長崎南山は夏冬全国出場した15年度以来3年ぶりに主将2人制採用、2人のリーダーが引っ張って決勝へ

長崎南山高を引っ張る2人の主将、MF小畑壮介(左)とCB水口洸
[11.3 選手権長崎県予選準決勝 長崎南山高 1-1(PK4-2)長崎日大高 トラスタ]

 長崎南山高は3年前、FW早川祥平、MF井川樹の主将2人制を採用し、夏冬連続で全国初出場を成し遂げた。その後2年間は1人の主将を立ててシーズンを戦っていたが、今年、3年ぶりに主将2人制を復活。そのチームは3年ぶりに決勝進出を果たし、村里英樹監督も「2人のキャプテンが上手くいきましたね」と頷いている。
 
 今年、主将を務めているのはMF小畑壮介(3年)とCB水口洸(3年)の2人。小畑は長崎南山で最も存在感を放っているプレーヤーだ。指揮官が「技術面でもセットプレーでもキーマン。人間的に本当に素直」と説明するレフティーは、インターハイ予選優勝校の長崎日大高と対戦した準決勝でも左足を駆使した長短のパスとボールキープで奮闘。加えて、誰よりも戦う姿勢を見せて球際でバトルしていた姿が印象的だった。

 小畑は大学受験のため、前日の深夜に愛知から長崎へ戻ってきたばかり。本人は「自分、きょう全然走れなかったりしていた。チームに救われたので走れない分、声で盛り上げていければと思っていました」と振り返る。持ち味の運動量を十分に発揮できなかったことを悔しがっていたが、それでも同点ゴールに繋がる突破とシュートなどチームを背中で引っ張っていた。

 その小畑はもうひとりの主将、水口について「アイツは結構ムードメーカーなので、どんどんチームを盛り上げてくれますし、怒るべきところでは怒れるんで、そういうところでは練習でも締まりますし、頼りになります」と説明。村里監督も「DFの要。統率力とキャプテンシーがある」と水口に信頼を寄せていた。声でチームを鼓舞する水口と全体をまとめる小畑のバランスも良さそうだ。

 小畑が「(主将が)1人だったら背負いすぎてしまう。2人だったら話し合って分担とかも結構できるので、そういう部分では良いと思います」と語った主将2人制。準決勝でもチームを支え、引き締めていたのは間違いなく小畑と水口の2人だが、この日は水口が足を痛めて後半途中に交代し、小畑もPK戦で失敗するなど納得の行くプレーをしていない。

「みんなに支えてもらったので、次は自分が走りきりたいと思っています」という小畑と水口。いずれも長崎南山中出身の2人のリーダーが強敵・長崎総合科学大附高との決勝で準決勝で仲間に助けてもらった分を“恩返し”するプレー、そしてキャプテンシーを発揮して、優勝を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

インハイ優秀選手の俊足FWウォー・モハメッド、「いつも以上」の献身で三浦学苑の決勝進出に貢献

三浦学苑高の俊足FWウォー・モハメッド
[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 三浦学苑高 3-1 横浜創英高 等々力]

 三浦学苑高の枝村隼人監督はFWウォー・モハメッド(3年)とFW川上渚(3年)の俊足2トップについて、「献身的に毎回やってくれる。後ろも助かっていると思う」とその献身的な攻守を讃える。

 この日もボールを支配して攻めようとする横浜創英高に対し、彼らが前線から繰り返しプレッシング。ウォーは「創英はビルドアップからリズムを作ってくるチームなので、いつも以上に前線からプレスをかけて相手のリズムを乗せないように意識していました」と説明していたが、彼らの献身的な動きが相手の攻撃のリズムを崩す要因になっていた。

 ウォーは前半38分に前線での空中戦で競り勝ち、MF杉山十椰(3年)のPK獲得に繋げた。また、味方のポゼッションにしっかり絡み、相手のマークをズラす上手さも発揮。本人は後半にあったシュートチャンスを活かせなかったことを悔しがっていたが、それでも勝利に貢献した一人だったことは間違いない。

 セネガル人の父と日本人の母を持つウォーは、インターハイでそのスピードを活かした抜け出しに幾度も成功。同大会では無得点ながらも大会優秀選手に選出された。「自分の長所がインターハイではよく出たので、その面では自信が出た。(ただし)最近裏に抜け出すプレーが少なくなっているので増やしたい」。神奈川県内では抜け出す動きがかなり警戒されている。この日もその数を十分には増やせなかったが、決勝ではその警戒を上回って得点を決める意気込みだ。

「FWは点決めてチームを勝たせる役目だと思っている」。決勝で対戦する桐光学園高とはインターハイ予選の決勝でも対戦し、ウォーの決勝点によって1-0で勝利している。俊足ストライカーが再び貴重なゴールを決めて、三浦学苑を初の選手権へと導く。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

“モウリーニョ超え”のチェルシー指揮官「私はラッキーだと思う」

チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督
 4日に行われたプレミアリーグ第11節でクリスタル・パレスと対戦したチェルシーは3-1の勝利を収め、開幕からの無敗を「11」に伸ばした。

 今季からチームを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、プレミア初挑戦。英紙『ミラー』によると、その初年度で開幕11戦無敗を記録したのは、94年にノッティンガムを率いたフランク・クラーク監督以来だという。プレミアデビューからの無敗記録に並んだサッリ監督は、04年からチェルシーを率いて開幕10戦無敗を達成したジョゼ・モウリーニョ監督の記録を上回ることになった。

 サッリ監督は「このチームの監督になれたことを心から誇りに思う。チェルシーにはとても良い選手がそろっているおかげで、まだ戦術的な面は十分に浸透していない中でも、勝ち続けることができた。私はラッキーだと思う」とチームへの感謝を示している。

●プレミアリーグ2018-19特集

横浜FCユースのGK大内とMF安永がトップチーム昇格!

 横浜FCは1日、2019シーズンの新戦力として、横浜FCユース所属のGK大内一生(18)、MF安永玲央の2選手が、トップチームに昇格することが内定したと発表した。


クラブ発表の2選手のプロフィールは以下のとおり

大内一生(Issei OUCHI/GK 18歳)
■生年月日:2000年9月8日
■出身地: イタリア
■身長/体重:184cm/79kg
■チーム歴:
2010~2013年 キンダー善光SC(港区立笄小学校)
2013~2016年 横浜FCジュニアユース(港区立高陵中学校)
2016~ 横浜FCジュニアユース(日出高等学校)

■特徴:堅実な守備とフィード力のあるゴールキーパー
■大内一生選手コメント:
「この度、横浜FCでプロとしてのキャリアを始められることを嬉しく思います。今まで関わって来てくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、素晴らしいプロサッカー選手になります。また、横浜FCの目標達成の為に精一杯頑張っていきます。応援よろしくお願いします。」

安永玲央(Reo YASUNAGA/MF 17歳)
■生年月日:2000年11月19日
■出身地:東京都
■身長/体重:177cm/72kg
■チーム歴:
2009~2013年 やはたFC(田園調布小学校)
2013~2016年 川崎フロンターレU-15(田園調布中学校)
2016~ 横浜FCユース(目黒学院高校)
※横浜FCサッカースクール(アドヴァンス東戸塚校)出身

■特徴:右足のキックを武器に展開力のあるミッドフィルダー
■安永玲央選手コメント:
「幼い頃からの夢であったサッカー選手になるということが、横浜FCで叶えられた事を大変うれしく思います。
そして今まで支えてくれた両親、また関わってくださった方々に感謝の気持ちを忘れず、1日でも早く三ツ沢のピッチに立てるように日々精進して参ります。応援よろしくお願いします。」

[東海]後期全勝の東園大が4年ぶり3回目の優勝!! 残り2つのインカレ出場枠は4校の争いに:第19節

 第57回東海学生リーグは3日に第19節を行った。首位の東海学園大は5位の四日市大に3-1で勝利。3試合を残して4年ぶり3回目の優勝を決めた。

 後期全勝中の東園大はこの試合でもリードし続けた。前半30分にMF神門滉人(2年=アミーゴス鹿児島ユース)が先制点を挙げ、同35分にはMF丸山義貴(4年=帝京大可児高)が追加点を決めてリードを広げる。後半35分には再び神門が決め、試合終了間際に失点するも試合終了。圧倒的な強さで優勝を決定させた。

 東園大は後期8試合で全勝とし、今季の成績もここまで19試合16勝3分と負けなしをキープ。ともにリーグ最多となる73得点と11失点という盤石な強さで、東海リーグを4年ぶりに制覇した。

 2位の静岡産業大と4位の中京大は0-0のスコアレスドロー。3位の常葉大学浜松キャンパスは8位の名古屋商科大に4-1で勝利した。全日本大学サッカー選手権(インカレ)出場枠は東園大を除いて残り2枠。残り3試合で可能性が残されているのは、2位静産大(勝ち点39)、3位常葉大浜松(勝ち点38)、4位中京大(勝ち点35)、5位四日市大(勝ち点33)となる。

 6位の愛知学院大は11位の静岡大に3-1で勝利。静岡大は残留圏内の10位・名古屋経済大と勝ち点8差となり、次節に勝利しなければ11位が確定して自動降格決定となる。

 7位岐阜経済大と9位愛知学泉大の対戦は点の取り合いに。2-2で前半を折り返すと、学泉大は後半27分にMF柚木啓太郎(4年=麗澤瑞浪高)が勝ち越し点を挙げ、3-2で今季初の連勝を達成した。

 10位の名古屋経済大は最下位名城大に1-0で勝利。今季19試合全敗中の名城大は最下位も決定してしまったが、残り3試合で勝ち点獲得を目指す。





●第57回東海学生1部L特集

[Jユースカップ]清水、新潟、横浜FM、神戸が準決勝進出!

 2018Jユースカップ第26回Jリーグユース選手権大会は11月3日と4日に準々決勝を行った。夏のクラブユース選手権で優勝した清水エスパルスユース柏レイソルU-18のプレミアリーグEAST勢対決は、前半33分に清水がFW川本梨誉の左足ミドルで先制。だが、柏は後半44分、ゴール前のこぼれ球に反応したFW正田徳大のゴールによって同点に追いつく。1-1で突入したPK戦で先攻・清水は5人全員が成功。後攻・柏の5人目、得点ランキング首位のエースFW森海渡の右足シュートがクロスバーを叩き、5-4で清水が勝った。

 昨年準優勝のガンバ大阪ユースアルビレックス新潟U-18との一戦は前半44分に新潟が先制する。敵陣でのインターセプトから速攻を繰り出した新潟は、FW本田修也からのパスを受けたMF辻椋大が左足シュートを左隅に決めた。新潟はその1分後にも本田のインターセプトから、FW鈴木良太のリターンを受けた本田が左足シュートを決めて2-0。G大阪の反撃をかわした新潟が2-0で勝ち、初の準決勝進出を決めた。

 横浜F・マリノスユース北海道コンサドーレ札幌U-18から大量5得点を奪い、6年ぶりの4強入りを果たした。前半15分、MF土佐陸翼のスルーパスで抜け出したMF榊原彗悟が右足で先制ゴール。横浜FMは後半5分にもトップ内定MF山谷侑士の右クロスを榊原が右足ダイレクトで合わせて2-0とする。その後、FW栗原秀輔の2得点と交代出場FW津久井匠海のゴールで加点した横浜FMに対し、札幌は試合終盤にいずれも交代出場のFW小山田凌とMF高島舜介がゴール。だが、横浜FMが5-2で快勝した。

 プレミアリーグWEST勢同士の対戦となったサンフレッチェ広島ユースヴィッセル神戸U-18戦は後半26分、FW桂陸人の左CKをDF鈴直樹が頭で合わせて広島が先制。だが、神戸は35分、自陣からのFKで抜け出したFW泉柊椰が右足ダイレクトで同点ゴールを決める。さらに37分には、敵陣PAでボールを奪い返したDF坂口薫の折返しをFW森田侑樹が左足で決めて逆転。2-1で勝った神戸が5年ぶりの準決勝進出を決めている。

 準決勝は11月11日にベストアメニティスタジアムで行われ、清水と新潟、横浜FMと神戸がそれぞれ対戦する。

【準々決勝】(11月3日)
[ノエスタ]
アルビレックス新潟U-18 2-0 ガンバ大阪ユース
[新]辻椋大(44分)、本田修也(45分)

サンフレッチェ広島ユース 1-2 ヴィッセル神戸U-18
[広]鈴直樹(71分)
[神]泉柊椰(80分)、森田侑樹(82分)

(11月4日)
[NACK]
横浜F・マリノスユース 5-2 北海道コンサドーレ札幌U-18
[横]榊原彗悟2(15、50分)、栗原秀輔2(56、62分)、津久井匠海(77分)
[札]小山田凌(82分)、高島舜介(88分)

柏レイソルU-18 1-1(PK4-5)清水エスパルスユース
[柏]正田徳大(89分)
[清]川本梨誉(33分)

▼関連リンク
2018Jユースカップ特集ページ

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香川vs大迫の日本人対決も…DFBポカール3回戦組み合わせ決定

MF香川真司とFW大迫勇也
 ドイツサッカー連盟(DFB)は4日、DFBポカール(ドイツ国内杯)3回戦の組み合わせを発表した。16チームが戦う3回戦は来年2月5、6日に各地で行われる予定となっている。

 日本人所属クラブも多数残っており、3回戦ではMF香川真司が所属するドルトムントとFW大迫勇也が所属するブレーメン、DF酒井高徳、MF伊藤達哉が所属するハンブルガーSVとFW久保裕也が所属するニュルンベルクが激突する2つの日本人対決が実現。

 また、MF宇佐美貴史デュッセルドルフシャルケ、MF奥川雅也ホルシュタイン・キールアウグスブルクと対戦する。

組み合わせは以下のとおり

■3回戦(2月5、6日)
ハンブルガーSV(2部)vsニュルンベルク
ハイデンハイム(2部)vsレバークーゼン
シャルケvsデュッセルドルフ
ホルシュタイン・キール(2部)vsアウグスブルク
ヘルタ・ベルリンvsバイエルン
デュイスブルク(2部)vsパダーボルン(2部)
ドルトムントvsブレーメン
ライプツィヒvsボルフスブルク

●海外組ガイド
●DFBポカール2018-19特集

[アンプティワールドカップ]日本代表はハイチ代表に終了間際に勝ち越しを許し、初の9位ならず

【2018アンプティサッカーW杯 メキシコ大会】(サンファンデロスラゴス)
日本代表 1-2 (前半0-1)ハイチ代表

 日本代表は初の9位をかけて、ハイチ代表に挑んだ。しっかり守り、セットプレーを軸にゴールを狙うゲームプランでのぞんだ。
 前半は両者ともに手堅くゲームを進めていたが、21分にハイチにセットプレーから得点を奪われ、0-1とリードされて折り返した。
 後半も両者ともにカウンターから思い切って攻める試合展開が続き、日本代表は積極的な選手交代やポジション交代でチャンスをつくった。後半23分、萱島比呂が左サイドからドリブル突破をはかり、相手選手のファウルを誘う。エンヒッキ松茂良ジアスからのFKが相手選手に当たり、こぼれたところを川西健太が押し込み、終盤で試合を振り出しに戻した。しかし喜びもつかの間、ハイチのセンターサークル付近から、ロングパス1本で前線選手にわたったとき、ゴール前に3人戻っていたにも関わらず、守備の連携が一瞬乱れ、ボールを奪えず、シュートを打たれてしまう。試合終了間際に2点目を奪われ、1-2で敗北した。過去最高の10位で大会を終えたが、収穫以上に課題が浮き彫りになった大会だった。
 
得点者
[日本代表]
川西健太(後半23分)

出場メンバー
前半
GK12長野哲也
FP7加藤誠
FP8星川誠
FP9萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP11天川隼輝
FP14古城暁博★

後半
GK12長野哲也
FP7加藤誠
FP8星川誠
FP9萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP13川西健太
FP14古城暁博★
監督杉野正幸
【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号、★は主将

●障がい者サッカー特集ページ

[なでしこ]リーグMVPは田中美南!!最終節は残留争いで逆転劇:第18節

FW田中美南が最優秀選手賞を受賞した
 プレナスなでしこリーグ1部の第18節が3日に行われた。すでに日テレ・ベレーザが4連覇を決めているが、最終節もセレッソ大阪堺レディースに3-0で快勝。FW田中美南が得点王を決定づける15点目をPKで決めると、FW小林里歌子も2ゴールを奪った。

