延長5発の広島皆実が6連覇王手、夏冬連覇狙う瀬戸内と決勝で激突

 第97回全国高校サッカー選手権広島県予選準決勝が11日に行われ、6連覇を狙う広島皆実高と夏冬連続の全国出場を目指す瀬戸内高が決勝進出を決めた。

 インターハイ予選優勝校の瀬戸内は準決勝で福山葦陽高と対戦。MF佐々木達也主将の2ゴールなどによって瀬戸内が4-1で勝った。広島皆実は広島観音と対戦。0-0の延長前半5分、DF西原広太の右CKから板舛寿樹が先制ヘッドを決めるなど5得点を奪って5-0で勝った。

 決勝は18日に行われ、瀬戸内が勝てば初、広島皆実が勝てば6年連続15回目の全国大会出場となる。

【広島】
[準決勝](11月11日)
瀬戸内高 4-1 福山葦陽高
広島観音高 0-5(延長)広島皆実高

[決勝](11月18日)
瀬戸内高 - 広島皆実高

●【特設】高校選手権2018

水野劇的V弾の大津と5発快勝のルーテル学院が熊本決勝へ

 第97回全国高校サッカー選手権熊本県予選準決勝が11日に行われ、インターハイ8強の大津高ルーテル学院高が決勝進出を決めた。

 熊本国府高と対戦した大津は後半アディショナルタイムにU-18日本代表MF水野雄太がこの日2点目のゴールを決め、2-1で勝利。ルーテル学院は立ち上がりにCKから先制点を奪うなど、東海大熊本星翔高に5-0で勝った。

 決勝は17日に行われ、大津が勝てば3年ぶり17回目、ルーテル学院が勝てば2年ぶり5回目の全国大会出場となる。

【熊本】
[準決勝](11月11日)
大津高 2-1 熊本国府高
東海大熊本星翔高 0-5 ルーテル学院高

[決勝](11月17日)
大津高 - ルーテル学院高
●【特設】高校選手権2018


インハイ3位の昌平と伝統校・浦和南が埼玉決勝へ

 第97回全国高校サッカー選手権埼玉県予選は11日、準決勝を行った。

 今夏のインターハイ3位の昌平高浦和東高との一戦は、昌平が3-0で勝利。前半13分にMF木下海斗のゴールで先制した昌平は28分にもFW森田翔が加点。後半には川崎F内定のMF原田虹輝も決めた。

 インターハイ出場の浦和南高と今年2冠の成徳深谷高との一戦は、延長後半5分にDF草野皓がドリブルシュートで決勝点を決め、浦和南が1-0で勝った。

 決勝は18日に行われ、昌平が勝てば2年連続3回目、浦和南が勝てば17年ぶり12回目の全国大会出場となる。

【埼玉】
[準決勝](11月11日)
昌平高 3-0 浦和東高
成徳深谷高 0-1(延長)浦和南高

[決勝](11月18日)
昌平高 - 浦和南高
●【特設】高校選手権2018

初陣から4連勝目指す森保監督「笑顔で帰ってもらえるように」

選手に指示を出す森保一監督
 大分合宿の初日となった12日の練習後、日本代表森保一監督が報道陣の取材に応じ、年内最後の代表戦であり、アジアカップ前最後の強化試合となる16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)、20日の同キルギス戦(豊田ス)に向け、「無駄にしていい試合はない。11月のキリンチャレンジカップ2試合でこれまで以上に成長を感じ取れるようにしたい」と意気込んだ。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)を皮切りに10月のキリンチャレンジカップではパナマに3-0、ウルグアイに4-3と連勝し、初陣から無傷の3連勝を飾った。その3試合で計10得点と、若い攻撃陣が躍動。ウルグアイ戦では3失点したものの、ロシアW杯8強の南米の強豪を22年ぶりに破る金星となった。

「すべてにおいてレベルアップすることは常に考えながらやらないといけない」。指揮官は満足することなく、「課題の部分は修正し、できている部分はさらにできるようにやっていきたい」と貪欲に話す。

 10月の代表戦2試合では先発9人を入れ替え、計22選手を起用した森保監督だが、今回のベネズエラ戦、キルギス戦については「完全に2チームに分けて考えているというか、そういう戦いができるかどうか、まだ(考えが)まとまっていないが、より多くの選手にピッチに立ってほしい」と話すにとどめた。

 初陣からの4連勝が懸かるベネズエラ戦に向け、「まずは勝利にこだわって戦いたい。スタジアムに足を運んでくれる方々に喜んでもらえるように、試合が終わったあと、笑顔で帰ってもらえるように頑張りたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

初陣から4連勝目指す森保監督「笑顔で帰ってもらえるように」

選手に指示を出す森保一監督
 大分合宿の初日となった12日の練習後、日本代表森保一監督が報道陣の取材に応じ、年内最後の代表戦であり、アジアカップ前最後の強化試合となる16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)、20日の同キルギス戦(豊田ス)に向け、「無駄にしていい試合はない。11月のキリンチャレンジカップ2試合でこれまで以上に成長を感じ取れるようにしたい」と意気込んだ。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)を皮切りに10月のキリンチャレンジカップではパナマに3-0、ウルグアイに4-3と連勝し、初陣から無傷の3連勝を飾った。その3試合で計10得点と、若い攻撃陣が躍動。ウルグアイ戦では3失点したものの、ロシアW杯8強の南米の強豪を22年ぶりに破る金星となった。

「すべてにおいてレベルアップすることは常に考えながらやらないといけない」。指揮官は満足することなく、「課題の部分は修正し、できている部分はさらにできるようにやっていきたい」と貪欲に話す。

 10月の代表戦2試合では先発9人を入れ替え、計22選手を起用した森保監督だが、今回のベネズエラ戦、キルギス戦については「完全に2チームに分けて考えているというか、そういう戦いができるかどうか、まだ(考えが)まとまっていないが、より多くの選手にピッチに立ってほしい」と話すにとどめた。

 初陣からの4連勝が懸かるベネズエラ戦に向け、「まずは勝利にこだわって戦いたい。スタジアムに足を運んでくれる方々に喜んでもらえるように、試合が終わったあと、笑顔で帰ってもらえるように頑張りたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

「ファンタスティックの一言だ」危機からわずか14秒…サラーが仕上げた高速カウンター

リバプールFWモハメド・サラー
 11日に行われたプレミアリーグ第12節でフルハムと対戦したリバプールは2-0の完封勝利を収め、開幕からの無敗を継続させた。

 先制点が生まれたのは前半41分、相手の一瞬を突いたものだった。CKの好機を得たフルハムはMFトム・ケアニーのクロスからFWアレクサンダル・ミトロビッチがヘディングで合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定に取り消される。時計の針は40分33秒を指していた。

 オフサイドの判定を確認したGKアリソンはすぐさまリスタート。右サイドのDFトレント・アレクサンダー・アーノルドに預けると、縦パスから一気に最終ライン裏に抜け出したFWモハメド・サラーがPA内まで持ち込んで左足シュートでゴールを陥れた。先制されたと思われた瞬間から、わずか14秒後、40分47秒に生まれた先制点となった。

『ESPN』によると、チームを率いるユルゲン・クロップ監督は「あの場面については一度しか見ていないから、よく分からない」と振り返りつつも、適切な判断を下した選手たちを称賛。

「もっとも大事なのは、ああいう状況になった後の対応だ。アリソンもトレントもモー(サラーの愛称)も皆素晴らしい仕事をしてくれた。ファンタスティックの一言だ」

●プレミアリーグ2018-19特集

若手との競争を楽しむ原口元気「自分が上にいるとも思ってない」

代表合宿に合流したMF原口元気
 純粋に競争を楽しんでいる。若手の台頭著しい森保ジャパンの現状について日本代表MF原口元気(ハノーファー)は「競争していることでチームの良さも出ていると思うし、いい危機感を持ってプレーできている」と指摘する。

 10月16日のウルグアイ戦(○4-3)では23歳のMF南野拓実が2ゴール、20歳のMF堂安律も代表初ゴールを決め、原口とポジションを争う24歳のMF中島翔哉は2得点を演出するなど躍動した。後半42分から中島に代わって途中出場した原口自身、試合後は「パーフェクトでしょう。あんな良いプレーが日本代表で見られるのは、そうそうない。僕自身も見ていて楽しかったし、すごく刺激をもらえた」と素直に称賛の言葉を送った。

 現時点では“中島の控え”という立場に甘んじながらも、「僕自身、この競争を楽しみながらやれている」と気負いはない。「僕が(代表に)定着する以前は追いかけている立場だったけど、今も追いかけられているというより、フラットに勝負ができている。いい選手たちだし、自分が上にいるとも思ってない」。謙虚な言葉の裏側には、それだけの経験と実績を重ねてきた自負もあるだろう。

「やれることをやるだけというか、自分にどういうことができるかは理解できている。試合によって出すプレーは変わるし、状況を見ながらそのすべてに対応する準備はできている。どんな状況でも自分の力を出すのが自分の良さだと思うし、粘り強くやるのがいいのかなと」

 10月の代表戦までは所属クラブで出場機会に恵まれていなかったが、ウルグアイ戦後は3試合連続でフル出場。直近のリーグ戦こそ途中出場だったが、「この1か月はほぼすべての試合に出たし、体はできてきた」と、1か月前とはコンディション面でもまったく違う。来年1月に迫ったアジアカップを「今の日本代表にとって一番近い目標」と見据える27歳のアタッカーは「クラブでも代表でも、これから勝負が始まる」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

若手の勢い大事に…麻也「イケイケ、止める必要ない」

笑顔で練習するDF吉田麻也
 肺気胸で離脱中のDF長友佑都(32歳=ガラタサライ)に続いて森保ジャパン初陣でキャプテンを務めたMF青山敏弘(32=広島)も負傷のため不参加が決まり、30代の選手はわずか3人になった。

 そのうちの一人が今年8月で30歳になった日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)。森保ジャパンのキャプテンは「(代表戦は)9月、10月と、若い選手に勢いがあってイケイケで来ている。ノッているときに止める必要はない。気持ちよくプレーできるように後ろからサポートしたい」としながらも、「経験ある選手が少し欠けている。東口選手、槙野選手を含め、30代の選手が引っ張っていかないと」と、同じ30代のGK東口順昭(32=G大阪)、DF槙野智章(31=浦和)の名前を挙げた。

 合宿初日となったこの日、練習後に森保一監督が報道陣に対応。先月の代表戦で吉田をキャプテンに任命した指揮官はあらためてチームのキャプテンについて聞かれ、「そこはあらためて言うことではないが、吉田に引き続きやってもらおうと思っている」と、変わらぬ信頼を寄せる。

 森保イズムの申し子とも言うべき青山の不参加について森保監督は「私のサッカーを知っているだけでなく、チームのために走って、戦える選手。勝利にこだわって、泥臭くプレーする選手なので、チームとして彼がいなくなるのは痛い」と残念がる一方、「そこで新たな選手が可能性を見せてくれると思うし、そこに期待したい」とも言った。

 青山に代わって追加招集されたMF守田英正(川崎F)だけでなく、長友不在の左サイドバックではDF山中亮輔(横浜FM)がA代表初選出となった。吉田は「これまで国際経験の少なかった選手が経験を積む機会。ポジションを奪うぐらいの気持ちでやってもらわないといけないし、ディスアドバンテージをアドバンテージに変えられる選手が残っていけると思う」と、チーム内の競争が高まることを歓迎している。

 同時に来年1月に迫ったアジアカップに向けたチーム作りも急ぐ必要がある。前回のメンバーで今回不参加の選手は負傷の長友、青山、追加招集だったFW川又堅碁(磐田)の3人のみ。年内最後の代表戦に向け、メンバーの入れ替えを最低限にとどめた指揮官の意図について吉田は「9月、10月、11月でいろんな選手を試すのかなと思っていたけど、意外と固めてきたなと。こういう感じで(アジアカップに)行くのかなというのはある」と推察する。「チームの基盤を少しでもつくって、チームの土台をつくったうえで大会に行けるのが理想」。森保ジャパンのキャプテンはそう青写真を描いた。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

[東海]静産大、常葉大、中京大の全国切符を懸けた争いは佳境に…今季全敗の名城大は待望の白星:第20節

 第57回東海学生リーグは10日に第20節を行った。

 前節に東海学園大の優勝が決まった東海学生リーグ。東園大は同時に全日本大学選手権(インカレ)出場権も獲得し、出場枠は残り2校に絞られた。現状で可能性が遺されているのが、2位・静岡産業大、3位・常葉大、4位・中京大となる。

 2位・静産大は9位・名古屋商科大と対戦。前半28分にMF東山達稀(1年=静岡学園高)が得点を決め、1-0で3試合ぶりに白星を挙げた。2位キープに成功し、次節に引き分け以上の結果を残せば、無条件にインカレ出場が決定する。

 3位・常葉大は5位・四日市大にゴールラッシュ。MF平野琢馬(1年=清水桜が丘高)とMF土井智之(3年=弘陵学園高)がそれぞれハットトリックを達成し、圧倒的な攻撃力で大量8得点を挙げて8-1で勝利している。

 4位・中京大は首位・東園大との上位対決に挑んだ。東園大が前半37分に名古屋内定のFW榎本大輝(4年=中央学院高)がゴールを決めると、中京大も同43分にMF梶原康平(2年=中京大中京高)が同点弾を挙げる。

 その後もそれぞれが得点を挙げ、後半21分には中京大のFW東家聡樹(3年=福岡U-18)が今季14点目となる勝ち越し弾で3-2とリードを奪う。しかし、東園大も同40分、名古屋内定のMF渡邉柊斗(3年=東海学園高)が再同点弾を奪い、試合は3-3のドローに終わった。

