googleアナリティクスのタグを全ページに埋め込んだり、また、そこからとれるアクセスデータを解析したりと、中々ハードルの高いものです。しかし、Wordpressで制作をしたホームページであれば、プラグインを導入するだけで簡易的なアクセス解析ができるものがあります。本日はそんなプラグインを3つ紹介したいと思います。

WP SlimStat Analytics

ホームページを運営していく上で、アクセス解析をWordpressの管理画面上で見たいという方にお勧めです。

見られるデータ

PV(ページビュー)、UU(ユニークユーザー)、ブラウザ、直帰率など、おおよそ必要と思われるデータは見ることができます。

  • PV(ページビュー):どのページでもかまわないので、「表示された」回数。
  • UU(ユニークユーザー):ホームページに訪問してきた人数。
  • 直帰率:ホームページに1ページだけアクセスしてきて離脱したアクセスの割合。

メリット

アクセス解析に必要と思われるデータが、管理画面でほぼ見ることができ、アクセス解析という点だけでいえば非常に高機能なプラグインになっています。

デメリット

以前は日本語化されていないため、使いづらいという難点がありましたが、現状では日本語化もされていて特にありません。

WP Statistics

ややこしいデータ等は別として、とにかく自社のホームページにどれくらいのアクセスがあるのか把握したいと考えている人向けのプラグインです。

見られるデータ

PV、UU、ブラウザなど、WP SlimStat Analyticsに比べて、見られるデータは少ないですが、最低限必要と思われるデータは見ることができます。

メリット

視覚的にわかりやすく、管理画面上の解析画面だけでなく、投稿や固定ページ一覧にも「ヒット数」というものが追加され、普段からアクセス状況を把握できるようになります。

デメリット

詳細な直帰率などのデータは見ることができないので、あくまでどれくらいのアクセスがあるのかという情報ぐらいしか見られません。

Jet Pack

アクセス解析以外の設定もできる優れものですが、導入までのハードルが高く、「WordPress.com」経由でWordpressのホームページを作った方向けのプラグインだと考えた方が良いかもしれません。Wordpress.com経由でホームページを作ってないよという人はここはスルーしても良いかもしれません。

見られるデータ

PV(ぺージビュー)、リファラなど。キーワードは見れますが、SSL対応のためほとんど見れません。

  • リファラ:ホームページにアクセスしてきたリンク元。

メリット

アクセス解析以外にも、画像サイズの最適化によるサイトの表示高速化、SNSとの連携、投稿における関連記事の表示機能など、アクセス解析以外の機能が充実しています。

デメリット

WordPress.comのアカウントが必要なので、Wordpress.com経由でホームページを作成していない方は導入までの道のりが少し長く感じるかもしれません。

【番外編】All in One SEO

WordPressの管理画面からアクセス解析ができるプラグインではありませんが、このプラグインを入れることで、googleアナリティクスでアクセス解析をするためのタグを簡単に埋め込むことができます。またSEO対策に重要な設定であるMETAタグの内容の書き換えができるなど、様々な設定をすることができます。

見られるデータ

PV、セッション、UU(ユニークユーザー)、ランディングページ、地域、リファラ、ブラウザなど、アクセスに関するほぼすべてのデータを見ることができます。(Googleアナリティクス経由)

メリット

何と言っても取得できる情報量の多さにあります。検索結果のSSL通信の影響でキーワードは取得できなくなってしまいましたが、それでもホームページを運営していく上で必要なアクセスデータは網羅できると言っていいと思います。

デメリット

googleのアカウントが必要になります。データを見るには管理画面ではなく、googleアナリティクス側で見ることになります。見られる情報がありすぎて、どれを見ていいかわからないということにもなりかねません。

アナリティクスの見方についてはこちら

まとめ

アクセス解析でさえ、プラグインを入れるだけで簡単に情報が取れるようになるのがWordpressでのホームページの運用の良いところです。弊社ではホームページの自社運営ができるテーマの開発も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

テレワークで導入が進むテレビ会議ツール5選

こんにちは、テクノポートの渡部です。コロナウイルス感染拡大防止の影響で、打ち合わせをテレビ会議でということも多くなってきたのではないでしょうか?本日は急速に広がりを見せているテレビ会議のツール5選をご紹介します。

Zoom

引用元:Zoomホームページ

今いろんなところで騒がれているテレビ会議界の筆頭。ビデオ会議のサービスとして存在しているだけあって、テレビ会議ならではの機能がすべて詰まっています。現在の状況も踏まえ、弊社でもお客様のサポートの会議に使用しています。

アカウント

  • 会議を作る際には必要だが、招待を受けての参加には不要

参加最大人数

  • 100人(101人以上のテレビ会議を作る場合は、別途料金が必要)

有料でできる事

  • 複数人の制限時間撤廃(無料版は40分まで)、テレビ会議の録画をクラウドに保存など、2,000円/月

Chatwork/Slack

ビジネスチャットツールの2大巨頭もテレビ会議をの機能を有しています。基本には文字やファイルを介するシステムの中の補足として「テレビ会議もできる」という立ち位置です。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要

参加最大人数

  • Chatwork:14人
  • Slack:15人

有料でできる事

  • 複数人でのテレビ電話が可能に(参加するすべての人の有料プランが必要)
  • Chatork:400円/月、Slack:850円/月

Facebook

SNSであるFacebookもメッセンジャーの中でテレビ会議のシステムを有しています。有料プランはありませんが、プライベートも含め、お互い知っている中で、少人数であればこれでも十分な場合もあります。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要

参加最大人数

  • 6人

有料でできる事

  • 有料プランはありません。

Skype

インターネットを介した電話から派生したサービスです。Zoom同様、50人という多人数でのテレビ会議が可能ですが、アカウント作成が必要。有料アカウントでテレビ会議の機能も広がりますが、基本的にインターネットを利用した電話から派生したサービスなので、有料にすることで電話関連の機能は上がりますが、そのついでにテレビ会議の機能も上がるといったイメージです。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要

参加最大人数

  • 50人

有料でできる事

  • 参加最大人数が250人まで拡張(参加するすべての人の有料プランが必要)540円/月

Google Meet

googleアカウントに付随しているサービス。3月上旬にコロナウイルスの影響を受けて無料アクセスの拡張のニュースが発表され、有料プランの機能が拡張したということです。また4月上旬にはGoogle Hangoutから、Google Meetに名称変更が行われました。そして4月30日(木)には、すべてのgoogleアカウントのユーザーに最大250人参加できる大規模会議、ドメイン内で最大10万人の視聴者に向けたライブストリーミングといった機能が解放されました。ただし現状を鑑みての措置ですので、2020年9月30日までの期間限定です。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要(googleのアカウントがあればOK)

参加最大人数

  • 250人(9月30日までの期間限定)、通常は10人まで

有料でできる事

  • 参加最大人数が100人~250人まで拡張(参加するすべての人の有料プランが必要)680円/月。(9月30日までは無料)

中でも一番のオススメのツールはどれ?

5つ挙げてみましたが、圧倒的に「Zoom」がおススメです。理由として大きくは3つ

  1. 参加するだけであればアカウントも不要
  2. 1つでも有料アカウントがあれば、100人まで参加可能
  3. テレビ会議に必要な機能が詰まっている

4月30日のニュースが出た影響で次点でGooleMeetになりました。確かにアカウントは必要ですが、googleのアカウントであれば持っている人も多いため、気軽に利用できるようになりました。

必要なものは?

ノートパソコン、もしくはipadなどのタブレット

以上です。ノートパソコンのスピーカーがマイク兼用になるので、マイクを別途購入する必要はないと思います。また、最近のノートパソコンのモデルであればカメラがついているもの多いので、カメラを別途買わずとも大丈夫です。デスクトップのPCしかない場合は、マイクは買わないと通話ができないので必要になりますが、画面共有の状態で話すことがほとんどなので、カメラは必須ではありません。

後はネット環境という事にはなりますが、通常のWifi環境さえあれば特に問題なく会話ができます。特別高速な回線が必要ということではありません。

詳しい使い方については公式に動画がありますので、こちらも参考にしてください。 これを機に社内外問わず、テレビ会議を様々なところに取り入れてみてください。

テレワークで導入が進むテレビ会議ツール5選

こんにちは、テクノポートの渡部です。コロナウイルス感染拡大防止の影響で、打ち合わせをテレビ会議でということも多くなってきたのではないでしょうか?本日は急速に広がりを見せているテレビ会議のツール5選をご紹介します。

Zoom

引用元:Zoomホームページ

今いろんなところで騒がれているテレビ会議界の筆頭。他のテレビ会議のツールは付属サービスとしてテレビ会議もあるといった立ち位置ですが、Zoomはテレビ会議のサービスに特化しているだけあって、テレビ会議ならではの機能がすべて詰まっています。弊社でもお客様のサポートの会議に使用しているツールです。

アカウント

  • 会議URLを作る際には必要だが、招待を受けての参加には不要

参加最大人数

  • 100人(101人以上のテレビ会議を作る場合は、別途料金が必要)

有料でできる事

  • 複数人の制限時間撤廃(無料版は40分まで)、テレビ会議の録画をクラウドに保存など、2,000円/月

Chatwork/Slack

ビジネスチャットツールの2大巨頭もテレビ会議の機能を有しています。基本には文字やファイルを介するシステムの中の補足として「テレビ会議もできる」という立ち位置です。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要

参加最大人数

  • Chatwork:14人
  • Slack:15人

有料でできる事

  • 複数人でのテレビ電話が可能に(参加するすべての人の有料プランが必要)
  • Chatork:400円/月、Slack:850円/月

Facebook

SNSであるFacebookもメッセンジャーの中でテレビ会議のシステムを有しています。有料プランはありませんが、プライベートも含め、お互い知っている中で、かつ少人数であればこれでも十分な場合もあります。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要

参加最大人数

  • 6人

有料でできる事

  • 有料プランはありません。

Skype

インターネットを介した電話から派生したサービスです。Zoom同様、50人という多人数でのテレビ会議が可能ですが、アカウント作成が必要。有料アカウントでテレビ会議の機能も広がりますが、基本的にインターネットを利用した電話から派生したサービスなので、有料にすることで電話関連の機能は上がりますが、そのついでにテレビ会議の機能も上がるといったイメージです。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要

参加最大人数

  • 50人

有料でできる事

  • 参加最大人数が250人まで拡張(参加するすべての人の有料プランが必要)540円/月

Google Meet

googleアカウントに付随しているサービス。3月上旬にコロナウイルスの影響を受けて、通常は有料のプレミアムユーザーのみが利用できるサービスが、通常の有料会員でも利用できる様になりました。また4月上旬にはGoogle Hangoutから、Google Meetに名称変更が行われました。そして4月30日(木)には、すべてのgoogleアカウントのユーザーに最大250人参加できる大規模会議、ドメイン内で最大10万人の視聴者に向けたライブストリーミングといった機能が解放されました。ただし現状を鑑みての措置ですので、2020年9月30日までの期間限定です。

アカウント

  • テレビ会議に参加する人全員必要(googleのアカウントがあればOK)

参加最大人数

  • 250人(9月30日までの期間限定)、通常は10人まで

有料でできる事

  • 参加最大人数が100人~250人まで拡張(参加するすべての人の有料プランが必要)680円/月。(9月30日までは無料)

中でも一番のオススメのツールはどれ?

5つ挙げてみましたが、圧倒的に「Zoom」がおススメです。理由として大きくは3つ

  1. 参加するだけであればアカウントも不要
  2. 1つでも有料アカウントがあれば、100人まで参加可能
  3. テレビ会議に必要な機能が詰まっている

4月30日のニュースが出た影響で次点がGoogleMeetになりました。アカウントは必要ですが、googleのアカウントであれば持っている人も多いため、気軽に利用できるようになりました。

必要なものは?

ノートパソコン、もしくはipadなどのタブレット。

以上です。ノートパソコンであれば、スピーカーがマイク兼用になるので、マイクを別途購入する必要はないと思います。また、最近のノートパソコンのモデルは、カメラがついているもの多いので、カメラを別途買わずとも大丈夫です。デスクトップのPCしかない場合は、マイクは買わないと通話ができないので必要になりますが、画面共有の状態で話すことがほとんどなので、カメラは必須ではありません。

後はネット環境という事にはなりますが、通常のWi-fi環境さえあれば特に問題なく会話ができます。特別高速な回線が必要ということではありません。

詳しい使い方については公式に動画がありますので、こちらも参考にしてください。 これを機に社内外問わず、テレビ会議を様々なところに取り入れてみてください。

コンバージョン率を劇的に向上させる(かもしれない)CTAとは?

こんにちは、テクノポートの渡部です。最近、気になる記事やサービスの詳細を見ていたら、突然、会員登録や資料請求などのポップアップが出てきた経験はありませんか?これはCTAと呼ばれるもので、近年急速に開発が進んできている手法です。

本日はコンバージョン率の向上につながるCTAについて解説します。

CTAとは?

Call to Actionの略で、サイトの閲覧者を次のアクションへ促す仕組みの事を言います。 これまではヘッダーにお問い合わせへのバナーなどがあれば十分という考え方でしたが、近年あの手この手で閲覧者を次のアクションへ促す仕組みづくりが進められています。

これにはWeb上で表現出来ることが増えてきていることに加え、ユーザー側もWeb上で決済することに、あまり抵抗がなくなってきたことも一因としてあると思います。以前はサイト上では商品やサービスの紹介までにしておいて、お問い合わせで詳しい内容を提供するといった流れが主流でした。一方、今では会員登録や購入の決済までが出来てしまうため、その導線をしっかりと設計しておけば、一気に有益なリードの獲得につながります。

CTAの目的

CTAの目的として今までは「お問い合わせ」が一般的でしたが、最近ではそれ以外の目的として下記の様なものがあります。

  • 資料ダウンロード
  • 記事のSNSでのシェア
  • 会員登録
  • セミナーの申し込み
  • 電話での問い合わせ
  • ECでの購入

専用のバナーを追加するなどして、上記の様な「次のアクション」へ繋がりやすいようにすることがCTAを設置することの目的です。そんなことしなくても問い合わせのバナーを設置しておけばいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、例えばコンテンツマーケティングを進めている方で、「記事のPVは稼げているのに、問い合わせになかなか繋がらない」と悩んでいるケースも少なくありません。そのため、集めたアクセスを上手く次のアクションへ繋げるための施策として、近年CTAが注目されています。

なかでも「電話での問い合わせ」に関しては、近年スマホの発展によって、タップするだけで電話がかかるようになるなど、いかにストレスなくアクションへ繋げられるかといった事も重要になっています。

CTAの設置場所

CTAの効果と目的が分かったところで、サイト内のどこに設置すればいいのでしょうか?ここでは主に3種類の設置場所をご紹介します。それぞれにメリット、デメリットがありますので、自社のサイトのユーザーの属性や、目的と照らし合わせながら最適な場所に設置してください。

ヘッダー、サイドバー、ページの上下などに常に表示

(引用元:デジタルファクトリー株式会社

追随するヘッダーや、ページのサイドや下部などに常に表示されているタイプ。常に目に入るところに設置しておくことに利点があると思いきや、コントラスト的に目立つデザインにしておかないと逆に気づかれにくいこともあるので注意が必要です。

コンテンツ内、コンテンツの最後、フッター

この記事の一番最後にマーケティングの資料へのCTAが設置してありますので、そちらを参照ください。

LPを作成するときなどに、よく用いられる手法です。コーポレートサイトのコンテンツにしろ、コンテンツマーケティングの記事から次のアクションへ促す場合にしても、閲覧者が最もアクションを起こしやすいのは記事を読んでいる途中や、読み終わったあとです。スムーズにアクションへ繋がるようなデザインが求められます。

ポップアップ

(引用元:instagram.com

冒頭で紹介したポップアップで画面全体に出てくるタイプで、最近よく見かけるようになりました。一定位置までスクロールした場合、閲覧を始めてから一定時間が経った場合など、トリガーは様々です。閲覧者の注意を100%引ける為、本当に次のアクションをしようと思っている人に対しては効果的ですが、そうではない場合、逆効果になってしまうこともあります。