 残り1枠となっていた残留争いだが、降格圏の9位にいたマイナビベガルタ仙台レディースがジェフユナイテッド市原・千葉レディースを4-3で振り切り、5試合ぶりに白星を挙げた。そして8位の日体大FIELDS横浜がINAC神戸レオネッサに0-3で敗れたことで順位が逆転。最終節でマイナビが残留を確定させ、9位となった日体大FIELDS横浜はなでしこ2部で2位ニッパツ横浜FCシーガルズとの入れ替え戦に臨む。

 また5日にはなでしこリーグの表彰式が行われ、最優秀選手賞は日テレのFW田中美南が輝いた。田中は壇上で「嬉しさより自分がこんな賞をもらっていいのかという気持ちの方が大きい。この賞を頂けたことはチームのみんなのおかげだと思うし、それを支えてくださる関係者のおかげだと思います。この賞に恥じることなく、人としても選手としても、これからの人生を歩んでいきたいと思います」と喜びを語った。

■最優秀選手賞
田中美南(日テレ)

■ベストイレブン
GK:山下杏也加(日テレ)
DF:清水梨紗(日テレ)
DF:鮫島彩(I神戸)
DF:岩清水梓(日テレ)
DF:三宅史織(I神戸)
MF:長谷川唯(日テレ)
MF:中島依美(I神戸)
MF:阪口萌乃(新潟L)
FW:田中美南(日テレ)
FW:菅澤優衣香(浦和L)
FW:南野亜里沙(ノジマ)

□レギュラーシーズン(最終)
1.☆日テレ(45)+32
2.I神戸(40)+34
3.ノジマ(30)+5
4.浦和L(29)+2
5.新潟L(27)-3
6.ジェフL(23)0
7.長野L(22)-5
8.マイナビ(15)-22
9.F日体大(13)-19
10.C大阪堺(8)-25

第18節
11月3日(土)
ジェフL 3-4 マイナビ[味フィ西]
[ジ]櫻本尚子2(45分+1、55分)、千野晶子(80分)
[マ]佐藤楓(38分)、浜田遥2(52分、59分)、小野瞳(72分)

F日体大 0-3 I神戸[ニッパツ]
[I]中島依美(65分)、牛島理子(78分)、高瀬愛実(87分)

ノジマ 2-4 浦和L[ギオンス]
[ノ]南野亜里沙(32分)、田中陽子(48分)
[浦]柴田華絵2(15分、90分+2)、遠藤優(52分)、南萌華(70分)

長野L 0-1 新潟L[長野U]
[新]佐伯彩(60分)

C大阪堺 0-3 日テレ[ヤンマー]
[日]田中美南(33分)、小林里歌子2(62分、89分)

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2連覇王手の川崎F、FW小林悠が左眼窩底骨折で全治約3週間

川崎フロンターレFW小林悠
[故障者情報]

 川崎フロンターレは5日、11月3日のJ1第31節・柏戦(○3-0)で負傷したFW小林悠が川崎市内の病院で検査を行い、左眼窩底骨折と診断されたと発表した。なお、受傷日より全治3週間程度を要する見込みと併せて発表されている。

 J1リーグで首位を走る川崎Fは、第31節終了時点で2位広島との勝ち点差を「7」つけており、第32節C大阪戦に勝利すれば2年連続2度目の優勝が決まる。

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甲府内定の東海大相模MF中山は涙の敗退。予想上回る進化で掴んだプロの世界で1年目から「勝負」

ベンチスタートとなった東海大相模高のU-17代表MF中山陸と桐光学園高のU-16代表FW西川潤(奥)との注目対決はわずか30分ほどに
[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 東海大相模高 0-4 桐光学園高 等々力]

 懸けてきた舞台での戦いは涙の終幕となった。0-4。負傷交代したMF有馬和希主将(3年)から託されたキャプテンマークを左腕に巻いた甲府内定MF中山陸(3年)は、顔を覆ったまま動くことができない。対戦した桐光学園高の選手が2人、3人と歩み寄って声を掛けるが、涙で反応することができず。桐光学園のCB望月駿介主将(3年)に励まされながらようやく整列へ向けて歩み出した中山だったが、挨拶の段階になっても、またスタンドへ挨拶に行く際にもその手はまだ顔を覆ったままだった。

「自分のせいでケガして最初から出られず、チームに迷惑かけたし、だから後半やろうという思いはあったんですけれど、点を決めれず、逆に追加点を……」。万全ではなかった。東海大相模高のU-17日本代表MF中山は9月末に太腿の違和感を感じ、それは回復の兆しが見せていたが、10月のU-17日本代表福島合宿で別の箇所が悪化。全治3週間ほどの状態であると診断された。

 代表チームを離脱し、回復と選手権の準備に務めていたが、10月27日の準々決勝では「30パーセントの状態。(練習で)対人をやっても中山陸じゃない」(有馬信二監督)というコンディションだった。そこから状態は向上したものの体力面の不安もあり、U-16日本代表の注目FW西川潤(2年)擁するインターハイ全国2位・桐光学園との大一番もベンチスタートに。チームは中山投入直前に失点し、2点を追う後半10分から出場することになった。

 出場5分後に再び失点。それでもピッチに入った中山はギャップでボールを受ける上手さ、鋭く侵入していく動きを披露する。そしてPAへ走り込む選手へピンポイントのラストパスを入れ、枠へのシュートも。スタンドがどよめくようなプレーも見せ、チームもゴール前のシーンを増やしていた。

 中山とともにチームのキーマンだった有馬やMF中島優太(3年)がピッチを後にする中、J内定のMFは他の仲間たちと奮闘。だが、逆に突き放され、0-4で敗れた。中山は特別指定された甲府でルヴァンカップ準々決勝(9月)に出場し、ゴールも決めている。プロを相手に結果を残したMFが特別な思いを持ってスタートしていた選手権。だが、自身の怪我もあって悔しすぎる敗退となった。

 東海大相模は中山や有馬監督の息子の有馬主将が入学する前年は選手権1次予選で敗退。7月の段階で選手権が終わっていた。そこから彼らが入学した年は選手権予選ベスト16。昨年はインターハイ予選で優勝し、全国1勝を果たした。また県1部リーグで優勝し、選手権予選も8強。今年は関東大会予選で再び頂点に立つと、選手権予選も4強入りし、等々力陸上競技場という大舞台で試合をするまでになった。

 有馬監督が「彼らが来なければ歴史は作れなかった。感謝ですね」と話す世代の中で最も成長したのが中山だった。「この子は伸びると思っていたけれど、予想以上に伸びました。(人間性も優れており)学校で彼について悪いことを言う先生はいないですよ」(有馬監督)という人間性と日常の姿勢、努力で個を高めてきた。
 
「凄く内容の濃い3年間だった」と中山。選手権での悔しい敗退もエネルギーに変えて、これからはプロの世界で新たな目標にチャレンジする。「この負けは一つしっかり心に残しておいて、苦しい状況でもしっかり自分のプレーができるよう、素晴らしい選手になれるように。甲府でも1年目から試合に出て代表に選ばれるようになって、そして海外でも活躍できるような選手になっていきたい。次の1年目、しっかり勝負していければいい」。甲府の柱、そして代表へ。3年間で周囲の予想を上回る進化を遂げたMFが、プロでその成長を加速させる。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

[関西]4位びわこ大が優勝の可能性残す…大体大はインカレ出場権獲得、甲南大は降格決定:後期第8節

リードを守りきったびわこ大がサポーターと勝利を分かち合う
第96回関西学生サッカーリーグ1部


 第96回関西サッカーリーグ1部の後期第8節が3、4日に行われた。4位のびわこ成蹊スポーツ大は6位の阪南大に3-2で勝利。首位・大阪体育大との勝ち点差を「8」とし、残り3試合で優勝の可能性を残した。

 びわこ大は前半21分、阪南大のエースFW草野侑己(4年=JFAアカデミー福島)に先制点を許すが、同32分にMF佐藤諒(3年=藤枝明誠高)が同点弾を決め、1-1で前半を折り返す。

 後半11分にはFW井上直輝(3年=立正大淞南高)のパスをMF牛田敦也(4年=徳島ユース)が合わせ、びわこ大が勝ち越しに成功。同38分には再び井上のお膳立てからFW青山景昌(3年=名古屋U18)が得点を決め、3-1とリードを広げる。同43分に失点を食らったものの、びわこ大が3-2で逃げ切った。

 首位の大体大と5位の桃山学院大は2-2のドローに。びわこ大は1-1で迎えた後半16分、FW大田賢生(4年=星稜高)がこぼれ球を押し込んで先制するが、1分後には桃山大のMF佐藤碧(3年=大分高)が得点を挙げ、再び試合は振り出しに。そのまま試合は終わり、2-2で痛み分けとなった。

 この勝敗により桃山大の優勝の可能性が消滅。一方で4位以上が確定した大体大は、全日本大学サッカー選手権(インカレ)の出場権を獲得した。

 2位の関西学院大は3位の関西大に0-2で敗戦。前半9分にMF塩谷仁(4年=磐田U-18)に先制点を決められ、後半14分にはFW加賀山泰毅(4年=JFAアカデミー福島)の独走から追加点を許した。関学大は2位をキープしているものの、首位大体大との勝ち点差は「4」になっている。

 7位の京都産業大と10位の近畿大の対戦は、近大が1-0で勝利して今季4勝目を獲得。8位の立命館大と11位の同志社大は1-1のドローに終わった。

 9位・大阪学院大と最下位・甲南大の対戦は、大院大が3-0で快勝。前半22分にMF川崎健太郎(2年=名古屋U18)がFKを直接沈め、後半34分には川崎のクロスからMF伊集院雷(3年=鹿児島城西高)が追加点。試合終了間際には川崎の2度目のアシストからMF杉山蒼太(3年=大産大付高)がダメ押しの3点目を決めた。

 甲南大は残り3試合を残し、11位以下が確定。昨季に1部昇格を果たしたものの、再び2部降格となった。

 インカレ出場を決めた大体大は次節にも優勝の可能性が浮上。大体大が勝利し、2位・関学大が敗れると決定する。インカレ出場残り3枠の争いは2位関学大(勝ち点41)、3位関大(勝ち点40)、4位びわこ大(勝ち点37)、5位桃山大(勝ち点35)に絞られた。





●第96回関西学生リーグ特集

徳島、MFシシーニョがハムストリング症候群で全治3か月

[故障者情報]

 徳島ヴォルティスは5日、10月21日のJ2第38節・東京V戦(●1-2)で負傷したMFシシーニョがハムストリング症候群と診断されたと発表した。なお、全治までは約3か月と併せて発表されている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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[関東]早稲田大は天王山ドローでV王手、2部では中央大が4年ぶり1部復帰決める:第19節

1部天王山はスコアレスドローだった
 関東大学リーグ1部の第19節が3日と4日に行われた。首位の早稲田大と2位の筑波大による天王山が行われたが、スコアレスドローで決着。勝ち点差6が変わらなかったことで、次節これ以上差が広がることになれば、早稲田大の3年ぶりの優勝が決まることになった。早稲田大は東京国際大、筑波大は流通経済大と対戦する。

 大学選手権(インカレ)への出場権争いはし烈を極めている。6位まで、もしくは総理大臣杯優勝ですでに出場を決めている明治大が6位以内に入った場合は7位までが出場することが出来るが、その周辺の順位争いがし烈なのだ。

 ここに来て浮上してきているのが、東洋大。前節で早稲田大に6-1と圧勝した勢いそのままに、今節も流通経済大を2-1で撃破。順位を逆転し、7位まで浮上。5位明治大、6位駒澤大と勝ち点差2となっており、初のインカレ出場も現実味を帯びてきた。

 残留争いでは国士館大の降格がすでに決定済み。2部への自動降格は残り1校となっているが、11位の東京国際大が残留圏と勝ち点7差で、“降格王手”の状況となった。

 なお、2部リーグでは首位の中央大が拓殖大に3-2で競り勝った。2点リードを追いつかれた直後の後半39分に、FW大橋祐紀(4年=八千代高/湘南内定)が決勝点を奪った。そして2位の立正大が青山学院大に0-1で敗れたため勝ち点差は7。3位の日本体育大も慶應義塾大に1-5で敗れたため、勝ち点差は9に広がった。残りは3節だが、最終節で立正大と日体大が直接対決を残しているため、中央大の2位以上が確定。来季、4年ぶりの1部復帰が決まった。

【第19節】
流通経済大 1-2 東洋大
[流]高澤優也(90分+3)
[東]小林拓夢(66分)、オウンゴール(81分)

順天堂大 1-0 東京国際大
[順]浮田健誠(64分)

法政大 2-0 明治大
[法]長谷川元希(10分)、上田綺世(62分)

専修大 2-3 駒澤大
[専]葛谷将平(17分)、中山克広(77分)
[駒]薬真寺孝弥(41分)、矢崎一輝(63分)、中原輝(73分)

早稲田大 0-0 筑波大

桐蔭横浜大 0-1 国士舘大
[国]大石竜平(32分)

●第92回関東大学L特集

“臆病者”から大変身!! 「1シーズンで30点から40点取れる」とペップも大絶賛

マンチェスター・シティMFラヒーム・スターリング
 4日に行われたプレミアリーグ第11節でサウサンプトンと対戦したマンチェスター・シティは6-1の大勝を収め、開幕からの無敗を11に伸ばした。この試合で2得点2アシストと躍動したMFラヒーム・スターリングをジョゼップ・グアルディオラ監督が大絶賛している。

 15-16シーズンにリバプールからマンチェスター・Cに加入したスターリングと、翌16-17シーズンから指揮官となったグアルディオラ監督。当初、指揮官が抱いていたスターリングのイメージは「臆病者」だったようだ。

「彼はボールが来るのを怖がっていて、すぐにパスを出せる選手を探していたんだ。あの頃、彼は相手のキーパーがどこにいるのかなんて考えていなかったように見えるよ。ただ、チームメイトを探していたんだ」

 しかし、「練習中にそのことを伝え、もっとゴールを狙うように助言した。ミスしてもいいからアグレッシブに行けとね」とアドバイスを送った結果、昨季はキャリアハイとなる18得点を挙げ、今季も9試合6得点5アシストとゴールに絡みに絡んでいる。「今は得点にアシストとチームを勝利に導く役割を楽しんでくれている。スターリングなら1シーズンで30点から40点は取れる」と指揮官も太鼓判を押した。

●プレミアリーグ2018-19特集

[東日本第6節 弱視クラス] CA SOLUA葛飾は前半に負傷退場者を出すもGrande Tokyoにドロー

CA SOLUA葛飾(白)の健闘が光った
【ブラインドサッカー東日本リーグ2018 第6節(弱視クラス)】(町田市立総合体育館)
[11.4 Grande Tokyo 0-0(前半0-0)CA SOLUA葛飾]

 日本代表―アルゼンチン戦の前座として行われた一戦は前半から波乱の展開。CA SOLUA葛飾の背番号10、岩田朋之が足を負傷し、担架で運ばれるアクシデントが起きた。しかしこの日、葛飾は5人しかいなかったため、交代要員を出せず、途中から1人少ない4人でGrande Tokyoに対抗した。終始、引き気味で待ち構え、Grande Tokyoが仕掛けてきたところに対応。横森寛典らが積極的にシュートを打ってきたが、足を出してコースを逸らしたり、スペースを埋める工夫をして、決定的な場面を作らせなかった。
 Grande Tokyoの猛攻を我慢する展開は続いたが、ゴールネットは揺らせず。0-0の引き分けで終わった。
 
得点者
なし

出場メンバー
[Grande Tokyo]
前半
GK1山崎裕之
FP10角谷佳祐
FP7竹村和志
FP8岡晃貴
FP14横森寛典

後半
GK1 山崎裕之
FP10角谷佳祐 
FP7 竹村和志
FP8 岡晃貴
FP14横森寛典
監督栗橋健

[CA SOLUA 葛飾]
前半
GK1細谷篤史
FP10岩田朋之
FP9丸山哲夫
FP5大平英一郎
FP11篠瀬翔平

後半
GK1細谷篤史
FP9丸山哲夫
FP5大平英一郎
FP11篠瀬翔平
監督古川将士
【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号