 今季19試合で全敗し、自動降格も決定していた名城大。しかし今節に6位・愛知学院大と対戦し、待望の白星を手にした。

 2点ビハインドで迎えた後半27分にFW林優太朗(3年=愛知高)が1点を返すと、同35分にはFW寺村勇哉(2年=松蔭高)が決めて2-2の同点に追いつく。すると、後半アディショナルタイム3分過ぎ、林が再びゴールを挙げ、3-2で劇的逆転勝利。半年以上固まっていた“勝ち点0”にようやく「3」が刻まれた。

 11位・静岡大は8位・愛知学泉大と対戦。結果次第で降格も決まる一戦で、静大は開始5分にMF杉山遼太郎(4年=藤枝東高)が先制点を挙げる。しかし、後半に立て続けに失点し、1-3で敗戦。11位が確定したため、2部降格も決まった。

 7位・岐阜経済大と10位・名古屋経済大の対戦は後半にシーソーゲームとなる。2-2で迎えた後半44分、名経大はFW吉田新(2年=JAPANサッカーカレッジ)が逆転弾を挙げ、3-2で勝利を挙げた。

 インカレ出場枠は確定した東園大を除き、残り2つに。あと2試合の中で可能性が残されているのは、2位静産大(勝ち点42)、3位常葉大(勝ち点41)、4位中京大(勝ち点36)となる。





●第57回東海学生1部L特集

“重鎮”から“問題児”へ…31歳ピケ、21歳デンベレにアドバイス

バルセロナDFジェラール・ピケ(左)とFWウスマン・デンベレ
 バルセロナDFジェラール・ピケがチームメイトのFWウスマン・デンベレへ助言を送った。

 今季、バルセロナ在籍2年目を迎えたデンベレは出場数を増やしてはいるものの、直近の11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節ベティス戦(●3-4)ではベンチ外に。10月24日の欧州CLグループリーグ第3節インテル戦(○2-0)では遅刻のためにピッチに立つことはなく、試合3日前のトレーニングを連絡なしに欠席したためにベティス戦ではベンチ外になったと現地では伝えられている。

 素行面で問題が見られる21歳のデンベレに対し、立ち上がったのが31歳の重鎮ピケだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 ベティス戦でデンベレがベンチ外となったのは「戦術上の決定だけど、僕らは皆、彼の助けになりたいと思っているし、今回の(エルネスト・バルベルデ)監督の決断はデンベレのレベルアップにつながっていくはずだ」と説明。しかし、その一方で改善すべき点もあると続けた。

「僕らも若い頃はあったし、ミスはつきものだ。その経験を生かして、デンベレにはフットボールが24時間のゲームであることを伝えたい。僕らはサッカーとともに生きていかなければいけないんだ」

 果たして、ピケはデンベレを“更生”させることができるだろうか。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

アジアカップを見据える柴崎岳、鹿島のACL制覇に「非常にうれしい」

アジアカップを見据えた日本代表MF柴崎岳
 今シーズンの出番はわずか3試合。所属先のヘタフェではなかなか出場機会を得られていないMF柴崎岳日本代表に合流した。10月シリーズと同様、実戦離れの影響は小さくないが、「個人として試合に出られていないという難しい状況だけど、しっかりやれることをやりたい」と意気込みを語った。

 目線の先には、来年1月のアジアカップがある。親善試合3試合3連勝という好スタートを切った森保ジャパンだが、「まだ公式戦をやっていないので」と冷静な柴崎。「アジアカップとかは親善試合と違った大会。うまくいかない時期も訪れると思うけど、それを想像しつつ、試合の中で微調整しながらやっていきたい」と“公式戦仕様”のプレーに意欲を見せる。

 たとえばその一つが、トランジション(攻守の切り替え)への意識だ。「W杯予選もそうですし、引いてくる相手にはなるべくトランジション速く、前線にパスをつけていくことが大きな武器になる」。人数をかけて陣形を整えてくる相手であっても、攻撃の直後はスペースが残るもの。そこを「狙っていきたい」と意図を示した。

 また、プロ生活をスタートし、6年間にわたってプレーした鹿島アントラーズのAFCチャンピオンズリーグ制覇にも刺激を受けている様子。「OBなど鹿島に長い間携わってくれた方を含めての優勝」と見解を述べると、「鹿島にとって悲願のタイトルで、去年まで取れていないタイトル。僕も非常にうれしい」と喜びを語っていた。

(取材・文 竹内達也)

●アジアカップ2019特設ページ

リオ五輪の悔しさ乗り越え…A代表初招集の山中亮輔「ついにここまで来た」

日本代表初招集のDF山中亮輔
 森保ジャパンを牽引している“リオ世代”にまた一人、強力な選手が加わった。横浜F・マリノスDF山中亮輔日本代表初招集。同じ左サイドバックのポジションにはDF長友佑都という高い壁がそびえ立つが、「僕にとってはチャンス。そういうチャンスをモノにできるようにアピールして、試合に使ってもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。

 1993年生まれの山中は2016年のリオ五輪に出場した世代。森保ジャパンではすでにMF南野拓実、MF中島翔哉、MF遠藤航らが結果を残してきており、「シンプルに嬉しかったし、すごいなと思っていた。いつか僕も…と思って見ていた」と刺激を受けていたという。

 リオ五輪は直前の負傷でメンバー落ち。本大会にはオーバーエイジのDF藤春廣輝が出場し、「悔しい思い」をしたからこそ、「やっとこのユニフォームを着られることにワクワクしている」と“日の丸”への思いは強い。待ちに待ったA代表の地位を勝ち取り、「ついにここまで来たな、と思います」と感慨を語った。

「経験がある、実績がある選手が多いので、少しでも話を聞いて自分のモノにしていきたい」。他のメンバーから吸収する姿勢を示した山中は、これから迫ってくるW杯予選などの大舞台をすでに意識。「緊張感、国を背負う覚悟はとてつもない。食事の時に話すことが多いので聞いてみたいと思う」とピッチ外でも交流を持とうとしているようだ。

 Jリーグで猛威を振るっている左足キックに加え、果敢なオーバーラップも兼ね備えるレフティは「スペシャルなものを持っている」(森保一監督)のは明らか。「攻撃のところを求められているのはハッキリしている。ゴール、アシスト、目に見える結果を残して生き残りたい」と選んでもらった期待に精一杯応える構えだ。

(取材・文 竹内達也)

●アジアカップ2019特設ページ

北川航也は飛行機欠航で練習に間に合わず…森保Jが16人で合宿開始

大分市内で合宿を開始した森保ジャパン
 日本代表が12日、大分市内に集合し、16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)に向けて合宿を開始した。初日のトレーニングには16選手が参加。ランニングなどの軽めのメニューで約1時間、調整した。

 10日にイラン・テヘランでACL決勝第2戦を戦い、悲願のアジア制覇を成し遂げた鹿島アントラーズのMF三竿健斗、FW鈴木優磨は明日13日に合流予定。海外組でも、前日11日に試合のあったMF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)は同じく合宿2日目の練習から合流する。

 この日、MF青山敏弘(広島)がケガのため不参加となり、J1連覇を達成した川崎フロンターレからMF守田英正を追加招集した。練習後、報道陣の取材に応じた森保一監督は「同じポジションの選手で、Jリーグの中でパフォーマンスの良い選手ということで守田を選出した」と説明。9月以来の代表復帰となった。

 追加招集の守田とともに、初日の練習に間に合わなかったのがFW北川航也(清水)。当初搭乗予定だった静岡発福岡行きの飛行機が欠航したため、急きょ陸路で都内へ移動し、羽田空港から大分入りすることに。守田と同じ羽田発の飛行機に搭乗したが、練習時間には間に合わなかったため、大分空港からそのまま大分市内のホテルへ直行。10月に追加招集で日本代表に初選出され、10月12日のパナマ戦でA代表デビューを飾った22歳が“とんだ”ハプニングに見舞われた。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

“純粋な心”で東海大仰星牽引するFW藤川主将「もっともっとチームに貢献したい」

東海大仰星高を牽引するFW藤川直己主将
[11.11 選手権大阪府予選準決勝 東海大仰星高 1-0 阪南大高 金鳥スタ]

 2年ぶりの全国出場に王手をかけた東海大仰星高の中務雅之監督は、チームのリーダーを務めるFW藤川直己主将(3年)について「純粋な心の持ち主」「信頼できる人間」と賛辞を惜しまない。常にやるべきことを全うする主将が、激戦区・大阪で決勝進出したチームの原動力となっている。

 藤川が主将として意識しているのは、「自分の行動において、周りに影響を与えられたらなと思っています。試合中もそれ以外でもみんなが間違っていることをしていたり、シンドい時に自分が声を掛ける」ことだ。

 これはインターハイ予選で優勝した昨年のチームの主将、MF藤原拓未にアドバイスをもらい、意識してきたことでもある。藤原は「勝つためのことを小さなことを何でもできればなと思います」と語るリーダーだった。苦しい時間帯でも実直にやるべきことをやり通し、白星に結びつけることができるチームにとって、藤原の姿勢を受け継ぎ、声とプレーでチームを引っ張る主将の存在は大きそうだ。

 この日、2トップの一角として先発し、走り続けた藤川は1-0の後半39分に交代。「交代してしまったのでそこはもっと走り切れたらなというのがありました」と首を振る。決定的なヘディングシュートを放ったほか、ゴール前で泥臭くこぼれ球に詰めてネットを揺らしながら、味方のファウルで惜しくも無効になったシーンも。無得点に終わり、FWとしての仕事ができなかった感じている。

 それだけに、「もっともっとやらないといけないと思います。自分はFWなので、もっと点獲らないといけないと思いますし、もっともっとチームに貢献したいと思います」と力を込めた。

 プレミアリーグWESTを戦う阪南大高との準決勝を突破したが、ここで満足するつもりは全く無い。17日の決勝を最高の状態で迎えること。「いい方向に持っていけるように、行動とか含めてチームを引っ張っていけたらなと思っています」という藤川は準備期間を大事に、気を引き締めて決勝までの日々を過ごす。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018


【Jリーグが盛り上がってますね!】

フットサル オリジナル ユニフォームはロンヨンジャパン!

 

いつもお世話になっております、ロンヨンジャパンの上田です!

 

表題にも有りますが、最近はJリーグで景気の良い話題が多いですね!

まずは鹿島アントラーズがACLで優勝

Jリーグのチームは暫くACLの舞台で良い成績が残せず苦戦していましたが、

昨年の浦和レッズに続き二年連続でJリーグ勢が連覇するなんて嬉しいですね(^^)

これでクラブワールドカップへの出場権を獲得したので、初戦を突破すればレアル・マドリーとの再戦が…

今から楽しみです、今度こそ勝って前回のリベンジをして欲しいですね!

 

そして、Jリーグでは川崎フロンターレ二連覇!!

序盤から中盤にかけてはサンフレッチェ広島が頭一つ抜けて1位でしたが、

ジワジワと差を縮めていき逆転、その後も勢いを落とさずに優勝するとは!

来季は3連覇は勿論、ACLやカップ戦等、どれだけタイトルを獲得するのか目が離せません(^^)

今季は残留争いもかつてない程の肉迫ぶりを見せ、ヴィッセル神戸によるワールドクラスの補強、

巻き返す浦和やガンバにACL優勝の鹿島アントラーズといった充実ぶりで来季は一体どうなるのか予想が難しい…

まさに群雄割拠の戦国時代といった様相で、楽しみな事この上ないですね(笑

 

それでは本日はこの辺で失礼します!

