3度目のW杯に挑むキャプテン長谷部「状況が厳しい事は承知しています」

3度目のW杯に挑むMF長谷部誠
 日本代表のキャプテンを務めるMF長谷部誠(フランクフルト)がW杯メンバー選出に際し、自身の公式サイトを通じてコメントを発表した。

 チームを率いる西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に向けたメンバー23人を発表。長谷部は2010年南アフリカW杯、2014年ブラジルW杯に続き、3大会連続のメンバー入りを果たした。

 今回は大会2か月前の4月9日にバヒド・ハリルホジッチ前監督が解任され、西野監督の初陣かつ壮行試合となった今月30日のガーナ戦(0-2)では完敗を喫するなど、多くの不安を抱えたまま日本を発つことになる。

 長谷部は公式サイトで「いま現在の日本代表チームの置かれている状況が厳しい事は承知しています」と述べつつ、「しかし、この状況を打破する事が出来るチームだと確信しています。チームメイト、スタッフ、そしてどんな時もサポートして下さる日本サポーターの皆様と共にロシアの地で戦ってきたいと思います」と決意表明した。

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怪我で涙をのんだ小林悠が大島にエール「僕のサッカー人生の中でリョウタが一番うまい」

川崎FからW杯メンバー入りを果たしたMF大島僚太
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表し、川崎フロンターレのMF大島僚太が選出された。今回、怪我で涙をのんだFW小林悠が同僚へエールを送っている。

 今月18日にW杯最終候補メンバーとなる27人が発表されていたが、小林は負傷のため招集されなかった。そして最終メンバー23人が発表された31日、自身のオフィシャルブログ(https://lineblog.me/kobayashi_yu/)を更新。「リョウタ 日本代表選手おめでとう!」と祝福するとともに「リョウタがフロンターレに入って来た時からずっと一緒にサッカーをやってきたけど、こんなにうまい選手は僕のサッカー人生の中でリョウタが一番です」と称賛の言葉を送った。

「できることなら一緒に戦いたかったけど、それが叶うことはありませんでした」と悔しさものぞかせた小林。「世界で輝くリョウタを楽しみにしてます!日本代表頑張れ!心から応援してます」と締めくくり、チームメイトの大舞台での活躍を期待した。

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W杯メンバー落選の浅野「努力して夢が叶う人と叶わない人。自分はたとえ叶わない人だとしても…」

W杯メンバーから落選したFW浅野拓磨
 W杯メンバーから落選したFW浅野拓磨が31日に自身のオフィシャルブログ(https://lineblog.me/asano_takuma/)を更新し、心境を綴っている。

 昨年8月31日のアジア最終予選・オーストラリア戦(2-0)で先制ゴールを決め、本大会への出場権獲得に貢献した浅野。しかし、所属のシュツットガルトでは1月の監督交代以降、トップチームでの公式戦出場がゼロと苦戦が続き、W杯メンバー発表前のキリンチャレンジ杯・ガーナ戦でも出番を得られなかった。

 浅野は「悔しい。」と題したブログで「努力をして夢が叶う人と努力をしても夢が叶わない人。自分はたとえ叶わない人だとしても、この先自分が目指してることに対して1%でも可能性があるならそれに向かって走り続けるだろう」と無念の思いを押し殺しつつ、前を向こうとしている。

 23日にはハノーファーへの1年間の期限付き移籍が発表された。23歳FWは「応援してくれている人に今回のワールドカップでプレーしている姿を見せることができないのは凄い悔しいですがまずはまたここから全力で頑張りたいと思います」と切り替え、「選ばれたメンバーには日本を代表して全力で頑張ってもらいたいです!」と仲間にエールを送っている。

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“柏から世界へ”…GK中村航輔「皆さんの気持ちを背負って行ってきます」

ロシアW杯のメンバーに選出された柏GK中村航輔
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表し、柏レイソルのGK中村航輔が選出された。

 中村は20日のJ1第15節・名古屋戦で脳震盪および頸椎捻挫の怪我を負ったが、24日の代表トレーニングに予定通り合流。30日のキリンチャレンジ杯・ガーナ戦は欠場したが、無事にW杯メンバー入りを果たした。

 クラブ公式サイトを通じて「今の自分があるのは関わっていただいた皆さんのおかげ」と、負傷後のサポートに対する感謝を語り、「柏とレイソルを代表してロシアに行くことになりますが、この日立台のスタジアムでいつもファン・サポーターの皆さんに応援いただいていますし、皆さんの気持ちを背負って行ってきます」と誓っている。

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鹿島CBコンビがW杯へ決意…昌子「日本がまだ到達していない高みを」植田「やるからには優勝」

鹿島からW杯メンバーに選出されたDF昌子源とDF植田直通
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表し、鹿島アントラーズからはDF昌子源とDF植田直通が選出された。同日にカシマスタジアムで行われた記者会見でのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 両選手にとっては初のW杯。昌子は2015年3月のA代表デビューから通算11試合、植田は昨年12月のデビューからここまで3試合に出場している。

 昌子は大会に向け、「選出していただき、とても光栄に思うのと同時にアントラーズを代表してがんばりたいと思う。また最終発表まではチームメートの三竿健斗選手もメンバーとして一緒にやってきたので、(落選した)健斗の分も背負ってがんばってきたい。日本がまだ到達していない高みを目指したい。そして個人としては試合にしっかり出て、勝利へ貢献したい」と決意を語った。

 また、植田は「選ばれて、本当に嬉しく思う。日本を背負うのはもちろんだし、アントラーズの代表としてしっかり戦ってきたいと思う。また今回のメンバーに選ばれなかった選手もたくさんいる中で選ばれたという責任を感じながら、これからまた日々の練習に臨みたい。やるからには優勝を目指さなければいけない。厳しい目標かもしれないけれども、それがチームとして戦う大前提。個人としては試合に出場して、日本の勝利へ貢献したい」と抱負を述べている。

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「自分は苦労してなんぼ」怪我を乗り越えたG大阪GK東口が初のW杯へ

32歳で初のW杯となるG大阪GK東口順昭
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表し、ガンバ大阪のGK東口順昭が自身初のW杯行きの切符を手にした。

 鮮やかな復活劇だ。東口は4月21日のJ1第9節・C大阪戦で右頬骨骨折および右眼窩底骨折の怪我を負ったが、今月12日のJ1第14節・横浜FM戦でフェイスガードを着用して復帰。「サッカーをやりたいという強い気持ちが支えになった」と離脱時期を振り返り、「家族・友人・選手・スタッフ、本当に色んな方に支えられて復帰できた」と周囲への感謝も語った。

 32歳でつかんだ初めての大舞台。「(自分は)苦労してなんぼやなと」と自身のサッカー人生を表す東口は「怪我をしてから上がり調子で、今までになく、いいパフォーマンスを出せている」と手応えを口にし、練習からしっかりアピールして、最後にはピッチに立てるようにしっかりやっていきたいと思います」と意気込んだ。

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ランパード監督が誕生…指導者としての最初のクラブは英2部ダービー

ジェラードに続き、イングランド代表のレジェンドが監督デビュー
 元イングランド代表MFフランク・ランパード氏が、チャンピオンシップ(英2部)のダービー・カウンティの指揮官に就任したことが発表された。

 今季、ダービーを率いたギャリー・ロウェット監督が、プレミアリーグから降格したストーク・シティに引き抜かれたことで、指揮官のポストが空席に。そして、その後任としてランパードに白羽の矢が立ち、2021年までの契約を結んだ。

 かつてチェルシーやマンチェスター・シティ、そしてイングランド代表で活躍したランパードは監督キャリアの第一歩にダービーを選び、このように喜びを表現している。

「ダービーのような伝統あるクラブを常に指揮してみたかった。これは大きなチャンスだ。昨季6位に終わったチームを再び立て直したい。そして素晴らしいアカデミーのタレントも取り戻したいと思う」

「これは私にとって最初の指導者の仕事だが、私は選手として最高の監督たちと仕事をしてきた。自分の能力に自信があるし、周囲の人々、メンバーにもね。簡単じゃないのはわかっているが、この挑戦が楽しみだよ」

●プレミアリーグ2017-18特集

レアルを愛しているからこその決断…ジダン監督が電撃辞任

ジネディーヌ・ジダン監督が辞任を表明
 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督(45)が31日に記者会見を開き、辞任を表明した。

 ジダン監督は会見で「私はクラブをとても愛しているので、この決断を下した。私と皆さんのために変化を与えることがベストだと思うし、来季は(監督を)続けない」と説明している。

 2016年1月にレアルの指揮官に就任したジダン監督は、そのカリスマ性でスター軍団をまとめ上げ、2015-16シーズンにいきなりUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝を導いた。翌2016-17シーズンは史上初の欧州CL2連覇を果たすとともに、リーガ・エスパニョーラも制して2冠を達成。今季は前人未到の欧州CL3連覇を成し遂げていた。

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集

ロシアW杯メンバー発表 西野朗監督会見要旨

記者会見する西野朗監督
 日本代表の西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

以下、西野朗監督の会見要旨

西野朗監督
「先月の12日に日本代表の監督に就任させていただいた。1か月足らずの中で、さらにこれから大きなステージに向かう。そういう短い間、今月21日からのキャンプも10日足らずという活動の中で今日、W杯の23名のリストを挙げなければいけない。非常に難しい、厳しい、ただ代表ならではの選考に関して自分が携われることをうれしく思っているし、自信を持って23名をリストに挙げたい。

 昨日は(就任後)最初のゲームで、W杯に向けた壮行試合にたくさんのファン・サポーターに悪天候にも関わらず来てもらった。絶対に勝ちたい。選手たちもその気持ちを強く持って臨んでくれた。新体制になって、新しい戦い方、システムにもトライさせた。選手は短い中で強いチャレンジ、トライをしてくれた。結果は得点が生まれなかったことが一番悔しい。そういうスタイルを求めて戦ったので、結果も出なかったことを悔しく思っているが、選手はW杯につながるゲームをできたという感触を持って次のステップに進み、事前の欧州でのキャンプの中でまたいい準備をしてくれると確信している。

 21日から27名の選手を選考してキャンプに入った。残念ながらケガの影響で1名離脱し、26名で入り、すべていい状態で代表チームの選考にあたる26名というわけではないが、まだ本大会まで猶予がある。そういう猶予も含めたうえで、メンバー23名を決めさせてもらった」

(23人の選手名を読み上げる)

―23人を決めた今の心境は。
「日本サッカー界はブラジルW杯での結果を踏まえて成長し、ロシアに向けての強化を進めてきた。選手たちもロシアに向けて切磋琢磨しながら、一プレイヤーとしての競争の中で目指してきた大会。そういう中で最終的に今日23名を選ばなければならない。選ぶということの厳しさはどの指導者も持っている。代表チームに関しては選べる。選手はいろんな可能性を持っているし、それをチームの形にして、ロシアW杯という大舞台でのフットボールを見せないといけない中でメンバーを選考するということ。しかも、この期間の中で決めさせてもらった。ロシアへの舞台をつくってくれた選手もいる。現在、非常に伸びている選手たちもいる。これから飛躍していくであろう選手もたくさんいる。いろんな要素を含めて選ばなければいけない。これは瞬間に決めれるものでもない。昨日のゲームがすべてではもちろんないし、いろいろ総合的に考えた中で、来月の19日(コロンビア戦)にベストパフォーマンスを出してくれる選手を、いろんな可能性を考えた中で選ばせてもらった」

―いつ最終的なメンバーを決断したのか。
「今朝、昨日の試合に出場した選手を含めて全員のメディカルチェックを行い、そのうえでスタッフの意見も聞きたい中で、今朝、最終的には決めた。ただ、自分の中では昨日の試合が終わった時点でほとんど大きなケガがなかったので、その中でリストはつくらせてもらった」

―選考で重要視したポイント、基準となったところは。
「大会に臨むにあたって、対戦国も含めて、いろんなプランを立て、いろんなシチュエーションを考えた中で、どれだけ絵を描き、その中にどう選手が入ってくるか。可能性をたくさん持ちたいというのが指導者で、そういう可能性を膨らませられるタレントをこれからどう組んでいけるか。ポリバレントと言ったが、そういうことも含めて、いろんな可能性を考えたい。そういう基準は一つある。第1試合、第2試合、第3試合と、いろんなシミュレーションができる選考。選手がそこに入ってくることを考えながら決めた。そうすると膨らんでくるのは間違いないが、選手たちの可能性を今後信じたいと思っている」

―ガーナ戦に臨んだ26人から井手口、三竿、浅野が落選したが。
「非常に有望な若手の3人だ。この舞台に立たせてくれたのも彼らの力が大きい。彼らの代表でのパフォーマンスというものは強く感じているし、それを求めたかった。ただ、彼らの現状がそういう環境でなかった。それもで、鍛えられている彼らであればと期待して、確認したいという中で招集した。パフォーマンスは上がってきていたし、昨日も制限された時間だったが、トライしてくれた。可能性としては彼らも考えたいところだったが、現時点でのトップパフォーマンスという部分で、自分の中で(確信を)持てなかった。彼らには本当に期待しているし、これからの日本サッカーを背負ってくれる選手だと思っている」

―23人を決めるにあたって最も頭を悩んだポジション、ポイントは。
「代表を選ぶ中で、過去の経験値、実績はもちろんある。現状、コンディションによってなかなか(試合に)出ていない選手もいるが、そういう過去の力を持ってというのもある。将来の可能性を感じる選手たちに関しても基準として考えたいと思った。現状、飛躍している選手もいるし、これから将来的に伸びてくるであろうという見方もある。そういう中でどう判断していくか。19日の開幕に向けて、各要素を含めてトップのパフォーマンスを出してくれる選手を常に考えて見てきた」

―この23人でどんなサッカーを志していきたいか。
「そういう絵をたくさん描きたいと思う。積み上げてきた素晴らしいストロングポイントもあるし、そういうところも生かした代表でありたい。また違う対応をした、変化を持たせたチームで、そういうサッカーを披露したいと思う。これからもいろいろ変化していくと思うし、わずかな時間だが、各チームに対応できる、ベストなゲームができる代表チームを全員で結束してでつくり上げていきたい」

―ロシアW杯の具体的な目標はどんなところになるのか。
「今、日本チームらしい日本のサッカーをやりたいという大きな目標を強く持っている。具体的な数字でということであれば、1試合1試合ポイントを取ってグループリーグを抜けたい。そういう数字が残せれば、日本のサッカーをある程度表現し、披露できるのではないかと思っている」

―井手口と浅野についてトップパフォーマンスのイメージを描けなかったということだが、合宿で別メニューが続いた乾が入ったのは。
「乾に関しては、岡崎もそうだが、30日に代表としてのゲームがある。そこまでにどれだけ回復するか否かという基準はある程度あるということは本人に伝えていた。乾も昨日、ゲームに入れないことはなかったと思う。ただ、強引に入ることは避けさせた。もちろんリスクがあるので。そういう状況まで回復しているということで、これからは全体的に練習に合流できるという確証を持っていた。昨日も彼らのメディカル的なところをどう捉えるか、どうメンバーに影響するかということは考えた。井手口や浅野との比較ではなく、彼自身がプレーできる。彼のスタイルは代表チームに少ない。そこは最後まで求めた。メディカル的にも問題ない。確かにゲームでは確認できなかったが、彼の場合は2週間前にトップフォームでいい状態だったので、そういう予測の下、彼だけを考えればロシアには十分入れる。井手口、浅野のゲーム勘というか、フィジカル的、感覚的な部分は高まっている。ただ、確証はなかなか持てないというのがあった。ここから2週間で本大会にトップフォームで入れるかというところの確証を持てなかった。現状いいプレーをしているので悪くないが、ポジションのバランスもあったので、乾をチョイスした」

―経験、実績のある選手が多い。日本サッカー界の将来を見据えて若い選手もという考えもあったと思うが。
「実績のある、経験値のある選手だけではないと思っている。非常に若い、中堅の選手たち、力のある選手たち。そういう選手たちも、ベテランと言われている選手たちからの影響を強く受け、非常に良い状況でチームに入っていると思う。ただ、若い選手たち、これからのサッカー界を担っていく選手たちは、そういう選手たちを超えることを考えないといけない。経験値のある選手たちも、見ている限り非常に良いパフォーマンスをしているので、そういうバランスを取ったチーム編成ができるのが理想だと思う」