試合のハイライト映像はこちらです


●障がい者サッカー特集ページ

[MOM2684]帝京長岡FW晴山岬(2年)_インハイ逃した夏にU-18フットサル選手権MVP、成長遂げたエース

後半2分、帝京長岡高FW晴山岬が左足でゴール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.4 選手権新潟県予選準決勝 日本文理高 2-3 帝京長岡高 五十公野公園陸上競技場]

 技巧派軍団・帝京長岡高が誇る2年生エースストライカー、FW晴山岬は、インターハイを逃した夏で、大きな成長を手にしていた。

「インターハイを逃したことは凄く悔しかったのですが、その変わりに全日本フットサル選手権(U-18)に出ることが出来て、そこで凄く貴重な経験が出来ました」。

 夏に行われる全日本フットサル選手権U-18において、晴山を含めた多くの2年生レギュラーが出場し、見事に2度目の優勝を勝ち取った。フウガドールすみだファルコンズとの決勝で、晴山は先制点をマークするなど、ピヴォとして活躍。大会通算12得点で大会MVPに輝いた。

「中3の時、長岡JYFCで全日本フットサル選手権U-15の決勝を戦ったとき以来のフットサルでの公式戦だったので、中3以降はフットサルの感覚が薄れていました。それに身体も中3の時よりみんな大きくなっていたので、よりコートが狭く感じました。でも、その中で足下の技術を発揮出来たし、ボールを収める技術、身体の使い方が試合をこなすごとに磨かれて行くのが分かりました。自然と身体が適応して、上手く身体を使えるようになって、それが11人制に戻っても凄く自分の中でプラスになっています。ボールの収め方が成長しました」。

 細かいボールタッチやボールの置き所、そして収めてから反転のスピードなど、ディティールが磨かれたことで、11人制に戻ってもそれがプラスの方向に働いた。この日の日本文理高戦でも前線で再三に渡ってボールを収めると、1-1で迎えた後半2分、MF丸山喬大(2年)のパスを受けると、素早く持ち出して、冷静に左足を振り抜いて2点目のゴールを叩き出した。

「文理はギャップが多いと言うか、DFラインとボランチの間にスペースがあったので、そこでボールを受けて前を向いて行こうと思っていました。ちょっと丸山からのパスは短かったのですが、上手くコントロール出来て前を向けてドリブルシュートを打てました。得意な形で、ファーストタッチで良い形に置いて、シュートまで持って行く形が出せました」。

 チームは土壇場で追いつかれるも、後半アディショナルタイム3分のMF中島颯太(3年)のゴールでなんとか勝利を収め、決勝進出を果たした。「インターハイを逃した時は凄く悔しかったし、同じフットサル選手権に出ていた札幌大谷の選手は、(準々決勝で)自分達に負けた後に、『次はインターハイだ』と言っている姿を見て、凄く悔しかった。でもフットサルによって僕らに勢いが出て来たと思うので、この勢いを選手権出場に繋げたいと思います」。

 悔しさと成長を手にした2年生エースは、決勝でチームを勝利に導くゴールを挙げるべく、決戦に向けてさらにモチベーションを高めた。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

2年生主体のチームで3年生が意地見せる!帝京長岡が中島劇的V弾で決勝進出!:新潟

後半アディショナルタイム、帝京長岡高MF中島颯太(12番)が決勝ゴール
[11.4 選手権新潟県予選準決勝 日本文理高 2-3 帝京長岡高 五十公野公園陸上競技場]

「典型的な負けパターンでしたが、最後に3年生が意地を見せてくれた」。

 帝京長岡高・古沢徹監督が試合後に目を細めてこう語ったように、新潟県予選準決勝第二試合は、後半アディショナルタイムの決勝弾で帝京長岡が日本文理高を3-2で振り切って、決勝進出を手にした。

 帝京長岡はスタメンの7人が2年生という、2年生主体のチーム。守護神の猪越優雅、ボランチの丸山喬大、ゲームメーカーのMF谷内田哲平、エースの晴山岬と、チームの柱は2年生だが、小泉善人と長渡彗汰のCBコンビやボランチの梨本夢斗(3年)が奮闘を見せ、さらに途中出場で送り込まれた3年生が試合を決めた。

 先制したのは帝京長岡。12分、中央でボールを受けた谷内田が糸を引くような正確なスルーパスを送り込み、抜け出した丸山が冷静に決めた。27分に日本文理のMF松岡純弥に強烈なミドルシュートを浴びて、同点に追いつかれるが、後半開始直後の2分に晴山が鮮やかなシュートを決めて、再び勝ち越した。

 ここまでは帝京長岡ペースだった。しかし、千葉加入が内定しているGK相澤ピーター・コアミ(3年)を負傷で欠く日本文理は、ここから巻き返しを見せた。26分、FW佐藤大雅(3年)に代えて1年生DF内田大知を投入すると、3-4-3システムから4-4-2にシフトチェンジ。すると、ダブルボランチに入った古俣眞斗(2年)と交代出場の井戸大雅(2年)の2人の動きが活性化。「ボランチの追い越しが増えた分、自分達のマークがズレてしまった」と帝京長岡・晴山が語ったように、古俣と井戸がボールをはたいては、積極的に前に出て来たことで、日本文理の攻撃が勢いを増した。

 一気に試合の流れを変えると、34分に右CKからDF本宮信也(3年)が執念のダイビングヘッドを叩き込み、日本文理が土壇場で同点に追いついた。さらに攻撃の手を強める日本文理に対し、帝京長岡は小泉と長渡が鬼気迫る表情で身体を張ったディフェンスを見せる。すると、後半アディショナルタイム3分、31分に投入されていた3年生MF中島颯太が大仕事をやってのけた。

 右スローインをDF吉田晴稀(2年)が素早くFW田中克幸(2年)に投げる。田中が上げたクロスの先に待ち構えていたのが中島だった。山なりのクロスにファーサイドで飛び込むと、ヘディングシュートを沈め、値千金の決勝ゴールを挙げた。

「2年生が多いですが、3年生は凄くチームを引っ張ってくれていますし、僕らはその3年生に少しでも花を持たせられるようにしたいと思っています。2年生が人数は多いけど、縁の下の力持ちになりたいと思います」。

 晴山が語ったように、2年生と3年生ががっちりと噛み合い、3-2で勝利した帝京長岡。決勝の相手である北越は、プリンスリーグ北信越で1勝1敗のタイ(いずれも2-1)だけに、接戦が予想される。「決勝は激しい攻防戦になるので、良い準備をして臨みたい」(古沢監督)。ともに技術のある選手を揃えるチーム同士の一戦だけに、ハイレベルな戦いを制するべく、帝京長岡は決戦までの一週間を有効活用する。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

[MOM2683]北越MF坂本元悠(3年)_決勝点!交代出場の“職人”が咄嗟の判断でビッグプレー

後半36分、北越高MF坂本元悠が決勝ゴール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.4 選手権新潟県予選準決勝 新潟明訓高 1-2 北越高 五十公野公園陸上競技場]

 まさに咄嗟の判断だった。北越高は後半32分にDF永野太一に代わって右サイドハーフとして投入されたMF坂本元悠(3年)が、その4分後に大仕事をやってのけた。

 36分、左サイドでFW庄内碧(2年)にボールが入る瞬間に、右サイドから一気にゴール前のスペースに潜り込んだ。すると庄内からクサビのパスが届く。ゴールに背を向けていた坂本の視界は、飛び込んで来るエース小林心(3年)の姿を捉えていた。

「心をずっと見ていて、自分が落としてシュートを打ってもらおうと思っていた」。

 だが、荒瀬陽介監督の「相手は心を徹底マークして来るから、うまく周りを活かせ」という言葉と、実際にベンチから戦況を観て、「相手は徹底して心を警戒しているのが分かった」と把握していたことから、坂本は咄嗟に判断を変えた。

「明訓ディフェンスは僕よりも心の方に意識が行っていると思ったので、(心を)おとりに使おうかなと考えました」。

 クサビが足下に届くと、「ボールが来た瞬間に少し浮いていたので、右足に引っ掛ければ、自分を超えて後ろに落ちると思ったので、浮かして反転しました」と、右足インフロントでボールの下を突いて、バックスピンを掛けながら自分の背後にボールを送ると、鋭い反転から前を向いた。

 前を向くと、目の前にはボールと飛び出して来た新潟明訓高GK竹内槙吾(2年)の姿があった。「明訓のGKが前に出て来るということは分かっていたので、パッと顔を上げた時に詰めて来ているのを確認してから、相手GKが足を広げる前に先にボールを突っついて流し込もうと思って、右足を伸ばしてつま先で蹴り込みました」。判断良く飛び出して来たGK竹内の一歩手前で、伸ばした右足のつま先でボールを捉えると、ボールは狙い通り竹内の足下をすり抜けてゴールに飛び込んで行った。

 咄嗟の判断で、最良の選択をした。だからこそ、値千金の決勝点が生み出された。プリンスリーグ北信越王者を沈める一撃を決めた殊勲の男は、試合後に自分の立場を理解して、与えられた仕事をきっちりとこなす“職人的な一面”を見せた。

「もちろんレギュラーになって試合に出たいですが、今の僕は試合途中に出て、チームを勝たせることが仕事だと思っています。途中から入る以上は、みんなのモチベーションを上げることと、攻撃なら得点、前線からの守備をさぼらないことを意識しています。僕はあまり相手に警戒されていない選手なので、逆にチャンスかなと思ってやっています」。

 決勝でもこの職人の働きが試合の結果を大きく左右するだろう。ピッチサイドで彼が交代準備に入ったとき、そこが試合の分かれ目となるかもしれない。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

兵働昭弘がプロ生活14年に終止符「エスパルスで引退できて本当に幸せ」

MF兵働昭弘が今季限りで現役を引退する
 清水エスパルスは5日、MF兵働昭弘(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。24日に行う今季ホーム最終節で引退セレモニーを実施する。

 兵働は千葉県白井市出身。八千代高、筑波大を経て2005年に清水に入団。その後、柏、千葉、大分、水戸、甲府と渡り歩き、今季より清水に復帰していた。

 J1通算195試合17得点。今季もJ1で4試合に出場していた。プロでの公式戦は通算400試合を超えるキャリアを積み重ねた。

 クラブを通じ「たくさん笑って、たくさん喜んで、たくさん悔しがって、時には泣いたサッカー人生。14年間プレーできたことを嬉しく思い、誇りに思います。充実感に満ち溢れた、幸せな現役生活でした」とコメント。「現役をスタートさせ、7年間在籍した清水エスパルスで引退することができて、今、本当に幸せです。皆さんに支えられ、ここまで来ることができました。ありがとうございました」と感謝を語った。

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前後半でペース一転。バイタルの人数増やし、攻略した北越が新潟明訓に逆転勝ち!:新潟

後半22分、MF筒井隆斗のゴールを喜ぶ北越高イレブン
[11.4 選手権新潟県予選準決勝 新潟明訓高 1-2 北越高 五十公野公園陸上競技場]

 前半と後半は全く別の試合を見ているようだった。選手権新潟県予選準決勝の新潟明訓高北越高の一戦は、前半は圧倒的な新潟明訓ペースであったのに対し、後半は全く逆の圧倒的な北越ペースで試合が進んだ。

 ともにプリンスリーグ北信越に所属し、リーグの対戦成績は新潟明訓の2勝(3―0、3―1)。だが、「あそこまでやり方を変えて来るとは思わなかった」と新潟明訓・田中健二監督が語ったように、北越はこれまでのフラットな2トップから、エース小林心(3年)を1トップに置き、2年生のMF大井佑馬をトップ下に置く、4-2-3-1でスタート。FW庄内碧(2年)をベンチに置くなど、変化を加えて来た。

 だが、前半はその北越の狙いを打ち消すほど、新潟明訓が迫力ある攻撃を展開した。新潟明訓は北越の4バックに対し、稲見直也(3年)と薗部太郎(2年)の2トップが徹底したプレスを仕掛け、さらにセカンドボールを回収すべく、高橋一誠(2年)と熊木唯人(3年)のダブルボランチも北越のダブルボランチに猛プレスを掛けた。これに北越の守備組織は完全にハマってしまい、ビルドアップが出来ない状況に陥ってしまった。

  31分、新潟明訓は左サイドでスローインを得ると、稲見の特大ロングスローがファーサイドに飛び込んだCB落合毅人(3年)の頭に一直線に届く。185cmの落合の高い打点のヘッドが決まり、新潟明訓が先制をした。

 その後も新潟明訓は181cmのMF石塚琉太朗(3年)、落合、184cmのCB斎藤優貴(3年)の圧倒的な高さを活かしながら、試合を優勢に進めたが、183cmのGK甲斐雅基(2年)を中心に北越が耐え凌ぎ、前半を1点差で折り返した。

 北越にとっては前半を最少失点で終われたことが大きなプラスに作用した。ハーフタイムに「守備よりも攻撃面でアドバイスをした」と荒瀬陽介監督が語ったように、本来の狙いである攻撃の構築を再確認したことで、後半立ち上がりから北越の攻撃力が爆発した。

 1トップ1シャドーにした狙いは、バイタルエリアの人数を増やすことにあった。両サイドからカットインするドリブルをきっかけに、高月創太(3年)と筒井隆斗(3年)のダブルボランチが前向きにバイタルエリアに進入することで、トップ下の大井を含めると、4〜5人の選手がこのエリアに入り込んで、得意のショートパスで崩して行く。

「バイタルエリアの人数が増えることで、相手のボランチやDFラインが食いつくので、1トップの自分がフリーになれる。高い位置でボールを受けて、自分から仕掛けても良いし、湧き出て来る1.5列目をシンプルに使って崩せると思った」。後半40分間はまさにこの小林の言葉通りの展開になった。

 開始早々の1分に小林がカットインから強烈なシュートを放ち、反撃の狼煙を上げると、勝負どころと見た荒瀬監督は9分に大井に代えて、庄内を投入。18分には左サイドハーフの河野一輝(3年)がカットインから裏に飛び出した小林へスルーパス。小林のシュートは新潟明訓GK竹内槙吾(2年)のファインブロックに阻まれるが、22分、バイタルエリア中央でボールを受けた高月が、右サイドから中央に入り込んでいたMF宮川共栄(3年)に縦パスを通す。宮川はさらにゴール前中央に潜り込んでいた小林にクサビのパスを打ち込むと、「僕に相手DFが一斉に食らいついて来ていたので、タメてから落としました」と、小林は背後から走り込んで来た筒井へ落とした。これを筒井が冷静に蹴り込んで、北越が鮮やかな崩しで同点に追いついた。

 さらに攻め手を強める北越は、36分、左サイドでボールを受けた庄内が反転からゴール中央に潜り込んだ途中出場のMF坂本元悠(3年)にクサビのパス。これを坂本が鮮やかなトラップで抜け出すと、GKとの1対1を制し、値千金の決勝弾を叩き込んだ。

 前後半でまったく逆の展開となった激戦は、2-1で北越が勝利し、有田光希(現・愛媛FC)を擁して優勝を果たした09年度以来となる9年ぶりの決勝進出を果たした。「9年前に選手権出場を決めたシーンをビッグスワンで観ていたので、凄く今はワクワクしています。決勝で勝たないと意味が無いので、この一週間を高く持ちたいと思います」(小林)。

 北越にとっては9年ぶりの悲願達成に王手を掛けた。一方で新潟明訓もこれで今年度の戦いが全て終わった訳ではない。プリンスリーグ北信越王者である彼らには、悲願のプレミアリーグ初昇格というとてつもなく大きな戦いが残っている。「選手権で負けてしまったのは悔しいけど、後輩達のためにプレミアリーグ参入戦は絶対に制して、これまでの先輩達が出来なかったことを成し遂げたい」。落合が涙ぐみながらもこう語ったように、新潟明訓サッカー部史上だけでなく、新潟県サッカー界のためにも重要な戦いだけに、気持ちを切り替えて12月の決戦に臨まんとしている。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

快足武器に地元愛媛内定のびわこ成蹊スポーツ大DF清川「見ている人が応援したくなる選手に」

愛媛FCへ加入するびわこ成蹊スポーツ大のDF清川流石が関係者たちと「ポンジュース」での乾杯
 来季から愛媛FCへ加入するびわこ成蹊スポーツ大のDF清川流石(4年=愛媛U-18)の加入内定記者会見が5日に、滋賀県大津市の同大で行われた。会見には清川に加え、びわこ大の望月聡監督や入口豊学長、愛媛の児玉雄一強化部長が出席した。会見で清川は、「アカデミー時代から育ててもらったクラブに戻れて、大変嬉しく思います。4年間育ててくださった指導者の方々、共に頑張った仲間、それを支えてくれたマネージャーがいたからこそ、小さい頃からの夢だったプロサッカー選手になれたと思う」と感謝の言葉を口にした。
 