[関東]中央大が2部優勝、湘南内定FW大橋は2部得点記録更新

中央大が2部リーグを優勝した
 中央大が11日に行われた関東大学リーグ2部の第20節で神奈川大を4-0で下し、16年ぶり2度目の優勝を決めた。4年ぶりの1部復帰は前節で決めていたが、晴れて2部王者として来季、1部に乗り込むことが決まった。

 また湘南ベルマーレへの入団が内定しているFW大橋祐紀(4年=八千代高)がこの日、2ゴールを決めて通算21得点とし、2部の得点記録を更新している。

 1部昇格をかけた残り1つの争いは、2位の立正大が有利な状況。勝ち点差3で日本体育大が追っており、最終節での直接対決を残すが、得失点差が14ある。次節の結果次第で立正大の昇格が決まる可能性があり、立正大(vs神奈川大戦)で勝利した時点で昇格は決定的となる。

●第92回関東大学L特集

[MOM2704]那覇西MF金城竜馬(3年)_逆境乗り越えながら深めて来た自信。「持っている」アタッカーに

那覇西高MF金城竜馬は貴重な先制点。選手権予選で3得点を叩き出した
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.10 選手権沖縄県予選決勝 那覇西高2-1(延長)西原高 南風原町黄金森公園陸上競技場]

 決勝という緊張感が漂う中、均衡を打破したのが左サイドハーフを務めた那覇西高MF金城竜馬(3年)だった。

「練習の時から(FW高良)竜太郎や(MF宮国)永遠からのボールを受け取ってからのシュートが形として出来上がっていた。なので、その二人がボールを繋ぐ形でゴール前を攻め上がってきた瞬間、必ず僕のところにボールが回ってくると思ってました」。

 前半38分、那覇西の攻撃のポイントでもある右サイドから宮国が高良に縦パスを送ると、躊躇することなくワンタッチで金城の足元に。「冷静に決めるだけでした」と話す金城の思惑通り、先制ゴールは幾度となく練習で培ってきた3人の協和によって生み出された。

 裏に抜けるドリブルと縦への一瞬のスピードが持ち味の金城は左SHでプレーするもシュートに対する意識も強く、ヘディングやワンタッチゴーラーとしての意識も強い。今大会3ゴールを決めた金城は「満足はしてない」と話すも、準決勝の前原高戦では延長戦で決勝ゴールを生み出しチームの窮地を救った。

「新人戦とインターハイの時はFWでプレーしながら無得点に終わって、自分自身『何やってるんだ』という感じだった。でも、今回は良いところで決めることができて、『持ってるな』という感じを覚えた。この感覚を全国でもつなげていきたい」。

 逆境を乗り越えながら自信を深めてきた金城はゴールを決めるたび、ロナウドポーズを披露する。その姿が全国での晴れ舞台でも見られた時、県勢最高のベスト8の壁を打ち破ることができるかもしれない。

(取材・文 仲本兼進)
●【特設】高校選手権2018

[ソーシャル地域選抜選手権]初優勝に導いた関西選抜・北村の告白「同じ病と戦う人を勇気づけたい」

喜びを爆発させる北村広樹
[11.11 第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権決勝 関西選抜 4-3 九州選抜 帝京科学大]

 今年からはじまったソーシャルフットボール(精神障がい者のフットサル)の地域選抜選手権が11日に終了し、関西選抜が8地域の頂点に立った。決勝戦では、関西選抜が先に2点をリードして主導権を握ったが、その後、九州選抜が食い下がる一進一退の攻防。後半6分、九州選抜に3-3を追いつかれたが、その2分後、ドラマが待っていた。この試合で2得点していた関西選抜の北村広樹がピッチ中央からやや右サイドの位置から右足を振りぬき、強烈なミドルシュートがネットに突き刺さった。勝利を決定づけるハットトリックを達成すると、北村はベンチに入れないチーム関係者がいる観客席に右手を突き上げ、喜びを爆発させた。

「あの位置は自分の得意な位置でした。最後の最後に関西選抜の力になれてよかったです」

 大阪で小学校から高校までボールを蹴り続けたサッカー少年だった。就職を視野に通い始めた専門学校ではサッカーを辞め、プライベートで旅行などを楽しむごく普通の青年だった。しかし就職すると、試練が待っていた。

「職場の方から『お前はダメなヤツなんだ』と言われることが多くて……。別の同僚の方の中には『大丈夫やで』と言ってくださる人もいたんですが、当時はそこに気づけなかった。それは自分が悪いんです」

 自分に降りかかる現象に対して真正面から向き合い、起きた結果について他人に責任転嫁はせず、すべて自分にベクトルを向けた。大阪の実家を出て、京都で1人暮らしをはじめる新生活がはじまったばかり。甘えられる場所にはすぐに戻れる距離にありながら、「ここで何とかやっていきたい」という思いで実家に戻らなかった。徐々に仕事が行く足もざかり、嘔吐を繰り返した。うつ病を発症していた。2年半頑張ったのち、半年間休職。「こんなに休ませてもらって申し訳ない」と会社に辞表を出した。まだ23歳だった。

賞状を手に控えめに喜ぶ北村(前列左から3人目)

 その後、治療をするために通っていた病院で、サッカーボールを再び蹴る転機が訪れた。北村が振り返る。

「同じ病院に通っていたアーティストの方から『最後のライブをやるから見に来てほしい』と誘っていただきました。誘ってもらったこと自体がうれしくて拝見しました。自分より病気の症状が重く、何かしたくてもなかなかできない人たちを目の当たりにして、『自分は何か頑張れることはないか』と思ったんです。僕は長い間、サッカーをしていたのでフットサルを選びました。今は、自分が元気になることも大切だし、それを見て同じ病と戦っている周りの方々を少しでも勇気づけたい、という思いもあります」

 フットサルをはじめて3年になる。自分の中に、確実な変化を感じ取っている。

「今まで気にしていたことを気にしなくなりました。以前は道を歩いていたら、見知らぬ人が『自分のことを何か言っているんじゃないか』という錯覚にとらわれていましたが、それがなくなってきた。なぜそうなったか、その理由は僕の中でもはっきりわかりませんが、考えすぎなくなったことは確かです。社会人としてのコミュニケーション力がついてきているのかもしれません。仲間と人の巡り合わせが大事だなって感じています」

 今は障がい者雇用ではない職場で仕事に励む30歳。好きなサッカーを通して「素」の自分を取り戻しつつある北村は、仲間のありがたみを感じながらこれからもボールを蹴り続ける。

(取材・文 林健太郎)

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[関東]早稲田大が歓喜の3年ぶりV、東京国際大は2部降格が決定:第20節

早稲田大の優勝と東京国際大の降格が決まった
 関東大学サッカーリーグ1部の第20節が10日と11日に行われた。首位の早稲田大東京国際大に2-1で勝利。先制を許したあとにMF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)とMF岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)の得点で逆転した。

 試合前の時点で2位と勝ち点差6。優勝決定は同時刻に行われる筑波大の結果次第、勝ち点差が1でも広がればという状況になっていた。そしてその筑波大は流通経済大を相手にFW西澤健太(4年=清水ユース/清水内定)の2ゴールで後半5分までに2点を先行。1点を返されたが、最終盤までリードを保っていた。

 筑波大の試合の数分前に終了した早稲田大は、筑波大がリードしていたこともあり、この日の優勝決定はないものとみられたが、後半アディショナルタイム5分にFW高澤優也(4年=流通経済大柏高)によるPKが決まり、2-2のドローで終了。早稲田大イレブンにはあいさつに向かう際の応援スタンドから知らせが届けられた。早稲田大の優勝は3年ぶりで通算27回目となる。

 歓喜の一方で、早稲田大に敗れた東京国際大の2部降格圏、11位以下が決定。昨年は初の1部リーグで6位に入り、初の大学選手権(インカレ)に出場。大会では4強の成績を残した新興校だが、3年ぶりに2部に降格することになった。

 残りは2節。インカレ出場権争いに注目が集まることになるが、総理大臣杯優勝の明治大、早稲田大、筑波大が出場権を獲得。残る椅子は4つとなるが、出場権ラインにいる東洋大と流通経済大の差はわずかに1。最後まで目が離せない戦いが繰り広げられそうだ。

 第21節は17日に行われる。

専修大 3-3 順天堂大
[専]河上将平(1分)、中山克広(56分)、遠藤翔太(64分)
[順]旗手怜央2(14分、58分)、三國スティビアエブス(21分)

早稲田大 2-1 東京国際大
[早]相馬勇紀(35分)、岡田優希(42分)
[東]町田ブライト(7分)

法政大 1-1 国士舘大
[法]ディサロ燦シルヴァーノ(6分)
[国]松岡大智(90分+3)

流通経済大 2-2 筑波大
[流]鈴木哲平(80分)、高澤優也(90分+5)
[筑]西澤健太2(32分、50分)

桐蔭横浜大 0-0 東洋大

明治大 1-0 駒澤大
[明]森下龍矢(19分)

●第92回関東大学L特集

新生・那覇西が王座奪還!西原を延長戦で振り切り、16回目の全国へ:沖縄

那覇西高が2年ぶりに選手権切符を獲得した
[11.10 選手権沖縄県予選決勝 那覇西高2-1(延長)西原高 南風原町黄金森公園陸上競技場]

 第97回全国高校サッカー選手権沖縄県大会決勝が10日に行われ、延長戦の末、那覇西高が2-1で西原高を破り、2年ぶり16回目の頂点に立った。

 序盤からDFラインを上げ、攻撃姿勢で向かう那覇西に対し、開いたスペースを利用し裏に抜け出す西原という構図が出来上がっていた。那覇西の攻め入る時間が続く中、試合が動いたのは前半38分。右SH宮国永遠(3年)のクロスにFW高良竜太郎(3年)がくさびとなり、左SH金城竜馬(3年)へラストパス。これを金城がきっちり決め、那覇西が先制点を奪った。

 その後も攻め立てる那覇西は再三ゴール前でチャンスを作り続けたが、相手の堅いブロックを前に追加点を上げられず。一方の西原は、背番号10の渡久山裕二(3年)が負傷退場するアクシデントに見舞われ、タクトを振るう選手が不在となる中、エースストライカーの玉城羽(3年)が攻撃の中心として孤軍奮闘する姿が見られた。

 後半に入り、追いかける立場の西原が息を吹き返す。相手エリア付近で圧力をかけ、シュートチャンスを導き出して攻勢に出ると38分、ロングスローから相手のクリアミスを誘発。そのこぼれ球をDF宮城晋之介(3年)がねじ込み、追い詰められていた西原が歓喜の輪を作った。

 その後スコアは動かず、勝敗の行方は延長戦に委ねられることとなった。「同点にされたが焦りはなかった」と話す主将・東舟道尚吾(3年)の言葉通り、ボールをキープする那覇西は攻撃の起点となるMF宮城海(3年)を中心に虎視眈々とゴールを目指す。

 すると延長後半6分、右サイドからのクロスボールのこぼれ球を途中出場の伊佐航平(2年)がねじ込み、那覇西が勝ち越しに成功。「去年(選手権県大会準決勝・宜野湾高戦)はPKを外して負けてしまったので悔しさを晴らしたかった。(エリアの)中に入れば何か起こるという予感があったし、実際に自分の前にボールが転がってきたので落ち着いて決めることができました」。そう話す伊佐の決勝弾により那覇西が王座奪還を果たした。

 那覇西の平安山良太監督は昨春、現在西原の監督を務める玉城真哉監督から受け継ぐ形で監督に就任。また選手時代も那覇西でプレーしており、そのときにコーチを務めていたのが玉城監督だった。師弟関係という構図が見え隠れする中、平安山監督は昨年果たせなかった選手権出場に向け、一年間通して野心を抱いていた。

「(玉城監督は)偉大な方だし、勝ち方を知っている。ただ、その玉城監督にとっても初優勝を手にするまで本当に苦労していたはず。だからこそ、その玉城監督を乗り越えられた時、自分にとっても大きいものを手にできると思っていた。同点に追いつかれても選手たちが気持ちをフラットにして挑む姿を見て、チーム全体がポジティブになれたことが大きかったと思います」。

 昨年はインターハイ、今年に入り新人戦のタイトルを手にした平安山監督にとって喉から手が出るほど欲しかった選手権覇者の称号。「自分たち以上に平安山監督は去年悔しかったと思うし、そういう思いを二度としたくないという気持ちでした。選手権にかける強い思いがチームを一致団結し勝てた要因だったと思います」(東舟道)。

 平安山監督を兄貴のように慕う選手たちがついに勝ち取った選手権への切符。去年から立ちはだかってきた壁を見事にクリアし、その経験を糧に「新生・那覇西」が全国の舞台に足を踏み入れる。

(取材・文 仲本兼進)
●【特設】高校選手権2018

白血病から選手契約再開の新潟DF早川史哉、祝福コメント殺到に「幸せだ。やばい」

白血病から選手契約再開の新潟DF早川史哉、祝福コメント殺到に「幸せだ。やばい」
 アルビレックス新潟は12日、DF早川史哉(24)の選手契約一時凍結を解除すると発表した。同選手は16年4月に急性白血病を発症。長期療養を強いられていた。

 クラブによると、早川は現在、練習試合に出場するレベルまで回復しているという。リリースをツイートした新潟の公式ツイッターには、同僚や多くのファンによる祝福メッセージが殺到。現在V・ファーレン長崎に所属する元同僚のFW鈴木武蔵も「おかえりー!!」と返信。SC相模原の同MF成岡翔は「よし!新たなスタートだね」と呼びかけた。

 これらのコメント殺到に早川もツイッター(@paya238)を更新。「やばい。多くの方からいただいたコメント見てたら今までの事色々思い出して勝手に涙が出てくる。徳島戦のコラム書くためにお店でコーヒー飲んで作業してる場合じゃないわ(笑)病気になってから温かい涙しか流してないな。幸せだ。やばい」と感謝を記した。

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[MOM2703]東海大仰星DF仲本樹(3年)_流れ変えるヘディング弾!その1点守り抜く

前半39分、先制点を喜ぶ東海大仰星高CB仲本樹
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権大阪府予選準決勝 東海大仰星高 1-0 阪南大高 金鳥スタ]

 東海大仰星高は前半、阪南大高に攻められている時間が多くなっていた。それでも、「セットプレーで獲れたら試合が変わると思っていた。それで獲れて良かったです」と振り返るCB仲本樹(3年)が、思い描いていた通りにセットプレーから流れを変える一撃。このゴールが決勝点となった。

 前半39分、東海大仰星は左CKを獲得すると、キッカーのMF中屋敷竜樹(3年)はファーサイドの仲本へクロスボール。相手DFの頭上を越えて大外に到達したボールを「ボールが良かった。来たので当てるだけでした」という仲本が頭で決めた。

「選手権でまだ獲れていなかったので、セットプレーで獲れて嬉しかったですし、去年、ここで負けているという意味でもここで決められて嬉しかったです」と仲本。1年前、PK戦で敗れた準決勝で決めたことを喜んだ。

 仲本はこの日、最終ラインの中心としても奮戦。特に阪南大高のエースFW和田育主将(3年)はプレミアリーグWESTで8得点を記録している。快足ストライカーは“危険”な存在だったが、「決定力があってプレミアリーグでも凄く点を獲っているのは知っていたので、6番(和田)にやらせないということと、周りの選手も技術とスピードがあるという中でどう止めるかバックラインで話し合って対策しました」というように仲田は4バックで対策を考え、それを実践する。

 そして、「(相手の形は)17番(FW椎悠輔、3年)からそらして6番のスピードというのは大体分かっていたので接点で負けないということと、競り負けたとしてもあとのカバーをチーム全員でということを考えてやっていました。上手く抑えられたと思います」と警戒していた部分を封鎖。仲田自身も高さを発揮する部分とカバーリングの部分で集中して無失点で勝利の立て役者となった。

 これで初戦から4試合連続無失点。決勝戦で対戦する大阪学院大高も今大会全5試合無失点という堅守のチームだ。「楽しみですね。無失点で来ているので失点せずセットプレーでまた獲れたらいいと思っています」という仲田は、決勝で自分たちの方がより強固な“盾”であることを証明して、全国切符を掴む。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

アジア制覇でクラブ通算20冠…表彰式で歓喜爆発の鹿島(20枚)

鹿島がクラブ史上初のACL優勝を果たした
 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦が10日に行われ、鹿島アントラーズは敵地でペルセポリス(イラン)と0-0で引き分けたが、2試合合計2-0とし、クラブ史上初のアジア王者に輝いた。

●ACL2018特設ページ
★AFCチャンピオンズリーグ決勝 鹿島×ペルセポリス戦を生中継!!

