「勝手な妄想をしていた…」DF立田悠悟は考えた「自分が一番下手くそ」だと

U-21日本代表DF立田悠悟(清水)
 過信していたかもしれない時期があった。U-21日本代表DF立田悠悟(清水)は振り返る。「勝手な妄想をしていた」と――。

 昨年12月にタイで行われたM-150杯。東京五輪世代を率いる森保一監督の初陣となった大会で招集された立田は、1月の中国でのAFC U-23選手権、3月のパラグアイ遠征に続けてメンバー入りを果たす。所属する清水でも開幕スタメンを勝ち取ると、その後もスターティングメンバーに名を連ねるなど、階段を一気に駆け上がっていこうとしていた。

 反省するのは、この時期のことだ。「パラグアイに行っているときは、Jリーグにも出ていて『やれるんじゃないか』という勝手な妄想をしていた」。しかし、その遠征中に気付いたことがあるという。「自分は何もできないと再確認できた。自分がやれていると感じられていたのも、金子(翔太)選手やファン・ソッコ選手、清水のチームメイトのサポートがあっての自分だった」。自分一人でできているわけじゃない。仲間あってこその自分だった。

 そして、5月に行われたトゥーロン国際大会に臨むU-21日本代表メンバーから外れたことで危機感を抱き、さらに意識は変わった。「もっともっとやらないといけない。自分の中で火がついた」瞬間だった。

 ロシアW杯による中断明け以降のJ1リーグでは先発フル出場を続け、U-21代表の一員として参加した8月のアジア大会では、最終ラインの中央に構えて守備の要として奮闘。前日に行われたドバイカップ初戦ウズベキスタン戦では自らのコントロールミスから失点を招き、「後ろの選手がああいうミスをしたら致命的」と反省しつつ、その他の場面では体を張った守備でゴールを守り、正確なフィードで好機を演出するなど攻撃面でも魅せた。

 Jリーグ、U-21代表で経験を積み重ねてきたことで「自信はついてきた」と語りながらも、パラグアイ遠征時のような「慢心や過信はない」とキッパリ。「これくらいでいいというのはない。もっともっと自分に高い要求をしないといけないし、さらに進化しようと自分では感じている。いつも言っているけど、『自分が一番下手くそ』だと思ってやり続けたい」。U-21代表の代えの利かない守備の柱となるため、今後も謙虚に成長を続けていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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[MOM2710]青森山田MF天笠泰輝(3年)_精度向上意識して変化。存在感増したボランチ

青森山田高の中盤で存在感あるプレーを見せたMF天笠泰輝
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.15 選手権青森県予選準決勝 青森山田高 9-0 十和田工高 青森県総合運動公園陸上競技場]

 9選手が各1ゴールずつ決めた青森山田高の中、先発したフィールドプレーヤーで無得点に終わった2選手のうちの一人だった。それでも、最も多くボールに絡んでいたMF天笠泰輝(3年)が、その攻撃に厚みを持たせていたことは間違いない。

 チャレンジするパスを除くと、ボールをほとんど失わずにゲームメーク。プレッシャーを苦にすることなくボールを収め、少ないタッチでスピードのあるパスを左右、縦へとつけて攻撃の中心になり続けていた。加えて、1ボランチを務める天笠は相手のカウンターを一人でストップするシーンも。中央だけでなく、果敢に攻め上がる両SBの背後のスペースをケアして被シュートゼロでの完封勝利に貢献した。

 シーズン当初はチームのためになるプレーをすることができず、悩んでいた時期もあったという。だが、「(黒田剛)監督や正木(昌宣コーチ)さんにアドバイスをもらって、それを実践していくうちに、だんだん中心となってボールにかかわることが多くなってきた。自分、ボールを獲られる回数が多くてそこを絶対になくさないとチームの中心になっていけないと思っていたので、まず絶対にボールを取られないことを意識しています」というMFは、プレーの質を高めることにこだわり、ピッチでの存在感を増してきている。

 その天笠については黒田監督が「天笠でほとんどボールが落ち着く」と語り、正木コーチも「安定してボールを動かしている。カウンターも止めてくれるし、攻守に渡って役割を発揮してくれている」と認めていた。本人も今、自分のプレーが良ければチームも良くなると自覚してプレー。天笠はミスをしないこと、そして自信を持っている1対1の守備や球際の強さを出してチームに貢献するつもりでいる。

 ダイナミックな動きも強みとするボランチの目標は全国制覇。2年前に2冠を果たしたチームの中心だったMF住永翔(現明治大)や昨年の10番MF郷家友太(現神戸)のプレーを思い出しながら、それに近づけるように努力を続け、チームの中心選手の一人として日本一を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
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U-19代表の中心として…DF橋岡大樹「景色が変わって得られるものは多い」

U-21日本代表DF橋岡大樹(浦和)
 来年5月にポーランドで行われるU-20W杯出場権を獲得したU-19日本代表から、UAE遠征を行うU-21日本代表に選出された。カテゴリーは上になるが、同代表でのプレー経験があるDF橋岡大樹(浦和)は「何度か来ているし、顔見知りの選手はいるので、雰囲気には慣れている」と語った。

 ベスト4に進出してU-20W杯行きの切符を手にしたU-19代表だが、準決勝ではサウジアラビアに手も足も出ずに0-2の完封負けを喫した。先発フル出場を果たした橋岡は「本当に強さを痛感した」とピッチ上で悔しさを味わった。

「サウジアラビアに完敗したけど、アジアにもああいうチームがある。世界に出たら南米やヨーロッパだったり、強い国がたくさんある中でやらないといけない。個々のレベルもそうだし、チームとしてのレベルも上げていかないといけない」

 レベルアップを図るには、飛び級で招集されたU-21代表の環境は打ってつけ。今回の遠征には橋岡の他にGK谷晃生(G大阪)、DF小林友希(神戸U-18)、MF伊藤洋輝(磐田)、MF久保建英(横浜FM)と5人の選手がU-19代表から選出された。

「こうやって景色が変わって得られるものも多くなってくる。そういう経験をした選手は(U-19代表で)中心でやっていかないといけないと思っているので、その経験をしている選手が増えているのは、その選手の意識も変わると思うのでプラスに捉えている」

 前日に行われたドバイカップ初戦ウズベキスタン戦ではU-19代表戦士たちに出場機会は訪れなかった。残り2試合でピッチに立ち、より多くのものを持ち帰りたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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9選手で計9発!青森準決勝から登場の青森山田が大勝で日本一への挑戦スタート

前半15分、青森山田高はU-19日本代表CB三國ケネディエブスが頭でゴール
[11.15 選手権青森県予選準決勝 青森山田高 9-0 十和田工高 青森県総合運動公園陸上競技場]

 9選手で計9ゴール! 第97回全国高校サッカー選手権青森県予選準決勝が15日に行われ、16年度日本一の青森山田高が今大会初戦で十和田工高と対戦。CB二階堂正哉(3年)の先制ゴールを皮切りに、計9選手がゴールを決めて9-0で大勝した。青森山田は22年連続の全国大会出場を懸けて、17日の決勝で八戸学院野辺地西高と戦う。

 スーパーシードとして準決勝からの登場となった絶対王者・青森山田は、開始2分にいきなりスコアを動かす。MF武田英寿(2年)の右FKを大外から飛び込んだ二階堂が右足で合わせて先制点。10分には札幌内定のU-18日本代表MF檀崎竜孔主将(3年)がワンツーで左サイドを打開し、ゴール前で受けたMFバスケス・バイロン(3年)が後方へボールを落とす。これを右SB橋本峻弥(3年)が右足ミドルでゴールに突き刺して2-0とした。

 さらに15分、武田の右CKを福岡内定CB三國ケネディエブス(3年)が192cmの高さを活かしたヘッドでゴールに叩き込む。今月はじめまでU-19日本代表としてインドネシア開催のAFC U-19選手権を戦い、U-20ワールドカップ出場権獲得に貢献した注目DFもゴール。わずか15分間で3点のリードを奪った。

 この後もMF天笠泰輝(3年)を中心に圧倒的にボールを支配。スピードのあるパスを左右に動かし、相手の守りを揺さぶった。だが、コンビネーションでの崩しが噛み合わないシーンが多発。また、黒田剛監督は「セーフティーを重要視して大胆さが無かった」とキレイに崩そうとしすぎて攻撃の迫力を欠いたことを指摘していた。

 十和田工はGK簗場琉斗(3年)がファインセーブで奮闘。押し込まれる中でもCB盛田蓮樹(3年)らがゴール前に侵入してくる相手選手にしっかりと身体を寄せて食い下がる。ただし、守備では健闘していたものの、相手の圧力の前に奪ってからの1本のパスをなかなか繋ぐことができない。最前線のFW小川龍登(3年)が抜け出しを狙っていたが、高体連を代表する守護神、青森山田GK飯田雅浩(3年)を脅かすまでには至らなかった。

 青森山田は前半終了間際、左SB神田駿斗(3年)のクロスをFW佐々木銀士(3年)が落とし、これをMF武眞大(3年)が右足で決めて4点目を奪った。前半は上手く行かなかった部分が多かったことも確か。それでも、ハーフタイムにコーチ陣からゴールに貪欲に、また楽しくプレーすることをアドバイスされ、主将の檀崎からも「自分たちの初戦で上手くいかないところもあると思うので、楽しもう。そして、精度のところを詰めていくこと」と確認されたチームは後半、大胆さ、勢いのある戦いで得点を重ねた。

 2分にサイドチェンジから檀崎が鋭く左サイドを破り、MFバスケス・バイロン(3年)がゴール。7分にも武田が自ら獲得したFKを左足で決めると、15分、27分にはいずれも檀崎のアシストから交代出場のFW南谷陽介(3年)と神田がゴール。そして、28分には天笠のパスを受けた檀崎がミドルレンジからの右足シュートを左隅に決めて9-0とした。

 貪欲に2桁得点を目指した青森山田だが、この後はシュート精度を欠くなど10点目を奪えず。黒田監督は試合を通しての外したシュートの多さを「個人の責任」とし、より1本への執着心を持ってプレーすることを求めていた。

 まずは2日後の県決勝で勝利することが大前提だが、プレミアリーグEASTで今年も優勝争いを演じている「北の名門」の大目標は、2年ぶりとなる全国制覇だ。インターハイでは2回戦で2-0から昌平高(埼玉)に逆転負け。天笠は「(3点目を狙って)自分が、自分がという選手が多くなってしまった」と語り、三國も「一人ひとり違うことをやりだしちゃって、チームが一体化していなかった」と首を振る。

 注目度の高い檀崎、三國以外にも飯田、天笠ら実力者が並ぶが、レベルの高い個がチームのためにやるべきことを徹底するところが青森山田の良さだ。三國は「一人ひとりがしっかり与えられた仕事プラス自分の技術、プレーを出せば絶対に負けないと思う」と語っていたが、全員攻撃・全員守備を徹底している現在、プレミアリーグでは5試合連続無失点で5連勝中。この日は色々なパターンの崩しにチャレンジしながら9人がゴールを決めた。毎年、1月まで成長を続けるチームは夏を反省し、また悔しさをエネルギーにして自分たちをレベルアップさせてきている。

 日程上、全国で最も遅い選手権予選のスタートを切った青森山田は、「ずっと目標にしていたことなので、最後タイトルを獲って終われるように頑張っていきたいです」(二階堂)、「目の前の一戦一戦大事にして絶対に全国制覇できるようにしていきたい」(天笠)という大目標に一丸となって挑戦。19年1月14日の全国決勝、全国の高校生で最後の2チームとなるまで戦い、再び埼玉スタジアムで輝く。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

[選手権]都道府県予選マッチレポ、PHOTO NEWS特集(関西)

【第97回全国高校サッカー選手権】

【滋賀】
[決勝](11.17)
草津東高 2-1(延長)綾羽高
▼MOM
草津東MF森稜真(3年)_“布引”に愛された男。朝練の盟友が導いた劇的同点弾
▼雑感
あと一歩だった選手権…「悔しさしかなかった」悲劇乗り越え、綾羽2年生松本主将が掲げた目標
▼PHOTO NEWS
草津東がドラマティックAT弾から逆転で連覇!堅牢破った綾羽はあと一歩届かず

【京都】
[決勝](11.18)
東山高 1-1(PK5-4)京都共栄高
▼MOM
東山MF倉貫直人(3年)_京都3冠の立役者。東山に欠かせない頼れる主将
▼PHOTO NEWS
インハイ4強のプライド…東山が22年ぶりV!京都共栄をPK戦の末に下す