 スピードが武器のサイドアタッカーが生まれ故郷でスタートさせるプロ生活での意気込みを口にした。会見は入口学長の「故郷に帰るということで良い循環が出来ている。この関係がずっと続いていければ良い。これから全国に名を轟かせる選手になって欲しい」という挨拶からスタート。続いて、マイクを握った望月監督は「まぁまぁ甘いマスクをしている」と清川について紹介し、会場を和ませると、「良い選手の条件である素直さがある選手だから順調に伸びて行った。走るスピードは大学でもNo.1だと思うので、プロでもそこを伸ばして行って欲しい」と続けた。

「高校卒業の時から4年間で心身ともに成長してくれた。彼の持っているスピードはプロに行っても武器になる。地元の選手として来季、大活躍して欲しい」。そう口にしたのは児玉強化部長だ。愛媛では即戦力として考えられており、サイドからゴールに絡むプレーを期待しているという。会見途中には、なでしこジャパン元監督で現在はびわこ大の特別招聘教授などを務める佐々木則夫氏による花束贈呈も行われた。大宮アルディージャのトータルアドバイザーを務める佐々木氏は「来季、もし大宮とやる機会があればそこそこやって頂き、他とやる時はがっちり頑張ってください」とエールを送った。

 アカデミーを卒業してからも愛媛の試合をチェックしているとい清川は、「今の愛媛FCは粘り強い守備と全員で攻撃するというサッカーにとても大事な部分が出来ている。川井(健太)監督の細かい指示を実行できると思うので、とても魅了されている」とチームの印象を口にした。プロで目標とするのは中学から大学までずっと背中を追い続けた愛媛アカデミー出身のMF曽根田穣(現・甲府)。「見ている全員の目が行くようなガムシャラなプレーをしている選手を目標としてきた。僕も見ている人が応援したくなる選手になれるように頑張りたい」と話すように、自身も1年目からサポーターの心を掴むような活躍を誓った。

 会見の終盤にはびわこ大のチームメートからの質問も飛び出した。FW井上直輝(3年=立正大淞南高)の「自分たちもプロになりたい。なるためのアドバイスをください」という質問を受けた清川は「サッカーは11人でやるスポーツ。出られていない期間に自分と向き合い、いかにサッカーに費やすかが大事だと思う」と返答。締めくくりには、愛媛のスポンサーを務める「株式会社えひめ飲料」のポンジュースで乾杯を行うなど終始、賑やかな雰囲気で清川の門出を祝った。

[MOM2682]日章学園FW小野大斗(1年)_晴れの舞台での起用に先制弾で応えた1年生ストライカー

先発起用に応えて先制点を叩き出した日章学園高FW小野大斗
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.4 選手権宮崎県予選決勝 日章学園高 6-1 宮崎日大高 KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園サッカー場]

 先発を告げられたのは、その日のアップ前。日章学園高の早稲田一男監督も当日まで迷っていたと言うが、今大会ではこれまでに5得点を上げている決定力と、準決勝でも後半頭から投入され2本のシュートを放った積極性を買われての起用となった。

 もっとも本人は、今大会2度目の先発ながら、決勝戦という大舞台を前に緊張でガチガチになったという。それでもFW小野大斗(1年)は大抜擢に見事に応え、勝利につながる先制弾をたたき込んだ。

 ゴールの瞬間は「正直、あまりよく覚えていないけど、うれしかったですね」とはにかむ1年生。「淳くん(MF河原淳、3年)から『裏に抜けるのを常に意識しろ』と言われていました。いいパスがきたので、あとは打つだけでした」。

 1年生から先発で使ってもらうことで、周りから多くの刺激を受け、学ぶこともたくさんある。「いい経験をさせてもらってると思います」と真剣なまなざしで語る小野が、点取り屋でありながらも課題として上げるのは「決定力」。「FWとしてたくさん点を取って、チームを勝たせる選手になりたい」と、本番までの約1か月半の間、徹底的に走り込みを重ね。ゴール奪取に磨きをかけるつもりだ。

 イングランドのプレミア・リーグ、レスター・シティに所属する、元日本代表FW岡崎慎司のプレーにあこがれる。「FWの仕事は点を取ること。体全体を使って泥臭くゴールを狙える選手になりたいですね」。2年生エース・FW鈴木陽介に加え、MF南太陽(3年)や10番MF河原淳(3年)など、ライバルとして乗り越えたい先輩も多いが、全国の舞台で躍動する小兵に、引き続き注目したい。

(取材・文 高浜確也)
●【特設】高校選手権2018

決勝6発!実力を遺憾なく発揮した日章学園が14回目の全国で日本一に挑戦:宮崎

日本一を目標に掲げる日章学園高が2連覇、宮崎県内最多の14度目となる全国へ
[11.4 選手権宮崎県予選決勝 日章学園高 6-1 宮崎日大高 KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園サッカー場]

 今年の宮崎県予選決勝は文化の日翌日の日曜日、絶好の秋晴れの下で行われた。顔を合わせるのは今年の県高校総体決勝と同じ組み合わせ。鵬翔高に並ぶ過去13度の優勝を誇る日章学園高と、一年生大会などでは優勝するものの、選手権やインターハイでは県勢2強の牙城を崩すに至っていない宮崎日大高。ともにパスサッカーを掲げる両チームの対戦は、攻守が激しく入れ替わる小気味よい立ち上がりとなった。

 均衡が破れたのは前半16分。MF河原淳(3年)が後方から放った浮き球のクロスに反応したFW小野大斗(1年)が相手DF3人を振り切って追いつき、PAのすぐ外から右足シュートをゴール右上に突き刺す。決勝という大舞台で先発を任された1年生がさっそく結果を出してみせた。その後は、日章がボールを支配。前半終了間際の39分には、背番号10を担う河原が豪快にミドルを決め、日章学園が2ー0で前半を折り返す。

 後半開始とともに、宮崎日大はエースでキャプテンのFW三島光貴(3年)をピッチに送り出し反撃ののろしを上げる。システムも3-4-3から4-4-2に変更し、積極的な仕掛けがはまっていく。後半9分、MF川元翔太(3年)からパスを受けたFW松田竜弥(3年)がゴールを決め、一矢報いる。キャプテン三島はこのとき、バックスタンドの応援団と歓喜を分かち合うチームメイトにピッチに戻るよう指示し、あきらめない姿勢を見せていた。

 だがその4分後、日章学園はゴール前の混戦から小野の放ったシュートのこぼれ球をMF長友駿弥(3年)が押し込み追加点。その後は、プリンスリーグ九州得点ランキング首位のFW鈴木陽介(2年)が今大会8、9点目となる連続ゴール、MF長友と交替で入ったFW南太陽(3年)がファーストプレーでゴールを重ねるなど日章が突き放す展開になった。

 好天と深い芝の影響で足のつる選手が出てくる中、宮崎日大はそれでも最後まで戦う姿勢を見せる。しかし、終了間際に日章GK小原司(3年)のファウルで得たPKを日大FW三島が外し万事休す。終わってみれば、6-1と日章学園の圧勝という結果となった。これで日章は、県内での公式戦30連勝を果たした。

 日章学園キャプテンのMF比嘉将貴(3年)は試合後、「昨年負けた流通経済大柏と対戦して借りを返したい。主将として一人ひとりに声をかけ、チーム全員で日本一を取りに行く」と意気込む。今年のインターハイ準々決勝で、ゲームを支配しながらも優勝した山梨学院高に逆転負けを喫した悔しさを晴らしたい気持ちもある。早稲田一男監督は今年のチームについて、「粘り強くやれる実力を持っている」と高評価。そして、「出るからには頂点を目指したい。これまでやってきたことや経験値を厚くして、(対戦する)いろんなチームにゲーム内で対応できるように選手たちも考えてプレイしてほしいですね」と期待した。

(取材・文 高浜確也)
●【特設】高校選手権2018

分野研究家

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ルーニーのイングランド代表限定復帰が決定!15日アメリカ戦で“引退試合”

ルーニーがイングランド代表のユニフォームに再び袖を通す
 アメリカMLSのDCユナイテッドでプレーするFWウェイン・ルーニー(33)が、イングランド代表に限定復帰することが分かった。今月15日にウェンブリーで行う国際親善試合のアメリカ代表戦に招集される。

 ルーニーはイングランド代表で通算119試合に出場して53得点を記録。16年11月のスコットランド戦を最後に代表チームを離れていたが、功労者に対する“引退試合”が設けられた形だ。

 BBCによると、この決定にルーニーは「とても光栄なことだし、とてもワクワクしている。僕を再び呼んでくれたガレス・サウスゲート監督やFAに感謝したい」とコメント。「アメリカとの対戦になると思うけど、どちらのファンも楽しめるような試合がしたい」と意気込んだ。

[MOM2681]桐光学園MF西牧蓮(3年)_意識変わったアタッカー、先発起用に応えて2得点!

後半9分、桐光学園高MF西牧蓮が左足シュートを決めて2-0
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 東海大相模高 0-4 桐光学園高 等々力]

 桐光学園高の鈴木勝大監督は4得点奪ったことよりも、無失点で試合を終えたことを評価していた。連動して守り、個々の技術高い東海大相模高に思うようなポゼッションをさせなかったことが大きな勝因に。また、1ゴール3アシストの活躍を見せたエースFW西川潤(3年)らヒーローの多かった試合だが、与えられた出場チャンスで見事に結果を残したMF西牧蓮(3年)の活躍も見逃せない。

 この日、桐光学園は左サイドの強力アタッカー、MF佐々木ムライヨセフ(2年)が累積警告のために出場停止だった。先発チャンスを得たのは万能型アタッカーの西牧。「チームのために戦うとか、走るという部分を第一に考えていた」という背番号13が、チームに貴重な2点目と3点目のゴールをもたらした。

 まずは後半9分、右中間でキープした西川が反転しながら逆サイドの西牧へスルーパス。これでGKと1対1となった西牧がGKの股間を通す左足シュートを決めた。さらに15分には、再び西川のパスを受けた西牧が切り返しからの右足シュートをゴールへねじ込んだ。

「(西川)潤が持った時は左利きというのもあって常に自分が視野に入っていると思っている。練習試合や紅白戦の時とかも結構、潤から良いパスが何度も来ているので、潤がボールを持ったらチームとしてチャンスになるかなと思っています」

 西牧は期待のストライカーとして横浜FC鶴見ジュニアユースから桐光学園へ進学。1年時のRookie LeagueではFW小川航基(現磐田)が桐光学園でつけた特別な番号「9」を背負い、選手権のメンバー入りも果たしている(選手権の番号は「24」)。ただし、器用な半面、先発を勝ち取るだけの違いを生み出すことができず。今夏、チームが全国2位になったインターハイは怪我もあってメンバー外となった。

 ただし、「チームに貢献できないという時期が長かった。残されているのは選手権。そのことも分かっていたので、練習前の補強や練習後のストレッチや、練習中に人一倍声出すとか意識を変えてきました」。練習で先頭に立って走るなど、姿勢が変わった西牧を鈴木勝大監督も見逃さなかった。準決勝で佐々木の代役として起用。すると、西牧は献身的なプレーに加えて2ゴールと期待に応えてみせた。

「9」への憧れはあった。「小川くんの9番は1年生の時に重かったですし、3年目もつけたいなというのがあったんですけれども、なかなか監督の期待にも応えられなかったので、番号とか気にせずに試合に出たら結果を残したいと思っていました」と西牧。思いをぶつけて勝利に貢献したアタッカーは、満足することなく決勝に目を向けていた。

「まだ決勝に出られるかどうか分からないんですけれども、出たらチームのためにできることを考えてチャンスがあれば点獲ってチームに貢献したいです」。出番を少しでも長く得るために練習でアピールを続け、再びチャンスを掴んで結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)
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播戸竜二がもたらした“化学反応”…FC琉球を栄冠へと導いた功績

FC琉球に意識改革をもたらしたFW播戸竜二
[11.3 J3第30節 琉球4-2群馬 タピスタ]

 第17節の藤枝戦以降、首位の座は揺るぐことがなかった。3日の群馬戦で4-2で勝利し勝ち点を63に伸ばしたFC琉球は、残り3試合を残してJ3リーグ史上最速優勝、そして創設15年で初となるJ2昇格を決めた。

 金鍾成監督が2016年就任当時から掲げていたコンセプトは「3-1で勝つサッカー」。失点を覚悟してでも前がかりな姿勢で得点を奪いにいくというそのスタイルは他のチームの驚異となり、総得点数(11月4日時点)64は2位の鳥取に11点差をつけている。

 また今節の群馬戦を含め、琉球が1試合で4ゴール以上をマークしたのは7試合にのぼり、その中には鹿児島や沼津といったJ3リーグ上位に名を連ねるチームも含まれている。昇格と優勝を争う相手の勢いを削ぐ攻撃力は、J3リーグ最強の矛と言う名にふさわしい形を示した。

 『95年組』と呼ばれる今年Jデビューした大卒ルーキーと、J3リーグが導入された2014年からプレーするGK朴一圭、MF富所悠、MF枝本雄一郎といった経験値豊かな選手が融合した琉球だが、その上で大きな存在となったのがFW播戸竜二である。

 『黄金世代』と呼ばれた79年組の一人として実績を残す播戸は、G大阪を皮切りに札幌、神戸、C大阪、鳥栖と渡り歩き、2015年には大宮のJ1復帰に貢献する。しかし昨シーズンは負傷の影響でルヴァン杯3試合の出場に留まり、昨年末に契約満了で退団。一時は引退の方向に気持ちが傾きかけていたが、琉球の倉林啓士郎社長から「力を貸してほしい」と直々の願いを受け取ったことで、選手として戦い続けることを決めた。

 チームをJ2に上げる使命を託された播戸は、選手との初めての顔合わせの時「チームの目標としてJ2昇格というものがあると思うが、ここにいるみんなとJ3リーグ優勝という経験を味わいたい」という強い意志を伝えた。優勝経験の少ない選手が揃う琉球においてこの播戸の言葉は初めこそ実感が持てなかったものの、長年培ってきた経験と技術を若い選手たちに惜しげもなく伝え続ける播戸の姿に次第に心を引き寄せられ自信も植え付けられていき、昇格という妥協点から優勝という強い意識が、チーム全体に広がっていくようになった。

「自分ができることをしっかりしようと思ったし、プレーという意味では若手もベテランも関係ない。怪我なく一年間を通して戦えることを意識し、自分ができることをしっかりやって示すことが重要だと思った。若い選手にはJ3というステージで結果を残していけばさらに上を目指せるんだということを伝えてきたし、だからこそ優勝を達成してJ3チャンピオンとしてJ2に行こうと話しをしてきた」

「その中で選手全員が目標を持ちレベルアップしていると実感していますし、それが結果にも繋がっている。自分のキャリアがあとどのくらいあるか分からないですが、優勝という経験は人生で何度も経験できるものではない。一瞬一瞬を楽しんでいこうという気持ちでプレーしてきたつもりです」

 播戸の加入がチームに化学変化を起こさせたことは間違いない。絶対に妥協しない真面目な性格だからこそ飛ばし続けた強い檄。播戸はプロとしての姿勢を常に選手の間近で示してきた。抱えていた怪我も回復し、チーム専属のフィジカルコーチの指導により体にキレも徐々に取り戻してきた播戸は、これまで先発5試合を含む24試合に出場。2ゴールをマークし存在感を示している。

J3優勝シャーレを掲げる播戸竜二


 チームが強くなっていく一方で播戸にはもうひとつの使命が与えられていた。それは倉林社長も常に口にする「地域密着」を植え付けるということだった。

「今年の1月に沖縄に来たとき、地元の人や僕の知り合いにFC琉球について聞くと、名前は聞いたことあるが試合は見たことがないという人がたくさんいた。そういう中で僕に課せられたチャレンジは沖縄を盛り上げるということでした。そうなるために僕が思ったのは、一つひとつの試合を勝ち続け、沖縄県民と一緒に優勝という物語を見ようというものでした。今後、沖縄のサッカーを根付かせるためには勝つことが絶対重要だと思ってましたし、その積み重ねでJ3優勝ができた」