―選手たちに戦術面とメンタル面で強く求めていきたいことは。
「戦い方、戦略、戦術に関しては、昨日のゲームへのアプローチもそうだが、対応していかなければいけないと思っている。いろんな状況の中で日本のサッカーが通用する部分、しない部分、コントロールできる部分、できない部分が間違いなく起こっている。これから高いステージの中で自分たちが優位にゲームを進められることもあると思う。そういう対応力というものを選手たちに求めたい中で、昨日も今までと変わった戦い方をしてもらった。選手たちも、自分のポジションが多少変わっても順応してくれて、対応してくれる。対応力というのは、自然とそういうことができるようになれば完成していくと思う。そういう強さを求めていきたいと思っている。メンタル面という意味でも、大舞台、今までとはおそらく違う状況、感覚を持った中でピッチの上に立っていかないといけない。経験値のある選手たちが、そういう意味で大事な選手になっていくと思う。W杯を体験する選手にとっては非常に難しいアプローチなので、本当に厳しい瞬間を想定させた中でプレーさせていかないといけない。0コンマ何秒、1cmという戦いの中で勝敗が決まるような世界だから、厳しい瞬間を想定させて準備していかないといけないと思っている」

―日本代表として得点力不足は課題だと思う。チャンスをたくさん作ることを選択するのか、それとも点を取れる選手を選ぶのか。
「昨日のゲームでは選手たちに3バックという言葉をあまり使わなかった。いろんな状況で3バック、5バックもある。中盤で主導権を握る中で、相手のアタッキングサードを攻略していく。そういう中でチャンスをセンターからも、ワイドのクロスからもつくっていこうと。中盤での攻防をまず意識させた。相手のゴールにすべて直結する展開にする必要はない。ある時間帯はボールを動かして相手の陣形を崩すとか、スタミナを奪うとか、そういうポゼッションを中盤で行う。そういう中でアタッキングサードに進入してチャンスを増やしていく。昨日の展開でもそういう状況はつくれていたと思う。決定力不足をネガティブに捉えるのではなく、チャンスを増やしていくことを大きく考えたい。武藤のように、ブンデスの中で総シュート数は多くないが、得点率はブンデスの中でも非常に高いという選手もいる。彼はボックスの中でのシュートの成功率は、数字では少ないが、確率的には非常に高い選手。チャンスが少なくても彼はゴールできるスタイルの選手。得点を追う中で、これからチャンスを増やしたいが、想定しているよりは持てないと思うので、そういう中で彼のような嗅覚を持っている選手も必要だと考えている。チャンスをつくれるということ部分で最大に増やしていくのが、全体として攻撃にとっては必要だと思っている」

―絵をたくさん描きたいと話したが、対戦相手によっていろんな戦術を採用するということか。
「自分の中でたくさん膨らむことは間違いない。この選手を選んで、どういうシステムで、どういうキャスティングで、どういうゲームの中でと、ポジティブなことはたくさん描けると思う。それを落とし込むのは難しいが、選手たちにも同じように描いてもらいたいと思う。例えばリスタートの形も、これは日本のストロングだった。いろんなパターンを想定して、190cmのディフェンダー5人に対して日本の選手がどう対応できるか。そこ一つだけでも、いろんなオプションを持たせたいと思う。自分の中で描けるし、変化させて対応する。あるパターンを全員が共有できれば、リスタートの中でも得点は生まれる可能性がある。攻撃も同じで、いろんなパターンができるだけ自然にゲームで出るような準備もしないといけない。日本人選手の良さは対応力が非常に早いところにある。グループで仕事をすることに対する理解度、共有した中でのプレーは日本人選手は順応できるので、そういう良さのある選手をセレクトしたというのは一つある。一つのパターンに固執して、一つのシステムの中でそれだけというところを求めるよりは、オプションを選手たちに2、3持たせることは、時間が短くても落とし込んでいかないといけない」

―23人で最も期待を寄せるキーマンは。
「一人ですか。それを一人とは言い切れないし、選んだ選手全員がそういう選手であってもらいたい」

―目標とする具体的な数字は?
「選手には自分のトップパフォーマンスを、選んだ選手に求めているものをまずは大舞台で出してほしいと思う。いろんな原理原則、チームとしてのディシプリンは当然あるが、選手たちが持っている、その選手しか出せない、そういうストロングなプレーをまず出して戦ってほしいなと思う。

 各ゲームに対してポイントを取りたい。ギリギリのゲームがあるかもしれないし、圧倒できるゲームがあるかもしれない。非常に厳しいゲームがあるかもしれないが、そういう中でも少なくともグループリーグを突破したいと考えている。いかにギリギリな戦いの中でポイントを取らせていくか。それは選手たちと常に求めて戦いたい」

―サイドの選手に求めるプレーは。
「昨日のシステムであれば、長友、原口、(酒井)高徳というサイドの選手がある程度ポジションをワイドに取っている。そういう中でセンターで大島がボールをよく動かしていたが、センターで動かすことができれば間違いなくサイドからの攻撃は増える。昨日も香川、柴崎が入った中で、センターでボールを保持することができれば、サイドからのアタックは当然増えてくる。ただ、それだけでは非常に単調になる。終盤少し増えたのがセンターからの崩しで、それをさらに求めたい。選手たちにイメージはあるが、少しメンバーが代わったりする中で、まだコンビネーションがうまく取れない部分もある。オプションを増やしていかないといけない。グラウンダーでスピーディーなことが起こらないと、日本の攻撃スタイルからすると、なかなか難しいところを感じているので、そこを詰めていきたい。感覚的に共有できる部分はたくさんある」

―香川の現状のコンディションをどう見ているか。本田への期待は。
「香川に関しては5月に入って欧州で直接会ったが、その日が彼にとってコンディションが良くない日だったようで、その前後は彼なりにかなり回復していて、状態は良かったと。たまたま私が行ったその日の状況を見ると、これは間に合うかなという気は確かにした。ただ、その後、非常に回復力もよく、最終的に制限はあったが、ゲームに出られる状況があった。監督の判断がどうだったかは分からないが、その時点で状態が上がっていることを確認できたので、メンバーとして入ってもらった。10日間のキャンプの中でも上がってきたし、昨日も少し時間を増やして、最近3か月の中では一番長いパフォーマンスになった。彼らしいプレーもいくつか見えたし、良くなっていると思う。さらに中盤のオフェンシブな中で彼の独特な感覚、センスは高まっていくのではないかと考えている。本田も同じで、コンディションは上がってきているし、何しろ彼のああいう影響力はチームにプラスをもたらしてくれる。経験値だけではない彼のストロングな部分はキャンプで強く感じた」

―“マイアミの奇跡”の立役者である西野さん。今度はどんな奇跡を見せてもらえるか。
「奇跡をこれから膨らませていきたいと思うが、23人を今朝選んで、これからどういうサッカーができるのか、選手たちがどういう活躍をしてくれるのか、そういう楽しみだけだ。奇跡と言われても、正直、お答えできることではないが、初戦のコロンビアに対して日本代表チームが強く入っていく、そしてあのコロンビアを倒す。小さな奇跡かもしれないが、今はそういう気持ちを持ちたい。その中で選手たちの活躍を願う、期待する。そこを求めていきたいと今は思っている」

(取材・文 西山紘平)

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“経験者採用”はドイツ大会に並ぶ11人、平均年齢は過去最高

西野ジャパンの戦いに期待しよう
 ロシアW杯を戦う日本代表メンバーが決定した。

 過去のメンバーと比較すると、W杯経験者の登録は、最も多かった2006年ドイツ大会と並ぶ約半数の11人。その多くが主力を担っていることもあり、平均年齢は2010年の南アフリカ大会の27.86歳を上回る28.26歳(W杯初戦時)と、過去最も高い数字となった。

■1998年
フランス大会

▽GK
小島伸幸 32
川口能活 22
楢崎正剛 22

▽DF
井原正巳 30
小村徳男 28
秋田豊 27
名良橋晃 26
相馬直樹 26
斉藤俊秀 25
中西永輔 24

▽MF
山口素弘 29
森島寛晃 26
名波浩 25
服部年宏 24
伊東輝悦 23
平野孝 23
中田英寿 21
小野伸二 18

▽FW
中山雅史 30
呂比須ワグナー 29
岡野雅行 25
城彰二 22

平均年齢:25.31歳

■2002年
日韓大会

▽GK
川口能活 26 2大会連続2回目
楢崎正剛 26 2大会連続2回目
曽ヶ端準 22

▽DF
秋田豊 31 2大会連続2回目
森岡隆三 26
宮本恒靖 25
松田直樹 25
中田浩二 22

▽MF
服部年宏 28 2大会連続2回目
森島寛晃 30 2大会連続2回目
中田英寿 25 2大会連続2回目
三都主アレサンドロ 24
福西崇史 25
戸田和幸 24
明神智和 24
小笠原満男 23
稲本潤一 22
小野伸二 22 2大会連続2回目
市川大祐 22

▽FW
中山雅史 34 2大会連続2回目
西澤明訓 25
鈴木隆行 25
柳沢敦 25

平均年齢:25.26歳

■2006年
ドイツ大会

▽GK
土肥洋一 32
楢崎正剛 30 3大会連続3回目
川口能活 30 3大会連続3回目

▽DF
宮本恒靖 29 2大会連続2回目
中澤佑二 28
中田浩二 26 2大会連続2回目
坪井慶介 26
加地亮 26
茂庭照幸 24
駒野友一 24

▽MF
中田英寿 29 3大会連続3回目
福西崇史 29 2大会連続2回目
三都主アレサンドロ 28 2大会連続2回目
小笠原満男 27 2大会連続2回目
中村俊輔 27
遠藤保仁 26
稲本潤一 26 2大会連続2回目
小野伸二 26 3大会連続3回目

▽FW
柳沢敦 29 2大会連続2回目
高原直泰 27
大黒将志 26
玉田圭司 26
巻誠一郎 25

平均年齢:27.21歳

■2010年
南アフリカ大会

▽GK
楢崎正剛 34 4大会連続4回目
川口能活 34 4大会連続4回目
川島永嗣 27

▽DF
中澤佑二 32 2大会連続2回目
田中マルクス闘莉王 29
駒野友一 28 2大会連続2回目
岩政大樹 28
長友佑都 23
内田篤人 22

▽MF
中村俊輔 31 2大会連続2回目
遠藤保仁 30 2大会連続2回目
稲本潤一 30 3大会連続3回目
松井大輔 29
中村憲剛 29
阿部勇樹 28
今野泰幸 27
長谷部誠 26
本田圭佑 24

▽FW
玉田圭司 30 2大会連続2回目
大久保嘉人 28
矢野貴章 26
岡崎慎司 24
森本貴幸 22

平均年齢:27.86歳


■2014年
ブラジル大会

▽GK
川島永嗣 31 2大会連続2回目
西川周作 27
権田修一 25

▽DF
今野泰幸 31
伊野波雅彦 28
長友佑都 27 2大会連続2回目
森重真人 27
吉田麻也 25
酒井宏樹 24
酒井高徳 23

▽MF
遠藤保仁 34 2大会連続2回目
長谷部誠 30 2大会連続2回目
青山敏弘 28
内田篤人 26 2大会連続2回目
山口蛍 23

▽FW
大久保嘉人 32 2大会連続2回目
岡崎慎司 28 2大会連続2回目
本田圭佑 28 2大会連続2回目
香川真司 25
清武弘嗣 24
柿谷曜一朗 24
大迫勇也 24
齋藤学 24

平均年齢:26.86歳

■2018年
ロシア大会

▽GK 
川島永嗣  35 3大会連続3回目 
東口順昭  32 
中村航輔  23

▽DF
長友佑都  31 3大会連続3回目 
槙野智章  31 
吉田麻也  29 2大会連続2回目 
酒井宏樹  28 2大会連続2回目 
酒井高徳  27 2大会連続2回目 
遠藤航  25 
昌子源  25 
植田直通  23 

▽MF
長谷部誠  34 3大会連続3回目 
本田圭佑  32 3大会連続3回目 
香川真司  29 2大会連続2回目 
乾貴士  30 
原口元気  27 
山口蛍  27 2大会連続2回目
宇佐美貴史  26  
柴崎岳  26 
大島僚太  25 

▽FW
岡崎慎司  32 3大会連続3回目 
大迫勇也  28 2大会連続2回目 
武藤嘉紀  25

平均年齢:28.26歳

※名前の横の数字はW杯初戦時の年齢

 怪我で外れたMF今野泰幸やMF青山敏弘がいれば、さらに平均年齢が上がり、“経験者採用”も過去最多となっていた今回の西野ジャパン。おなじみのメンバーが並ぶ布陣ということもあり、“忖度ジャパン”と揶揄するかのようなワードがツイッター上を賑わせているが、結果を出せば評価も変わるはず。あとは応援するのみ!手のひらを返させてくれ!


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東京VのDF井林章に第一子長女が誕生「苦しい中、新しい命を産んでくれた奥さんに感謝」

東京VのDF井林章に第一子長女が誕生した
 東京ヴェルディは31日、DF井林章(27)の第一子となる長女が27日に誕生したことを発表した。

 井林はクラブ公式サイトを通じ、「苦しい中、新しい命を産んでくれた奥さんには本当に感謝しています。実際に我が子を見ると、これからはもっと責任感を持って、親として頑張っていかなければいけないなと、身に染みて感じることができました。より一層プレーに責任感を持って、これからやっていきたいと思います」とコメントしている。

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武藤の決定力はレワンドフスキ並!? 西野監督「好機が少なくてもゴールできるスタイル」

日本代表FW武藤嘉紀
 前日に行われたキリンチャレンジ杯ガーナ戦で、日本代表は14本のシュートを放ったものの、得点は生まれることなく0-2の完封負けを喫した。W杯本大会に向けて攻撃の形を構築していく必要があるが、西野朗監督の頭の中にイメージはあるようだ。

 ガーナ戦では両アウトサイドに入るDF長友佑都、MF原口元気、DF酒井高徳がタッチライン際まで開いてボールを受け、クロスを供給する場面が目立った。サイド攻撃の回数が増えたのは、「センターで保持して動かせたから」との理由を挙げる。「センターで大島(僚太)がボールをよく動かしていた。(後半から)香川(真司)、(後半途中から)柴崎(岳)が入り、センターでボールを保持できれば、サイドからのアタックは当然増えてくる」。

 中央のエリアでボールキープして相手の注意を引けば、「ポジションをしっかりワイドに取っている」選手への警戒は緩んでくる。だが、サイド攻撃に終始すれば「非常に単調になる」ため、「終盤に少し増えたセンターからの崩しを、さらに求めたい」と中央を崩す攻撃のバリエーションを模索していくことを示唆している。「選手たちに(攻撃の)イメージはあるが、メンバーが少し変わった中で、まだコンビネーションが取れていない。しかし、オプションは増やしていかないといけない。日本のスタイルではグラウンダーでスピーディーなことが起きないと難しいと感じているので、そこを詰めていきたい」。

 本大会で対戦するコロンビア、セネガル、ポーランドは格上と言える相手。多くのチャンスを創出するのは容易ではないが、「相手のゴールにすべて直結する展開にする必要はない」と考えており、「ボールを動かして相手の陣形を崩し、スタミナを奪うポゼッションをする中で、アタッキングサードに侵入してチャンスを増やしていく」とイメージはしている。だが、やはり「想定しているよりはボールは持てないと思う」と続けた。

 想定よりも少ないながら、本大会でもチャンスは必ず訪れるだろう。そこで生きるのがFW武藤嘉紀の決定力だという。「総シュート数は多くないが、得点率はブンデスの中でも非常に高い」と評したように、今季マインツでキャリアハイの8得点を奪った武藤がシーズンで放ったシュート数は37本で、得点率は22%。この数字は127本のシュートを放って29得点を挙げたポーランド代表FWロベルト・レワンドフスキ(バイエルン)の23%とそん色ない数字だ。

「彼(武藤)はボックスの中でのシュートの成功率は非常に高く、チャンスが少なくても彼はゴールできるスタイルの選手。想定よりも持てない中で、彼のような嗅覚を持っている選手も必要と考えている」。指揮官は鋭い嗅覚を持つゴールハンターへの期待を語った。

(取材・文 折戸岳彦)

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【選ばれし23人が決まりましたね】

フットサル オリジナル ユニフォームはロンヨンジャパン!

