新しい家族でーす

紛らわしいタイトル(笑)

 

 

 

うちは一人っ子希望。

 

 

つまり、二人目を希望していませんから、ベビーちゃんコウノトリ*じゃありませんよ。

 

 

 

 

 

わが家のペットは金魚とザリガニ♪

 

このブログは、今は主婦日記・ジャンルだけど、かつてはアクアリウム・ジャンル。久しぶりに、テーマ「金魚」でブログ更新しますてへぺろ

 

 

 

魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま

 

 

去年の秋、琉金のチビちゃんが星になりました・・・

 

 

12月。

葛飾区の名店“金魚の吉田”から、新しい金魚さん達を迎えました。

 

 

オランダ獅子頭のイチゴちゃん、大福ちゃん。東錦のアズちゃん。

 

 

 

ところが、お迎え後すぐに、白点病で大福ちゃんとアズちゃんが星になりました・・・

 

 

 

だけど、イチゴちゃんは白点病から見事復活!

元気いっぱいに年を越しました!

 

 

 

オランダ獅子頭の飼育は水質管理が肝要です。

 

 

3匹導入で白点病を蔓延させちゃったので、当面はこのまま単独飼育でいこうと思います。

 

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが・・・・・・

 

ご紹介します!

 

 

 

我が家の新しい家族、オランダ獅子頭のイチゴちゃんでーす。

 

 

かわいいでしょ~~~ラブラブ

とても人懐っこいです。照れ

 

 

金魚にも、ちゃんと個性があるんですよ。

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家づくりでまず始めたこと、1位は「住宅展示場に行った」

(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、マイホームに関するアンケート調査を行った。調査は、3年以内に注文住宅を建築した25歳~44歳の全国の男女を対象に、2018年9月、インターネットで実施。400名(男性172名・女性228名)より回答を得た。それによると、家づくりを思い立って始めたことは、1位が「住宅展示場に行った」で約6割(59.8%)。次いで「webで土地を探した」(10.8%)、「親に相談した」(9.3%)、「不動産会社に土地を探してもらった」(8.3%)などが続く。

家づくりを思い立ってから活動を始めるまでの期間は、「1カ月以内」が最多で39.0%。「2~3カ月以内」(32.3%)と合わせると、思い立ってから「3カ月以内」に7割以上(71.3%)が家づくりの活動を開始。多くの人が、住宅展示場に行ったり、不動産会社に土地探しの相談に行ったりと、スピーディーに行動しているようだ。

しかし、思い立ってから契約するまでの期間をみると、「1カ月以内」は4.0%、「2~3カ月以内」は17.5%、「4~6カ月以内」は27.5%と、合わせて「半年以内」が49.0%。「半年以上~1年以内」は26.0%と、スピーディーに動き始めたものの、それなりに期間はかかっている。さらに「1年~2年以内」が17.5%、「3年以上」は7.5%と、かなり長い期間かかってしまった人もいるようだ。

家づくりの流れの中で、自分たちの努力だけではスムーズに進めにくいのが「土地探し」と「建築会社選び」。今回の調査では「土地がない人」が66.3%いた。多くの人が希望の土地がすぐには見つからなかったり、建築会社選びに迷ったりしたことで、スムーズに家づくりが進められなかったことがうかがる。

ニュース情報元:(株)リクルート住まいカンパニー

平成生まれの独身者、今後も「おひとり様生活を続けたい」47.6%

(株)FJネクストはこのほど、ひとり暮らしをしている平成生まれの独身者を対象に、「おひとり様生活」に関するアンケート調査を実施した。調査は平成30年11月15日~18日にインターネットで実施。20代男女400人から回答を得た。
それによると、おひとり様生活のメリットは、「時間を自由に使える」が最多で73.5%。次いで「他人に干渉されない」が62.3%。自由で気ままな生活に喜びを感じている結果となった。一方デメリットは、「食生活が乱れる」が最多で44.0%。「人と話をしなくなる」24.5%、「特にない」17.5%が続く。メリットと違い、デメリットは人それぞれのようだ。