「おかげでメディアの方々もたくさん来るようになって、みなさんが見ている前で良いプレーをし、勝った試合が情報として流れていけばチームはもっと応援してくれる存在になると思う。J3優勝は沖縄のサッカーが根付く上での始まりであり、その後J2でどれだけできるか、そしてJ1に行けるチームとなれるか。J1で優勝できるクラブを作り上げるという気持ちを強く持ち続けて、沖縄県民の誇りとなるチームになってほしいですし、そうなるように僕らはこれからも走り続けていかなければと思っています」

「プロとは」という形を示し続けた播戸は、選手と沖縄に不足していたサッカーのエネルギーを注入し続けたことで大きな相乗効果をもたらした。闘争心と骨太の精神力を植え付けられた琉球の選手たちは2019年、いよいよJ2の舞台に立つ。

(取材・文 仲本兼進)
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さすがの1G3A。アジアMVPの桐光学園FW西川、「出たい気持ちがめちゃくちゃある」選手権へあと1勝:神奈川

桐光学園高FW西川潤は1ゴール3アシストの活躍
[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 東海大相模高 0-4 桐光学園高 等々力]

 AFC U-16選手権でU-16日本代表を優勝へ導き、大会MVPを獲得。高校2年生ながらすでにJクラブの争奪戦がスタートしている桐光学園高FW西川潤が、1得点3アシストの活躍で「出たい気持ちがめちゃくちゃある」選手権出場へあと1勝とした。

 前半24分に左足CKで右SB岡孝樹(3年)の先制ゴールをアシスト。東海大相模高が競り合いに強いCB堀川侃太(3年)をマンマークにつけてきたこの日は、あえて1タッチを多用して相手に的を絞らせない。

 そして、「相手が来なくなったところを上手くターンして狙おうかなとか、周りを活かしてプレーしようかなとしていた」という西川は後半9分、DFとの競り合いを制してボールをキープするとさらに食いついてきたDF1人をいなしながらキープ。複数のDFが彼に集中したところで反転しながら左足で斜めのラストパスを通す。これをMF西牧蓮(3年)が左足で決めて2-0となった。

 さらに西川は15分にもDFを引きつけながら左中間でフリーの西牧へラストパス。これを西牧が右足で決め、西川は3つめのアシストを記録した。そして、後半35分には縦パスに反応。対応するDFの動きを見ながらわずかに前に入ってボールに触れたところを倒され、PKを獲得した。これを自ら左足で決めて3戦連発。1得点3アシストで準決勝を終えた。

 対戦した関東予選優勝校・東海大相模の有馬信二監督は「(選手たちは)彼がいるというだけで気になる」と語り、上手いだけでなく、対人能力の高い堀川のチャージを受けても前に出る西川の強さも称賛していた。また先にJリーグへ進むU-17日本代表MF中山陸(3年、甲府内定)も「彼、マンマークついていたんですけれども、(堀川は)体の強い選手なんですけれども倒れなかったし、体の使い方も上手かったし、反転の仕方も見ていて上手いなと思いました。そういうところを盗んでいきたい」と語っていた。

 9月から10月にかけて行われたAFC U-16選手権で西川はマレーシアで約3週間以上の生活。普段とは異なる気候、生活リズムを経験して日本に戻ってきた。そして帰国から2週間足らずで選手権予選がスタート。体力的、精神的にも厳しいことは間違いないが、鈴木勝大監督は「全然、動じない。それが代表選手」とそれを跳ね除けるエネルギーを期待し、西川もコンディションをしっかりと整えて選手権予選を戦っている。

 インターハイで5人抜きのスーパーゴールを含む6得点を挙げて注目度をさらに高め、アジアでMVPになっても「自分から輪の中に入ってやっている」(鈴木監督)という変わらぬ姿勢。そして、チームのモットーであるチャレンジャー精神を誰にも負けないくらいに持ってプレーしている。

 次は三浦学苑高との決勝戦。「去年も決勝で負けて今年こそはという気持ちでずっとやってきたので、全国に出れるようにしたい。三浦学苑には夏の決勝で負けているのでその悔しさを晴らすために、チャレンジャーの気持ちを持って頑張りたい」と誓う西川が決勝でもチームを勝たせるプレーをし、「出たい気持ちがめちゃくちゃある」舞台に今年こそ立つ。

(取材・文 吉田太郎)
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さすがの1G3A。アジアMVPの桐光学園FW西川、「出たい気持ちがめちゃくちゃある」選手権へあと1勝:神奈川

桐光学園高FW西川潤は1ゴール3アシストの活躍
[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 東海大相模高 0-4 桐光学園高 等々力]

 AFC U-16選手権でU-16日本代表を優勝へ導き、大会MVPを獲得。高校2年生ながらすでにJクラブの争奪戦がスタートしている桐光学園高FW西川潤が、1得点3アシストの活躍で「出たい気持ちがめちゃくちゃある」選手権出場へあと1勝とした。

 前半24分に左足CKで右SB岡孝樹(3年)の先制ゴールをアシスト。東海大相模高が競り合いに強いCB堀川侃太(3年)をマンマークにつけてきたこの日は、あえて1タッチを多用して相手に的を絞らせない。

 そして、「相手が来なくなったところを上手くターンして狙おうかなとか、周りを活かしてプレーしようかなとしていた」という西川は後半9分、DFとの競り合いを制してボールをキープするとさらに食いついてきたDF1人をいなしながらキープ。複数のDFが彼に集中したところで反転しながら左足で斜めのラストパスを通す。これをMF西牧蓮(3年)が左足で決めて2-0となった。

 さらに西川は15分にもDFを引きつけながら左中間でフリーの西牧へラストパス。これを西牧が右足で決め、西川は3つめのアシストを記録した。そして、後半35分には縦パスに反応。対応するDFの動きを見ながらわずかに前に入ってボールに触れたところを倒され、PKを獲得した。これを自ら左足で決めて3戦連発。1得点3アシストで準決勝を終えた。

 対戦した関東予選優勝校・東海大相模の有馬信二監督は「(選手たちは)彼がいるというだけで気になる」と語り、上手いだけでなく、対人能力の高い堀川のチャージを受けても前に出る西川の強さも称賛していた。また先にJリーグへ進むU-17日本代表MF中山陸(3年、甲府内定)も「彼、マンマークついていたんですけれども、(堀川は)体の強い選手なんですけれども倒れなかったし、体の使い方も上手かったし、反転の仕方も見ていて上手いなと思いました。そういうところを盗んでいきたい」と語っていた。

 9月から10月にかけて行われたAFC U-16選手権で西川はマレーシアで約3週間以上の生活。普段とは異なる気候、生活リズムを経験して日本に戻ってきた。そして帰国から2週間足らずで選手権予選がスタート。体力的、精神的にも厳しいことは間違いないが、鈴木勝大監督は「全然、動じない。それが代表選手」とそれを跳ね除けるエネルギーを期待し、西川もコンディションをしっかりと整えて選手権予選を戦っている。

 インターハイで5人抜きのスーパーゴールを含む6得点を挙げて注目度をさらに高め、アジアでMVPになっても「自分から輪の中に入ってやっている」(鈴木監督)という変わらぬ姿勢。そして、チームのモットーであるチャレンジャー精神を誰にも負けないくらいに持ってプレーしている。

 次は三浦学苑高との決勝戦。「去年も決勝で負けて今年こそはという気持ちでずっとやってきたので、全国に出れるようにしたい。三浦学苑には夏の決勝で負けているのでその悔しさを晴らすために、チャレンジャーの気持ちを持って頑張りたい」と誓う西川が決勝でもチームを勝たせるプレーをし、「出たい気持ちがめちゃくちゃある」舞台に今年こそ立つ。

(取材・文 吉田太郎)
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ファン・ウィジョらJリーガーは4名選出! 韓国代表が11月親善試合の招集メンバーを発表

G大阪のFWファン・ウィジョは代表でも大活躍
 大韓サッカー協会(KFA)は5日、11月に行われる国際親善試合に向けた韓国代表の招集メンバーを発表した。

 韓国代表は17日にオーストラリア代表と、20日にウズベキスタンと対戦する。Jリーグでプレーする韓国人プレーヤーからはFWファン・ウィジョ(G大阪)、GKキム・スンギュ(神戸)、DFチョン・スンヒョン(鹿島)、GKキム・ジンヒョン(C大阪)が選出。兵役免除に基づく社会奉仕活動で虚偽の報告を行ったとされるFC東京のDFチャン・ヒョンスは代表選手資格を永久はく奪され、今回のメンバーにも招集されなかった。

 また、FWソン・フンミン(トッテナム)や“韓国のメッシ”ことMFイ・スンウ(ベローナ)は招集を見送られている。

以下、韓国代表メンバー

■GK
キム・スンギュ
キム・ジンヒョン
チョ・ヒョンウ

■DF
キム・ヨングォン
チョン・スンヒョン
クォン・ギョンウォン
キム・ミンジェ
パク・ジス
イ・ヨン
イ・ユヒョン
キム・ムンファン
ホン・チョル
パク・チュホ

■MF
ファン・インボム
キム・ジョンミン
ク・ジャチョル
チョン・ウヨン
キム・スンデ
ナム・テヒ
イ・ジンヒョン
ナ・サンホ
ファン・ヒチャン

■FW
ファン・フィチャン
ムン・ソンミン
ファン・ウィジョ
ソク・ヒョンジュン

豊川スタメンのオイペンは最下位ロケレンに敗れて連勝ストップ

FW豊川雄太は後半13分までプレー
[11.4 ベルギー・リーグ第14節 ロケレン2-0オイペン]

 ベルギー・リーグ第14節が4日に行われ、FW豊川雄太の所属する9位オイペンは敵地で16位ロケレンと対戦し、0-2で敗れた。豊川は6試合連続でスタメン出場。得点には絡めず、後半13分に途中交代している。

 最下位のロケレンは立ち上がりから怒涛の攻撃を見せた。前半10分、右クロスのこぼれ球をMFルカーシュ・マレチェクが拾い、右足で豪快なシュートを叩き込んで先制に成功する。

 さらに直後の前半11分、相手DFのミスを突いたFWフース・ヒュッペルツはGKとの1対1を決め切れなかったが、こぼれ球をFWマルコ・ミリッチが右足で流し込み、2-0とした。

 序盤に2点のビハインドを負ったオイペンは後半の早い時間からカードを切り、豊川は後半13分にMFダニイェル・ミリチェビッチと交代。しかし、チームは最後までゴールは奪えず、0-2の完封負けで連勝が2でストップした。

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鎌田が起死回生弾で今季6点目! 日本人3選手先発のシントトロイデン、逆転で4戦ぶり勝利

MF鎌田大地が今季6ゴール目を記録
[11.4 ベルギー・リーグ第14節 シントトロイデン2-1ズルテ・ワレヘム]

 ベルギー・リーグ第14節が4日に行われ、DF冨安健洋、DF遠藤航、MF鎌田大地、MF関根貴大、DF小池裕太の所属する7位シントトロイデンはホームで15位ズルテ・ワレヘムと対戦し、2-1で逆転勝利を飾った。5試合連続で先発フル出場した鎌田は、後半16分に同点弾となる今季6ゴール目を記録。冨安は開幕14試合連続で先発フル出場し、4試合連続スタメンの遠藤は前半のみプレーした。また、小池は一時帰国の関根とともにベンチ外となっている。

 先制したのはアウェーのズルテ・ワレヘム。前半29分、FWニル・デ・パウのスルーパスからFWテオ・ボンゴンダが冨安の裏を取り、PA内左から左足で流し込んだ。

 それでも後半16分、MFアレクシス・デ・サールのワンタッチパスをPA内中央の鎌田がフリーで受け、巧みなコントロールから右足で決める。2試合ぶりにネットを揺らし、加入後8試合で6ゴール目となった。

 後半31分にはズルテ・ワレヘムのFWハムディ・ハルバウィが2度目の警告で退場。数的優位となったシントトロイデンは同40分、右クロスが流れたところにFWエルトン・アコラツェが反応し、右足の鮮やかなダイレクトシュートをゴール左に突き刺す。2-1の逆転勝利で4試合ぶりに白星を手にした。

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讃岐DF荒堀謙次が靭帯損傷…全治は最長8週間

[故障者情報]

 カマタマーレ讃岐は5日、DF荒堀謙次が靭帯を損傷し、全治最長8週間の離脱となったことを発表した。

 荒堀は今季リーグ戦で17試合に出場。しかし先発した10月31日のJ2第35節・町田戦で負傷していた。診断の結果、右膝の内側側副靭帯を損傷しており、全治約6~8週間になるという。讃岐は4日のJ2第40節・栃木戦(1-2)で敗れ、降格圏内21位以下が決定している。

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[MOM2680]岡山学芸館MF永田一真(3年)_プレー面、精神面でチーム引っ張った主将が2度目の選手権へ

優勝旗を手に笑顔を見せる岡山学芸館高MF永田一真主将
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.4 選手権岡山県予選決勝 岡山学芸館高 3-2(延長) 作陽高 シティライトスタジアム]

 試合終了直後からピッチ上で行われた閉会式。逆転負けに涙する作陽高のメンバーの横で、岡山学芸館高のメンバーも泣いていた。キャプテンマークを巻くMF永田一真(3年)も、涙をこらえながら優勝の賞状を受け取る。リベンジを果たしての2回目の選手権出場に、格別の思いがこみ上げてきていた。

 岡山学芸館にとっては、3年連続となる選手権予選決勝の舞台。2年前の初出場時も交代出場でピッチに立った永田は、昨年も連続出場を目指して先発出場したが、作陽の前に敗れて涙をのんでいた。県内最大のライバルとの1年後の再戦は、これ以上ない雪辱の舞台。しかし前半31分までに0-2とリードされる苦しい展開を強いられた。

 だが、永田は「あまり焦りはなかったです。今日は絶対に勝てるという自信があった」という。自信の源は、準々決勝で敗れた全国総体予選後のハードなトレーニングだ。前半のうちに1点を返すと、パワフルな攻めで作陽を追い込んでいく。4-1-4-1の2列目に入った永田は、持ち前の体の強さを生かしたドリブル突破を見せたかと思えば、ワンタッチでパスをさばいて周囲を走らせるなど、幅広いプレーで攻撃をけん引した。

 永田自身も惜しいシュートを放ちながら同点ゴールが遠かったが、後半終了間際に追い付いて延長へ。「走り勝てるので、延長に入れば勝てると思っていた」という永田の言葉通り、延長に入ると岡山学芸館は何度も決定機を作り出した。ここでもゴールが遠かったが、PK戦突入寸前の延長後半9分の決勝点で、大逆転勝利を収めた。

 前述の選手権初出場時はFWだったが、昨年度は体の強さやキープ力を買われてボランチでもプレーし、予選決勝もボランチで出場。1列前に移った今年度は豊富な経験を生かしたプレー面でだけでなく、主将として精神面でもチームを引っ張り、2回目の出場に貢献した。

 2年前は全国大会も経験。山梨学院高(山梨)との1回戦で後半31分から登場したが、見せ場を作れないまま、チームも0-1で敗れた。「あの舞台の圧力がすごくて、何もできませんでした。今度は自分の力を100パーセント発揮できるように頑張りたい」。力強い言葉で、選手権初勝利への貢献を誓った。

(取材・文 石倉利英) 
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右腕骨折のメッシが驚異の復活!! バルサがCLインテル戦の招集メンバーを発表

右腕骨折のFWリオネル・メッシが復活
 バルセロナは4日、6日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第4節・インテル戦の招集メンバーを発表した。10月20日のリーガ・エスパニョーラ第9節・セビージャ戦で右腕を骨折していたFWリオネル・メッシがメンバー入りしている。

 約3週間の離脱といわれていたメッシだが、驚異的な回復スピードで復帰となった。勝利すればグループリーグ突破が決まる大一番では、メッシ不在のチームを支えたFWルイス・スアレスなどが名を連ねている。一方で、DFトマス・ベルメーレン、DFサムエル・ウムティティといった主力は怪我のため招集されなかった。また、BチームからGKイニャキ・ペーニャ、DFチュミが選出されている。

以下、招集メンバー22名

▼GK
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン
ヤスパー・シレッセン
イニャキ・ペーニャ

▼DF
ネウソン・セメド
ジェラール・ピケ
クレマン・ラングレ
ジョルディ・アルバ
セルジ・ロベルト
チュミ

▼MF
イバン・ラキティッチ
セルヒオ・ブスケツ
デニス・スアレス
コウチーニョ
アルトゥール
ラフィーニャ
アルトゥーロ・ビダル
カルレス・アレニャ

▼FW
ルイス・スアレス
リオネル・メッシ
ウスマン・デンベレ
マウコム
ムニル・エル・ハダディ

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「チャレンジャー」「絶対謙虚」。立ち向かう姿勢持って戦う桐光学園が4-0で神奈川準決勝突破!