[MOM2702]西京MF村重尋也(3年)_チームの柱がリーダーシップとプレーで作った逆転の流れ

リーダーシップとプレーで逆転の流れを作った西京高MF村重尋也
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権山口県予選準決勝 西京高 5-2 豊浦高 県立おのだサッカー交流公園サッカー場]

 開始直後に豊浦高に先制されながらも、前半24分に追い付いた西京高。前半30分に左サイドでFKのチャンスを得ると、キッカーのMF村重尋也(3年)が低い弾道でまっすぐ飛ぶボールをゴール前に送った。

「ストレートのボールは自分の武器。ゴールを外さず、味方が当てれば入り、当てられなくても『事故』で入るようなボールを意識して蹴っている」というボールはイメージ通り、相手GKの前の微妙な位置へ。これに走り込んだMF池田柊(3年)がヘッドで合わせ、逆転ゴールが生まれた。これで勢い付いた西京は2分後に3点目を奪って主導権を握り、最終的に5-2で勝って決勝に駒を進めた。

 ボランチの一角で攻守に運動量を発揮し、広範囲でボールに絡んで持ち味を発揮した。開始直後の失点後すぐに円陣を組んだことは、「こういうこともあると想定していたので、自分たちのリズムで戦おうと意思統一した」という。渡邉修身監督が「間違いなくチームの柱」と語る通りのリーダーシップと自らのプレーが、逆転への流れを作った。

 西京が最後に全国大会に出場したのは2年前、2016年の全国総体。現チームで当時ピッチに立った経験がある選手は、村重とMF木村悠人(3年)の2人だけだ。「全国大会は、サッカーだけに集中できる環境が用意されていました。このチーム全員で、あの景色をもう一度見たい」という思いをかなえるためには、決勝で最大のライバル・高川学園高に勝たなければいけない。

 昨年度の全国高校総体と選手権の予選、今年度の全国総体予選と、3大会連続で高川学園に全国行きを阻まれてきた。「ワクワクしていて、パスや守備といった自分の長所を出したい。チームのために、を一番に考えますが、ゴールとアシストは毎試合、意識しているので、そこでも結果を出したい」。ラストチャンスで雪辱を果たし、5年ぶり3回目の選手権切符を勝ち取ってみせる。

(取材・文 石倉利英) 
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分野研究家

代表的なものはラグラン袖とセットイン。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
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[MOM2701]高川学園DF田近洸貴(3年)_得点を奪うためにCBからボランチへ、そして延長V弾!

高川学園高DF田近洸貴は延長前半8分に決勝点
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権山口県予選準決勝 高川学園高 1-0(延長) 聖光高 県立おのだサッカー交流公園サッカー場]

 圧倒的にボールを支配しながらも聖光高の堅守を崩せずにいた高川学園高に、待望の先制点をもたらした。0-0で迎えた延長前半8分、ゴール前のこぼれ球がファーサイドに流れ、DF末次章悟(3年)がダイレクトで折り返したところに、DF田近洸貴(3年)が飛び込む。「ファーサイドに流れたときは折り返し、という練習をずっとやってきたので、絶対に来ると信じていた」という動きからネットを揺らし、結局これが決勝点となって、高川学園を3年連続の決勝に導いた。

 持ち味である予測力を生かしたカバーリングで最終ラインを統率し、ボールポゼッションの起点ともなるCBだが、この日は後半途中からMF内田裕也(2年)とポジションを入れ替え、ボランチに上がってプレー。「得点が欲しいときは自分が高い位置を取り、攻撃的にプレーしている」と語り、江本孝監督も「自分たちで判断してやっていた」と振り返ったように、ピッチ内での選手同士の判断によるポジションチェンジだった。

「自分たちがボールを保持して、相手が守る時間が長い中で、連係での崩しなどで、もっとアイディアが出ていればよかった」と反省点を口にしたが、最後は自らの得点で決着をつけた。それでも「もっとうまく攻撃ができないと、決勝も勝てない。試合までに高めていきたい」と気持ちを引き締める。

 昨年度は新人戦、全国総体、選手権の県内3冠を獲得し、全国大会でも1勝ずつ。春に田近が語っていた「昨年度の結果を上回りたい」との意気込みは、全国総体では2勝を挙げて実を結んだ。次は選手権で昨年度を上回るために、「誰が得点を決めるとしても、チームが勝つことが大事」。まずは18日の決勝で西京高を下し、県内最多を更新する25回目の出場を果たす。

(取材・文 石倉利英) 
●【特設】高校選手権2018

日本代表MF守田英正を追加招集!!青山が怪我のため不参加

守田英正が追加招集された
 日本サッカー協会(JFA)は12日、日本代表に選ばれていたMF青山敏弘(広島)が怪我のために不参加となったことを発表した。サンフレッチェ広島によると、右ひざ痛が理由だという。代わって川崎フロンターレのMF守田英正を追加招集する。

 同代表は16日に大分銀行ドームでベネズエラ代表と、20日に豊田スタジアムでキルギス代表と対戦する。

[MOM2700]明秀日立GK木村謙一(3年)_また止めた!全国レベルのPKストップ

PK戦で2本を止めたGK木村謙一
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.11 選手権茨城県予選準決勝 明秀日立1-1(PK4-1)水戸啓明 カシマ]

 1-1のまま決着がつかず突入したPK戦。明秀日立高の背番号12、GK木村謙一(3年)が水戸啓明の前に立ちはだかった。1人目のMF田山拓郎(3年)のシュートは左に飛んでキャッチ。2人目のMF小島良太(3年)のシュートも左に飛んで弾いた。

 また止めた。今夏のインターハイでも木村は1回戦の羽黒高とのPK戦で2度のストップ。続く2回戦の藤枝東高戦では3本のPKを止めて勝利に導いていた。「PK戦は自信があった。だから自分の力を出すだけでした」。

 明秀日立にとってはリベンジのPK戦でもあった。今年5月の関東大会予選、明秀日立は準々決勝で水戸啓明と対戦。この日と同じ1-1から突入したPK戦を4-5で落としていた。同試合は木村ではなくGK古田碧都(3年)が守っていたが、明秀日立にとっては現時点で今季、県内唯一の敗戦となっていた。

 古田とのライバル関係。全国8強を経験した昨年度から、「やんちゃなところがあったけど、グラウンドに入ってしまえば頼れる存在だったので、目標にしてやってきました」という3年生の藤田陽輔(現作新学院大)を古田と木村が支える形で切磋琢磨してきた。

 藤田が抜けた今季は古田が最初は出ていたが、関東大会予選後の県1部の鹿島学園戦より木村がレギュラーを奪取。夏のインターハイの活躍もあり、レギュラーの座を確固たるものにした。そして最大の目標でもある日本一に向けた大事な選手権予選で、チームを救うPKストップ。チーム内での存在感はより増している。

 ただし萬場努監督は2人に差がないことを強調する。「木村があそこまで出来るのは古田の実力があってこそ。あれは大塚GKコーチも含めた3人で作り上げたもの。古田でも止めていると思いますよ」。

 ライバル関係の集大成は正月の舞台で見せたい。12月のプリンスリーグ参入戦と大事な戦いは続くが、まずは週末の鹿島学園との大一番に備える。「絶対に全国大会に出たい。去年の3年生がベスト8という成績を残したので、ベスト4を狙ってやっていきたいです」。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2018

優勝&J1昇格王手のJ2首位松本、最終節徳島戦をBS1が中継

優勝&J1昇格王手のJ2首位松本、最終節徳島戦をBS1が中継
 Jリーグは12日、17日に行うJ2最終節となる第42節のテレビ放送の追加を発表した。DAZNの他にNHK BS1が中継する。

 会場はサンプロ アルウィンで。キックオフは全試合同時キックオフの14時。

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こちらも全4試合無失点。「集団で守る」東海大仰星がプレミア勢突破し、大阪決勝進出!

前半39分、CB仲本樹(5番)の先制ゴールを喜ぶ東海大仰星高イレブン
[11.11 選手権大阪府予選準決勝 東海大仰星高 1-0 阪南大高 金鳥スタ]

 東海大仰星が全4試合無失点で決勝進出! 第97回全国高校サッカー選手権大阪府予選準決勝が11日に行われ、東海大仰星高阪南大高が対戦。CB仲本樹(3年)の挙げた1点を守った東海大仰星が1-0で勝ち、大阪学院大高と戦う決勝(17日)へ進出した。

 プレミアリーグWESTに所属する阪南大高とプリンスリーグ関西で2位につけている東海大仰星の強豪対決。ともに守備意識が高く、サイド攻撃に特長を持つ両校によるセミファイナルは、1点勝負の緊迫した攻防戦となった。

 阪南大高はプレミアリーグWESTで8得点の快足エースFW和田育主将(3年)とFW椎悠輔(3年)、東海大仰星もFW藤川直己主将(3年)とFW矢野修大(3年)を起点に攻めようとするが、互いにDF陣が隙を見せない。

 その中で阪南大高は22分、右SB北村隼(2年)がクロスバーを直撃する右足ミドル。また、オープンスペースへのフィフティボールを攻撃に結びつける和田が相手にプレッシャーをかける。一方、東海大仰星も「アクセントになる選手」(中務雅之監督)というレフティーMF美藤倫(2年)や「チームがしんどい時に引っ張っていきたい」という10番MF東龍星(3年)が相手の守りに割って入る動きを見せていたほか、ロングスローからフィニッシュに持ち込むなど攻め返す。

 スコアは前半終了間際に動いた。東海大仰星はMF中屋敷竜樹(3年)の左CKを大外の仲本がヘディングシュート。これがゴール中央を破った。ベンチへ向かって一直線に走り切った仲本中心に歓喜の輪。阪南大高は試合後に和田やMF中村成龍(3年)がこの失点を悔やんでいたが、重い1点がのしかかることになった。

 東海大仰星は、相手の長身FW椎が頭でそらして和田が抜け出してくる攻撃を特に警戒。仲本やCB瀬戸山翔(2年)、そして左SB藤田星陽(3年)、右SB前島匠(3年)が椎に競り負けないこと、和田をスピードに乗せないことを意識しながら守り続ける。

 阪南大高は後半11分、中村成が左サイドで2人かわして突進。直後には怪我でインターハイを欠場したMF岸田悠希(3年)とMF窪田伊吹(2年)を左右のSHに投入し、サイド攻撃に推進力を加える。窪田が右サイドを突破するシーンもあったが、中務監督が「互いのスカウティングから、駆け引きの部分を見せてくる中で判断をどうしていくかはまだまだですけれども、少しずつ冷静になってきた」という東海大仰星は慌てず、決定的な形でのシュートを打たせない。攻撃でもバタバタすることのない東海大仰星は少ない手数の攻撃から東や藤川がシュートシーンを演出。手堅く試合を進めていた。

 阪南大高は37分に和田が気迫の突破からシュートを放つが、GK正面。東が「戦術や誰がどうだろうと、一人のミスをみんなでカバーすることを意識しています。一人ひとりじゃなくて、集団で守るというところが仰星なので仲間を信じて守り抜くことができました」という東海大仰星の堅守は最後まで揺るがず、1年前にPK戦で散った準決勝を突破した。

 東海大仰星は2年前、全国大会で東福岡高などを破ってベスト4。その登録メンバーだった藤川は「自分たちの代は全国に行った2年前の代も見ていますし、去年ベスト4で負けた代も見ている。両方を見ている代としての責任感、使命感を個人個人が持っていると思います。去年行けなかったのは何かが足りなかったからで。その何かが明確には分かっていませんけれども、去年、一昨年よりもクオリティは高く、そして運動量は多くということを意識してやっています」と語る。先輩たちから学び、受け継いできたものは彼らの大きな武器だ。中務監督はここへ来て、選手たちの「気づき」「積極性」の部分が変化してきていることを口にしていた。

 東海大仰星はプリンスリーグ関西15試合でリーグ最少の10失点。今大会もPK戦までもつれ込んだ初戦から無失点を継続している。決勝で対戦する大阪学院も今大会無失点。堅守の両チームによる大阪ナンバー1決定戦となった。自分たちの強みで負ける訳にはいかない。「全員が勝つ、という気持ちが強い」(藤川)、「勘違いせずに決勝戦でも堂々とプレーしたい」(東)という東海大仰星が積み上げてきたもの、そして堅守を発揮し、全国切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