 

いつもお世話になっております、ロンヨンジャパンの上田です!

 

本日、あれが遂に決まりましたね…

皆様はお分かりですよね?

そう、W杯本大会に乗り込む、我らが日本代表の23人が決まりました!!

 

サプライズは特に無く、順当な人選でしたね!

一方で主軸の選手が前回大会と余り変わっていないのが良くも悪くも気になる所…

本大会直前の監督交代なので、長く一緒にプレーしているメンバーには

培ってきたチームワーク、経験を是非とも発揮して頂きたい(><)

一方で若手選手には南アの時の本田選手の様に、一気にブレークする選手が出てきて欲しい!!

 

そして先日のガーナ戦は、西野監督のもとでは一試合目とはいえ、

不完全燃焼の試合だなと思いました(ーー;

あともう一歩で得点を奪えそうなシーンや良い攻撃の形もありましたが、

一方で連携や細かい部分でのミスも多かった印象ですし、本大会の相手はもっと強いチームな訳で…

 

このまま3バックのシステムを継続するのか?

点を取る、逆に奪われない対策を短時間で用意しなくてはいけないetc

課題は山積しておりますが、上手く纏めて臨んで頂きたい所!

 

前回大会に比べると期待値は低い雰囲気ですが、

南アの時も期待が低い中で飛躍したので、同じ様な事を起こして頂きたいですね(^^)

頑張れ日本!!

 

【試合情報】

 

※訂正とお詫び

前回のブログにベルマーレ様の試合情報について、

一部誤った内容を記載しておりました、誠に申し訳ありません。。

反省の上、今後も頑張って参ります(ーー;)

 

対 バルドラール浦安

開催日時:6月16日(土) 19時kick off

会場:駒沢オリンピック公園 体育館  

 

本日はこの辺で失礼します!

2大会連続メンバー入りの山口蛍が“ハメス対策”語る

C大阪MF山口蛍が意気込みを語った
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。セレッソ大阪は同日に記者会見を行い、2大会連続の選出となったMF山口蛍が意気込みを語っている。

 山口は本大会に向けて「しっかり戦ってきたいと思います」と抱負を述べると「キヨくん(清武弘嗣)と(杉本)健勇の思いも一緒に背負って頑張ってこれたら」と、落選したC大阪のチームメイト2人についても言及。「思い切って自分の出せるものは全部出して帰ってきたいですし、できるだけいい結果を持って帰って来れればいいかなと思います」と戦友に誓った。

 また、自身の役割に関しては「やっぱり守備の部分が一番求められると思いますし、ファイトする、泥臭く戦うというところ」とし、初戦のコロンビア戦について聞かれると「コロンビアだけではないですけど、自分と対峙する相手のキーマンというのは必死になって潰さないといけないなとは思います」と力を込めている。

 コロンビアは前回大会のグループリーグ第3戦でも対戦し、1-4の惨敗を喫した相手。その試合に途中出場していた山口は「コロンビアだったらもちろんハメス・ロドリゲスになってくるとは思います」と要注意選手を挙げ、「防ぐというか自由にやらせない。もちろん彼にボールが入る前に奪い取ることができればそれが一番ですし、もし持たせたとしても自由にやらせないっていうのが一番じゃないかなと思います」と“キーマン封じ”のイメージを膨らませた。

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「小さな奇跡」を目論む西野監督、目標は2大会ぶりのGL突破

記者会見する西野朗監督
 2大会ぶりのグループリーグ突破を目標に掲げた。日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表。W杯本大会に向け、「ギリギリのゲームがあるかもしれないし、圧倒できるゲームがあるかもしれない。非常に厳しいゲームがあるかもしれないが、そういう中でも少なくともグループリーグを突破したいと考えている」と、具体的な目標に言及した。

 6月19日のコロンビア戦(サランスク)を皮切りに24日のセネガル戦(エカテリンブルク)、28日のポーランド戦(ボルゴグラード)と続くロシアW杯。FIFAランキングで見ても日本の60位に対し、ポーランドが10位、コロンビアが16位、セネガルが28位という“格上”ばかりの相手だが、「各ゲームに対してポイント(勝ち点)を取りたい」と、3試合すべてで最低でも勝ち点1を積み上げていくことでグループリーグ突破につなげたい考えを示した。

「今、日本チームらしい日本のサッカーをやりたいという大きな目標を強く持っている。具体的な数字でということであれば、1試合1試合ポイントを取ってグループリーグを抜けたい。そういう数字が残せれば、日本のサッカーをある程度表現し、披露できるのではないかと思っている」

 96年のアトランタ五輪では、西野監督率いる日本代表がブラジルを1-0で破る大金星を挙げ、“マイアミの奇跡”と呼ばれた。報道陣から「今度はどんな奇跡を見せてもらえるのか」と聞かれると、「奇跡と言われても、正直、お答えできることではないが……」と苦笑いを浮かべながらも、「初戦のコロンビアに対して日本代表チームが強く入っていく、そしてあのコロンビアを倒す。小さな奇跡かもしれないが、今はそういう気持ちを持ちたい」と力説。前回のブラジルW杯で1-4の完敗を喫したコロンビアへのリベンジを果たし、02年日韓W杯、10年南アフリカW杯に続く3度目の決勝トーナメント進出を目指す決意を述べた。

(取材・文 西山紘平)

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4年前の悔しさを胸に…2大会連続メンバー入りの酒井高徳「必死で日々過ごしてきた」

酒井高徳が雪辱に燃えている。
 日本代表DF酒井高徳(ハンブルガーSV)が、雪辱に燃えている。

 31日、日本代表の西野朗監督が都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表。そのリストの中に『酒井高徳』の名前もあった。

 酒井は、2010年南アフリカW杯はサポートメンバー、2014年ブラジルW杯は本登録メンバーに選出されたが、出場機会を得られなかった。この悔しさを糧にドイツで多くのことを経験し、ハンブルガーSVではキャプテンも務めた。チームは史上初の降格となってしまったが、W杯のメンバー入りを果たし、雪辱を果たすスタートラインに立った。

 所属事務所を通じて酒井は、「今回、2018年ロシアW杯日本代表に選出され、本当にうれしく誇りに思います」と喜び、「2014年ブラジルでの敗戦、そして出場できなかった悔しさを糧にこの4年間を必死で日々過ごしていました。日本のサポーターの皆さんと一丸になり戦い抜けるように、自分の出来る事を全力で頑張ります」と、サポーターに誓った。

 また、故郷を代表としても戦うつもりだ。「僕は新潟で生まれ、新潟で育った選手でもあります。新潟県民の代表としてロシアの地で戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」と語った。

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日本のW杯メンバー発表を報じるポーランドメディア「大きな驚きは…」

日本は6月28日の第3戦でポーランドと対戦する
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。ポーランド『プシェグロント・スポルトビ』では西野朗監督のメンバー選考について「大きな驚きはなかった」と報じている。

 同メディアは「日本のクレイジーな数週間」と書き出し、本大会2か月前に起きたバヒド・ハリルホジッチ前監督の解任劇や、後任の西野監督が初陣のガーナ戦翌日にメンバーを決断しなければならなかった慌ただしい状況などを説明した。

 そして発表された23人のメンバーに関し、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、MF本田圭佑(パチューカ)の3人が選出されたことに触れつつ、「大きな驚きはなかった」とレポート。西野監督の「(26人の中から)3人を外すのは非常に大きな決断だった」というコメントも紹介している。

 日本は本大会でグループHに属し、6月19日の第1戦でコロンビア、24日の第2戦でセネガルと対決。ポーランドとは28日に行われる第3戦で激突する。

以下、日本代表のW杯メンバー23人

▽GK
川島永嗣(メス)
東口順昭(G大阪)
中村航輔(柏)

▽DF
長友佑都(ガラタサライ)
槙野智章(浦和)
吉田麻也(サウサンプトン)
酒井宏樹(マルセイユ)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
昌子源(鹿島)
遠藤航(浦和)
植田直通(鹿島)

▽MF
長谷部誠(フランクフルト)
本田圭佑(パチューカ)
乾貴士(エイバル)
香川真司(ドルトムント)
山口蛍(C大阪)
原口元気(デュッセルドルフ)
宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
柴崎岳(ヘタフェ)
大島僚太(川崎F)

▽FW
岡崎慎司(レスター・シティ)
大迫勇也(ブレーメン)
武藤嘉紀(マインツ)

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アクアタウンパンツ

ビーチ、ジム、街着としても着用できるマルチパンツ。 1枚あると色々なシーンで対応できコーディネイトし易いデザインがポイント。 素材:ポリエステル 100% サイズ:S,M,L,XL,XXL カラー:BLACK,WHITE,LEAF
ウエストヒップ前股上股下
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 (約/cm)

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2度目のW杯で自身初出場なるか…酒井宏樹「4年間、磨きあげたものをピッチで使い果たせるように」

2度目のW杯メンバー選出となったDF酒井宏樹(マルセイユ)
 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 DF酒井宏樹(マルセイユ)は2014年ブラジルW杯に続く2度目の選出。前回大会はDF内田篤人(鹿島)の牙城を崩せず、出場機会は得られなかったが、2016-17シーズンから所属するマルセイユでは今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出に貢献するなど、4年間で大きな飛躍を遂げた。

 メンバー発表直後に自身のツイッター(@hi04ro30ki)で「ワールドカップ日本代表のメンバーに選ばれ光栄に思います。家族や日頃から自分を応援し支えてくれている皆さまに感謝いたします。2度目のワールドカップ。この4年間ドイツで、フランスで磨きあげたものをピッチの上でしっかり使い果たせるよう全力で戦ってきますので、応援宜しくお願い致します!」と力強くコメントしている。

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2度目のW杯で自身初出場なるか…酒井宏樹「4年間、磨きあげたものをピッチで使い果たせるように」

2度目のW杯メンバー選出となったDF酒井宏樹(マルセイユ)
 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 DF酒井宏樹(マルセイユ)は2014年ブラジルW杯に続く2度目の選出。前回大会はDF内田篤人(鹿島)の牙城を崩せず、出場機会は得られなかったが、2016-17シーズンから所属するマルセイユでは今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出に貢献するなど、4年間で大きな飛躍を遂げた。

 メンバー発表直後に自身のツイッター(@hi04ro30ki)で「ワールドカップ日本代表のメンバーに選ばれ光栄に思います。家族や日頃から自分を応援し支えてくれている皆さまに感謝いたします。2度目のワールドカップ。この4年間ドイツで、フランスで磨きあげたものをピッチの上でしっかり使い果たせるよう全力で戦ってきますので、応援宜しくお願い致します!」と力強くコメントしている。

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なでしこジャパンの“クミーニョ”横山がドイツから長野復帰へ

なでしこジャパンの“クミーニョ”横山がドイツから長野復帰へ
 AC長野パルセイロ・レディースは31日、日本女子代表(なでしこジャパン)のFW横山久美(24)が期限付き移籍していた女子ブンデスリーガのフランクフルトから7月1日に復帰すると発表した。

 選手登録の規定に伴い、試合出場は9月8日のなでしこリーグ第10節のマイナビ戦以降となる。

 横山は昨年5月にフランクフルトへの移籍を発表。17-18シーズンを戦い終え、21試合に出場して4得点を決めていた。今年4月にはなでしこジャパンの一員として女子アジア杯に出場し、決勝で優勝に導くミドルシュートを決めるなどの活躍を見せ、また“クミーニョ”の愛称で注目を集めていた。

●なでしこリーグ2018特設ページ

なでしこジャパンの“クミーニョ”横山がドイツから長野復帰へ

なでしこジャパンの“クミーニョ”横山がドイツから長野復帰へ
 AC長野パルセイロ・レディースは31日、日本女子代表(なでしこジャパン)のFW横山久美(24)が期限付き移籍していた女子ブンデスリーガのフランクフルトから7月1日に復帰すると発表した。

 選手登録の規定に伴い、試合出場は9月8日のなでしこリーグ第10節のマイナビ戦以降となる。

 横山は昨年5月にフランクフルトへの移籍を発表。17-18シーズンを戦い終え、21試合に出場して4得点を決めていた。今年4月にはなでしこジャパンの一員として女子アジア杯に出場し、決勝で優勝に導くミドルシュートを決めるなどの活躍を見せ、また“クミーニョ”の愛称で注目を集めていた。

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「最後まで自分のために…」23人に残った乾貴士、早期帰国を認めてくれたエイバルに感謝

23人に入った乾貴士
 ロシアW杯に出場する日本代表メンバーに選出されたMF乾貴士(エイバル)が所属事務所を通じてコメントを発表した。

 31日、日本代表の西野朗監督が都内で記者会見を行い、W杯本登録メンバーが読み上げられた。その際、乾の名前が読み上げられると、報道陣からはどよめきに似た声もあがった。

 右太腿痛で30日のガーナ戦(0-2)を欠場した乾。西野監督は「昨日のゲームに入れないことはなかったと思う。強引に入るということは避けさせた。リスクがあるので」と、あえて起用を回避したと説明し、「彼のスタイルは代表チームに少ない。そこは最後まで求めた」と、選出の意図を説明した。

 23人に滑り込んだ乾は所属事務所を通じ、「選ばれことを誇りに思います。シーズン終了直前に怪我をしてしまいましたが、W杯で活躍するために治療を続けてきました。W杯で戦える身体に戻すための努力をしてくれた、日本代表をはじめとするドクター、トレーナー、メディアカルスタッフに本当に感謝します」と語った。

 また、今季限りで退団する予定のエイバルに対し、「怪我をした際に、すぐに帰国を認めてくれて、最後まで自分のために尽くしてくれたエイバルには感謝しかありません、この場を借りて本当に最高の3年間だったことを改めて言いたいです!」と感謝の言葉を伝えた。

「初めてのW杯なので、始まってみないと雰囲気は分かりませんが、日本代表を応援してくれる皆さんのためにも、将来日本代表を目指す子どもたちのためにも、自分自身が思いっきりW杯を、サッカーを楽しんでプレーして良い結果を残し、勝利に貢献したいと思います」

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落選三竿「悔しさをエネルギーに変えて」、気丈にツイート「日本がんばれ!!」

W杯メンバーを落選した三竿健斗
 31日、日本代表の西野朗監督はW杯を戦う23人のメンバーを発表した。30日のガーナ戦を戦った26人から3人が外れる形となり、MF三竿健斗(鹿島)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(ハノーファー)が落選した。

 メンバーを落選した三竿は、すぐにツイッター(@kentomisaodayo)を更新。「ロシアW杯の日本代表にはなれませんでした」と無念をつづるも、「悔しさをいつもエネルギーに変えて成長してきたのでこれで僕はさらに強くなれると思います。次のカタールW杯に中心選手として活躍できるようにまた頑張ります」と切り替えを強調。

 そして「選ばれたみなさん頑張ってください!全力で応援します!!日本がんばれ!!」と23人へエールを送った。


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負傷抱える乾は23人滑り込み、西野監督「彼のスタイルを求めた」

ガーナ戦を欠場したMF乾貴士だが、W杯メンバーに入った
 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 右太腿痛で30日のガーナ戦(0-2)を欠場したMF乾貴士(エイバル)の名前が読み上げられると、報道陣からはどよめきに似た声もあがった。

 西野監督は「昨日のゲームに入れないことはなかったと思う」と説明。それでも「強引に入るということは避けさせた。リスクがあるので」と、あえてガーナ戦での起用は回避したことを明かした。

 代表チームは6月2日に日本を出発し、オーストリアで事前キャンプに入るが、「これからは全体的に練習に合流できる確証を持っていた」と指摘。切れのあるドリブルでリズムに変化を加えるアタッカーはチームの切り札にもなる。「彼のスタイルは代表チームに少ない。そこは最後まで求めた」と、選出の意図を語った。

「メディカル的には問題ない。ゲームでは確認できなかったが、彼は2週間前、トップフォームでいい状態だった。そういう予測の下、ロシアには十分入れる」。6月19日のW杯グループリーグ初戦・コロンビア戦にはトップコンディションで臨めるとの判断の下、23人のリストに載せた。

(取材・文 西山紘平)

