[nb championship U-13]埼玉の街クラブ、FC LAVIDAは再び決勝進出の快挙も「まだまだ」

決勝での敗戦を悔しがるFC LAVIDAイレブン
[7.23 nb championship U-13決勝 FC LAVIDA 0-1 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]
 
 埼玉の街クラブ、FC LAVIDAは前回大会優勝の鹿島アントラーズつくばジュニアユースやモンテディオ山形ジュニアユース村山、湘南ベルマーレジュニアユース平塚というJアカデミー勢を破って決勝進出。だが、村松明人監督はセレッソ大阪U-13に0-1で敗れた決勝後、「力負けした感じがある。まだまだですね」と厳しかった。

 ドリブル、ショートパスによる攻撃で勝負するFC LAVIDAは前半、FW小田晄平が絶妙なボールコントロールから右足ボレー。MF石川穂高のミドルシュートなどで相手ゴールを脅かした。また、CB坂和飛空やCB戸上和貴らDF陣は決勝も含め、大会を通して健闘。だが、指揮官が「キツくなればなるほど良くなくなっていった。チームとしても弱さが出た」と指摘したように、相手のレベルが上がり、逆境となった際に個人としても、チームとしても弱さが出てしまった。

 2年前の「newbalance championship U-13」でJクラブ勢をなぎ倒し、“衝撃的”な優勝。埼玉の強豪、昌平高の全面協力を得て活動しているチームには埼玉県外からも選手が集まってきており、Jアカデミー勢を苦しめるような個性が増えている印象だ。

 Jアカデミー勢13チームに加え、街クラブ、中体連の強豪が参加した今大会でファイナリストになったことは素晴らしい結果。それでも、目標値が高いだけに選手、コーチングスタッフは内容、結果に満足していない。今大会でできなかったことを見つめ直し、全国トップ相手でも通用する技術、判断力を目指して積み重ねる。

(取材・文 吉田太郎)

5チームの決勝T進出、8チームのGL敗退が決定…クラブユース選手権GL第2節全結果

初出場のツエーゲン金沢U-18も敗退が決まった
 第42回日本クラブユース選手権(U-18)大会は23日、大会2日目のグループリーグ第2節を開催した。2連勝を果たしたサガン鳥栖U-18セレッソ大阪U-18鹿島アントラーズユースFC東京U-18ジュビロ磐田U-18が最終節を待たずに決勝トーナメント進出を決めた。

 また、2連敗で勝ち点0にとどまったチームのうち、川崎フロンターレU-18エストレラ姫路U-18アルビレックス新潟U-18モンテディオ山形ユースレノファ山口FC U-18栃木SCユースロアッソ熊本ユースツエーゲン金沢U-18の敗退が決まった。

 グループリーグ最終節は25日、群馬県内の各会場で行われる。

第2節の結果は以下のとおり

【GL第2節】(7月23日)
▼A組
[前橋フA]
名古屋U-18 1-1 大分U-18
[名]井上亮雅(44分)
[大]三好斗真(69分)

横浜FMユース 4-1 川崎F U-18
[横]栗原秀輔(29、64分)、岩澤桐人(52分)、石井宏育(70分)
[川]宮代大聖(38分)

▼B組
[宮城総合]
仙台ユース 4-0 エストレラ姫路U-18
[仙]吉田騎(32、41分)、菅原龍之助(35分)、粟野健翔(64分)

大宮ユース 0-0 清水ユース

▼C組
[前橋フC]
柏U-18 1-1 G大阪ユース
[柏]森海渡(51分)
[G]原田烈志(19分)

鳥栖U-18 4-0 新潟U-18
[鳥]石井快征(24分)、打越隼(47、70分)、松岡大起(70+5分)

▼D組
[前橋フD]
浦和ユース 3-0 山形ユース
[浦]大城螢(6分)、波田祥太(61分)、清宮昂大(70+4分)

札幌U-18 1-1 福岡U-18
[札]船戸一輝(63分)
[福]下川草太(61分)

▼E組
[前橋フB]
三菱養和SCユース 1-0 山口U-18
[三]栗原イブラヒムジュニア(44分)

C大阪U-18 4-0 徳島ユース
[C]藤尾翔太(16、38、70+2分)、石尾崚雅(62分)

▼F組
[NTT図南]
神戸U-18 2-1 東京Vユース
[神]大森涼(29分)、泉柊椰(61分)
[東]森田晃樹(35+3分)

町田ユース 3-1 塩釜FCユース
[町]菊池陸斗(2分)、金澤空(11分)、塩澤拓馬(12分)
[塩]門間陽輝(31分)

▼G組
[富士見総合]
鹿島ユース 1-0 栃木ユース
[鹿]有馬幸太郎(43分)

広島ユース 1-1 京都U-18
[広]大堀亮之介(61分)
[京]小宮健(70分)

▼H組
[前橋総合]
FC東京U-18 2-0 金沢U-18
[東]小林里駆(11分)、芳賀日陽(40分)

磐田U-18 1-0 熊本ユース
[磐]三木直土(29分)

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“俳優”と揶揄されたネイマールが反論「蹴られるために行ったわけじゃない」

ブラジル代表FWネイマール
 ロシアW杯では準々決勝敗退を味わったブラジル代表FWネイマールのコメントを『BBC』が伝えている。

 順調にベスト8まで駒を進めたブラジルだったが、ベルギーと対戦した準々決勝では前半31分までに2点のリードを許す苦しい展開になると、反撃を1点に抑えられてしまい1-2で敗れて大会から姿を消すことになった。ベルギー戦後には「ボールを見たくなかった」というネイマールは、W杯の残りの試合も見られなかったようだ。

「悲嘆にくれていたよ。本当に悲しかった」と振り返りながらも、「だけど、もう悲しみは過ぎ去った」と前を向く。「僕には家族、そして友人がいる。彼らもウジウジする僕の姿を見たくないはずだ」。

 また『AFP』に対しては、大会期間中に上がった批判について反論した。

 ネイマールは2ゴールを挙げるなどの活躍を見せたが、審判への過剰なアピールにより、多くの批判を浴びた。メキシコのフアン・カルロス・オソリオ監督は、「1人の選手のせいで時間を無駄にしてしまった。やりすぎた演技をすべきではない」と話し、元ブラジル代表MFゼ・ロベルト氏も「骨折したかのように痛がっていた。こんな姿をブラジル国民は見たくなかった」と厳しい意見を述べ、“俳優”と揶揄されることもあった。

 だがネイマールは、この批判に対して反論。「ファウルした選手より、ファウルされた選手を批判するんだ。僕は対戦相手を倒すためにW杯に行ったんだ。蹴られるために行ったわけじゃない。僕への批判は過剰だけど、そういう批判への対処は慣れているけどね」と話している。

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苦しい台所事情も…京都U-18は逆転での2位通過へ諦めない

ベンチに下がった江川に変わって京都サンガF.C.U-18のDFラインを支えたDF竹島京介
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 鹿島ユース 2-0 京都U-18 NTT図南]

「これが今の実力やと思っています。いろんな現象が起こったけれど、一つのミスが試合を決める。(昨年のJユースカップ優勝や、今年のプレミアリーグの好成績で)強くなった気でいたかもしれないが、今日の試合でいろんなものが見えました」。

 試合後、京都サンガF.C.U-18を率いる岸本浩右監督は冷静に試合を振り返っている。ゲームへの入り方は悪くなかった。しかし、最終ラインへのバックパスの精度を欠いた、その一つのミスから先制点を奪われてしまい、試合の流れは苦しいものとなった。「もったいない失点。相手はあれを狙っていたと思う」と試合途中からキャプテンマークを巻いたDF竹島京介も悔しさをにじませた。

 今大会は猛暑対策で試合時間は35分ハーフに変更されており、一つの得点、一つの失点が試合展開に与える影響は増している。それを踏まえてベンチも早いタイミングで選手交代を行って反撃に出たが、後半31分にFW服部航平が放ったシュートは鹿島ユースのU-16日本代表GK山田大樹の好セーブに防がれる。

 プレミアリーグWESTでは得点ランキング1位を走る服部だが、放ったシュートはこの1本だけ。いい形で前線にボールが入らなかった。岸本監督は「パスを入れて、奪われればカウンターを食らってしまう。それを恐れて(パスを)躊躇してしまったのかもしれない」。MF杉田迅は「バイタルエリアまではボールを運べている。その先の崩し方ですね。あと2戦あるので切り替えたい」と巻き返しを誓っている。

 台所事情は苦しい。年代別日本代表に名を連ねるMF福岡慎平とMF上月壮一郎はJ2残留争いの渦中にいるトップチームに帯同しており、今大会は参加できない。負傷離脱中のFW津野絢世も復帰は大会終了後。さらに、この試合ではチームの精神的支柱であるDF江川慶城が猛暑の影響か、前半途中で交代を余儀なくされた。
 
 だが、第2節は試合終了間際にFW小宮健が決めた同点弾によって広島ユースと1-1でドロー。昨年は同じグループの町田ユースが、初戦敗退から持ち直して2位通過を果たした事例も目の前で見ている。「この暑さの中でも鹿島さんは『京都を倒すぞ!』と力強く、気持ちの入ったプレーをしてきた。次は自分たちがそれを見せたい」(岸本監督)。他力だが、最終節で勝てば2位に入る可能性がある。それだけに、京都U-18は強い覚悟を持って、栃木SCユースとの最終節に立ち向かう。


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[SEVENDAYS FOOTBALLDAY]:再会(流通経済大柏高・猪瀬康介)

流通経済大柏高のGK猪瀬康介。(※写真は市立船橋高戦)
東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」

 中学3年生だった、あの日。憧れていたチームは、絶対に倒さなくてはいけない対象に変わった。それから3年。男はようやくピッチで、そのチームとの再会を許される。猪瀬康介。名門として知られる流通経済大柏高のゴールマウスを託された守護神は、気を緩めれば溢れ出してしまいそうな感情を押しとどめ、静かにキックオフの笛を聞いた。

 今シーズンの高円宮杯プレミアリーグEASTは、開幕から鹿島アントラーズユースが6連勝を飾るなど、やや独走態勢に。上位に付ける高体連勢の青森山田高や流経大柏も、負け数こそほとんどないものの引き分けが多く、徐々に勝ち点差を離されていった。そんな中で迎えた、前半戦最後のゲームとなる第9節。流経大柏はホームで鹿島ユースと激突することになる。今後のリーグを活性化させる意味でも、絶対に負けられない重要な90分間の真剣勝負。その一戦をある男は誰よりもずっと、ずっと待ち侘びてきた。

 今シーズンから流経大柏でゴールキーパーの定位置を掴んだ猪瀬は、小学生時代に「ずっと憧れだった」鹿島アントラーズの、下部組織に当たるつくばジュニアへ入団。そのままつくばジュニアユースへと昇格し、ユース、トップチームへと続く未来予想図を頭の中に描きながら、日々トレーニングを積み重ねていく。ただ、順調に成長している手応えはあったが、一番大事な中学3年生の夏を過ぎてから、なかなかパフォーマンスが上がってこない。結果、クラブからはユースへと昇格できない旨を通達されることとなった。

 14歳に突き付けられた残酷な現実。猪瀬は決意する。「鹿島をどうにかして他のチームに入って倒したい」。高体連のチームで彼らと戦うためには、同じリーグに所属している必要がある。いくつか進学先の候補はあったが、鹿島ユースと同じプレミアEASTを戦っているのは、その中で1つの高校しかなかった。2016年4月。「流経大柏に進んで、絶対鹿島を倒してやろうという気持ち」を携え、猪瀬は千葉の名門校の門を叩く。

 高校選手権1回、全国総体2回、全日本ユース選手権1回、高円宮杯プレミアリーグ1回。ユニフォームに日本一の回数を示す“5つの星”を付けた流経大柏の選手層は、今さら言うまでもなく強烈に厚く、それまでほとんど見たことのなかったような選手が、大会の覇権を左右するような大舞台で活躍することも、決して珍しいことではない。猪瀬もなかなかAチームの公式戦に出場するまでには至らず、何度も悔しい想いをしてきたという。

 とりわけ記憶に残っているのは、ホームに鹿島ユースを迎えた1年時のプレミアEAST最終節。ジュニアとジュニアユースでチームメイトだった前田泰良佐々木翔悟が、既にゲームに出ていたのに対し、自分はピッチの外から声援を送ることしかできなかった。「『アイツら、活躍してるな』と思いながら、その時は普通の態度でいたんですけど、やっぱり内心は『うわあ、鹿島には負けたくねえ』って思いましたね」と当時を振り返る猪瀬。ところがその年末に、流経大柏はプレミアEASTから降格。翌シーズンはプリンスリーグ関東へと主戦場を移すことになる。

「まずは鹿島と同じリーグにいなくてはという想い」で選んだ進学先。もちろん目標はそれだけではなかったものの、「やっぱり対戦するのは無理なのかな」と諦めに近い想いが脳裏をよぎったこともあった。それでも、2017年シーズンの流経大柏はプリンスリーグ関東で2位に入り、広島で開催されるプレミア参入戦へと駒を進める。初戦の大阪桐蔭高戦はハイレベルな攻防の末に、勝敗の行方はPK戦へ。ベンチメンバーとして試合を見守っていた猪瀬は、「PK戦になった時はもうドキドキで、『うわあ、大丈夫かなあ』と思ったんですけど、ハルトさん(薄井覇斗、現流通経済大)がPKを止めてくれた時は本当に嬉しかったです」と熱戦を思い出す。

 そのPK戦で大阪桐蔭を退けた流経大柏は、2回戦の徳島ユース戦にも勝利し、1年でのプレミア復帰が決定。「1個上の先輩が上げてくれたので、『もうここでやるだけだ』という想いになりました」と話す猪瀬を筆頭に、今のチームの選手たちによる、最高の舞台を用意してくれた“1個上の先輩”たちへの感謝は尽きない。

 2018年4月。プレミアEASTの開幕戦。清水ユースと対峙する流経大柏のメンバー表を見ると、その一番上に猪瀬の名前があった。ゲームも1-0で完封勝利。以降も開幕から5戦負けなしと好結果が続く中で、猪瀬は「スケジュールが出て、もう一番最初に“7月15日”という所を見て、『よっしゃ!ここで鹿島だ!』と気合を入れてました」と笑ったように、古巣と対戦する“Xデー”を見据えながら日々を過ごしていた。

