「スポーツライター平野貴也の『千字一景』」第78回:目先の勝利と、その先の勝利と(尚志)

尚志高の仲村浩二監督は先を見据えた選手起用
“ホットな”「サッカー人」をクローズアップ。写真1枚と1000字のストーリーで紹介するコラム、「千字一景」

 取材陣に囲まれた指揮官は、思わず苦笑いを浮かべた。

「準決勝なので、こんな感じになるかなとは思ったけど(本当に)なっちゃいました」

 第97回全国高校サッカー選手権の福島県予選準決勝。優勝候補筆頭の尚志高は、2-1で聖光学院高を下した。プリンスリーグでは、1位と9位。2度の対戦では、5-0、6-0と大勝している。力の差があるにも関わらず、想定外の苦戦を強いられたと言える。理由は、明白だった。尚志は、主力3選手を先発から外して控えに置き、後半から起用した。結果、前半に攻めあぐねてスコアレスの時間が長くなり、後半は先制に成功したが、追いつかれて苦しめられた。

 尚志の仲村浩二監督は「彼ら(3人)がいればリズムを取れるのは、分かっていました。でも、警告や負傷も含めて、何かあったときのために……と次のことも考えて、こういう場面を経験させたかったんですけど、全然ダメでした。勝ち上がる中で、必ず難しいゲームが出てくるとは思っていたけど、これは酷過ぎるんじゃないかという感じ」と落胆を隠さなかった。

 目指すステージが高くなればなるほど、選手層の厚みが必要になる。相手を侮った起用法という見方もされるだろうが、この舞台で戦えることを信じ、期待に応える姿を見たかったというところだろう。

 先発起用された選手も、個々に武器を持っている。ただ、緊張感の高いゲームで主導権を最初からつかむ積極性が見られなかった。仲村監督は「パスが回らず、まったく相手が動いていない。ちょっと情けなかったですね。あの3人を使えば、中も外も攻撃できるのは分かっているけど、ほかの選手がもうちょっと奮起してくれないと。これから、いろいろと起きることも踏まえてね」と先発起用した選手に苦言を呈した。

 それも、単なるダメ出しではない。彼らが経験を積み、先発争いに加わって来なければ、全国大会の上位進出は難しい。起用選手の変更は、目的を達成するために、避けて通れない挑戦なのだ。取材の終わりに、決勝戦に向けた改善点を聞かれると、仲村監督は自虐的に答えた。

「改善点? スタートメンバーですね。やってみてどうだったか? ここでやっちゃいけないなと思いました(笑)。監督の判断ミスです。なめていたわけではないですけど、この場面でやれなかったなと」

 この試合では失敗だった。しかし、勝って反省できることは、幸せだ。また、次のチャンスがやって来る。

■執筆者紹介:
平野貴也
「1979年生まれ。東京都出身。専修大卒業後、スポーツナビで編集記者。当初は1か月のアルバイト契約だったが、最終的には社員となり計6年半居座った。2008年に独立し、フリーライターとして育成年代のサッカーを中心に取材。ゲキサカでは、2012年から全国自衛隊サッカーのレポートも始めた。「熱い試合」以外は興味なし」

▼関連リンク
スポーツライター平野貴也の『千字一景』-by-平野貴也
●【特設】高校選手権2018

「スポーツライター平野貴也の『千字一景』」第77回:不測(学法石川)

後半終了間際、学法石川高は2人が足を攣らせる「不測」の事態に
“ホットな”「サッカー人」をクローズアップ。写真1枚と1000字のストーリーで紹介するコラム、「千字一景」

「選手権」は、何が起こるか分からない。声援に乗せられた思い切りの良いプレーが相手の想像を上回る、経験したことのない緊張感がプレーを狂わせる。

 第97回全国高校サッカー選手権大会、福島県予選の準決勝。勝った学法石川高の稲田正信監督は「うちの選手が、あんなに足を攣ることは、なかった」と驚いていた。後半の終了間際、選手がバタバタと倒れた。何もかもが普段以上。高まり切った緊張感の中で思うように動かない体を強引に動かすから、ワンプレーに力が入り過ぎ、身体が悲鳴を挙げる。

 リズムを狂わされるのは、選手だけではない。1-0でリードしていた学法石川は、後半終了間際にベンチ前で2人の選手が同時に座り込んだ。1人は立ち上がったが、序盤から攻撃をけん引し続けた右MF廣澤聖大(3年)は、タッチラインの外で回復の手当てを受けていた。結果的に、この数的不利は大きく響いた。時間に迫られ、なりふり構わぬ猛攻を仕掛けた帝京安積は、廣澤が抜けたサイドから侵攻。左DFのアーリークロスから同点弾を突き刺した。

 ベンチワークのミスだった。ただ、結果が出てから言うのは簡単だが、興奮状態で冷静な判断を下すことは難しい。稲田監督は「難しかったですね。あれは(プレーを)切ったら良かった。1人いない状況なので、8人でブロックを作って(1人だけ攻め残りの形にする)とか対応方法はありますけど、あそこで選手が解決するというのは難しいですよね。頭も疲れている状態ですし……」と顔をしかめた。

 精神的なリーダーである廣澤をピッチに残しておきたい気持ちが上回り、逃げ切るための最善策を打てなかった。ほんの一瞬、判断が遅れただけで、同点弾を決められ、苦しい試合になった。そして延長戦、学法石川は後半から出場して先制点を決めるなど相手の脅威となっていたFW清水大成(2年)を交代させて、攻め手を欠いた。清水が足のけいれんに見舞われた瞬間、悪夢が蘇ったのだ。稲田監督は「廣澤の件があったから、早く(交代)しないと、と思った。10人の時間を少しでも短くしようと。でも、逆でしたね。清水の方は、廣澤ほど(のダメージ)ではなく、もう少し(回復を)待った方が良かった。もう1つ、2つ、チャンスを作ったかもしれない」と悔やんでいた。

 結果、1-1で突入したPK戦で勝利を拾ったが、選手権の怖さを思い知らされる試合だった。選手権は、不測の場。そこで発揮できる「普段」の力が問われている。

■執筆者紹介:
平野貴也
「1979年生まれ。東京都出身。専修大卒業後、スポーツナビで編集記者。当初は1か月のアルバイト契約だったが、最終的には社員となり計6年半居座った。2008年に独立し、フリーライターとして育成年代のサッカーを中心に取材。ゲキサカでは、2012年から全国自衛隊サッカーのレポートも始めた。「熱い試合」以外は興味なし」

▼関連リンク
スポーツライター平野貴也の『千字一景』-by-平野貴也
●【特設】高校選手権2018

鹿島、C大阪下して暫定3位浮上!! スタメン9人変更も20歳DFが初ゴール

プロ初ゴールを決めた鹿島アントラーズDF小田逸稀
[10.31 J1第31節 鹿島1-0C大阪 カシマ]

 J1リーグは31日、第31節1試合を行い、3日後にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦を控える鹿島アントラーズがホームでセレッソ大阪と対戦した。連戦の消耗を避けるべく若手主体のメンバー構成で臨んだが、1-0で勝利。勝ち点49で暫定3位に浮上し、来季のACL出場権争いでも一歩前進した。

 ホームの鹿島は直近の公式戦である24日のACL準決勝第2戦・水原三星戦(△3-3)から、GKクォン・スンテとDF昌子源以外の9人を変更。今季初出場のMF久保田和音、出場3試合目のMF田中稔也、5試合目のDF小田逸稀ら、これまでなかなか出番を得られていなかった若手中心のメンバー構成に踏み切った。

 対するC大阪は今月20日に行われた前節のFC東京戦(○1-0)から1人を変更し、負傷のMF清武弘嗣に代わってMF高木俊幸を起用。現在の順位はACL出場圏内の3位札幌と勝ち点4差につけており、2年連続のアジア進出に向けて勝利が義務付けられるアウェーゲームに臨んだ。

 最初の決定機は鹿島。前半28分、田中がFW金森健志とのワンツーでPA右を抜け出し、角度のない場所から鋭いシュートを放つ。一度はGKキム・ジンヒョンに阻まれたが、跳ね返りに詰めたFW山口一真が右足ダイレクトシュート。これはうまくヒットせず、わずかにポスト右へと外れた。

 対するC大阪は前半41分、MFソウザの縦パスがPA左に通ると、高木がカットインすると見せかけマイナス方向へのクロスを配給。ニアに入ったMF水沼宏太をすり抜け、FW柿谷曜一朗が左足ダイレクトで合わせたが、左ポスト際を突いたシュートはクォン・スンテがブロックした。

 互いにスコアレスで迎えた後半7分、鹿島が先にスコアを動かした。山口の果敢なミドルシュートが相手に当たって左CKを獲得すると、MF永木亮太がニアサイドに蹴り込む。ハイジャンプで合わせたのは小田。鋭くゴールに飛んだボールをキム・ジンヒョンがキャッチし損ねると、こぼれたボールがわずかにゴールラインを割ったという判定が下され、小田はプロ2年目20歳でのJリーグ初ゴールを迎えた。

 終盤は一進一退の攻防。鹿島は後半30分、久保田のスルーパスに山口が抜け出したが、左足シュートはキム・ジンヒョンがブロック。C大阪は同35分、FW杉本健勇の決定的ヘッドがゴールを襲ったが、クォン・スンテが左手一本でセーブした。同36分にはキム・ジンヒョンにもビッグセーブ。両守護神が数多くの見せ場を作った試合はそのままタイムアップを迎え、鹿島がACL出場権争いを前進させる勝ち点3を獲得した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
★AFCチャンピオンズリーグ決勝 鹿島×ペルセポリス戦を生中継!!

鹿島vsC大阪 試合記録

【J1第31節】(カシマ)
鹿島 1-0(前半0-0)C大阪


<得点者>
[鹿]小田逸稀(52分)

<警告>
[鹿]町田浩樹(70分)、久保田和音(90分)

観衆:9,233人
主審:飯田淳平
副審:八木あかね、野村修
鹿島、C大阪下して暫定3位浮上!! スタメン9人変更も20歳DFが初ゴール

<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 23 小田逸稀
DF 39 犬飼智也
DF 3 昌子源
DF 28 町田浩樹
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 36 田中稔也
(82分→DF 32 安西幸輝)
MF 26 久保田和音
(90分→MF 20 三竿健斗)
FW 19 山口一真
(85分→MF 8 土居聖真)
FW 14 金森健志
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
FW 9 鈴木優磨
監督
大岩剛

[セレッソ大阪]
先発
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 5 田中裕介
DF 14 丸橋祐介
DF 22 マテイ・ヨニッチ
DF 23 山下達也
MF 6 山口蛍
MF 7 水沼宏太
(88分→MF 17 福満隆貴)
MF 11 ソウザ
(87分→MF 15 木本恭生)
FW 8 柿谷曜一朗
FW 9 杉本健勇
FW 13 高木俊幸
控え
GK 27 丹野研太
DF 16 片山瑛一
MF 32 田中亜土夢
MF 43 オスマル
FW 19 澤上竜二
監督
尹晶煥

讃岐vs町田 試合記録

【J2第35節】(ピカスタ)
讃岐 1-1(前半0-0)町田


<得点者>
[讃]佐々木匠(67分)
[町]土居柊太(85分)

<警告>
[讃]渡邉大剛(75分)、田中英雄(90分+1)

観衆:1,780人
主審:佐藤隆治
副審:聳城巧、阿部将茂
台風24号の影響でJ2も2試合中止に…9月30日開催で計4試合目

<出場メンバー>
[カマタマーレ讃岐]
先発
GK 1 清水健太
DF 2 パク・チャニョン
DF 25 岡村和哉
DF 30 竹内彬
DF 4 荒堀謙次
(56分→DF 31 アレックス)
MF 8 渡邉大剛
MF 28 田中英雄
MF 14 佐々木渉
MF 10 高木和正
FW 17 佐々木匠
FW 11 森川裕基
(90分+1→FW 19 重松健太郎)
控え
GK 16 ソン・ヨンミン
DF 15 市村篤司
DF 5 麻田将吾
FW 21 福家勇輝
FW 9 我那覇和樹
監督
北野誠

[FC町田ゼルビア]
先発
GK 1 福井光輝
DF 25 小島雅也
(69分→MF 10 土岐田洸平)
DF 35 大谷尚輝
DF 3 藤井航大
DF 2 奥山政幸
MF 14 吉濱遼平
MF 15 井上裕大
MF 29 森村昂太
(82分→FW 20 ドリアン・バブンスキー)
MF 19 土居柊太
FW 9 鈴木孝司
(77分→FW 30 中島裕希)
FW 18 山内寛史
控え
GK 21 高原寿康
DF 5 深津康太
MF 7 杉森考起
FW 11 中村祐也
監督
相馬直樹

讃岐vs町田 試合記録

【J2第35節】(ピカスタ)
讃岐 1-1(前半0-0)町田


<得点者>
[讃]佐々木匠(67分)
[町]土居柊太(85分)

<警告>
[讃]渡邉大剛(75分)、田中英雄(90分+1)

観衆:1,780人
主審:佐藤隆治
副審:聳城巧、阿部将茂
台風24号の影響でJ2も2試合中止に…9月30日開催で計4試合目

<出場メンバー>
[カマタマーレ讃岐]
先発
GK 1 清水健太
DF 2 パク・チャニョン
DF 25 岡村和哉
DF 30 竹内彬
DF 4 荒堀謙次
(56分→DF 31 アレックス)
MF 8 渡邉大剛
MF 28 田中英雄
MF 14 佐々木渉
MF 10 高木和正
FW 17 佐々木匠
FW 11 森川裕基
(90分+1→FW 19 重松健太郎)
控え
GK 16 ソン・ヨンミン
DF 15 市村篤司
DF 5 麻田将吾
FW 21 福家勇輝
FW 9 我那覇和樹
監督
北野誠

[FC町田ゼルビア]
先発
GK 1 福井光輝
DF 25 小島雅也
(69分→MF 10 土岐田洸平)
DF 35 大谷尚輝
DF 3 藤井航大
DF 2 奥山政幸
MF 14 吉濱遼平
MF 15 井上裕大
MF 29 森村昂太
(82分→FW 20 ドリアン・バブンスキー)
MF 19 土居柊太
FW 9 鈴木孝司
(77分→FW 30 中島裕希)
FW 18 山内寛史
控え
GK 21 高原寿康
DF 5 深津康太
MF 7 杉森考起
FW 11 中村祐也
監督
相馬直樹

讃岐残留圏と首の皮一枚…町田はドローで2位浮上ならず

[10.31 J2第35節延期分 讃岐1-1町田 ピカスタ]

 延期となっていたJ2第35節延期分の1試合が31日に行われた。カマタマーレ讃岐FC町田ゼルビアをホームに迎えた一戦は、1-1の引き分けに終わった。これでJ2は全チームが39試合を消化。残り3節の戦いに臨むことになった。

 FW森川裕基を中心に積極的な姿勢で町田ゴールに迫っていた讃岐は後半22分、右サイドからMF渡邉大剛がクロスを上げると、DFのクリアが中途半端になったボールがファーサイドのFW佐々木匠に届く。佐々木匠はワントラップからボレーを蹴り込むと、豪快なシュートがゴールに突き刺し、先制点を決めた。

 一方の町田は勝てば松本をかわして2位に浮上できる一戦だった。後半39分に浴びたカウンターから森川のシュートがポストを叩いて難を逃れると、直後の同40分、FW山内寛史の落としからDF奥山政幸がクロス。MF土居柊太が頭でねじ込み、同点に追いついた。

 試合は1-1のドローで終了。町田は連敗を2で止めたものの、勝ち点1を積み上げたのみで、通算69。3位と順位は変わらず、首位の大分と勝ち点差3。2位の松本とは勝ち点差1となった。負ければ降格圏フィニッシュが決まることになっていた讃岐は、ドローで勝ち点を31に伸ばした。しかし残り3試合で残留圏の20位・岐阜との勝ち点差は9。首の皮一枚が繋がっているが、厳しい戦いになっている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

分野研究家

昇華プリントのユニフォームは、生地とデザインデータが残っている限り追加の製作ができる。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
Posted in 未分類

分野研究家

昇華プリントのユニフォームは、生地とデザインデータが残っている限り追加の製作ができる。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
Posted in 未分類

[MOM568]明治大MF佐藤亮(3年)_復活ののろし

関東リーグ戦では2年半ぶりのゴールを奪ったMF佐藤亮
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.27 関東大学L1部第18節 明治大4-0流通経済大 たつのこ]

 明治大のMF佐藤亮(3年=FC東京U-18)は、2-0とリードした後半26分から登場。そして終了間際のアディショナルタイム3分、MF森下龍矢(3年=磐田U-18)からのパスをエリア内で受けると、得意の左足で豪快にゴールネットを揺らし、ダメ押し点を奪った。

「明治のいつもの練習だったらシュートまで持っていくのも難しいくらい相手に寄せられたと思うんですけど、ボールを持った時にそんなに寄せてこなかった。自分の特長の左足もそこまで警戒されていなかったので、半歩かわしてシュートをファーに決めるイメージがあった。イメージ通りかなと思います」