独身・一人暮らしの生活を楽しんでいますか?では、全体では「大いに楽しんでいる」(43.5%)、「ある程度楽しんでいる」(44.8%)を合わせた“楽しんでいる”との回答が約9割(88.3%)となった。男女別でみると、男性の方が「大いに楽しんでいる」の割合がやや高く、男性46.0%、女性41.0%となっている。

今後もおひとり様生活を続けたいですか?では、「続けたい」(「一生続けたい」+「できれば長く続けたい」)が47.6%、「続けたくない」(「あまり続けたくない」+「すぐにでもやめたい」)が52.6%で、「続けたくない」がわずかに上回った。

それぞれの理由を見ると、「続けたい」人は、「楽しいから」「楽だから」「気楽」「自由に生きたい」「時間を自由に使えるから」など、「楽」を挙げる人、「自由」を挙げる人が多く、回答者の4割強(45.7%)を占めた。一方、「続けたくない」人は、「結婚したい」を理由に挙げる人が多く、これと関連する「家庭を持ちたい」「子どもが欲しい」「一生独身はいや」も合わせると、「結婚」を意識している人が回答者全体の4割(40.0%)を占めている。

ニュース情報元:(株)FJネクスト

「変調」の1年? 2019年の不動産市場を読み解く4つのキーワード

2019年が始まってはや1か月が過ぎようとしています。1月の恒例企画として、2019年の不動産市場を予測してみたいと思います。高止まりしていた中古マンション価格の下落や消費増税など、今年は一言でいえば「変調」の1年といえそうです。
キーワード1「株価動向」:都心部の中古マンション価格と連動、今後は下落傾向に?

まずは誰もが気になる不動産価格。この価格の変動の波は、まず東京都心部から始まります。それがやがて23区に広がると同時に、神奈川・埼玉・千葉県へと波及していきつつ、札幌・名古屋・大阪・福岡圏などへ影響を与えるといった流れです。

そしてとりわけ都心部の中古マンション価格は、株価に敏感に反応します。昨年末から変調をきたしている株価は現在、2万円前後(1月7日時点)で推移していますが、この水準だと、都心3区(千代田・中央・港区)の中古マンション成約平米単価は、15~20パーセント程度割高であるといえます。

新宿・渋谷・品川・港区あたりも同様です。新築マンションは、デベロッパー(売主)が価格をコントロールしているためすぐには反応しません。したがって2019年の不動産市場動向を占うのは、株価動向を予測するのとほぼ同義です。

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先進各国の不動産市場を見ると、明らかに減速感が漂っています。要因は各国様々ですが、共通するのは「株式市場の変動性」「金利上昇」「金融引き締め」「マネーロンダリングへの取り締まり強化」「政府の規制強化」「新興国からの資金流出」「米中貿易戦争などで出金制限から中国人投資の減少」など。マンション価格が東京より高かった、バンクーバー・ロンドン・香港・シンガポール・シドニー・米主要都市・北京・上海など軒並み頭打ちから下落傾向が鮮明となっています。

2012年の民主党から自民党への政権交代以降、右肩上がりで上昇を続けてきた都心部のマンション価格ですが、どうやらこのあたりが天井かもしれません。むしろ株式市場の局面が大きく変わらない限り、下落傾向が見えてくるのではないでしょうか。とはいえ、先進各国の主要都市に比して出遅れ感のあった東京都心部の不動産価格は、その下落幅も限定的であるとはいえるでしょう。

キーワード2「3極化」:不動産価値の3極化は続く

以前にお話しした通り、不動産市場の「3極化」はますます鮮明なものとなります。「価値が落ちない・落ちにくい不動産」「ダラダラと下落を続ける不動産」「無価値・マイナス価値の不動産」といった具合です。