[準々決勝](11.3)
東山高 1-0 久御山高
▼雑感
松本監督が指揮官として“最後の選手権”。久御山は準々決勝敗退も、久御山らしくスタイル貫く

【大阪】
[決勝](11.17)
大阪学院大高 0-0(PK4-2)東海大仰星高

[準決勝](11.11)
東海大仰星高 1-0 阪南大高
▼MOM
東海大仰星DF仲本樹(3年)_流れ変えるヘディング弾!その1点守り抜く
▼雑感
“純粋な心”で東海大仰星牽引するFW藤川主将「もっともっとチームに貢献したい」
▼PHOTO NEWS
全4試合無失点!16年度全国3位の東海大仰星、2年ぶりの大阪制覇まであと1勝
全国経験を持つ東海大仰星の左サイド、10番MF東&SB藤田
「勝ちたいという気持ちが強い」東海大仰星牽引するリーダー、FW藤川主将
東海大仰星CB仲本が決勝ヘッド、4試合連続の無失点勝利にも貢献
プレミアリーグ勢の阪南大高、1点に泣いて大阪準決勝敗退
阪南大高はプレミアリーグ選抜の10番MF中村成龍と注目2年生CB高木が持ち味発揮も…
阪南大高の快足エース、FW和田は無得点で敗退に

[準決勝](11.11)
大阪学院大高 2-0 履正社高
▼MOM
大阪学院大高MF山田力也(3年)_「選手権だけは」の強い思い持って“3人分の動き”
▼雑感
プロが現実的な目標に。注目の素材、大阪学院GK梅田が無失点V誓う
▼PHOTO NEWS
大阪学院大高が全5試合無失点で大阪決勝進出!
大阪学院GK梅田が抜群の跳躍力など能力の高さ発揮、無失点で決勝へ
大阪学院は左SB笹岡、10番MF田中のゴールで決勝へ
“3人分走った”大阪学院MF山田主将、完封勝利に貢献
4年ぶりの全国目指した履正社無念…大阪準決勝で姿消す
U-16日本代表歴持つ履正社SB作田、選手権出場叶わず
履正社の1年生コンビ、赤井&平岡が奮闘も…

【兵庫】
[決勝](11.11)
県立西宮高 1-2 関西学院高
▼MOM
関西学院高MF林幹太(3年)_「今年一番、成長したのは彼」。主将が鋭い突破から2アシスト
▼PHOTO NEWS
1968年以来50年ぶり!県立西宮に勝った関西学院が重い扉開く

【奈良】
[決勝](11.17)
一条高 1-0 奈良育英高
▼MOM
一条DF酒本哲太(3年)_怪我を乗り越えてV弾!攻守で躍動した主将が全国導く
▼PHOTO NEWS
守備改善の一条、奈良育英にリベンジ許さず3連覇達成

【和歌山】
[決勝](11.18)
初芝橋本高 2-2(PK1-4)和歌山北高
▼MOM
和歌山北DF松本修造(3年)_個性派集団をまとめた主将。指揮官への信頼と感謝を胸に全国へ
▼PHOTO NEWS
守護神がPK2本ストップ!諦めなかった和歌山北、初芝橋本との接戦制して2年ぶりV!


●【特設】高校選手権2018

[選手権]都道府県予選マッチレポ、PHOTO NEWS特集(中国・四国)

【第97回全国高校サッカー選手権】

【鳥取】
[決勝](10.27)
米子北高 5-0 八頭高
▼MOM
米子北FW崎山友太(1年)_1年生とは思えない風格…沖縄育ちのストライカーが9連覇達成の立役者に
▼PHOTO NEWS
米子北が9連覇達成!八頭に反撃許さずゴールラッシュで締めくくる

[準々決勝](10.20)
鳥取商高 1-3 米子東高
▼PHOTO NEWS
伝統校・米子東、鳥取商を3発撃破も準決勝で涙

[準々決勝](10.20)
米子北高 3-1 米子西高
▼PHOTO NEWS
鳥取9連覇狙う米子北が3発勝利。米子西も意地の1ゴール

【島根】
[決勝](11.10)
立正大淞南高 2-1 大社高
▼MOM
立正大淞南FW藤井奨也(3年)_2発!エースが「17番」に相応しい仕事で全国導く
▼PHOTO NEWS
『勝ちロコ』で喜び爆発!立正大淞南が大社に逆転勝ちで3連覇達成

【岡山】
[決勝](11.4)
岡山学芸館高 3-2(延長)作陽高
▼MOM
岡山学芸館MF永田一真(3年)_プレー面、精神面でチーム引っ張った主将が2度目の選手権へ
▼PHOTO NEWS
岡山学芸館が延長戦の末に2年ぶり2回目の全国切符!作陽の県内3冠阻む

【広島】
[決勝](11.18)
瀬戸内高 2-1(延長)広島皆実高
▼MOM
瀬戸内MF佐々木達也(3年)_悔しさバネに憧れの舞台へ…チームを牽引した主将が夏のリベンジ誓う
▼PHOTO NEWS
瀬戸内が悲願の初優勝!広島皆実は土壇場で追いつくも延長戦で涙

【山口】
[決勝](11.18)
高川学園高 0-1 西京高

[準決勝](11.11)
西京高 5-2 豊浦高
▼MOM
西京MF村重尋也(3年)_チームの柱がリーダーシップとプレーで作った逆転の流れ
▼PHOTO NEWS
西京が5発逆転!豊浦に打ち勝ち、山口決勝進出!

[準決勝](11.11)
高川学園高 1-0(延長)聖光高
▼MOM
高川学園DF田近洸貴(3年)_得点を奪うためにCBからボランチへ、そして延長V弾!
▼PHOTO NEWS
高川学園が延長戦制し、山口決勝進出!聖光の注目MF松嶋は突破力示すも…

【香川】
[決勝](11.10)
大手前高松高 0-2 四国学院大香川西高

[準決勝](11.3)
坂出商高 0-1 四国学院大香川西高
▼MOM
四国学院大香川西MF吉田源太郎(3年)_プロ注目の素材、坊主で気合を入れ直した主将
▼PHOTO NEWS
ノーシード坂出商の挑戦は県4強で終わる
複数の1年生が先発する香川西が4年ぶり全国へあと1勝

[準決勝](11.3)
高松商高 0-2 大手前高松高
▼MOM
大手前高松MF山岡啓太郎(3年)_魂のダイビングヘッド、野球部より先に全国へ
▼PHOTO NEWS
高松商は3連覇ならず…「選手はよく頑張った」
大手前高松、「この一戦にかけていた」得点直後に足がつるほど走り抜く
強化9年目の大手前高松が初の香川県予選決勝へ

【徳島】
[決勝](11.10)
徳島市立高 1-0 徳島北高
▼MOM
徳島市立FW岡健太(3年)_快足アタッカーがリベンジマッチで決勝点!
▼PHOTO NEWS
岡健太がV弾!徳島北に競り勝った徳島市立が全国の舞台へ

【愛媛】
[決勝](11.10)
宇和島東高 2-0 八幡浜工高
▼MOM
宇和島東FW豊田湧(3年)_“全国”へ導いた「名も知られていない」エース
▼雑感
普通じゃなかった3年生!? 宇和島東MF立木耕貴「2年生からしたら微妙かもしれない…」
▼PHOTO NEWS
宇和島東が8年ぶり選手権出場!! 27年ぶり“全国”狙った八幡浜工高は一歩届かず

【高知】
[決勝](11.17)
高知高 1-2 高知西高
▼MOM
高知西DF工藤篤弥(3年)_CKから同点アシスト!CB転向で連覇の立役者に
▼PHOTO NEWS
チャンス待ち続けてOG誘発、高知西が高知に劇的勝利で2連覇達成


●【特設】高校選手権2018

忘れかけている!? 昌平高時代の感覚…MF松本泰志「課題を一つずつクリアしていく」

U-21日本代表MF松本泰志(広島)
 U-21日本代表は15日、17日に行われるドバイカップ第2戦クウェート戦に向けてトレーニングを行った。前日の初戦ウズベキスタン戦で負傷交代したDF藤谷壮(神戸)はホテルで別メニュー調整となり、藤谷以外の先発10人と前半45分からピッチに立ったMF長沼洋一(岐阜)は軽めの調整。残る11人の選手はGKとフィールドプレーヤーに分かれて、約1時間汗を流した。

 ウズベキスタン戦でボランチの位置で先発フル出場を果たしたMF松本泰志(広島)は、「試合の入りは全体的に悪かったけど、徐々に良くなっていったと思う。横内(昭展)監督(代行)から守備の部分のリスク管理とセカンドボールの回収を言われていて、セカンドボールを拾えて二次攻撃、三次攻撃につなげられた」と一定の手応えを得たようだ。

 特に後半は高い位置での球際の勝負に挑み、ボールを奪取を成功させる場面もあり、後半29分には「GKが出れない絶妙な位置に出せた」と浮き球のパスからMF三好康児(札幌)の決定機を創出するなど攻守に貢献。特に球際の部分は、8月のアジア大会から意識を強めたこともあり、「そういう部分を出せて良かった」と白い歯を見せる。

「僕が高い位置でボールを拾うことができれば、自分たちの攻撃にできる。拾えなければ相手の攻撃が始まるリスクもあるけど、より攻撃回数が増やせたと思う」

 所属クラブの広島では出場機会こそ限られているが、日々のトレーニングから己を磨き、コンスタントに招集されるU-21代表で実践経験を積んできた。「自分でも今年に入っての成長する速度を感じられている。試合を積み重ねることで成長できていると思う」と充実した表情を見せる一方で、「シュート感覚を忘れかけているかもしれない」と苦笑したようにウズベキスタン戦でのシュート数はゼロ。昌平高時代は「結構決めていた」というゴールにもこだわりながら、「課題を一つずつクリアしていきたい」と残り2試合の中でのさらなる進化を狙っていく。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

森保Jの“先輩”ベネズエラ指揮官、兼任監督は「メリットしかない」

ベネズエラ代表のラファエル・ドゥダメル監督(写真右)とMFジャンヘル・エレラ
 大分でのキリンチャレンジカップを翌日に控えた15日、日本代表と対戦するベネズエラ代表が公式記者会見を行った。日本の森保一監督に先駆け、2016年からA代表と世代別代表を兼任してきたラファエル・ドゥダメル監督は「ほとんどメリットしかないと思っている」と語った。

 ドゥダメル監督とMFジャンヘル・エレラの2人が登壇。日本戦に向けては「非常にクオリティーが高く、ロシアW杯でも素晴らしい活躍をしたチームと試合ができることをうれしく思っている。高いレベルの相手と戦うということは我々に対する要求度も高くなる。ベネズエラの成長の過程にとっても非常に大きな意味を持つと思う。明日はいい試合をしたい」と決意を述べた。

 報道陣からはA代表とU-21代表を兼任する意義に話が及んだ。「一番のメリットは2、3年、あるいは4年後にA代表でプレーするであろう選手を直接見ることができること」というドゥダメル監督。日本はMF堂安律、DF冨安健洋の2人が“飛び級”しているのに対し、ベネズエラは5人。「両チームの選手たちを融合させてプレーさせることで若手選手の刺激になり、彼らに成長をもたらす」という指摘があった。

 デメリットとして語られたのは「両代表の大会が重なったとき、どうしても若手の大会のほうで指揮をとれなくなること」。これは日本代表でのケースと同じだ。U-21日本代表は現在、UAEで行われているドバイカップに参戦しているが、森保監督がA代表を率いているため、横内昭展コーチが暫定的に指揮している。

 とはいえ、ドゥダメル監督は「2チームを同時に率いることでA代表の選手の選択肢を増やすことができる」と全体的にはポジティブな見解の様子。昨年5月に行われたU-20W杯では堂安、冨安が出場したU-20日本代表を決勝トーナメント1回戦で破り、そのまま準優勝を果たしたベネズエラは「国内の期待が高まっている」という勢いもA代表につなげていく構えだ。

 同じく登壇したエレラは1998年1月生まれの東京五輪世代で、U-20W杯では日本相手に決勝点を沈めた選手。日本の印象は「具体的な選手というよりはチームとして集団として強い力を持ったチームなので、そこを警戒したい」と語るにとどめたが、「自分たちの取り組み、やってきたことに自信を持っているし、W杯出場国と対戦することでさらに大きな成長を遂げられる」と再戦に意気込みを語った。

●アジアカップ2019特設ページ

[選手権]都道府県予選マッチレポ、PHOTO NEWS特集(九州)

【第97回全国高校サッカー選手権】

【福岡】
[決勝](11.10)
東福岡高 2-1(延長)筑陽学園高
▼MOM
東福岡MF青木俊輔(1年)_ヒガシの新「彗星」が延長V弾!!