 注目を集めたルーキーイヤーだった。佐藤亮は高校3年時、FC東京U-18で15年度のプレミアリーグを戦い16得点を記録。堂々得点王に輝いた。トップ昇格は見送られたが、U-18日本代表候補に選出されると、大学入学後の5月にはU-19日本代表(現U-21日本代表)に初招集。今ではFW旗手怜央(順天堂大)やMF三笘薫(筑波大)が注目を集めるが、当時、大学生はGK小島亨介(早稲田大)の2人だけだった。

 ただ、順風満帆かと思えたが、道のりは甘くはなかった。5月には専修大戦で関東リーグ初ゴールを記録したものの、大学サッカーの壁にぶち当たる。そして2年時の総理大臣杯の決勝では、先発のピッチに立ったが左足首を痛めて前半16分で負傷交代となった。

 当初は「病院に行かなくてもいい」と高をくくっていたが、なかなか回復に向かわなかったことで病院に行くと、「靭帯が8割くらい切れていた」。結果的に半年以上の離脱を余儀なくされ、今季開幕に間に合わせたものの、ポジションを空けて待っていてくれるほど、明治大のサッカー部は甘くはなかった。

 そして今年度の総理大臣杯でも試練が襲う。期間中、体調不良に悩まされると、決勝の前日に腹痛が我慢の限界を超えたことで病院に急行。尿膜管遺残症と診断され、2年連続で大会中の離脱を余儀なくされた。「本来であれば生まれてなくなっていく、おへその部分のものがなくならずに中にあり続ける病気で、決勝の当日にへその下を切るような、ちょっとした手術をしました。帰ってきてからも手術をして、年明けにまた手術をすることが決まっています」。

 そんな負の連鎖を断ち切るかのような2年半ぶりのリーグ戦ゴール。「今日みたいに自分がゴールを取って勝てれば一番いい。逆に自分が結果を出せば、チームが結果を出していけるんだなと改めて実感したので、そこは続けていきたいなと思います」と点取り屋としての本能も呼び起こされた様子だ。

ダメ押し点を決めたMF佐藤亮


「個人的に巻き返したい」

 2年前、U-19日本代表に初めて招集され、韓国遠征を経験したメンバーには、先日、日本代表で初ゴールを決めたMF堂安律(フローニンゲン)や、今年度のルヴァン杯でニューヒーロー賞を獲得したMF遠藤渓太(横浜FM)らがいた。一時期でも彼らと同じ位置にいたからこそ、「自分も同じステージで」という思いを強めている。「明治でサッカーをやっていれば、確実に高いレベルでやれる。ほかの大学より成長できると思っている。だからこそまずは明治内での競争には負けたくないです」。

 同僚のMF安部柊斗(3年=FC東京U-18)は中学時代から同じチームで切磋琢磨してきた仲。ポジションは違えど、ライバル意識は強いという。ただ「活躍を喜び合える存在」でもある。「今日なんかも得点したら喜んでくれるし、あいつが結果を出せば自分も嬉しい」。大学を卒業するまでの10年間。そしてその後のプロでも同じチームでやりたいという夢が広がる。「たぶんあいつはFC東京に戻ると思う。自分もそれに続いて、11年目を一緒にやっていければいいなと思っています」。

 夢に向かうためには、これから結果を残し続けることが大事になる。怪我をしたことで、「今までは自分の自由な時間を遊び時間に使ったりとかでしたけど、今はサッカーから逆算した生活を常にしている。万全の状態でサッカーが出来るかを考えて、どういうもの食べて、どういう休み方をして、どういうケアをして、どういう筋トレしてとかを常に考えるようになった」と意識改革も行えたという。復活へののろしは上げた。逆襲の時は近い。

(取材・文 児玉幸洋)
●第92回関東大学L特集

[関西]びわこ大がFW小畑ハットで甲南大を圧倒!5位桃山大は3位関大に意地の4発勝利:後期第3節延期分

ハットトリックを記録したFW小畑翔太郎(3年=広島工高)
第96回関西学生サッカーリーグ1部


 9月30日に開催予定だった第96回関西サッカーリーグ1部後期第3節の延期分2試合が30日に行われた。4位のびわこ成蹊スポーツ大甲南大に3-0で勝利し、最下位の甲南大は4試合を残して9位以下が決定した。

 びわこ大は甲南大を圧倒。前半をシュート0本に抑えながら、前半42分にはFW小畑翔太郎(3年=広島工高)が先制に成功する。後半に入っても勢いは衰えず、後半8分に小畑がPA内のこぼれ球を押し込んで追加点。同45分にも小畑がダメ押しの3点目を決め、3-0で快勝した。

 一方、関西大桃山学院大の対戦は、桃山大に軍配が上がった。前半9分にFW小松光樹(4年=立正大淞南高)が先制点を挙げ、同25分にはFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)が、同35分にはMF佐藤碧(3年=大分高)がそれぞれゴールを決める。

 桃山大は前半アディショナルタイム1分過ぎに、DF釘貫真弘(4年=県立西宮高)が決めて4点目。後半14分に関大に1点を返されるが、桃山大はリードを守って4-1で勝利した。

 上位陣の順位は変わらず、桃山大が勝利したことで首位・大阪体育大のインカレ出場決定が持ち越しとなった。今季1勝2分15敗の甲南大は9位以下が確定。このまま9位、10位だった場合は入れ替え戦となり、11位、12位だった場合は自動降格となる。





●第96回関西学生リーグ特集

W杯4強のポーランドを撃破したアンプティ日本代表の”逆境力”

昨年6月のポーランド戦で唯一得点をあげた萱島比呂(左)は厳しいマークを受けた
[10.31 アンプティサッカーW杯C組 日本代表 2-0 ポーランド代表]

 メキシコの夕日に照らされた日本代表戦士が、誇らしかった。2点リードのままアディショナルタイム3分すぎて待望の長い笛が鳴る。日本代表の杉野正幸監督はゆっくりピッチ内に入り、GK長野哲也と抱き合い、喜びをかみしめた。
 
「長年のライバルに初めて土をつけることができたことが、何よりも嬉しい。1戦目(のコスタリカ戦)は勝利したものの、2戦目(コロンビア戦)はうまくいかなくてその中でポーランドに勝てたことは、本当に嬉しく思う」

 ピンチを乗り越えた。出発前、杉野監督は前回ワールドカップ(W杯)でベスト4の強豪・ポーランド代表と対戦するまでに2連勝で挑む目論見だった。特にコロンビア代表は競技が国内で浸透するまでの歴史が浅く、チームとして熟成していない、と予想。しかし、0-0の後半に点をとりに行く策が裏目に出て、ふたを開けてみれば0-3の完敗だった。

 昨年6月、ポーランドで開催された国際大会で対戦した時に1-6と完敗したポーランド代表との一戦は、日本代表にとって最初の剣が峰だった。その状況で杉野監督は堅守速攻の原点に返り、セットプレーからの得点を積み重ねる策がはまった。

「1試合目も2試合目もなかなか点を取ることができなくて、ゴールを決めることができて安心しました。決勝トーナメントでも点を決めたいですが、一番は勝つことなので、頑張って勝ちに行きたい」

 控えめに喜んだ先制ゴールの川西健太はW杯初参加。普段は関西の摂南大薬学部薬学科に通う大学生で、出発前日の10月23日、都内で行われた日本代表壮行会にも所用で唯一、参加できなかった。勝利を決定づける2点目を決めた天川隼輝も代表に5人輩出するFC九州バイラオールに所属するが、生活拠点は広島。月に1度、チームの全体練習ができればいいほうだという。普段から整っていない環境下でレベルアップを求められてきた日本代表戦士にとって、ポーランド戦で訪れた「逆境」は慣れっこだったのかもしれない。

「ゴールを決められて、最高でした。決勝トーナメントでさらに爆発させます」

 天川の言葉にも力がこもった。日本代表はコロンビア代表についでC組を2位で通過。史上初のベスト4を目指す旅はまだまだ続く。


●障がい者サッカー特集ページ

[アンプティワールドカップ]日本代表が前回ベスト4のポーランド代表に快勝し、決勝トーナメント進出!

前回W杯ベスト4の難敵を下した日本代表
【2018アンプティサッカーワールドカップ メキシコ大会】(サンファンデロスラゴス)
日本 2-0(前半1-0)ポーランド

 日本代表は、前日のコロンビア戦で後半に守備の枚数を減らして点をとりにいき、結果的に3失点した反省を生かし、この日は「堅守速攻」の原則に立ち返った。
 前半はしっかりとした守備をベースにして、速攻・セットプレーからチャンスをうかがう。すると前半17分狙い通りセットプレーからエンヒッキ松茂良ジアスのアシストを前半途中から入った川西健太が頭で決めて先制点を奪う。前半終了間際にはポーランドも積極的に日本ゴールにせまり、同24分過ぎに相手の強烈なミドルシュートがゴールの枠をとらえたが、GK長野哲也がファインセーブで得点を許さず。前半を1-0で折り返した。
 後半に入ると、同3分に前半同様、セットプレーからエンヒッキのアシストを天川隼輝が頭であわせて追加点を奪う。その後、同16分すぎにエンヒッキが足を痛めて一時退場したが、ポーランドの猛攻に屈することなく、ゴールを許さなかった。前回のW杯ベスト4で、昨年の6か国対抗戦で1-6と大敗した難敵に完勝。コロンビアについでC組を2位で決勝トーナメント進出を決めた。

得点者
[日本代表]
川西健太(前半17分) 天川隼輝(後半3分)

日本代表出場メンバー
前半
GK12長野哲也
FP7 加藤誠
FP8 星川誠
FP9 萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP11天川隼輝
FP14古城暁博★

後半
GK12長野哲也
FP8 星川誠
FP9 萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP13川西健太
FP11天川隼輝
FP14古城暁博★
監督杉野正幸

【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号、★は主将
試合のハイライト映像はこちらです


●障がい者サッカー特集ページ

鹿島vsC大阪 スタメン発表

[10.31 J1第31節](カシマ)
※19:00開始
主審:飯田淳平
副審:八木あかね、野村修
<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 23 小田逸稀
DF 39 犬飼智也
DF 3 昌子源
DF 28 町田浩樹
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 36 田中稔也
MF 26 久保田和音
FW 19 山口一真
FW 14 金森健志
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
DF 32 安西幸輝
MF 20 三竿健斗
MF 8 土居聖真
FW 9 鈴木優磨
監督
大岩剛

[セレッソ大阪]
先発
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 5 田中裕介
DF 14 丸橋祐介
DF 22 マテイ・ヨニッチ
DF 23 山下達也
MF 6 山口蛍
MF 7 水沼宏太
MF 11 ソウザ
FW 8 柿谷曜一朗
FW 9 杉本健勇
FW 13 高木俊幸
控え
GK 27 丹野研太
DF 16 片山瑛一
MF 15 木本恭生
MF 17 福満隆貴
MF 32 田中亜土夢
MF 43 オスマル
FW 19 澤上竜二
監督
尹晶煥

●[J1]第31節1日目 スコア速報
★AFCチャンピオンズリーグ決勝 鹿島×ペルセポリス戦を生中継!!

讃岐vs町田 スタメン発表

[10.31 J2第35節](ピカスタ)
※19:00開始
主審:佐藤隆治
副審:聳城巧、阿部将茂
<出場メンバー>
[カマタマーレ讃岐]
先発
GK 1 清水健太
DF 2 パク・チャニョン
DF 25 岡村和哉
DF 30 竹内彬
DF 4 荒堀謙次
MF 8 渡邉大剛
MF 28 田中英雄
MF 14 佐々木渉
MF 10 高木和正
FW 17 佐々木匠
FW 11 森川裕基
控え
GK 16 ソン・ヨンミン
DF 15 市村篤司
DF 31 アレックス
DF 5 麻田将吾
FW 19 重松健太郎
FW 21 福家勇輝
FW 9 我那覇和樹
監督
北野誠

[FC町田ゼルビア]
先発
GK 1 福井光輝
DF 25 小島雅也
DF 35 大谷尚輝
DF 3 藤井航大
DF 2 奥山政幸
MF 14 吉濱遼平
MF 15 井上裕大
MF 29 森村昂太
MF 19 土居柊太
FW 9 鈴木孝司
FW 18 山内寛史
控え
GK 21 高原寿康
DF 5 深津康太
MF 10 土岐田洸平
MF 7 杉森考起
FW 11 中村祐也
FW 20 ドリアン・バブンスキー
FW 30 中島裕希
監督
相馬直樹

●[J2]第35節延期分 スコア速報
●[J2]第35節2日目 スコア速報

トーレス獲得にシドニーFCが興味…わずか半年で鳥栖退団か

シドニーFCがフェルナンド・トーレスに興味
 オーストラリア・AリーグのシドニーFCが、サガン鳥栖に所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(34)の獲得に興味を示しているようだ。伊『カルチョ・メルカート』が伝えている。

 アトレティコ・マドリーの下部組織育ちのトーレスは、アトレティコのほかリバプールやチェルシー、ミランでプレー。今年5月にアトレティコから鳥栖に加入し、ここまでリーグ戦13試合で2ゴールを挙げている。

 そんなトーレスに対して、シドニーFCが獲得に興味を示している模様。同クラブは、鳥栖やアメリカMLSのシカゴ・ファイヤーとともに、2017-18シーズン限りでアトレティコを退団すると決断したトーレスの獲得に動いていた。

 なお、トーレスの所属する鳥栖は、現在リーグ戦でプレーオフ圏内の16位につけている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

京都、U-19中国代表DF呉少聰が右足第五中足骨骨折で手術

[故障者情報]

 京都サンガF.C.は31日、U-19中国代表DF呉少聰が右足第五中足骨骨折で手術を行ったことを発表した。20日に行われたAFC U-19選手権インドネシア2018グループリーグ第1戦タジキスタン戦で負傷した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

柏GK滝本がプロA契約に変更「ここを新たなスタート地点に」

滝本晴彦の契約がプロA契約に
 柏レイソルは31日、GK滝本晴彦がプロC契約からプロA契約に変更となったことを発表した。14日に行われたルヴァン杯準決勝第2戦・湘南ベルマーレ戦で公式戦出場時間が450分を越えたため。

 クラブを通じて滝本は「A契約選手になることができて素直に嬉しく思います。ただ、ここを新たなスタート地点として、またひとつひとつチームの勝利に貢献できるように、日々謙虚に努力していきます」とコメントしている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

安部&藤本離脱で先発変更へ…「2人の分も」連覇目指すU-19日本代表、あす準決勝サウジ戦

U-19日本代表はあす準決勝へ
 U-19アジア選手権を戦うU-19日本代表はあす11月1日の準決勝でU-19サウジアラビア代表と対戦する。31日、試合会場のパカンサリ・スタジアムで行われた公式会見に影山雅永監督が出席し、「W杯出場権獲得からアジア制覇に目標を切り替えている」とタイトル奪取を目標に掲げた。

 準々決勝インドネシア戦(2-0)を制した日本は来年5月にポーランドで開催されるU-20W杯出場権を獲得。グループステージを3連勝(13得点3失点)で勝ち上がり、観客数が6万人まで膨れ上がった完全アウェーの激戦を勝ち切った。試合ごとに進化するチームに「この先の対戦でさらに選手の成長スピードは上がると思う」と影山監督。準決勝、決勝は来年の世界大会を控える若い選手たちの成長速度を上げる絶好の機会でもある。

 前日、MF安部裕葵(鹿島)がクラブ事情のため、MF藤本寛也(東京V)が左膝の怪我でチームを離脱した。「彼らも『この大会を優勝してくれ』という言葉を残して帰った。彼ら2人の分も残った選手で頑張りたい」。主力2人の離脱とあって先発メンバーにも影響が出るが、起用については「ここでアピールして準決勝、決勝に出るんだという熱いものを出せる選手をピッチに立たせたい」と言及した。

 準決勝の対戦相手はサウジアラビア。グループステージ3連勝(6得点3失点)、準々決勝はオーストラリアを3-1で下している。4-4-2システムで前線のスピードとフィジカルに優れたアタッカー陣を生かし、DFラインの裏を突いた形からゴールを陥れる。

 10番のトルキ・アルエーマル、19番のサフィ・アルザカルタがここまで2得点だが、全4試合で異なる途中出場の選手が試合の流れを変え、それぞれ得点を挙げている。個の能力が高く、タフなゲームが予想される中、影山監督は「これまでの対戦相手と違うレベルのチーム。個人としてもチームとしても屈強な選手が多い。我々も1対1に負けないような覚悟を持つ」と警戒を強めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!