今年7月には統計局の空家調査(住宅・土地統計調査)の結果が公表されますが、この時おそらく全国の空き家数は1000万戸を超え、空家率は17パーセント程度になっているはずです。「都心」「駅近・駅前・駅直結」「大規模・タワー」といったワードに象徴されるマンションは強い一方、「駅から遠い」など利便性が相対的に劣る不動産ほど極端に弱くなり、都市郊外でも一部では「いくらで売り出しても売れない」といったものも出てきそうです。

空き家問題といえば、これまでは一部地方の問題と受けとられてきた節もあります。しかし今後は、高度経済成長期に、団塊世代を中心として人口ボリュームゾーンが一挙に高まった、かつてのいわゆる「ベッドタウン」と呼ばれるところで、人口減少に見合う流入のないところは、かなり厳しそうです。

なぜこれほどまでに、駅からの距離など「利便性」が重要視されるのか。ひとつは30代以下の若い世代の自動車保有率が低下している点です。基本的に彼らは、徒歩圏内で生活ができる環境を求める傾向があるようです。

さらには、共働き世帯の割合が年々増加傾向にあり、彼らのライフスタイルにおいても利便性が重視されています。共働きで小さなお子さんがいる家庭、かつ通勤に使う駅と保育園が離れている場合などでも、クルマで保育園まで送り届けて、家にクルマを戻し、そこからまた徒歩で駅に向かうのは時間的に難しいものがあります。駅前にクルマを停めようにも、首都圏近郊では駅前に駐車場がないケースや、あっても高額であるケースも少なくありません。そうなると、クルマ自体を持たない前提でライフスタイルを設計するケースが多くなるようです。

単身の若い方であっても、駅からの距離が短い物件を求める傾向が強くなっています。「空間」や「快適性」よりも「時間」を重要視する傾向が若い世代を中心に強まっているのです。

キーワード3「金利動向」:低金利のうちに固定金利に借り換えを

住宅購入に大きく関わる金利。2019年はさしあたって金利が大きく上昇する環境にはなさそうです。

ただし、住宅ローンは最大35年という長期にわたって支払いを続けるもの。住宅金融支援機構の「2018年度 民間住宅ローンの貸出動向調査結果」によれば、2017年度の民間住宅ローン平均完済期間は15.2年とのことですが、そうだとしても15年先の金利動向を見通せる人などいないはずですが、現在より上がっていると考えるのが自然でしょう。

「住宅ローンを組んでマイホーム購入を」とお考えの方、すでに住宅ローンを組んでいる方には、低金利の今のうちに固定金利への借り換えをお勧めします。とはいえ相対的に金利が低い変動金利は、毎月の支払額が少ないことや、残金の減りが早いなどの魅力もあります。

この魅力を享受するには、住宅ローンの金利を、いざ金利が上昇を始めたらすぐに固定金利に切り替えることができればよいはず。しかし金利決定の仕組み上、固定金利が上昇を始めた時にはすでに変動金利は上昇しているものです。よほど株価や金利などの経済動向に敏感か、いざというときにはまとまったお金を繰り上げ返済して支払額を抑制できるなどの準備があるケース以外は難しいといえるでしょう。

キーワード4「消費増税」:住宅購入に大きなインパクトなし

2019年10月には8パーセントから10パーセントへの消費増税が予定されています。

政府は、その実行の判断は予算成立後の春先に判断するとしていますが、かつてのような駆け込み購入やその後の市場の落ち込みがないよう、住宅に関しては「住宅ローン減税期間を10年から13年へ延長」「すまい給付金や住宅エコポイントの給付」などが検討されています。想定通りに実行されるようであれば、増税前後で大きな変化は起きなさそうです。

