NTTデータグループとSRA OSSは2024年5月30日、オープンソースソフトウェア(OSS)のミッションクリティカル領域への適用拡大を目的に、資本業務提携に合意したと発表した。NTTデータグループは2024年8月に数億円を出資してSRA OSSの株式を取得する。資本構成は、SRAが66%、NTTデータグループが34%になる。
Linuxベンダーの独SUSEは2023年7月11日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューションを新たに開発すると発表した。今後数年間で同プロジェクトに1000万ドル以上を投資する。米Red HatがRHELのリビルドOSを排除する動きを見せている一方、「RHELとCentOSの代替製品を継続的に提供する」(SUSE)としている。
サイバートラストは2023年5月22日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)クローンOS「AlmaLinux OS」のサポートサービスを開始すると発表した。同年6月1日から提供する。価格(税別)は、Standard サポート(仮称)がOSあたり年額8万4000円(9月30日までの期間限定価格は2万5200円)など。これにともない、同社でRHELクローンOS「MIRACLE LINUX」を開発していたエンジニアが、今後はAlmaLinuxの開発に参画する。MIRACLE LINUXのブランド名称は現行の最新版「MIRACLE LINUX 9」で最後となる。
The Linux Foundation Japanは2022年11月15日、教育プログラム「オープンソース管理と戦略」を発表した。これまで英語で提供してきた「Open Source Management & Strategy」を日本語で受講できるようにした。オープンソースソフトウェア(OSS)のベストプラクティスを学べるプログラムであり、経営幹部からソフトウェア開発者まで組織のあらゆる人を対象としている。
サイバートラストは2022年10月24日、オープンソース(OSS)のセキュリティを高める活動の一環として、OpenSSFが推進する10項目の重点施策のうち7項目について具体的な活動を開始したと発表した。「セキュリティ教育と認定」や「SBOM(ソフトウェア部品表)の普及」などである。
サイバートラストは2021年9月16日、Linux OS「MIRACLE LINUX 8.4」を発表した。同年10月4日から提供する。Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 8.4のソースコードをコンパイルしたRHEL 8.4クローンであり、CentOS 8/RHEL 8で動作するプログラムがそのまま動作する。MIRACLE LINUXの新版にあたる。CentOS 8のメンテナンスが2021年いっぱいで終了することを受けた施策として、今回のバージョンからMIRACLE LINUXを無償で提供する。必要に応じて別途有償サポートサービスを契約できる。有償サポートの価格(税別)は、年額5万7000円から。
サイバートラストは2020年12月22日、2021年12月31日でメンテナンスが終了する「CentOS 8」について、導入予定または導入済みのユーザーを対象とした救済サービスを開始すると発表した。導入予定のユーザーに対してはMIRACLE LINUへの移行支援サービスを、導入済みのユーザーに対してはCentOS 8の延長サポートサービスを提供する。2021年1月から順次提供を開始する。
野村総合研究所(NRI)は2020年7月7日、オープンソースの技術サポートサービス「OpenStandia」のメニューを拡張し、新たに「Apache Kafka」の技術サポートと、「Apache Hadoop+Apache Spark」の技術サポートサービスを開始した。
米GitHubの日本支社、ギットハブ・ジャパンは2020年4月2日、ブログを更新し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報の追跡、理解、対策を目的とするオープンソースプロジェクトの一部を紹介した。例えば、データ連携によってパンデミックの状況を追跡できるようにしたダッシュボードなどがある。
Linux Foundationは2019年3月12日(米国時間)、米国で開催中のイベント「Open Source Leadership Summit」において、継続的インテグレーション/継続的デリバリ(CI/CD)分野の新たな組織「Continuous Delivery Foundation」(CDF)を発表した。Jenkins、Jenkins X、Spinnaker、TektonなどのCI/CDツールをとりまとめる。
Linuxや周辺ミドルウェアなどのオープンソース(OSS)を専門とするSIベンダーのヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン(VA Linux Systems Japan)は2018年8月2日、コンサルティングおよび開発支援サービスにコンテナ管理ソフト「Kubernetes」(k8s)を追加した。コンテナ関連の技術サポートにコミットするという。価格は個別見積もり。
2018年5月8日~11日、米カリフォルニア州サンフランシスコで、米レッドハット(Red Hat)の年次ユーザーイベント「Red Hat Summit 2018」が開催された。そこで語られた同社最新のオープンソース戦略とポートフォリオ、先進ユーザーの実践を通じて、業務アプリケーションの開発・実行基盤、ITインフラ管理基盤、そして、エンタープライズITを駆動するオープンソース技術に関して、ユーザーの観点となすべきアクションを考えてみる。
アシストは2018年5月9日、オープンソース(OSS)を活用した業務アプリケーションの品質を調査するSaaS型のクラウドサービス「WhiteSource」が、NTTデータイントラマートのWebアプリケーション開発基盤「intra-mart Accel Platform」の品質管理に採用されたと発表した。
マインドは2018年1月24日、オープンソース(OSS)を活用したアプリケーションプログラムの品質をレポート化するサービス「White Reports」を発表、同日提供を開始した。どのようなOSSを使っているのかを調べ、OSSに由来する脆弱性やバグ、OSSライセンスの種類などをレポートする。価格(税別)は、1回あたり18万8000円。
マインドは2018年1月24日、オープンソース(OSS)を活用したアプリケーションプログラムの品質をレポート化するサービス「White Reports」を発表、同日提供を開始した。どのようなOSSを使っているのかを調べ、OSSに由来する脆弱性やバグ、OSSライセンスの種類などをレポートする。価格(税別)は、1回あたり18万8000円。
第16回となる日中韓3カ国のIT局長OSS会議および、北東アジアOSS推進フォーラムが、2017年11月15日・16日の2日間、中国・天津市で開催された。テーマは、「スマートソサエティとテクノロジーイノベーション」。情報通信政策に関わる3カ国の行政官による会議声明の調印式が行われたほか、学術関係者を含む各国OSS推進団体メンバーによる活動報告、各国の企業によるOSSの活用事例やコミュニティへの貢献が報告された。主要なトピックを報告する。
日本マイクロソフトは2017年11月17日、都内で会見し、同社のオープンソース(OSS)戦略を説明した。Linux OSを始めとしたOSSのプラットフォームとして、クラウドサービスのMicrosoft Azureを使ってもらう意向である。Azure上で動作している仮想マシンの40%がLinuxであり、1年後には60%になっているとした。