引用で紹介したinstagramですが、アカウント登録してない状態でスクロールしていくと、アカウント登録を促すポップアップが出てきてそれ以上進めなくなります。(CTAの例として適切かどうか分かりませんが、ポップアップのわかりやすい例としてご紹介しました。)

CTAの解析の仕方

CTAを設置したことで、どれくらいの効果があったかについて計測する場合、一般的にはgoogleアナリティクスのイベントトラッキングという機能を使って計測します。通常であれば、どのページからどのページへ遷移したというデータしか得られませんが、イベントトラッキングのタグを埋めこむことで、その中でもどのリンクがクリックされているのかまで分かるようになります。

イベントトラッキングをそのまま埋めこむ方法もありますが、お勧めの解析ツールとして、ヒートマップが最適です。ヒートマップとはそのページを見ているユーザーのマウスの動きや視線の動きを計測するツールで、イベントトラッキングの機能も兼ね備えているので、実際に設置しているCTAがクリックされているかもわかります。

無料ヒートマップ解析ツール User Heat

PV数に制限があるとは言え、月間30万PVまで無料で使えるツールです。Wordpressでのプラグインもあり、簡単に導入できますので、一度試してみて頂けたらと思います。

作成したコンテンツを無駄にしないためにも

近年、様々な手法が出てきたCTAですが、今後もさらに様々な手法が出てくることになると思います。御社のサイトでもメニューにお問い合わせへがあるだけという状態なのであれば、CTAのスペースを設置を検討してみてください。

弊社が開発したWordPressテーマ「TP-Basic」ですが、先日バージョンアップを行い、CTAのスペースの設定もできるようになりました。下記がそのCTAスペースになります。

テキスト情報の変更や3つのバナーの表示/非表示も設定できるように設計していますし、電話での相談のバナーに関してはタップで電話ができるようになっています。興味のある方は、一度サービス紹介ページデモサイトをご覧下さい。

コンテンツマーケティングの適切な運用方法

こんにちは、テクノポートの渡部です。コンテンツマーケティングとしてサイトを運営しているけど、記事を量産していく日々で、具体的にどのように運営、更新をしていけばいいか悩んでいる方もいるかと思います。本日はそんな方々のために、コンテンツマーケティングの適切な運用方法についてご紹介します。

さらにアクセスを伸ばす場合

まずは狙っているキーワードでの順位をチェック

アクセスを集める為には、狙ったキーワードで順位が取れているかを確認します。(ある程度の検索需要があることは前提とします。)順位が取れていたキーワードでも、時間が経つにつれて、ずるずると順位が落ちてしまうこともありますので、時系列で検索順位の履歴をとることができるGRCという順位チェックツールを活用すると便利です。

検索順位チェックツールGRCについてはこちら「検索順位チェックツールGRCとは

ある程度順位が取れている場合(20位以内)

狙ったキーワードで1位とまではいかなくても、20位以内(2ページ目)までの順位が取れている場合、記事のリライトをお勧めします。実際に上位表示されている記事を参考にしながら、記事を再度読み返し、内容を追加できるところは無いか、見出しなどを見やすく整理するなど、少しリライトするだけでも順位が上がることは多いです。

順位が20位以降、圏外の場合

この場合、そもそも狙ったキーワードと記事の内容が乖離しているかもしれません。実際に検索をしてみて上位表示されている記事を参考に、狙ったキーワードで違う角度から別途記事を執筆するなど、新たな記事を作成して検索上位を狙う施策がお勧めです。コンテンツマーケティングなので記事が多いのに越したことはありません

記事の解析から始める場合

ある程度アクセスがあり、そのアクセスをどのように活用していこうか考えている方は下記の4つのステップから更新を進めてみてください。

アクセスの多い記事をピックアップ

まずは、コンテンツマーケティングで作成した記事の中から、アクセスを集めている記事をピックアップします。狙っている記事がアクセスを集めていることもあれば、意外な記事がアクセスを集めていることもあります。

その記事へのキーワードを予想

アクセスを集めている記事が分かったら、どのようなキーワードで集客ができているかを予想します。その記事からある程度予想ができることもありますが、難しい場合は、googleサーチコンソールを活用して下さい。

サーチコンソールについてはこちら「Googleサーチコンソールって何?何に使うの?

検索ニーズを探る

集客できているキーワードが分かったら、そのキーワードで検索をしているユーザーにどのようなニーズがあるかをを予想します。
例:キーワード「ゴム 材料 選び方」→ゴム製品を作るのにどのような材料を選んでいいのかわからないので、選び方の基準を知りたいというニーズ

自社サービスへの導線を考える

予想できるユーザーのニーズから、現状の自社のサービスへの導線を引けないかを検討します。
例:材料の選び方の記事→自社の材料一覧へのリンクや、材料相談サービス等への導線を作る。

新たなサービスの展開へ

アクセスを集めている記事からニーズを読み取れたとしても、導線が引ける自社のサービスがない場合、自社から提供できる新たなサービスが無いか検討してみます。

実際、このサイトでアクセスが多い記事に「ホームページを自作するツール4選とそのメリット、デメリット」がありますが、その記事を元に弊社でもワードプレスのテーマ「TPBASIC」を開発しようという運びになりました。現在、大幅なバージョンアップに向けて準備中です。

本業に繋がるコンテンツマーケティングを

コンテンツマーケティングというと中々本業に繋げられていない方も多いみたいですが、記事を量産することから、コーポレートサイトと比べるとアクセスが集まりやすいので、集まったアクセスを上手く活用して、本業に繋げたり、また本業の枠を広げたりと、有効活用して頂けたらと思います。

コンテンツマーケティングの適切な運用方法

こんにちは、テクノポートの渡部です。コンテンツマーケティングとしてサイトを運営しているけど、記事を量産していく日々で、具体的にどのように運営、更新をしていけばいいか悩んでいる方もいるかと思います。本日はそんな方々のために、コンテンツマーケティングの適切な運用方法についてご紹介します。

さらにアクセスを伸ばす場合

まずは狙っているキーワードでの順位をチェック

アクセスを集める為には、狙ったキーワードで順位が取れているかを確認します。(ある程度の検索需要があることは前提とします。)順位が取れていたキーワードでも、時間が経つにつれて、ずるずると順位が落ちてしまうこともありますので、時系列で検索順位の履歴をとることができるGRCという順位チェックツールを活用すると便利です。

検索順位チェックツールGRCについてはこちら「検索順位チェックツールGRCとは

ある程度順位が取れている場合(20位以内)

狙ったキーワードで1位とまではいかなくても、20位以内(2ページ目)までの順位が取れている場合、記事のリライトをお勧めします。実際に上位表示されている記事を参考にしながら、記事を再度読み返し、内容を追加できるところは無いか、見出しなどを見やすく整理するなど、少しリライトするだけでも順位が上がることは多いです。

順位が20位以降、圏外の場合

この場合、そもそも狙ったキーワードと記事の内容が乖離しているかもしれません。実際に検索をしてみて上位表示されている記事を参考に、狙ったキーワードで違う角度から別途記事を執筆するなど、新たな記事を作成して検索上位を狙う施策がお勧めです。コンテンツマーケティングなので記事が多いのに越したことはありません

記事の解析から始める場合

ある程度アクセスがあり、そのアクセスをどのように活用していこうか考えている方は下記の4つのステップから更新を進めてみてください。

アクセスの多い記事をピックアップ

まずは、コンテンツマーケティングで作成した記事の中から、アクセスを集めている記事をピックアップします。狙っている記事がアクセスを集めていることもあれば、意外な記事がアクセスを集めていることもあります。

その記事へのキーワードを予想

アクセスを集めている記事が分かったら、どのようなキーワードで集客ができているかを予想します。その記事からある程度予想ができることもありますが、難しい場合は、googleサーチコンソールを活用して下さい。

サーチコンソールについてはこちら「Googleサーチコンソールって何?何に使うの?

検索ニーズを探る

集客できているキーワードが分かったら、そのキーワードで検索をしているユーザーにどのようなニーズがあるかをを予想します。
例:キーワード「ゴム 材料 選び方」→ゴム製品を作るのにどのような材料を選んでいいのかわからないので、選び方の基準を知りたいというニーズ

自社サービスへの導線を考える

予想できるユーザーのニーズから、現状の自社のサービスへの導線を引けないかを検討します。
例:材料の選び方の記事→自社の材料一覧へのリンクや、材料相談サービス等への導線を作る。

新たなサービスの展開へ

アクセスを集めている記事からニーズを読み取れたとしても、導線が引ける自社のサービスがない場合、自社から提供できる新たなサービスが無いか検討してみます。

実際、このサイトでアクセスが多い記事に「ホームページを自作するツール4選とそのメリット、デメリット」がありますが、その記事を元に弊社でもワードプレスのテーマ「TPBASIC」を開発しようという運びになりました。現在、大幅なバージョンアップに向けて準備中です。

本業に繋がるコンテンツマーケティングを

コンテンツマーケティングというと中々本業に繋げられていない方も多いみたいですが、記事を量産することから、コーポレートサイトと比べるとアクセスが集まりやすいので、集まったアクセスを上手く活用して、本業に繋げたり、また本業の枠を広げたりと、有効活用して頂けたらと思います。

情報を良質なコンテンツに変える3つのテクニック

こんにちは、テクノポートの渡部です。コンテンツマーケティングに取り組む上でよく言われることとして「良質なコンテンツ」を提供しましょうという言葉があります。では、今回のテーマです。良質なコンテンツとは何でしょうか?

良質なコンテンツ

良質なコンテンツとは、端的に言えば、「読んでもらいたい人にとって、有益な情報が分かりやすく説明されているもの」です。わかりやすく説明するために、今回は事例として、下記の様なファイバーレーザー加工機のマーケティングを考えてみます。

最新鋭のファイバーレーザー加工機「monokakulaser」

  • 加工速度:50 m/min
  • 加工エリア:4000×2000 mm
  • 位置精度:±0.01 mm
  • レーザー出力:1000 W
  • 最大加工可能板厚:10 mm

(数値は仮想の数字です。)

情報をコンテンツに変える3つの手法

この状態ではまだ、ただの「情報」です。コンテンツマーケティングをしていくには、この情報を良質なコンテンツに変える必要があります。その手法として簡単な3つの手法を紹介します。

  • 初級編:比較する
  • 中級編:利用ベネフィットを提示する
  • 上級編:活用事例を紹介する

一つずつ今回の事例を元に解説します。

初級編:比較する

最も簡単に情報をコンテンツに変える方法。既存のわかりやすい尺度との比較や、特定の製品の場合は、類似品や過去の自社製品との比較情報を掲載することで、ただの情報がコンテンツに変わります。

【例】

  • 従来のレーザー加工機20m/minと比較し、50m/minという2.5倍の加工スピード。
  • 他社のファイバーレーザー加工機の位置精度±0.05mmと比較し、位置精度±0.01mmの超高精度マシン。

といった感じです。他と比較することでスペックの数字が意味のあるわかりやすい数字に変わります。

中級編:利用ベネフィットを提示する

アピールしたい製品や技術について、実際に使用した際にユーザーが得られるベネフィットをこちらから提示することで、情報をコンテンツに変える手法。メリットではなくベネフィットになるように注意です。メリットとベネフィットの違いに関してはこちらを参照してください。

【例】

  • monokakulaserの導入で加工キャパが2.5倍に。
  • 高精度のmonokakulaserのレーザー加工により後加工の工程が不要に。

といった感じです。ベネフィットとはそれを利用することで得られる利益のことで、どんな恩恵があるかと考えるとわかりやすいです。

上級編:活用事例を紹介する

実際に自社製品や技術が使われた、活用事例を紹介することで、よりユーザーに身近に感じてもらい、情報をコンテンツに変える手法です。実際の活用事例がない場合は、活用を想定してシミュレーションを作るのもひとつの手です。

【例】

  • monokakulaserの導入で売上げが以前の2倍になりました。
  • 圧倒的な加工精度により、これまで機械加工で加工していた要求精度の高い加工品も、monokakulaserの導入でレーザー加工で対応できるようになりました。これにより、加工費の削減や、納期短縮につながりました。

お客様の声として掲載する形が一般的ですが、導入した際のシミュレーションを試算して顧客事例の作り方についてはこちらでも紹介していますので参考にしてください。「キラーコンテンツとなる顧客事例の作り方

読んでもらいたい人にとって有益になるように

情報に対して上記の様な3つのテクニックを駆使することで、ただの情報から良質なコンテンツに変わります。最初に紹介したスペックの中でテクニックの例に出てきていない数字があります。「加工エリア」、「レーザー出力」、「最大加工可能板厚」の3つです。今回は加工速度と加工精度に焦点を当て、ファイバーレーザー加工機の良さををわかりやすくするのが目的なので、これらを比較しても、良質なコンテンツとは言えないからです。

コンテンツマーケティングの本質は、こちらから情報を一方的に発信するのではなく、顧客が本当に必要としている情報を先回りして用意しておくことです。読んでもらいたい人を想像しながら、その人が欲しているであろう情報を考えてただの情報をうまく良質なコンテンツに変えていきましょう。

紙媒体とは違うWeb記事の完読率を上げる3つのテクニック

テクノポートの渡部です。昨今様々なところでコンテンツマーケティングという言葉が一般的になり、数多くのサイトでWeb記事が量産されています。そんな中、Web記事の完読率(※)は10%程度と言われています。せっかく書いた記事だから、最後まで読んでもらってコンバージョンに繋げたいと思っている方も多いと思います。
※完読率:記事が最後まで読まれた確率

そんなあなたに、Web記事の完読率を上げる3つのテクニックをご紹介します。最後まで読んでいただけたのであれば、今回お伝えするテクニックが上手くいった裏付けになるので、最後までお付き合いください。

Web記事の完読率を上げる3つのテクニック

いきなりですが、結論からお伝えすると下記3つです。

  • 結論を先に書く
  • 要所要所で見出しを置く
  • 画像を使う

ポイントの1つ目をいきなり使っての紹介になりますが、Web記事は結論から先に書くのが大原則です。え?文章を書くときは「起承転結」が原則じゃないの?と思った方もいるかもしれませんが、それは紙媒体の話です。

紙媒体の常識にはWeb記事には通用しません。そこでまずは紙媒体とWeb記事がどのように違うのかについてご説明します。(ここに興味ないという方は「完読率を上げるために重要な事」まで飛ばしてください。)

紙媒体記事とWeb記事との違い

紙媒体記事

  • 時間に余裕がある時に読んでいる
  • 読む理由は「情報を得る」<「書かれていることを漏らさず受け取る」
  • 閉じた空間で他媒体への誘惑が少ない

例えるならば、定食屋で食事する状態に似ています。満腹になることが目的で、途中離脱の可能性も低いです。多少おいしくないからといって、席を立って別の店に行くなんてことはないですからね。

Web記事

  • 仕事中、もしくは隙間時間に読んでいる
  • 読む理由は「情報を得る」>「書かれていることを漏らさず受け取る」
  • 開いた空間で他媒体への誘惑が多い

例えるならば、たまたま立ち寄ったデパ地下の試食コーナーを食べ歩きしている状態に似ています。おいしいものを食べるのが目的で、別の食べ物に行ってしまう可能性が高いです。おいしくないと判断されれば、即離脱に繋がります。

完読率を上げるために重要な事

Web記事は「たまたま」「目に止まった」記事を読んでいる状態です。完読率を上げるために重要なポイントは、「読者を飽きさせない事」。 いくら価値ある記事を書いても読者の記事を読むモチベーションが下がってしまえば、すぐに離脱されてしまうと心得てください。

さてここからは、テクニックの詳しい解説をしていきたいと思います。

結論を先に書く

冒頭にお伝えしたように、最後まで読まれる保証がないWeb記事で背景、序論、具体例、結論といった順序立てたり、起承転結を守ったりする記事を書いていると、肝心の結論に行く前に離脱されてしまいます。結論を最初に述べて、その後にその理由を書くことで読者を繋ぎとめる方が完読率は上がります。

ちょっとしたテクニックとして、結論の中にちょっとした疑問を残しておくと、そのあとの理由まで読んでもらえる確率が上がります。

要所要所で見出しを置く

Web記事を読むときの視線はF型に動くと言われています。最初はちゃんと読んでいても、途中からは見出しと最初の少しのテキストだけ、最後は見出しだけを見て、興味のあるところだけ読むといった形です。見出しがなく全体で一つの文章だと、最初数行読まれただけで、引っかかりがなく、読むのをやめてしまうということが起こりえます。

また、一つの段落があまり長すぎると離脱に繋がってしまうので、100文字~150文字程度で段落を分け、読者が息継ぎできる様にして下さい。

この記事でも設置してますが、各見出しをまとめた目次を最初に設置しておくと、興味のある所にダイレクトにジャンプできるので便利です。

画像を使う

テキストだらけの記事だと読む気をなくして離脱される可能性が高くなります。箸休め的な意味合いと、記事を印象付ける意味でも最低でも1つは画像を入れましょう。画像挿入に困ったら「ぱくたそ」や「Pixabay」というフリー画像が利用できるサイトがありますのでご活用ください。
Pixabayの使い方についてはこちら

最後に一つ補足テクニック

自分で書いた文章を読者になった気持ちになって読み返してみてください。 書いた直後ではなくて、少し時間を置いてから、新鮮な気持ちに切り替わってからの方が良いです。もし、完読まで行かないようであれば、画像を増やしたり、見出しを増やしたり、記事の順番を入れ替えたりと色々と試してみてください。

さて今回の記事ですが、無事最後まで読んでいただけましたでしょうか?