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3大会連続W杯へ長友佑都、短くつぶやく「やってやる。」

長友佑都が短く決意表明した
 ロシアW杯を戦う日本代表メンバーに選出されたDF長友佑都が、31日のメンバー発表直後にツイッター(@YutoNagatomo5)を更新。短く「やってやる。」とだけつぶやき、決意表明した。

 長友は3大会連続3回目のW杯出場になる。



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「有望な若手3人」が落選…W杯出場に導いた井手口、浅野が涙のむ

ガーナ戦に途中出場したMF井手口陽介
 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 前日30日のガーナ戦(0-2)に臨んだ代表メンバー26人からはMF三竿健斗(鹿島)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(ハノーファー)の3人が落選。リオデジャネイロ五輪世代の「有望な若手3人」(西野監督)が涙をのむ形となった。

 井手口と浅野は昨年8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(2-0)で日本をW杯出場に導くゴールを決めた2人でもあった。「この舞台に立たせてくれたのも彼らの力が大きい」。そう評価した指揮官だが、18年に入って所属クラブで出場機会に恵まれていない現状を重視した。

「彼らの代表でのパフォーマンスというものは強く感じていたし、それを求めたいと思っていた。ただ、彼らの現状がそういう環境ではなかった」。そう説明すると、「期待をして、確認したいという中で招集した。パフォーマンスは上がってきていた」と、ガーナ戦では井手口を途中出場させたが、「2週間で本大会にトップフォームで入れるか、確証を持てなかった」と判断した。

(取材・文 西山紘平)

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W杯決定“ジャガー弾”から9か月…浅野拓磨無念の落選

ジャガーポーズで喜ぶFW浅野拓磨。オーストラリア戦のゴールはW杯決定弾となっていた
 W杯決定の下院気に包まれたのは昨年8月31日のオーストラリア戦。あれからちょうど9か月。同試合で決定弾となった前半41分の先制点を決めたFW浅野拓磨(23)に本戦出場の権利が与えられることはなかった。

 浅野は17-18シーズンはシュツットガルトでプレー。開幕戦でブンデス1部リーグデビューを飾るなど、序盤戦は出場機会があったが、終盤はベンチ外を続け、15試合の出場にとどまった。

 西野朗監督は会見で「この舞台に立たせてくれたのも彼らの力が大きい」と話していたが、30日のガーナ戦でも出場機会を与えることはなかった。

 先日、アジアサッカー連盟(AFC)がW杯でブレイクが期待されるアジア選手にも挙げられていた浅野だが、今夏、ロシアの地でジャガーポーズを見ることはなくなった。



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香川の復調喜ぶ西野監督「彼の独特な感覚、センス」に期待

ガーナ戦に後半開始から途中出場したMF香川真司
 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 前日30日のガーナ戦(0-2)に後半開始から途中出場し、232日ぶりに代表戦のピッチに立ったMF香川真司(ドルトムント)。日本の背番号10について西野監督は「彼らしいプレーもいくつか見えたし、良くなっていると思う」と評価した。

 左足首痛で2月から長期離脱していた香川。西野監督が現地まで視察に訪ねた今月2日、香川は練習を欠席し、MRI検査を受けていた。「これは間に合うかなという気は確かにした」と不安を覚えた指揮官だったが、その後、今月12日のブンデスリーガ最終節に後半29分から途中出場。約3か月ぶりの実戦復帰を果たしたこともあり、21日からの合宿メンバーに招集した。

「10日間のキャンプの中でも上がってきたし、昨日も(出場)時間を少し増やした中、最近3か月の中では一番長いパフォーマンスだった」。日増しにコンディションを上げている香川への信頼は厚く、「中盤のオフェンシブな中で彼の独特な感覚、センスは高まっていくのではないかと考えている」と、さらにパフォーマンスを高めていくことを期待した。

(取材・文 西山紘平)

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日本の命運を託された“青き戦士”…ロシアW杯に臨む23人が決定!:FW編(9枚)

レスター・シティに所属するFW岡崎慎司
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に臨む本登録メンバー23名を発表した。

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日本の命運を託された“青き戦士”…ロシアW杯に臨む23人が決定!:MF編(27枚)

フランクフルトに所属するMF長谷部誠
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に臨む本登録メンバー23名を発表した。

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日本の命運を託された“青き戦士”…ロシアW杯に臨む23人が決定!:DF編(24枚)

ガラタサライに所属するDF長友佑都
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に臨む本登録メンバー23名を発表した。

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日本の命運を託された“青き戦士”…ロシアW杯に臨む23人が決定!:GK編(9枚)

メスに所属するGK川島永嗣
 日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアW杯に臨む本登録メンバー23名を発表した。

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日本代表のW杯メンバー23人が決定!!三竿、井手口、浅野が落選…

日本代表のW杯メンバー23人が決定!!三竿、井手口、浅野が落選…
 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 代表チームは今月21日から千葉県内で合宿をスタート。27人が招集された最終候補メンバーからMF青山敏弘(広島)が負傷のため離脱し、26人で前日30日のガーナ戦(0-2)に臨んだ。この26人からMF三竿健斗(鹿島)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(ハノーファー)の3人が落選する形となり、W杯メンバー23人が決まった。

 チームは6月2日に日本を出発。オーストリアでの事前キャンプでは8日にスイス戦(ルガーノ)、12日にパラグアイ戦(インスブルック)が予定されており、その後、13日にベースキャンプ地のカザンに入り、ロシアW杯グループリーグ初戦となる19日のコロンビア戦(サランスク)に向けて調整を続ける。

以下、日本代表のW杯メンバー23人

▽GK
1 川島永嗣(メス)
12 東口順昭(G大阪)
23 中村航輔(柏)

▽DF
5 長友佑都(ガラタサライ)
20 槙野智章(浦和)
22 吉田麻也(サウサンプトン)
19 酒井宏樹(マルセイユ)
21 酒井高徳(ハンブルガーSV)
3 昌子源(鹿島)
6 遠藤航(浦和)
2 植田直通(鹿島)

▽MF
17 長谷部誠(フランクフルト)
4 本田圭佑(パチューカ)
14 乾貴士(エイバル)
10 香川真司(ドルトムント)
16 山口蛍(C大阪)
8 原口元気(デュッセルドルフ)
11 宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
7 柴崎岳(ヘタフェ)
18 大島僚太(川崎F)

▽FW
9 岡崎慎司(レスター・シティ)
15 大迫勇也(ブレーメン)
13 武藤嘉紀(マインツ)

▼過去のメンバーリスト
18/5/18ガーナ戦メンバー

(取材・文 西山紘平)

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分野研究家

タイムキーパー: フットサルはアウトオブプレーになったとき、試合再開時まで止める。ピッチの外でストップウォッチを操作する。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム
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八百長関与でサウジ主審をW杯から除外…日本の山内副審がW杯へ

サウジアラビアのファハド・アルミルダシ主審がW杯審判員から除外された
 国際サッカー連盟(FIFA)は、6月に開幕するロシアW杯において、サウジアラビアのファハド・アルミルダシ主審を審判員から除外すると発表した。

 同主審は八百長に関与したとしてサウジアラビアサッカー連盟から永久資格停止処分を受けており、永久資格停止処分が求められていた。『BBC』によると、同氏は八百長への関与を認めているという。

 2011年から国際主審として活動していた同主審は、昨年のコンフェデレーションズ杯のポルトガル代表対メキシコ代表の3位決定戦で笛を吹くなど、実績を積み上げていた。

 この決定によりFIFAはUAEのハサン・アルマーリ氏と日本の山内宏志氏の両副審を追加でW杯審判員に登録した。

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[MOM530]早稲田大MF相馬勇紀(4年)_名古屋内定のアタッカー、真価の1ゴール1アシスト

名古屋加入が内定したMF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.30 関東大学L1部第7節 法政大2-5早稲田大 法政大G]

 名古屋グランパスへの来季加入が内定したMF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)が、その発表直後に挑んだ今節。奇しくもその試合はスカパー!でも生中継され、普段よりも注目度の高いものとなった。

 試合は序盤から法大がペースを握るが、前半41分に相馬が起点となって先制点を生み出す。MF栗島健太(3年=流通経済大柏高)からのスルーパスに反応した相馬は左サイドを突破。マークについた相手DFを置き去りすると、左足でグラウンダーのクロスを放ち、FW武田太一(3年=G大阪ユース)の得点をお膳立てした。

 3-2で迎えた後半29分にはゴールも決める。FW藤沢和也(3年=早稲田実高)がスルーパスを出すと、相馬は相手の最終ラインをダイアゴナルランで突破。相手GKとの1対1も素早くかわし、無人のゴールに流し込んだ。

 試合は5-2で早大が勝利。相馬は1ゴール1アシストを記録し、プロ内定選手として挑んだ試合でも持ち味をしっかりと発揮した。「スカパーさんが生放送するということで、見てくれる方もいるって思っていたので、結果は出したいと密かには思っていました」と“お披露目”を意識していたという相馬。「最初のインパクトが大切だと思うので、特長は出せたし得点シーンも良かったんじゃないかなと思います」と笑顔をみせた。

 自身もプロとして活躍した外池大亮監督は「リリースが出た瞬間から、今までの相馬じゃダメなんだ」と本人に伝えていたという。「大学でもプロの選手として見られる中で、どう向き合うか。もう次のステージに行ったわけだからそういう立ち位置でいてほしい」と発破をかけたが、「でも、1回ボールが来た時にしっかり仕事ができるっていうのがやっぱり成長したなって。今日の得点もダイアゴナルに右から入って、あれは今までなかったシーンなので彼も変わろうとしている。もっとできることをやりたいっていう、そういう景色が見えているんじゃないかな」と教え子の成長に目を細めていた。

 相馬自身も今日の試合で成長を実感している。「足下で受けてからも(マークを)はがせるし、動き出しで受けてもはがせる。今日のアシストも最初足下で受けようとしたんですけど、相手が足下を潰しに来るのが見えたので。うまく逆を取ってワンチャンスをものにできた」と振り返った。今日の試合では左サイドだけでなく、途中から右サイドでもプレーしたが、「どっちで出ても、自分がはがすパターンっていうのが見えてきたのでそこは良かったです」と手応えを掴んでいた。

 プロ内定を勝ち取った相馬だが、まだ残されている大きな目標がある。「まだインカレに出たことなくて、総理大臣杯も2年生のときベスト8で終わっているので、大会で日本一を取りたい」とチームのタイトル獲得を掲げ、個人の目標としては「昨季2部のアシスト記録は塗り替えたので、1部の記録(17アシスト)も塗り替えてアシスト王になりたい」と挙げた。「遠いんですよね…7試合終わってまだ4アシストなので笑。でも2桁はいきたい」。早大の快足アタッカーはプロ内定の気負いを見せず、ひたむきに成長を続けている。

(取材・文 石川祐介)
●第92回関東大学L特集

「サラーは3週間以内に復帰」エジプト協会が“W杯間に合う”と公式見解

W杯での鮮烈な活躍に期待が集まるFWモハメド・サラー
 UEFAチャンピオンズリーグの決勝で左肩を痛めたリバプールエジプト代表FWモハメド・サラーだが、W杯出場はギリギリ間に合う見通しとなった。

 エジプトサッカー協会が発表したもので、診断の結果、3週間以内に復帰できるとの見通しを示した。

 エジプトはW杯でロシア、サウジアラビア、ウルグアイと同組のグループAを戦う。初戦は6月15日のウルグアイ戦となっている。

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ユーベのイケメンMFが来日、「日本はイタリアと同じくらい心が安らぐ!」と日本語で綴る

クラウディオ・マルキージオが来日
 先日、元イングランド代表の貴公子デイビッド・ベッカム氏が来日し、話題となったが、今度はユベントスのイケメンが日本へやってきたようだ。

 オフシーズンを利用して日本にやってきたのはユベントスに所属するイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ(32)だ。マルキージオのインスタグラム(@marchisiocla8)によると、30日に来日した模様。空港でサポーターとの記念撮影に応じ、銀座でのイベントに出席したようだ。

 マルキージオはインスタグラムにイベントでの写真とともに日本語で、「日本はイタリアと同じくらい心が安らぐ!」と投稿。居心地の良さを感じてくれているようだ。

●セリエA2017-18特集

U-19代表候補合宿初参加のMF滝が鮮烈アピール。指揮官驚く順応性も披露

前半38分、U-19代表候補MF滝裕太が右足で3点目のゴール
[5.30 練習試合(第1試合) U-19日本代表候補 3-1 U-19大学選抜]

「こんなにスムーズに攻守においてチームに入っていけるというのは、ちょっと驚きましたね」。U-19日本代表の影山雅永監督はチームの活動に初めて参加したMF滝裕太(清水)のプレーを称賛していた。

 昨年、U-18日本代表に招集された滝だが、その際はチーム事情で辞退している。だが、小柄な万能型アタッカーは、対外試合で初めてコンビを組む選手たちと非常にスムーズなパス交換。そして持ち味のドリブルでも魅せた滝は、1得点1アシストの活躍で鮮烈アピールをしてのけた。

 前半30分に左SHとしてピッチに放たれた滝は「一回前も呼ばれて辞退とかあって、今回こそは来れたので、自分の全てを出し切ろうと思って試合に入りました」。早速、投入直後に左中間から得意のドリブルでPAへ切れ込む。相手DFが遅れてチェックしたことで倒れかけたが、すぐに体勢を立て直すと、FW安藤瑞季(C大阪)へのヒールパスで同点ゴールをアシストした。

 さらに38分にはMF喜田陽(C大阪U-18)のスルーパスで完全に抜け出すと、GKとの1対1から右足シュートをゴールへ流し込んだ。「あれはもう前のパスが全てですね」とパスを出した喜田を讃えていたが、代表定着を目指すMFにとっては1チャンスをものにできるかどうかが重要。それを決めきったことについては「落ち着いて流し込めたので、入って良かったですね。常に上を目指したいと思っていて、(今年から)プロになって試合にもルヴァンにもちょっとしか出れなくて悔しい思いがあったので、久々の試合で爆発してやろうというのはありました」と自身の活躍を素直に喜んでいた。

 得点・アシストシーンが目立ったが、それだけではない。左右の両SHを務めた60分間でSBや前線の選手たちとのパス交換で局面を打開したり、連動した守備によってボールを奪い取って速攻に移すなど、むしろ攻守における連動性、そして順応性の高さでコーチ陣を驚かせた。

 それについて滝は「コミュニケーションとかも原大智とか部屋一緒で『こういうプレーをした方が良いよ』とアドバイスしてくれていたので、とりあえず守備はガンガン行くとか、1タッチプレーも『近くにいるから』と言ってくれたりしていた」。アドバイスしてくれたFW原大智(FC東京)との好連係も披露。そして「求められているものは自分はドリブルでどんどん行くことだと思っていたので試合でそこをまず出せたのは良かったと思います」と求められている仕掛けの部分も発揮できたことに胸を張った。

 ただし、後半終盤はボールに絡めない時間帯があり、チームが苦しい時にキープして時間を作ることなどができなかったと感じている。残り2日間、よりチームメートたちを知り、連係を高めて武器でアピールすること。訪れたチャンスを逃さずに次へ繋げ、U-19代表の戦力になる。

(取材・文 吉田太郎)

元日本代表監督の目にはどう映ったのか…ジーコがW杯壮行試合ガーナ戦を観戦

ガーナ戦を観戦していたジーコ氏
 元日本代表監督であるジーコ氏の目にはどう映ったのだろうか。

 30日、日本代表は日産スタジアムでガーナ代表と対戦。ロシアW杯本登録メンバー発表前最後のテストマッチで初采配となった西野朗監督は、3-4-2-1の新システムを試し、怪我明けのMF香川真司らを途中出場させたが、W杯前の国内ラストマッチは0-2で敗戦。試合終了後にはサポーターからブーイングが浴びせられた。

 2006年ドイツW杯で日本を率いたジーコ氏は、この試合を観戦していたようで、ビーチサッカー日本代表のラモス瑠偉監督とのツーショットと共にインスタグラム(@zico_oficial)を更新。「横浜のスタジアムで日本代表の試合に約7万人のサポーターが観戦に訪れたが、ファンにとって良い試合とはならなかった」と、厳しい評価を下した。

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U-19代表のエース候補FW安藤が2発!粗削りの良さに先輩FWが持つ良さを加えたFWへ