アーセナルの連勝ストップに貢献…ザハ、脅迫被害を受けたことを明かす

アーセナル戦で活躍したウィルフレッド・ザハ
 クリスタル・パレスに所属するコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハが、脅迫被害を受けていることを明かした。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 ザハは28日に行われたプレミアリーグ第10節アーセナル戦にフル出場。スピードをいかしたドリブルなど、パレスの中心選手としてアーセナルの脅威となり、1-2で迎えた後半37分にはMFグラニト・ジャカにPA内で倒されてPKを獲得。これをMFルカ・ミリボイェビッチが決め、2-2でアーセナルの連勝記録を『11』で止めた。

 同紙によると、ザハはジャカが「間違いなくPKだった」と認めているのにもかかわらず、シミュレーションだと批判を受けている模様。さらにザハだけでなく、家族も脅迫被害や人種差別を受けているという。

 試合終了後にザハは『インスタグラム』のストーリー機能を使って「一歩やりすぎてしまって、人種差別や僕の家族への殺害予告を行っている人たちへ。僕もあなたとあなたたちの家族の幸運を祈っているよ」と投稿。脅迫などを止めてくれるよう促した。

●プレミアリーグ2018-19特集

クラセンMVPの清水ユースGK梅田透吾、来季トップ昇格が決定「日々努力していきたい」

トップチーム昇格が決まったGK梅田透吾
 清水エスパルスは31日、清水エスパルスユースに所属するGK梅田透吾が来季新加入することが内定したと発表した。

 今夏行われた日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で最優秀選手賞を受賞し、チームを16年ぶりの全国制覇に導いた梅田。年代別代表にも招集されるなど、クラブ期待の守護神はトップチーム昇格決定に際して以下のようにコメントしている。

「エスパルスで幼い頃からの夢であるプロサッカー選手になることができ、とても嬉しく思います。ここまで支えていただいた全ての方々に感謝し、一日でも早くチームに貢献できるよう、強い気持ちを持って日々努力していきたいと思います。応援よろしくお願いします」

●GK梅田透吾
(うめだ とうご)
■出身地
静岡県駿東郡長泉町
■生年月日
2000年7月23日
■身長/体重
183cm/79kg
■利き足

■経歴
長泉アミーゴス-清水Jrユース-清水ユース
■代表・選抜歴
U-17・18日本代表
U-18Jリーグ選抜
静岡県国体選抜
■主な成績
2017年:高円宮杯プレミアリーグEAST2位
2018年:日本クラブユースサッカー選手権U-18優勝(大会MVP)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

メッシは論外!? C・ロナウドがバロンドール争うライバル5選手を挙げる

クリスティアーノ・ロナウドのライバルは…
 ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、今年のバロンドールのライバルとして5選手を挙げた。英『メトロ』が報じている。

 FIFAバロンドール時代を含めて過去10年間、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とC・ロナウドが独占しているバロンドール。C・ロナウドは、レアル・マドリーでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に貢献するなど活躍し、今月8日に発表された30名の候補にも選出されている。

 同賞を主催する仏誌『フランス・フットボール』のインタビューに応じたC・ロナウドは「もちろん、6度目のバロンドールを受賞したい。反対のことを言えばウソになる」と3年連続の受賞に意欲をみせた。

 今回のバロンドール受賞のライバルについて聞かれると「サラー、モドリッチ、グリエーズマン、バラン、ムバッペと言っておこう。なぜなら、彼ら(フランスの選手たち)は世界チャンピオンだからね」と5人の名前を挙げた。

 ライバル5人の中にメッシの名前がなかったが、「彼が表彰台に上がるか僕にはわからない」と語るにとどめた。なお、受賞者は12月3日に開催される授賞式で発表される。

●セリエA2018-19特集

レアル中井卓大が世代別代表デビュー、フランス遠征中のU-15日本代表は白星発進

中井卓大が世代別代表デビュー
 フランス遠征中のU-15日本代表メンバーは30日、バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2018の第1戦でU-15オーストリア代表と対戦し、2-0で勝利した。第2戦は11月1日にU-15フランス代表と戦う。

 昨年王者の日本は、苦しい時間帯が続いたが前半終了間際(40分ハーフ)の前半39分、FW勝島新之助が反転シュートを決めて先制点。さらに後半18分、MF中村仁郎のFKからDF諏訪間幸成がヘディングシュートを決め、2-0で勝利した。

 日本サッカー協会(JFA)によると、先制点を決めた勝島は「日本やアジアではなかなか経験しない、体が大きくて速い相手に慣れず、自分たちのペースがつかめない立ち上がりでした。しかし、チーム全員が『自分のストロング』を発揮することで、試合を自分のペースにし、勝利することができました。個人としては得点することができたので、残りの2試合もFWとして得点に絡むプレーでチームに貢献したいです」とコメントしている。

 なお、世代別代表に初招集されたレアル・マドリーの下部組織に所属するMF中井卓大は、前半34分から途中出場し、デビュー戦を飾っている。

▼U-15日本 2-0(前半1-0)U-15オーストリア
【得点】
39分:勝島新之助
58分:諏訪間幸成

【スターティングメンバー】
GK:彼島優
DF:松木玖生、諏訪間幸成、石井玲於奈、大石稜也
MF:山根陸、遠山悠希、豊田晃大、中村仁郎
FW:野澤零温、勝島新之助

【サブメンバー】
GK:長田澪
DF:大迫蒼人、田中隼人、水谷優佑
MF:中井卓大
FW:下川陽輝、向井颯

【交代】
34分:遠山悠希→中井卓大
HT:彼島優→長田澪
49分:野澤零温→下川陽輝
64分:山根陸→大迫蒼人
64分:豊田晃大→田中隼人
72分:勝島新之助→水谷優佑
72分:中村仁郎→向井颯

[MOM2668]東京朝鮮MFホン・リジン(3年)_「絶対に入る」。10番が狙い通りのFK弾

後半26分、東京朝鮮高の10番MFホン・リジンが直接FKを決めて2-0
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 東京朝鮮高 2-1 修徳高 実践学園高尾G]

 後半26分、東京朝鮮高の10番はFKになった瞬間、「絶対にこれ、入るな」と思ったのだという。ほぼ正面だったものの、距離は25m強。加えて、修徳高のGKは190cmの長身を持つGK下田響生(3年)だった。決して簡単なシチュエーションではなかったはずだ。

 キッカーのMFホン・リジン(3年)はロングスローでボールを手で触った際に、気温低下と夜露でピッチがスリッピーになっていることを感じていた。また、壁を越えてくるボールを警戒してか、GKが壁側に立っていたため、足元に蹴ればボールへの反応が遅れるはず…。「速いボールでGKの手前に落としてファーに入れれば、絶対に入る」。そう確信を持って右足を振り抜くと、壁を越えて1バウンドしたボールは予想通りに伸び、GKの上側を抜けてゴールに突き刺さった。

 それまではなかなかボールに絡むことができていなかった。1-0でリードしていたものの、むしろ思うようにプレーのできないイライラ感を抱いていた。だが、「イライラで強気になっていたかも」と笑うホン・リジンは、「オレが」と言ってきたCBチョン・ユギョン(3年)を制してボールをセットし、集中すると見事にゴールネットを揺らしてみせた。

 東京朝鮮のカン・ジョンジン監督は「(ホン・リジンのFKは)めっちゃ、調子が良かった」と明かしていた。前日のFK練習で名手GKカン・ブラマ(3年)相手にしっかり決めて良い感覚で試合に臨んでいた。そして見事に決めたホン・リジンについて「彼はウチのエース」と改めて信頼を口にしていた。

 ボランチを務める10番がゴール前の崩しにかかわるシーンは少ない。本人もそれを自覚しているが、「今までの10番に比べたら足元にも及ばないですけれども、チームが勝つのが大事なので徹することができれば。一瞬の攻撃の時とかに自分の持ち味を出せていければいい」。インターハイ予選準決勝の関東一高戦でミドルシュートを決めている10番は、黒子役に徹しながらここぞの場面で仕事をする。そして、エースナンバーを渡されている期待にも応えていくつもりだ。

 昨年度の準決勝は1ボランチとして先発したが、押し込まれ、声も出ず、足を攣らせて途中交代。「去年は自分のせいで負けた」と感じている。味の素フィールド西が丘での準決勝は自分にとって雪辱の舞台でもある。

 緊張も口にするホン・リジンだが、その一方で「思い切り楽しんでやれたらなと思っています」という。自分たちに期待している部分もある。「朝鮮が東京都代表で全国大会に出たって面白い話題じゃないですか。確実に高校サッカーとかに目が向くと思いますし、自分たちの学校にも注目が行くと思う。そういうことを楽しみつつ、自分たちの代は凄くサッカー、ボールを追っかけることを楽しんでいるので、難しいことを考えずに楽しめたらいい」。夏は代表決定戦(対関東一)でPK戦の末に惜敗。今冬はより楽しみながらプレーし、自分たちの力を発揮して壁を突破する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

びわこ成蹊スポーツ大DF清川流石の愛媛加入内定「将来は愛媛FCから日本代表入り」

清川流石が愛媛加入へ
 愛媛FCは31日、びわこ成蹊スポーツ大に所属するDF清川流石が、2019シーズンより加入することが内定したと発表した。愛媛の下部組織育ちの清川は、以下のようにコメントしている。

「愛媛FCからオファーをいただき、憧れのJの舞台でプレーが出来ると共に、ジュニアユース時代から育てていただいた縁のあるクラブでプレーが出来ることを大変嬉しく思っています。自分の強みでもあるスピードを活かし、1試合でも多く試合に出て活躍し、アカデミー・大学時代の先輩でもある曽根田穣選手(現・ヴァンフォーレ甲府)と対戦したいと思っています。そして、将来は愛媛FCから日本代表入りし、愛媛県に貢献出来るように頑張りたいです」

●MF/DF清川流石
(きよかわ さすが)
■生年月日
1996年7月20日
■出生地
愛媛県松山市
■身長/体重
176cm/72kg
■経歴
久枝小-帝人SC少年団-愛媛Jrユース(現U-15)-愛媛ユース(現U-18)-びわこ成蹊スポーツ大

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

モウリーニョ激昂騒動、挑発行為のチェルシーコーチに罰金処分

ジョゼ・モウリーニョ監督に対して挑発行為のコーチに罰金
 イングランドサッカー協会(FA)が、チェルシーのアシスタントコーチを務めるマルコ・イアニ氏に対して、6000ポンド(約86万円)の罰金を科すことを決めた。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 問題のシーンは、20日にスタンフォードブリッジで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦の後半アディショナルタイム6分に起きた。1点ビハインドの状況からMFロス・バークリーに劇的な同点ゴールを決め、チェルシーの選手だけでなく、スタッフも大興奮。喜びの感情を爆発させたイアニ氏は、相手ベンチ前まで飛び出し、ジョゼ・モウリーニョ監督の目の前でガッツポーズをし、何らかの言葉を口にした。

 これに対してモウリーニョ監督が激昂。鬼の形相でイアニ氏を追いかけ、両軍入り乱れる騒動に発展していた。試合終了後にイアニ氏は、モウリーニョ監督に直接謝罪。「私もキャリアを通じてたくさん過ちを犯してきたのだから、たった一度の過ちで彼を終わらせるつもりはない」とモウリーニョ監督は語り、水に流す姿勢を示していた。

●プレミアリーグ2018-19特集

東京朝鮮の左SBパク・チュンボム、公式戦初ゴールで昨年立てなかった舞台へ

先制点を挙げた東京朝鮮高の左SBパク・チュンボム(右)は守備でも奮闘
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 東京朝鮮高 2-1 修徳高 実践学園高尾G]

 昨年、悔しい思いで見つめていたピッチに立つ権利を、自らのゴールで引き寄せた。東京朝鮮高の左SBパク・チュンボム(3年)は前半2分、左サイドでボールを受けると、「一回、トップに預けようと思ったんですけれども、中のスペースが空いたので思い切り行こうと思って、前半立ち上がりだったので切り込んだ」とドリブルで仕掛ける。

 DFに触られたものの、こぼれたボールが自らの足元に。迷わず振り抜いた左足シュートがニアを破って先制ゴールとなった。これが公式戦初ゴール。大喜びで応援席の方へ走り出したパク・チュンボムは「これがゴールを決めた時の嬉しさなんだと」微笑みながら振り返っていた。

 東京朝鮮のカン・ジョンジン監督が「電光石火のような」と評した一撃。初戦の狛江高戦でも前半立ち上がりに得点を決めている東京朝鮮は、パク・チュンボムの初ゴールで奪ったリードを守り続ける。パク・チュンボム自身は攻撃の起点になれなかったことを反省していたが、それでもMFホン・リジン(3年)のゴールで加点した東京朝鮮は各選手の集中した守りもあって2-1で勝利。味の素フィールド西が丘での準決勝進出を決めた。

 パク・チュンボムは昨年も公式戦の出場機会を得ていたが、西が丘で開催された選手権予選準決勝でベンチ外に。関東一高と3-4の激闘を演じた仲間たちをスタンドで応援するしかなかった。「応援席で応援しかできない自分が悔しくて、本当に腹が立って、来年はその西が丘の舞台に立って、そこで自分たちが勝つ、と。目標は全国大会ですけれども、西が丘に戻って来れたことは良かったと思います」。まずは自らのゴールで西が丘に立つ権利を得た。

 昨年は応援することしかできなかった準決勝。今年は「攻撃の起点に。サイドの突破からクロスの質を出したり、(対戦する)帝京の右サイドが速いと思うんですけれども、正直自分はスピードに自信がある方なので、絶対に完封して何もさせないくらいの気持ちで臨みたいです」と自分の特長を出すつもりでいる。目標は西が丘で勝ち、決勝でも勝って全国に出場すること。そのために雪辱のピッチを弾みをつける場所にする。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

ネイマールが語るサッカー界の“2大巨頭”「メッシはアイドル、C・ロナウドは…」

ネイマールがクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシについて語った
 パリSGに所属するブラジル代表FWネイマール(26)が、サッカー界の“2大巨頭”について語った。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 2013年5月にサントスからバルセロナに加入したネイマール。在籍4シーズンで公式戦186試合に出場し、105ゴールを記録したが、昨年8月にパリSGへ活躍の場を移した。ここまで同クラブのエースとして公式戦42試合39ゴールを記録しているが、移籍の報道が絶えず、バルセロナ復帰やレアル・マドリーへの移籍が噂されている。

 友人であるNBA(北米の男子プロバスケットボールリーグ)のゴールデンステイト・ウォリアーズに所属するステフィン・カリーとの対談で、ネイマールがバルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(31)と、ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(33)について語った。

 まずメッシについては、「彼はサッカー界に名前を残す選手の一人だ。サッカーにおける僕のアイドルでもある」と元チームメイトを称え、「彼と一緒にいたときは、毎日が勉強だった。練習のときも、試合のときも、彼のプレーを眺めているときでさえそうだった。そのときの経験が僕を強くしてくれ、試合でできることが多くなった。彼から多くを学ぶことができた」と語り、メッシに感謝しているようだ。

 また、C・ロナウドを「モンスターだ」と表現したネイマールは「彼と対戦するのはプレッシャーだったし、光栄でもある。いずれにせよ、入念に準備しなければならないのは確かだ。彼もサッカー界で最高の選手の一人。こちらも賢くならなきゃいけないし、警戒しなくちゃいけない。だけど同時に彼から学ぶことも多い」と敬意を表した。

 ネイマールはバロンドール獲得を夢見ている。10月に発表された30名の候補にもメッシ、C・ロナウドとともに名を連ねている。「彼らからもっと学びたいし、勝ちたいと思っている。僕はもっとトロフィーがほしいし、ゴールがほしいからね。だから2人から毎日学んでいるよ」と最後まで尊敬する気持ちを忘れなかった。

●フランス・リーグアン2018-19特集
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

[関西]阪南大躍動2トップ草野&濱野がそれぞれ2発!チャンスメーカーDF吹ヶがお膳立ても(11枚)

FW草野侑己(4年=JFAアカデミー福島/左)がFW濱野雄太(4年=作陽高/中央)の健闘をたたえる
 第96回関西学生サッカーリーグ1部の後期第5節が14日に行われた。阪南大立命館大との対戦は、阪南大が4-0で勝利した。

第96回関西学生リーグ特集
関西学生サッカー連盟公式サイト
twitter:JUFA_kansai
facebook:関西学生サッカー連盟
Google Plus 関西学生サッカー連盟広報フォトアルバム

[関西]阪南大が約1か月ぶり白星、切れ味鋭い攻撃で4発完封(20枚)

完封勝利で試合を終えた阪南大イレブン
 第96回関西学生サッカーリーグ1部の後期第5節が14日に行われた。阪南大立命館大との対戦は、阪南大が4-0で勝利した。

第96回関西学生リーグ特集
関西学生サッカー連盟公式サイト
twitter:JUFA_kansai
facebook:関西学生サッカー連盟
Google Plus 関西学生サッカー連盟広報フォトアルバム

[関西]立命館大は終盤猛攻も不発…悔しい2連敗に(17枚)

「闘う姿勢を見せろ」とチームに喝を入れたGK白坂楓馬(4年=桐光学園高)
 第96回関西学生サッカーリーグ1部の後期第5節が14日に行われた。阪南大立命館大との対戦は、阪南大が4-0で勝利した。

第96回関西学生リーグ特集
関西学生サッカー連盟公式サイト
twitter:JUFA_kansai
facebook:関西学生サッカー連盟
Google Plus 関西学生サッカー連盟広報フォトアルバム

浦和MF長澤が早大大学院に合格!Jリーガーとの二刀流へ「常に挑戦と経験」

長澤和輝が早大大学院に合格
 浦和レッズに所属するMF長澤和輝(26)が早稲田大大学院のスポーツ科学研究科に合格したことがわかった。自身のツイッター(@nagasaman1216)で明かしている。