【佐賀】
[決勝](11.17)
佐賀東高 1-3 龍谷高
▼MOM
龍谷MF寺坂洸希 (3年)_「ピッチでやってくれ!」盟友の思いも背負った2ゴール
▼PHOTO NEWS
龍谷がついに掴んだ全国切符!佐賀東に3発勝利で選手権初出場へ

【長崎】
[決勝](11.11)
長崎総合科学大附高 3-0 長崎南山高

[準決勝](11.3)
長崎総合科学大附高 3-0 創成館高
▼MOM
長崎総合科学大附MF仲田瑠(3年)_ パワーショット炸裂!「凄かった」前任10番に負けじと2発
▼雑感
長崎総科大附は“お家芸”のマンマークで創成館の攻撃封鎖、無失点で決勝へ
湘南に加わる選手として「悔しい」準決勝。長崎総科大附MF鈴木冬一はより意識高く決勝へ
▼PHOTO NEWS
インハイ予選初戦敗退から頂点へ。長崎総科大附が長崎3連覇へ王手
湘南内定の長崎総科大附MF鈴木冬一はプレースピードの速さ、スキルの高さで存在感
長崎総科大附の2得点に絡んだFW下地&抜群の高さ発揮したDF柏木
パワフルショット炸裂!長崎総科大附MF仲田が2得点!
長崎総附を押し込む時間帯もあった創成館、インハイ予選に続く決勝進出ならず
創成館のチームリーダー・MF赤川主将、DF池田が諦めずに攻めるも…

[準決勝](11.3)
長崎南山高 1-1(PK4-2)長崎日大高
▼MOM
長崎南山GK緒方大輝(3年)_“最後はオレに任せろ”。主将マーク託された守護神がPKセーブ
▼雑感
長崎南山は夏冬全国出場した15年度以来3年ぶりに主将2人制採用、2人のリーダーが引っ張って決勝へ
▼PHOTO NEWS
長崎南山が夏の王者撃破!3年ぶりの全国に王手!
長崎南山のキーマン、MF小畑主将が大学受験翌日の準決勝で攻守に奮闘
ワイドの攻撃力は長崎南山の強み。左MF田中が同点ゴール
GK緒方が殊勲のセーブ!PK戦を制した長崎南山が3年ぶりに長崎決勝進出!
インハイ長崎代表の長崎日大、PK戦で敗れて夏冬連続全国ならず
長崎日大を攻守で牽引したMF牧村主将、攻撃力発揮して先制点のFW藤本

【熊本】
[決勝](11.17)
大津高 2-1 ルーテル学院高
▼MOM
大津DF福島隼斗(3年)_優勝インタビューで思わず涙…背負い続けた悔恨の念
▼PHOTO NEWS
大津が逆転勝利で3年ぶりV!ルーテル学院に競り勝つ

【大分】
[決勝](11.18)
大分高 3-2 柳ヶ浦高
▼MOM
大分MF山口卓己(3年)_ピッチ全体を俯瞰する主将。大分の誇る静かなるゲームメーカー
▼PHOTO NEWS
大分が柳ヶ浦とのライバル対決制す!2年ぶり全国に向けて「一つでも多く勝てるよう準備したい」

【宮崎】
[決勝](11.4)
日章学園高 6-1 宮崎日大高
▼MOM
日章学園FW小野大斗(1年)_晴れの舞台での起用に先制弾で応えた1年生ストライカー
▼PHOTO NEWS
日章学園が宮崎日大に6発快勝、全国大会で日本一に挑戦

【鹿児島】
[決勝](11.11)
鹿児島城西高 3-7 神村学園高

[準々決勝](11.8)
神村学園高 6-0 鹿児島中央高
▼MOM
神村学園MF和田駿斗(3年)_2発!オフ・ザ・ボールの感覚掴んで“厄介極まりない選手”に
▼PHOTO NEWS
6発!鹿児島連覇狙う神村学園、進学校・鹿児島中央のゴールこじ開けて準決勝へ

[準々決勝](11.8)
出水中央高 4-1 樟南高
▼MOM
出水中央DFヨム・テファン(3年)_主将がFW起用に応えて高さと推進力発揮。前半4発の牽引役に
▼雑感
鹿児島の勢力図を変えるためにも全国へ。県北部の挑戦者、出水中央が4発4強入り
▼PHOTO NEWS
出水中央がセットプレーの強み活かして4ゴール。準決勝で神村学園と激突
出水中央は木場、FW三山の2年生アタッカーコンビがFK弾
FW起用に応えて1得点の出水中央DFヨム・テファン主将、守備で勝利貢献の大型DF宮川
樟南は4点ビハインドも後半押し返して1点もぎ取る
鹿児島準々決勝で突破力示した樟南FW牧、意地のゴール決めたMF中村

[準々決勝](11.8)
鹿児島高 1-1(PK3-4)松陽高
▼MOM
松陽GK吉村虎太郎(3年)_負傷交代の守護神に託されたPK戦で殊勲の2本ストップ!
▼雑感
「点数を決めるのは自分の役割」松陽の“切り札”FW田添が後半ATに劇的同点弾!
▼PHOTO NEWS
打倒私立、そして初Vへ。公立校の松陽が鹿児島4強入り
交代出場GK吉村がPK戦で2本ストップ!公立校の松陽が9年ぶりに鹿児島準決勝へ
執念の後半AT同点弾!交代出場FW田添が松陽救う
鹿児島は2年生FW原口らがゴール迫るも…PK戦で全国の夢潰える
相手DFの隙突いた鹿児島FW田之上が”抜け目なく”先制ゴール

[準々決勝](11.8)
鹿児島城西高 5-0 鹿児島工高
▼MOM
鹿児島城西MF山縣聖大(2年)_城西の“ショットガン”に。トップ下転向のMFが圧巻3発!
▼PHOTO NEWS
MF山縣ハット!鹿児島城西が鹿児島工下して準決勝へ

【沖縄】
[決勝](11.10)
那覇西高 2-1(延長)西原高
▼MOM
那覇西MF金城竜馬(3年)_逆境乗り越えながら深めて来た自信。「持っている」アタッカーに
▼PHOTO NEWS
西原が土壇場で追いつくも…延長戦を制した那覇西が2年ぶり頂点に


●【特設】高校選手権2018

レジェンド引退に対戦相手も動く…J3沼津がホーム戦で川口能活のセレモニー実施へ

今季限りで現役を引退する相模原GK川口能活
 アスルクラロ沼津は15日、現役引退を表明したSC相模原の元日本代表GK川口能活について、18日にホームで開催するJ3第32節・相模原戦で『花束贈呈セレモニー』を実施することを発表した。

 川口は、アスルクラロスルガ株式会社がパートナーシップ協定を締結している静岡県富士市出身。クラブと一般財団法人静岡県サッカー協会・東部支部は同選手のこれまでの活躍や功績を称え、今回の企画を実施するという。

 試合当日はメインスタンド前広場(競技場外)にて、川口へのメッセージを記入する横断幕を設置。試合終了後、フィールド上で引退記念イベントとして『花束贈呈セレモニー』を実施し、花束とメッセージ横断幕を贈呈する予定となっている。

以下、試合日程

第32節
11月18日(日)
沼津 13:00 相模原 [愛鷹]

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【ゲキスパ】「アディダス コパ 19+ FG/AG」~Koheiが話題のスパイクを履いてみた~

Koheiが「アディダス コパ19」発表イベントに潜入!
 サッカースパイクを紹介する「ゲキスパ~Koheiが話題のスパイクを履いてみた~」。「Kohei's BLOG」でおなじみのスパイクマイスターKohei氏が11月9日に情報解禁となった「アディダス COPA(コパ)19+ FG/AG」のローンチイベントに潜入!

Koheiプロフィール:
日本初のスパイクマイスター。日本全国の部活プレイヤーがサッカースパイク選びの参考にする「Kohei's BLOG」の運営者。これまでに1000足以上のスパイクを着用し、その最新情報や機能性を独自の視点で紹介している。国内でも有数のスパイク目利き力を持ち、プレイヤーの生の足を見れば、その人にマッチするスパイクが何かを見抜くことができる。身長180cm、体重72kg。ポジションはFW、ときどきMF。中学、高校、大学とサッカー部に所属し、現在も社会人チームでプレー。

初ゴールから4戦連発なるか…南野「チームの勝利が最優先」

初ゴールから3戦連発中のMF南野拓実
 記録にはこだわらない。森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)で代表初ゴールを決めた日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)は10月12日のパナマ戦(○3-0)、同16日のウルグアイ戦(○4-3)と3戦連発中。16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)では国際Aマッチ初得点から4試合連続ゴールの記録が懸かっている。

 報道陣からの質問で新監督の初陣から4戦連発となれば釜本邦茂氏に並ぶことについて聞かれ、「個人的にはあまり気にしていない。何よりもチームの勝利が最優先なので」と応じた23歳は「その中でゴールでチームに貢献できれば一番」と、チームのためにプレーした結果、ゴールはあとから付いてくるとの考えを示した。

 MF中島翔哉、MF堂安律の両サイドとともに2列目の“若手三銃士”が脚光を浴びている。中でも南野は森保ジャパン3試合で計4ゴールと、トップ下で圧倒的な存在感を示しているが、自身は「がっつりトップ下というより、もう少しゴールに近いほうが自分は生きると思っている」と、FW大迫勇也と縦関係の2トップという意識でプレーしているようだ。

「ビルドアップで相手の間に顔を出したり、裏に飛び出して相手のラインを下げたり、ゴールに向かう姿勢を見せていければ」。チームを助けるプレーを意識する背番号9は「攻撃の選手なので、ゴールやアシストでチームに貢献できる選手になっていきたい」と貪欲に話した。

(取材・文 西山紘平)

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「相手の戦術をつぶせる選手に」堂安律、成長した姿でリベンジマッチへ

ベネズエラとの“リベンジマッチ”に臨むMF堂安律
「相手の戦術をつぶせる選手になりたい」。キリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)を翌日に控えた15日、日本代表MF堂安律が意気込みを述べた。因縁ある相手指揮官は「相手がどう来ても柔軟に戦えるのが特長」と自チームの組織力を誇っていたが、オランダでもまれてきた個人能力でそれを上回っていく構えだ。

 対戦相手のベネズエラは昨年5月、U-20日本代表として出場したU-20W杯の決勝トーナメント1回戦で敗れた相手。世代別代表を兼任するラファエル・ドゥダメル監督をはじめ、DFナウエル・フェラレシ、MFジャンヘル・エレラ、FWセルヒオ・コルドバら当時の選手たちもA代表入りを果たしており、堂安も「リベンジという思いはある」と語っていた。

 悔しさばかりが残ったU-20W杯の直後、堂安はアカデミー時代から過ごしたG大阪を離れ、オランダ・フローニンゲンに移籍。結果にこだわってプレーし、1年目から公式戦10得点を記録した。「相手を意識しすぎず、9割は自分のことに集中しているし、そのマインドでやろうとしている。そっちのほうが良かったのでそうした」。自分なりのやり方で成長してきた自負はある。

 森保一監督は就任以来、選手たちに「チームのコンセプトでプレーすること」と「それぞれが持つスペシャルなものを出すこと」を求めてきており、堂安がフォーカスするのも同様のバランスだ。「ある程度攻撃は自由にやらせてもらっているし、戦術のことは忘れず、自分の良さを出していこうと思っている」。

 バイタルエリアでのボールタッチ、ゴール前への勢いあるランニング、フィジカルを生かしたポストワークなど、様々な武器を持つレフティだが、最大の強みは“目の前の相手に勝つ”こと。「まずはベースとして球際、1対1で負けないこと。対策されても1人をはがせれば、相手の戦術を破壊できる」。あの悔しさから1年半、大きくなった20歳が成長の跡を見せつける。

(取材・文 竹内達也)

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日本で“得点王”も経験、元バルサDFが神戸加入で合意か…移籍金は1億2800万円

バルセロナ時代のMFアンドレス・イニエスタとDFアドリアーノ・コレイア
 かつてバルセロナでプレーしたベシクタシュの元ブラジル代表DFアドリアーノ・コレイア(34)が、ヴィッセル神戸への加入で合意に達したようだ。『CNNトルコ』など現地の複数メディアが伝えている。

 報道によると加入時期はJリーグのシーズン終了後。アドリアーノは2016年夏に加入したベシクタシュと3年契約を結んでおり、神戸が支払う移籍金は100万ユーロ(約1億2800万円)とみられる。

 アドリアーノは母国ブラジルのコリチーバで2002年にプロデビューし、2005年冬にスペインのセビージャへ。2010年夏にはバルセロナに移籍し、今夏から神戸に加入したMFアンドレス・イニエスタともプレーした。

 バルセロナ時代には日本で開催されたクラブW杯に2度出場。2011年大会ではFWリオネル・メッシと並ぶ大会最多2ゴールで優勝に貢献するなど、高い攻撃力やユーティリティー性が持ち味だ。現在所属するベシクタシュでは公式戦94試合に出場し、4ゴール9アシストを記録している。

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日本で“得点王”も経験、元バルサDFが神戸加入で合意か…移籍金は1億2800万円

バルセロナ時代のMFアンドレス・イニエスタとDFアドリアーノ・コレイア
 かつてバルセロナでプレーしたベシクタシュの元ブラジル代表DFアドリアーノ・コレイア(34)が、ヴィッセル神戸への加入で合意に達したようだ。『CNNトルコ』など現地の複数メディアが伝えている。

 報道によると加入時期はJリーグのシーズン終了後。アドリアーノは2016年夏に加入したベシクタシュと3年契約を結んでおり、神戸が支払う移籍金は100万ユーロ(約1億2800万円)とみられる。