前半35分、2得点目を決めたFW安藤瑞季がガッツポーズ
[5.30 練習試合(第1試合) U-19日本代表候補 3-1 U-19大学選抜]

 粗削りの良さと先輩FWが持つ巧さ、器用さを併せ持つFWへ――。U-19日本代表のエースストライカー候補が期待通りの2得点だ。先制されたU-19日本代表候補は前半32分、MF滝裕太(清水)が鋭いドリブルでPAへ侵入。一度バランスを崩しながらも粘ってボールをキープすると、ゴールを背にしたままヒールパス。これを受けたFW安藤瑞季(C大阪)が右足シュートを逆サイドのゴールネットに沈めて1-1とした。

 安藤はさらに35分、前線からプレッシャーをかけると、PAで相手DFをFW佐々木大樹(神戸)と挟み込む形でインターセプト。すぐさまゴール方向へ向かった安藤はGKの意表を突くチップキックで勝ち越しゴールを決めた。

「たまたまっす。チームで試合に出れていない分、こういうところでアピールしてチャレンジしていかないといけないと思っていたので、その思いがゴールに繋がったと思います」。U-19代表は6月、W杯に出場するA代表のトレーニングパートナーを兼ねてロシア遠征を行う予定。そこで貴重な経験を積みたいという思いを抱いていたストライカーが、気合十分のプレーでチームを活性化し、持ち味である勝負強さも発揮した。

 本人は満足していない様子だったが、前線からの迫力十分のプレッシングや相手DFを弾き飛ばすような突破、そして調子の良さが伝わるような余裕のあるボールキープも印象的だった。

「(余裕があるように映ったのは)最初に点数が入ったので楽しかったので」というFWは、「点取れてホッとした部分はあった。(滝)裕太もアシストしてくれて周りのパスとかあったから点が取れた。引き立ててくれたみんなには感謝している」と笑顔を見せていた。

 FW柿谷曜一朗やFW杉本健勇といったC大阪の先輩FWのプレーから学んでいる部分がある。「懐使うところだったり、ゴール前で入り込んでいる嗅覚だったり、曜一朗くんや健勇くんとか、お手本になる。細かい技術含めて落ち着いているなと実感していて、俺もそういうところから大事にしていかないといけない。(自身の特長でもある)粗削りだけじゃなくて。それも大事なんですけれども、それだけじゃなくて器用さも必要だなと感じています。もっともっとレベルを上げていかないといけない」。

 高校ナンバー1ストライカーとして注目を集めてきた安藤は、同世代からU-21日本代表に招集されているDF橋岡大樹(浦和)やFW田川亨介(鳥栖)の存在も刺激に。負けん気強いストライカーは貪欲に成長を果たし、C大阪、そしてU-19代表でも結果を残し続ける。

(取材・文 吉田太郎)
 

C・ロナウドの母親が退団示唆の息子にお願い?「パリも好きだけど、私としては…」

クリスティアーノ・ロナウドの母親が息子にお願い?
 レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(33)の母親が、火に油を注ぐような発言を繰り出した。スペイン『アス』が伝えている。

 バロンドールを5度受賞するなど、世界最高峰プレイヤーとして称されるC・ロナウド。26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝リバプール戦の試合終了後に、「レアルでの時間は素晴らしいものだった。いつも僕に寄り添ってくれるファンに対して、近日中に返事を届けたい」と発言し、今季限りでの退団が強まっている。

 C・ロナウドに対して、これまで古巣マンチェスター・ユナイテッドへの復帰やパリSGへの移籍が報じられていたが、彼の母親であるドロレス・アベイロさんがフランス『SFR Sport1』のインタビューに応じ、移籍の噂について言及した。

「私はパリが好き。何回か行ったことがあるわ。最後に行ったのは、息子がバロンドールを受賞したときかしら。とても誇りに感じたわ。パリに行くたび、みんなが温かく迎えてくれるの。だけど、私はマンチェスター・ユナイテッドに復帰してくれる方がうれしいわ」

●プレミアリーグ2017-18特集
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集

37歳テリーがアストン・ビラ退団「プレミア復帰できず、未だに辛い」

ジョン・テリーがアストン・ビラ退団へ
 アストン・ビラは30日、元イングランド代表DFジョン・テリー(37)の退団を発表した。

 テリーは昨夏、21年間在籍したチェルシーを退団し、チャンピオンシップ(2部相当)のアストン・ビラに加入。キャプテンとしてリーグ戦32試合に出場し、チームの4位フィニッシュに貢献したが、昇格プレーオフ決勝でフルハムに敗れ、プレミアリーグ復帰を逃していた。

 テリーは自身のインスタグラム(@johnterry.26)を更新し、「今日、僕はアストン・ビラと別々の方向へと進む。この偉大なクラブでキャプテンを務める機会を得たことを誇りに思う。ピッチ内外で全力を尽くしたが、プレミアリーグに復帰できず、いまだに辛い。スタッフ、選手、オーナーに感謝を伝えたい。そしてサポーターには特別な感謝を。あなたたちの成功を祈っています」と、感謝の気持ちを綴った。

 37歳テリーの今後の去就については明らかになっておらず、現役続行か引退か注目が集まりそうだ。

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[関東]早大が雨中の一戦制し首位キープ!主将・岡田投入で流れを変え、大量5得点で法大を撃破

早大が2戦ぶり白星で首位をキープした
[5.30 関東大学L1部第7節 法政大2-5早稲田大 法政大G]

 関東大学リーグ1部の第7節が30日に各地で行われ、早稲田大法政大に5-2で勝利。2試合ぶりの白星となり、首位キープに成功した。

 首位・早大は4-3-3の布陣で、最終ラインのDF工藤泰平(2年=日大藤沢高)とDF大里優斗(3年=鹿島ユース)が今季初先発。中盤の底にMF鍬先祐弥(2年=東福岡高)を配置し、最前線には、28日に名古屋グランパスへの来季加入を発表したMF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)、前節に得点を挙げたFW武田太一(3年=G大阪ユース)、FW藤沢和也(3年=早稲田実高)を起用した。

 5位の法大は4-2-3-1の布陣を敷き、今季初先発のMF下澤悠太(3年=柏U-18)がボランチの位置に入る。トゥーロン国際大会に挑むU-21日本代表に選出されたエースFW上田綺世(2年=鹿島学園高)が不在の中、最前線にはMF森俊貴(3年=栃木SCユース)、FWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)、MF紺野和也(3年=武南高)が配置された。

 雨中の一戦でペースを握ったのは法大。開始1分を経たずして、森や下澤が枠内にシュートを放つが、早大の守護神・GK小島亨介(4年=名古屋U18)に防がれる。前半30分には下澤の左CKからニアサイドのディサロが頭でそらすと、ファーサイドの森が折り返し、最後はDF加藤威吹樹(3年=広島ユース)がゴール前で合わせるが、小島のスーパーセーブで得点にはならなかった。

 早大の外池大亮監督も「ファーストプレーでやられた。あの流れがずっと行った」と語るように序盤から守りの時間が続く早大だが、終盤に一瞬の隙を突く。前半41分、中盤のMF栗島健太(3年=流通経済大柏高)がスルーパスを送ると、相馬が左サイドからグラウンダーのクロスを上げる。ニアサイドに詰めた武田が合わせて先制に成功した。

 しかし、法大もすぐ反撃に出る。前半45分、右サイドのDF黒崎隼人(4年=栃木SCユース)がクロスを上げ、ファーサイドの森が落とすと、MF末木裕也(3年=甲府U-18)が胸トラップから豪快なオーバーヘッドキック。ボールは相手DFに当たりながらも、そのままゴールに吸い込まれた。

 先制した早大だがすぐに追いつかれ、1-1で前半が終了。外池監督は「追いつかれたことで、点を取りに行かなきゃなと。そういう姿勢じゃないとゲームを変えていくことはできない」と判断し、後半から主将・FW岡田優希(4年=川崎U-18)を投入する。

 すると、この交代策が的中。後半3分、豪快にボールを追いかける岡田に対して、PA外に飛び出した法大GK吉田舜(4年=前橋育英高)と守備陣が連係ミスを犯す。「結果的にはラッキーでしたけど、ラッキーではないというか。前半からああいう分析をした上でのプレー」と岡田はその隙を逃さずにボールを奪い、無人のゴールに流し込んだ。

 2-1と勝ち越した早大は後半5分にも追加点。PA手前右でパスを受けた相馬がゴール前に折り返し、岡田が落とすと、MF金田拓海(3年=神戸U-18)が右足シュートを決め、3-1とリードを広げた。

 後半13分に法大はMF青柳燎汰(4年=前橋育英高)が1点を返すが、早大は29分、相馬が相手GKとの1対1を冷静にかわしてゴールを決め、すかさず4-2とする。42分には岡田のクロスを武田が頭で合わせてダメ押しの5点目。そのまま試合は終了し、5-2で早大が勝利を収めた。

 試合後、外池監督は「(前半の)ワンチャンスで相馬のアシストから先制点が取れた。でも、ポイントは追いつかれたこと」と振り返る。その後の岡田投入の采配が的中したことには「良いパフォーマンスをしてくれた。岡田や小笠原(学)といった4年生の力を感じた試合でした」と選手たちをねぎらった。

(取材・文 石川祐介)
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サッカーの母国イギリスより発祥して、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどに広まったインドアサッカーである。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム
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拍車かかるリバプールの新GK探し…バルサのオランダ代表GKが候補に浮上

ヤスパー・シレッセンがリバプールの新GKか?
 リバプールバルセロナに所属するオランダ代表GKヤスパー・シレッセン(29)を獲得リストに加えたようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 リバプールを長年悩ませる“GK問題”。GKシモン・ミニョレとGKロリス・カリウスの不安定なパフォーマンスに加え、先日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝でカリウスが信じられないミスを連発し、その代役探しに拍車がかかっている。

 同紙は、新GK候補にローマブラジル代表GKアリソン・ベッカー(25)とアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラク(25)を挙げ、新たなにシレッセンもリストに入ったと報じた。

 シレッセンは2016年8月にアヤックスからバルセロナに加入。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの牙城を崩すことができず、今季公式戦11試合に出場したが、リーガ・エスパニョーラではわずか1試合の出場にとどまった。

 同紙によると、シレッセンには6000万ユーロ(約75億5000万円)の契約解除金が設定されている模様。しかし、アリソン放出でローマが求める移籍金8000万ユーロ(約101億5000万円)、オブラクの契約解除金1億ユーロ(約126億9000万円)より安価であることから、リバプールが獲得に動くのではないかと推測されている。

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関東の強豪大学練習施設に潜入取材。FW上田ら代表、選抜多数の法政大の寮、グラウンドは…

朝7時から練習に励む法政大
 関東大学サッカー1部の強豪チームはどのような環境で成長を目指しているのか。グラウンド、部室、サッカー部寮……。関東大学サッカー連盟、各大学の協力によって、大学進学を控えた高校生たちにとっても貴重な情報を教えてもらってきたぞ。第1回は昨年の第41回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝チームでU-21日本代表FW上田綺世(2年=鹿島学園高)やU-19日本代表FW飯島陸(1年=前橋育英高)ら年代別日本代表、大学選抜選手を多数擁する法政大だ。

■サッカーに集中できる環境。人工芝グラウンド



 神奈川県相模原市緑区にある法政大城山グラウンド。全面人工芝のサッカー場だ。毎日、選手たちは1限前の朝7時からトレーニングを行っている。


 




 緑に囲まれた場所。サッカー場の隣には馬場なども。サッカー場には「充実している」と噂のベンチやスタンドも。



 部員は1年生から4年生まで合わせて50人ほど。Aチームが半面、残りの半面をBチームが活用していた。




■年代別日本代表選手たちが切磋琢磨する場

 U-21日本代表のFW上田綺世(2年=鹿島学園高)やU-19日本代表GK中野小次郎(2年=徳島ユース)らが汗を流していた。






 練習では主力選手たちがポゼッションからレベルの高さ感じさせる動き。意見を交換しながら集中して練習に取り組んでいた。1年生ではリーグ戦で試合に出続けているFW田中和樹(浦和学院高)らが練習から存在感。選手権優勝の前橋育英高の主将で、日本高校選抜でも主将を務めたMF田部井涼はリハビリに取り組んでいた。

■1年生は注目選手揃い



 インタビューに応えてくれた1年生4人衆。左からFW飯島陸(前橋育英高)、DF蓑田広大(青森山田高)、MF田部井涼(前橋育英高)、MF松井蓮之(矢板中央高)。いずれも日本高校選抜候補。

■“プロ予備軍”のタレントたちが暮らす寮は?


 “プロ予備軍”のタレントたちが暮らすサッカー部寮。グラウンドから徒歩数分の位置にあり、選手たちは同じく徒歩数分の位置にある法政大多摩キャンパス(東京都町田市)に通っている。




 生活感溢れすぎている蓑田の部屋(授業前の時間に突然お邪魔しました。ありがとうございます!)。練習後、すぐに寮内で食事を取って蓑田は授業へ向かっていた。整理整頓された筋トレルームではミーティングで活用されることもある。
 
 元日本代表MF水沼貴史氏や前橋育英高を高校日本一に輝いた山田耕介監督、昨年度のインカレ日本一・流通経済大の中野雄二監督らもOB。現役選手では仙台DF永戸勝也や山形MF本田拓也らが法政大からプロで活躍している。近年、レベルの高い競争を求めて好選手が集まってきている法政大は、大学のリーグ戦や全国大会、代表チーム、卒業後にJリーグで活躍する選手がさらに増えていきそうだ。

(取材・文、写真 吉田太郎)
●第92回関東大学L特集

W杯開催国ロシア、オーストリアに敗戦…本大会に不安残す結果に

ファインセーブをみせたイゴール・アキンフェエフ
 ロシア代表は30日、国際親善試合でオーストリア代表と敵地で戦い、0-1で敗れた。

 W杯開催国のロシアは、GKイゴール・アキンフェエフやMFアレクサンドル・ゴロビン、FWフョードル・スモロフらが先発。前半12分にMFユーリ・ジルコフが積極的にミドルシュートを放つなど、ゴールに迫ったが、オーストリアに先制点を許してしまう。

 オーストリアは前半28分、右サイドで裏を取ったFWマルコ・アルナウトビッチがカバーに戻った相手をかわしてPA右から中央へ折り返すと、MFアレッサンドロ・シェプフが右足シュートを突き刺し、先制点。マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が視察に訪れる中、アルナウトビッチがアシストで結果を残した。

 1点ビハインドで後半を迎えたロシアは後半13分、カウンターからMFペーター・ジュリに決定的なシュートを浴びるが、GKアキンフェエフがファインセーブ。難を逃れると、直後に決定機が訪れる。ペナルティーアーク内でゴロビンがフリーでパスを受け、冷静に右足を振り抜く。しかし、狙いすぎたのか、ゴール右に外れてしまい、同点に追いつくことができなかった。

 結局、ロシアは0-1で敗戦。ポゼッション率49%、シュート本数4本で枠内0と、本大会に向けて不安の残る結果となった。

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U-19代表候補、新戦力候補中心の2試合目は福元、品田ゴールで勝利

前半31分、FW福元友哉が先制点を決めた
[5.30 練習試合(第2試合) U-19日本代表候補 2-0 U-19大学選抜]

 今秋に19年U-20W杯出場を懸けたAFC U-19選手権(インドネシア)を控えるU-19日本代表候補は30日、大阪府内でU-19大学選抜と練習試合2試合を行い、第2試合はFW福元友哉(岡山)とMF品田愛斗(FC東京)のゴールによって2-0で勝った。

 U-19代表の影山雅永監督は今回の練習試合2試合について「意志の疎通が取れている、チームとしてやろうとしていることがクリアな1本目。自分が何をできるのか、どのくらい見せられるのかという2本目」という表現をしていた。

 常連組中心に構成された第1試合はチームとしてやるべきことを随所で発揮し、質の高い内容で勝利。続いて第2試合は代表定着を目指す新戦力候補たちで臨んだ。ボールを運ぶ部分、守備においてもなかなか思い通りのプレーをすることができなかった90分間。相手のペースに合わせてしまったような部分もあって持ち味を出しきれなかった選手が多かった印象だが、影山監督は「雑になりながらも見せようとしていた選手もいた」と評価もしていた。