 長澤は八千代高から専修大に進学。関東大学サッカーリーグ戦で3連覇に貢献し、卒業後にドイツのケルンに加入した。2015年12月に浦和に完全移籍。2016シーズンはジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍した。翌シーズンから浦和に復帰。今シーズンはここまでリーグ戦23試合に出場し、2ゴールを記録している。

 自身のツイッターを通じて長澤は、「この度、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入ることになりました。常に挑戦と経験。レベルアップしていきます」と綴っている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

浦和MF長澤が早大大学院に合格!Jリーガーとの二刀流へ「常に挑戦と経験」

長澤和輝が早大大学院に合格
 浦和レッズに所属するMF長澤和輝(26)が早稲田大大学院のスポーツ科学研究科に合格したことがわかった。自身のツイッター(@nagasaman1216)で明かしている。

 長澤は八千代高から専修大に進学。関東大学サッカーリーグ戦で3連覇に貢献し、卒業後にドイツのケルンに加入した。2015年12月に浦和に完全移籍。2016シーズンはジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍した。翌シーズンから浦和に復帰。今シーズンはここまでリーグ戦23試合に出場し、2ゴールを記録している。

 自身のツイッターを通じて長澤は、「この度、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入ることになりました。常に挑戦と経験。レベルアップしていきます」と綴っている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

オーナー死去のレスター、週末のカーディフ戦は予定通り開催へ

弔問のためスタジアムに集ったレスターの選手たち
 FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは30日、11月3日のプレミアリーグ第11節カーディフ戦を予定通り開催することを発表した。

 27日に本拠地キングパワー・スタジアムで行われた第10節ウエスト・ハム戦の試合終了後、オーナーのビチャイ・スリバッダナプラバ氏が所有するヘリコプターがスタジアム内から離陸するも、数秒後に駐車場へ墜落して炎上。翌28日にスリバッダナプラバ氏を含む搭乗者5人の死亡がクラブから発表された。

 レスターはこの事故により、30日にホームで開催予定だったカラバオ杯4回戦のサウサンプトン戦を延期していたが、今週末のカーディフとのアウェー戦は予定通り開催されることが決定。キックオフ前に1分間の黙祷を行うとともに、選手たちはスリバッダナプラバ氏への敬意を込め、黒の喪章を着用してプレーするという。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2018-19特集
●カラバオ杯2018-19特集

[DFB杯]バイエルンは4部に苦戦も2回戦突破…ミュラー「起こってはならないこと」

バイエルンが4部クラブに2-1で辛勝
[10.30 DFBポカール2回戦 レディングハウゼン1-2バイエルン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)2回戦が30日に開催され、昨季準優勝のバイエルンは敵地でレディングハウゼン(4部)に2-1で勝利した。ベスト16の組み合わせ抽選会は11月4日に行われ、試合は来年2月5日、6日となっている。

 一時は公式戦4試合勝ちなし(2分2敗)と不振に陥りながらも、そこから3連勝と調子を上げているバイエルン。前半8分にショートコーナーの流れからDFラフィーニャが浮き球のパスを出し、PA内左に抜け出したMFレナト・サンチェスがダイレクトで折り返す。最後はFWサンドロ・ワーグナーが右足を伸ばして押し込み、早い時間に先制した。

 前半12分には長い距離を持ち運んだR・サンチェスがPA内左で倒され、PKを獲得。同13分、キッカーを務めたMFトーマス・ミュラーが右足でゴール右に突き刺し、追加点を奪った。

 バイエルンは前半23分にもミュラーがゴール前の競り合いでファウルを受け、PKを獲得する。だが、キッカーのR・サンチェスが右足で放ったシュートはクロスバーを直撃した。

 その後も3点目を奪えずにいると、後半4分にレディングハウゼンのMFリヌス・メイヤーに1点を返される。それでも試合をコントロールしながら2-1で逃げ切り、ベスト16に駒を進めた。

 ニコ・コバチ監督は試合後、クラブ公式サイトを通じて「我々は自ら対戦相手の手助けをしてしまった。計画していたようなプレーはできなかった」と格下相手の苦戦を反省。また、ミュラーも「失点以降ナーバスになっていまい、パスも不正確すぎた。このようなことは起こってはならない」と課題を口にし、「気持ちを切り換えて次に進むよ。でももちろん、改善の必要はある」と語った。

●ブンデスリーガ2018-19特集
●DFBポカール2018-19特集

レアルのソラーリ暫定監督「ここにいるのは傷ついた勝利者たち」

暫定でレアルを率いることになったサンティアゴ・ソラーリ氏
 レアル・マドリーのサンティアゴ・ソラーリ暫定監督が30日にトップチームでの初練習を終え、試合前日の記者会見を行った。クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 公式戦の直近7試合で1勝1分5敗と不振に陥るレアルは、29日にフレン・ロペテギ前監督との契約を解除し、Bチームのソラーリ監督が暫定で指揮を執ることを発表。新体制のチームは31日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦のメリリャ(3部)戦を迎える。

 ソラーリ暫定監督はトップチームの初練習を終え、「私は今日チームとともに時間を過ごしたが、誰かが誰かに対して疑いを持っているということはない。選手たちは傷ついているが、また勝ちたいという意欲がある」と感じたようだ。

 さらに「ここにあるのは勝利者・戦士のチームで、クラブのために必死になって戦い、多くのものをもたらしてきた。難しい時期もあるが、デリケートな時期こそ本来の持ち味が出てくるもの」と続けている。

「レアル・マドリーで働くことはあらゆる面で一つのチャンスであり、素敵な仕事」と意欲的に話すアルゼンチン人指揮官は、初陣となるコパ・デル・レイに向けて「大きな希望とともに、全力を注ぎ、良いプレーを目指したい。我々は全員やる気に満ち、意欲をもってこの試合に臨みたいと思っている」と意気込んだ。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
●コパ・デル・レイ2018-19特集

兵役免除で虚偽報告の韓国代表DFチャン・ヒョンス、来年1月のアジア杯も欠場か

FC東京に所属する韓国代表DFチャン・ヒョンス
 兵役免除に基づく社会奉仕活動で虚偽の報告を行ったFC東京韓国代表DFチャン・ヒョンスが、来年1月に開幕するアジアカップを欠場する可能性が出てきた。韓国『朝鮮日報』が報じている。

 チャン・ヒョンスは2014年のアジア大会で韓国の金メダル獲得に貢献し、兵役免除を受けた。韓国では、兵役特例対象のスポーツ選手は兵役の代わりに544時間の社会奉仕活動を義務付けられており、その実績を関係機関に証明しなければならない。同選手はこの奉仕活動を水増しして報告したとされている。

 チャン・ヒョンスは改めて奉仕活動を行うため、11月の代表招集を見送られることが決まっているが、離脱期間はさらに延長されることになるかもしれない。

 韓国『朝鮮日報』によると、韓国サッカー協会は懲戒手続きを進めるために委員会招集を要請し、必要に応じてチャン・ヒョンス本人にも出席を求めるようだ。

 審議の結果、資格停止などの処分を受けた場合、チャン・ヒョンスは来年1月のアジアカップに出場できない可能性が高いと伝えられている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●アジアカップ2019特設ページ

J1、J2、J3の終盤3試合でTV放送追加

JリーグがTV放送追加を発表
 Jリーグは30日、J1第32節、J2第41節、J3第32節のTV放送に追加があったことを発表した。

 11月10日のJ1第32節・清水エスパルス名古屋グランパス(@アイスタ)が『DAZN』と『NHK静岡』のほか、『NHK名古屋』でも放送される。

 また、11月10日のJ2第41節・大宮アルディージャモンテディオ山形(@NACK)が『DAZN』に加えて『テレ玉』、11月18日のJ3第32節・グルージャ盛岡セレッソ大阪U-23(@いわスタ)も『DAZN』に加え、『岩手朝日テレビ』で放送されることが決まった。

以下、各試合の日程

J1第32節
11月10日(土)
清水 14:00 名古屋 [アイスタ]

J2第41節
11月10日(土)
大宮 16:00 山形 [NACK]

J3第32節
11月18日(日)
盛岡 13:00 C大23 [いわスタ]

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

[DFB杯]今季初フル出場の宇佐美がアシスト…デュッセルドルフ、開始直後に失点も5発逆転勝利

大勝したデュッセルドルフが2回戦突破
[10.30 DFBポカール2回戦 ウルム1-5デュッセルドルフ]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は30日、各地で2回戦を行い、FW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフウルムのホームに乗り込み、5-1で大勝した。先発出場した宇佐美は、今季初のフル出場を果たしている。

 試合開始早々の前半1分に先制点を献上したデュッセルドルフだったが、同15分に右サイドから宇佐美が送ったクロスをMFマルビン・ドゥクシュがヘディングで合わせてネットを揺らし、すぐさま試合を振り出しに戻した。

 前半33分にはFWラウウェン・ヘニングスがゴールを陥れてデュッセルドルフが逆転に成功すると、同37分と同43分にFWドディ・ルケバキオ・ヌガンドリが加点して前半だけでリードを3点差に広げる。さらに後半25分にはドゥクシュがチーム5点目を奪取すると、ウルムの反撃を許さずに5-1の勝利を収めて3回戦進出を決めた。

●海外組ガイド
●DFBポカール2018-19特集

J1復帰消滅の甲府が公式声明「今季の総括は時を改めて申し述べますが…」

J1昇格の可能性がなくなった甲府
 ヴァンフォーレ甲府は29日、J1参入プレーオフ進出の可能性がなくなったことを受け、声明を発表した。

 昨季J1で16位に終わり、6シーズンぶりのJ2降格となった甲府。1年でのJ1復帰を目標に今季を戦ってきたが、残り3試合で6位との勝ち点差が10となり、プレーオフ出場の可能性がなくなった。

 クラブは公式サイト上で「サポーター・スポンサー・県民の皆様へ」と題し、「今季の戦いについての詳しい総括は時を改めて申し述べさせていただきますが、力及ばずこのような結果になりましたことについて、クラブとして皆様におわび申し上げます」と謝罪している。

 ただ、「シーズンはまだ残っています。リーグ戦が11月17日まで、11月21日には天皇杯準々決勝もあります」とし、「チーム、フロント一同、全力を挙げて最後まで戦い続ける所存ですので、皆様には引き続き応援をお願い申し上げます」とシーズン終了までの共闘を呼びかけた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

[DFB杯]原口&浅野が先発共演も…ハノーファー、完封負けで2回戦敗退

突破を試みるハノーファーMF原口元気
[10.30 DFBポカール2回戦 ハノーファー0-2ボルフスブルク]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は30日、各地で2回戦を行い、MF原口元気、FW浅野拓磨が所属するハノーファーボルフスブルクをホームに迎え、0-2の完封負けを喫した。原口は先発フル出場を果たし、同じく先発した浅野は後半12分までプレーしている。

 前半20分に試合を動かしたのはアウェーのボルフスブルクだった。右サイドからFWダニエル・ギンチェクがゴール前に送ったパスの流れからFWアドミル・メフメディが右足で豪快に叩き込み、スコアを0-1とした。

 1点のビハインドを背負ったハノーファーは前半44分にFWイーラス・ベブのクロスから原口がヘディングシュートを放つがGKクーン・カステールスに阻まれ、直後の同45分にはPA内に侵入した浅野のヒールパスにベブがフリーで走り込むもシュートは枠を捉え切れなかった。

 0-1のまま後半を迎えると、同12分にハノーファーベンチが動き、浅野に代えてMFフロレント・ムスリヤを投入。同点に追い付こうとするハノーファーがゴールに迫る場面を作り出すもののネットを揺らせずにいると、同アディショナルタイムにFWバウト・ベフホルストにダメ押しゴールを奪われてしまう。0-2で敗れたハノーファーは2回戦で姿を消すことになった。

●海外組ガイド
●DFBポカール2018-19特集

鎌田の連続ゴールは3試合でストップ…日本人3選手スタメンのシントトロイデンは完封負け

4試合連続ゴールを逃したMF鎌田大地
[10.30 ベルギー・リーグ第13節 シャルルロワ0-1シントトロイデン]

 ベルギー・リーグ第13節が30日に行われ、DF冨安健洋、DF遠藤航、MF鎌田大地、MF関根貴大、DF小池裕太の所属する7位シントトロイデンは敵地で10位シャルルロワと対戦し、0-1で敗れた。冨安は開幕12試合連続、鎌田は4試合連続で先発フル出場し、3試合連続スタメンの遠藤は後半30分までプレー。また、関根と小池はベンチ外だった。

 前半に多くのピンチを迎えながら無失点で耐えたシントトロイデンは、ハーフタイム明けから徐々に好機を作り出していく。後半12分、途中出場のFWクリスティアン・セバージョスが左足でミドルシュートを放ち、相手GKに弾かれたところにフリーの鎌田が詰めるが、オフサイドを取られた。

 後半14分には鎌田の落としからPA手前中央の遠藤が右足でグラウンダーのシュート。しかし、ゴール左に外れた。

 チャンスで決め切れずにいると、後半21分にシャルルロワのMFマルコ・イライマハリトラの右クロスからMFクリスティアン・ベナベンテに頭で叩き込まれ、先制点を献上する。

 シントトロイデンは3戦連発中の鎌田ら攻撃陣がゴールに迫ったが、0-1のままタイムアップ。2試合ぶりの黒星で3戦勝ちなし(2分1敗)となった。次節は11月4日に開催され、ホームでズルテ・ワレヘムと対戦する。

●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2018-19特集

GK谷晃生「ステップアップして世界へ」離脱した安部&藤本に優勝届ける

大会制覇を目指すGK谷晃生(G大阪)
 次なる目標に向けて、チームの士気は上がっている。U-20W杯出場権を獲得したU-19日本代表は30日、11月1日の準決勝サウジアラビア戦を控えて調整を行った。正GK谷晃生(G大阪)は「残りの試合をしっかりとチームで戦って、それを経験値にして一つずつステップアップして世界大会へいかないといけない」と決意新た。来年5月の世界大会に向けて更なる成長を誓った。

 準々決勝のインドネシア戦(5-0)は6万人の大声援が地鳴りのように響く完全アウェーとなったが、覚悟はできていた。「あそこまでいくとコーチングが通らないのは理解していました。プレーが切れたところで話したり、あとはアイコンタクトをしたり、できる限りのことをしていた」。守備陣と連携して冷静にプレー。後半は雨脚が強まる難しいコンディションとなったが、直接FKやシュートを冷静にセーブし、完封勝利を呼び込んだ。

 U-20W杯の出場が決定し、MF安部裕葵(鹿島)がクラブ事情、MF藤本寛也(東京V)がインドネシア戦の左膝負傷でチームを離脱した。「最後まで戦いたかったと思う」。日本に戻った2人からの「優勝できるように日本から応援している」という言葉を力に変え、“吉報”を届けるつもりだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!