急性白血病を乗り越え…DF早川史哉が帰ってくる! 新潟、選手契約凍結解除を発表「強い覚悟を持って」

DF早川史哉の契約凍結が解除された
 アルビレックス新潟は12日、DF早川史哉(24)の契約凍結を解除すると発表した。

 同選手は筑波大から加入した1年目の16年4月に急性白血病と診断。長期療養を強いられることになった。17年1月には選手契約を一時凍結されていたが、今年8月以降はトップチームに合流するまでに回復。現在は練習試合にも出場できるほどになっているという。

 今後も経過観察、治療の継続は必要になるというが、支援窓口となっていた「早川史哉選手支援基金」は今回の凍結解除に伴い、閉鎖が決定。総額2723万9305円が集まっていた。

 早川はクラブを通じ「いつも温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。このたび契約を再開していただけることになりました。これからも直面するだろう課題に目を背けることなく、強い覚悟を持って臨んでいきたいと思います」とコメントした。

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岡山・長澤徹監督が今季限りで退任…16年にはJ1昇格まであと一歩も

長澤監督が今季限りで退任する
 ファジアーノ岡山は12日、長澤徹監督(50)が今季限りで退団すると発表した。後任は決まり次第発表になる。

 同監督はFC東京や磐田で指導者としてのキャリアを積んだのち、15年より岡山の監督に就任。16年には6位で初のJ1昇格プレーオフに出場し、決勝まで勝ち上がった。

 しかしその他の年は2桁順位に低迷。今季も残り1試合となったJ2で14位だった。

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開幕13連勝でパリSGの国内無双は続く…モナコは公式戦16試合未勝利、アンリ監督就任後も低迷続く

明暗が分かれたパリSGとモナコ
[11.11 リーグアン第13節 モナコ0-4パリSG]

 フランス・リーグアンは11日に第13節を行い、パリSGは敵地でモナコと対戦。FWエジソン・カバーニのハットトリックを含む大量4得点で4-0の勝利を収めた。

 リーグ戦で開幕12試合連続勝利中のパリSGはこの試合も序盤から得点を重ねる。前半4分、PA左からFWネイマールが蹴ったボールをファーサイドのカバーニが押し込み、オフサイドの判定もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって覆されて、先制点となった。

 前半11分にもカバーニが得点を決めるが再びオフサイドの判定。VARを用いた結果、またしても判定は覆ってゴールが認められた。前半終了までにはMFユリアン・ドラクスラーがゴールネットを揺らすが、再三のオフサイド判定。しかしこちらはVARでオフサイドが認められ、ノーゴールとなった。

 パリSGは後半に入ってもゴールラッシュは止まらず。後半8分、PA左のFWムサ・ディアビの折り返しをカバーニが押し込んでハットトリック達成。同19分にはネイマールがPKを決めてダメ押しの4点目とした。試合はパリSGが4-0で勝利し、怒涛の開幕13試合連続勝利は継続した。

 一方、モナコの大不振も継続中だ。8月11日のリーグアン開幕戦の白星以降は公式戦16試合未勝利(5分11敗)。ティエリ・アンリ監督が就任したリーグアン第10節以降も変化はなく、順位も19位に沈んでいる。

●フランス・リーグアン2018-19特集

マルセイユがディジョン破り、公式戦5試合ぶりの白星…酒井宏はフル出場

DF{{酒井宏樹}はフル出場
[11.11 リーグアン第13節 マルセイユ2-0ディジョン]

 フランス・リーグアンは11日に第13節を行い、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユはホームでディジョンと対戦した。酒井は3バックの1角としてフル出場し、2-0で勝利。公式戦5試合ぶりの白星に貢献している。

 8日のヨーロッパリーグではラツィオに1-2で敗れ、グループリーグ敗退が決定したマルセイユ。公式戦では10月21日のリーグアン第10節・ニース戦(1-0)以来5試合連続で未勝利となっていた。

 マルセイユは前半アディショナルタイム3分過ぎにMFルーカス・オカンポスが先制点を挙げ、後半39分には右CKをDFアディル・ラミが追加点。終始リードを保ったまま2-0で終了となり、待望の勝ち点3を奪取した。順位は6位のまま変動はない。

●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2018-19特集

ハットトリックから3日後…途中出場の南野が再びゴール!3人抜きから左足弾

絶好調のFW南野拓実
[11.11 オーストリア・ブンデスリーガ第14節 オーストリア・ウィーン0-2ザルツブルク]

 日本代表FW南野拓実が公式戦2試合連続でゴールを挙げた。所属するザルツブルクは11日、オーストリア・ブンデスリーガ第14節でオーストリア・ウィーンと対戦。南野は後半22分に出場し、後半アディショナルタイム4分にチーム2点目を決め、2-0の勝利に貢献した。

 後半22分に出場した南野は同41分、PA左でボールを奪ってドリブル突破。角度のないところから左足シュートを放つと相手GKにブロックされるが、こぼれたところをMFザベル・シュラーガーが押し込み、ザルツブルクの先制点となった。

 さらに、1-0で迎えた後半アディショナルタイム4分過ぎ、PA手前から一気に加速すると、相手3選手をドリブルでかわしていく。PA内に進入し、左足を振り切ってゴールネットに突き刺した。

 途中出場の南野が全2得点に絡み、ザルツブルクは2-0で勝利。2位リンツと勝ち点12差で首位を独走している。

 クラブ公式ツイッター(@FCRBS_JP)は試合後に南野のコメントを投稿している。

「今日は拮抗した難しい試合展開だったので、自分が交代で入ったらゴールかアシストで結果を残そうと考えていました」

「チームとしても勝って終えることができて良かったですし、自分としても代表に良い形で臨むことができるので良かったです」

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逆転、逆転、また逆転!計10発の打ち合い制した神村学園が鹿児島連覇!

神村学園高が壮絶な打ち合いを制して鹿児島連覇!
 第97回全国高校サッカー選手権鹿児島県予選決勝が11日に白波スタジアムで行われ、鹿児島城西高との壮絶な打ち合いを7-3で制した神村学園高が、2年連続6回目の全国大会出場を決めた。

 前半12分、MF山縣聖大(2年)の縦パスに反応したFW上城崇斗(3年)のゴールで鹿児島城西が先制したが、神村学園は14分と21分にMF大高聖也(3年)が決めて逆転。鹿児島城西も26分にMF桑原滉(1年)、27分には山縣がいずれも右クロスから決めてスコアをひっくり返す。

 1点ビハインドで前半を終えた神村学園の攻撃力が後半に爆発する。5分、大高の左クロスをFW和田駿斗(3年)が頭で決めて同点。9分には右FKのこぼれ球をDF内村倫(3年)が繋ぎ、最後はDF島田龍也(3年)が左足で左隅に決めて再逆転する。

 セットプレーなどから同点を目指す鹿児島城西は後半30分に注目の大型GKヒル袈依廉(1年)をFWとして投入。パワープレーで同点を目指す。だが、神村学園は前掛かりになった相手の背後と両サイドを活用。34分に和田の仕掛けからFW新田龍生(3年)の1タッチゴールで突き放すと、その後も和田と交代出場MF山野卓人(3年)が決めて壮絶な打ち合いを制した。
●【特設】高校選手権2018

 

打ち合い制したR・マドリー、ソラーリ暫定体制4連勝!! 首位バルサと勝ち点4差に

打ち合いを制したレアル・マドリー
[11.11 リーガ・エスパニョーラ第12節 セルタ2-4R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは11日、第12節を各地で行い、レアル・マドリーセルタに4-2で勝った。サンティアゴ・ソラーリ暫定監督の就任以降、公式戦で無傷の4連勝。首位のバルセロナと勝ち点4差に縮め、一時の大不振からV時回復を見せている。

 R・マドリーは6試合ぶりの勝利を飾った前節のバリャドリー戦(○2-0)から先発1人を変更。MFマルコ・アセンシオに代わってFWルーカス・バスケスが入った。セルタはここまで8ゴールを挙げ、得点ランキングで上位に君臨するFWイアゴ・アスパスらがスタメンに名を連ねた。

 立ち上がりから互いに多くのチャンスをつくったが、前半19分にR・マドリーをアクシデントが襲う。負傷したMFカゼミーロに代わってMFダニ・セバジョスが送り込まれた。それでも先にスコアを動かしたのはR・マドリー。前半23分、MFルカ・モドリッチのミドルパスに抜け出したFWカリム・ベンゼマが決めた。

 R・マドリーは後半11分、PA右に抜け出したベンゼマが個人技から右足を振り抜くと、ポストに跳ね返ったボールがDFグスタボ・カブラルに当たり、オウンゴールでリードが広がる。ところが同16分、セルタは浮き球パスにオーバーラップしてきた主将のDFウーゴ・マジョがダイレクトで合わせ、ようやく1点を返した。

 R・マドリーは後半36分、オドリオソラがPA内で倒されてPKを獲得すると、同38分にDFセルヒオ・ラモスがチップキックで蹴り込み、再び2点差。同アディショナルタイム1分にはセバジョスがさらに1点を追加し、セルタも終了間際にMFブライス・メンデスが決めたが、反撃はここまで。好調のR・マドリーが打ち合いを制した。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

悔し涙を今回は喜びの涙に。西京が5発逆転で宿敵との決勝進出:山口

西京高(エンジ)が5発逆転で決勝進出
[11.11 選手権山口県予選準決勝 西京高 5-2 豊浦高 県立おのだサッカー交流公園サッカー場]

 第97回全国高校サッカー選手権山口県予選準決勝が11日に行われ、西京高が豊浦(とよら)高に5-2で勝利を収めた。2年連続の決勝進出となった西京は18日の決勝で、3回目の出場を懸けて高川学園高と戦う。

 前半2分、豊浦はMF藤井聖剛(3年)がゴール前にフワリと上げたボールを、MF岸本寧大(3年)が飛び出してきた相手GKと交錯しながらもヘッドで合わせ、浮き球でゴールに流し込む。昨年の選手権予選は準々決勝、今年の全国総体予選は準決勝で西京に敗れている豊浦が、三度目の正直の勝利に向けて好スタートを切った。

 しかし、渡邉修身監督が「『落ち着いて、みんなで一度相談しろ』と声を掛けようとしたら、選手たち自身でやっていたので、プレーがバラバラになるほどの焦りはなかったと思う」と振り返った西京は、徐々にボールを支配して反撃。前半24分には右サイドを崩し、最後はFW前田唯翔(1年)が蹴り込んで同点とする。

 さらに前半30分にはMF村重尋也(3年)のFKを、相手GKの前に入り込んだMF池田柊(3年)がヘッドで合わせて逆転。前半32分にはゴール前でこぼれ球を拾ったMF斉藤龍馬(3年)が蹴り込み、わずか8分間で1点のビハインドを2点のリードに変えた。

 攻撃の手を緩めない西京は後半15分、エリア内でFW冨田大登(3年)が倒されてPKを獲得し、自ら決めて4点目。粘る豊浦は後半23分、相手のミスを突いて右サイドを崩し、DF宮崎穂高(2年)のセンタリングをMF崎田大希(3年)が決めて追いすがるが、西京は後半27分にMF池田がこの日2点目を決め、再び3点差とした。

 それでもあきらめない豊浦は、DF高山湧也(3年)が何度もロングスローをゴール前に投げ入れ、得点を狙った。勝利が絶望的な状況でも気持ちを切らさず、最後まで戦い抜いたプレーぶりは見事だったが、西京も的確に対応。結局そのまま5-2で勝ち、決勝に駒を進めた。

 西京は昨年の全国総体予選は準決勝で、昨年の選手権予選と今年の全国総体予選は決勝で、いずれも高川学園に敗れており、全国大会の予選で4大会続けて高川学園と対戦する。昨年の選手権予選決勝は前半のうちに0-2とリードされながらも、後半に2得点して延長へ。ここでシュートがポストに当たる不運もあって逆転はならず、逆に延長後半に勝ち越されて涙をのんだ。

 その試合後、悔し涙でスタンドにあいさつする様子の写真は、「この風景を絶対に忘れないぞ、という思いで」(渡邉監督)部室に飾られているという。1年後、雪辱の舞台。今度こそ県内最大のライバルを倒し、今年は喜びの涙とともにスタンドにあいさつする。

(取材・文 石倉利英) 
●【特設】高校選手権2018

PK失敗&退場処分で激怒したイグアイン…C・ロナウド「気持ちはわかる」

激昂するFWゴンサロ・イグアイン
[11.11 セリエA第12節 ミラン0-2ユベントス]

 セリエAは11日に第12節を行い、ユベントスミランに2-0で勝利した。ミランはエースFWゴンサロ・イグアインが前半39分にPKを外し、さらに後半38分には警告を受けたことで主審に激昂。退場処分となって鬱憤が大爆発し、ピッチは一時騒然となった。

 両エースの明暗がはっきりと分かれてしまった。今夏ユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウドの影響もあり、ミランにレンタル移籍となったイグアイン。R・マドリーではチームメートだった2人がセリエAの舞台で初対決に挑んだ。

 イグアインは1点ビハインドの場面でPKを獲得したものの、GKボイチェフ・シュチェスニの好セーブに阻まれ、絶好機を逸する。すると後半36分にはC・ロナウドが試合を決するチーム2点目を挙げた。2分後にはイグアインが主審に反抗したことで2回目の警告で退場処分となった。

 イグアインは激怒した。C・ロナウドがなだめるも収まらず、昨季までのチームメートであるユベントスの選手たちが集まっても状況は変わらず。DFアレッシオ・ロマニョーリが背中を押して、エースは無念の退場となった。