 第1試合と同じく4-4-2システムを組んだU-19代表候補はGKが猿田遥己(柏)で、4バックは右SB松田陸(G大阪)、CB生駒仁(横浜FM)、ゲーム主将の中村勇太(東洋大)、左SB杉山弾斗(千葉)。中盤は平川怜(FC東京)と福岡慎平(京都U-18)のダブルボランチで右MF中村敬斗(G大阪)、左MF中島元彦(C大阪)、2トップには飯島陸(法政大)と山田寛人(C大阪)が並んだ。対する大学選抜は今年U-19代表に招集されているMF田中康介(立命館大)や日本高校選抜MF青木真生都(関西大)らが先発。代表チーム相手にアピールを目指した。

 U-19代表候補が杉山や山田の果敢な仕掛け、クロスなどからゴールを目指したのに対し、大学選抜は25分に青木の縦パスから田中を経由してFW濱田竜輝(愛知学院大)が決定的なシュートを放つ。

 スコアは第1試合同様にU-19代表候補がメンバーを入れ替えた直後に動いた。U-19代表候補は30分、杉山と平川、中村敬、飯島に代えて左SB渡邊泰基(新潟)、品田、MF横山塁(東洋大)、福元を投入する。その直後、右サイドでボールを奪った横山が山田とのパス交換で右サイドをえぐる。そして、エンドライン際から出したラストパスをゴールエリアへ潜り込んだ福元がスライディングシュートで合わせて先制した。

 その後も中島のスルーパスからDFを強引に振り切った山田のシュートが左ポストを直撃。そして、GKを猿田から茂木秀(C大阪)へスイッチして迎えた後半4分、U-19代表候補は相手のクリアをPAでチャージした品田がそのまま右足ループシュートを決めて2-0とした。

 U-19代表候補は16分、山田と中島に代えて飯島と中村敬を再投入。U-19代表候補は福岡のミドルシュートや福元の抜け出し、横山、中村敬の強引な仕掛けなどから3点目を狙う。対して大学選抜はMF若宮健人(広島修道大)らが気迫十分のプレーを見せるなど応戦する。大学選抜の守りに穴を開けるような崩し、突破を増やせなかったU-19代表候補は3点目を奪うことができなかったが、中村勇のスライディングタックルでのインターセプトや生駒のヘッドなどで相手の反撃を封殺。2-0で勝利した。

 大阪府内で行われているU-19候補合宿は残り2日間。この日、代表定着へのアピールができた選手、できなかった選手も切り替えて残りのトレーニングで自分の力を出し切る。

(取材・文 吉田太郎)

モウリーニョが現地視察…マンUがウエスト・ハムの長身アタッカーに興味

モウリーニョ監督がマルコ・アルナウトビッチを現地視察
 マンチェスター・ユナイテッドウエスト・ハムに所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(29)に興味を持っているようだ。英『スカイ・スポーツ』が報じた。

 アルナウトビッチは、性格面での荒さは目立つが、192cmと長身ながら足もとのテクニックが高く、フィジカルも強いアタッカー。今季ストーク・シティからクラブ史上最高額の2500万ポンド(約36億1500万円)でウエスト・ハムに加入し、公式戦35試合で11ゴールを記録した。

 同紙によると、ウエスト・ハムは今季チーム得点王の放出を望んでおらず、5000万ポンド(約72億3000万円)の高額な移籍金を要求するつもりだ。

 一方、2009-10シーズンにインテルでアルナウトビッチを指導したジョゼ・モウリーニョ監督は、30日に行われたオーストリア代表対ロシア代表の国際親善試合を現地観戦。同試合でスタメン出場したかつての教え子を直接チェックしたようだ。

●プレミアリーグ2017-18特集

U-19代表候補、常連組中心の1試合目は好連係と気迫の動きも。安藤2発と滝ゴールで逆転勝ち

前半35分、敵陣PAでインターセプトしたFW安藤瑞季が右足チップキックで勝ち越しゴール
[5.30 練習試合(第1試合) U-19日本代表候補 3-1 U-19大学選抜]

 今秋に19年U-20W杯出場を懸けたAFC U-19選手権(インドネシア)を控えるU-19日本代表候補は30日、大阪府内でU-19大学選抜と練習試合2試合を行い、第1試合はFW安藤瑞季(C大阪)の2ゴールと、MF滝裕太(清水)のゴールによって3-1で逆転勝ちした。

 代表常連組中心の陣容となった第1試合は積み重ねてきた連係面が随所で形に。影山雅永監督も「頻繁に活動できないとは言え、1年間やっている中でコンセプトがおさえられていて、攻守にこんなことをやるというのが分かっている選手たちでしたので、お互いの連係もスムーズでしたね」と振り返ったように、立ち上がりから攻守において自分たちのやるべきことを表現していた印象だ。

 加えて、指揮官は「所属のチームで出ている選手がいる一方、出ることができていない選手もいる。(所属チームでの出場機会は短くても)それを全く見せないほど躍動したというのは、それなりの準備と覚悟があったんじゃないかと。嬉しかったですね」と語っていたが、安藤やU-19代表の活動には初参加となる滝らが代表チームへの思いをぶつけるプレー。決して、90分間パーフェクトなゲームだった訳ではないが、それでも多くの選手たちはチームコンセプトに加えて個人として何ができるのかをピッチで示していた。

 4-4-2システムの先発はGK大迫敬介(広島)で4バックは右SB川井歩(広島)、CB阿部海大(岡山)、CB中川創(柏)、左SB宮本駿晃(柏)。中盤はゲーム主将の伊藤洋輝(磐田)と喜田陽(C大阪U-18)のダブルボランチで右MF堀研太(横浜FM)、左MF上月壮一郎(京都U-18)、2トップは原大智(FC東京)と安藤がコンビを組んだ。対する大学選抜は東海以西のU-19年代の選手によって構成。今年、U-19日本代表に選出されているCB安藤智哉(愛知学院大)らが同年代の代表チームに対してアピールを狙った。

 U-19代表候補はバランスを取りつつも、多少相手と入れ替わってしまうことは怖れずに前へ、前へとボールを奪いに行く。そして、攻撃面では右SB川井と左SB宮本がSHとのコンビネーションによって敵陣深くまで攻め上がり、CKを獲得。その後も上月がクロスバー直撃のドリブルシュートを放つなど、優勢に試合を進めた。

 だが22分、自陣PAやや外側の位置でFKを与えると、大学選抜MF木橋朋輝(鹿屋体育大)に見事な左足FKを決められてしまう。ただし、U-19代表候補は大迫、上月、原に代えてGK 谷晃生(G大阪)、滝、FW 佐々木大樹(神戸)へ入れ替えた直後の32分に同点ゴールを奪う。

 投入されたばかりの滝が左中間から斜めにドリブルで切れ込んでPAへ侵入。激しい接触で一度転倒したものの、粘ってボールをキープする。そしてタイミング良く出されたヒールパスを受けた安藤が、角度のない位置から右足シュートを決めた。

 さらに35分、U-19代表候補は前線からプレッシャーをかけた安藤と佐々木の2トップが相手DFを挟み込む形でインターセプト。最後は安藤がGKとの1対1から右足チップキックで決めて逆転した。止まらないU-19代表候補は、38分にも喜田の素晴らしいスルーパスで抜け出した滝が右足シュートを沈めて3-1。2点差をつけて前半を折り返した。

 後半も幾度か高い位置でボールを奪うことに成功していたU-19代表候補はサイドを崩してクロスまで持ち込む。だが、ゴール前で強さと高さを示していたCB安藤ら大学選抜DF陣に跳ね返されてしまう。

 雨の中、ゲームは徐々にペースが落ち、谷、宮本、喜田、堀、安藤に代えてGK 若原智哉(京都)、左SB 杉山弾斗(千葉)、MF 平川怜(FC東京)、上月、原を投入した16分以降もゲームは落ち着いたまま。右CKから伊藤が左足を振り抜くシーンもあったが、4点目を奪うことはできず。逆に押し返されるシーンもあったが、大学選抜に決定的なシュートは打たせずに3-1で1試合目を終えた。

 U-19代表は今回の大阪合宿後、メンバーを再編成。W杯に出場する日本代表のトレーニングパートナーも兼ねてロシア遠征を行う予定だ。選手たちにはU-20W杯アジア最終予選のメンバー入りを狙うことと同様に、日本代表と間近で接して学ぶことができる貴重な機会を掴みたいという思いもあった。

 影山監督が「競争」「チーム力の向上」の2つを求めている今回の合宿。FW安藤が「既存の選手がまだまだ頑張っていかないといけない。(新しく)来た選手はまだまだ声も出ていないですし、俺たちがどんどん引っ張って、これまでいた選手が出せていない選手たちの分も引き出せるようにというのは練習から思っていること」と語っていたが、大量31人が招集されている競争で互いにもっと刺激し合って、個人・チームをレベルアップさせる。

(取材・文 吉田太郎)

酒井高徳がHSVに忠誠誓う…2部降格も“宣言通り”の契約延長

契約を延長した酒井高徳
 ハンブルガーSVは30日、日本代表DF酒井高徳(27)との契約を2020年6月30日まで延長したことを発表した。

 今月12日のブンデスリーガ最終節ボルシアMG戦の試合終了後に、「個人的には、2部でもハンブルガーSVでプレーしたいと考えている。だから、(今季終了までとなっている)契約を延長するつもりだ」と語っていた酒井。宣言通りの契約延長となった。

 2015年7月にシュツットガルトからHSVに完全移籍した酒井は、今季キャプテンとしてブンデスリーガ28試合に出場。しかし、低迷するチームを救うことができず、17位でクラブ史上初の降格が決定した。

●ブンデスリーガ2017-18特集
●海外組ガイド

日本vsガーナ 試合後の西野朗監督会見要旨

試合後の壮行セレモニーで挨拶する西野朗監督
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 日本代表は30日、日産スタジアムでガーナ代表と対戦し、0-2で敗れた。

以下、試合後の西野朗監督会見要旨

西野朗監督
「狙いとしてできたところと、そうでない部分の中で、こういう結果が出たと思う。いろいろトライはできた。それは勝つ、勝負をつけることを前提としたうえでのトライだった。選手それぞれの確認もあったが、すべて勝つということが前提としてあったので、結果が出ずに本当に残念だ。少しずつ時間とともに流れというか、(エンジンが)かかってきたような感じはしたが、スタートの部分が少しそろっていなかった中で、かけ違いというか、序盤、少しリアクションになりすぎた中でのリスタート(からの失点)だったと思う。3バックを最終的に4バックに切り替えてオフェンシブに入ったが、それぞれ狙いを持ってトライしてくれたので、そういう方向性ができたことは評価したい。とにかく勝ってロシアにという思いでここ数日、選手と準備をしてきたので、それが出ずに申し訳ない気持ちと、逆にたくさんの課題も得られたので、つなげなければいけないと感じている」

─狙いとしてできたところ、できなかったところというのは。
「攻撃の部分では外に長友と原口、酒井高徳というポイントを置いている。ここ数日、言い続けているのは中盤でのアタック&ディフェンス。ゴール前を生かすにも中盤で主導権を取れるかどうか。ある程度時間とともにボールを引き出して、中央でポイントをつくり、ワイドな選手を使っていくサイド攻撃が狙いどおりいった部分もある。センターからの崩しはゴール前でもう少しコンビネーションがうまく取れればなというところはあったが、トライはしていた。

 ディフェンスの部分ではマークの受け渡しのタイミングで、3バックがスライドしていく中でギャップを突かれた場面もあった。ガーナの3トップのスピードに対し、個人を抑えるのではなく、中盤や前線を含めてボールに対して全員がリアクションしてポジションを取っていく。そうやってボールに対してできていた部分もあるし、一瞬の中で2点目のPKのような、ああいう対応もあった。コンビネーションが結果、合わなかったというところだと思う。

 相手の4バックに対して我々の3バックという中で、つかみづらいガーナに対してポゼッションをかなり取れた部分もあった。決定機がなかったわけではなく、最終的なフィニッシュの形が少なかったわけではない中で、最終的なフィニッシュはどうであれ、もう少しフィニッシュの形をつくることができれば良かったと思う。サイドアタックと中央からというトライはいい形もできたと思う」

─スパーリング相手としてのガーナをどう捉えているか? セネガルよりもフィジカルは強いチームだったと思うが。
「スカウティングもしていたが、(ガーナが)一昨日来たというコンディションを考えれば、本来の力はそう出ないのではないかという予測で、スタートからオフェンシブにボールも試合もコントロールできる試合を想定していた。想像以上にガーナのほうが出足がよく、縦に圧力をかけられた。いいスタートを切られた中で局面でも強く、切り替えの部分でも、予選のガーナは非常に遅く、間延びしている映像しかなかったが、今日は日本に対する対応として、引くところはしっかり整えてリトリートして、カウンターを狙ってきた。ミーティングの中で情報を与えて対応するところはしないといけないが、あまりガーナの個々の力を気にせず、自分たちの3バックをトライしていくんだという中で、ガーナの対応力に対して思惑どおりいかない部分もあった。局面での強さに関しては、セネガルよりそういう部分での強さを選手は感じたと思う。スピード、パワー、フィジカルだけではない組織的な対応力も感じた。出足から10分の中で非常に難しいゲームになる、いろいろ変化させていかないと対応できないなという感じがした」

─3バックを試したが、本大会で使える目処は立ったか。今日の試合を受けて23人の選考で考えが変わったところはあるか。
「3バックに関しては何度も話しているが、これからこの形でということでは考えていない。いろいろ対応を考えていく中、今までまったく3バック、5バックで押し込まれた状況の中でどう対応していくかというトライをしていなかったので、本大会で『これでいく』と伝えているわけではなく、まずこのトライをガーナにしていこうと。ガーナのシステム、個々の選手の特徴を消すような戦略、戦術的なことを考えれば、3バックではなかったかもしれない。ただ、代表としてこれからいろいろな局面、状況に対応していきたい中でやっておきたいというところだった。選手たちにも『これでいく』とは毛頭言っていない。そういう中でのトライだったので、良い部分も悪い部分もこれから3バックに対しては修正をかけたいなと思う。

 選手に関しては、今日の1試合で全員を試せた。今日の1試合をもって選手をリストに挙げる、挙げないという話では当然ないわけで、確認したい部分もある。はっきり言えば香川、井手口と、岡崎もしかり。ゲームに入ってこられなかった選手。ただ、今日に間に合わすというか、ベストなコンディションを持って入らなければいけない選手が、制限された時間だったが、今日、整って出られた。ただ、それもすべてではないと思っている。プレーできている彼らがこれからの時間の中でどうまた変わっていけるかというところも総合的に考えたい。試合に出られた岡崎や香川、井手口に関しては、何もリストを考えなければ、彼らがプレーできたことはうれしく思う」

─久しぶりに監督としてピッチに立ったが。今後はもう固めていくのか、さらに何か試すのか。
「ピッチに立った感想は、広くてスピーディーだなと。こういう流れでゲームに入っていたんだなというのは強く感じさせられた。代表チームは特にそういうものだと思う。選手たちが準備してきたこと、トライしていきたいところをしっかり捉えて、間近で見る中、改善していきたい、修正していきたいプレーを瞬間瞬間に感じることができたし、自分の頭の中もスピードアップしていかないといけないと正直感じた。

 これからのプランだが、スイス、パラグアイとトレーニングマッチができるが、すべてコロンビア戦に照準を合わせてスイス戦、パラグアイ戦を捉えていきたい。選手の起用も、システムなのか戦い方なのか、そういう戦略的なところもコロンビア戦にすべて合わせた中で、チームを持っていく必要があると思う。今日もそういう一つをトライできたので、それも含めて第1戦に備えた準備を考えたいと思っている」

─これまでの選手たちの取り組む姿勢にはどれくらい満足しているか。
「今日の試合前もハーフタイムもそうだが、これまで準備してきた中で、一方的に自分の描いている3バックを『こういうポジショニングだから、こういうプレーだ』『こういう戦略でやっていくんだ』『一人ひとりはこういう役割があるんだ』といった準備はしてきていない。選手たちと『これはできるか』『こういう状況はどうだ』と意思疎通を持ちながら準備をしてきた。そういう中でやることが一番スピーディーだと思っている。やれることを精度を上げてやりたい。そのマックスをこれから要求していきたい」