 アドリアーノは母国ブラジルのコリチーバで2002年にプロデビューし、2005年冬にスペインのセビージャへ。2010年夏にはバルセロナに移籍し、今夏から神戸に加入したMFアンドレス・イニエスタともプレーした。

 バルセロナ時代には日本で開催されたクラブW杯に2度出場。2011年大会ではFWリオネル・メッシと並ぶ大会最多2ゴールで優勝に貢献するなど、高い攻撃力やユーティリティー性が持ち味だ。現在所属するベシクタシュでは公式戦94試合に出場し、4ゴール9アシストを記録している。

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“若手”を引っ張る自覚も…遠藤航「年齢的には中堅」

ベネズエラ戦に向けて調整するMF遠藤航
 アジアカップに向けた仕上げの2連戦。その最初の試合である16日のベネズエラ戦(大分)を前に、日本代表MF遠藤航(シントトロイデン)が意気込みを語った。

「コンディションは問題ない。アジアカップに向けてやることが大事。ここまでやってきた中で、勝ってはいるが修正するところは修正したい」

 日本代表はロシアW杯後に各ポジションで世代交代が一気に進み、森保ジャパン発足後も合宿を重ねるごとにメンバーは徐々に刷新されている。その中で遠藤は継続して名を連ね、指揮官のファーストチョイスとして9月11日のコスタリカ戦(○3-0)、10月16日のウルグアイ戦(○4-3)でフル出場してきた。

 連勝している中で躍動ぶりが目立つMF中島翔哉、MF南野拓実、MF堂安律については「僕と同世代というより下の世代」と言う。中島、南野は同じリオデジャネイロ五輪世代だが、学年的には遠藤のも2つ下。「若い世代がA代表で活躍できているのは良いことだと思う。僕も年齢的には中堅になってきているので、チャレンジするところはしながら、若い世代を引っ張っていきたい」と意欲的だ。

 ただ、今回は、選手個々の良さを出すことに注力してきた9月、10月シリーズと比べれば、公式戦をイメージする「勝ち点3」のための試合になることが予想される。「チームとして継続していくところはしていくが、勢いだけではなく、ゲーム展開に応じてバランスを見ながら戦いたい」(遠藤)と語るのは、アジアカップを見据えているからだ。

 最終ラインにはシントトロイデンの同僚であるDF冨安健洋が入る可能性が高く、遠藤と冨安の2人が同時にピッチに立つとすれば代表では初。冨安は「ベルギーのほうが中盤はよりマンツーマン気味にやるので、そういう違いがあるが、(遠藤は)向こうでもバランスを取りながらやってくれるので助かっている」と信頼を寄せている。

「ベルギーでボランチをやっているので、こっちに来てスムーズに入ることができる」と言葉も滑らかな遠藤。中堅として若手を引っ張りながら、森保ジャパンでの地位固めを確実に進めたい。

(取材・文 矢内由美子)

●アジアカップ2019特設ページ

慢心なき中島翔哉、ウルグアイ戦は「良いプレーをしたとは思っていない」

ベネズエラ戦に向けて意気込みを語ったMF中島翔哉
 9月のコスタリカ戦、10月のウルグアイ戦と、キリンチャレンジカップ2試合で鮮烈なパフォーマンスを披露してきた日本代表MF中島翔哉だが、ウルグアイ戦では「個人的にはそこまで良いプレーをしたとは思っていない」と厳しい評価。16日に迎えるベネズエラ戦では「もっと良いプレーができればと思っています」とさらなる活躍を誓った。

 森保ジャパンの発足以降、背番号10を任されている中島の原動力は「楽しむこと」。この日も翌日の一戦への意気込みを問われて「明日の試合が楽しみ」と目を輝かせた。欧州組特有の移動疲れも「基本的に好きなことをやっていれば疲れない」と問題にせず。「サッカーはスポーツなので楽しむもの。そこを大事にしたい」と述べた。

 だが、ピッチ上のパフォーマンスに甘さはない。「コミュニケーションが取れているし、回数を重ねるごとに良くなっている」というMF南野拓実、MF堂安律との2列目トリオは相手に脅威を与え、これまで安定した結果を残してきたが、ウルグアイ戦のパフォーマンスには満足せず。「明日はもっと改善してやっていきたい」と意気込んでいた。

(取材・文 竹内達也)

●アジアカップ2019特設ページ

ポグバが退団説を否定「マンUはホーム」「ユベントスは“ホリデー”」

MFポール・ポグバがユベントス復帰を否定
 MFポール・ポグバがマンチェスター・ユナイテッドを「ホーム」と呼び、ユベントス復帰の噂を否定した。

 ポグバは2009年にユナイテッドのアカデミーに加入したが、ファーストチームで成果を出すことはできず、2012年8月にユベントスへ移籍。チームの中心選手として活躍し、2016年8月に当時サッカー史上最高額の8900万ポンド(約130億円)でユナイテッドに帰還した。

 ただ、ここ最近はジョゼ・モウリーニョ監督との対立から、ユナイテッドを退団するのではないかと言われており、移籍先として有力だったのがユベントスだ。しかし『ESPN』によると、ポグバはユベントスでの日々について「あれは“ホリデー”のようなものだった」と表現している。
 
「ユナイテッドに戻ってきたとき、これまでないような最高の感覚に包まれたんだ」と『インサイド・ユナイテッド』に語ったポグバは次のように続けた。

「僕はいつもユナイテッドでプレーすることを夢みていたし、たくさん試合に出てゴールしたいと思っていた。あの頃からは何も変わってないよ。チームや監督は変わったかもしれないけど、その他の部分でクラブは変わってない」

 フランス代表MFは「僕はホームに戻ってきたんだ。また離れたいとは決して思わない。あれはホリデーのようなものだった。素晴らしい気持ちでホームに帰ったんだ」とユナイテッド愛を強調し、ユベントス復帰を否定した。

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課題克服へ今できることは?麻也「精神論になるけど…」

DF吉田麻也はセットプレーの守備を課題に挙げる
 準備期間は少なくても言い訳はできない。日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)を翌日に控え、「セットプレーは前回の試合だけでなく、この1年ぐらいずっとやられている。セットプレーからの失点はなくさないといけない」と表情を引き締めた。

 初陣から無傷の3連勝を飾っている森保ジャパンだが、10月16日のウルグアイ戦(○4-3)では3失点。MF南野拓実、MF中島翔哉、MF堂安律ら若き攻撃陣の活躍にスポットライトが当たる一方、守備陣としては看過できない数字だった。

 単純なミスからの失点もあったウルグアイ戦だが、キャプテンが問題視するのは1-0の前半28分に喫したFKからの1失点目。「前回は集まって初めての選手も多くて、セットプレー以外にプライオリティーを置いていたこともあって、(セットプレーの確認に)あまり時間を取れなかった」とはいうものの、ロシアW杯でも本大会前の強化試合からセットプレー絡みの失点が続いた。

「セットプレーには時間をかけないといけない。一番できるのはアジアカップに入る前かなと思うけど、試合はある。そこはすり合わせないといけない」。課題克服は簡単ではないが、今できることもある。「あとは絶対に失点しないというメンタル。精神論になるけど、そこは絶対に大事。明日からそういう部分を築き上げていきたい」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

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「本業はサッカーなので」“半端ないって”ブームを受け入れる大迫、その姿はピッチで示す

「半端ない」に言及したFW大迫勇也
 キリンチャレンジカップのベネズエラ戦を翌日に控えた15日、日本代表FW大迫勇也がこの合宿でペン記者に初めて口を開いた。「あまり話すことはないが、まずはピッチの中。それを見て判断してもらえれば。親善試合はプレッシャーがないので、うまく自分にプレッシャーをかけつつ……ということを考えている」と静かに意気込んだ。

 ロシアW杯主力組の大迫は9月合宿のメンバーには選ばれず、10月合宿からの合流。1試合目のパナマ戦で試運転を完了すると、2試合目のウルグアイ戦では9月の主力組と同時に先発し、“2列目トリオ”を形成したMF中島翔哉、MF堂安律、MF南野拓実と上々の連携を披露した。

 この3人には“NMD”“新ビッグ3”という呼称も出てくるほどの注目が集まるが、最前線を担う大迫はそうした向きに疑問を呈する。「やっている中でうまくできているけど、3人だけじゃなく、ボランチの選手と最終ラインの選手との連携も大事。3人とどう…という考えは、いまのところ全くない」と強調した。

 それは来年1月のアジアカップを見据えた見解だ。「アジアカップは試合数が多いし、23人全員の力が必要になる。みんなで戦わないといけないし、しっかりとおのおのが良い競争をできれば一番良い」。3人の立場も安泰ではないことを示すと「中盤にはたくさんの選手がいるし、特に日本にはそのポジションに良い選手がいる。全員で競争したい」とさらなるサバイバルを歓迎した。

 取材の最後には、大迫を指す代名詞として定着した「半端ないって」が流行語大賞の候補になったことを問われ、「僕が発信した言葉じゃないので何とも言い難いけど、サッカーに興味ない人もサッカーの話題に触れられるのでうれしいことではあるんじゃないですか」と冷静に受け入れている様子。「本業はサッカーなので」と語ったストライカーは、ピッチ上で“半端ない”姿で表現するつもりだ。

(取材・文 竹内達也)

●アジアカップ2019特設ページ

FC今治オーナー岡田武史の告白(下)「今治で取り組む壮大な実験」

熱弁は1時間半以上に及んだ
 まさに断腸の思いでした。J3にあがるには、まずJFLで4位以内に入らないといけない。FC今治は昨季6位に終わり、今年は何としても4位以内に入りたかった。しかし6月下旬、8位に低迷していました。当時私はW杯の仕事の関係でロシアにいましたが、日本代表の2試合目を終えた後、一時帰国し、監督(吉武博文氏)を解任しました。監督は「一緒にチームを強くしよう」と私が連れてきた人間です。それでも心を鬼にしました。彼との友情を大切にするあまり、全社員とその家族を路頭に迷わすわけにはいかないからです。
 
 私はFC今治のオーナーに就任した当初、企業理念として「心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する」ことを掲げ、チームのビジョンとして「10年後にJ1優勝」を掲げました。勝つだけでなく、選手を育てるプロセスにこだわりを持っています。

 2014年のブラジルW杯が終わった後、ある有名なスペイン人コーチに出会いました。通訳を通して彼と話をする中で、「スペインには『プレーモデル』というサッカーの『型』があるけど、日本にはないのか?」と聞かれました。
 サッカーには作戦タイムがなく、瞬時に攻守が入れ替わります。試合がはじまったら、選手が「自己判断」しなければいけない。だから指導者も一方的に教え込むのではなく「判断させなければいけない」と長年言われてきた。それなのに、欧州の雄ともいえるスペインに『型』があるという。それは型にはめる『型』ではなく、『共通認識の原則集』のようなものでした。それを16歳までに落とし込んで、あとは自由にするのだそうです。
 日本では子供のときは自由を重んじられ、16歳になった高校生からチーム戦術を教えられる。でもスペインでは全く逆でした。「だから日本人は自分で判断できないんだ。驚くような発想ができないんだ」と、今までの疑問がパーンと晴れた気がしました。

 武道には「守」「破」「離」という言葉があります。師匠の教えを忠実に「守」り、他の教えの良いところも取り入れて師匠の教えを「破」り、新しいものを確立して師匠から「離」れる。サッカーにもそういうことがあっていいのではと考え、日本が世界に勝つための「岡田メソッド」を確立しようと考えました。


 「岡田メソッド」は「How To」ではなく、あくまでも原則集です。たとえば「サポート」というプレーひとつにも、原則が4種類ある。そういった原則集を16歳までに落とし込み、原則をもとに選手が自由に発想するチームを作りたい。FC今治から魅力ある選手に育てば、全国から、そして世界から人が集まってくる。コスモポリタンの活気ある街にしたい、という夢に近づくと考えています。

 選手育成のメソッドは常に更新しても、チーム作りで大切にしていることは変わりません。それは土台となるモラルを作ることです。私は長年、監督を経験から「勝負の神は細部に宿る」という哲学を大切にしています。
 2006年ドイツW杯に出場したジーコ監督の率いた日本代表は当時、「歴代最強」と期待されていました。W杯直前、ドイツ代表との親善試合で、勝つのではないかという引き分けを演じたほどです。でもW杯本番では予選敗退に終わってしまった。第1戦のオーストラリア戦で1点リードしながら、残り6分間で立て続けに3点奪われた。1-1の同点にされた後、相手のエース・ケーヒル選手がペナルティエリアやや外側からシュートを打つ瞬間、「ここなら点は入らない」と考えたのか、相手に体を寄せずにその場で中途半端に足をあげた選手がいた。あのとき、もしスライディングできていれば、歴史は変わっていたんです。