 『フットボール・イタリア』は『スカイスポーツ』のインタビューを伝えており、C・ロナウドは「彼に落ち着くように言ったんだ」とかつての仲間をかばっている。

「さらに重い処分を科されるリスクがあったからね。彼は聞き入れてくれなかった。でも心情は理解できるよ。厳しすぎる罰にならないといいんだけど」

●セリエA2018-19特集

夏はPK戦で敗れた相手が日本一。上位への設定明確化された高川学園が延長戦制して山口決勝へ

高川学園高(橙)が延長戦を制して決勝へ
[11.11 選手権山口県予選準決勝 高川学園高 1-0(延長)聖光高 県立おのだサッカー交流公園サッカー場]

 第97回全国高校サッカー選手権山口県予選準決勝が11日に行われ、高川学園高聖光高を延長の末に1-0で下した。3年連続の決勝進出を果たした高川学園は18日の決勝で、25回目の出場を懸けて西京高と戦う。

 試合は立ち上がりから、高いボール支配率でゴールをうかがう高川学園に対し、聖光が引き気味の守備ラインで待ち構える構図が長く続いた。高川学園はMF大矢根真湖人(3年)の仕掛けなどで崩そうとするものの、聖光もDF上田尚哉(3年)を中心に粘り強く対応。前半38分にはゴール前のこぼれ球を高川学園MF野田康介(2年)が右足で狙ったが、聖光DF中川昴大(2年)がゴールラインぎりぎりでクリアして防ぐ。

 後半も高川学園は丁寧にパスをつないで攻略を試みるが、江本孝監督が「ミドルシュートなど、もっと思い切ってフィニッシュに行った方が、相手の出方も見ることができたのではないか。少しボールを大切にし過ぎたかもしれない」と振り返ったように、圧倒的にボールを支配しながらも、思うようにシュートを打てない。聖光は前半がシュート1本、後半も終盤までシュートゼロだったが、大きなピンチはなく、リズムをつかみつつあった。

 後半15分、聖光はFW松嶋辰之輔(3年)を投入。右ヒザに負傷を抱えるものの、スピードと力強さを兼ね備えるドリブル突破を武器とする切り札の投入で、高川学園の守備陣に圧力をかけた。後半33分には正面約25mの位置でFKを獲得し、松嶋が無回転シュートで直接ゴールを狙う。チーム後半唯一のシュートは右上スミに飛び、高川学園GK海老澤雄大(3年)を破ったものの、クロスバーに当たって上に外れた。

 スコアレスのまま10分ハーフの延長に入り、その前半8分、ついに均衡を破ったのは高川学園だった。ゴール前のこぼれ球が右サイドに流れたところを、主将のMF末次章悟(3年)がダイレクトで折り返すと、後半途中にCBからボランチにポジションを移していた田近洸貴(3年)が右足ボレーで蹴り込み、ネットを揺らした。

 以降は聖光も前に出て同点を狙い、松嶋が強烈なミドルシュートを放つ場面もあったが、高川学園は敵陣でのボールキープなどで時計の針を進め、決定機を作らせない。追加点こそ奪えなかったが、そのまま1-0で勝利を収め、決勝に駒を進めた。

 高川学園は全国総体で2勝を挙げ、3回戦で山梨学院高(山梨)に2-2からのPK戦で敗れた。競り合った相手がその後、優勝したことは大きな刺激になっており、江本監督も「この1年間で、全国で上位に進むための設定が明確になり始めている」と語る。確かな手応えを胸に蓄えたチーム力を選手権でぶつけるべく、18日の決勝では県内最多を更新する3年連続25回目の出場を目指す。

(取材・文 石倉利英)
●【特設】高校選手権2018

ダービー制してご満悦ペップ、終了直後の“公開説教”にも言及

試合終了直後に“公開説教”を行ったジョゼップ・グアルディオラ監督
[11.11 プレミアリーグ第12節 マンチェスター・C 3-1 マンチェスター・U]

 プレミアリーグ第12節で行われた“マンチェスター・ダービー”はマンチェスター・シティが3-1で勝利した。MFダビド・シルバ、FWセルヒオ・アグエロ、MFイルカイ・ギュンドガンらが得点を挙げている。

 クラブ公式サイトによると、指揮官ジョゼップ・グアルディオラは試合後の会見で、「前半は、それほど良くなかった」と冷静に内容を分析している。「ボールを取られたくないけど、何かを自らする意思はない、というようなプレーだった。相手は、ダービーを得意としているから、少しプレッシャーはあった」と試合の入りに不満を示した。

 しかし、試合は終始シティのペースに。指揮官も「でもそれは、普通のことだ。安定していたし、先制点を決めた。とても良かった」と称賛。「プレスの仕方をいつもと変えていたし、セルヒオのゴールは、チームを助けてくれた」とエースに感謝を述べ、「失点したあとは、昨季のことを思いだしてしまうのは仕方のないことだけど、僕らは、そのあとの相手のチャンスで失点しなかった。良い守備をしていた」と守備面でも選手たちも評価している。

 ターニングポイントについて「2-1になってからのプレーに一番満足している。失点してから、よく対処できていた」と1点を返された場面を振り返る。

「ハーフタイムに、後半は前半より良いプレーができるはずだと話した。実際に良くなった。いつものリズムを掴むのに苦労した。難しかったが、とても深く守って、アグレッシブでいられた」

「ユナイテッドを相手に、スペースを見つけることは、簡単ではないし、前線の選手は素早い選手が揃っている。ギュンドアンが入ってからスターリングと二人は、ストライカーのようなプレーで、最後の30分は、通常よりパスが多かった。とても良い試合だった」

 指揮官はMFラヒーム・スターリングについても言及。「彼のしたプレーが好きだよ。ボールキープの仕方やコントロールの仕方は、最高だった。後ろまで戻って守備をしていた」と称えた。

 一方で、試合後にグアルディオラ監督はスターリングの元に駆け寄り、ピッチ上で“公開説教”をする姿も見られた。終了直前の時間稼ぎでスターリングが相手を挑発するような足技を披露したこととみられているが、指揮官は会見で「足を使ったトリッキーな動きは、回避することができたね」と指摘。「でも彼は若い」とフォローしながらも、その行動は見逃せなかったようだ。

●プレミアリーグ2018-19特集

崖っぷち北野讃岐、9年間の結末はいかに…最終節に必勝誓う岡村和哉「だからこそ、いつもどおりで」

最下位にとどまったカマタマーレ讃岐
11.11 J2第41節 東京V1-0讃岐 味スタ]

「今シーズンの総括のようなゲームになってしまった」。今季限りで退任するカマタマーレ讃岐北野誠監督は、第41節の東京ヴェルディ戦をそう総括した。ボールを保持してチャンスをつくるも決め切れず、相手のセットプレーに屈して失点。ラストマッチとなる次節では「ボールを握る、ペースを握る、でも負けるじゃなく、そこで勝つことができれば良い」と意気込む。

 北野監督は2010年、当時は四国リーグ所属だった讃岐の監督に就任。同年にJFLへ昇格すると、13年にはJ2参入を果たし、9年間にわたって指揮を執ってきた。「この9年、しんどかった」。東京V戦の敗戦後、そんな本音をのぞかせた指揮官は「守ってカウンターしか生き残るすべがなく、これまではそればかりやってきたけど、今季は自分たちでボールを握ろうとした」と苦労の跡を明かした。

 主力の中では最古参にあたる在籍6年目のDF岡村和哉は次のように今季を振り返る。「最初は攻撃的に点を取っていこうとしたけどうまくいかず、一時期は下がってブロックを敷いて……というのもやって、うまくいくこともあった。ただ、それじゃ勝ち切れないということで前からプレスをかけて、再び攻撃的に行くサッカーをしている」。

 この日はそんなプレーの共通認識が結実し、上位の東京Vを相手に連動したプレスでボールを奪うと、立ち上がりから数々の好機を創出した。だが、それをなかなか生かせないのも今季の讃岐。「最後のシュートだったり、ラストパスの精度」(北野監督)という課題を乗り越えられずにいると、「リスタートのセカンドボールで押し込まれる」という悪癖も露呈。優勢ながらも0-1で敗れ、最下位にとどまった。

「サッカーは点を決めること、点を守ることが大事なので、それができていなかったらこういう成績になる」(北野監督)。そう苦しむ指揮官の心情を慮った岡村も「もっと点を取り切っていかないと、そこで取られると流れを持っていかれる。負の流れもあると思うし、それを断ち切ろうとやってきたけど、どうにも抗えなかった」と悔しそうに語った。

 シーズンは残すところ1試合。指揮官にとっては9年間過ごした地元クラブでのラストマッチ、そしてJ2残留の可能性にかけるチームにとっては自らの力で未来を変えるラストチャンスだ。「ここでこうしたら良いかなというのはイメージできるし、そこはかなり成長した」と自身の変化を実感し、「長くいるぶん、チームの状況にもっと敏感になるべきだった」と悔いを残す岡村も、さまざまな思いが交錯する試合となる。

「とてもお世話になってきた監督の最後の試合。試合に出られない時から見てもらって、だんだん出られるようになったので、特別な試合だと思っていることは監督も分かってくれていると思う。だからこそ、いつもどおりの気持ちで試合に臨みたい。選手全員で監督の気持ちをくんで勝ちたい」。チームの未来を変えるためにも、“しんどかった9年間”が少しでも報われる試合を繰り広げるつもりだ。

(取材・文 竹内達也)

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18歳でJ1デビューも、あれから4年…「大好きなスタジアム」に帰ってきた讃岐MF佐々木渉

18歳だった4年前、味の素スタジアムでJ1デビューを飾ったMF佐々木渉
[11.11 J2第41節 東京V1-0讃岐 味スタ]

 {{c|カマタマーレ讃岐}MF佐々木渉が「大好きなスタジアム」に帰ってきた。中学時代からFC東京アカデミーで育ち、3年前には念願のトップチーム昇格を果たした22歳。だが、プロ入り後の3年間でホームのピッチに立つことは一度もなく、高校生でデビューした2014年以来4年越しの凱旋だった。

 これまでのJ1出場試合数はわずか『1』。2014年9月23日、味の素スタジアムで行われた徳島ヴォルティス戦での記録だ。当時はFC東京U-18所属の高校3年生で、背番号41を背負った18歳には大勢の期待の眼差しが向けられた。だが、トップ昇格後は度重なる負傷にも苦しみ、主戦場はJ3リーグのFC東京U-23。味スタには戻ってくることなく、昨季限りで契約満了となった。

「子どももいるし、家族もいるし、最初は不安だった。だけど、やるしかないと思った1年でした」。移籍1年目の今季、シーズン序盤は出たり出なかったりの繰り返しだったが、終盤に入ってようやく主力に定着。最近は11試合連続でのスタメン入りが続く。そんなJ2リーグ戦28試合目はかつてのホーム、味の素スタジアムで迎えた。

「自分の記憶では、公式戦で出たのはその1試合しかなかったです。大好きなスタジアムなので楽しみにしていたし、気合は入っていました」。

 懐かしい感覚を味わいながらピッチに立った背番号14は序盤から決定機を量産した。前半19分、右サイドからのクロスに頭で合わせ、ボールは右ポストをかすめる。さらに同27分、果敢に放ったミドルシュートをクロスバーに直撃させた。だが、同38分にチームが失点すると一気にプレゼンスが低下し、後半途中に交代を命じられた。

「シュートまで行けたのは良かったけど、せっかく良い流れだったのに決め切れず、そのせいで負けにつながってしまった。ああいうところで決め切れる選手にならないといけない」。チームは後半にもチャンスをつくったが、1点が遠いまま0-1で敗戦。最下位にとどまり、来季のJ2残留は極めて厳しい状況となった。

 今季は残すところ1試合。ここまでの1年間の感想を尋ねると、真っ先に「良い成績を出せず悔しい」という言葉が返ってきた。これまでのシーズンと比較すれば「1年間を通して試合に出ることがなかったので…」と多少の手応えはあるというが、何よりチームの22位という順位に「残念」という思いが強いようだ。

 そんな実感を得ているのも、シーズンをとおして試合に出ていることにより、新たな気づきを得たからだ。「プロに入って4年目ですが、“結果が全て”だとあらためて感じている。良いプレーをしていても、試合に出てパフォーマンスが良くても、チームが結果を残さないと意味がない。そこにもっとこだわらないといけない」。

 讃岐にとって“結果”とは、J2残留に他ならない。すでにJ3リーグの結果に頼るしかない状況だが、かすかな可能性を残すためには21位に浮上する必要がある。最終節の京都戦は、今季限りで退任する北野誠監督にとって9年間の指揮生活ラストマッチ。「自分を呼んでくれた人なので、自分にとっては“そういう試合”。勝たないとダメ」。危機から救ってくれた恩人のためにも、この1年間で培ってきた覚悟をホームのピッチで体現する。

(取材・文 竹内達也)

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ユーベがミランを撃破!“決める”C・ロナウドがダメ押し弾、“決められない”イグアインはPK失敗&退場処分

FWクリスティアーノ・ロナウドがチーム2点目を決めた
[11.11 セリエA第12節 ミラン0-2ユベントス]

 セリエAは11日に第12節を行い、ミランユベントスが対戦した。ユベントスが2-0で勝利し、今季リーグ戦無敗を継続している。

 リーグ戦では3連勝中のミランは、直近に行われた8日のヨーロッパリーグ・ベティス戦(1-1)からスタメンを5人変更。GKジャンルイジ・ドンナルンマ、DFアレッシオ・ロマニョーリ、DFイグナツィオ・アバーテ、FWサムエル・カスティジェホ、FWゴンサロ・イグアインが復帰し、4-4-2の布陣を敷いた。