─長谷部誠を交代させたところで4バックに切り替えたが、長谷部を一段上げて切り替えるトライもしてよかったのでは。
「今日はトライさせたい選手、トライさせたい時間、すべてプランどおりに交代を考えていた。ただ、6人をそれぞれスイッチしていくと、試合が成立しないような状況になるので、交代は3回、その中で6人。短時間でも試合の中で確認したい選手として、最後は井手口だった。当初は大島(との交代)を考えていた。ただ、攻撃的なところで大島は今日の展開力とプレーメークに関して外せなかった。彼は最後、足がつっている状態だったが、追いかけなければならない中でのキープレイヤーだったと思う。ハセ(長谷部)を引っ張ることは当初考えていたが、それもトライする状況だったかもしれない。安定させるためにはハセだったと思うが、攻撃的に出ないといけなかったので、ああいうスイッチになった」

(取材・文 西山紘平)

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ケガなくフル出場の大島僚太「90分間、出ていたからこそ…」

日本代表MF大島僚太
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 90分間ピッチに立ち続けた。昨年12月のE-1選手権、そして今年3月のベルギー遠征では負傷によって途中交代を余儀なくされたMF大島僚太だが、“ケガなく”試合を終えてW杯メンバー発表を待つことになった。

 ボランチの位置に入ると、最終ラインからボールを呼び込んで左右に散らすだけでなく、鋭い縦パスを打ち込んで攻撃をスピードアップさせようと試みる。守備面でも激しく体を寄せて相手から自由を奪い、高い位置でボール奪取を成功させることもあった。

 しかし、日本に得点は生まれず、前半8分と後半6分に失点して0-2の完封負け。「サイドを変えるということは皆で話していたので、もう少し前半からやれれば。(3-4-2-1に)システムが変わっても、どう崩すのかを皆で伝えたり、要求し合いながらやれればと思った」と振り返る。

 ボランチを組む相棒はMF山口蛍、MF柴崎岳、MF井手口陽介と代わったものの、大島は最後までピッチに立ち続けた。だからこそ、敗戦の責任をより感じているのだろう。「90分間出たけど…、出ていたからこそ勝たないといけなかった」と悔しさを滲ませた。

(取材・文 折戸岳彦)

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ケガなくフル出場の大島僚太「90分間、出ていたからこそ…」

日本代表MF大島僚太
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 90分間ピッチに立ち続けた。昨年12月のE-1選手権、そして今年3月のベルギー遠征では負傷によって途中交代を余儀なくされたMF大島僚太だが、“ケガなく”試合を終えてW杯メンバー発表を待つことになった。

 ボランチの位置に入ると、最終ラインからボールを呼び込んで左右に散らすだけでなく、鋭い縦パスを打ち込んで攻撃をスピードアップさせようと試みる。守備面でも激しく体を寄せて相手から自由を奪い、高い位置でボール奪取を成功させることもあった。

 しかし、日本に得点は生まれず、前半8分と後半6分に失点して0-2の完封負け。「サイドを変えるということは皆で話していたので、もう少し前半からやれれば。(3-4-2-1に)システムが変わっても、どう崩すのかを皆で伝えたり、要求し合いながらやれればと思った」と振り返る。

 ボランチを組む相棒はMF山口蛍、MF柴崎岳、MF井手口陽介と代わったものの、大島は最後までピッチに立ち続けた。だからこそ、敗戦の責任をより感じているのだろう。「90分間出たけど…、出ていたからこそ勝たないといけなかった」と悔しさを滲ませた。

(取材・文 折戸岳彦)

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「僕はハマると思う」…大迫が感じた“W杯仕様”の戦い方

日本代表FW大迫勇也
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 新システムにチャレンジした結果、0-2の完封負けを喫した。最前線に入って前半の45分間をプレーした日本代表FW大迫勇也は、「サポーターの皆さんに申し訳ない」と結果が出なかったことに悔しさを滲ませつつ、手応えも感じたようだ。

 3-4-2-1の1トップに入った大迫だが、「前の人間としてはもどかしい時間が続いたかなと思う」と振り返る。それは、「走らされている感じがすごくあった」から――。チームは、相手ボールになると前線から激しくプレッシャーをかけるのではなく、5バックとなって重心を低い位置に置き、相手を待ち構える。最前線の大迫は左右に振られるたびに相手最終ラインのパスコースを限定しようと、細かくポジションを変えていたものの、当然一人でボールを奪い切れるものではなかった。

「後ろに人数が多く、前の人数が少ないことは分かっていた。分かった上でチャレンジしたので仕方のない部分はある。今日やったからこそ分かったこともあるし、なかなか前から行くことは難しいと思った」

 流れの中からの失点こそなかったものの、0-2の完封負け。「危機感を感じている」と話す一方で、新システムの可能性も感じている。「W杯に簡単な相手はいない」というように、FIFAランキング60位の日本に対し、本大会で対戦するポーランドは同10位、コロンビアは同16位、セネガルは同28位。「今日はホームだったけど、相手が勢いよく前に来たら逆に手応えはあるのかなと感じるし、僕はハマると思う」と格上とも言える相手と対戦した際、ガーナ戦の戦い方が効果を発揮するとも感じたようだ。

(取材・文 折戸岳彦)

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“逆風”も歓迎する長友「批判されればされるほど僕らは立ち上がる」

DF長友佑都
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 左ウイングバックで勢いのある上下動を繰り返した。多くのチャンスをつくり出す姿には、さすがとも言うべき貫禄がにじみ出ていた。

 フル出場で走りまくった日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は「ホームで負けたことは受け止めなければいけないけど、初めて3バックで戦って、ポジティブな要素がたくさん見られたと思う」と手応えを口にした。

 左ウイングバックとしてプレーしたのは76分間。「初めてのシステムの中で出た課題も、できた部分もあった。W杯ではもっと厳しくなると思うけど、それでも可能性を感じるシステムだと思う」。4バックでも安定して良さを出してきた長友だが、代表メンバー全体の良さを引き出す西野流の3-4-2-1を歓迎している。

 新システムの初陣を終え、この先も一つの方向に向かって結束していけるという感触をつかんだ。「やり方を変えるときに必要なことは、チームがどれだけまとまれるか、そこに尽きる。南アフリカW杯では、岡田さん(岡田武史元監督)が迷いながらも戦いを変えることを決断し、僕らもそれについていった。それがチームを強くした。今も難しい状況だけど、一丸となる状況にたどりつけると思っている」。

 W杯に出場しないガーナに0-2で敗れ、試合終了後にはブーイングも浴びた。監督もシステムも変わったが、逆風を受けている状況はあまり好転していない。だからこそ、長友は言う。

「結構、打たれ強い選手が多いと思う。だから、追い込まれれば追い込まれるほど、批判されれば批判されるほど、僕らは立ち上がる。そのほうが僕らにとってはポジティブな状況なんじゃないかと思っている」。元祖・雑草魂の男は、逆風をさらりとかわし、追い風に変えていくつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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“逆風”も歓迎する長友「批判されればされるほど僕らは立ち上がる」

DF長友佑都
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 左ウイングバックで勢いのある上下動を繰り返した。多くのチャンスをつくり出す姿には、さすがとも言うべき貫禄がにじみ出ていた。

 フル出場で走りまくった日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は「ホームで負けたことは受け止めなければいけないけど、初めて3バックで戦って、ポジティブな要素がたくさん見られたと思う」と手応えを口にした。

 左ウイングバックとしてプレーしたのは76分間。「初めてのシステムの中で出た課題も、できた部分もあった。W杯ではもっと厳しくなると思うけど、それでも可能性を感じるシステムだと思う」。4バックでも安定して良さを出してきた長友だが、代表メンバー全体の良さを引き出す西野流の3-4-2-1を歓迎している。

 新システムの初陣を終え、この先も一つの方向に向かって結束していけるという感触をつかんだ。「やり方を変えるときに必要なことは、チームがどれだけまとまれるか、そこに尽きる。南アフリカW杯では、岡田さん(岡田武史元監督)が迷いながらも戦いを変えることを決断し、僕らもそれについていった。それがチームを強くした。今も難しい状況だけど、一丸となる状況にたどりつけると思っている」。

 W杯に出場しないガーナに0-2で敗れ、試合終了後にはブーイングも浴びた。監督もシステムも変わったが、逆風を受けている状況はあまり好転していない。だからこそ、長友は言う。

「結構、打たれ強い選手が多いと思う。だから、追い込まれれば追い込まれるほど、批判されれば批判されるほど、僕らは立ち上がる。そのほうが僕らにとってはポジティブな状況なんじゃないかと思っている」。元祖・雑草魂の男は、逆風をさらりとかわし、追い風に変えていくつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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右WB初挑戦の原口「結果はネガティブだけど、いろいろポジティブ」

右ウイングバックで先発したMF原口元気
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 45分間で持ち味を出した。3-4-2-1の右ウイングバックで先発した日本代表MF原口元気(デュッセルドルフ)が攻撃で相手の裏のスペースを突くなど、何度も狙いどおりの崩しを披露した。

「俺がウイングバックで出るなら、攻撃的な部分で良いものを出したいと思って入った。もちろん守備から入るけど、攻撃については狙っているものを出せたと思う。あと少しのところで得点にはならなかったけど、感覚的にはやっていて悪くなかった」

 試合を振り返り、言葉に充実感を漂わせた。チーム全体としては「時間をかけているときと、速攻でいくときのメリハリが今までより格段に良くなった」と指摘した。

 では、良くなったのはなぜか。「監督が代わって、縦一辺倒でなくなったというのもあるし、監督が僕らの特徴が出るようなやり方を指示してくれるというのもある。時間をつくりながらのプレーやコンビネーションは詰めればもっと良くなる」

 もちろん、やられた場面もある。しかし、原口の場合は元来が攻撃的な選手。ウイングバックとしての経験がないことで守備のポジショニングに関してはうまくいかない場面もあったが、課題が出たことも含めてすてが想定内だ。

「ファーストゲームだもの。ファーストゲームにしてはボールの回りも良かったと思うし、システムも監督も代わって、いろいろなものが新しかったから、やりながらつかめたことも多かった。結果はネガティブだけど、課題も見えたのでいろいろポジティブかな」

 その言葉どおり、試合の中で修正できたことも手応えとしてガッチリつかんでいる。例えば開始早々に裏を突かれて突破を許したシーン。例えばボールホルダーに食いついていってかわされたシーン。「新しいポジションなのでやってみないと分からないことがあったけど、次第に“ああ、こういう感じなんだ”と分かるようになっていった。駆け引き的には俺のほうが勝っているシーンが多かったなと思う」。

 45分間だったが、やることはやったという思いは強そう。「どうなろうとサッカー人生は続いていく。どうなろうと自信を持っていきたい」。その口調はたくましかった。

(取材・文 矢内由美子)

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「もう少し頭を使わないと…」槙野が反省したプレー

日本代表DF槙野智章
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 自身のファウルが失点につながった。日本代表DF槙野智章はそのプレーを反省しつつ、本大会に向けて改めて学べたことでもあると話した。

 前半8分、PA手前でボールを受けたMFエマニュエル・ボアテングに対して槙野がファウルを犯してしまう。すると、キッカーを務めたMFトーマス・パーティーに弾道の低いFKを直接突き刺されて、先制点を献上してしまった。

 失点につながったファウル――。「僕自身のファウルする位置というのが本大会を見据えれば、ああいう危険な位置でファウルをしてはいけないと思った。もう少し頭を使ってプレーしないといけない」と反省を口にした。

 後半6分にPKでガーナに追加点を奪われてリードを2点差に広げられたチームは、反撃を試みるもゴールは遠く。W杯前国内ラストマッチで0-2の完封負けを喫することになった。この日のチケットは完売しており、雨が降る中でも6万4520人ものファン・サポーターがスタジアムに詰めかけていた。

「国内最終戦だったので、ここ最近のネガティブな雰囲気や結果を払拭するために、何としてもまずは勝ちたかったし、同時に内容も伴った良い結果にしたかった」。悔しさを味わう試合となったが得た物もある。「新しいことにチャレンジして、たくさんの課題が見つかったことはポジティブに捉えたい」と新システムの3-4-2-1の修正点が見つかったことを前向きに捉えると、「個人的にはいただけないファウルは反省しないといけないが、今日の試合でたくさん学ぶことがあった」と続け、今後はW杯本大会に向けて調整を続けていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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2シャドーの一角で先発の宇佐美「可能性がちらっと見えた」

左シャドーの位置で先発したMF宇佐美貴史
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 2本のミドルシュートも空砲に終わった。日本代表MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)は3-4-2-1の左シャドーで先発。前半5分、絶妙なヒールパスをDF長友佑都に通し、チャンスを演出すると、同17分にはMF大島僚太の横パスを受け、右足でミドルシュートを狙った。

 しかし、これはゴール左に外れ、前半29分の右足ミドルもGKがキャッチ。ゴールという結果を残すことはできず、前半終了時点でベンチに下がった。「45分の中でも攻撃でいいシーンは2、3回あった。個人的にも決め切らないといけないけど、ネガティブになる必要はない」。実戦で初めてテストした3-4-2-1には手応えを口にした。

「やっている中でもあのシステムの可能性というか、しっかり形にできれば戦えるんじゃないかという可能性がちらっと見える試合だった」。失点も直接FKとPKからで、「サイドをガツガツ崩されるとかはなかった。点を取られそうな感じはなかったし、そこはポジティブに捉えたい」と振り返った。

(取材・文 西山紘平)

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麻也、攻守に課題感じるも…W杯初戦に「間に合わせる」

日本代表DF吉田麻也
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 新システムに取り組み初めて、まだ5日。当然、完成しているわけはない。6月19日に行われるロシアW杯初戦コロンビア戦まで、約3週間。日本代表DF吉田麻也は、3-4-2-1をその日までに「間に合わせる」と力を込めた。

 3バックの右に入った吉田は手応えを感じる部分もあれば、課題に感じる部分もあったと振り返る。理想と語ったのは守備の形。「僕がスライドして(相手の)ワイドの選手を捕まえて、(アウトサイドに入った原口)元気や(酒井)高徳がもう一個前でプレスを掛けるのが理想で、そういう時間帯もあった」。そして、「後半の立ち上がりも前から行こうと言って、最初は良い形でチャンスを作り出した」と語ったように、狙い通りの守備を行えた部分はあった。

 だが、高い位置からボールを取りに行った分、「後ろにスペースがあるので、ボールが後ろに出たときの対応の仕方をもうちょっとうまくやらないと厳しい」と守備面の課題を挙げるだけでなく、ボールを保持した際にも「逆サイドが空いているけど攻めあぐねて、(サイドを)変えられない時間があったので、もうちょっとボールを動かして、相手を走らせられれば」と攻撃面でも修正すべき点があったと感じている。

 実戦で初めて採用されたシステムとなり、課題に感じた部分もあったが、「『やりにくいな』『難しいな』という時間帯は少なかった」と一定の手応えを得ており、W杯初戦コロンビア戦までに「間に合わせる」とさらなる連係向上を図っていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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麻也、攻守に課題感じるも…W杯初戦に「間に合わせる」

日本代表DF吉田麻也
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 新システムに取り組み初めて、まだ5日。当然、完成しているわけはない。6月19日に行われるロシアW杯初戦コロンビア戦まで、約3週間。日本代表DF吉田麻也は、3-4-2-1をその日までに「間に合わせる」と力を込めた。

 3バックの右に入った吉田は手応えを感じる部分もあれば、課題に感じる部分もあったと振り返る。理想と語ったのは守備の形。「僕がスライドして(相手の)ワイドの選手を捕まえて、(アウトサイドに入った原口)元気や(酒井)高徳がもう一個前でプレスを掛けるのが理想で、そういう時間帯もあった」。そして、「後半の立ち上がりも前から行こうと言って、最初は良い形でチャンスを作り出した」と語ったように、狙い通りの守備を行えた部分はあった。

 だが、高い位置からボールを取りに行った分、「後ろにスペースがあるので、ボールが後ろに出たときの対応の仕方をもうちょっとうまくやらないと厳しい」と守備面の課題を挙げるだけでなく、ボールを保持した際にも「逆サイドが空いているけど攻めあぐねて、(サイドを)変えられない時間があったので、もうちょっとボールを動かして、相手を走らせられれば」と攻撃面でも修正すべき点があったと感じている。