消費増税の前に買うのがいいか、それとも後がいいかと悩むより、より価値の落ちない、落ちにくい不動産選びを心がけるほうが、よほど家計には優しそうです。

そもそもマイホーム選びを「価格動向」「金利」といった外部要因で判断するケースはそんなに多くはなく、「子供の学校」「親と同居」「賃貸契約の期限」といったそれぞれの家庭の内部要因が優先されるべきものです。ご自身やご家族が気に入って、支払いに無理がないのであれば、早く買うほど住宅ローンも早く終わります。慌てず、じっくり、自分に合う不動産選びを心がけてください。

s-長嶋修_正方形.jpg長嶋 修  さくら事務所創業者・会長
業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)を行う「さくら事務所」を創業、現会長。不動産購入ノウハウの他、業界・政策提言や社会問題全般にも言及。著書・マスコミ掲載やテレビ出演、セミナー・講演等実績多数。【株式会社さくら事務所】

テーマのある暮らし[6] ラテンのリズムに囲まれ、国内外の音楽仲間が集うオープンな家

トロピカルなテイストに懐かしさのあるワールド・ミュージック楽団「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」を率いて、世界各国を飛び回っている廣瀬拓音(ひろせ・たくと)さん。楽器とともに暮らし、国内外の仲間が気軽に集まれるオープンな家にリノベーションしました。【連載】テーマのある暮らし
この連載では、ひとつのテーマで住まいをつくりあげた方たちにインタビュー。自分らしい空間をつくることになったきっかけやそのライフスタイル、日々豊かに過ごすためのヒントをお伺いします。祖母から受け継いだ昭和の家をリノベーション

廣瀬さんが主宰している「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」の本拠地は、23区内でありながら下町風情が漂う板橋区。自宅とスタジオを兼ねた一戸建てに、廣瀬さんと妻、保育園に通う長女と暮らしています。取材に伺ったのは、あと数週間で第二子の出産予定日というとき。臨月の大変ななか、家族そろって快くお話を聞かせてくださいました。

幅広いジャンルの本と並ぶのは、国際色豊かなフェスの写真や珍しい楽器の数々。右上の楽器は、取材中にお嬢さんが披露してくれたモザンビークに伝わる伝統楽器、可愛い音色が特徴の木琴ティンビラ(写真撮影/内海明啓)

幅広いジャンルの本と並ぶのは、国際色豊かなフェスの写真や珍しい楽器の数々。右上の楽器は、取材中にお嬢さんが披露してくれたモザンビークに伝わる伝統楽器、可愛い音色が特徴の木琴ティンビラ(写真撮影/内海明啓)

「この家は、もともと私の祖母が住んでいました。一人暮らしをしていた祖母と私たちで同居をはじめたのですが、1年弱で祖母がケガをしてしまって……。私たちも仕事で家を空けることが多いため十分なお世話ができず、祖母は岩手県在住の両親にお願いして、私たちがこの家を受け継ぐことになりました」と廣瀬さんの妻。

「岐阜県出身の僕は祖母の家によく行き来していたので、前の家も落ち着けて好きだったんです。でも、海外に演奏ツアーへ行ったとき、ホテルや友人の家のざっくりした空間が生活しやすそうだなぁ、と感じていました」(画像提供/TAIMATSU)

「岐阜県出身の僕は祖母の家によく行き来していたので、前の家も落ち着けて好きだったんです。でも、海外に演奏ツアーへ行ったとき、ホテルや友人の家のざっくりした空間が生活しやすそうだなぁ、と感じていました」(画像提供/TAIMATSU)

ひとつひとつの部屋が区切られていた日本家屋に住んで9年。
「前の家に愛着もあったのですが、朝起きてから家を出るまで、とにかくふすまの開け閉めが多くて、座ったり立ったりの動作も多いことがストレスに感じていました」

生活の流れがスムーズで、たくさんの仲間たちが気軽に遊びに来てくれる開放的な空間づくり。そして、廣瀬さんの創作活動となる仕事場を快適にすることをテーマに、リノベーションを決めた廣瀬さん夫婦。友人であり、設計士の松尾さんに相談しました。

20個以上ある太鼓の置き場所を何とかしたい!