Webサイト企画に役立つヒアリングシートの使い方

こんにちは、テクノポートの渡部です。

自社のWebサイトの制作を企画する際に、いきなりサイト制作を進めても中々進まないものです。そこで、現状の自社や市場の情報わかりやすく整理すると、どのようなコンテンツを用意すればいいのかが見えてきます。 本日は弊社でも使用している情報を整理するヒアリングシートとその使い方を紹介します。

このヒアリングシートを埋めれば、自社の強みは何なのか?競合に勝てるポイントはどこなのか?狙うターゲットに自社の強みは刺さるのかどうが見えてきます。

3C分析

今回紹介するヒアリングシートは、マーケティングを進める際の枠組みの1つである「3C分析」を元に設計しています。3C分析とは、顧客=Customer、競合=Competitor、自社=Companyのそれぞれの頭文字である3つのCを分析することにより、自社の立ち位置を把握し、マーケティングに生かす手法です。3C分析について詳しくは下記の記事を参照してください。

製造業のホームページ企画に欠かせない3C分析で戦略を練る

自社(=Company)から始める場合

 

自社の強みがよくわからない、といった場合はこのシートを活用して下さい。情報を整理すると意外な自社の強みが見えてきます。

1、自社の事業内容

ここは大枠で構いません。例えば「板金」「機械加工」などです。

2、各事業内容の詳細

1であげた事業内容を細かく分類します。「板金」であれば、大きさ、板厚、加工内容(レーザー加工、ベンダー加工など)を細かく記載し、まずは自社のできることを整理します。

3、各事業内容の強み

2で整理した詳細の中で、これは自社の強みと思えるものをピックアップします。技術そのものの場合もありますし、付属するもののこともあります。技術そのものの例としては「長さ4mの大型の板を曲げられる」などです。付属するものの例としては「短納期で提供できる」「量産が可能である」などです。

ポイントとしては自社の一押しという観点で考えるのではなく、注文を頂いているお客様の視点に立ち、ここがあるから注文を頂けているだろうという観点から考えることです。

4、強みの根拠となる経営資源

自社の強みが見えてきたら、その強みの根拠となる経営資源を洗い出します。持っている設備の能力や詳細、加工実績、強みに対しての自社の体制などです。

 

市場と競合(=Competitor)から始める場合

モデルとなる競合他社がいる場合、このシートを活用して下さい。実はこんな会社が競合だったということもあります。

1、自社が属する市場

まずは自社の市場全体を見渡してみます。この際、「業界」と「仕事領域」を分けて考えるとわかりやすいです。例えば業界は「自動車部品試作」、仕事領域は「試作板金」といった感じです。もし異業種に打って出たいとお考えの場合は予想のでも構いません。

2、代表的な競合の会社

業界と仕事領域が定まったら、それぞれの代表的な競合の会社を探してみます。同じ会社でも構いません。探し方としては実際に探索する気持ちになって、ネットで検索してみるのが良いです。

3、競合会社の分析

競合会社を定めたら、ホームページを見て具体的に分析します。細かいところまでは分析しなくても構いませんので、検索する側の気持ちになって、特徴や強みを考えてみます。

4、差別化ポイント

競合の分析をすると、自動的に自社の強みが見えてきます。ホームページを分析する中で、競合に勝てるポイントを整理すると、それが自社の強みとなります。

ターゲット(=customer)から始める場合

 

 

具体的に狙っているターゲットが決まっている場合は、このシートを活用して下さい。ターゲットは出来るだけ具体的に設定しておいた方が戦略を立てやすくなります。

1、ペルソナの業界、職種

ターゲットの人物像を具体的にしたものを「ペルソナ」と言います。業界や、業種などで具体的なペルソナを想定します。例えば、「大手自動車メーカーの試作担当、設計担当」などです。業界は同じ「大手自動車メーカー」でも「試作担当」と「購買担当」では次の求めている情報が変わってきます。

2、求めている情報

実際にペルソナの気持ちになって、その人が求めているものを考えます。それが、「4m以上のベンダー加工」といった加工そのものの場合や、「短納期対応」や「品質管理体制」付属する技術の場合もあります。

3、自社の強み

これまでの流れの中で提供するコンテンツが決まったら、関連する自社の強みを洗い出します。自社の強みが活きる内容の場合は、製品事例だけでなく、具体的な強みコンテンツとして別途ページを作成するといいでしょう。

4、提供するコンテンツ

自社の強みに対して根拠となるコンテンツを用意します。上記の「4m以上のベンダー加工」であれば、4m以上の板をベンダーで曲げた製品事例や設備詳細などです。具体的な製品事例で見せるのが難しい場合は、前回の記事を参照にストーリーを作ってみてください。

 

いかがだったでしょうか?どのシートでも大切なことは「顧客目線」でシートを埋めていくことです。ホームページのコンテンツは自社からの情報発信と思われがちですが、顧客が必要とする情報でなければ、あまり価値はありません。

このシートを活用が価値あるコンテンツ作りのお力になれれば幸いです。

顧客に刺さるキャッチコピーとストーリーの作り方

こんにちは、少し前になりますが、先日BtoBマーケティングに関してのセミナーに参加してきましたので、その中でも特に参考になったキャッチコピーとストーリーの作り方について、皆様にシェアしたいと思います。

キャッチコピーとストーリー

BtoBのサイトを設計する際にキャッチコピーとストーリーは非常に重要な要素になります。キャッチコピーは顧客の心をつかむもの、ストーリーは自社の強みを効果的にわかりやすく伝えるものです。キャッチコピーはサイトに大きく載せることも多く、作成に頭を悩ませている方も多いかと思いますが、ストーリーを考えたことはないかもしれませんので、今回是非考えてみてください。

キャッチコピーの作り方

まずキャッチコピーについてですが、弊社としても以前に紹介をしているので、こちらも参考にして頂き、重要なポイントを2つだけ紹介させて頂きます。

×抽象的、〇具体的

心に残るフレーズでオシャレなものをと考えがちですが、BtoBのマーケティングの場合はできるだけ具体的な文言を使った方がわかりやすいです。

  • 抽象的な例:精密な機械加工
  • 具体的な例:複雑形状鋳物の機械加工

×機能訴求、〇課題解決

また、キャッチコピーに押し出したい機能のフレーズを使いたくなりますが、それよりも顧客目線に立った課題解決型のキャッチコピーの方が心に刺さります。

  • 機能訴求の例:設計から加工、表面処理まで一貫生産
  • 課題解決の例:別々に発注する必要がなく、窓口一つですべて対応

上記の2つが満たされていればオシャレな文言でなくても顧客の心に残るキャッチコピーになります。

ストーリーの作り方

製造業のホームページには「自社の強み」といったページが構成されていることがあります。いわゆるこれがストーリーと呼ばれるものになりますが、下記の流れで構成されているものです。

  1. 問題提起
  2. 結果
  3. 実証
  4. 信頼
  5. 安心

の順番です。

「自社の強み」ページにこの中の実証の部分だけが書かれているページを見かけますが、それでは見た人に「だから何なの?」と思われてしまうことがあります。しっかりとした納得のいくストーリーをこちらから提示する必要があります。具体的に見ていきましょう。

1、問題提起

いきなりですが、最重要ポイントです。自社の強みが最大限生きるような状況を洗い出し、問題提起を考えてみてください。ここでは例として、自社の強みを「単品、小ロット対応とする会社」を想定してみます。その場合、下記の様な文面です。

  • 1個から対応してくれる会社が見つからない。
  • テストのために小ロットで数種類製作しなければならない。
  • ロットが少なすぎて金型を起こすにはコストが合わない。

といった文面です。ここでのチェックポイントは、実際に依頼する側の気持ちに立って、その人が実際に直面してそうな内容にすることです。あくまでの顧客目線で考えてください。

2、結果

上記の問題提起に対して、自社が解決できる内容を端的に表現します。上記の例で言えば、

  • 「試作専門の体制だから、1個、小ロット大歓迎でお受けします。」

といった感じです。自社を選んでもらった際に顧客にもたらすメリットをダイレクトに伝えるような文面で、別途作成したキャッチコピーとも内容が相違しないように気をつけてください。

3、実証

実証の部分は、上記の結果を出すための理由です。具体的な数字などを用いて最初の問題提起に対しての回答をする感じです。

  • 弊社の受注の約80%のロットが1個単位
  • 試作専門20年以上のノウハウで種類違いの製作にも難なく対応
  • 自社独自の金型レス化技術により、小ロットでも対応可能

といった形です。「自社の強み」のページでここを大々的にアピールしている会社がありますが、それが顧客の問題を解決できなければ顧客には刺さりません。

4、信頼

ここまでくれば、あとは自社の技術の実績を知ってもらうだけです。製造業のサイトの場合は実際の加工実績がこの役割を果たします。今回の例の様に単品・小ロットを打ち出すのであれば加工実績の詳細に、ロット数を入れることも考えてみてください。これは量産を打ち出す時にも使える手法です。

5、安心

BtoBのマーケティングの場合、一般的にはホームページを見て初めてその会社を知ったということも珍しくありません。会社情報にはしっかりとした情報を掲載するとともに、取引先に大手の名前があるとより安心感を与えることができます。会社情報のページの内容に関してはこちらでも紹介していますので参考にしてください。

ストーリーを作っておくことのメリット

ストーリーを作っておくと下記様なメリットがあります。

分かりにくい自社の技術をわかりやすく伝えることができる。

価格や、わかりやすい機能などで勝負できないBtoBの場合は、このストーリーを作っておくことで、自社の強みをわかりやすく顧客に伝えることができます。また場合によっては、競合他社との比較検討にもならずに、自社に仕事の依頼が来ることもあります。

ストーリーだけで営業になる。

BtoBの場合は、営業担当がいないところで協議されることも多いので、ストーリーをしっかり作っておけば、それだけで自社を理解してもらえることになります。

一貫性のあるマーケティングができる。

あれもこれも、と事業範囲全体をアピールしようとしがちですが、このストーリーを作っておくことで、自社の強みを最大限活かせるようになります。また、パンフレット、展示会出展などにも反映させることで一貫性のあるマーケティングができます。

 

いかがだったでしょうか?キャッチコピーについてはサイト制作時に作る方も多いと思いますが、ストーリーに関しては、作ったことがない方も多いのではないでしょうか?これまでにストーリーを作ったことがない方は、自社のサイトに掲載するかしないかは別として、一度作成してみる事をお勧めします。

写真撮影をプロに依頼したほうが良い理由とその相場

ホームページの制作時に印象を最も左右するといっても過言ではない写真撮影。ただ、下記の様な理由から、自分で撮影をと考えている方も多いと思います。

  • デジカメの性能が向上していて、一眼レフカメラもあるから自分で撮影したもので十分だ。
  • 作業風景は通常の業務を撮影したいけど、カメラマンが入ると緊張しそうで・・・。
  • カメラマンの知り合いがいないので、金額の相場がよくわからない。

確かに自社技術をPRするのに写真のキレイさはそこまで重要ではないかもしれません。ただ、数多くのホームページの制作をさせて頂いた我々から自信を持ってお伝えさせて頂くとそれでも、「写真撮影はプロに依頼したほうが良いです。」

本日は写真撮影をプロに依頼したほうが良い理由をご紹介します。

写真は言葉よりも物を言う

まず、自社の技術をPRするのに説明文を考えるかと思いますが、写真に注力することでその技術力の高さを伝えることができます。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、それほど、視覚から入る情報には価値があります。写真撮影を素人とプロがする場合の違いがどこにあるのかをご説明します。

ピントの合わせ方が違う

確かに一眼レフのデジタルカメラなど、カメラの性能は上がっていますが、「きれいに」撮影することにフォーカスされているため、画面すべてにピントがあってしまうということも多いです。プロが撮影する場合は、対象物にはピントを合わせて、周りはうまくボカすという写真の撮影ができるので、より主役を際立たせた写真になります。また、通常ではありえないくらい小さいものの撮影をすることもできます。

参考サイト:株式会社小沢製作所

こちらでは約3mmの複雑な微細板金をPRするため、カメラマンの特殊なレンズを使ってこの小さな試作品の写真を撮影しました。

物撮りの構造が違う

例えば四角で平たいものを撮影するときに、みなさんだったらどのように撮影しますか?真正面からの構図で写真を撮影してしまいがちですが、実はそうすると少しでもまっすぐに撮影できていないと気になってきてしまうことになります。なので、あえて斜めから撮影することでそのような懸念点を払拭することができます。こういった製品を上手に見せる細かいテクニックを知っているのもプロカメラマンです。

また、製品の集合写真を撮影するときも、大小さまざまな製品がバランスよく見えるように上手く並べる技術もカメラマンの腕です。

参考サイト:株式会社サワエ

こちらのサイトのサンプルはすべて斜めに置いた構図で撮影されており、全体として統一感が出ています。

上記2つによって、プロカメラマンは製品の写真は自社の技術が最大限に伝わるように写真撮影をしてくれます。「実物を見てもらえればわかるんだけど・・・。」という方がいらっしゃいますが、プロが撮影した写真の場合は、写真だけでも十分に自社の技術のすごさを伝えることができます。

日常のワンカット

自社のありのままの作業風景の中でも「自然で」「きれいな」写真を撮るにはどうしたらいいのでしょうか?その答えはプロカメラマンが知っています。

光の当て方が違う

自分で写真撮影をする場合はシャッターは使わず、自然の光を利用したほうが自然な写真になることは、こちらの記事でお伝えしましたが、プロカメラマンの撮影の場合は。光の当て方が違います。どこから光を当てて、それをどの角度から撮影すれば被写体の魅力が最大限に発揮できるかということ知り尽くしているので、同じ被写体でも全く違った見え方になります。

参考サイト:株式会社富士産業

サイト内には通常の作業風景の写真が使われていますが、どれも被写体が一番魅力的に見える様に光が当てられています。

表情の引き出し方が違う

撮影時に社員の方々の作業風景を撮影することもあるかと思いますが、社員の自然な表情の引き出し方をプロのカメラマンは知っています。素人が撮影すると、どうしても硬い表情だったり、下を向いてしまって表情がよくわからなかったりすることも多いですが、プロが撮影した場合は本当に普段の日常を一瞬を切り取ったような写真になります。

また、社長のポートレートを撮影することも多いですが、会社の顔である社長の表情を上手く引き出すこともプロのカメラマンの腕があってこそです。

参考サイト:フコク物産株式会社リクルートサイト

リクルートサイト用の写真撮影でしたが、どれも通常の仕事風景として自然な写真となっています。

撮影費の相場

カメラマンによって費用はまちまちですが、おおよそで半日から1日写真撮影をして、5万円~ぐらいの費用になります。内容もカメラマンによって変わりますが、会社の外観から社内の作業風景、製品の物撮りなど、100枚から300枚ぐらいの写真になります。写真に関しては撮ったままのデータではなく、明るさはコントラストなど製品がより良く見えるように加工されたものになります。

カメラマンを依頼をしてみたい方へ

こちらのサイトでカメラマンを探すことができます。全国のカメラマンのネットワークをつないでいるサービスですので、全国どこでも出張費無しで撮影を依頼することができます。費用については記載されていませんが、見積もり自体は無料ですので一度問い合わせをしてみてください。

紹介したサイトの様な写真を撮影してみたい方へ

本日紹介した4つのサイトはすべて同じカメラマンが撮影しています。弊社がいつもお願いしているカメラマンですので、依頼してみたいという方は下記から連絡をして頂くか、弊社までお問い合わせ下さい。

マルヤマスタジオ

一度はプロに依頼を

以上のように、写真撮影をプロに依頼することで、技術力のPR効果が上がったり自社をより魅力的に見せたりすることができます。費用に関しても、手が出ないほどの高額という訳ではないと思うので、是非一度依頼をしてみてください。一度プロカメラマンの技術を知ってしまうと、リピーターになること間違いなしです。

100万点以上の画像を無料で使用できる「pixabay」とは?

こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページを制作する際にどうしても必要になってくるのが、画像です。製品事例や加工事例に関しては、お客様自身のものになるので、それを撮影することになるのですが、その他のイメージ写真などは、なかなか用意が難しいことあります。例えば打ち合わせ風景や、上手く撮影できない溶接やレーザー加工中の火花の散った写真などです。

そんなときに活躍するのが著作権フリーで使用できるサービスですが、その中でも100万点以上の画像をフリーで使用できるpixabay(ピクサベイ)の紹介をしたいと思います。

Pixabay(ピクサベイ)とは?


Pixabay

ドイツに本拠地がある世界中で利用されている著作権フリーのサイトで、写真画像は100万点以上、イラスト(ベクター素材含む)は30万点以上、動画も数千点掲載があり、会員登録もなく自由に使用することができます。

使い方

トップページにgoogleの様な大きな検索のバーがあるので、そこに希望の画像のキーワードを打ち込むだけです。例えば「打ち合わせ」「レーザー加工」「溶接」などのキーワードです。そうすると写真にタグ付けされた情報を元に関連する画像が出てきますので、その中から使用したい画像を選び、「無料ダウンロード」をするだけです。

こちらは「溶接」のキーワード検索をしてダウンロードしてきた画像です。その他にもこの様な画像がありました。

   

上手い検索の仕方1:キーワードを近しいものに変える

例えば、先ほど出てきた「打ち合わせ」というキーワードですが、実際に検索してみるとほとんど画像ができてません。何故か白菜の画像が出てきます。

「打ち合わせ」の検索結果

そういう場合は、別の角度からキーワードを設定して検索をしてみる事です。例えば「会議」「契約」「ビジネス」などです。

「会議」の検索結果
「契約」の検索結果
「ビジネス」の検索結果

上手い検索の仕方2:キーワードを英語に変換する

日本語にも対応していますが、英語で検索してみると結果が良くなることも多いです。今回の場合で言えば「meeting」といった感じです。

「meeting」の検索結果

WordPressの場合はプラグインも有り

自社のホームページがWordpressで構築されている場合は、プラグインでpixabayの画像挿入用のプラグインがありますので、わざわざサイトにアクセスして、ダウンロードしてきて、アップロードということをしなくても管理画面から直接画像を挿入することもできます。

プラグインを追加するとメディアを追加の隣に表示されるようになり、管理画面から画像の検索と挿入ができるようになります。

注意点

自由に画像を使用できるサイトですが、いくつか注意点があります。

注意点1:広告が出る

無料で画像を使用できるということもあって、様々なところに広告が出ています。特に選択した写真の下に4つ関連する魅力的な画像が表示されますが、これは広告の画像で別のサイトの画像で有料素材です。また、検索結果の上の4枚の画像も同様に別サイトの有料素材の画像です。とはいえスポンサー画像も1画像につき高くても1,000円程度なので、どうしても欲しいという画像があったら検討の余地はあると思います。

注意点2:ごく稀に注意が必要な画像がある

pixabayの運営方法として大量のユーザー登録をした方から、画像をアップロードしてもらいそれを著作権フリーとしてダウンロードしているという状態です。もちろん運営側の承認のもとで掲載がされているわけですが、ごく稀に注意が必要な画像存在します。ユーザーからアップロードされた画像が著作権侵害の画像で、それをpixabayが承認してしまい、それを使用したことでgoogleから注意が来たという事例もあるそうです。

参考:ブログに使ったPixabayのフリー画像が著作権侵害だと言われた話

ほとんどの画像は問題ないですが、重要なところに使用するのに心配な場合は使用を控え、あくまでもイメージ画像として使用するぐらいに留めておいてください。

やはり自社で撮影した写真には適わない

自由に使えるフリー画像はプロ、もしくはそれに準ずる方々が写真なのでキレイに撮影されているのは確かですが、そればかりを使ってしまうと、なんだか自社のホームページが噓くさい感じになってしまうこともあります。最終的には自社で撮影したオリジナルの写真に適うものはありませんので、自社のありのままを堂々とアピールできるように、普段から5S活動などにも力を入れましょう。

投稿って何?ワードプレスにある投稿をうまく使う方法5選

こんにちは、テクノポートの渡部です。ワードプレスでホームページを制作することが多くなってきましたが、ワードプレスはもともと「ブログ」を構築するためのシステムです。このモノカクというサイトもワードプレスで制作されており、まさに今読んでいるこの記事はブログとなる「投稿」のシステムを利用して書かれています。

投稿と固定ページ

まず投稿とは一体何か?コーポレートサイトを作成する場合は、基本的に「固定ページ」からページを作成します。こちらで作成するほうが、メニューなどへの反映もしやすく、階層構造も構築しやすいからです。これらのページは頻繁には更新しないため、デザインして作成することが多く基本的には独立した会社概要やお問い合わせなどのページを作成するときに使います。

一方「投稿」はまさにブログのイメージで、テーマに沿って記事を作成し、それを「カテゴリ」や「タグ」、または時系列で整理して見るなど、自動で一覧ページが作成されることになります。カテゴリとは各記事を分類するもので多数のブログの記事からテーマに沿った記事を見つけやすくするための情報です。タグとは、各記事毎のキーワードとなるような情報のことで、カテゴリをまたがって同じ情報が付くこともあります。

ではブログとしてではなくコーポレートサイトをワードプレスで制作した場合、この投稿はどのように活用すればいいのか?ただ、ブログとして活用する方法もありますが、「ブログとして書くことなんてないよ」という方もいらっしゃると思いますので、本日は投稿を上手く活用する方法を5つ紹介したいと思います。

ブログ

いきなりですが、一番そのままの使い方で、社員、社長の日常ブログとして活用する方法。社長や社員の顔が見えるという意味では使わないよりは良いかと思いますが、ネタ切れになって最終更新が2年前、といったことも珍しくありません。そのまま使うよりは目的を持って活用したほうが効果も実感できますので、これから紹介する活用方法も検討してみてください。

活用例:第一フォーム株式会社

採用ブログ

通常のブログと似たような使い方ですが、昨今の採用難の状況の中で採用ブログとして活用する方法です。社内の雰囲気や社長の考えをダイレクトに伝えられる採用ブログは求職者が見てることも多く、対企業向けに制作をしたホームページでも、投稿を活用することで採用にも効果的なホームページを同居させることができます。

活用例:リングアンドリンク採用ブログ

お知らせ、イベント情報

会社からの活動報告、展示会に出展する場合の情報など、会社からちょっとしたお知らせとして活用する方法です。多方面に活動している会社ではセミナー公演情報や、イベントに参加する情報、メディアの掲載についてなど、会社から発信したいタイムリーな情報もたくさんあると思います。様々な情報がごった返すことになる投稿でも「カテゴリ」や「タグ」情報を付与できますので、情報を整理して発信することもできます。

活用例:デジタルファクトリー株式会社(中央右に新着情報があります)

製品事例、製作事例

固定ページとして作成することが多い製品事例ですが、日々の製作、製品事例を投稿していくという活用方法です。守秘義務の関係で製作したものをすぐにアップするというのは難しいかもしれませんが、固定ページを編集するよりも気軽に自分で更新がどんどんできるので、多数の事例を掲載することができます。

活用例:有限会社宮内製作所(オーダーメイド事例)

コンテンツマーケティング

最近弊社でも相談を受けることが多くなってきた活用方法です。コンテンツマーケティングの目的はいくつかありますが、主な目的の一つに潜在的なニーズを持っているユーザーからのアクセスを集める事があげられます。SEOの観点から言ってもワードプレスの投稿を活用してページを量産すればかなりの集客効果が見込めます。ただし、コンテンツの質についても一つ一つ吟味しなければいけません。どのようなターゲットにどのような情報を届けるのかという企画が重要になりますが、弊社でも企画からご提案させて頂いておりますので、悩んでいる方は御相談頂けたらと思います。

活用例:株式会社丸福繊維(お役立ち情報)

 

いかがだったでしょうか?ワードプレスのテーマの中には「カスタム投稿」といって、上記の様な投稿のシステムが専用で用意されているものもあります。例えば弊社開発をした「TP-BASIC」には「お知らせ」と「事例」を専用のカスタム投稿として用意しています。それぞれ、表示、非表示も設定できるようになっていますので、必要なカスタム投稿だけ使用することができます。

ブログなんて書くことがないと思うかもしれませんが、ブログとしてそのまま活用するのではなく、上記の様な活用の方法を考えてみてください。

WordPressで作成したホームページを公開する方法

数々の困難を乗り越えて、Wordpressでのホームページの完成させた方へ。おめでとうございます。そしてこれまでの制作作業お疲れ様でした。作成した新たなホームページが公開されるまであと少しです。公開の作業に関しては、少し専門的な知識も必要になりますが、そういった知識が無くても公開できるように方法を紹介しますので、是非挑戦してみてください。

Step1:プロ、もしくは詳しい人に依頼する

いきなり正反対の方法から入りますが、これが一番のオススメです。Wordpressでのホームページの制作はHTML等の知識が無くても進められますが、こと公開に関しては、サーバーにアクセスをしてファイルを編集するなどの作業が伴います。最悪の場合、これまでの苦労が水の泡になる可能性もあります。有料になるケースがほとんどだと思いますが、まずはプロに依頼することを検討してみてください。弊社でも公開作業を承りますので気兼ねなくご連絡ください。

Step2:Wordpress管理画面で公開作業をする

コストを出来るだけ抑えたい。そういった知り合いがいないということであれば、ご自身で公開作業をすることになります。

まずはWordpress側で公開作業をします。設定→一般の項目の「サイトアドレス(URL)」だけを変更します。全くの新規で作成している場合は公開予定のURLがそのまま入力されていますが、リニューアルなどでテスト環境で制作を続けてきていた場合、公開を予定しているURLとは違うURLになっていると思います。

例えば「http://example.com/wp」になっているのを「http://example.com」に変更するといった作業です。

注意点としてWordpressアドレス(URL)は絶対に変更しないで下さい。変更してしまった場合、今まで慣れ親しんだ管理画面にすらアクセスができなくなり、詳しい人に相談もできない場合は、これまでに苦労が水の泡になる可能性もあります。変更するのはサイトアドレス(URL)の方です。

サイトアドレス(URL)の方は変更すると一時的にこれまで見れていたホームページが見れなくなります。見られなくなるといっても、管理画面にはアクセスできる状態なので、元に戻すのはすぐにできます。一旦落ち着きましょう。これまでに設置してあるWordpressを読み込んでいないために起こる現象で、正常な現象になります。

Step3:サーバー(FTP)側の設定をする

見られなくなるといっても、管理画面にはアクセスできる状態なので、元に戻すのはすぐにできます。一旦落ち着きましょう。これまでに設置してあるWordpressを読み込んでいないために起こる現象で、正常な現象になります。

そこで、次はサーバーにアクセスして、ファイルの位置などを変更する必要があります。具体的には下記の手順になります。

  • Step3-1:サーバーにアクセスをして、Wordpressアドレス(URL)内にある「index.php」をダウンロードする。
  • Step3-2:ダウンロードしてきた「index.php」を編集する。
  • Step3-3:編集した「index.php」をサイトアドレス(URL)の場所にアップロードする。

の3段階になります。「index.php」の編集箇所については、ダウンロードしていたファイルを「メモ帳」等で開き

require(‘./wp-blog-header.php’);

require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp/wp-blog-header.php’ );

に変更します。「/wp」の部分はWordpressアドレス(URL)にあって、サイトアドレス(URL)にはない今回削除した文字列になります。基本的には最終行に書かれているかと思います。

FTPに関してはFTP接続ソフトがなくても各サーバーのコントロールパネルからもアクセスができますが、FTPソフト等を使う場合は下記記事を参考にしてください。また、編集の仕方についても触れているので参考にしてみてください。各サーバーのコントロールパネルからのFTPの接続方法などは各サーバーのコントロールパネルのマニュアルを参照してください。

サイトアドレス(URL)のところに「index.html」等のファイルがあると競合してしまいますので、旧サイトのデータは丸ごとダウンロードしておいてローカルで保存をしておき、サーバー上のデータは削除してください。

Step4:再度Wordpressの管理画面から設定する

Step3が完了したらTOPページは見れるようになっているかと思いますが、そこから別のページに飛ぼうとするとエラーになってしまうと思います。最後の仕上げとして「.htaccess」のデータを編集しないといけません。とは言っても管理画面から設定ができるのでご安心下さい。

設定→パーマリンク設定と開き、

設定を保存をしてください。何も変更しなくて構いません。こうすることで「.htaccess」のファイルが自動生成されます。

Step5:公開チェックをする

具体的な公開作業については以上ですが、テスト環境で設定していたリンク等が本番環境では違うURLになっていることもありますので、一通り確認をしてみてください。

 

いかがでしたでしょうか?公開作業はについては少し知識と技術が必要なので、Step1でお伝えしたように、できれば専門の方に依頼することをおススメします。公開作業については弊社でも承りますし、不具合が生じたという場合もお力になれるかもしれませんので、気軽にご相談ください。

無料では機能不足?ワードプレスの無料テーマと有料テーマの違い

こんにちはテクノポートの渡部です。

ホームページの自作するツールの一つ、ワードプレスのインストールをなんとか完了させて、最初の課題がとして挙げられるのが、「ワードプレスのテーマはどうしたらいいのか?」という課題です。インストール初期にテーマもあたっていますが、本当に最低限の機能しかなく、ホームページを運営していくという観点でいえば不十分です。となるとテーマを載せ替えることになりますが、このテーマには無料のものもあれば有料のものもあります。テーマを最初から自分で作るという選択肢もありますが、今回はホームページの自作の為に、既存のテーマを使用するということを前提に考えたいと思います。

この無料と有料にはどのような違いがあるのでしょうか?無料でも十分なのでしょうか?