 ですから私は細かいことにうるさいです。横浜F・マリノスの監督になった2003年、練習初日にフィジカルコーチが練習場の4隅ににコーンを置いて選手に走らせました。すると3分の2の選手がコーンの少し内側を走り、まじめに走っている選手が少し馬鹿にされていた。
私が「コーチはコーンの外走れ、って言わなかったか?」と選手に話すと、1か月後には誰もコーンの内側を走らなくなった。時折、練習生が来て同じ練習をしてコーンの内側を走ると、その選手が馬鹿にされていました。それがモラルです。モラルをきっちりしたチームを作らないと、その上にどんな立派なビルを建てても勝てません。
(※横浜F・マリノスは2003年から2年続けて年間王者に輝いた)

FC今治の選手と一緒にこの瞬間を味わいたい

 FC今治ではこれまで同様、モラルの上に6つのフィロソフィーを作りました。
①ENJOY(サッカーをはじめた頃の楽しさを忘れない)
②OUR TEAM(各選手が監督であり、主将のつもりでチームのことを考える)
③DO YOUR BEST
④CONCENTRATION(集中力)
⑤IMPROVE(常に前向きに進歩する努力をする)
⑥COMMUNICATION(お互いが認め合うために意思疎通をはかる)

 ⑤について踏み込んだ話をしますと、選手が成長するとき、右肩上がりの直線では絶対にあがらない。波を打ちながらあがるんです。それは、中田英寿中村俊輔香川真司長谷部誠本田圭佑、みんなそうでした。波が下を打ったときに、みんな同じことを言いに来ます。「以前、出来たことが、できないんです」。
 日本代表監督だった2009年6月、オランダ遠征のときに香川が私のところに尋ねてきました。
「以前、抜けたドリブルが抜けなくなったんです」。
 私はこう答えました。
「真司、みんなこうやって(波打ちながら)上がっていく、って言ったよな? より高いところに行くために一度、(膝を曲げる仕草をして)落ちているのに、なんでそんなに後ろ向きなんだ。昔のドリブルなんて極端な話、どうでもいい。お前はイニエスタみたいになりたい、と言っていたじゃないか」
 対照的に、本田の考え方やポジティブさはすごいと思います。彼の首はおそらく後ろに回らないでしょう(笑)。サッカー選手の素質としてはずば抜けてはいないかもしれませんが、あのポジティブさで世界のトップに行っているんです。

 ⑥で私が一番大切にしていることは、その選手の存在を認めてあげることです。これまで約23~26人ぐらいのチームをたくさん作ってきましたが、残念ながら、全員が仲良しのチームは1回もなかった。A君とB君がウマが合わない。C君とD君がそりがあわない。それでもいいんです。A君に任せたら、絶対に止めてくれる。C君にパスを出したら、絶対に決めてくれる。そうやってお互いに認め合うこと。そして、自分もみんなに認めてもらう努力をすることが大事なのだと思います。サッカーに限らず、どの組織においても大切な心構えなのではないでしょうか。

(構成 林健太郎)

FC今治オーナー岡田武史の告白(上)「経営者は日本代表監督より苦しい」

広島経済大学から名誉博士号を贈呈された
 18日のJFL最終節に来季のJ3昇格を目指すFC今治の岡田武史オーナーは11月上旬、広島経済大学から名誉博士号を与えられた。その後、行われた岡田オーナーの特別講演会の内容を2度にわたってゲキサカ内にて公開する。

 小谷幸生学長から広島経済大学名誉博士号をいただき、誠にありがとうございます。大阪出身で東京の大学を出た私が「なぜ今治でオーナーをしているんだ?」「なぜ監督じゃないの?」とよく聞かれます。私の先輩が今治で会社をやっておられて約15年間、定期的に教育担当顧問として通っていた縁がきっかけです。オーナーは普通、お金を持っている人がやるものですが、私は持っていませんでしたので、お金集めをする代表取締役も兼務しました。したがって今、とても監督業をやる余裕はないんです。

 私は日本代表監督を2度やらせていただきましたが、プレッシャーは経営者をしている今の方が私には大変です。日本代表の監督は「重い鉛の塊を担いでいる」ようなもの。でも、経営者は「真綿でジワジワ首を絞められる」苦しさです。
監督は自分の思い通りの体制が整っていなかったらやめればいい。でも経営者はそうはいきません。今、私が辞めたら、社員やその家族が食べていけなくなる。このプレッシャーはものすごい。辞めるに辞められないんです。ですから、代表監督のときに夜中に夢を見ることはほとんどなかったのに、経営者になってから会社の貯金通帳がゼロになった夢を見て、ガバッと目が覚めることが多くなりました。

日本代表では窮地に立たされるほど、力を発揮した

 2014年11月にオーナーになった後、今治に家を借りて住み、街中を見てみました。それまであったはずの大手デパートがなくなり、しまなみ海道という素晴らしい橋ができたので、港からフェリーが出なくなった。近くの小さな島から出るように変わってしまったんです。仮にFC今治が強くなってもこのままだと立っている場所がなくなってしまう危機感を覚えました。

 では、サッカーを通してどうやったら今治が元気になれるか? そのひとつが弊社の事業の大きな柱のひとつである「今治モデル」を作ることでした。
 FC今治が大きくなるには、ウチのクラブだけが強くなればいいわけではない。少年団、中学生、高校生のサッカー選手が一緒になってひとつのピラミッドを作り、その頂点のFC今治が強くて面白いサッカーをする。ですから27ある少年団の指導者、12ある中学校の先生、6校ある高校の顧問の先生に全員に会って「みんなでひとつのピラミッドを作りましょう」と訴えました。選手には今いるチームでプレーしてもらい、そのかわりに無償で指導者を派遣する仕組みにしました。FC今治が強くて面白いサッカーをしたら、四国から、そして全国からも若者が集まる。日本のサッカーはまだアジアではリスペクトされているので、アジアからも来るでしょう。人口16万人の街を、何とかコスモポリタンの活気ある街にできないかと考えました。

 壮大な夢を描いても、地元の方には最初、受け入れていただけませんでした。オーナーになった当初はJ3の2つカテゴリーが下にあたる四国リーグにいて、専用スタジアムはありませんでした。試合のときだけ仮設シートを用意する2000人収容の運動公園だけでした。J3昇格条件にある観客動員の平均入場者数2000人を目標にしました。街中でビラをくばり、講演して回り、ありとあらゆることをして雨が降っても満員にしたかった。でもダメでした。2017年9月に5000人収容の「ありがとうサービス.夢スタジアム」で最初の試合をするまで、平均入場者数が1200人を割るほどでした。

 当時6人だった社員が毎晩のように会社に戻って必死に議論していました。ふと私は頭に浮かんだ疑問を、スタッフに投げかけました。
 「ここに来て2年になるけど、今治人の友達いるか?」 
 誰もいなかったんです。東京など外部から今治に来て、FC今治内のスタッフで話し合い、メシを食い、酒を飲んでいた。私たちが街に出ないといけなかったんです。
 そこで「残業は午後8時まで」「友達5人作らないと罰金」というルールを作る地道な活動からはじめました。今治は古くから野球の街なので、昔、子供たちに野外体験教育をさせたいと考えてサッカー教室をしても、集まらない。そこで元ヤクルト監督の古田さん(敦也)を呼んで野球教室をしてもらったこともあります。

 サッカー場に2000人来てくれたとしても、純粋にサッカーを見に来るのは200~300人ぐらい。ですからスタジアムに来たらワクワクしてもらい、そして新しい絆ができる催し物を提供したいと考えました。スタジアムの広い駐車場にステージを作り、クラブスポンサーである吉本興業のタレントさんに来てもらったり、フードコートを充実させたり、小さなワクワクをたくさん散りばめたフットボールパークを意識しています。

2016年11月、JFL昇格を決めた直後

その夢スタジアムの開幕戦は2017年9月10日。その前夜、監督時代には感じたことないぐらいドキドキしました。すると、開門3時間前に300人近くの人が並んで待ってくれた。結局、キャパオーバーの5241人の来場を記録し、シートが足りなくて、ピッチにパイプ椅子を置かなければならない状況になりました。

 弊社には、うれしいことがあるとスタッフが記入するネット上の「ハッピーノート」というものがあります。女性スタッフがこんなことが記していました。
「開幕戦のとき、ゴール裏で泣いている女性がいました。心配して『大丈夫ですか』と聞くと、『3年前、岡田さんがきたときは、みんなネガティブだった。どうせ、有名人が来て、チョッチョッとやって、(東京へ)帰るんだろ、と。私も否定的だった。でも3年後、こんな姿が今治で見られてうれしい』と言って泣いておられたんです」
 それを目にしただけで、今まで苦しかったことがすべてがふっとびました。去年の最終戦は、もうJリーグににあがれないことが決まっていたのに3000人のお客さんに来ていただいた。私は全員をお見送りさせていただきましたが、ほとんどの人が「楽しかったよ」「また来るよ」と言ってくださった。サッカーがわからなくても、来て楽しかったよと言っていただける場を作ろうという目標を達成できたような実感がありました。

 皆様にようやく認めていただけるようになったのは今年です。4年かかりました。だから何とか今年、J3に上がりたい。ただ、そういった感情的な側面だけが理由ではありません。「仏の顔も3度まで」ということわざがあるように、もしJリーグ昇格を今年逃したら、これまでご支援いただいたスポンサーが離れる危機感も経営者として感じています。そこで私はある思い切った決断をしました。(明日に続く)

(構成 林健太郎)

最下位フルハムの再建託されたラニエリ新監督「チームにとって最適なやり方は…」

最下位フルハムの立て直しを託されたクラウディオ・ラニエリ新監督
 低迷するフルハムの新監督に就任したクラウディオ・ラニエリ氏が「絶対に諦めない」と決意を語っている。英『BBC』が伝えた。

 プレミアリーグ第12節終了時点で勝ち点5にとどまり、最下位に沈むフルハム。14日にスラビシャ・ヨカノビッチ前監督を解任し、2015-16シーズンにレスター・シティをリーグ初制覇に導いたラニエリ氏を新指揮官として招聘した。

 ラニエリ新監督は「(解任された)ヨカノビッチは素晴らしい選手だったし、指揮官としても見事なスタートを切っていた。今季起きた出来事が信じられないよ。とてもクオリティーのあるチームだったから」と前体制をリスペクトしつつ、リーグ最多の31失点を喫している守備面を課題に挙げている。

「イタリア人監督としては、守備的なやり方がこのチームにとって最適だと見ている。守備に対する強いビジョンを持つことが重要だ。これはフルバックやGKだけの問題ではなく、チーム全体で取り組まなければならない」

 初陣はリーグ中断明けの24日にホームで行われる第13節サウサンプトン戦。イタリア人指揮官は「入念に準備することが重要になる」と話し、「ファンたちには私たちの後押しをしてほしい。ファンの力が必要なんだ。私たちは常にファンのサポートを必要としている。諦めることは絶対しない」とファン・サポーターにも共闘を呼びかけた。

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「訳あって時差投稿」流血で負傷退場の仙台MF椎橋が無事を報告

無事を報告した仙台MF椎橋慧也
 前節・広島戦(1-0)で負傷退場していたベガルタ仙台のMF椎橋慧也が15日、自身のツイッター(@icf83)を更新し、ファンに無事を報告した。

 仙台は10日に敵地で行われたJ1第32節で広島と対戦。椎橋は3枚の交代枠を使い切った直後の後半42分、空中戦で敵味方と交錯して顔面から流血し、そのまま担架で運び出された。その後、チームは10人での戦いを強いられながらも、1点のリードを守り抜いて完封勝利。6戦ぶりの白星を手にし、2試合を残してJ1残留を確定させた。

 怪我の状態が心配されていた椎橋だが、大事には至らなかったようだ。15日にツイッターを更新し、「やっとやっと勝てました アウェイで遠くの広島まで応援に来てくださりありがとうございます!訳あって時差投稿です。。。」と、ファンに“5日遅れ”で勝利を報告。負傷については「なんとか無事でした」と明かし、「残り2試合と天皇杯必ず勝ちましょう」と次戦以降に意気込みを示した。

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会見中、携帯が鳴った報道陣に…森保監督が絶妙な“切り返し”で笑い誘う

会見中に笑顔を見せる森保一監督
 静かな会見場に携帯電話の呼び出し音が鳴り響いた。16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦を翌日に控え、試合会場の大分スポーツ公園総合競技場で公式会見に臨んだ日本代表森保一監督。「合宿での手応えをどう感じているか」という質問に答えようとしたところ、最前列にいた報道陣のスマートフォンが鳴った。