廣瀬さんは「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」での活動のほか、ブラジル北東部の伝統芸能「マラカトゥ・ナサォン」をベースとした爆音ブラジル大太鼓集団「BAQUEBA(バッキバ)」の代表も務めています。ご自身の太鼓は5個ですが、メンバーの楽器も預かっているため大小合わせて20個以上の太鼓が自宅にあるのです。

「今まで、太鼓は2階の部屋に積んでいて、いつ崩れてもおかしくない状態。積み上げた太鼓に囲まれて、冷や冷やしながら仕事をしていました(笑)。それに、太鼓の出し入れがもう大変で……。階段が狭いので、太鼓を抱えて1階と2階を何度も往復。太鼓を車に載せるだけで、小1時間はかかっていました。それを頻繁にしていたので、かなりキツかったです」

そこで設計士の松尾さんが提案したのは、バスルームやトイレなど水周りの上を太鼓のスペースにすること。

「1階の天井をギリギリまで上げて、水周りをボックスで囲んで、その上に太鼓を置くことにしました。その分だけ水周りの天井は低くなりますが、太鼓の高さをきっちり計って、十分な天井の高さを取っています」と話す松尾さん。これで、太鼓の置き場所はクリアになりました。

身長178cmの廣瀬さん曰く「前の家は鴨居が175cm程だったので、ちょっと油断すると頭をぶつけちゃうんです。水周りの天井が少し低いといっても、今ではぶつけることもなく快適です」(写真撮影/内海明啓)

身長178cmの廣瀬さん曰く「前の家は鴨居が175cm程だったので、ちょっと油断すると頭をぶつけちゃうんです。水周りの天井が少し低いといっても、今ではぶつけることもなく快適です」(写真撮影/内海明啓)

水周りを囲んだボックスには、南米の路地裏をイメージしたラテンカラーの黄色を施しました。まるで太陽が降り注いでいるような明るさと温かみのあるアクセントは、廣瀬夫婦のお気に入り(写真撮影/内海明啓)

水周りを囲んだボックスには、南米の路地裏をイメージしたラテンカラーの黄色を施しました。まるで太陽が降り注いでいるような明るさと温かみのあるアクセントは、廣瀬夫婦のお気に入り(写真撮影/内海明啓)

玄関はいらない!? 誰でも好きなところから出入り自由

松尾さんが、廣瀬さんとの打ち合せでビックリしたのは「玄関は、なくてもいいから。みんながどこからでも入って来られるようにしたいし、リビングダイニングは土間みたいな仕様にして土足OK!」という点。さすが! グローバルに活動している人は考え方がおおらか(笑)と思いつつ、その楽しい発想にワクワクしたとか。

そこで、従来の玄関は扉1枚分のスペースに縮小して、リビングダイニングの掃き出し窓に幅広の縁側を設置。玄関はもちろん、縁側からも人の出入りができるようにしました。そのうえ、ここが駐車スペースになっているため、太鼓の搬出入にも便利と一石二鳥。いままで小1時間かかっていた搬出入が、わずか10分程度と6分の1に短縮できたそうです。

「我が家に来る人のほとんどは、玄関を使わずにここから出入りしています(笑)」と廣瀬さん。幅が広く、大きな掃き出し窓と縁側がウエルカムな空気を醸し出してくれています(写真撮影/内海明啓)

「我が家に来る人のほとんどは、玄関を使わずにここから出入りしています(笑)」と廣瀬さん。幅が広く、大きな掃き出し窓と縁側がウエルカムな空気を醸し出してくれています(写真撮影/内海明啓)

そして、掃き出し窓の向こうに、何やらもうひとつの扉が……。
実は、こちらはかつての勝手口。キッチンだったスペースを小上がり和室にして、ゲストルームに。海外からもたくさんの友人・知人が訪れる廣瀬家には、ブラジルから来日した太鼓の師匠をはじめ、フランス、カメルーン、台湾……とすでに5カ国の客人が滞在。和のテイストを楽しみながら、寛いでいかれたそうです。