無料のテーマのメリットとデメリット

無料テーマのメリット

  • 無料
  • 最初は気軽にテーマの変更ができる
  • 無料とはいえ無数にテーマがある

何よりもメリットとして大きいのが無料ということです。それゆえ最初は気軽にテーマを変更できることも、無料であることのメリットと言えます。また、無料というと選択肢が少ないように感じるかもしれませんが、実は無数に存在します。ワードプレスの管理画面から「外観」→「テーマ」と進み、テーマを追加をクリックしてみてください。追加できるテーマが大量に出てきます。

無料テーマのデメリット

  • 日本語に対応しているのはほんの一部
  • 自社の目的にあったテーマが見つからない可能性がある
  • 不具合等に対応してくれるサポートがない
  • カスタマイズが難しい

テーマは無数にありますが、日本語に対応しているのはほんの一部で、その中で自社の目的合ったテーマが見つからない可能性があります。基本的にワードプレスはブログとしての位置付けなので、ブログに最適化されたものが多いです。また、基本的にはカスタマイズや不具合にサポートはありません。すべて自分で何とかするしかありません。HTMLやCSSの知識の無い方にとって、無料のテーマから自分の思い通りのサイトのに仕上げるのは苦難の道と言えるでしょう。

とはいえ、無料でも日本語の対応をしているコーポレートサイトに最適化されたテーマがあるのも事実です。「ワードプレス 無料 テーマ」等で検索をすると、お勧めのテーマを紹介している記事がいくつも出てくるので、参考にしてみてください。

有料テーマのメリットとデメリット

有料のテーマについてですが、金額としては1万円を切るものから、高くても3万円以内です。この金額を高いと捉えるか、安いと捉えるかは皆様次第ですが、下記のメリットを考えるとかなりのお買い得だと思います。

有料テーマのメリット

  • 目的に対応したテーマを選べる
  • コーポレートサイトを制作する上で特別な機能が備わっている
  • カスタマイズしなくても使える
  • デザイン面で無料よりも洗練されている
  • 細かいところの装飾が行き届いている
  • 不具合に関してサポートを受けられる

有料のテーマは様々な目的に合わせてテーマが作成されているので、自分の目的にあったテーマが見つかります。例えば飲食店向けのテーマでも、日本食向け、イタリアン向けなど、細分化されているものもあります。その目的に合わせて必要と思われる機能が備わっており、カスタマイズしなくてもマニュアルを見ながら必要事項を入れていくだけでサイトが完成することもあります。

またデザイン面においても、こだわりが細部まで行き届いていて無料よりも洗練されたホームページができがあります。有料ということもあり、不具合等に対してサポートが受けられることも大きなメリットです。

有料テーマのデメリット

  • そのテーマ特有の特別な機能を使っていた場合、気軽にテーマを変更できない
  • テーマが被る可能性がある

上記の様に有料テーマには、そのテーマ専用の機能や入力フォームが備わっていることが多いため、それを利用して制作したコンテンツはテーマを変更したときに引き継げないことがほとんどです。また有料のテーマのうち、人気のあるテーマは多くの人が使用しているので、テーマが他のサイトと被ってしまうこともあります。

 

いかがだったでしょうか?今までに有料のテーマはと二の足を踏んでいた方も、そんなに大きな金額ではないので、一度試してみて頂けたら幸いです。

現代のSEO対策の観点から言って、結局はコンテンツとして何が書かれているかの方が重要なので、無料テーマからカスタマイズを頑張るよりは、有料テーマを使って、コンテンツの作成に注力をした方が効率がいいです。

改正された入管法、これで中小製造業の人材不足も解決か?

こんにちは、テクノポートの渡部です。超大型のGWも終わり、通常業務の感覚が戻りつつありますでしょうか?

GWが始まる少し前、2019年4月から入管法が改正され、受け入れ拡大が始まった外国人労働者の雇用ですが、5月6日付の日刊工業新聞の記事よると「すでに採用もしくは採用を決定」「検討中」を足すと6割以上が外国人の採用に前向きな姿勢を見せています。日本の労働力不足を背景に改正されたこの入管法ですが、慢性的な人材不足に悩む日本の中小製造業の解決にはつながるのでしょうか?

新設された「特定技能ビザ」とは?

具体的に何が変わったのかということですが、簡単に言うと「特定技能ビザ」が新設され、日本における就労ビザの種類が増えることで、外国人が日本で働くためのハードルが下がったということです。この特定技能ビザの中の1号が許可される業種は下記14業種です。

  • 介護
  • ビルクリーニング
  • 素形材産業
  • 産業機械製造
  • 電気、電子機器関連産業
  • 建設
  • 造船、舶用工業
  • 自動車整備
  • 航空(空港グランドハンドリング、航空機整備)
  • 宿泊
  • 農業
  • 漁業
  • 飲食料品製造(水産加工業含む)
  • 外食

皆様の会社でも当てはまっている業種があるのではないでしょうか?この14業種に関しては、これまでよりもシンプルなスキームの中で外国人が働くことができるようになります。

特定技能ビザ1号と2号

上記の14業種のうち「建設」「造船、舶用工業」の2業種に関しては特定技能ビザ2号に移行することができ、1号の通算5年という期間の制限がなくなると共に、家族の帯同も認められるようになります。逆に言うと1号は家族の帯同が認められておらず、いわゆる外国からの出稼ぎ労働者としての労働力を受け入れる形になります。

これまでとの違い

従来の外国人を雇用する方法として

  • 技能実習ビザ(3年、1時帰国後+2年)
  • 就労ビザ(定期更新により長期就労可能)

の2つがあり「技能実習ビザ」は国際貢献を目的としていることもあって期間も限られており、就労ビザの場合は通常と比べて条件が厳しいという難点がありました。今回、追加された特定技能ビザは、人材不足解消が目的ということもあってスキームもシンプルで取得しやすく、受け入れ国に制限のある技能実習ビザと違い、どの国からでも受け入れが可能となっています。

また、この特定技能ビザは、上記の技能実習ビザから移行ができる場合もあるので、最大で10年の日本滞在が可能になります。これにより数年で帰国されるのであればと、外国人の採用に消極的だった方の考え方も変わってくるのではないかと思います。

注意点

入管法の改正によって様々な職種で外国人の雇用が始まることが考えられますが、注意点がいくつかあります。

受け入れ体制の整備

特定技能ビザの取得の要件として最低限の日本語の能力は保証されていますが、「日本にいる」外国人ではなく、「外国にいる」外国人を採用することになるので、文化的な違いへの理解や、それらに対する日本企業側の受け入れ体制が必要不可欠になります。

期間の制限

現状では2号に移行できる職種が「建設」「造船、舶用工業」の2つしかないことを考えると、基本的には「期間の制限がある」制度です。10年、20年先まで視野に入れた慢性的な人材不足の解消に繋がるかは疑問が残りますが、現在の人手不足の解消にはつながる可能性が高いです。

これから

人材不足とは言っていますが、それは後継者不足という問題も同時に抱えている日本の中小製造業ではあるので、日本に永住できるような就労ビザを持つ外国人の雇用を進めていかないと、根本的な解決には繋がらないかもしれません。ただ、今回の入管法改正によって外国人の雇用はしやすくなり、通算最大10年の雇用が可能になるため、管理者的な立場での育成も視野に入れられるようになると思います。今後の外国人受け入れとの第一歩としてトライしてみてはいかがでしょうか?

「令和」グッズ最速で製作、2,500個も受注した株式会社キャステムってどんな会社?

こんにちは、テクノポートの渡部です。

先日4月1日に発表された新元号「令和」。発表に合わせて様々なところで新元号に関するグッズが発表されました。中でも発表から2分27秒で「令和」の文字が刻印されたぐい飲みを発売し、発売から30秒で最初の注文が入ったのを皮切りに、予定していた50個はわずか5分で完売、夕方には予定をはるかに超える2,500個以上の注文を受けた会社があります。テレビでもニュースになって報道されていたのでご覧になった方も多いのではないでしょうか?

それは、株式会社キャステム。一体どんな会社なのでしょうか?

キャステムの会社概要

従業員数250名以上、グループ企業全体の従業員数は約1,500人。

製菓会社として創業し、工場の隅で鋳物づくりの技術を完成させ、他社には真似できないハイレベルなロストワックス精密鋳造技術を確立した、広島県福山市に本社を構える会社です。

株式会社キャステムのここがスゴイ!

1、ロストワックスの技術がスゴイ!

株式会社キャステムホームページより引用

引用元:http://www.castem.co.jp/technology/lostwax_product.html

これまで切削加工によってしかなしえなかった高精度のネジやギヤまで製造可能で、業界他社の追随を許さないハイレベルな品質を示しています。

2、会社の成長がスゴイ!

ホームページの会社概要を見ると

  • 2010年度 30億円
  • 2011年度 44億円
  • 2012年度 45億円
  • 2013年度 45億円
  • 2014年度 50億円
  • 2015年度 52億円
  • 2016年度 54億円
  • 2017年度 60億円

と2010年に30億円だった売上が、2017年には60億円の2倍にまで成長しています。倒産、廃業が続く鋳造業界の動向などどこ吹く風といった感じで、高度経済成長期並みの右肩上がりの成長を遂げています。

3、事業内容の範囲がスゴイ!

中心となる製造業としてのロストワックス、メタルインジェクションの他、CTスキャンや3Dプリント、試作品製作などの相談や依頼が可能なものづくりスペース「京都LiQビル」、「金属」をテーマにしたカフェで、個人のオーダーメイドサービスも受け付ける「IRONCAFe」のカフェ運営事業(2019年秋にサービスをリニューアルして「META MATE(メタマテ)」の名称で日本橋へ移転)、セールスプロモーション、各種販促イベントの企画、立案に加え、先日発表のあった農業事業への参入もあり、およそ製造業とは思えない事業範囲をカバーしています。

4、新しい取り組みがスゴイ!

先日の新元号に関するグッズを始め、ミニチュア工具セット、等身大のロビンマスク、元ボクシング世界チャンピオンの本人の手を型取りして製作した手型などなど、自社の技術を使って様々な新商品の企画にチャレンジしています。

その他の製品に関してはこちらを参照

また先日「みんなのロケットパートナーズ(略称:みんロケ)」が発足された際には設立時パートナーの1社として名を連ねており、広島のリアル下町ロケットの会社となりそうです。

5、社長がスゴイ!

そんな株式会社キャステムをまとめているのが代表取締役社長が戸田拓夫氏。自分がやりたいことを思いっきりできる会社にしようと、ご自身の理念で会社を大躍進させた手腕の持ち主です。

また、キャステム代表取締役社長という顔の他に、折り紙ヒコーキ協会の会長でもある戸田社長は、折り紙ヒコーキの滞空時間「29.2秒」のギネス世界記録保持者で、関連する書籍は30冊も出されている紙ヒコーキ界の第一人者。紙ヒコーキを飛ばそうとネパールの地では銃を突き付けられた経験や、数年前に安倍首相と共に南米への海外遠征に挑んだ際には、各国の大統領に紙ヒコーキを渡すミッションを見事完遂したという逸話もあります。

TEDでも登壇をしているので是非一度ご覧ください。動画内にはギネス世界記録になった折り紙ヒコーキを飛ばすの動画もあります。

そんな戸田社長の生の声を聴くチャンス

いろいろとスゴイ経歴の会社と社長ですが、来月5月29日(水)にその戸田社長をスピーカーにお迎えてして第5回 TECHNO-PORT TALK NIGHTを開催します。

夢をビジネスに変える力 〜倒産、廃業が続く鋳物業界で成長を続ける勝ち残り戦略とは~

【セミナー概要】
開催日時:2019年5月29日(水)18:00 〜 20:30
<17:30〜受付 18:00〜講演 19:30〜懇親会>
場所:Garage Sumida(ガレージスミダ)

場所は第4回と同じGarage Sumida。浜野製作所様のご厚意にあずかり、場所を提供していただけることになりました。前回参加頂いた方も、今回は浜野社長と戸田社長の対談も聞けるかもしれません。下記詳細を是非ご確認ください。

詳細はこちらかこのサイトのサイドバナーなどにリンクがありますので是非チェックしてみてください。

また今回のセミナ―に関して多大な協力を頂きました、株式会社メタマテの長瀬様、ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

皆様のご参加をお待ちしております。よろしくお願いします。

意外と簡単?ホームページに動画や翻訳機能を埋め込む

こんにちは、テクノポートの渡部です。他社のホームページを見ているときに、

  • 自社のホームページも動きのあるホームページにしたい。
  • 自社のホームページも英語のページを用意したい。
  • 技術や製品を紹介する動画を埋め込みたい。

など、自社のホームページにも取り入れたいような機能を見かけたことはありませんか?今日は意外と簡単なホームページに実装できる機能についてご紹介したいと思います。

依頼すれば簡単に実装できる機能

ここで紹介する機能については、弊社のコンサルティングサービスに契約の方々、またリニューアル時にあらかじめ相談頂ければ基本パッケージの金額から追加の費用をかけずに実装できる機能です。制作会社によって対応の金額は変わるかと思いますが。

結論から言ってしまえば、メイン画像をスライドさせて動きのあるホームページにしたいという要望に関しては、簡単にお応えできます。実際弊社で制作させて頂いているホームページの半数以上はメイン画像がスライドする仕様になっています。

ただ、メイン画像を多く設定し過ぎると、最後の方のメイン画像は見られなくなってしまいますので、多くても、5枚ぐらいまでに抑えておくことをおススメしております。

動画(コンテンツ部分に埋め込み)

動画に関しては、以前サーバーの容量や出力の方式など、いろいろと大変な時期もありましたが、現在、動画のほとんどは「youtubeにアップロードして埋め込む」という手法を採っています。こうすることで、自社のサーバーの容量も取ることなく簡単に「馴染みのあるプレイヤー」として埋め込むことができます。

アップロードにはyoutube(google)のアカウントは別途用意する必要がありますが、無料で取得することができます。動画についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

動画(背景に埋め込み)

最近ではホームページの背景に動画を埋め込むケースが増えてきました。現在弊社のホームページでも、背景に工場内をドローンで撮影した動画を使用していますが、こういった動画は下記ホームページから購入できます。金額は高解像度のものでも、1万円を切る金額です。動画さえあれば埋め込むことは簡単なので、気軽に相談して頂けたらと思います。

PIXTA動画素材

翻訳

弊社に相談頂く案件として多いのがホームページの英語化です。海外との取引を視野に入れてホームページを英語化したいという事なのですが、日本語版のホームページを「英語に翻訳」して「日本語と同じレイアウトで英語化したものを作る」となると弊社でも別途見積もりをさせて頂いております。ただ簡易的な方法として、「翻訳ツール」を埋め込むという方法があります。

つい最近までは、上記のキャプチャーの様に「google翻訳」が埋め込めたのですが、2019年から新たには埋めこめなくなってしまったで、代わりに無料で使えるツールとして、「bing翻訳」があります。(1言語のみ、5,000PVまで)

翻訳の精度に関しては、機械的な翻訳なのであまり信用はできないのと、日本語と英語でテキストの長さが違うため、一部でレイアウト崩れがおきてしまう可能性が高いので、本当にとりあえずといった感じです。しっかりとした英語のホームページをつくるのであれば、有料の埋め込みシステムの利用や、コストをかけて英語版ホームページをしっかりと作る必要があります。

様々なことができるようになったホームページ

昔は容量や通信速度の関係で動画が掲載できないなどの問題や、Web上で翻訳するシステムなどはなかったので、最近ではこういったことには費用をかけなくても対応出来ることが多くなってきています。これはお金が結構かかるかな、と悩む前に一度制作会社に相談をしてみて頂ければと思います。

テンプレ講習会実施レポート(2019年1月)

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。

覚えていらっしゃいますでしょうか?昨年の12月にホームページを自作しようと立ち上がった4人の勇士のことを。

※その時の記事はこちら

時は流れ、2019年1月24日。今回皆さんの予定を合わせて頂き、弊社から説明をさせて頂きながら一緒に制作作業をさせて頂きました。実は前回説明をさせて頂いてから、今回の講習会まであまり進んでいなかった人も多かったようで・・・。でも、ホームページを自分で作る為にと立ち上がった方々ですので、今回はみんなで集まって制作を少しでも前にと進めさせて頂きました。

※今回波多野さんは、インフルエンザで欠席となりました。

現状の問題点とご意見

まずは皆様に公開しているマニュアルについて意見を頂いたところ、

  • マニュアルにわかりづらい点がある。
  • 特に専門用語がいくつか並んでいるとわからなくなる。

とご意見を頂き、これからマニュアルのテコ入れをしなければと感じているところです。ただ同時に

  • シンプルで使いやすい。

というご意見も頂き、誰でも使えるということを目指しているこのプロジェクトを進めている身としては嬉しい限りです。

今回の作業内容

今回集まって作業して頂いたのは主に3つ。

  • 「プラグインの設定」
  • 「固定ページの作成」
  • 「メニューの設定」

です。

プラグインの設定

プラグインというのはWordpressを運営していく上での拡張機能で、今回は「SEOの対策設定」「お問い合わせフォームの作成」「バックアップファイルの作成」といった機能を追加するプラグインを入れてもらいました。このサイトにもお問い合わせフォームがありますが、このお問い合わせフォームも同じプラグインの機能を使って作っています。このように難しそうなお問い合わせフォームもプラグインでで簡単にできてしまうのが、Wordpressのいいところですね。ちょっとお手伝いはさせて頂きましたが、問題なくお問い合わせフォームも作って頂くことができました。

その他、バックアップの取り方に関してはちょっとマニュアルの方が物足りないということもあり、次回へ向けて弊社の宿題とさせて頂いております。

固定ページの作成

おそらく最も時間も費やすことになるであろう固定ページの作り方について一通りご説明をさせて頂き、まずは会社概要やテストページなどを作って頂きました。「自分で作った物がそのまま見える形で出来上がる」という体験に興奮気味の荻野さんでした。(多少のお酒は入ってました。)