 しかし、好調だったはずのチームに激震が走る。2年連続での日本一を目指して挑んでいた総体予選の準決勝で、習志野高にまさかの敗退。前回王者は千葉県で姿を消すことになってしまった。「『習志野には勝てるだろう』みたいな心の余裕もあったと思います。去年は日本一になっているので、どこかで『簡単に全国に行けて、決勝に行って、優勝できるだろう』という気持ちも少なからずあったと思いますし、自分もそれは少しありました」と振り返る猪瀬。夏の全国連覇という目標が消え、チーム自体の雰囲気も悪くなっていったそうだ。

 そんな中で副キャプテンも務める猪瀬は、ある“アクション”を起こす。「Bチームのメンバーからも、インターハイの試合を見て『オマエら本当にAチームかよ』という声を聞いて、『ここから先の選手権に向けて、チームを変えていくために、これは言わなきゃいけないな』と思って」、昨年からの主力選手たちに「ずっと出ている選手からチームの雰囲気を変えていくことが大事なんじゃないのか?」と問い掛けた。

 浦和ユースに勝利し、磐田U-18に大敗を喫し、結果は安定しなかったものの、キャプテンの関川郁万や猪瀬を中心にして、チームの雰囲気には確かな変化が現れ始めていた。「1人1人が誰にでも、何でも言える関係を目指しつつ、あとはチームの中で『文句を言わない』という決めごとを作って、紅白戦の円陣の時にも『文句言ったヤツ、全員から“肩パン”だからな』みたいな(笑)、そういう良い雰囲気にどんどん持っていけるようにしていました」と笑顔で語った猪瀬。そして、待ち侘びてきた“7月15日”がやってくる。

 試合前にグラウンドの中央へ整列すると、見慣れたユニフォームがその視界に飛び込んできた。「いろいろ思い出しましたね。ジュニアユースの頃に着ていたユニフォームだったので」。前田と佐々木に加え、やはりジュニアユース時代のチームメイトだった赤塚ミカエルと握手を交わし、気を緩めれば溢れ出してしまいそうな感情を押しとどめ、静かにキックオフの笛を聞いた。

 前半19分に芹田悠真のFKから、須永竜生の豪快なヘディングで先制したのは流経大柏。前半はわずかシュート1本に終わった鹿島ユースだったが、後半はスタートから2枚替えで圧力を強めると、2分には入ったばかりの杉山眞仁が左サイドをドリブルで運び、左足でシュートを放つも、「アイツも自分の後輩で、左足はあまり得意な方ではないのはわかっていましたし(笑)、『ゴロかニア上かどっちか来るだろうな』と思っていて、案の定ゴロが来たので、足で弾くだけでした」と猪瀬が左足で弾き出す。

 12分にはディフェンスリーダーの関川がゴールライン上でスーパークリアを披露すれば、19分に守護神も魅せる。赤塚のドリブルシュートはディフェンダーに当たってコースが変わり、猪瀬の頭上を襲ったが、「今週1週間は水曜、木曜、金曜とディフレクションの練習を結構していたので、それに対応できたのは良かったと思います」と言及するファインセーブで回避。「1か月前の自分だったら、アレは止められていないかもしれないです。積み重ねというか、練習でやったことがまさに生きたセーブだったと思います」とも口にする。

 最大のピンチは、1点リードで突入した後半アディショナルタイム。鹿島ユースはコーナーキックの流れから結城将貴が枠内ミドル。「ちょっとブラインドになっていて見えなかった」猪瀬が懸命に右手を伸ばして弾くと、詰めていたのは小学生からの友人でもある前田。シュートは流経大柏のゴールネットを揺らす。

 同点かと思われた直後。鹿島ユースの歓喜の輪が、一転して抗議の輪に変わる。「弾いたコースに泰良がいたので、『ヤベーな』と思ったんですけど、『弾いた時にあそこにいるということはオフサイドじゃないかな』と思った」猪瀬の感覚通り、副審はフラッグを上げていた。何とか事なきを得た流経大柏が、9分近いアディショナルタイムも確実に消し去ると、勝利を告げるホイッスルがホームグラウンドに鳴り響く。本田裕一郎監督も「こういう相手に勝たなくちゃね」とご満悦。無敗の首位をストップした会心の勝利に、ピッチ上にも応援スタンドにも笑顔の花が咲き誇った。

 実は前回白星を手にした浦和ユース戦も、今回の鹿島ユース戦も、ラストプレーは猪瀬のパンチングだった。「今回の鹿島戦も自分が最後にパンチングして終われたのは嬉しかったです」と笑った守護神の言葉は続く。「でも、やっぱり『鹿島に勝てた!』というのが本当に嬉しかったですね。『これ以上嬉しいことがあるのかな』と思ったぐらいでしたし、それぐらい懸けていた試合だったので」。

 中学3年生だった、あの日。憧れていたチームは、絶対に倒さなくてはいけない対象に変わった。それから3年。一度は対戦すら諦め掛けた時期を乗り越え、ようやく辿り着いた鹿島とのゲームで勝利を収めた猪瀬に、簡単な言葉では表現できないくらい、さまざまな想いが去来していたであろうことは想像に難くない。。

 試合終了後の整列時。猪瀬は鹿島ユースの1人1人と丁寧に握手をしているように見えた。特に仲が良かった佐々木には「ありがとな。また次に戦う時を楽しみにしてるよ」と伝えたという。その言葉の通り、「アイツらも悔しそうでしたね」とかつての仲間を思いやった猪瀬には、まだもう1試合の“再会”が残されている。

 流経大柏と鹿島ユースのリターンマッチは12月9日のプレミアEAST最終節。舞台は県立カシマサッカースタジアムが設定された。、猪瀬にとって、もしカシマスタジアムのピッチへ立つことになれば、それは人生で2回目ということになる。「小学校6年生の時、全日本少年サッカー大会の茨城県大会決勝で、アントラーズつくば対アントラーズジュニアの対決がカシマスタジアムだったんです。その時は負けちゃったんですけど、あのスタジアムでもう1回やって、今度は勝ちたいですね」。

 猪瀬がそうだったように、リベンジを誓う前田や佐々木は“12月9日”を見据え、気合を入れていることだろう。今度は憧れていた舞台で、かつてとは違うユニフォームを纏って、かつてのチームメイトと対峙する。その時、猪瀬の中には果たしてどういう感情が芽生えるのだろうか。あるいは優勝を懸けて両者がぶつかる可能性も十分にあるタイミングの“12月9日”。きっとカシマスタジアムの綺麗な芝生も、成長した彼らの帰還を心待ちにしてくれているはずだ。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史

鳥栖FWイバルボ、左膝前十字靭帯断裂で全治7か月

サガン鳥栖FWビクトル・イバルボ
[故障者情報]

 サガン鳥栖は23日、6月29日のトレーニングで負傷したFWビクトル・イバルボが左膝前十字靭帯断裂と診断を受けたと発表した。なお、全治7か月で、選手登録を抹消することが併せて発表されている。

 イバルボは現在は手術およびリハビリのためにコロンビアへ一時帰国しており、トレーニング合流は8月下旬を予定している。

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[NBCS U-13] 中1年代のトッププレーヤー達が最新ニューバランススパイクを試し履き(24枚)

7月21日に発売されたばかりの最新NBスパイク
 全国大会級のU-13大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2018」が21日から23日まで静岡県の時之栖うさぎ島グラウンドなどで行われた。会場では21日に発売されたばかりのニューバランスの最新フットボールスパイクの試履会も開催され、多くの中学生たちが新スパイクの履き心地を確かめた。
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1年生FW吉田騎が2ゴール!エストレラ姫路相手に4発快勝の仙台ユースがGS突破に望み

ベガルタ仙台ユースFW吉田騎(右)は2得点の活躍
[7.23 日本クラブユース選手権U-18大会GL第2節 仙台ユース 4-0 エストレラ姫路U-18 宮城総合]

 第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は23日グループステージの2日目を迎えた。前橋市宮城総合運動場陸上競技場で行われたグループBのベガルタ仙台ユースエストレラ姫路FC U-18の一戦は4-0で仙台ユースが快勝した。

 序盤は、初出場・エストレラ姫路がテクニックと活動量を併せ持つMF西木輝瑠(3年)を中心に丁寧にボールをつなぎ、サイドに展開してクロスボールから決定機をつくった。右サイドからボールを受けたMF礒川恭太(1年)がクロスバー直撃のシュートを放つ。

 しかし、その後は仙台が徐々に攻撃の圧力を強めた。エストレラ姫路はフィジカルの強さが持ち味でこの日キャプテンマークを巻いたDF杞山拓実(3年)や、GK河野楓樹(1年)を中心に何とか持ち堪えていたが、前半終盤に仙台の2トップが牙を剥く。

 32分、仙台はDF佐々木勇輔(2年)からパスを受けたMF工藤蒼生(3年)がドリブルで左サイドを突破し、クロスを放つ。このクロスを左足で豪快にゴールに叩き込んだのはFW吉田騎(1年)。プリンスリーグ東北で一度も先発出場経験が無く、大抜擢された1年生FWが大仕事をやってのけたことでチームは一気に勢いづいた。35分にはDF山田太翔(2年)のクロスを受けたFW菅原龍之助(3年)が右足でシュートを決め、2-0で前半を終えた。

 後半は仙台がほぼ相手陣内で試合を進める状況となった。6分、工藤蒼からの浮き球パスをDFライン背後で受けた吉田が、相手GKの位置を見て鮮やかなループシュートを決めてこの日2得点目。29分には途中出場のFW清水一雅(2年)のパスを受けたMF粟野健翔(3年)が倒れ込みながらも相手GKの脇を抜く技ありゴールを決め、仙台が4-0で勝ち点3とした。同グループもう1試合は清水エスパルスユースと大宮アルディージャユースがスコアレスドローとなり、勝ち点4となったため、仙台は25日の大宮戦で勝利すれば自力でノックアウトステージ進出を決められることになった。

 仙台の壱岐友輔監督は2ゴールを挙げた吉田について「背後のアクションが良い選手で、今日のグラウンド状況では彼の良さが生きると思った」と抜擢の理由を説明。吉田のスピードをエストレラ姫路の守備陣は止めることができず、起用は大成功。「相手のDFライン背後へのボールを多くしようという狙いで、自分が要求して背後に行けたので、狙い通り点数が取れた」と笑顔で吉田は語った。大会中のラッキーボーイ登場で、3年ぶりのノックアウトステージ進出に向けて大きな弾みとなった。

 一方、グループステージ敗退の決まったエストレラ姫路は、結果的に礒川がバーに当てたシュート1本に抑えられた。松本真吾監督は「仙台ユースは最後まで走れていたが、うちは大宮ユース戦での疲労が出てしまった」と猛暑の中での連戦の厳しさを語った。それでも「長いボールは蹴らせず、サポートをつくって個々の技術で勝負したい」と丁寧にショートパスをつないで決定機をつくるスタイルを貫かせた。

 ゲームキャプテンの杞山は「仙台ユースは一回りも二回りも上手くて全然攻められなかった。ただ前半はチームコンセプトのつないで攻めることはできていた」と力の差は認めたものの、自分たちのスタイルで戦えたことを誇った。「清水ユースが一番強いと思うので、守備の時間は長くなってもエストのサッカーを見せたい」と最終戦へ強く意気込んだ。
   
(取材・文 小林健志)
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[MOM2557]仙台ユースFW吉田騎(1年)_新人「ナイト」が初の全国舞台で2ゴール!

ベガルタ仙台ユースFW吉田騎は抜擢に2ゴールで答えた
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 日本クラブユース選手権U-18大会GL第2節 仙台ユース 4-0 エストレラ姫路U-18 宮城総合]

 驚きの起用だった。プリンスリーグ東北でもほとんど出場機会は無く、主に宮城県リーグ1部に出場していたセカンドチームでの出場がほとんどだったFW吉田騎(1年)をベガルタ仙台ユースの壱岐友輔監督は先発メンバーに大抜擢。抜群のスピードを生かして2得点を挙げ、指揮官の起用に見事に応えた吉田が文句なしのマン・オブ・ザ・マッチだ。

 吉田は仙台市内の街クラブ仙台FCジュニアユース出身で、このクラブから初めて仙台ユースに入った選手だ。「自分自身、全国大会に出場するという経験が初めて」。東北地区の大会は出場経験があったが、全国大会自体が未知の世界だった。

 それでも、「3年生の公式戦で初めての先発で結構緊張していたが、3年生の先輩やベンチメンバーに励ましの声をもらって気が楽になり、自分のプレーに持って行けたのが大きかった」と経験豊富な3年生からの励ましを受けてピッチに立ち、結果を残した。

「2得点どちらのゴールも自分だけの力じゃなく、チームで取ったゴール。3年生のみんなに助けられた」と先輩への感謝を忘れない謙虚さの持ち主。その吉田について壱岐監督は「誰よりも居残り練習をしている努力家」と評する。

「大会2週間前に肉離れして、メンバーに入れるかどうか心配だったが、リハビリのメニューを増やしてもらって大会に間に合った。ケガを言い訳にメンバーに選ばれなかったと言いたくなかったので、やれるだけのことをやった」と吉田は大会前の状況を振り返る。大会に間に合うかどうかはギリギリの状況だったが、周囲のサポートもあってメンバー入りを勝ち取った大会。巡ってきた大チャンスを逃すわけにはいかなかった。

 名前は「騎」一文字で「ナイト」と読む。「良いスタートを切れたが、ここで満足したくない。次ももし出場機会があったら、自分の持ち味を出しつつチームのために走りたい」。仙台ユースに彗星の如く現れた新人騎士(ナイト)はスピードを武器に、さらなる活躍を目指す。 

(取材・文 小林健志)
●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

[nb championship U-13MOM]C大阪U-13MF若松大輔_優勝導くファインショット、2試合連続決勝ゴール!