[10月31日 今日のバースデー]

Japan
MF中村憲剛(川崎F、1980)*正確なパスさばきが持ち味の2016年JリーグMVP。強烈なミドルシュートも武器。
DF加納錬(相模原、1994)*国士舘大出身のDF。関東リーグに降格した栃木ウーヴァから18年に加入した。

World
FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U、1997、イングランド)*2016年3月にデビューを果たすと、一気にA代表に上り詰めた期待のストライカー。

Former
FWフリードリヒ・バルター(元カイザースラウテルン、1920、ドイツ)*西ドイツW杯初優勝時の代表チームのキャプテン。
MFドゥンガ(元インテルナシオナルほか、1963、ブラジル)*磐田でもプレーしたMF。気が強くとても負けず嫌い。
FWマルコ・ファン・バステン(元ミランほか、1964、オランダ)*元オランダ代表の万能型ストライカー。バロンドールを3度受賞している。
DFデニス・ジョセフ・アーウィン(元マンチェスター・Uほか、1965、アイルランド)*マンチェスター・Uの黄金期を支えたSB。
MFグティ(元R・マドリーほか、1976、スペイン)*パスセンス抜群のレフティー。レアルで3度の欧州CL制覇を経験した。

Others
ザハ・ハディド(建築家、1950)
齋藤孝(教育学者、1960)
山本博(アーチェリー、1962)
飯島愛(タレント、1972)
SEAMO(シンガーソングライター、1975)
山本耕史(俳優、1976)
杉崎美香(アナウンサー、1978)
須田亜香里(SKE48:アイドル、1991)

ハリル監督もニッコリ…序盤低迷のナント、破竹の公式戦3連勝

新天地で結果を残しているバヒド・ハリルホジッチ監督
 クープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグ杯)は30日にラウンド32を行い、ナントモンペリエに3-0で勝利。10月からチームを率いるバヒド・ハリルホジッチ元日本代表監督は公式戦3連勝を達成した。

 ナントはFWカリファ・クリバリが後半13分に先制点を挙げると、相手DFがレッドカードを受けたことで数的優位に立つ。終盤には追加点を決め、後半アディショナルタイムには絶好調のエースFWエミリアーノ・サラがダメ押しの3点目。リーグ戦3位のモンペリエに3-0で快勝した。

 ハリルホジッチ監督はリーグ戦19位のナントを立て直すべく10月から監督に就任。初陣となった7日の第9節・ボルドー戦(0-3)は黒星を喫したものの、代表ウィーク明けの第10節・トゥールーズ戦では4-0で初白星を挙げた。

 27日の第11節・アミアン戦(2-1)も勝利したナントは今季初のリーグ戦連勝を達成。指揮官は就任直後には降格圏に沈んでいた順位を13位まで押し上げ、その勢いのままリーグ杯でも勝利を挙げ、公式戦3連勝とした。

 クラブは28日にツイッター(@FCNantes)を更新し、アミアン戦で勝利を収めた直後のロッカールームの動画を公開。動画では高揚する選手たちの姿と共に、それを見て笑みをこぼす指揮官の姿を捉えている。





●フランス・リーグアン2018-19特集

無失点で“大一番”の抜擢に応えた小林友希「1試合も無駄にできない」

抜擢された大一番で実力を発揮したDF小林友希(神戸U-18)
 “大一番”に出番が巡ってきた。U-20W杯出場権を懸けた準々決勝インドネシア戦でセンターバックの一角を担ったのはDF小林友希(神戸U-18)だった。

 CBは橋岡大樹(浦和)の“相棒”を2000年生まれの小林、瀬古歩夢(C大阪U-18)、三國ケネディエブス(青森山田高)の高3トリオが争う。負傷が続いた小林は出遅れたが、消化試合となったイラク戦(5-0)に初先発。冷静に相手のシンプルな攻撃を跳ね返し、体を張ってシュートブロック。安定した守備力を発揮し、大会初の無失点に貢献した。

 影山雅永監督はイラク戦の出来を見て、「DFラインをコントロールして、1、2試合目の課題だったリスク管理を担っていたのは彼だった」と信頼を確かにし、決戦のピッチに小林を送り出した。

 6万人の大観衆が詰めかけた大一番。完全アウェーの空気にも臆せず、堂々のパフォーマンスを披露した。昨年10月にインドで行われたU-17W杯の国際経験は大きく、「緊張した中でどうすればいいパフォーマンスを発揮できるかはインドで経験できた」と気持ちを整えて試合に入った。

 後半は押し込まれる展開が続いたが、クレバーに状況を判断し、対人、ヘディングの強さを発揮。守備陣と息を合わせ、粘り強く相手の攻撃を跳ね返した。「試合の中でリーダーシップを持とう」と声を出し、DFラインをコントロール。攻め込む相手にラインを押し下げられ、「コンパクトにできたら相手の自由を奪えた」と反省も忘れないが、出場2試合を無失点に抑える結果を残した。

 無事にU-20W杯の出場が決まり、来年開催の大会出場に向けた新たなサバイバルレースが始まる。まだまだ進化の途中。残りの試合もアピールの場であり、成長速度を上げる貴重な経験の機会となる。まずは11月1日の準決勝へ、「ワールドユースに向けて1試合も無駄にできない」と意欲を燃やす。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!


「西が丘よりももっと先の目標」見据えてきた東京朝鮮、東京4強の先へチャレンジ:東京B

後半26分、決勝FKを決めた東京朝鮮高MFホン・リジンがチームメートとゴールを喜ぶ
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 東京朝鮮高 2-1 修徳高 実践学園高尾G]

 今年は感動させるだけでなく、勝ち抜くチームに――。28日、第97回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック予選準々決勝で東京朝鮮高修徳高が激突。東京朝鮮が2-1で競り勝ち、帝京高との準決勝(11月11日、西が丘)へ進出した。

 インターハイ予選3位の東京朝鮮と選手権出場9回の伝統校、修徳高との強豪対決は試合開始直後にスコアが動いた。左サイドから思い切り良くドリブルで切れ込んだ左SBパク・チュンボム(3年)がこぼれ球を自ら左足で打ち抜き、先制ゴール。“電光石火”とも言える一撃でリードを奪った。

 一方の修徳はサイドを活用しながら反撃。そして敵陣高い位置でスローインを獲得すると、左SB伊東紀行(3年)が左右両サイドからロングスローを投じて東京朝鮮の守りにプレッシャーをかける。

 25分には10番MF石崎皓大(3年)の左足ミドルが枠を捉えたが、東京朝鮮はGKカン・ブラマ(3年)がファインセーブで阻止。また「前の修徳対(東海大)菅生戦を見に行って、もう一回ビデオでも見て、練習中にCKやロングスローをしっかり対策したので自信はありました」というCBムン・ヒョンジョン主将(3年)とCBチョン・ユギョン(3年)の2人がゴール前で抜群の強さを発揮して決定的なチャンスを作らせない。

 東京朝鮮は相手のペースに引き込まれて普段通りに繋いで攻めることができなかった。だが、各選手が声を掛け合いながら集中力を切らさずに守り続ける。修徳は石崎やFW刑部泰生主将(3年)のキープ力も交えて分厚い攻撃を仕掛けてきたが、東京朝鮮は動じない。逆にムン・ヒョンジョンの思い切った攻撃参加からMFユン・チス(3年)が左足シュートを放つなど、チャンスあれば2点目を奪い取ろうとしていた。

 1-0のまま迎えた後半26分、東京朝鮮は10番MFホン・リジン(3年)がゴールまで25m強の距離のFKで右足を振り抜く。午後5時キックオフの試合は気温が下がり、夜露によってスリッピーなピッチ。それを活かし、壁を越えたところで意図的にバウンドさせたボールは、急激に伸びてそのままゴールネットに突き刺さった。

 非常に大きな2点目。だが、修徳は29分、1年生CB高橋港斗が右足ミドルをゴール左隅にねじ込んですぐに1点を取り返す。白熱の終盤。修徳はクロス、セットプレーからゴールを目指し、40分には右CKからU-16日本代表候補MF大森博(1年)がヘディングシュートを放つ。だが、シュートはクロスバーの上側を弾いて外へ。ムン・ヒョンジュンが「『ここで負けるな』とか、『我慢比べだ』とか、みんなで声を掛け合って気が緩まないように徹底しました」という東京朝鮮が、最後まで集中力を切らさずに守り抜いて4年連続の準決勝進出を決めた。

 東京朝鮮のカン・ジョンジン監督は「本当の勝負はこれから」と語る。昨年まで3年連続で4強入りし、西が丘サッカー場で戦ってきた経験は貴重。加えて指揮官は「攻撃で点を獲れないと勝てない。積み上げてきた部分がいいように出ている」と昨年から積み上げてきたものの成果を口にする。

 昨年の準決勝では優勝した関東一高に延長戦の末に敗れたが、チョン・ユギョンの3得点によって1-3から追いつくなど激闘を演じた。その一方、準決勝での惜敗が続いていることも確かだ。今年のインターハイ予選も全国まであと1勝に迫りながら、関東一に3-3からのPK戦で惜敗している。

 それだけにムン・ヒョンジュンは「去年も見に来てくれた人たちが『感動した』とか『ナイスゲーム』だとか言ってくれたんですけれども、そこで満足したらいけない。(準決勝の会場である)西が丘を目標というよりも、(決勝が開催される)駒沢競技場に目を向けないと、いつまで経っても西が丘止まりだと思うので、今年は西が丘よりももっと先の目標を見つめようとしてきました」と口にする。近年、全国にいつ手が届いてもおかしくない戦いを見せている東京朝鮮。昨年の敗退からより高みを目指して1年間を送り、現在、「乗りに乗ってきた」(ムン・ヒョンジュン)チームが今年こそ、歴史を塗り替える。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

「異なる競技のロゴマークが…」イギリス紙がプレミア上位対決のピッチを酷評

NFLのロゴマークが浮き上がっていたウェンブリーの芝生
 ウェンブリーで行われたプレミアリーグ第10節のトッテナムマンチェスター・シティ戦は、上位対決にふさわしくないピッチコンディションのまま行われた。イギリス紙『インディペンデント』は「想像しうる中で最も醜く、最もちぐはぐで、最もぎこちない試合の一つを提供した」と酷評した。

 今シーズンの優勝候補同士が対峙するビッグマッチ。だが、“サッカーの聖地”の芝生は惨憺たる荒れ模様だった。前日に行われたアメリカンフットボールの試合の影響で中央エリアは白い砂地が表出し、センターサークルにはNFLのロゴマークが残ったまま。このコンディションは戦況にも表れた。

 記事では「試合の貧困さとグラウンドの不安定さは明らかに結びついていた」と断言。高い技術を誇るMFダビド・シルバ(マンチェスター・C)さえもボールコントロールを誤り、MFエリック・ラメラ(トッテナム)の決定的シュートにも悪影響を及ぼしたうえ、前半6分に決まった唯一の得点がGKエデルソン(マンチェスター・C)のロングキック起点だったのも劣悪なピッチによるものだとしている。

 ビッグマッチには56854人の観衆が詰めかけたが、「彼らにとって印象づけられたり、のめり込んだりするシーンはなかった」と厳しく指摘。「異なる競技、異なる大会のブランドマークが見られるピッチで戦った」と浮き上がったままのロゴマークを批判すると、試合全体を通して「スキル、興奮、全てにおいて予想を下回っていた」とこき下ろした。

 このような形になった原因は、トッテナムが進める新スタジアムの建設が遅れており、ウェンブリーを使わざるを得なかったためだ。新スタジアムは当初、9月15日のリバプール戦でお披露目される予定だったが、その後の変更で12月15日のバーンリー戦に延期。現在はさらに遅れる予定になっており、年明けの1月13日に行われるマンチェスター・ユナイテッド戦まで先送りされる見込みだという。

●プレミアリーグ2018-19特集

別メニュー調整続く郷家友太が“走った”歓喜の瞬間「チームに恩返しできたら」

U-20W杯出場決定を喜ぶMF郷家友太(神戸)
 U-19日本代表は30日、準決勝が行われるインドネシア・ボゴールの練習場でトレーニングを行った。チームを離脱したMF安部裕葵(鹿島)、MF藤本寛也(東京V)はきょう早朝の便で帰国。来年開催のU-20W杯出場を決めた準々決勝インドネシア戦(2-0)翌日にオフを挟み、雨の中で先発組9人と途中出場のFW斉藤光毅(横浜FCユース)が軽めの調整。MF郷家友太(神戸)は別メニューとなり、10人がミニゲームなどで約1時間調整した。

 北朝鮮戦、タイ戦にフル出場した主力の郷家は左下腿の違和感のため、大一番の準々決勝はベンチから見守った。別メニュー調整が続いていたが、試合終了の笛が鳴るとピッチに全力疾走。「歩いたら間に合わないので走りました(笑)」と歓喜の輪に加わった。

「みんながU-20W杯出場を決めてくれて僕にもチャンスをくれた。みんなに感謝しながら、優勝を目指してチームに恩返しできたらいいなと思います」。次なる目標は大会制覇だ。自身の経過は順調。勢いに乗るチームの一員としてピッチに立ちたい気持ちは高まり、「ウズウズしながら試合に出られるのを待っています」と出番を待ちわびている。

(取材・文 佐藤亜希子)

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!

トッテナム、英代表デレ・アリと長期契約締結!! 2024年まで「未来にワクワクしている」

2024年までの大型契約を締結したトッテナムMFデレ・アリ
 トッテナムは30日、MFデレ・アリとの契約を2024年まで延長したと発表した。同選手は自身の公式インスタグラムを通じて「これからの未来にとてもワクワクしている」と喜びを語っている。

 1996年生まれのデレ・アリはクラブを背負う若きMF。2015年にMKドンズから加入すると、まもなくレギュラーポジションを確保し、これまで153試合48得点を記録している。

 2018年夏にはイングランド代表としてロシアW杯にも出場。エースストライカーのFWハリー・ケインとともに将来にわたる活躍が見込まれている。

●プレミアリーグ2018-19特集

不振レアルにさらなる痛手…バラン、マリアーノが負傷離脱へ

負傷が報じられたレアル・マドリーDFラファエル・バラン
 指揮官交代に揺れるレアル・マドリーに追い討ちをかけるように、負傷者が続出しているようだ。DFラファエル・バラン、FWマリアーノ・ディアスの両選手が離脱すると、現地メディア『アス』が報じている。

 R・マドリーは今季、4勝2分4敗でリーガ・エスパニョーラ9位に沈んでいる。バルセロナとの“エル・クラシコ”で1-5の大敗を喫したことが決定打となってジュレン・ロペテギ監督が解任。サンティアゴ・ソラーリ氏が暫定的に指揮を執ることが決まった。

 だが、トラブルは首脳陣だけにとどまらない。記事によると、バルセロナ戦で負傷したバランが右足の内転筋損傷で約1か月の離脱予定。残されたセンターバックはDFセルヒオ・ラモスとDFナチョ・フェルナンデスのみとなった。また、マリアーノは右ハムストリングを痛めており、約10日間にわたって戦列を離れる見込みだという。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:オレたちの“応援リーダー”(駒澤大高・小林慎治)

インターハイ予選ではゴールも決めている駒澤大高DF小林慎治。今、彼は与えられた場所でチームを全力でサポートしている
東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」

 すんなりと受け入れられた訳じゃない。今だって割り切れない想いはずっと抱えている。でも、自分の果たすべき役割はまっとうしたい。それが3年間のすべてを注ぎ込んできたチームの、3年間を共に過ごしてきたみんなのためになるのなら。「自分に与えられた環境でしっかりやって、応援の時はチームが勝てるように応援して、もし試合に出たら自分が活躍できるようにやっていきたいと思います」。200人を優に超える駒澤大高の大応援団を束ねている小林慎治(3年)は、その場所がスタンドでもピッチでも、常に100パーセントの“温度”で自分と向き合っている。

 2年生だった昨年から、Aチームの一員として公式戦に絡んできた。今年もT1(東京都1部)リーグを主戦場にプレーし、総体予選ではゴールも記録している。最上級生として迎える最後の選手権。2年ぶりの全国を狙うチームのピースとして、自らが担える役割を見つめ直していた。だが、10月から始まる東京都予選へ臨むメンバーリストの中に、小林慎治の名前は見当たらない。「大事な試合の時に、自分のコンディションの調整不足であまり良いプレーができなくて、それで落とされてしまいました」。多少の入れ替えはあるとは言われたものの、彼がピッチに立つ可能性はその時点でひとまずなくなってしまった。

 数日後。今までとは懸ける想いの違った大会への出場が叶わなくなり、言うまでもなくショックを受けていた小林の携帯電話が鳴る。待ち受け画面に浮かんだのはヘッドコーチを務める亀田雄人先生の文字。「何だろう?」と思って出てみると、意外な提案を聞かされる。「シンジに“応援リーダー”をやって欲しい」。駒澤大高のサッカー部員は242人。単純計算でも200人近いメンバーは応援団へ回ることになる。それをまとめる役割は容易ではない。ただ、「スタッフの満場一致で『アイツしかいない』って。もう人間的に凄い子で、それが滲み出てるじゃないですか。だから、『やっぱりこの応援団をまとめられるのは彼しかいないだろう』ということで電話しました」と亀田コーチ。この言葉からも、スタッフの圧倒的な信頼感が窺える。

 もちろん逡巡がなかったはずがない。それでも、チームのことを第一に考え、「自分が一生懸命頑張るしかないと」覚悟を決めた。亀田コーチは学校で改めて“応援リーダー”就任の打診をした時のことを、こう振り返る。「そのあたりが『シンジらしいな』って思いましたけど、ふてくされたりとか微妙な顔もせず、『任せてください』って感じでしたね」。かくして小林は駒澤大高の“新・応援リーダー”の大役を引き受けることとなった。

 いざ、“応援リーダー”を務めることになったものの、2年時から試合のメンバーに入ることの多かった小林には、そもそも応援の経験自体が限られていた。「自分は去年から全然応援をやっていなくて、応援のミーティングとかも全然行っていなかったので、正直何をやっていいかわからない状態からスタートしました」。まずは総体予選など、各大会で応援の中心的な役割を担っていたチームメイトにいろいろとサポートしてもらい、1つずつ基本的なことを知る段階から始めていく。

 例えば応援歌の作成。「ノリに乗れる歌じゃないと、みんなもやっていて楽しくないと思いますし、応援している側も楽しくないと絶対に良くないと思うので」、ノリの良さそうな曲をJリーグや海外クラブのチャントから引っ張ってきて、駒澤風にアレンジする。個人の応援歌は選手の希望を聞くこともある。「ボランチの細川竜征(3年)は(エンゴロ・)カンテが良いって言って、自分で曲を持ってきたので、カンテの応援歌を竜征の応援歌にしました。アイツはプレースタイル的にもカンテが好きだと思うので、そういう希望はしっかり採っています」と小林。そのエピソードを聞くと、にわかに細川の応援歌が身近なそれに感じられる。