メニューの設定

最後に作ったページを見える形でグローバルメニューに追加する方法をお伝えし、今回開発しているテンプレートでは横並び+アコーディオンでのメニューになっていますので、ちょうどこのものづくり経革広場の様なメニューを簡単に作ることができます。

終わった後は懇親会

須崎さんは予定が合いませんでしたが、一通り作業が完了した後はそのまま懇親会です。今回は私の知人の上野の店で開催をしたので、講習会と懇親会をそのままの場所で行っていますが、次回は4人の皆様の中間の場所で開催したいと思っています。

これからの予定

一旦固定ページの作り方等をご説明させて頂いたので、皆様の作業進捗を見ながら、何度かこのように皆さんで集まる機会を設けていきたいと思っています。集まりがないとなかなか腰が上がらないというのも事実の様で・・・。制作進捗でどのようなものができているのか、であったり、使い勝手などが気になるという方は、弊社にお問い合わせ頂くか、モニターの方にお声がけ頂けたらと思います。

正式リリースした後も定期的に講習会や質問会は設けていきたいと思っています。まだ様々なバグが残っていたり、使いづらいところがあったりといった状態なので、正式リリースができるようになりましたら、またご連絡させて頂きます。

ワードプレスも使えて月額270円(税込)~。おすすめレンタルサーバー会社5選

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。明けましておめでとうございます。以前に「御社は大丈夫?Webサーバーとメールサーバーについて」という記事を書きましたが、ホームページを新規に制作する、またはリニューアルするという時に、どのサーバー会社を選べばいいのか。これまでにもお話している様に最近のホームページは、ワードプレスというプログラムを使って作成される事も多いため、ワードプレスが使えるレンタルサーバーの会社を5社紹介したいと思います。

前提条件

ワードプレスが使えるということも条件ですが、それだけだと大量にレンタルサーバーの会社が出てきてしまいますので、今回下記の様な条件を設けました。

  • データベースが利用でき、ワードプレスのインストールが「簡単に」できる
    手動インストールという荒業もありますが、基本的には管理画面から数クリックで出来るサーバーにしました。ワードプレスのインストールに必要なデータベースに関しては、最低1つ。今後を考え複数使える事も視野に入れています。
  • ドメイン管理・取得が一緒にできる
    ドメインについても「co.jp」のドメインが取得できる事を条件にしました。
  • メールアドレスの管理ができる
    管理画面で独自ドメインのメールアドレスの管理ができ、ほぼ無制限でアカウントが作成できることを条件にしました。
  • 価格が1,000円以下
    この条件はかなり厳しく、この条件を緩くして3,000円までにすると選択肢がぐっと広がります。ただ、機能を見る限りオーバースペックなサーバーばかりでしたので、1,000円以下のサーバーでも十分に機能を果たせます。
  • サポート体制が整っている
    ネット上で申し来むレンタルサーバーというと不安なのが、サポート体制です。出張サポートはさすがにないですが、電話サポートで対応してくれる会社はあります。
  • 無料共有SSLが使える
    最近よく言われるようになったホームページの暗号化通信ですが、その料金はサーバー会社によって様々です。今回は無料でSSL通信が使えるサーバー会社を選びました。

厳選レンタルサーバー5社

上記6つの条件を満たす会社を5つピックアップしました。価格はすべて税込みです。

ロリポップ スターサーバー お名前.com さくらのレンタルサーバー カゴヤジャパン
ワードプレス
ドメイン
メールアドレス 無制限 500個 無制限 無制限 ×
価格 270円/月~ 270円/月~ 972円/月~ 428.5円/月~ 432円/月
サポート体制 メールのみ メールのみ 電話OK 電話OK 電話OK
無料共有SSL

ロリポップ(ライトプラン:270円/月~)

上記の条件をほぼすべて網羅していて、この値段です。惜しいことで言えば、電話サポートは無いことと、データベースが1つしか使えないことぐらいです。ただし540円~のプランにすればデータベースが30個まで使えて、電話サポートがつきます。270円~としているのは、長期(6か月以上)の契約で割引でこの金額になるということです。

スターサーバー(ライトプラン:270円/月~)

上記のロリポップとほぼ同じサーバーの仕様で価格も同じです。データベースは1つ。電話サポートはありません。前述の通り、こちらも長期(6か月以上)の契約でこの金額になります。違う点と言えば、契約を上位に挙げたときの仕様が多少違います。こちらは540円~プランにすればデータベースを20個まで使えるものの、電話サポートはありません。

お名前.comのレンタルサーバー(SD-11:972円/月~)

上記2つに比べるとデータベースを最初から50個使えて、容量は倍の200GB。電話サポートがあり、ドメイン代が安いのと、月初に申し込めば、最大2ヶ月サーバー無料の特典がついています。こちらの長期契約割引は24か月以上の契約になります。ドメインだけお名前.comで取っているという方は、少々値段がかかりますが、そのままその会社のサーバーが使えます。

さくらのレンタルサーバー(スタンダードプラン:428.5円/月~)

この値段でデータベースは20個が使えるので、複数のサイトを運営することが前提であればここが最も安いです。電話サポートもあり、ワードプレスのインストールがマニュアルはあるものの、他の会社と違いクリックだけとはいかず少し煩雑なのが難点です。金額が半端なのは年一括払い5,142円/年だからです。

カゴヤジャパン(WordPress専用サーバー:432円/月)

このサーバーはなんと、ワードプレスが最初からインストールされているサーバーなのでインストール作業そのものがありません。契約してすぐにワードプレスが使えるようになります。ただし注意点としてドメインは別で契約をしないといけないことと、メールサーバーは別途契約をしないといけません。メールは別のものを使っているような方向けです。

一番のオススメは?

上記5つの中でどれかをと言われれば、ロリポップかスターサーバーをオススメします。270円/月~とはいえ十分な機能がありますので、ワードプレスを使ってのホームページ制作に問題はありません。どうしても不安な方はロリポップの540円/月~のプランにすれば電話サポートもつきます。スターサーバーの方は電話サポートはありませんが、メール等の問合せは比較的すぐに対応してくれますし、弊社でよく使っているサーバーですので、気軽にご相談ください。

製造業用ホームページテンプレート開発プロジェクト始動

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。

自社のホームページを自作でリニューアルしたい。とはいえ、自作で頑張ってもオシャレなホームページができないだろう。といろいろな板挟みの中、諦めてきた方も多いのではないでしょうか?

そんな中、今回一念発起して立ち上がった4人を紹介します

株式会社関東精密:杉田さん

株式会社関東精密神奈川県横浜市で金属加工を生業とし、一方で個人の方向けに金属加工ができる設備を貸すメタルDIYを運営しています。今回、自社ホームページではなく、5軸加工に特化したサテライトサイトをリニューアルする予定です。

岐阜精器工業株式会社:波多野さん

岐阜精器工業株式会社は大田区で精密プレス金型の製造、販売をしている会社で、中国に工場を持ち、今回、中国と日本を行ったり来たりしながら自社のホームページをリニューアルする予定です。

株式会社クボプラ:須崎さん

株式会社クボプラは東京都青梅市でプラスチックの、切削、接着、溶接、曲げなどの加工を営む会社です。今回ホームページをレスポンシブに対応したいと思っていたということもあり、自社のホームページをリニューアルする予定です。

株式会社きよらエデュケーション:荻野さん

何かと製造業との関わりが多い株式会社きよらエデュケーションの荻野さん。杉田さんからの紹介で、今回は学童保育に関するコンテンツマーケティングのサイトを立ち上げる予定です。

WordPressでのホームページ制作

ホームページの制作の手法にはいくつかありますが、今はブログ感覚で制作・更新ができるWordPressというプログラムを使って制作するケースが多くなってきています。ただこのWordPressというプログラムは、自由にカスタマイズができるとはいえ、相応の専門の知識が無いと自由にカスタマイズとはいきません。

そこで現在では、専門の知識が無くてもオシャレなデザインができるようなテーマのテンプレートがいくつも開発されています。その中でも飲食店用、診療所用、サロン用、アパレルショップ用など、ホームページをつくる会社や店舗に合わせて数多くのテンプレートが販売されています。ただ、企業用、さらには製造業向けのテンプレートというとほとんど無いというのが現状です。

製造業用ホームページテンプレート開発プロジェクト始動

そこで現在弊社で、製造業の方々向けに、ホームページ制作の知識が全く無い人でも、ホームページの制作ができるようなテンプレートとマニュアルの開発をおこなっています。今回上記4名の方にはこのモニターとしてホームページを自作して頂くという訳です。

既に4名ともWordPressのインストールまでは終わっており、来年の春の完成に向けて少しずつ動き出しているところです。今後、各人の制作状況や出来上がったものなどのレポートをお送りしていく予定です。開発も同時進行で行っており、製品版として皆様に提供できるようになりましたら、またこちらでご連絡します。

何となくですが、制作が滞るような気がしています。ですので、これを読まれた方で上記4名に会うような機会がありましたら、進捗状況を聞くなど突っついてみてください。それではサイトの完成にご期待下さい。

ワードプレスで制作されたホームページのバックアップを取るプラグイン2選

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。皆様がお持ちのホームページはどのような手法で制作されているでしょうか?こちらの記事でも紹介していますが、汎用性が高く、更新などのメンテナンスも比較的簡単に行えるWordPressを使ってホームページを制作されている方も多いのではないでしょうか?最近では有料、無料のテンプレートを使って自分でも簡単にホームページを作れるようになってきています。

本日はWordpressで制作されたホームページのバックアップの取り方についてご紹介します。

通常とは違うバックアップの取り方

WordPressを使って制作されたホームページには便利な「プラグイン」を入れることで、簡単にバックアップを取ることができます。

以前に紹介した様なFTPにつないで丸ごとダウンロードしてくるという様な手法もあります。この方法では、デザインや画像ファイル、Wordpressの設定ファイルなどはバックアップが取れますが、肝心の中身のテキストがぽっかり空いてしまうことになります。WordPressを使って制作されたホームページというのは、デザインなどについて書かれたHTMLやCSSのファイルと、実際の中身が書かれたデータベースのファイルが別々の場所にある為です。

おすすめのプラグイン

数あるバックアップのプラグインの中でオススメなのは下記2つです。どちらも一長一短なので、比べてみて自分にあった方を利用してください。どちらも無料で利用できます。(より機能が充実した有料版も有り)

UpdraftPlus

UpdraftPlusはバックアップのプラグインで最も利用されているプラグインです。大きな理由はバックアップだけでなく、復旧もできる優れ物だということです。バックアップの先には他のFTPサーバーや、プラグイン専用のサーバー(有料)、E-mail、DropBoxなどが選べますが、別のアドオンを入れたり、そのアカウントを作ったりと少しコツが必要です。

とはいえ、設置しているサーバーがダウンした時の為のバックアップなので別のサーバーに取ることが推奨されるのは当然のことです。設定さえできれば非常に有力なプラグインなので是非挑戦してみてください。

詳しい使い方はこちらを参照ください。

ただ、バックアップのスケジュールを月に一回等の設定はできるものの、何日の何時というように細かい設定ができないという難点があります。(時間指定をするには有料版へのアップグレード(7,500円/年)が必要)

BackWPup

backWPupは簡単にバックアップを取れるプラグインの一つで、もちろん無料で利用できます。初心者の方は個人的にこちらがおススメです。

バックアップ先は先ほどと同じ場所の他、同じサーバー内フォルダが選べます。サーバー内のフォルダに残しておいても、サーバー自体がダウンした際には復旧できませんが、「カスタマイズをしていてホームページを壊してしまった」「外部からの改ざんをうけて壊れてしまった」という様な時にはここにバックアップがあるだけでも復旧することができます。取得したバックアップのファイルはプラグインの中からダウンロードできるので、それを定期的にローカルに残しておくという多少の手動を挟めば、サーバー上以外にもバックアップを取れるので問題ありません。

また、こちらのバックアップのスケジュールは月に1回、週に1回などといった頻度や、実行する時間帯まで細かく設定できるので、アクセスがほとんどなくなる深夜の時間帯に設定することで、サーバーに負荷がかかることなくバックアップを取ることができます。

詳しい使い方はこちらを参照ください。

欠点としてはUpdraftPlusとは違い復旧機能がついていないので、復旧させるためにはWebに関する相応の知識が必要です。

一度入れてしまえばあとは自動で

手動で定期的にとなると面倒なバックアップですが、Wordpressのプラグインは基本的には一度設定してしまえば、後は自動でバックアップを取り続けてくれます。もし、Wordpressのホームページでバックアップのプラグインが入っていない方は挑戦してみてください。

ホームページの制作を外注していて心配な方は、一度ホームページの制作会社に聞いてみてください。

コンテンツマーケティングを始める時に気をつけたいこと

こんにちは。ものづくり経革広場の渡部です。このメディアでも何回か取り上げていますが、近年コンテンツマーケティングという言葉と手法がよく使われるようになってきました。ただ、言葉が独り歩きして、誤解している人も多いのではないかと思いますので、再度背景や、定義について確認したいと思います。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングに関しては、Content Marketing Instituteサイトに下記の様に定義されています。

Content marketing is a strategic marketing approach focused on creating and distributing valuable, relevant, and consistent content to attract and retain a clearly defined audience — and, ultimately, to drive profitable customer action.

コンテンツマーケティングは価値があり、目的との関連性が高く、一貫性を持ったコンテンツの作成と配信に重点を置いたマーケティング手法であり、明確に定義された視聴者を引き付けて保持し、最終的には収益性の高い顧客行動を促します。

※引用 https://contentmarketinginstitute.com/what-is-content-marketing/

わかったようなわからないような文面ですが、要するに「ターゲットユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成、配信して、自社へ引き付けるマーケティング手法」という風に捉えて頂けたらと思います。

コンテンツマーケティング≠オウンドメディア

実は意外と勘違いされている方も多いのではないでしょうか?実は私も最近まで混同していました。コンテンツマーケティングをする上で、自社サイトとは別のオウンドメディアを作ることが多いだけで、必ずしもイコールの関係ではありません。コンテンツマーケティングがマーケティングの「手法」であるのに対し、その「手段」としてオウンドメディアがあるという関係です。

上記の定義から言えば、目的もよくわからずただ情報を垂れ流すオウンドメディアや、アクセスを集めて広告収入を得るようなまとめサイトはコンテンツマーケティングとは言いません。

広告の時代からコンテンツマーケティングの時代へ

ユーザーにコンテンツを配信して、自社に引き付けるのであれば、TVCMや新聞、雑誌などの広告とも混同しそうですが、最も違う点は「ユーザーにとって価値がある」という点です。企業側から発信される広告がユーザーにとって価値がないという訳ではありませんが、広告の効果がこの10年で効果は大幅に低下しているのは事実です。

理由は主に下記の3つです。

1、デジタルメディア(PCやスマホ)の普及

特に若年層では顕著で、TVや新聞よりもPCやスマホで情報収集をする事が増えています。同じような広告を出したとしても以前よりも多くの人の目に触れなくなりました。

2、マスコミの信用力の低下

これはここ数年の話で、あまり多くは語りませんが、メディアそのものの信用力の低下も要因の一つと思います。

3、SNSの浸透

皆さんも少なくとも一つはSNSのアカウントを持っているのではないでしょうか?SNSが広く一般に普及したことで、生活者同士の情報の共有する様になり、作られた情報は価値を失いました。企業がわでいわゆる「作られた情報」にはリアルさがないと消費者が気づき始めているからです。

コンテンツマーケティングによって実現できる効果

ではコンテンツマーケティングで実現できる効果とは何でしょうか?いろいろな波及効果も期待できますが、具体的には下記の様な効果が考えられます。

  • 新しい気持ち、欲求を芽生えさせる
  • ブランドや商品の価値、メッセージに気づいてもらう
  • ブランドや商品への興味、期待を高める
  • 購買欲求の喚起/購入前の納得感を高める
  • 購入後の満足感を高める
  • ファンとの関係を深める

目的によって、戦略の立て方がガラッと変わりますが、単に広告を出して知名度や購入を促すといった効果以外にも効果を期待できることがポイントです。

コンテンツマーケティングを始める前に

そのような効果が期待できるのであれば自社でも始めてみようと思ったそこのあなた。ちょっとストップです。まずは始める前に下記4つの質問を自問してみてください。

1、実現したい目的は何なのか??