前半アディショナルタイム、C大阪U-13MF若松大輔が右足で決勝点
[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 nb championship U-13決勝 FC LAVIDA 0-1 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]
 
 準決勝での決勝ヘッドに続き、決勝でも決勝点となるファインショット。「自分でもビックリ。普段からそんなに点を獲れていない」というMF若松大輔が、主役級の活躍でセレッソ大阪U-13の初優勝に貢献した。

 決勝は0-0で迎えた前半アディショナルタイムにゴールを決めた。左FKのクリアボールを拾うと、右足一閃。「相手が近くにいなくて、シュートしか無いなと思って思い切りシュートを打ったら、良いコースに飛んだ」。振り向き様に放った一撃は、弾丸ライナーでゴール左隅に突き刺さった。

 驚きのゴールだけでなく、セカンドボールの回収や競り合いの部分での貢献度も大。落ち着いたパス出しでもチームを良くサポートした。「相手のプレッシャーも速かったし、大変だった。でも、みんなもサポート来てくれたし、やりやすかった」と若松。仲間の支えもあり、自信を持って50分間プレーし続けた。

 その若松について、金晃正監督は「これまでは迷いがあったけれど、この大会で自信をつけた」と評していた。その自信が2試合連続決勝点という結果に。自宅のある奈良から約2時間かけてC大阪の練習に通いながら、着実に力をつけてきているMFが今大会で得た自信を胸に、進化を加速させる。

(取材・文 吉田太郎)



最も走ったチーム&選手は…J1第17節の走行距離発表

Jリーグデビューを飾ったヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ
 7月22日に行われたJ1第17節における選手の走行距離などのトラッキングシステムによるデータが発表になった。

 第17節で最も走行距離が長かったチームは湘南ベルマーレで118.087km、2位はジュビロ磐田で115.529km、3位は北海道コンサドーレ札幌で114.862km。逆に最も短かったのは、川崎フロンターレで98.228kmだった。

 選手別の走行距離では、1位が湘南のMF菊地俊介で12.071km。2位はジュビロ磐田のDF櫻内渚で12.011km、3位はベガルタ仙台のMF奥埜博亮で11.972kmとなっている。

 また、スプリント回数(時速24km/h以上)を見ると、最も多かったチームは湘南で189回、2位はFC東京で171回、3位は磐田で170回。選手別では、湘南のMF藤田征也ガンバ大阪DF米倉恒貴の29回が最も多く、3位は札幌のMF三好康児の28回だった。

■以下、第17節の各チームの総走行距離
7月22日(日)
名古屋(107.576km) 0-0 広島(106.247km)
神戸(107.712km) 0-3 湘南(118.087km)
鹿島(104.890km) 6-2 柏(105.268km)
札幌(114.862km) 0-0 磐田(115.529km)
FC東京(109.049km) 5-2 横浜FM(106.851km)
川崎F(98.228km) 1-0 長崎(107.689km)
G大阪(105.432km) 1-2 清水(110.278km)
C大阪(108.094km) 1-1 浦和(107.609km)
鳥栖(109.958km) 0-1 仙台(109.466km)

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分野研究家

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アメリカ遠征行うなでしこ…DF宇津木、DF市瀬、MF猶本に代わり2選手を初招集

 日本サッカー協会(JFA)は23日、アメリカ遠征を行う日本女子代表(なでしこジャパン)において、DF宇津木瑠美(シアトル・レイン)とDF市瀬菜々(マイナビベガルタ仙台レディース)が怪我のため、MF猶本光(フライブルク)がコンディション不良のため不参加となり、DF土光真代(日テレ・ベレーザ)とMF杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)を招集することになったと発表した。なお、土光と杉田はなでしこジャパン初招集となる。

 遠征中に「2018 Tournament of Nations」に出場するなでしこジャパンは26日の初戦でアメリカ、29日の第2戦でブラジル、8月2日の第3戦でオーストラリアと対戦する。

16位低迷のG大阪、クルピ監督を解任…後任に宮本恒靖U-23監督

ガンバ大阪の新監督に就任する宮本恒靖氏
 ガンバ大阪は23日、レヴィー・クルピ監督との契約を本日限りで解除し、U-23監督の宮本恒靖氏のトップチーム監督就任を発表した。

 今季からチームを率いたクルピ監督だったが、開幕6戦未勝利(1分5敗)とスタートダッシュに失敗すると、その後も思ったように勝ち点を伸ばせず。直近の第17節清水戦は1-2で落としており、ここ5戦未勝利(2分3敗)。17節終了時点で勝ち点15の16位に低迷していた。

 新監督に就任する宮本氏は11年に現役引退後、15年にG大阪ジュニアユースコーチ、16年にG大阪ユース監督を務め、17年からG大阪U-23を率いていた。

 また、マテルヘッドコーチの契約解除、實好礼忠ユース監督のU-23監督就任が併せて発表されている。

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[nb championship U-13MOM]C大阪U-13FW千葉大夢_「一番大きく変化」したFWが大会MVPに

大会MVPに選出されたセレッソ大阪U-13FW千葉大夢
[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 nb championship U-13準決勝 鳥栖U-13 1-2 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]

 セレッソ大阪U-13の金晃正監督は背番号8を背負うFWについて「セレッソのトレーニングを受け入れて、前向きにプレーするようになった。一番大きく、変化した選手」と説明していた。小学生時代は決して献身的に走り続けるプレーヤーではなかったというFW千葉大夢だが、準決勝では攻守における「走り」で存在感。得点以外の部分でチームを支え、勝利に貢献した。

 千葉は決勝を含め、再三ベンチから賛辞を受けていた走りについて、「(準決勝、決勝は)最後の2試合ということもあって、意地でも優勝するという気持ちだった。(走れたのは)優勝したいという思いが強かったから」と説明する。

 守備では味方選手の分まで相手にプレッシャーを掛け、ボールを受けると縦への力強い突破によって単騎でも局面を打開していた。C大阪のエースナンバーである「8」を背負う責任感を感じ、また上のカテゴリーに必ず昇格すると決意したことでプレースタイルが変化。その変化した部分を表現し、自信を持っている競り合いの強さやシュートを発揮するなどインパクトを残した大会だった。

 優勝を決めた決勝後に行われた表彰式では大会MVPに選出。「正直、思っていなくて……。でも、優勝したのでMVPよりもみんなで団結して優勝できたことが大きいです」と微笑んだ。将来、日本代表入りし、W杯出場に出て活躍することを目標に掲げるFWは自覚を持ってトレーニングを続け、周囲が期待する以上のプレーヤーになる。

(取材・文 吉田太郎)

[アミノ]ターンオーバー駆使した法政大が狙い通りの初優勝、関東王者として大臣杯連覇目指す

法政大が関東王者として連覇を目指す総理大臣杯へ
[7.22 アミノバイタル杯 法政大2-1明治学院大 味フィ西]

 アミノバイタル杯2018の決勝が22日行われ、法政大明治学院大を2-1で下して初優勝を飾った。

 史上初、東京都1部リーグ所属チームの決勝進出となった、「アミノバイタル」杯2018 第7回関東大学サッカートーナメント大会。1回戦で昨年度関東リーグ王者・筑波大を下し、以降、東洋大早稲田大明治大と関東1部4校を下し、ついに決勝の場に進出したのは明治学院大。対するは、昨年度総理大臣杯チャンピオンの法政大。総理大臣杯では常に上位につけているが、意外にもこの大会では3位どまりで決勝進出は今回が初めてとなる。どちらが勝っても初優勝という、フレッシュな一戦。明学大の“ジャイキリ”が優勝という結果で終わるのか、U-21代表FW上田綺世(2年=鹿島学園高)擁する法政大がタイトルを手にするのか。多くの観客が固唾をのんで見守る中、キックオフの笛が鳴った。

 序盤は、法政大が“関東1部”の実力を見せつけた。準決勝の駒澤大戦からスタメン7人を入れ替え、エース・上田を先発させるなど万全の状態で臨んだ法大は、立ち上がりからMF紺野和也(3年=武南高)、MF田中和樹(1年=浦和学院高)の両サイドが積極的にドリブルで突破。すばやいパスワークとたたみかけるような攻撃で、明学大を圧倒する。

「多くの観客がいる中での緊張や、試合に懸ける意気込みが空回りしてしまった」(鈴木修人監督)という明学大だったが、前半20分をすぎると次第に落ち着きを見せ、法大からボールを奪取。鋭いカウンターから反撃を開始する。両者、激しくボールを奪い合う展開が続くが、両GK、吉田舜(4年=前橋育英高)、松田健太郎(4年=習志野高)の活躍もあり、ゴールまではいたらなかった。

 このままスコアレスで折り返すかと思われたが、アディショナルタイムに試合は動いた。明学大は45分、中盤のDF原川凌太朗(1年=桐蔭学園高)が競り合いの中で負傷し、急遽、MF鳥谷部嵩也(4年=桐蔭学園高)が交代出場することとなった。鳥谷部はピッチに送り出されるやいなや鋭いドリブルでチャンスを演出。前半も終わろうかと45+6分には、FW土屋真輝(3年=甲府U-18)からのパスを受けた鳥谷部がドリブルで突破をはかり、PA内に抜け出したMF武田義臣(1年=実践学園高)へとパス。この武田が倒されて、明学大がPKを獲得した。このチャンスに、DF新井博人(4年=桐蔭学園高)が冷静にキックを沈め、明学大が先制した。

 先制点を得、史上初の都1部所属大学優勝に向けて勢いに乗る明学大。攻勢に出る明学大に、法大もファウルからセットプレーを与える回数が多くなるが、セットプレーこそ明学大の武器。準決勝の明治大戦では、セットプレーとPKから3ゴールをマークしているだけに、あわやというシーンが続いた。

 すると法大は後半の6分、FWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)、MF森俊貴(3年=栃木SCユース)の2人を一気に投入。「前半は9割近くボールを握っていたがゴールを取れなかった。もう少しボールを収められる選手が必要だと感じた」という長山一也監督の狙いが的中。徐々に流れを引き寄せると、後半15分には紺野と関口がワンツーで前線に抜け出すと、最後は紺野がドリブルからゴール前にクロスを上げる。これをボランチのMF大西遼太郎(3年=磐田U-18)が頭で叩き込んだ。昨年度のインカレ決勝では退場処分となり、チームを苦境に立たせた大西が同じ決勝の場、悪夢を払拭するゴールで試合を振り出しに戻した。

 法大はさらにその2分後に、右サイドを紺野がドリブルで一気に前線へ。得意の切り返しでPA内に侵入すると、そのまま左足を振り抜きゴール左隅にシュートを突き刺した。「前半の突破は相手を疲れさせる狙いもあった。後半は相手も疲れてきて、抜けると思った」(紺野)という狙いどおりのゴールで法大が逆転に成功する。

 その後は両チームとも、疲れの見える選手たちを交代でリフレッシュしながらも、アグレッシブに試合を展開。明学大は最終ラインからの正確かつ強烈なロングキックで同点を狙うが、法大ディフェンスのこれを強固に跳ね返す。ラストプレー近くのアディショナルタイムのFKには、GKの松田も前線に上がり“全員総攻撃”でゴールを狙ったが、ゴールのないままタイムアップ。ついに明学大が敗れ、法政大が念願の初優勝を手にした。

 優勝した法大の長山監督は「この大会は連戦の厳しさもあって、総理大臣杯の出場権を獲得したところで満足してしまっていた」と振り返る。これまで3位決定戦が2回と5位決定戦が2回。決勝戦まではあと一歩が届かなかった。「だから今年は最初からタイトルをとろうと思っていた」。そのためには徹底したターンオーバーで臨んだ。全5試合に出場したのはGK吉田とDF加藤威吹樹(3年=広島ユース)、MF大西の3人のみ。中盤・前線のみならず最終ラインも日替わり構成となったが「それでも大崩れしなかった。ディフェンスラインの粘り強さによるところは大きい」と、守備陣の成長を讃えた。

 相手は都1部の明学大。例年とは違う状況の中で臨んだ試合だったが、準決勝戦後にディサロが「相手はもう関東1部を4つ倒してきている。ならばそれはもうジャイキリではない。普通に強いチーム」と警戒したように、最後まで格下相手という隙を見せずに戦った法大が、“勝ち抜いた”試合だった。

(取材・文 飯島玲子)

U-20女子W杯に出場の日本、怪我のFW鈴木陽に代わりFW児野楓香を追加招集

 日本サッカー協会(JFA)は23日、U-20女子W杯に出場するU-20日本女子代表において、怪我のため不参加となったFW鈴木陽(長野レディース)に代わり、FW児野楓香(日体大FIELDS横浜)を招集することになったと発表した。

 U-20女子W杯はフランスで8月5日から24日にかけて開催。日本は7月26日にオランダでの直前合宿に入り、8月6日の初戦でアメリカ、9日の第2戦でスペイン、13日の第3戦でパラグアイと対戦する予定となっている。

U-20女子W杯に出場の日本、怪我のFW鈴木陽に代わりFW児野楓香を追加招集

 日本サッカー協会(JFA)は23日、U-20女子W杯に出場するU-20日本女子代表において、怪我のため不参加となったFW鈴木陽(長野レディース)に代わり、FW児野楓香(日体大FIELDS横浜)を招集することになったと発表した。

 U-20女子W杯はフランスで8月5日から24日にかけて開催。日本は7月26日にオランダでの直前合宿に入り、8月6日の初戦でアメリカ、9日の第2戦でスペイン、13日の第3戦でパラグアイと対戦する予定となっている。

[nb championship U-13MOM] FC LAVIDA MF石川穂高_キック武器のボランチ、より怖い存在へ

FC LAVIDAのMF石川穂高
[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 nb championship U-13準決勝 鹿島アントラーズつくばJY 2-2(PK2-4)FC LAVIDA 時之栖うさぎ島G]

「守備はまだまだだけど、何でもできる。これからが楽しみ」。 FC LAVIDAの村松明人監督はMF石川穂高についての期待感を口にしていた。

 指揮官が指摘するように守備面は課題が散見されたが、攻撃面は特長を表現していた。相手のプレッシャーの中でも周りが見えており、判断の良いパス、ドリブルで前進。そして、両足のキック精度に自信を持つMFは前半14分に正確なループパスから勝ち越しゴールをアシストした。

 決勝で敗れて準優勝に終わったが、計7試合戦った大会で自信を得た様子。「前よりも精神的な面でもチームでも成長できたことを感じたし、個人的にも上手くできたことが多かったのでこれからに繋げていきたい」と語った。