後半35分、桐光学園高はU-16日本代表のエースFW西川潤がPKを決めて4-0
[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 東海大相模高 0-4 桐光学園高 等々力]

「チャレンジャー」桐光学園が決勝進出! 4日、第97回全国高校サッカー選手権神奈川県予選準決勝が行われ、インターハイ準優勝の桐光学園高が右SB岡孝樹(3年)の先制ヘッドなどによって東海大相模高に4-0で快勝。桐光学園は11日の決勝で2年ぶりの全国大会出場を懸けて三浦学苑高と戦う。

 桐光学園の鈴木勝大監督は選手たちに「自分たちから立ち向かうこと」「絶対謙虚」という姿勢を徹底的に求めてきた。インターハイ全国2位という結果はチームの自信になった一方で慢心をもたらしてもおかしくないところ。だが、U-16日本代表のエースFW西川潤(2年)がAFC U-16選手権で不在だった期間などに苦戦を強いられてきたこともあり、「チャレンジャーという立ち位置でまず入るようになった」(鈴木監督)というチームは、この日も立ち向かう姿勢を見せ続けて難敵を突破した。

 桐光学園は準々決勝の日大藤沢高戦で2点を先取されたこともあり、立ち上がりの入り方を修正。強度高く、切り替えの速い守備とGK北村公平(1年)の好セーブもあって0-0で試合を進める。そして前半24分、西川の右CKをニアに飛び込んだ岡が頭で合わせて先制点を奪った。

 岡はインターハイ予選準決勝でも後半終盤に同点ヘッド。「ニアにいい感じで来たのでインターハイの時もニアで合わせて同じ位置で合わせることができた。チームにいい流れを持って来れていると思っています」という岡の一撃で桐光学園がリードを奪った。

 関東大会予選優勝校の東海大相模は、甲府内定のU-17日本代表MF中山陸(3年)が先月に太腿を負傷した影響で万全ではなく、ベンチスタート。MF有馬和希主将(3年)と10番MF中島優太(3年)を中心に長短のパスを交えながら攻撃するが、シュート数を増やすことができない。0-1の後半立ち上がり、中山のスタンバイが完了し、交代準備。だが、彼の投入直前に痛恨の2失点目を喫してしまう。

 後半9分、桐光学園は右中間でボールを受けた西川が複数のDFを引きつけると、ターンしながら逆サイドでフリーのMF西牧蓮(3年)へスルーパス。GKと1対1となった西牧が左足シュートを決めて2-0とした。この日マンマークを受けていた注目FW西川は、個で勝負するよりも1タッチパスを多用していたが、見事な駆け引きから2点目をもたらした。

 東海大相模は直後に中山を投入したが、次の1点も桐光学園が奪う。15分、右サイドのFW敷野智大(3年)からパスを受けた西川が素早く左中間でフリーの西牧へ展開。このパスをコントロールした西牧が切り返しから右足シュートをねじ込み、3点差とした。

 反撃したい東海大相模だが、有馬が負傷交代するアクシデント。その中で中山がピンポイントのラストパスや展開、そして自らシュートへ持ち込む動きで攻撃を活性化する。だが、中山のシュートは桐光学園の好守の前に阻まれ、FW横山翔大(3年)の左足シュートもわずかに枠右へ外れるなど追撃することができない。

 逆に桐光学園は35分、縦パスでDFよりも一瞬速くPAへ飛び出した西川がファウルを受ける形でPKを獲得。これを自ら左足で決めて勝負を決定づけた。桐光学園の鈴木監督は4得点よりもCB望月駿介主将(3年)を中心に無失点で終えた守備を高く評価。岡は「自分たちはチャレンジャーなので、去年の決勝で負けた分も、インターハイ予選の決勝で負けた分も自分たちが全国出るんだという強い気持ちを持って、チーム全体守備からというところとチャレンジャーという気持ちを持って意識を共通できたのが4-0という結果に繋がったと思います」と頷いた。

 自分たちはチャレンジャー。その立ち位置をチーム全員が共通認識している。昨年度の選手権予選は準優勝。今年のインターハイは神奈川2位での出場で、全国大会も決勝で敗れている。西川は「去年も決勝で敗れたり、夏も2位。しっかり謙虚な気持ちを持って、今はその意識をみんなが持っている」と説明した。今大会、初戦から湘南工科大附高、日大藤沢、東海大相模といずれも決勝戦のようなカードを勝ち上がってきた桐光学園は、また謙虚な姿勢を持って一週間準備をする。

 決勝の対戦相手はインターハイ予選決勝で敗れている三浦学苑。岡は「自分たちはチャレンジャーなので、インターハイ予選の決勝も三浦に負けていてその面では絶対に勝たないといけない相手なので、必ず倒して絶対に全国に出たいと思っています」と誓った。決勝戦も変わらぬ姿勢で立ち向かい、必ず勝つ。

(取材・文 吉田太郎)
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南野は先発も後半途中交代、ザルツブルクは後半AT弾で3戦ぶり勝利

FW南野拓実は先発出場
[11.4 オーストリア・ブンデスリーガ第13節 ザルツブルク2-1マッテルスブルク]

 オーストリア・ブンデスリーガは4日、第13節を行い、日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクはホームでマッテルスブルクと対戦し、2-1で勝利した。先発出場した南野は後半23分に交代している。

 現在首位独走中のザルツブルクは4-3-3の布陣を敷き、南野は左ウイングとして先発出場。0-0で前半を折り返すと、南野は後半23分に交代した。すると直後に先制したザルツブルクは後半42分に同点に追いつかれるも、同アディショナルタイム2分過ぎに勝ち越しに成功。ザルツブルクが2-1で勝利し、3試合ぶりの白星となった。

 南野は現在、公式戦19試合に出場して5ゴール1アシストを記録している。

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南野は先発も後半途中交代、ザルツブルクは後半AT弾で3戦ぶり勝利

FW南野拓実は先発出場
[11.4 オーストリア・ブンデスリーガ第13節 ザルツブルク2-1マッテルスブルク]

 オーストリア・ブンデスリーガは4日、第13節を行い、日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクはホームでマッテルスブルクと対戦し、2-1で勝利した。先発出場した南野は後半23分に交代している。

 現在首位独走中のザルツブルクは4-3-3の布陣を敷き、南野は左ウイングとして先発出場。0-0で前半を折り返すと、南野は後半23分に交代した。すると直後に先制したザルツブルクは後半42分に同点に追いつかれるも、同アディショナルタイム2分過ぎに勝ち越しに成功。ザルツブルクが2-1で勝利し、3試合ぶりの白星となった。

 南野は現在、公式戦19試合に出場して5ゴール1アシストを記録している。

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モラタ2発のチェルシーが2位浮上!プレミアリーグは3チームが開幕11戦無敗に

アルバロ・モラタとペドロ・ロドリゲスが得点
[11.4 プレミアリーグ第11節 チェルシー3-1クリスタル・パレス]

 プレミアリーグは4日、第11節を行った。チェルシーは本拠地スタンフォードブリッジでクリスタル・パレスと対戦し、3-1で勝利した。

 8日にヨーロッパリーグ(EL)グループリーグのBATE戦を控えるチェルシーは、10月31日のカラバオ杯ダービー・カウンティ戦からMFエンゴロ・カンテとMFウィリアン、FWアルバロ・モラタを除く8人を変更。MFジョルジーニョとDFダビド・ルイス、DFセサル・アスピリクエタら主力がスタメン復帰した。

 チェルシーは前半32分、PA右からFWペドロ・ロドリゲスがクロスを上げると、一度はカットされたが、戻ってきたボールをペドロが再び中央へ入れ、モラタが右足シュートを決めて先制する。後半8分には、MFジェームス・マッカーサーのスルーパスからMFアンドロス・タウンセンドにディフェンスラインを突破され、同点に追いつかれたが、19分にMFエデン・アザールとMFマテオ・コバチッチを投入すると、直後にチェルシーが勝ち越しに成功した。

 後半20分、右サイドのFKからアザールがゴール前に蹴り込むと、ファーサイドに流れたボールをモラタが右足シュート。角度はなかったが、きっちり決めて2-1とする。さらに25分には、左サイドからDFマルコス・アロンソがグラウンダーのクロスを供給。モラタには合わなかったが、その後ろに走り込んだペドロが右足で流し込み、3-1で2位に浮上した

 なお、第11節を終えた時点で首位のマンチェスター・シティ(9勝2分)、2位のチェルシー(8勝3分)、3位のリバプール(8勝3分)が開幕から無敗を維持している。

●プレミアリーグ2018-19特集

内転筋負傷の酒井宏は3戦連続出番なし、マルセイユは3失点完敗で6位ダウン

負傷中のDF酒井宏樹
[11.4 リーグアン第12節 モンペリエ3-0マルセイユ]

 フランス・リーグアンは4日に第11節を行い、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは敵地でモンペリエと対戦し、0-3で完敗となった。ベンチ入りした酒井だが、リーグ戦3試合連続で出番なしとなった。

 前半を0-0で折り返したマルセイユだが、後半から失速。後半6分、同17分とFWガエタン・ラボルドに失点され、同25分にはMFポール・ラスンにダメ押し弾を食らった。0-3で敗れたマルセイユはリーグ戦2連敗で5位から6位にダウン。一方、第1節の黒星以降は7勝4分で負けなしのモンペリエは2位に浮上している。

 10月25日のヨーロッパリーグには出場した酒井だが、リーグ戦は10月21日の第10節から3試合連続で欠場に。内転筋を負傷したと伝えられている酒井について、ルディ・ガルシア監督は試合前の記者会見で「酒井はまだ100パーセント回復していない。だからチームとともにまだトレーニングをしていない」と完治していないことを明かしていた。

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●フランス・リーグアン2018-19特集

分野研究家

アメリカはアイスホッケーのリンクに人工芝を敷いたインドアサッカー場が全米の至る所に普及しており、「MISL (Major Indoor Soccer League) 」というプロリーグも存在する。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム
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分野研究家

アメリカはアイスホッケーのリンクに人工芝を敷いたインドアサッカー場が全米の至る所に普及しており、「MISL (Major Indoor Soccer League) 」というプロリーグも存在する。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム
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ブラインドサッカー世界2位のアルゼンチン代表が語る日本代表の課題

マキシミリアーノ・エスピニージョは6月の世界選手権で12m以上のロングシュートを決めた
 日本代表が3人マークしてきても、アルゼンチンのエース・マキシミリアーノ・エスピニージョはブルドーザーのごとく突進し、ゴールネットを揺らした。4日に勝ち越し弾、ダメ押し弾を決めたマキシミリアーノは、2日のトレーニングマッチとあわせて2日で3得点。世界2位のエースの貫禄を見せつけた。

「3人来ていたのはわかっていたし、日本の守備は組織されている。今日は神様のおかげで入った。(勝ち越しの)2点目を決めた後にインテンシティ(プレー強度の激しさ)が下がったのがわかった」

 マルティン監督も遠回しに日本代表の課題をこう明かした。

「そんなに(日本と)力の差はないが、あえて(アルゼンチンとの差を)言えば、選手を変えてもインテンシティが続くかどうか、だと思う」


 ブラインドサッカーの選手交代は自由だ。4日の選手起用を見ると、アルゼンチン代表は10人中、出場しなかったのはFPアンヘル・デルドのみ。対する日本はFP寺西一、日向賢、今回初招集の21歳丹羽海斗の3人がピッチに立てなかった。高田敏志監督もこの3人を自信を持ってピッチに送り出せるような、層の厚いチームを作ることが急務だろう。

 3人に囲まれてもゴールを奪える決定力について聞かれたマキシミリアーノは、こう煙に巻いた。
「ガイドの声をよく聞いて、たくさん練習することです」

 ゴールへの嗅覚は、人に伝えるものでも、学べるものではない。日本代表戦士はそれぞれ、日々の練習で各自あったスタイルを自分でつかむしかない。

(取材・文 林健太郎)

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ハリル監督「ナントに“日本らしさ”を取り入れた」、序盤低迷のクラブが怒涛の公式戦4連勝

ハリル監督は“日本化”させることで、迅速な立て直しを図った
 フランス・リーグアンは4日に第12節を行い、ナントギャンガンと対戦した。低迷したナントを10月から指揮しているバヒド・ハリルホジッチ元日本代表監督は、公式戦4連勝を達成した。

 1勝3分4敗でリーグ戦19位と降格圏内に沈んでいたナント。ハリルホジッチ監督は10月から指揮官としてこのチームの立て直しにかかった。初陣となった10月7日の第9節・ボルドー戦では0-3と大敗を喫したものの、第10節・トゥールーズ戦(4-0)、第11節・アミアン戦(2-1)と2連勝。国内リーグ杯でも好調モンペリエを3-0で破り、公式戦3連勝としていた。

 そして今節も絶好調のFWエミリアーノ・サラが前半43分に先制点を奪うと、ギャンガンを圧倒し、5-0で勝利。リーグ戦3連勝で順位を13位から10位に押し上げた。

 リーグアン公式サイトはハリルホジッチ監督の功績を特集。元日本代表監督は短い時間で立て直すべく、「今のナントは少しだけ“日本化”しています。それは試合の仕方、立ち振る舞い、リスペクトすること、時間を厳守すること。それらは魔法の杖ではないが、確かな効果はあった」と日本での経験をチームに還元させたことを明かしている。

●フランス・リーグアン2018-19特集

ミランが今季初の3連勝でCL圏内4位キープ、後半ATの劇的カウンター弾で勝ち点3を積む

ミランが今季初の3連勝
[11.4 セリエA第11節 ウディネーゼ0-1ミラン]

 セリエAは4日に第11節を行い、ミランは敵地でウディネーゼと対戦した。0-0で迎えた後半アディショナルタイムにDFアレッシオ・ロマニョーリが決勝弾を決め、ミランは1-0で勝利。今季初の3連勝としている。

 前節にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位に浮上したミラン。さらなる躍進のために勝利を目指すものの、先発したFWゴンサロ・イグアインが前半35分に負傷のため途中交代となってしまう。代わりに入ったFWサムエル・カスティジェホが奮闘するも、試合は90分間スコアレスのまま後半アディショナルタイムに突入する。

 するとウディネーゼは後半アディショナルタイム5分過ぎ、カスティジェホに対して終盤途中出場のDFブラム・ナウティンクが危険なタックルを浴びせて一発退場に。数的優位に立ったミランは残り時間少ない中で光明を見出し、最後の攻撃に出る。

 ミランは後半アディショナルタイム6分過ぎ、ロマニョーリが中盤で果敢にタックルを仕掛けてボールを奪取する。素早くカウンターに入ると、MFスソとロマニョーリはPA内で数度にわたりパスを交換し、相手守備陣を翻弄。最後にロマニョーリが左足シュートをゴール右に決めた。

 ロマニョーリのタックル、その後のカウンターのいずれかに対して主審がVARを使用も、ゴールは認められ、ミランが1-0で劇的勝利。ロマニョーリは2試合連続で後半アディショナルタイムに決勝点を挙げ、またチームはリーグ戦では待望の今季初となる無失点試合に。そして今季初の3連勝で4位をキープしている。

●セリエA2018-19特集

有言実行。アルゼンチンから初ゴールを奪ったブラサカ日本代表・川村が感じる収穫と課題

川村怜の先制ゴール。ついに分厚い壁をこじ開けた
分厚かった壁をついにこじあけた。前半3分、川村怜が混戦から抜け出し、左足でねじこんだ。対アルゼンチン戦は5戦目にして日本代表は初ゴール。8月の南米遠征で無得点に終わった後から自らずっと言い続けてきたことを川村は実現し、チームに勢いをつけた。

「相手の寄せがそこまで激しくなかったところで、ルーズボールをうまく拾えました。どん欲に攻められました」

 試合後、歴史的初ゴールを奪った川村に、はじけるような笑顔はない。その後、前半残りあと1分のところで同点にされ、結局3失点して負けたことが、主将としては悔しかった。