 実戦で初めて採用されたシステムとなり、課題に感じた部分もあったが、「『やりにくいな』『難しいな』という時間帯は少なかった」と一定の手応えを得ており、W杯初戦コロンビア戦までに「間に合わせる」とさらなる連係向上を図っていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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「FWで使われている意味はない」武藤、3度の決定機に顔を出すが…

日本代表FW武藤嘉紀
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 いきなり決定機に顔を出した。その後も最前線で効果的に動いてはボールを呼び込み、フィニッシュまで持ち込んだ。しかし、3本放ったシュートは得点には結び付かず、日本代表FW武藤嘉紀は「決め切らなければならなかった」と唇を噛んだ。

 ベンチスタートとなった武藤だが、後半開始からピッチへと送り込まれる。すると後半1分、MF山口蛍が送ったボールに対して、ニアサイドに走り込みヘッドで合わせるがボールは枠を捉え切れず。さらに同35分にはMF井手口陽介のシュートのこぼれ球に反応して至近距離から狙い、同アディショナルタイムにはFW岡崎慎司とのパス交換からシュートを放った。しかし、「2回とも相手が気になってギリギリを狙ってしまった」とともにネットを揺らすには至らなかった。

「難しい形だったけど、ああやって前に入っていくのが自分の良さ。でも、ああいうワンチャンスをモノにしなければいけなかった」

 3-4-2-1の最前線に入るだけでなく、後半14分に岡崎が投入された際や、終盤にシステムを4-4-2に変更した際には岡崎と2トップを形成。「オカちゃん(岡崎)がしっかり下がってもらったり、自分が裏に抜けたりということはできた」と話す一方で、「どこで受けて、サポートがどこに来るかとか不透明な部分もあった」。しかし、「今日、初めてやってうまくいかないことがネガティブではない。修正点が見つかったのは良かった」とW杯本番前に課題が見つかったことを前向きに捉えた。

 本人も語るようにコンディションは良さそうだが、「点を取らないとFWで使われている意味はない」と話すように、あとはゴールがほしいところだ。翌31日にはW杯メンバーが発表される。「本番まであと少しですが、そこの集中力は高めていかないといけない」とロシア行きのチケットを手に入れ、6月19日に行われる初戦コロンビア戦に向けて牙を研ぎ続ける。

(取材・文 折戸岳彦)

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失点関与も…長谷部は3バックに手応え「そんなに悪い感覚ない」

3バックのリベロを務めたMF長谷部誠
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 あまりにも簡単に失点した。0-1で折り返した後半4分、ガーナのゴールキックから中央でヘディングで落とされ、起点をつくられると、1本の浮き球のパスにMFエマニュエル・ボアテングが反応。3バックの背後を狙い、MF長谷部誠の前に体を入れた。GK川島永嗣がゴールを空けて飛び出すが、ボールに触れることができず、ボアテングと交錯。PKの笛が鳴った。

 このPKを決められ、0-2。長谷部は「相手のゴールキックから競り負けて簡単に前を向かれた。後ろは数的優位だったのに、ボールを持っている選手にだれも行けなかった。僕も(吉田)麻也もラインを下げて、その対応は悪くなかったと思う」と振り返り、「出たボールの処理。僕のところでクリアできたと思うし、GKが出るべきかどうかというのもある」と、自身のプレーを反省すると同時にチーム全体の守り方に問題があったと指摘した。

「小さなミスが連続して失点につながった。小さなミスがW杯に行ったら大きな結果につながる」。PAすぐ手前の位置で与えたFKからの1失点目も含め、失点の仕方は最悪だった。とはいえ、この日初めて実戦でテストした3-4-2-1の新システム自体には手応えもあったようだ。

「3バックでやる初めての公式戦。もう一度映像を見て振り返らないといけないけど、本番まであと2試合ある」。本大会までには6月8日のスイス戦、同12日のパラグアイ戦が残されている。そこで完成度を高めれば、「オプションとして持つという意味では、もちろん手応えはある」と力を込める。

「こういう結果のあとなので何て言ったらいいか分からないけど、そんなに悪い感覚は正直持っていない」。3バックのリベロを務めたキャプテンはあくまでポジティブに言った。

(取材・文 西山紘平)

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日本を気遣うガーナ監督「負けたほうがいいこともある」

日本は壮行試合に0-2で敗れた
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 勝者の余裕か、ガーナ代表のジェームズ・アッピアー監督は試合後の記者会見で日本代表を気遣うように話した。

「これからW杯という大きな大会に出るチームにとって、その前の試合で勝つことは必ずしても重要ではない。負けたほうがいいこともある。ここでミスしておけば、W杯で同じミスをしなくて済む。コーチも学ぶことができる」

 日本にとってはロシアW杯に向けた壮行試合だったが、6万4520人の大観衆が集まった一戦で先発の平均年齢23.3歳のガーナに0-2で敗れた。それでもアッピアー監督は「日本代表は良いチーム。フィニッシュが完璧でなかっただけ。後半は良いプレーをした」と称え、「チャンスがあったのに得点につながられなかったのは残念だと思うが、メディアのみなさん、コーチには寛大な気持ちでいてあげてください。W杯ではいい試合をすると思います」とエールも送っていた。

(取材・文 西山紘平)

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232日ぶり代表戦出場の香川、3-4-2-1に「十分可能性を感じる」

昨年10月以来の代表戦出場となったMF香川真司
[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ガーナ 日産ス]

 日本の10番が帰ってきた。昨年10月以来の日本代表復帰を果たしたMF香川真司(ドルトムント)は後半開始から途中出場。昨年10月10日のハイチ戦以来、232日ぶりに代表のピッチに立った。

 気持ちの高ぶりなどは「意外となかった」という。「(自身が招集外だった昨年)11月(の欧州遠征)も3月(のベルギー遠征)も見に行っていたし、雰囲気も感じていたから」と、これまでどおりの平常心でピッチに入った。

 FW武藤嘉紀の背後でMF本田圭佑とともに2シャドーの一角に入り、後半立ち上がりに立て続けにチャンスをつくった。しかし、後半3分、DF酒井高徳からの右クロスに合わせた右足シュートはGKが正面でキャッチ。「ちょっと角度的に入り込みすぎてスピードが出なかった。枠に飛ばすのが精一杯だった」。すると、チームは直後の後半4分にPKを献上し、追加点を奪われた。

「(後半の)入り自体は悪くなかった。チームとしてストロングが出ていたし、両ワイドが高く張って、3センターも前に圧力をかけて、2次攻撃、3次攻撃ができていた。その時間帯で自分を含めて決め切らないといけなかった」

 そう反省しながらも「課題半面、見い出せるものもたくさんあった」と指摘。初めてトライした3-4-2-1の新システムには「僕自身、手応えを感じているし、みんなも手応えを感じている」と力説した。

「それをさらにモノにしていかないといけないけど、サイドに出たときの攻撃の厚みだったり、今までにない形が多々あった。短期間だけど、これからさらに構築していけば十分可能性を感じるものだった」

 45分間のプレーには「個人的に一つ良かった」と安堵の表情も見せた。左足首痛で2月から長期離脱を強いられ、今月12日のブンデスリーガ最終節に後半29分から途中出場し、約3か月ぶりの実戦復帰を果たしたばかり。45分以上のプレーは2月10日のハンブルガーSV戦以来となった。

「練習はずっとやってきたし、紅白戦もやっていた。ネガティブなものは排除してやっていた。必ずやれると言い聞かせてトレーニングしていた。3か月前のことは忘れているし、この状況でコンディションがどうとか言ってられない」。すべてはW杯のために――。本大会直前に戻ってきた日本の背番号10は「まだまだ上げていかないといけない。(事前キャンプが行われる)ヨーロッパに行って最高のコンディションをつくっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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青森山田時代の仲間の背中追う法政大CB蓑田広大「4年後に2人と同じピッチに立って止めたい」

すでにリーグ戦で先発も経験している注目DF、法政大CB蓑田広大
 法政大CB蓑田広大は昨年、北の名門、青森山田高のDFラインの柱として高円宮杯プレミアリーグEASTで優勝争いしたチームに貢献。高体連屈指のCBは日本高校選抜でも主軸を担い、デュッセルドルフ国際ユース大会優勝を経験した。今年、昨年の総理大臣杯優勝チーム、法大で早くも先発出場を勝ち取っているDFが現状や普段の大学生活、そして青森山田で学んだことなどについて語った(取材日:5月18日)。

●DF蓑田広大
―強豪・法政大でしっかりとAチームに絡んでいる。練習でも目立っていたが、入学から1か月以上経ってどうかな?
「最初に比べて大学サッカーというものに徐々に慣れてきていて今、監督にもAチームに入れてもらって、ベンチに入れてもらう機会も増えている。スタートで出れるかなというところにも来ている(その後リーグ戦で先発出場)」

―自信になっている部分と悩んでいる部分について。
「自分の長所というものを全面に出しているから、Aチームにも、ベンチにも入れてもらっている。でも、大学サッカーと高校サッカーではまるで違うので、短所に今取り組んでそのスキルを上げてきているところです。(青森)山田の守備の仕方と、大学の守備のやり方が違って悩んでいた。法政の守備の仕方と守備の構築の仕方があって、山田の守備の仕方から変えないといけない。山田で作ってもらった軸に法政のやり方で肉付けしていかないと。最初はそれで悩みました」

―一番戸惑ったのは?
「(相手選手を受け渡していた高校時代と違い、)大学はFWとのマンツーマンの勝負になるので、少し悩みとかありましたね。相手に絶対に付いていかないといけない」

―練習では一番元気があるように映った。
「自分は技術のある選手ではないので、声とか、身体を張るとか、対人の部分だったりチームを盛り上げるだったり。サッカーだったら、1年とか関係ないし、何ができるかだと思うので、それは自分が出さないといけない部分だと思う。だから、一番声出してやっていく」

―一生懸命ポジション奪取を目指すことも楽しいのでは?
「大学1年生から出たいというのがある。高校3年生の時は出れていて(ポジションを)取られないという気持ちがあったんですけれども、大学1年生になって追っかける立場になって、それは楽しいですね」

―青森から地元の関東に戻って、日常生活はどうかな?
「全然違いますね。(高校時代に比べて)外出時間が11時までで長くなったので。大学も1年生の仕事量は多いですけれども、山田で培って来たものがあれば大丈夫だと思っています。楽をするということじゃないんですけれども、人としてのあり方を自分は3年間、(青森山田の)黒田監督に学ばせてもらったので、大学生になって監督の凄さやスタッフの凄さを感じています。サッカーに打ち込める環境を作ってもらっていたので、そういう面でも監督に感謝しています」

―4年後、どういう姿をイメージしている?
「せっかく1年生から試合にかかわらせてもらっているので、4年後はしっかりと自分の目標であるプロサッカー選手になるためにこの4年間しっかり培って、サッカー向上とともに人間としてもしっかり成長して、必ずプロに行って、一年目から出られるようになりたいと思っています」

―法大に“コイツはヤバイ”みたいな選手はいる?
「自分が技術的に凄いなと思っていたのは、(青森山田時代のチームメートである)郷家友太(現神戸)が凄いと思っていたし、中村駿太(現山形)の動き出しとか身体の当て方とかシュートの巧さとかもそう。あの2人は正直ピカイチだったので、そういう部分では大学行ってもあまり驚かないです。それでも(法大には)プロ手前くらいの凄い選手がゴロゴロいる。特に凄いなと思うのは上田綺世選手ですね。あの人は鳴海彰人選手(現仙台大、青森山田で1学年先輩)に似ていますね。推進力があって、その代表と毎回マッチアップさせてもらっている。駿太と違うタイプなので自分も成長させてもらっています。でも、駿太と友太は凄かったですね。あの2人と毎日練習できていたことが今の自分を作ってくれている。2人とも活躍しているので負けないように、4年後に2人と同じピッチに立って止めたいですね」

(取材・文 吉田太郎)

法政大の注目1年生MF松井蓮之「これからどう這い上がれるか、自分で楽しみ」

選手権で活躍したボランチ。大学生活をスタートした法政大MF松井蓮之
 矢板中央高(栃木)のボランチとしてダイナミックなボール奪取と攻め上がりを見せ、第96回全国高校サッカー選手権3位に貢献したMF松井蓮之法政大で大学生活をスタートさせている。U-17日本代表の実力派MFとして、またモデル・女優の松井愛莉の弟としても注目を集めた松井が、スタートしてから1か月以上経った大学生活や4年間の目標などについて語った。

●MF松井蓮之
―大学に入学して1か月半ほどが経った。
「法政はレベル高くて、上級生にも、同級生にもライバルというか、巧い選手だったり、強い選手だったり、特長のある選手がいるので、そこで自分がどう生き残っていくか考えた時にストロングポイントがないといけない。今の自分はちょっとストロングポイントがないので、大学入ってここ1か月なんですけれども筋トレとか甘いところがあるので、技術練習とか高めて行って、フィジカルの面を強化して、ストロングポイントをつけて行こうと思っています」

―高校選抜から落選し、久々に悔しい思いをした。
「高校時代はあまり悔しい思いをせずに代表に入ったり、選手権でもベスト4。優勝はできなかったんですけれども素晴らしい結果で終わっていたんですけれども、最後の最後で選抜落ちて悔しい思いをした。大学で見返してやろうと思ったんですけれども、トップに絡めていない状態で、Iリーグにいる。悔しい思いをたくさんしているけれど、これからどう這い上がれるか、自分で楽しみですね」

―実際、法政のレベルは高い?
「レベル高いですね。最初は全員一緒にやらせてもらっていて、本当に3、4年生が巧い人、速い人、強い人とストロングポイントを持った選手ばかり。一個一個のプレーであったり、声出しとか隙がない。本当に高校生とレベルが違うことを感じています」

―今の悩みは?
「トップチームに絡めていない状況が一番悩みです」

―その中で課題は明確になっている?
「そうですね。今、Iリーグの方ではボランチではなくてCBとしてやらせてもらっている。CBでも監督やコーチに声が少なかったり、判断の速さだったり、前の選手にどうして欲しいか伝えることが少ないと言われているので、そこは課題。1年生だからと言って、声を出さなかったり、リーダーシップを発揮できなかったらトップに絡んでいけないと思うし、学年関係なくチームを引っ張るという姿勢が自分にはまだ足りないと思っています」

―大学での日常生活はどう?
「スポーツ健康科学部でスポーツについてや、身体についてのことを学んでいるので、結構楽しいと言えば楽しいです」

―高校時代も寮生活だった。
「それは変わらないですけれども、人が変わったのでどうつき合って行くか、考えながら。先輩がみんな優しくて、過ごしやすいです」

―同じ部屋は?
(飯島)陸とコンサの佐藤大樹の3人なので、居心地良く生活させてもらっています」

―朝も早いし、生活リズムも違う。
「時間の使い方も大事になってくる。ボール蹴りたい時にすぐに(練習場に)来れる距離なので、そういうところでは本当に環境は良いと思っています」

―大学サッカーでの意気込みを。
「まずは自分の立ち位置を明確にして、Iリーグで活躍すればそこから上に行けると思うので、自分がどう結果を出してトップチームに絡んで行くか考えながら、他の選手に負けないように努力して、ここからトップに絡んでいかないといけない」

―やれる自信もある。
「自信はあったんですけれども……現実を見せられました。自信はなくなっていないですけれども、やらなければいけないと良い方向で自信をもっとつけれるようにしなければいけないと感じていますね」

―4年後はどのような姿になっていたい?
「4年後はチームの主軸になって、大学選抜であったりインカレ、総理大臣杯で優勝してプロに行けるような選手になって、『アイツがいないとダメ』と言われる選手になりたいですね」

―大分盛り返したけれども、まだ松井愛莉の弟という評価かな。
「まだまだですね」

―イケメンとしてSNSを騒がせてしまっているけど。
「そっちじゃないので(微笑)。力で見せていきたい」

―自分の頑張りや、高校選手権での頑張りがあったから、知名度も上がった。ここからだね。
「ここからですね。一番下なので一番上に行くのは難しいですけれども、そこまで行く過程が楽しかったり、上行ってから自分の力が通用するのかというのも楽しみなので、一番下で力をつけて、一番上に行っても通用するように頑張って行きたいです」

(取材・文 吉田太郎)