 応援の練習にも工夫が凝らされていた。朝。昼休み。放課後。学校生活と部活の合間を縫って練習を行う“地下ホール”の音が籠もる構造を利用して、より気持ちが乗るような雰囲気を醸成するために、本番では使用しない太鼓を叩いて、「バンバン盛り上げてやったりしています」とのこと。練習を重ねていく内に、少しずつ応援にもまとまりが出てくる。「今年はアクの強い3年生たちも結構いるんですけど、『シンジが言うんなら』ってことでやってくれてたんじゃないかなって思いますけどね」と亀田コーチ。いろいろな想いが交錯する中で、小林たち3年生にとって最後の選手権が幕を開ける。

 チームは1回戦、2回戦と順調に白星を重ねたものの、小林は「正直自分的には応援の雰囲気が良いとは言えなかったと思うんですよね」と首を傾げる。迎えた準々決勝の相手は、この夏の全国総体でもベスト16まで進出した國學院久我山高。「組み合わせが決まった時からここが大一番になると思っていた」ビッグマッチだったが、1つの懸念が持ち上がる。実は会場の都合上、応援歌を歌うことが禁止されていたのだ。

 決して手応えのある応援ができていない状況にプラスして、制約も加えられることになった決戦前夜。「もうなんかいろいろ不安で。『メンバーに入れなくて、このまま終わっちゃったらどうしよう』とか、そういうことも考えて、本当に不安だったんです」。“選手”としての想いも含めて、正直な感情を吐露した小林。そして今年の駒澤大高にとって、間違いなく一番大事な試合の日がやってくる。

「自分でもあんなふうになるとは思わなかったんですけどね」と小林が振り返れば、「スタンドがあんな感じになるとは思ってもみなくて、こっちの想像を上回るくらいでした」と亀田コーチも笑顔を浮かべる。開始早々からワンプレーごとに、赤黒の応援団は地鳴りのような歓声を巻き起こす。「試合の入りで自分たちの流れに持っていきたい気持ちがあったので、最初にああやって行けたことで、それを続けていこうと一気にみんなでやりました」。“応援リーダー”を中心に200の声という声が、グラウンドの空気を支配していく。

 前半15分に先制。2分後に追い付かれたものの、「本当に応援が凄かったので、アレが自分たちの支えになりました」と強調したキャプテンの齋藤我空(3年)を中心に、ピッチの選手たちの勢いは衰えない。後半4分には原田大渡(2年)が勝ち越しゴール。10番を背負った殊勲の2年生ストライカーも「3年生にも同級生にも応援してもらって、凄く温かみを感じたというか、『応援されてるな。自分もやらなきゃ』みたいな感じが出てきて、苦しい時は応援の方を見てやっていました」と明かす。

 その2点目のシーン。マジメな“応援リーダー”は自らの力不足を感じたという。「1点目の時に応援のメンバーがピッチに入っちゃって、それで怒られたので、2点目の時は止めようとしたんですけど、全然止め切れなくて… そこは自分が責任を取るしかないので仕方ないです」。少し意地悪なことを聞いてみた。「でも、実際は『まあ別にいいか』って思ったんじゃない?」。小林が即答する。「はい。勝てるなら怒られるぐらい全然いいと思ったので(笑)」。どうやら今年の“応援リーダー”は、ただただマジメな訳でもなさそうだ。

 勝ち越してからも、駒澤大高は確実に時間を潰していく。ヒートアップするスタンドと、冷静にゲームを運ぶピッチとの対照的な色合いが、彼らの纏う赤と黒に混じり合う。「ラストは『みんなでやり切るくらい声を掛けよう』って言っていた」応援団が、改めてワンプレーごとに強烈な圧力を相手に浴びせ続け、「絶対西が丘に行きたいという気持ち」を携えたキャプテンを筆頭に、選手はピッチを走り続ける。

 アディショナルタイムも消え去り、タイムアップを告げるホイッスルが薄暮の空に吸い込まれる。「応援メンバーの中にも泣いているヤツがいて、『本当に泣ける試合だったな』という気持ちもあったし、終わった瞬間はホッとしたというか、自分も感動してちょっと泣きました」とは小林だが、気付けばピッチで80分間を戦い抜いた齋藤も細川も泣いていた。

「ほとんどこちらが何も言わなくても、今日までも自分たちでやってくれていましたし、応援歌を歌えない中で、あれだけの温度を会場に創ってくれたんですからね。チームでどうやって応援団から力を与えるかを、彼は考えてくれていて、よく人を動かしてやってくれたんじゃないかなと思います」と亀田コーチ。「やっぱり勝ったら嬉しいです。うん。嬉しいです」。同じ言葉を2度重ねた小林にとってはこの一戦が、“応援リーダー”に就いてから初めて手応えを感じる舞台になったようだ。

 そもそも小林の役割を知るキッカケになったのは、試合後に大野祥司監督が「応援も今年は全然まとまってなかったんですよ。それで小林慎治というT1にいた子に『応援リーダーをやってくれ』って言ったら、その子が素晴らしい子なので全部やってくれて。もしできるならインタビューしてあげて欲しいですね」と話した一言だった。

 現れた小林に話を聞いてみると、「本当に人格者だと思います。こっちが尊敬できるようなレベルで。凄い子だと思います」と言い切った亀田コーチの言葉にも頷ける人間性は、すぐに透けて見えてきた。とはいえ、本人にもちろん“選手”としての自分を諦めたつもりはない。「実際に“選手”としてインタビューされないのは悔しいですし、こっちの立場でインタビューされるのは本当に悔しいですけど、こうやってチームが勝てば次にチャンスもある訳ですし、そこはチームのためにという気持ちでやるしかないと思っているので、正直悔しい所はありますけど、切り替えてやっています」と素直な想いも口にする。

“選手”としても、“応援リーダー”としても、常に100パーセントの“温度”で、その時の自分と向き合ってきたからこそ、小林は自らを取り巻くあらゆる人々から信頼を置かれる存在になってきたのだろう。ここからの選手権に向けて自身の担うべき役割を問うと、一瞬間を置いて、こういう答えを返してくれた。「もしメンバーに入れたら、逆に応援メンバーの気持ちもわかる訳ですし、そういう所の気持ちも汲み取って、本当に死ぬ気で頑張りたいと思いますし、もしメンバーに入れなくても、そこは切り替えて、本当に中の選手のために一生懸命やりたいですね。『チャンスはある』と言われているので、自分もめげずに頑張ります」。

 あるいは次の西が丘。あるいは次の次の駒沢陸上。あるいはその先の全国大会。もし小林がピッチへ立つことになれば、応援団はどれだけの声援を自分たちの“応援リーダー”に送るのだろうか。「どうしよう。シンジがメンバーに入っちゃったら」と笑った亀田コーチの懸念が、小林の存在感の大きさを改めて如実に物語っている気がした。

 すんなりと受け入れられた訳じゃない。今だって割り切れない想いはずっと抱えている。でも、自分の果たすべき役割はまっとうしたい。それが3年間のすべてを注ぎ込んできたチームの、3年間を共に過ごしてきたみんなのためになるのなら。200人を優に超える駒澤大高の大応援団を束ねている小林慎治は、その場所がスタンドでもピッチでも、常に100パーセントの“温度”で自分と向き合っている。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

▼関連リンク
SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史
●【特設】高校選手権2018

残留争う大一番、川又弾で磐田に軍配!! 湘南は中2日の“優勝布陣”裏目に…

決勝ゴールを決めたジュビロ磐田FW川又堅碁
[10.30 J1第28節延期分 磐田1-0湘南 ヤマハ]

 J1リーグは30日、台風24号接近で延期となっていた第28節1試合を行い、3日前にルヴァンカップ初制覇を果たした湘南ベルマーレとジュビロ磐田が対戦した。ともにJ1残留を争うチーム同士の一戦は磐田が1-0で勝利。7試合ぶりの白星で降格圏と勝ち点4差の13位に浮上した。

 ホームの磐田は21日の第30節長崎戦(△0-0)から先発2人を変更。MF中村俊輔が負傷のためメンバーを外れ、DF櫻内渚がベンチに回り、DF小川大貴とFW大久保嘉人が新たに入った。湘南は27日に行われたルヴァン杯決勝の横浜FM戦(○1-0)と同じスターティングイレブンで臨んだ。

 3日前に大舞台を戦った疲労が色濃い湘南に対し、磐田が先にスコアを動かした。前半34分、FW川又堅碁のポストプレーからMF山田大記が前を向き、PA際に浮き球のパスを配給。これを巧みに競り合ったMF松浦拓弥が頭で落とすと、PA内に抜け出した川又が左足ダイレクトで叩き込んだ。

 1点を追う湘南はハーフタイム明け、MF秋野央樹に代えてFWイ・ジョンヒョプを投入し、MF石川俊輝を中盤に下げる。後半11分には磐田にアクシデント。接触のない場面で倒れ込んだDFエレンに代わって櫻内が出場した。湘南は同12分、FW梅崎司に代わってMF菊地俊介が入った。

 湘南は後半26分、ルヴァン杯最優秀選手に輝いたDF杉岡大暉のアーリークロスにFW山崎凌吾が頭で合わせたがGKカミンスキーが難なくキャッチ。磐田は同35分、MF松本昌也との交代を告げられたFW大久保嘉人に警告が出され、次節出場停止が決まった。敵陣での精度を欠いた湘南は終盤に猛攻をしかけたがそのままタイムアップ。あえてルヴァン杯決勝と同じ布陣で臨んだが、タイトル獲得の勢いを持続することができなかった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

磐田vs湘南 試合記録

【J1第28節】(ヤマハ)
磐田 1-0(前半1-0)湘南


<得点者>
[磐]川又堅碁(34分)

<警告>
[磐]大久保嘉人(80分)、上原力也(90分)

観衆:9,026人
主審:村上伸次
副審:大塚晴弘、鈴木規志
残留争う大一番、川又弾で磐田に軍配!! 湘南は中2日の“優勝布陣”裏目に…
9月30日開催のJ1で2試合目…磐田vs湘南も台風で試合中止


<出場メンバー>
[ジュビロ磐田]
先発
GK 21 カミンスキー
DF 3 大井健太郎
DF 6 エレン
(56分→DF 5 櫻内渚)
DF 24 小川大貴
DF 41 高橋祥平
MF 7 田口泰士
MF 11 松浦拓弥
(85分→DF 25 大南拓磨)
MF 19 山田大記
MF 30 上原力也
FW 20 川又堅碁
FW 22 大久保嘉人
(80分→MF 14 松本昌也)
控え
GK 36 三浦龍輝
MF 23 山本康裕
MF 27 荒木大吾
FW 18 小川航基
監督
名波浩

[湘南ベルマーレ]
先発
GK 1 秋元陽太
DF 13 山根視来
DF 20 坂圭祐
DF 8 大野和成
MF 36 岡本拓也
MF 34 金子大毅
(79分→FW 50 小川慶治朗)
MF 10 秋野央樹
(46分→FW 9 イ・ジョンヒョプ)
MF 29 杉岡大暉
FW 6 石川俊輝
FW 38 山崎凌吾
FW 7 梅崎司
(57分→FW 2 菊地俊介)
控え
GK 21 富居大樹
DF 4 アンドレ・バイア
MF 41 ミキッチ
FW 23 高山薫
監督
チョウ・キジェ

“東京屈指のCB”駒澤大高DF齋藤、旧友たちとの「絶対に負けたくない」戦い制す

勝利を喜ぶ駒澤大高DF齋藤我空
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 駒澤大高 2-1 國學院久我山高 実践学園高尾G]

 東京屈指のCB、駒澤大高DF齋藤我空主将(3年)は試合終了の笛が鳴ると、笑顔で飛び跳ねながら応援席へ。そしてクールダウン後、開口一番に「めちゃめちゃ嬉しいです」と語り、控え部員たちと勝ち取った「全員の勝利」を強調していた。

 入学直後から主軸のCBは優勝した16年関東大会で優秀選手に選出され、同年度の選手権では全国8強。誰よりも多くの経験を積んできたDFにとってこの國學院久我山高戦は、チームとしてはもちろん、個人としても絶対に負けたくない試合だった。

「自分たち、(今年は)関東大会もインターハイも結果が出ていなくて、自分も1年の時にいい経験をさせてもらったんですけれども、このチームでは何も成し遂げていない。絶対に(準決勝の行われる)西が丘に行きたかったですし、個人的には(國學院久我山高には)国体の仲間が3人いたので、絶対に負けたくないというか、自分個人としても絶対に勝ちたかった」

 齋藤は1年時の国体で、國學院久我山の左SB竹浪良威主将とMF高橋黎、そしてFW宮本稜大(すべて3年)とともに全国4位。相手エースの宮本とはマッチアップする形となったが、彼が抜け出そうとした瞬間に齋藤が距離を縮めてカットするなど決定的な仕事をさせなかった。

「動き出しが本当に上手いんでアイツ(宮本)は。80分間ずっと集中しなければ剥がされていたと思うんですけれども、応援のためにとか、支えてくださった人のためにとか考えたら、一瞬も気を抜けないなと思ったのでそこが集中できた要因かなと思います」

 加えて、「調子が良かった」というヘッドで再三相手のフィードを跳ね返し、スピードを活かしてスペースを広範囲にカバー。自身の思いも込めて戦い、勝利を大喜びした齋藤だが、すぐに次の戦いへ目を向けていた。「ここで終わりじゃないので、次勝って、(決勝戦が行われる)駒陸(駒沢陸上競技場)へ行って、駒陸でも勝って全国に行きたいと思っています」。2年前、先輩に経験をさせてもらった全国。今度は大黒柱となった自分が後輩たちに貴重な経験をする機会をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

[MOM2667]駒澤大高FW原田大渡(2年)_元DFの10番が大一番で存在感放ち、決勝ゴール

後半4分、駒澤大高FW原田大渡が勝ち越しゴール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 駒澤大高 2-1 國學院久我山高 実践学園高尾G]

 過去3年間で2度全国8強入りしている駒澤大高と今夏のインターハイ16強・國學院久我山高との注目対決。力のある選手たちの攻防戦は見応えがあったが、2年生ながら駒澤大高の10番を背負うFW原田大渡のプレーが特に印象的だった。

 180cm近い長身と、コンタクトの強さを活かしたボールキープ。例え、前線に1人しか残っていなくても相手DFからボールを守り、攻撃の時間を生み出していた。そして、前を向けば力強い突破からのシュートや確実にCKを獲得するプレー。元々CBで守備面でも効果的な動きをしていた原田が、攻撃の時間を増やしたい國學院久我山高にとって厄介な選手になっていたことは間違いない。

 そして、後半4分には右SB山田英生(3年)の右クロスを頭で合わせて決勝点。DFラインとGKの間へのクロスを狙い通りのヘディングシュートで合わせて、大きな1点をもたらした。「ヘディングした時は実感沸かなかったんですけれども、みんなが『ウワー』となって、入ったんだと」。すぐさま応援席に走り出した原田は、チームメートの輪の中に吸い込まれていた。

「自分、『点決められない』とずっと言われていて、Tリーグ(東京都1部リーグ)でも決められなくてずっと悩んでいたんですけれども、みんな応援してくれて、みんな『良かった』みたいな感じで言ってくれたので気持ち良かった。応援に応えられた」

 主将のCB齋藤我空(3年)も「(きょうの原田は)ヤバかったです。アイツと羽鳥(陽祐)は前一人しかいないのにずっとキープしてくれていて助かりました。きょう、アイツらが『マン・オブ・ザ・マッチ』じゃないですか」と絶賛するプレー。10番のプレッシャーを感じながら戦ってきた2年生は仲間に認められる活躍で、駒大高を大一番での白星へ導いた。

 これまで選手権予選で勝てていなかった國學院久我山に勝利。だが、本当の勝負はこれからだ。全国まであと2勝。「自分が点を決めて全国に行けるようにすること、味方が守ってきたボール、DFが跳ね返してきたボールを必ず収めることを意識していきたい」というストライカーが、自分の役割を果たしながら、ゴールを貪欲に目指して再び駒大高に歓喜をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

冬移籍に賭けたいレアル、乾同僚の元バルサDFをリストアップか

R・マドリーが関心を寄せているというベティスDFマルク・バルトラ
 バルセロナとの“エル・クラシコ”で3連敗目を喫し、ジュレン・ロペテギ監督が解任されたレアル・マドリーだが、冬の移籍マーケットでMF乾貴士の同僚に関心を持っているようだ。スペインメディア『アス』が報じている。

 R・マドリーは今季、FWクリスティアーノ・ロナウドの流出も影響し、異例の不振に直面。ここまで4勝2分4敗の9位に沈んでおり、クラシコの敗戦を機に指揮官の解任に踏み切った。

 ここで注目が集まるのは冬の補強。記事によると、最大の関心の先はベティスのDFマルク・バルトラだという。

 バルトラは11歳からバルセロナに在籍した「ラ・マシア」育ちのセンターバック。プロ生活をカタルーニャでスタートさせた後、ドルトムントではMF香川真司とも一緒にプレーし、チームバスの爆破事件で負傷した際には国内外で話題となった。

 ベティスには乾とともに今季から所属しており、開幕当初から主力の座を確保して3バックの中央を担当。キケ・セティエン監督の極端なポゼッション戦術の要を務め、最終ラインからの長短パスで欠かせない存在となっている。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

