こんにちは、テクノポートの渡部です。ホームページを制作する際にどうしても必要になってくるのが、画像です。製品事例や加工事例に関しては、お客様自身のものになるので、それを撮影することになるのですが、その他のイメージ写真などは、なかなか用意が難しいことあります。例えば打ち合わせ風景や、上手く撮影できない溶接やレーザー加工中の火花の散った写真などです。
そんなときに活躍するのが著作権フリーで使用できるサービスですが、その中でも100万点以上の画像をフリーで使用できるpixabay(ピクサベイ)の紹介をしたいと思います。
Pixabay(ピクサベイ)とは?
ドイツに本拠地がある世界中で利用されている著作権フリーのサイトで、写真画像は100万点以上、イラスト(ベクター素材含む)は30万点以上、動画も数千点掲載があり、会員登録もなく自由に使用することができます。
使い方
トップページにgoogleの様な大きな検索のバーがあるので、そこに希望の画像のキーワードを打ち込むだけです。例えば「打ち合わせ」「レーザー加工」「溶接」などのキーワードです。そうすると写真にタグ付けされた情報を元に関連する画像が出てきますので、その中から使用したい画像を選び、「無料ダウンロード」をするだけです。
こちらは「溶接」のキーワード検索をしてダウンロードしてきた画像です。その他にもこの様な画像がありました。
上手い検索の仕方1:キーワードを近しいものに変える
例えば、先ほど出てきた「打ち合わせ」というキーワードですが、実際に検索してみるとほとんど画像ができてません。何故か白菜の画像が出てきます。
そういう場合は、別の角度からキーワードを設定して検索をしてみる事です。例えば「会議」「契約」「ビジネス」などです。
「会議」の検索結果
「契約」の検索結果
「ビジネス」の検索結果
上手い検索の仕方2:キーワードを英語に変換する
日本語にも対応していますが、英語で検索してみると結果が良くなることも多いです。今回の場合で言えば「meeting」といった感じです。
WordPressの場合はプラグインも有り
自社のホームページがWordpressで構築されている場合は、プラグインでpixabayの画像挿入用のプラグインがありますので、わざわざサイトにアクセスして、ダウンロードしてきて、アップロードということをしなくても管理画面から直接画像を挿入することもできます。
プラグインを追加するとメディアを追加の隣に表示されるようになり、管理画面から画像の検索と挿入ができるようになります。
注意点
自由に画像を使用できるサイトですが、いくつか注意点があります。
注意点1:広告が出る
無料で画像を使用できるということもあって、様々なところに広告が出ています。特に選択した写真の下に4つ関連する魅力的な画像が表示されますが、これは広告の画像で別のサイトの画像で有料素材です。また、検索結果の上の4枚の画像も同様に別サイトの有料素材の画像です。とはいえスポンサー画像も1画像につき高くても1,000円程度なので、どうしても欲しいという画像があったら検討の余地はあると思います。
注意点2:ごく稀に注意が必要な画像がある
pixabayの運営方法として大量のユーザー登録をした方から、画像をアップロードしてもらいそれを著作権フリーとしてダウンロードしているという状態です。もちろん運営側の承認のもとで掲載がされているわけですが、ごく稀に注意が必要な画像存在します。ユーザーからアップロードされた画像が著作権侵害の画像で、それをpixabayが承認してしまい、それを使用したことでgoogleから注意が来たという事例もあるそうです。
参考:ブログに使ったPixabayのフリー画像が著作権侵害だと言われた話
ほとんどの画像は問題ないですが、重要なところに使用するのに心配な場合は使用を控え、あくまでもイメージ画像として使用するぐらいに留めておいてください。
やはり自社で撮影した写真には適わない
自由に使えるフリー画像はプロ、もしくはそれに準ずる方々が写真なのでキレイに撮影されているのは確かですが、そればかりを使ってしまうと、なんだか自社のホームページが噓くさい感じになってしまうこともあります。最終的には自社で撮影したオリジナルの写真に適うものはありませんので、自社のありのままを堂々とアピールできるように、普段から5S活動などにも力を入れましょう。