「もし彼らの滞在中に、僕たちが出かけるときは、この勝手口のカギを渡します。そうすれば、彼らも好きなときに外出できるし、いつでも帰って来られます(笑)。それに、この小上がりはカーテンで仕切ることができるので、ひとりになりたいときは閉めればOK。向こうとリビングで違う音楽を流していたこともあったくらい、みんな自由に過ごしています(笑)」

お嬢さんの友達がたくさん来たときは、賑やかな遊び場に変身。畳なので、赤ちゃんの昼寝やハイハイにも最適です。出産後は、しばらくの間、妻と赤ちゃんの寝室になる予定とか(写真撮影/内海明啓)

お嬢さんの友達がたくさん来たときは、賑やかな遊び場に変身。畳なので、赤ちゃんの昼寝やハイハイにも最適です。出産後は、しばらくの間、妻と赤ちゃんの寝室になる予定とか(写真撮影/内海明啓)

ちなみに、当初土足OK! といっていた土間風の床は、靴を脱ぐことにしたそうです。
「実際やってみたんです、土足を。そしたら、思った以上に床が汚れるのでやめました(笑)。よく考えたら、海外でも帰宅したら靴を脱いだり、ルームシューズなどに履き替えたりしていることって多いんですよね。部屋のスリッパとトイレのスリッパを替える、ということは、彼らにとって謎みたいですけど……(笑)」

洗面所って必要? バスルームの扉もいらないよね?

下の写真を見ると、一般的な住まいに当たり前のようにあるものが、ふたつありません。
それは、バスルームの扉と洗面所。

「扉があると、溝なども含めて汚れやすいじゃないですか。掃除も大変だし、なくてもいいかなぁと思ったんです。シャワーカーテンで水の跳ねを防げるし、これが意外と寒くないんですよ。夫にも実家の母にも、反対されましたけどね」と笑う廣瀬さんの妻。

バスルームと脱衣所とはシャワーカーテンで仕切られていて、同じ素材の床でつながっています。扉ひとつないだけで、一体感のある開放的な空間に(写真撮影/内海明啓)

バスルームと脱衣所とはシャワーカーテンで仕切られていて、同じ素材の床でつながっています。扉ひとつないだけで、一体感のある開放的な空間に(写真撮影/内海明啓)

そして、廣瀬家には洗面台はなく、バスルームのなかに小さなシンクを設置してあるだけです。
「帰宅してすぐのところに、手を洗う場所があればいいと思って(笑)。そしたら、洗面所にこだわらなくてもいいのかな、と。だから、キッチンにもうひとつ手洗い用のシンクを設けました」と廣瀬さん。

その一方で、妻は「最初、キッチンとバスルームの2カ所にシンクって必要? と思いました。でも、実際に生活してみると、子どもの上履きとか洗うのにバスルームのシンクは便利で、それぞれ使い方が違うなぁと感じています」

リビングダイニングにつながるキッチンに設けられた手洗い用のシンク。帰ったらすぐに手を洗えて、ここで歯磨きも。大工さんにつくってもらったキッチンテーブルは、収納力も抜群(写真撮影/内海明啓)

リビングダイニングにつながるキッチンに設けられた手洗い用のシンク。帰ったらすぐに手を洗えて、ここで歯磨きも。大工さんにつくってもらったキッチンテーブルは、収納力も抜群(写真撮影/内海明啓)

既存の窓にずっしり重みのある防音戸をつけたスタジオ

2階には、廣瀬さんがレコーディングや演奏で使うスタジオがあります。
壁の中には防音シートを入れて、窓は既存のまま使用し、そこに防音戸を設置しました。この防音戸を実際に持ってみましたが、厚みもあってずっしり。この重厚感ある防音戸をロープで上げ下げするのに役立ってくれるのが、ヨットの金物です。

開け閉め自由の防音戸なので、明るい日差しを取り入れることも可能。CM音楽や映画音楽などの作詞作曲を手がけている廣瀬さんの創作スペース(写真撮影/内海明啓)

開け閉め自由の防音戸なので、明るい日差しを取り入れることも可能。CM音楽や映画音楽などの作詞作曲を手がけている廣瀬さんの創作スペース(写真撮影/内海明啓)