 準決勝、決勝では決めることができなかったが、ミドルレンジからのシュートにこだわりを持っている様子。W杯を見て印象的だった選手についても、「デ・ブライネのシュートとか自分でもやってみたい」とブラジルとの準々決勝でファインショットを決めたベルギー代表MFを挙げていた。そのシュートやパスに加えて、ドリブルもレベルアップし、「相手にとってもっと怖い選手になっていきたいです」と石川。大会屈指のボランチは努力を続けて必ず、世界で戦える選手になる。

(取材・文 吉田太郎)

仙台MF野津田が右ハムストリングス肉離れで全治6週間

ベガルタ仙台MF野津田岳人
[故障者情報]

 ベガルタ仙台は23日、先週のトレーニング中に負傷したMF野津田岳人が経過を観察後に仙台市内の病院で精密検査を行い、右ハムストリングス肉離れと診断されたと発表した。全治は約6週間の見込みと併せて発表されている。

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[nb championship U-13]身長146cmの小さなボランチ、C大阪U-13MF清水が印象的なプレー

C大阪U-13の小柄なボランチ、MF清水大翔は印象的なプレー
[7.23 nb championship U-13決勝 FC LAVIDA 0-1 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]

 身長146cmのボランチは、全国大会級の戦いの中で小さく映る。だが、そのMFが相手をいなし、攻撃のテンポを上げ、判断良くボールを奪い取ってしまうのだから面白い。セレッソ大阪U-13の金晃正監督によると、MF清水大翔のプレーは他チームのコーチ陣からも注目を集めていたのだという。

 その指揮官も「あの子がいるからバランスが取れる」と信頼。判断の速さ、精度で小さな体を補うMFは準決勝でセカンドボールを回収し、受けてからの素早いパスを通して続けていた。後半開始からの交代出場となった決勝でも相手に寄せられる前に出すパスでチャンスの起点に。チームのバランスを取りながら要所を締め、後半は相手に流れを渡さなかった。

「自分は身体が小さいので、一発で飛び込んだりしたらあっさりかわされてしまう。粘り強くやることと、攻撃はできるだけ判断を速くしないと身体が弱いので判断が遅くなると当てられて潰されてしまうから、そこは判断を速くして自分が運んだり、パスをしたりしようと考えています」

 本人は自分のシュートシーンを増やせなかったことを悔しがっていたが、それでもボールに絡み、チャンスを作り出したことについては笑みも見せていた。「将来、世界で戦える選手になりたい」という清水はW杯で活躍したルカ・モドリッチやエンゴロ・カンテを憧れの選手に挙げる。彼らのように判断や技術の部分を極めていく意気込みだ。

 今回、強豪同士の対戦を勝ち抜いて優勝したが、満足感はない。「ここで1位になったからって満足せず、自分を伸ばしながらチームも強くしていきたいです」。体格で劣っても印象的なプレーができることを証明したMFは、世界を目指して貪欲にレベルアップする。

(取材・文 吉田太郎)



辛くも逃げ切った磐田U-18が連勝で決勝Tへ! 熊本ユースは終盤の猛攻も及ばず…

最後の最後まで猛攻をしかけた熊本ユースに対し、磐田U-18が辛くも逃げ切った
[7.23 日本クラブユース選手権U-18大会GL第2節 磐田U-18 1-0 熊本ユース 前橋総合]

 第42回日本クラブユース選手権サッカー選手権(U-18)大会は2日目の23日、グループリーグ第2節を各地で開催した。前橋総合運動公園サッカー場の第2試合ではジュビロ磐田U-18ロアッソ熊本ユースが対戦。PKで先制点を奪った磐田が1-0で逃げ切り、最終節を残して決勝トーナメント進出を決めた。

 序盤は風上を生かした磐田が完全に主導権を握った。最前線に張るFW三木直土(2年)が鋭い裏抜けで相手守備陣を押し下げると、左右からMF岩元ルナ(3年)、MF平澤拓実(3年)の両サイドハーフがクロス攻勢を敢行。だが、熊本のセンターバックを担うDF宮嵜海斗(3年)、DF相澤佑哉(3年)のコンビがしぶとく跳ね返した。

 気温38.9度を記録した中、前半20分すぎにクーリング・ブレイクを実施。選手たちはベンチでゆっくりと身体を冷やした。すると前半28分、磐田は相手の守備の乱れに乗じてPA内を突破した三木がPA内で宮嵜に倒されてPKを獲得。これを三木が落ち着いて決め、貴重な先制点が入った。

 後半は反対に、風上の熊本がペースをつかんだ。6分、MF駒木秀人(3年)を起点に右サイドバックのDF澤田航汰(3年)が縦に走り、クロスに反応したのはMF上野正騎(2年)。ニアにMF樋口叶(2年)も入っていた厚みのある攻撃からネットを揺らしたが、副審はオフサイドフラッグを上げた。

 さらに後半11分、駒木の縦パスに再び上野が抜け出したが、ここでもわずかにオフサイド。FW小野田涼(2年)が相手最終ラインと駆け引きしつつ、右サイドで澤田と駒木が組み立て、樋口と上野が崩すという形を立て続けに見せた。同17分にはFW小島圭巽(2年)、同24分にはMF尾下真輝人(2年)を入れ、消耗戦の中で何とか追撃を試みる。

 磐田は終盤、右サイドを突破した岩元がDF吉井凌雅(2年)に倒されてFKを得るが、得点には結びつかず。熊本は後半終了間際の35分、縦パスに小島が抜け出すもボールはGK杉本光希(2年)がキャッチ。同アディショナルタイムには吉井のクロスから上野がつなぎ、樋口がボレーで狙ったが、相手に当たって枠を外れた。そのままスコアは動かずタイムアップ。熊本の猛追は及ばず、前節に続いてまたしても1点に泣き、決勝トーナメント進出の夢は断たれた。

 磐田の世登泰二監督は「(第1試合でFC東京U-18が勝っていたため)うちが勝てば2チーム抜けが決まる試合。ここで勝ったことによって、次のFC東京戦ではラウンド16に向けた準備も含めた戦い方ができる。サブの選手たちを試したり、先を見据えた戦いをしたい」と2連勝の効果を喜んだ。

 初めて参戦中のプレミアリーグEASTでは3勝6敗と負け越しが続くが、「トーナメントに入れば、一発勝負のスリルはリーグ戦とは違った刺激になる。勢いがあるチームが勝ち上がっていくはず」と指摘。上位進出に向けて「自分たちもそんなチームのなかに入っていきたい」と意気込みを口にした。

(取材・文 竹内達也)
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連日の決勝弾に「彼が効いていた」と指揮官…2連覇王者FC東京U-18がGL突破決める!

先制弾が決勝点となったFC東京U-18のMF小林里駆(2年)
[7.23 日本クラブユース選手権U-18大会GL第2節 FC東京U-18 2-0 金沢U-18 前橋総合]

 第42回日本クラブユース選手権サッカー選手権(U-18)大会は2日目の23日、グループリーグ第2節を各地で開催した。前橋総合運動公園サッカー場の第1試合では、大会2連覇中のFC東京U-18が初出場のツエーゲン金沢U-18に2-0で勝利。第2試合で磐田U-18が勝利したため、最終節を待たずに決勝トーナメント進出を決めた。

 試合後に「少し夏のゲームらしくなってしまいました」と振り返ったのはFC東京の佐藤一樹監督。流れの中から好機を何度もつくっていたものの、わずかに精度を欠くなどしてゴールを陥れることはできず。「セットプレーから取れたのはこういう気候の中では大きかった」というのも本音だろうが、表情には苦笑いが浮かんでいた。

 試合の立ち上がりは勢い良く攻めるFC東京に対し、アグレッシブな前進守備を見せる金沢という構図。DF越元佑太(2年)、DF山越翔太(3年)という金沢のセンターバックコンビが果敢にインターセプトを狙い、FC東京の縦パスを寸断した。だが、次第に風上に立ったFC東京が攻勢を強め、DF木村誠二(2年)のヘッドがクロスバーを叩く場面もあった。

 すると前半11分、FC東京がセットプレーからスコアを動かした。期待のルーキーMF角昂志郎(1年)が左CKをニアに蹴り込むと、互いに競り合ったこぼれ球がゴール真正面へ落下。これをボランチ起用のMF小林里駆(2年)がしっかり蹴り込み、貴重な先制点が入った。小林にとっては第1節の熊本ユース戦に続いての勝ち越しゴールとなった。

 ここからはFC東京のペースが続いた。前半13分、角のパスを受けたDF草住晃之介(3年)のクロスが金沢DFに当たってゴールに向かったが、すでにトップチーム登録されているGK上田樹(2年)が落ち着いてパンチング。その後も守備陣がしぶとくボールを跳ね返し続け、前半のクーリング・ブレイクを迎えた。

 金沢は前半29分、左サイドを起点とした攻撃からMF沢村亮輔(3年)が中央をドリブル突破。カットインで相手をかわし、左足に持ち替えてシュートを狙ったが、コースを狙ったボールは力なく、GK大本竜司(3年)に難なくキャッチされた。なかなか敵陣深くに攻め込む場面はつくれなかったが、守備ではMF川口拓真(2年)のボール奪取が光った。

 FC東京は1点リードで迎えたハーフタイムに一挙3人を交代。FW今村涼一(3年)、FW宮田和純(2年)の2トップをそろって下げ、MF芳賀日陽(3年)とFW青木友佑(1年)を入れた。すると4分、PA左を突破した小林が相手に倒され、PKを獲得する。これを投入されたばかりの芳賀が決め、リードを2点に広げた。

 2点を追うことになった金沢は後半18分、なかなかボールを受けられなかった1トップのFW牧野樹生(3年)とサイドハーフのMF沖崎颯(2年)をベンチに下げて、「ボールを動かせるタイプ」(辻田真輝)というFW駒沢直哉(1年)、MF愛宕翔己(2年)を投入。後半のクーリング・ブレイク後の攻勢に備える。

 後半24分は金沢にビッグチャンス。中盤で川口がボールを奪い、愛宕を経由して抜け出したのは途中出場のMF本田航(2年)。だが、1対1で迎えたシュートはしっかり間合いを詰めた大本が守り切った。その後も愛宕、沢村がゴールに迫ったが、最後までスコアを動かすことはできず。2試合を終えて勝ち点0に終わり、グループリーグ敗退が決まった。

 プレミアリーグEASTでは降格圏の9位と苦しむFC東京だが、先輩たちが2連覇で引き継いできた夏の全国大会ではしっかり2連勝。指揮官は「リーグ戦では彼らが持つ本来のものを引き出してあげられていないが、カップ戦ということで“歴史と伝統”を強い意志を持って表現してくれている」と選手たちを称えた。

 前節の後半アディショナルタイムの劇的決勝弾に続き、小林はこの日も2得点に絡む活躍。果敢な攻め上がりやボール奪取も随所に見せ、「里駆はここまでのリーグ戦で力を出せず、この大会に懸ける思いが感じられた。今日は彼がしっかり効いていたし、疲れている素振りを見せずにゲームに入っていた」(佐藤監督)という信頼のフルタイム起用にしっかりと応えた。

 ここまでの2連勝によって、共に全勝同士で迎える磐田U-18戦を楽な形で迎えることになった。「まだ気持ちが入りすぎて冷静さを欠いている部分もあり、世界が狭くなっている」とにこやかに課題を指摘した指揮官は「これから大会が進んでくれば、もっと平常心で臨めるはずです」とその先のステージを見据えているようだ。

(取材・文 竹内達也)
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「日本のイニエスタ」を都心から……。「FCバルセロナ」のアカデミーが品川区に開校!

幼稚園年長から小学6年生まで幅広く応募している
スペインの世界的名門・FCバルセロナのメソッドを教える「バルサアカデミー」や「FCバルセロナキャンプ」等を運営する「株式会社Amazing Sports Lab Japan」は23日、9月上旬に「バルサアカデミー品川大井町校」を開校することを発表した。

 同校は福岡、葛飾、奈良に次いで日本で4校目となるバルセロナのアカデミーで、8月11日に品川大井町にオープンする予定の複合型スポーツ施設「スポル品川大井町」内の屋外フットサルコートを拠点とする。リオネル・メッシやアンドレス・イニエスタら、数多くの世界的名選手を育てたバルサの哲学、育成メソッドを都心でも吸収することが可能となった。テクニカルディレクターとしてスペインから来日するFCバルセロナのコーチは、品川大井町校だけではなく、日本各地のバルサアカデミーを定期的に巡回する。

 バルセロナの「象徴」ともいえるイニエスタは22日の神戸―湘南戦(ノエビア)で移籍後、初めて途中出場し、Jリーグデビューを果たした。アジアパシフィックディレクターのトニ・クラベリア氏は、イニエスタが超一流でいられる理由をこう明かす。

「ある地点から別の地点へ移動する、というスピードについては、イニエスタは普通の人より遅いでしょう。でも彼は、短い時間の中で予測して、分析して、次の行動に移すスピードが世界一。日本の子供たちにはその判断力のスピードをあげることを教えてあげたい。サッカーは試合の中で短い時間の中で判断しなければいけないが、人間は慣れていることを最初に選択しがちです。でも答えはひとつだけでなく、実際は『これもできる』『あれもできる』と選択肢はたくさんある。1000個ぐらいあるパターンの中から選び取る力が必要なんです。バルサのメソッドを教えることを通してどんな状況にも対応できるようにしていきたい」

 クラベリア氏は「イニエスタ臨時コーチ」の実現の可能性も示唆した。

「彼が日本にいることでバルサのサッカーを伝える、ということに貢献できるのであれば、イニエスタにも直接、子供たちに指導してもらう可能性はある。これから直接、話をしていけたらいいですね」

 品川大井町校の体験トレーニングやセレクションは8月11、12、18、19日に開催予定。


(取材・文 林健太郎)

[nb championship U-13]「チームの中でも目標とされる選手に」。意識高い全少優勝組中心にC大阪U-13は普段から良い競争

表彰を受けるC大阪U-13のCB河西祐哉主将。U-12チームからの昇格組中心に彼らは意識高い日常を送る
[7.23 nb championship U-13決勝 FC LAVIDA 0-1 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]

セレッソ大阪U-13は、日常の意識高い競争が個・チームを高めている。昨年、全日本少年サッカー大会で優勝したC大阪U-12からCB河西祐哉、右SB三津井龍真、左SB足立康生、FW皿良立輝の4名がU-13チームに昇格。昇格組の河西主将が「自分たちがチームの中でも目標とされる選手にならないといけない。意識しています。ピッチ外の挨拶ところもそうですし、ピッチ内でも高いレベルを求めて声がけをやっています」と語るように、彼らは外部から加入した選手以上に意識高く持ってトレーニング・試合に臨んでいるのだという。

 日本一を経験した選手として、自覚を持つ昇格組を中心に、各選手が意識高く日常に取り組んでいる。決勝戦で決勝ゴールを決めたMF若松大輔(ディアブロッサ高田U-12出身)は「みんな上手やし、練習からバチバチやっていて、集中していて良い環境でサッカーできている」と語っていたが、C大阪U-13は普段から非常に良い競争ができているようだ。

 河西が「自分の特長をそれぞれ足が速いとか技術を持っている」と語るように、昇格組は外部からの加入組をリスペクト。その中でチーム内のライバルたちから「目標とされる選手」を目指して奮闘している。この日、全国大会級の大会を制したことで、彼らはライバルチームからもターゲットにされそうだが、選手たちは「目標にされる選手」だけでなく、「目標にされるチーム」になることも目指して技術、判断力から積み上げていく意気込みだ。

 今回、「new balance championship 2018 U-13」で貪欲に成長を目指し、難しい試合を経験しながら成長したイレブン。今後もそれぞれが壁を超えるために日常から努力、競争を続ける。

(取材・文 吉田太郎)



町田が7/25京都戦でレースクイーンの撮影会を実施!