 一方、首位を走るユベントスはリーグ戦は開幕11試合で10勝1分。公式戦では今季初黒星となったUEFAチャンピオンズリーグのマンチェスター・U戦(1-2)からは4人の先発変更となった。昨季はミランに所属していたDFレオナルド・ボヌッチに代えてDFメフディ・ベナティアを起用し、DFジョアン・カンセロ、MFブレズ・マトゥイディ、FWマリオ・マンジュキッチらも復帰。4-3-3の布陣を敷いている。

 様々な因縁が渦巻く試合は、序盤からユベントスが先制。前半8分、左サイドのDFアレックス・サンドロの左足クロスを、ファーサイドのマンジュキッチが頭でゴールに叩き込む。ビッグマッチで結果を残す男が試合を動かした。

 ユベントスの前線はFWクリスティアーノ・ロナウドが左サイド、マンジュキッチは中央に、FWパウロ・ディバラが右サイドに張る。先制直後にはC・ロナウドがドリブルで左サイドを突破し、クロスをマンジュキッチが再び狙うも、ミランのロマニョーリに阻まれた。

 防戦一方のミランは前半39分にチャンスを掴む。MFスソがカウンターを仕掛けて右サイドをドリブル突破。PA内でパスを受けたイグアインがトラップでボールを浮かすと、ベナティアのハンドを誘発する。ビデオ・アシスタント・レフェリーを用いた結果、ミランがPKを獲得。イグアインはゴール左を狙うが、GKボイチェフ・シュチェスニの右手にセーブされ、ゴール左ポストを叩いた。

 ビッグマッチに弱いと揶揄されがちなイグアインが再びチャンスを決め切れず。前半はユベントスが1-0で折り返した。

 ミランは後半16分にカスティジェホに代えてFWパトリック・クトローネを投入。しかし勢いはなかなか変わらず、同23分にはC・ロナウドにカウンターを狙われるが、ドンナルンマがセーブ。逆に同28分にはクトローネが起点となってカウンターを仕掛けるが、イグアインがベナティアにボールを奪われ、好機を逃してしまう。

 するとユベントスがリードを広げる。ミランのクリアし損なったボールをカンセロが拾い、PA右から右足シュート。ドンナルンマが防いだこぼれ球をC・ロナウドが豪快な右足シュートで決め切り、2-0とした。

 勢いを完璧に削がれたミランは、後半39分にイグアインがファウルを犯して警告を受ける。主審に激昂したイグアインは直後に2回目の警告を受け、レッドカードを提示されてしまう。R・マドリーの同僚C・ロナウドやユベントスでの同僚DFジョルジョ・キエッリーニらになだめられるも、頭に血が昇ったイグアインは怒りが収まらず。ミランのエースは無念の退場となった。

 試合はユベントスが2-0で3連勝。連勝ストップのミランは順位を4位から5位に下げている。

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[ソーシャル地域選抜選手権]関西選抜が北村のハットトリックの活躍で九州選抜を振り切り、初優勝

記念すべき第1回王者に輝いた関西選抜の選手、スタッフで記念撮影
【第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権 決勝戦】(足立区・帝京科学大)
関西選抜 4-3(前半3-2) 九州選抜

得点者
[関西選抜]
北村広樹(前半6分、6分、後半8分)
酒井希代美(前半7分)
 
[九州選抜]
石田嵩人(前半7分、9分、後半6分)

(関西選抜)
1細嶋直樹
5北澤誠司
6北村広樹
7久保健
8西村幸奈
11藤田脩太

[九州選抜]
1古賀和真
5 竹嶋実
8 石田嵩人
9 野田悠史
10八木英充

■最終順位
優勝  関西選抜
準優勝 九州選抜
第3位 東海選抜
第4位 東北選抜
第5位 関東選抜
第6位 四国選抜
第7位 甲信越北陸選抜
第8位 中国選抜

■個人表彰
最優秀選手(MVP)北澤誠司(関西選抜)
得点王(11得点) 八木英充(九州選抜)
なでしこ賞  西村幸奈(関西選抜)

【注】10分ハーフで選手交代は自由。メンバーは先発選手。番号は背番号


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[ソーシャル地域選抜選手権]甲信越北陸選抜が寶子の”開始0分弾”で7位に食い込む

寶子聡(中央)は鮮やかな左足ミドル弾でチームを勝利に導いた
【第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権 順位決定戦(7-8位)】(足立区・帝京科学大)
中国選抜0‐1(前半0-1) 甲信越北陸選抜

得点者
[甲信越北陸選抜]
寶子聡(前0分)

[中国選抜]
3 内田清人
8 真柴ひろみ
9 鏡原翔太
10松下寛
14北村昭行
16高木太平

[甲信越北陸選抜]  
1雨宮佑輔
3功刀賢治
6寶子聡
13志村ひとみ
14中島佑
15飯田亮太
【注】7分ハーフで選手交代は自由。メンバーは先発選手。番号は背番号


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[ソーシャル地域選抜選手権]九州選抜が八木のハットトリックで東北選抜に逆転勝ちで決勝へ

【第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権 準決勝第2試合】(足立区・帝京科学大)
東北選抜 3-4 (前半1-4) 九州選抜

得点者
[東北選抜]
佐藤和昭(前半1分)
加川右子(後半4分)
遠藤雄也(後半6分)
[九州選抜]
八木英充(前半2分、3分、6分)
石田嵩人(前半4分)
 

[東北選抜]
7 石井克利
14鈴木大貴
6 棟方隆司
17秋田谷圭一
24佐藤和昭
23加川右子

[九州選抜]
5 竹嶋実
8 石田嵩人
9 野田悠史
1 古賀和真
10八木英充
【注】7分ハーフで選手交代は自由。メンバーは先発選手。番号は背番号


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[11月12日 今日のバースデー]

Japan
FWドウグラス・ヴィエイラ(東京V、1987、ブラジル)*高さとスピードを兼ね備え、献身的な働きもこなすFW。
MF清武弘嗣(C大阪、1989)*大分U-18の最高傑作との呼び声高いアタッカー。ドリブル突破、正確なキックが持ち味。
MF沓掛勇太(沼津、1991)*千葉U-18出身。関西学院大を経て、14年に藤枝に入団し、16年には沼津をJ3へ導いた。
DF新井純平(横浜FC、1994)*浦和ユースから早稲田大を経て、17年に入団。安定感のあるSB。

World
DFイニャツィオ・アバーテ(ミラン、1986、イタリア)*無尽蔵のスタミナを誇るSB。スピードもあり、サイドアタッカーとしての一面も持ち合わせる。
MFトマ・ルマル(A・マドリー、1995、フランス)*技術をいかしたドリブルと力強いキックが持ち味のサイドアタッカー。18年夏にA・マドリーに加入した。

Former
FWエンツォ・フランチェスコリ(元リバープレートほか、1961、ウルグアイ)*元ウルグアイ代表のファンタジスタ。
FW高木琢也(長崎、1967)*現役時代、「アジアの大砲」と呼ばれた日本代表の攻撃のキーマン。現長崎監督。
DFダリオ・シミッチ(元ミランほか、1975、クロアチア)*「猛犬」と呼ばれ、激しいプレーが特長のDF。インテルやミランなどでプレーしていた。

Others
ロラン・バルト(哲学者、1915)
ミヒャエル・エンデ(作家、1929)
ニール・ヤング(シンガーソングライター、1945)
津守千里(ファッションデザイナー、1954)
小田嶋隆(コラムニスト、1956)
高野文子(漫画家、1957)
麻木久仁子(タレント、1962)
寺島進(俳優、1963)
サミー・ソーサ(野球、1968)
ライアン・ゴズリング(俳優、1980)
アン・ハサウェイ(女優、1982)
寺川綾(水泳、1984)
高良健吾(俳優、1987)
平祐奈(女優、1998)

[ソーシャル地域選抜選手権]優勝候補の関西選抜が東海選抜を逆転で下し、決勝進出

【第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権 準決勝第1試合】(11日、足立区・帝京科学大)

東海選抜 2-4(前半1-1)関西選抜

得点者
[東海選抜]
服田翔太(前半0分)
小林崇太郎(後半8分)
[関西選抜]
寿洋樹(前半5分)
藤田脩太(後半9分)
北澤誠司(後半10分)
酒井希代美(後半13分)

[東海選抜]
1栗田佳祐
7藤田雅也
9浅井香名子
18服田翔太
20永吉敦夫
25小林崇太郎

[関西選抜]
1細嶋直樹
5北澤誠司
6北村広樹
7久保健
8西村幸奈
11藤田脩太
【注】7分ハーフで選手交代は自由。メンバーは先発選手。番号は背番号


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長谷部が2試合連続完封勝利に貢献、堅守で好調フランクフルト支える

無失点に貢献したMF長谷部誠
[11.11 ブンデスリーガ第11節 フランクフルト3-0シャルケ]

 ブンデスリーガ第11節3日目が11日に行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルトがホームでシャルケと対戦し、3-0の完封勝利を収めた。長谷部は3バックの中央で先発し、8試合連続のフル出場を果たした。

 リベロの位置で先発した長谷部は相手のカウンターに落ち着いて対応。前半を無失点に抑えると、後半は精度の高い縦パスを前線に配給し、ビルドアップにも効果的に絡んだ。

 フランクルトは後半16分にFWルカ・ヨビッチのゴールで先制に成功。ヨビッチは後半28分にも左クロスを左足ボレーで完璧に捉え、技ありゴール。今季9点目でドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

 最後まで攻撃の手を緩めず、後半35分には右CKの流れでゴール前の混戦からFWセバスチャン・アレが押し込み、とどめを刺した。フランクフルトは3-0で完封勝利をおさめ、公式戦8試合無敗(7勝1分)と好調を維持している。

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好調シティがユナイテッド撃破!銀髪アグエロ弾など3発でマンチェスター・ダービー制す

追加点を挙げたセルヒオ・アグエロ
[11.11 プレミアリーグ第12節 マンチェスター・C 3-1 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは11日、第12節を行った。エティハド・スタジアムではマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドが激突。シティが3-1で“マンチェスター・ダービー”を制した。

 9勝2分で好スタートのシティは、7日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)シャフタール戦から2人を変更。MFオレクサンドル・ジンチェンコとFWガブリエル・ジェズスに代え、DFバンジャマン・メンディとFWセルヒオ・アグエロを起用した。システムは4-3-3。守護神はGKエデルソン、最終ラインは右からカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、アイメリック・ラポルト、メンディが並んだ。中盤はアンカーにフェルナンジーニョ、インサイドハーフにダビド・シルバとベルナルド・シウバ。前線は右にリヤド・マフレズ、左にラヒーム・スターリング、中央にアグエロが入った。

 6勝2分3敗で8位に沈むユナイテッドは、7日の欧州CLユベントス戦から2人を入れ替え、負傷欠場のMFポール・ポグバとFWアレクシス・サンチェスに代えてMFマルアン・フェライニとFWマーカス・ラッシュフォードを起用した。こちらもシステムは4-3-3。GKダビド・デ・ヘアがゴールを守り、最終ラインは右からアシュリー・ヤング、クリス・スモーリング、ビクトル・リンデレフ、ルーク・ショーと並び、アンカーにフェライニ、インサイドハーフにはネマニャ・マティッチとアンデル・エレーラ。前線は右にジェシー・リンガード、左にアントニー・マルシャル、中央にラッシュフォードが入った。

 試合は、前半2分にB・シウバが惜しい左足ミドルシュートを放つなど、シティの好調さが表れた立ち上がりとなった。すると、12分にスコアが動く。左サイドからスターリングがクロスを入れ、ファーサイドのB・シウバが中央へ折り返したボールをD・シルバが右足で決め、プレミア王者が先手を取った。

 1点ビハインドのユナイテッドは、徐々に落ち着きを取り戻し、前からのプレスを強めると、シティもなかなかシュートまで持ち込めず、均衡した状況となる。追加点が欲しいシティは、持ち味の細かいパスワークと連携した動き出しでゴールに迫るが、前半のうちにリードを広げることができず、1点リードでハーフタイムを迎えた。

 互いに交代メンバーなしで後半に突入。シティは3分、センターサークル内でのボール奪取から銀髪のアグエロがボールを運び、マフレズのリターンパスをPA右で受けて右足を振り抜く。角度はあまりなかったが、豪快なシュートがゴールネットに突き刺り、2-0とリードを広げた。

 シティペースで試合が進む中、ユナイテッドは後半12分にリンガードを下げてFWロメル・ルカクを投入。ルカクが前線の中央に入り、ラッシュフォードは右にポジションを変えた。すると、直後にルカクがPA内でGKエデルソンに倒されてPKを獲得。これをマルシャルが冷静に決めて1点差に詰め寄った。なお、マルシャルは5試合連続ゴールとなった。

 シティは後半17分、マフレズに代えてMFリロイ・サネを投入。左サイドに入れ、スターリングを右サイドにポジションを変えた。1点を返した勢いのまま追いつきたいユナイテッドは、28分に2枚替え。エレーラとラッシュフォードを下げ、MFフアン・マタとFWアレクシス・サンチェスを入れる。直後にパスミスからカウンターを浴びたが、サネのシュートは大きく外れ、事なきを得た。