 思わず苦笑いを浮かべた森保監督だったが、「どうぞ」と手を差し出して電話に出るよう促し、報道陣の笑いを誘った。「質問(の内容)が飛びそうになっているが……」と冗談交じりに口を開き、「選手たちがどういう姿勢を持って練習に臨んでくれるかを見ていたが、緩むことなく、これまでやってきたことをベースにしながらも、さらに上を目指そう、成長しようとやってくれている」と、選手たちの姿勢を評価した。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)を皮切りに10月12日のパナマ戦(○3-0)、同16日のウルグアイ戦(○4-3)と無傷の3連勝。それでも「過去の結果が11月のキリンチャレンジカップでも勝たせてくれるという保証にはならない」と言い切る指揮官は「選手たちも10月までは10月までとして、ベネズエラ戦でいい戦いをする、チャレンジする、トライするという姿勢を練習から見せてくれた。個の良さを出すところと、チームとしての戦いのクオリティーを上げていくところ。言葉で言うのは簡単だが、両方の部分をさらに積み上げていけるようにトライしてほしい」と要求した。

(取材・文 西山紘平)

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日本vsベネズエラ 試合前日の森保一監督会見要旨

公式会見に出席した森保一監督
 日本代表は15日、試合会場の大分スポーツ公園総合競技場で公式練習を行い、16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席した。

以下、森保一監督の会見要旨

森保一監督
―ベネズエラの印象は。ウルグアイ戦のメンバーがベースになるのか。
「ベネズエラの印象だが、監督がA代表もアンダー世代の代表も兼任してやられているので、非常に戦術の浸透がされているチームだなと思っている。個の力もあるチームで、何よりも規律が取れて、チームとして戦うことができるチームだと思う。まずは試合が始まってみないと、ケガ人等々の状況も踏まえて戦わないといけないので、どうなるか分からないが、一人でも多く、少しでも多くの選手にピッチに立ってもらう、プレーしてもらうという考えを持ってやりたい。明日のベネズエラ戦に関しては、今のところウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたいなと思う。今日の練習を見て、練習後には変わっているかもしれないが、今のところはそう思っている」

―今回の2試合で3バックを試す考えはあるか。
「ハッキリとした形で3バックということはないが、試合の流れの中でやっていくということで、スタートの時点ではこれまでやってきたことをやっていこうかなと思っている。あまり私の中で3バック、4バックで戦い方に違いがあるとは捉えていない。選手たちも試合中にビルドアップのときなど、状況に応じて自然と3バックをやってくれているので、選手たちが状況を見て、そういう形になればやっていくということで考えたい」

―合宿での手応えはどうか。
「今回のキャンプに臨むにあたって、選手たちがどういう姿勢を持って練習に臨んでくれるかということを見ていたが、9月、10月のキリンチャレンジカップの結果を踏まえて、緩むことなく、これまでやってきたことをベースにしながらも、さらに上を目指していこう、成長しようという姿勢を見せてくれた。9月、10月の戦いにおいてはそのときにおけるベストをトライしてくれたと思うし、結果としてはいい結果を得られたと思っているが、9月、10月の結果だけを考えて、過去にやった結果が11月のキリンチャレンジカップでも勝たせてくれるという保証にはならないし、選手たちも10月までは10月までとして、まずはベネズエラ戦でいい戦いをする、チャレンジする、トライする姿勢を練習から見せてくれた。個の良さを出すところと、チームでの戦いのクオリティーを上げていくところ。言葉で言うのは簡単だが、両方の部分をさらに積み上げていけるように選手にはトライしてほしい」

―南野、中島、堂安の3人がここまで存在感を見せてくれると思っていたか。
「思っていたかどうかは置いといて、彼らは非常に思い切ってプレーしてくれて、個の良さを出すだけでなく、連係連動のコンビネーション、チームとしての戦い方も考えてくれて、いいプレーをしてくれていると見ている。若いアタッカーの良さを経験ある選手たちが引き出そうと、チームとしてもいい形でベテランの選手が若い選手をサポートして、いいところを出させてあげていると見ているので、これを続けてやってほしいと思っている。若い選手だけでなく、アグレッシブに戦う姿勢はチームとしてやれていると思うので、明日、その次の試合でもその姿勢を持って戦ってほしい。ただ、アグレッシブにプレーすること、勢いを持ってプレーすることは非常に大切だが、試合の流れの中には相手のことを揺さぶったり、少し落ち着いて戦うとか、緩急を付けながらやっていく、選択肢を持ちながらやっていくことも大切なので、そこはアグレッシブな戦いとともに、いろんな選択肢を持って、相手が嫌がる攻撃をしてもらえたらなと思う」

―練習の中で途中で止めて指示する回数が増えたように見えたが。
「練習をストップして働きかける数の印象値は分からないが、私自身は自然な流れでやっている。あまり細かく言いすぎないようにはしているつもりなので、数としては印象にお任せします。チームとしてのコンセプトや戦い方の中で伝えなければいけないことは選手に伝えようとしているので、練習の中でストップして、フリーズして、選手に働きかけることは当然やっている」

―アジアカップでは相手が日本のいいところを消してくることも考えられるが。
「これまでのキリンチャレンジカップでは、相手のことはもちろん分析したうえで、自分たちの良さを出していこうとしてきた。それはこれからも変わらないが、アジアでの戦いと、アジア以外に出ていったときの戦い方の状況が変わるかもしれないことは選手も分かっていると思う。選択肢を持って戦う、相手がどう出てきても、我々に対策をしてきても、それに対応力を持って戦いに臨むことは選手に伝えている。相手が前からプレッシャーをかけてきたとしても、引いて守ったとしても、常に連係連動の意識を持ってプレーしていれば、そこは相手の出方を見ながら相手の嫌がる攻撃はできるのかなと思う。カウンターだけの練習とか、何か一つのことを練習するというのはやっていない。チームのコンセプトを浸透させることを基本的にやっているが、相手が対応してきても、そこで慌てることなく試合を進められるようにとは選手に働きかけている。今回の2試合は相手が我々に対してどういう戦い方で挑んでくるか分からないが、相手がどういう戦い方を仕掛けてきても選手が自信を持って臨めるように準備したい」

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

“兼任”同士の対戦へ…森保監督は2列目トリオに要求「相手が嫌がる攻撃を」

2列目トリオへの要求を述べた森保一監督
 16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(大分)は“兼任監督”同士の対戦だ。の森保一監督が今夏からA代表と五輪代表を兼ねているのに対し、ベネズエラのラファエル・ドゥダメル監督は2016年から同職を担ってきた、いわば先輩。森保監督は前日会見の場で「非常に戦術の浸透がされているチーム。個の力も非常にあるし、規律が取れている」と対戦相手を評価した。

 だが、これまで積み上げた3試合に自負はある。「9月、10月のキリンチャレンジ杯の結果を踏まえ、緩むことなく、これまでやってきたことをベースにしつつ、上を目指して成長しようという姿勢を見せてくれた」と3連勝にも慢心はなし。「個の良さを出すというところと、チームとしての攻撃を上げていくところ、両方を積み上げていけるようにトライしたい」と意気込んだ。

 ここまでの試合は、東京五輪世代を担うMF堂安律に加え、MF南野拓実、MF中島翔哉の2列目トリオが注目を浴びている。「彼らは非常に思い切ってプレーしてくれて、個の良さを出すところに加えて、連携・連動のコンビネーション、チームとしての良さを踏まえて良いプレーをしてくれている」(森保監督)。ベネズエラ戦での中心を担うとみられる3人に期待は隠さない。

 その一方、現状のパフォーマンスに満足している様子はない。鍵になるのは“対応力”。「アグレッシブにプレーすること、勢いを持ってプレーすることは非常に大事だが、相手のことを揺さぶること、緩急をつけていくこと、落ち着いてプレーすること、そういった選択肢を持つことが大事。相手が嫌がる攻撃をしてくれたら」と臨機応変なプレーを求めた。

 また、彼らの活躍の裏にはベテラン選手の支えも欠かせない。「経験のあるベテラン選手がサポートして、彼らの良いところを出してあげていると思っている。これを続けてやってほしい」。そう指摘した指揮官は「アグレッシブな戦う姿勢は若い選手だけでなく、チームとしてやれていると思う。次の試合でもその姿勢を持って戦ってほしい」と要求。一貫指導で戦術を積み上げてきた相手に対し、これまで強調してきた“世代間の融合”の成果を見せつける構えだ。

(取材・文 竹内達也)

●アジアカップ2019特設ページ

初陣から4連勝目指す森保監督「ウルグアイ戦のメンバーをベースに」

公式会見に臨む森保一監督
 日本代表は15日、試合会場の大分スポーツ公園総合競技場で公式練習を行い、16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席。初陣から無傷の4連勝が懸かる一戦に向け、「ウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたい」と、現時点での考えを明かした。

 初陣から3連勝を飾った10月16日のウルグアイ戦(○4-3)はMF南野拓実の2ゴールやMF堂安律の代表初ゴールなどでロシアW杯8強の強敵を撃破。森保監督はベネズエラ戦、20日のキルギス戦(豊田ス)の2試合で「少しでも多くの選手にピッチに立ってもらう、プレーしてもらうという考えを持ってやりたい」としながらも、「明日のベネズエラ戦に関しては、今のところウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたいなと思う。今日の練習を見て、練習後に変わっているかもしれないが、今のところはそう思っている」と明言した。

 合宿2日目の13日に行った7対7のミニゲームではFW大迫勇也、MF中島翔哉、MF柴崎岳、MF遠藤航、DF吉田麻也というウルグアイ戦の先発メンバーが同じチームを形成。そこにDF佐々木翔とDF冨安健洋も入っていた。この7人に同日は別調整だった南野、堂安、DF酒井宏樹が加わると見られ、ウルグアイ戦のスタメンからは肺気胸で離脱中のDF長友佑都のほか、DF三浦弦太がベンチに回り、佐々木、冨安に先発のチャンスがありそうだ。GKもGK東口順昭に代わってGK権田修一がゴールを守る可能性もある。

 広島監督時代の代名詞だった3バックをテストする可能性についても「スタートの時点ではこれまでやってきたこと(4バック)をやっていこうかなと思っている」と否定。「試合中に選手たちはビルドアップのときなど、自然と3バックをやってくれている。選手たちが状況を見て、そういう形になればやっていくということ」と、システムに固執するつもりはない。

(取材・文 西山紘平)

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佳境J1、第33節と第34節の民放追加中継が発表

札幌ドームでの最終節が北海道内で放送される
 Jリーグは15日、J1第33節および、第34節のテレビ放送の追加を発表した。第33節のサンフレッチェ広島名古屋グランパスをNHK BS1が放送。第34節の北海道コンサドーレ札幌対サンフレッチェ広島を北海道文化放送が中継する。

 またJ3第33節のFC琉球SC相模原の試合を、琉球放送が中継する。

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JリーグMVPの副賞は車!アウォーズ各賞の正賞、副賞が決定

最優秀選手にはレンジローバーヴェラールが贈られる
 Jリーグアウォーズで表彰される選手に贈られる正賞と副賞が発表になった。Jリーグアウォーズは12月18日に横浜アリーナで開催される。当日の模様は「DAZN」にて中継を予定している。

 最優秀選手賞(MVP)の副賞はランドローバーのレンジローバーヴェラールに決定。ちなみに昨年のMVPの副賞は「スペインのリゾート・アイランド  バルセロナ&イビサ島 ペアの旅」だった。昨年は川崎フロンターレのFW小林悠が受賞している。

▽最優秀選手賞
正賞 ブック型楯、賞金200万円
副賞 明治安田生命JリーグMVPトロフィー、レンジローバーヴェラール

▽ベストイレブン
正賞 ブック型楯 、賞金100万円
副賞 クリスタル・オーナメント、タグ・ホイヤー アクアレーサー カーボン キャリバー5

▽優秀選手賞
正賞 記念メダル(18K)

▽得点王
正賞 ブック型楯、賞金100万円
副賞 ミラーレスカメラ EOS Kiss M・ダブルズームキット、アディダス ゴールデンブーツ

▽ベストヤングプレーヤー賞
正賞 ブック型楯、賞金50万円
副賞 地域の魅力を知る旅行券50万円分

▽フェアプレー賞(高円宮杯)
正賞 高円宮杯

▽フェアプレー賞(J1)
正賞 ブック型楯、賞金500万円

▽フェアプレー賞(J2)
正賞 ブック型楯、賞金250万円

▽フェアプレー賞(J3)
正賞 ブック型楯、賞金100万円

▽フェアプレー個人賞
正賞 楯、賞金50万円

▽優勝監督賞(J1)
正賞 ブック型楯、賞金100万円
副賞  往復航空券付きグランヴィリオリゾート石垣島ヴィラガーデン4泊5日ペアご招待

▽優勝監督賞 (J2)
正賞 ブック型楯、賞金50万円

▽優勝監督賞 (J3)
正賞 ブック型楯、賞金20万円

▽優秀監督賞(J1)
正賞 楯、賞金50万円

▽優秀監督賞(J2)
正賞 楯、賞金25万円

▽優秀監督賞(J3)
正賞 楯、賞金10万円

▽最優秀主審賞
正賞 ブック型楯、海外研修旅行
副賞 バルキーンホイッスルトロフィー & スペシャルバルキーン

▽最優秀副審賞
正賞 ブック型楯、海外研修旅行
副賞 バルキーンホイッスルトロフィー & スペシャルバルキーン

▽最優秀育成クラブ賞
正賞 ブック型楯
副賞 「宮崎牛1頭分」と「宮崎県産きんかん・えびの産ひのひかり 」

▽最優秀ゴール賞
正賞 ブック型楯、賞金50万円
副賞 EA SPORTS FIFA19 ゲームソフト、ゲーム機本体、 4Kテレビ

▽功労選手賞
正賞 ブック型楯、記念品

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分野研究家

少しでも費用を安くするためには文字数を少なくし、小さいチーム名をワンポイントとすることもある。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム
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ベネズエラ代表来日メンバー発表、チケット完売