町田が7/25京都戦でレースクイーンの撮影会を実施!
 FC町田ゼルビアが7月25日の京都戦において、SUPER GTで活躍中のレーシングプロジェクトバンドウのレーサー&レースクイーンを特別ゲストとして招聘すると発表した。

 同じに町田市内に活動拠点があることから、両社はかねてより提携関係にあり、年に1-2回、スタジアムイベントを行っている。

 今回は、坂東正敬監督に加え、ドライバーの国本雄資選手、山下健太選手、そして、レースクイーンの近藤みやびさん、山本成美さんが来場し、トークショーや写真撮影会を実施する。

 またこの試合では、平日ナイターということで“遅特割引チケットサービス”を用意。仕事が遅くなる人のために、前半戦の終了後から「当日券料金」を半額とするという。

 町田は現在、J1ライセンスがない中で2位と奮闘中。イベント担当者は「平日ナイターですが、楽しいイベントを用意したので、ぜひ多くの方に応援に来てほしい。レースクイーンの皆様の熱い声援を受け、勝利を目指したいですね。そして我々が“昇格レース”をかき回せたら」とコメントしている。

以下、イベントスケジュール

○トークショー
内容:レーシングプロジェクトバンドウの監督であり代表の坂東正敬さんと、ドライバーの国本雄資選手、山下健太選手、そしてレースクイーンの近藤みやびさん、山本成美さんによるトークショーです。日本最大のカーレースシリーズ、SUPER GTの魅力を監督、ドライバー、レースクイーンの視点からご紹介します。また、トークショーの後に撮影会を実施しますので、貴重な写真をぜひ撮りに来てください!
時間:17:30~18:10
場所:Z劇場
※雨天・暴風など悪天候により急遽中止となる場合がございます。

○オープニングメッセージ
内容:レーシングプロジェクトバンドウに所属するドライバーの国本雄資選手、山下健太選手より試合前にFC町田ゼルビアへの激励のご挨拶をいただきます。
時間:18:45頃
場所:ピッチ上

[nb championship U-13]成長をテーマに臨み、大会中に成長遂げたC大阪U-13が初優勝!

優勝を喜ぶC大阪U-13イレブン
[7.23 nb championship U-13決勝 FC LAVIDA 0-1 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]

 C大阪U-13が初優勝! U-13世代の全国トップレベルの強豪32チームが優勝を争う「new balance championship 2018 U-13」は23日午後、決勝戦を行った。FC LAVIDAとセレッソ大阪U-13が対戦し、C大阪がMF若松大輔の決勝ゴールによって1-0で勝利。初優勝を飾った。なお、大会MVPにはC大阪のFW千葉大夢が選出されている。

 C大阪の金晃正監督は「(普段から)相当ハードなトレーニングをしている。キツイことをさせているやろな、と思いながらやっています」と微笑む。目指すはJリーグ、世界で活躍する選手の育成だが、先を見すぎず、U-13年代でやるべきことをしっかりと積み上げている最中。3日間で25分ハーフ7試合というハードな日程で行われる「new balance championship 2018 U-13」も「毎年、この大会で成長させてもらえている」(金監督)と良い鍛錬の場として臨み、各選手が大会の中で成長してタイトルを勝ち取った。

 街クラブながらもJアカデミーを連破して勝ち上がったFC LAVIDAとライバル、大会関係者たちも強さを認める声を発していたC大阪との決勝戦。C大阪が前線のFW皿良立輝や千葉がボールを収めて攻撃に持ち込めば、FC LAVIDAもMF前田大樹やMF芝田玲のボールキープ、パス交換から攻め返す。

 前半の飲水タイム後にはMF石川穂高らが連続してミドルシュートを放つなどFC LAVIDAがリズムを掴んでいた。そして19分にはCB坂和飛空の縦パスをコントロールしたFW小田晄平の右足ボレーがゴールを襲う。だが、「(予選リーグで)得点が全然入らなくても、粘り強くやってくれた」とCB河西祐哉が語るC大阪は慌てることなく試合を進め、逆に左サイドから崩して皿良が1タッチシュートを放つなど譲らない。

 25分ハーフの一戦は0-0のままハーフタイムを迎えるかと思われたが、前半アディショナルタイムにスコアが動く。C大阪は左サイドでFKを獲得すると、千葉が右足でゴール方向に入れる。これをFC LAVIDAのDFがクリアするが、セカンドボールを拾った若松へのアプローチがわずかに遅れてしまう。この隙を突いた若松が振り向き様に放った右足シュートがゴール左隅へ。素晴らしい弾道の一撃がゴールネットに突き刺さり、C大阪が先制した。

 C大阪は後半開始直後にも千葉と皿良が連続で決定的なシュートを放ったが、FC LAVIDAのGK荻谷凌輔がビッグセーブ。C大阪は直後にも連続でチャンスを掴んだが、得点を奪い切ることができない。10分にも皿良のギャップを突くスルーパスからMF芳谷響が決定機を迎えたが、GK荻谷がセーブ。今大会成長したという坂和やCB戸上和貴らDF陣が踏ん張るFC LAVIDAは1点差のまま食らいつく。

 FC LAVIDAは立て続けに選手を入れ替え、前への意識を強めるが、運動量の落ちないC大阪は相手を危険なソーンから相手を押し出していく。終盤、左SB足立康生がタイミング良くインターセプトしたほか、交代出場のMF清水大翔らが反撃したい相手をいなす。そして、千葉やFW北浦雄飛が逆にサイド深くまでボールを運んでCKを連続で獲得していた。相手に攻める機会を十分に与えなかったC大阪が1-0で勝利。FC LAVIDAの村松明人監督が「一人ひとりに(ボールキープ、プレーの)余裕の差があった」と評するなど個々、チームで強さを見せたC大阪が出場32チームの頂点に立った。

 予選リーグでは思うように得点を重ねられず、敗退の可能性もあった。ピッチ外での甘さも。だが、「この大会で何を成し遂げていきたいのか」(金監督)と指摘された選手たちは考え、切り替えて臨んだ決勝トーナメントで内容が向上させた。清水は「チームのために戦う、自分たちが成長するというテーマで戦っていたので、意識してやろうと言っていました」と語り、千葉は「テーマは成長だったので、どれだけ自分が成長できるかやってきた」と口にする。

 その成果として掴んだ結果。準決勝と決勝で先発が入れ替わるなど各選手が良い経験を積んだが、技術・判断力をはじめ、まだまだ向上させていかなければならない。中学生になって身体面などで壁に当たっている選手は打開するための方法論を吸収していくことも必要。若松が「今できたプレー、良かったプレーは継続して繋げて、悪かったプレーを改善できるようにやっていきたいです」と語っていたように今回、「new balance championship 2018 U-13」で優勝し、一つ自信を得た彼らは今後も意識高く日々に取り組み、自身の可能性をさらに広げていく。

(取材・文 吉田太郎)


19歳MFプリシッチが全3得点に絡む活躍!ドルトムントはリバプールに逆転勝利でICC連勝

MFクリスティアン・プリシッチが3得点に絡む活躍
[7.23 ICC リバプール1-3ドルトムント]

 インターナショナル・チャンピオンズ杯は23日、リバプール(イングランド)とドルトムント(ドイツ)が対戦。先制されたドルトムントだが、アメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが2得点を奪うなどの活躍をみせ、3-1で逆転勝利を飾った。

 リバプールはGKロリス・カリウスが先発GKを務め、オランダ代表DFビルヒル・ファン・ダイクやイングランド代表MFアダム・ララナなどが先発出場。ドルトムントはトルコ代表MFヌリ・シャヒンやFWマキシミリアン・フィリップなどが出場し、プリシッチはベンチスタートとなった。ロシアW杯に参加した日本代表MF香川真司は帯同メンバーから外れている。

 リバプールが前半25分に先制に成功。左CKのショートコーナーからクロスを上げ、PA中央のファン・ダイクがドンピシャヘッドでゴールに突き刺した。前半はそのまま1-0でリバプールのリードのまま後半へ。ドルトムントは後半からプリシッチを投入するが、リバプールの猛攻を耐え忍ぶ時間が続いた。

 すると、後半20分にドルトムントの采配が的中する。プリシッチが右サイドから切り込んでPA内に進入し、相手DFと倒されてPKを獲得。自らゴール左隅に決め切り、1点を返した。プリシッチは終盤にもDFマルセル・シュメルツァーのパスをPAラインから右足で振り抜いて2点目。勢いに乗ったアメリカ代表の19歳MFは後半アディショナルタイム3分過ぎにもPA右まで突破して左足シュートを放ち、GKがはじいたところをDFヤコブ・ブルーン・ラーセンが押し込んだ。

 先制されたドルトムントは、プリシッチが全得点に絡む活躍で3-1の勝利。21日のマンチェスター・C戦(1-0)に続いて2連勝となり、26日にはベンフィカと対戦する。初戦を落としたリバプールは同じく26日、マンチェスター・Cに挑む。

●ブンデスリーガ2017-18特集
●プレミアリーグ2017-18特集

8月31日開幕!!総理大臣杯の開催詳細が決定!前回王者の法大、9年連続出場の大体大などは2回戦から登場

 全日本大学サッカー連盟(JUFA)は23日、第42回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの試合会場と試合時間が確定したことを発表した。大会は8月31日に始まり、9月3日、5日、7日、9日に開催される。

 同大会はヤンマースタジアム長居、キンチョウスタジアム、ヤンマーフィールド長居、J-GREEN堺、万博記念競技場の5会場で行われる。8月30日には記者会見も行われ、全出場チームの監督が出席する予定だ。前回王者の法政大を始め、桃山学院大大阪体育大駒澤大明治学院大明治大早稲田大大阪学院大が2回戦から登場する。

以下、試合日程

■1回戦(8月31日)
[ヤンマーフィールド長居]
[1]新潟医療福祉大(北信越1) 15:30 中京大(東海3)
[2]専修大(関東6) 18:00 高松大(四国)

[J-GREEN堺・メインフィールド]
[3]仙台大(東北1) 15:30 徳山大(中国2)
[4]東北学院大(東北2) 18:00 福岡大(九州1)

[万国記念競技場]
[5]北海道教育大岩見沢校(北海道) 15:30 東海学園大(東海2)
[6]常葉大学浜松キャンパス(東海1) 18:00 IPU・環太平洋大(中国1)

[ヤンマースタジアム長居]
[7]日本文理大(九州2) 15:30 松本大(北信越2)
[8]鹿屋体育大(九州3) 18:00 阪南大(関西4)

■2回戦(9月3日)
[ヤンマースタジアム長居]
[9][2]の勝者 15:30 桃山学院大(関西3)
[10]法政大(関東1) 18:00 [1]の勝者

[J-GREEN堺・メインフィールド]
[11]大阪体育大(関西2) 15:30 [3]の勝者
[12][4]の勝者 18:00 駒澤大(関東3)

[万国記念競技場]
[13][6]の勝者 15:30 明治大(関東4)
[14]明治学院大(関東2) 18:00 [5]の勝者

[ヤンマーフィールド長居]
[15]早稲田大(関東5) 15:30 [7]の勝者
[16][8]の勝者 18:00 大阪学院大(関西1)

■準々決勝(9月5日)
[キンチョウスタジアム]
[17][11]の勝者 15:30 [12]の勝者
[18][10]の勝者 18:00 [9]の勝者

[ヤンマーフィールド長居]
[19][14]の勝者 15:30 [13]の勝者
[20][15]の勝者 18:00 [16]の勝者

■準決勝(9月7日)
[ヤンマースタジアム長居]
[21][19]の勝者 15:30 [20]の勝者
[22][18]の勝者 18:00 [17]の勝者

■決勝(9月9日)
[ヤンマースタジアム長居orキンチョウスタジアム]※
[22]の勝者 18:00 [21]の勝者
※7月30日に確定予定

8月31日開幕!!総理大臣杯の開催詳細が決定!前回王者の法大、9年連続出場の大体大などは2回戦から登場

 全日本大学サッカー連盟(JUFA)は23日、第42回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの試合会場と試合時間が確定したことを発表した。大会は8月31日に始まり、9月3日、5日、7日、9日に開催される。

 同大会はヤンマースタジアム長居、キンチョウスタジアム、ヤンマーフィールド長居、J-GREEN堺、万博記念競技場の5会場で行われる。8月30日には記者会見も行われ、全出場チームの監督が出席する予定だ。前回王者の法政大を始め、桃山学院大大阪体育大駒澤大明治学院大明治大早稲田大大阪学院大が2回戦から登場する。