ロープで防音戸を閉めれば、スピーカーからかなりの大音量で音楽を流しても音漏れすることがなく、ご近所への配慮もばっちり(写真撮影/内海明啓)

ロープで防音戸を閉めれば、スピーカーからかなりの大音量で音楽を流しても音漏れすることがなく、ご近所への配慮もばっちり(写真撮影/内海明啓)

「前は、ここに20個以上の太鼓があったので、ものすごい圧迫感がありました。すっきりした環境で音楽づくりができるのは快適で、創作のアイデアもどんどん沸いてきます」

ちなみに、お嬢さんの友達が遊びに来ると、このスタジオは“DJプリキュア化”することも多いのだそう。
「娘たちが大好きなアニメ『プリキュア』のCDをかけると大喜びで、ここで踊りまくってくれるんです。その姿にこっちもテンションと音量が上がって、クラブのようなノリに……。かかっているのは、アニソンなんですけどね(笑)」
その様子も拝見したかったくらいですが、このスタジオが音楽仲間だけでなく、子どもたちにとっても憩いの場になっていることは間違いありません。

将来のライフスタイルを見据えて自由に変更できるつくりに

かつて2部屋に仕切られていた2階は、収納スペースを挟んでスタジオと寝室がつながっている仕組み。収納につけた扉の開け閉めによって、個室にしたり、オープンなスペースにすることも自由自在です。

本棚の反対側はクローゼットになっていて、大容量の収納スペースを確保。スタジオの反対側には家族の寝室があり、将来は子ども部屋として使えるスペースも(写真撮影/内海明啓)

本棚の反対側はクローゼットになっていて、大容量の収納スペースを確保。スタジオの反対側には家族の寝室があり、将来は子ども部屋として使えるスペースも(写真撮影/内海明啓)

「昔の日本家屋って、どちらかといえば家に1歩入ったら全てがプライベートな空間って感じじゃないですか。我が家は、誰もが気軽に来てもらえるオープンなつくりにしていますし、家族が集まるリビングも半分プライベートで半分がオフィシャル。完全なプライベート空間は、寝室だけと思っています。家族といえど、ひとりひとりの個人ですからね。だから、寝室以外はオフィシャルな要素を意識していたい、と思っています」

バーベキューパーティーができそうな広いスペースのバルコニーには、ベンチも設置。もうすぐ家族が増えて、ますます賑やかな笑い声が聞こえてきそうです(写真撮影/内海明啓)

バーベキューパーティーができそうな広いスペースのバルコニーには、ベンチも設置。もうすぐ家族が増えて、ますます賑やかな笑い声が聞こえてきそうです(写真撮影/内海明啓)

家のつくりはもちろん、夫婦のオープンマインドな人柄によって、とにかく明るくてウエルカムな空気にあふれている廣瀬家。国内外の音楽仲間にとっても、子どもたちにとっても音楽を思いっきり楽しめて、人と人とのふれあいを大切にしている家は、つい長居してしまいたくなるような居心地の良さがありました。

●取材協力
・キウイとパパイヤ、マンゴーズ
・BAQUEBA
・TAIMATSU一級建築士設計事務所

リフォーム会社、どこがいい? ベストな1社に出会える方法

リフォーム成功のカギは依頼先選びにあり。たくさんのリフォーム会社からベストパートナーを選ぶには、会社ごとの違いを見極めることが第一歩だ。選ぶポイントを知って、ぴったりの会社を見つけよう。
リフォーム会社の違いを見極めるポイントは五つ

リフォーム会社は規模もデザインテイストもさまざま。その中からベストな1社を探すためには、自分の条件と嗜好に合う会社を見極めなければならない。そこで、次の五つのポイントに注目しよう。