ベネズエラ代表の来日メンバーが発表になった
 16日に日本代表がキリンチャレンジカップで対戦するベネズエラ代表の来日メンバーが発表になった。試合は大分スポーツ公園総合競技場で19時30分キックオフ。

 またチケットの完売も発表。当日券の販売はない。日本代表は20日の豊田スタジアムでキルギス代表と対戦するが、こちらのチケットも完売している。両試合ともTBS系で全国生中継される。

▽GK
22 ラファエル・ロモ(アポエル・ニコシア /CYP)
1 ウイルケル・ファリニェス(ミジョナリオス FC/COL)

▽DF
18 ベルナルド・アニョル(カラカスFC)
16 ロベルト・ロサレス(エスパニョール/ESP)
4 ジョン・チャンセジョル(アンジ・マハチカラ/RUS)
3 ジョルダン・オソリオ(ビトリア・ギマラエス/POR)
14 ルイス・マゴ(カラボボFC)
20 ロナルド・エルナンデス(スターベク IF/NOR)
6 ナウエル・フェラレシ(ペララダジローナ B/ESP)

▽MF
8 トマス・リンコン(トリノ/ITA)
11 ルイス・ゴンサレス(アトレティコ・トリマ/COL)
7 ダルウィン・マチス(ウディネーゼ/ITA)
5 フニオル・モレノ(DCユナイテッド/USA)
19 アリストテジェス・ロメロ(FCクロトーネ)
15 ジョン・ムリジョ(CDトンデラ/POR)
10 ヘフェルソン・サバリノ(レアル・ソルトレーク/USA)
13 ジャンヘル・エレラ(ニューヨーク・シティー/USA)

▽FW
23 サロモン・ロンドン(ニューカッスル・ユナイテッド/ENG)
17 ホセフ・マルティネス(アトランタ・ユナイテッド/USA)
9 アンドレス・ポンセ(アンジ・マハチカラ/RUS)
21 セルヒオ・コルドバ(アウクスブルク/GER)

金沢・柳下監督続投「また監督をやれることをありがたく」

金沢・柳下監督続投「また監督をやれることをありがたく」
 ツエーゲン金沢は15日、柳下正明監督(58)の続投を発表した。同監督は17年より金沢を指揮。今季は残り1節となった現在、13勝13分15敗の16位だった。

 3季目に向かうにあたり柳下監督は「また監督をやれることをありがたく思っています。さらに成長して、もっと勝てるチームを作っていかなくてはいけないという責任感を感じています。来シーズンはホームで勝ち点3が取れるチーム作りをしていこうと思っています」とコメントした。

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鳥栖FWトーレスが横綱・白鵬とがっちり握手、「とても刺激を受けた」

FWフェルナンド・トーレスが横綱・白鵬と面会
 サガン鳥栖のFWフェルナンド・トーレスが14日に自身のインスタグラム(@fernandotorres)を更新し、大相撲の横綱・白鵬と面会したことを伝えている。

 トーレスは2ショット写真を掲載。トーレスが186㎝、白鵬は192㎝と、ともに恵まれた体格のトップアスリート同士ががっちりと握手をしている様子を伝えている。今回の面会について、「白鵬は史上最高の相撲レスラーといわれている。ランチに招待されてとても刺激を受けました」と説明。現在大相撲は九州場所が開催されており、その流れで豪華な2ショットが実現したとみられる。

 白鵬は現在骨折のために治療中。トーレスは「次の試合に出られないということですごく残念。友の回復を祈っている」とメッセージを添えている。残留争い中の鳥栖は現在リーグ戦15位で、24日にはホームで横浜FMと対戦する。

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山形、MF松岡亮輔との来季契約を更新せず…「背番号7を背負わせていただき感謝」

山形はMF松岡亮輔との来季契約を更新せず
 モンテディオ山形は15日、MF松岡亮輔(34)と来季の契約を更新しないことを発表した。

 松岡は2013シーズンから山形に加入し、翌シーズンにはリーグ戦に34試合出場した。今シーズンは15日時点でJ2で3試合出場、天皇杯で2試合出場となっていた。クラブ公式サイトを通じ、松岡は在籍した5年間の思いを吐露している。

「5年間在籍させていただいたモンテディオ山形を、今シーズンを持ちまして退団することになりました。チームの力になれず、本当に申し訳なく思っています」

「5年間を振り返ると、怪我で長期間の離脱やJ1昇格、J2降格など、個人としてもクラブとしても浮き沈みのあった時でした。そんな中、皆さまの変わらない前向きな声援が、僕たちへの後押しとなり、前へ歩ませて頂く力になりました。本当にありがとうございました」

「背番号7を背負わせていただいたことも感謝しています。背番号7の価値を十分に分かったつもりで着用を承諾しましたが、加入して歴代の選手達の素晴らしさを見聞きするたびに、身の引き締まる思いを更に感じました。この背番号には、自分一人だけが幸せになればいいのではなく、モンテディオに関わるすべての人達に影響を与え、幸せを分配しなくてはいけない。そんな責務があるのだと思うようになりました」

「2014年の天皇杯決勝では試合前の国歌斉唱で、身震いするほど気持ちが高揚したのを覚えています。あのときの気持ちを、もう一度体感出来るチャンスがまだあります。引き続き、皆さまのご声援を宜しくお願い致します」

 山形は12月16日、天皇杯準決勝で仙台と対戦する。

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イブラの古巣ミラン復帰が現実的に…最終結論は12月初旬か

FWズラタン・イブラヒモビッチが再び欧州に?
 LAギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのミラン行きが近づいている。イタリアの移籍専門サイト『カルチョメルカート』が伝えた。

 新天地をアメリカに選んだ37歳のスウェーデン人FWだが、その圧倒的な身体能力は衰えを見せず。今季リーグ戦では27試合出場の22得点7アシストという記録を残してみせた。また、12日にはMLS(メジャーリーグサッカー)の2018年新人賞にも選出されている。

 同メディアのファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ミランのオーナー会社「エリオット・マネジメント」が年俸400万ユーロ(約5億1420万円)でイブラヒモビッチの復帰にゴーサインを出しており、現在はイブラヒモビッチ側に決定権が委ねられているという。

 契約期間などはいまだ未定となっており、その部分も含めたすべての結論は12月初旬まで出ないとみられている。

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22年W杯ではダークホースに? 次期開催国カタール代表、FIFAランク8位スイス代表を撃破

2022年W杯の開催国となるカタールの代表メンバー ※写真は17年のもの
 カタール代表は14日、国際親善試合でスイス代表と対戦し、1-0で勝利。FIFAランキング96位の格下が8位の強豪を下してみせた。

 これまでW杯に出場したことがなく、2022年自国開催で念願の初出場となったカタール。一方、スイスは4大会連続出場で11回目の大会となったロシアW杯で決勝トーナメント1回戦進出まで果たしている。

 圧倒的な力の差がある対戦となったが、試合は0-0で前半を折り返す。後半になってもスコアは動かず迎えた後半42分、カタールはFWアクラム・アフィーフが相手の最終ラインを突破。飛び出した相手GKもシザーズで巧みにかわし、無人のゴールに流し込んで決勝点とした。

 試合は1-0でカタールが大金星。4年後に控えたW杯に向け、開催国が着々と経験を積み始めている。

「天と地ほどの差がある」…三好康児、よりこだわるようになった“結果”

U-21日本代表MF三好康児(札幌)
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]

 約2か月前に悔しい思いをした。9月1日に行われたアジア大会決勝。韓国と対戦したU-21日本代表は延長戦までもつれる死闘を演じながらも、1-2で敗れて優勝を逃した。キャプテンマークを託されていたMF三好康児(札幌)は、「この悔しさは次につなげるしかない」と新たな歩みを始めていた。

 ドバイカップ初戦ウズベキスタン戦ではスターティングメンバーに名を連ね、シャドーの位置に入った。前半こそPA内に侵入する回数は限られたものの、「後半は間で受けて、前を向いて前線につなげていくシーンができた」と振り返ったように三好自身だけでなく、チームとしてゴールに迫る場面を幾度となく生み出した。

 後半29分にはMF松本泰志(広島)の浮き球のパスに反応してPA内に侵入した三好が狙うもゴールマウスを捉え切れず。さらに同33分にはMF中山雄太(柏)のパスを受けたMF岩崎悠人(京都)のシュートが相手GKに弾かれると、ゴール前に詰めた三好が押し込んで勝ち越しとなるゴールが生まれたと思われたが、これはオフサイドの判定に取り消された。

 岩崎のシュートは相手GKに弾かれながらもゴールマウスに向かっており、三好も「いやー、あれ(僕が触れなくても)入ってましたね」と苦笑い。「こぼれ球に反応しようと思って詰めていた」からこそのプレーと言えたが、「もう少しギリギリまで判断して、我慢して触れずにいたらゴールにつながった。そうしたら勝てていたと思うと、そこは自分のせいだと思う」と悔しさを滲ませた。

 試合は2-2の引き分けに終わったことで、「良いプレーをするだけでなく、しっかりと結果に結び付けないといけない」と表情を引き締める。より、結果にこだわるようになったのは、アジア大会の経験があったからこそだ。韓国の選手たちが歓喜を爆発させる瞬間を目の当たりにして、「あそこまで行っても優勝できなかった。それは天と地ほどの差があると自分たちは経験している」と苦い思いをした。

 今大会は日本、ウズベキスタンの他にUAEとクウェートが参加。初戦は引き分けに終わって勝ち点1の獲得にとどまったが、「より、結果という部分にこだわらないといけない」ときっぱりと語ったように、残り2試合を2連勝で終えて大会の頂点を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

「天と地ほどの差がある」…三好康児、よりこだわるようになった“結果”

U-21日本代表MF三好康児(札幌)
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]

 約2か月前に悔しい思いをした。9月1日に行われたアジア大会決勝。韓国と対戦したU-21日本代表は延長戦までもつれる死闘を演じながらも、1-2で敗れて優勝を逃した。キャプテンマークを託されていたMF三好康児(札幌)は、「この悔しさは次につなげるしかない」と新たな歩みを始めていた。

 ドバイカップ初戦ウズベキスタン戦ではスターティングメンバーに名を連ね、シャドーの位置に入った。前半こそPA内に侵入する回数は限られたものの、「後半は間で受けて、前を向いて前線につなげていくシーンができた」と振り返ったように三好自身だけでなく、チームとしてゴールに迫る場面を幾度となく生み出した。

 後半29分にはMF松本泰志(広島)の浮き球のパスに反応してPA内に侵入した三好が狙うもゴールマウスを捉え切れず。さらに同33分にはMF中山雄太(柏)のパスを受けたMF岩崎悠人(京都)のシュートが相手GKに弾かれると、ゴール前に詰めた三好が押し込んで勝ち越しとなるゴールが生まれたと思われたが、これはオフサイドの判定に取り消された。

 岩崎のシュートは相手GKに弾かれながらもゴールマウスに向かっており、三好も「いやー、あれ(僕が触れなくても)入ってましたね」と苦笑い。「こぼれ球に反応しようと思って詰めていた」からこそのプレーと言えたが、「もう少しギリギリまで判断して、我慢して触れずにいたらゴールにつながった。そうしたら勝てていたと思うと、そこは自分のせいだと思う」と悔しさを滲ませた。

 試合は2-2の引き分けに終わったことで、「良いプレーをするだけでなく、しっかりと結果に結び付けないといけない」と表情を引き締める。より、結果にこだわるようになったのは、アジア大会の経験があったからこそだ。韓国の選手たちが歓喜を爆発させる瞬間を目の当たりにして、「あそこまで行っても優勝できなかった。それは天と地ほどの差があると自分たちは経験している」と苦い思いをした。

 今大会は日本、ウズベキスタンの他にUAEとクウェートが参加。初戦は引き分けに終わって勝ち点1の獲得にとどまったが、「より、結果という部分にこだわらないといけない」ときっぱりと語ったように、残り2試合を2連勝で終えて大会の頂点を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

ボランチ中山雄太が“ヤバい”と感じた場面…「もっともっとやらないといけない」

U-21日本代表MF中山雄太(柏)
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]