以下、試合日程

■1回戦(8月31日)
[ヤンマーフィールド長居]
[1]新潟医療福祉大(北信越1) 15:30 中京大(東海3)
[2]専修大(関東6) 18:00 高松大(四国)

[J-GREEN堺・メインフィールド]
[3]仙台大(東北1) 15:30 徳山大(中国2)
[4]東北学院大(東北2) 18:00 福岡大(九州1)

[万国記念競技場]
[5]北海道教育大岩見沢校(北海道) 15:30 東海学園大(東海2)
[6]常葉大学浜松キャンパス(東海1) 18:00 IPU・環太平洋大(中国1)

[ヤンマースタジアム長居]
[7]日本文理大(九州2) 15:30 松本大(北信越2)
[8]鹿屋体育大(九州3) 18:00 阪南大(関西4)

■2回戦(9月3日)
[ヤンマースタジアム長居]
[9][2]の勝者 15:30 桃山学院大(関西3)
[10]法政大(関東1) 18:00 [1]の勝者

[J-GREEN堺・メインフィールド]
[11]大阪体育大(関西2) 15:30 [3]の勝者
[12][4]の勝者 18:00 駒澤大(関東3)

[万国記念競技場]
[13][6]の勝者 15:30 明治大(関東4)
[14]明治学院大(関東2) 18:00 [5]の勝者

[ヤンマーフィールド長居]
[15]早稲田大(関東5) 15:30 [7]の勝者
[16][8]の勝者 18:00 大阪学院大(関西1)

■準々決勝(9月5日)
[キンチョウスタジアム]
[17][11]の勝者 15:30 [12]の勝者
[18][10]の勝者 18:00 [9]の勝者

[ヤンマーフィールド長居]
[19][14]の勝者 15:30 [13]の勝者
[20][15]の勝者 18:00 [16]の勝者

■準決勝(9月7日)
[ヤンマースタジアム長居]
[21][19]の勝者 15:30 [20]の勝者
[22][18]の勝者 18:00 [17]の勝者

■決勝(9月9日)
[ヤンマースタジアム長居orキンチョウスタジアム]※
[22]の勝者 18:00 [21]の勝者
※7月30日に確定予定

山形DF加賀健一が今季絶望的…練習中に右膝前十字靭帯を断裂

[故障者情報]

 モンテディオ山形は23日、DF加賀健一がトレーニング中に負傷したことを発表した。

 負傷後、チームドクターによる検査を受けた結果、右膝前十字靭帯の断裂と判明。全治6か月になるという。加賀は今季J2リーグで15試合にフル出場していた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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Jデビューのイニエスタ&トーレスが揃ってSNSを更新、「サポーターの雰囲気には驚いた」

JデビューのスターたちがSNSを更新
 22日にJリーグデビューを果たしたヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタとサガン鳥栖FWフェルナンド・トーレスが試合後、それぞれ自身のツイッターを更新した。

 今夏日本にやってきたスペインのビッグネームは、それぞれ来日直後に出番が回ってきた。イニエスタは後半14分から途中出場。湘南に0-3で敗れたものの、イニエスタ登場からボールに触れるたび、スタンドからはサポーターからの歓声が鳴り響いた。

 イニエスタは試合後に自身のツイッター(@andresiniesta8)を更新。「(Jリーグ)デビューができてとても幸せです」と率直な思いを語る。「けれど、今日は残念な結果になってしまった。これから次節に向けて準備をしていくだろう」と試合を振り返り、「サポーターやチームメートにはとても感謝しているよ。みんなヴィッセル神戸に応援に来てね!」と応援を呼び掛けた。

 一方、鳥栖のトーレスも0-0で迎えた後半5分から途中出場した。しかし仙台に終盤得点を許してしまい、こちらも0-1で敗戦。デビューを白星で飾ることはできなかった。
トーレスも自身のツイッター(@Torres)を更新。「私たちは相手ゴールを脅かすゲーム運びをしたものの、それは十分でなかった」と敗戦を振り返り、「サポーターの作り出す雰囲気には驚いたよ。このまま一緒に戦っていこう!」と伝えている。

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分野研究家

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[MOM540]大阪学院大GK齋藤和希(4年)_初優勝の立役者、守護神がPK戦で2連続セーブ

GK齋藤和希(4年=C大阪U-18)
[7.8 第47回関西学生選手権決勝 大阪学院大1-1(PK5-4)大阪体育大 キンチョウスタジアム]

 PK戦までもつれ込んだ熱戦。大阪学院大は追い込まれていた。二人目のキッカー、主将・MF三木水都(4年=大阪学院大高)が失敗したのに対し、大阪体育大はここまで4人全員が成功。5人目のMF末吉塁(4年=初芝橋本高)が決めれば、大体大が優勝となる。しかし、この土壇場でGK齋藤和希(4年=C大阪U-18)がチームを救った。末吉のキックをストップすると、続く6人目MF平田健人(4年=星稜高)もセーブ。守護神の活躍で、大院大が関西選手権初優勝を手にした。

 斎藤本人が「PK戦には苦手意識がある。前の2試合も駆け引きもうまくやれず、止められてなかった」と言うように、4回戦・近畿大と準々決勝・びわこ成蹊スポーツ大を2戦連続PK戦で勝ち上がったが、相手のPKを止めたわけではなかった。決勝でもPKで大体大に先制点を献上。だが、勝負どころで「今まで引っ張ってきてくれたキャプテンが外して、このまま負けられへんという思いだった。集中力で今までと違うものが出た」と見事なセーブを披露し、ヒーローとなった。ストップした相手のキックについて尋ねると、「何も覚えていないです。キッカーが誰なのかも気づいていなかった。本能で飛びました」と笑顔で答えた。

 GKとしての豊富な経験を持つ岡中勇人コーチは、「斎藤は、関西選手権ではここというピンチで止めることができていた。ゲームを決めるプレーが多く、この大会で伸びた」と評価する。準々決勝のびわこ大戦では、身体ごとシュートブロックに行ってピンチを救い、この日もDFラインを突破した相手FWのコースを消し、守り切った。

 大院大には、昨シーズンまで田中大貴(現・栃木ウーヴァFC)という絶対的存在のGKがおり、斎藤もなかなか出場機会を掴めなかった。その中でも「大貴くんは練習の態度が常に本気で、その姿勢を常に見ていた。尊敬できる先輩です。出会えて、学院に来てよかった。」と先輩に追いつこうと努力を重ねてきた。しかし、昨夏に顎を骨折。田中が卒業した後のポジションを14人のGKで争う中、遅れをとった。今年の2月に復帰すると、上杉哲平GKコーチの指導の下、リーグに照準を合わせたトレーニングを重ね、今季リーグ開幕でスタメンを掴んだ。「いろんな人のサポートがあって自分がある」と優勝の立役者は謙虚さを忘れない。

 関西王者となったが、リーグ戦は前期8位。斎藤も「失点が多い。減らすために連携、守備をどう守るか。そういうところを練習から頑張りたい。」とさらなる向上を口にする。総理大臣杯という場で、チームとともに成長し、その存在を全国にアピールしたい。

(取材・文 蟹江恭代)
●第96回関西学生リーグ特集

[MOM540]大阪学院大GK齋藤和希(4年)_初優勝の立役者、守護神がPK戦で2連続セーブ

GK齋藤和希(4年=C大阪U-18)
[7.8 第47回関西学生選手権決勝 大阪学院大1-1(PK5-4)大阪体育大 キンチョウスタジアム]

 PK戦までもつれ込んだ熱戦。大阪学院大は追い込まれていた。二人目のキッカー、主将・MF三木水都(4年=大阪学院大高)が失敗したのに対し、大阪体育大はここまで4人全員が成功。5人目のMF末吉塁(4年=初芝橋本高)が決めれば、大体大が優勝となる。しかし、この土壇場でGK齋藤和希(4年=C大阪U-18)がチームを救った。末吉のキックをストップすると、続く6人目MF平田健人(4年=星稜高)もセーブ。守護神の活躍で、大院大が関西選手権初優勝を手にした。

 斎藤本人が「PK戦には苦手意識がある。前の2試合も駆け引きもうまくやれず、止められてなかった」と言うように、4回戦・近畿大と準々決勝・びわこ成蹊スポーツ大を2戦連続PK戦で勝ち上がったが、相手のPKを止めたわけではなかった。決勝でもPKで大体大に先制点を献上。だが、勝負どころで「今まで引っ張ってきてくれたキャプテンが外して、このまま負けられへんという思いだった。集中力で今までと違うものが出た」と見事なセーブを披露し、ヒーローとなった。ストップした相手のキックについて尋ねると、「何も覚えていないです。キッカーが誰なのかも気づいていなかった。本能で飛びました」と笑顔で答えた。

 GKとしての豊富な経験を持つ岡中勇人コーチは、「斎藤は、関西選手権ではここというピンチで止めることができていた。ゲームを決めるプレーが多く、この大会で伸びた」と評価する。準々決勝のびわこ大戦では、身体ごとシュートブロックに行ってピンチを救い、この日もDFラインを突破した相手FWのコースを消し、守り切った。

 大院大には、昨シーズンまで田中大貴(現・栃木ウーヴァFC)という絶対的存在のGKがおり、斎藤もなかなか出場機会を掴めなかった。その中でも「大貴くんは練習の態度が常に本気で、その姿勢を常に見ていた。尊敬できる先輩です。出会えて、学院に来てよかった。」と先輩に追いつこうと努力を重ねてきた。しかし、昨夏に顎を骨折。田中が卒業した後のポジションを14人のGKで争う中、遅れをとった。今年の2月に復帰すると、上杉哲平GKコーチの指導の下、リーグに照準を合わせたトレーニングを重ね、今季リーグ開幕でスタメンを掴んだ。「いろんな人のサポートがあって自分がある」と優勝の立役者は謙虚さを忘れない。

 関西王者となったが、リーグ戦は前期8位。斎藤も「失点が多い。減らすために連携、守備をどう守るか。そういうところを練習から頑張りたい。」とさらなる向上を口にする。総理大臣杯という場で、チームとともに成長し、その存在を全国にアピールしたい。

(取材・文 蟹江恭代)
●第96回関西学生リーグ特集

W杯で自らの力を証明した柴崎、影響力を実感した「初めて」掛けられた言葉とは…

取材に応じる日本代表MF柴崎岳
 日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)が23日、羽田空港発の便で日本を発つ前に囲み取材に応じた。

 ロシアW杯メンバーに名を連ねた柴崎は、日本が戦った全4試合で先発出場を果たした。ボランチの位置に入ると、長短織り交ぜた正確なパスで攻撃にリズムをもたらして好機を生み出すだけでなく、読みの鋭さを生かしてセカンドボールを拾い、激しい寄せでボール奪取を繰り返すなど守備でも輝きを放ち、チームのベスト16進出に大きく貢献した。

 帰国してオフを過ごした際、初めて経験したのが周囲から掛けられた「感動した」という言葉だった。「『感動しました』という言葉がすごく多く、そんな言葉掛けをしてもらうのは初めてで、それくらいの影響力がW杯にあったんだと実感した」ようだ。

 大舞台での活躍により、ドルトムントやミラン、ポルトなど複数クラブが興味を示していると報じられる。本人もW杯でのプレーには手応えを感じており、「ああいうレベルの舞台でも自分は十分やれるんだと証明できた。そこは自分としては自信を持って新シーズンに臨みたい」と胸を張った。

「あとは新チーム、これからプレーするチームの中でしっかりと確固たる地位をまずは築くこと。仲間、スタッフ、監督の信頼を得なければいけないと思っている。今ある自分の力をしっかりと出して、試合の中で成長していきたい」

 26歳で初めて体感したW杯。30歳で迎える4年後のカタールW杯は「まだ個人的には漠然としていて、目の前に考えられる部分ではない」と答えつつ、「まずは1年1年、目の前の1試合1試合を大切に成長を続けていきたいし、その先にW杯があるんだと常に意識しながらやっていきたい」と新たなスタートを切る。

(取材・文 折戸岳彦)

[アミノ]法政大が初優勝、大旋風の明治学院大を逆転で下す

 アミノバイタル杯2018が22日に終幕した。決勝では法政大が、今大会で旋風を巻き起こした明治学院大を2-1で逆転で下し、初優勝を飾った。

 3位決定戦では駒澤大明治大に4-0で勝利。5位決定戦は早稲田大、7位決定戦は流通経済大がそれぞれ勝利した。

 今大会の上位6校は、8月31日より大阪で開催される第42回総理大臣杯に出場する。

【総理大臣杯関東代表出場校】
法政大(2年連続21回目)
明治学院大(初出場)
駒澤大(4年ぶり16回目)
明治大(4年連続15回目)
早稲田大(2年ぶり20回目)
専修大(3年ぶり4回目)

■決勝
[味の素フィールド西が丘]
明治学院大1-2法政大
[明]新井博人(45分+6)
[法]大西遼太郎(60分)、紺野和也(62分)

■3位決定戦
[味の素フィールド西が丘]
明治大0-4駒澤大
[駒]高田和弥(31分)、福地拓也(57分)、中原輝(74分)、室町仁紀(90分+1)

■5位決定戦
[RKUフットボールフィールド]
早稲田大4-3専修大
[早]杉田将宏(31分)、簗賢柱(37分)、佐藤優輝(57分)、阿部隼人(89分)
[専]遠藤翔太(50分)、鈴木厚太(64分)、中山克広(89分)

■7位決定戦
[RKUフットボールフィールド]
東海大0-8流通経済大
[流]菊地泰智2(30分、57分)、満田誠(49分)、渋谷峻二郎(53分)、奥田陽太2(77分、86分)、ジャーメイン・アレックス2(87分、89分)

[nb championship U-13]攻守に強さ見せたC大阪U-13が鳥栖U-13振り切り、初V王手!