「集中力」と「一体感」で國學院久我山飲み込む。駒澤大高が“ビッグマッチ”制して東京B準決勝へ

強敵撃破を喜ぶ駒澤大高イレブン
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 駒澤大高 2-1 國學院久我山高 実践学園高尾G]

 東京Bブロック4強入りを懸けた“ビッグマッチ”は、駒大高が制す! 28日、第97回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック予選準々決勝で15、16年度全国8強の駒澤大高と15年度全国2位、今夏のインターハイ16強の國學院久我山高が対戦。早くも実現した実力派同士の注目カードは、駒大高が2-1で競り勝ち、準決勝(11月11日、対駿台学園高)進出を決めた。

 240人超の部員全員の力で強敵を飲み込んだ。前半15分に駒大高MF涌井蓮(3年)がこぼれ球を押し込んでスコアを動かしたのに対し、國學院久我山は直後の17分に左FW山下貴之(2年)の突破から右FW戸坂隼人(2年)が決めて同点に追いつく。

 互いに譲らない展開の前半となったが、一つひとつの競り合いで上回るたびに控え部員たちの大歓声が飛ぶ駒大高の集中力は特に高かった。10番FW原田大渡(2年)や前半途中に投入されたFW羽鳥陽祐(3年)が前線から走り回って國學院久我山にプレッシャーをかけ続ける。國學院久我山はCB豊田歩(3年)やMF高橋黎(3年)が後方からボールを繋いで攻めるものの、なかなか相手の懐に潜り込むことができない。

 対して、駒大高はボールを奪うと勢いのあるサイド攻撃でセットプレーを獲得。ロングスローなどから相手にプレッシャーをかける。前半アディショナルタイムには得意の空中戦の応酬から、最後は原田がDFをかわしてシュートを打ち込んだ。

 國學院久我山は後半2分、MF福井寿俊(2年)の右足ミドルのこぼれ球に10番FW宮本稜大(3年)が反応したが、シュートをゴール右に外してしまう。その直後、駒大高が勝ち越し点を奪った。左クロスのこぼれをMF細川竜征(3年)が頭で右サイドへ繋ぐと、右SB山田英生(3年)がGKとDFラインの間へ絶妙なクロスボール。これを原田が頭で合わせて2-1とした。

 ゴールを決めた原田は一直線で応援席へ。控え選手たちと喜びを爆発させていた。駒大高の応援席からは5分に一度くらいのペースで「盛り上げようぜ!」の声。大応援に後押しされ、また大野祥司監督が「(選手たちには)『集中力』『一体感』しか言わなかった」という駒大高は個々が責任感強いプレーを見せる。その鋭い出足の前に、國學院久我山は判断が遅れてしまうシーンが増えてしまっていた。

 反撃する國學院久我山は宮本の抜け出しや、鋭いターンからPAへ切れ込むMF大窟陽平(1年)が危険な存在になっていたが、駒大高はゴール前で体を張って決定打を打たせない。また、ハイボールは主将のCB齋藤我空(3年)がシャットアウト。奪ったボールをこの日、存在感が際立っていた原田や羽鳥が収めるなど、むしろ駒大高が攻撃時間を伸ばしていく。

 諦めない國學院久我山は左SB竹浪良威主将(3年)のポジションを上げ、スピードの速いパスワークや大きな展開、個の突破を交えて駒大の守りのズレを生み出そうとする。だが、出足の速さや集中したカバーリングを続ける駒大高の堅守は最後まで揺るがず。2-1で勝利を決めた駒大高の選手たちは、応援席から飛び出してきた控え選手たちと歓喜の抱擁を繰り返していた。

 強敵を飲み込むような戦いを見せた駒大高の齋藤は、「本当に応援が自分たちの支えになったので、応援の人たちには感謝しかないですね。大野先生もずっと『一体感』のことを言っていて、ピッチに立っている自分たちだけじゃなくて、応援も含めて全員で勝った勝利かなと思います」と胸を張った。

 駒大高は今大会初戦直前、Aチームで出場してきたDF小林慎治(3年)が応援リーダーに回り、彼を中心に「一体感」ある大応援。「全然(試合に出ることを)諦めていないですし、自分は与えられた環境でしっかりやって、応援の時はしっかりチームのために応援してチームが勝てるように、そしてまた自分が活躍できるようにやっていきたい」という小林ら全力でサポートしてくれる仲間たちに全国大会で出場チャンスを与えるためにも、駒大高はまだまだ負ける訳にはいかない。

 インターハイ予選の2次予選初戦で敗退するなど、今年は悔しい思いを経験してきた。それでも「この選手権に入って成長している」(大野監督)という駒大高がこの日のような「集中力」と「一体感」のある戦いを続け、2年ぶりに全国切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

日本も出場決定!! U-20W杯のアジア予選突破国が出揃う…“決定戦”では7-3の打ち合いも

アジア予選を突破した韓国、サウジアラビア、カタール
 AFC U-19選手権は29日までに準々決勝4試合を終え、来年5〜6月にポーランドで行われるU-20ワールドカップの出場チームが決まった。開催国インドネシアを2-0で下したU-19日本代表のほか、韓国、サウジアラビア、カタールが世界への切符を手にしている。

 2大会連続の出場を狙う韓国は準々決勝でタジキスタンと対戦。前半44分に決まったヨン・セジンの先制点を守り切り、1-0で辛くも勝利した。同じく2年連続での出場を目指すサウジアラビアはオーストラリアと対戦し、1-1で折り返した後半に2点を追加し、3-1で勝った。

 2022年のワールドカップ開催を控え、若年層の強化に取り組んでいるカタールはタイとの熱戦を勝ち抜いた。前半13分と同21分に2点を先制したが、後半の3失点で逆転。ところが終了間際に同点に追いつくと、延長戦で一挙4点を追加し、2年ぶり4回目のU-20W杯出場を決めた。

 AFC U-19選手権は11月1日、準決勝を開催。カタール対韓国、日本対サウジアラビアが行われ、同4日の決勝戦を目指す。

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!

日章学園がFW鈴木2発など快勝!宮崎日大高は初V王手:宮崎

 第97回全国高校サッカー選手権宮崎県予選は27日、準決勝を行い、日章学園高宮崎日大高が決勝に駒を進めた。

 インターハイ8強の日章学園は延岡学園高と対戦。前半はスコアレスに終わったが、後半にFW鈴木陽介が2ゴールを挙げるなど4-0で完封勝ち。6年連続となる決勝進出を決めた。初出場を目指す宮崎日大高は、前半29分にFW松田竜弥が先制点を決めると、後半にも2点を追加して日南学園高に3-0で勝った。

 決勝のカードは今年1月の新人戦、同6月のインハイ予選決勝と同じ日章学園vs宮崎日大高に決定。ともに日章学園が勝利しているが、今回も日章学園が勝つか、それとも宮崎日大高がリベンジを果たすか――。

 注目の決勝は、11月4日にKIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園サッカー場で行われ、キックオフは午後1時を予定している。

[決勝](11月4日)
日章学園高 - 宮崎日大高

[準決勝](10月27日)
日章学園高 4-0 延岡学園高
日南学園高 0-3 宮崎日大高

[準々決勝](10月20日)
日章学園高 11-0 妻高
延岡学園高 2-1 鵬翔高
宮崎工高 0-1 日南学園高
都城工高 1-2 宮崎日大高

●【特設】高校選手権2018

DAZNがスペイン国王杯を独占放送! 30日深夜から4回戦スタート

1部クラブは4回戦からの参戦
 DAZNは29日、2018-19シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を独占放映することが決まったと発表した。リーガ・エスパニョーラ1部クラブが登場する4回戦第1戦が今月30日にスタートする。

 2017-18シーズンの決勝ではバルセロナがセビージャを5-0で破り、4シーズン連続30回目の優勝を達成。5連覇が決まれば1900年代にレアル・マドリー、1920〜30年代にビルバオが成し遂げた4連覇を上回り、単独トップの記録となる。

 4回戦はメリリャ(3部)対レアル・マドリー、コルドバ(2部)対ヘタフェ、クルトゥラル・レオネサ(3部)対バルセロナ、ラシン(3部)対ベティスが放送予定に入っており、クラシコを戦ったばかりの“2強”と日本人選手の戦いぶりが見られそうだ。

4回戦の対戦カードは以下のとおり

■4回戦
▽第1戦
(2018年10月30日)
エブロ(3部) 27:30 バレンシア
ルーゴ(2部) 27:30 レバンテ
レガネス 28:30 ラージョ
サン・アンドレウ(4部) 29:30 アトレティコ・マドリー

(10月31日)
メリリャ(3部) 27:30 レアル・マドリー
アラベス 28:30 ジローナ
コルドバ(2部) 28:30 ヘタフェ
マジョルカ(2部) 28:30 バリャドリー
クルトゥラル・レオネサ(3部) 29:30 バルセロナ
ビルバオ 延期 ウエスカ

(11月1日)
スポルティング・ヒホン(2部) 20:00 エイバル
セルタ 24:15 ソシエダ
ビジャノベンセ(3部) 24:15 セビージャ
アルメリア(2部) 26:30 ビジャレアル
カディス(2部) 26:30 エスパニョール
ラシン(3部) 28:45 ベティス

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

「ACL決勝は凄いこと」安部裕葵の離脱、ACLファイナル参戦に影山監督もエール

U-20W杯出場権獲得に貢献したMF安部裕葵(鹿島)
 U-19アジア選手権に出場しているU-19日本代表からMF安部裕葵(鹿島)がクラブ事情のため離脱した。

 安部が今大会に帯同している間に鹿島のクラブ史上初となる決勝進出が決定。過密日程が続く中でDF内田篤人、MF遠藤康らが負傷離脱しており、U-20W杯出場権獲得後に代表チームを離脱することが予想されていた。

 タレント揃いのU-19日本代表チームで10番をつけた安部は今大会で1ゴール2アシストを記録するなど攻守に貢献した。ACLファイナルではペルセポリス(イラン)と激突し、第1戦は11月3日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催される。

 アウェーの第2戦はアザディ・スタジアム開催。観客数はU-19アジア選手権準々決勝の約6万人を上回る約10万人が来場するとみられ、日本サッカー界の未来を担う19歳にとっては大きな国際経験の場となる。「ACL決勝は凄いこと」と話す影山雅永監督は「日本サッカー界として高いステージで選手を戦わせること」の重要性を説いた。

「どちらが選手をより大きな選手にできるのか。準々決勝の観衆も凄かったけれど、(ACL決勝は)10万人のお客さんが入る試合」。10番に残って欲しい気持ちもあり、監督としては悩ましかったが、「離脱した場合は喜んで送り出してあげたい」とエールを送った。

●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
★日本戦全試合はCS放送のテレ朝チャンネル2で生中継!

北澤豪会長が「マックハッピーデー」で寄付を呼びかけ。”最後のお宝”についた値段は……?

 写真提供:日本マクドナルド株式会社
 日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪氏は28日、全国のマクドナルド店舗で実施されたチャリティーキャンペーン「マックハッピーデー」に参加した。1児の母となったタレントの関根麻里とともに、マクドナルドお台場デックス店、中野セントラルパーク店の2店舗を訪問し、寄付を呼びかけた。

 このキャンペーンは全国のマクドナルドでハッピーセットを買うと1つにつき50円が、病気と闘う子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス(DMH)」に寄付されるもの。DMHのアンバサダーをつとめる北澤会長は、約639,000個売れたハッピーセットの販売に貢献した。

 長い間、様々なチャリティー活動を続けている北澤会長はこう明かす。

「サッカーも含めてスポーツは強いということも大事だと思うが、やはり世の中の何の役に立っているかということが大事だと思います。サッカー選手は普段、サッカーをすることで誰かをサポートしている。ピッチ内でのプレーで実践されていると思うが、ピッチ外でも誰かのために何ができるか、ということを考えることは同じかなと思います」

 今年は新たな取り組みとして、店舗に来られない人などがこの活動に参加できるよう、15日から2週間、ヤフオク!サイトで「マックハッピーデー チャリティオークション」を開催した。北澤会長は1993年のJリーグ開幕時に着用したヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の直筆サイン入りユニフォームを出品。ほかのユニフォームは自宅にはなく、手元に残っていた”最後のお宝”に351,500円もの値がついた。また、芸能人やスポーツ選手、アーティストなどの著名人による出品のオークション合計落札額は約 2,300,000円となった。


●障がい者サッカー特集ページ



宇和島東がPK戦を制して夏冬連覇に王手!八幡浜工は27年ぶり決勝進出:愛媛

 第97回全国高校サッカー選手権愛媛県予選の準決勝が27日に行われた。決勝は11月10日にニンジニアスタジアムで行われ、キックオフは12時を予定している。

 新人戦とインターハイ予選で決勝まで勝ち進んだ今治東中等教育学校が2回戦敗退、Jリーグ注目のGK伊藤元太とFW向井和哉を擁する松山工高が準々決勝で姿を消した愛媛。決勝は宇和島東高vs八幡浜工高に決まった。

 夏冬連覇を狙う宇和島東は済美高と対戦。1-2で迎えた後半終盤にFW豊田湧が同点ゴールを奪うと、2-2で突入したPK戦を4-3で制した。八幡浜工はDF松井俊介ら3点を奪い、2年ぶり出場を目指す松山北高を3-1で退けた。八幡浜工の決勝進出は27年ぶりとなる。

[決勝](11月10日)
宇和島東高 - 八幡浜工高

[準決勝](10月27日)
宇和島東高 2-2(PK4-3)済美高
八幡浜工高 3-1 松山北高

[準々決勝](10月20日)
宇和島東高 3-0 大洲高
松山工高 0-1 済美高
松山聖陵高 0-1 八幡浜工高
帝京五高 1-3 松山北高

●【特設】高校選手権2018

「浮いているくらい」までに声発し、全国求める司令塔。帝京MF三浦が決勝ヘッド:東京B

帝京高MF三浦颯太が気迫のプレーで中央突破
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 堀越高 1-2 帝京高 実践学園高尾G]

 何としても全国へ――。そのためならば何でもやる心構えでいる。名門・帝京高の注目司令塔・MF三浦颯太(3年)はこの日、異質な空気感を放っていた。ボランチの位置からドリブルでPAへの侵入を狙い、決定的なラストパス。それ以上に目立っていたのが、自分勝手なプレーを許さない姿勢だった。

 サイドを突破した味方が中央でフリーの選手がいるにもかかわらず、角度のない位置からシュートを放った際には強烈なダメ出し。ほかにも普段からチームで心がけている「100パーセント」のプレーを選択せずに、確率の低いシュートを放った際や精度の低いプレーをした際などには容赦なく言葉をぶつけていた。

 高いレベルの試合になればなるほど1点の重みが大きくなる。近年、帝京はその1点で泣くことも多いだけに、三浦はリーダーの一人として指摘。これまでは進んで大声を出すタイプではなかったが、「みんな、緊張もまだしていたんで、『一人だけ声出して、浮いているくらいやらないといけない』と」。1年時からの経験者でもある自分の声で、チームの浮ついた部分を消そうとしていた。

 その三浦は鮮やかなボールさばきとスペースを縫うドリブルでボールを前進させ、前半にはクロスバー直撃のヘディングシュート。後半25分には左SB石井隼太(2年)のFKから頭で決勝点を叩き出した。注目レフティーはチームを勝たせるプレー。念願の全国出場へ一歩前進した。

 一方で、判定について主審に食い下がり、イエローカードを受けたシーンについては猛省。勝ちたいという気持ちが強すぎて、余裕をなくしてしまっていた。不要なカードはチームに迷惑をかけてしまう可能性がある。

 ただし、淡々と勝利を目指していた印象の以前と比べると、意識が変化していることも確か。昨年、一昨年のように、あと一歩で負ける経験はもう、したくない。三浦は「去年、一昨年よりも出たいという気持ちが何倍も強いので、それが形になっているのかなと思っています」。力みすぎてはダメだろうが、強い気持ちを持ち続けて今年こそ、必ず全国切符を掴む。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

決勝は昨年と同じカードに…連覇狙う作陽と岡山学芸館が全国切符を争う:岡山

 第97回全国高校サッカー選手権岡山県予選の準決勝が28日に行われ、作陽高岡山学芸館高が決勝進出を決めた。

 決勝は昨年と同じカードとなった。連覇狙う作陽は就実高と対戦し、前半2分のDF小平ヒロトの先制点により1-0で競り勝った。2年ぶり出場を狙う岡山学芸館は、直接FKで挙げた1点を守り抜き、玉野光南高を1-0で下した。

 決勝は11月4日にシティライトスタジアムで開催。キックオフは午前11時40分を予定している。

[決勝](11月4日)
作陽高 - 岡山学芸館高

[準決勝](10月28日)
作陽高 1-0 就実高
玉野光南高 0-1 岡山学芸館高

[準々決勝](10月27日)
作陽高 6-0 水島工高
関西高 0-2 就実高
玉野光南高 4-1 岡山芳泉高
岡山学芸館高 3-1 倉敷古城池高

●【特設】高校選手権2018

決勝は昨年と同じカードに…連覇狙う作陽と岡山学芸館が全国切符を争う:岡山

 第97回全国高校サッカー選手権岡山県予選の準決勝が28日に行われ、作陽高岡山学芸館高が決勝進出を決めた。

 決勝は昨年と同じカードとなった。連覇狙う作陽は就実高と対戦し、前半2分のDF小平ヒロトの先制点により1-0で競り勝った。2年ぶり出場を狙う岡山学芸館は、直接FKで挙げた1点を守り抜き、玉野光南高を1-0で下した。