 不完全燃焼に終わった。U-21日本代表MF中山雄太(柏)は試合終了後の取材エリアで、そんな表情を見せていた。

 クラブではCBやSB、ボランチなど複数のポジションで起用されるが、U-21代表では5月のトゥーロン国際大会に続いて中盤の底を任された。準備期間が短い中でボランチをこなす難しさはあるだろうし、本人も「時間を重ねれば重ねるほど良いとは思う」と答えつつ、「やっぱり、どこでやってもポンと入れるようにしないといけない」と続けた。

 攻撃時には「時間が経つにつれてボールに触る回数、縦パスを供給することが増えた」が、「そこを前半から出せれば良かった」と悔しさを滲ませる。そして、守備時には高い位置でのセカンドボール争いで後手に回る場面もあり、ベンチの横内昭展監督代行から「そこだぞ!」との声が飛んだ。本人も「ああいうシーンは、自分でもヤバいとは思っている」と唇を噛んだ。

「そこは自分の課題でもある。久しぶりにボランチで海外の選手と対戦すると、ああいったところで差も出てくる。次からももっといけるような工夫や準備をしっかりやっていきたい。ボランチとしてもっともっとやれると思うし、もっとやらないといけない」

 相手にボールが渡ればカウンターの危機にさらされるが、球際での勝負に勝って高い位置でボールを奪うことができれば、相手ゴールまでの距離は短くなり、チャンスに直結する可能性は高まる。「僕の前に前線の3枚がいるので、そこで取れたらカウンターにもつなげられる。アジア大会の韓国戦はそういうところでチャンスが作れればと思っていたし、何個かそういうシーンもあったので、日本もそういうシーンがオプションとしてあれば。自分たちがボールを持っていないくても、相手のボールになっていてもチャンスが作れるというものが描ければなと思った」。イメージは十分にある。あとは実践するだけだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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分野研究家

キックイン。ボールがタッチラインを超えたときにおこなう。ボールが外に出たタッチライン上よりボールを蹴ってプレーを再開する。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム
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SNSが話題の破天荒DFメンディ…今度は米大統領にメッセージ

話題に事欠かないフランス代表DFバンジャミン・メンディ
 マンチェスター・シティに所属するフランス代表DFバンジャマン・メンディがアメリカ大統領にエールを送っている。

 その実力もさることながら、その奔放な性格によりプライベートにも注目が集まる24歳のフランス人DF。UEFAネーションズリーグに向けたフランス代表メンバーには一度招集されたものの、怪我のために参加見送りとなっていた。

 クラブ公式サイトはメンディの怪我の具合に言及し、14日夜に左膝の手術を行ったことを発表。メンディは昨季に右膝の前十字靭帯を負傷していた。

 メンディが注目を集めるもうひとつの理由が、高い更新率を誇る自身のツイッター(@benmendy23)だ。14日、アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏のツイッター(@realDonaldTrump)が「再び偉大なフランスを!」とコメントすると、メンディは「心配するな、兄弟」と返信。続けてフランス大統領のエマニュエル・マクロン氏を引き合いに出し、「彼のことは任せろ。心配するな」と見栄を切ってみせた。

森保監督に謝罪!? 横内監督代行「僕が本当にダメで申し訳ない」

ウズベキスタンと2-2で引き分けたU-21日本代表
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]

 A代表とU-21日本代表を兼任する森保一監督は現在、キリンチャレンジ杯に臨むA代表を指揮するため、日本にいる。代わってUAEで開催されるドバイカップに出場するU-21代表の指揮を執るのが横内昭展監督代行だ。

 初戦で対戦するウズベキスタンは昨年12月のM-150杯でPK戦の末に敗れ、今年1月のAFC U-23選手権では0-4の完敗を喫した相手。両大会にウズベキスタンはU-23チームが参加していたが、ドバイカップには同じ年代のU-21チームが出場してきた。しかし、「やっぱり良いチーム」と横内監督代行が振り返ったように、序盤から相手に主導権を渡してしまう。

 球際で強さを発揮する相手に中盤でボールを奪われると、守から攻への素早い切り替えから繰り出すカウンターでゴールに迫られた。前半17分、同29分に喫した失点は日本のボールロストから速攻を食らってネットを揺らされたもの。「前半は球際の部分で上回られてしまった。ボールを奪ってからの速い攻撃を予測していたが、それが予想していたよりも、選手の体感としては相手の速さがあったのかもしれない」(横内監督代行)。

 しかし、先制後にはDF藤谷壮(神戸)のクロスからFW{小川航基がネットを揺らし、勝ち越しを許した後には小川がPKを沈めて2-2で前半を折り返す。そして、上回られた部分が明確だったからこそ、「球際で何とかなれば自分たちのボールにできると思った。奪われた瞬間にズルズル下がるのではなく、奪われた瞬間に誰か行く。行くときと行かないときのメリハリの部分は話した」と指示を出して選手を送り出した。

 その言葉を体現するように選手は激しく戦った。ボールを奪われれば誰かが相手ボールホルダーに体を寄せて自由を奪い、簡単に突破を許そうものならベンチから「そこだぞ!激しく行け!」と横内監督代行の激しい声が飛ぶ。高い位置で相手攻撃をストップするなど、徐々に流れを引き寄せた日本は後半20分過ぎから幾度となくゴールに迫ったものの、勝ち越しゴールは生まれずに2-2のまま試合終了を迎えた。

「森保監督にはどのように報告を?」と問われた横内監督代行は「すいませんって。僕が本当にダメで申し訳ないですって。監督が来ていてら、あれは勝っていたと報告させてもらいます」と苦笑しつつ、後半中盤以降の猛攻で得点が奪えなかったことを反省。

 中2日で迎える第2戦クウェート戦に向けて「トレーニングの時間はそんなに持てない。いろいろと駆使しながら選手に伝えて、選手に理解してもらう。第2戦は絶対に落とせない」と意気込む。限られた時間の中で最善の準備を進めて白星を収め、森保監督に良い報告をしたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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「触った」「いや、触ってない」…“疑惑のゴール”も小川航基がU-21代表初得点!!

U-21日本代表FW小川航基(磐田)
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]

 この年代のエースと呼ばれてきた男に、ついに初ゴールが生まれた。“疑惑のゴール”後、PKのチャンスでキッカーを務めたU-21日本代表FW小川航基(磐田)は、右足から放ったシュートがネットを揺らしたことを確認すると、小さくガッツポーズをした。

 最前線に入った小川にチャンスが巡ってきたのは、1点のリードを許して迎えた前半17分だった。右サイドからDF藤谷壮(神戸)が送ったクロスがゴールマウスへと向かってくる。ゴール前に飛び込んだ小川は「触ったんですけどね。触りましたよ(笑)」と試合後に振り返り、藤谷が「得点直後に『(小川が)多分触っていない…』と言っていたので譲ってもらいたい」と明かしていたが、小川が触れたと判断されたボールはゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻した。このゴールが小川にとって、U-21代表初ゴールとなった。

 前半29分には再びウズベキスタンにリードを奪われたものの、同45分に再び小川に好機が訪れる。PA内の藤谷が相手選手のファウルを誘ってPKを獲得。すぐさまボールを拾った小川がペナルティースポットへと向かうと、右足のシュートできっちりとゴールを陥れて同点ゴールを記録した。

「自分的には満足できないような得点数だったので。もっともっと取りたかったし、もっともっとやれると思う。残り2試合あるのでしっかりやっていきたい」

 代表のユニフォームを着て試合に出れば点を取る――。絶大な信頼を寄せられていた小川だったが、昨年5月のU-20W杯グループリーグ第2戦南アフリカ戦で負傷。検査を受けた結果、左前十字靭帯断裂および左ヒザ半月板損傷と診断されると、その後クラブから全治6か月であることが発表された。

 約10か月後に公式戦復帰を果たし、今年5月のトゥーロン国際大会では森保一監督が率いるU-21代表に初招集。「コンディション的にも難しいところがあって苦労した」と本領を発揮するには至らなかったものの、現在は「コツコツと試合を重ねて、コンディション的なところも自信がある」と胸を張る。今大会の残り2試合でもネットを揺らし、アピールを成功させたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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誰かわかる…?あのベルギー代表MFがトレードマークをバッサリ!

MFマルアン・フェライニがトレードマークをバッサリ
 マンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表MFマルアン・フェライニ(30)が新しいヘアースタイルを公開した。

 フェライニは14日、自身のツイッター(@Fellaini)を更新し、トレードマークのアフロヘアーをカットしたことを報告した。「#birthdaytomorrow」とタグ付けし、自らの誕生日を記念したものだとコメント。「新たな年、新たなルックス」と心機一転を図ったことを明かしている。

 194㎝の身長にトレードマークのアフロヘアーを持つフェライニはロシアW杯でも存在感を発揮。決勝トーナメント1回戦では日本代表と対戦し、1-2で迎えた後半29分にはその巨大な頭からのヘディングシュートで同点弾を叩き込んだ。

●プレミアリーグ2018-19特集

FW小川航基がヤング森保J初弾…U-21代表、2度追い付く粘り見せるも勝ち越せず

U-21日本代表はウズベキスタンとドロー
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]

 U-21日本代表は14日、UAEで行われているドバイカップ第1戦でウズベキスタンと対戦。前半14分に先制を許しながらも同17分にFW小川航基(磐田)の得点で試合を振り出しに戻し、同29分に勝ち越しを許しながらも同45分に再び小川の得点で追い付いて2-2で引き分けた。第2戦は17日にクウェートと対戦する。

 日本は3-4-2-1のシステムを採用。GKに小島亨介(早稲田大)、最終ラインは右からDF大南拓磨(磐田)、DF立田悠悟(清水)、DF板倉滉(仙台)、ボランチにMF松本泰志(広島)、MF中山雄太(柏)、右アウトサイドにMF藤谷壮(神戸)、左にMFMF杉岡大暉(湘南)を配置し、シャドーにMF三好康児(札幌)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)、1トップに小川を並べた。

 試合開始早々に訪れた危機を小島の好セーブでしのいだ日本だったが、同14分に左サイドから崩されると、一度は小島がシュートをストップしたものの、こぼれ球を押し込まれて先制を許してしまう。しかし同17分、右サイドを突破した藤谷のクロスが直接ゴールマウスに向かうと、飛び込んだ小川が触れてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。この得点は小川にとってU-21日本代表での初得点となった。

 逆転を狙う日本は前半27分、左サイドからドリブルで運んだ伊藤達、三好とつないだボールから最後はPA内の小川が狙うも、シュートはGKの守備範囲に飛んでしまう。すると同29分、中盤で立田がボールロストしてカウンターを浴びると、最後はミドルシュートから得点を許して再びウズベキスタンにリードを奪われてしまう。だが同44分、藤谷がPA内で相手選手のファウルを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めた小川がきっちりと沈めてスコアを2-2とした。

 前半45分には負傷した藤谷に代わってMF長沼洋一(岐阜)がピッチへと送り込まれ、2-2のまま迎えた後半16分には足をつった伊藤達に代わってMF岩崎悠人(京都)が投入される。

 ここから逆転を狙う日本が幾度となくゴールを脅かす。同21分には最終ラインの立田のロングフィードから最終ライン裏に抜け出した岩崎が狙うもゴール左に外れ、同29分には松本の浮き球のパスに反応した三好が狙うもゴールマウスを捉え切れず。さらに同33分には中山のラストパスから放った岩崎のシュートが相手GKに弾かれながらもゴールマウスに向かい、最後は三好が押し込んだが、これはオフサイドの判定に取り消されてしまった。

 その後も日本に3点目こそ生まれなかったものの、好セーブを連発した小島を中心とした守備陣がウズベキスタン攻撃をはね返し続け、試合は2-2のまま終了を迎えた。

(取材・文 折戸岳彦)
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[11月15日 今日のバースデー]

Japan
DF小林祐三(鳥栖、1985)*1対1の強さとスピードを生かした攻撃参加が持ち味のDF。17年に加入した。
FW山本大貴(松本、1991)*運動量と裏に抜ける動きが武器のFW。シャドー起用でも効果的な働きができる。

World
FWパウロ・ディバラ(ユベントス、1993、アルゼンチン)*万能ストライカー。スピード感溢れるタイミング良い飛び出し、精度抜群のシュートが武器。

Former
DFウリ・シュティーリケ(元R・マドリーほか、1954、ドイツ)*W杯史上初めてPK戦で失敗した元ドイツ代表。元韓国代表監督。
FWパトリック・エムボマ(元G大阪ほか、1970、カメルーン)*G大阪で「浪速の黒豹」と呼ばれ活躍した元カメルーン代表。
DFヨン・ヘイティンハ(元アヤックスほか、1983、オランダ)*ユーティリティ性が高いDF。16年2月に現役引退を表明した。

Others
内田康夫(作家、1934)
三宅正治(アナウンサー、1962)
津田大介(ジャーナリスト、1973)
谷井一郎(エレキコミック:芸人、1974)
平井理央(アナウンサー、1982)
谷澤恵里香(元アイドリング!!!:アイドル、1990)
峯岸みなみ(AKB48:アイドル、1992)
渡辺香生子(水泳、1996)