セレッソ大阪U-13が決勝進出
[7.23 nb championship U-13準決勝 鳥栖U-13 1-2 C大阪U-13 時之栖うさぎ島G]
 
 U-13世代の全国トップレベルの強豪チームが優勝を争う「new balance championship 2018 U-13」は23日午前、準決勝を行った。サガン鳥栖U-13とセレッソ大阪U-13のJアカデミー勢対決は、C大阪が2-1で勝利。C大阪は23日午後の決勝で初優勝を懸けてFC LAVIDAと対戦する。

 昨年の「new balance championship 2017 U-12」優勝メンバーが昇格してきた鳥栖と昨年の全日本少年サッカー大会優勝メンバーが軸を担うC大阪との注目対決。攻守に強さを見せたC大阪が序盤から主導権を握って試合を進めた。

 前半4分、C大阪は前線でボールを受けたFW北浦雄飛が前を向くと、DF2、3人を引きつけて前進。そして右サイドへ出したパスで抜け出したMF田中悠聖が右足で先制ゴールを決めた。さらに7分には左SB足立康生の左CKからファーサイドのMF若松大輔がヘディングシュートを決めて2-0。序盤で大きなアドバンテージを得た。

 C大阪は若松やMF清水大翔がセカンドボールを回収。北浦が確実にボールを収めて展開するなど、鳥栖に流れを渡さない。だが、鳥栖もFW堺屋佳介やMF先田颯成が中心となって反撃。そして前半終了間際の24分、CB林奏太朗の右CK後の混戦から先田が追撃ゴールを決めた。

 C大阪は後半、トップ下のMF千葉大夢が推進力ある攻守でチームを牽引。DFラインの選手たちが確実にボールを奪い、清水の判断良いパスや千葉、田中の仕掛けで追加点のチャンスを作り出す。

 鳥栖はなかなか反撃の糸口を掴めずにいたが、相手が集中力を欠いた際にはシュートやクロスまで持ち込む。そして23分の右アーリークロスなど惜しいシーンも作ったが、GK安部颯一やCB河西祐哉ら後方の選手たちが的確な予測や、強度ある守りを見せていたC大阪がリードを守って試合終了。決勝進出を決めた。

(取材・文 吉田太郎)

清水、ホームゲームでのペットボトル飲料持ち込みを一時的に解禁へ

猛暑への対策が各地で検討されている
 清水エスパルスは23日、熱中症予防対策の一環としてホームゲーム4試合でのペットボトル飲料持ち込みを一時的に解禁することを発表した。

 清水はクラブ公式サイトで「これまでスタジアム場内外にミストクーラーを設置するなどの対策を行っておりますが、皆様におかれましてもこまめな水分補給を行うなど、熱中症の予防対策をお願いいたします」と伝えている。

 なお、ビン・缶の持ち込みはJリーグ統一禁止事項となっており、また酒類についても従来通り持ち込み禁止となっている。

以下、飲料ペットボトル持ち込み解禁対象の4試合

①8月1日(水)19時試合開始
J1第19節・鳥栖戦

②8月11日(土)18時試合開始
J1第21節・川崎F戦

③8月19日(日)18時試合開始
J1第23節・浦和戦

④8月25日(土)19時試合開始
J1第24節・札幌戦

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

岡山、FW藤本佳希の愛媛へのレンタル移籍を発表

FW藤本佳希が愛媛に期限付き移籍
 ファジアーノ岡山は23日、FW藤本佳希(24)が愛媛FCに期限付き移籍することを発表した。今日まで政田サッカー場で活動した後、愛媛に向かう予定だという。

 藤本はクラブ公式サイトを通じ、「二年半、ありがとうございました。愛媛FCで試合に出て成長できるように頑張ります。ファジアーノ岡山が今年J1に昇格できることを祈っています」と伝えている。

以下、クラブ発表のプロフィール

●FW藤本佳希
(ふじもと・よしき)
■生年月日
1994年2月3日(24歳)
■身長/体重
178cm/78kg
■出身地
愛媛県
■経歴
久米中-済美高-明治大-岡山
■出場歴
J2リーグ:42試合1得点
J1昇格PO:2試合0得点
天皇杯:6試合3得点

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[nb championship U-13]街クラブのFC LAVIDAがまた快進撃、Jアカデミー勢連破して決勝進出

FC LAVIDAが決勝進出
[7.23 nb championship U-13準決勝 鹿島アントラーズつくばJY 2-2(PK2-4)FC LAVIDA 時之栖うさぎ島G]

 U-13世代の全国トップレベルの強豪チームが優勝を争う「new balance championship 2018 U-13」は23日午前、準決勝を行った。連覇を狙う鹿島アントラーズつくばジュニアユースと2年ぶりの優勝を目指すFC LAVIDAの一戦は2-2で突入したPK戦の末、FC LAVIDAが4-2で勝った。FC LAVIDAは23日午後に開催される決勝でセレッソ大阪U-13と戦う。

 埼玉の強豪・昌平高の全面協力を得て活動している注目の街クラブ、FC LAVIDAが今年もJリーグアカデミーを連破。快進撃を見せている。準決勝では開始1分に右SB建部遥公のミドルシュートのこぼれ球をFW小田晄平が押し込んで先制。中盤でセンスの高さを見せるMF石川穂高や左SB田中瞭生が起点となりつつ、どこからでも仕掛けるドリブルで鹿島アントラーズつくばを後退させる。

 だが、MF平山京吾やMF太田隼剛が起点となって反撃する鹿島アントラーズつくばは8分、右サイドから強引に相手DFの前に潜り込んだFW能登谷蒼がエンドライン際まで持ち込んでクロス。混戦後のこぼれ球に反応したFW大内空が右サイドの角度のない位置から豪快な右足シュートを叩き込んで同点に追いついた。
 
 FC LAVIDAは9分に迎えたピンチをGK荻谷凌輔の好守で乗り切ると14分、中盤でのパス交換から石川がDFラインの背後へループパス。スピードを活かして抜け出した小田が右足で勝ち越しゴールを決めた。

 後半はドリブルで繰り返し仕掛けるFC LAVIDAから鹿島アントラーズつくばがボールを奪い取るシーンが続くが、鹿島アントラーズつくばも攻め切る前にボールを失ってしまう。それでも20分、好守でチームを支えていたCB大山幸路がインターセプトからパス交換して中央突破。最後は大山の左クロスから交代出場FW末原治優人が執念の同点ゴールを決めた。

 決勝進出を懸けたPK戦は先攻・鹿島アントラーズつくばの3人目が失敗。4人目のシュートがFC LAVIDAのGK荻谷にキャッチされてしまう。対してFC LAVIDAは1人目のMF坂和飛空から3人連続で成功すると、最後はMF佐怒賀大門が冷静にGKの足元を射抜くシュートを決めて決着をつけた。

(取材・文 吉田太郎)

相模原MFサムエル・アウベスがマルヤス岡崎にレンタル移籍

 SC相模原は23日、MFサムエル・アウベス(27)がJFLのFCマルヤス岡崎に期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2019年1月31日までとなる。

 S・アウベスはクラブ公式サイトを通じて、「まずサガミスタの皆さんに感謝します。望月代表から子どものサポーターまで、共に過ごした時間は本当に素晴らしいものでした。これからは自分に愛を教えてくれたこのチームのサポーターになります。また帰って来れる事を願っています!」と伝えている。

以下、クラブ発表のプロフィール

●MFサムエル・アウベス
(Samuel・Alves)
■生年月日
1991年6月14日(27歳)
■身長/体重
171cm/75kg
■出身地
ブラジル
■経歴
アトレティコ・ゴイアニエン-グアラニ・ジ・ソブラウ-ビトリア・ジ・セルナシ(ポルトガル)-トレド-ゴイアネジア-ビトリア・ジ・セルナシ(ポルトガル)-相模原
■出場歴
J3リーグ:21試合1得点

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ジョン・テリーが現役引退へ…解説業に転身

ジョン・テリーが現役を引退する
 元イングランド代表DFのジョン・テリー(37)が現役引退を決断したようだ。『ミラー』によると、解説者として第二の人生をスタートさせるという。

 チェルシーのレジェンド戦士だったテリーは、昨年夏よりイングランド2部のアストン・ビラでプレー。しかしチームはプレーオフで敗れ、プレミア昇格を逃していた。

 テリーは6月に契約満了によりアストン・ビラを退団。去就が注目されていたが、スパイクを脱ぐことを決めたようだ。

 この決断にはティエリ・アンリ氏が『スカイ』の解説業から離れたことが影響しているといい、テリーはその後任として従事するものとみられる。

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流経大DF小池裕太、今夏海外挑戦か…J1クラブ内定と2択も「数日中に結論を」

DF小池裕太に今夏の海外挑戦の可能性が出ている
 流通経済大のDF小池裕太(4年=新潟ユース)に、ベルギー1部のシントトロイデンからオファーが届いていることが分かった。J1クラブも獲得に乗り出しているが、近日中にも結論が出される見込みだ。

 大学No.1の左SBである小池に今夏、海外挑戦の可能性が急浮上している。小池自身は先日まで日本代表MF中島翔哉のプレーするポルトガル1部のポルティモネンセに練習参加。先日まで練習試合では得点を決めるなど、2週間の滞在で評価を高めた。

 小池は19日に帰国すると、翌20日に行われたアミノバイタル杯の専修大戦に途中出場。チームは敗れ、総理大臣杯出場を逃したことで「非常に情けない」と話したが、練習参加の話になると、「だいぶ刺激になりました」と充実の表情を浮かべた。

 ただ自身のツイッター(@yk_rku)でも否定していたが、ポルティモネンセ入りについては改めて否定。そこで浮上しているのが、オファーを受けているシントトロイデンへの加入だ。海外挑戦となれば、卒業を待たずに挑戦する予定でいる。

 シントトロイデンは17年11月に株式会社DMM.comが経営権を取得。DF冨安健洋は昨季からプレー。今月20日にはMF関根貴大、21日には日本代表DF遠藤航を獲得するなど、積極的に日本人の獲得に乗り出している。

 ポルティモネンセでは中島にも進路相談をしたという。「サッカーのことだったり、自分が行きたいとところに行った方がいいよとアドバイスをもらった」ということで、「今回の経験をしてみて、海外にチャレンジしたいなという気持ちは大きくなりました」と気持ちはすでに固まっている様子だ。

「だいたいみんなチャレンジした方がいいんじゃないと言ってくれる。海外に練習参加に行く前は言葉だったりに不安はあったけど、行ってみて言葉よりも結果で表す感じだったので、そんなに不安はなくなりました。自分の中ではだいたい決まっている。数日中に結論を出したいです」

(取材・文 児玉幸洋)

仲間は日帰り応援往復予定。サポートに感謝の鹿島、FW有馬2発でプレミア勢対決制す

前半26分、先制点を決めた鹿島アントラーズユースFW有馬幸太郎がガッツポーズ
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 鹿島ユース 2-0 京都U-18、NTT図南]

 Gグループの初戦はプレミアリーグEASTで首位を走る鹿島アントラーズユースが、WESTで暫定2位の京都サンガF.C.U-18に2-0で勝利。厳しい環境の中で、鹿島の勝負強さが光った一戦となった。

「環境も含めて、非常にタフな試合になることはわかっていたが、そのとおりになった」と鹿島の熊谷浩二監督が振り返ったように、2点差の勝利とはいえ、どちらに転んでもおかしくない試合展開だった。9時開始という時間設定に、やや街中から外れた立地条件もあり、キックオフ前は暑さがまだ“まし”だったが、時間の経過と共に気温は上昇していき、選手たちの体力と精神力を容赦なく削り取っていく。そんな中で鹿島は前線への縦パスで、京都はサイド攻撃からチャンスをうかがう。

 スコアが動いたのは前半のクーリングブレイクが明けた26分。京都が攻撃をやり直そうとしたバックパスがずれて、鹿島のFW赤塚ミカエルがカット。寄せてきた相手のチャージに耐えてFW有馬幸太郎へパスを送ると、「点が欲しかったので、少し強引だったけど仕掛けた」という有馬は相手DFとのデュエルを制してエリア内で前に出て、右足で先制点を決めた。

 さらに後半12分、再び敵陣でショートカウンターを発動させると、左SB佐々木翔悟のクロスを有馬が今度はヘッドで押し込んで追加点。その後も2点のリードを崩すことなく、初戦を制した。

「こういった環境でどちらがミスをするのか、それにより先制点が奪えたのが今日の勝因かな」と振り返った熊谷監督。京都が積極的にプレスを掛けてくることを見越してロングフィードでDFラインの背後を突いていく攻撃、後半は相手SBが攻め上ったあとのスペースで起点を作る判断は、シンプルだが効果的だった。

 また、大きな声援を送ったメンバー外の選手の応援も選手を後押しした。彼らは鹿島と群馬を日帰りで往復する予定で、この日も帰った後にトレーニングを行うという。主将のMF前田泰良は「悔しさもある中で、僕らをサポートしてくれる。感謝の気持ちを持ってがんばらないといけない。夏休みに入ってからは日中に練習を行っている。それもあって、この暑さの中でも全員で戦い切れました」とチームの一体感を口にしている。昨年はベスト8で敗れたが、その雪辱を晴らすべく常勝軍団は好スタートを切った。

(取材・文 雨堤俊祐)
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香川のベシクタシュ行きの可能性が具体的に…3億円超でレンタルか

香川真司は新シーズンをどこで戦うのだろうか
 トルコ1部のベシクタシュ入りの可能性が浮上しているドルトムントの日本代表MF香川真司だが、現地メディアの報道はより具体性を増している。

 香川のトルコ移籍の噂については、トルコ国営放送も報道。ベジクタシュは先月、チームの司令塔であったブラジル人MFアンデルソン・タリスカを広州恒大に移籍させており、後釜として香川に白羽の矢を立てている。

 そして『besiktas haberleri』によると、ベシクタシュは香川のレンタル移籍のために250万ユーロ(約3億2600万円)を用意しているという。新シーズン、日本代表の10番は新天地を求めることになるのだろうか。

●海外組ガイド
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分野研究家

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人種差別への失望…エジルがドイツ代表からの引退表明「もうユニフォームを着ることは出来ない」

MFメスト・エジルが代表引退を表明
 アーセナルに所属するMFメスト・エジルがドイツ代表からの引退を表明した。エジルはツイッター(@MesutOzil1088)に3部構成した長文を投稿。人種差別への失望や怒りの告発とともに発表している。