「前半の失点が非常にもったいなかった。チームとしてはどう守るか、明確にしていたのに甘さが出た。ダイヤの形を作って守り切ることは本来、得意なはずなのに、全体的に引きすぎてしまった」

 ”守ろう”という意識が強すぎて全体的にボール保持者へのプレッシャーが緩くなり、アルゼンチン代表を自由に動かすスペースを与えてしまったことによって、失点につながってしまった。

 アルゼンチン代表からゴールを奪うことも初めてならば、そのリードを守ろうとする雰囲気が流れること自体も初体験。結局、実力差で見事にひっくり返されたが、これも日本代表が2年後にメダルを獲得するうえで乗り越えなければいけない試練だろう。

 実は日本代表・高田敏志監督がアルゼンチン代表・マルティン監督と事前交渉し、4日の試合だけでなく、2日も非公開でトレーニングマッチを開催していた。15分3本の試合で0-1で敗れた。この時も2得点されたマキシミリアーノ・エスピニージョにゴールを奪われたが、日本は攻め方をあえてすべては出さず、意図的に封印して挑んだという。抑えなければいけない人物が明確になり、どう攻めれば得点につながる確率が高いか、データが残った。選手たちの体内には2試合分の「財産」が蓄積されたはずだ。

 川村の最後の言葉に力がこもった。
 
「南米遠征からの2か月ですごく成長している感覚はあった。試合の中で体感した世界トップレベルの強度を忘れずに、練習の中でも1対1のデュエル(闘い)を思い出しながら取り組むことが、世界一につながると思う。日本人でも世界一を目指せるということを、自分たちが証明したい」

(取材・文 林健太郎)

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[11月5日 今日のバースデー]

Japan
DF内田恭兵(長野、1992)*磐田ユース、関西大を経て15年に加入。左右両足から放たれる正確な正確なクロスが持ち味。
DF久保海都(盛岡、1993)*盛岡商業高、関東学院大を経て、16年に地元の盛岡に加入したDF。
DF米田隼也(長崎、1995)*順天堂大から18年に加入したサイドプレーヤー。SNSでの情報発信を盛んに行っている。
DFヤン・サンジュン(熊本、1996、韓国)*韓国外国語大から17年に入団したDF。
DF冨安健洋(シントトロイデン、1998)*東京五輪世代。CBやボランチでプレーし、長身をいかした守備が武器。

World
GKカスパー・シュマイケル(レスター・シティ、1986、デンマーク)*父親は90年代に世界最高のGKとして活躍したピーター・シュマイケル氏。堅実なセービングで15-16シーズンのプレミア制覇に大きく貢献した。
MFマルコ・ベッラッティ(パリSG、1992、イタリア)*キープ力に優れ、厳しいチェックを受けてもボールを失わないイタリア代表MF。

Former
FWウーベ・ゼーラー(元ハンブルガーSV、1936、ドイツ)*ブンデスリーガ初代得点王。
FWオレグ・ブロヒン(元ディナモ・キエフほか、1952、ウクライナ)*旧ソ連代表で112試合に出場し、42得点を挙げた。
FWジャン・ピエール・パパン(元ミランほか、1963、フランス)*91年にはバロンドールに選ばれたストライカー。
DFクリストフ・メッツェルダー(元シャルケほか、1980、ドイツ)*高さを生かした空中戦の強さが特長。スピードも兼ね備えるDF。

Others
富野由悠季(アニメ監督、1941)
天地真理(タレント、1951)
宮本慎也(野球、1970)
BoA(歌手、1986)
中村晃(野球、1989)

大迫、2戦連発ならず…ブレーメンはマインツに敗れて今季初の2連敗

ブレーメンFW大迫勇也
[11.4 ブンデスリーガ第10節 マインツ2-1ブレーメン]

 ブンデスリーガ第10節3日目が4日に開催され、FW大迫勇也が所属するブレーメンマインツのホームに乗り込み、1-2で敗れた。6試合連続で先発した大迫は、前節レバークーゼン戦(●2-6)に続く得点は奪えずに後半11分にピッチを後にしている。

 前半25分に試合を動かしたのはホームのマインツだった。右サイドからDFダニエル・ブロンシンスキが送ったクロスをブレーメンDFニクラス・モイサンデルが空振りすると、後方に構えていたFWジャン・フィリップ・マテタが左足のトラップでボールを落ち着け、右足のシュートでネットを揺らしてスコアを0-1とした。

 マインツが1点リードしたまま後半を迎えると、同6分、右サイドでボールを受けたMFジャン・フィリップ・グバミンが一気に加速して中央に持ち込むと、左足の強烈なシュートでゴールを陥れてマインツがリードを2点差に広げる。

 2点のビハインドを背負ったブレーメンは後半11分、大迫とMFフロリアン・カインツに代え、FWクラウディオ・ピサロとFWヨハネス・エッゲシュタインを同時投入して状況を打開しようと試みる。すると同33分、右サイドをえぐったエッゲシュタインのグラウンダーのクロスをピサロが蹴り込んで1点差に詰め寄るが、反撃もここまで。マインツに逃げ切りを許して1-2で敗れた。

●ブンデスリーガ2018-19特集
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圧巻のパフォーマンス…スターリング2G2Aのシティがサウサンプトン粉砕!吉田は出番なし

ラヒーム・スターリングが2ゴール2アシストの活躍
[11.4 プレミアリーグ第11節 マンチェスター・C 6-1 サウサンプトン]

 プレミアリーグは4日、第11節を行った。マンチェスター・シティは本拠地エティハド・スタジアムでDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、6-1で勝利した。3試合連続ベンチスタートの吉田は出番なしに終わった。

 7日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)シャフタール戦を控えているシティは、1日のカラバオ杯フルハム戦(2-0)からDFジョン・ストーンズとMFリロイ・サネを除く9人を変更。MFダビド・シルバやFWセルヒオ・アグエロ、DFバンジャマン・メンディら主力がスタメンに復帰した。

 試合は一方的な展開となった。シティは前半6分、DFカイル・ウォーカーがくさびのパスを入れ、PA右手前のMFベルナルド・シウバがボールロストするも、アグエロが奪い返してシルバがPA左へスルーパス。サネが中央に折り返すと、DFベスレイ・フートのオウンゴールを誘い、幸先よく先制に成功した。

 さらに攻勢を強めるシティ。前半12分、波状攻撃からB・シウバがPA右にダイレクトパスを送り、MFラヒーム・スターリングが中央へ折り返し、アグエロが押し込んで2-0。18分には、PA右からスターリングがクロスを上げると、中央のサネには合わなかったが、D・シルバが左足ボレーシュートを叩き込み、リードを広げた。

 劣勢のサウサンプトンは前半29分、左サイドのハーフェーライン付近からDFライアン・バートランドが前線へスルーパス。PA左に抜け出したFWダニー・イングスがGKエデルソンに倒されてPKを獲得する。このPKをイングス自らゴール右に蹴り込み、1-3。1点を返した。

 だが、シティの勢いは止まらない。前半アディショナルタイム2分、D・シルバがPA左へスルーパスを送り、アグエロが相手DFに競り勝って中央に折り返すと、スターリングが左足を振り抜く。一度は空振り、軸足に当たったが、再び放った左足シュートを沈め、4-1と再びリードを3点差とした。

 シティの圧巻のパフォーマンスに耐える時間が続いたサウサンプトン。後半4分、相手のギャップを突いてパスを受けたMFジェームス・ワード・プラウズがPA内に進入して右足シュートを放つ。これはGKエデルソンに止められ、こぼれ球にイングスが詰めたが決めきれず、チャンスを逃した。

 後半17分、シティはPA右でパスを受けたサネがカットインして左足を振り抜くが、強烈なシュートは左ポストを直撃。それでも22分、MFフェルナンジーニョの縦パスを受けたアグエロが前を向いてPA右へラストパスを送ると、スターリングが右足シュート。角度はあまりなかったが、きっちりゴールに流し込み、5-1と試合を決定づけた。

 余裕の試合運びをみせるシティは後半23分にストーンズに代えてDFビンセント・コンパニ、27分にはD・シルバに代えてMFフィル・フォーデンを投入する。さらに34分にはフェルナンジーニョを代えてDFファビアン・デルフを入れ、シャフタール戦に向けて主力にベンチに下げた。

 その後も試合を優勢に進めたシティは、後半アディショナルタイム1分にカウンターからスターリングのパスを受けたサネが左足シュートを沈め、6-1。アグエロが1ゴール2アシスト、スターリングが2ゴール2アシストのシティが6-1で快勝し、欧州CLへ弾みをつけた。

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史上初の世界トップ10入り。アンプティ日本代表のスタミナ源となった”地獄”の宮崎合宿

同点弾を決めた川西健太(右)とエンヒッキ松茂良ジアス
 待望の長い笛を聞いた瞬間、エンヒッキ松茂良ジアスはピッチに仰向けに倒れ、メキシコの夜空にクラッチ(杖)をつきあげた。2試合連続となった延長戦の決勝ゴールをあげても、エンヒッキには立ったまま喜びをかみしめる余力が残っていなかった。

「アフリカ勢は体力もスピードもとてもあって、とても厳しい試合だったが、逆転して勝ててよかった。1点取られた後も2点返せたのは、チーム一丸となって、みんな一生懸命に戦った結果だと思う。今日の試合で世界のトップ10には入れたことは嬉しいが、明日の試合もしっかり勝って、日本に帰りたいと思う」

 これまでの最高順位は前回2014年の11位。世界のトップ10入りを初めて確定させても、ベスト4に入れなかった悔しさの方が募る。1点を先制された後、後半12分に同点弾を決めた川西健太も「冷静に当てて、決めるだけのシュートだったと思うので、今後のためにもしっかり決められてよかった。あと1勝すれば、ひと桁順位になるので、気を引き締めて頑張りたい」と語ったように、一つでも順位をあげて終わりたい、という雰囲気が充満している。

 疲れていても何とか体を動かす気力は、灼熱の宮崎で培われたといっても過言ではない。今年7月14~16日にW杯にむけた1回目の合宿が行われた。宮崎の気温は32度。最低気温でも26度あった。主将の古城暁博が振り返る。

「2泊3日だったんですが、初日は本当にきつかったです。影もひさしもなくて逃げられない。足を動かさずにいると、熱でやけどしてしまうのではないか、というぐらい暑かった」。

 最終日は健常者のジュニアユースの選手と試合を行い、1-0で勝った。エンヒッキも「運動量が求められた試合で1-0で勝てたのは日々の練習の結果だし、自信になった」と明かした。休みなしで6試合戦う準備は、決して間違っていなかった。

 日本代表・杉野正幸監督にも、はじける笑顔はない。

「なかなか決められなくて、50分間で決着がつけられなかったのは非常に残念だった。ただ、苦しい中でも勝ち越しの1点を全員で守りきることができてよかったです。1点先制された後に、少しばたついたけれども、追いつく力、追い抜く力がここにきてできたと思う。明日は我々ができる最大限の9位を掴み取り、実績を残して日本に帰りたいですね」

 日本代表は、「史上初のひと桁順位」の扉に手はかけた。後はどれぐらい力を振り絞って、開けられるか。きょう5日のハイチ代表戦で、日本代表戦士の思いの強さが試される。

(取材・文 林健太郎)

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宇佐美が4戦ぶり先発も…デュッセルドルフ、完封負けで6連敗

デュッセルドルフMF宇佐美貴史
[11.4 ブンデスリーガ第10節 ボルシアMG3-0デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ第10節3日目が4日に開催され、MF宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフボルシアMGのホームに乗り込み、0-3の完封負けを喫した。4試合ぶりの先発出場を果たした宇佐美は後半33分までプレーしている。

 前半8分、宇佐美とのパス交換で左サイドを上がったFWマルビン・ドゥクシュのクロスを逆サイドのFWドディ・ルケバキオがボレーで合わせるも、DFオスカル・ウェントにブロックされてしまう。さらに同39分には素早いリスタートからボールを受けた宇佐美がPA外から右足で狙うが、シュートはゴールマウスを捉え切れなかった。

 0-0のまま後半を迎えると同2分にホームのボルシアMGが先制の好機を迎える。右サイドを突破したMFトルガン・アザールのラストパスからFWラファエルが放ったシュートがDFカーン・アイハンのハンドを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めたアザールのシュートはGKミヒャエル・レンシングに触れられながらもネットを揺らし、スコアを0-1とした。

 1点のビハインドを背負ったデュッセルドルフは後半17分、左サイドから宇佐美が送ったクロスをFWラウウェン・ヘニングスがヘディングで合わせるが、シュートはGKヤン・ゾマーの守備範囲に飛んでしまう。すると同21分、デュッセルドルフのミスから高い位置でボールを奪ったボルシアMGがショートカウンターを発動させると、最後はMFヨーナス・ホフマンが右足でゴールを陥れてリードは2点差に広がった。

 後半33分には宇佐美に代えてFWダボル・ロブレンがピッチへと送り込まれる。しかし、その後もデュッセルドルフにゴールは生まれず、同37分にはアザールにダメ押しゴールを叩き込まれ、0-3の完封負けで6連敗を喫した。

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[MOM2679]佐野日大MF細谷洸太(3年)_動きの引き出し増やしたMFが全4得点に絡む活躍

佐野日大高MF細谷洸太は全4得点に絡む活躍
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.3 選手権栃木県予選準決勝 足利大附高 0-4 佐野日大高 栃木グ]

 佐野日大高の2シャドーの右に位置するMF細谷洸太(3年)は立ち上がりから常に周囲に目を配りながら、DFラインの間やボランチとDFラインの間、ボランチ脇に顔を出して、ボールを引き出した。足利大附高の選手たちは、絶妙なポジショニングを見せる彼へのマークに苦しみ、徐々に守備のバランスを崩して行った。

 前半12分には右ロングスローをCB大塚健斗(3年)がヘッドで繋いだボールに対し、「ボールが浮いて来たし、周りのDFが寄せて来なかった。でも、ゴールに対して後ろ向きだったし、トラップをしていたら打てないと思った」と、まさに咄嗟の判断でオーバーヘッドシュートを選択。ボールはゴール左隅に吸い込まれた。

「人生で初めて」と語るオーバーヘッドシュートで先制すると、後半6分には細谷の上げたCKから、FW山田大樹(3年)の追加点が生まれた。さらに8分、細谷は右サイドでボールを受けると、「(味方の)ウィングバックがオーバーラップして来なかったので、そのままドリブルで切れ込もうと思った」と、カットインを仕掛ける。

 そして、立ちはだかった2枚のDFの間を破る形で突破をすると、「GKの股の間を狙った」シュート。これは足利大附のGK尾上玲央に阻まれたが、こぼれ球をFW小松虎太郎(3年)が蹴り込んで3点目を挙げた。一気に試合の流れを引き寄せると、後半アディショナルタイム3分には、山田のパスを冷静に蹴り込んで4-0。細谷は全てのゴールに絡む活躍を見せ、決勝進出の立役者となった。

 殊勲の背番号7は、栃木県小山市出身。栃木SCジュニアユースでプレーし、ユースチーム昇格を言われていたが、「高校サッカーがやりたかった」と、佐野日大と矢板中央高で迷った末に佐野日大に進学を決めた。

 1年時にチームは選手権ベスト4に進んだが、彼はメンバー外でスタンドから声援を送っていた。レギュラーとなった昨年は、矢板中央の分厚い壁を敗れず、夏冬ともに予選敗退。最高学年となった今年は、インターハイ予選決勝の矢板中央戦で何も出来ないまま、前半でベンチに退いた。

「自分が試合に一切関われていなかった。ボールに全く触れないまま、試合から消えてしまっていた」。

 結果、チームは0-3の完敗。この時の悔しさが彼の意識を変えた。試合から消えないように、スプリントを増やして、ボールを引き出せるオフ・ザ・ボールの動きを工夫した。ボールを持てば突破出来る自信はある。だからこそ、良い形でもらえるように、彼は動きの引き出しを増やした。

「決勝では低い位置からの仕掛けのスタートになると思いますし、チャンスも多くはないと思うので、そこで決定的な仕事が出来るようにしたい。そこは山田や小松と連携をしっかりして戦いたい。自分のところで仕事をしなかったら勝てないと思っています」。

 もう夏のような屈辱を繰り返さないために。そして、2年前に踏めなかった選手権のピッチを踏むために。細谷は高校3年間を懸けた決戦に、確固たる決意で臨む。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