 決勝は11月4日にシティライトスタジアムで開催。キックオフは午前11時40分を予定している。

[決勝](11月4日)
作陽高 - 岡山学芸館高

[準決勝](10月28日)
作陽高 1-0 就実高
玉野光南高 0-1 岡山学芸館高

[準々決勝](10月27日)
作陽高 6-0 水島工高
関西高 0-2 就実高
玉野光南高 4-1 岡山芳泉高
岡山学芸館高 3-1 倉敷古城池高

●【特設】高校選手権2018

磐田vs湘南 スタメン発表

[10.30 J1第28節](ヤマハ)
※19:00開始
主審:村上伸次
副審:大塚晴弘、鈴木規志
<出場メンバー>
[ジュビロ磐田]
先発
GK 21 カミンスキー
DF 3 大井健太郎
DF 6 エレン
DF 24 小川大貴
DF 41 高橋祥平
MF 7 田口泰士
MF 11 松浦拓弥
MF 19 山田大記
MF 30 上原力也
FW 20 川又堅碁
FW 22 大久保嘉人
控え
GK 36 三浦龍輝
DF 25 大南拓磨
DF 5 櫻内渚
MF 14 松本昌也
MF 23 山本康裕
MF 27 荒木大吾
FW 18 小川航基
監督
名波浩

[湘南ベルマーレ]
先発
GK 1 秋元陽太
DF 13 山根視来
DF 20 坂圭祐
DF 8 大野和成
MF 36 岡本拓也
MF 34 金子大毅
MF 10 秋野央樹
MF 29 杉岡大暉
FW 6 石川俊輝
FW 38 山崎凌吾
FW 7 梅崎司
控え
GK 21 富居大樹
DF 4 アンドレ・バイア
MF 41 ミキッチ
FW 2 菊地俊介
FW 23 高山薫
FW 50 小川慶治朗
FW 9 イ・ジョンヒョプ
監督
チョウ・キジェ

●[J1]第28節延期分 スコア速報
●[J1]第28節2日目 スコア速報

自ら志願して主将になったアンプティ日本代表・古城暁博の男気

ゴールを狙って萱島比呂(右)が後半、攻撃に加わったが、得点ならず
[10.29 アンプティサッカーW杯C組 日本代表 0-3 コロンビア代表]

 両手で顔を覆ったまま、しばらく立ち上がれなかった。0-0で迎えた後半14分、最終ラインにいたFP古城暁博が相手のキックインボールをクリアしようとジャンプして頭で合わせたが、そのまま自陣ゴールに吸い込まれた。主将の古城は、与えたくなかった先制点を奪われたショックを隠し切れなかった。

 大会前、古城はこう明かしていた。

「目標とするベスト4は簡単ではないかもしれないが、自分たちの目指す組織力を発揮できれば、手が届かない場所ではない」

 明日対戦するポーランド代表は、大会の優勝候補にもあがる実力国。決勝トーナメント進出を目指す上で、初戦のコスタリカ代表とコロンビア代表には勝ちたかった。前半10分すぎに、古城は相手選手と交錯した際、激しく顔面を蹴られた。しばらく立ち上がれず、退場してから再びピッチに戻った主将の熱い責任感は、「勝利」という形で実らなかった。

 古城は昨年6月のポーランド遠征で主将に初めて選ばれたが、正式に就任したのはW杯に備えて行った7月の宮崎合宿の後。杉野正幸監督に半ば志願する形で申し出た。

「そのとき4人の副将も選んで、杉野さんに『やらせてほしい』とお願いしたんです。経験ある選手の中に若い選手も入ってきていたので、今回いい結果を残すことだけでなく、将来さらに強くなるにはどうすればいいかを考えました。若手のお手本となる存在を意識してほしい、という気持ちもこめて、ヒッキ(エンヒッキ松茂良ジアス)や萱島(比呂)もリーダーに指名したんです」

神妙な面持ちで君が代を歌う古城暁博(右から3人目)

 今大会の日本代表の年齢層は43歳のFP若杉幸治から代表から漏れたがチームに帯同中の15歳、近藤碧まで幅広い。39歳の冨岡忠幸や33歳の平賀智行とともに副将に指名した29歳のエンヒッキや23歳の萱島は、若手にとっては憧れの存在。2人に引っ張る意識を持たせることで若手をなるべく遠慮なくチームに溶け込ませ、チームの結束を高める狙いがあった。この日は勝利という形で実らなかったが、明日、目標としてきたポーランドとの決戦を控える。グループ内の順位は明日の結果で決まる。

「非常に残念な結果となってしまった。やりたいサッカーができなかった。選手・スタッフは何か成し遂げる力のある者ばかりなので、明日以降、挽回したい」

 肩を落とした杉野監督も前を見据える。今まで培ってきた結束力を、土壇場で発揮させるつもりだ。

●障がい者サッカー特集ページ

聖和学園が後半5発!連覇狙う仙台育英と決勝で激突:宮城

 28日、第97回全国高校サッカー選手権宮城県予選の準決勝が行われた。

 2年連続33回目の出場を目指す仙台育英高利府高と対戦。前半はスコアレスに終わったが、後半にMF柳生雄哉とFW結城陽向が得点を挙げ、2-0で快勝した。“ドリブル軍団”聖和学園高はスコアレスの後半にゴールラッシュ。仙台三高を5-1で下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 なお、決勝は11月3日にユアテックスタジアム仙台で行われ、12時キックオフを予定している。

[決勝](11月3日)
仙台育英高 - 聖和学園高

[準決勝](10月28日)
仙台育英高 2-0 利府高
聖和学園高 5-1 仙台三高

[準々決勝](10月27日)
仙台育英高 3-0 東北学院高
仙台城南高 1-4 利府高
宮城県工高 1-3 聖和学園高
仙台商高 0-0(PK9-10)仙台三高

●【特設】高校選手権2018

[アンプティW杯]日本代表はコロンビアに0-3で完敗。決勝トーナメント進出をかけて明日ポーランドと対戦

【アンプティサッカーW杯 メキシコ大会】(メキシコ・サンファンデロスラゴス)
日本代表 0-3(前半0-0)コロンビア代表

 日本代表は前半から積極的に攻め込んだが、シュートはゴールの枠をとらえられず。同10分すぎには、相手FKを起点に自陣ゴール前で相手攻撃陣と競り合った古城暁博主将が顔面を蹴られてピッチに倒れ、負傷退場。古城の体を張った守りもあり、前半は両チームともに無得点のまま前半を終えた。
 点をとりたい日本代表は後半、サイドバックの位置にいたFP萱島比呂を攻撃陣にあげたが、逆に同14分、負傷退場からピッチに戻ってきた古城が、相手FKのボールをクリアしようとヘディングしたが、そのまま自陣ゴールに吸い込まれるオウンゴールで先制を許してしまう。まさかの展開に動揺したのか、同18分、試合終了間際のアディショナルタイム2分すぎと相手選手へのマークが甘くなったところを失点し、0-3で敗れた。

得点者
[日本代表]
なし

日本代表出場メンバー
前半
GK12長野哲也
FP7 加藤誠
FP8 星川誠
FP9 萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP13川西健太
FP14古城暁博★

後半
GK12長野哲也
FP2 遠藤好彦
FP7 加藤誠
FP8 星川誠
FP9 萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP11天川隼輝
監督杉野正幸

【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号、★は主将
試合のハイライト映像はこちらです


●障がい者サッカー特集ページ

[アンプティW杯]日本代表はコロンビアに0-3で完敗。決勝トーナメント進出をかけて明日ポーランドと対戦

【アンプティサッカーW杯 メキシコ大会】(メキシコ・サンファンデロスラゴス)
日本代表 0-3(前半0-0)コロンビア代表

 日本代表は前半から積極的に攻め込んだが、シュートはゴールの枠をとらえられず。同10分すぎには、相手FKを起点に自陣ゴール前で相手攻撃陣と競り合った古城暁博主将が顔面を蹴られてピッチに倒れ、負傷退場。古城の体を張った守りもあり、前半は両チームともに無得点のまま前半を終えた。
 点をとりたい日本代表は後半、サイドバックの位置にいたFP萱島比呂を攻撃陣にあげたが、逆に同14分、負傷退場からピッチに戻ってきた古城が、相手FKのボールをクリアしようとヘディングしたが、そのまま自陣ゴールに吸い込まれるオウンゴールで先制を許してしまう。まさかの展開に動揺したのか、同18分、試合終了間際のアディショナルタイム2分すぎと相手選手へのマークが甘くなったところを失点し、0-3で敗れた。

得点者
[日本代表]
なし

日本代表出場メンバー
前半
GK12長野哲也
FP7 加藤誠
FP8 星川誠
FP9 萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP13川西健太
FP14古城暁博★

後半
GK12長野哲也
FP2 遠藤好彦
FP7 加藤誠
FP8 星川誠
FP9 萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP11天川隼輝
監督杉野正幸

【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号、★は主将

●障がい者サッカー特集ページ

帝京の2年生左SB石井、得意の左足で2アシスト:東京B

前半23分、左SB石井隼太の左足パスから帝京高の先制点が生まれた
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 堀越高 1-2 帝京高 実践学園高尾G]

 2年生レフティーが、名門にプラスアルファをもたらしている。この日、帝京高の左SB石井隼太(2年)は2アシストの活躍。前半13分に左サイドを縦突破してFW赤木裕貴主将(3年)の頭にクロスを通していた石井は、23分にMF入澤大(3年)からのパスを受けると左足でラストパスを入れる。これに走り込んだFW佐々木大貴(3年)が右足でゴール右隅に決めて先制点となった。

 その後も正確な左足キックでMF三浦颯太(3年)のクロスバー直撃のヘディングシュートなどを引き出していた石井は後半25分、右中間後方からの左足FKで三浦のゴールをアシスト。FC東京U-15むさし出身の2年生SBは柔らかいボールキープと左足、豊富な運動量含めてチームの大きな戦力になっている印象だ。

 選手権独特の緊張感。初戦は硬さがあり、この日も試合前は緊張していたという。だが、「アップしていて(日比威監督から)『硬いぞ』と。『裏取られても自分の100パーセントできる力をもってやれば大丈夫だから自信を持っていけ』と言われて、そこで結構緊張がほぐれて2アシストできてよかったです」。恩師の言葉で緊張がほぐれたSBは、自分の強みを発揮して勝利に貢献した。

 以前は石井ではなく、司令塔の三浦が左足のプレースキッカー役を務めていた。だが、日比監督の指示で石井がプレースキッカーを任されるようになり、三浦の空中戦の強さを活かせるようになっている。この日も石井のキックから三浦がヘディングシュートでゴール。石井の台頭がセットプレーのバリエーション増加にも繋がっている。

 FC東京U-15むさしから赤井や三浦、佐々木ら先輩の多い帝京へ進学。「全国優勝」を目標に掲げるレフティーが次の準決勝でも武器を発揮する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

スアレスは4人目!! カンプ・ノウのクラシコでハット達成の選手は…

バルセロナFWルイス・スアレス
 28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節でレアル・マドリーをカンプ・ノウに迎えたバルセロナは5-1の大勝を収めた。

 勝利の立役者となったのがFWルイス・スアレスだ。前半30分にPKで自身1点目を奪取すると、後半30分にはMFセルジ・ロベルトの浮き球のパスに瞬時に反応して強烈なヘディングシュートを突き刺し、同38分にはS・ロベルトのスルーパスから抜け出すと、巧みなチップキックでネットを揺らしてハットトリックを達成した。

 クラブ公式ウェブサイトによると、在籍5年目のスアレスにとって、リーガでのクラシコは9度目。今回のハットトリックで9試合9得点としている。

 なお、公式サイトでは過去31年間という括りの中で、カンプ・ノウで行われたクラシコでハットトリックを達成した選手を紹介。過去には、87年にガリー・リネカー氏、94年にロマーリオ氏、そして07年にFWリオネル・メッシがハットトリックを記録しており、スアレスは歴史に名を刻んだ4人目の選手となった。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

[MOM2666]帝京DF梅木遼(3年)_堀越のカウンターを阻止、転向2か月のCBが好守連発

好守で帝京高の勝利に貢献したCB梅木遼
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.28 選手権東京都Bブロック予選準々決勝 堀越高 1-2 帝京高 実践学園高尾G]

 昨年度優勝校の実践学園高を破った堀越高のカウンター攻撃は威力があった。押し込まれながらも粘り強い守りからの速攻で幾度か帝京高の守りを突破。ゴール前のシーンを作り出していた。

 だが、その前に帝京CB梅木遼(3年)が何度も立ちはだかっていた。前半14分に左サイドを突破したMF古澤柊磨(3年)のクロスをニアでクリアすると、18分にもラストパスをインターセプト。その後もインターセプトやシュートブロックを繰り返して堀越の攻撃を食い止めていた。

 梅木は不用意なミスパスでピンチを招いたシーンもあったが、最終ラインの砦として好守を連発。この日、堀越がカウンターを繰り出す度にピッチサイドの応援席が大いに沸いていたが、歓声に変わる前に梅木に止められてしまっていた。帝京がなかなかチャンスを活かせない中で目立った彼の好プレー。日比威監督も「やることが明確になってきている。(マン・オブ・ザ・マッチは)間違いなく、梅木です」と頷いていた。

 元々SHだった梅木だが、8月にチーム事情でCBへコンバート。まずはインターセプトやカバーリングする部分など、自分のやれることをから始めたという梅木はリーグ戦で連勝を続けるチームの中で自信を増した。

「相方の鷲田(優斗)がしっかり声かけて教えてくれるので、自分も分からないなりに相手に伝えてやっています。前線は前線でしっかり得点取ってくれているので、失点を抑えられるように、1本でも多くシュートブロックできるようにしたい」と梅木。梅木とCB鷲田優斗(3年)はともに身長170cmでCBとしては大柄ではないが、互いにカバーリングの意識高く守り続けている。

 本人は競り合いでより勝てる強さを身につけたい考えだ。帝京はこの日も指揮官から「頑張っている」と評された2人のCB中心にゴールを守り、自慢の攻撃陣がゴールを奪って東京の頂点を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

[東海]大量9得点の首位・東園大がインカレ出場権獲得!次節には優勝決定も:第18節

 第57回東海学生リーグは27日に第18節を行った。首位の東海学園大は6位の名古屋商科大を9-1で撃破。3位以内が確定したため、インカレ出場が決定した。

 東園大は前半5分からゴールラッシュ。ともに名古屋加入が内定しているFW榎本大輝(4年=中央学院高)とMF児玉駿斗(2年=中央学院高/※2021年度加入予定)がそれぞれ得点を挙げたほか、MF神門滉人(2年=アミーゴス鹿児島ユース)のハットトリックなど合計6人がゴールを決めた。試合は9-1で名商大を圧倒し、東園大は条件次第で次節にも優勝が決定する。

 2位静岡産業大と4位常葉大学浜松キャンパスの上位対決はスコアレスドロー。優勝に向けて少しでも勝ち点を積み重ねたいところだったが、勝ち点1を分け合った。これにより、常葉大浜松は優勝の可能性がなくなり、静産大の優勝も条件的にかなり厳しくなった。

 3位中京大と5位四日市大は後半から白熱のシーソーゲームに。2-2で迎えた後半アディショナルタイム3分過ぎ、四日市大はFW大山幸央(1年=常葉橘高)が決勝弾を決め、3-2で勝ち越した。後期5勝1分1敗の四日市大は、インカレ出場権内の3位まで勝ち点2差に迫っている。

 7位の愛知学院大と10位の名古屋経済大は3-2で愛院大が勝利。8位の岐阜経済大は11位の静岡大を1-0で破った。9位の愛知学泉大も最下位の名城大を1-0で破り、中下位陣は順位通りの結果となっている。

 首位・東園大と2位・静産大の勝ち点差は残り4試合で現在「10」差。次節に静産大が敗れた時点で、東園大の優勝が決定する。





●第57回東海学生1部L特集

わずか140日でサヨナラ…しかし、ロペテギは「レアルに感謝したい」

解任が発表されたレアル・マドリーのフレン・ロペテギ監督
 29日にレアル・マドリーとの契約解除が発表されたフレン・ロペテギ監督だが、短い声明文の中でクラブへの感謝を綴っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2016年7月からスペイン代表を指揮していたロペテギ監督は、今年6月12日にロシア・ワールドカップ後のレアルの監督就任が発表された。しかし、その発表から140日が経った10月29日にチームを去ることが決まった。

 ロペテギは「私はこのような機会を与えてくれたクラブに感謝したいし、ともに戦ってくれた選手たち、スタッフにも感謝している。もちろんファンにも感謝の言葉を送りたい。シーズン残りの健闘を祈っている」とのコメントを残している。

 なお後任は未定で、暫定でBチームのサンティアゴ・ソラーリ監督が指揮を執ることが発表されている。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集