コンテンツマーケティングを始める上で果たしたい目的は何ですか?ここがぶれてしまうと、発信していくコンテンツのネタが切れてしまうだけではなく、運営がただただ重荷になっていくだけです。

2、今やっていることだけでは実現できないのか(代替ではなく)??

現状やっている他のマーケティング手法だけでは実現できないことなのか考えてみてください。重要なのは単純に既存施策と比較するのではなく、プラスオンする気持ちで考えてください。

3、続けていけるだけの規模、可能性はあるか??

始めたとして、継続していくだけ機会規模が充分かどうかやターゲットのニーズがあるかどうか、時間や資金を投じるだけの価値があるのかどうかです。

4、自社で想定されるリスクはクリアできるか??

具体的には、継続していくだけの人員や、費用の面で確保できる資源はありますでしょうか?また、社内規定などで実際は発信できなかったとはならないでしょうか?

スモールスタートといって「とりあえず」始める事はしない

スモールスタートだからといって「何となく」「とりあえず」始めるのは危険なので避けてください。労力の無駄になる可能性が高いです。どんなに小さくスタートするとしても上記を一旦戦略に落とし込んだ上で、戦略のゴールに向かってPDCAを回していくことが大前提となります。戦略の立て方や評価の仕方についてはまた別の機会にお話できたらと思います。

2018年8月 googleのコアアルゴリズムアップデート

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。もう先月の話になりますが、2018年8月1日にgoogleのコアアルゴリズムが大幅にアップデートされました。検索の順位変動に敏感な方は「順位が急に上がった」「順位が急に下がった」と思った方もいらっしゃるかもしれません。常日頃アップデートを繰り返しているgoogleの検索アルゴリズムですが、今回のアップデートで大きく変わったことと、今後の対策について考えてみたいと思います。

どのようなアップデートがあったのか?

まずどのようなアップデートがあったのかについてですが、googleの公式はtwitterで下記の様にツイートしています。

ーざっくり日本語訳ー

今週年に数回行うコアアルゴリズムのアップデートをしました。3月にも伝えた様に今後もまだ続くよ。

具体的にどんな風に変わったのかは言及されていませんが、3月にもあったような大幅なアップデートがあったとのことです。3月にあったGoogleのアルゴリズムのアップデートの方向性として「YMYL」というキーワードがあり、どうやらそれに関するアップデートの様です。

「YMYL」とは

「your money or your life」の略です。

どこかのCDショップのキャッチコピーみたいですが、お金や健康など「人生を大きく左右するような」コンテンツに関しては、「専門性」や「権威性」などを考慮して、信頼性があるかどうか品質をしっかりチェックして評価しますというガイドラインです。

少し前のことになりますがDeNAが運営していたキュレーションサイトが、すべて閉鎖になった事件がありました。専門的な知識が薄いとされる人でも内容がちゃんとしていれば、(リライトがほとんどだったのが問題でしたが)上位表示されていたのですが、google側でも対策をし、信頼できる情報源と思われるものを上位表示するようにガイドラインが変更になっています。

今後の対策は?

googleのアナウンスからすると年内にあと1回はコアアルゴリズムのアップデートを残している様に思います。現状公式からアナウンスされている内容や今回順位変動で、上位に上がったサイトをいくつか調べて、今後の対策を考えました。

1、専門的な知見をもってオリジナルのコンテンツを作る

キュレーションサイトで問題になったのが、リライトといって他の記事の順番を書き換えるなどしてコンテンツを作成する手法です。御社のサイトもどこか他のサイトからコピペした内容を一部書き換えたりして、コンテンツを作っていませんか?もしそのようなコンテンツがあるとすれば要注意です。ペナルティとまではいきませんが、今後順位が下がってしまう危険性がありますので、自社の言葉で再度書き直すようにしてください。

2、情報の拡散に努める

SNSなどを使って自社の情報の拡散に努めてください。先ほど「信頼できる情報源」とお伝えしましたが、その指標となるものの一つが「被リンク」です。ただ、対策としてSEO業者などから「被リンクを購入する」という様な手法はやめましょう。有益な情報であれば、自社の情報は自然とSNSやブログからリンクが張られるはずです。そのような有益な被リンクを集めるためにも1でお伝えした様な自社オリジナルのコンテンツを作ることに力を入れて頂ければと思います。

3、定期的に対策キーワードの順位を調べる

大幅なアップデートは年に数回とはいえ、日常的にgoogleの検索アルゴリズムは変更されていますので、小さなアップデートでいきなり大きく変動することもあります。以前に紹介したGRCを利用するなど、対策キーワードの順位を定期的に調べておきましょう。

今後もgoogleの検索アルゴリズムの動向には目を光らせておきますので、情報が入りましたらご連絡します。

「保護されていません?」「http://」と「https://」の違いについて

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。

先日2018年7月24日にchromeがバージョン68にアップデートされ、SSL化していないサイトに関して、入力する箇所があろうがなかろうが、問答無用で「保護されていません」のテキストがURLバーに表示されるようになりました。以前のバージョンでは検索バーなど「何か入力するものがあり、入力しようとした場合」に限られていました。

※弊社コーポレートサイトはSSL対応していないため、アクセスした段階でこの表示がされますが危険なわけではないのでご安心ください。

このものづくり経革広場はSSL対応しているので「保護された通信」と表示され、URLがhttps://になっています。

「http://」と「https://」の違い

まず2つのホームページのアドレスバーを見て頂くと、ものづくり経革広場のホームページには「https://」とURLのhttpの後に「s」がついています。(「http://は表示上省略」)これまであまり気にしていなかったかもしれませんが、「http://」と「https://」には明確な違いがあります。「https://」のホームページでは、SSL通信という暗証鍵を使ってテキスト等を暗号化通信します。こちらから入力するものがなければ、暗号化されるのはホームページのデータだけなので、個人情報を吸い取られたりはありません。

ログインを必要とするサイトや、ECサイトなどのクレジットカードなどの情報を入力するサイトでは「https://」が必須となっています。

自社サイトへの対応策

必須ではありませんが、自社サイトの常時SSL化の手続きをして「http://」→「https://」へ変更することをおススメします。googleは常時SSL化を推奨していて、googleの検索画面でも常時SSL化がされ、2016年末にyahooでの検索画面でも常時SSL化がされました。これによってgoogleアナリティクスでキーワードが取れなくなったわけですが・・・。

常時SSL化の利点

セキュリティ面で強化されるのはもちろんですが、具体的には3つの利点があります。

  1. ホームページが本物であることが証明され、信頼性が上昇
  2. 「保護されていません」のテキストを見て離脱されるのを防止
  3. SEOの観点から、検索順位アップに寄与

1について、常時SSL化した成りすましサイトを作成することは事実上不可能な為、本物のサイトであることの証明になります。また2については、現在chromeのみでの現象なので、大きく影響するものではありませんが、3については現在検索エンジンの大きなシェアを握るgoogleからSSLが推奨されていることから検索順位に多少の影響があります。ただ、競合サイトと比べてがほぼ同じレベルなら「https://」の方を優先するぐらいの感覚です。

常時SSL化の手続きについて

常時SSLの対応についてはホームページ制作会社ではなく、サーバー会社との契約になります。googleからのガイドラインで常時SSLにしましょうというアナウンスが出ているので、準備しているサーバー会社も多いです。

料金について

SSLの認証方法は大きく3つ「ドメイン認証」「企業認証」「EV認証」があります。

  • ドメイン認証(認証レベル1):ドメインに登録されている登録者を確認により、発行される証明書で個人でも取得可能。
  • 企業認証(認証レベル2):ドメインに登録されている登録者プラス運営している企業の実在性に確認により発行される証明書で法人のみ取得可能。ECサイトの運営には認証レベル2以上が必要になります。
  • EV認証(認証レベル3):企業認証に比べて運営している企業の実在性を厳格な認証方法で確認するため、最高度の信頼性を持ちます。法人のみ取得可能で、アドレスバーに企業名が表示されるようになります。

料金はサーバー会社によって変わりますが、「https://」のURLでSSL通信をするだけならドメイン認証でOKです。ドメイン認証であればサーバー会社によっては無料で対応しているところもありますが、年間数千円の費用がかかる事もあります。

現在、セキュリティの観点から世界的にSSL通信へ変更する過渡期にある状態です。いつかは対応したほうが良いことなので、もしホームページのリニューアルをお考えでしたら、一緒に対応しておくことをおススメします。

ECサイト構築の方法とそのメリット・デメリット

こんにちは。ものづくり経革広場の渡部です。ホームページ制作の相談を受ける際、

「自社の製品を販売していきたいからECサイトができないか?」

と相談を受けることがあります。皆さんも自社製品を作ると同時にそのようなことを考えたこともあるのではないでしょうか?本日はECサイト構築の方法とそのメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

ECサイト構築の方法

まず構築の方法ですが、大きく分けて下記の3つがあります。

  1. 自社サイトにEC機能を付ける
  2. ECサイトを別途制作する
  3. EC機能のついたショッピングモールに出店する

それぞれのついてメリットとデメリットを見てきましょう。

自社サイトにEC機能を付ける

自社のサイトにそのままECの機能を追加する方法です。弊社でお手伝いをさせて頂いた例だと下記のサイトになります。

株式会社デジタルファクトリー(https://dfc-3d.com/

この構築の方法の最大のメリットは、SEO対策から集客したユーザーを、そのまま購入というアクションまでスムーズに誘導出来る事です。それも併せ下記の様なメリットとデメリットがあります。

【メリット】

  • 自社のサイトに訪問してきた人をスムーズにECに誘導できる
  • 運用コストが安い

【デメリット】

  • EC機能の構築や自社サイトのSSL化などで初期コスト、工数がかかる
  • 自社のサーバーの状況次第では対応できず、サーバーを引っ越す必要がある

ECサイトを別途制作する

自社サイトとは別に、別ドメイン、サブドメイン等でECサイトを丸ごと制作する方法です。やり方としては、

  1. 全く新しくゼロからECサイトをオリジナルで作る
  2. ECサイト制作サービスを活用してECサイトを制作する

の2つがあります。1の方法に関して、自社サイトに付ければいいという考え方もありますが、自社の事業内容と全く違うものを販売する場合、別サイトを作った方が良いこともあります。

ECサイト制作サービスは今では多数ありますが、「BASE」というサービスが無料でECサイトを制作できるサービスとして台頭してきています。(https://thebase.in/

BASEはサイト構築費や月額利用料がすべて無料で、商品が売れた時や、お金を引き出す段階で料金が発生するシステムなので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?以前に取材させて頂いた株式会社日翔工業さんのグラスや、有限会社相和シボリ工業さんの漆タンブラーなどはこちらのBASEで販売サイトが制作されています。

株式会社日翔工業(PROGRESS)http://sunfly.shopselect.net/

有限会社相和シボリ工業(漆タンブラー)https://kintai.thebase.in/

【メリット】

  • 自社の事業と関係のない製品でも問題なく販売できる
  • ECサイト構築のサービスを活用する場合、テンプレが豊富に用意されているものもあり、素人でも制作が可能

【デメリット】

  • あくまでも自社サイトとは別になるので管理が大変
  • サービスを活用しない場合、通常のサイトを作るよりも工数、コストがかかる

EC機能のついたネットのショッピングモールに出店する

有名なところでいうと「Amazon」や「楽天市場」に出展する方法。最近では個人でも出品可能な「メルカリ」もあります。

【メリット】

  • 出店先サイトのEC機能を利用するので、自前で用意する必要がなく、そのサイトに登録していれば、ユーザーが決済に必要な情報を入力する手間を省く事が出来る
  • サイトの構築をしなくて済むので手軽に始められる

【デメリット】

  • 月額の費用や、商品が売れるごとの手数料が他の方法に比べると高い

で、結局何がいいのか?

いろいろECサイトについて構築方法を紹介しましたが、結局自社にとってどれが一番いいのか?について。まずは自社製品の販売をしていることを自社サイトにて掲載し、お問い合わせフォームの個別対応から始めることをおススメします。

その際には注文専用のお問い合わせフォームの別途作成や、お問い合わせ内容にそのままコピペできる、注文用テンプレートを用意するなど、「注文しやすい」仕組み作りは心がけましょう。

その後、販売がある程度見込める規格品の販売に関して、自社での手間が大変と感じるようになってきた段階で、ショッピングモールへの出店や自社サイトのEC機能追加を検討するぐらいでいいと思います。その際にはかかるコストと削減できるコストや手間を比較計算してそれに見合う方法を見つけてみて下さい。

製造業にとって最適なホームページのデザインとは?

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。

ホームページ制作の企画が決まって、デザインの段階になったときにお客様に要望を聞くのですが、その際に「今の流行りやトレンドって何ですか?」といった質問を受けることがあります。端的に言えば今は「フラットデザイン」から、次のデザインへの変化の時期へ移り変わっている時期といえます(2018年5月時点)。次のデザインが何なのかについては、アニメーションを使ったものなど、たくさん出てきていますが、次のトレンドが何になるかはまだ定まっていないようです。

確かに、きれいでかっこいいデザインにしたいというのはあるかと思いますが、本日はこれまでのデザインの歴史を考えながら、製造業にとって最適なホームページのデザインは何なのかについて考えてみたいと思います。

流行りやトレンドが出来る理由

ファッションの世界等では、有名なブランドがその年の流行りやトレンドを作るとも言われていますが、ホームページのデザインの場合は少し違うと感じています。ホームページのデザインにおいて、流行りやトレンドが生まれるのには、その時代の背景がとても大きく影響しています。絵を描くようなデザインとは異なり、技術的な要素が色濃く反映されているのが特徴で、デザイナーというよりは制作するエンジニアがホームページのデザインのトレンドを作ってきたと感じます。

ポイントは「回線速度」と「スマホの普及」です。

かなり昔(ホームページ誕生初期~2000年)

HTMLとCSSのみのテキストが中心のデザイン

この頃はインターネットの回線速度が電話回線を使ったりとそれほど早くなかったため、画像を多く使用すると、「読み込みに時間がかかる」といった問題が発生していました。なので、画像はできるだけ使用せず、テキストが中心のホームページでした。

俳優の阿部寛さんの公式ホームページが今でもこの方式で制作されていて、懐かしいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

http://abehiroshi.la.coocan.jp/

少し昔から(2000年ぐらい~)

画像が多くなり1ページを意識したデザイン

日本でADSLが導入された2000年を境にインターネットの回線速度が早くなり、画像を多用しても、ある程度読み込みが早くなってきたました。そのため、画像を多用し、カラフルで見やすいホームページのデザインが主流になってきます。 2010年頃のホンダのホームページみたいなイメージです。

http://web.archive.org/web/20100315030156/http://www.honda.co.jp:80/

ちょっと前から(2010年ぐらい~)

JavaScript、JQuery、flashなどを使った動きのあるデザイン

段々ホームページを制作するエンジニアの技術が向上してきて、「キャッチ画像がスライドする」「アニメーションが追加される」などの「動き」がホームページにも取り入れられるようになってきました。Flashは一時期盛況な時期がありましたが、ブラウザの方が対応をやめることが多くなり、今はあまり使われなくなりました。何よりもスマホの普及し始めたここの頃に「スマホで対応してない」ということがあったため、廃れていったというのが本当のところだと感じています。

弊社の制作事例だと下記の様なサイトになります。

東京消防庁(2018年5月現在)の様なホームページです。

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/

今(2015年ぐらい~)

フラットなアイコンやバナーとスペースに余裕を持ったデザイン

益々スマホが普及し始めると、横長のデスクトップの画面に対して小さい縦長のスマホでもきれいに見れることが重要視されてきました。そこで、いわゆるレスポンシブルデザインと相性がいい「フラットデザイン」というのが今の本流となっています。

フラットデザインとは光沢感や立体感という視覚効果を、一切使用しないデザインの事を言います。

立体的なデザインがデスクトップではきれいに見えたものの、スマートフォンの画面ではうまく印象を与えることができないことが多々発生し、フラットデザインであれば、どんなデバイスでも印象があまり変わらないという理由からです。

弊社の制作事例だと下記の様なサイトになります。

山本ねじ工販

http://yamaneji.com/

これから(予想)

動画やアニメーションを使った体験型のデザイン

あくまでも予想ですが、これからは動画やアニメーションを取り入れたサイトが増えてくるのではないかと思います。デスクトップだけでなく、スマホでも高速の通信が可能になり、youtubeなどの動画サービスをスマホで見ている人も多いのではないでしょうか?