【1】対応可能な建物
リフォーム予定の建物の工法に技術的に対応できるのかどうか。「建物の工法・構造」が特殊な場合に対応できないことがあるので確認が必要だ。

【2】得意な価格帯
やりたいリフォームの「規模・価格帯」を得意としているか。小規模から対応している場合とそうでない場合がある。

【3】デザインテイスト
各社はそれぞれアピールしているデザインが異なる場合が多い。その「デザインテイスト」が自分の好みに合っているか。

【4】営業・プランナーの対応
自分が希望しているリフォームに対して「営業・プランナー」の対応力が高い会社かどうか。信頼して任せることができそうか、人の見極めも大事。

【5】アフターサービス
アフターサービスがきちんとしているか。ずっと付き合える会社なのかも確認。

個々のポイントを詳しく解説していこう。

【見極めポイント1 対応可能な建物】
一戸建ては工法により対応できる会社が違う

一戸建ての建て方は、木造軸組工法、2×4(ツーバイフォー)、大手住宅メーカーの独自工法などがある。木造軸組には多くのリフォーム会社が対応できるが、他の工法は対応できる会社が限られるので、自分の家がどう建てられたのかを知っておくべき。
また、築年数が50年を超える場合、引き受けない会社もあるので確認が必要だ。
マンションは構造に違いがあまりなく対応できる会社が多い。しかし水まわりの移動や床の遮音性などに制約があるので、実績豊富な会社に依頼すると安心。

【見極めポイント2 得意な価格帯】
「部分」か「大規模」か、得意分野は価格帯に表れる

普段請けている工事が設備交換や内装など一部のリフォームが中心なのか、間取り変更を含む大規模なものを中心としているのかが会社によって違う。家全体をリフォームするような大規模工事は、1000万円を超える金額帯のリフォームを得意としている会社に依頼するほうが、スムーズに進むだろう。その逆もしかり。
まずは、キッチンなど水まわりのみにするか、家全体を行うのかなど、今回のリフォームの規模を考える。その上で規模にふさわしい会社を選ぼう。

【見極めポイント3 デザインテイスト】
素材や間取り、設備にもテイストの違いが出る

リフォーム会社のデザインテイストは、ナチュラル、ホテルライク、カフェ風、シンプルモダンなどさまざま。テイストを左右する内装の素材に何を使いたいのか、設備や収納は造作を中心に個性的にしつらえたいのか、既製品で整った感じにしたいのかなど、好みの仕上がりをイメージしておきたい。
オープンな間取りを好むか、適度に仕切られた空間を好むかでも傾向が分かれる。雑誌などで施工例を見てテイストを絞り込み、完成見学会も見るなどして、好みに合う会社を探そう。

【見極めポイント4 営業・プランナーの対応】
的確なアドバイス、秀逸な提案があるか

リフォームは一つひとつのプランを最初からつくっていく。そこで、担当者と相性が良くコミュニケーションを取りやすいかどうかが、進める上で大事な要素となる。また、担当者のヒアリング力やプランの提案力が、出来上がってからの満足度を大きく左右する。
実際に担当者と会って、質問をしたりできるのが、家に来てもらう現場調査。また、提案力を見極められるのが、プラン・見積もり提案時。それぞれの機会に相手のことをよく見て、自分に合うかどうか判断しよう。

【見極めポイント5 アフターサービス】
保証期間やその対象、定期点検の回数が違う

完成後に不具合があったとき、無償で修理をしてくれる期間を示すのが保証期間。2年程度から長ければ10年もある。長期保証は構造部、短期保証は設備や建具というケースが多い。対象部位と期間もよく見ておこう。
定期的に訪問してくれて不具合などのチェックをしてくれるのが定期点検サービス。最近では24時間相談に乗ってくれるサービスも。サービスがシステム化されていない地域密着型の会社でも、何かあったらすぐに駆け付けてくれて、細やかに面倒を見てくれるケースもある。

家や設備の老朽化、家族構成の変化など、リフォームをするきっかけは人それぞれ。また、ベストな会社も価値観によって異なるもの。あなたのベストパートナーと出会って、満足なリフォームを実現しよう。

●取材協力
スーモカウンターリフォーム