 エジルは2009年にA代表デビュー。通算92試合に出場して23得点を決めた。ただエジルも出場した今夏のロシアW杯で、ドイツは屈辱のグループリーグ最下位での敗退。エジルにはW杯前にあった“エルドアン写真問題”に関する国内での論争が再燃していた。

 ツイッターでエジルはまず、その批判が強まっているW杯前にロンドンでトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と写真を撮り、SNSにアップしたことを弁明。ドイツメディアの間では、人権問題などで批判される同大統領の政権を支持していると受け取られていた。エジルはトルコ系の移民の三世。

 そして第2部ではそのメディアを批判。「メディアが幾度となく、僕が2つの国のルーツをもつことについて悪意をもって伝えている。そしてたった1枚の写真を、ドイツ代表全体のW杯の失態理由のようにしている」。さらにその不満は一部スポンサーにも飛び火している。

 最後の第3部ではドイツサッカー連盟(DFB)のラインハルト・グリンデル会長を痛烈批判。

「会長は僕が一度ちゃんと説明しないといけないとの旨を話した。チームの不甲斐ない成績を僕の責任にしてね。もう彼の無能さによるスケープゴートになるのはこりごりだ」

「僕はあなたの行動に失望しているが、驚きはない。なぜなら2004年にあなたが国会議員だったころに『多重国籍は夢物語の虚像だ』と言っていた。そして二重国籍法案に反対票を投じた。それは決して許されないし、忘れることはない」

 そしてエジルは「もうドイツ代表のユニフォームを着ることは出来ないし、望まれているとも感じない。2009年のAマッチデビューからこれまでのことが忘れ去られたかのようだ。僕はこれまで、ドイツ代表のユニフォームに誇りと感激を感じながらプレーしてきた。でも今は違う。この判断はとても難しいものだ」と失望を語った。

[関西U-16~Groeien~]東海大仰星が開幕7連勝!滝川二、大阪産大附も勝利:G2リーグ第7節

滝川二高vs三田学園高
関西U-16~Groeien~2018

【G2リーグ】
第7節
7月21日(土)
[野洲高G]
野洲高 1-1 金光大阪高
[野]山田一誓(50分)
[金]石川晴也(80分)

[東海大仰星高G]
近大和歌山高 0-4 東海大仰星高
[東]細野真(60分)、山口真弥(70分)、小亀将治(85分)、山田蒼大(88分)
[MOM]細野真(東海大仰星)

7月29日(日)
[草津東高G]
草津東高(16:00)奈良育英高

7月22日(日)
[三田学園高G]
滝川二高 2-0 三田学園高
[滝]モラッドハジャティ貴哉(5分)、渡邉風汰(7分)
[MOM]渡邉風汰(滝川二)

[大阪産大附高G]
近大附高 0-3 大阪産大附高
[大]川村竜磨3(74、77、81分)
[MOM]川村竜磨(大阪産大附)
▼関連リンク
関西U-16~Groeien~2018特集ページ

凸凹ピッチに苦しみ敗戦…“形”を再確認したG大阪ユース岩本「しっかりつないで前に行く」

サガン鳥栖U-18に敗れたガンバ大阪ユース
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 鳥栖U-18 2-1 G大阪ユース 宮城総合]

 共に上位進出を狙えるチーム同士の一戦だったが、ガンバ大阪ユースにとっては悔いの残る結果となった。「自分たちで試合を苦しくしてしまった」と振り返ったのは主将のMF岩本翔(3年)。あらためて自分たちの立ち返る“形”を思い出し、残り2戦に全てを注いでいく構えだ。

「前半は勢いに飲まれて、自分たちがやるはずのつなぐサッカーができず、大きく蹴ってしまった」。立ち上がりは圧倒的に鳥栖U-18のペース。凸凹なピッチへの不慣れを突かれて、立て続けにシュートを放たれ、前半18分すぎの飲水タイムまではほとんど“ハーフコートゲーム”だった。

 だが、その後は引き目でプレーするMF奥野耕平(3年)との縦関係が良くなり、トップ下の岩本が前を向く場面が出てきた。前半26分にセットプレーから失点を喫したものの、同アディショナルタイムには自身のスルーパスから決定機をつくり、FW原田烈志(3年)の同点ゴールが生まれた。

 それでも「自分が前を向いた形が少なくて、ああいう形をもっと出さなければならなかった」という言葉どおり、後半もピッチコンディションの影響で持ち味を多くは出せず。「それでもつなげなければ点にはならない。もう負けたらダメなので、しっかりつないで前に行く姿勢を出し、攻撃でもっと活躍できるようにしたい」とスタイルを貫く気持ちを表現した。

(取材・文 竹内達也)
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ボールに触れずして決勝弾も“アシスト”、鳥栖U-18兵働透生「蹴る雰囲気を…」

力強い左足を見せたサガン鳥栖U-18のMF兵働透生(3年)
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 鳥栖U-18 2-1 G大阪ユース 宮城総合]

 左足から繰り出される矢のようなキックがG大阪守備陣を脅威に晒した。サガン鳥栖U-18MF兵働透生(3年)はセットプレーのキックを担当。前半に左CKから先制点をアシストすると、同点で迎えた後半にはボールに触らずして決勝弾を導いた。

 まずは前半26分、鋭く飛ばした左足のCKでDF平瀬大(3年)の頭にしっかり合わせた。「練習でも意識して中との共有はできていて、昨日もダイに入ってきてくれと言っていた。1点目の場面は意思疎通がしっかりできていた」(兵働)。ニアに複数のストーンが並んでいたが、その奥にいた長身DFを狙い澄ました。

 続いての見せ場は後半7分、FW石井快征(3年)のドリブル突破で得た直接FKの位置に立つと、壁に入った味方の位置を細かく指示。警戒した相手守備陣は兵働が得意とする左足でのキックに照準を合わせていたが、先に動き出した右利きのMF松岡大起(2年)がゴール右隅に蹴り込んだ。

「自分がCKとか蹴っていたので、あえてあそこで蹴ろうとする振りをすることで逆を突けるかなと思った」としてやったりの表情。1学年下の松岡からは「蹴る雰囲気を出せ」と言われていたといい、「後輩ですけどアイツはそんな感じなんで」と関係性の良さを口にしていた。

(取材・文 竹内達也)
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ボールに触れずして決勝弾も“アシスト”、鳥栖U-18兵働透生「蹴る雰囲気を…」

力強い左足を見せたサガン鳥栖U-18のMF兵働透生(3年)
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 鳥栖U-18 2-1 G大阪ユース 宮城総合]

 左足から繰り出される矢のようなキックがG大阪守備陣を脅威に晒した。サガン鳥栖U-18MF兵働透生(3年)はセットプレーのキックを担当。前半に左CKから先制点をアシストすると、同点で迎えた後半にはボールに触らずして決勝弾を導いた。

 まずは前半26分、鋭く飛ばした左足のCKでDF平瀬大(3年)の頭にしっかり合わせた。「練習でも意識して中との共有はできていて、昨日もダイに入ってきてくれと言っていた。1点目の場面は意思疎通がしっかりできていた」(兵働)。ニアに複数のストーンが並んでいたが、その奥にいた長身DFを狙い澄ました。

 続いての見せ場は後半7分、FW石井快征(3年)のドリブル突破で得た直接FKの位置に立つと、壁に入った味方の位置を細かく指示。警戒した相手守備陣は兵働が得意とする左足でのキックに照準を合わせていたが、先に動き出した右利きのMF松岡大起(2年)がゴール右隅に蹴り込んだ。

「自分がCKとか蹴っていたので、あえてあそこで蹴ろうとする振りをすることで逆を突けるかなと思った」としてやったりの表情。1学年下の松岡からは「蹴る雰囲気を出せ」と言われていたといい、「後輩ですけどアイツはそんな感じなんで」と関係性の良さを口にしていた。

(取材・文 竹内達也)
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[MOM2556]鳥栖U-18DF平瀬大(3年)_想定どおりの先制弾! 「前日にイメージした」CR7ポーズを披露

クリスティアーノ・ロナウドのポーズで先制弾を盛り上げたサガン鳥栖U-18のDF平瀬大(3年)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会GL第1節 鳥栖U-18 2-1 G大阪ユース 宮城総合]

 どちらに転ぶか分からない展開の中、試合を動かしたのはディフェンスリーダーのドンピシャヘッドだった。サガン鳥栖U-18DF平瀬大(3年)はガンバ大阪ユース戦の前半26分、MF兵働透生(3年)の左CKに反応して先制点をマーク。守備での貢献度も非常に高く、チームを初の決勝トーナメント進出に大きく前進させた。

 序盤に訪れた決定機を立て続けに阻まれ、相手が盛り返してきた時間帯での一撃。「プリンスリーグでもヘディングからゴールを決めていたし、ガンバの試合を見ていたらセットプレーで行けるなと思った。試合前から絶対に行ってやろうと思っていた」。ニアサイドで相手DFがハイジャンプを見せたが、そんなブラインドをモノともせずにしっかり叩きつけた。

 絶対にゴールを決めるという決意はゴールパフォーマンスにも表れていた。「前日のうちからイメージしていて、実際に決めることができたので格好つけてやってみました(笑)」。モデルとしたのはFWクリスティアーノ・ロナウドでおなじみのポーズ。腕に巻き付けたテーピングと共に、鍛えた身体が様になっていた。

 攻撃では目立った結果を残した平瀬だが、守備では落ち着いたプレーが目を引いた。「うまい選手が多いので後ろからの声が大事になる。相手の8番(MF奥野耕平)など、良さをうまく消していけたと思う」と手応え。ピッチも難しいコンディションだったが、リスクを負わず力強いロングボールを蹴り出すことで対応できていた。

 グループリーグは強敵ぞろいだが、臆するつもりはない。「僕たちは公式戦無敗中ですし、失点しても落ちないと決めている」とプリンスリーグ九州で首位を独走中の自信がパフォーマンスを支えており、群馬の暑さも「これくらいなら全然行ける。みんな言ってますけど、佐賀のほうが暑いです」と自慢のハードワークを妨げるものではないようだ。

 そうなると優勝候補の呼び声もかかってくるが、見据えるのはあくまでも目の前の試合。「まずはグループリーグ突破に向けて、一戦一戦を大事に戦っていきます」。クラブ史上初の決勝トーナメント進出に向けて、九州のパワフル集団が大きな第一歩を踏み出した。

(取材・文 竹内達也)
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東京五輪世代のFC東京・岡崎&横浜FM・山田がそろってリーグ戦初ゴール

岡崎慎は太田宏介に飛びついて喜びを爆発させた
[7.22 J1第17節 FC東京5-2横浜FM 味スタ]

 1997年1月1日以降生まれの東京五輪世代が躍動した。FC東京の19歳、DF岡崎慎が4-0で迎えた後半19分、左CKからこぼれ球に鋭く反応。2人の相手DFがスライディングに来ても一瞬早くボールに触り、5点目を奪い、記念すべきリーグ戦初ゴールとなった。

「(FC東京の)U-15ぐらいの時から見にきてくださるサポーターの方々がいて、そういった方々が自分の初ゴールを見てくれたこと、ゴールを見せられたことがすごくうれしかった。これからも活躍して『あの選手を応援してよかったな』と思ってもらえるような選手になりたいです」

 ユース時代の高校3年時からFC東京のU-23として29試合に出場し、1年目の昨季もJ1のベンチに入った。当時、在籍したFW大久保嘉人やFWピーター・ウタカといったJリーグの得点王経験者と紅白戦で対峙して力を蓄えてきた若手の伸びしろが楽しみだ。

 またロシアW杯期間中に日本代表の試合を観戦し、紅白戦でも日本代表に胸を借りた横浜FMのU-19日本代表MF山田康太も後半23分から途中出場。試合終了間際の後半44分に、こぼれ球に鋭く反応して、こちらもリーグ戦初ゴールを決めた。

「決められたのはよかったんですけど、(チームが)勝てなかったことのほうが悔しい」

 ロシアではかけがえのない経験をしてきたが、帰国後の2試合はベンチ入りも出場機会なし。この日もDF金井貢史の負傷がなければ、山田がピッチに立てたかどうかは分からなかった。

「たまたまかもしれませんが、チャンスが来たときに活躍したいなと思っていました。そういう意味では特別な1点になった」

 めぐってきたチャンスをモノにできる。それが「星」と言われる人に備わる才能のひとつだ。

(取材・文 林健太郎)

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先輩・長友の御前試合で、FC東京DF太田宏介が「挑戦状」

太田宏介は思わず拳をつきあげた
[7.22 J1 第17節 FC東京5-2横浜FM 味スタ]

 灼熱の夜空に、美しい放物線が描かれた。前半8分、FC東京のFWディエゴ・オリヴェイラがファウルを受けて得たFK。ペナルティーエリアからわずかに外側に出たやや左の地点。キッカーのDF太田宏介が左足を振り抜いたボールは、相手ゴールの左サイドに吸い込まれるようにしてネットを揺らした。

「今日はなぜか決められそうな気がしていたのでよかったです。健太さん(長谷川監督)の前で初めてゴールを決められたのもうれしい」

 長谷川健太監督も「横浜FMは前節、8点取っている。先に点を取られると乗せてしまう恐れがあった。そういう意味で(太田)宏介のゴールは大きかった」と手放しでほめた。

 スタンドには大物OBが姿があった。FC東京OBでロシアW杯でも太田と同じ左SBで奮闘した日本代表DF長友佑都が、親交のある自民党の小泉進次郎氏と一緒に観戦に訪れていた。

 その長友から試合前に「宏介、行けよ!」と激励された太田は「FC東京のことを気にかけてくれるのはすごくうれしいし、FC東京がしっかりタイトルを取れたことを報告できるように残り試合も頑張りたい。僕も同じポジションなので、(長友に)一歩でも近づけるようにしたい」。

 日本代表経験もある太田にとって、1学年上の長友は良き兄貴分であると同時に、これから再び代表のポジションを争うライバルにもなり得る。

 この日、首位・広島が引き分けたため、勝ち点差は9から7に縮まった。「自分たちが勝ち続ければ、上との差は縮められると思う」。試合翌日の23日は31歳の誕生日。一日早いバースデーゴールを決めた太田は逆転優勝の可能性を信じて、若々しく走り続ける。

(取材・文 林健太郎)

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