2014年にはFlashに変わって、ブラウザ上でも様々な動きを実装できるHTML5というホームページの技術が確立され、ますます「情報収集」という範囲を超えたホームページを「体験」するようなサイトが増えてくるのではないかと思います。

例えばこんなサイト

https://hataraku.com/special/horror/

※スマホ、イヤホン推奨、ホラーなので心臓の弱い方はおやめください。

製造業にとっての良いデザインとは?

では製造業にとってホームページのデザインはどのようなものが良いのでしょうか?確かに「流行り」や「トレンド」を取り入れることは大切だと思いますが、上記の様な「体験型」のホームページが製造業にとって最適かと言われればそうではないと思います。

というわけで、私のオススメは

「フラットなアイコンやバナーとスペースに余裕を持ったデザイン」

今の時代にあった、フラットなアイコンやバナーとスペースに余裕を持ったデザインです。見る人が一般ユーザーではなく、忙しいビジネスマンである事を想定すると変にアニメーションや、動画を多用するよりは、テキストや画像などでひと目でわかりすいデザインの方が良いと思います。ただ、スマホで情報収集する人も増えてきていますので、スマホ対応のレスポンシブルデザインにしておく方が良いでしょう。

いかがだったでしょうか?

確かにトレンドを捉えることも重要ですが、何よりもそれを見る人があってのホームページなので、ターゲットにあわせたデザインを心がけましょう。

ドメインの基礎知識「com」?「co.jp」?

ホームページのURLの核となるドメイン。このサイトでは「keikakuhiroba-mfi.com」というのがドメインになります。皆様の会社でも独自ドメインはすでに持っているかと思いますが、これから取得する方がいらっしゃっれば参考にして頂ければと思います。

独自ドメイン

自由に決められる部分

このサイトでいうと「keikakuhiroba-mfi」のところです。自社の名前に関する文字列を自由に組み合わせることができます。ただ、「&」「#」「%」などの記号や、全角の英数字は使えません。また、文字数に関しては「3文字以上63文字以内」となっています。

選ぶ箇所

「.co.jp」「.com」「.net」など、ここを何にするかで料金が変わってきます。またそれぞれにちゃんと意味があります。意味については下記の表を参照してください。

com commercialの頭文字3つをからなるドメイン。商業的なものに限定されるのかと思われるが別にそんなことはない。
net networkの頭文字3つからなるドメイン。ネットワークを意識しているが、用途は何でもいい。
org organizationの頭文字3つからなるドメイン。主に非営利団体に使われることが多いが、営利団体でも使用できる。
biz bussinessの略語からなるドメイン。ビジネス目的限定かと思いきや、特に制限はない。
info informationの頭文字4つからなるドメイン。情報提供向けのサイトなどに使われることが多いが、誰が使っても良い。

これらのドメインに関しては世界中どこでも取れるようにできていて、各ドメインに関しての「大枠の」仕様イメージやシーンは設定されていますが、特に制限や、縛りはありません。ただ、最も一般的なものが「com」だと思われますので、会社のドメインとして使用するのであれば、「com」を利用しておくのが無難です。

下記については末尾が「.jp」になっているもので、「日本」の団体しか取得できないドメインです。団体の属性によって「.jp」の前の2文字が変わります。

co.jp company。なので日本に登記されている会社のみが登録可能。申請には登記簿の情報が必要になります。
or.jp organization。特定の団体のみ登録可能。財団法人や、社団法人などです。
ne.jp network。特に縛りはなく、ネットワークのサービスごとに利用が可能です。
ac.jp academy。大学、専門学校、学校法人などが利用できます。
go.jp government。政府の機関や、各省庁。特殊法人などが利用できます。

一番よく見かけるのは、「co.jp」ですね。このドメインを使っているホームページやメールアドレスは「日本に登記されている法人」ということが保証されていることになりますので、信用の意味でも使われることが多いです。

取得するメリット

ドメインそのものが与える印象というものもありますが、独自ドメインを取得することによって下記の様なメリットがあります。

  • SEO的に評価が上がる
  • Webサイトとしての信頼が上がる
  • 自社専用のメールアドレスが自由に利用できる

独自ドメインを取ることで、1つのドメインとしてのホームページが評価されるのでそれだけでSEOの対策になります。上記にも書いた通り、「co.jp」は日本に登記されている法人しか取得できないので、会社としての信頼が上がります。また、独自ドメインを取得すれば自分だけのメールアドレスの作成が自由にできるようになります。

取得できないドメイン

ドメインの取得は早い者勝ちになり、すでに取得されているドメインは申請、取得ができません。ドメインを取得している人から買い取るか、期限が切れるのを待つしかありません。取得したいドメインがある場合はこちらでチェックができますので、一度チェックしてみてください。

もし使われていたら、「-」を入れてみたり、「co.jp」ではなく「com」にしてみたりするなどしてみてください。

取得の仕方

お名前.com」、「スタードメイン」、「ムームードメイン」など、ドメイン管理会社によって価格やサポート体制が違います。大まかではありますが、「com」だと年間1,000円~1,500円、「co.jp」だと年間3,000円前後です。ただ、ホームページの制作を考えた場合、サーバーとドメイン取得はほぼセットになりますので、契約しようとしているサーバー会社に付属している会社から取得するのが最も手間が省けます。

ホームページ制作会社がドメイン取得を代行しているケースもあり、弊社でもサーバーと一緒に契約することができますので気軽にご相談ください。

御社は大丈夫?Webサーバーとメールサーバーについて

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。

現状のホームページからリニューアルをしようと制作を進めて、完成したホームページをアップロードしようと思った矢先、

「サーバーの仕様が古すぎてメールフォームが使えない!」

ということがたまーにあります。サーバーの仕様変更にそこから1か月なんてことはあり得る話ですので、ホームページのリニューアルをお考えでしたら、先にサーバーの事も確認をしておきましょう。

Webサーバーとメールサーバーとは

そもそもよく聞くこの2つですが、何のことかわからないという方へ。難しい話は抜きにして、ホームページをひとつの「家」だと考えるとわかりやすいです。

Webサーバー

ホームページが家だとすると、Webサーバーは「土地」の事。最近はあまりありませんが、この土地が狭い(Webサーバーの容量が少ない)と家の大きさも限界があります。(ホームページの容量も限界があります)。また最新鋭の耐震強度の高いデザイン性に凝った家を建てようと思ったら(最新のプログラムを組み込んだホームページを作ろうと思ったら)、それに耐えうる地盤(サーバーの仕様)が必要になります。

メールサーバー

対してメールサーバーは「郵便受け」になります。多くの場合、Webサーバーとメールサーバーは共有になりますので、さっきの「土地」の中に「通便受け」があると思ってもらったらいいです。この「郵便受け」の中には仕切りがあり、大きな手紙(容量の大きいメール)だと受け取り出来ないということが以前にはあったと思います。

土地代はどれくらい?どのくらいの広さ?

一般的なネットの不動産屋さん(レンタルサーバー会社)を例に挙げると「ロリポップ」と「スターサーバー」があります。最新鋭の家を1件立てるのに必要な推奨の土地の月額はおおよそ下記のとおりです。

ロリポップ

スタンダードプラン 月額500円 容量 120GB

スターサーバー

スタンダードプラン 月額500円 容量 100GB

もう1つ下のプラン(月額250円)でも構わないのですが、昨今の家の建て方(WordPress)で建てることを考えるとこのプランの方が無難です。ロリポップだとこのプランから上の方にのみ電話サポートが付きます。月額250円のプランは容量も半分です。(スターサーバーは両方とも電話サポートはありませんが、メールサポートは丁寧に受け付けてくれます。)

これがどれくらいの大きさかについて、説明します。「MB(メガバイト)」を都合よく「㎡」に変換して考えると100GBというのは100,000㎡。東京ドーム約2個分、サッカーのコート14~15個分の大きさです。ホームページの制作に必要な土地の大きさは、サザエさん家の大きさ(土地80~90坪、家35坪程度)ぐらいあれば十分余裕があります。そう考えるとかなりの有り余るぐらいの広さがあるとわかると思います。

(※サザエさん家の間取りについてはここに載せてしまうと著作権にひっかかるので「サザエさん家 間取り」等で検索してみてください。)

ただ、土地の強度もこのプランによって左右されるので、今回は強度に合わせて推奨しています。

自社のサーバーは大丈夫?

ホームページを制作する上で必須になるこのサーバー、かなり以前に契約をしてそのままにしていると、上記よりもかなり狭い上に、高い金額であることもあります。土地に関しては昔からの土地の方が価値が高くなる!なんてこともありますが、Webに関してはそんなことはありませんので、一度ご確認をしてみてはいかがでしょうか?

ただ、上記の様なWeb上のレンタルサーバーはメールアドレスの設定や、トラブル時には自分で対応しなければなりませんので、人的なサポートが必要な場合は、そちらを優先してください。

弊社ではホームページをはじめて制作させて頂く場合にはサーバーの契約も承っておりますので、気軽にご相談ください。

新しくなったサーチコンソールを使ってみる

こんにちはものづくり経革広場の渡部です。

1月末から2月の始めにかけて私宛てに大量のメールが届きました。それはもう何十通も。

「http://〇〇〇〇.co.jp向けの新しい Search Console のご紹介」

※ホームページの運営に携わる会社の数が多いので、その数だけ届きました。

ホームページのgoogleアナリティクスでのキーワードがほとんど取れなくなった今、ホームページへのアクセスキーワードを知る重要なツールであるサーチコンソールのUI(ユーザーインターフェース)が変わったのでお試し下さい。というgoogleからのメールです。

何がどう変わったのか?少しですが使ってみましたので、ご参照ください。

※サーチコンソールって何?という方はこちらをご確認ください。

Googleサーチコンソールって何?何に使うの?

使ってみた感想

グラフがこれまでよりも見やすい

※例として弊社(http://www.techport.co.jp/)の画面です。

これが新しいサーチコンソールのグラフ画面。色が寒色系にまとめられ、グラフと凡例の位置が近く、非常に見やすくなっています。これまではデフォルトが過去1週間のデータになっていましたが、新しい方は過去3ヵ月がデフォルトになっています。

過去のデータが3ヵ月から無期限に

これまでサーチコンソールでデータが取れる期間は、データを取得する日から過去90日がMAXでしたが、新しいサーチコンソールではその期限が無期限になりました。これまでデータとして保管しておくには定期的にデータを出力しておくしかありませんでしたが、今回から好きな期間でのレポートを見ることが出来るようになりました。個人的には今回の変更でも最も大きな点だと思います。

フィルタが使いやすい。検索順位でもフィルタがかけられるように

これまで、掲載順位がかなり下の方でもキーワードが表示され、クリック数は0でも表示回数があればレポートに表示されるというのがありました。そのおかげで「ほんとにこのキーワードで検索されて表示されたの?」というデータもあったかと思います。新しいサーチコンソールでは、掲載順位○○位以上というフィルタがかけられるようになり、より精度の高いキーワードの抽出が可能になりました。

フィルタをかけるにはキーワードの一番上の赤い矢印で印をしたところからできます。

改善の期待

全体的に使いやすくはなっていますが、少し改善して欲しい点も。キーワード一覧をCSVで出力しようとしたら

見事に文字化け。これは現在のサーチコンソールでも起こっている現象なので、データで出力するとしたらgoogleのスプレッドシートに出力するしかありません。今後の改善を期待したいところです。

これからについて

機能が多くてとっつきにくいイメージのあったサーチコンソールですが、新しいサーチコンソールではよく使う機能が目につくように配置され、アクセスしやすく、データ等も非常に見やすくなっています。

現在は変換期なので、新しいサーチコンソールへの機能追加などはこれからだと思います。先述しましたが、何よりも期間が無期限になったのが一番の変更点だと思います。

皆様もこれを機に導入してはいかがでしょうか?

ホームページのデザインに困ったら参考になるまとめサイト6選+α

新年明けましておめでとうございます。2018年もものづくり経革広場をよろしくお願いします。

新しい1年が始まり、ホームページについて新しくしようとしている方もいるかもしれません。ホームページの制作には自社の強みを考えたり、市場の動向を読んだりとマーケティングの要素が大事なのは、これまでに紹介させて頂いている通りです。とはいえ、デザインが何でもいいかと言われればそんなことはありません。

ホームページを見に来た人がわかりやすい様なメニューの配置や、ひと目で事業内容がわかるキャッチ画像、会社の印象をさりげなく伝える色使いなどデザインもしっかりとこだわりたいところだと思います。今回は製造業に限らず、デザインに困ったら参考になるまとめサイトをいくつか紹介しますので、自分でデザイン時に、また、ホームページ制作会社に依頼するときに「こんなデザインにして欲しい」という要望を出す時に活用していただければと思います。

デザインまとめサイト

最初にですが「製造業」のカテゴリがないことが多いので、その場合は「企業・コーポレート」や、「工業メーカー」などから参考になるサイトを見つけるといいでしょう。

MUUUUU.ORG

クオリティが高い縦に長いサイトを厳選して集めているサイト。業種別の他、デザイン別、サイトタイプ別、色別と様々な方法からサイトを絞り込むことができます。

bookma! v3

上部から顔をのぞかせているゴリラはこのサイトとは関係ありません。このまとめサイトではバックグラウンドの色を指定して絞り込むことができます。青のサイトでもバックグラウンドが白で使われている色が青なのか、バックグラウンドの色が青なのかで変わってきますので、バックグラウンドを白以外にしたいときには、参考になるサイトを見つけやすいと思います。

81-web.com

絞り込みはタグ情報から気になるキーワードをクリックして探した方が探しやすいです。またログインしなくてもお気に入りを追加することができるので、気になるデザインをいくつか集めておいて、あとから見返すのにも便利です。

ズロック

検索するには左上の鉛筆マークから。検索しなくても下にスクロールしていけば小さなブロックのサイトが際限なく出てきますので、TOPページの印象重視で選んでみるのも面白いです。

WPデザインギャラリー

ホームページ制作ツールの一つであるWordPressで制作されたホームページのみを集めたデザイン参考サイト。カラムから選ぶというのが意外と便利です。

イケサイ

ほぼ毎日デザインが2~4つ追加されているまとめサイト。数がかなり多いので、探すのに時間かかるかも知れません。

おまけ

ランディングページのデザインを集めたまとめサイトもありましたので紹介しておきます。

ランディングページ集めました

ここで言うランディングページとは特筆するサービスや商品などを、縦長な1ページでPRするページの事です。デザインだけでなく、サービスや商品の説明の順番や、見る人を納得させる情報の提供の仕方など、参考になるところはたくさんあります。サイトへの集客はできているんだけど、コンバージョンにあまり繋がっていないという方は、是非一度このまとめサイトを参考にしてみてください。

少し面白い仕組みのあるホームページ

株式会社オガワスプリング

キャッチ画像からスプリングを製作していることがすぐにわかる作りになっているとともに、ページTOPに戻るのボタンを押すとバネで跳ね返ったような演出になっていて、遊びごごろが効いてます。

株式会社 西尾硝子鏡工業所

この会社のホームページはTOPページだけですが、「ミラーサイト」というバナーをクリックすると、鏡で反転されたTOPページが表示されます。この仕掛けを体験した人は、鏡の製作をしているという事を印象強く覚えていることでしょう。(体験者談)

株式会社 鈴民精密工業所

最後に弊社が携わった事例を一つ。100周年の記念として、会社ロゴである「SUZUTAMI」をクリックするとアニメーションとして動くようにさせて頂きました。クリックするといくつか設定してあるアニメーションのうちランダムで一つが表示されるようになっていますので、お時間のある方は一度試してみてください。

 

いかがだったでしょうか?

ホームページを制作する際に悩むデザインですが、少しでも参考になれば幸いです。