 後半30分、シティはアグエロを下げてMFイルカイ・ギュンドガンを入れ、スターリングが中央へ。試合はこのまま終了かと思われたが、41分にB・シウバのクロスからギュンドガンがダメ押し。これで3-1としたシティが宿敵ユナイテッドを下し、10勝2分でリーグ無敗を継続した。

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好調シティがユナイテッド撃破!銀髪アグエロ弾など3発でマンチェスター・ダービー制す

追加点を挙げたセルヒオ・アグエロ
[11.11 プレミアリーグ第12節 マンチェスター・C 3-1 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは11日、第12節を行った。エティハド・スタジアムではマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドが激突。シティが3-1で“マンチェスター・ダービー”を制した。

 9勝2分で好スタートのシティは、7日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)シャフタール戦から2人を変更。MFオレクサンドル・ジンチェンコとFWガブリエル・ジェズスに代え、DFバンジャマン・メンディとFWセルヒオ・アグエロを起用した。システムは4-3-3。守護神はGKエデルソン、最終ラインは右からカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、アイメリック・ラポルト、メンディが並んだ。中盤はアンカーにフェルナンジーニョ、インサイドハーフにダビド・シルバとベルナルド・シウバ。前線は右にリヤド・マフレズ、左にラヒーム・スターリング、中央にアグエロが入った。

 6勝2分3敗で8位に沈むユナイテッドは、7日の欧州CLユベントス戦から2人を入れ替え、負傷欠場のMFポール・ポグバとFWアレクシス・サンチェスに代えてMFマルアン・フェライニとFWマーカス・ラッシュフォードを起用した。こちらもシステムは4-3-3。GKダビド・デ・ヘアがゴールを守り、最終ラインは右からアシュリー・ヤング、クリス・スモーリング、ビクトル・リンデレフ、ルーク・ショーと並び、アンカーにフェライニ、インサイドハーフにはネマニャ・マティッチとアンデル・エレーラ。前線は右にジェシー・リンガード、左にアントニー・マルシャル、中央にラッシュフォードが入った。

 試合は、前半2分にB・シウバが惜しい左足ミドルシュートを放つなど、シティの好調さが表れた立ち上がりとなった。すると、12分にスコアが動く。左サイドからスターリングがクロスを入れ、ファーサイドのB・シウバが中央へ折り返したボールをD・シルバが右足で決め、プレミア王者が先手を取った。

 1点ビハインドのユナイテッドは、徐々に落ち着きを取り戻し、前からのプレスを強めると、シティもなかなかシュートまで持ち込めず、均衡した状況となる。追加点が欲しいシティは、持ち味の細かいパスワークと連携した動き出しでゴールに迫るが、前半のうちにリードを広げることができず、1点リードでハーフタイムを迎えた。

 互いに交代メンバーなしで後半に突入。シティは3分、センターサークル内でのボール奪取から銀髪のアグエロがボールを運び、マフレズのリターンパスをPA右で受けて右足を振り抜く。角度はあまりなかったが、豪快なシュートがゴールネットに突き刺り、2-0とリードを広げた。

 シティペースで試合が進む中、ユナイテッドは後半12分にリンガードを下げてFWロメル・ルカクを投入。ルカクが前線の中央に入り、ラッシュフォードは右にポジションを変えた。すると、直後にルカクがPA内でGKエデルソンに倒されてPKを獲得。これをマルシャルが冷静に決めて1点差に詰め寄った。なお、マルシャルは5試合連続ゴールとなった。

 シティは後半17分、マフレズに代えてMFリロイ・サネを投入。左サイドに入れ、スターリングを右サイドにポジションを変えた。1点を返した勢いのまま追いつきたいユナイテッドは、28分に2枚替え。エレーラとラッシュフォードを下げ、MFフアン・マタとFWアレクシス・サンチェスを入れる。直後にパスミスからカウンターを浴びたが、サネのシュートは大きく外れ、事なきを得た。

 後半30分、シティはアグエロを下げてMFイルカイ・ギュンドガンを入れ、スターリングが中央へ。試合はこのまま終了かと思われたが、41分にB・シウバのクロスからギュンドガンがダメ押し。これで3-1としたシティが宿敵ユナイテッドを下し、10勝2分でリーグ無敗を継続した。

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[ソーシャル地域選抜選手権]攻め続けた東海選抜が、後半に東北選抜を逆転して3位に

終始、攻め続けた東海選抜(右)と必死に守る東北選抜(左)
【第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権 3位決定戦】(足立区・帝京科学大)

東海選抜 2-1(前半0-1) 東北選抜

得点者
[東海選抜]
藤田雅也(後半3分)
浅井香名子(後半4分)
[東北選抜]
遠藤雄也(前半6分)

[東海選抜]
1栗田佳祐
8長谷川雅俊
9浅井香名子
20永吉敦夫
25小林崇太郎
99三條佑真

[東北選抜]
7石井克利
2長澤靖
6棟方隆司
5鹿原勝樹
24佐藤和昭
22宮本奈津紀
【注】7分ハーフで選手交代は自由。メンバーは先発選手。番号は背番号


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[ソーシャル地域選抜選手権]関東選抜が前半終了間際のゴールラッシュで四国選抜を下し、5位に

日本代表の関東選抜・松嵜(中央)は後半から出場。ポジショニングのよさと的確な指示で守備を安定させた
【第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権 順位決定戦(5-6位)】(足立区・帝京科学大)

四国選抜 0-2(前半0-2) 関東選抜

得点者
[関東選抜]
嶋村みどり(前半6分)
安武辰幸(前半6分)

[四国選抜]
2 栗原克佳
5 山田修司
7 岡村公生
8 中川政利
11坂東要太
 
[関東選抜]
1原田洋行
6山野邊祐介
7佐藤建人
8下宮史隆
11嶋村みどり
13島崎雄大
【注】7分ハーフで選手交代は自由。メンバーは先発選手。番号は背番号


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メッシ復帰のバルセロナ、カンプ・ノウで敗れる…乾出場のベティスが4発白星!!

ゴールを決めて喜ぶベティスFWホアキン・サンチェス
[11.11 リーガ・エスパニョーラ第12節 バルセロナ3-4ベティス]

 リーガ・エスパニョーラは11日、第12節を各地で行い、MF乾貴士所属のベティスが敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦した。前半のうちに2点を奪うと、追われながらも突き放し続けて4-3で勝利。ベンチ入りした乾は後半41分から投入され、歓喜の瞬間をピッチで迎えた。

 首位のバルセロナは終了間際の2ゴールで逆転勝ちした前節ラージョ戦(○3-2)からスタメン2人を変更。右腕骨折したFWリオネル・メッシが3試合ぶりに復帰し、FWマウコムは今季初先発を果たした。対するベティスはUEFAヨーロッパリーグ(EL)のミラン戦(△1-1)から中2日での一戦。かつてカンプ・ノウで1試合2得点を記録した乾はベンチスタートとなった。

 戦前の予想に反し、先にスコアを動かしたのはベティスだった。前半20分、MFウィリアン・カルバリョのミドルパスにDFジュニオール・フィルポが左サイドを抜け出すと、勢いそのままにPA内に侵入。カバーリングに入ったDFセルジ・ロベルトをドリブルではがし、カットインからのシュートでニアポスト際を撃ち抜いた。

 その後もベティスのペース。前半29分、MFクリスティアン・テージョのシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがビッグセーブを見せたが、同34分にリードが広がった。左を抜け出したJ・フィルポのクロスはファーに流れるも、フリーのテージョが再びクロス。FWホアキン・サンチェスが落ち着いて合わせた。

 前半は良いところがなかったバルセロナは後半スタートでMFアルトゥールに代わってMFアルトゥーロ・ビダルを投入。勢いよく試合に入ると、同3分にMFセルヒオ・ブスケツのパスからメッシが狙い、ボールは左ポスト脇をかすめた。カウンターを狙うベティスはテージョを中心に攻め込むも、DFジョルディ・アルバのブロックにも遭って得点を重ねられない。

 するとバルセロナは後半21分、メッシとのワンツーでPA内に潜り込んだJ・アルバがテージョに倒されてPKを獲得。同23分、これをメッシが右に蹴り込み、ようやく1点を返した。ところが同26分、ベティスはPA右寄りで前を向いたFWジオバニ・ロ・チェルソのシュートをテア・シュテーゲンが後逸。そのままネットに吸い込まれ、再び2点差となった。

 バルセロナは後半35分、メッシのスルーパスに途中出場のFWムニル・エル・ハダディが抜け出し、ビダルへの横パスが通って1点を返す。ところが同37分、MFイバン・ラキティッチが2枚目のイエローカードを受けて退場すると、直後にベティスがMFセルヒオ・カナレスのゴールで突き放した。

 後半41分、ベティスはロ・チェルソに代わって乾が投入され、リーグ戦では第9節バジャドリー戦以来3試合ぶりの出場となった。バルセロナは同アディショナルタイム、うまく最終ラインと駆け引きしたメッシが再び1点を加えたが、反撃はここまで。公式戦10試合ぶりの敗戦を喫したバルセロナは次節、2位アトレティコ・マドリーとの首位決戦に臨む。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
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エバートンが“ジョルジーニョ封じ”完遂…チェルシーはイングランド代表GKの牙城崩せずドロー決着

チェルシーvsエバートンはスコアレスドロー
[11.11 プレミアリーグ第12節 チェルシー0-0エバートン]

 プレミアリーグは11日、第12節を行った。チェルシーは本拠地スタンフォードブリッジでエバートンと対戦し、0-0で引き分けた。

 8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第4節でBATE(1-0)を下し、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めたチェルシー。その試合からGKケパ・アリサバラガとMFジョルジーニョ、MFエデン・アザールを除く8人を変更し、MFマテオ・コバチッチやMFウィリアン、FWアルバロ・モラタらを起用した。

 前半はチェルシーがポゼッション率66.7%で主導権を握ったが、エバートンの前線からのプレス、サッリイズムの体現者ジョルジーニョを封じられ、なかなか“らしい”攻撃を展開できない。すると、エバートンは前半12分、右CKのクリアボールからMFベルナルドが左足シュート。これは枠を捉えきれなかったが、チェルシー相手にエバートンが堂々の戦いぶりをみせた。

 前半23分、チェルシーはゴール正面でアザールが倒されてFKを獲得。キッカーのMFマルコス・アロンソが壁の左から巻いたシュートを放つも枠を捉えきれず。40分には、FKからMFウィリアンがPA左へ蹴り込み、角度がないところからアロンソが強烈ボレー。しかし、GKジョーダン・ピックフォードのファインセーブに阻まれ、前半をスコアレスで終えた。

 チェルシーは後半のキックオフから後方に下げ、DFダビド・ルイスが前線の左サイドへ大きく蹴り出し、アザールが右足でクロスを送る。DFジェリー・ミナが触れず、流れたボールをモラタが合わせたが、イングランド代表守護神の好セーブに遭い、奇襲攻撃は実らなかった。15分には、アザールのスルーパスで抜け出したウィリアンがPA右まで運んで右足シュート。GKと1対1の状況だったが、ゴール左に逸れていった。

 後半19分、チェルシーはジョルジーニョを下げてMFセスク・ファブレガスを投入。直後にアロンソのシュートが右ポストを叩いたが、なかなか得点を奪えず、23分にはウィリアンを下げてFWペドロ・ロドリゲスをピッチに送り込む。すると、26分に右サイドからペドロがクロスを送り、モラタが右足でゴールネットを揺らす。しかし、オフサイドと判定されて得点は認められなかった。

 最後までエバートンに苦しめられたチェルシー。後半37分には最後の交代カードでMFロス・バークリーを入れたが、最後まで1点が遠く、スコアレスドロー。3連勝は逃したが、開幕からの無敗を『12』(8勝4分)に伸ばした。

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反町監督ぐったり「心臓に悪いシーンが沢山あった」耐えた選手全員に「感謝」

ピッチに指示を出す反町康治
[11.11 J2第41節 栃木0-1松本 栃木グ]

 我慢強く、全員が耐えて大きな1勝をつかんだ。4年ぶりJ1昇格を目指す松本山雅FCは首位を守って最終節へ。激戦を終えて会見に出席した反町康治には疲労の色も見え、「勝たなければいけないという状況、緊張度が増す中で今は本当にぐったりしているというのが実情です」と漏らした。

 アウェーに駆けつけた約4500人のサポーターだけではなく、選手たちへの感謝を強調した。警戒していたセットプレーのほか、終盤にも押し込まれる展開が続いたが、体を張った守備で耐えしのいだ。「心臓に悪いようなシーンが沢山あった」と振り返った反町監督は「準備してきたことを表現してくれて本当に感謝しています」と称えた。

 前日、昇格争いのライバル大分、横浜FCが勝利。プレッシャーが増大する中、前半は栃木の激しいプレスに阻まれ、後半も拮抗した展開が続いた。苦しい時間帯に値千金の決勝点を奪ったのはチームの象徴MF田中隼磨だった。

「よく狭いエリアで紅白戦をやる。だいたいみんなはスプリントの数が10〜15。田中隼磨は練習から30を越えているわけですよ。普段のトレーニングからそういう風にしている蓄積があって、こういう大事な試合で力を発揮できるんじゃないかな」(反町監督)

 攻守に献身的に、チームのために戦う背中を示す36歳がこの大一番で劇的なゴール。指揮官は「サッカーの神様がチャンスを与えたという言い方になるかもしれない」と賛辞を送った一方で、「ただし今日は彼だけじゃなく、みんながやっていた。全員が全く同じように仕事をしている」と強調し、奮闘した全員をねぎらった。

(取材・文 佐藤亜希子)

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