「リベンジをしたい」。佐野日大が4-0で栃木準決勝突破、宿敵・矢板中央との決勝へ

FW小松虎太郎(11番)のゴールなど、佐野日大高は4得点を奪って快勝した
[11.3 選手権栃木県予選準決勝 足利大附高 0-4 佐野日大高 栃木グ]

 攻守の中心がきっちり仕事をこなす形で、佐野日大高が矢板中央高の待つ栃木県予選決勝戦へと駒を進めた。

 佐野日大の守備は川又大昌(2年)、大塚健斗(3年)、山本龍雅(3年)の3バックが中心となり、攻撃はターゲットマンのFW山田大樹(3年)、細谷洸太(3年)と小松虎太郎(3年)の2シャドーが中心となる。この前後ろに位置する3枚が、それぞれ持ち味を存分に発揮した。

 前半立ち上がりから山田が前線でボールを収めると、細谷の卓越した個人技と、小松の前への推進力が噛み合わさって、足利大附高を押し込んだ。12分、右サイドでスローインを得ると、右ウィングバックの溝口寛人(3年)がロングスローを送り込む。ニアで大塚がヘッドで繋いだボールを、細谷がオーバーヘッドシュート。これが決まり、佐野日大が先制に成功した。

 その後も18分に細谷のキープから左ウィングバックの岡本海(3年)のクロスを山田が頭で狙い、20分にはこぼれ球をボランチの廣瀬龍弥(3年)が強烈ミドルシュート。さらに攻め手を強める佐野日大は、28分に細谷の縦パスを受けた小松がカットインからシュートするが、これは左ポストを叩いた。佐野日大は35分にも細谷のドリブルのこぼれを岡本がループシュート。バーを叩いたこぼれを溝口がヘッドで狙うが、枠を逸れた。

 決定機をモノに出来ない流れだったが、ここで佐野日大の3バックを中心にした守備陣は焦れること無く、高い集中力を保ち続けた。MF川島悠(3年)を軸にした足利大附の高速カウンターに対し、ロングボールを長身CB大塚が弾くと、川又と山本が的確なカバーリングを見せ、ゴールを割らせなかった。

 後半に入ると、ようやく守備陣の奮闘に攻撃陣が応える。6分に山田が左CKからの混戦を押し込んで2点目を挙げると、直後の8分には右サイドを細谷がドリブルで崩してシュート。このこぼれ球を小松が押し込んで、試合を決定付ける3点目を奪った。

 前に出るしか無くなった足利大附は、よりリスクを負って攻勢に出て来た。佐野日大は最後まで落ち着いた守備を展開する。35分には左サイドの展開から川島がシュートを放つが、これは佐野日大GK関海斗(3年)ががっちりキャッチ。さらに38分にはCBからFWにポジションを上げて来た寒澤颯がPA内で強烈なシュートを放つも、これは佐野日大が身体を張ってブロック。攻め込めど、佐野日大の堅い守備を崩しきれなかった。

 そして、ピンチを凌いだ佐野日大は、後半アディショナルタイム3分に山田のパスを受けた細谷が4点目。最後まで攻守ともに集中力を切らさなかった佐野日大が4-0の完封勝利を飾った。

「相手のカウンターへの対処を意識して臨みました。相手が前に来たときにいかにボールを奪って、攻撃を仕掛けられるか。前の3人が凄くハマったし、ワイドの選手も幅を使って攻めてくれた」。試合後、佐野日大・海老沼秀樹監督がそう語ったように、80分間を通じて組織として意思疎通がとれていた。そして、次なる相手はプリンスリーグ関東首位の矢板中央。今年のインターハイ予選決勝で0-3の完敗を喫した相手だ。

「プリンス関東で1位を走るチームと真剣勝負出来ることは嬉しい。思い切りやるだけです」(海老沼監督)。

 毎年のように決勝で激突する県内最大のライバルは今年、とてつもなく大きな力を持っている。「手強いのは分かっているが、リベンジをしたい」と大塚が力強く語ったように、相手の力を理解した上で、自らの成長を示さんと、「栃木のサクラ軍団」は2年ぶりとなる選手権出場権を懸けた大一番に挑む。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

[MOM2678]矢板中央FW大塚尋斗(3年)_決勝点決めたFWはU-19フットサル代表候補合宿経て決勝戦へ

矢板中央高の大型ストライカー・大塚尋斗は5日から3日間、
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.3 選手権栃木県予選準決勝 矢板中央高 1-0 宇都宮短大附高 栃木グ]

 圧倒的な高さとフィジカルの強さ、そして足下の技術と、強烈な左右のシュート。矢板中央高の大型ストライカー・大塚尋斗(3年)の存在感は群を抜いていた。

 ロングボールをヘッドや胸トラップで収め、一度はたいてからポゼッションに加わることも出来る。昨年から確実にやれることが増えた大塚は、常に宇都宮短大附高の脅威となり続けた。19分にはMF伊藤恵亮(3年)の右サイドの折り返しに飛び込むと、得意のヘッドを叩き込んで決勝点を叩き出すなど、チームを勝利に導いた。

「スタメンからフルで出られるようになったことで、ゲーム体力も上がって来たし、時間がある分、いろんなチャレンジが出来るようになった」。

 大塚の起用法は今年の途中まで同じ大型ストライカーであるFW望月謙(3年)との「必勝リレー」で成り立っていた。望月がスタートから出場して相手を押し込んでから、望月に代えて“トドメの大塚”を起用する流れが一般的だった。今年も春先は望月の怪我で大塚がスタートから出ていたが、望月が復帰すると再びこの“必勝リレー”が行われた。だが、9月に望月が再び負傷離脱すると、大塚はスタメンの座に戻り、望月が復帰してからもその座を維持している。

 冬にエースとして挑むために、まずはこの予選を突破しないといけない。決勝に向けてコンディションを整えたいところだが、彼は5日から3日間、チームを離れることになった。大塚は2度目となるU-19フットサル日本代表候補に選出されたのだった。

「フットサルをやれば足下は上手くなりますし、代表なので周りのレベルは高いですし、自分のためにもなります。ただ、その間はチームに合流出来ないし、決勝前は木・金しか混ざれないので、そこは若干の不安はあります」と大塚は語ったが、高橋健二監督が決戦を前に大塚を快く代表合宿に送り込むことを決めたのは、「大塚は合宿に行くと、上手くなって帰って来る」と彼の成長を信じているからだった。

「僕が成長して、チームもさらに成長をする。まずは合宿をしっかりこなして、すぐにチームの一員として決勝に臨めるようにしたいです」。

 一度離れるが、チームへの想いは1つ。大塚はさらにスケールアップをして、“グリスタ”のピッチに戻って来るはずだ。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

例年以上に厳しいマーク…プリンス関東首位の矢板中央が苦しい戦い乗り越えて栃木決勝へ

CB白井陽貴主将がスライディングシュートを試みるなど矢板中央高はシュート22本を放ったが、1得点。苦戦の末の決勝進出となった
[11.3 選手権栃木県予選準決勝 矢板中央高 1-0 宇都宮短大附高 栃木グ]

「これまでも県内ではマークをされてきましたが、今年は特に厳しいと感じますね」と高橋健二監督が語ったように、矢板中央高は栃木ナンバーワンの実力チームとして、毎年のように県予選では厳しいマークを受けてきた。だが、今年はその様相が少し違っていた。

 それは今年から参戦したプリンスリーグ関東において、第15節終了時点(1試合未消化)で9勝5分の無敗街道をひた走り、消化試合の1試合少ない2位・前橋育英高との勝ち点差7。あと1勝で優勝が決まるほどの圧倒的な力を見せつけている。

「チームとしても去年の選手権ベスト4メンバーが途中出場を含めて9人残っていて、力のあるチームだと思っていましたが、これがプリンスの結果で、周りの評価が一気に上がった。その中で迎えた選手権予選とあって、初戦こそ大勝しましたが、準々決勝の栃木高戦で前半0-0(後半で2-0)という苦しい展開となった。なんとか勝ちましたが、改めて難しさを感じました」(高橋監督)。

 宇都宮短大附高との準決勝でも難しさを感じることになった。ゲームは立ち上がりから圧倒的な矢板中央ペース。前線のFW大塚尋斗(3年)をターゲットに、FW飯島翼(3年)、伊藤恵亮(3年)と木村泰晟(3年)の両サイドハーフが湧き出て来る攻撃で、宇都宮短大附を押し込むと19分、右サイドを破った伊藤の折り返しを、大塚がヘッドで叩き込んだ。

 幸先良く先制をした矢板中央だったが、この後が続かなかった。精度の高いロングボールとセカンドボールを拾ってからのポゼッションと、今年のチームのストロングポイントは出せていたが、GK雨宮由和(3年)、CB佐藤優悟(3年)を中心とした宇都宮短大附の守備陣を切り崩せない。

 後半5分に交代出場のMF板橋幸大(3年)の折り返しをCB白井陽貴(3年)がスライディングシュート。これをGK雨宮に足でブロックされると、跳ね返りを再び白井がオーバーヘッドで狙うが、バーに弾かれた。15分には、白井の縦パスを受けた板橋がカットインから強烈シュートを放つが、これも左ポストを叩いた。

 矢板中央は合計22本ものシュートを浴びせたが、宇都宮短大附の粘りの守備に苦しみ、ゴールを割ったのは僅か1。1-0の勝利で決勝進出は決めたが、準々決勝に引き続き、苦しい戦いとなった。

「今年は全国優勝をしないといけない代だと思っています。だからこそ、結果を残さないといけない。周りのマークは厳しくなっていることは感じますが、他の県のプリンス出場チームを見ても、やっぱり予選では苦しんでいるので、僕らは自分達の力をきちんと出し切って、まずは選手権に出たいと思います」。

 キャプテンの白井が力強く語ったように、強烈なプレッシャーをしっかりと受け入れ、着実に勝ち上がって来た。だからこそ、決勝でも変わらぬ姿勢で結果を掴み獲るべく、“最強軍団”は決勝に向けて、その兜の緒を締めた。

(取材・文 安藤隆人)
●【特設】高校選手権2018

[アンプティW杯]日本代表がケニア代表に今大会初の逆転勝利。初のトップ10入りを決める

【2018アンプティサッカーW杯 メキシコ大会】(サンファンデロスラゴス)
日本 2-1 ケニア(後半1-1、延長前半2-1)

 順位決定戦2回戦は、初対戦となったケニア代表との順位決定戦2回戦は、攻守ともに組織だったケニア代表に対し、前半は相手の様子をうかがいながら、好機にはしっかり攻めるという展開となったが、双方、ゴールは生まれずに0-0で終了した。
 後半4分、日本代表のミスをつかれてケニアにディフェンス陣の裏に出られて先制点を許したが、その後、日本代表はセットプレイを軸に積極的に攻め込んだ。後半12分、エンヒッキ松茂良ジアスのCKを起点に、こぼれ球を川西健太があわせてシュートを放ち、同点に追いついた。その後、相手FWのスピードと連戦の疲れから、何度もケニアに決定機を与えたが、チーム一丸となって守り、延長戦へと突入した。
延長前半3分、中盤からやや中に入ったところから、エンヒッキ1人かわしてシュート。相手のミスも重なり、待望の追加点を決めた。この追加点を守り切り、日本代表としては今大会の初の逆転勝利をつかみ、世界のトップ10入りを決めた。
最終戦は現地時間15時(日本時間5日6時)からハイチ代表と対戦することが決まった。

得点者
[日本代表]
川西健太(後半12分)
エンヒッキ松茂良ジアス(延長前半3分)

出場メンバー
日本
GK12長野哲也
FP7加藤誠
FP8星川誠
FP9萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP13川西健太
FP14古城暁博★
監督杉野正幸
【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号、★は主将。
メンバーは前後半ともに同じ

試合のハイライト映像はこちらです


●障がい者サッカー特集ページ

部分別リフティング攻略法

こんにちは!
練習ははかどっていますか?
季節の変わり目は体調も変化しやすいです。
体温調整をしながら、水分をしっかりとって、体調を崩さないようにしてくださいね!
今日はリフティングについての記事を書こうと思います。
リフティングはボールを操る練習に最適です。
あまり意味ある練習じゃないという人もいるかもしれませんが、毎日コツコツと練習前にでもリフティングを取り入れることで、ボールタッチが上手になったり、キープ力があがったりします。
今日は頭や肩など部分別でリフティングの練習方法や攻略法を書いていきますので自分にあったものを参考にしてください。

 ヘディングリフティング

まずはヘディングリフティングです。
ヘディングは苦手とする人も多いと思いますが、サッカーをやっていく上で絶対に必要なプレーです。
頭を上手に使いこなすことができれば、できるプレーも増えていきます。
例えばハイボールをヘディングするときの動作は、リフティングで鍛えることができます。
固めるべき関節やミートのタイミングなど多くが共通しているからです。
特にサッカー初心者や若い人は、そういう基本的な要素を固めるためにも、ヘディングリフティングの練習は積極的にやっていきましょう。
一番へたくそな人で多いのは、腰がおり曲がっていて、オデコが斜めになり、下からの力でボールを支えられないパターンです。
つまりミートポイントが重要になってきます。

ヘディング①

 

画像のように上体を反って上をみることで、おでこの面は水平になり、ミートの瞬間に垂直に突き上げられます。
軽く状態を反ることで、ミートポイントとかかとの接地点が一直線になり、また首・胸・膝・腰の関節が伸びていることで、勢いを吸収することなく上に跳ね返すことができます。
関節を伸ばすということは非常に重要です。
関節が伸びた姿勢でミートできるだけで、立っているだけでも6~7割は真上に跳ね返すことができます。
次に大事なのが、膝で無理にあげようとしないことです。
一歩間違えると勢いを吸収してしまい、ボールが跳ねなくなります。
膝は立っている状態から軽く伸ばすような感じにするだけでいいのです。
起立している状態から、突っぱねて膝を固める瞬間にあてます。
このときしっかり固めるということを意識してやってみましょう。
ボールが前後にずれてしまったときは、後退時は上体はさらに後ろに反らして顎を引きます。
前進時は背中が丸まらないように注意して腰から折り、顎を突き出します。
これらのポイントをしっかり守りつつ、あとは慣れなので練習あるのみです。
練習を繰り返す中でしっかりポイントが守れているのか振り返りながらやってみてください。

 肩リフティング

続いては肩のリフティングです。
結構難しいので100回も200回もできるという人は少ないかもしれませんね。
まず意識するべきなのが、立っている姿勢です。
肩のラインを一直線に保ち、片方を盛り上げて、迎えに行かないように意識します。
肩が斜めになってしまうと、ボールはサイドに飛んで行ってしまいます。
リフティング②

画像のように体の軸はまっすぐのまま、左右の肩のラインを平行に保ちつつ傾けます。
また脇を広げると肩の筋肉の部分がへこんでしまうので、脇をしっかり閉じ、ポイントの部分が平になるようにしましょう。
以上が意識するポイントです。
ボールが左右にずれてきたときは、肩を動かしてボールをとろうとするのではなく、腰からしっかり動かして、体の軸はまっすぐを保ちます。
位置が変わると急にできなくなるという人も多いので、連続でできるようになるまでやってみましょう。
肩は硬いので、反動で振り上げず、肩のラインを意識して傾けるだけでリフティングはできます。
意識して跳ね上げようとしている人は逆にミスをしてしまうかもしれませんね。
どれだけ上手な人でも、連続でやっていると、脇が開きがちになってしまうということがやっぱり多いようです。
脇だけはしっかり意識して閉じようとしないと、自然と開いてくるので注意して下さい。
このあたりの細かい体の使い方は幼少期の練習が大きく影響してくると思います。
小さいお子さんやサッカー初心者の方はこれがチャンスだと思い、今から意識して練習を積み重ねていきましょう。

リフティングをなめてはいけない

今日は頭と肩のリフティングについて解説しました。
苦手にしている人も多いと思いますので、頑張って練習してみましょう。
リフティングはあまり役に立たないと練習しない人も多いですがそんなことはありません。
試合で役立つ体の使い方やボールタッチの仕方の基本が結構詰め込まれています。
これをしっかり練習すると、特に若い人は後々役立ってくると思いますので、がんばってくださいね!
またリフティングは頭や肩以外にもたくさん種類があります。
かかとなんかは課題としている人が多いようなので、また後日にでも解説したいと思います!